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リンドウが開花しました。昨年と比べて3日遅れの開花です。・・・とは言いながらこの品種、他とはかなり変わった咲き方をする傾向があり、ひょっとするとこの開花日に誤認があるかもしれません。 多くの山野草は、明るくなる時間には花弁を開いており、花が散るまでその形状を保持します。それに対してこの品は、日差しが差し込み、気温がそこそこ上昇するまで花弁を開くことはありません。日差しがなくなったり、気温が下がると花弁を閉じてしまいます。その閉じ方も実に几帳面で、開花前のの姿、丁寧に捩りを利かした紡錘形に形を整えます。当然曇りや雨の日や、晴れても気温が上がらない日には花弁は閉じたまま1日を過ごすことになります。そして花が寿命を迎えた時は、この閉じたままの姿で幕を降ろすことになります。万事に自堕落なワタクシとしては、羨望とは逆に妬みの対象にもなり得る振舞いを見せ付けてくれます。
2025年10月31日
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今回取り取り上げるのはカキランです。暑さの盛りに地上部が枯れてしまった・・・という事情から、先ずは生死を判定しなくてはいけません。表土を2cmほど剥ぎ取ったところで目標物に到達しました。冬芽は小さいながら2芽確認できました。生死判定はOKです。・・・ということで、当初の案としてはここまでで作業を終えるつもりでした。 振り返ってみると、ここ数年作落ちが続いており、この状態の改善のためには、栽培の環境を変えてみる必要がありそうです。栽培指南サイトによっては、用土に腐葉土を混用するというサイトもあり、今回はこれを真似てみることにしました。で、一旦、バルブを完全に掘り上げ、鹿沼土・赤玉土の配合用土2に対して、腐葉土1を混ぜた用土で植付けました。表土付近1~1.5cmは常用の用土で化粧して一丁上がりとしました。この品の来年の動向を見て、他にも展開するかどうか判定するつもりです。
2025年10月30日
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前回雑草と増殖株を駆除して40日ほどが過ぎました。この期間に、再び増殖株(↓)が顔を出し、ファミリー増殖の行動を起こしていました。このポットは植え替えて3~4ヶ月なので、今年は秋の植え替えは見送ることにして、増殖株の間引きのみで済ますことにしました。 ということで、元の3株のみ残し、増殖した個体は抜き上げることにしました。いつも通り対象株の根元の用土を解し、静かに抜き上げます。こちらが今回、間引いた増殖分です。この品種は厳冬期も成長するし、温暖期と比べればペースは落ちますが子株の生成もします。という具合で、一般的な山野草が冬季は静かに休眠する傍らで、ほぼ年間を通じて油断できない相手ではあります。
2025年10月29日
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黄花リコリスの「山の根ゴールド」の、残していた花軸が枯れ始め、とうとう倒れ伏してしまいました。種子はどうなった?・・・ということで、採種したサヤを割り開いてみると、円内の様な種子が出て来ました。いずれも黒々として光沢感があります。因みに、右下の一回り小さいものは、1週間前に採種した個体です。 折角採取した種子なので、これが発芽するかどうか確認したい・・・というのが、園芸愛好家の自然な反応です。ということで、屋内で邪魔にならないサイズのポット(2.5号)に種蒔きした様子がこちらです。水遣りで手抜かりを起こさない様、洗面所の片隅に置いて、日々観察を続けるつもりです。
2025年10月28日
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今回はこれ、濃色赤花ヤマシャクヤクの株分けを伴う植え替えです。種蒔きから7年かけて初花を咲かせたのですが、3年続けて花を咲かせた後、作落ちが続いている、いわく付きの品種です。作落ちの原因は塊根の肥大化に伴うポット内過密(・・・かもしれない)と見て、今年の秋の手入れでは、これを株分けして、過密を解消することにしました。 で、早速地上部の茎を刈払い、塊根を掘り出します。これを切り分け可能な位置を探し出し、新しいNTカッターで切り分けます。新しいカッターを使うのは、分割部位が何かに感染するリスクを回避するためです。こちらが分割後の塊根の様子です(植付け後画像と切替表示)。分割後の塊根を5号プラ鉢に植え付けます。今回は植付け用の用土には、常用の赤玉土、鹿沼土の混合用土2に対して、腐葉土1を配合して使用しました。ヤマシャクヤクの仲間は、今回の様な植替えのストレスで枯死するリスクが高く、何とか無事に切り抜けて欲しい・・・と祈るばかりです。
