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紅ヒゴスミレがまたしてもやってくれました。春の花、スミレが夏の終りのこの時期にツボミ・・・の様なものを付けるだけでも十分に異常な現象なのですが、実はこれ、ツボミではなく実なのです。春の花の時期にもこうした異常な現象、花を咲かせずにいきなり種子のサヤを生成することがあります。それが季節を半周違えてヒガンバナの時期にやらかしてくれた訳で、いやはや、何とも困ったもんです。このまま放置すれば10日ほどで種子は完熟し、サヤが弾けて種子を撒き散らすことになります。この様な怪しい特技の持ち主とは、そろそろ縁を切るべきかもしれません。
2023年09月30日
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この夏のほとんどの期間を姿を消したまま過ごしたイカリソウ「楊貴妃」の1番ポットです。「危険な暑さ」とも言われたこの期間を無事に凌ぎ切ったかどうか、気になるところです。今年はまだ全面植替えが必要になるまでは用土の疲労は進んでいない筈です。ということで、この秋はポット表面に侵入した雑草の駆除と、地中の冬芽の様子を確認するだけで済ませることにします。 先ずは外から見える部位から処理します。雑草の種類はカタバミと名称不明品1点です。こうした雑草については、いつも通りに手順で粛々と(!! )処理を済ませた上で、次の地中の様子見に掛かります。1cmほど掘り下げた位置で塊根の頭頂部が見えて来ました。頭頂部には小さいながら健康色の冬芽4芽が準備されていました(円内)。今回確認した冬芽のサイズで、花まで実現できるかどうかは微妙ですが、予測通りこの冬が暖冬なら花付きの背を押すことになるかも・・・などと、甘い希望を膨らませてしまいそうです。
2023年09月29日
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独立したポットに収まらなくなった日本シュンランの「天紅香」を集めて、大部屋(7号ポット)に住まわせていたのですが、フォローが細かなところまで行き届かず、年毎に貧相な姿に向かっています。特にこの夏の暑さは応えた様で、凋落傾向は一段と加速してしまいました。この辺で救済の可能性があるものを選抜して、独立したポットに植え替えることにしました。画像で選抜に残りそうなのは、画像右の一群と中央部後方の一群です。 用土には保水性の低いものを使っていたこともあって、固着する様な症状は見られません。一気にポットをひっくり返し、苗を抜き上げました。目を付けていた個体を取り上げて、老化した部分や根が腐敗した部分を切り離し、再生見込みのある個体群を残し、新居(3.5号ポット)に植え付けた様子がこちらです。仮にこれが無事に定着したとしても、花を咲かせる地力が備わるには最短で2年程度はかかりそうです。
2023年09月28日
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リコリス「さつま美人」が1番花開花から4日が経過して最高潮の域に入りました。中々の見応えです。とは言っても精々0.5平米どまりの小規模な群落なので、”見応え”とは言っても自己満足の域を出ることはありません。できれば坪単位の面積に広げたいもの・・・などという思いを募らせています。地元の農家に持ち込んでみようか・・・・
2023年09月27日
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梅雨明け後「危険な暑さ」が喧伝され始めた頃、早々と地上部が姿を消したヤマシャクヤクでしたが、その時点で健康状態をチェックした結果、地中の塊根は無事だった、という経緯がありました。その後、何十回もの真夏日や猛暑日の洗礼を浴びてしまいました。対策として建屋北面の比較的気温の低い場所に置いて、生命の維持を図って来たのですが、次のシーズンに向けて現状の健康状態を確認することにしました。 コケの浸食を受けて青黒く変色した表土を1cmほど掘り返すと、塊根の頭頂部が現れました。頭頂部は健康色を維持しており、酷暑を無事に乗り切った様子が窺えました。その先端には小粒ながら3-4個の冬芽を生成しているのが確認できました(円内)。これなら花は無理としても、来春の芽出しは間違いなさそうです。祝意を込めて、コケの浸食で青黒く変色した表土だけでも更新したいところでしたが、生憎用土を使い切っていて、更新は次の機会まで先送りする結果となりました。
2023年09月26日
