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2月28日Kazuemonnさんとハイキングに行った。実はこの日をずっと心待ちにしていたのだった。山は中央線沿線扇山から百蔵山の縦走である。扇山は背中にお日さまを浴びながら登り、山頂は広々とした草原で澄み切った空気の中に富士山が気高い姿を惜しげ無く見せる。この時期のお薦めである。 Kazuemonnさんと会うのは昨秋11月末の高尾ハイキング以来だった。出会った途端に二人ともすぐ話始め、一日中話題がとぎれることが無かった。アイスクライング、ロッククライミング、世界の山、スペインの様子、ガイドの指導法、愛犬などなど。思いがけないことも知って驚いたり笑ったりしながら、とにかく楽しかった。これまで心にたまって沈殿していたことを洗いざらい話してしまい、心の中がすっかり軽くなった。猿橋に下山しても陽がまだ高かったので日本三奇橋の「猿橋」を訪ねた。非常にユニークは橋桁(?)の意匠に驚き、下を流れる桂川の澱みの美しさに目を見張った。瞬間、高田三郎の名合唱曲「水のいのち」の「♪ よどむ淵 ♪・・・」の詩が頭の中に去来し、メロディが胸の中に流れた。ああ、音楽は私の魂だ。 猿橋 猿橋から俯瞰する桂川の澱み更に感激するサプライズがあった。何とKazuemonさんから故郷愛媛県由来の素敵な誕生日プレゼントを頂いたのだった。!!
2015年02月28日
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今季のアイスクライミングが気持ち良く終わった。その一連の流れを振り返ってまとめてみた。12月 1泊2日 赤岳鉱泉泊 八ヶ岳南沢小滝 三叉峰ルンゼ 2泊3日 テント泊 南アルプル戸台 駒津峰 舞姫の滝 ラッセルで苦渋 1月 1泊2日 八ヶ岳山荘泊 八ヶ岳大岩の氷柱 広河原沢左股 美濃戸の氷柱 1泊2日 波田旅館泊 芦安トリコルネ かもしかルンゼ 西上州犬殺し・子犬殺しの滝 2泊2日 テント泊 南アルプス大武川 一の沢大滝 2月 1泊2日 旅籠屋泊 岩根アイスツリー 尾白流域 岩間・平田ルンゼ 2泊3日 テント泊 大谷不動 バーチカルアイス 1泊2日 テント泊 荒川出合い2ルンゼ大滝 3ルンゼ 夢のブライダルベール 12月から三ヶ月間、氷の発達状態に合わせて八ヶ岳周辺、南アルプス山麓、西上州など様々な地域でトレーニングしてきたことがよくわかる。この中で体力面で最も辛かったのは戸台の駒津峰に行くラッセル。アイスクライミングは昇る前にまず取り付きまで雪山がこなせなければ始まらないということが骨身に沁みた。クライミングそのものの技量不足を思い知らされたのは大谷不動の三日間。今までの技ではバーチカルで行き詰まることを痛感し、クライミングスタイルを大幅に見直し修正。これはとてもためになった。また、これまでロッジ泊中心の山行だったのが、テント泊じゃなければ行けない山域に入るため重いザックを背負って雪山を歩き、狭く寒いテントの中で生活する経験を4回したおかげで、ザックの重さに慣れテント生活のノウハウも少しは知った。これは私にとっては大きな進歩だと思う。要するにアルパインアイスクライミングは山の総合力が求められるということだ。今年の辛かった経験を絶対に無駄にしたくない。次にステージに発展させたい。
2015年02月27日
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1日目荒川出合い野呂川発電所付近にテントを張った。2ルンゼから降りて夜は夢ブラの前夜祭になった。宮田さんがたくさんの美味しい食品を持って来て下さっていて感激した。 鯛の昆布締め 柚子と大根の漬け物 赤巻き 合鴨肉 合鴨鍋 富山名物の鯛の昆布締めにサスの昆布締め、のの字の形が可愛い赤巻き、合い鴨肉、地鶏の肉、鶏肉ハンバーグ、柚子大根の漬け物、薬味として山椒(これがすごく高級感を生み出した)などなど。それらをKガイドが調理して私は上げ膳・据え膳で食べるだけ。何という幸せ!!。暗くなるまで楽しく尽きない話題で盛り上がり、テントー泊ならではのかけがえのない楽しい時間になった。 飲み食べ話が尽きない一夜
2015年02月26日
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2月25日いよいよ目標の夢のブライダルベール登攀の日を迎えた。5時起床6時朝食7時出発。2ルンゼに入る道を過ぎ、3ルンゼの登り口までくると遙か上に白い氷瀑が見えた。夢ブラだ。心を躍らせながら3ルンゼを詰める。ここもデブリが連なっていたが2ルンゼほどの急登でなくて安堵した。しばらく登ると右側に滑滝、正面にアーリースプリングのスレンダーな姿が見える。その左にドーンと大迫力の夢ブラが見える。 夢のブライダルベール 全景 滑滝 アーリースプリングすごい!!。遂に夢ブラを見た。長さ150m、滝が流れ始める上部は遙か上でどうなっているのか肉眼でははっきり捉えられない。下部のエプロンは青みを帯びて豊かに張り、中間部はスカートのギャザーのようにとっても繊細で美しい。最上部は首のように細く、繋がっているのかどうか?でも少なくとも2ピッチ目終わりまでは昇れる。