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この時期になると毎年ブログアップしている気がするが、今年も庭のユリの花が咲き始めた。もうずっと昔に植えた球根なのだが毎年咲いてくれる。明るいオレンジ色なのでそのあたりがしばし華やいだ雰囲気になるのが嬉しい。今日は天気が回復して午後はとても過ごしやすくなったので、仕事から帰って久しぶりに庭の手入れをした。ずっと心の余裕がなくて花の手入れまで手が回らず、超手抜きして水だけしかやってなかったので鉢植えも花壇も貧弱でみずぼらしくなっていた。古い枝や徒長した茎を取り、剪定をし、ミニバラをコンテナに植え付けた。うまく根付いて花を咲かせてほしい。
2016年05月31日
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30年前に私が37歳から2年間時担任した二人と再会した。当時は二人とも花の14歳の中学生、私は3人目の下の娘がやっと3歳になったばかりの時期だった。 二人とも子供一人づつを伴ってきてくれた。子供たちの元気な声や可愛いしぐさを見ながら、ランチし、様々な話をした。男性のE君は中学時代から学級委員で担任の指導を無視するみんなをまとめようといつも苦心していた生徒だったけど、それは今も同じ。みんなをまとめて同窓会を企画しようとしている。女性のBさんは中学時代、ものすごく自己主張がはっきりしていていつも私に激しく反抗していた女の子だった。運動神経抜群で可愛く人気があった。でも今回会った彼女は当然といえば当然だけど大きく変貌していた。高校に入ってから人に毒を吐き続ける自分を見直し、自分を作り直したという。その社会に対する考え方や愛娘に対するしつけなどとても堅実で感心してしまった。 卒業以来ほとんど会うこともなかったE君との出会いはウォーキングしている所へわが市に転居してきた彼が保育所に子供を連れて行こうと歩いてきたことから始まる。FBでE君と繋がり、彼と繋がっている他のみんなと友達になり、たちまちクラスメイトの大勢の消息もわかった。クラスの再開になった。Bさんの女のお子さんがBさんそっくりでフランス人形のように愛らしくて、まるで孫を見ている感覚だった。人とのつながりは本当に不思議なもの、この貴重な出会いやつながりは私にとっては本当に宝物だ。大切にしていきたい。
2016年05月30日
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5月29日、久しぶりになさねばならない用事がない日曜日だった。初夏のよい天気の中、いつものルートにウォーキングに出かけた。しばらく来ない間に咲いている花がすっかり変わって目新しかった。菖蒲、アジサイなどが季節の移ろいを感じさせてくれた。 紫色が鮮やかな菖蒲 柏葉アジサイ スモークツリー アジサイ 墨田の花火新鮮な花を見てとてもリフレッシュでき、気持ちよく帰り道を歩いていくと野菜畑が広がっていた。すごい勢いで野菜が育っていた。生育のエネルギーが満ち満ちていて清々しかった。 トウモロコシ ナス ジャガイモ カボチャ
2016年05月29日
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5月も終に最後の土曜日となった今日28日は久しぶりに家にいた。病院を二か所回り、自分もボディメンテナンスに行ったあとは暇だったので図書館に行った。そこで池上 彰さんの「高校生からわかるイスラム世界」という本を読んだ。池上彰さんについてはTVなどで分かりやすい世界情勢を解説されていて、その明晰ぶりと博学にはかねてより瞠目していた。でも私のような歴史音痴かつ方向音痴にはイスラム世界なんてまるでチンプンカンプンだから、知ろうともしないし差し迫って知る理由もなかったので全く未知の世界だった。しかしこの高校生からわかるという文句に少し気持ちが傾いて、ひよっとしたら私にも理解できるかもと思って手にしたのだった。でも高校生は頭脳の切れが最も良い時期、私はアルツクライマーだからどうかなと思いつつ読んでみたのだが、実に分かりやすくカジュアルにイスラム世界のほとんどが説明されていた。ユダヤ教、イスラム教、キリスト教、仏教の違い、イスラム教徒の守るべきこと、などから始まって中東問題、金融問題まで様々な角度でイスラム世界を解き明かしている。かなり理解できた。昔、彼が「週刊こどもニュース」の初代お父さん役で出演していた時もそのわかりやすさに驚いたが、あの情報収集力や思考の道筋・整理の仕方はどういう頭脳から生み出されるのだろう。 たまには通常の自分のテリトリーと異なった本を読むことも必要だと感じた。 池上 彰 さん
2016年05月28日
