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シコタンソウ(色丹草)が咲き始めました。朝一に確認した時には、開花したのは1輪だけでしたが、夕方には5輪ほどに増えていました。花の直径は1cmそこそこの小さなものですが、花弁に散らした独特の斑点の、外周部の赤から内側に向かって行くに従い黄色に変わるグラデーションがたまらない魅力です。この斑点は花弁の内側だけで、外側は白一色です。 先般ツボミを初めて見つけた時(4/11)にも紹介しましたが、この花は本州では主に南アルプスの高山帯に自生しています。花期は8月後半頃なので、4ヶ月ほど先行したことになります。これがこの固体にとって地の利を生かしたことになるか、ハンディを背負ったことになるのか正確なところは分かりませんが、いずれにしても長期の定着と増殖を試みるつもりです。
2013年04月30日
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また今年もやられちゃいました。これで4年連続の被害になったユキモチソウ(雪餅草)の仏炎苞です。この品種の生命線である、仏炎苞の背後に立ち上がる羽飾り状の突起部分が、強風で吹き千切られて何とも哀れな姿になってしまいました。一昨日の寒気の通過に伴う強風を避けて、ベランダの壁際に避難してあったのですが、風向きが悪かったのか何の効果もありませんでした。こうなると仏炎苞の観賞価値はゼロで、1年後のリベンジを期するしかありません。 屋外放置は勿論ダメ。ベランダの物陰に避難してもこの始末。・・ということは、残る手段は屋内に逃げるしかないことになってしまいますが、何分にも図体が大きいだけにできれば屋内に持ち込みたくはない・・というのが本音です。あ~ア(溜息)
2013年04月29日
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イカリソウ(錨草)の3番手、「楊貴妃」が開花しました。昨年より5日遅れの開花ですが、まあ、この程度は誤差の範囲と言っていいでしょう。ツボミの量が昨年より幾分少なめである点が少し気になります。今年は緩効性の化成肥料を少し増量することにします。 この花に関しては、上のように花弁や距の形に注目するより、個人的には上から目線で赤い萼弁に注目する方が美しさが際立つように思います。今回用意した画像は構図的には失敗作になってしまいましたが、赤い萼弁と白い距のコントラストは絶妙だと思うのですが、皆様の感想はいかがでしょうか。
2013年04月28日
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路地植えの重弁ヤマシャクヤク(山芍薬)が開花しました。花弁がクシャクシャのシワだらけなのは、つい一昨日まで固く閉じていたためです。このシワは少し待てばシャキッと伸びます。花の直径は15cmに達する大きさで、雨でも降ろうものなら花弁の隙間に浸み込んだ水分の重量で、深くお辞儀をすることになります。 この品種は8年前に購入した種子から育てて来たものです。冒頭の品種名では省略しましたが、正確には頭に「白花」というプロパティが付いていました。気が遠くなるほどではありませんが、長い時間をかけて育てて来て、昨年開花した初花が押しも押されもせぬピンク花だったのには、落胆させられたものでした。今年咲いた画像の個体は、ツボミの初期の段階ではかなり白っぽかったので、「もしかすると・・・」などと、少なからず期待したものですが、開花が近付くに連れて次第に着色が進み、この始末です。あ~ア(溜息)
2013年04月27日
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頃は2004年夏、道東・野付半島の先っぽ辺りの道端で実っていたハマナスの実を採取して戻り、種を蒔いたところ翌年には無事発芽しました。当時は淡路島に住んでいました。それ以来9年、一緒に神戸に引っ越して来てこの日を待ち続けました。苦節9年・・・と言ってしまっては言い過ぎ(実は放置していただけなので ^^)ですが、やっとツボミを付けたのが確認できました。現在のツボミの大きさは、ヘタ(萼)の内部の花の部分が梅干のタネぐらいです。丈夫な樹木なので、開花前に行き倒れ(?)になるようなことはなかろう・・ということで、やっと念願の花が見られそうなところまで漕ぎ着けました。 実は2月末のこの場で、もし今年も空振りだったら花は諦めて、思い切って伐採すると宣言していました。今年何とかツボミを付けたことで、伐採処分は回避できたことになります。仮に何かのアクシデントで開花せずに終わっても、一応誠意は確認できた・・ということで、永住権を付与することにします。コングラチレーション!
