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翌日は親戚と福島市の花見山へ。今回は電車とバスで移動です。体は多少痛いけれど、普通の生活には支障ない程度に復活。この日までは福島駅から直通バスが出ていた。最近、東京のテレビでも紹介されるようになった花見山。個人所有の山を無償で解放している。2週間前がピークだったということで、人は少なめだったけれど、ピークはものすごいらしい。数少ない咲いていた桜60分、45分、30分の3コースが設定されている。整備されているとはいえ、けっこう急なのでちゃんとしたスニーカーがおすすめ。山頂から福島駅の繁華街を眺める山頂では花びらがたくさんつもっていたこれで2日目は終了。翌日は東京へ。同じなので帰り道のブログは書かないけれど、帰りも二本松・東京世田谷間をすべて自転車で走りました。帰りは下りが多いし天気がよいので楽だと思ったけれど大間違い。2日前の疲労が残っているのと、全般的に向かい風で苦しみまくり。行きより1時間半以上かかってしまった。もう一回走るかって考えると微妙。晴れていて涼しい季節ならばトレーニングをかねて走っても良いけれど、片道だけで十分かな。それよりは那須や白河、宇都宮あたりを観光しながら2日程度で走ってみたい。気が向いたら投票お願いします→
2010.04.30
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昨年のお盆にチャレンジして失敗した福島県までのサイクリング(そのときのブログ)。いきなり300キロ近い距離も無茶だったけれど、一番の原因は真夏の暑さ。また裏道を選択したことで、GPSを持っていたにもかかわらず結構道に迷ってしまった。前回の教訓を元に、今年もチャレンジしてみました。ルートは以下の通り。基本的には国道4号をひたすら北上するルート。今回のルートだと約270キロだ。環八→笹目橋→北浦和→さいたま幸手線(65号)→さいたま春日部線(2号)→西宝珠春日部(320号)→新4号バイパス→国道4号→二本松前回使用したGPSはGarmin Edge 305だったけれど、今回はEdge 705を使用。wiggleで購入した英語版に、UUDの日本地図を導入したもの。UUDの地図は日本語正規版に付属のものより劣るけれど、英語版Edge 705の安さに負けてしまった。UUDの地図はいまいちなので、予算のある方は日本語版がおすすめ。当初は4時に出発する予定だったけれど、まだ暗かったのと眠かったので、6時に出発。スタートが出遅れたこともあり、休憩を最小限にする作戦。春日部を過ぎて、4号バイパスに合流。4号は大型が多くて怖いと聞いていたけれど、たしかにトレーラーや大型車に追い抜かれるときにはあまり良い気分はしない。路肩が広いところもあるけれど、一定しないしね。ということで、今回はおもに平行してもうけられている側道を走ることにした。この側道はほとんど車が通っていない。側道はずっとあるわけじゃないけれど、宇都宮の北までほぼ整備されている。4号バイパスに入ってからは絶好調。側道だから信号はあるけれど、東京に比べれば無いも同然だし、時速35キロ近くで巡航していた。ひょー気持ちいい! やっぱり新車は違うね。などと思っていたけれど、この絶好調は追い風によってもたらされていたことを帰りに知ることになるのだが(笑)。小山近辺 右側が本線で走っているところが側道。本線はオーバーパスがあり、信号がほとんど無い。鬼怒川橋この日の天気予報は東京は晴れ。だけれど、栃木や福島では午後から時々雨だった。宇都宮を過ぎて鬼怒川を渡ったあたりから小雨が降ってきた。しばらく我慢していたけれど、ひどくなってきたので栃木県の氏家で一回目の休憩を取ることにした。ここまで140キロ。結構雨がひどいずっととどまっているわけにはいかないので、雨よけのベストを着て出発。これからはいよいよ登り基調だ。とはいってもずっと登りというわけじゃなく、細かいアップダウンを繰り返し、どんどん上っていく。斜度としてはたいしたこと無いのだけれど、いつまで続くかわからないアップダウンは心的ダメージが大きい。それにしても寒い。富士チャレンジX並の寒さで手足の先の感覚がなくなってくる。一番寒いあたりは9度だった白河の手前の山を越えたあたりでようやく雨がやんできた。福島県の白河付近ではまだ桜が残っていた郡山の手前にある須賀川付近で2回目の休憩。ここまで200キロ以上走っているだけに腰や腕などあちこちが痛い。コンビニで済まそうとも考えたけれど、寒かったこともあり、すき家で牛丼を食べることにした。プハー、食べた食べた。