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5月24日瑞牆山二日目はカナトコというユニークな名前のマルチに出た。左岩壁の左端を岩頭の形がカナトコそっくりの頂上岩壁まで昇るルートである。相方は京都から見えたNさん、私より3歳お若い。朝8時10分植樹祭公園から樹林帯を登って「調和の幻想」など見覚えのある岩場まで45分位。大岩壁のそばに咲くミツバツツジがすごく華麗だった。旧知の岩を懐かしんだ後は更に30分ほど岩ごつごつの急坂を登ってカナトコルート等の取り付きに到着。今回はザックを背負わないで必要な物はすべて身に着けていくというスタイルを奨められたのでそれに従った。チムニーがあるのでザックがあると上がりにくいということだ。通常のフル装備にヤッケ、ペットボトルを腰に付け、行動食は胸の谷間に入れた。当然持参するものはミニマムエッセンスになった。 大岩壁に圧倒される 調和の幻想10時半頃登攀開始。カナトコの第1ピッチは少し左に回り込んだ地点から始まる。大きなフレークをつかんでレイバックして順調に昇る。第2ピッチ目が核心ということで、小さい私は離陸に時間を要したがそのほかには特に目立つ困難もなくパス。第3ピッチはハイマツの樹林を歩き木登りをし岩稜を超えて行った。第4ピッチは見た目が「ええっ!私行けるかな?」いう感じのダイナミックなワイドクラックから始まったがホールドがしっかりしていたので問題なく乗り越えた。 第1ピッチ 第2ピッチ 第4ピッチ手こずったのは最後の第5ピッチだった。序盤のワイドクラックは習いたてのチキンウイングで何とか通過できたが、その先のチムニーがうまくいかない。両手両足を使って体をズリ上げようと試みたがまたしても体がすっぽり入ってしまい、スムーズに上げられなかった。でも小さなホールドを見つけて何とか抜け出たが昇仙峡の講習会で学んだ技は活かせなかった。そりゃそうだ、あんな技が1回の講習会で身につけば苦労はないもの。終了点からの眺めは最高だった。特に今年の目標のルート・ベルジュエールが目の前に大迫力でそびえていた。 終了点の岩頭にて あのてっぺんがベルジュエールの終了点!! 断崖絶壁を豪快に懸垂下降八ヶ岳、南アルプスなど眺望を楽しんだ後は下降にかかった。昇ったルートではない方角から懸垂下降3回で13時50分無事地上に降り立った。そこは佐藤さんが完登したモアイクラックという超困難なルートの取り付き地点でもあった。結構いいペースで昇れたと思った。素晴らしく充実した一日になった。
2016年05月27日
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熊の岩でクラックトレーニングした後、瑞牆山植樹祭公園でテント泊した。月曜日だったせいだろうか、あの広い草原の中にテントは3張しかなかった。天気が良くて夕方になっても十一面の岩峰がくっきりと見え、湿度が低くて風は爽やか、人も少ないからとても静かで最高だった。紫色のトウゴクミツバツツジと赤い山ツツジ、オレンジ色の木蓮華ツツジも咲いていてまるでツツジの競演だった。それに加えてシャクナゲも咲いていた。ここでこんなに花が咲いているのを初めて見た。 瑞牆山十一面正面壁・公園施設・マイテント 朝の光の中の十一面とツツジの競演 木組のテーブルで一人夕食を作った。今日のメニューは肉野菜鍋。材料は豚肉100gに卵2個・ミニ豆腐に野菜を入れ、味噌で味付けした。一昨日の昇仙峡で筋肉疲労して上腕がずっと重いのでしっかり栄養摂らないと明日のマルチが辛くなると思ったからだ。かなりの量だったがガンガン食べてタンパク質を十分に補給した。 特製タンパク質強化鍋夕食を済ますともうすることがない。眼鏡を忘れてきたので明日のマルチのトポも本もスマホも何も見えず結局8時にシュラフに入った。山間部の夜の闇は深い。静かな夜が過ぎていった。
2016年05月26日
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5月23日いよいよ佐藤裕介さんと瑞牆山でクラッククライミングのトレーニングに入った。瑞牆山荘前から車で少し移動し新緑溢れる樹林帯を15分ほど歩くと熊の岩というゲレンデに到着。ほどほどの長さのクラックがあちこちに走っている。参加者は3名、旧知のTさんと京都から見えたNさんである。足の入れ方から教えてもらい、一人ずつ昇りながら個別のアドバイスを頂いた。クラックは技術なので知ると知らないとではものすごい違いである。腕のねじり方、立ち込み方などとても勉強になった。TさんもNさんも上手でスイスイ昇り、私だけが「昇れないよぉ」と悲鳴を上げていたのだった。 佐藤さんのクライミングはとにかく速い、身のこなしが軽い。何の困難もなく自然に上昇する姿を見ていると自分も昇れるような気分になるのだが、実際に現場に行ってみると下から見るのと目の前で見るのとではまず岩の大きさが違う、かぶりを受けるなど現実問題が振りかかって思うようには昇れない。私の改善点はクラックに入れた足にしっかり立ち込むこと、腰を入れて伸ばすことなどいろいろあった。上手くはいかなかったけど今日も学ぶ喜びを感じた。
2016年05月25日
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5月22日娘たち一家が房総方面にいちご狩りに行った帰りに急遽、我が家に立ち寄ってくれた。予期せぬ元気いっぱいの孫たちの訪問に沈みがちの我が家は一挙に明るくなった。三人とも長旅の疲れもみせず、とても活発だった。よどんだ空気が生き生きと流れた。葵ちゃんはさらにお姉さんになり、体も筋肉がついてシッカリしてきていた。翔くんはまさにエネルギーの塊で始めは少し遠慮していたものの、すぐに本領発揮して息子と楽しく遊んでいた。結ちゃんだけがおっとりして一人でニコニコしていた。本当にこの子を見ると癒される。猫がいるというので2階に上がって猫と対面。猫にとってみれば正に巨大な怪獣の出現に清は適応していたが、春はおびえてカーテンの陰に隠れてしまった!!。デリケートなんだ。 元気いっぱいの孫たちに年寄りはタジタジ おそるおそる清をなでる葵ちゃんジュースを飲んだりアイスを食べたりして、小一時間楽しく遊んで孫台風は機嫌よく去っていった。
2016年05月24日
