全29件 (29件中 1-29件目)
1

隣り合う様に・・・とまでは言えませんが、ほぼ同じ様な環境に置いていた別の品種が、この夏の暑さに負けて球根がスポンジの様になって枯死してしまったのを受けて、もしやこの子も・・・ということで健康状態を確認することにしました。 この春植え替えたばかりなので、用土は新品同様です。その用土を、竹串で少しずつ掘り崩して行くと、1cmほどの位置で球根のおデコに行き当りました。更に掘り進めて半身が見えるところまで掘り進めた様子が円内です。こちらはどうにか酷暑の夏を凌ぎ切った様で、健康状態は良好と言って良さそうです。そればかりか、球根は分球して増えているではありませんか。来春いきなり花付き・・・というのは虫が良過ぎるかもしれませんが、大事に育て上げることができれば、その次の春には期待しても良さそうです。
2025年11月30日
コメント(0)

この2日ほどはロンTだけでも外の作業が苦にならないほどの暖かさでした。それでもこのリンドウは閉じたままで、花弁を開くことはありませんでした。どうやらこの個体群は花としての機能や役割は放棄して、終活モードに移行してしまった様です。ここから先は想像に過ぎませんが、花弁の内部では種子の熟成に大わらわではないかと思われます。種子が成熟したかどうかは、外から見ることができません。半月ほどの間にその大仕事を済ませ、後は静かに消えて行くだけです。因みに、この品種は寿命を終えても、一般的な花の様に花弁が落下することはありません。
2025年11月29日
コメント(0)

今回は日本スズランの植え替えをご紹介。上画像は、この春この品種として我が家史上最高の花付きを達成しましたが、その裏で最後の植え替えから丸々2年が経過しており、ポット内はさぞかし・・・と思いを巡らせつつ、掘り上げた様子がこちら。完膚なきまで根が回り切って、白い塊に成り果てています。 植替えには、先ずこの塊を解さなくてはいけません。どこから手を付けるのがベストか、右から、左から、後ろから・・・と、眺め回しましたが、ここっ! というポイントはに見つからず、ヒゲ根が短そうな場所から解しにかかりました。結局、この解し作業に1時間以上を費やしてしまいました。 こうして手間をかけて取り出した中から、冬芽のサイズが大きいもの5点を選抜して、新たなポット(6号プラ鉢)に植え付けた様子がこちらです。感覚的に、来春も5芽の花茎を期待しても良さそうです。定着前に極端な冷え込みが来ないことを祈るばかりです。
2025年11月28日
コメント(0)

原種ネリネ「Rosea」が開花しました。昨年と比べて4日早い開花です。昨日時点で上画像ほどの開花状態の花軸が4本ほど確認できます。 この先の動きを大雑把に説明すると、半月ほどで満開状態に到達します。ツボミが成長中の段階で紹介しましたが、1プランタ当り12株が3個、合計36株が立ち上がっており、このシーズンは我が家史上最高の出来高が達成できそうです。寒冷時の花は長持ちする傾向と相まって、緩やかに花を減らしながらも、1月中は小庭を賑わしてくれる筈です。
2025年11月27日
コメント(0)

白花ダイモンジソウが開花しました。記録を辿ってみると22年に開花して以降、2年続けて作落ちしていました。そんな経緯から、前年比較はありません。因みに22年の開花日は12/28でした。この時の開花の様子は、殆ど記憶に残っていませんが、恐らく株が健康状態に変調を来し、辛うじて開花に漕ぎ着けた・・・というのが真相だったかもしれません。何はともあれ、久し振りの開花風景でもあり、今の状態を維持できる様、サポートして行かなくては・・・などと、一人で気を引き締めています。
2025年11月26日
コメント(0)

昨年の今頃保有していた雪割草は、ほぼ全滅してしまいました。このポットの主はこの春補充した品ですが、品名ラベルが家出してしまい、品名も分からなくなっています。とは言うものの、花が咲きさえすれば、品名は回復できるので、取り敢えず夏の間に汚損した表土を更新するなど、栽培環境を整えることにしました。 先ずは侵入した雑草を抜き、次いで枯れた葉や葉柄を刈り払います。ここまでで、十分に育った冬芽が露出しました。本来なら周囲を葉にガード(?)されている筈なのですが、まぁ、冬芽だけでも生き残ってくれたことに感謝することにします。この後、少な過ぎた表土を補充して、一通りの手当てを済ませた様子がこちらです。円内は表土補充の過程で見つかった子株です。この子は冬芽が小さ過ぎて、来春花を咲かせることは期待できそうにありませんが、ここで見つかったからには、親と同じ顔立ちであろうことは間違いありません。
2025年11月25日
コメント(0)

