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2月1日が町内会の恒例餅つき大会だ。前日にその準備をした。朝10時から集会所に有志が集まって男女に分かれてそれぞれ作業をした。私は初めての参加で何をするのか分からなかったが、その場の状況であんこ作りと餅米とぎを手伝った。水は冷たく風も吹くしでどれも気楽な仕事ではなかったが、私より高齢の皆さんが一生懸命されていた。 炉を作る うすの調整 板を敷いて地固め あんこ作り 餅米とぎ 杵など道具を整える明日も天気はよさそうなので地域の大勢の皆さんがお餅をついたり、食べたりして楽しんでほしい。
2015年01月31日
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一の沢大滝のアイスクライミングに行き、テント泊をしたのだが、その折り、Kガイドがチキンラーメンがいいと熱く熱く語った。私はインスタントラーメンは健康に良くないという考えの持ち主なのでもう30年間くらいどのメーカーの品も食べたことがない。熱く語るKガイドに「それって添加物がてんこ盛りなんでしょ?}と口にして本気の叱責を受けてしまった。帰宅してその噂のチキンラーメンとやらを一度食べてみようと思い、息子に頼んで買ってきてもらった。ラーメンの表面に卵を入れる凹みがあるということだったがその通りで、卵を入れてもはみ出さない丁度のサイズなのには驚いた。早速熱湯を注いでぴったり3分待って食べてみた。 素朴で土着的な味だった。裏面の表示を確認したら予想したほどの添加物てんこ盛りでもなかった。でも一人で一食分食べる気にはならず、息子と半分づつ食べたのだった。
2015年01月30日
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1月29日願ってもない晴天に恵まれた。風がなく気温マイナス10度で思ったほど冷え込みもきつくない。3時起床4時朝食5時出発。ヘッドランプの光を頼りに急峻な崖を一の沢の底まで下る。凍土と枯葉と氷、雪が混在していて歩きにくく、真剣に下った。下りきった所に目印のピンクリボンがあった。沢の水音が聞こえて寒そうな底だった。そこからは氷瀑めざして一挙に高度をあげる。沢添いなのであちこちに渡渉があり、水の中に落ちないよう細心の注意を払ったつもりが一度水を踏んだ。ああ、何てドジなんだ!!。 途中に下の大滝があり、これを高巻きしてさらに登り詰めると一の沢大滝が目の前に現れた。おお、大迫力、かっこいい!!目の前で見ると昨日みたよりもっと臨場感に満ちて正に昇り龍の勢い、170mの大滝だ。恋人に会ったように胸がときめく。 登攀準備を整え、いざ登攀開始。こんないい条件の日に昇れることを天に感謝した。1ピッチ目は傾斜が緩く氷の感触に体を慣らすには丁度いい。が、氷が硬くアックスが一度で決まらないこともあった。ここの終了点は小さなテラスで安定していて楽だった。 核心は2P目、見るからに険しそうで少し立っているがでこぼこしている面もあり、弱点をついて昇る。ここはハンギングビレーなので、Vスレッドが気持の上で多少不安だがここでそんなこと考えたって氷しか支点がないのだから信頼して体を預けるしかない。 核心部 2ピッチ目終了点から下を見る 高度感たっぷり!!3ピッチ目はそこそこ、4ピッチ目はおまけだった。反対側の山々には陽が当たりに今日も八ヶ岳が見事だった。 4ピッチ目を昇って滝の落ち口に 懸垂下降もダイナミック終了点からは4回の懸垂下降で地上に降り立つ。アバラコフにも慣れたが、アイスの懸垂下降はリスクが高いので慎重に静かに降りた。不安だったこの大滝が破綻なく昇れて大満足、嬉しかった。宮田さんに写真を撮ってもらった。 やったぜい!!取り付きから再び沢の底まで下降し、さらにテント場まで昇り返した。明日の天気が悪いしまだ陽が高くて十分時間があるので、予定変更して今日下山しようということになった。テントを撤収し尾根から下山した。山麓近くになるにつれ、凍土が不安定でなかなかスムーズには下れなかったものの無事下山。大充実の2日間だった。
2015年01月29日
