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休眠に入ってしまったクロユリ(黒百合)ですが、枯れた茎を取り除いてみると、球根が露出しているではありませんか。このままでは夏場の乾燥に耐えられそうにないことを考慮して、時期としては甚だよろしくないのを承知の上で、球根の掘り上げと植え直しを強行することにしました。 円内が掘り上げた球根で、後列左2個が露出していたため日光を浴びて緑色に変色しています。一昨年購入した時点では球根は3個だったので、取り敢えずファミリーは増加傾向を辿っていることがはっきりしました。後列3個は問題はなさそうですが、前列の2個はサイズがやや小ぶりで、来年花を付けるかどうかは微妙です。 植え替えるに当たって、同じ5.5号陶鉢ですが、尻の絞りがやや緩いものを選択しました。僅かの差ですが、用土の量が増えることや、釉薬のかかり具合がしっかりしているので、乾燥には幾分強くなるかも・・などと期待しています。下がAfter画像ですが、時期外れの植替えのストレスから1日も早く立ち直るよう祈るばかりです。
2013年06月30日
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アポイギキョウの絞り咲き1号が開花しました。後方で横顔を見せているのは純白の普通の花で、両者は1本の花茎に付いています。花の大きさは5.5cmほどで、一般的なディスプレーならほぼ原寸大で表示されるかと思います。どんよりした曇り空の下での撮影なので、発色はかなり乱調ぎみですが、容姿端麗という点ではなかなかの出来栄えです(贔屓の引き倒し?)。 ここ数年、色違いや絞り咲きの出現頻度は上昇傾向が見られます。加えて例年より1号の出現が早かった、という点を都合よく考え合わせて、今年はこの手の変わり花がたくさん見られるような気がします。 あ・・、いや、見られたらいいな ^^;
2013年06月29日
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今年も作落ちに近い出来栄えだったカタクリ(片栗)ですが、プランタのサイズは45×30×25cmとかなり大きめのものを選択していました。この野草の球根が地中深くもぐり込む特性があり、好きなだけ自由に潜らせようという親心(?)が導いた結果でした。これが裏目に出て、台風の接近などで緊急避難させる場合、その重量で腰を痛めそうになることも少なくありませんでした。今回は保護者の腰を守ることを主な目的に、少しだけ小型のプランタに植え替えることにしました。 新しいプランタは30×30×25cm、物流用途などに使用されるものです。底に水抜き穴を開け、用土が漏れないようネットを貼り付けています。上画像の円内は掘り上げた球根で、昨年植え替えた時より個数で4割ほど減ってしまいました。大きく重い分、細かな養生ができなかったことで、休眠中の夏場に乾燥や温度上昇で枯死したのかもしれません。原因はさておいて、プランタの面積も3割ほど減るので、密度は同程度ということになります。用土は昨年植付け時に混ぜ込んだ腐葉土がちょうどいい具合に分解したところなので、そのまま使うことにして、新居に移したのが下画像です。これで潅水直後でたっぷり水を含んでも、何とか持ち上げられる重量になりました。
2013年06月28日
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早々の吉兆です。1週間前に1番花が開花したばかりのアポイギキョウ2番花に、紫の絞り模様が出ました。もしかすると今年は絞り咲きや、白と紫の乱れ咲き(注:ここでは1つの茎に色違いの花が付く状態を指します)の発生確率が高まるかも・・などと、早々と捕らぬタヌキの皮算用が始まりました。いやはやお恥ずかしい話で・・・ そもそもこの品種は「絞り咲き」という謳い文句に釣られて種子を購入したものでした。種蒔きから2年目には初花を見ましたが、初年度は白花ばかりで、少なからず落胆したものです。2年目には白花に混じって紫花が咲くようになり、更に3年目になって初めて絞り咲きが実現しました。ただ、こうした変わり花の発生頻度は初期は微々たるものでした。年を重ねるに連れて頻度は高まる傾向が見られましたが、昨年までは白花が2-30輪咲き進んだ頃、やっと顔を見せる・・といった程度でした。それが今年は2輪目でこれです。保護者の期待は膨らむ一方で、いささか暴走ぎみです。
2013年06月27日
