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そも、女性とは、強い生き物である。故に、多少の苦難など克服すべき体力、気力を有する個体である。その強き個体が、世話をやき、お節介なのは、当然の事のように普通であり、魅力を半減させる根源である。世の中の若いおのこ共が、ある日突然恋愛感情を抱き、追い求める女性とは、女性に非ず、おのこが作り上げた妄想世界の弱々しくも可憐な、生まれたての小鹿のバンビのような存在なのである。だからこそ、恋愛から夫婦関係に移行した途端、おのこが抱く感情は、"こんなはずではなかった"であり,本来何も出来ず、おのこの支えがあって初めて生かされるはずの小鹿のバンビが、結婚などと言う形式にしか過ぎない儀式の終わった瞬間、猛烈な世話焼き、お節介女に変身し、ウルトラマンさえ手を焼く、オバタリアンに成長して行くのである。おのこの妄想と空想の世界で生かされていたバンビは、おのこが持つ淡いロマンチックな心をずたずたに切り裂いて、バンビのままであれば、家事、育児に渡って、率先してやっていたものを、けたたましくも口やかましいお節介のせいで、おのこの気持ちを一気に萎えさせてしまうのである。おのこの気持ちは折れ易く、傷付き易く、直ぐに絶望感で充たされるように出来ているのだから、調子に乗って行動するおのこは、黙って見守る事が肝心である。バンビを守っているのは、俺しかいないという気持ちを最大限に操れる女性こそ、真にもてる女性と言えよう。人気ブログランキングへ
2007.11.30
好きぃ~に、なあったからよ、鍵ぃ~をあげえぇ~るのは悪を気取ぅ~って、街ぃ~のはなや、冷やぁ~かしてた似ぃ~たも~の同ぉ~士、寂ぃ~しさ、抱きぃ~ながらいぃ~つ~か、別ぁ~れが、あぁっけなくきぃ~たぁ~あならあぁ~つぅ~い紅ぉ~茶を、のぅ~みたいぃ~は、無ぅ~邪ぁ~気にかぁ~わのジャケェ~ット、すはだぁ~に着てぇ~あぁ~あ、あぁ~あ、都会暮らしBy 宮前ユキ人気ブログランキングへ貧乏を共有して、こころ通わせながら生きていた、あの頃のセピア色の情景が懐かしい・・・!!!
2007.11.29
人とはそれぞれに想う所があり、だからこそ、他人(ひと)の想いを感じて生きて行かねば、自らを失うことになる。日本の心には、単に他人(ひと)ばかりではなく、生きとし生けるもの、そして路傍に転がる石にさえも心を見出し、宇宙のあらゆる万物に、そして森羅万象に至るまで命を感じる力が有る。全ての物に命が宿るという想いは、ある意味禅の心に通ずるものであり、日常生活に於けるあらゆる存在には、それぞれに意味があるという事を示唆している。欧米でいうSOULとは、あくまで人間に宿る命の叫びの源であり、それは限りなくアクティブなものであり路傍の石などには存在するはずの無い、合理的精神性である。あくまで能動的精神の持ち主である欧米人に比べ、静的で、万物を受容れようとする受動的精神の持ち主である日本人の心は、揺らめきの振幅が際立って少ないのが特徴的である。昔から、日本人は幼少期に他人を羨む事や傷付ける事、他人の物を欲しがる事、盗む事を、極めて厳格に戒められ、他人を思い遣る気遣いを教え込まれ、自分自身を見つめ続ける事を学んで来た。究極の人間教育の根本が、日本には家庭という最小単位の社会生活の中にあったのである。明治期以降は、多分に儒教的精神によって統制を受けてきた日本人は、もっぱら上下関係の序列を崇め奉り、本来日本人の持っていた"和ごころ"を失って行ったような気がするのである。日本人が、森羅万象、宇宙の万物に命が宿るという心を取り戻し、宇宙の全ての存在には全て意味があり誰もこれを侵す権利を持たない事を世界に発信し続ける事こそ世界平和構築の礎になると思う。平和の根底を為すものは、暴力的力ではなく、人間の心の強さ、所謂、人間教育に裏打ちされた、人間の人間に対する理解力であり、人間一人一人が自らを見つめ直すことの出来る心を獲得する教育である。日々が修行と位置付ける禅の心は日本人の心の中に深く刻み込まれ、日本人の誰もが、自然に日々の反省をしながら生きている。人気ブログランキングへ