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1月28日天気の都合で1日遅らせて、南アルプス大武川(おおむかわ)一の沢大滝めざして出発した。今回は特別に穂高岳山荘の小屋番で映像作家として活躍されている宮田八郎さんと同行する栄誉に恵まれた。初日の今日は小渕沢から篠沢橋先のゲートまで車で入り、そこからテント場めざして雪道を登る。実はこのテント場までのアプローチが私にとっては最大の難関だった。これまでは沢沿いの道を渡渉しながら6時間ほど登ると聞いていた。登るだけなら頑張れるがそれがラッセルだったらもうイヤだ。戸台のラッセルがトラウマになっていた。しかし今回は1393mピークの尾根筋を登るあたらしいルートで既にトレースがあり、ラッセルは無く、普通の雪道だったので超嬉しかった!!篠沢橋前から雪道を少し歩くと直ぐに川にぶつかりそこを渡渉する。水量が多いのでゴミ袋を足に巻いて渡る。近くの尾根に入り、登ること2時間余で難なくテント場に到着。第一関門無事通過。 準備していざ出発 渡渉する宮田八郎さん 森の中で休憩1393mピークの稜線に着くと谷を挟んだ反対側に一の沢大滝が見えた。まるで龍が踊っているような長大な氷瀑で思わず興奮した。すごい、かっこいい!!これを見たら昇らずにはいられない。血沸き肉躍るとはこのことだ。 一の沢大滝の勇姿(左・・私のぼけた写真、右・・宮田さんの鮮明な写真)テント泊の大荷物背負って沢まで下り、また登り返すのは大変なので尾根で風の通り道になっていない斜面にテントを張った。屈強な男性二人が主に地固めや設営をして下さり、私は雪を踏んでいただけだった!。 地固め 3人用のテント 夕食3時頃から温かい飲物を思い思いに飲み、その後はおもしろく楽しいさまざまな話題で盛り上がった。夕食も4時頃で5時半にはシュラフに入った。私用に雪をかいてトイレ場を作って下さり(斜面を転げ落ちるといけないので)、真っ正面にくっきりと聳える八ヶ岳を見ながらトイレができる幸せに巡り会ったし、夜は小淵沢の街の灯が赤く見えて山にいる幸せを味わったのだった。しかし雪の上に寝るのは寒かった。 夕暮れの八ヶ岳
2015年01月28日
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朝は雨がしっかり降っていたが、午後は打って変わって穏やかで暖かい日よりになった。太陽の光を浴びにウォーキングに出かけた。のんびり歩いていると陽当たりのいい草地や民家の庭にこれまで気づかなかった花が蕾をつけていた。人間が寒い、寒いと言ってる間にも花は着実に春にむかって支度している。 沈丁花 この時期とても珍しい大犬のふぐり ただ一輪 ぼけ これも珍しい仏の座 一枝 ミモザアカシア まだ花が小さい これは園芸種(?)のミツマタ さすがたんぽぽ 力強い 赤い芽がきれい 赤芽ヤナギまだ陽の光りも弱い中で大犬のふぐりのブルー、仏の座のうすピンク色など健気に花を咲かせていたので、とても嬉しくなってあちこちで花を探して歩いたのだった。
2015年01月27日
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1月も末になり、新年気分も抜けきった所でお年玉が当たってないか年賀状をチェックしてみた。すると3等が3枚当たっていた。頂いた年賀状が毎年250枚くらいで当たるのもほぼ決まっていて3枚。妥当な確率だろう。早速、郵便局で引き換えてきた。めでたい鶴亀をバックに可愛い羊が配置された82円と52円の切手セットが3枚。年を持ち越すと使いにくいので最初にこの切手を使ってしまおう。
2015年01月26日
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久し振りに茨城に住む義妹夫婦が我が家を訪れ、また新鮮な野菜をたくさん頂いた。大根、ジャガイモ、隼人瓜、ほうれん草、蕪、青菜、サツマイモ、南瓜などすべて無農薬だ。 野菜だけでなく手作りのお寿司、大学芋、干し芋、なます、義兄が毎日寒い湖で釣り上げたわかさぎのフライ・カツなど手作りの料理もどっさりもらって、有り難いことこの上ない。おかげで昨日は一日中頂いた料理だけで食事を賄えたので超楽だった。今日は青菜類をすべて茹でて保存し、ほうれん草の白和えを作った。ほうれん草がやわらかくとてもおいしかった。
2015年01月25日