2013年04月26日
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アツモリソウ(敦盛草)・チベチカムがあっけなく他界してしまいました。ランの仲間は根元が腐っても葉っぱは長期間に亘って青々とした状態を保つ傾向があり、画像のような奇異な姿を晒すことが少なくありません。この株で来春も・・・と意気込んでいたのですが、僅か1ヶ月で夢は終わってしまいました。 とは言いながら、山野草店で苗を選ぶ際、2芽が顔を見せていたものを選んで購入して来ました。結果的にそれが「グッジョーブ!」になったようで、この春花を付けた方の固体は倒れ伏してしまいましたが、もう1芽はまだ残っています。若い芽のようなので、1年間を無事に乗り切ったとしても、来春花を付けるかどうかは不明ですが、まずは残る1芽の延命策に精力を注ぎ込むことにします。・・・という風に勇ましく決意を表明したものの、枯れてしまった理由が分かれば対応策も的が絞れるのですが、その辺を究明するスキルがないため、手探り園芸を続けることになりそうです。
2013年04月25日
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不気味三兄弟の殿(しんがり)でユキモチソウ(雪餅草)が開花・・・いや、仏炎苞を広げました。白い餅のような中心の構造物は、見た目にはマシュマロのようですが、実際に摘んでみると硬い発泡スチロールのような手触りです。これを下に辿ると花が付いているのですが、外からそれを見ることはできません。 例年この時期に仏炎苞を広げるのですが、生憎この時期によく通過する低気圧に伴う強風で、背後に大きく伸びる羽飾りのような仏炎苞の主要部分が吹き千切られてしまう事故が続いています。今年もやはり・・・ということでしょうか、今日から明日にかけてそんな天候が予報されています。何とか被害を避けたいという思いで、ベランダの隅に避難させたのですが、この程度で予防できるかどうか・・・
2013年04月24日
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昨年秋に手入れした時点で、球根も小さかったことだし、今年は花は無理だろう・・と思っていたエゾスカシユリ(蝦夷透百合)でしたが、ここに来てツボミが付いているのが確認できました。いやー、大変な大手柄です ^^。我が家にやって来て5年ほど経ちますが、恥ずかしながら年毎に球根が小さくなってしまいました。このまま消滅するかも・・と心配していましたが、昨年の秋の時点で少しだけ挽回しているのが確認できました。それでも球根のサイズは中程度の梅干ぐらいしかありませんでした。 このまま順調に発育が進んだとして、心配なのは茎の大きさと花のサイズのバランスです現時点で茎の太さは3mmそこそこで、草丈は10cmを少し超える程度です。平均的な花のサイズは10~13cmということなので、このままだととても自分の体だけでは花を支えることはできそうにありません。開花までに茎が補強できるかどうか、気が気ではありません。
2013年04月23日
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ユキノシタ(雪ノ下)も開店に向けて準備に入りました。毒々しいほど全身真っ赤で、不気味といえばこの上なく不気味ですが、この花芽が清楚な白ベースの花を付けると思うと、落差の大きさという点で我が家では他に類がありません。赤いのは花芽だけではありません。葉っぱも表こそ緑と赤茶色の迷彩色ですが、裏側や葉柄は鮮やかな赤です。因みに、この肉厚の葉っぱは山菜として食することもできるそうで、天ぷらにすると美味しい・・という記事を見かけることもありますが、ワタクシとしてはそのような欲求は沸きません。 話が脱線しかかりましたが、我が家では例年5月中旬に開花が始まります。入れ替わり立ち替わりで半月ぐらい咲き続けます。今年は株数が激増しているので、かなりボリューム感のある花見ができそうです。但し...花が終わり次第株数の抑制・・つまり場所柄をわきまえず根を下ろした個体密度の高過ぎる部分の株は抜き取ることにします。
2013年04月22日
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シャコバサボテンも開店準備を始めました。昨年と大体同じタイミングでの始動です。この冬、ウッカリが重なってかなり用土を乾燥させてしまいました。その影響でサボテンの葉なのか幹なのかよく分かりませんが、肌はシワだらけになってしまいました。慌てて水遣りに励んでいるのですが、なかなか元のツヤツヤには戻りません。この辺は人間と同じようで、手入れを怠ると・・・・ 昨年は1輪だけの花付きでしたが、今年は今の時点で5個のツボミが付いています。花の造作が大振りなので、1輪だけでもかなり華やかでした。同時に開花するとは限りませんが、今年はかなり見応えがありそうな予感が・・・・・