最後はいってみなければ確定できない。装備を調え登攀開始。遂にこの時が来た。 夢ブラ 第一ピッチ 洞窟前 何て美しいギャザーの広がり!! 1ピッチ目50m 快適に昇った 洞窟前に到着氷は程よい堅さでアックスがよく決まり、足も安定していてとても昇りやすく快適だった。ただけっこう長かった。天然の要塞・洞窟に入ってビレイ。この洞窟はすばらしかった。つららが緞帳のように荘重に下がってまるでカーテンの中で出番を待つ俳優になった気分だった。 洞窟の中、Vスレッドでビレイ 巨大なつららが洞窟を護っている2ピッチ目は洞窟を左に出て開始。通常ここが核心と言われてきたが、氷の状態がよく苦労しないで快適に昇れてすごく嬉しかった。天は私に微笑んでくれた。 2P 出だし 核心を抜けてきたところ気持ち良く2ピッチ目を昇って木の枝でビレイ。本日の課題はこの先3ピッチ目がどうなっているかである。Kガイドが昇り始めてしばらく「何の問題もないよ」という声が聞こえ一安心。枯れ木の横からトラバースして本ルートに取り付く。立ってはいるが特に問題はない。途中から左側の細い氷柱にトラバースする部分を慎重にこなすと後はそのまま昇って終了点に到着した。やったあ、全部昇れた!!喜びがこみ上げてKガイドとハイタッチした。すべてが最高だった。そして終了点付近の狭い滝の落ち口があの見事な氷瀑に成長したんだと思うと自然の造形に感動を覚えずにはいられなかった。 3ピッチ目 終了点直下 やったね!!寒さに震えず手もこごえず、風も無く、氷の状態もベスト。この上望むことのないコンディションに恵まれて登攀が完了した。予想以上の素敵な日が訪れた。しかしここで気を抜いては危ない。まだ下降が残っていると気を引き締めて、氷瀑上を3Pの懸垂下降。下りながらこんな氷を昇ってこれたんだと感慨無量だった。 終了点で宮田さんと 夢ブラのど真ん中で無事着地して改めて見直してもやはり見事な氷瀑だった。巨大で迫力があり、その上美しい。 登攀記念写真 私を鍛えてくれたKガイドと
2015年02月25日
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今季のアイスクライミングの集大成として荒川出合いの夢のブライダルベール登攀めざして前泊1泊2日で出発した。今回も穂高岳山荘の管理人で映像作家の宮田八郎さんとご一緒でとても心強かった。23日は韮崎に前泊、24日朝6時、車で奈良田方面に向かい、発電所前からまず開始前の核心と聞いていたゲート越え。「こ、この高い鉄格子をザック背負って越えるの!?そりゃ、私には無理よ」でも案ずるより生むが易し、高い槍のような鉄格子の下部に小さなドアが付いていて、ノブを回すとあっけなく開いて人が通るには十分な空間が広がり、その先は開運隧道というめでたい名前の長いトンネルだった。 開運隧道からは林道歩き10Km、長短幾つものトンネルを通りぬけ緩やかな坂道をたどる。道路に雪や氷はあるもののうららかな陽気で春先のハイキングの雰囲気だった。こんなに温かくてこの先氷瀑があるのだろうかと不安ではあった。最後の新鷲住トンネルは1Km余りあり、真っ暗な中、ヘッデンをつけて黙々と歩き、2時間余で荒川出合い野呂川発電所前に到着した。テント設営を見ながら正面を仰ぐと茶色のデブリのこぶこぶが延々と続く急坂の先に二筋の滝が見える。まずはアップとして今日はこの2ルンゼ本流大滝を昇る。 除雪された林道と鷲住山 荒川出合い2ルンゼ正面大滝 平地で快適なテント場あそこまで登らないと氷爆には取り付けないのかと雪の急坂登りに疲れそうな予感がした。装備を調えてスタート。予想通り取り付きまで一苦労。白い雪を踏むと落とし穴に入って腰まで埋まってしまい、抜け出るのに四苦八苦した。結局不安定でもデブリの上を登るのが落とし穴に落ちない方法だと納得し、こつこつと登る。やっと着いた取り付きは安定した場所が無く、ザックなどを氷面にビレイして昇り始める。テント場から見ると立っているようにみえたが、間近でみると結構段々状になっていて氷はかなり緩んでいた。部分的に立っている部分もあったが、楽に昇れた。2ピッチ目は更に氷が融けてもうシャーベット状になってぼけていた。 大滝第一ピッチ 快適に昇る 高度感たっぷり 2ピッチ終了点まで昇り、これ以上昇る意味もないから降りようということになり下降。しかしこの下降が問題だった。軟らかくなっている氷にアバラコフなのでこの氷で大丈夫かと心配で静かに静かに懸垂下降した。軟氷の次は直径15センチほどの枯れ木の支点、それも多少不安ではあったが、あの軟弱な氷よりはましという気はした。 無事取り付きに着地し、またデブリを下ってテント場に帰還。1日目が無事終了したものの、2ルンゼがああいう状態だとすると、3ルンゼの夢ブラも氷が上までつながっているだろうかという心配が浮上してきた。でもそれは自然のなせる技だからあれこれ悩んでも仕方がないと3人で豪華夕食を存分に楽しんで7時にシュラフに入った。
2015年02月24日