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1月24日丹沢へトレーニング山行に行った。ルートは大倉尾根から塔の岳の往復。連続する登りで大腿四頭筋を鍛えるには丁度良い。天気予報は悪くなかったのにいざ大倉を出てしばらくしたら、もう雲が厚くどんよりとして何も見えなくなった。さらに小雪がちらちら舞い始め、金冷まし辺りは道が凍結状態だったので軽アイゼンを装着。気温が低いので地面は固いまま、12月のようにどろんこにならず助かった。塔の岳山頂は雪は少なく強風でもないのにメチャ寒かったし、視界もきかなかった。尊仏山荘でカップラーメンを食べた。ストーブ前の一等席をずっと猫が占領していたのがおかしかった。 山頂直下の道 得意の覆面で寒さを防いで 寒そうな塔の岳山頂周辺一息ついて下山。花咲かず鳥泣かず山見えずで本当にトレーニングだけの1日だった。途中の小屋で薪割りをしていたので写真を撮らせてもらった。とてもお上手でした。 尊仏山荘の猫16歳 薪割り
2015年01月24日
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車検のために三日間車を預けていたが、本日無事終了して車が戻ってきた。大きな修理・交換箇所は前輪のタイヤと左ヘッドランプの交換だった。あとはいつもの点検と整備。この身の丈にあった小さな車を買ってもう11年くらいになる。燃費がよく小回りがきくし、いざという時は後部シートを倒して不要家具など粗大ゴミなども運搬できるのでとても重宝してきた。車は走って停まればよいというシンプルな考えなので洗車などほとんどしたことがないがまあまあ体裁を保っている。 持ち主と同じで次第にあちこち修理が必要になってきているが、丁寧に扱ってできるだけ長持ちさせたい。
2015年01月23日
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昨日も今日も一日中雨が降っている。おまけに車を車検に出しているのでこの寒い雨の中、歩いて外出する気にもなれない。こういう日は本しかない。積ん読しておいた笹原芳樹さんの「体験的山道具考」~プロが教える使いこなしのコツ~を読んだ。 笹原さんは高田馬場の登山用品店カモシカスポーツの社員でカモシカの顔のような存在だ(と私は思っている。)とても穏和な雰囲気の方でめんどくさいことを聞いてもいやがらずに誠実に対応してくださる。その笹原さんが自分の体験から書いたこの本はすごく実戦的内容でどこから読んでも役に立ち、真面目かつ楽しくかつ気楽なのがよい。時々ご自分の失敗談なども入っていて肩が凝らない。山道具もピッケル・アイゼンからウエア・熊よけグッズまで多岐に渡っている。小道具類が充実しているのが有り難い。確かこの記事は「山と渓谷」に連載されていて、それを読んで持ってこタオルやリペアテープを買った記憶がある。新素材のシルナイロンの小物袋や枕の悩みを解決するドリームサックピローなど便利な小物を使いこなして紹介している。体験からうみ出された現実的道具でさすがは笹原さんだ。こういう便利な品でそう高額でないものはどんどん採り入れようと思う。登山の快適さ・便利さが各段にちがうもの。
2015年01月22日
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アイスクライミングツアーで山梨県から長野県に移動した時、松本市波田のビジネス旅館丸上に泊まった。これがものすごく良かった。素泊まりでお風呂と洗面所、トイレは共同だが、とても清潔で気持がよい。お風呂は家庭用ながら足も延ばせる大きな浴槽で一晩中いつでも入れる。シャンプー・歯ブラシなどのアメニティもそろっていてフェイスタオルがきちんと用意されていた。室内は和室でふかふかの布団に寒冷地らしく電気毛布がセットされていた。温かい寝床!!とても心安らいだ。チェックアウト自由自在でチェックインすると管理者と顔を合わせることはなく気楽だった。これで3000円!! おまけにこの旅館付属のようにすぐ隣りに中華料理店があったのでそこで夕食を食べた。酢豚・餃子・台湾ラーメン・サラダ・ご飯・デザート付きの酢豚定食は980円。最初はとてもこんな量は食べれないと思ったが食べ始めたらしつこくなくて美味しかったので完食!!たまにはこういうラッキーなこともなくちゃね。 ビジネス旅館 丸上 外観 お風呂が快適 酢豚定食
2015年01月21日