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紅白のヒガンバナも始動しました。画像で、左が一般的な赤花品、右が白花品です。昨年も紅白同日始動でしたが、今年は11日遅れながら「同日始動」は何とか維持した形です。尚、11日遅れと言うのは尋常な幅ではありませんが、全国各地のヒガンバナの名所でも大幅に開花日が遅れている様なので、特段問題視する必要はなかろう、ということにします。 ところで、冒頭では何のためらいもなく、紅白の「ヒガンバナ」という名勝を使ってしまいました。この2品のリクルート経歴を紹介すると、10年余り前にネット通販で「お任せ品」として、品種等一切の説明のない構成の中に含まれていたものです。この2品の他に激早ピンク品や激遅黄花品が含まれていましたが、厳密な品種名などは今も分からないままです。「ヒガンバナ」と呼んでいる2品は、花期が一般的なヒガンバナと重なることから、その様に見做しているものです。最初は各々1個の球根からスタートしましたが、現在は50株に届くか、というところまで増えてしまいました。
2023年09月25日
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リコリスの4番手、「アルビ・フローラ」が開花しました。昨年と比べて2日遅れの開花ですが、この程度はいつも通り誤差の範囲としておきます。昨日取り上げた「さつま美人」と同様に、この品種も年毎に倍増の勢いで個体数が増えています。花後、葉が出始めるまでの1~2週間の短い間に、個体数の適正化目的の植え替えが避けられない状況です。 ところで、この「アルビ・フローラ」と2番手として開花した「真夏のクリスマス」が、花の特徴としては余り違いがない白花で併存しています。明らかな相違は開花時期が半月余り違う点だけです。年毎に栽培エリアの逼迫が進行しており、どちらかを整理する必要がありそうです。
2023年09月24日
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リコリスの3番手、「さつま美人」が開花しました。10日ほど前に、「さつま美人」かな?、ということで疑問符付きで花芽の始動を紹介しましたが、その時の疑問符が取れたことになります。この場所の「さつま美人」は、昨年は2芽だけでしたが、今年はご覧の通り8芽に激増しています。このまま放置すれば、この一帯の主たる住人、白花ヒガンバナと競合することになります。「さつま美人」はこの一群の外に、本隊のエリアにこれを上回る個体数が存在しており、花が終るのを待って、これらは掘り上げて、どこかに里子に出すなどの措置を取るつもりです。
2023年09月23日
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ドウダンツツジが紅葉の季節を待つことなく、早々と枯れてしまいました。リクルートして4ー5年になりますが、10月を待ちきれなかったのは初めてのことです。1mほど離れた位置にモミジを植えているのですが、こちらもかなり手酷いダメージを受けており、全体の2-3割の葉っぱが枯れています。事程左様に今年の暑さが酷かったことを表していると断じても良さそうです。 ドウダンツツジの方は、葉っぱが全体として白く変色していますが、今の段階ではこうしたダメージは葉っぱまでで踏み止まっていて、来春に向けて準備した冬芽(円内)は無事な様に見えます。この冬芽が何とか難局を乗り切れさえすれば、来春のリスタートも可能と考えられます。30℃越えの残暑は今週で打ち止め、という予報も出る様になりましたが、今のところこうした予報が当ることを祈る他には打つ手がありません。
2023年09月22日
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7月半ばに実施したスベリヒユの一掃作戦で、一時は芝生で同品を見掛けることはなくなっていました。しかし、それ以降に、遅れて発芽したスベリヒユが成長するに連れ、再び大量に目に入る様になって来ました。ここに来て、そうした後発株が花を咲かせる様になり、このまま半月もすると大量の種子をバラ撒くことになります。今駆除すれば、来年は芝生で同品を目にする可能性はかなり低くなる筈です。 ということで、スベリヒユ駆除・秋の陣に踏み込んだのですが、殆ど雨が降っていない芝生は、土壌が固く引き締まっており、茎を摘まんで引っ張ったぐらいでは抜き上げられず、7-8割が途中で切れてしまいます。こうして残った根は、短期間で茎を再生し再度繁茂してしまいます。で、手間は倍増しますが、除草テコを取り出して根の周りの土壌を解した上で抜き上げることになります。駆除作戦に着手した昨日は、概ね1坪ほどを除草しただけで終わってしまいました。こちらが初日の除草成果です。残る除草範囲は3坪弱、早くてこの週末まではかかりそうです。は~~ぁ....