2007.11.26
北朝鮮の非核化が、拉致事件の解決より先にあるアメリカ合衆国の本当の腹の内は何処にあるのか、日米安保同盟を殊更に強調し、日本に戦争の手伝いを求める合衆国の本音とは・・・???現在の北朝鮮が、幾ら軍備強化をしようとも、仮に本気で戦争をおっぱ始めたら、自国の運命がどうなるのかは北朝鮮の方が、むしろ日本より良くご存知のはずである。合衆国にとって、日本に於ける駐留基地は、日米安保体制のためというよりは、日本の軍備増強と、それに伴う核開発への抑止の意味が強いのではないだろうか・・・???現在、日本以外の先進諸国は、何らかの形で、世界の何処かに軍隊を送り出し、戦争をしている。ところが、日本は、平和憲法の下、海外へ派兵する軍隊を持たないのであるから、何処の国とも、戦争状態にはない。ところが、この日本が、ひとたび戦時体制に入ったとしたら、北朝鮮など比べるべくもなく、強大な軍事大国として、長距離弾道ミサイルはおろか、核弾頭ミサイル、或いは、これまで見たことの無い兵器まで開発する経済力、技術力と言った国力を有しているのである。もし、これを野放しにしたら、一番恐れなければならないのが、後にも先にも、人類史上最初で最後の核爆弾を人間を標的にして使用した、アメリカ合衆国である。日本に、世界を席巻する国力が回復した今、仮に日本が、日米安保同盟を破棄し、国際的に、独立独歩の道を模索したとしたら、ある日突然、アメリカ合衆国は、日本の最大の敵国と成り得る可能性が、ゼロではないのである。これは、日本にとって大きなアドバンテージで有ると共に、日本が、武器を持たずに、世界の軍事力を抑止出来る力では無いだろうか・・・???防衛省ばかりが、利権の巣窟のように扱われる昨今、他の省庁は国民からの視線が外されたと思って、ほくそえんでいるのかも知れないが、行き場の無いエネルギーが溜まりに溜まった、夢の無い若者達の怒りが、途方も無く右傾化した時に、一番にターゲットとして狙われるのは何処なのかを腹を括って弁(わきま)えておくべきである。何事も、合衆国の言いなりに動く時代は、もうこの国には必要ないのである。核の災禍にあった、世界で唯一のこの国が、核爆弾を作る事も、使用する事も、絶対に無いと、誰が言えるのだろうか・・・???唯、それを、あっという間に可能にするだけの力を持った国としての存在感こそが、世界平和に訴えかける最大の力として、発揮される時であると考える。人気ブログランキングへ
2007.11.19
訳も知らず 残された思い出と私 二人きりほうけた男が やさしい女をあれからずっと 探してるやさしい女 知らんかねやさしい女 知らんかね・・・ゆめひとつ いらんかねゆめひとつ いらんかね・・・とりたての涙 いらんかねやさしい女 し・ら・ん・か・ね~By Takajinn Yashiki訳が分からないのが、女心と秋の空とは、よく言ったものです。 人気ブログランキングへ
2007.11.16
(1) 昔々その昔 小さな川のほとりに 大きな花と小さな花が 並んで咲いていた 大きな花は美しい いつも楽しく歌う花 けれども小さな花は たった一人ぼっち 恋の陽射し浴びて 二つの花は 春の思いに 胸をふくらませる 昔々その昔 小さな川のほとりに 大きな花と小さな花が 並んで咲いていた(2) あの子もこの子もこの俺を 一目見ようとここに来る 生きてることの楽しさは おまえにゃ分かるまい 大きな花さん聞いとくれ たとえ一人ぼっちでも 僕には心の太陽が いつも輝いてる 愛の息吹浴びて 二つの花は 春の思いに 胸をふくらませる 昔々その昔 小さな川のほとりに 大きな花と小さな花が 並んで咲いていた 並んで咲いていた By Dark・Dacks問題は、気の持ちようだと言う事でしょうか・・・???人気ブログランキングへ