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エゾスカシユリ(蝦夷透百合)がどうやら受粉していたようで、種子が日毎に膨らんでいます。右隅に写っているのはその辺が上手く運ばず、立ち枯れてしまった雌シベの残骸です。今年初めて花を付けた品種なので、経験則を当てはめて将来を予測することはできませんが、このまま成長すればもしかすると発芽可能な成熟した種子が採れるかもしれません。 この頃は実生で7年、8年待ってやっと花が見られる・・というような息の長い仕事を敬遠しています。そのため小庭に咲く山野草も、折角種子を結んでもそれを採取することは殆どありません。このエゾスカシユリについては、行動パターンを若干変えて、種蒔きしてみる気になり掛けています。無事に成熟するかどうか分かりませんが、無用なストレスを避けるためにも、予定していた路地への植替えは種子が採取できるまで延期です。
2013年06月26日
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中国産や園芸種と比べて遅れていた、一般種のシュンラン(春蘭)にも新子が顔を見せました(○印)。画像のポットの株は老化が甚だしく、4個のバルブのうち2個は葉っぱを全て失って、枯れるのを待つだけの状態になっています。当然後継者を再生産する能力は残っていません。壮年期の株は2芽だけになっていたので、今回の新子2芽で従来の勢力を回復する見込みが立ちました。まずはメデタシ!というところです。 この春には多数の花芽を立ち上げ、長い間花を楽しむことができました。その時点では株立ちの規模が大きくなり過ぎたきらいがあったため、花後2つに株分けしていました。分割したもう一方にも1芽の新子が確認できました。問題は枯れるのを待つだけの老化バルブを抱えた画像のポットで、この春植え替えたばかりというのに、花芽が顔を出す9月までに再度植替えが必要になりかけています。時期は適当とは言えませんが、新子がある程度伸びて安定した頃に実行することにします。
2013年06月25日
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夏休眠型の草花の殿(しんがり)として、クロユリ(黒百合)が眠りに就きました。早春に花を楽しませてくれたスプリング・エフェメラルと総称される草花は既に深い眠りの中にあり、不毛の花鉢は日の差さないバックヤードに引っ越してしまいました。いずれはこのクロユリもその仲間に加わる予定ですが、それに先立って少し健康診断をしておこうと考えています。 これまでクロユリを球根で購入し栽培して来て、1回目の花を見た後は球根の地力が衰退してしまい、2年目に開花させることはできませんでした。画像の固体に関しては、こうした実績に照らすと奇跡的なことですが、2年目の今年、初年度を上回る花を付けました。3年目にも同じように多数の花を咲かせられるかどうか、園芸愛好家としてのスキルが試されている訳ですが、この固体がそれに応えられるスタミナを保持しているかどうか、様子を見ておかなくてはいけません。合わせて4号の陶鉢で足りるかどうか、用土に疲労はないかなどを確認した上で必要な処置を講じた後バックヤード送り・・という段取りで進めることになります。
2013年06月24日
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カシポオキナグサ(樫保翁草)の続報(その2)です。このところの湿度の高い天候に守られて、日ごとに逞しさを増しています。現在、本葉は4枚目まで出揃いました。発芽時点では根元付近の茎の太さは0.5mmほどしかありませんでしたが、現在は2mmほどになりました。とは言え、まだまだ自立できるスタミナは備わってないので、親の丸抱えの庇護が欠かせません。 2番手で発芽した弟分は現在2枚目の本葉が出たところで、ゴマ粒ほどの3枚目が出番を待っている段階です。更に、嬉しいことに3番手の発芽が確認できました、こちらはまだ2枚葉だけですが、梅雨明けまでには本葉が2-3枚まで出揃って、猛暑にも耐えられるスタミナを備えることだろうと期待しています。
2013年06月23日