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前日に山梨から長野県に大移動して松本周辺に宿泊。翌日1月20日は更に群馬県に移動して犬殺し・子犬殺しの滝を昇った。車で入れる所まで入って後は雪道を登る。けっこう雪が深い。でもラッセルではないので黙々と登るだけ。二つの滝は隣り合って並び立ち、なかなか立派だった。子犬の方は緩斜面で段々になっているので取っつき安そうにみえたが、犬殺しのほうはバーチカルで先は見えない長さ、これ、私に昇れるかしらと多少の不安がよぎる。更に上州の空っ風と低温でビレイ中はダウンを着ても下半身はがたがた震えていた。 子犬殺しの滝子犬殺しは楽に楽しんで昇れた。更に難しく見えた犬殺しも見かけより楽で1P、2P目はそこそこ順調に昇れた。所がここでも最後の3P目が核心だった。短いがバーチカルなのはカモシカルンゼと同じだったが、ここは足がない!!。蹴っても蹴っても決定的に足が決まらず手こずった。無駄打ちしている間に腕も重くなってきてぶら下がったりしていたが、結局どこからも助けは来ない、自分が頑張って切り開くしかないんだというクライミングでは当たり前のことに思い当たった。これがクライミングの真髄で辛くもあり達成感もある。全力を出してどうにか終了点に到達。 犬殺しの滝木に支点をとった懸垂下降とアバラコフの2回で地面に降り立つ。今日はまだ暗くなっていなくてよかった。滝のある場所はほとんど渡渉を繰り返して行くので暗闇でヘッドランプだけの渡渉は視界が狭くていやなのだ。2日間が充実感に満ちて終了し、久し振りに昇った気がした。
2015年01月20日
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1月19日から2日間アイスクライミングに出かけた。初日は予定どおり甲府から山奥に入った千波の滝がねらい。前情報では結氷状態が微妙ということだったが実際に行ってみないと決定できない。小一時間登ると落葉樹の向こうに見事な氷瀑がみえたので心弾ませて近くまで行ったが、滝が繋がってなかったり薄かったりして昇れないという判断になった。やはりね。残念!!。この滝は毎年登攀期間が大変短くて昇れないことが多いという定評がある。また来年だ。 甲府郊外 千波の滝すぐ転戦して次は芦安エリアに移動。雪道を登り、渡渉をくり返し、堰堤をいくつも過ぎると右岸にトリコルネが現れる。少し色が薄くて固くは結氷してないが昇るに支障はない。氷はやわらかく水も流れたりしてアックスはすごく刺さりやすい。苦労せず抜け口まで昇り、肩慣らしにぴったりだった。 芦安 トリコルネ次は更に雪道を登り詰めてカモシカルンゼに行く。高度が上がっている分、結氷状態は良く安定感がある。3ピッチのマルチアイスである。昇り始めの1Pは楽に昇れ、2P目も楽だったが、最後の3Pが核心だった。短いのだが垂直で左手が切れていて岩が露出している。しかし案ずるより産むが易し、現場に行って岩に左足を開いてバランスをとったら苦労せず昇れた。抜け口が氷ではなく岩か土だったのでアックスを叩きこまないよう注意した。 芦安 カモシカルンゼ次第に夕暮れが迫ってきて懸垂下降して地面に降り立ったら薄暗くなっていた。今日は千波の滝からここに転戦したため、午前中移動ばかりだったから止むを得ない。ヘッドランプをつけてガンガン飛ばして下山した。1日どこも貸切状態だったので余計な神経使わず昇れて楽しめた。
2015年01月19日
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大散財した。登山靴を買ったのである。そもそもはアイスアイゼンが氷瀑で外れて酷い目にあったので前の部分に金具を取り付けて防止しようと登山用品店に行ったことから始まる。名物オーナーが靴とアイゼンのサイズを調整し、金具を取り付けてくれたのだが、何か感じるものがあったのだろう。「この靴履いてみて!」とこれまでより2サイズ小さい靴を出してきた。履いてみるとかかとがぴったり、横幅がきつい。こんな大きな靴履いてよく氷登ったね。これじゃ長靴状態、かかとに隙間が出来て、アイスクライミングはとても出来ないよ。7年間も履いてきたって?7年分損したね」と言われてがっくり。この靴でアコンカグア、モンブランなど世界の名峰を登り、国内の雪山アルパインもアイスもこの靴でやってきたのに!!。高価な靴なのですごく悩んだが一度ぴったりの靴を履いてしまうともう元には戻れない。清水の舞台から飛び降りた。