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前回からの続き。いよいよ主役が登場。73年は、2000年5月にも開けたことがある。そのときはとても繊細なボトルだった。その後ワイン通の友人に聞いてみると、友人が飲んだ73年はかなりおいしかったとのこと。そのことを聞いていたので、その後エノテカで安く売り出されていたものを購入(約55,000円)。2005年当時でも安かった。ちなみにパーカーさんは「ワイン・オブ・ザ・ビンテージ。これは1970年代に作られたペトリュスの中で、 今すぐ飲めるものとしては最高の一品だ」といっている(PP87)。1973 Ch.Petrusシャトー・ペトリュスPomerol, France - 赤辛口コルクは途中で折れてしまったけれど、ぼろぼろになること無く、しっとりと弾力性があり上々の状態。期待が高まる。デカンタージュしてから、みんなにサーブ。香りをとってみると健全そう。そして口に含んでみると、予想通り健全で酸化のニュアンスも無い。とはいえ、じっくり味わってみると「あれっ!」。健全だけれど、シンプルでチャーミング。うーむ。方針転換して、ゆっくり飲むことに。このクラスのワインには似合わない「チャーミング」という言葉を使ってしまったけれど、時間と共に複雑さや奥行きが増していく。またポムロールらしい腐葉土っぽさも出てきてひと安心。満開のワインや大きなワインでは無いし、細身のワインではあるけれど、なめらかできれいに熟成し、タンニンは完全に溶け込み、丸い球体をなす。変な熟成のニュアンスも無く、約40年間という時代を過ぎてきたことを思うと感慨深い。別の表現をすると、子供のころはいたずらっ子だった、控えめで細身の健康的な老紳士といったところか。控えめだけれど奥深いところは、昨年の新年会で飲んだDRCの69リシュ(そのときのブログ)に似ている気もする。リシュのほうが偉大だったけどね。今回は6人で飲んだけれど、2,3人程度で飲んだら、もう少し印象は違うだろう。ペトリュスは82,89,90などのビッグビンテージも飲んでいるけれど、一番印象的だったのはなぜか72年。82,89,90は若すぎたってこともあるのだけどね(約10年前に飲んだ)。楽天には一店だけ在庫あり。約16万円なり。[送料無料] シャトー・ペトリュス [1973] ポムロール 【楽ギフ_包装選択】価格:157,500円(税込、送料込)和牛を使ったブッフ・ブルギニオン(牛肉のブルゴーニュ風赤ワイン煮)今回一番手間と素材をかけた料理。赤ワイン2本使用。それだけに納得の出来。グラタン・ドーフィノワ(ジャガイモとチーズのグラタン)次回へ続く。気が向いたら投票お願いします→
2012.01.31
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前回からの続き。今回の主役はペトリュスなので、イタリアのメルローと、同じポムロールのラ・コンセイヤントを用意してみました。2003 Poggio Ai Merli(Castellare di Castellina)ポッジォ・アイ・メルリ(カステラーレ・ディ・カステリーナ)Toscana, Italia - 赤辛口メルロー100%のトスカーナIGT。カステラーレでは「イ・ソーディ・ディ・サン・ニッコロ」と並ぶ高額ワイン。メルシャンの希望小売価格は13,000円。かなりしっかりとした色調。味わいも外観通りで、目が詰まって密度が高く、メルローらしいインキーさ。濃いめとはいっても、やり過ぎてはいない。香りは閉じ気味。まだ若々しく、飲みごろはずいぶん先。マッセトと比較するのも面白いかも。大きな違いは無いように感じる。いかんせん、このあとのワインと比べて圧倒的に若いので印象には残らなかった。とはいえ、残ったワインを翌日飲んでみると、少しこなれてポテンシャルの片鱗は味わえた。カステラーレのポッジオ・アイ・メルリを楽天で探す>40%OFF!!カステラーレ・ディ・カステリーナポッジオ・アイ・メルリ2003No.61139価格:7,770円(税込、送料別)1989 Ch.La Conseillanteシャトー・ラ・コンセイヤントPomerol, France - 赤辛口ポムロールのいぶし銀「ラ・コンセイヤント」。この89年は、90年や2000年などと共に評価の高いビンテージで、パーカーさんは97点をつけている。生産量が少ないことも相まって、このシャトーとしては高価格になっている。ガーネットの入った明るい色調。ポムロールを想像して飲んでみると、思わぬ軽やかさに驚く。ポムロールというよりはシュヴァル・ブランのエレガンスさ。メルロー80%、カベルネ・フラン20%というセパージュがそうさせるのか。それともテロワール? ボトル差?約20年前のワインとしては健全で酸化のニュアンスも無く、なめらかな液体。香りのボリュームは中程度。期待値が高いだけに、もう少し複雑さや厚み、香り高さなど、プラスアルファを求めてしまう。このボトルに関してはピークの末期に感じた。ラ・コンセイヤントの89を楽天で探す>シャトー・ラ・コンセイヤント [1989] 赤 750ml フランス ボルドー ポムロール 赤 ワイン...価格:45,500円(税込、送料別)沖縄長寿豚のロースと新ジャガの赤ワイン煮赤ワインにあう新ジャガ料理を探していて見つけたレシピで作成。汁が多すぎて、想像していたものと違うものになってしまったけれど、これはこれでおいしかった。次回へ続く。気が向いたら投票お願いします→
2012.01.30