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古い画像で恐縮ですが、上は2月末に開花したコシノコバイモ(越ノ小貝母)の様子です。本来なら地上5~10cmで釣鐘型の花弁を水平、若しくはやや下向きに咲く筈なのですが、地表に晒し首を置いたような格好で開花してしまいました。花そのものは、色も形も至って標準的な仕上がり具合で、これと言った欠陥はありせん。ただただ、花の位置だけが問題でした。 なぜこんな不恰好な咲き方になったか、あれやこれやと理由を考えてみました。決定的なことは分かりませんが、球根の位置が深すぎて花芽が伸びて地表に到達するのに時間がかかり過ぎ、その間にツボミが成長してしまうのでは?・・という仮説を立ててみました。で、時期としては芳しくありませんが、この際一度球根を掘り出して、ついでに植え替えてしまおう・・ということで作業を強行してしまいました。 下画像が球根の様子(before)ですが、用土表面から2.8cmの位置に球根が埋まっていました。パチンコ玉ぐらいの球根にしてはやや深過ぎのような気がします。で、新しい用土を用意して、球根の頭が1.3~1.5cmになるように慎重に植え直しました。因みにコシノコバイモは2鉢に2株保有しており、もう一方も掘り出して、上記の鉢に合わせて植え付けました。球根の身になってみれば、こんな時期に転居させられて余計なストレスになったかと思いますが、何とか機嫌を直して、来年には容姿端麗な姿を取り戻して貰いたいものです。
2013年06月22日
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シュンラン(春蘭)に本格的な新子の季節がやって来ました。画像はオレンジ花の「天紅香」という品種ですが、この株では今年一気に6芽の新子が顔を出しました。いやー、期待を裏切る(?)大豊作です。 画像で白い○印を付したのがその新子で、裏側にも同じように3芽確認できます。4号(12cm)ポットで一気に株立ちが倍増の勢いで、かなり窮屈な住環境になりそうです。今から株分けする訳にもいかないだろうし、さりとて秋の手入れの時期・9月から10月には花芽が姿を見せ始める・・といった事情があって、株分けは10ヶ月も先のことになりそうです。いやはや、グータラ園芸家らしいノンビリとした話です。
2013年06月21日
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原種ユリ、リリウム・ダビディーが開花しました。一時は小さな花壇を席巻しそうな勢いだったのですが、流石に旺盛な繁殖力も樹木の勢いには勝てず、敗退の道に追い込まれてしまい、今年はこの1輪だけに終わりそうです。 昨年までほぼ同じ場所にフヨウを植えていました。それが2mを大きく上回る高さに繁茂し、原種ユリは日陰の身となってしまいました。それまで分球で仲間を増やしていたユリも、この”日陰攻撃”は応えたようで、一時は10数株確認できたものが、今年は消え入りそうなひ弱な株が4-5株確認できるだけです。フヨウは完全に駆除することにしたのですが、ひこばえがソロリと立ち上がっており、元に戻そうとしています。このひこばえを1芽残らず駆除し続ければ、いずれは絶滅につながる筈なのですが、長期戦は覚悟しなくてはなりません。こうして日差しを確保してやりさえすれば、ユリは元の勢いを取り戻すことだろうと思います。何はともあれ、「原種」と名の付く品種の全滅は回避しなくてはなりません。
2013年06月20日
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アポイギキョウ(アポイ桔梗)が開花しました。と言っても今の時点で花やツボミを付けているのはこの花茎だけで、他に開花に向けて準備を始めたものはまだありません。どうやら本隊に先行して偵察行動に当たる斥候役か露払いのクジを引き当ててしまったのかもしれません。 この品種は北海道アポイ岳で発見された変異種とのことで、1本の茎に白花と紫花が咲くことも珍しくありません。稀にですが、白花に1筋か2筋紫の筋が入ったり、花の半分が白、半分が紫に分かれることもあります。今回開花したものは、花弁が4枚の非標準花(?)でしたが、この程度のアクシデントは1番花ではよくあることです。上の画像で花の下や後方で待機中のツボミは5弁になっており、2番手以降では確実に標準花に戻る見込みです。何はともあれ、白だ、紫だ・・という、刺激的な開花風景が7月後半まで続くことになります。
2013年06月19日
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コシキジマシライトソウ(甑島白糸草)が満開期を迎えました。昨年は花穂は1本だけ、それもクネクネと曲ってしまって、出来栄えはお世辞にも「容姿端麗」とは言えないものでした。今年は花穂は倍増し、しかもスラリとして欠点らしいところはありません。わが子ながら、なかなかの別嬪に育ってくれました。 昨年秋の手入れで株分けしていましたが、そちらは未成熟だったためか、今年は花を付けませんでした。もう1年待てば花を付けられる状態になるだろう・・ということで、アクシデントさえなければ来年はもう一段賑やかな花見ができることと思います。因みに分割した苗は、現在別々の鉢に植え付けているのですが、この秋には1つの鉢に寄せ植えの形に戻して、花穂が林立する様子を楽しむことにします。