2007.11.15
あなたには、あなたの歩く道があり私には、わたしの歩く道があるふたつの道は、何処まで行っても交わる事のない、遠く悲しい道By ダークダックス何だかんだ言っても、人それぞれに道があり人それぞれの想いがあるものなんですよね。それを、上手に導ける人間が、指導者になれば良いのですけれど・・・???人気ブログランキングへ
2007.11.14
古い奴だと、お思いになるでしょうが古い奴こそ、新しいものを欲しがるもんでございます何処に新しいものがございましょう生まれた土地は荒れ放題今の世の中、右も左も真っ暗闇じぁござんせんか義理と人情をはかりにかけりゃ義理が重たい男の世界義理が廃れば、この世は闇よ止めて下さるな妙心殿落ちぶれ果てても平手は武士じゃ男の散りぎわだけは知っており申す行かねばならぬ、そこをおどき下され行かねばならぬのだぁあの人この人大臣だってみんないるのさおふくろがいつか大人になった時みんな偉そな顔するが熱い味噌汁飲む度に思い出すのさおふくろを忘れちゃならねぇ男意気いったい、ぜんたい日本の心は何処へ行ってしまったのでしょうか・・・!!!人気ブログランキングへ
2007.11.14
先日、彼の人気番組、"田舎に泊まろう"で角田信朗氏が旅人として出演されていた。もう、10年程前になるだろうか、東俳に所属していた私は、朝日放送の名物番組、"ナイトスクープ"のロケにかりだされた事がある。その時の企画は、視聴者からの投稿依頼を解決するネタ物で、私の出番は、その中で普通のおじさんが金属バットを持ってK-1ファイターと戦ったとしたら、金属バットをもったおじさんの方が勝つのでは・・・?という疑問に答える、普通のおじさんとしてのものであった。その日、確か朝日放送前でロケバスに乗り込み、桂小枝氏と共に、正道会館前で待機していた。小枝氏も案外気さくな人で、暫くの待ち時間の間に色々世間話をしていた。その話の最中、小枝氏から年齢の質問があり、彼と私は同い年である事が判明した。唯、次に彼の口から出た言葉 "老けてはりますなあ~"には、かなり違和感を覚えたのであるが・・・!!!ついに、その時が来て、正道会館内に入ると、まず、普通のおじさんの紹介があり(笑い)、次に師範代の方による板の試し割り、この時、少々失敗があったのか、回し蹴りで割ろうとした足に若干の傷を負われたようである。いつもの如く、小枝氏の突込みが入り(笑い)。それが終わると、今度は、別室でサンドバッグ打ちをしている角田氏の練習風景を見せられ、その姿を見せ付けられるなり、こいつは赤鬼か・・・と、はっきり言って、その時点で、戦意喪失してしまった。兎に角、その迫力といったら、壮絶なもので、とても近づけるような雰囲気ではなかった。いよいよ、本日のハイライト、金属バットを手渡され、やや斜に構え、いざ、勝負という時に、角田氏の"何だ~!!!!こりぁ~!!!"の怒鳴り声が上がった、瞬間、バットをその場に投げ捨てて一目散にその場から逃走をはかったである。遁走した私にも、多少の受け狙いが無かったわけでもないが、あれが現実のものだったとしても、きっとその前に、逃げ出していたに違いないと思うのである。そんな事を、思い出しながら番組を見ていたら、急にあの頃が蘇って、まだ30代中盤だった角田氏の今以上に筋骨隆々たる肉体と赤鬼然とした彼のすさまじい姿が思い起こされるのであった。 人気ブログランキングへ
2007.11.13