ふたたび自転車に乗り出すと、一度休憩したため間接が固まって動きづらい。また、たくさん食べたわけじゃないのに、おなかが一杯で苦しい。コンビニで軽食にすればよかった。しまったー!アサヒビール福島工場ようやく二本松市ここまでノートラブルで来たのでほっとしていたら、あと3キロというところでパンク!タイヤとチューブをチェックしてパンクの原因となったものを調べたけれどよくわからず(パンクしたときには、その原因となった異物を探すのが定石です)。チューブ交換して出発すると、すぐにパンク。原因はタイヤに残っているのだ!とはいえ辺りは暗くなり始めだし、触っても原因が見つからない。残りのチューブは1本しかないので、失敗はできないってことで今度はタイヤも一緒に交換。修理が終わったときにはあたりは真っ暗になっていた。そしてやっと19時に到着。走行距離270キロ、走行時間13時間。最後の2回連続パンクがなければ30分以上早く到着できただけにもったいない。飲んだドリンクは寒かったこともありボトル4本分(約2リットル)。補給食はウイダーインゼリー2本、カロリーメイト1箱、ジャムパン、おにぎり、牛丼並。距離を考えると少なめか。ものすごい疲れるかと思ったけれど、それほどでもなかった。一番つらかったのは、精神的に疲れたこと。道に飽きたし、いつまで続くかわからないアップダウンはこたえた。そして体のあちこちが痛かったこと。やり遂げた感はあるけれど、観光もしないで一人で走るのは退屈なので、楽しめるのはせいぜい200キロまでか?帰りもあるんだよなあ。好きで走っているのだけれど憂鬱です(笑)。翌日自転車を見ると雨のせいでドロドロだった交換したタイヤをチェックすると、縫い針くらいの細さで長さ2ミリくらいのガラス片がタイヤに突き刺さっていた。これだと触ってもわかりづらいし、薄暗いなかだと見えない。予備タイヤを持っていてよかった。まとめ:・東北方面には信号が少なく道を迷わない国道4号がおすすめ。・4号は何カ所かでバイパスがあるが、道を急ぐならば信号の少ない バイパスおすすめ。ただし風景はいまいち。・安全のためには交通量が少ない側道がおすすめ。・急ぐならば休憩は少なめに。また長い休憩も禁物。・スペアタイヤ1本、スペアチューブ2本、パンク修理セット(パッチ) は必須。チェーンオイルも。・心拍系は必須。一人で走っていると、ついペースを落としてしまいがち なので、心拍系を見てペースをチェックすべし。気が向いたら投票お願いします→
2010.04.29
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いつものことだけれど、ブログの更新が遅くてすみません。今年の本格自転車イベント第一弾、富士スピードウェイで開催された「富士チャレンジX」に参加してきた。参加種目は7時間ソロ。つまり1人で7時間サーキットを走り、合計何キロ走ったかを争う種目だ。万全のコンディションで挑むため、今回は御殿場に前泊することにした。金曜日に会社が終わってから友人と車で出発。ホテル近くの焼き肉屋でディナー。前日に焼き肉を食べていいのかって疑問はあるんだけど、まあいいってことで(笑)。この時点では小雨。明日の天気予報は「晴れ。夕方から雨」だったので、7時までにやむことを願って就寝。6時前に起きると、まだ小雨が降っていた。天気予報のうそつき! そしてサーキットへ移動して準備をしていると、ようやく雨がやんできた。今回は到着が遅くて試走はスキップ。TT(タイムトライアル)系のレースがいくつかあり、10時から、いよいよ出場する7時間が開始だ。今回の参加者はソロが800名ほどで、チームが200組ほど。秋の富士チャレンジ200と比べると、半分くらいの参加者だ。正面スタンドスタート前だというのに、寒くてラーメン店は大繁盛今年のシーズンに合わせて、4日前に納車されたばかりの新車。まだ30キロしか乗っていません。Giant TCR Advanced SE 2010Fulcrum Racing Speed自転車好きで有名な鶴見辰吾さんのチームも来ていた。鶴見辰吾さんの自転車われわれもコースインスタート前のひとときそして10時になり一斉にスタート1コーナーの下りは60キロ以上出るのだけれど、タイヤが全然グリップしない。しまった! 空気圧のセッティングをミスってしまった。Vittriaのチューブラー"CORSA EVO CX II"を装着していたのだ けれど、今回はレース初デビュー。使い慣れないこともあって空気圧を上げすぎたのだ(11bar)。そんなこともあって、下りはゆっくり目に走っていた。ところが3周目の100Rの下りから上りに切り替わるあたりで、前が詰まったので軽くブレーキ。