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最近のマイブームは「良寛さん」。こどものころから、良寛さんと一休さんはなじみのあるお坊様でした。私の住むところから少し行くと良寛さんが若いころ修行を積んだ円通寺というお寺があります。歴史好きな父を、主人に何度かドライブがてらそこにつれていってもらったことがありますが、その時は、私自身、そんなに良寛さんに思いがなかったのでお庭を散策した思い出しかありません。学級で、何かの拍子に良寛さんのあの有名な「竹の子」の話をしたところ、子どもたちは全く反応がなく、「良寛さん」自体を知っている子が一人もいなかったのです。それで、子どもたちに、もっと話してあげたいな・・・という気持ちから、最近、また良寛さん関連の本を読んでいます。その中の「愛語」について。「愛語」そのものは曹洞宗の道元の言葉ですが、それを良寛さんはこう説明しておられます。(谷川 敏朗 (著) 「良寛の愛語・戒語」より)1.やさしく思いやることばとは、まず人々に対しいつくしみや情け深い気持ちを持ち、目をかけ思いやりのことばを用いることです。2.決して、荒々しいことばを用いてはいけません。3.世間では、「お変わりありませんか」と、ことばをかけるしきたりがあります。4.仏門では、「お大事に」と、ことばをかけるあいさつがあります。5.老いた人には、「いかがですか」と、声をかけることです。6.人々には、生まれたばかりの子どものように、いつくしみの気持ちを持ちながら、やさしいことばを用いることです。7.よいことは賞めてやりなさい。8.よいことがなければ、いたわってやりなさい。9.やさしく思いやることばを大切にする心から、次つぎと思いやることばが大きく広がって行きます。10.そこで、日ごろ気づかず見えなかった思いやりのことばも、目に見え気づくようになります。11.だから、今生きているかぎり、すすんでやさしく思いやることばを用いなさい。12.やさしく思いやることばは、のちのちの世まで、変わることがないでしょう。13.やさしく思いやることばは、あだやかたきの心を取り静め、はり合う権力者をも仲よくさせるものです。14.直接やさしく思いやることばを聞くのは、笑顔をつくらせ気持ちを楽しくさせます。15.またそれとなく、やさしく思いやることばを聞くのは、そのことばが心の奥底にまでしみ通って、忘れがたいものです。16.やさしく思いやることばは、いつくしみ思いやる心から生まれてきます。17.いつくしみ思いやる心は、いたわる心をもととします。18.やさしく思いやることばに、世の中を変える大きな力があることを知るべきです。19.やさしく思いやることばは、目に見えるものだけに用いるものではありません。目に見えないあらゆるものにまで、用いなければならないものなのです。改めて読むと心に沁み入ります。もらうことより、あげること。肝に銘じておきたいです。(といいつつ、すぐ忘れてしまうのです(+_+))良寛さんは「人の中には 美しい玉がある」といわれます。その玉は 人を必ず幸せに導いていくものだといわれます。愛語はその玉をみがく言葉だそうです。磨かなければ、いくら玉を持っていてもそれは曇って、幸せの方へは光を放たずに終わっていくそうです。わたしも、私の中の小さな玉を信じてみたいです。
2009.07.26
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50歳からの満足生活50歳からの楽しい楽しい「ひとり時間」三津田富左子 作者は94歳のおばあちゃんです。ご主人を亡くされてから、実にいきいきとひとり生活をエンジョイされています。そこには、覚悟と強さと割り切れる潔さがあります。まずは、つらい淵にじっとしているのじゃなく、体をうごかしてみよう!!きっと、そこから、元気はわいてくるのかな?と 読むうちに、だんだんポジティブな気持ちになってきます。
2009.07.19
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あわただしく学期末のしごとをおえました。かわいい子供たちとも少しの間お別れです!!みんな、これからはじまる45日の夏休みにうきうきしながら通知表をもって元気に家に帰って行きました。「やっと、一区切りついたね。」「このしごとは、1年に3回区切りがあるから、なんとか自分の気持ちや体力を調整しながらやっていけるよね。」・・と同僚と話していました。中には、長い休み中が、心配な子もいます。どうみても、育児放棄されている子たちや、その子の持つ独特の個性が、親御さんとうまくかみ合っていない子供たちです。お母さんが癌で闘病中の子どももいます。3年前の夏休み、私は病院で主人と二人きりの時を過ごしました。でも、小5だった娘は義母の家に預けられ、高3だった次男は一人で進路を考えました。いま、振り返ると、なんとも ひとりよがりな母親だったことか・・・と 反省します。いよいよ3年が過ぎます。私の中で決めていたひとつの区切りです。
2009.07.18
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今日は長男の結婚式でした。私は、連日のプール指導のせいか、金曜日から調子を崩して、昨日の夜まで頭痛にみまわれどうなることかと思いましたが、なんとか今朝には頭痛もとれて、無事、今日の日を迎えました。両家とも、ごく身内だけの小さな会でしたが若い二人にとっては夫婦道のスタートラインが引けてとてもいい日になったと思います。義父、義母にとっても、嬉しい日になったと思うので次は次男、末娘の結婚式を夢見て長生きしよう!と思ってくれたら嬉しいです。私の弟は、長男がいろいろ問題の多かった子だったこと、主人を亡くしてからの私のことなど思うと涙が止まらない・・と号泣してくれていました。となりに主人がいたらどんなに喜んだだろう・・と思って少し涙も出た私ですがさみしい我が家にかわいい家族が増えたうれしさでいっぱいでした。あちらのお父さんは、お祝いの言葉の途中で声を震わせておられました。その想いも、息子がきちんとうけとめて幸せな家庭を気づいていってほしいと思います。最後に、二人からの思いがけないプレゼントがありました。かわいいくまさんでしょ!何と、このくまさんは、長男の生まれたときの同じ体重と身長になっているんです。息子のはずっしり重かったけど、生まれたときのあの感動を思い出しました。私と主人が歩いた道をまた、息子たちも歩いてゆくのです。ゆっくりゆっくり、ながく、ながく、二人を味わいながら歩いていってほしいです。
2009.07.05
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