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☆そういち☆

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2014年02月05日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
福島第一原発4号機解体に向け、1000本を超す燃料棒の抜き取り作業が始まる。BBCが「並外れて繊細で危険な仕事」と評している作業だ。

 事故当時、4号機はたまたまメンテナンス中で燃料棒は格納状態にあったため、1~3号機のようなメルトダウンは免れた。その代わり燃料棒貯蔵プールには大量の瓦礫が落下しており、抜き取り作業をより困難なものにしている。

http://newsphere.jp/national/20131107-4/



 東京電力は19日、福島第1原発4号機の使用済み核燃料プールから燃料22体を取り出し、輸送容器「キャスク」に収納を終えたと発表した。プールには使用済み1331体、未使用202体の燃料が保管されているが、今回は未使用のみ収納されたという。

 東電は20日以降、輸送容器をプールから引き上げて除染し、トレーラーで共用プール建屋に運び込む。全ての燃料を取り出すには、2014年末までかかる見込み。30-40年を要する廃炉に向けた初めの一歩である。

【ほとんど前例のない作業、障害は燃料の損傷とがれき、そして地震】
 ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、燃料棒の取り出しは東電にとって、「国民の信頼を取り戻すチャンス」でもある、と報じている。原子炉工学の専門家による、大地震がなければ取り出し作業は円滑に進むだろう、という見通しも紹介した。

 ただし、壊れた原発から燃料を取り出す作業はほとんど前例がなく、危険がともなう。同紙は、燃料を入れている容器の損傷や、プール中のがれき片が作業の邪魔になる恐れがあると指摘した。さらに、地震対策が施されているとはいえ、想定以上の地震に襲われた場合、燃料や輸送容器が落下し壊れることも懸念されている。

http://newsphere.jp/national/20131119-4/






――収束作業の全体の状況を伺います。汚染水対策というのは、前に進むというより、後退を強いられているような事態では?

草野:そうですね、いわば負け戦です。

――そうすると、現場は必死という感じですか?

草野:いや、それが、現場は意外と必死ではないんです。まともに考えるともう目も当てられないですから、日々をたんたんと過ごすしかないわけです。

――溶融した核燃料の取り出し開始を前倒しにするという工程表の発表〔今年6月〕もありましたが。

草野:あれは工程表ではなくて、全くの希望ですから。工程表と呼べる代物ではありません。
 収束作業は、実質的には、まだ、始まってないという状況でしょう。
 燃料が溶けたり、再臨界したりしないように、冷やすしかないわけです。それ以外は何もできない状態です。だから、周りを片づけたり、環境を整える作業をしているしかないのです。 
 ところが、そうしていたら、汚染水が管理できなくなって、水で冷やすというやり方自体が、限界にきていしまったわけです。
 それから、溶けた核燃料を取り出すという話ですが、それ自体、ほとんど無理ではないでしょうか。鉛で固めてしまう方がまだいいのではないかと私は思っています。

――展望を描けるような状態ではないと。

草野:厳しいですね。深刻に考えていたら、やっていけないんで、与えられた仕事をこなすしかないですが。

――作業員の被ばくが問題です。

草野:そう、例えば、タンク一個をばらすのに一週間かかっていますね。急いでも。組み立てるときよりはるかに時間がかかっています。それはものすごく汚染しているからです。作業そのものが難しいのではなく、線量の問題があるわけです。
 他所から見ている人は、「汚染水、許せない」「早くやれ」と言いますが、実際にやっているのは、東電ではなくて、作業員なのです。


〔※中央操作室 原発を運転する中心部。中央制御室とも〕


――ホールボディカウンターの数値は?

草野:毎月、ホールボディカウンターを受けていますが、マックスでだいたい6,000cpm〔※〕です。事故前だったら、6,000なんて大変な騒ぎですね。事故前は800cpmぐらいでした。
 でも、今、6,000という数字が出ているからと言って、何にも問題にはなりません。東電さんがやっているのは、「自分らは、ちゃんとやっていますよ」といういわばパフォーマンスです。作業員の健康を守るため、ではなくてね。企業を守るため、ただそれだけでしょう。現場作業員は使い捨てですから。

 〔※〕〔cpm=カウント・パー・ミニット 1分あたりの放射線計測回数〕

http://fukushima20110311.blog.fc2.com/blog-entry-89.html


 一部海外メディアにおいて、「福島第一原子力発電所3号機で湯気が発生し、放射性物質が放出されて危機的な状況にある」、「12月31日に福島第一原子力発電所の地下において核爆発が2回発生した」との報道がされておりますが、そのような事実はなく、プラントの状況に変化はありません。

http://www.tepco.co.jp/news/2014/1233520_5918.html


 ロイターは、福島原発で汚染水貯蔵タンクの組み立てなどを行う作業員の雇用実態を告発した。記事は、過酷な現場に最後まで残ったある作業員の、内部告発闘争記に近い趣きを帯びている。