すると、いきなり後輪が右スリップしてスライディング状態。ひぇー! 今日の落車第一号はおれかー!などと思いながら、スローモーションのように風景が流れる。ほとんど絶望的ななか体勢を立て直そうとすると、左足のビンディングが外れ、右に逆ハンが切れて奇跡的なリカバリー。後ろから走ってきた人たちによく立ち直ったねと声をかけられた。実際のところ意識的に逆ハンを切ったのではなく、勝手に逆ハンが切れたというのが真実に近い。そして後続の人たちは、巻き込まれるんじゃないかと相当あせったはず。ごめんなさい。落車していたら、ケガをしただけでなく、納車されたばかりの自転車が壊れる可能性があったので本当に助かった。このままだと怖くて走ってられないので、何度かコース脇に止まって、空気を抜くことにした。そして1時間を過ぎたあたりから、雨が本降りになってきた。わたしは軽い防水機能がある厚手の冬用ジャージを着ていたので体は寒くなかったけれど、手袋と靴はびっしょり。寒さのあまり、手足の感覚が無くなってきた。まさかシューズカバーが必要な状況になるとは。薄手のジャージを着ている人たちはずいぶん寒かったみたいで、寒いー!と叫びながら走っていた。それにしても雨のレースは寒いだけでなく怖いのがつらい。こんな寒い雨の中、走っている連中は(自分も含めて)アホだよなと思いつつ、淡々と周回を重ねる。すると7時間から4時間に短縮するとのアナウンス。まさに天の声。ラッキー! 途中ピットインも考えたけれど、雨慣れしているし、意地でノーピット作戦敢行。その後トラブルもなく、なんとか完走。4時間で108キロくらい。もうちょっといい成績を目指したかったけれど、前半のトラブルや、今回の悪コンディションを考えれば仕方ないといったところか。正確なところはわからないけれど、1000人中最後まで走ったのは300人くらいだったらしい。終了後に片付けていると晴れてきた。まあこんなもんです。レース終了後にタイヤをみると、スリップのおかげで10センチくらいにわたってタイヤがえぐれ一部地肌が見えていた。200キロくらいしか走っていないのに1万円のチューブラーがおじゃん。もったいないけれど、落車しなかったことを考えると、よしとしよう。それにイギリスで買ったので6千円くらいだったしね。気が向いたら投票お願いします→
2010.04.24
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最近はブログをサボりすぎだし、家飲みワインを紹介していないので、たまには紹介。まあ昔のように、そこそこ良いワインを家で開けることが少なくなったってことと、現在はダイエット中で飲む量を相当減らしているってこともあるんですけどね。2008 Bourgogne Chardonnay Terroir d'Exception(Domaine du Chateau de Meursault)ブルゴーニュ シャルドネ テロワール・デクセプション(ドメーヌ・デュ・シャトー・ド・ムルソー)Bourgone, France - 白辛口3000円くらい(松澤屋)2009年12月購入Profile: 90年代中頃のビンテージは、ACブルでもかなりおいしかったシャトー・ド・ムルソー。その後あまり見かけなくなり、久しぶりに見かけたので買ってみました。 Impression: 若さぴちぴちだけれど、ACブルとしてはしっかりと骨格があり好印象。村名と言われれば、そう思ってしまう。あと半年、一年は寝かせれば、もっとよくなるはず。買って損はしないけれど、楽天での価格は4千円くらいしてしまうのが悩みどころ。シャトー・ド・ムルソーのワインを探す>楽天での取り扱い店舗はここくらい。 [2008]ブルゴーニュ・ブラン・テロワール・デクセプション/シャトー・ド・ムルソー白の作り手の赤は結構好きなので、安いし面白いかも。ドメーヌ・デュ・シャトー・ムルソー・ブルゴーニュ・ピノ・ノワール[2003]年・重厚ボトル・AOC...気が向いたら投票お願いします→
2010.04.19
