いつか来たる命の終わりへと
近づいてくはずの明日が
輝いてさえ見えるこの摩訶不思議で
愛しき魔法の鍵を
君が握っててなぜにどうして?
馬鹿げてるとか思ったりもするけど
君に託した神様とやらの采配 万歳
戦死へと近づいていくはずの明日が、
輝いてさえ見えてしまう不思議で愛しい魔法の鍵を、
なぜか天皇陛下が握っている。
どうして?馬鹿げてる!…と思ったりもするけれど、
天皇陛下に託した天照大神の采配に万歳を叫ぼう!
タイトルバックとRADWIMPSによる主題歌『賜物』も、従来の朝ドラのイメージとは一線を画すものとなった。
「すぐに分かりやすいものが全てにおいていいわけじゃないと思っています。朝ドラは半年間、毎朝放送されるものですから、第1週で見た時と、例えば第5週、第10週で見た時、最終週の26週で見た時の、その時々の描いている時代によって、あるいは受け取り手のいろんな環境によって感じ方が変わっていただければいいなと思っています」
主題歌制作にあたっては、作詞作曲を担当するRADWIMPS・野田洋次郎にやなせ氏に関する膨大な資料を提供し、と何度もディスカッションを重ねたという。
「世の中の皆さんが知っているやなせ夫妻を描くにあたって、表面上の薄っぺらいものではダメだなというのは共通認識であって、詞としても曲としても深いとこまで行きたいという思いはありました。とくに一番最初の打ち合わせでお話ししたのが、『生命力』というのは一つの要素として大事ですよねということ。それから『挑戦』ということ。“これまでの朝ドラの主題歌”というイメージにとらわれずにチャレンジしてほしいし、彼らもチャレンジしたいという話の中で、最終的に生まれたのがこの『賜物』という曲なんです」
『賜物』とは何を指しているのか。
「人によっていろんな解釈があって良いと思いますが、一つは命そのもの。『あんぱん』は、一度きりの人生で全員に平等に与えられた命をどう生きていくかという普遍的な物語でもあると思っています。そこに対してRADWIMPSさんが1年近くとことん向き合って『賜物』を生み出してくださった」
戦後80年という節目に、戦争という重いテーマに正面から向き合い、“逆転しない正義”と“生きる喜び”という普遍的なメッセージを届ける『あんぱん』。
『あんぱん』RADWIMPS主題歌『賜物』に込められた想い「平等に与えられた命をどう生きていくか」 #あんぱん #今田美桜 https://t.co/SDwLpJW8KZ
— エンタメNEXT (@entamenext) June 5, 2025
逆転しない正義があるとすれば、それはいったいどういうものなのか。考え抜いた末、やなせさんはひとつの考えにたどりつきます。
「飢えている人がいればですね、その人にひと切れのパンをあげるっていうことは、A国へ行こうが、B国へ行こうが正しいんですよ。もしも正義の味方だったならば、最初いちばんにやらなくちゃいけないのは、飢える人を助けることじゃないかと思ったんです」
俳優・北村匠海さんが向き合う やなせたかしさんの戦争と正義 https://t.co/AoI48O0k99
— NHK科学文化部 (@nhk_kabun) May 2, 2025
正しさなんかにできはしないこと
この心は知っているんだ
There's no time to surrender
(降伏してる暇なんてない)
世界の中で、日本は自分達の国のことを声を大にして歌ったりすることが少ない国に感じます。歴史的、政治的な背景もあるのかもしれません。色んな人がいて、色んな考え方があります。誰の意思や考え方も排除したくありません。僕はだからこそ純粋に何の思想的な意味も、右も左もなく、この国のことを歌いたいと思いました。自分が生まれた国をちゃんと好きでいたいと思っています。好きと言える自分でいたいし、言える国であってほしいと思っています。

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