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房総半島に住んでいる知人から夏みかんをもらった。毎年頂いているのだが、今年ももう夏みかんの季節になったんだということを実感した。この夏ミカンは房総の温暖な山あいに自然になっているもので、その味はピュアとしか言いようのないすっきりした味だ。甘くはないがそう酸っぱくもないので、そのまま食べてもいいのだが、これだけたくさんの夏みかんを食べるのは難しい。我が家では男は酸っぱい物は食べないから、結局私だけが食べることになる。そこで昨年と同じく皮をむいて実だけを取り出して冷凍保存した。こうしておけば夏の暑い日ににスムージーやジュースにできる。一気にすると嫌になるので、4個づつ、丸一日かけて実を取り出して冷凍した。 綺麗なみかん色をしていて実が張っている 外皮をむいて実を取り出す おいしそう!! パックに入れて冷凍保存
2016年05月23日
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昇仙峡でワイドクラックの練習をした後は、山宮温泉に立ち寄り、温泉に入ってさっぱりし、食事をしながら佐藤さんの黒部横断のスライドショーを見せて頂いた。この冬、32日間に渡って黒部エリアを3人で縦断した記録である。時折、FBで様子を見てはいたが、実際の画像をみるとさすがに凄まじかった。 地図を示しながら説明する佐藤さん 山宮温泉 今日は栄養補充に生姜焼き定食を頂きました何しろ厳冬期に32日間も黒部にテント泊しながら困難な壁を登ろうとするのである。鹿島槍から入山して十字狭から渡渉してゴールデンピラーと名付けた雪壁を登攀し、最後に剣岳山頂を踏んで3人無事下山した。背負うザックが40キロ、肉5キロとか、普通の人とは別次元の山行でただただ驚いて見ていた。剱の幻の大滝などが画像に映し出され、厳冬期でも水流が激しく水量も多いので氷結しないのだという。あたり一面の雪の中、滝しぶきが勢いよく上がっていたのがとても印象に残った。気温マイナス2度の中、上半身裸になったり全裸で渡渉する場面があり、ちょっと笑えた。 画像は佐藤さんのHPより貴重な画像を見、行った人にしかできない説明を聞いてチャレンジする若者たちを心から尊敬した。
2016年05月22日
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5月21日甲府近郊の昇仙峡でワイドクラックの講習会に参加した。講師は新進気鋭のクライマー佐藤裕介さん。始めての参加でWAKWAKとヒヤヒヤが同居している状態だった。ゲレンデは甲府駅から車で20分ほど移動し、気持ちのよい樹林帯を35分ほど登ったところにあった。なるほど案内通りワイドクラックがすぐ見える。まず佐藤さんの説明と模範クライミングを見せてもらってからトライ。広いクラックの中に左足を入れて膝の内側を岩に当て、足先の外側を岩に当ててスタックさせて体を支える。この形が基本になる。両腕もブッシュしたりしながら上に進んで行く。ここまでは一応説明通り昇れた。ところが次のルートになるととても理論通りにいかなくなって苦労した。このワイドクラックに私の体はすっぽり入ってしまって体の前後が岩壁に諸に接している状態になった。左足はクラックにしっかり入れて体を支えることができるが、右足がうまくつかえない。両手両足の4点がスタックしてしまうと体を摺り上げることができない。マジに胸が邪魔をしてクラックから体を出せず四苦八苦だった。この1本で著しく体力を消耗した。 クライマー 佐藤 裕介今日のワイドクラックの昇りかたは始めて教わって技術だった。非常に勉強になった。あまりできなかったものの新しい技術を学んだ喜びは感じた。帰宅して自分の体を見て仰天。両膝、両肘、肩などが擦り傷だらけ、赤や青の痣もついている。クライミング中から痛いとは思っていたが、余裕がなくて放置していたのだった。力を抜いて昇れるようにコツを掴むまで何度かトレーニングする必要があると思った。
2016年05月21日
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ここのところ、ブラシの木が目に付く。一度目は用事で出かけた世田谷の通りで。すごく花付きがよくて色が奇麗だったので思わず写真を撮った。二度目は谷津バラ園で見た。谷津バラ園にはバラだけではなく、ハンカチの木、スモークツリー、ヒマラヤ桜、ジャカランダなど珍しい木の花がある。 世田谷のブラシの木でもこの木はまだまだ珍しくて限定された場所にしかないと思っていたら、そうでもなかった、ご近所に近年植えたばかりのようなブラシの木を二か所で発見した。昨年まではこのお宅にブラシの木は無かった!!。. ご近所のブラシの木の花を近くでじっくり見ると何と花の先から枝が出ている。花を枝が串刺しにしてまるで団子の串刺しのようだ。とっても面白い。このユニークさと見栄えの良さで植える人が益々増えるだろう。でも強烈な個性の花だから我が家のような狭い場所には向かないだろうな。
2016年05月20日