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前回からの続き。2009 Ch.Carbonnieuxシャトー・カルボニューPessac-Leognan, Graves, Bordeaux, France - 白辛口個人的には、もっとも安定したボルドー・ブランらしいボルドーブランの一つ。昔は3千円くらいで買えたけれど、調べてみると現在は5千円くらいで、セカンドワインもリリースしている。好きでたまに飲んでました。一番好きなボルドーブランはフューザル。09と若いこともあるけれど、よいときと比べるとやや小ぶりか。少し猫のおしっこがあり、上品な樽のかかり方。若々しいので、あと数年寝かせてみたい。シャトー・カルボニューを楽天で探す>【ポイント5~9倍!エントリーで】(1/31 10:00~2/2 23:59まで)[2008] シャトー・カルボニュ...価格:4,170円(税込、送料別)2004 Riesling Singerriedel Smaragd(Franz Hirtzberger)リースリング シンガーリーデル スマラクト(フランツ・ヒルツベルガー)Wachau, Austria - 白辛口オーストリアを代表する生産者フランツ・ヒルツベルガーの最上級キュヴェ。ひとくち飲んだ瞬間、素晴らしいとわかる存在感。反論や誤解があるのを覚悟で言えば、アルザス・グラン・クリュが持つ存在感と、ドイツの一流生産者が生み出す繊細さの融合。13.5%というアルコール度からもわかるように、しっかりとしたボディがあるところはアルザスに似ているけれど、ミッドからアフターにかけては、また違う独特のミネラル感。余韻も長くて複雑。間違いなく偉大なワインの系譜。あと5年10年寝かせたら、どのようになるのか恐ろしい。オーストリアワインはなかなか手を出しづらいけれど、一度は飲んでみるべき銘柄。ペトリュスを別格とすれば、みんなの今日の一番人気。フランツ・ヒルツベルガーのワインを楽天で探す>この店は安い。ヒルツベルガーリースリング シンガーリーデル スマラクト [2006]価格:7,980円(税込、送料別)沖縄長寿豚のカスレしょっぱすぎて汁を一部捨てたり、鍋を焦がして鍋を移し替えたり、波乱があったにもかかわらず、奇跡の出来。うめー! そこいらのお店より断然おいしい。もう一度作って同じレベルに仕上がる自信は無いけれど、また作ってみよう!次回へ続く。気が向いたら投票お願いします→
2012.01.29
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毎年豪華ワインを開けている自宅新年会。何にするか迷った末、熟成したワインが飲みたいということでペトリュス73をセレクト。中心となる赤と泡はわたしが用意し、それ以外は1人1本持ち寄りという形式で開催しました。手前のコルクがペトリュスで、奥がラ・コンセイヤント。開けた三日後に写真を撮ったので、コルクがしぼんでしまったけれど、しっとり濡れて柔らかく、なかなかのコルクでした。NV Paul Dethune Cuvee Prestige Pincesse des Chunes Brut Grand Cruポール・デテュンヌ キュヴェ・プレステージ プランセス・デ・テュンヌ ブリュット・グランクリュChampagne, France - 泡白辛口エノテカのシャンパーニュテイスティングで印象的だった。ポール・デテュンヌのブラン・ド・ノワール。こちらは、そのときに購入したプレステージ。Ch50%, PN50%。アンボネにあり、またフラッグシップなので、かなりがっちりしたボディを想像したけれど、意外にもそこまででは無く、アンボネとして標準的。泡は細かく品位もあるけれど、全体的に若々しく、まだ要素が一体化していないような部分もある。あと数年寝かせたのを飲んでみたい。ポール・デテュンヌのワインを楽天で探す>ポール・デテュンヌブリュット キュヴェ・プレステージ・プリンセス・デ・テュンヌNV白[750ml]価格:7,770円(税込、送料別)ここからは友人が持ってきてくれたもの。2003 Colli Orientali del Friuli Sauvignon Sol(Ronco del Gnemiz)ソーヴィニョン・ソル(ロンコ・デル・ニェミツ)Friuli-Venezia Giulia, Italia - 白辛口フリウリのニェミツが作るソーヴィニョン・ブラン。名前に"Sol"が付くのは高級品。白い花をほうふつさせ、厚みがあり、ソーヴィニョン・ブランとは言いつつも、ロワールにあるようなハーブっぽさはだいぶ少なめ。猫のおしっこも無い。またローヌの白にありがちな、硬質さも感じる。2003年なのに若さ十分。ロンコ・デル・ニェミツのワインを楽天で探す>料理は、冬らしく煮込み料理を用意してみました。コック・オー・シャンパーニュ(霧島鶏のシャンパーニュ・クリーム煮)オリジナルレシピは、コック・オー・ヴァン・ジョーヌ。以前お店で食べたときは、ヴァン・ジョーヌの、ちょっと酸化したニュアンスがスパイスになってとてもおいしかった。今回はシャンパーニュの熱劣化ボトルがあったので、それを約1/2本使ってみました。アイデアは悪くなかったけれど、ちょっと煮込みすぎたか。せっかく地鶏を使ったのに、鶏肉が柔らかくなりすぎた。次回へ続く。気が向いたら投票お願いします→
2012.01.28
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2006 Nuits Saint Georges Les Hauts Pruliers(Bertrand Machard de Gramont)ニュイ・サン・ジョルジュ・レ・オー・プリュリエ(ベルトラン・マシャール・ド・グラモン)Bourgogne, France - 辛口赤Profile: ゴーディショなどの畑を持っていることで知られるマシャール・ド・グラモン。こちらのベルトランは、ニュイ・サン・ジョルジュのいくつかの畑を相続独立して、1986年に設立されたドメーヌ。 Impression: 若いニュイ・サン・ジョルジュ=固いという不安を抱きつつ開けてみると、予想とは裏腹にピュアで軽やかでチャーミング。テロワールなのか生産者なのかわからないけれど、ピュアできれいな酒質は好感が持て、大きいワインでは無いけれど、若い今でも飲みごろ。No.91128ベルトラン・マシャール・ド・グラモン ニュイ・サン・ジョルジュ・レ・オー・プリュ...価格:4,830円(税込、送料別)気が向いたら投票お願いします→
2012.01.23
