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【JR茅野駅前ビル「ベルビア」2階にあり、雑貨店や駄菓子屋など16店舗が並ぶ「バラック通りしあわせ商店街」に28日、全長が200メートルを超える子ども向け鉄道模型「プラレール」のレールが登場した。不況の中、駅前ビルに人を呼び込み、商店街を盛り上げるのが狙いだ。子どもたちが鉄道模型を持参して走らせることも歓迎している。】(【】内は記事から一部引用、Google ニュース/信濃毎日新聞:2009年1月28日) 鉄道模型や「プラレール」などであそんでいると、そのレール(線路)をどこまでも伸ばしてみたくなるのが、多くのこどもたちの素直な気持ちだろう。記事のような取り組みは、そうしたこどもたちの願いに応える取り組みと言えるだろう。 鉄道おもちゃは、本物に似た車両が線路の上を走る様子を、眺める事も十分に楽しいが、自分がレイアウトした線路を、そのレイアウトの意図に沿って、車両を走らせるのは、より楽しいものだ。そして、そのレイアウトへの思いは、より長くより複雑にと、膨らんでいく。 ただ、それは庶民にとっては、限界があるのは、いたし方が無い。多数の線路を買い揃える余裕もなければ、その線路を敷くスペースもままならないからだ。もちろん、おとなになってから、そうしたこどもの頃の夢を実現させる方もおられるが、ほとんどの場合、夢は夢として終わる。私も、条件とタイミングが合わず、ついにその機会を逸してしまった者のひとりだ。 ひょっとしたら、記事のような企画をされた方も、同じ思いと経験の持ち主かも知れない。そのご努力に敬意を表しつつ、その線路のレイアウトをこどもたちにさせてあげる企画を提案させていただきたい。それは、線路を敷く楽しみも、こどもたちにとって大切な経験だと思うからだ。「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。あそびセレクト↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
2009.01.31
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漢字ブームの中で、「漢字検定」がネットニュースを賑やかしている。ざっと、ネットニュースに配信された記事の見出しだけを拾ってみる。【理事長企業に8億円支出 漢検】(【】内は記事から一部引用、Google ニュース/MSN産経ニュース:2009年1月22日)【漢検」のボッタクリ…公益法人なのに20億円の利益】(【】内は記事から一部引用、Google ニュース/ZAKZAK:2009年1月22日)【漢検協会、6億円の不動産取得 350万円の石碑も建立】(【】内は記事から一部引用、Google ニュース/朝日新聞:2009年1月29日) 私企業ならば、どこと契約しようが、どれだけ利益を上げようが、どんな不動産を取得しようが、基本的には問題は無い。しかし、国から税制面などで優遇される公益法人としては、はなはだ問題が大きいようだ。ましてや、理事長自身が代表を務める広告会社に巨額な業務委託費を支払うのは、「公益」ではなくて「私益」となる。このような「私益」に走っていると見られてもしかたが無い「法人」が、次の記事のような疑問のある活動を行っている。 【「日本漢字能力検定協会」(京都市)が、大阪府内の小中学生約3万人を2月に無料で受検させることにした。これについて、文部科学省が疑問を呈している。協会によると、小中学生の漢字能力を確かめる目的の調査だが、同省は「なぜ大阪だけなのか。調査のあり方に問題がないか確かめたい」として事情を聴く方針だ。(中略)大阪府教育委員会によると昨年10月末、協会側から「調査のため、児童生徒5万人に2年間続けて無料で受けてほしい」と提案があった。このため小学4年~中学2年を対象として、各小中学校を通じて希望者を募ったところ、計2万9千人の申し込みがあった。(中略)協会によると、小中学生の漢字能力に関する調査を大規模に実施したいと思っていたところ、大阪府が「教育力向上プラン」を掲げて基礎学力をアップさせる方針を打ち出したため、漢字検定の活用を申し入れた。】(【】内は記事から一部引用、Google ニュース/朝日新聞:2009年1月27日) 「調査のあり方に問題」がある事は明白だろう。問題の第一点は、そもそも「漢字検定」を受験する小中学生は少なくない。(「協会」のHPによると、平成19年で48万人超、総受験者270万人の内4割が中学生)「検定」ではない別の調査ならまだしも、全く同じ「検定」を行うのだから、調査自体の必然性は全く無いと思われる。 次に、文部科学省も疑問を呈しているのだが、特定の自治体に限った調査は、「小中学生の漢字能力を確かめる目的」に合致していない。こうした調査は、無作為抽出のサンプル調査をするのが妥当なのだ。当然、希望者だけの調査「検定」も、同様に問題がある。さらに、「教育力向上」を掲げる自治体も、大阪府に限った事ではない。 このように、問題がありすぎる無料「検定」を、多額の出費をしてまで行うのは、「私益」に走る「協会」としては、それなりの打算があるからと思わざるを得ない。何かと話題を提供している知事のいる大阪府が選ばれた事が、その打算を的確に裏付けているかも知れない。 なお、「漢字検定」そのものは、それなりの意義もあるかとは思うが、漢字を覚える事と漢字を学ぶ事は、必ずしも一致はしない。また、漢字は学力や国語力のごく一部に過ぎない。さらに、学力を向上させるには、「算数検定」「地理検定」「歴史検定」「理科検定」「英語検定」などの「検定」と同様に、「漢字検定」は不可欠なものではさらさらないのだ。エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
2009.01.30
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「脳トレ」ブームの中で、「脳トレ」ゲーム機の効能に疑問を持つ記事がネットニュースに配信されていた。記事には、具体的な製品名が入るので、その部分を伏せて引用する。【10歳の子供たち 67名を4つのグループに分け、最初の2つのグループに対して7週間の記憶力コースをプレイさせ、3つめのグループには紙と鉛筆を用いたパズルを解かせ、4つめのグループには普通に学校に行かせた。(中略)計算問題では○○グループで19%の向上が見られたが、紙と鉛筆グループも、学校に行ったグループもほぼ同じ向上が見られた。記憶力テストでは○○グループは17%低下、紙と鉛筆グループは33%向上。論理テストでは○○グループおよび紙と鉛筆グループが10%の向上を示したが、学校に行ったグループは20%の向上を示した。】(【】内は記事から一部を伏せて《○印》引用、Google ニュース/スラッシュドット・ジャパン:2009年1月28日) 被験者数が少ないので、この結果を全面的に信じる事はできないが、少なくともゲームソフトを販売する側にあっては、「脳トレ」を謳うのだから、製品の販売前には、こうした比較研究は必要かも知れない。 ただ、比較研究をしたとしても、ゲーム機によるパズルと、紙と鉛筆によるパズルも、脳をそれなりに使うので、広い意味で、どちらも「脳トレ」になるだろう。その点では、ゲームソフトに「脳トレ」を謳う事は、間違いではないだろう。 しかし、このブログでも以前にも触れた事だが、記事にある「計算問題」「記憶力」「論理」は、脳の機能の一部に過ぎないので、ある一つのゲームソフトで脳全般が鍛えられはしない事は、留意しておくのが賢明だろう。「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。あそびセレクト↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
2009.01.29
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【トランプのように絵札だけを使った遊び方は世界中にある。しかし絵札と読み札をそろえるかるたは、日本独特の遊びだ。 平安時代の貴族たちは、ハマグリの貝殻の内側に、源氏物語などの華やかな絵を描いた「貝合わせ」を楽しんだ。安土桃山時代になると鉄砲とともに「カルタ(カードの意味)」が伝わり、札を使う「歌かるた」に発展した。】(【】内は記事から一部引用、Google ニュース/宮崎日日新聞:2009年1月24日)記事には、「貝合わせ」とあるが、これは「貝覆い(かいおおい)」)の間違いと思われるので、以下は「貝覆い」で表記する。 記事にあるように、平安時代の「貝覆い」が「かるた取り」のルーツとの意見も多いようだ。しかし、私にはその二つのあそびには、あそび方の違いが大きいように思われる。「かるた取り」は、確かに同じ短歌の読み札(絵札)と取り札(字札)をそろえるように見えるが、実際には取り札を取る事があそびの目的であり、少なくとも現在のあそび方は、取り札と読み札が合わさる事はない。 一方、「貝覆い」はどちらかと言えば、トランプの「神経衰弱」とよく似ており、同じ貝のもう一方を貝殻を探し出す遊びだ。このように、同種や対になるもの同士を見つけてあそぶので、対になる貝を実際にペアにする。それと違って、今の形の「かるた取り(歌かるた)」は、取り札を取るだけで実際にはペアにしない。その点でも、「貝覆い」を「かるた取り」のルーツとするには、その中間の形態に「歌貝」がある事を考慮しても、少なくともあそび方の変化は、もう少し詳しい解明が必要だろう。 ところで、この「貝覆い」や「神経衰弱」のように、同じ貝や同じ数字と言うように、「同じ」があそび方の鍵となるあそびは数多い。例えば、トランプカードから発展した、「花がるた(花札)」の一つのあそび方に、同じ花同士を合わせる事を基本とする「花合わせ」や「こいこい」がある。さらに、「麻雀」もある意味では同じ種類にこだわる遊びでもある。 これらの遊び方が成立するのは、当たり前の事だが、その遊びに用いる貝・札・カードなどに、同じマーク(絵柄)、同じ数字などの対になる要素が必ず存在する。と言うより、同じ要素を持って対になる「もの」が存在するから、対を完成する(合わせる)と言う遊び方が生まれるのだろう。「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。あそびセレクト↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