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精神や感性が縮んできたような気がして久々に佐倉の川村美術館に出かけた。「スサノヲの到来」~いのち・いかり・いのり~という企画展をやっていてスサノオという名前に惹かれたのだ。到着した時、丁度ギャラリートークが始まるところだったので参加した。レシーバーをつけ、学芸員の説明を聞きながら全会場を回った。30人位の人が参加していて、熱心にノートを取る人もいて感心した。スサノヲは荒ぶる自然神というイメージが強いが、うたの神でもあり、文化創造神としての一面もあり、自然と人双方にかかわる神だという。この展覧会は縄文時代から現代にいたるおよそ5千年に渡って現れたスサノヲ的な表象をたどることによって日本人の深層に迫るというもので、1F以外の展示室すべてがその展示に切り換えられている大規模なものだった。スサノヲをルーツとしてその発展や関連作品が膨大に展示され、そのどれもが美しいとか綺麗などの通常の美術作品とはかけ離れていた。その中で目を惹いたのは若林 奮の振動尺1ー4、佐々木誠の木彫、金井南龍の異界のエネルギーに満ちた宗教的な作品、神能面「大蛇」だった。特に「大蛇」という面には驚愕して何度も見た。能面の鬼系面のルーツになっているような面で、その大きさ、怖さ、迫力、額に目が八つもある際立ったデザインに圧倒された。芸術性を剥いでむき出しのプリミティブな荒々しさが突出していた。 若林 勇 振動尺I-IV 佐々木誠 《夜久毛多都》 狩野時信 素戔嗚神(部分 中山琴主 八雲琴 金井 南龍 牛頭天王半跏像心地よいという気持にはなれなかったが日本人なら誰もが知っているスサノヲがこんなにも後生に影響を与えている大きな存在なんだということを知った。
2015年02月23日
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近隣の町内会合同で救急救命法の講習会が集会所で開催された。休日の朝8時半から3時間の内容でハンパじゅない。行ってみて更に驚いた。地域住民35名位、ボランティアの応急手当普及員が7名、本市の消防本部からも3名と大盛況の賑わいで集会所は満杯だった。皆さん、何て真面目なの!!講習会はものすごく分かりやすくて身についた。全員を7つのブースに分けてそこに応急手当員が1名づつ配置され、中央では消防職員がプロジェクターで説明する。一人一人実習するのだが全部をやらず段階毎に少しづつ進めて最後に通して行う。スクリーンの画像を見ながら、側で普及員がアドバイスしてくれるので何のストレスも戸惑いもなく楽しく実習できて画期的だった。在職中に受講したこの手の講習会はヒヤヒヤが多くてストレスがたまった割りには身につかなかった。 沢山の受講者が熱心に取り組む 胸骨圧迫 AEDと心肺蘇生法の実施心肺蘇生法、AEDの操作を一人づつ実習し、最後に二人一組で救命処置の流れをこなした。いい講習会だった。万一の時に何か役立てそうな気になった。
2015年02月22日
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冠動脈に入れている二ヵ所のステントがうまく作動してるかどうかの定期チェックに病院に行った。最初に血液検査する手順を忘れていたせいか9時半の予約なのに実際にドクターの受診を受けたのはもう12時前だった。長い待ち時間で意気消沈していたが、相変わらず溌剌としたドクターの姿を見、てきぱきした声を聞いて少し元気回復した。常日頃から血圧・血糖値・コレステロールなどの値を上げるような食材は避けていたこともあり大きな異常は無し。ただ尿素窒素・クレアチニンという項目が高かったので自分なりに経過観察しようと思った。三ヶ月分の薬を処方された。その内の一つプラビックスは強力に血液をサラサラにする作用があり、血が出始めたら止まらない(止まりにくい)。ちょっとの打ち身でもすぐ内出血して皮膚が紫色になり、回復に日数を要する。登山では何が起こるか分からないので、同行者にはその旨を告げ、ザックには薬の名前を記入したカードを常に携帯している。これで一区切り。次は三ヶ月後だ。
2015年02月21日
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2月19日、同じ市に住んでいて年賀状の行き来はあったものの、会うチャンスが無かった友の家を訪問し、15年ぶり位に再会した。リビングに入るとまずドーンと豪快な海鮮ちらし寿司が目に入った。すごい!!いくら、海老がふんだんにちりばめられている上に大好きなアボガド、錦糸卵、レタス、ハム、かいわれなどが寿司飯が見えないほど豪勢に乗せられている。中央には可愛いお雛さまが鎮座している。 病院の検査の関係で昨夜から固形物を摂ってなかった私は遠慮無く皿に取った。美味しくて更に食べ、止まらなくなった。プチプチのいくら、茹でてなおふっくらした大ぶりの海老、大胆に大きく切ったアボガド、何もかもが豪快で好きな物のオンパレードだ。この際コレステロールなんてことは忘れた。恥ずかしい位夢中でご馳走になった。鶏肉と大根の煮込み、サラダ、色鮮やかな手まり麩のお吸い物もご馳走になった。彼女の手作りの料理を頂きながら、たくさん話をした。何しろ15年前位に同じ職場で仕事をして以来の再会だから話題が尽きない。仕事、家族、マラソン、旅行、孫の成長など共通の話題が多くて目一杯しゃべり、共感することが多かった。彼女は私より5歳若いが、年令を感じさせないパワー、公私にわたるアグレッシブな生き方は以前と変わっていない。ジムでトレーニングを欠かさず、マラソンもするだけあって体が筋肉質で引き締まっている。おおいに刺激された。