先般の冷えこみの後は比較的暖かい日々が続いています。例年だとこの時期の白花タンポポの咲き方は数日間隔でポツリ・・・ポツリ・・・というのが一般的ですが、昨日は3輪が揃い踏みしていました。但し、春先の様に数輪の花の足元には、次に咲くツボミが控える・・・という訳には行かないらしく、この3輪が幕引きした後は当面休養という流れになりそうです。ま、それも3月の本番に向けてのウォーミングアップの一部、というのがまともな解釈かもしれません。
2025年11月24日
コメント(0)

参詣道としての階段の段数が1000段以上ある神社仏閣を全部見に行く、ということで進行中の企画が、今回で3件目になりました。今回出掛けたのは静岡県の久遠山東照宮です。日光東照宮と並んで徳川家康公が祀られています。 さて、階段の段数は宮司さんの宣言では1159段だそうです。結構な段数ではありますが、全段踏破しても、苦痛や疲労感は皆無でした。その理由は参詣道の下部の階段は段差が2~10cmほどで、こうした軽微な段差が全段数の9割近くを占めていることにありそうです。残りは段差25cm程の激甚段差ですが、段数が少ないだけに過剰な疲労感はありません。という風な安っぽい総括になりますが、後日、もう少し視覚的に説明できる資料を取りまとめて紹介したいと考えています。
2025年11月23日
コメント(0)

ねりね「Rosea」のツボミが膨らみを増して、苞葉がはちきれてしまいました。開花への歩みは順調な様です。今月中の開花は?・・・というと、チョット微妙かもしれませんが、夢の放棄はもう少し様子をみてから・・・ということにします。 ・・・という話は一旦横に置いて・・・。一昨日午後から急に体の節々が痛み、寒気が走る、典型的な風邪の症状を来してしまい、結局1日半は寝たきりの病人として過ごしてしまいました。そんな経緯で昨日は記事落ちしてしまいました。この間食欲もなく、1日半で1.5kgほど体重が減ってしまいましたが、昨日夕方からは体調、食欲とも通常モードに戻りました。各位も風邪、インフルにはくれぐれもご注意ください。
2025年11月22日
コメント(0)

我が家の小庭にも紅葉のシーズンがやって来ました。・・・とは言ってみたものの、実体は甚だ残念な出来栄えです。手持ちのモミジ類の樹齢は2年から5年・・・といった構成ですが、いずれも酷暑に揉まれて甚だしい葉焼けを起こしてしまいました。このため、赤く色付いたのはごく一部に留まり、大半は黄土色、枯葉寸前といった見てくれです。昨年も同様の振舞いでした。この先、標高100m辺りでは紅葉すら望めないという、味気ない時代に突入したのかもしれません。
2025年11月20日
コメント(0)

八重咲スイセンの花芽がおデコを出しました。7株の内の1点だけの動きですが、本格的な冷え込みも始まったことだし、残りの6点も1週間ほどの間に後に続く筈です。花芽始動から開花まで、例年は4~5週間かかっています。この前例に倣って推移すれば、12月中頃には・・・という予想が成り立つ筈ですが、さ~て、今年はどう転ぶか。 それはそれとして、長い間、花軸の丈の高さに頭を抱えて来ましたが、昨年目標の30cmを達成しました。但しこれは開花時点の記録で、花の寿命の間に更に5cm伸びて、喜びは半分程度に萎んでしまいました。今年こそは花の寿命の全期間に亘って30cm以下を達成したいものです。
2025年11月19日
コメント(0)

この6年間、作落ちが続いているクロユリです。作落ちに繋がった理由は、球根が四分五裂した結果、花を咲かせるだけの地力を備えた球根がなくなったためと考えています。なぜ四分五裂したかは分からないままです。そろそろ地力を回復して貰いたいところですが、その時をきれいな環境で迎えられる様、植え替えを行うことにしました。 先ずはポットを裏返す様にして、全ての球根を掘り上げました。一時より大きくはなっていますが、花を咲かせるのに十分か?・・・と問われると、確信を持った説明はできません。今回は小さいままの球根は除外して、花を付けるかもしれない、比較的大粒な球根のみ植え戻すことにしました(画像はありません)。こうして植え戻した様子がこちらです。選抜から漏れた小型品は、プチ花壇の空きエリアに植付け、サイズの充実に専念させることにしました。
2025年11月18日
コメント(0)