2009.01.28
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【友達と遊ぶにもお金が必要と考える子どもたちが増えています。お金に頼らない習慣づくりも、今の子どもたちには重要なお金教育です。】(【】内は記事から一部引用、Google ニュース/Benesse 教育情報サイト:2009年1月26日) 一見、もっともな提案かと思われるが、少し考えてみればおかしい事に気付く。お金教育が必要なのは、こどもではなくておとなかも知れない。さらに、こどものあそびに対する考えを改めなければならないのも、おとななのだ。 こどもたちが、お金に頼らざるを得ないような世の中にしたわけではない。同上記事の次の一節を見て、その事を考えてみる。【公園にいても持参したゲーム機で遊ぶ小学生、ファストフード店でおしゃべりに興じる中学生……など、親が子どものころとは遊び方もかなり変わってきました。】(【】内は記事から一部引用、Google ニュース/Benesse 教育情報サイト:2009年1月26日) 確かに、記事にあるようにこどもたちの「遊び方」は変わってきた。この事を正確に言えば、こどもたちのあそびを取り巻く状況が変わり、その変化に合わせてこどもたちが、あそびを変えざるを得なかったのだ。このあそびを取り巻く状況を変えたのは、他でもないおとなたちなのだ。それは、親であり、教師であり、企業であり、行政でもある。 今の時代ほど、こどものあそびに費やされる、「お金」の額の大きかった時代は、これまでには無かった。また、おもちゃやゲームソフトをはじめとした、あそぶために必要なアイテムが、欲しくて欲しくてたまらなくなるほど、これでもかこれでもかと、あらゆるメディアを使って、こどもたちの購買欲を煽りたてられた時代も、かつてなかった。 昔から、こどものあそびを儲けの対象にした商いはあった。しかし、紙芝居屋さんにしろ、駄菓子屋さんにしろ、学校の門前の露店にしろ、多寡が知れている。ましてや、その商品を売るために、多少は宣伝はしても、そのために何億円もの膨大な「お金」はつぎ込まない。だから、商品価格は低く抑えられるのだ。 大企業がこどものあそびを主要な営業目的のひとつに加えて以来、こどもたちのあそびは「お金」とは縁が切れ難くなったのだ。そして、最近では物騒な世相を反映してか?、公園に替わる有料の屋内型あそび場が増えつつある。これでは、こどもたちに「お金」に頼らないあそびを望むのは難しい。「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。あそびセレクト↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
2009.01.27
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【養老さんは「外遊びするほど子供の脳は育つ」「大人は必ずしも子供より優れてはいない」など独自の視点でユーモアを交えて語った。 「都市化社会での子育て」をテーマにした講演の中で、養老さんは大人も子供も都市生活で体を動かすことが少なくなったことを指摘。外遊びする子供ほど識字率が高いという結果を紹介し、「感覚や刺激という入力と、体を動かすという出力が脳を成長させる」と説明した。】(【】内は記事から一部引用、Google ニュース/静岡新聞:2009年1月25日) この記事と、次の記事を合わせて考えると面白い推論が出きる。【「大阪の教育は最悪なんです。学力もダメ。体力もダメ」一方で、大阪府の小中学生の学力テスト、体力テストの結果が全国平均を下回ったことに、この日も熱弁を振るっていた。 橋下知事「大阪は都市型で子供が外で遊ばなくなったといわれますけど、それじゃいけないですよね」】(【】内は記事から一部引用、Google ニュース/スポーツ報知:2009年1月23日) 前者の「子供も都市生活で体を動かすことが少なくなったことを指摘。外遊びする子供ほど識字率が高い」事と、後者の「都市型で子供が外で遊ばなくなった」事を体力低迷の一因とする考えとを合わせると、こどもたちの外あそびは、知も体も育てる事になる。 そうならば、「学力もダメ。体力もダメ」の原因は、「大阪の教育」ではなく、大阪のこどもたちの外あそびの貧弱さと考えてもいいかも知れない。もちろん、もし外あそびを貧弱にするような「教育」をしていたなら、それは「教育」の問題となるだろう。 大阪府のこどもたちの、学力テストと体力テストの結果が、全国平均を大きく下回るのは、大阪という街が日本で最も外あそびに適していない街になっているのかも知れない。そして、それは単にあそび場だけの問題でもなく、ましてや学校教育だけの問題ではないだろう。 強いて言えば、こどもの外あそびを貧弱にしている、さまざまな原因に対する行政の問題、とも言えるかも知れない。大阪は中小企業の街だとも言われるが、そこで働く労働者(経営者も含む)の劣悪な労働・生活環境が、はたしてこどもたちの、外あそびを含めた生活に、なんらかの悪影響を与えてはいないのだろうか、引ったくりなどの犯罪の多さとは無関係なのか、などなど様々な大阪の特徴を考慮する必要がある。 大阪のこどもたちの学力や体力の現状を、学校教育だけの狭い領域の問題に矮小化することよりも、もっと多面的に捉えるような行政の冷静な目が必要なのだ。その行政の長には、最も冷静で科学的な、そして、こどもたちをはじめとした弱者への暖かい眼差しこそ、求められているだろう。「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。あそびセレクト↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
2009.01.26
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【紙風船自体の生産がピークを迎えたのは昭和初期。首都圏でも盛んに作られたが、様々なおもちゃが出回るようになって需要も減少し、業者が次々と姿を消していった。中国製も増えて国内の製造所も減り、同社製は国産品の約9割を占めるという。 売り上げが激減する中、同社は新たな試みとして、獅子、地球儀、イチゴのほか、佐渡市での放鳥で注目を集めるトキなど、目先の変わったデザインの紙風船を作った。】(【】内は記事から一部引用、Google ニュース/読売新聞:2009年1月22日) さもありなん、紙風船であそんだことも、あるいは見たこともない、こどもたちが増えてきているのだ。昔は、風船といえば紙風船で、ゴム風船の方が珍しかったが、今やその位置は完全に逆転した。紙風船は、今は懐かしい昔のこどものおもちゃとなり、少なくとも純日本製の紙風船は高級品となってしまった。 ひょっとしたら、紙風船を膨らませて、その吹き口をセロテープなどで封をするこども、否、おとながいるかもしれない。紙風船は、その開いた口から、撞いた反動で空気が入る。空気が抜けてしぼんだ紙風船も、要領良く撞けば、元のように膨らむ事も、すでに今流行の雑学の域に達しているかもしれない。 こどもたちのあそび道具(おもちゃ)だった紙風船の用途を、紙風船業者は記事のように、インテリアとして飾られる事に特化して、紙風船の延命をはからなければならないのだろう。紙風船に限らずおもちゃは、こどもたち(時にはおとな)にあそばれてこそ、その命を永らえるのだ。 今更、紙風船であそぶことをこどもたちに奨めても、前途は多難かもしれない。しかし、それでも紙風船が紙風船として生き残り続けるには、そのあそび方を伝えていかなければならないだろう。撞かれて、また撞かれて、撞かれ続ける事のみが、紙風船の伝承を確実に保障する道となる。 「落ちてきたら、今度はもっと、高く高く、打ち上げようよ!・・・・・」(「紙風船」/作詞:黒田三郎、作曲:後藤悦治郎、より)「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。あそびセレクト↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
2009.01.25
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【大阪府教育委員会は二十一日、「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」(全国体力テスト)の府内の結果を発表した。実技は全種目で全国平均以下。都道府県別の順位は調査対象となった小学五年男子が四十二位、同女子が四十三位、中学二年男子が四十二位、同女子が三十九位という。二年連続で低迷した全国学力テストに続き、厳しい結果となった。】(【】内は記事から一部引用、Google ニュース/大阪日日新聞:2009年1月22日) この結果を受けた知事の反応が、別の記事が報道している。【府が低迷した全国体力テストの結果を受けて「学力もだめ、体力もだめな大阪の教育、どないなっとんねん」と声を上げ、教育現場を動かすために地方議員らに働きかけていく考えを明らかにした。】(【】内は記事から一部引用、Google ニュース/大阪日日新聞:2009年1月22日) 順位にこだわる、かの知事のことだから、さもありなんの発言と言える。ただ、学力テストもそうだが、体力テストで大切なのは、順位もさることながら、体力テスト結果が明らかにする個々の数値で、さらにその数値をどのように捉えるかが大切なのだ。 例えば、身長や四肢の長さなどの体格が、昔に比べ良くなっているにも拘らず、体力が昔より劣っている事の方が問題なのだ。しかも、この傾向は大阪だけの問題ではなく、全国の平均値でも明らかな事で、大阪だけの、また個々の教育委員会だけの、小さな問題ではないのだ。 さらに、知事の発言で見逃せないのが、本来教育は政治権力から独立させると言う精神は、あの忌まわしい軍国主義教育から学び、国民が勝ちとった精神ではないだろうか。「教育現場を動かすために地方議員らに働きかけていく」のではなく、教育をより良いものにするために広く府民に働きかけるのが本筋だろう。「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。あそびセレクト↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