日本は大変良い国である。何が良いかと言えば、一番良いのは、市民が攻撃的武器を所持していない事である。これは、第二次大戦の敗北とかによってではなく、400年の昔から、基本的に、市民と言うよりは、庶民に武器を所持する事を禁じた法律(規則、命令)が出来たからである。世界中で、400年もの昔から、市民に武器を所持する事を許さなかった国など日本をおいて他には例を見ないのではないだろうか・・・???此処に、日本人の、自らの身は自分で守らなくてはならないと言う、個人主義の考え方は、完全に消え去ったと言って良いであろう。その昔から、主に農民を中心とする、土着民は、領地を支配する領主に土地を安堵される代わりに年貢(税)を納め、生活全般の安全を保障されてきた。それ故に、民主主義の社会システムが導入された今日に於いても、市民は、国を支配する権力者に対して税金を納める代わりに、生活全般の安全を保障される事を当然の成り行きであると信じて疑わない。何ともおかしな民主主義である。これを、封建的民主主義と言う。選挙によって選出された、地方区の国会議員に、あたかも自分の国の領主様よろしく、自国の領地の安泰と発展を押し付けて、自分達はそれによって守られるのが当り前のような感覚でいらっしゃる。日本の政界に於いて、贈収賄が無い方が、より有り得ないような、よじれたシステムである。唯、この事が、日本人の力で争うという精神を失わせ、全ての問題を、お金で平和的に解決すると言う手法を身に付けさせたのだから、ある意味、非常に立派なシステムであり、平和な社会を持続させるためには、全く有効な手段であると言わざるを得ない。そうであるのだから、やはり、戦争に関して、暴力的なものに協力すると言うのは、日本の在り方として全く間違った方法であるし、太田述正氏も仰っていたように、防衛省自体に、外国の脅威という感覚が有りもしないのに、海外(アメリカ)の戦争に協力するというのは、日本には合わないのである。テロに対する戦争と言うけれど、日本にとってテロとは何なのだろうか・・・???9.11の時、たまたまあのビルに居た日本人が被害を受けたからなのだろうか、それとも、安全保障条約を結ぶ合衆国が同盟国だからなのだろうか・・・???未だかつて、日本人が、戦争状態であったり、テロの恐れがある国でテロに巻き込まれた事以外、日本本土に於いてテロ行為が外国の手によって起ったことなど無いではないか・・・!!!積極的に、テロの標的として、外国に在住する日本人や日本本土が狙われないのはなぜか、良く考えてみる必要があるのでは無いだろうか・・・???日本の外交は弱腰であると、何か何時も責められているようであるが、軍事的暴力を後ろ盾に、高圧的な外交を進めるのが、そんなに褒められた行為なんであろうか・・・???日本がこれほど平和で、国力を増進させて来た大きな原因は、市民が、自身の身を、自身で守るという余計な負担を背負わずに、自らの人生に力を注いで来たからではないのだろうか・・・!!!一度、テロが横行する国の両者の人々をじっくり招いて、日本が平和で、国力を高められた訳を考えて貰ったら良いではないか・・・???国内の内乱が如何に愚かで、その事が原因で、外国に国が滅ぼされて来た歴史的事実をしっかり理解してもらえば、同一民族の殺し合いで喜ぶ者が一体誰なのか、自分達が如何に愚かなのか、自分達が今しなければならない事が何なのか解ると思うのである。負けるが勝ち(by石田梅岩)、と言う日本の格言が有るとおり、人間の世の中は、ゲームの世界のように目先の勝ち負けで割り切れるような世界ではなく、勝ちを譲る事によって自分が立つという事が多い矛盾だらけの世界である。硬直した状況を打破するには、日本のような矛盾だらけの人間社会の道理を、上手く使い分けて成り立つ国の力が、絶対に必要になって来ると信ずるものである。人気ブログランキングへ
2007.11.08