2025年10月27日
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種蒔きした記憶もなく、従って品種など思い当たることがない、不明だらけの大文字草です。葉や葉柄の特徴点から、大文字草らしい、というところは分かるのですが、花が咲くまでは何者かは???のままです。その不詳品も発芽からの年数を踏まえれば、そろそろ花を咲かせてもいい頃合いです。上画像が昨日時点のポットの様子ですが、ポット表面はカタバミが繁茂しており、これに加えて表土の半分ほどにコケ(スナゴケ?)が浸食しています。花期(11月頃)も迫っており、花が咲くかもしれないという期待を表す意味で表土のプチ手入れを行いました。 先ずはカタバミの除草です。株元を竹串で解し、株元を摘まんで抜き上げる、という作業を20回余り繰り返して、全点駆除しました。続いてコケの剥ぎ取りです。コケには根がある訳ではありませんが、表面から10~15mmまで仮根で固まっており、これをごっそり剥ぎ取る必要があります。こうした作業で減った用土を補って一件落着としました。
2025年10月26日
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2ヶ月前に大がかりな枝打ちをしたばかりの、日傘代わりに小庭に植えた土佐文旦が、早くも小枝を伸ばし始めました。このまま放置すると、小枝が本格的な枝になり、園芸バサミでは歯が立たなくなります。ということで今の内に枝打ちするべ・・・ということで、脚立と園芸バサミを持ち出しました。 途中は省略しますが、事故も作業遅延もなく10分ほどで高く伸び上がった小枝は全て刈り払いました。こちらがAfter画像です。寒い間は樹木は狸寝入り状態になり、枝の伸び上がりは止まります。梅雨入り前頃までは特段の手入れは必要なかろう・・・と思います。
2025年10月25日
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気温の低下傾向に合わせる様に、マクワウリの蔓や葉も精彩を欠く様になって来ました。部分的に黄葉も見られる様になり、実はこれ以上充実することはなさそう・・・ということで、サッサと収穫してしまいました。 収穫時点での大きさは太さ(直径)8cm、長さ(高さ)10cm強でした。キチっと農家で栽培されたものなら、最大の長さが15cmに達することも珍しくないことと比べると、甚だしく見劣りしますが、8月に種蒔きして、2ヶ月で収穫できるのはこの辺が関の山・・・ということかもしれません。ということで、収穫品は少しの間、追熟させて味わうことにします。
2025年10月24日
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前回この場でリンドウを取り上げて10日弱が経過しました。この間、萼片の成長が極限に達してしまったのに対して、ツボミは成長の途上にあり、ここ数日ツボミと萼片のサイズ比率がいい形に仕上がって来ました。この状態から開花まで、ざっくり言って10日前後です。昨年の開花実績(10/26)より、幾分遅れるかもしれません。
2025年10月23日
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4本残していた、黄花リコリス「山の根ゴールド」の花軸の内、1本が黄変し始めました(上画像中央の個体)。株元は既に黄色から黄土色に変化しており、実(種子)はこれ以上の成熟はなさそう・・・ということで、これを採取して種子を取り出してみました。 円内が採取した種子と比較用の小豆粒です。本来実を結ばないリコリスだけに、サイズがこれでいいかどうか見当が尽きませんが、色艶は成熟している様に見えます。残る3本の花軸で成長中のものと合わせて種蒔きして、推移を見ようと考えています。仮に発芽したりすれば、大珍事なんでしょうけどね~。