きつい横幅の調整が終わって、本日宅配便で届いた。 SPORTIVA(スポルティバ) ネパール エボ GTX 左38サイズ 右36サイズこれ以外にもかかとがぴったりの靴下、ダウンなどを圧縮して収納できるコンプレッションバッグ、高機能の物入れなど何点か買ってしまった。締めて92000円!!この前の手袋と合わせるとほぼ120000円!!何という身の程しらずの大散財!!こんなことをしたからにはもう何があろうと止められない、撤退できない。この散財に見合うだけの成果をあげて元をとらなきゃという気になった。最後には運動能力やモティべーションや夢の達成などではなく、お金がものを言ったというのが我ながらおかしい!!。
2015年01月18日
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1月17日天気が良いので南高尾山稜に日だまりハイクに出かけた。何度か来たルートなので今回は大垂水峠から高尾山に行かないで城山に登り、千木良に下山して相模湖に出るルートにした。沢山の登山者で賑わう高尾山口から橋を渡り、民家の横を通って四辻に出る。ここからは草戸山→中沢山→コンピラ山→大洞山→大垂水峠とお馴染みのルートになる。南斜面に陽が降り注いで太陽の力を実感しつつ歩いた。津久井湖が青く広がり、正面には蛭が岳が堂々と聳え、丹沢山系が端から端までみえて素晴らしかった。いつもなら津久井湖の遙か上に富士山が気高い姿を見せるのだが、天気が良くても富士山の方向だけ雲が厚い。この日一日中富士山はどこにも姿を見せなかった。 津久井湖を見下ろす 丹沢山系コンピラ山など二ヵ所にしつらえた手作りのリュック掛けが温かくて大好きだ。大垂水峠からは左側国道添いに少し歩いて城山登山道に入る。小一時間の登りで城山。たくさんの登山者で賑わっていた。ランチしてしばし寛ぐ。平地より高度があるのに城山で黄色いろうばいの花が咲いていたのが頼もしかった。下山は初めて降りる千木良(ちきら)で広くてとっても快適な落ち葉の道だった。途中にシックな衣類を着せてもらったお地蔵さんがいて、心和んだ。優しい人がいるものだ。またたく間に下山し、バスがグッドタイミングで来たので、まだ陽がある間に帰宅できた。自分のやさしい気持が取り戻せたような1日だった。
2015年01月17日
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1月15日1日雨が降り続いて手持ち無沙汰なので、以前から観たいと思っていた映画「ゴーン・ガール(Gone Girl)」を観に出かけた。もう上映期日が終わりに近づいていて1日に1回しか上映してなかったが、かろうじて間に合った。映画はとっても怖かった。監督がデビット・フィンチャーなので居心地のいい映画とは想像しなかったけど、予想を上回るサイコスリラーだった。それも「セブン」のような猟奇的事件ではなく、現実に結婚した夫婦の関係と相互の謀略(!!)、煽るマスコミとマスコミを自分の見方に利用しようとする策略などが早いスピードで展開し、現代社会のさまざまな面が映し出されて複雑だった。登場する夫婦のどっちもどっちだけど、頭脳明晰で美貌の妻が完璧な計画をビジネスのように確実に実行するのには背筋が寒くなった。あんな妻にかかったら太刀打ちできる夫はいないだろう。特に最後のあたりの場面はフィンチャーの面目躍如、猟奇的な片鱗が光った。夫婦関係、結婚生活とはあんな騙し合いや裏切り、戦いなのか?あんな生活をするなら結婚しなければいいと思うが、最初からそこまで見抜けないところに悲劇があるのだろう。とにかく怖い映画だった。これに比べれば私の結婚生活なんて生ぬるく可愛いものだ。 完璧すぎる妻 夫と両親
2015年01月16日
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子の権現に到着する直前に南向きの斜面を通った。枯れ葉の中に黄色い花が見える。「これ、福寿草よ」とエーデルワイズさんが興奮気味に声を出す。最初は一輪福寿草を見つけて興奮したが、よく斜面を見ると点々と群れをなして黄色い花が咲いている。思わず「わあ、すごい!!」と大きな声を出してしまった。まだ1月14日なのにこんなに福寿草がふんだんに花をつけていることに感動した。すごく嬉しくなった。先日も黄色いろうばいから元気をもらったばかりだ。真冬に咲く鮮明な黄色い花が心のカンフル剤になっている。この日一番のサプライズだった。