2023年09月21日
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「花が咲けば正体は分かるだろう」などと鷹揚に構えて見守って来た正体不明のダイモンジソウですが、発芽を確認して間もなく3回目の秋(=花の時期)を迎えようとしています。この辺で花を見せて貰いたいものですが、今の段階ではその気配を見せていません。 それはそれとして、ポットは闖入者(カタバミ)が、主たる住人であるダイモンジソウを凌ぐ丈になり、しかもそのふところ(?)には大量に種子を収めたサヤが4個確認できます。間もなく完熟してサヤは自然にハジけて、種子は周囲に飛散してしまいます。今回はこのカタバミを先手を打って駆除し、種子飛散を回避することにします。こちらがAfter画像ですが、危険分子はいなくなり、開花への準備は整ったことになります。この秋、何とかならんモンかね~。
2023年09月20日
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2018年に種子を蒔き、同年発芽した品種名不詳のボタンです。この品の仲間は発芽から初花まで7-8年というのが相場らしいのですが、これを信じるなら、あと2-3年で花が見られるかもしれません。それまではお釈迦様から招待状が届いても、丁重にご辞退申し上げることにします。 という風な愚にも付かぬ妄想は横に置いて、そろそろ活動期も終わりを迎える訳ですが、ポット表面には雑草が生い茂っており、このまま放置すれば住人が眠りに就く頃、大量の種子をばら撒き、翌年には更に酷い状況を招いてしまい兼ねません。で、今回は植え替えまでが行いませんが、せめて雑草ぐらいは完全に駆除しておくことにしました。雑草の種類はカタバミの一点張りで大小合わせて8点を抜き上げました。こちらが駆除後のポットの様子ですが、少しでも早い開花が実現する様、祈りを込めて合掌・・・
2023年09月19日
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今回は主たる要件、行き先は”伏せ”とさせて戴きますが、島根県まで弾丸ツアーを実施しました。その行き先から、半径20km圏内に出雲大社の大しめなわを一手に引き受けて制作・奉納している工房(大しめなわ創作館:飯南町)があると聞き、訪ねてみました。 工房では全国の神社からの注文と思われる大小様々なしめなわを制作している様子でしたが、作業風景は動画/静止画を問わず、一切の撮影禁止ということでした。そんな訳で、工房正面玄関に設置されている、そこそこ大きなものだけを撮影しただけで戻って来ました。因みに直近の奉納は2018年だったそうですが、次回奉納の情報が掴めれば(当方のアンテナ感度は決していいとは言えませんが・・・)、再度訪れてみたいものです。
2023年09月18日
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発芽から2年が経過した赤花ヤマシャクヤクです。春には2芽確認できたのですが、梅雨明け後、いつの間にか1芽は姿を消してしまいました。残る1芽も、いつまでも続く暑さに根負けしたのか、とうとう葉を枯らしてしまいました。まさか枯死という事はなかろう・・・とは思うのですが、健康状態確認の意味も込めて少し早めの植え替えを行うことにしました。 で、早速苗の掘り上げです。竹串で軽く用土を解してポット(3号)を倒すと、用土と共に苗が転がり出て来ました。こちらが苗の現状の様子ですが、塊根は年齢相応に大きくなっていて、冬芽も左の個体に3個、右の個体には1個、それぞれ準備されていました。これを新たな住まい(5号プラ鉢)に常用の配合用土で植え付けます。殆ど消えてしまい判読も困難だった品名ラベルも作り直して、全ての作業を終えた様子がこちらです。初花が見られるのは早くて4年後、今年の様に早枯れが繰り返される様なら、更に伸びてしまう可能性も否めません。
2023年09月17日
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今回はユキワリイチゲ(雪割一華)の2番ポットを植え替えます。このポットはリクルートした2021年以来植え替えを行っておらず、用土も少々お疲れの様子が漂っています。 先ずは地中の塊根を掘り出します。2年前に調達してすぐに植え付けた時、どの様に植えたかは殆ど記憶に残っていませんが、今回掘り上げた時には表土から2cmから3cm付近に分布していました。掘り上げた全個体がこちらで、健康そうな冬芽を生成していました。今回の植え付けは、この中からサイズの大きなもの7~8点を抽出して元の4号ポットに植え戻すことにします。残りの個体の中から3点を別のポットに植え付けて、花の時期に屋内で愛でることにします。ということで、メインのポットに植え付けを済ませた様子がこちらです。異常気象の様な事態がなければ、来月末には芽出しが始まり、2月には花を咲かせる筈です。