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何気なくTVを見ていたら、自分の住んでいる街の名前が聞こえる。思わず真面目に画面を見ると何と習志野市の水道水がモンドセレクション金賞を授賞と言っているではないか。我が市の水道水ってそんなに高品質だったのかと正直驚いた。この水道水は習志野市企業局の水道水を詰めたペットボトル「ナラシドウォーター♪」で、県や同市などの北千葉広域水道企業団の水と、市内19カ所の井戸からくみ上げる地下水のブレンド。軟水で、市のマスコット「ナラシド♪」などがラベルにデザインされている。企業局が2009年度からボトル詰めにしてイベントの際などに記念品として配布していた。「市民から『おいしい』と評判がよい自慢の水」として、 同市企業局が「お墨付きをもらい、水道水離れを食い止めたい」と昨年秋に初めて「モンドセレクション」に申請していたという。市民の私は全く知らなかった。JR総武線以北の約5万5千世帯(人口約11万人)に給水し、同線以南は県営水道の水を使っているという。 音楽の街 習志野市らしいキャラクターナラシド 「ナラシド」がデザインされたパッケージ我が家で飲んでいる水道水はどっちだろうと調べてみたら、おお、このナラシドウォーターだった。嬉しい!!。子供たちは買ったペットボトルの水を飲んでいるが、この水道水のほうが生きた水でよっぽど美味しいと思う。安心して飲もう。
2016年05月19日
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いやあ、すごくいい映画を観た。帰宅した今でも感激で興奮が収まらない。その映画は14日公開された「殿、利息でござる」である。こんな日本人が東北にいたんだ。感動で胸が熱くなった。今は無くしているけどひょっとしたらこれが私たち日本人の本質かもしれない。最初はコミカルな雰囲気から始まったが、次第にシリアスになり、財産や店舗を投げ打ってまで民衆のためにお金を貯めて藩に献上しようとする人たちの生き方が鮮明になっていく。チャンバラが全くない地味な時代劇なんだけど知恵と団結力と粘り強さで自分たちの計画を実現させてゆく。おまけにこれが実は実話だというからさらに驚いた。江戸時代の仙台藩にこんな実話があったなんて東北って何てモラルの高い地方なんだ。凄い。 キャスティングが見事だった。強烈なインパクトを与える阿部サダヲ、瑛太を中心として妻夫木くんが抜群のいい味を出していて見とれてしまった。それに重厚な山崎 努、更にその上にいぶし銀の貫禄と美しさの草笛光子さん、生きのよい竹内結子など誰もが適役で光っていた。最後の最後に羽生 結弦くんが仙台藩のお殿様で登場する。これがまた最適役だった。苦労なく育った若きお殿様の清々しい雰囲気がよく出ていて、その「村重である」というセリフなど全く俳優そのものでとても映画初出演のスケーターとは思えない自然さだった。 浅野屋という造り酒屋が出てきて代々の店主が銭をためて数十年・・・・という風な展開なのだが、これは江戸時代1700年代の話である。でも驚嘆すべきは現在もその浅野屋さんは酒屋を営んでいて、その映像が映し出された時は身震いした。とても秀逸な映画を観た。数日間はこの感動で心が高まっているだろう。
2016年05月18日
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バラ園の帰り、谷津商店街の中にある蛍明舎で珈琲を楽しんだ。ここは若き日の村上春樹もよく訪ねてきたという有名なコーヒー専門店である。以前はコーヒーを淹れる人は男性しかいなかったが久しぶりに訪ねてみたら全員女性になっていたのでちょっと驚いた。ここの珈琲は厳選された豆を2年以上寝かせたオールドビーンズをハンドドリップで抽出した手作りの味で重厚な香りとコクが特徴らしい。確かに悪くはなかったが昔ほどではない気がした。カウンターで見ていたら細長くて曲がった首のドリップポットでお湯を注いでドリップしているのが見えた。我が家で使っているのと同じだったのでちょっと嬉しかった。 瀟洒な蛍明舎外観 たくさんの素敵なコーヒーカップが並ぶ 今日はバラの花模様のカップで店内はすごく混んでいて女性客で賑やかだった。みんな結構、砂糖やクリープを入れ、甘いスィーツと一緒に食べていたが、ここのコーヒーに混ぜ物をするなんて失礼だと思う私は常にブラックだ。
2016年05月17日
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親友のKazuemonさんはゴールデンウィークに大学の恩師の退官祝いに出席するため、金沢に行って来たということだった。昨日、その時のお土産を4種類も頂いたのだが、とても驚いた。何に驚いたかって?まず私の好きな物ばかりが入っていること!!数ある土産物の中から私の好物を選ぶのは時間がかかったことだろう。彼女の真心を強く感じた。次に加賀の食文化の高さ、更に洗練された美的センスに痛く心打たれた。これまで加賀百万石の歴史と伝統・芸術・文化の豊かさということは知識的に知ってはいても、実際に訪ねて触れたことはないので実感に乏しかったのだ。 麩やき御汁 宝麩 銘菓 クルミ 俵っ子 飴 おやつ麩 チーズ 昼食に宝麩を食べてみた。驚きのグッドアイデアに目を見張った。麩に穴を開け、お湯を注ぐと中から野菜などが出て来て立派な一椀が出来上がる。中から何が出てくるかという楽しみとヘルシーで美味しい一椀が出来上がるというWAKWAKと栄養のコラボが素晴らしい。すっかり気に入った。毎日、これを汁物にしてランチしよう。 宝麩に穴をあけてお湯を注ぐ 中から野菜や麩などが出てくる 完成クルミ餅がまたすごい逸品だった。小ぶりで中に甘味を抑えた餡とクルミが1個入っている。形が優雅で美しく芸術的和風スイーツだ。おやつ麩チーズもクルミに負けない味わいでチーズに目がない私はその誘惑に負けて一度に全部食べてしまった!!パッケージが切り抜きになってフワッと中が見えるのが洒落ている。 銘菓 クルミ 第22回全国菓子博覧会・名誉総裁賞受賞 おやつ麩まだ感心したことがある。これらの土産を包装している箱や包み紙のデザインのセンスが良い。単なる包み紙の域を超えている。捨てるのがもったいなくて引き出しの中に保存したのだった。 こんなに豊かな食文化が根付いている加賀・石川県。今年は本当に白山に登るか金沢の町を訪ねたい。