2013年04月21日
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日本サクラソウ(桜草)の2番手・「鞍馬」が開花しました。この品種も花弁の切れ込みが特徴です。表は白色なのですが、裏(外側)は左のツボミで分かるように濃いピンクです。見様によっては2通りの色が楽しめる・・と言えなくもないのですが、個人的には表の顔が好みに合います。 一昨日紹介した1番手の「鋸峰」や「青葉の笛」がジリ貧状態脱出直後か真っ最中にあるのに対して、この「鞍馬」は元気溌剌の頂点にあり、昨年秋に2鉢に株分けしたのですが、元の体勢を取り戻しています。この秋には再度株分け・・ということになりそうな勢いですが、仮にそうなれば分割したものは路地で放し飼い(?)にしてみようと思います。
2013年04月20日
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白花オダマキが開花しました。一昨日紹介した紫花と同じ、ミヤマオダマキの白花品だろうと思うのですが、確信はありません。いずれにしても極めて頑健で、晩秋に芽吹いた新芽が厳寒期にも枯れることもなく、青葉のまま耐え抜く根性を持ち合わせています。 高山帯の岩場や砂礫地でも生き延びて来ただけに、乾燥や痩せた用土も苦にせず、ファミリーを増やし続けています。幸か不幸か、この固体が根を下ろした場所が、濃厚な有機肥料を施した場所だったことで、この株は山地で見ることができないほど肥大化してしまい、増殖規制対象に指定されてしまいました。今年も花後すぐに摘果され、種子を結ぶことは許されません。南無・・・
2013年04月19日
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日本サクラソウ(桜草)の「鋸峰」が開花しました。淡いピンクの花弁に、ノコギリの刃のような切れ込みが入るところが私のお気に入りです。花茎がクネクネと曲がってしまったところが惜しまれますが、これは花芽が伸び始めた頃太陽の方向に首をかしげるため、定期的にポットを回転させていたのですが、結果はこんな形で固まってしまいました。今では茎はかなり硬くなっているので、矯正はできそうにありません。 一昨年夏、水切れで危篤状態に陥ってしまい、その結果昨年は花を付けるところまで体力を取り戻せずに春を迎えてしまいました。2年がかりのリハビリが一応実を結んだ・・ということにしておきます。並べて保管していた同族の「青葉の笛」は未だに回復しておらず(注:生命反応はアリ)、2年続きの作落ちになってしまいました。次のシーズンには両者揃い踏みできるよう、引き続きリハビリに専念させるつもりです。
2013年04月18日
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ミヤマオダマキ(深山苧環)が開花しました。1番花は草丈10cmそこそこの若株でした。今はまだポットでポツン、花壇でポツン・・といった咲き方ですが、花付きの多い熟年(?)株の開花が始まれば見応えは一段とアップします。裏返せば花後の摘果に走り回らなくてはならなくなることを意味しますが、併走するように白花オダマキも準備中で、これらが全力疾走し始めると、旅行などで家を開けるのも憚られるようになります。 ”深山”という名を冠しているように、この花は2000mから3000mの山でよく見掛けます。最盛期は7月中旬から下旬にかけてですが、私が山歩きを始めるのは梅雨が明けてからになるので、大抵は花期の終盤になっています。そんな訳で、この花の自生地で最もきれいな時期に出会ったことが未だにありません。相性が良くない・・・ということかもしれません。
2013年04月17日
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実生2年目を迎えるシラネアオイ(白根葵)の芽出しです。一人前に腰を折り曲げて、その腰で砂粒を押し分けるような格好でお目見えです。 昨年発芽後、暑さが本格化する頃には次々に枯れ始めて慌てさせられました。枯死かどうか確認のため、足元を少し掘り返してみると根は生きている様子だったので、少しだけ安心して見守って来ました。そんな経緯があって一時は枯死も覚悟しただけに、「お帰りなさい」と声を掛けてやりたい気分です。この先、何株が立ち上がってくるか・・が、当面の関心事です。 1年目の夏を乗り切れなかったように、暑さが天敵のようなので、炎暑の我が家のベランダで長生きできるかどうかは微妙なところですが、何とか工夫してサポートして行こうと思います。