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2009 シャルマンワイン北杜ルージュ無濾過(江井ケ嶋酒造(シャルマンワイン))北杜市, 山梨 - 赤辛口1,680円, 富士の国やまなし館, 2011年10月購入Profile: 清里のペンションでリストインされていて気になったシャルマンワイン。日本橋にある山梨県の物産館富士の国やまなし館に行ったとき売っていたので買ってみた。銀賞受賞ワイン。シャルマンワインは、山梨県といっても長野県にほど近い北杜市。近くにはサントリーの白州工場がある。清里が近いのでリストインしていたのを納得。 Impression: 銀賞を受賞しているだけあって、そつない仕上がり。ダイヤモンドやシャトー酒折ほどで無いにせよ、昔ながらのベリーAとは違う、安心できる味わい。気が向いたら投票お願いします→
2012.01.22
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2008 Governo di Castellare(Castellare di Castellina)ゴヴェルノ・ディ・カステラーレ(カステラーレ・ディ・カステリーナ)Toscana, Italia - 赤辛口Profile: ゴヴェルノ法という昔ながらの製法で作られたトスカーナIGT。サンジョヴェート 90% 、カナイオーロ 5% 、マルヴァジーア・ネラ 5%。ゴヴェルノ法とは:19世紀にフィレンツェで開発されたキャンティの伝統醸造法。収穫後一部のブドウをとっておいて乾燥させ、他のブドウはアルコール発酵させる。アルコール発酵の終わりごろに、乾燥させたブドウを圧搾してマストを加え再発酵させる。アルコール度が上がって早飲みタイプに仕上がる。 Impression: ほどよい力強さのあるミドルボディ。キャンティ(サンジョベーゼの割合が多い)と比べると、より黒系果実だけれど、自然派にも通じるシルキーな酒質が印象的。早飲みの製法といいつつも、あと数年は向上しそう。先日飲んだ同じ生産者のキャンティ・クラシコ・リゼルバよりは今飲んでおいしい。ゴヴェルノ ディ カステラーレ価格:2,205円(税込、送料別)気が向いたら投票お願いします→
2012.01.21
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2006 Marsannay Blanc Le Clos(Rene Bouvier)マルサネ・ブラン・ル・クロ(ルネ・ブーヴィエ)Bourgogne, France - 白辛口Profile: ジュヴレやマルサネで知られているルネ・ブーヴィエ。こちらはマルサネとしては珍しい白。一般的には4千円くらいのところ、インポーターの放出価格(約1500円)で売られていたので購入してみた。 Impression: 昔飲んだマルサネ赤が好印象だったので、ひょっとしてすごくおいしいかもと期待していると、よれているとまで言えないけれど、思ったより熟成が入っていて元気が無い。またニュイの白なので少々素っ気ない。もっとおいしいボトルもあると思うけれど、この状態だと2千円前後のワインと変わりない。ハッとするワインが飲みたいなあ。楽天で調べてみると、マルサネ赤白はほとんど売り切れ。ルネ・ブーヴィエのワインを探す>気が向いたら投票お願いします→
2012.01.20
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フランスで、さわやかめの安ウマ白として思い浮かぶガスコーニュ。ソーヴィニョン・ブランのようなハーブっぽいくせは無く、安いシャルドネのような平凡さもなく、安い味がしないのが魅力的。そのガスコーニュの雄「タリケ」のスタンダードアイテム。2010 Vin de Pays des Cotes de Gascogne UNI BLANC - Colombard(Domaine du Tariquet)ヴァン・ド・ペイ・デ・コート・ド・ガスコーニュ ユニ・ブラン - コロンバール(ドメーヌ・デュ・タリケ)Gascogne, France - 白辛口1,050円, 高島屋, 2012年1月購入Profile: ガスコーニュという産地に聞き慣れない人もいると思うけれど、ボルドーの北にあるアルマニャック(ブランデーの一種)と同じ地域。だからブドウ品種もアルマニャックと同じものが使われている。簡単に補足すると、シャンパーニュ地方おいて決められた製法で作られたスパークリングワインだけがシャンパーニュと名乗れるのと同様に、コニャックやアルマニャック地方において決められた製法で作られたブランデーだけが、コニャックやアルマニャックと名乗れる。 Impression: 全体的にさわやかな基調ではあるけれど、ミュスカデよりは厚みがあり、ソーヴィニョン・ブランのようなハーブっぽさはなく上品に仕上がる。ナチュラルなテイストで約1千円とは思えない味わい。このワイナリーは1千円くらいのものから2千円くらいのものまでいろいろ作っているけれど、どれもおいしいのはさすが。ドメーヌ・デュ・タリケのワインを探す> ドメーヌ・デュ・タリケ クラシック 2010【YDKG-t】価格:990円(税込、送料別)気が向いたら投票お願いします→
2012.01.19