2016年05月16日
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5月15日超久しぶりに城ヶ崎にクライミングに行った。前回来たのが何時だったか思い出せない。今回はインストラクターのTさん、親友のご主人のSさんと私の3人である。一般的には城ヶ崎のシーズンは終わったのだろう、1日中、私たち3人だけで誰も来ない。打ち寄せる波の音だけが響き、日差しは強いものの風が程よく吹くので快適な環境で貸し切りのフナムシロックで昇った。 始めは焼酎の名前が並んでいる易しいルートを4本昇って肩慣らし、午後はパープルシャドウ、フラッシュダンスなど4本を昇った。パープルシャドウが染み出しで濡れていてとても驚いた。手を置きたい処が全部ぬれていたので苦戦した。また滅多に 練習するチャンスがないワイドクラックも練習できて勉強になった。背中を一方の壁に当ててズリズリと尺取虫のように体を上げていくのだが、理屈は理解していても現場ではなかなか思うように尺取虫になれず、芋虫のようになっていた。 とても落ち着いて昇れてよかったが、又してもクライミングシューズが合わず後半は足の痛みに気を取られクライミングは二の次になって難儀した。前回の丹沢でも足が痛くて泣きをみたが、最近どうも足がむくんでいるような気がしてならない。
2016年05月15日
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5月14日、昨日の都内への用事がかなりこたえて昨夜は疲労困憊。そのあおりで今日は午前中はダウン、午後になってこの五月晴れの爽やかな天気を活かさない訳にはいかないと谷津バラ園に繰り出した。バラは満開で好天もあってたくさんの人が訪れていた。駐車場に入るのに時間がかかるほどだった。バラは素晴らしかった。長年通っているバラ園なのでどこにどの種類のバラがあるか大体わかっているが、今日は一段と華麗に咲いていた。 谷津バラ園 圧倒的バラの量 まるでバラの海 100万本のバラ深紅のバラ三種類を選んで写真を撮ってみた。一見、同じように見えるのだがよくよく観察すると微妙に異なっている。ベルサイユのバラは花びらの外側が黒い。 黒真珠 ベルサイユのバラ 情熱 花ビラの形がコスモスのようで珍しい ツル ティンティン ベス 鮮烈なイエロー見て回っている時に家族で来ているフィリピン人の女性と言葉を交わして楽しかった。とても陽気でちょっとしたことでも明るく大きな声で笑い声をたてるのでこちらまで元気をもらった。 色とりどりのつるバラが混じって華麗 フィリピンから訪れた皆さんと
2016年05月14日
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今日も爽やかな五月晴れ。仕事が終わ るとその足で駅に直行して電車に乗り、都内にむかった。必須事務処理が2件あり、同じ日にしないと交通費もバカにならないと思って乗り物計画を綿密にした。JR幕張本郷駅⇒新宿⇒小田急線豪徳寺で下車。所要時間およそ90分。ここで1件目の用事を済ませる。豪徳寺駅には 世田谷線という可愛い電車が走っている。二両 編成で車内の乗り降りはバスのような感じだった。 世田谷線の電車さらに小田急豪徳寺⇒代々木上原駅⇒千代田線日比谷⇒日比谷線八丁堀で下車。千代田線から日比谷線への乗り換えが混み入っていて長く迷ったが、すぐに駅員さんに聞いて解決した。駅の乗り換えなど考えたって分かる筈がないから迷わず聞くのが早い。でも50分ほどかかった。ここで2件目の用事をすませる。ここまでは慣れないルートで緊張したが、ここから帰りは馴れたルート。日比谷線八丁堀⇒茅場町⇒東西線西船橋⇒JR幕張本郷で終了。東西線快速が早くて約1時間。いやぁ、なかなかだった。午後3時05分に出発して戻ってきたのは8時03分。ざっと5時間の地下鉄の旅だった。以前は地下鉄に乗るのが怖くて前の晩からそわそわしたものだが、最近はスマホでルート検索できるのでどこでも平気で行けるようになった。 問題は地下鉄の乗り換えだ。殆どは許容範囲の距離だが、500メートルもある駅もあれば分かりにくいホームもあるから 指示板をしっかり確認してから歩き始めることが肝要。 こっちだろうといい加減に歩き始めると大体間違っていてひどい目にあってきた。
2016年05月13日
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今日は爽やかな五月晴れになった。久しぶりにウオーキング出勤した。しばらく見ない間に木々はすっかり緑が色濃くなり、通り過ぎる道々には瑞々しい花がたくさん咲いていた。この間まで建築中だった家は完成していたし、売り出し中の住宅には新しい住人が入居していた。日々の移ろいは何て早いんだ。霊園を過ぎ、墓苑を通り、国道14号を渡ってコンビニで珈琲タイム。ふれあい橋で大股歩きを400歩して気持ちいい汗を流した。日差しは相当強くく紫外線が降り注ぎ要注意だったが湿度が低くてからりとしていたので軽快に歩けた。しかし行きはよいよい、帰りは怖い。帰りは午後3時からのウォーキングだ。日盛りの中、日陰を選んで歩き続けた。これからは日傘が欲しい。 他所のお宅の庭には豪華な季節の花が咲いていて目を楽しませてくれる
