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リコリスの2番手、「真夏のクリスマス」が開花しました。この品種も昨年とピッタリ同じ日の開花となりました。これまでの栽培品の開花日は、1-2週間早かったり、遅れたり、というのが普通だったのが、ここに来て「山の根ゴールド」に続いて、2品が昨年と同日開花となると、少々でき過ぎていて、不気味さを感じないでもありません。 「真夏のクリスマス」については花芽の顔出しは順調で、昨日時点で15点ほどが確認できました。それに対して「山の根ゴールド」の方は、出端の3芽の後に続く後続隊が動く気配を見せておらず、この点は気になるところです。
2023年08月31日
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話の始まりは一昨日(8/28)のことです。夕方、この品のポットを覗くとツリガネニンジンが2輪半開きになっていました。このまま開花と認定してしまおうか、とも考えましたが、ツリガネニンジン特有の花の形状、肩の張りや花弁先端の釣鐘型の裾の広がりがなく、開花宣言はもう1日待つことにしました。 そして翌日、そのポットを覗いてみると、何ということでしょう。花弁や萼片が何者かにゴッソリ喰われて殆ど消滅しているではありませんか(円内)。半開きだった2輪共にです。実行犯が何者なのかは、犯行の形跡が全く残っていないことから、現段階では分かっていません。ただ、最近、イナゴやバッタの仲間が散見されており、彼らの犯行の可能性もあります。こんな経緯で、この品の1番花、2番花は開化のチャンスを失ってしまいましたが、2-3日の内に開花しそうなツボミが控えており、開花の様子を紹介できるかと思います。
2023年08月30日
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全個体の8割余りが枯死したユキノシタのポットで、生存品を選別の上で再植付けして半月ほどが経過しました。植え付けた個体は無事に定着した様で、半数ほどが新芽を出しました。これで何とか「全滅」の危機は回避できたと考えてよさそうです。 この品種が最も活発に活動(成長)する時期は過ぎてしまいましたが、厳冬期も静かに成長を続けるこの品種なら、来春までにかなりの勢いは取り戻せると思われます。あわよくば、5月の花期に作落ち回避といえる勢いを発揮して貰いたいところですが、ちょっと高望みの度が過ぎる、と言われそうです。
2023年08月29日
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畑の猛獣(?)・スズメガの仲間と思われる賊が発生しました。発見時の体長は1cmほど、卵から孵ってさほど日数は経っていない様です。発見時点では特徴的な一角獣スタイル(注:実は角の様なものが出ている方がお尻だそうです)から、セスジスズメの若齢幼虫だろうと軽く考えていたのですが、いつもお世話になっている毛虫・芋虫図鑑サイトで探し回っても、緑色の画像は出て来ません。ということで、もしかしたら別品種かもしれない、ということで、いつもなら速攻でガスを一吹きするところを思い留まり、この先の変化を見届けることにしました。
2023年08月28日
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黄花リコリスの「山の根ゴールド」が開花しました。花芽が顔を出したのを確認してからちょうど1週間、期待通りにことを進めてくれました。開花したのは2本、各々で2輪ずつ咲いています。遅くとも明日までには全輪が開花するのでは・・・と思っています。 1週間前に花芽を出したのは3株でしたが、これらに続く後続の花芽は未だに姿を見せていません。少なくとも10株は超える筈で、どうなっているのか気になるところではあります。
2023年08月27日
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7月末頃に種子成熟中の花軸を残して姿を消していた露地のネジバナが、1ヶ月ほどの短い休眠を終えて新たな葉を出し始めました。事実上の新年度の始まりです。ポットのネジバナは一足早く1週間ほど前に葉を出し始めていました。開花も休眠から開けるのも、露地植え品と比べてポットの方が僅かに早まるのが我が家のネジバナの傾向です。 この先のネジバナの生活を簡単にまとめると、冬の寒さも「我関せず」とでもいう様に葉や地中のバルブを充実させることに専念します。初夏の頃までこの傾向は続き、6月に花を咲かせ、7月には1年を締めくくる様に休眠に入る、というのがこの品種の1年間のサイクルです。花の時期にも紹介しましたが、株別れの進行で群落の大型化が進行しており、涼しくなる頃には、群落の分割と植え替えが必須となっています。