2009.01.24
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住吉区の新庁舎建設のあおりをくって、無残な切り株姿になった木々を、このブログで紹介してきたが、先日ついにその切り株も完全に取り払われてしまった。周りとは色の違った土とその哀れな木の細かい破砕片が、かろうじてかつて切り株があった場所を示してくれている。ほぼ5ヶ月にわたって、その痛ましい姿をさらし続けた事となる。実は、この切り株がブルドーザーによって引き抜かれる現場に、偶然にも通りかかったのだが、その姿を見ているうちにこみあげてくる、怒りと悲しみをこらえつつ、しばらく自転車を止めて、哀れな木の末路を見送った。 以下に、その木の在りし日の姿と、切り株にされた姿を再掲しておく。 今、この公園(沢ノ町公園)は、目下大改装工事が進んでいる。そのついでに切り株が撤去されたのだが、工事現場を除いてみると、同じく引き抜かれた他の切り株と一緒に、ひとつの山となって積み上げられていた。 これらの木々は、かつて緑の潤いと涼しげな木陰を区民にプレゼントしてくれていた。区からのその返礼が、このようなものでは、その区の住民として本当に申し訳ない思いだ。大変遅くなったが、ここにあらためて感謝の意を表明しておく。「本当にありがとう!!」 この木々たちを、一連の新庁舎建設と公園改装工事に伴う犠牲木の、最後にしたいところだが、次の図のように新たな犠牲木が出ている。図の、先輩の犠牲木の向こうの、ブルドーザーの横に、その悲しい姿が映っている。さらに、残されていた木々のうち何本かは、公園改装に伴って移植されている。前回の移植の結果が、冒頭の哀れな木々たちだ。 今回の移植には、前回に続いて2回目の移植となる木もある。せっかく、ずさんな移植に耐えぬいた木なのに。その行く末が、非常に案じられるところだ。この様な、場当たり的な工事計画は、財政難の大阪市にあっては、さらに市財政の無駄使いとなる。さらに、樹齢数十年の木々を失う事は、お金で換算できないほどの損失となるだろう。かくて、真新しい新庁舎の影で、哀れな木々たちは無言のうちに姿を消し去った。エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
2009.01.23
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前回と前々回のブログ記事で取り上げた、パズルと電車の「大回り乗車」は、実は「一筆書き」というキーワードでつながっているのだ。【経路が重複しなければ最短経路の運賃で乗車できるJRの規則を最大限に生かし、終夜運転となる年明けから元日の深夜まで“大回り”で電車に乗り続けるという挑戦だ。首都圏“一筆書きの旅”】(【】内は記事から一部引用、Google ニュース/ZAKZAK:2008年12月26日) こどもたちにも人気のある「一筆書き」は、古典的なパズルの一つだが、前々回のブログ記事で紹介した、電車(JR)の「大回り乗車」の経路は、この「一筆書き」になるのだ。正確には、交差する個所が全く無い「一筆書き」の乗車経路だが、これが「運賃計算の特例」により、一区間(最短経路)の運賃になるのだ。 記事は、その「大回り乗車」の最長距離を目指すマニアを取り上げた記事だが、こんなところにも「一筆書き」が登場していたのだ。この「一筆書き」は、鉛筆と紙さえあれば、何時でも何処でも楽しめるあそびとして、昔からこどもからおとなまでを楽しませてきた。 この「一筆書き」には、その図が一筆書きが可能かどうかの判定や、どこから書き始めれば良いかは、簡単に見分ける方法があるのだが、私もそうであったように、多くのこどもたちは何回も描いてみて、回答を見つける。そして、「一筆書き」はこのように試行錯誤的に楽しむのが、本当は面白いのだ。 パズルは答えや確実な解き方が事前に分かっているほど、その面白さは小さくなる。また、試行錯誤は思わぬ新発見を生み出す事も多い。特に、頭の柔らかいこどもたちの試行錯誤は、おとなが感心するほどの名回答を見つけ出す事もしばしばだ。その弛まぬ試行錯誤は、新発明や新発見の一つの極意でもある。「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。あそびセレクト↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
2009.01.22
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「おおさか東線」の新永和駅を下車し、近鉄線の河内永和駅から乗車して次の停車駅が、この日の目的地である、以前にこのブログで紹介した、大阪商業大学アミューズメント産業研究所で開かれている「パズルの世界展」の会場のある河内小阪駅だ。大阪商業大学は、駅から歩いて5分程度の所にあった。なお、大学アミューズメント産業研究所は大学とは別区画のところにあった。 会場に着いたのは、開場時間の10時を少し過ぎた頃だった事と、開催初日だったからか、おそらく最初の一般見学者となった。実際には、MBSテレビの取材クルーが先着しており、ちょうど前田阿希子アナウンサーと主催者側のスタッフとのやりとりを撮影中だった。この取材の模様は、この日(1月19日)の夕方のニュース番組「VOICE」で放映されていた。 さて、肝心の「パズルの世界展」の様子だが、第一印象は「たったこれだけか!」という期待はずれとなった。もっとも、大学の研究所が会場なので、それを考えに入れなかった事による、事前の期待が大きすぎたからで、それも仕方がない事だろう。 会場は、一般的な会議室程度の広さで、その半分は遊びの歴史を紹介したパネルと、さまざまな将棋の盤と駒、同じくチェスの盤と駒を展示する常設展と、残りの半分が「パズルの世界展」の展示となっていた。その狭いスペースに、同じジャンルのパズルが数多く展示されているので、結果として内容の薄い展示となっていた。 その展示物は、こどもの頃からのパズル好きの私だからか、かつて実際にあそんだ事のあるパズルがほとんどだった。ただ、昔あそんでいたものと同等の現物には、大変懐かしい思いをさせていただいた。さらに、戦前や戦時中に使われていたパズルで、「軍国主義」のひとつの姿を垣間見れた事は大きな収穫だった。 「箱入り娘」「15ゲーム」「知恵の輪」「タングラム」「ペントミノ」「ルービックキューブ」などは、種類多く展示されているので、そのバラエティーを楽しむのも面白い。また、幾つかのパズルは実際に試せるので、来場者が少なければ十分に楽しめるだろう。ともかく、入場無料なので、お暇な方は覗いて見られても損にはならないだろう。「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。あそびセレクト↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
2009.01.21
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以前にこのブログで紹介した、大阪商業大学アミューズメント産業研究所で開かれている「パズルの世界展」へ行ってきた。会場がある東大阪市小阪へは、最近開通したJR「おおさか東線」を使って行くこととした。 私は、住吉区に住んでいるので、今までは最寄り駅からJR阪和線で天王寺へ、環状線に乗り換え鶴橋、近鉄線に乗り換え河内小坂と言う行程だった。今回は天王寺からは関西線で久宝寺、「おおさか東線」に乗り換え新永和、近鉄線に乗り換え河内小阪と言う行程とした。 この新しく開通した「おおさか東線」(ひらがなが正式名だそうだ。)では、天王寺駅方面から行くと、久宝寺駅からは一旦引き返すような形になる。一方、JR尼崎発の直通快速だと奈良方面へはそのままの方向となる。ただ、天王寺方面からは久宝寺の手前(平野を過ぎた辺り)で、「おおさか東線」へ乗り入れると思われる?、新たな高架線路が建設中だった。 この「おおさか東線」は部分開通だそうで、放出~新大阪が開通し、前記の天王寺方向の線路がつながれば、既存の新大阪~天王寺を合わせれば、この路線の旧称だった「外環状線」が線路としては完成する事となる。「外環状線」が路線名になるかどうかはわからないが、JR路線の廃線が続く中では珍しい事となる。 ともかく、この新路線の開通により、「大都市近郊区間内各駅相互発着の普通乗車券及び回数乗車券における特例」を活用した、いわゆる「大回り乗車」の経路に、新たな経路が増えたこととなる。この「大回り乗車」についての詳細はHP上で探していただくこととして、「おおさか東線」を利用した一例を次に挙げておく。 天王寺-(環状線外回り)-大阪-(東海道本線)-京都-(奈良線)-木津-(学研都市線)-放出-(おおさか東線)-久宝寺-(関西線)-東部市場前 「大回り乗車」をすると、この天王寺-東部市場前を一区間の料金で乗車できるのだが、この他、滋賀県や和歌山県を経由する様々なルートが考えられる。私が勤めていた学童保育所でも、毎年一回こどもたちと、違ったルートで電車の旅をして楽しんだ。この「大回り乗車」のルートを考える事は、一つの楽しいパズルともなる。 時刻表などを眺めながら、自分だけのとっておきのコースを、パズルを解くようにあみ出す。翌日は、お手製のお弁当を用意して、そのコースをたどってみよう。駅から外へは出れないが、車窓を過ぎる景色に、思いもよらない発見があるかも知れない。特に、時間が許すなら各駅停車を利用すると、その可能性も大きくなる。是非、お試しを!「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。あそびセレクト↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