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銀座某所でワイン会。NV Cremant de Bourgogne Brut(Les Bulles de Juliette(Juliette Chenu))クレマン・ド・ブルゴーニュ ブリュット(ジュリエット・シュニュ)Bourgogne, France - 白泡辛口ルイ・シュニュのネゴシアン部門が手がけるスパークリング。ルイ・シュニュ同様のハートマークをあしらったエチケットが印象的。クレマンとして中程度のボディと中程度の香り。特別の個性があるわけじゃなく、誰からも好かれるニュートラルな雰囲気。2千円台のスパークリングとしては好ましい味わい。この日は寒かったので中程度の評価だったけれど、もっと暑い日だったら、また違った評価になったかもしれない。ジュリエット・シュニュのクレマン・ド・ブルゴーニュを探す>ロゼもあります。クレマン・ド・ブルゴーニュ・ブリュット・ロゼ・“レ・ビュル・ド・ジュリエット”・ジュリエ...2006 Puntay Gewurztraminer(Erste & Neue Kellerei)プンタイ ゲヴュルツトラミネール(エステ&ノイ)Alto Adige, Italia - 白辛口生のマスカットをほうふつさせる香りと、ほどよい厚みを感じ、しなやかで上品な酒質。ミュスカ? ゲヴュルツ? どちらとも微妙に違うんだよなと思っていたら、アルト・アディジェのゲヴュルツ。そういえば先日アルト・アディジェのリースリングを飲んだっけ。味わいとしてはアルザスに近く、ほどよい厚みとアルコール感。またゲヴュルツとして芳香は抑えめで料理に合わせやすい。3千円台半ばとしてはかなりの力作でみんなの評価も高かった。エステ&ノイのワインを探す>2007 Gevrey-Chambertin Cuvee de Champs-Chenys(Joseph Roty)ジュヴレ・シャンベルタン キュヴェ・ド・シャン・シェニ(ジョセフ・ロティ)抜栓直後はタニックで樽の印象も強くデュガ系?などと思っていたけれど、時間がたつともに柔らかくなり、まだ少し早いとはいえ、最後には相当に好ましい味わいになっていた。みんなの評価も上々。長熟スタイルではないとはいえ、恐るべき07、恐るべきロティ。気になる味わいだったので07のロティを探したけれど、まだ日本にはあまり入っていないようだ。2007のジョセフ・ロティを探す>2000 La Muntada(Domaine Gauby)ラ・ムンタダ(ドメーヌ・ゴヴィ)Roussillon, France - 赤辛口VINEXPO2001ではブラインドテイスティングでルパンを破り、話題になったムンタダ。この2000年が火付け役。ずいぶん前に飲んだときには、それも納得のウルトラシルキーな酒質とパワーだと思っていた。このボトルは少し酸化のニュアンスがあって、ボトルコンディションが完全ではないとはいえ、想像とはまったく違う味わい。半ピノ化していて柔らか。強めのジュヴレの熟成したワインか、上品なコート・ロティのよう。コンディションのよいボトルを飲んでみたかった。ムンタダを探す>no photo1983 Nuits-Saint-Georges 1er Cru Les Roncieres(Jean Grivot)ニュイ・サン・ジョルジュ プルミエ・クリュ レ・ロンシエール(ジャン・グリヴォー)Bourgogne, France - 赤辛口ちょっとこちらはボトルコンディション不良。果実が残っていて飲める範囲ではあるけれど残念。山菜とホワイトアスパラのムースブーダン・ブラン 材料を聞いたけれど忘れました。たしか何かの魚。穴子など数種類の魚をロール状にした料理もう一品くらいあったような気がするけれど、締めのパスタ。気が向いたら投票お願いします→
2010.04.16
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今年は桜が咲いたのに寒い日が多い。おかげで、この週末までは桜が楽しめるようだ。この陽気に誘われて、地元の友人たちと急きょ花見をすることになった。高島屋で食べ物を調達して砧公園へ。ピークは越えて散り中頃。でも、まだ十分に楽しめる。木のスケールが大きいので桜吹雪がうつくしい。みんなビールや缶酎ハイで楽しむなか、1本だけワインを持って行った。2008 グレイス甲州(中央葡萄酒)昨年ワイナリー訪問したときに購入した1本。中央葡萄酒が作っている甲州のなかでは、もっともスタンダードなワインだけれども、比較テイスティングした結果、今飲むならばこれがおいしいと選んだもの。4ヶ月ぶりに飲んでみると「ザ・甲州」ともいうべき、まさにお手本のような甲州。柑橘系の酸でキリリと引き締まり、軽めでありながらも、ほどよいうまみが乗っている。さすがワイナリー直販の好コンディション&テイスティングして選んだだけある。これで2千円弱ならば十分合格。グレイス甲州を楽天で探す>中央葡萄酒 グレイス甲州 [2008]Grace Koshu気が向いたら投票お願いします→
2010.04.10