2023年08月26日
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早咲きリコリスの2番手、「真夏のクリスマス」が始動しました。昨年と比べると2日遅れの始動です。この品も助走期間は概ね1週間なので、月が変わる頃には開花しそうです。昨日頭を出したのはこの1点だけでした。 一方、先行して始動した1番手の「山の根ゴールド」は、初日の頭出しは3芽でした。1番手、2番手ともに、始動直後はお天道様を追う様に花軸を曲げながら茎を伸ばすので、当人任せで背伸びさせると花軸はクネクネと曲がってしまいます。対策としてアルミ線で制作した添え木を当てて、花軸を真っ直ぐに矯正しているのですが、この作業中についつい手が滑って3芽の内1芽がポッキリ折れてしまいました。開花もしない内に1本を殉職させてしまった訳で、申し訳ないことになってしまいました。「山の根ゴールド」については、始動から5日が経過しましたが、4番目、5番目は未だに顔を見せていません。間隔が開き過ぎると群落としての見応えが損なわれるという側面もあって、気になるところです。
2023年08月25日
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10日ほど前、ジリ貧状態に陥った「満月美人」の再生狙いの植え替えを取り上げました。その個体が、危険な暑さをものともせずに、枝葉を伸ばし始めました。どうやら植替えのストレスを克服して、定着と見做して間違いがない領域に漕ぎ着けた模様です。 右に伸びた枝(葉?)は10日前には中核の茎の天辺を少し超えるほどのサイズでしたが、今は当時の長さの2倍(面積では3~4倍)ほどに伸びました。またその対辺に存在したオデキの様な存在(円内)だった枝も長さで3倍ほどに伸びました。こんな具合で枝葉が急速に充実しており、寒くなる前にかなり充実した体型を実現しそうです。取り敢えず今回の措置は成功しつつある、と考えてもよさそうです。
2023年08月24日
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2年前までポットに植えていたセリバオウレンでしたが、危機的な状況に陥ってしまったことで、生育環境のいい露地に転居させてリハビリさせていました。位置的には日傘代わりの樹木の下で午前中の柔らかい日差しは浴びるものの、10時頃には日影となる絶好の環境です。こうした環境で2年間を過ごし、体調はベストな状況を回復した様です。 生活環境としては良好ですが、開花時の写真撮影にとっては最悪で、花の咲く向きによってはカメラも近付けないこともありました。撮影には、やはりポット植えがベストであり、この秋には再植替えで元に戻したいと考えています。理想的には2分割して一方をポットに、残る一方は現状の露地に残す、という方法を採りたいところですが、それも株の仕上り次第で、10月頃に冬芽の様子を確認した上で決定することになります。
2023年08月23日
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つい先日、急ぎでプチ花壇、プチ菜園を整理・清掃しなくては・・・などと書き込みましたが、手始めとしてプチ菜園の草取りを行いました。ここに写り込んだ雑草は、95%以上がオヒシバで、手頃な大きさになるまで待っていたものです。いえ、決して「怠け者の言い訳」などではありません。 10日ほど前、この群落の草抜きにトライしたのですが、草丈3cm前後の雑草は茎を摘まんで抜き上げようとしても、プチプチと切れてしまい、成長点を含む根は9割以上残ってしまいます。これでは短期間で再生してしまい、草取りはなかったことになります。で、ある程度の大きさになるまで待てば、除草効率は格段に上がる、ということで待ち受けていました。10日ほど待って、草丈は15cmほどに伸び、一部は穂を伸ばし始めており、この穂が花を咲かせる前の「今」が草取りの最適期・・・ということで、作業に掛かりました。 前回と違って、茎を摘まんで引っ張れば確実に根っこまで付いて抜けて来ます。更には10株、15株という風に、複数株を束ねても確実に根まで抜けます。という風に0.5㎡ほどの雑草を15分ほどでキッチリ駆逐しました。After画像がこちらで、ドヤ顔のワタクシをご想像ください。