2009.01.20
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私は、学童保育の指導員に成りたての頃、はじめてユニット折り紙に出会って以来、その魅力にとりつかれ、自作ユニットを幾つか創作するまでになった。これほど、ユニット折り紙にのめりこんでしまったのは、おそらくこどもの頃からのパズル好きの性分からだろう。 ユニット折り紙は、適当に組合わせれば何らかの立体が出来るのだが、正多面体やそれに準じた多面体(正多面体群としておく)を基礎として組み上げたものは、とりわけ美しい。それは、その立体の持つ対称性が生み出す美しさだ。そこには、線対称・面対称・点対称・回転対称など様々な対象の要素が含まれている。 ユニット折り紙で、ユニットをこの正多面体群に組み上げる事自体も、大いに頭を悩ますもので、その点でも素晴らしいパズルだと言える。しかし、それだけではまだ、ユニット折り紙の対称性の美しさは完全に発揮されたとは言えない。 実は、ユニット折り紙で多くの方が頭を悩ましている問題がある。それは、何色かの折り紙で美しく組み上げる難しさなのだ。例えば、正12面体や正20面体を基礎とした、30ユニット組みの立体を例にとると、この立体を5色×6枚で組み上げた場合、各色が重ならないように(ここまでは比較的簡単)、しかも満遍なく一様に色が散らばるように組み上げるのが、結構難しいのだ。 30ユニットを30色の折り紙で組み上げれば、色は全く重ならない。しかし、5色だと計画的に組み上げないと大概の場合、色が重なったり集中する個所ができる。試行錯誤を何度も繰り返して組み上げる(パズルの解き方の一つの方法でもある。)のも、一つの方法かもしれないが、できれば合理的な方法があればよい。 もちろん、たまたま出来た5色組みの見本を見ながら組み上げるのもいいが、やってみればわかるが、これがまたけっこうやっかいなのだ。見本と同色の組み合わせでも苦労する。ユニットをひとつづつ組んでいきながら配色できれば簡単になる。実は、この方法を見つけるのが、ユニット折り紙で最も難解なパズルとなる。 ともかく、数学的な解析の結果ではなく、結局試行錯誤の結果、5色×6枚組みの方法は見つかった。しかし、実は30ユニット組みは、3色でも重ならない配色が可能なのだ。当然、5色組みよりさらに難解になると予想されるのだが、偶然ではあるが、5色組みより比較的簡単に組み上げられる事もある。ただ、その規則性を見つける事はやはり難しい。皆さんも、挑戦されてはいかがだろうか。エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
2009.01.19
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先日、テレビを見ていると、京都の貴船神社の「水占みくじ」の映像が流れていた。これと全く同じ原理の「くじ」が私のこどもの頃(1950年代)の駄菓子屋さんにもあった。水で濡らすと真っ白い紙に文字が現れるものだが、駄菓子屋さんのものは、幅1cmくらいの短冊状で、水につけるより、口でなめて文字を出していた。 この「くじ」そのものも駄菓子屋さんで売ってはいたが、もっぱら団子や駄菓子の「当てもの(あてもん:くじびき)」用に使用されていた。少し大きめの名刺サイズ程度のもので、水につけると(さすがになめてあそぶには大きすぎる。)色んな絵や文字の現れるものも売っていたように記憶している。 この「水占みくじ」と同じように、紙と水を使ってあそぶ駄玩具は、他にもあった。「水ぬり絵」と言って、見かけは普通の塗り絵なのだが、絵の具筆などに水を含ませて、絵をなぞると色が着くものもあった。色数も少なく、印刷ズレもあったが、水だけで塗れる不思議さが、こどもたちを楽しませた。 さらに、今でも刺青シールやプラモデルの転写シールなどの高級品となっているが、昔は「写し絵」と言って、水で濡らし紙や手などに転写してあそんだ駄玩具も、こどもたちに人気があった。(もちろん、水がなければ唾で代用した。)なお、これらは特殊印刷で作られており、「水出し印刷」や「移し絵印刷」などがある。「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。あそびセレクト↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
2009.01.18
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【「モビール」とは、いくつかの紙や木片などを糸でつなぎ、バランスを取って安定するように作られたもの。糸を高いところから吊るして、風や手で触ることによってパーツがゆらゆらと揺れる様を楽しむ。動く彫刻(キネティック・アート)の一種である。 古くは室内装飾や知育玩具として、デンマークで親しまれてきたものだが、アレクサンダー・カルダーによって、モビールが芸術の域にまで高められたのは有名な話だ。】(【】内は記事から一部引用、Google ニュース/エキサイト:2009年1月14日) ちなみに、記事の「知育玩具」とあるのは、ベビーベッドの上などに飾って、赤ちゃんの視覚発達を促す効果が、モビールに期待されるからだそうだ。だからと言って、何でもかんでも「知育」をつけるのは、感心できない。 ともかく、不規則で、不思議な、時には美しい、モビールの動きは、赤ちゃんからお年寄りまで魅了する。そのモビールを動かす風に注目すれば、目に見えない空気の流れとしての風を、目に見えるようにしてくれるのも、モビールの大事な特徴だ。良く出来たモビールは、ほんの微かな空気の動きをも捉える。 モビールのように風を見るおもちゃとしては、「風車(かざぐるま)」が思いつくが、モビールのように風の複雑な動きをデフォルメして見せてはくれない。その他、凧、落下傘(パラシュート)、紙飛行機なども、結果として風の存在を教えてくれるが、風が創る美しさではモビールには勝てないだろう。 手やモーターで動かすのもいいが、やはりモビールの動きは大気にお任せするのが一番だ。竹ヒゴと糸さえあれば、団栗(ドングリ)や折り紙作品でも、何か適当なものを吊るせば、立派なモビールが自作できる。風が創り出すオンリーワンの造形をボヤーっと眺めるひと時を過ごすのもいいものだろう。「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。あそびセレクト↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
2009.01.17
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日ごろ何気なく見ている(目にしている)地図、好きな人も嫌いな人も、得意な人も苦手な人も、「ヘー!」を連発させてくれる本があった。「地図に訊け!」(山岡光治:筑摩書房/2007年)だ。 著者は、国土地理院の技官で、長年にわたって地図を作ってこられた方だ。だが、そうした地図の専門家としての地図を見る目だけでなく、根っからの地図好きの方だからこその視点が随所に溢れているのが、この書の素晴らしいところだ。その地図好きさかげんを同書の「おわりに」から引用して紹介する。 【「飛ぶ夢」を沢山見ていた私の少年時代の愛読書は、兄のお古の地図帳と漫画本だけであった。中でも地図帳は教科書の中で最も教科書的でない、しかも夢のある本となって、いつまでも眺めていても飽きなかった。私のそばを離れなかった地図帳は、どこから読んでも自由で、知らない国や町に連れていってくれた。何を記憶したいというあてもなく、ただ寝そべって一日中眺めているのが快感だった。】(【】内は同書から一部引用) 著者は、団塊の世代の私より少し年配の方だから、「夢のある本」と言う表現は、私にも実感を持って受け止められる。おそらく、著者同様の地図好きの私だけの感想ではなく、同世代の多くの方が共感できる表現となるだろう。教科書の中で最も愛読もされたのが地図帳だ。そして、最も大切に扱われ、教科書の使命を終えてからも各家庭で活用されたのも地図帳だ。 と言っても、このような思いを地図帳に抱けるのは、やはり著者同様に地図好きな私だからかもしれないが、少なくとも「地図嫌い」になっていなければ、少なからずこうした思いは、理解していただけるだろう。 では、少なくない人たちを地図嫌いにしてしまったのは、何だろうか。それは、おそらく地図帳が最も「教科書的」にされてしまったからだろう。地図を単なる勉強の対象として、地図を「学ぶ」事を強要され、地図を楽しむ事を半ば忘れさせられたから、地図を見る事が人生の早い段階で嫌いにさせられた結果かも知れない。 地図が嫌いになれば、地図が苦手になり、強いては地理の勉強も嫌いになってしまう。そんな悪連鎖が起きるかも知れない。反対に、地図が好きになれば、苦も無く地図が読め、地理好きになる可能性も大きい。だから、初めて地図を学習する時の教育のあり方が問われるだろう。 その最初の地図の学習にも、きっと本書が多くの示唆を与えてくれると思っている。この書で、地図が好きになれなくても、少なくとも、地図の知らなかった一面を発見する事は十分出来る。その発見は、地図帳で珍しい地名や懐かしい地名を見つけた時の感動とよく似た、新鮮な感動となるだろう。エッセイは、次のページでいろいろ掲載しています。遊邑エッセイ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
2009.01.16