今回はセリバオウレンの植え替えです。この品種もポット栽培していて健康状態が悪化し、緊急避難で露地に移していました。この措置で健康状態は急速に回復し、今年は株分けして半分ほどをポットに戻すことにしました。目的は画像撮影時の撮影ポジションの選択肢を広げることです。 で、早速株を掘り上げた様子がこちらです。左が掘り上げたままの様子、右がそれを分割した様子です。塊茎の構造的なバランスが、ちょうど半々・・・という訳に行かず、2対1ほどになってしまいました。2の方を露地に植え戻し、残る1をポットに植え付けました。その様子がこちらです。双方とも、何とか無事に定着して貰いたいものです。
2025年11月17日
コメント(0)

今回は白花重弁ヤマシャクヤクの植え替えです。このポットは梅雨入り前に脇芽を切り払ったのですが、半年で新芽が乱立し元の木阿弥となってしまいました。で、今回は用土の更新目的の植替えのついでに、脇芽も切り払うことにします。 株を掘り上げてみると、まず白いヒゲ根が大量に伸びていて、株の健康状態は問題はなさそうです。そのヒゲ根の奥に隠れた枯死・腐敗した塊根と、新たに発生した脇芽を全て除去して、洗浄した元のプラ鉢に植え戻しました。更なる肥育狙いで適量の化成肥料も施しました。全ての処置を済ませた様子がこちらです。冬芽(円内)は来春の花付きを確信できるサイズではありませんが、祈る気持ちで春を待つことになります。
2025年11月16日
コメント(0)

今回はホウチャクソウを植え替えます。夏の盛りの頃、暑さに耐えられず地上部は姿を消してしまいました。元気だった頃の観察では、個体数が増えに増えて混雑を極めていました。更に、住人が姿を消したポットに、スミレが侵入し繁茂しています。今回の植え替えの目的は、浸食したスミレの駆逐と、主たる住人の過密の解消です。 いざ掘り上げようとすると、増殖した主たる住人と闖入者の根が絡み合って、ポット内でビクとも動きません。とは言え、全ての作業はこれを抜上げなくては始まらないので、力業で強引に抜き上げました。双方の根を1本ずつ解しながら分離します。全体の分離に30分ほどかかってしまいましたが、10株ほどのスミレは全点追放しました。ホウチャクソウの方は全体で20個体ほどありました。内、7個体をポットに植え戻し、6個体をプチ花壇に移植し、残りは処分しました。ポット植えの用土には適度に化成肥料を施しています。植え付けを終えた様子がこちらです。もう少し数を絞った方が良かったか、という反省点がない訳ではありませんが、来春の様子を見て、以後の手入れに反映することにします。
2025年11月15日
コメント(0)

早い地域では紅葉が始まっているこの時期に、あろうことかホタルブクロが咲いてしまいました。何という生命力、何という執念。最早驚きを通り越して、呆れる他ありません。 この個体の素性は、青花ホタルブクロのポットに発生した新株です。昨年の今頃、そうした新株から1株だけ選抜して現在のポットに植替え、そのまま屋内に収容して冬を過ごさせました。その間、季節的には寒のさ中にも関わらず、数本のランナーを出し、その先端に新株を生成させましたが、今はそれらの新芽は確認できません。この春、通常の青花品より1ヶ月ほど遅れて初花を咲かせましたが、花は期待を裏切って白花でした。 その後、9月に入るまで断続的に花を咲かせ続けました。この花期の長さも半端ではありませんが、それに上乗せするのが今回の開花です。昨年の厳寒期を屋内の14~5℃のゆる~い環境で過ごさせたことで、季節感に変調を来したのかもしれません。この冬は、通常の寒空の下で過ごさせ、来年の振舞いを見守ることにします。
2025年11月14日
コメント(0)

ユキワリイチゲが芽出しを始めました。昨年より8日早い始動・・・と単純に比較はできません。昨年芽出しに気付いた時には、葉がもっと大きく伸び上がっていました。こうした要素を考え合わせると、4日か5日早い、というのが正しい評価かもしれません。登場時の出で立ちは中々の渋さで、全身茶色です。華やかな緑とは一線を画しています。 それはそれとして、この品種もアイドリング期間は極めて長い方に属します。葉を出して花芽が始動するまで4ヶ月近くもかかります。但し、寒さにはめっぽう強く、表土が凍結する様な環境下でも凍死したり、寒さで葉や葉柄が障害を来すことはありません。
2025年11月13日
コメント(0)