2013年04月16日
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オオバナノエンレイソウ(大花延齢草)の葉っぱの展開が進み、中心部に隠れていたツボミが確認できるようになりました。手ぶらではなかったことで、このまま順調に進めば今年は花が見られそうです。 山野で出会うこの草の仲間は、主に湿り気の多い落葉樹林に自生しています。条件が良ければ葉っぱはCDより大きく育つものもあります。中部山岳で見られるものは、殆どが花の色は暗紫色のものですが、上の画像のものは白で、花のサイズはかなり大き目なのですが、さて標準的なサイズや形状で咲いてくれるかどうか・・・・
2013年04月16日
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ホウチャクソウ(宝鐸草)も動き始めました。ずいぶんゆっくりした目覚めですが、初夏から夏に咲く花としてはこんなものかもしれません。新芽の大きさは小さめのピーナッツぐらい・・といったところです。恥ずかしながら成人扱いできるものかどうか(つまり花を付けるか)はよく分かりません。何しろ我が家で春を迎えるのは初めてのことなので、この後どんな風に振る舞うかは未知の領域です。 この品種の調達のきっかけは、飯豊山系(福島県・山形県)の1000m付近で咲いているのに出会って気に入ってしまったことです。現地での開花時期は6月10日前後でしたが、この辺(神戸市南西部、標高100m)ではもっと早くなるのは間違いないだろう思うのですが、それがいつ頃かについては、???・・・のままです。調子に乗って、この品種の仲間で少し色が違うもの(肩紅花)もコレクションに加えてしまいましたが、そちらもほぼ同じタイミングで顔を出しました。
2013年04月15日
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ニリンソウ(二輪草)の1番花が開花しました。ちょうど1週間前に吹き荒れた爆弾(級?)低気圧に揉みくちゃにされて、葉っぱはヨレヨレになってしまい、いささかみすぼらしい開花風景になってしまいました。何もかもその影響にしてしまうつもりはありませんが、本来1芽の花茎から2輪のツボミが出るのがこの草の名の由来なのですが、この固体は1輪しかありません。少々寂しい眺めです。後続でこの点の汚名を晴らしてくれればいいのですが、今年は多くを期待しないことにします。 この品種も地下の塊根が大きくなって、6号(18cm径)程度のポットでは窮屈になってしまいました。路地に植え替えたいところですが、夏に休眠して姿を消す種類のものは、夏場の土いじりでついうっかり掘り起こしてしまう事故があって、これまで踏み切れずに来ました。こうした事故を防ぐ手立てを考えなくてはいけません。
2013年04月14日
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2年ぶりぐらいになるかと思いますが、”名水の里”で売り出し中の神河町・『千ヶ峰南山の名水』を汲みに行きました。我が家から一般道で片道67km、往復4時間(昼食込み)の水汲みドライブになりました。途中のソメイヨシノはすっかり散っていましたが、山桜が咲き始めていたのと、若葉の芽吹きが始まったばかりで、柔らかな緑が目を癒してくれました。 画像はきれいに整備された水源で、近くには駐車場も整備されています。左下の大きな石組みの部分が貯水槽だと思われますが、中を覗く訳にはいきません。真夏なら「冷たっ!」と感じられる水温なのですが、今の時期、気温と近いためか暖かく感じてしまいます。近くにはきちんとした施設の整った水汲み場も整備されていますが、有料(20L/100円)なので、今回も水源により近い画像の採水場で24Lを取水させて戴きました。これで最近凝り始めた「水出し煎茶」がしばらく楽しめます。
2013年04月13日