2023年09月16日
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今回はレンゲショウマの2番ポットの植え替えを紹介します。ポット内の用土が甚だしく減っていますが、これは不注意で転倒させ、用土を失ってしまい、これが植え替え時期を繰り上げる原因になってしまいました。 このポット、最後の植え替えから数年が経過しており、塊根が肥大化して、ポット内は甚だしい過密状態を来していました。で、掘り上げた大株は二分割して、半分を露地に植付け、残る半分は元のポットに植え戻すことにしました。尚、分割した塊根には、まだ冬芽らしいものは生成されていませんでした。こちらがポットに植え戻した様子です。暑さが続く間は、我が家の軽井沢に退避させ、植え替えと暑さのダブルのストレスを軽減させることにします。
2023年09月15日
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リコリスの4番手、「アルビ・フローラ」も始動しました。昨年と比べて1日遅れの始動・・・ということは、事実上差はないと見做せる範囲です。開花は来週の水曜か木曜、といったところに落ち着きそうです。 ここから先のリコリスの動向を予測すると、この「アルビ・フローラ」から少し遅れて、在来型リコリス、ヒガンバナが動き始めます。そして彼岸の頃、我が家のヒガンバナと共に、近傍の田んぼの畦道や空地のヒガンバナが乱舞することになります。
2023年09月14日
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リコリスの3番手、「さつま美人」の本隊が動き始めました。昨年と比べて3日遅れの始動ですが、ま、この程度は誤差の範囲としておきます。この画像の範囲内に4芽が写っていますが、3年前にこの位置に植え付けた1個の球根が、4個に分球し、それぞれが開花可能な「おとな」サイズに成長したことを現わしています。エリア全体では、昨日時点で8芽が確認できましたが、いずれも分球が進んだ様子を見せており、花後、葉が出始めるまでの僅かな期間を捉えて、個体数調整目的の植え替えが必須です。
2023年09月13日
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白花ヒガンバナのエリアで花芽が動き始めました。主たる住人、白花ヒガンバナが動き始めるのは、9/20頃になるのが恒例で、この花芽は別物と考えるのが妥当です。 この場所、白花ヒガンバナの端っこには「さつま美人」が混ざっていることは承知していますが、当の「さつま美人」のエリアでは未だに動きをみせていません。ということで、当たるも外れるも確率は50%ですが、暫定的にこの花芽は「さつま美人」と見做して、3日ほど先のツボミの生成を待つことにします。
2023年09月12日
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1年前ヘタ付きのパイナップルの食べ残し、つまりヘタ部分を土に埋めていたものが何とか発根したものの、屋内生活には馴染めなかったらしく、一向に生育は進みませんでした。で、5月末に露地に植え替えたのですが、この措置は有効だった様で、成長に弾みが付きました。今茂っている葉は、表だって見える大きなものは全て植え替えた後に芽吹いたものです。暖かい時期はこのまま露地で過ごさせ、最低気温が10℃程度まで下がる様になる10月後半には、再度ポットに戻して、来年5月頃まで暖房付きの屋内で過ごさせるつもりです。 農場での栽培なら3年ほどで食用に耐える大きさに育つ様ですが、十分な肥育ノウハウもない我が家で、そうした実が育つのか、また何年かかるのか、疑問符だらけではありますが暇つぶしの意味合いで見守ってみます。
2023年09月11日
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6/28に1番花が開花して、間もなく2ヶ月半になろうとしているアポイギキョウですが、今もこんな具合に咲き続けています。普通なら1ヶ月ほどでシーズンを終えるのですが、数年に一度ぐらいのペースで、この様に長期間咲き続けることがあり、今年がその当り年だった様です。 目先を変えて、しからばこの長丁場が何時まで続きそうか気になるところです。上画像の個体の周りには、こんな成長途上のツボミも控えています。小さい方のツボミについて考察すると、開花まで1週間、花の寿命を3日前後と見積もると9/20頃までは持ちそうです。このツボミの後を引き継ぐ猛者が現れるかどうかは分かりませんが、暑さはまだまだ続きそうで、3ヶ月に手が届くこともないとは言い切れません。