今日、偶然にも、わが故郷の市議会ホームページを閲覧していると、私と同い年の市議会議員の個人ホームページに当った。彼の、プロフィールを確かめると、中学時代から陸上競技(長距離)の選手として、高校時代も頑張っていたそうである。そこで、忘れもしない、中学3年の、その頃はまだ郡であったが、駅伝の県予選の郡大会で、私と同じ区間を走った選手ではと思い当たったのである。当時は、陸上部が独立してある中学校は町部の大きな学校しかなく、彼の中学は生徒数もそこそこの大きな中学校であった。私の中学校は、現在統合によって廃校となっている位だから、学年2クラスの小さな中学であったから、陸上の大会には、スポーツ関係クラブから選抜された者が出場するという、全くの素人集団であった。唯、私の学年には、たまたま、1,500mや2,000mで県大会でも優勝するような同級生が存在しており、彼の存在もあって、駅伝では、そこそこ戦えるチームが構成されていた。手前味噌ではあるが、何を隠そう、彼がいなければ、学校で一番長距離が走れたのが私だったのである。そんなわけで、中学最後の駅伝には、学校の花形である彼が、最も長い確か4km区間を走りNo.2の私が勝負所の難所3kmの峠越えを走ったのである。その時、最も早かった中学のランナーが、前出の市議会議員をしている彼だったのであった。彼が、トップで襷(タスキ)を受け取って、私の視界から消え、次の学校が2番目に行き、その姿が遥か遠く見えなくなる頃にやっと私は襷を受け取る事が出来たのである。最低2着を目指していた私は、猛然とダッシュし、必死に2位の選手を追い上げ、残り300m付近では50m位の所まで追い込んだのであるが、力を出し切ったお陰で、最後はガス欠となり、若干離される事になった。その後、以後の選手達で辛くも2着同着という所まで行ったようだが、一番の彼らにはかなり離されたレースとなったのである。議員の彼のタイムが、9分50秒、私のタイムが10分ちょうどであったのだから、彼にも、100m近く水をあけられていたのである。それ位、かなり詳しく憶えている私の若かりし頃の出来事だったので、ついつい、懐かしさが、先に立ってメールを送った次第である。人気ブログランキングへ
2007.11.07
B型の鑑とも言うべきスタンドプレーで、またまた、かの破壊(こわし)屋小沢さんがやってくれました。なんせ、B型と言うのは、人の意見や忠告を聞くのが苦手で、自分がこうと決めたら根回しもそこそこに突っ走ってしまう。立場が下の者なら、何やってんだ、で済む事でも、これが一番天辺にいるのだから始末が悪い。成る程、小沢さんのお気持ちは良く分かる。今の民主党で、次の選挙を戦っても、衆議院の与党の座を勝ち取るのは、大方の人々(そこそこ知性を持った人)が無理であろうと感じている。参議院で幾ら大勝したからといって、こと実質政治という事になれば、参議院選挙で民主党支持に回った人々も、かなりの部分が自民党支持に戻る事は予想される。前回の参議院選挙では、地方、特に田舎、農村部の票が民主党に流れたのが大きい。しかし、田舎の票は、ちょっとした締め付けや、情に脆いから、次の衆議院選挙では、自民党は奥の奥の手を出してでも、地方農村部の票を取り込むのに躍起となって戦うと思う。そうした時に、民主党が、代々代々と延々と続く自民党と農村部の家々との繋がり、(縁)を根っ子から断ち切る事が出来るかと言えば、かなり無理があると言わなければならない。此処にきて、自民党政治の粗があぶり出されて、自民党政府の無理やり押し通すダーティなイメージが、ちょっとづつ柔らかな雰囲気を醸し出して、随分ソフトになったかのようなイメージを与えているのではと危惧する。自民党政治とは、官僚任せの金権政治が根本にある事は間違いなく、地方の名士や過去の由緒正しき名家そして成り上がり者の集団で構成されている集団政治であるのだから、この状況が何時までも続けば、力の無い人々や、盲目的に封建制度に追従してきた人々、お金至上主義を否定する人々にとっては、不条理な政治が何時までも続くことになる。