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【ぶらんこや滑り台など全国の公園に設置された遊具(約43万7000台)のうち53%が、設置後15年以上経過して老朽化のおそれがあることが9日、国土交通省の調査でわかった。(中略)設置後15年以上たっている遊具は約23万4000台あり、種類別ではぶらんこ、滑り台、鉄棒の順に多かった。設置時期がわからないものも約8万台あった。設置後15年以上の比率はジャングルジム(64.1%)や回転塔(61.8%)が高かった。】(【】内は記事から一部引用、Google ニュース/日本経済新聞:2009年1月9日) 設置後15年は同記事によると、「破損などの危険が高まる」とされているが、記事の数字は、自治体の予算不足で遊具点検が十分でないと言われている現状を加味して考えると、極めて由々しき事態だと言える。 この遊具の老朽化が、点検不足や点検不備などと相まって、この間の遊具事故の多発の最大の理由となっていたのだ。記事にある回転塔に類する遊具では、その塔(支柱)が折れた事による事故が起きているが、ジャングルジムなどの静的遊具と違って、重大事故につながりやすい。その回転塔で設置後15年以上経過したものが60%を超えている。緊急の対策が必要となるだろう。 なお、このブログでも度々記しているが、公園の遊具と同等の遊具は公園以外にもあるが、少なくとも学校や幼稚園などの公的私設の遊具についても、国や自治体はその実態を調べる必要がある。もちろん、その結果を受けた適切な対策も必要なのは言うまでもない。「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。あそびセレクト↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
2009.01.15
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(再々掲)【伝統的な正月遊び、羽根つきをスポーツ競技にアレンジし、区内小学校で普及させている東京都中央区で10日、「新年こども羽根つき大会」が開かれた。会場の区立総合スポーツセンター(同区日本橋浜町)には区内全16校の小学校から64チーム約380人が出場、熱戦を繰り広げた。】(【】内は記事から一部引用、Google ニュース/MSN産経ニュース:2009年1月10日) こうした、あそび方は、「お手玉」「大縄跳び」、「ゴム飛び(いちだんとび)」などで、個人や集団の、試技を連続して続ける回数を競い合うあそびにも見られ、大縄跳びや「ゴム飛び」の縄やゴムひもを持つ子、多くの場合は競争相手となるが、そんな子でもけっして相手が飛びにくいように縄やゴムひもを扱わないのだ。 その点では、こうしたあそびは、もっとも友好的(平和的)に対戦するあそびとなる。だから、記事のような「羽根つき」のバドミントン化は、そうしたあそびの精神とは異質なものとなる事は、留意していただきたい。もちろん、バドミントンやドッジボールなどのように、やや攻撃的な対戦あそびも、あそび(スポーツ)として留まっている間は、それなりの意義も楽しみもあるあそびである事も確かな事だ。「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。あそびセレクト↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
2009.01.14
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(再掲)【伝統的な正月遊び、羽根つきをスポーツ競技にアレンジし、区内小学校で普及させている東京都中央区で10日、「新年こども羽根つき大会」が開かれた。会場の区立総合スポーツセンター(同区日本橋浜町)には区内全16校の小学校から64チーム約380人が出場、熱戦を繰り広げた。】(【】内は記事から一部引用、Google ニュース/MSN産経ニュース:2009年1月10日) 記事は、「羽根つき」をバドミントンに似たスポーツにしたと言う事だが、そうした取り組みは廃れつつある伝統的なあそびを後世に残す意味では、それなりの意義があると思う。しかし、できれば伝統的なあそび方を継承していく選択肢も大切を大切にしていきたい。 一昨日にこのブログ取り上げた「まりつき」もそうだが、「羽根つき」や「蹴鞠(けまり)」などの遊び方は、共通して「まり」や「羽根」をついたり蹴ったりする回数を競い合う事が基本になっているように思う。だから、出来る限り次のつき手や蹴り手に、「まり」や「羽根」を正確についたり蹴ったりして、まわす事を大事にする。 バドミントンの「スマッシュ」のような攻撃や、相手のミスを誘うような作戦は、本来無かったのだ。こどものあそびの「羽根つき」にしても、例え何人かで同時にあそんだとしても、羽根を打ち下ろしたり、相手の手の届かない所へ羽根を突き上げたりはしなかった。私のこどもの頃も、「ひとめ、ふため、みやこし、よめご・・・・・」と掛け声をかけながら、羽根をつく回数を競い合った。 この事は、「蹴鞠」でのチーム対戦も、敵味方が同時に鞠を蹴るのではなく、同じチームの何人かが、鞠を蹴り上げまわす回数を競い合ったと言われている。「羽根つき」も「蹴鞠」もチームの仲間同士の信頼関係を大事にし、たとえ対戦相手がいても、直接戦うのではなく、自らのチームの信頼関係や技術の高さを相手に誇示する、穏やかな戦いとなっている。「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。あそびセレクト↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
2009.01.13
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「御殿まり」につづき、今回も「羽根つき」についての思いを綴っていく。【伝統的な正月遊び、羽根つきをスポーツ競技にアレンジし、区内小学校で普及させている東京都中央区で10日、「新年こども羽根つき大会」が開かれた。会場の区立総合スポーツセンター(同区日本橋浜町)には区内全16校の小学校から64チーム約380人が出場、熱戦を繰り広げた。】(【】内は記事から一部引用、Google ニュース/MSN産経ニュース:2009年1月10日) まずは、「羽根つき」についてインターネット上から、その起源を検索してみた。【この羽子板がお正月の遊戯や贈り物に用いられたのは 室町時代です。当時の「看聞御記」という書物には、 永亨4年(1432年)に宮中で、「こぎの子勝負」という羽根突きが催されたことが記録されています。】(【】内は「株式会社晃月人形」のサイトの「羽子板」のページから一部引用:2009年1月11日現在) 【中国の14世紀ころに硬貨をつけ錘とした羽根を蹴る遊びがあり、室町時代にこれが日本へ伝来、これが羽根つきの起源とされています室町時代には、宮中のことを記録した「看聞御日記」に羽根つきの記録があります。この記録には公卿や女官が羽根つきをし、負けた組が酒を振舞ったとの記録があります。 戦国時代から羽根つきに厄払いの想いがあり、江戸時代は年末に邪気よけとして羽子板を贈ったとのことです。 今も女児の初正月に羽子板を贈ることが習慣が残っています。】(【】内はサイト「羽子板資料館」の「羽子板の歴史」のページから一部引用:2009年1月11日現在) 【「羽根突き」の起源には諸説あります。1つは、「ツクバネ(こぎの来)」という木の実を手でついて遊んだことが始まりという説。常陸の国(茨城県)の筑波山の伝説に出てきます。(中略)もう1つは、室町時代に中国から伝わったという説です。中国では、硬貨を付けて錘(おもり)とした羽根を蹴る遊びがあり、それが伝わったとされているのです。】(【】内は「melma!」配信のメールマガジン「和の心」のバックナンバーページから一部引用:2009年1月11日現在) 後者の記事の「ツクバネ(こぎの来)」は、別サイトで画像を見ると、「羽根つき」の羽根とそっくりな形をしていた。と言うよりも、「ツクバネ」に似せて「羽根つき」用の羽根を作ったと言ってもいいくらいだ。ともかく、「こぎの来」と言う植物名がいつ命名されたかによって、「羽根つき」の起源がしぼれるかも知れない。「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。あそびセレクト↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
2009.01.12
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【手まりは平安時代、宮中の姫の玩具として流行し「御殿まり」と呼ばれていた。町内には35種のまりつき歌が歌い継がれている。伝統の手まりを作っている人もおり「女の子の遊びの中心だった手まりの美と技を楽しんでもらおう」と企画した。】(【】内は記事から一部引用、Google ニュース/中日新聞:2009年1月9日) 記事の「御殿まり」の起源をめぐっては、幾つかの説があるようだ。その一つが、【本荘市の御殿まりは慶長17年(1612年)本荘城に移った城主、楯岡 豊前守満茂(たておかぶぜんのかみみつしげ)の御殿女中たちが遊戯用のまりとして作ったのが始まりとされています。】(【】内はサイト「本荘ごてんまり」から一部引用:2009年1月11日現在) 次に、【江戸時代に庄内藩の奥方、奥女中たちが手慰みに作ったのがはじまりと伝えられる代表的郷土玩具】(【】内はサイト「山形県鶴岡市観光連盟」、「物産」のページから一部引用:2009年1月11日現在) さらに、【「丸めた綿やハマグリの殻、ぜんまい、いもがら、こんにゃく玉、山繭、砂、小鈴などを芯(しん)にして、その上を布に五色の絹糸や綿糸でかがったものを糸鞠(かがり鞠)といい、江戸時代から少女の遊び道具として発達した。芯にいろいろなものを入れたのは、鞠に弾力性をもたせるためで、なかにはかわいらしい音を出すようにくふうしたものもある。(C)小学館」。】(【】内はサイト「清水哲男『新・増殖する俳句歳時記』」の検索結果ページから一部引用:2009年1月11日現在) そして和歌山県では、【てまりは日本古来の伝統美を持つ工芸品です。平安時代末期・藤原時代より御殿まりとして姫君たちに愛好され、御殿女中たちが姫君のために手まりの技を競い以来連綿として伝承され今日まで受け継がれています。】(【】内はサイト「紀州てまり」の「てまり」ページから一部引用:2009年1月11日現在) これらの事を総合して考えると、以下のサイトの記述が最も合理的な説明と思われる。