2025年10月22日
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黄花リコリスの「ジャイアント・イエロー」がほぼ満開の域の入りました。で、恒例の最大サイズの計測を行いました。結果は残念ながら、今年は20cmに達するものは出ませんでした。最大サイズは上画像の通り、19cmを少し切るか・・・というサイズです。原因は正確なところは分かっていませんが、本来の休眠入りよりかなり早く葉っぱを刈り払ってしまいましたが、もしかするとこの措置で光合成による養分生成が不足したのかもしれません。来年は、この品種だけでもギリギリまで葉を残すことにします。それに加えて、個体数の適正化も進めてみます。
2025年10月21日
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昨日に続いて、プチ花壇手入れの紹介です。昨日の掘り上げ作業で残したドイツスズランとその背後に陣取った地エビネを全て掘り上げました。上画像は、2品を完全に掘り上げた様子(After)と着手前(Before)の同じ範囲を切り替えて表示しています。地エビネまで掘り上げたのは、その根周りにスズランのランナーが侵入して絡み合い、分離が不可能な状態に陥っていたため、地エビネも抜き上げて株分けした上でスズランを引き剥がす・・・という段取りを踏むためです。 地エビネの根に絡んだスズランを残らず引き剥がした上で、元のエリアに適度の間隔を確保しつつ植え戻します。更に、ドイツスズランも20株ほどを選抜して元のエリアに植え戻しました(こちら)。因みに選抜は1~3芽の冬芽を擁したもので、無事に定着すれば春には20~30本の花芽が立ち上がる筈です。
2025年10月20日
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近年、手入れの不行き届きで、荒れ地と言われ兼ねない状況に陥っているプチ花壇に大ナタを振るうことにしました。先ずは上画像のエリア、畳にして1畳半ほどのエリアのシモツケソウとドイツスズランをターゲットとします。中でも荒地化の主犯、ドイツスズランの個体数圧縮から着手します。場所としては楕円で囲った範囲です。 ドイツスズランは地中にランナーを伸ばし、ファミリーを増やします。この5-6年、メンテナンスなしで来たため、近傍にランナーを張り巡らし、広範囲に繁茂してしまいました。個体数調整にはこれらのランナーが網の目状に絡み合ったものごと掘り上げる必要があります。縦横の網の目を掘り上げるのは想像以上の力仕事で、2時間ほどかけて処理できたのは予定の半分ほどに留まりました(こちら)。天気次第にはなりますが、今なら日中も作業可能なので、できるだけ短い期間で処理したいと思っています。
2025年10月19日
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最晩生の黄花リコリス、「ジャイアント・イエロー(仮称)」が開花しました。昨年と比べて1日遅れ・・・ということは、事実上昨年並みの開花、ということになります。この品が、我が家で保有するリコリス9品種の幕引きになります。但し、今年はこれら9品種の内2品は作落ちしてしまいましたが、特段の問題はなく、1品は隔年開花、もう1品は「一勤二休」のペースを順守(!! )している怠け品種です。 ところで、冒頭で「ジャイアント・イエロー」という名称を使いましたが、これは公式なものではなく、我が家だけで通用する仮名称です。ヒガンバナを始めとして、一般的なリコリスは花の包絡線の差し渡し径が15cmに届きませんが、本品は20cmを超えるものが頻繁に出現します。この現象に着目して付した仮称・・・とご理解ください。
2025年10月18日
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半月ほど前に取り上げたマクワウリが熟成色を帯び始めました。気温の低下を感じての反応と思われます。これ以上の肥大化は期待薄な様です。 現状の大きさは、太さ7cm弱、長さ10cm強・・・といったところです。少々物足りなさを感じますが、発芽が通常の栽培より4ヶ月以上遅かったことを考えると、このサイズも「やむなし」というべきかもしれません。来年は4月頃に種蒔きして、汚名返上にトライしてみようか ....