2016年05月12日
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5月も10日を過ぎ、まさに春爛漫、我が家の花壇にも花が咲き乱れている。モッコウバラの後にオレンジと赤の大輪のバラと中輪のフロリバンダ系のバラが花を咲かせ始めた。バラは色彩が明るく花も大きくてとても目を惹く。その下には昨年枯れかかっていたのを拾って植えたマーガレットが目を見張るほど巨大に広がり、長年我が家のやせた土で頑張って花を咲かせてくれるゼラニウムも健在だ。 デリケートなオレンジ色のバラ 剣弁高芯咲き まさにバラ 中輪房咲 カクテル 一株が巨大に繁茂しているマーガレット 乾燥した土で強く咲くゼラニウム花を見ていると波だった心も穏やかになり、葛藤して不安定だった状態もいつの間にかニュートラルに戻ってくる。とても不思議に思う。花の力は大きい。
2016年05月11日
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今日、夕方、買い物から帰宅した息子が「これ」と袋に入った物を差し出した。「なあに」と中を見るとアミノバイタルプロの30本入りとアミノバイタルパーフェクトエネルギーが3本入っている。「母の日だから」とぽつりと言う。ああ、忘れてなかったんだなと思わず嬉しくなった。息子は無口であまり自己表現しない男子なので私に感謝の気持ちのようなものを口にしたことはない。けど、無かったわけではなかったんだ。この二品は登山する私の必需品でいくらあってもうれしい品、腐らないし。有難く頂いた。娘からのピンクのカーネーションは気持ちを豊かにし、息子からのサプリは体を守ってくれる。母の日なんだから当たり前だと思わず、いい子供たちに恵まれた幸せに心から感謝した。
2016年05月10日
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今回の丹沢山行の第一の目的はユーシンから同角山稜を経て檜洞丸に登るルートの踏破、第二がシロヤシオツツジを見ることだった。第一目標は達成、第二目標もかろうじてというところか。シロヤシオは大石山付近一か所で見たが、それ以外の場所ではまだ蕾で花開いてなかったので残念だった。でもその他の花がたくさん咲いていたのでよかった。 シロヤシオツツジ 皇太子ご夫妻の長女 愛子様のお印の花 可憐なコイワザクラ 日当たりのよい斜面にたくさん咲いいて辛い登りを励ましてくれた ミミガタテンナンショウ マメサクラ 随所に咲いていて春霞のように美しかった 丹沢名物 馬酔木 スミレも紫色、白と多種多様にどっさり咲いていました。 エイザンスミレと白のシコクスミレ この花、同角山稜で嫌というほど至る所に咲いていました。帰宅して調べたら ミツバツチグリ という花のようです。
2016年05月09日
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今日5月の第二日曜日は母の日。上の娘からカーネーションが届いた。今年は赤ではなくピンク色。これはこれでとても優しい色合いで気持ちが明るくなる。小さな子供3人を抱えて日々多忙なのに、結婚以来毎年贈ってくれる。こんなに大きく立派なカーネーションを双方の母親に贈るとなると出費も馬鹿にならないだろうから、心遣いに感謝した。 母の日ではあったが、昔のように肩たたき券とか足もみ券も発行されないから特段のことはなく、冬物の洗濯や布団干しをし、図書館で「山と渓谷」をチェックして、のんびり一日を過ごした。
2016年05月08日
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翌日5月6日、今日はどのルートに行こうかとしばし悩んだが、天気が下り坂なのとバス便の便利さを考えて西から東へ丹沢の名峰を縦走して大倉へ下山することにした。朝、5時20分青ヶ岳山荘を出発。蛭ヶ岳の後から真っ赤な雲が広がり極め付きの日の出風景だった。でも今日天気が良かったのはここまで。その後は薄曇りですっきり晴れない中、先ずは臼が岳に向かう。 朝焼け臼ヶ岳までは遠くて登りもきつく朝一の慣れない体にはこたえた。檜洞辺りかみる蛭ヶ岳は堂々として威圧的である。でも実際はどこにあるのか存在が薄い臼ヶ岳までのほうがハードでその先の蛭ヶ岳への登りのほうが楽だった。 堂々とした蛭ヶ岳蛭ヶ岳から見る富士山はいつでも端正で気持ちを落ち着かせてくれる。今回はその前に昨日踏んだ同角山稜などの稜線がまるで富士山の縁取りのようなラインをなしていて自分の軌跡を確認できて楽しかった。 蛭ヶ岳からの秀麗富士と同角の頭朝食がおでんで腹持ちするものが何もなかったので小屋前の広場で少し食べてお腹をなだめたら、次の丹沢山に向かって出発した。この稜線はすこぶる気持ちのよい尾根歩きだった。起伏が少なくて穏やか上、草原状で峰桜があちこちにあでやかに咲いていて素晴らしかった。楽しく歩いて丹沢山に到着。これまで行きかう登山者は数人だったがここに来て俄然人が多くなった。さすがはメインルートの中心峰である。丹沢山にてここでも富士山を見てしばし寛いだあとは、最後の峰になる塔ノ岳目指して小一時間の稜線歩き。この道は距離が短く更に楽しかった。最後の一登りで塔ノ岳に到着。ここは丹沢山よりもっとたくさんの登山者で賑わっていた。尊仏山荘に入ってコーヒーを呑んだ。この二日間インスタントコーヒーすら呑めない環境だったのでやっとカフェインにありついた。 風が出て天気は早くも下り坂あとはひたすら大倉目指して下山するだけで気楽な道中のはずが予想外の厳しいものになった。4月末の御在所でしたたか打ち付けた左膝が下山になると痛み始め、さらに靴がぴったりしすぎてこれもまた下りでどんどん前に詰まって足指が痛い。二種類の痛みに耐えながら歩かねばならなくなり、急激にスピードが落ちた。さらに天気の崩れが早く、雨もポツポツ落ちてきて次第に地面が湿ってきたが、雨具無しでしのいだ。もう、歩くのが苦痛で嫌になり、大勢の人に抜かれながらやっとのことで大倉バス停に着いた時は本当にほっとした。参考タイム青ヶ岳山荘 5:20 ⇒ 臼が岳6:50 7:00⇒ 蛭ヶ岳8:20 8:30 ⇒ 丹沢山10:10 10:25 ⇒ 塔ノ岳11:35 12:35 ⇒15:20