2015年01月15日
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1月14日久し振りに岳友のデーデルワイズさんと一緒に奥武蔵の伊豆ヶ岳にハイキングに出かけた。天気に恵まれ、午前中は青空が爽やか、平日で人もほんの数人、一日中彼女と話し続けた。2時間弱で伊豆ヶ岳山頂に着き、さらに天目指峠から子の権現まで歩いて足腰の強健を祈願し、西吾野に下山した。雪や霜を想定し、アイゼンにスパッツを用意していったが全く無用だった。雪も霜もなく地面は乾いてまるで日だまりハイクだった。この時期、足元が乾いているのはストレスがなく気分が弾んだ。 伊豆ヶ岳山頂 しりもち坂 子の権現の大草鞋彼女にたくさん話を聞いてもらった。今、止めるということはここで終わりということ、私達はもう高齢だから今年できないことが来年できるということはない、今しかない という彼女の言葉が素直に胸に響き、腑におちた。そうだ、そうなんだ、今止めるということはここで終わりということなんだ。まだ終わりたくはない!!話しているうちに自分が何をするべきか見えてきた。心が決まった。諦めて止めるのはいつでもそして一瞬の内にできる。しんどいのは諦めず、加齢に逆らいながら日々努力を続けていくことだ。それをやっていくことが結果を生み出すことに繋がるし、自分が生きているということだ。すっかり気持が整理され、迷いがふっきれて軽い心になって帰宅した。「持つべきものは友だ」を実感し、彼女に感謝した。
2015年01月14日
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冬の行動食に何を持っていくかはけっこう考えさせられる。寒いためおむすびなどご飯物は凍って食べられなくなるので御法度。これまでは氷点下でも凍らないアンパンやどら焼きを持参していた。しかし雪山が続くと多少飽きてくる。それにアンパンもどら焼きも優良食品だけど、重い。もうちょっと軽くちょこっと食べられて腹持ちのよい物は無いかと思っていたので、新しく3種類のバーを買った。 カロリーはフルーツケーキバーが152KCAL,それ以外の物はほぼ180KCALとハイカロリーだ。それに10種類のビタミン、三分の一日分のカルシュームに鉄、食物繊維3グラムなど栄養が付加されている。平地でたべる分には何の問題もないが、分厚いグローブをした不自由な手を使い、顔も凍る山の上でどんな食感になっているかが問題だ。とにかく試してみよう。
2015年01月13日
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昨日はカフェで珈琲を飲みながら読書にふけった。本は石田良恵著「山筋ゴーゴー体操」その他。しかし筋トレの本は読んだだけでは意味がない。今日はその山筋ゴーゴー体操を実際にしてみた。DVD付きなのでそれを見ながらエクササイズ。まず現在の体力測定から開始。開眼片脚立ちが両足とも約4分。椅子の立ち上がり10回を何秒でするか、これは9秒だった。これをスタートのデータとして記録し月1回測定して変化を見ることになる。筋トレ内容は背伸び、脚の横上げ、スクワット、座位ももあげ、フロントランジ・バックランジ、腕立て伏せ、片脚立ち、太腿筋トレ、台の上り下りの9種類。どれも1セット20回程度で1~2セット。特に難しいものは無かったが太腿前の力が弱くなっているのとバランスの悪さを痛感。だから雪山ラッセルで段差をスイスイと登れないのだ。 一通りやって9ポイント獲得。1000ポイントで山頂に到着するトレーニングマップが付録に付いているのでそれに記録する。登山した日は1日10ポイントのボーナスが加算される。高齢女性向けのプログラムなので毎日継続してもいいとのこと。さあ、どこまでできるか、自分が試される。
2015年01月12日
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1月11日この所の閉塞感を何とか打開しようと考えたがこれという方法もない。こういう場合は書店に行って頭を刺激するしかない。ウォーキングして市の中心部にある丸善に行って本を買い、スタバで珈琲とブルーベリーマフィンを注文して読書した。 濃いコーヒーがよく効いて読書に集中できた。始めは空いていた店内も私と同様な人が増えて午後にはけっこう満員状態。みんなPCに向かっているか読書しているかだ。めったに来ない私はこれには結構驚いた。カフェという場所が人と話をする場所ではなくて読書や事務処理や独学の場になっていた。自分だけかと思っていたが世の中そうなっているんだ。