2023年08月22日
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「危険な暑さ」に音を上げたのか、大輪トキソウが全点葉を枯らせてしまいました。このまま放置すると、暑さが残る9月末までに、過湿で腐敗する恐れもあり、この際バルブを掘り上げ、春の芽出しの頃まで冷蔵庫で保存することにします。 こちらがバルブを掘り上げ、枯れた葉や根を除去した様子です。下段が今年発生した後継株、上段の小玉は後継株の脇に芽を出した脇芽です。下段左端の大きさなら、キリギリ来春花を付けるかもしれませんが、他は期待はできません。これを湿らせたミズゴケを敷き詰めたポリ容器に収め、更に上にも被せて撤収は終了です。こちらが最終荷姿で、この状態でやや強めに冷やした冷蔵庫で春(2月末)まで保存します。完全密封ではないので、時々湿り具合を確認し、乾き気味ならスプレーで加湿する必要はありますが、安全性の高い保存方法と言えます。
2023年08月21日
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「危険な暑さ」の幕引きの時を告げる様に・・・などと言ってしまうと、いくら何でも都合のいい解釈が過ぎる、と突っ込みが入りそうですが、秋の入口を飾る花、リコリスが始動しました。一番乗りを果たしたのは昨年と同じ黄花の「山の根ゴールド」でした。偶然でしょうが始動日も昨年と同じ日付です。 この品種の助走期間、つまり花芽の始動から開花までの期間は1週間ほどです。昨年と同じ8/26前後には開花する筈です。因みに、この品種(珠に白花の「真夏のクリスマス」と入れ替わることもありますが・・・)を起点に、早咲き品4品が半月ほどの間に順次咲き進みます。それまでに、プチ花壇全域を小奇麗に整理清掃しておかなくては ...ね。
2023年08月20日
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大文字草が関わる”事件”をもう1題。画像は「瀬戸翠」の銘を持つ品種ですが、花期を3ヶ月後に控えて、どうしたことか葉が枯れるという症状が急速に進んでいます。梅雨の頃にはこうした症状は発生していませんでしたが、「危険な暑さ」が取り沙汰され始めた頃から症状が出始め、今月に入って危機的な様相を見せ始めました。原因は全く掴めていませんが、取り敢えず再生の見込みがあるかどうかを把握する必要があります。 先ずは、ポット全体に広がった葉枯れを除去します。この結果、複数の茎が枯死・炭化しており、これらは再生の見込みはなさそうです。そうした炭化した散乱物の層から、ごく小さい新芽が顔を出しているのが確認できます。こちらがその様子ですが、この様な極小の新芽がポット全体でザッと10芽ほど確認できます。こうした新芽が順調に成長すれば、株の再生は進むかもしれません。用土や根回りなど、ポットの内情にも原因があるかもしれませんが、こうした新芽へのダメージを思うと、植え替えを強行する訳にもいきません。今年の花期までに、症状が改善することは望めませんが、向う1年はリハビリ期間として、じっくり再生に取り組むことにします。
2023年08月19日
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ダイモンジソウの「楊貴妃」が葉を枯らして眠りに入ってしまいました。まさか「永眠」という事はなかろうと思いますが、来春に向けて見通しを得るために健康状態を確かめることにしました。この春、このポットの個体は作落ちしてしまいました。昨冬の厳しい冷え込みで、冬芽がダメージを負ってしまったのが原因と考えています。そうしたダメージから立ち直っているかどうかを確認したいというのが本音です。 まず、枯れてしまった葉を全て刈払った上で、用土を剥がしていきます。ほんの1cmも剥ぎ取ったところで、健康そうな根や塊茎が現れました。これらを傷付けない様に慎重に用土を搔きとった様子がこちらです。既に来春に向けての冬芽も準備が進んでいました。塊茎の半周ほどを確認しただけですが、冬芽は大小合わせて4芽が確認できました。こうした塊茎がこのポット(5号)には3群確認できます。全て同じ程度の進捗とは限りませんが、厳冬期に大きな事件がなければ、かなりの作柄が期待できそうです。そんな妄想を抱きながら健康診断を終了しました。