2016年05月07日
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5月5日後半戦はユーシンロッジから大石山を経て同角山稜ルートで檜洞丸まで詰めるハードルートだ。ロッジ前を横切って樹林帯に入ると鉄の橋が唐突に現れ、その橋を渡って大石山への登山道に入る。最初の東屋までの急坂をこなしても大石山まではずっとずっと急坂続きだった。後半ではここの登りが最もきつかった。1時間ほど詰めると巨大な大石が行く手をふさぐ。大石山という名前の由来の大石だ。まるでガマのようだった。 大石大石山に出ると展望が開け、丹沢主脈の眺めが素晴らしかった。檜洞丸、蛭ヶ岳、丹沢山、塔ノ岳と丹沢を代表する名山が横一直線に続く雄大な稜線はこの辺りの方角からしか見られない。これまで見た丹沢の峰々のラインの中では最も優れていると思った。 丹沢の名峰が一直線に続く大石山から同角山稜に入った。このルートは鎖、鉄梯、白ザレが連続してリスクは高いものの、とても変化に富んだルートで私はこの手のルートは大好きなので大いに楽しんで登った。ザンザ洞キレットというものものしい名前の所もあったが、キレットとは名ばかり、単なる木の橋にしか思えなかった。 白ザレの長い下りに鎖 ザンザ洞キレット鎖や梯を楽しみ、肺の中まで清新な新緑に満たされて登り続け、ついに同角の頭に到着。 同角の頭 山頂ここから見る丹沢主稜線も素晴らしかった。蛭ヶ岳はひときわ高く堂々とそびえ、丹沢山に続く穏やかな稜線が伸び伸びと続いていた。天気は安定し、風もなく湿度は低く、最高の日和だった。 同角の頭から見る丹沢主稜線同角の頭をやっと過ぎてもまだまだ先は長かった。登り下りを果てしなく続けてやっとユーシン・箒沢・檜洞丸の合流点に到着。この春、箒沢公園橋から石棚山稜を経て檜洞丸に登った時に通過した地点で見覚えがあった。コバイケイソウがまるで畑で栽培しているかのように力強い緑色をしてたくさん広がっていた。ここからは二度目の道で安心して登れた。今日のルートは時間との闘いで気持ちに余裕が無かったのだが、ここまで無事に来れてやっとホッとした。あとはひたすら檜洞丸への登りだけだ。 コバイケイソウが繁茂する合流地点鹿除けの金柵を見ながら延々と続く丹沢名物の木道を黙々と登り続けてついに檜洞丸山頂に到着。5時半だった。 木道を登り続けて 檜洞丸山頂ふと西の空を見ると富士山が優雅なシルエットで幻想的に浮かんでいた。夕方の富士山が薄墨色でこんなにはっきりと見えるなんて超ラッキーだ。しばし山頂で寛ぎ、富士山を愛でて、今夜の宿・青ヶ岳山荘に下った。宿泊者はおじ様方5人と女は私一人の6人だった。管理人は体調不良で不在だったが、初対面の男女6人仲良くレトルトカレーを食べて寛いだ。小屋から見る下界の街の灯りがオレンジ色の帯のようにきらめいて、何とも言えず温かい気持ちになった。
2016年05月06日
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5月5日天気がすごく良いという予報なのでこの機会を逃がすのはもったいないと急に決心して、兼ねてよりの課題・西丹沢のユーシン渓谷から同角山稜ルートで檜洞丸に登る登山を決行した。初日の今日は小田急線新松田駅からバスで玄倉まで入り、そこから玄倉川に沿った林道を登ってユーシンロッジまでが前半戦。清冽な流れを左に見ながら緩い坂道をだらだら登り続ける。途中の河原でテントを張ってキャンプを楽しんでいるグループが何組もあった。なおも登り続けると玄倉ダムに出た。ブルーというよりエメラルド色の水が新緑と相まってものすごく美しい。神秘的な色合いで見とれてしまった。ユーシンブルーと言われているらしい。 玄倉ダム 玄倉発電所 新緑とユーシンブルー一方この辺りはトンネルの名所と言っていい多彩なトンネルの連続だった。ロッジに到着するまで八個のトンネルがある。境隧道から始まって機械彫り、手彫りのトンネルが次々と登場するのだが、その中で新青崩トンネルが距離が長くトンネルの中で左折しているため真っ暗、ヘッドランプ必携という名物トンネルだ。 新青崩トンネル 入口 々 トンネル内 手彫りのトンネル 味がある手彫りのトンネル 第八隧道 清流が続く最後の第八隧道を過ぎてなおも玄倉川の清流と渓谷美を満喫しているうちに、いったん道を下り、更に登るとユーシンロッジが現れる。中央にキャンプファイヤー用だろうか円形ステージが組んであり、新緑の中に神奈川県立の立派な建物が建っている。広々して解放感溢れていて気持ちよい。木陰で靴を脱ぎ靴下を脱ぎ、素足になってランチにした。木漏れ日がさわやかで最高の気分だった。若いグループが何組を訪れて思い思いにランチしていた。 ユーシンロッジ前の広場
2016年05月05日