2015年01月11日
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久し振りにウォーキングに出かけた。民家の庭先にろうばいが鮮やかな黄色の花をたくさんつけていているのを見つけた。真っ青な冬晴れの空をバックに小さく丸い花がたくさん広がって辺りの景色まで明るく感じられた。昨年も通ったお家である。 まだ真冬なのにもうこんなに春を感じさせるきれいな色の花が咲いているのに驚いた。このところのめげっぱなしの心が少しリフレッシュされ、力をもらった。
2015年01月10日
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1月9日、マイナス16度くらいの痛烈な冷え込みの中、河原沢左股のマルチめざして朝5時半出発。舟山十字路ゲートから登山道に入りチェーンアイゼンで雪道を1時間半登る。二股でアイスアイゼンとハーネスを着け、更に昇る。最初はまだトレースが残っていたがその内またしても深い雪のラッセルになり、思うように進めなくなった。段差がある部分で腿が上がらない。落とし穴に落ちると出るのに時間がかかる。途中で「雪が多かったので氷瀑そのものは小さく貧弱になっている。そんな滝が4つくらい続くがその間はトレースのない雪道を登って滝を繋いでいくことになるがどうするか」と問われ、氷瀑につけばラッセルは終わりと考えていた私は滝は貧弱、ラッセルは続くという現実に意義を見いだせず、転戦を選ぶ。ここまで登ってもったいないけどもうラッセルはうんざりだった。登った道を再び下って美濃戸の滝に行った。途中振り向くと阿弥陀岳が素晴らしく輝いていた。 美濃戸の滝は沢を渡った上にあり、完全な日陰だった。左右二つの氷瀑があり、小さくて見た目より結氷状態もイマイチだったがこの時間から転戦できる氷瀑がないから止むを得ない。 考えられるすべてのルート6本を昇って早く終了した。
2015年01月09日
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1月8日八ヶ岳にアイスクライミングに行った。今回も結果的には全く何もかもうまくできなくて自己イメージを大幅にダウンさせた。一日目は北沢から1時間ほど登った堰堤の少し上から左手の沢を登って大岩の氷瀑を昇った。ここもラッセルだったが距離が短くて助かった。全く陽の当たらない沢筋で気温が低く風も吹いてそこにいるだけで寒かった。1個目の小さな滝を昇った上にある大岩の氷瀑は足元が雪で埋まってしまい、小さくなっていた。ところがだ。一見直ぐ昇れると思ったのが素人の浅はかさ、表面がでこぼこし、亀裂も入り、アックスをどこに打てばよいのかどこを蹴りこめばよいのか戸惑うことが多くうまく昇れなかった。舞姫の滝よりは楽でしょと言われたがルートが作れなかった。その上寒くて横腹が痛くなった。こんなことは全く始めての経験だった。とにかくじっとしてられなくて3本昇って終了にした。 大岩の氷瀑今夜の宿は美濃戸口の八ヶ岳山荘で山麓に位置している分、すべてに設備が整っている。ゆっくり温かいお風呂で体をほぐし、肉類中心ではあったがおいしい夕食を頂き、個室でヒーターを焚き、テレビを見た。今回良かったのはこの宿泊場所だけだった。何しに来たんだ?情けなく虚しい。 八ヶ岳山荘 外観 チキンの丸焼き 鍋物 スティックサラダ 豪快!!生ハム
2015年01月08日
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新年になって始めて図書館に出かけた。頭が鈍くなっていることを考え、集中力があまり要らず読みやすい本を探した。実用本以外は好きな女性作家ばかりになった。重い物を持つのも億劫なので小さな文庫本ばかりだ。一挙に老女モードに陥っている。 ☆福島教隆 初めてのスペイン旅行会話 ☆中山 直次 250語でできるやさしいスペイン会話 ☆永松 真紀 私の夫はマサイ戦士 ☆畠中 恵 しゃばけ ☆角田 光代 八日目の蝉 ☆三浦 しをん 白いへび眠る島 さあ、どれから読むか?