2023年08月18日
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台風で雨だ、風だと大騒ぎしていた裏で、密やかに、とんでもないことが起きていました。普通なら11月に花期を迎えるダイモンジソウが、このクソ暑い(失礼!! )さ中に開花していたのです。そうは言っても、今時開花するなどとは想像もしていなかったため、ポットは多品種の裏手に追いやっていました。それが、今回の風害対策で移動させたことがきっかけで、開花していることが判明したものです。 「開花」とは言っても、11月の本番の様にきれいな「大」の字にはなっておらず、花弁は委縮した様に半開きのままです。幸いなことに、暴走開花に踏み切った花芽はこの1点だけで、ポット全体に”寝惚け”が広がっているという様なことは起きていません。本番の花期まであと3ヶ月弱、精一杯スタミナチャージに励み、綺麗な花を咲かせて貰いたいものです。
2023年08月17日
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どのチャンネルを見ても、今回の台風7号は「風雨とも強力」という扱いで、ワタクシも緊張してその接近を待ち受けました。通過コースを地図から拾うと、我が家から20km以内を通過したことが読み取れます。ほぼ「直撃」と言えるコース取りでしたが、意外なほど荒れることのない台風だった・・・というのが実感です。我が家に最も近付いたのは午後2時を少し過ぎたころだったと思いますが、雨も風も信じがたい程おとなしいものでした。などと文字で説明しても実感がないかと思い、その時間帯に撮影した動画を用意しましたのでこちらからご覧ください。隣接する防風林が、殆ど揺れていないのがお分かりかと思います。 コースから20km圏なら目玉に入ったため風雨が穏やかだったかも・・・ということで、明るい内は注目し続けましたが、6時ごろまで風雨が強まることはなく、静かに遠ざかっていきました。何はともあれ、草花にも、家屋にも被害なしで済んだことは大いにめでたいことです。取り敢えず、午前中にポットを元の位置に戻すことにします。
2023年08月16日
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我々ガーデニングファンにとって、宿敵ともいえる台風がやって来ました。数日前には我が家にとって安全コースである東を通る予報でしたが、近付くにつれコースは西に反れて、最終的に直撃とも言えるコースになってしまいました(神も仏もないものか・・・)。 何はともあれ、被害を軽減する措置を講じなくてはいけません。現状は高さ20cmほどの桟の上にポットを並べているのですが、強風に煽られると軽くて転倒、最悪吹き飛ばされることもないとはいえません。そうはいってもこれらの100点近いポットを屋内に収容することは不可能です。で、特に重要度の高い品は強力なバリアーの陰に移動し、残りは甚だ雑な措置ですが桟から下ろし、地面で密集して並べることにしました。これなら最外周のポットは、転倒はあり得るとしてもポットが割れたりすることは避けられます。これが我が家の台風対策の実態ですが、今はひたすら台風が速足で立ち去ってくれることを祈るばかりです。
2023年08月15日
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1週間ほど前、プチ花壇に植えたホタルブクロを撤収したり、日傘代わりの土佐文旦の枝を刈り払ったりした際、After画像として提示した画像は甚だしく取り散らかったものでした。あれから1週間、昨日までは変化はなく取っ散らかったままでした。このままではどう説明しても恥ずかしいことに変わりはなく、「何とかせなあかん」ということで、覚悟を決めて片付けに取り掛かりました。 今回実施する主な作業は、①花期を終えて枯れ始めた茎殻を撤収し、②フェンスの外から地下経由で侵入してきたチガヤを掘り上げ、③落葉したまま腐敗し切れずに積ってしまったゴミを排出し、④抜き残した雑草を完全に駆除し、④最後に散水して乾き切った土壌を潤す・・・などです。 いずれも、特段の注意が必要なものではなく1坪弱のエリアを片付けるのに要した時間は、40~50分といった作業量でした。最後の水撒きを済ませた段階で写した画像がこちらです。見栄えはかなり良くなったかと思います。この過程で、僅かですが空地も生み出したので、涼しくなった頃、品種の再配置もできそうです。