そこで、小沢氏は考えた、もし、今、連立を組んで、政府に何人かの閣僚を送り込み、民主党の議員によって、政官の間に充満する悪徳システムを解明して行けば、民主党の力となり、やがては済崩し的に政権政党として立って行けるような選挙が出来る所まで行けるのではないか・・・と・・・???然しながら、元のボス、同じB型の竹下登氏のような寝業師としての老獪さは持ち合わせていなかったのか、優柔不断さと剛直な相反する性格の剛直な面が優っていたのか、子供が駄々をこねるような仕業となってしまった。結局、素人と言われても仕方ない民主党議員先生達は、表面上の清廉さを大事にして、人間の汚さを見ようとしないで、みすみす、そこにぶら下がっている政権を、フイにしてしまうのでは、と思ったのではないだろうか・・・???それなら、勝手にしろ、と言わんばかりの所業である。こう言う私もB型の端くれとして、良く分かるのだが、この機を逸してはどうにもならなくなるという決断をする時に、外野から絵に書いた餅の如き空論で揶揄された時、決まって、それなら好きにしなはれ、と言うのがB型気質の特徴でもある。つまり、粘り強くという、気の長い待ちの姿勢が無いと言うよりも、此処だと思った時に水を差されるのが、一番むかつく、切れてしまう、此処まで辛抱して、この時期が来るのを待ったのに、全て台無しにしてしまうのか、と、その感情は抑え難いものがある。直感で動くB型ならではの、その時、自分は全否定されたと言う気分になってしまうのでしょう。どちらかと言えば、私は、小沢氏のやって来た事、やろうとする事に懐疑的であり、小沢氏を応援する者ではないが、今の民主党を見ていると、余りに甘すぎると言うか、泥を被ってでも、清廉な政治を成し遂げようとする姿勢は見受けられない。そこには、似非自民党のような、国民の事よりも、自分達の名誉や利得という意識が感じられ、良い顔をするばかりで結局何もしない、出来ない無能さが現れている。野党として、汚い政治の裏側を暴くのは当たり前の事で、それは今まで怠けてきた事の証でもある。自分達が自らその場所に赴き、自分の目で見てみなくては、真実の闇は明かされないどころか、そこに立ち至らなければ、真実、闇を暴けないのは、自分達が一番解っている事ではないのか・・・???今の時代でも戦国時代のような諜略は行われているのであり、人間の弱さを考える時、清廉さや潔癖さばかりで政治の実権を握ろうなどと言う事は、余りに馬鹿げた考え方である。但し、暴力を用いるのは、どんな場面に於いてもあってはならない事であると信ずるのだが・・・!!!人気ブログランキングへ
2007.11.05
以前、私は大阪の中央市場の中卸で事務を執っていた事がある。その時から、私は、物を粗末に扱う日本人の姿にうんざりしていたものである。田舎生まれの、田舎育ちの私にとって、農作物の生産現場は子供心に大変な労働を伴う場所でしかなかった。元々は、かなりの農家だった私の家も、既に戦前には、農家を継ぐ志を持つ者がいなくなったために、私の育った家は、祖母が細々と耕す畑位しか無かったため、農業の本当の厳しさは知らずに生きてきたのであるが、それでも、祖母が丹精込めて作った畑の作物が収穫出来るまでの苦労といったら、工場で物を作るのとは訳が違うというのを実感させられたものである。そんな、手間隙と時間的、環境的リスクを経て出来た作物を、唯、扱うだけの人間は、それらの有り難さを感ずる事無く、粗末に扱って、その先の消費者と来たら、冷蔵庫に山ほど買い込んで、その殆どをゴミにして廃棄するといった具合で、良く、冗談で、冷蔵庫の中のゴミが増えれば、増える程、八百屋は儲かるものだ、などと言っていたものである。私は、10年ばかり前に、モンゴルにトレッキングツアーに行った事があるのだが、その時初めて、彼の地には野菜というものが、殆ど存在しないという事を知り、1週間の旅の間中、野菜の無い生活がどんなものかと言う事を思い知らされたのである。