2025年10月17日
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すっかり花が終ってしまったリコリス(さつま美人、白ヒガン、ヒガンバナ)も、花軸から水分が抜け始め、後は腐敗を待つだけになってしまいました。残しておいても何かが起きる訳でもないので、この辺で花殻を刈払い、順次生い茂る筈の葉に空間を譲ることにしました。因みに、画像左端の白い花殻は「アルビ・フリーラ」、左の赤みを帯びた一群が「さつま美人」、中央部から右隅までの白っぽいのは「白ヒガン」、そして右の画像外に「ヒガンバナ」・・・といったエリア割付になっています。尚、画像右に写っているツボミが付いたのが、今日か明日には開花しそうな最晩生品種の「ジャイアント・イエロー」です。 作業は至って単純で、園芸バサミで地面スレスレの位置で花軸を切り取るだけですが、芽吹きが始まった葉っぱを一緒に刈り取らない様注意を払うだけです。10分ほどで刈り取りは終了しました。こちらが刈り取りを済ませた様子ですが、これで繁茂状態に入っても邪魔になるものはなくなりました。来年も豊作になることを願いつつ作業を終了しました。
2025年10月16日
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白ヒガン(無銘リコリス・白花)の出葉が始まりました。ギリギリですが花が終ってからの出葉で、辛うじて「ハミズハナミズ」のオキテは保った形です。同時に白花の「アルビ・フローラ)も出葉か始まっています。 これらの2品に共通しているのは、今、葉を出しているのは、この秋花を咲かせなかった個体だけです。花を咲かせた個体は、今は花軸や花の残骸処理で手一杯で、葉っぱにまで手が回らない・・・と言っては不穏当ですが、この花軸の位置から葉を出す関係で、葉っぱを出そうにも頭がつっかえて身動きが取れない・・というのが正しい解釈かもしれません。
2025年10月15日
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黄花リコリスの「山の根ゴールド」が咲いていた頃、その中に白花品3点とピンク花品1点が混ざっていました。「山の根ゴールド」は昨年植え替えたばかりなので、もう1年くらいは我慢して貰いたいところですが、混入品を排除するのは喫緊の課題です。で、出葉が始まる前に混入品の排除のついでに「山の根ゴールド」も植え替えることにしました。因みに混入した白花品は「真夏のクリスマス」、ピンク花は「さつま美人」でした。 混入品を除外した残り、つまり本来の住人「山の根ゴールド」は全部で12点の球根が確認できました。上画像はそれらの球根を仮配置した様子です。この仮配置案通りに穴を掘り埋め戻せば植え付けは完了です。作業を済ませた様子がこちらです。 向かって右側の4点は花軸を残したまま植え付けています。理由は、この4点が種子らしきもの(円内)を成長させているためです。リコリスの仲間は、遺伝子の構造から種子は結ばない・・・というのが定説となっています。にも拘らず、この様な肥大化が起きているのは何故か、行く末を見届けたくて残したものです。定説を覆す様なことはなかろうとは思いますが、どの様な変異が起きるか、見守ることにします。
2025年10月14日
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この春先にリクルートしたエゾズカシユリです。夏場の酷暑に抗い切れず、早々と地上部は姿を消してしまい、以降の健康状態を伺い知る手立てを失ったまま今日を迎えました。秋の手入れの時期を迎え、今回はこの品の生死だけでも確認しておくことにしました。 竹串で表土を解し、竹べらでその用土を掻き出す、という作業を続けます。因みに、竹串と竹べらは焼鳥の串を加工して手作りしたものです。春先の植え替えの際、いつもより深めに植え付けてしまった様で、鱗茎の頭部に行き当るのに2cm以上も掘り進めることになってしまいましたが、掘り当てての診断は、特段の問題はなく、夏場の酷暑も何とか凌ぎ切った様です。こちらがその様子です。半年と少し前に植え付けたばかりなので、用土の疲労などは考慮の必要はなく、元通り埋め戻して「一丁上がり」としました。次なる試練は冬場の冷え込みです。何とかお手柔らかに願いたいものです。
2025年10月13日
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リンドウのツボミが、行儀よく捻られている様子が視認できる様になって来ました。黄緑色一色だった色合いにも、薄っすらと紫が乗り始めています。開花に向けて準備が整いつつあるようです。 ・・・とは言いながら、一気に開花・・・という訳にはいかず、次の段取りとして、1週間ほどかけてツボミが全身顔を出すと共に、全身紫に変身する必要があります。こうした段取りを踏みつつ、半月ほどかけて開花、というのが例年の流れです。