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2006 Chianti Classico Riserva(Castellare di Castellina)キャンティ・クラシコ・リゼルヴァ(カステラーレ・ディ・カステリーナ)Toscana, Italia - 赤辛口Profile: キヤンティの名門カステラーレ・ディ・カステリーナ。数年前にトスカーナでワイナリーめぐりをしたときに、もっとも印象的だったワイナリーである。だけれど日本でのセールスは芳しくなく、たびたびインポーターが変わっている。一時期メルシャンが力を入れていたのだけれど結局撤退してしまった。 Impression: 大好きなカステリーナなので期待して開けてみると、うーむ、重心が低くて閉じている。ワイナリーで飲んだときの、高揚感を伴った味わいというか、上のグレードでも重い印象は無いのだけれど、このボトルはタニックで重心が低く直感的に「おいしい」と感じるものでは無い。このボトルに関していえば、3年から5年は待ちたいところ。今飲むならば西友のキャンティのほうがお勧め。カステラーレ・ディ・カステリーナのワインを探す>カステラーレ・ディ・カステリーナキャンティ・クラシコ・リゼルヴァ2006No.64352価格:3,780円(税込、送料別)イタリアトスカーナの赤ワインイタリアワイン カステラーレ・ディ・カステリーナ キャンティ・...価格:2,800円(税込、送料別)イ・ソーディ・サン・ニッコロはパーチェの内藤ソムリエもお勧めの銘柄。メルシャンの放出品なのか、だいぶ値引きされている。40%OFF!!カステラーレ・ディ・カステリーナイ・ソーディ・ディ・サン・ニッコロ2004No.61130価格:6,048円(税込、送料別)気が向いたら投票お願いします→
2012.01.18
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ブログではほとんど紹介していないけれど、たまに飲んでいるのが西友のASDAシリーズ。AllAboutの記事で知り、2009年に初めて飲んでから、気軽に飲むとき用としてたまに買っている。その中でもお気に入りなのがキャンティ・クラシコとガヴィ。リーズナブルなので気軽飲めるし、宅配ピザなどに合わせるにはもってこい。2007 Chianti Classico Riserva(ASDA Extra Special)キャンティ・クラシコ・リゼルヴァ(ASDAエクストラ・スペシャル)Toscana, Italia - 赤辛口1380円(セールで1200円), 西友, 2011年12月購入 Impression: これまで04、05を飲んできて、07は初めて。1本目は知人宅に持参したところ、例年と比べて凝縮感が無くてイマイチだと思った(だけれど酔っ払っているときなので自信なし)。それで期待せずに2本目を開けてみると、落ち着いた香りながらも、ミドルボディの体躯にうまみがつまっていて、しみじみとおいしい。予想以上の好印象。あと1,2年おいてもいいと思うけれど、若いときの飲みごろ。前に飲んだときの差は、ボトル差、環境差、人間差(酔っ払ってた)? この味わいだったらセールのときに1ケースくらい買っておけばよかった。それにしても、この価格は驚異的。イタリアのトスカーナ地方が生んだ、美しく芳香でエレガントな赤ワインアズダ ASDA エクストラ...価格:1,380円(税込、送料別)気が向いたら投票お願いします→
2012.01.17
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2009 Volnay(Verget)ヴォルネイ(ヴェルジェ)Bourgogne, France - 赤辛口2,950円, 大丸東京店, 2011年10月購入Profile: 大好きなこともあって、たびたび取り上げているヴェルジェ。2009からは赤もリリースしている。ちょうどセールで見かけたので買ってみた。 Impression: 開けたときの第一印象は「固い! 開けるのが早すぎた。しまったあ!」ガチガチというほどでは無いのだけれど、それでも硬質でタニックな酒質にあせり、窒素ガスを封入して、1週間ほど保存。再び開けてみると、硬質なスタイルは変わらないものの、少しは柔らかくなり、うまみも出てきた。タンニンは残り、若さあふれる味わいながらも、ポテンシャルはなかなかのもの。白同様シャープでクリーンな味わいは好感が持てる。いまは飲みごろじゃ無いけれど、3年後、5年後が楽しみなワイン。今後のために何本かストックしておこう。ヴェルジェのヴォルネイを探す>フリーランのみ使用したヴェルジェのニューリリース赤ワインヴォルネイ[2009]750ml (ヴェルジ...価格:3,124円(税込、送料別)気が向いたら投票お願いします→
2012.01.16
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ハッとするワインに出会えない今日このごろ。年末年始は、そこそこいいワインを開けたのに空振りだった。そんななか意外にもハッとしたのは、飲み慣れた(最近はあまり飲んでいないけれど)カレラのシャルドネだった。カレラがやまやのエクスクルーシブ(?)だった90年代には、カレラをよく飲んでいたことを思い出す。あの当時は今と違って上級キュベが入手困難だった。2009, 2010 Calera Chardonnay Central Coastカレラ セントラル・コースト シャルドネUSA - 白辛口Profile: クリスマスに七面鳥を焼いて、残ったガラを使ってポトフを作成。何か白ワインと思って、期待しないで開けたのが2009。2009のおいしさに驚いて開けたのが2010。 Impression: [2009]ひとくち飲んだ瞬間からハッとするうまみ。ほのかに甘い芳香がただよい、なめらかに変化した液体がとろりと柔らかく舌に絡みつく。分析的に飲んでしまうと、あきらかに酸は低い。だけれどお酒全体で見たとき、酸っぱいもの好きのわたしでさえ、アンバランスさを感じない不思議なまとまり。うめー。ブルゴーニュとは違うベクトルなのだけれど、また違う独自の魅力を築いている。この価格帯としては秀逸なワイン。[2010]2009に触発されて開けたワイン。こちらも上々だけれど、やはり若い。1年以上寝かせるべし。今回の2009年を飲んで思いだしたのが、10年くらい熟成したマウント・ハーラン・シャルドネ。タラバガニを食べるワイン会に持参したところ、強豪ワインがあったにもかかわらず、抜群のマリアージュを発揮。カレラ・シャルドネのエイジングポテンシャルを実感したことがある。カレラはピノ・ノワールのほうが人気だけれど、あらためて今までのカレラ経験を振り返ってみると、白のほうがわたしに合っているのかもしれない。隠れた名品だと思っているのはヴィオニエの甘口だし、熟成したピノ・ノワール単一畑はけっこう飲んでいるけれどあまりピンと来ないしね。カレラのセントラル・コースト シャルドネを探す>カレラ シャルドネセントラル・コースト[2009] ホワイト価格:2,079円(税込、送料別)【30%OFF】 カレラ ヴィオニエ ドゥー セントラルコースト[2010] 375ml Calera Viognier Do...価格:2,790円(税込、送料別)気が向いたら投票お願いします→