2023年08月14日
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恥ずかしながら、自動潅水の不具合とこれを補完する筈の人手による水遣りの手抜きで、ほぼ完全に赤変したユキノシタです。全滅か? というと、そこまで進行はしておらず、円内に示した様に生存株も存在します。今回はこのポットの中から、生き残った株を抽出し、品種の存続のための植替えを行います。 枯れた茎や根と共に表土を掘り上げると、小さな葉を有した子株とともに、大きさはグリンピースほどのユリの球根の様な形をした塊根が多数出て来ました。この中から葉っぱを有する個体2点と球根の様な個体5点を選んで、元のポット(5号深鉢)に仮置きした様子がこちらです。これに用土を被せて植え付けを終えた様子がこちらです。基本的に生命力は強い部類なので、ほどなく芽を出し成長プロセスに移行するかと思います。
2023年08月13日
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上画像は芝生の中央付近で発芽したものを、正確な記憶ではありませんが5-6年前にこの場所に引越しさせたものですが、この間、盛んに株別れし9株まで増えた群落です。そろそろ塊を分離させ、適度な距離を確保する様に植え替えることにしました。今は種子の熟成も終り、地上部は枯れていますが、間もなく新年度に向けて新芽を出す筈で、植え替えるならちょうどいい頃合いです。 ということで、早速株を掘り上げます。地上部は直径5-6cmの比較的狭い範囲に密集していますが、地中のバルブは外方向に幾らか広がっている恐れがあり、直径15-16cmの範囲を根回しした上で掘り上げました。それでもいくつかのバルブには損傷を与えてしまいました。こちらが、当該群落から掘り上げた全バルブで、予想通り9個体存在します。このバルブの内6個はポットに、残る3個は群落が存在していた場所に植え戻すことにします。尚、各々のバルブでは既に3-10mmの新芽が姿を見せており、早ければ今月末には芽出しが始まりそうです。 こちらが6株を5号ポットに植え付けた方の様子です。このポットはランの生育に関するちょっとした実験を行うつもりです。残る3株は元の生育場所の近傍に、適度の間隔で植え付けました(こちら)。全員が無事に定着して欲しいものですが、一部のバルブには手傷を負わせたというハンディもあって、希望通りになるかどうかは微妙です。この結果は、1ヶ月ほどで出るはずです。
2023年08月12日
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上画像は「月下美人」の仲間、「満月美人」ですが、給水の不備で主たる茎が枯れて、危篤状態に陥ってしまいました。お手軽な再生策としては新たな個体をリクルートすることなのでしょうが、そうした安直な手法に走ることなく、何とか再生できないか頑張ってみることにしました。幸いなことに大半が赤変した中でも、残った力を振り絞って新芽を生成しているのが確認できます。この再生への執念を上手く後押しできれば、何とか復旧できるかもしれません。 ということで、先ずは現行の用土は全て破棄し、新しい用土から再出発することにしました。ただ、ポットは元のままです。培地の用土の主成分は鹿沼土と赤玉土の混合品ですが、少量の腐葉土の微粒を混ぜています。この用土で植え付けた様子が下画像ですが、当面は日差しを避けて、涼しい環境で根が用土に馴染むのを待ちます。その後は十分な日差しを浴びさせ、光合成に励んで貰うことになります。冬季はこれまで通り屋内で過ごさせますが、凍死の心配が不要な季節は基本的には屋外で過ごさせようと思っています。
2023年08月11日