2015年01月07日
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風邪はあらかた回復しているが鼻周りがすっきしりしないのと喉がいがらっぽいのでいつもの医者に行った。年末からもう3回目である。さすがにドクターもあきれ気味だったが、喉や鼻をいつもより丹念に診て下さった。「鼻のレントゲンを撮ってみましょう」ということでレントゲン撮影したら、副鼻腔炎つまり蓄膿だと診断が出た。蓄膿症・・その名前は子ども時代聞いたことがあったが、まさかこの年でそんな病気になるとは予想外でしばし絶句した。鼻水が喉の方に流れ込んでいるので喉がすっきりしないのでしょうと言われ、少し納得した。熱も無く頭痛せず筋肉痛もないけど呼吸器周りがグズグズで不愉快な症状がもう3週間も続き、集中力も根気も無くなって、だらだらした生活を続けてきたのだった。薬をもらって耳鼻咽喉科を後にした。早く元通りの元気な体を取り戻したい。
2015年01月06日
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年末に行って散々だった南アルプス戸台川流域アイスクライミングの写真を頂きましたのでピックアップしました。 テントの中で F1全景 F1の懸垂下降 繊細な美しさを魅せる氷柱 舞姫の滝 左ライン 同 中央ライン 同 右ライン
2015年01月05日
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1月4日やっとエアコンが付いた。この年末年始ほぼ20日間ほどエアコン無しの生活で寒さが身にしみた。寒いと朝早く起きられない、何もかもきちんとやる気になれず生活全体がいい加減になるなど悪いことが続き、正に負のスパイラルに落ちていた。もちろん風邪は治るどころか更に悪化し、薬は底をついても医者はやってないし実に情けない状況に陥っていた。でもこれからは寒さからは解放されるし、明日からは医者も診てくれるしで少しづつ改善していくだろう。全く酷い目に遭った。新しいエアコンは廃棄した旧型と比較すると驚くべき進化を遂げていて、その機能をマスターするまでに時間がかかりそうだ。取説をきちんと読もう。 新しいエアコン
2015年01月04日
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新年もはや3日、相変わらずの不調で外出する元気もなく寒い家の中で一日中音楽を聴いた。東京国際フォーラムほかで行われた日本を代表する国際的ジャズフェスティバル「第13回 東京JAZZ」を振り返る『プレイバック東京JAZZ 2014である。本格的なジャズのみならず、ジャンルを超えた一流ミュージシャンが年に1度東京に終結して、多彩かつ超一流の演奏を繰り広げていて、昨年の新年も上原ひろみを聴いて感激した記憶があるが、今年も彼女はすごかった。ジャズのことは全く知らないけど、とても惹きつけられるし、聴いていると快適な気分になる。あの躍動感が何とも魅力的だ。すごくエネルギッシュで次々と楽想が沸き上がってくる。なんであんなに即興演奏が次々と繰り広げられるのだろう、驚異的だ。 彼女の印象的な言葉、 「毎日一生懸命生きているとう感じです」。「突然ぴょんと上に行けることはなくて、こつこつ一日一日階段を登って行く感じで登山みたいです」。「音楽は弾く度に生まれ変わる」 いやあ、感激しました。浜松市生まれの35歳、日本が世界に誇るジャズピアニストである。是非ともライブを聴きたい。
2015年01月03日
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実は12月24日頃からリビングのエアコンが不調になった。だましだまし使っていたがその内、全く反応しなくなってしまった。備品ノートを調べてみたら平成2年に購入しているからかれこれ14年ほど使ってきたことになる、寿命だろうと納得したが、絶不調のアイスクライミングから帰宅して、大掃除や迎春の準備などに忙殺され、新しいエアコンを買いにいく時間がなかった。その結果、年末年始にかけて風邪の抜けない老体で暖房のない生活をせざるをえない境遇に追い込まれた。これは厳しい。寒くてふとんから出られないし、出ても寒くて居場所がない。南アルプス1500mのテント場と同じ衣類を着た。即ち下半身はタイツ、パンツにダウンオーバーパンツ、上半身は厳冬期用アンダーウエアにフリース、ダウンベストにダウン、頭には室内でも帽子をかぶっている。山賊スタイルだ。新春を寿ぐも何もあったものではない。風呂も毎日は入れないからもう女を棄ててどうでもよくなった。 今日、やっと新しいエアコンを買いにショッピングモールに出かけた。設置するまでにまた日数がかかるがあと数日の我慢だ。全くこの年末年始、これでもかというほど次々と悪いことが連続した。大殺界?!
2015年01月02日
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2015年明けましておめでとうございます。昨年はお立ち寄り下さいまして有難うございました。たくさんの力を頂きました。本年も毎日アップを目標に頑張りますので、よろしくお願いします。家族でお節料理を頂き、地元の菊田神社に初詣に行ってきました。たくさんの人が並んで行列ができていました。地球の平穏とみんなの健康・安全を真剣に祈りました。 菊田神社
2015年01月01日
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