2013年06月18日
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ずっと前から憧れて(?)いた、和歌山県有田川町の蘭島(あらぎじま)の棚田(日本の棚田百選の1つ)を見物して来ました。アユ釣りのメッカとして知られた有田川沿いに国道を遡り・・・という予定で出掛けたのですが、有田ICの少し手前で発生した事故で渋滞していため、1つ前海南ICで降りて山越えの迂回路を選択したのですが、結果的に時間の節約になったかどうかは自信がありません。何はともあれ現場・清水地区には無事到着、川が大きく蛇行したところにその棚田はドーンと異彩を放っていました。 扇形に区割りされた水田は田植えが終わったところで、水と緑が美しく映えています。対岸の展望所には、観客は最初は私一人で、貸切状態で自由に行動できました。30分ほど経った頃に、入れ替わるように1人、また1人と観客が訪れるようになりましたが、この日に関しては至ってのんびりと行動できました。因みに、展望所の近くに車を止めることはできない(注:身障者用駐車場が1台分だけ設けられています)ため、現場から200mほど手前の公民館の駐車場を利用させて戴きました。 この先、この地には何度か通うことになりそうです。取り敢えず今想定しているのは、(1)穂が出始める前、(2)稲穂が色付いた頃、(3)取入れが終わった頃・・などですが、ここの外に「一見の価値あり」の丸山千枚田(三重県)もあり、そちらにも食指が伸びそうになっています ^^。
2013年06月17日
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カキラン(柿蘭)が開花しました。派手な配色のものが多いランの仲間の中では、かなり地味で渋い色使いの花です。一昨日まで自動潅水の泣き所(=散水の谷間)でグッタリしていたのですが、手動の水遣りと、この地方が梅雨入りして19日目にして初めて降った雨に助けられて、少しだけ元気を取り戻しました。いずれの花も、何となく半開き状態で止まっていますが、天気とスタミナが回復すれば全開状態になるのではないかと思います。 先にも触れたように、雨の中での撮影になってしまいました。2年前黒部源流域徘徊の際、雨中の撮影を強行してレンズの駆動部が動かなくなったことを思い出し、少々ビビリながらの撮影になってしまいました。今のところ不具合は出ていませんが、問題は2週間ほど経って出るものなのでまだ安心はできません。
2013年06月16日
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ウチョウラン(羽蝶蘭)3番手も開花しました。この固体が唇弁の模様が一番細やかで、私のお気に入りの一つです。後を追い掛けてツボミを膨らませていた4番手は、先週末頃何者かに花茎を食い千切られて、1年の頑張りを棒に振ってしまいました。そんな訳でこの3番手が今年のウチョウランの最終走者ということになってしまいました。 この固体に付いたツボミは合わせて7個、分球適齢期といってもよさそうです。無事に夏越しできれば、来年は2芽に増えるに違いない、いや増えたらいいな・・などと、捕らぬタヌキを妄想しているのですが、目論見通りコトが運ぶかどうか・・・
2013年06月15日
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ウチョウラン(羽蝶蘭)2番手が開花しました。と言っても、実際に開花したのは一昨日のことでしたが、同じ日に名水行脚があってそちらを先行して取り上げたので、本件は1日遅れになってしまいました。因みに一昨日の様子はコチラの通りですが、半開きだった側弁が1日経って全開になってしまいました。この花茎には開花済のものも含めて9輪のツボミが付いています。これらが少しずつ日をずらして開花し、10日ほど目を楽しませてくれそうです。余談ですが、ツボミの数がこれくらいの規模になると、分球の適齢期(?)なのですが、さて、どんな結果に落ち着くことか・・・
2013年06月14日