2012.01.15
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2008 ALOXE-CORTON(NICOLAS ROSSIGNOL)アロース・コルトン(ニコラ・ロシニョール)Bourgogne, France - 赤辛口Profile: こちらもセールアイテムで約3千円。てっきりジュヴレのロシニョール・トラペの関連銘柄だと思っていたら違った。調べてみると、ヴォルネイのドメーヌ「ロシニョール・ジャニアール 」を引き継いだ若手ドメーヌで、Decanter誌では最高の5つ星評価も受けているとのこと。また、どこまで本当か眉唾だけれど、インポーター資料には次のような記述があった。『ムルソー、ポマールのヴィニュロン(栽培家)3 人に、「ヴォルネー村で10年後のトップ ドメーヌは?」と質問したところ、3人とも ニコラ・ロシニョールと答えたそうです。さらに、彼が今の姿勢のままワイン造りを続ければ、ダンジェルヴィユを越えるワインを造るだろうと、付け加えたそうです。』それにしても、コルトン・グランクリュを飲むことはあっても、村名のアロース・コルトン赤やラドワ赤ってめったに飲まないよね。 Impression: コート・ド・ボーヌの赤で好きなのは、一番にヴォルネイ。セカンドグループは、ムルソーやシャサーニュ・モンラッシェ、サヴィニーなど(ジャドのクロ・デ・ズルジュルは別)。記憶が無いくらい久しぶりのアロース・コルトンはどんなものだろうと飲んでみると、野暮ったさは無く、少しこもっていながらも赤系果実。現時点では内向的で、タニックな部分もあるけれど、素直な酒質には好感が持てる。あと数年後に飲みたいワイン。インポーター資料を読んでいたら、本拠地のヴォルネイを飲みたくなってしまった。ニコラ・ロシニョールのワインを探す>ギフトにぴったり!【送料無料・紙箱込み・案内付き】ブルゴーニュ赤ワイン・5000円ギフト / フ...価格:5,250円(税込、送料込)ヴォルネイ[2005] ニコラ・ロシニョール 750ml価格:5,460円(税込、送料別)気が向いたら投票お願いします→
2012.01.14
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2008 Fixin(Domaine des Tilleuls(PHILIPPE LIVERA))フィサン(フィリップ・リヴェラ)Bourgogne, France - 赤辛口Profile: 値段のわりにおいしいワインが多いフィサン。セールで安かったから買っただけなのだけれど、RVFでも取り上げられたことがある、ジュヴレでは新進気鋭の若手生産者。 Impression: 松のような木っぽい香り。北の産地らしいしっかりした酸があり、中程度のボディ。現時点では可も無く不可も無く。今飲んで若すぎるということはないけれど、あと1、2年おいてみたい。フィリップ・リヴェラのワインを探す>ブルゴーニュ好き必見の旨安!フィリップ・リヴェラ ブルゴーニュ・ルージュ [2008]750ml価格:1,995円(税込、送料別)気が向いたら投票お願いします→
2012.01.13
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東京商工会議所が主催するカラーコーディネーターの2級に合格した。この手の試験を受けたのは、2006年に美術検定3級(旧アートナビゲーター)とフォトマスター検定1級を受けて以来。正直なところ、自己採点で合格を予測していたし、一生懸命勉強したわけではないので、すごくうれしいわけでは無いのだけれど、とりあえずほっとしている。事の発端は、NHK教育の「資格☆はばたく」でカラーコーディネーターが取り上げられていたこと。何か面白そうだったし、色彩感覚に自信があるわけじゃ無かったので、受験してみることにした。調べてみると3級の合格率は2/3くらい。2級だと1/3くらい。過半数が合格するような試験では簡単すぎると思い、2級を受けることにした。だけれど追い込まれないとやれない性格。1週間前の時点では問題集のやり残しがたくさんあったので、合格しないと思っていた。そこで最後の一週間は少しずつ問題集をこなし、前日は半徹夜。また試験は午後からだったので、午前中の早いうちから会場近くのファーストフード入り。そこでようやく問題集を終わらせ、残りの1,2時間程度で復習。感覚的には、ようやく間に合ったというところか。まったく見たことの無い問題にあせりながらも試験はなんとか終了。ギリギリいけるかと思っていたけれど、ユーキャンの解答速報で、たぶん大丈夫と確信(解答速報には少し間違いがある)。送られてきた通知には、親切にも点数が載っていた。75/100でギリギリ合格(合格ラインは70)。今回の感想は以下の通り。・2級までは公式テキストなしに過去問題集だけで合格できる。 だけれど、ちゃんとした知識を得るなら公式テキストを読むべき。・3級は問題数が少なくだいぶ簡単。・日常生活には3級のほうが役に立つかも。 2級と3級では重複していない部分があるので、ダブル受験がよかった?そうとう付け焼き刃的な勉強方法だったので、勉強した成果は微妙なのだけれど、・蛍光灯の色の種類・配色には理論があり、それをサポートするソフトウェア(フリーのものが多数)が存在すること。を知ったことが、とりあえずよかったことか。1級も受けたいけれど、1級は相当難しそうだから微妙。【送料無料】カラーコーディネーター検定試験2級問題集第2版(2007価格:2,100円(税込、送料別)気が向いたら投票お願いします→
2012.01.12