【「手まり」は、平安時代に中国から伝えられたといわれており、清少納言の枕草子にも貴族の遊び事として登場しています。後に、一般に普及するとともに、全国各地で独自の技法や美しい紋様が作られてきました。讃岐では、草木染による木綿糸を用いて、染糸1本1本を針でかがりながら、20余りの模様を描き出す技法に特色がある「観音寺のかがり手まり」などがあります。】(【】内はサイト「香川県」の「讃岐かがり手まりづくり 参加者募集!」ページから一部引用:2009年1月11日現在) 平安時代に貴族の遊びとして発展した、一般的に「かがりまり」と呼ばれる装飾を施した「まり」が、後に武家社会に広がり、さらにその後に庶民に伝わる中で、その一部が「御殿まり」と称されるようになったと考えていいだろう。 特に、装飾に凝った「かがりまり」は、こどもたちがまりを放り上げたり突いたりして遊ぶと言うより、おとなが専ら手芸などのように、まりに装飾をかがり、その華美さを競い合うようになって行った事は興味深い事だ。 もちろん、貴族や武家の女の子たち、後の世では裕福な一部の庶民のこどもたちは、そうした「かがりまり」でも、「まりつき」などをしてあそんだ事は間違いがないが、一般庶民の多くのこどもたちが、「まりつき」あそびに興じるようになるのは、少なくとも「ゴムまり」などの比較的安価な「まり」の普及以後の事と考えていいだろう。 そして、その「ゴムまり」の普及の時点で、「御殿まり」に代表される観賞用の「まり」と「まりつき」用の「まり」の分化が定着したのだろう。さらに、現在に至っては、その「まりつき」でさえ、時代の波の中で、急速に影を潜めつつある。かくて、こどもたちのあそび道具としての、「まり」の使命も終わってしまうのだろうか。「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。あそびセレクト↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
2009.01.11
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(その1からの続き) 「切り紙」や「墨流し」のような、人為的偶然が作り出す美を楽しむあそびで、私のこどもの頃の他愛もないあそびから生まれた(すでにこのあそびはあったかも知れないが、私は偶然に発見した。)あそびがあった。それは、消しゴムに穴を開け、その穴に鉛筆を通し、コマのように回してあそんでいた時の事だ。試しに、紙の上でそのコマを回すと、鉛筆が見事に面白い模様を描いたのだ。 実は、鉛筆が消しゴムの中心からほんの少しだけずれていたから、消しゴムゴマがぶれて回ったから、模様が出来たわけで、正確なコマだったら実現し得ない模様なのだ。また、ぶれすぎてもだめで、その点でも偶然が生み出した、お絵かきあそびでもあった。 偶然の美は、枯れ葉が降り積もって出来る模様、砂漠の風紋など、全くの自然が織り成す模様もあるが、人がある程度手を加えてできる模様は、その手を加えた者だけが味わえる感動のある模様となる。「切り紙」「墨流し」、そして和紙などを畳んで染める「折染め」など、人為的偶然が創り出す美を、こどもたちと楽しむひと時を持ってはいかがだろうか。「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。あそびセレクト↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
2009.01.10
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【「買ってくるよりも安上がりで、ちょっとかわいいのが人気」と話すくまださん 一枚の紙とはさみがあれば、簡単に作れる「切り紙」の人気が高まっている。自然の風景をモチーフにしたものや、家紋を取り入れた和のデザインなど、形はさまざま。正月飾りとして親子で一緒に作ることもできそうだ。 切り紙とは、色紙を折ってはさみやカッターで切り抜くことで、広げた紙に表れる意外な文様を楽しむテクニック。寄席などで見られる演芸の「紙切り」とは異なる。素人でも楽しめることが受け、昨年ごろから市販のキットや本にある型紙を使いこなし、いろいろな形を作る人が目立ち始めた。】(【】内は記事から一部引用、Google ニュース/大手小町:2009年12月29日) 「切り紙」には、記事のように、家紋や自然の風景を切り出す面白さもさることながら、色紙(いろがみ/折り紙)を適当に畳んで、これまた適当に切った後、色紙を広げた時の、偶然に出来上がった模様の美しさに感動する楽しみもある。私は、この偶然が切り出す感動に、より魅かれるのだ。特に、こどもたちには、是非あの色紙を開いた時の感動を味わってほしいと思っている。 この人為的に作った偶然が生み出す美を楽しむあそびには、この「切り紙」の他に有名なのは、「墨流し」だろう。「墨流し」は、洗面器などにはった水の上に、墨を筆先でそっと浮かし、その墨の中央に鼻の頭などの油分を竹串などで触れると、墨がドーナツ状に広がり、その中心に墨、その中心に油分をと、何回か繰り返してできる、同心円状の模様をさらに竹串でかき回して出来る模様を、最終的に紙で写し取るあそびだ。 「切り紙」は、作ろうと思えば、偶然に出来た模様も再現が可能だが、この「墨流し」同じ模様を再現するのは全く不可能で、その意味ではより偶然に依拠した美となる。この「墨流し」を初めて教えてもらって、何枚も何枚も作って楽しんだ記憶が、今でも鮮明に蘇るのは、まさに偶然が写しとる美のなせる業だからだ。「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。あそびセレクト↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
2009.01.09
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未曾有の不況をもたらせる「ルール無き資本主義」がある一方で、「ルール有るあそび」も多い。【八坂神社(東山区)で3日にあった新春恒例の「かるた始め」。日本かるた院本院理事長として和歌を詠んだ。西京区在住で、「遊びの中にもルールあり」と百人一首の普及に取り組んでいる。】(【】内は記事から一部引用、Google ニュース/毎日新聞:2009年1月7日) 「百人一首」は言うに及ばず、他愛のない「おにごっこ」や「かくれんぼ」をはじめとして、こどものあそびにはルールのあるものが多い。と言うより、あそびの中では、何らかのルールのあるあそびの方が圧倒的多数を占める。 このあそびのルールの最もユニークな点は、そのルールを守るのは、あそぶこどもたちの全くの自主性に任されている点だ。あそび自体においては、基本的には誰からも強制もされないルールであるから、あそびは楽しいともいえる。 さらに、このあそびのルールは、見事なまでにもこどもたちの成長に見合ったルールを、あそび手であるこどもたちが作り出すこともしばしばだ。反対に、自分の成長に見合ったあそびが、ごく自然に選択されて、こどもたちにあそばれる事もある。 例えば、「おにごっこ」でも、単純に鬼と子が追いかけたり逃げたりするものから、座っていればセーフの「すわりおに」、チームに分かれての「陣取りおにごっこ(どろけい・どろじゅん・探偵ごっこなど)」、さらに三すくみの強さが加わった「水雷艦長(駆逐本艦:くちくほんかん)」とルールは高度になり、そのあそび手の年齢も上がる。 ともかく、こどもたちがあそびにおいてルールを守る事は、それなりの努力が必要だ。自分のやりたい事を一時的にも抑えて、あそびのルールを守り通す、それなりの意思が必要となる。しかし、あそびの楽しさは、そうした自分を抑える行動をとりやすくする。 ルールのあるあそびの中で、こどもたちは、ルールの意義、ルールを守る意思、ルールを守る能力を、学び取る。そして、それは社会全体のルールを守り通す、意識や能力と相通じる。こどもたちは、ルールのあるあそびとともに成長する事により、社会のルールを守れるおとなへと成長していくのだ。「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。あそびセレクト↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
2009.01.08
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こどもたちのあそびの悲しい現実を二つ、ネットニュースからひろってみた。 【現在、ガザ地区がパレスチナ自治区でも最も困難な状況に直面する中、私自身のとても個人的な話をここで書きたいと思う。しかしこれは、ガザに住む160万人のパレスチナ人のストーリーでもあるのだ。(中略)私は子どもたちと暗闇の中に再び座り、彼らを落ち着かせようと、また物語を聞かせ始めた。すると、12歳の息子が突然、こう尋ねた。「パパ、僕たちはまた平和に暮らせる日が来るの?木に登って、サルみたいにぶらんぶらんしたい。鳥のように飛んでみたい。なんで、僕らは、毎日テレビで見ているようなほかの子どもたちのように遊ぶことができないの?」】(【】内は記事から一部引用、Google ニュース/AFPBB News:2009年1月5日) 【大学卒業後の03年6月には、知人に紹介された地雷除去に携わることを決意し、再びカンボジアに渡った。(中略)「こいつらとずっと一緒にいたい。地雷を気にせず遊ぶ姿が見たい」と、カンボジアが「ホーム」に思えてきた。】(【】内は記事から一部引用、Google ニュース/読売新聞:2009年1月6日) 一方は、先日再び戦禍が襲ったパレスチナ自治区の、もう一方はすでに大きな戦禍は過ぎ去ったカンボジアの、こどもたちの様子を語っている。こどもたちにとって本来楽しいはずのあそびが、現在の戦禍と過去の戦禍に、奪われたり脅かされたりしている、これが今の世界の現実なのだ。 おとなは、大義名分を振りかざし、テロや戦争という愚かな行為に、未だ終止符を打てずにいるのだ。そして、それはパレスチナやカンボジアだけの事ではない。イラクやアフガニスタンをはじめとして、多くの国・地域に及んでいる。 さらに、悲惨なのは、あそびを奪われた少なくないこどもたちが、テロや戦争の悲しい戦士となって、新たな戦禍を次世代に引き継いでいるのだ。この忌まわしき悪循環を断つには、すべてのおとなが武力を一切放棄する事のみが可能とする。 そして、その武力にかけた膨大な資金を、餓えや貧困の根絶に振り向ければ、おそらくテロや戦争の原因さえ無くしてくれるだろう。それは、「侵略者へのテロ」や「テロとの戦争」などのように、こどもたちのあそびを奪ったり脅かしたりは決してしないだろう。全てのこどもたちがあそびのなかで、健やかに育つ事の出来る世界をつくる事は、全てのおとなに課せられた、直ぐにでも着手しなければならない義務なのだ。「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。あそびセレクト↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