ネリネ「Rosea」が開花を半月ほど先に控えて、花軸の伸びを加速させ始めました。昨日時点で最長寸の個体は30cmに肉薄する勢いです。この段階になると、気になるのが花軸をクネ~と曲げる習性です。太陽を追いかけて・・・とまでは言いませんが、ほぼ真南に向かって深く頭を垂れて、最終的に満開の少し前頃には、この姿勢で固まってしまいます。その状態では甚だ見苦しいので、添え木を当てるなどして姿勢を矯正してやる必要があります。 で、3個ある「Rosea」のプランタの内、先ずは最初の1個に措置を加えることにしました。添え木とは言いながら、実際に当てるのは2mm径のアルミ線です。花軸の根元付近、可能な限り花軸に近い位置に添え木を立て、花軸をを添わせる様にゴム引き鉄線で軽く固定します。現段階では固定箇所は1ヶ所か2ヶ所で済みますが、最終的には3-4ヶ所必要になります。こちらが措置が完了した様子ですが、残る4鉢(ピンク花品も含めて)も日を開けずに措置する必要があります。
2025年11月12日
コメント(0)

入手後数年間はポットに植えていたコシノカンアオイ(越ノ寒葵)でしたが、健康状態の悪化を受けてこの場所に植替えていました。以来4,5年経ちましたが、環境が品種の特性にマッチしたか、健康状態はグングン改善し、この春には2輪の花を咲かせました。しかしいい事ずくめという訳には行かず、露地植えの泣き所、雨の跳ね返りで葉や花が泥まみれになることや、最良の撮影アングルが選べないなどの欠点が目に付く様になりました。 で、現状の株を2分割し、片方をポットに植え戻すことにしました。当初は固く結合した状態を、力ずくで切り分けることを想定していましたが、意外なことに既に2つに分離していました。但し、根は深さ方向に15cmを超えて伸びており、この掘り上げには手を焼きました。そうして掘り上げた個体を5号ポットに植え付けた様子がこちらです。既に新葉の準備(円内)が始まっていましたが、ツボミになる部位は認められず、この個体は作落ち確定の模様です。
2025年11月11日
コメント(0)

原種ネリネ「Rosea」の花芽が、全36株に立ち上がったことが確認できました。出動率100%は、この品種を入手して以来最高記録で感激はひとしおです。もう1つのピンク花の方は若干遅れて進行しており、昨日時点では50%前後といった状態です。こちらは球根が若干若めなので、100%は望めないかもしれませんが、これまでの最高記録達成は間違いなかろうと見ています。開花まで後2週間ほど、その日が楽しみです。
2025年11月10日
コメント(0)

ここ3年ほど、作落ちが続いているウラシマソウです。体制立て直しのため植え替えを行うことにして、地中の芋を掘り出してみました。「四部五裂」という慣用句がありますが、この品に関して言えば「七十裂」を超える分裂を起こしていました(こちら)。この有様では仏炎苞は勿論、葉っぱを出すことさえ容易ではなかろうと推察されます。 で肝心の植え替えの方は子芋たちの中から比較的大きなもの、子芋集合写真で言えば中央付近の比較的大きな3個を選抜し、元の6号プラ鉢に植え付けました(こちら)。仮に、今回の植え替えが無事に定着したとしても、仏炎苞が見られるまで2、3年はかかろうかと思われます。気長な付き合いが必要になりそうです。
2025年11月09日
コメント(0)

夏服を始末しようとしてポケットから正体不明(忘れただけです)の種子が出てきました。ジッパー付ポリ袋に収まっていたので、大して乾燥もしていません。多分山野を徘徊していて、気になった草花の種子を採取して来たのだろうと思うのですが、何処で採取したか、どんな草花だったかは思い出せませんでした。何はともあれ、採取してしまった種子を無駄にする訳にはいかない…ということで、これを撒くことにしました。 画像上段の5個は鞘ごと採取したものらしく、乾燥した赤茶色の鞘の中の白い粒々が種子です。また中断の白い塊は裸の種子です。最後の下段の1個は大きさ比較用に添付した小豆です。小豆を除く種子を種蒔きポットに植え付けたのがこちらです。かなり種蒔きが遅れたので、無事に発芽するかどうかは微妙ですが、凍結の心配のない場所に置いて様子を見ることにします。
2025年11月08日
コメント(0)

品名の有無も花の色も、一切が不明のダイモンジソウにツボミが付きました。葉や葉柄の特徴からダイモンジソウらしいということは分かるのですが、肝心な点はサッパリです。とは言え、ツボミが付いたことで、後1週間か10日もすれば分からない点の幾つかはクリアになる訳で、あくせくせずにその時を待つことにします。昨年に続き、今年の夏も少なからぬ品種が消えて行きました。そうした中でこの様に復活を果たすものが出るということは、嬉しい誤算ではあります。
2025年11月07日
コメント(0)