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先日のクロード・デュガのリベンジということで、デュガ・ピィを開けてみました(そのときのブログ)。1996 Gevrey-Chambertin V.V(Bernard Dugat-Py)ジュヴレ・シャンベルタン V.V(ベルナール・デュガ・ピィ)Bourgogne, France - 赤辛口9,980円, やまや, 2002年10月購入Profile: 10年くらい前にロオジエで飲んで印象的だったワイン。そのときはメリハリがあって、若いときのおいしさがあふれたワインだった。とても印象的だったので、その後ショップで見かけたものを2本購入。買ったものを開けてみると、ガチガチにクローズしていて、ロオジエのボトルとは別物だった。そしてこれが残りの1本。 Impression: エッジにはわずかにオレンジが入り熟成していることがうかがえる。香りをとると、ナッツっぽい熟成香。香りのボリュームは中くらい。味わいも香りと同等にこなれていて、ジュヴレらしいしっかりした酸とスパイシーさ。美しいスタイルとは違うけれど、「デュガ=真っ黒」ということはない。そして思っていたより熟成している。先日のデュガ99と比べると、こちらの方がおいしかったし、年末年始で飲んだワインでは一番おいしかった。だけれど「本質的に上か?」と聞かれると微妙。クロード・デュガは丸くはなっているけれど、まだ熟成香が出るに至っていない若さがあるのに対し、こちらはかなり熟成している。そしてこのボトルは、よい熟成を遂げたワインと比べて、少しよれているように感じるのだ。10年前の購入時でも、ロオジエで飲んだボトルとだいぶ違っていたことを考えると、その時点であまりよくないボトルだったのかもしれない。うーむ。デュガ・ピィはすごい値段になってますなあ。Gevrey-Chambertin Vieilles Vignes[1996]Bernard Dugat-Pyジュヴレイ・シャンベルタン ヴィエ...価格:27,090円(税込、送料別)ジュヴレ・シャンベルタン・レ・エヴォスレ[1996]デュガ・ピィ(赤ワイン)[S]価格:24,990円(税込、送料別)気が向いたら投票お願いします→
2012.01.10
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前回からの続き。次は、同じ浅草の今戸神社(福禄寿)へ。ここは招き猫発祥地であるだけでなく、沖田総司終焉の地でもある。実は一番驚いたのがこの神社。規模のわりにはとてもにぎわっていて、今回一番並んだのだ。どうやら縁結びで有名らしい。参拝客は女性グループとカップルが多数。そして縁結びの絵馬がどっさり。携帯の待ち受けにすると幸運に恵まれるという、ただし書きがあった招き猫。今戸神社をあとにして、亀戸の龍眼寺へ向かう。言問橋からの眺め完成してから、スカイツリーの真下を通ったのは初めて。亀戸の龍眼寺(りゅうげんじ)へ。このときすでに17時少し前。本堂は完全に閉まっていたけれど、布袋様にはギリギリ間に合った。門前仲町の富岡八幡宮へ。到着したときには、すでに暗い。本堂のとなりにある恵比寿様を拝みに行くと、すでに閉まっていた。でも、とりあえず拝むことにする。永代橋ようやく最終目的地の水天宮に到着。こちらは正門が閉まっていた。それでも夜7時までは裏門から入れるということでギリギリセーフ(?)。こちらが弁財天。もちろん扉は閉じていた。これで変則的な七福神めぐりは終了。午後から出発したのがいけなかった。あと1時間早ければ、間に合ったのに。とはいえ今まで行ったことがないところや、久しぶりのところも多く、充実感のある七福神めぐりになった。本日の走行距離は約50km。久しぶりに50km以上乗りました。気が向いたら投票お願いします→
2012.01.09
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おととしに初めて行って面白かった七福神めぐり。今年も行こうと思っていたけれど、行き遅れてしまった。調べてみると1月1日から7日までのところが多い。今回は、ご朱印をもらうことはあきらめ、「東京名物寺社・七福神ご利益めぐり」というバスツアーのルートを参考に、いろいろな地域の七福神を自転車でまわることにした。実際に訪問してわかったところだけれど、今回訪問したほとんどのところで、まだ七福神めぐりのご朱印を受け付けていた。がくっ。今回のルートは以下の通り。神楽坂の善国寺を起点に時計回りにまわった。・縁日の発祥の 善国寺(毘沙門天)・江戸下町を代表する 鷲神社(寿老人)・日本一の観光地 浅草寺(大黒天)・招き猫発祥 今戸神社(福禄寿)・スカイツリーが綺麗に見える 龍眼寺(布袋)・東京都最大の八幡神社 富岡八幡宮(恵比寿)・安産祈願の 水天宮(弁財天)神宮外苑まずは神楽坂の善国寺(毘沙門天)へ。神楽坂の商店街は相変わらずにぎわっている。こんどは電車で来てフレンチに寄りたい。続いて浅草の鷲神社(おとりさま)へ。酉の市で有名な神社だけに大きな熊手が飾ってある。ここは寿老人。続いて浅草寺(せんそうじ)へ。ちなみに地元の人たちは「せんそうじ」とは言わず、「かんのんさま」と言います。有名寺院だけあって、さすがの人出。大黒天は、本堂のとなりの影向堂(ようごうどう)にあるので注意。それも堂内の正面では無く、後ろにあるので要注意。あやうく見逃してしまうところだった。つづく。気が向いたら投票お願いします→
2012.01.08