それ程、日本人にとって、野菜、いや農産物とは貴重な物であり、農産物無くして、日本人の食生活は成り立たないと言っても過言では無いと思っている。石油関連製品の高騰で、農産物関連の物までが値上がりし、消費者物価も何処まであがって行くのか不透明な状況が続きそうである。私は、この時とばかり、農産物価格が上昇する事には大賛成である。なぜなら、工場で生産される製品の時間コストと農産物が生産される時間コストが同じであるはずが無いのにも拘らず、工場で生産される製品価格が農産物に比べ異常に高い状況を打破出来る上に、必要でない支出が如何に大きく、元来必要とされる支出が見直される良い機会だと思うからである。即ち、本来、人間は、食が足りていれば、最低限生きて行くという活動は保障されるのであり、その他の物は、ある意味、贅沢な付け足しのものである。仮に、人間が、食の原点を見直し、あらゆる社会インフラを見つめ直したした時、本来、かけなければならなかった、インフラ整備に要する資金も、社会保障に要する資金も容易に工面できると言う事である。皆さんの身の回りの、日本でしか有り得ない物だらけの現状を、一度しっかり検証して頂ければ、如何に必要の無い、いや、生きて行くのに無駄な物ばかりが、と解って頂けるに違いないと思う。今の日本では、政府と国民が対峙するような、矛盾した状況が続いていますが、本来、政府とは国民のものであり、国民の意思と政府の意思はイコールでなくてはならないものである。それが、国民が、国を訴えると言うのは、国民が国民を訴えると言う、本末転倒した在り方であり、一日も早く、これを正常に戻さなくてはならないのである。今の国や政府、官僚機関を肯定して言うならば、国に詭弁を弄されて騙され続ける国民が、必要でない物に、言われるままにお金をかけ続ける限り、社会は正常な機能を回復せず、不満ばかりが増幅し、何れ国民同士が争いを起こすような事態になりかねない状況を引き起こす可能性を秘めているのである。一度原点に立ち返って、自宅の冷蔵庫を空っぽにしてみる努力をしてみませんか・・・!!!人気ブログランキングへ
2007.11.02
今年の日本プロ野球のペナントレースもドラゴンズの53年振りの日本一で幕を閉じた。53年振りと言えば、私が生まれた一年前であるから、実に長い間日本一の座から遠ざかっていた事になる。ボストンのような、呪いとまで言われるジンクスは無かったにせよ、彼の名門球団と同じように日本一奪還は悲願中の悲願であった事であろう。但し、今期のNPBのぺナントレースの運営については、大いに疑問が残るものがあった。落合監督も言っているらしいが、一部の金儲けの亡者達が、真の意味でプロ野球の在り方を考えないで、プロ野球を食い物にして、プロスポーツのシステムや、それに携わる者達を冒涜している。私は、本来、メジャーリーグに呼応して進化を遂げてきた日本のプロ野球であるわけだから、基本は、メジャーリーグに学ぶべきであり、運営やペナントレースの遣り方についても、それに近い方法が採られるのが当然であると考えている。それ故、メジャーリーグのワイルドカード方式を採用して、プレーオフ制を採るのであれば、セパの1位2位チームがそれぞれ襷がけ(セの1位とパの2位、パの1位とセの2位)のプレーオフをやって、最後に勝ったチーム同士が、日本一を賭けて戦えば良いと思う。ペナントレースを制した者は、本来リーグ覇者であるべだと考える。将来的には、12球団を3分割して、4チームづつの三つのディヴィジョンリーグを創設して地域性と交流性を持ったエンターテイメントにしていけば、一極集中の金満主義のコミッショナーなどいなくなってしまうのではと思っている。