2023年09月10日
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ホウオウシャジン(鳳凰沙参)が早々と葉を枯らせてしまいました。7月下旬に咲き始めたのですが、用意したツボミの2-3割が開花しただけで、残りは開花することもなく枯れ果ててしまいました。この品種の主たる分布域である鳳凰三山の山頂付近(標高2600~2800m)なら、8~9月中旬は最盛期の筈なのですが、流石にこの地の暑さは応えた様です。枯れてしまった茎や葉は無用の長物なので、この際残骸は刈払い、スッキリさせた上で、越冬に備えることにしました。 こちらが刈込みを済ませた様子ですが、事のついでに地中の様子はどうなっているか少し表土をめくってみました。数mm掻き出したところで根に行き当りました(円内)が、健康状態に問題はなさそうでした。流石にまだ冬芽の用意まではできていない様でしたが、いずれは冬芽に変わりそうな小さなコブは数ヶ所確認できました。来年に向けての準備はできつつあると見てよさそうです。
2023年09月09日
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リコリス「真夏のクリスマス」の遅参グループが見頃を迎えました。花芽を出した数は、圧倒的にこちら、遅参グループの方が多いので、事実上、今がこの品種のクライマックスということになります。 それにしても今年のリコリスの花芽始動はバラツキが大きかった、という印象が拭えません。加えて、推定される球根数に対して花芽の発生率は50%ほどに留まっている様に見えます。こうした花芽が出なかった球根は、このまま作落ちするのか、はたまたもう一段の遅参があるのか、この先の振舞いが気になるところです。
2023年09月08日
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タマスダレが開花しました。昨年と比べて9日遅れの開花です。直前のリコリス2品が、偶々昨年と同じ日に開花して感激というか、背筋が冷える様な思いをしたものですが、このタマスダレで元の荒れ気味の開花日に戻って、何となく平常の生活を取り戻した様な気分です。 この品種は今を盛りのリコリスと同じヒガンバナ科に属します。植え付けたエリアも、特に意図した訳ではありませんが、在来のヒガンバナと隣合うことになってしまいました。早咲きの「山の根ゴールド」や「真夏のクリスマス」と準早咲きの「さつま美人」、「アルビ・フローラ」の間を取り持つ様に咲く、有難い存在です。
2023年09月07日
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今回の手入れのターゲットはタッタソウ(立田草)です。昨年リクルートしたもので、我が家にやって来てまだ1年も経っていません。梅雨の頃までは至って元気でしたが、この夏の暑さに負けたのか、8月に入った頃には葉を枯らしてしまいました。今回の作業は、この枯れた葉を切り払い、ポット内から無駄なものを排除します。まさか「ご臨終」などということはなかろうと思うのですが、ついでに生死を確認することにします。 枯れた葉っぱの刈払いは、よく研いだ園芸バサミで葉柄の付け根で切り取る作業の繰り返しです。丸刈りが完成するまで、冬芽の存在を注意深く探したのですが、表土上に顔を出すものは全くありませんでした。まだ地中で生成の途上なのかもしれません。続いて、表土を少しだけめくって地中の様子を伺います。ほんの1cmも掘ったところで、大量の健康そうなヒゲ根が現れました。地中の状態は「異常なし」であることも確認できました。春まで特段のサポートなしに過ごさせても良さそうで、先ずは一安心・・・という結果でした。
2023年09月06日
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今年は鉢数も増えていて、例年の様に涼しくなるのを待って10月に手入れを始めたら、寒くなるまでに手入れが終らない事態も発生しそうです。ということで、暑さも盛りのこの頃ですが、ストレスに強い品種から植え替えなどの手入れを始めることにしました。手始めは白花シランです。 このポットは一昨年植え替えて2年間据え置きにしてしまいました。ポットの中はさぞかしエラいことになっているに違いありません。用土を解して排出してみると、根は交錯して絡み合い、一塊になっていました。それを抜き上げ、根を解しながら1株毎に取り分けて行きます。この作業に全作業時間の6-7割を費やしてしまいました。その上で一昨年と昨年の旧バルブを切除した様子がこちらです。全部で5株が確認できましたが、1番右の小さい株を除いて、元の7号ポットに植え戻すことにしました。 こちらが秋の手入れの全行程を済ませた様子です。地中のバルブは1/3に減った勘定になり、窮屈度はかなり軽減した筈です。今月中は暑さは続く可能性があり、暑さと乾燥のストレス軽減のため、我が家の軽井沢に相当する場所に退避させて定着をを待つことにします。