2015年02月20日
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最近スペイン語を始めた。もちろん独学だし目的があってのことだ。数年前「風の大地パタゴニア・スーパートレッキング」という旅に出たことがあったが、その時、挨拶程度のスペイン語を旅の案内書で学んで出かけた。それが現地で通じ、その旅はものすごく楽しく、コミュニケーションに満ちたものになった。で、今回はその挨拶程度の先を知りたいと考えて、図書館の本を数冊借りだして山に行く電車の中で小説を読むように眺めていた。それだけでもけっこう馴染みができた。スペイン語は英語よりやさしいし、日本語の中に入っている語もあるし、歌にもなっていて親しみもある。聞いたことありません?~ベサメ ムーチョ!! キエンセララケメ キエンセラ キエンセラ ~♪♪それで今回やっと1500円という大枚をはたいて本を買った。言語なので発音やその雰囲気を知りたいからCD付きが必要だったのだ。ほんのちょっとでも新しいことを学ぶことは楽しい。 買った本 図書館の本 これはけっこう分かりやすいお気に入りの本
2015年02月19日
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天童荒太原作の「悼む人」を観てきた。数年前に原作を読んで強い感銘を受けた作品だったので映画でそれがどのように表現されているか楽しみだった。期待に違わず映画は忠実に原作に添っていて「悼む人」の世界をしっかり再現していた。こちらは映像になって目の前に表出される分、更に心を揺すぶられた。 原作と作家天童荒太一つ一つの場面がとても丁寧に描かれていて、人はなぜ生まれ死んでいくのか、人間の生と死、そして人の営みによって生まれる愛について、真っ正面から向き合っている。この映画には辛い思いを抱えて生きる人ばかりが登場する。そのさまざまな登場人物たちの心に抱えた傷を見、感じる中で、生と死、愛について考えさせられ、自分自身を見つめずにはいられなかった。「悼む」とはなにか? それは「亡くなった人が誰に愛され、誰を愛し、どんなことをして感謝されたかを生きている者が見つめて記憶しておくこと」だという。悼む場面の最後に静人は必ず言う。「私はそんなあなたを覚えておきます」と。私が亡くなったあと、誰が私を覚えているだろうか?そんな人が存在するだろうか? 俳優さんたちの演技が見事だった。主役の高良は押さえた演技で内面を表現して原作通りの静人だった。死に行く末期ガン患者の大竹しのぶはさすがだった。すごく痩せて末期ガンの女性の体を作っていたし、言葉のひと言ひと言が心に沁みた。平田満も吃音気味の夫でものを言わないけど味があった。何と言っても存在感があったのは椎名桔平、静人と全く逆のどぎつい生き方をしているライター役で人間の表面をかなぐり捨てた本質に迫る演技で目を見張った。圧倒的だった。逆らいがたい愛憎でヒロインを殺人に追い詰める甲水朔也役の井浦新も不気味だけど目が離せなかった。麻生祐未の母親が切実感溢れ、非常な現実が辛かった。 この映画は様々な悩みや葛藤、辛い過去を背負った人生を送っている人ばかりが登場して気楽な人がいない。私はひどく心を揺すぶられた。私はこれでいいのか?夫に対し子供たちに対し周辺の皆さんに対し、誠意と愛情と感謝をもって接しているか?いいや、私はいいかげんだ。目の前から逃げ本質に迫ろうとしない言い訳ばかりしている。真心を尽くしていない。いい加減な生き方だ。これでいいはずがないだろう。天童荒太は愛媛県出身でその作品には愛媛県のどこかの土地が出てくる。「永遠の仔」では八幡浜や佐田岬が出ていて親近感を思えたし、この作品では今治の海岸が出ていて納得した。また静人の歩く姿は自分がハイキングに出かけるときと同じスタイルで、モンベルの赤いザックを背負い、ガスでお湯を沸かす山行スタイルそのもの、何の違和感もない山旅だった。同じスタイルをして歩いても目的が異なるとこんなこともできるんだと目が啓けた。心に残る映画だった。
2015年02月18日
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15日の夕方のニュースで隣町の船橋市でダイヤモンド富士が美しく見られたとラジオが言っている。えっ、船橋にそんないい場所があるの?それはどこ?と調べたら何とふなばし三番瀬海浜公園芝生広場だった。 「ダイヤモンド富士」とは、富士山頂に太陽が重なる瞬間、ダイアモンドダイヤモンドのように輝く現象を指す。富士山頂に夕日が沈む瞬間がダイヤモンドのようにとても美しいことから名付けられたという。同園とその周辺は、国土交通省が定める「関東の富士見百景」に船橋市で唯一認定されており、「ダイヤモンド富士」は気象条件がそろえば年に2回、2月中旬と10月下旬に見ることができるらしい。空気の澄んだ2月は特にすばらしく、富士山頂に沈む夕日とオレンジ色に染まる空と海はまさに自然の美とのこと。 船橋三番瀬公園 2月15日17時10分頃 (船橋経済新聞より)三番瀬公園というと干潟の環境保護運動という視点しかなかったのだけど、こんな絶好のスポットだったんだ。行ってみよう。