【違法派遣で粗製乱造されているタンク】
 取材された作業員は、求人が少なく賃金が低い沖縄で2012年7月に募集された17人のひとりで、福島原発での仕事、としか説明されなかったという。契約書もなかった。作業員らは、現場では大成建設の下請けであるテック社の指示を受けていたが、雇用主は沖縄の東建興業で、派遣業免許が無い上、違法な孫請けである。さらにテックも作業員らに対し、テックに直接雇用されているよう、調査に対して偽ることを指示していたという。

 小部屋に3~4人が放り込まれ、朝5時に朝食など、労働環境も劣悪であった。貯水タンク不足の焦りからか、作業は質よりスピードが優先で、作業員らも「粗末な仕事」と認めるものであった。タンク自体も、溶接ではなくボルト留めの簡素なものだったとのこと。雨や雪の天候下、金属には付かない充填剤でタンクの隙間を塞ぐような「何の意味もない」作業もあれば、説明なしに危険な作業をさせられることもあったという。沖縄からの17人は、最初の1ヶ月で5人が辞めた。

 http://newsphere.jp/national/20131119-4/


この所、福島原発関連の情報をずっと目を通す日々が続く。

メルトダウンした原子炉の廃炉は、可能か?

という点と。

日本は、果たしてこの危機を乗り切れるのか?

という2点。

この答えは、ニューズウイークの小出氏の見解通りかと思う。

「福島第一は廃炉にもできず、放射能を閉じ込めた「悲劇のモニュメント」として半永久的に残る──その可能性すら、政府や東電はまだ認めていない。」

http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2011/08/post-2228_2.php




自明の問題として、東京電力は、廃炉に関する、ノウハウも何もない。

電力供給会社に過ぎない。

そんな企業に原子炉の廃炉をやらせる日本という国家とは?

という疑問が浮かぶが、日本は、国家じゃないんだろうなあ・・・

制空権、制海権無き太平洋に赤紙一枚で日本中からかき集められた日本人兵士が、ボロボロの船で日本を出港、米潜水艦に撃沈され次々と海で死んでいった人々の正確な数は不明。

送ろうとした先の戦地フィリピンでは、40万を超す餓死者が出る。

戦争などと言えない状況を作り出した何かと同じかと思う。

2000万人を超すアジアの人々を殺害し、日本人兵士が、餓死や輸送途中で数多く死んだ史実。

補給無く多くの人が死んだ戦略のない過去の日本。

日本に足りない部分は、大和魂で補えという妄想論だけが蔓延る。

結果としての、神風特攻隊という自爆テロの連鎖による若き人々の大量死。

そんな過去を振り返ると、現在福島で使い捨てにされ続ける人々と重なる。



その福島の対策の現状は、以下の通り


動画解説 福島第一原子力発電所の状況について


http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/series/index-j.html


技術研究組合 国際廃炉研究開発機構 (略称:IRID〈アイリッド〉)


http://www.irid.or.jp/organization/index.html



終わりのない戦争とでも呼べば良いのか?

人間より兵器を大切にした日本軍。

人間より利益を大切にした日本。

果たして、10年後に日本は、あるのか?と・・・・

自身に問えば、運が良ければ・・・

としか言いようが無い。



最後に大きな現実を・・・




米ウッズホール研究所のケン・ブースラーは「放射能汚染水を止める方法は現実的にない」と英BBCで発言している。

 長年、世界の原子力政策に関わってきた大物専門家もこう言う。

 「IOCが東京でオリンピックをやると決めた以上、現状をしっかりと伝え、日本は国内と世界の人々の信頼を得られるよう尽力しないといけない。コントロールできていると首相が言ったのに、すぐに東電ができていないという。国際社会は何を信じればいいのか。しっかりと事実を伝えないと、日本政府は福島の影に覆われて最終的にはオリンピック開催を諦めるという選択に迫られる可能性だって出てくるかもしれない」

 さらに続けて言う。

 「安倍は世界の前で汚染水の影響は原発周辺に限定されていると断言した。海に流れてどう食物連鎖に入り込むのかも把握されない汚染水を、誰がどうコントロールできるのか。これほどの量が海に流れ出たことは前例がない。安倍の発言はとんでもない誤解を招くものだ。被害を把握できない驚くほどの無能ぶりを露呈しただけか、はたまた、あからさまに世界の認識を操作しようとする試みだったのか」

 こうした話は、海外でも引き続き大きく報じられていくことだろう。それが日本の原発事故対応にも緊張感をもたらすことになればよいのだが。


http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1310/18/news022_2.html

海外の核兵器保有国は、事態を正確に把握している。

最悪の事態を見据えつつ・・・

日本は、福島の問題をクリアー出来るか?と。



日本が、助かる道が、あるとしたら現状を正直に世界に発信すること。

諸外国の専門家の方が、日本人専門家より遥かに現実を直視している。

これは、政府の仕事だ。

そして、世界に助けを求めること。


これが、果たして日本政府に出来るのか?

と自問すれば・・・

難しいだろうなあ・・・

と。

暗澹とした思いに駆られる。


世界中の助けを借りたとしても福島原発の問題は、難し過ぎる問題だろうし・・・



などと愚考の連鎖が脳内で続く。






(-∧-)合掌・・・





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Last updated  2014年02月06日 00時08分52秒
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