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タイトル行の内容だけで終わらせてしまうとtwitterなので、もう少し続けます。シャンボール村で作られるワイン(村名、一級、グランクリュを含む)に対する総称として「ミュジニー」と言う人が少なからず存在する。だけれども――少なくとも自分的には――「ミュジニー」といえば、グランクリュの「ミュジニー」のことだし、知人でそんなことを言う人はいない。総称ならば「シャンボール」だろう。だから面識のない人とのワイン会などで「ミュジニー持ってきた」とか「ミュジニー好きなんだよね」といわれるとドキッとしてしまう。本当にグランクリュ「ミュジニー」のことを指していれば問題ないけれど、そういうときに限って「シャンボール・ミュジニー」だったりする。このことは昔から思っていたことなのだけれど、今日タカムラさんから来ていたメルマガを読んで、あらためてブログに書こうと思った。詳しくはリンク先を見ていただくとして、メルマガの一部を紹介したい。メルマガでは評価を書いてくれた人のコメントとして紹介している。『ミュジニーゃん!』(XXXさん )────────────────楽天で見つけられるデジオイアさんのワインは、04と07。どちらも一般的には弱めのヴィンテージで、他の生産者のものでは、難しさが顕現されていると思っています。しかし、デジオイアさん!2千円でACブルを出して、さらに「ミュジニーゃん!」て感じさせてくれる。タイトル行を読んで「ミュジニー」なんてすごいと思い、最終行まで読み進めると結局ディジオイア・ロワイエのACブルゴーニュ。←のリンク先は最安値の別店舗です。なんだACブルかいっ!だけれど2千円のACブルがグランクリュミュジニーを感じさせてくれるかどうかは微妙なところだ(匹敵するじゃなくて、感じさせてくれるって表現がポイント)。用法が適切がどうかは別として、味覚は個人的なものだし、言葉遊びも含んでいるし、コメントを書いた人に悪意はないのでよしとしよう。このコメントを書いた人が、シャンボール・ミュジニー(村名、一級)を指しているのか、グランクリュ「ミュジニー」を指しているのかわからないしね。問題はショップの対応だ。元ネタは、このショップが書いたものじゃないとしても、販売ページで『ミュジニーゃん!』なんて赤文字で強調して何度も引用しているのを見ると悪意を感じてしまうのはわたしだけだろうか?さて、同様なことは「シャンベルタン」という言い方にもあてはまる。村名やプルミエクリュ、もしくは総称ならば「ジュヴレ」と言うべきだろう。悩ましいのはピュリニーとシャサーニュだ。どちらも「モンラッシェ」が付いているだけに、総称として「モンラッシェ」は使いやすいし、理解できないわけじゃない。とはいえ個人的に抵抗はあるんだけど。代替策として「モンラッシェ系」なんて言い方もあるのだけれど、なにか格好悪い。長くなってしまうけれど、総称として使うならば「ピュリニー・シャサーニュ」と言うべきなのだろうか。悩ましい。
2010.04.07
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昨年初めて訪問した八芳園の花見イベント。あまりのコストパフォーマンスの良さに感動して、今年も訪問してきました(昨年訪問時のブログ)。「春ボージョレーと夜桜ビッフェ」(\6500)2010年3月25日(木)~4月9日(金)食前酒は桜のリキュール入りスパークリング これを飲みながら庭を散策できます。とはいえ、ピュアなワイン好きにはリキュールを入れずに普通のスパークリングでOK。木によってはピークを越えているけれど、ライトアップマジックもあって、ちょうど見頃。八芳園の庭は何度訪問してもすばらしい。庭を散策してから早速スタート。今回の会場は庭園内にある白鳳館という和な雰囲気の豪華な建物。「春ボジョレー」の定義はよくわからないのだけれど、フランス食品振興会(SOPEXA)が後援していることもあって、ワインコンディションとコストパフォーマンスは抜群。ボジョレー飲み放題で、料理はビュッフェスタイル。左から2006 Beaujolais-Villages(???)2007 Saint-Amour(Joseph Drouhin)2007 Beaujolais-Villages(???)2007 Saint-Amour(Joseph Drouhin) 2番目と同じ200? Cote de Brouilly(???)昨年は15種類近くあったのだけれど、今回は4種類からスタート。あまりにも寂しいのでソムリエに聞いてみると、先週までは結構あったらしい。しまったー!「来年は桜とは関係なしに早めに来よう」と、みんなで誓うのだった。料理メニューは洋食と和食。