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八重咲スイセンは5月半ばに休眠入りし、只今爆睡中・・・といった風情ですが、9月半ばには休眠明けを迎える見通しです。残り1ヶ月となった訳ですが、その日を迎える前に済ませておかなくてはならない仕事があります。その仕事というのは、この1年で球根の分裂で生じた新株の処理です。花の時期にもその問題の兆しは見えていました。主たる株の脇に寄り添う様に顔を出した若株の存在です。このまま放置して新球根が独立の生計を営む様になれば、程なく10号のプランタは満杯になります。こうした増加株は、早めに分離して身の振り方を考えてやれば、過密化 → 作柄低下 の負の連鎖は避けられます。 という事で、先ずは球根の現在の様子を確認します。表土を剥ぎ取り球根の上半身が露出するまで用土を排出します。球根は用土を7-8cm排出したところで上半身が露出できました(こちら)。7個植え付けていたいた内の4個で球根が分球し子株を生成していました(円内)。この子株を強制的に分離排出した後の様子がこちらです。この後は、元通り用土をかぶせて作業は修了です。因みに、分離した球根を円内に掲示しましたが、この子たちは市有地の草地に植えて、密かに花を楽しむことにします。
2023年08月10日
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先月末に強行した奥大井湖上駅への弾丸ツアーで収録した動画を、短く編集しましたので紹介します。停車中に乗客が下車し散策するのを見込んでいるのか、3分ほど停車します。この停車時間をカットして、2分30秒に切り詰めています。こちらからご覧ください。
2023年08月09日
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プチ花壇の日傘代わりに植えている土佐文旦の枝振りが、上へ上へと伸び放題に伸びて、上限ととして目安にしている2mを大きく超えて4mに近付いて来ました。”伸び”の絶頂期も過ぎた様なので、この辺で伸び過ぎた枝を切り払い、目安にしている高さに整えることにしました。枝切りの現場は2mの高所であり、脚立を持ち出さなくては仕事になりません。不安定な高所での作業になりましたが、何とか転落することもなく作業は進みました。 今年の夏に入って大伸びした枝はまだ木質化しておらず、2cmに近い直径の枝でも園芸バサミで簡単に切り取ることができます。一方、昨年切り詰めていた中核となる枝は固く引き締まっていて、鋸を持ち出す必要がありました。という風な硬軟取り混ぜた枝を切り詰めて、樹形を日傘っぽく整えた様子が下画像です。後は切り払った枝や葉をゴミ出しルールに従って指定ポリ袋に収容する必要がありますが、夕暮れも迫っており、実行は翌日送りとしました。
2023年08月08日
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ホタルブクロが幕引きの時を迎えました。今も咲いている花は存在しますが、花のサイズは最盛期の花の半分以下に留まります。この子たちの今の主たる仕事は、種子を成熟させることの一点に尽きます。現状の個体数は必要数を軽く上回っており、種子の必要性は感じていません。ならば、この際花茎は奇麗に刈り払って、プチ花壇を綺麗に片付けよう、ということになりました。 こちらが8株の花茎を根元で切り払った後の様子です。この日は株元の雑草や枯れた草花の片付けまでは手が回りませんでしたが、近日中に跡地を片付けて見苦しい状態は解消させるつもりです。
2023年08月07日
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ツリガネニンジンもツボミを始動させました。低標高地での花期は8月から10月と紹介されています。この地(神戸市西部)に引越してくる前、淡路市に住んでいた頃、短期間ですがこの品種を栽培したことがありました。その時の開花期は11月に入っていました。現状のツボミを見ると、8月開花は無理でしょうが、9月ならあり得るかもしれません。その時が来るのが楽しみです。
2023年08月06日
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画像はシャコバサボテンの古参株ですが、一時は枝が伸び放題に伸びて、半径25cm近い歪な球形に肥大化していました。そのため自立も困難になり、傾きが酷くなるのを空き缶で支えている有様でした。そうした大株に対して、ついつい水遣りを怠った結果、比較的経年の浅い若い枝がポロポロと剥がれ落ち、古参の枝だけが残る形になってしまいました。 主要な枝は4~5年が経過した古参の枝が中心ですが、水遣りを適切に行えば、新たな枝が芽吹くことが確認できました。とはいいながら、現状は何の計画性もなく、出来上がる樹形は「新芽に聞いてくれ」という有様でした。ここで目標の樹形を、最大半径15cm程度の球形と定め、ある程度の規制の範囲で管理することとしました。古参の枝も目標からはみ出る部分は切り詰めた様子がこちらです。暫くは、日差しをタップリ浴びさせて枝の充実を図り、涼しくなる頃には樹形に重きを置いた育成に切り替えることにします。