2009.01.07
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昨日の記事に関連した、ネットニュース記事を見つけた。【文部科学省は、「学校施設における事故防止の留意点について」の第一次報告書をまとめた。(中略)また、実際の事故事例をもとに、校舎の開口部、床や壁・柱の内部仕上げといった各部ごと、校舎以外の校庭やプール、遊具ごとに課題と対策例を具体的に示している。】(【】内は記事から一部引用、Google ニュース/47NEWS:2009年1月3日) まず、その報告書にある遊具についての記述を以下に、文部科学省のサイトから引用しておく。 【第2 章 学校施設における事故防止の基本的な考え方(6)遊具における事故遊具における事故は、落下、可動部との衝突、絡まり・ひっかかり、挟まれ等によるものが多く発生している。事故の発生原因は、遊具の構造、維持管理等の不備による「物的ハザード*1」と、危険な行動、服装など利用に関する「人的ハザード」とが関わりあって発生することが多く、一つの要因に限定することは難しい場合が多い。教職員・設置者は、重大な事故に繋がる物的ハザードを中心に除去し、児童生徒等のみで利用しても安全性を十分確保できるようにすることが重要である。併せて、人的ハザードを除去するため、危険な遊び方をしないよう適切な指導を行うことが重要である。(中略)*1 ハザード : 偶発性の強い危険。ここでは、遊びが持っている冒険や挑戦といった、遊びの価値とは関係のないところで事故を発生させるおそれのある危険性のことをいう。】(【】内は「学校施設における事故防止の留意点について(第一次報告):文部科学省」から一部引用、2009年1月5日現在) 全く当たり前の事が記述されているだけだ。それが出来なかったから事故が起きたわけで、その事を知らなかった事が主要な原因ではない。上記の「事故防止の基本的な考え方」を、遊具設置者や学校管理者が知らない事はあってはならない事で、もし知らないと言う事なら、そうした状況を放置していた、教育委員会や文部科学省こそ最初に反省すべきだろう。 また、上記の遊具の関係者が知っていて、その対策が出来ていない事に原因があったとしても、それは当然、そうした関係者を監督指導する責任は、教育委員会や文部科学省にある。だから、結局その教育委員会や文部科学省の怠慢は、当然批判されなければならないだろう。 昨日の記事によると、そうした遊具の事故防止対策をするには、予算が確保が最低の条件なのだ。学校施設内の遊具にしても、同様の予算不足と言った状況もあるだろう。そうならば、文部科学省や自治体は、学校がそうした防止対策が適切に出来うる予算を確保すべきだろう。 同じこどもたちが使用する遊具の事故防止対策に対して、国土交通省では予算を補助し、一方の文部科学省は一遍の報告だけで済まそうとする。まさに、縦割り行政の悪しき慣習の典型とも言える事例となるだろう。「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。あそびセレクト↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
2009.01.06
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【国土交通省は3日までに、都市公園内の老朽化したブランコなどの遊具を入れ替える地方自治体に対し、費用の半額を補助する制度を2009年度に創設することを決めた。老朽化した遊具の倒壊などによる子どもの事故が後を絶たない一方、自治体の財政難で更新が進まないためで、保護者にも朗報になりそうだ。】(【】内は記事から一部引用、Google ニュース/47NEWS:2009年1月3日) やっと重たい腰が少しは上がったようだ。本来ならば、国の補助を待つまでも無く、こどもの命にも関る事なので、自治体は独自に対応すべきなのだ。ともかく、予算が下りれば、自治体は直ちに遊具の入れ替えを実行していただきたい。 この処置は、一歩前進ではあるが、巷には都市公園以外にも、公営大規模集合住宅内の公園、大規模私営集合住宅内の公園、地域の私設・半官半民の公園、さらには公私の学校・保育所・幼稚園などの教育施設などなど、都市公園と同様の遊具が多数設置されている。 それらの遊具も、点検・整備不良に因る事故が多発している。それらの監督官庁は国土交通省ではなく、経済産業省・文部科学省、時には厚生労働省と分かれているが、せっかくの意義のある施策なので、所管の枠を超えた補助制度に発展させるべきだろう。こどもたちには、どの遊具も楽しく安全な遊具でなくてはならないのだ。「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。あそびセレクト↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
2009.01.05
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段ばしご 一人あやとりの一つで、「四段ばしご」が最もポピュラーで、ほとんどの子が最初に挑戦するのも「四段」だ。紐の長さや手の長さにもよるが、「一段」から「十段」程度までなら可能だ。なお、研究すれば紐の取り方や順番には、様々な方法が考えられるので、新しい取り方を見つけ出してあそぶ事も出来る。また、目隠しや背中で作る、片手ずつ二人で作る方法もある。作る速さを競い合っても面白い。長方形折り紙 チラシ・新聞紙・ノートなど、身近で最も手に入りやすい長方形の紙を使った「折り紙」。飾ってあそぶより使ってあそぶ「折り紙」が多い。なにせ、ほぼタダで手に入る紙を使うのだから、何度失敗しても、どれだけ壊れようが、大した問題にはならない。紙飛行機なら、正方形よりも長方形の方が歴史も長いし、よく飛ぶものも多い。天国と地獄 数あるビー玉あそびの中で、最も傑作で面白いあそびが「天国と地獄」だ。ビー玉を弾くコントロールを状況に合わせて加減するのは、「おはじき」とも共通だが。外の地面の上で、しかもよく転がる球体を使ってあそぶ分、より高い技術が必要とされるあそびだ。どんぞこ 数ある「石けり」「ケンパ」の類で、最も秀逸なあそびが「どんぞこ」だ。ケンケンをする足のコントロールと、地面に描いたマスに投げ入れる石のコントロール、どちらも重要な要素になっている。あそんでみればわかる事だが、意外と運動量の多いあそびでもある。ぬきん 面子(めんこ、大阪ではベッタン)あそびの中で、最も技術の要るあそびのひとつだ。裏返してあそぶ一般的な「めんこあそび」とは違って、強いばかりではダメで、極めて微妙で繊細なめんこさばきが、必要とされる場合も多い。一般的には、数枚から数十枚、時には数百枚を賭けて勝負する時もあった。5円で十数枚も買えた(1950年代当時)ので、そんな大勝負も許された良き時代もあった。「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。あそびセレクト↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
2009.01.04
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昨年は、多くのおとなたちの努力にも拘らず、こどもたちのあそびの質的・量的衰退に、歯止めがかからなかった一年だったように感じているが。こどもたちのあそびの新たな隆盛を願って、お勧めしたいあそびを10種選んでみた。そのほとんどは、私がかつて勤めていた学童保育所で、こどもたちに教えたものだ。これらのあそびは、こどもたちが熱中したり大いに楽しんだあそびばかりだ。 この10種以外にもお勧めの多くのあそびがあるが、高価な道具を比較的に必要としないあそび(昔のあそびはほとんどがそうだった。)を選んでみた。以下に50音順で紹介していく。「遊び学の遊邑舎」のサイトにあそび方が掲載されているものにはリンクを付けた。そうでないものは、簡単に説明をするが、そのあそび方は機会があれば掲載していきたい。えびとび 鬼と親と子に別れて、鬼が馬とびの馬になり、親が決めた様々な技で、親と子が次々と馬を飛び越えていくあそびだ。「大砲」、「一休さん」、「扇風機」「大ドッスン」などなど、あそびの中でこどもたちが作り出していったユニークな技が、20種類以上もあった。その技をすべて挑戦すると、手足などを含めた、身体の様々な動きを体験できる。その点は、「どうま」や単なる「馬とび」あそびには無い、優れたあそびとなっている。おさらい お手玉を数個使ってあそぶもので、これもこどもたちがあそびの中で次から次へと生み出して行った、面白い技が沢山ある。使用するお手玉は、要らなくなったハギレなどで、手作りですれば安いものだ。なお、お手玉の形は俵型(巾着型)よりも座布団型の方が適している。おはじき 一般的には、ガラス製のおはじきを数個から十数個使ってあそぶ。机などの上に散らばらせたおはじきの中で適当な二個を選び、そのうちの一個のおはじきを小指で弾いて、他のおはじきに当てれば、そのどちらかのおはじきがもらえる(本当に)あそびだ。おはじきを指で弾くコントロールや、散らばったおはじきの状況を判断する能力が、勝敗を決める。コマおにごっこ ごく一般的な木ゴマ(缶ゴマ:ブリキゴマ)を手のひらの上や、手に持ったお盆や箱などの上で、回っている間だけ、逃げたり追いかけたりできるおにごっこだ。コマに紐を巻く速さや、コマの投げ受け正確さが勝負を決める。もちろん、上手にコマを回せない子や、上手にコマを手に載せられない子のための、「ゴマメ」や「助け」などのルールもあった。宝踏みん(たからふみ) 「Sケン」の一種だが、片足の「ケンケン」をしない分、もっとダイナミックな格闘あそびに近い、ある意味ではハードなあそびになる。地域では小学校高学年から中学生までが、一団となってあそんでいた。あそぶためには、かなり広い場所とあそぶ人数もできれば10人程度はほしい。今では、どちらも確保が難しくなったあそびでもある。「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。あそびセレクト↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