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よみうりランドで開催されている「ジュエルミネーション」(3月11日まで開催)に行ってきた。世界的な照明デザイナーとして有名な石井幹子さんがプロデュースしているイルミネーションイベントだ。4時過ぎに到着すると、大人だけでなく、家族連れもたくさんいて盛況だった。入園料(ジュエルミネーションのみ):600円ナイトパス(上記に加えて夜のアトラクション乗り放題):1200円という価格設定のためだろうか。パレードパレードというとディズニーランドを想像してしまい、ものすごく小規模でびっくり。冷静に考えれば当たり前なのだけどね。期待を抱かずに見るべし。よみうりランドは、小高い丘の頂上付近に位置しているのでとても寒い。飲食の売店をチェックすると、ビールなどが堂々と売られている。寒くてビールなんか飲めないのだ!! 少なくとも夜の時間は、ホットワインやお汁粉など体が温まるものを飲みたい。一通り見終わったあとは、ちょうど開催されていたライブをブルブルと震えながら観覧(画像無し)。第一部が終わったところで撤収。実際に行ってみると、写真よりはきれいに感じた。また今まで見たイルミネーションと比較すると、スケールは大きいけれど、乗り物や通路のおかげで密度感は少し弱いといったところか。行こうと思うかたは、事前にWebでイベントをチェックするのと、十分な防寒装備をするのがお勧め。また日没直前の夕暮れもきれいなので、その時間に合わせて行きたい。すぐとなりに、よみうりランド丘の湯という日帰り温泉があったので入ってくればよかった。気が向いたら投票お願いします→
2012.01.07
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前回からの続き。自宅で飲んだワイン編の赤。画像左から。2007 Langhe Rosso Duevini(Fontanafredda)ランゲ・ロッソ デュエヴィーニ(フォンタナフレッダ)Piemonte, Italia - 赤辛口最近まで「フォンタナフレッダ=安いバローロ」というイメージだった。だけれど内藤ソムリエのパーチェに行ったとき、近年だいぶよくなっていることを知り気になっていたフォンタナフレッダ。ちょうどセールで見つけたので購入。ネッビオーロとバルベーラのブレンド。中庸というか、悪くは無いのだけれど、特に印象に残ることも無い。開けどきがいけなかったのか。このあとも閉じている症候群が続く。フォンタナフレッダのワインを探す>ドゥエ・ヴィーニ・ランゲ・ロッソ[2007] フォンタナフレッダ価格:1,980円(税込、送料別)2005 Marques de Murrieta Reserva(Marques de Murrieta)マルケス・デ・ムリエタ リゼルバ(マルケス・デ・ムリエタ)Rioja, Spain - 赤辛口ほかに高価なワインがあったにもかかわらず、エノテカの有料テイスティングで印象的だった一本。アメリカンオークの少し甘い香りと、ほどよく厚みのあるボディ。おいしくはあるけれど、あのときの開きまくっていて、妖艶な雰囲気もあった印象はどこへ? マルケス・デ・ムリエタ・レゼルヴァ[2005]価格:2,680円(税込、送料別)1999 Bourgogne Rouge(Maison Leroy)ブルゴーニュ・ルージュ(メゾン・ルロワ)Bourgogne, France - 赤辛口熟成香が出るまでには至っていないけど、コンディションはよく、ほどよい丸み。とはいえ、香りは閉じ気味で、とくに引きつけられる魅力は無い。ルロワのACブルは赤でも白でも、熟成させると化けるやつもあるんだけどなあ。前に飲んだ99はおいしかったのに。ルロワ・ブルゴーニュ・ルージュ[1999]価格:4,074円(税込、送料別)1999 Gevrey-Chambertin 1er Cru(Claude Dugat)ジュヴレ・シャンベルタン プルミエ・クリュ(クロード・デュガ)Bourgogne, France - 赤辛口ずいぶん前に買ったワイン。ビンテージ相応に丸くなっていて、コンディションも良好なのに香りが開いてこない。閉じているというよりも、開いていない。酒質に何が悪いという欠点は無いのだけれど、香りが閉じこもっているので引きつけられない。うーん。ひょっとして爆発しているかもという期待があったのに残念。同じワインは楽天に無いようだけれど、畑名付きだと、この価格。【クロード・デュガ】ジュヴレイ・シャンベルタン プルミエ・クリュ ラヴォー・サン・ジャッ...価格:33,600円(税込、送料込)今年はゆっくり自宅で飲む機会が少なく、デイセラーに移動しておいた飲む予定のワインには、あまり手つかずじまいで終わってしまった。うーむ。新年会でがんばるか?それにしても、年末年始で開けたワインは閉じているものが多かった。気が向いたら投票お願いします→
2012.01.05
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前回からの続き。こちらは自宅で飲んだワイン編の白。2008 LUNARIS甲州メトッド・トラディッショネル・ブリュット(マンズワイン)山梨, 日本 - 白泡辛口リュナリスシリーズの瓶内二次発酵。酔っ払っているときに戻り泡で開けたので記憶が乏しい。泡は細かめで、ボディの厚みはシャンパーニュほどでは無く日本らしいもの。とはいえリーズナブルな国産スパークリングよりは、あきらかに出来がいい。現時点での印象は価格並の味わい。リュナリス・甲州・メトッド・トラディショネル(シャンパン方式)・ブリュット・ヴィンテージ[20...価格:2,604円(税込、送料別)NV Gloria Ferrer Blanc de Noirsグロリア・フェラー ブラン・ド・ノワールCalifornia, USA - 白泡辛口日経プラスワンでNo1に輝いた銘柄。今まで数え切れないくらい飲んでいるので驚きは無いけれど、赤系果実で、キュートで、ほのかに甘く、中程度の厚みがあり、安心できる味わい。先日飲んだブノワ・ライエのブラン・ド・ノワールのような厚みがあるわけでは無いけれど、この価格帯では十分な品位と厚みがあり、サンライズのロゼなどとはまったくステージが違う出来。エクストラブリュット好きには勧めないけれど、前菜だけで無くケーキなどのデザートにも合いそう。2010 Trapiche Oak Cask Chardonnayトラピチェ・オーク・カスク シャルドネArgentina - 白辛口マンガ「ソムリエール」最新号では、アルゼンチンワインのことが取り上げられていた。それで、このワインがずいぶん前に堀さんのコラム(ソムリエ?)