今回紹介するのはニリンソウ(二輪草)です。この数年、開花する花の8割ほどが1輪で咲いています。この比率を逆転させたいのですが、「どうすれば・・・」という段階でポーズ状態に陥っているのが実状です。 そこで今回は少数ですが塊根を分植して栽培環境を変えてみることにしました。用意したポットは4号と2.5号の陶鉢です。4号には3株、2.5号には2株を植え付けました。用土は自然界の環境に近付けるということで、常用の園芸用土に細断した腐葉土を混ぜています。こちらが分植したポットと、元の大型ポットの集合写真です。分植した4号ポットは従来通り屋外に、2.5号は室内に収容して加温促成するつもりです。
2025年11月06日
コメント(0)

10年を超えて花を咲かせていない青花キクザキイチゲですが、ショック療法として小型ポットに移してみることにしました。上画像は植え替えを終えた様子で、左の4号鉢には3個体、右の3.5号鉢には2個体を植え付けています。4号鉢は厳寒期も屋外で過ごさせ、3.5号鉢は屋内の最低気温15℃程のぬる~い環境に置くつもりです。こうした環境変化で春の迎え方に差が出るか確認するのが目的です。 因みに、キクザキイチゲの塊根はこんな形をしています。大きさは太さ4~5mm、長さ4cmほどで、このサイズは大型に属します。通常は長さ2~4cmといったところで、小さくても花を咲かせる能力は持ち合わせている筈ですが、なぜ我が家では咲かないのか、疑問だらけ、不満てんこ盛りの手強い相手ではあります。
2025年11月05日
コメント(0)

原種ネリネ(ピンク花)も花芽を始動させました。昨年と比べると1日遅れの始動ということになりますが、昨年始動に気付いたのは花苞がほぼ地上に出ていたので、厳密には今年の方が始動は先行したのかもしれません。同種の「Rosea」と比べると3日遅れの始動ということになります。 我が家では花芽の始動から開花までの期間を”助走期間”と呼んでいるのですが、この品種では平均的に4週間ほどです。この経験値を踏まえると、今年は11月中に1番花を咲かせる筈なのですが、さーて、どうなることか ....
2025年11月04日
コメント(0)

このところ、手入れ対象に「ヤマシャクヤク」の文言が付くものがよく登場しています。理由は単純で、この数年この文言を含む品種が作落ちし続けているためです。今回も「ヤマシャクヤク」そのものが対象です。購入して4年ほど経ちますが一度も花を見せたことがありません。栽培環境をテコ入れして何とか花を見たい・・・というのが動機になっています。 先ずは株を掘り上げます。こちらが株の全体像ですが、冬芽はまだ小さいものの7芽付いています。少し多いのかもしれませんが、今回はこのまま植え直すことにします。用土は常用の非業用土に少量の腐葉土を混ぜたものです。表土付近は美観重視で常用配合土で化粧しています。こちらが植付けを済ませた様子ですが、来年も状況に変化がない様なら、露地栽培に切り替えることにします。
2025年11月03日
コメント(0)

今回はこれ、白花重弁ヤマシャクヤクの手入れです。この品は4鉢と露地に3株を保有しているのですが、ここ数年作落ちが続いており、根本的な栽培環境の見直しが必要になっています。この個体に関しては、夏の活動期も精彩を欠き、年毎に貧相になって行く様に見えます。で、今回は地中の様子を見て、身の振り方を決めることにします。 ということで、ポットをひっくり返して株を取り出した様子がこちらです。2年ほど前に植え替えた時より、ひげ根、枝振り、冬芽共に小ぶりになっている様に見えます。これではポット栽培を続けるより、養分、水分などで有利な露地に移す方がベター・・・と判断して、ポットは放棄することにしました。で、プチ花壇の空きスペースに植え付けた様子がこちらです。新しい環境に定着できる体力が残っているか疑問は残りますが、何とか現世に引き留めるべくサポートして行くつもりです。
2025年11月02日
コメント(0)

昨日、リンドウの1番花開花をこの場で取り上げましたが、当日は終日薄ら寒い雨天となり、当のリンドウはシキタリに倣って(?)花弁を固く閉じたままでした(こちら)。 そうした咲いたの閉じたの、という出入りの激しい話の脇で、原種ネリネの「Rosea」が花芽を始動させました。この品種は中型プランタ3個に合計36株植え付けているのですが、この内33株で花芽が確認できました。昨年と比べて、かなり高打率での立上りです。この先の天候に大きな異変がなければ11月末から12月初めには咲き始め、凡そ2ヶ月に及ぶ長丁場が楽しめます。
2025年11月01日
コメント(0)
全29件 (29件中 1-29件目)
1