高校野球やサッカーがそうであるように、狭い日本でも、故郷や地域に愛着と誇りを持つ人々が、未だあるうちに、フランチャイズ制を確立して、地域の誇りを取り戻し、地域、スポーツ両面の活性化を図るべきであると思う。地域とか地方と言うと、貧乏だとか、人が少ない、資金力が無いとか言うけれども、今の一企業が球団を持つ遣り方を、球団が独立した形にして、地域に関係のある複数の企業の協賛と市民債を募れば、後は機構としての運営次第でやっていけると思っている。中央で事業家として活躍する人々も、その殆どが、地方出身者である事を考えれば、あらゆる業界の地方出身の有力者に協力を求めていけば、方法論なぞ数え切れない程転がっていると信ずる次第である。そうする事が、下部団体としての、育成組織も上級組織との繋がりが濃くなり活発化して、人材の育成も平均化して行くだろうから、高校野球で問題になっている、越境入学なども徐々にでも解消されていくのではないかと考えるものである。スポーツは、何と言っても、人々の心を支え、戦う平和イベントとしての側面を持つものであるから、スポーツの地域に於ける活性化は、地域自体の活性化に欠かせないものであり、人間生活の規律や教育、平穏と情熱のバランスある社会作りにも必要不可欠なものである。今後とも、野球少年の叶えられなかった野球への夢と想いとともに、プロ野球の行く末を見つめ続けて行こうと思う次第である。人気ブログランキングへ
2007.11.02
昔、神戸三宮にブルーグラス&カントリーウェスタンの老舗ロストシティがあった頃、大学生だった私は毎日のように、この店に通ったものだった。出来た頃からの人々に言わせれば、私など似非ロストファンと言っても良いのだろうが、当時は、この音楽も隆盛を極めた頃からすると、かなり下火になっていた。元々、私は、カレッジモダンフォークから入ったファンなので、基本的には、ハーモニックな歌を聞かせる音楽の愛好家であった。唯、両方の音楽とも、元々は、アコースティックな楽器のみで構成されるバンドであり、アコースティックミュージックである所は、変わりがない。今でも、私の最も好きなグループはブラザース・フォアであり、中でもジョン・ペインが一番のお気に入りである。常連客となった私は、暫く、ロストのウェイターとして1年足らずアルバイトした事があり、この店にどっぷりと浸かった時期があった。震災ですっかり変わってしまった三宮の様子が、却って懐かしさを増幅させてくれる。その頃のバンドの中で、私の一押しだったのが、シン上田&ホーボーズである。ボーカルの上田進一君のボーカルを中心とした三人のバンドで、上田君がギターボーカル、名前は忘れたが、通称ひかるちゃんという長身の青年がエレキベース、伊藤さん(ロストシティキャッツのメンバー)がリードギターと言う取り合わせであった。兎に角、シンちゃんのボーカルは最高で、女の子には、その頃から絶大な人気を博していた。今でも、エルヴィスのジョニヴィグッドが聞こえて来るようである。伊藤さんが、これまた、頭が良くて、器用な方で、リードギターも最高であった。その頃、伊藤さんの弾いていたグレコのレスポールモデルが気に入らなくて、ロッコーマンへ駆け込み、フェンダーのテレキャスを買ってきて、これで弾いてくれとそのまま預けて弾いて貰う事になり、私のバイト代は全てテレキャスの購入代金になったのである。あれから30年近くの時が過ぎ、時たまどうしているのだろうと思っていたら、ブルーグラスバンドでフィドルを弾いていた、ジャンボ奥谷君とナッシュヴィルへ行ってレコーディングなどしているではないか。現在、京都のケニーズ(永富健二さんのお店)や芦屋のイェローリボンなどでステージに上がっているらしいので、皆さん一度良かったら、シン上田の歌声を聞いてみて下さい。人気ブログランキングへ
2007.11.01
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