で取り上げられていたことを思い出して購入。メルシャンが扱っているわりには、昔ほど目立っていないトラピチェだけれど、厚みや樽の使い方は手慣れたもの。ブルゴーニュ好きがきちんと鑑賞してしまうと、異論が出るかもしれないけれど、樽が突出すること無くバランスのよい味わいは千円台のワインとしてはよく出来ている。まあ最近はユーロ安なのと、白はブルゴーニュ口なので、積極的に飲む理由は見つからないのだけどね。ちなみに、今までも堀賢一さんの書いている「ソムリエール」のコラムはWebで読めたけれど、ソムリエールの本編最新話もWebで読めるようになっていてびっくり。こちらで最新話が読めます。理由はビジネスジャンプが休刊になったためで、その結果「ソムリエール」はグランドジャンプWebに移動になったようだ。グランドジャンプの宣伝を兼ねているとはいえ、無料で配信するなんて太っ腹。【送料無料】ソムリエール(19)価格:540円(税込、送料別)2008 Pouilly-Fuisse Quintessence(Domaine Sangouard-Guyot)プイィ・フュイッセ カンテサンス(サングアール・ギュヨ)Bourgogne, France - 白辛口重量級ボトルに入っているプイィ・フュイッセ。おいしくはあるけれど価格相当かな(3千円くらい)。つづく。気が向いたら投票お願いします→
2012.01.04
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前回からの続き。引き続き自宅以外編。久しぶりのAu Bon Climat。2008 Au Bon Climat Los Alamos Vineyard Pinot Noir "Cuvee V"柔らかくてキュート。酸が優しく、わずかに甘みもあって飲みやすい。誰でも安心して勧められるピノ・ノワール。Pascal SimonuttiのNV On s'en bas les couilles Vin de Bagnole。今まで何度か飲んでいるのだけれど、ビオ系の香りが苦手だった。こちらのボトルもセメダイン臭というか、ツンとした刺激臭がある。大ぶりなグラスでゆっくり飲むと、温度の上昇と共に香りはやわらぎ、背面のピュアで優しい赤系果実が現れ、ようやくおいしくなってきた。ロット差がありそうなワインなので一概には言えないけど、今まで飲んだ経験だとマグナムのほうがくせが無くてお勧め。ピストルズをモチーフにしたラベル!オン・サン・バ・レ・クイーユパスカル シモニュッティ価格:2,625円(税込、送料別)★ル・ボン・クリマの有機ブドウ果ブレンド★【35%OFF】オー・ボン・クリマ・ロス・アラモス・...価格:2,730円(税込、送料別)シャトーヌフ・デュ・パプで有名なVieille Julienneの2005 Vin de Pays de la Principaute d'Orange。たしかカベルネ主体。以前飲んだときは、かなりおいしいと思ったのだけれどクローズ気味。シャトー・ヌフ・デュ・パプ[2005] ヴィエイユ・ジュリアンヌ価格:10,500円(税込、送料別)まだ続きます。気が向いたら投票お願いします→
2012.01.03
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年末年始になると、飲みまくってしまうのが毎年の習性。というか習慣。例年は自宅でたくさん飲んでいるのだけれど、今年は知人や親類など、非ワイン通の方々の家を訪問する機会が多く、自宅で落ち着いてワインを飲む機会が少なかった。そんなこともあって高額なワインは少なかったのだけれど、ワインをたくさん持っていったので、量的にはそこそこ飲みました。まずは自宅以外で飲んだワインの一部を紹介。親戚の家に行ったら、押し入れからLanson Noble Cuvee 1988が出てきてびっくり。色は濃くてマロンフレーバー。期待して飲んでみると、熱にやられて泡もかなり弱い。ギリギリ飲める範囲。聞いてみると、押し入れで10年熟成とのこと。それじゃ厳しい。もったいない。勝沼醸造の等々力2010は、キリリと引き締まり、石灰やおしろいのような白っぽい雰囲気。すしにはベストマリアージュ!ランソン・“ノーブル・キュヴェ”・ブリュット・ミレジム[1998]年・インターナショナル・ワイ...価格:9,429円(税込、送料別)等々力甲州 [2009]【勝沼醸造】価格:2,520円(税込、送料別)左から。先日も飲んだRocca di Frassinelloの2004 Le Sughere di Frassinello。このボトルも印象は変わらず。セールで買えたこともあり悪くない。そして懐かしいFetzer。昔は1500円くらいのFetzerがお気に入りで、よく飲んでいたことを思い出す。 こちらのReserve Merlot North Coast Limited Releaseは、だいぶ上のグレード。コンディションもよく、柔らかく熟成しているけれど微妙にクローズ気味。期待した驚きは無い。もっと期待していたんだけどなあ。つづく。気が向いたら投票お願いします→
2012.01.02
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あけましておめでとうございます。昨年はワインからは少し距離を置き、ダイエットとトレーニングに没頭した一年でした。今年がどのような年になるかわかりませんが、5月の佐渡ロングライド210までには、さらなるトレーニングと、もう少しダイエットしたいところです。とはいえ酒について学習能力が無いのは相変わらず。年末年始の連日の飲みで二日酔いになりまくりです。今年もよろしくお願いします。豪徳寺に行く途中で見つけた勝光院。世田谷城主だった世田谷吉良家の菩提寺。なかなか立派なお寺。豪徳寺意外とにぎわっていたのが世田谷八幡宮。豪徳寺よりも長い行列ができていたし、境内の出店もにぎやかだった。気が向いたら投票お願いします→
2012.01.01
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