2025年10月12日
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お盆の頃、JAの直販所で買い求めて来たマクワウリを食した後、無作為につまんだタネ数個をプチ菜園に蒔いていました。月も変わらない内に1芽だけ発芽し、9月に入った頃にはグングン成長しました。蔓が1mを超えた頃には花が咲く様になり、その内の1つがこのサイズまで大きく育って来ました。 現在のサイズは太さ(直径)6cmほど、長さ10cm程です。完熟時のサイズは太さ10cmほど、長さ15cmほど・・・といったところです。それまで後2~3週間ほどか・・・と思いますが、その前に本格的な冷え込みが来れば見果てぬ夢に終わることになります。完熟が先か、冷え込みが先か、時間軸での競争が始まります。
2025年10月11日
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八重咲スイセンが休眠明けを迎え、葉を出し始めました。昨年と比べて半月余り早い始動です。このプランタには7個体を植え付けているのですが、昨日時点で5個体が葉を出しています。然らば、開花は何時頃か・・・と聞かれても、返答に窮するばかりです。 その理由は、この品種の開花時期が甚だしくバラつくことにあります。過去5年を遡っただけでも、早い年は12/28、遅い年は2/14・・・と言う具合で、1ヶ月半の幅があります。この結果、1番花が年に2回の咲くという、奇妙な記録も存在します。2020年がその珍記録を残した年で、1/30に1回目が開花して、夏場の休眠を挟んで12/28に翌年度の1番花が開花した、という実績を叩き出しました。
2025年10月10日
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我が家で保有するリコリスの中で、最も開花時期が遅い黄花品が始動しました。他の品がすっかり終わってしまったり、最盛期を超えてしまった中での登場です。無銘の黄花品で、花の差し渡し径が20cmに達する大型品で、我が家では「ジャイアント・イエロー」と呼んでいる品種です。 一般的にリコリスの花芽は、前年の葉っぱが枯れて消滅した後から芽を出し、外から見ると地面からツボミが立ちあがった様に見えます。それに対して、この品は前年までの葉や葉の付け根は枯れ残って、年毎に葉の残骸が積み上がります。ツボミはその積み上がった残骸の先端から立ち上がるため、画像の様に随分風変わりな形状となります。タートルネックのセーターを重ね着した様な風体です。この先、更に5年、10年と年を重ねたら、一体どんな格好になるか、気になるところです。この品にしてみれば、「放っといてくれ!! 」と言いたいかもしれませんが ....
2025年10月09日
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地方によって多くの名称を持つヒガンバナですが、中でも傑作と思うのが「ハミズハナミズ」(葉見ず花見ず) ではないかと、ワタクシは考えています。意味は「葉は花が散った後に出始めるため、花は葉を見ることがなく、花も葉を見ることがない」ということだそうです。一般的にはその通りなのですが、我が家のヒガンバナは、どうしたことか花が散る前に葉が出始めます。上画像がその様子です。 そんな訳で、我が家に於いては、この地方名は「適用除外」とせざると得ません。その他のリコリスはどうか、というと、この赤花以外は実に厳格に「葉見ず花見ず」のルール(!?)が当てはまっています。先頭切って咲き始めた「真夏のクリスマス」に至っては、花が終って葉が出始めるまでに3週間ほどのブランクがあります。
2025年10月08日
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ツリガネニンジンが開花しました。この品は昨年導入し、今年が初花・・・という事情から、前年比較はありません。それにしても、何とも貧相な開花風景・・・と断ぜざるをえません。 原因は芽出しから成長期に移った時期に何者かに茎を喰われて、地上部は5-6cmを残すのみ、となってしまいました。今年は花は望めないと諦めていましたが、僅かに残った茎から脇芽が出て、その脇芽に付いたツボミがこの様に開花したものです。今年はこれもやむなし・・・として、来年はもう少し優雅な眺めを実現したいものです。
2025年10月06日