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不気味三兄弟の二番手として、マムシグサ(蝮草)が開花しました。コブラが鎌首をもたげたような仏炎苞のフォルムと、暗紫色のストライプにはいつもながら惚れ惚れさせられます ^^。不気味三兄弟の仲では、例年この品種が先頭を切って開花するのですが、今年は路地に植え替えたムサシアブミが先行して開花したためこんな結果になりました。因みにポットに残したムサシアブミは、まだ開花していません。 それはそれとして、年毎に仏炎苞が小さくなって行くのは放置できません。7号(21cm径)ポットに3株(注:今年分球して小さいものがもう1芽増えました)は無理があるようで、まずこの問題を解消する必要がありそうです。早ければ花後、遅くとも秋の手入れの時点で、ポットには1株だけ残して、他は路地に植え替えることにします。
2013年04月13日
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カナダオダマキ(苧環)が盛期を迎えました。花壇で、ポットで、こんな風景が見られるようになりました。・・・という風に書くと、いかにもノンビリと花を楽しんでいるオヤジが目に浮かぶかもしれませんが、実はその後には目が回るような作業が付いて回るのです。 オダマキの仲間は花後の種子結実率が極めて高く、撒き散らされた種子の発芽率もこれまた高率です。成り行きに任せると猛烈な勢いで増えるため、適度の水準で抑えるには、種子の生成は抑えなくてはいけません。このため花が散るとすぐに摘果することにしています。現在こうした摘果を行っているのは、このカナダオダマキと白タンポポの2種のみですが、間もなくミヤマオダマキや白花オダマキも参戦します。うっかりして2日も作業をサボると、タンポポなどは発芽能力を備えてしまうので、摘んだ種子は回収して燃えるゴミに回すことになります。こんな気の抜けない生活が、あと2ヶ月ほど続くことになります。
2013年04月12日
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画像は苗を購入して間もなく3年目を迎えるシコタンソウ(色丹草)です。これまで二度の花期をダンマリで見送って来ましたが、ここに来てやっとツボミを付けました。苦節ウン年・・と言うほど長く待たされた訳ではありませんが、それでも待ちに待った花が見られそうなところまで漕ぎ着けました。ツボミの大きさはまだ2mmほどしかなく、いつ頃開花するかは全く見当がつきませんが、これも念願の初花であり当面の楽しみがまた一つ増えました。 自然界でこの花に逢おうとすると、かなり骨が折れます。と言うのは、自生地が南アルプスの北岳など3000m級の山の山頂域に限られているためです。花期は8月後半、1.5cmほどの淡い黄色の花弁に赤い斑点を散らした可憐な花です(現物はコチラ)。当分夏の南アルプスに出掛ける予定はないので、下界でこの子たちを眺めて済ませることにします。
2013年04月11日
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種蒔きから既に8年が経過した赤花糸葉ヤマシャクヤク(Paeonia. tenuifolia)に、何やらツボミらしいものが付きました。大きさは米粒を半分に割ったほどで、今の段階ではしゃぐのは如何なものか、という気持ちがない訳ではありません。それでも、生きているうちに花が見られるか・・などいう漠然とした不安が解消できそうなところまで漕ぎ着けた訳で、ついついテンションが上がってしまいます。 通販カタログで赤い花の画像が掲示されていたので、花の色やおおよその形は見当が付いていました。その一方で花の大きさや開花時期は分からないままで、これまで育てて来た・・というのが正直な話です。種蒔きから5年ほど経った頃から、春を迎える度に今年こそ・・、今年こそ・・と期待を寄せ、その度に肩を落として来ました。コトがうまく運べば・・という条件付きではありますが、苦節ウン年のモヤモヤとした疑問や不安が一気に晴れそうな.... いや、晴れたらいいな ^^
2013年04月10日
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一昨日の日曜日、終日吹き荒れた強風は我が家の園芸品にも少なくない爪跡を残して行きました。画像はその一つ、日本サクラソウの「鞍馬」ですが、強風に揉まれて葉っぱはクタクタになってしまいました。幸い花芽は表面積が小さかったことで大きな害は受けていません。何とか花を見ることはできるかと思いますが、葉っぱのダメージは回復困難な見通しです。今年は葉っぱなしで、かなり殺風景な景観になりそうです。 他に露地モノのオキナグサも根元から折れてしまったし、ニリンソウもかなりの葉っぱを失いました。種蒔きしたばかりのポットでは表土がかなり吹き飛ばされてしまい、種子も同時に持って行かれたかも・・・という風に、少なからぬ被害でした。と言っても我が家の場合、生命に係わるレベルのものではないので、大袈裟に騒ぐほどのことではありません。幾分時間はかかるかもしれませんが、ゆっくりリカバリーを進めて行くつもりです。