2015年02月17日
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雪の大谷不動エリアに三日間滞在してちょっと珍しいものに出会った。まずは樹林の中で見つけた凍ったアジサイ。色は白と灰色で花びらや枝はそのままの形を保っている。侘び寂びの世界を感じた。 次は崖の窪みを活かして作られていたちっちゃな祠。こんな所にも祈る心が現れている。そして雪が面白い形に降り積んだ大木。風向きの関係で雪が落ちなかったのだろう。テント場のすぐ近くにあって毎日見ていた。
2015年02月16日
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アイスクライミングという非日常に心が集中して日常を忘れかけていたが、突如現実に戻った。2月14日はバレンタインデーだった。常日頃から私の山行を後方支援してくれている大切な男性に一口でもチョコを渡さねばと決心し、パテシェ選手権で日本一に輝いた店に出かけた。予想通り店内は客でごった返して品物を選ぶのも一苦労だった。こんな混雑している店で買うのは止めてスーパーにでも行こうかと迷ったりしたが、いやいや、ここはやはり年に一度のイベント、いつもはキットカットミニを食べている彼に美味しいものを買わなくちゃと考え直して、4種類のチョコ菓子を選んだ。 綺麗にラッピングしてもらい、息子に渡した。彼は大のチョコレート好きだ。一緒に食べてみたらマカデミアロックというのが一番美味しかった。次は自分の誕生日に同じ店でケーキを買おう。
2015年02月15日
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テント泊の楽しみ、それは何と言っても食事にある。というかそれしか無い。一日目の夕食はきりたんぽ鍋。家に居るときも何度かきりたんぽを食べていたが、テントの中で食べると美味しさ倍増。きりたんぽのお米のザラザラ感がいい。何より温かくて身も心も温まる。2日目の夕食は炊き込みご飯、味噌汁、ポークソテーとこれもご馳走だった。ポークソテーの塩味が昼間の労働で使った塩分補給になって体に効いた。2日間ともデコポンがデザートについていてそのみずみずしさとジューシーさが貴重でぜいたくだった。 朝食は基本的に前夜の鍋物の汁を利用したおじや。それに飲む点滴と言われる甘酒を飲む。ハーネスを着ける関係で珈琲は我慢する。次の愉しみは団欒だ。山での経験、友達との交流、山道具のあれこれ、本、音楽、これからの山行の夢や希望、いろいろな話題で尽きることがない。でもいつも8時にはシュラフに入って眠る。テント泊にも慣れてきて寒さを防ぐ方法や道具のまとめ方、座り方など大分身について違和感がなくなってきた。
2015年02月14日
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朝起きると昨夜降った雪でテントが重くなっていた。最終日はこの辺りで最も難しいとされている左岩壁右ルートに行った。天気は6時から雪の予報。深い雪の急斜面を詰めていくとF1が威圧的に出迎えてくれる。滝の巾が狭く完璧なバーチカルアイスだ。明らかに昨日迄の氷とは趣が異なっているのがわかり、緊張して沈黙してしまった。 左岩壁遠景 近づくと威圧的こんなの私にできないよぉと寒さと武者震いでガタガタ震えていたが、ここでひるんで萎縮し、逃げの姿勢になるんだったら何の為に苦労してここまで来たの?うまくいこうが行くまいが自分の精一杯の力を出してぶつかっていくしかないじゃないの、いつもの勇気を出せ!!と自分を鼓舞し、叱咤激励した。覚悟が決まったら気持が落ちつき、意欲的になって力を抜いて取り付けた。ビレイしている間にどんどん冷え込み、自分が昇る頃には手がかじかんでアックスを握る指の感覚がなくなってしまった。スタートした。昨日の反省点を常に思い出し、三角形または一直線の形を作ることに厳密に護った。足を蹴りこむ場所が垂直でとっかかりが無いといつも逃げて形を崩していたので、とにかく手の直下に反対の足を持ってくることに集中した。打点は割といい場所があったが身長が短く届かないので思いっきり腕を伸ばしたがそうすると蹴りこむ足の場所が見にくくなる。おまけに昨夜来の雪で冷えこんでいてカラビナが凍り付いて回収に手間がかかった。ここで頑張らなければ私じゃない!!という気力でF1を昇った。するとその上に下からは見えなかったF2とF3が純白な姿で私達を見下ろしていた。 純白で清楚な姿 F2 F3へ向かう F2はF1に比べると普通の滝だった。これが最後の滝と言い聞かせて上まで昇ると更にF3のつらら状の姿が迫る。通常昇れないらしいが今年は昇れるかもとガイドが氷柱の裏表をチェックしたがやはり崩落するリスクを考え見送る。この頃になると予報通り雪がしっかり降りしきり、標高が上がった分だけ風も出てきて空気が冷えこみとにかく寒い。顔は凍え手もかじかんで悲壮感すら漂う状況になってきた。ただちに懸垂下降を始め、ブッシュ帯をすり抜けF2、F1と3回の懸垂で取り付き地点に降り立った。 地面に足が着いて無事生還した。やったね!!という気持がこみ上げてきた。心から嬉しかった。この滝を昇れたんだと改めてF1を眺めると最初の威圧感は薄らぎ、不思議なことに親近感が湧いてきた。 F1をバックに