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2ヶ月ぶりに名水行脚に出掛けて来ました。今回の行き先は、兵庫県多可町奥荒田の「松ヶ井の水」です。現場に立てられた案内看板によると、この湧水は西暦1500年代初頭の記録に、「播磨十水」として登場する由緒ある湧水らしいのですが、土砂崩落か何かで源泉が失われていました。それが近年治山工事で再発見され、地元自治体により整備されて今日に至っています。 県道8号高坂トンネルの手前約1.5km地点から、林道のような狭い道に入りますが、これは整備される前の旧道のようです。舗装はされているとはいえ、すれ違いも困難な狭い道を1.7kmほど進んだところに、普通車なら10台ほど止められる駐車場があります。湧水地の近くには車を置けるスペースはないので、ここに車を置いて250mほどを徒歩で進みます。湧水現場は林道から高度差10mほど下がったところにあります。そこに降る歩道は階段になっているので、この部分30mほどはキャスターなど運搬具は使えません。取水口は1箇所だけで、湧出量はさほど多くはありませんが、試飲してみると冷たくて後味スッキリの美味しい水でした。難点は崖の上からの土砂の流入によるものか、何となく埃っぽい印象が拭えないところがあります。近くには「水質は変化するので、生水は飲まない」旨の看板が立てられており、整備はしたものの絶対的な自信はなさそうです。しかしそんなことにはお構いなく、2リットルPETボトル6本を汲み取って帰りました。 近年の自然水、湧水ブームに伴い、利用者の便宜を図るため県道8号沿線に「新松ヶ井の水」として、広い駐車場と清潔感満点の採水場が整備されていますが、水脈は別のものだそうです。因みに元々の水源の座標は 東経134度51分17.5秒 北緯35度05分36.9秒でした(携帯GPSの値)。湧水に興味をお持ちで、国土地理院の「ウォッ!地図」(など・・・)が利用可能な方は、一度場所をご確認ください。
2013年06月13日
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路地もののネジバナ(捩花)が咲き始めました。芝生に根を下ろしたものですが、まだ花芽も発生していないプランタものを尻目に早々と開花です。予想外のことですが、路地もの1番花は白花でした。とは言いながら、時間が経つと赤みを帯びて来るものもあるので、今の段階では大袈裟にはしゃぐのはやめておきます。 5坪あるかないかの半端な芝生ですが、隅々まで点検してみると合わせて4株のネジバナが見つかりました。多分プランタで栽培しているものが起源だろうとは思いますが、全て家主の思惑の外で自然に芽吹いたものです。うち3株は今年花を咲かせる気満々(?)で、花芽を立ち上げています。公園などの芝生の一角で、この花(普通は赤花ですが・・・)が高密度に生えているのを見掛けたことがありますが、我が家もそうなって欲しいものです。副作用として、芝刈りは甚だ面倒になりますが、その点はネジバナサポーターとして我慢する覚悟はあります。
2013年06月12日
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ウチョウラン(羽蝶蘭)が咲き始めました。取り敢えず昨日中に開花したのは1輪だけですが、一両日中には画像後方のツボミや、他の品種も続々と開花しそうな段階に入っています。特段の稀少品を保有している訳ではありませんが、向う2週間ほどは入れ替わり立ち代わりで咲き続けて、ささやかな楽しみをもたらしてくれそうです。 とは言え、この子たちが満開状態になったとしても、庭やベランダが華やぐほどのものではありません。草丈はせいぜい10cmから15cmで、どんなに咲き揃っても賑わうのは当該ポットの上だけの話・・というのが現実で、2mも離れると存在にも気付かないかもしれません。寂しい話になってしまいましたが、保護者としては精一杯ポットに通って、熱視線を送ってやろうと思います。
2013年06月11日
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ホタルブクロ(蛍袋)が咲き進んできました。このところ大袈裟にいうと千成瓢箪状態で、常時20~30輪が顔を揃えて咲いています。いやー、なかなかの壮観です ^^。 豊穣な有機質の養分の助けもあって、草丈は90cmに達する勢いで、他の草花とは頭1つ、いや2つ(?)相当は抜けており、よく目立ちます。これといってきれいな花ではありませんが、子供の頃遊んだことを重ね合わせての懐古趣味で招き入れたものです。ただ、”増え過ぎ”の現実は覆い難く、花後に1/3~1/4に頭数(株数)を縮小するつもりです。リストラ対象となる株の一部は、近くの草むらに移植してやろう・・などと、またまた良からぬことを企んでいます。区役所のお役人に知れたら、こってり油を絞られるかもしれません。
2013年06月10日