昨年と比べるとグレードアップしているような気がする。ローストビーフはチケット制で一人一皿だけ。とはいえ、かなりたっぷりサーヴしてくれます。ワインが無くなったー!などと思っていると、今まで出ていなかった新顔が登場。結局全部で10種類くらい飲めました。画像には写っていないけれどビールも飲み放題。左から2008 Regnie(Domaine Rochette)2007 Beaujolais-Villages(???)2008 Beaujolais(Georges Duboeuf)2007 Beaujolais-Villages(Faiveley)2008 Beaujolais-Villages(Georges Duboeuf)クリュボジョレーの割合が少ないこともあって、突出したものはなかったけれど、いずれも好ましい味わい。とくに06,07は軽い熟成が入ってなめらか。いわゆるMCは少ないし、ボジョレーを毛嫌いしている人でも喜んで飲むのではないだろうか。デザートも充実していている。ホテルだけあっていずれもおいしい。食べ過ぎたー!ワインの種類が少なくて一時はあせったけれど、これだけきれいな庭を見て、これだけ飲んで食べて6500円は安すぎです。来年も来ようっと。気が向いたら投票お願いします→
2010.04.06
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この日は毎年恒例の花見ワイン会。多少メンバーが入れ替わりながらも10年以上続いています。少し肌寒かったけれど、ちょうど桜は見頃だし、時々青空が見える許容範囲の天気に恵まれた。先週の週末は極寒で5分咲以下が多数。4日(日)は寒いし曇りだったことを考えると、運に恵まれたと言うべきか。こんなピンポイントを切り抜けたのも日頃のおこないのせいか(笑)。場所はいつもの四谷。12時前に着くと、場所がほとんど空いてないではないか。げっ! この日に花見が集中したことも一因だけど、昔は穴場だったのに。それでも人数分の場所を確保しスタート。今回は8人参加で、1人ワイン2本と料理一品持ち寄りという形式。とはいえ、ほかのメンバーが来ない。わたしを含めて2人だけ。2人とも、鍋で温めるあたたかい料理担当のため、つまみがない! 仕方なく急きょ買い出しに行ってスタート。一時間過ぎたころから続々集まってきた。高いチーズ屋の熟成カマンベール生春巻きとカジキの薄衣焼き南蛮漬け、鱈のタプナード、肉巻きおにぎりトスカーナ風、牛の煮込みエスニックサラダ紀文のおでん わたしだけ既製品でサボっちゃいました。コンロを持ってきたってことで勘弁を。2品くらい料理の撮り忘れがあるみたいだけれど、持参者の方ごめんなさい。ワインは14,5本あったと思うのだけれど、写真の撮り忘れ。というか、あとでまとめて撮ろうと思っていたら、完全飲みモード&爆睡で泡の写真だけでした。金ピカなのはボッデガのプロセッコの限定ボトル。↓はノーマルボトル。 [NV] イル・ヴィーノ・デイ・ポエティ・プロセッコ・ブリュット /スパークリング/ ボッテガ ...右端に見えるのはアンリ・ボワイヨのクレマン。初めて見た。クレマン・ド・ブルゴーニュ・アンリ・ボワイヨ【あす楽対応_関東】【あす楽対応_甲信越】【あ...それで印象に残ったワインは、アルザスのリースリング(銘柄不詳)と、わたしが持って行ったコレ↓。2007 Chamboll-Musigny Les Maladieres(Henri Gros)シャンボール・ミュジニー レ・(アンリ・グロ)ややこしい名前だけれど、グロ一族とはまったく関係ないもよう。ふんわりと柔らかくキュート。07の下のクラスの特徴なのか、熟成させようなどと考えずに今飲んでおいしいスタイル。最安値店で約4千円なら合格でしょう。FWBUビオロジックで造られる超小規模生産者!ドメーヌ・アンリ・グロ限定入荷!シャンボール・...飲みまくってやる!と思っていたら、ひととおり飲んだあたりで知らぬ間に爆睡。気がついたら暗くなっていたし、小雨が降ってきた。そこでフラフラになりながら後片付けをして撤収。毎回長時間やっていることもあって、1人2本持ってきてもちょうどぴったりなのだけれど、今回はいつもより余ったようだ。駅へ向かうと酒豪の方々は2次会へ。恐るべし。わたしは2次会に行かずに帰ったのに翌日の午前中までダウン。今回は寝不足で挑んだのでいつもより飲めなかったし、また雨のせいで時間も短めだったけれど、来年はもっと満喫したい。皆さんありがとうございました。気が向いたら投票お願いします→
2010.04.03
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