2015年02月13日
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2日目は本流を詰めて一の滝、二の滝、側壁の3つの滝を昇った。5時半起床6時半朝食7時半出発。奥の院前のオーストラリアチームのテントを見ながらはっきりついているトレースを登り、岩壁に添って斜面をトラバースしていくと一の滝が現れる。小さいが中心部が透明でガラスのような氷になっていて滝の足元は水が流れて滝壺になっている。最初からうまく昇れず手こずって朝イチで消耗した。 一の滝と滝壷さらに深い雪を登っていくと二の滝が大迫力で出現した。 堂々たる二の滝二の滝は天に伸びてすごい迫力、ああ、こんな滝昇れるんだろうかとマジで不安になりつつも、ここまで来て帰るわけにもいかない。氷が硬くてアックスが一発で決まらず非力が顕在化する。次第に基本フォームがいい加減になってアックス右手に右足、アックス左手に左足の悪いパターンに陥り、ニッチもさっちも行かなくなったりした。ルートのラインは分かっているのに眼前のバーチカルに負けて挑んでいけず打ちやすそうな点を打ってしまうのでライン取りがずれ、苦戦した。易しそうな方に向いていくのがいかにも自信の無さを表している。おまけにそれがかえって難しかったりもする。技と力と知恵はないが少しあった根性で(?)終了点までトップアウト。疲れた。行動食を食べ、次は太腿までの雪の斜面をトラバースして側壁に移動。染みだしで氷が黄色くなっていて威嚇的な雰囲気になっている。さらに難しそうなここをどうやって昇ろうかと戸惑いつつもやるしかない。 1ピッチ目の黄色い凹角が小さい私にはかぶっているような威圧感があって怖かった。次のバーチカルはもっと怖くて次第に疲れてきたが、ここで撤退はできない。四苦八苦しつつ力を振り絞って昇って終了点へ。反対側の断崖絶壁に二筋の氷柱が空中に垂れ下がっていて美しかった。 三つの滝で苦戦して結構疲れた。でも昇る時には苦労するけど昇ってしまった滝を見ると感慨深いし、親近感が湧いてくる。遠くから滝の巨大な全景を見るとあんな大きな滝、本当に私が昇ったなんて嘘みたいとか感じてしまった。昇るときは眼前の氷しか見てないから遠くから全景を見るとスケールが客観的に把握できていい。 昇った二の滝を見ながら 側壁をバックに無事2日目が終わったが自分のダメな点が思いっきり露出した。最終日はもっと難しい滝に行く。反省点を頭に叩きこんで眠った。
2015年02月12日
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長野県上田市から菅平スキー場方面に向かい更に山中に入ると大谷不動尊というお不動様を祭っている奥の院がある。その周辺は多彩なバーチカルアイスが屹立するエリアになっていていつか行ってみたいと思っていたが、難しいので私なんぞが行く場所ではないと思っていた。今回機会があって2泊3日のテント泊で大谷不動にアイスクライミングに行った。始発の新幹線で上田まで行き、そこからは車で菅平スキー場に入り須坂青年の家に届けを出して駐車。その先は雪道をスノーシューを付けて樹林の中を下ったり登ったりして1時間20分ほどで大谷不動尊奥の院に到着。近くの樹林の中にテントを張った。出発の時に一緒だったオーストラリア人男性二人もテントを張っていた。 須坂青年の家 駐車場 お隣はオーストラリアチーム スノーシューを履いて 小さな鐘がかわいい指導標 大谷不動尊奥の院 テント設営テントの中にシュラフなど不要な物を入れ、すぐにけっこう深い雪をトラバースして登っていくとドーンと50mほどの見事なスケールの滝が登場した。ロットの滝(不動前)でこれが最も易しい滝だという。ええ~、これが一番易しい?!!見るところ、比較的なだらかな下段、垂直の中段、二つに分かれた完璧なバーチカルアイスの上段の三部分からできている。 ロットの滝全景気力を奮い立たせて何とか真ん中を昇り、更にルートを左・右と変えて3本昇った。午後から50mの滝を3本だから3本目は昇れないかもしれないと思いつつも頑張って昇った。 ロットの滝 左下はオーストラリアチーム氷がこれまでの滝より硬くてアックスが決まりにくかった。不安に思って何度も打って疲れた。でも何とか昇れて少し安堵した。
2015年02月11日
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今日は午後、穏やかな日よりだったのでいつものウォーキングをしていた。するとゴミステーションで珍しいものを見つけた。 明日は祝日でゴミの収集が無いのでゴミを置くなと日本語と英語で書いた紙がぶら下がっている。この辺りは全く地元の皆さんが居住しているエリアだと思っていたので、この張り紙は意外だった。確かに外国の人には日本のゴミ収集システムはわかりにくいだろうな。なかなか粋で賢い人がいるものだと感心した。
2015年02月10日