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重弁ヤマシャクヤク(Paeonia rochii )が正常に受粉したようで、種子が日々膨らみを増しています。大きさは一般的なモニターなら、上の画像でほぼ実物大といったところです。 といってもこの種子、この先無事に成熟したとしても、種蒔きまでフォローしてやれるかどうかは、ちと微妙です。何しろ種蒔きから花を咲かせるまで7~8年もかかる相手であり、育て抜くだけの時間が保護者に残っているかどうか自信がありません。せいぜい花壇の一角にスペースを確保してやるぐらいがフォーローの限界で、後はこの子達の生命力に任せることになりそうです。
2013年06月09日
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この頃「行きつけの○○」というCMがよく流れています。画像はその「行きつけの草むら」に隣接した側溝の、コンクリートとアスファルトの僅かな隙間に根を下ろした雑草に咲いた花です。この頃の草地は白系の花が多数派を占める中で、直径1.5cmほどの鮮やかなピンクに白い斑点を散らしたものが、やたらに目立ちました。草丈は周囲の雑草どもと背比べをするかのように目一杯背伸びしたためか、60cmほどもあります。早速画像はGETしたものの、ナデシコの仲間らしいことは分かりましたが、正式名前は皆目見当がつきません。で、困った時の行きつけの”名前を教えて!”掲示板に尋ねてみました。 いくつか不手際があって、画像を貼らずに投稿したり・・・という、お粗末な失敗はありましたが、訂正後15分ほどで回答を頂戴しました。名称は「ノハラナデシコ(野原撫子)」でした。自宅の花壇でも栽培してみたいような艶やかな容姿ではありますが、僅かなアスファルトの隙間でも繁茂して行ける生命力を見ると、肥料タップリの花壇に籍を置こうものなら、短期間に他を脅かす存在になりそうです。そんな訳で、お輿入れは遠慮願って、逢いたくなったらこちらから足を運ぶことにしました。
2013年06月08日
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コシキジマシライトソウ(甑島白糸草)が咲き始めました。現在四分咲きといったところですが、週明け頃には満開になるのではないかと思います。画面左に葉っぱの先っぽだけが写っていますが、この先に花穂がもう1芽控えています。そちらは少し遅れていて、まだ二分咲きといったところです。両者合わせて、来週一杯が見頃になりそうです。 ツボミの時には、個々の花は一見パンチパーマのように固く巻き込まれています。こんな状態で自然に解れて花になるのか・・と思わせる造りですが、そこは上手くしたもので、淡い緑だったツボミが白く変わり、膨らみを増すに従い器用に花弁を解して来ました。機材が整っていれば、この変化の様子を連続画像に収めてみたいところですが、今の我が家の保有機材ではどうにもなりません。次のシーズンまでに必要な機材のリサーチを進め、コスト面で折り合うようならトライしてみようと思います。
2013年06月07日
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ホウチャクソウ(宝鐸草)の「肩紅花」が種子を結んだようです。ピーマンのような形の果包が日々大きさを増しており、受粉に成功したことは間違いなさそうです。現在の大きさは直径5mm、長さ8mmほどで、例を上げれば大豆粒に近いサイズです。このような果包が2つ成長しつつあります。我が家ではユリ科の草花が種子を結んだ例はなく、この先これが発芽可能なところまで成熟するかどうか、大注目です。 さて、これが順調に成熟を続けたとして、それをどう活かすかは慎重な考慮が必要です。種子を蒔いて1年か2年で開花するものなら育ててもいいのですが、5年、6年といった長丁場になるようなら放棄せざるを得ません。この点に関するWeb記事にはなかなか行き着けないのですが、種子が成熟するまでかなりの時間がかかりそうなので、もう少し調べてみようと思います。
2013年06月06日
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ウチョウラン(羽蝶蘭)のツボミが大きく膨らみ、開花が近付いて来たようです。あと4-5日といったところでしょうか。花付きも良好で、咲き揃えば賑やかな眺めが実現しそうです。 昨年2鉢増やして都合4鉢(品種)がツボミを膨らませつつあります。昨年リクルートしたものは、1芽か2芽と零細ですが、画像のように年季が入ったものは、分球するなどで株数が増えているのに加え、1株当りのツボミも多くなっています。自動潅水装置の導入が最も有効に働いた品種の一つで、1年後生存率は初期の60-70%から、最近は損失がなくなっただけでなく、むしろ増加する傾向が定着しつつあります。この品種の最大のメリットは、草丈が10cm前後で嵩張ることがなく、いくら増えても場所の心配が要らないという点です。