2013年04月09日
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昨日は、空になったプラ鉢が転げ回るような強い風が終日吹き荒れました。そんな中で、屋内に避難させていたアツモリソウ(敦盛草)・チベチカムが開花しました。これまで中国系アツモリソウは失敗に次ぐ失敗(今回で4回目・・・多分)でしたが、それにも懲りずにトライして来て初めて開花に漕ぎ着けたもので、感激もひとしおです。 とは言いながらこの花、添付されていたサンプル画像とはかなり違っています。花の色はまるで濃淡が反転したような印象で、視覚的なインパクトはかなり落ちます。また背萼片(上に伸びた弁)の大きさはサンプル画像の半分ほどしかなく、分類上は別の品種ではないかと疑いたくなるほどの違いです。それはそれとして、折角開花まで漕ぎ着けた個体です。次なる目標は、何とかして生き延びさせて、1年後に同じ花を咲かせたいものです。ハードルはかなり高そうですが ・・・
2013年04月08日
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クロユリ(黒百合)のツボミが姿を見せました。画像のように3個並んだものが3芽、1個だけのものが1芽確認できます。昨年は3個のものが3芽だけだったので、僅かですが作柄は向上したと言ってよさそうです。 昨年秋に植え替えを行った時には、球根は購入時より小さくなっているように感じられました。下手をすると作柄は低下するかも・・と心配していたのですが、春本番を迎えてみると予想に反して豊作でした。うれしい誤算・・とばかりに喜んではいられません。次のシーズンまでに、確実に球根を肥大化させる手を打って行かないと、負のスパイラルに陥り、最終的には消滅などということになりかねません。取り敢えず休眠に入る前に化成肥料、有機肥料を少し多めに散布することにします。
2013年04月07日
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物言いが付きそうですが、路地モノのムサシアブミ(武蔵鐙)が開花しました。物言い・その1・・・ 開花じゃないだろ。写っているのは仏炎苞だけじゃん!物言い・その2・・・ 葉っぱが開き切ってから宣言する方が、よりビューティフルじゃない? いちいちごもっともなご意見でして、反論の余地もございません。この土・日、強烈な低気圧が通過するとの予報が出ています。ポット・プランタは建屋の影や屋内に退避もできますが、路地モノはそれができません。図体の大きなこの品種は、強風に晒されると、葉っぱも仏炎苞のズタズタにされることがあり、今日の風次第ではこれが見納めになるかもしれません。ということで、今回はフライング判定を承知の上で、一足早く開花宣言に踏み切ってしまいました。なお、この記事に関する限り、”開花”を”仏炎苞の展開”とでも読み替えて戴ければ幸いです ^^;
2013年04月06日
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カナダオダマキ(苧環)が開花しました。・・・という宣言には、少し後ろめたさがないでもありません。その理由は、実はこの品種、画像奥にボンヤリ写り込んでいる通り、ツボミの時と開花した状態で形の変化が殆どないのです。変化する点は、サイズが大きくなることと、色が緑からオレンジ色に変わることぐらいです。 で、余裕があればもう少しオレンジが濃くなって開花宣言すれば、物言いは付かないのでしょうが、今回はフライング覚悟で開花宣言してしまいました。路地に、ポットに、プランタに・・・という具合に、掃いて捨てるほど根を下ろしており、我が家でのこの品種の地位は「規制対象」になっています。今月下旬ごろまでは咲き続け、開花→摘果、また開花→摘果という、果てしないイタチごっこが続くことになります。
2013年04月05日
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苦節7年(ぐらい ^^)、やっと花を付けたタッタソウ(立田草)でした。昨日の時点で花が開いているのに気付いたのですが、花の直径2cmほどに対して、花軸は1cmもない、何とも見苦しい咲き方でした。花の寿命は2-3日はあるだろうから、1日か2日待てば花軸は少しは伸びるだろう・・・ということで、放置していました。 そして1日過ぎて今日です。少しは背が伸びたか・・と覗いてみると、何と何と、既に花弁は散り始めているではありませんか。種蒔きから7年も待たせてコレかよっ!。予想もしなかった足の速さ(寿命の短かさ)に泣きたくなりました。トホホ・・・ とは言っても終わったものは仕方がありません。次のシーズンには、こんな無様な花を咲かせないよう、食事療法(施肥・・ともいう)に精を出して行こうと思います。