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2月9日朝から空気が冷え切り、とても寒い日だった。アイゼンの手入れをした。やすりを出してアイスアイゼンの前爪を研ぐ。もちろん素人の仕事で出来栄えは望むべくもないけど、自分の履くアイゼンを自分で整えるという山に向かう者としての心構えだ。私のアイスアイゼンはM10(エムテン)という製品で一昔前に流行り、優れたアイゼンと言われていたらしい。それゆえこれを履いているということはそれなりの年月アイスをやってきている人だと評価されるのだが、実際は違う。M10の後続で同社からリンクスという最新で軽いアイゼンが既に発売されていたのに私は一世代前のM10を買ってしまったのだ。誰もが言う「渋い!!」 でもけっこう気にいっている。重いと言われても最初からこれだから軽いのを知らないしね。何より安定性がいい。でも外れやすいのでオプションで前爪のストッパーを付けた。さあ、今週は頑張るぞ。
2015年02月09日
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2月8日朝から空は厚い雲で覆われ、雨模様。心が強く音楽を求めていて2時間ほど集中してミーシャ・マイスキーのチェロを聴いた。このところ雪山でアイスクライミングのような猛々しいことばかりしてきた上、多少気が滅入っていたから心の奥底を潤す音楽が必要だったのだ。曲目は バッハ作曲「無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007」 フランク作曲「チェロ・ソナタ イ長調」 (ピアノ)マルタ・アルゲリッチ ヴィヴァルディ作曲「チェロ協奏曲 イ短調 RV418」 シューマン作曲「チェロ協奏曲 イ短調 作品129」 その他 でチェロ作品の極めつきのような素晴らしい作品ばかりだった。中でもシューマンのチェロ協奏曲は実に名演で魅力的、姿勢を正して全霊を込めて聴いた。マイスキーのチェロの音色は甘美で膨らみがあり、何とも言えない豊かな響きかつ繊細かつダイナミックである。甘美なんだけど節度があってとろけない。同じチェリストのヨーヨー・マも大好きだが、彼の理知的で線がくっきりしているチェロとは少し趣きが異なる。バッハ、ビバルディ、シューマン、フランクと年代がすべて異なる作曲家なんだけど、作曲家や様式の違いを超えてマイスキーのチェロそのものの美を堪能した。フランクのチェロソナタのピアノはマルタ・アルゲリッチでこの二人の競演がまた素晴らしく聴き惚れた。やはり私を生かしているものは山だけでなく音楽なんだと再認識した。 ミーシャ・マイスキー
2015年02月08日
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2月6日昨日とは打って変わった穏やかで春の到来を思わせる日和だった。陽がある内にウォーキングに出掛けた。今日も新しい花を見つけて気持が明るくなった。立春も過ぎて梅の花やエリカが咲いている。春がさらに近づいてくるのを感じた。 民家の庭先に濃い色の紅梅 公園の日だまりに白梅 勢いよく花を沢山つけた柊南天 伊豆の山々~と歌がでそうなエリカ 優しい色合い
2015年02月07日
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尾白のルンゼでクライミングしている時、アイスアックスの切れ味が悪くなっているのに気づいた。シーズン初めは氷への刺さり方がサクッとして一発で決まり、切れ味抜群の日本刀と言う感じだったのが、いつの間にかなまくら刀になっていてサクッと鋭く氷に入らない。数回打ってもガシッガシッという風で切れ味が悪い。きっと犬殺しの3ピッチ目辺りで岩を叩いて先端が磨耗したのだろう。2月5日関東地方は雪の予報。私の住む湾岸地方は朝から冷たい雨が降り、冷凍庫に入ったような沈鬱さ。でもこんな日こそうまく活用しなくちゃとアックスを持って四ッ谷の登山用品店まで出向いた。研ぎ師の凹助さんに診てもらって刃を少し薄く削り、先端を尖らせてもらった。再びゾクッとする冷たい輝きが蘇った。しかし刃先が大分短くなってきているから来シーズンは交換だねと言われた。オーナーの凹助さんの研ぎ腕はプロ中のプロなので、工房にはいつも要調整のアックスがたくさんあって忙しそう。アイスクライミングはギアの善し悪しが大きくものをいうスポーツなので誰もが頼りにしてしまう。 作業が順調にすすみ、電車も混乱しないで無事帰宅できた。結局雪はたいして降らなかった。
2015年02月06日
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岩根アイスツリーから2日目の尾白に移動するため、初めて旅籠屋小渕沢店に泊まった。車利用者に便利なロケーションである。米国のモーテルを基本にした宿なので素泊まり。付近に飲食店は全く無いため、コンビニで夕食を買って持参した。個室の目の前に甲斐駒ヶ岳がどーんと広がり、JRの中央線が走る。室内はとても綺麗。いわゆるビジネスホテルとは全く異なったレイアウトで小洒落たペンション風になっている。広くゆったりしているのがよい。ラウンジも白基調で天井が高く、煖炉に火が入っていて感じが良かった。珈琲・紅茶・湯茶のサービス完備。 バスタブがあり熱いお湯が出る。文明とはお湯がでることだ。1人宿泊で5400円(税込み)。久し振りに一人になってのんびりした。