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白花タンポポが休眠明けして1ヶ月半経過しました。葉っぱも一通り出揃い、存在感を誇示する様になって来ました。そして昨日、新年度1番花が開花しました。と言っても、どんよりとした曇り空で半開きを辛うじて超えるか・・・という、きわどい咲き方に留まってしまいました。 残暑の極みと言っても良さそうな暑さではありますが、この気候で一気に爆咲き?、ということにはなりそうにはありません。年内は勿論、2月半ば頃までは1週間に1輪か2輪という、慎ましい咲き方で過ごし、その後ややピッチを上げますが、爆咲きに移行するのは3月に入ってから・・・というのがこの品種の平均的な1年の過ごし方です。
2025年10月05日
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ヒガンバナが満開の域に入りました。いや~、中々の見応えです。難点を挙げれば、どの品種も左に大きく首を傾げている点です。この方角が太陽が最初に差してくる方角です。入手した15年ほど前には1個だけだった球根が、年を重ねてこんな規模になった・・・という点で、感慨深いものがあります。 ところで、背後に写り込んでいる品種をサクッと説明すると、赤花の奥(後方)の白花は無銘品、我が家では白ヒガンと呼んでいる品種です。単純にヒガンバナと同時期に開花することから、便宜上付けたあだ名の様なものです。この品も今日か明日には満開期に入る筈です。 更にその奥のピンク花は「さつま美人」で、これも満開期に入っています。「さつま美人」は2グループに分かれており、最後列左の群落が本隊、右の群落は分駐隊に相当します。「さつま美人」の2つの群落に挟まれているのは「アルビ・フローラ」で、これも今日、明日の内に満開期に入る見通しです。
2025年10月04日
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ネリネ「Rosea」が休眠明けを迎えました。早いものは上画像の通り、12株中9株が新芽を出しています。このプランタの他にも2鉢存在しますが、その内の1つは残念ながらまだ1芽も姿を見せていません。とは言え、「スポーツの日」頃には全て顔を揃える筈です。 花の時期まで後2ヶ月ほど。咲き始めからシーズン終了まで2ヶ月、驚異的なご長寿で、枯れ野と化した我が家の小庭の一隅に文字通り花を添えてくれる有難い存在です。
2025年10月03日
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白ヒガンが開花しました。昨年と比べて2日早い開花です。赤花品と比べれば2日遅れで、何とか揃い踏みができる遅れ幅です。この紅白揃い踏みの見頃は、この週末ぐらいになりそうです。その様子は改めて紹介したいと思います。 話は変わりますが、昨日紹介したリコリス「真夏のクリスマス」植替えの続報です。昨日紹介した通り、50個を超えるまで激増した球根から、21個を選抜し、元の培地に植え戻しました。こちらが植え付けに当り大体こんな配置で・・・と仮置きした様子と、植付けを済ました培地の様子(切替表示)です。残った30個ほどの球根の身の振り方は、ゆっくり考えることにします。
2025年10月02日
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白花リコリスの「真夏のクリスマス」が満開だった頃(半月前)、過密の極致の改善に向けて、いつ実行するかという難題を書き込みました。半年放置すれば、来年の開花に影響があるかも・・・ということで、出葉前の今、それを実行することにしました。 で、早速全ての球根を掘り上げます。球根は、人間で言えば肘が触れるほどの間隔になっていると推測されます。ということで、掘り上げはまず小さなスコップで少しずつ土壌を崩して排出します。掘り上げた球根は、前回の植替えで1個だったものが、3個から4個に増えていました。最大の分球は10個に達するものが2群存在しました。回収した球根の全容がこちらです。総数は50個を超えていました。因みに前回の植え替えで植え付けた数は12個でした。ここまで作業を進めたところで、少々暗くなってしまい、球根の選別と再植付けは翌日送りとして、作業を打ち切りました。本日の日中に実施する予定です。
2025年10月01日
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全30件 (30件中 1-30件目)
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