2009.01.03
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昨年に、シリーズエッセイ「ニュースに見るあそび」に掲載した、「こどもたちのあそびに関る出来事」の幾つかを、そのエッセイの表題で振り返っていただく事とする。私の目に留まったものから、私の主観で選んだものだが、昨年の「こどもたちのあそび」の状況がある程度、つかんでいただけると思っている。(再掲)7月『幼児向け脳トレソフト』(2008.07.02)私見『高所平気症』(2008.07.03)『吊りかご遊具事故』(2008.07.05)『体育の家庭教師』(2008.07.07)スプリング遊具はついに戻っては来なかった!(2008.07.08)新型『ベイブレード』(2008.07.10)公営の『屋内型あそび場』(2008.07.11)『遊具事故でのリスクを減らす』(2008.07.21)『危害情報総括官』(2008.07.23)『草野球が衰退』(2008.07.24)『教科書ページ倍増』(2008.07.28)『ガンプラで脳活性化』(2008.07.31)8月『おもちゃ病院』から『おもちゃ医療福祉センター』へ!(2008.08.01)こどもの『外遊び』のためのおとなの努力(2008.08.04)あそびにおける性差の縮小(2008.08.05)『ゲームで新兵勧誘』(2008.08.06)『学校外活動実態調査』/文部科学省(2008.08.10)『おもちゃ学』(2008.08.13)『テレビっ子ほど不眠、イライラ』(2008.08.14)現代『花火あそび』考(2008.08.15)公園から遊具が消えるひとつの事情(2008.08.22)9月公園遊具、国交省が安全指針を改訂(2008.09.04)おもちゃと脳とゲーム機と(2008.09.08)『テレビゲーム』をめぐる二つの記事(2008.09.21)『子どもの足の“退化”』(2008.09.23)『仮想世界』とこどもたち(2008.09.29)10月『公園遊具の重傷事故、昨年度は最多』(2008.10.05)『夏休み、小学生の8割がゲーム遊び』(2008.10.06)『屋内運動遊戯施設』に頼るよりも!(2008.10.07)『メディアを読み解く力』と『遊具』(2008.10.11)『わらべ歌』を歌い継ぐ事(2008.10.18)『公園の遊具撤去』(2008.10.24)『「遊び・非行型」不登校』(2008.10.26)『手作り科学おもちゃ』(2008.10.27)『環境にやさしいおもちゃ』(2008.10.29)『エキスポランドが再生法申請』(2008.10.31)11月ある『屋内遊戯施設』について(2008.11.12)『中学生の4人に1人が自分専用のPC』(2008.11.13)『多様な動きをつくる運動遊び』(2008.11.19)『滑り台によるけがで救急搬送、2年間で559人』東京都(2008.11.23)『ウチごもり消費』と『食への無関心』(2008.11.28)『クリスマスプレゼント&お年玉』が定着(2008.11.29)『子どもの体力・運動能力低下に関する調査』(2008.11.30)12月『子どもの大脳発達に遅れ/10年前と比較』(2008.12.03)異年齢のあそび集団(2008.12.04)『感覚と身体の協応力(きょうおうりょく)』(2008.12.06)『遊びの変遷』を考える(2008.12.07)『園児の3割、視力「1.0未満」』(2008.12.13)『2兆円あったら』、『2兆円もいらない!』(2008.12.14)『ヒノキの間伐材でつくった積み木』(2008.12.15)英大臣がビデオゲーム遊びを奨励!?(2008.12.16)『宿題全然せず』/ノーベル賞の益川氏(2008.12.17)『昔の遊び』(2008.12.19)『不況で、百人一首が「復権」』(2008.12.23)『滑り台事故』その後(2008.12.24)『ビデオゲームは脳の老化防止に役立つ』(2008.12.26)『正月の遊び体験』(2008.12.29)「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。あそびセレクト↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
2009.01.02
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昨年に、シリーズエッセイ「ニュースに見るあそび」に掲載した、「こどもたちのあそびに関る出来事」の幾つかを、そのエッセイの表題で振り返っていただく事とする。私の目に留まったものから、私の主観で選んだものだが、2008年の「こどもたちのあそび」の状況がある程度、つかんでいただけると思っている。1月『公園の遊具に耐用年数明記』 (2008.01.07) 『登下校見守りシステム』(2008.01.08)お年玉の使い道はゲームソフト(2008.01.09) 『ジャングルジム下に衝撃緩和マット』(2008.01.12) 『外で遊ぶ場所と友人が減少傾向』(2008.01.14) 『演出効果機能付きテレビ紙芝居』(2008.01.24) 『外で遊ばない子ども』(2008.01.28)2月『安全な遊具づくり計画』(2008.02.06)『遊具事故の立件見送り』に思う(2008.02.10) 『若者離れがゲーセンにも』(2008.02.20)『室内雪合戦』(2008.02.21)『遊具事故で横浜市職員を送検』(2008.02.22)『安心買える屋内遊戯場』への不安(2008.02.25)『強風で遊具飛ばされる』(2008.02.27) 『岸田担当相が遊具視察』(2008.02.28)3月『子供服に安全基準』(2008.03.01)『ユニバーサルな、遊具・おもちゃ』(2008.03.06)『外あそび用スキンケアグッズ???』(2008.03.07)『外遊びの魅力体感』(2008.03.08)『運動指導、逆効果』(2008.03.10)『パズル教室(塾)』(2008.03.11)『ラグビー遊び、幼児に有効』(2008.03.14)大型複合遊具を考える(2008.03.21)なぜ繰り返される!ふわふわ遊具の事故(2008.03.22)木登りができる公園(2008.03.25)4月『身体をふれあうあそび』考(2008.04.04)遊具事故情報、経産省がDB充実へ(2008.04.05)『共遊玩具』:ニュースに見るあそび(2008.04.07)『携帯型ゲーム機』実態調査結果(2008.04.09)『全国一斉総点検』はどうなった?(2008.04.11)『ゴンドラ遊具事故』の続報を読んで(2008.04.12)『遊具の点検技術者に実地研修』(2008.04.14)『小児期の運動不足は心疾患リスク高める』(2008.04.15)『遊び場への監視カメラ設置を義務化』(2008.04.19)『友達との遊びも大事な教育の場』(2008.04.20)『わらべ歌の完全継承急ぐ』(2008.04.21)『体育の教科書』(2008.04.25)『デジタル室内遊園地』(2008.04.27)『群れて遊ぶ時間と空間』(2008.04.30)5月『群れあそび』と『免疫』(2008.05.01)『遊園地の入場者減』(2008.05.04)安全な遊園地遊具ための法的整備(2008.05.08)観覧車でも事故が(2008.05.10)遊具の安全、国交省が新指針案(2008.05.11)『こどもが笑う』町づくり(2008.05.12)『消えたミノムシ』(2008.05.13)木々とあそびと免疫と(2008.05.14)ゲーム機持っていない小5は、わずか4.8%(2008.05.17)『サイトで子どもの事故公表/経産省』(2008.05.20)『郷土ゲームが熱い』(2008.05.22)『ガチャガチャ市場縮小』(2008.05.24)癒し系遊具『メリーゴーラウンド』の健闘(2008.05.29)6月『遊びの達人パパ』(2008.06.03)『ふるさとこども夢学校』(2008.06.06)『公園遊具に使用期間を設定』国土交通省(2008.06.07)『エコ遊び』・『エコ地蔵盆』(2008.06.16)『被災児童心のケア』に『集団遊び』(2008.06.17)『安全な子供服、業界が基準』(2008.06.18)『知育ブロック』(2008.06.19)『こどもは乗るはず』/天窓事故(2008.06.21)『マイクロ玩具』と『外あそび』(2008.06.22)公園遊具の日常点検と定期点検(2008.06.24)『バイオマスチップ』のカプセル玩具(2008.06.26)『おもしろ楽習スクール』(2008.06.30)「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。あそびセレクト↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
2009.01.01
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