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ゴールデンウイーク前半、クライミングが目的で小豆島を訪ねた。ところが思いがけない収穫があった。訪ねた街の随所に彫刻の作品が点在していたのだ。瀬戸内アートだ。28日に姫路に前泊し、29日早朝に姫路城を観に大手町通りを歩いていくと通りには彫刻作品が勢ぞろいしていてびっくりしたが超嬉しかった。なんて文化度の高い街なんだと感嘆した。 黒川晃彦 「帽子を被ったら歩いてみよう」 山脇 正邦「聞こえる」 朝倉 響子「二コラ」 大桐 国光「夏帽子の少女」 手塚 登久夫「梟家族,89」 本郷 新「裸婦座像」次にフェリー乗り場に行くとここにも大きな作品があった。 淀井 敏夫さらに小豆島に渡っても彫刻が豊富にあった。何しろ小豆島は大阪城の石垣の石を出したという石の宝庫と聞いた。島のあちこちに石の作品が点在していた。福田港に近い路傍に打ち捨てられたように「トルソ」が佇んでいた。その力強い体幹と重量感に思わず魅入った。誰にも注目されずこんな所に寂れながらも存在するのがすごかった。 高松 清作「トルソ」1975 多くを見る事はかなわなかったが、掘り出し物もあった。翌朝、一人で島を散歩していたら葺田神社の中で何と西沢立衛の「フキタパビリオン」の実物に出会ったのだ。西沢立衛は大好きな建築家だ。これまで写真で作品を見たことはあったが、生の作品に接したのは初めてだったので興奮してしまった。 西沢立衛 「HUKITA PAVILION 生えている木をそのまま作品に活かしている パビリオンの内部 子供の靴が脱ぎ捨ててあって、日常的な遊びの場になっている この曲線が何とも魅力的以前瀬戸内海の直島に渡って様々なアート作品に触れたことがあったが、直島だけでなく瀬戸内のどの島もアートの島なのだ。折から瀬戸内トリエンナーレが開催されていたのだが、春の部は既に終了し、次は夏に開催される。秋か冬にのんびり美術作品を観に来るのもいいなあと思った。
2016年05月04日
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5月3日一足早いけど日程が合ったので都内の娘宅に行って、こどもの日と翔くんの三才の誕生日祝いをした。久しぶりに会った孫達はものすごくエネルギッシュで一刻も休ます動き回り、かん高い声で奇声を発し、その元気さに圧倒された。末っ子の結ちゃんもすっかり大きくなっていたが、この子だけがおっとりして穏やかな表情で一人遊びするので癒された。 プレゼントにこどもの日ケーキを持参したら鯉のぼりや兜が飾りについていたので大喜びして、たべてくれた。 運動会や発表会のDVDを観たりチヤンバラごっこをして三世代入り交じってにぎやかな時間を過ごした。このところ、私生活でシビアなことが連続して暗くなっていたので娘一家の幸せのオーラをもらって気分が晴れた。 結ちゃんの髪の毛で作った筆
2016年05月03日
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5月1日最終日は小豆島インスボンと呼ばれる岩場にマルチに行った。韓国に本物のインスボンという立派な岩場があるのだが、小豆島のこの岩場がまるで韓国のインスボンそっくりなので一般的にこう呼ばれている。道路からその全容がよく見えるのに取りつきへの道がまるでわからずというより無く、またしても取りつき核心になった。ここはサルトリイバラが多生していたのでそのバラに何度も刺されて苛立ちがつのった。道なき道をヤブ漕ぎしてやっと取りつきに到着。3日間で思ったことは小豆島はクライマーが全くいないので静かで岩場貸し切り状態で良かったが、昇る人が無い分、道の踏み跡が消されて道がわからない状態になっているということだ。ポップアップというルートを昇った。 小豆島インスボン外観も岩質も韓国インスボンとそっくり。岩肌がざらざらして目が粗いスラブでフリクションがよく効き、快適な2ピッチのマルイチが楽しめた。 1ピッチ目終わりのテラスで 美しい瀬戸内海
2016年05月02日
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4月30日小豆島2日目は拇岩(おやゆびいわ)にマルチに出かけた。案内では特に困難はなく気軽にマルチできるはずだった。所がこれがおお外れ❗。まず取り付きに行く道がわからない。何度も偵察に行き、トポで20分と書いてあるところ、2時間弱もかかった。次にマルチは5ピッチなのだがこのルートを確定するのに時間がかかった。更に同行者の一人が昇るのにめちゃめちゃ時間がかかる人だったので、昇っている時間より待っている時間のほうが長かったような気がした。天気が良かったので何とか待てたが、強風の日だと相当辛かったに違いない。まだある。何とか終了点まで3人が到着し、懸垂下降で地上に降り立ったがその後の下山道がわからない。藪こぎしながら拇岳の登山口に着いたのは夕方6時30分になっていた。こんな普通のルートに10時間も要したのだ。もううんざりだった。当初の予定ではマルチの後、観光というスケジュールだったのに終わったのはヘッドランプをつける寸前だった。おかげで二十四の瞳やオリーブ公園など小豆島の名所何一つ見ることができなかった。 下からみる絶壁の拇岳 1ピッチ目 絵のように美しい入り江 足元が見えない高度感 山頂にて
2016年05月01日
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