2013年04月04日
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今年最大(?)の注目株、クマガイソウ(熊谷草)が開花しました。一昨年の春、花後次第に勢いを失って枯れてしまい、昨年は花を見ることはありませんでした。で、昨年末欠員補充で再調達したもので、一昨年の失敗を繰り返さないように、慎重に扱って来ました。今のところ構想通りの推移を辿っているように見えます。 とはいうもののこの品種、なかなか気難しい相手で、栽培難度も高いとされています。高温はもちろん、日差しや風で葉っぱが傷付くだけでも枯死に繋がってしまうこともあります。そんな訳で、今年はこの品種や類似種(アツモリソウの仲間)は屋内に居場所を確保して、徹底して”箱入り娘”待遇を通すことにしました。反動として自動散水のカバー範囲外となり、ぼんやりしていると水遣りを忘れて乾燥で枯死・・ということになりかねませんが、そうならないよう頑張ってみます。
2013年04月04日
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大花エンレイソウ(延齢草)が芽出しを始めました。野生の逞しさを感じさせない(?)、いかにも控え目な容貌での芽出しですが、何とかここまで漕ぎ着けられて一安心・・といったところです。 この品種の仲間はこれまで2度購入して育てようと試みたのですが、いずれも春の芽出しを迎えることができませんでした。いずれも種苗会社での温室生活のせいで、購入時点(初冬)で既に越冬芽が大きく膨らみ始めていました。これが厳冬期の冷え込みに耐えられず、凍死したのが原因だったようです。今回はこうした条件がうまい具合に重なり、無事に春を迎えることができました。いきなり花を望むつもりはありませんが、何とか無事に大きく育ち、酷暑の夏を乗り切って欲しいものです。
2013年04月03日
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春を迎えて活動を開始するものが続出するのを横目に、セツブンソウ(節分草)が休眠に入ろうとしています。この子たちが活動を開始したのは、寒さが大底に向かおうという1/17のことで、僅か2ヶ月半の短い活動でした。向こう9ヶ月を越える長い長い休眠になる訳ですが、保護者にしてみれば気の抜けない期間になります。夏場を葉を茂らせて過ごす草花は、健康状態は葉の色艶に現れるので、注意していれば手遅れになる前に異常に気付くことができます。これに対して葉や茎など地上部が姿を消して休眠する品種は、顔色で異常を発見して早めに手を打つということができず、夏越しに失敗するものの大半はこうした夏休眠型の品種です。 それともう一つ悩みが・・・。画像の通り、表土がうっすらと緑色を帯びています。これはコケの幼生(9分通りゼニゴケ)で、放置すると秋には一面コケの海になってしまいます。ところが、表土直下には今年、及び去年発芽した若い球根が多数埋まっています。コケが着床した表土を入れ替えたい場面ですが、土壌の砂粒より小さい球根を選別して除外するのは至難の業で、表土交換は事実上不可能です。どんな手を打つか、頭の痛い問題です。
2013年04月02日
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我が家のシュンラン(春蘭)は5週間前に開花、都合7芽が開花するという近年稀に見る豊作でした。花は既に枯れてしまいましたが、開花時点で株立ちがかなり大き過ぎる印象だったので、花の終わりを機会に思い切って植え替えを兼ねて株分け行うことにしました。 枯れた花芽を切り取り、老化の進んだバルブや枯れた葉っぱも切除した上で、2分割します。幸いなことにさほどの力仕事にはならず、分割することができました。両者3芽ずつの文句の付けようのない仕上がりです。新しく調達した4号ラン鉢(プラ鉢ですけど^^)に植え付けて作業は終了(上画像)です。虫のいい願望ですが、各々のポットに1芽か2芽の新子が顔を出してくれれば嬉しいのですが、こればかりはそんなに都合よくはことは運んでくれません。期待を繋ぎながら初夏の新子の季節を待つことにします。
2013年04月01日
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