2013年06月05日
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ハマヒルガオ(浜昼顔)が3-4日前から咲き始めました。1番花から開花は確認していたのですが、概ね8時ごろに見回りで見付けた時点で既に花は萎びており、この期間に撮影する機会は得られませんでした。上の画像も朝8時の時点でかなりお疲れの様子が見られましたが、これを逃すと撮影のチャンスはいつになるか分からないので、強制的にお顔のシワを少し伸ばしてエイヤっと撮影してしまいました。 さて、問題はその開花時間がいつなのか、さっぱり見当が付かないところです。昨年までは午前中に開花し、昼過ぎまではシャキッとしていたものですが、今年に関してはそのセオリーが成り立っていません。この数日で確認できていることは (1) その日に開花したものが、朝8時には既に萎れている。 (2) 日中から夕方(7時)に開花したものはない。海岸などに自生しているものは、正午を挟む数時間は見頃なのですが、この固体は我が家にやって来て3年経ち、すっかり性格が変わってしまったようです。何とか日中にシャキッとした姿を取り戻させたいものですが、さてどうしたものか・・・・
2013年06月04日
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ホタルブクロ(蛍袋)が開花し始めました。開花初日には2輪が開花しただけでしたが、周回遅れで後を追うツボミが大量に控えており、近日中にプチ花壇を白く染めるように咲き揃うことになりそうです。品種的にはごく普通に山野で見られるもので、釣鐘型の花弁の外側は白ですが、内側には小さい紫の斑点を無数に散りばめています。 特段きれいな花ではありませんが、子供の頃この花にお尻の光る虫を閉じ込めて遊んだことを思い出して、2株か3株をこの場所に植えていました。それが僅か1年で10数倍に増えてしまい、他の生命力の貧弱な品種の脅威になってしまいました。花後大ナタをふるって、株数の縮小に取り掛かるつもりですが、削減対象の一部は近所の草むらに移植して、定着するかどうか様子を見てやろう・・などと、良からぬことを企んでいます。
2013年06月03日
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シモツケソウ(下野草)が満開期を迎えました。といっても、まだ開花していないものがかなり残っています。画像から読み取るのは難しそうですが、未開花の比率は10~15%といったところです。その一方で最初に開花したものは既に散り始めており、全体としては今が花のボリューム感は最も大きい・・と言っていいと思います。こんな高原状態が1週間程度持続します。開花後1~2日しか持たないことが多い夏の花の中では、長期間目を楽しませてくれる貴重な存在です。 難癖をつけるとすれば、例年と比べて草丈が幾分低いことです。昨秋、かなり乱暴な株分けを行ったことで、そのダメージ回復にスタミナが割かれてしまったのかもしれません。この点は1年程度でリカバリーできる性質のものなので、次のシーズンには標準的な景観を取り戻せる筈です。
2013年06月02日
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一昨日紹介したカシポオキナグサ(樫保翁草)の続報です。新顔No.2が顔を出しました。いささか大袈裟ですが、気分としては祝砲を上げたいところですが、長屋生活者としてはそうもいかないので、ささやかに祝杯で済ませてしまいました ^^。 さて本題の新顔ですが、冬の間の強風で用土がポットの風下側に吹き寄せられていたものを、均等に均そうとしていて気が付いたものです。ならば後に続くものはないか・・と、ついつい欲を出して見回してみましたがそれは空しい努力に終り、代わりに腐敗した種子の残骸が見つかっただけでした。そんな訳で、恐らく画像の固体が最終ランナーになりそうな雰囲気なので、ここで一旦〆ておくと、発芽率は僅かに2/9(22%)という低率にとどまりました。僅かに2芽で猛暑の夏を乗り切るのは大変そうですが、少しでも涼しい環境を探すなど、延命策の追求を続けて行くことにします。
2013年06月01日
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