2023年09月05日
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セッコク「雷山」のポットで、前回の除草から1ヶ月と少しが経過しました。アッという間に過ぎた1ヶ月でしたが、ポットは前回を上回る雑草の繁茂ぶりです。今回はこのポットの除草と合わせて、株の先端部に発生した子株を切り離すことにしました。 先ずは雑草の駆除です。大物としては品種名の分からないホウレンソウの様な姿のもの1点、イネ科と思しきもの1点の他は、カタバミ4点、といった構成でした。これらを根こそぎ抜き上げた上で、主たる手入れ、「雷山」の頂上部に発生した子株(円内)の株分けに取り掛かります。子株はしっかりした根を伸ばしてはいますが、その根は空中を彷徨っていて、まだ水分や栄養分を吸収するといった実務を担っている様子はありません。まだ親子株は繋がっていて、子株の生存に必要な栄養分は親株から供給されている様です。親子株は中々強固な結合ぶりでしたが力づくで切り離し、親株の再配置を伴う植え付けを行いました。その様子がこちらですが、子株の根はすぐには正常に機能しないかもしれません。ということで、暫くは日影で乾燥を避けつつ、定着を待つことにします。
2023年09月04日
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遅れていた「山の根ゴールド」の後続グループが動き始めました。先ずは一安心・・・といった心境です。実際におデコを出したのは一昨日(9/1)でしたが、うっかり撮影するのおを怠ってしまい、1日遅れて改めて撮影した時には丈は10~20cmに伸びていました。この子たちが開花するのは来週後半になろうかと思われますが、この遅れのお陰(?)で開花期間が伸びることになってしまいました。 画像で左よりの2本が先行して咲いたものですが、既に花は半分以上が枯れてしまいました。この2本の内の1本が、ヒガンバナの一族にあるまじき高身長になってしまいました。こちらがその様子ですが、地表から花の最高点まで実に89cmあります。40~50cmに収まってくれれば、可愛さはベリグ、且つ管理も容易なのですが、こうした管理人の願いは届かず、実に困ったもんです。
2023年09月03日
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5日前、一角獣の様な風貌の蛾の幼虫が発生したことを紹介しました。体長1cmほどのセスジスズメのソックリさんでしたが、全身が緑色だったことで、非該当、正体不明のまま追及は止まっていました。5日経って体型はグンと大きくなり、画像の個体で4cmを超えるまでになりました。大型化と共に食する葉っぱの量も激増し、流石に再生ペースが速いヤマイモでも葉っぱがスカスカになり始めました。このまま放置してはイモの成長にも影響が出そうで、観察はこの辺で打ち切ることにしました。 その前に、まずこのイモムシの正体を明らかにしなくてはいけません。毎度お世話になっている「毛虫・芋虫」図鑑サイトで探した結果、どうやらこのイモムシの正体は「ブドウスズメ」らしいことが分かりました。先行して発生した「セスジスズメ」とは遠くない親類かもしれません。こうして正体を把握した上で、トータル12匹いた賊の御一統にはいつものガスを一吹きして退散して頂きました。南無・・・・
2023年09月02日
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ツリガネニンジンが開花しました。1番花、2番花は賊に喰われて日の目を見ることはできませんでしたが、3番花のこの子は賊の虎口を掻いくぐることができた様です。先のことをいうと、賊の特定などは全く手付かずで安閑としていられる状況ではありません。取り敢えず、用心深いバッタ類への備えとして、射程の長い防虫剤を用意することにします。 我が家でこの花が咲いたのは15~6年ぶりで、勿論この地に引越して来て初めてのことです。久し振りの感動の再会ではありますが、1番花から3番花まで共通して花のプロポーションに少なからず不満があります。それは花の”肩”に相当する部位が甚だしい撫肩になっていて、一見して雨傘を閉じかけたような恰好である点です。確定的な原因は分かっていませんが、ツボミの成長段階の大事な時期が異常高温に晒されたことも影響しているかもしれません。対策は手探り状態ですが、来年は建屋の日影側に移動するなどして、より好ましい栽培法を探って行くつもりです。
2023年09月01日
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