2023年08月05日
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秋も深まる頃に出番を迎えるリンドウが動き始めました。出番は2ヶ月半も先ですが、早くもツボミがそれと分かる形で姿を見せました。随分早手回しな様に見えますが、これが例年通りの振舞いなのか、それとも今年の特異な気象で引き起こされたものか・・・などと色々と記憶を辿ってはみるのですが、思い当たることには行き当りません。ま、すぐに結論が必要な事案でもないことなので、この先、記憶に留めて見守って行くことにします。
2023年08月04日
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この時期の芝生の伸び脚の早いことには閉口します。例えば上画像の上半分の手前側は、1週間ほど前に電動バリカンで刈込んだばかりなのですが、芝の中核部分は既に2~3cm伸びてしまいました。 提示した画像は、建屋の基礎部分に沿った、芝生では隅っこに当たる場所です。この辺りには管理人もズカズカと踏み入れることもないので、ここにはネジバナを集中的に植え付けています。芝生全般はバリカンで比較的短時間で刈払いできるのですが、このネジバナ領域はバリカンが使えません。間もなくネジバナは束の間の休眠に入り、そうなれば全域でバリカンが使えるのですが、今は花後の種子熟成中の大事な時期でもあり、バリカンなど接近も禁止です。で、残る手段として園芸バサミを使って手刈りする他はありません。 という事で、焼け付く様な日差しが緩む午後4時ごろから、芝の手刈りに取り掛かりました。範囲は20cm×1mほどのエリアですが、手作業となると手間もかかり、1時間半ほどで予定の範囲を刈り払った様子が画像下半分です。1週間で伸びた部分は再度刈込んで、手入れが行き届いている風を装ってみました。
2023年08月03日
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青花ホタルブクロがいよいよ幕引きの時を迎えそうです。今年の1番花が開花したのが5/17だったので、2ヶ月半もの長丁場だったことになります。この超ロングランで、花の色合いはかなり薄くなってしまいました。花のサイズも最盛時と比べると1/2から2/3ほどの小ぶりになり、流石にスタミナも底を突いた様に見えてしまいます。この週末頃には幕を下ろすことになりそうです。その後はスタミナのリチャージに専念できるように、花茎部分は刈り取ることにします。 もう一つのホタルブクロ、白花品の方も、ここに来て疲労の様子が見て取れる様になりました。花の大きさは最盛時の半分ほどになり、通常は花の自重で下向きに垂れ下がって咲くものが、この頃の花は横向きだったり、天に向かって咲くものも目に付きます。こちらも花茎の刈払いで、スタミナの温存を図ることにします。
2023年08月02日
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オウゴンオニユリの花が終って半月が経過しました。本来なら秋が深まる頃までムカゴ(円内)を生成するなど、活発に子孫繁栄への活動を行うのですが、この家の管理人(ワタクシ)にはそれが甚だ不都合で、このまま何もしないことを願うばかりです。で、そうした活動を全面的に封じるため、ユリの地上部を刈り払うことにしました。 ムカゴが零れ落ちない様に、ユリの茎を静かに根元から刈り取ります。その茎を燃えるゴミに出せる様、指定のゴミ袋に入るサイズに切り揃えて、ゴミ袋に収納します。ここでも、ムカゴをこぼさないのが鉄則です。こんな作業を現存の6株に対して繰り返し、オウゴンオニユリの撤収は完了しました。ついでに、刈り払ったユリの足元で繁茂していた八重咲ユキノシタも個体数を大幅に圧縮することにしました。この夏根付いた微小株を中心に、凡そ9割の個体を抜き取りりました。サッパリと片付いたプチ花壇の様子が下の画像です。この辺には紅白のヒガンバナとタマスダレを植え付けているのですが、この子たちの出番を待つ準備が整ったことになります。
2023年08月01日
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