2015年02月05日
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2月3日アイスの2日目は尾白渓谷方面のマルチに出かけた。今日も天気は抜群、真っ青な空の中に甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山、八ヶ岳、富士山など名峰がくっきりと天を突き、山好きにはこの上ない幸せな展望が開けていた。白州からとても怖い凍った林道をしずしずと細心の注意で進み、日向山登山口に向かう。日向山登山口から少し歩くと東屋の向こうに錦滝が見え、更に少し登った地点からガンマ(岩間)ルンゼに入る。ガンマルンゼは岩間の名前通り、途中で岩が露出していて氷と岩の中を通過していった。氷瀑そのものは雪が多量に降ったせいで根元が埋まったり、凍ったなめ滝の上に積雪があったりしてイマイチだった。いつくか手頃な滝を昇るともう終了点になった。 さてそこからが本日の核心!!。下降しないで尾根を二つトラバースしてそのままベータ(平田)ルンゼに合流するのだった。もちろんこんなことする人はないからラッセルもいいとこ、どこにもトレースはない。きわどい斜面のトラバース、谷底めがけて急勾配の下降などけっこうなアドベンチャーだった。雪が深く太腿あたりまでズボズボ潜り込み、もう雪まみれだった。何とかベータルンゼのトレースに合流できてほっとした。ベータルンゼも雪でかなり埋まっていて滝は小さくなっていた。縮小した滝を昇って最後が松竹梅という珍しいネーミングの滝だった。ここは大きく長い滝でとても昇りやすく楽しめたが、やはりもの足りなかった。 松竹梅
2015年02月04日
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2月3日節分。山から帰宅しながら今年は絶対豆まきをしようと固く決意した。というのは新年から風邪が回復しない、山で不調、家電製品が次々と故障、貴重な物を忘れる、関節炎、親族の不幸などなど良くないことが次々と起こってけっこうめげていた。なんでこうなるの?原因は自分にあるのだが、あまり続くので滅入ってしまっていた。そこで豆まきをして邪悪を追い出し、福を呼び込みたい気持になったのだ。駅前のコンビニ2軒で豆があるかどうか聞いたらもう売り切れ!!。恵方巻きはたくさん売れ残っていたの。しかしここで諦める気になれず遠くの3軒目をあたってやっと鬼打ち豆をゲット。家族3人で「鬼は外、福は内」と豆まきをした。不運を追い払いたい私は大声で叫んで豆をまいたが、息子や夫は仕方なしにやっていた。でも豆まきができて気がすんだ。今朝、玄関前を見たら豆がたくさん散らばっていて、おかしかった。 コンビニ3軒目で見つけた豆 食べても美味しかった。
2015年02月03日
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2月2日1年ぶりに小川山山麓の岩根アイスツリーに出かけた。たまにはゲレンデアイスで基本の復習をしようと思ったのだ。痛列な冷え込みだったが、空気は澄み、空は一点の陰りもなく真っ青に晴れ渡り、正にアイス日和だった。参加者は4名、私以外は30歳代の息子世代の男性たちだった。みんな好青年だった。土日にミレーのアイス講習会があったせいか、打ち込まれ踏み蹴られて氷面はぼこぼこになっていた。緩斜面から始めてH型からA型などスタイルも変えて1日昇った。私は足の蹴りこみが弱いのでそれを少しでも改善しようと、「足、足」と声に出して言いながら多分15、6本昇った。ゲレンデだけどけっこう充実した。
2015年02月02日
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2月1日町内会の第6回餅つき大会の日が来た。すっきり晴れた好天に恵まれたが、風が冷たくて登山にでもいくようなスタイルで朝8時半、集会所に行った。昨日よりさらに大勢の町内の皆さんが集まって、それぞれの分担で仕事を進めた。(ちゃんと計画がたててあったのに会議に出ていない私が知らなかったということです) 餅米を蒸す 長机に座布団を出して会場設営 汁物つくり私の仕事は受付で来賓のチェック、ご祝儀の授受・確認、お土産渡しだった。各分担でそれぞれに仕事をすすめ、10時頃から餅つきが始まった。青い法被を着て威勢よくかけ声を掛けて餅をついていた。突き上げた餅は女性陣がパックに入れてあんこときなこの二種類の餅にした。 餅つき始まる 町内会長さんも 市長さんも11時過ぎ頃からは町会関係の来賓、行政関係の来賓が次々と到着して賑わった。市長、市議会議長、県会議員、(この前の選挙で私が一票を投じて当選した!!)衆議院議員などいつものメンバーが揃った。若い市長さんは慣れた手つきで餅をつかれていた。町内の家族連れやお年寄りなどけっこうたくさんの皆さんが来場して大賑わいだった。子供たちはお餅をつかせてもらったり、ジュースを飲んだりして楽しそうだった。 大勢の参加者で賑わう 来賓の皆さん
2015年02月01日
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