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「すてき!」「すごいね!」「あの花火、クレーンで釣っているんだよ。ほらあそこ」「わー~、わー~、(言葉にならない感動)」 次々に打ち上げられる花火に感動しました。花火ってこんなに素敵だったっけ。 よかったです。 豊平川での花火大会。 豊平川の河川敷は人・人・人・・・・周りは,老若男女様々。 対岸に目を凝らすと、そこにももっとたくさんの人たち。 何と,息子の担任の先生にも会ってしまいました。 1時間に約3000発が打ち上げられたと朝日新聞には書かれていましたが、河原の風は心地よく,あっという間の1時間の花火ショウでした。『暑さ全開,大輪満開』 新聞の見だしですが,絶好の花火日和だったのではないでしょうか。「今年の元旦も,ホテルの花火を見ながらむかえたんだったね。」「洞爺湖の花火も見たけど今日のは、なかなかよかったね。」「でも、何と言っても,石狩新港で見た花火大会が,忘れられないよ。」「海のせいか、岸にもドカーンと響いたものね。」「年のせいもあるのかなあ。」「新鮮な感動がなくなってきたということ?」「小さかったときは,家で上げる花火にだって,どきどきわくわくしていたものね。」 家で花火をしなくなって何年になるだろう。 でも、わざわざ車に乗って花火を見に行く意欲があるんだもの、まだまだ感動する心は,持ち合わせているよ,イサムチャン。 イサムチャンは、ビール片手に花火をみて近くのホテルに泊まろうと計画していたのです。でも,講習中の息子の反対にあって、それができなかったから,ちょっと物足りなかったんじゃないかな。私が運転してあげるって言っても,心配なのだろうし。 来年は,地下鉄で行こうね。ビール飲めるように。それとも,もう来年は息子もホテルに泊まっておいでというようになるかも。
2004.07.31
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暑いよ! アチチですよ! 札幌も33度でした。 ヒートアイランド現象というのでしょうか。 毎年どんどん暑くなるとか、昨日の新聞に出ていました。 こんな異常気象が続いていたら『デイ・アフター・トゥモロー』のように氷河期になったりしちゃうんじゃないの。と心配です。 昨年は冷夏だったから、急には氷河期ということはないでしょうが。 昼食後,イサムチャンがお散歩に行くといいました。「え?こんなに暑いのに!」「だからこそ体を鍛えなきゃ。」「あ、そうだ、お米なくなっちゃったから,私はお買い物に行って来るね。」「お米か!それはちょっとしょえないなあ。」 私は,車に乗ってお買い物に。イサムチャンはお散歩に。 スーパーの中は冷房が効き過ぎていて寒いくらい。でも,気持ちよくお買い物をして戻ってきました。車も涼しいのですが,それでも大汗をかいて、シャワーを浴びました。 今日は,息子は友達と,私達は二人で花火大会を見に行く予定なので,早目に夕食の準備開始。イサムチャンはなかなか戻ってきません。どこかで倒れているんじゃないかと心配になった頃、♪ピンポーン♪「お帰りなさい。」迎えに出てびっくり。 大汗なんてもんじゃなく、上半身ずぶぬれのようなのです。 聞くといつもの散歩コースを回り更に歩いてきたとのこと。おまけに,建築中の裏の家の様子をじっくり眺めてきたというのです。タフですねえ。 シャワーを浴びて,夕食を食べ,今ソファで寝ています。息子はもう,行っちゃったけど,私達は、花火大会に行けるのでしょうか? イサムチャン起きてよ!、
2004.07.30
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暑いことは良いことだ。 早く暑くなっておくれ! ちょっと前までは,そんなことを思っていた私ですが、こんなに暑い日が続くとは・・・ 窓からの風は,そよそよと心地よく,さわやかなので,パソコンに向かったり本を読んだりするのには良いのですが、外に出る気になれません。 32度になるという予報は,あたっていたようです。 今日は,病院の日だったので、朝の仕事を済ませ,病院に行きました。朝・昼・夜・寝る前・夜中と五度飲んでいたお薬ですが、夜中のお薬は,目がさめなければ飲まなくてもよいことになりました。その他は,まだ続けなければいけないとのこと。主婦になりストレスもなくなってはいるけれど、心の風邪のお薬は急には止められないもののようです。 お薬が出るまで時間がかかるので図書館に行こうと外に出て、その暑さに驚き,すごすごと戻ってきました。帽子も日傘もない私には,耐えられない暑さだったのです。 お薬が出たのは40分後。 遅いのです。 車で図書館にいき、注文してあった本のうち五冊が届いていたので,ニコニコと受け取ってきました。イサムチャンの好みの本は、1冊あるのですが、喜んでくれるかなあ。 こんな日は,お散歩は夕方。 読書が1番です。
2004.07.29
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「映画に行こう。」 イサムチャンの突然の提案。 最近一緒に行動したくなさそうな息子も「レイトショウならいい。」 捜してみて,三人で行けそうなところはステラプレイスしかない。 『ハリーポッターとアズガバンの囚人』なら観てもいいという,私と息子。 最近、韓国映画に魅せられていて、『ブラザーフッド』が観たいイサムチャン。 同時にレイトショウでやっているところは、ステラプレイスの、シネマフロンティアだけなのです。 レイトショウなんて遅い時間なので 「明日も学校なのに大丈夫なの?」 心配する私に「お母さんこそ,お弁当しっかり作ってね。」と,言われてしまった。 イサムチャンと公園を散歩し,13000歩を超え汗ダラダラ。 札幌も午後三時頃はまだ蒸し暑く、いつもとは出る汗の量がけた違いだったのです。家に帰るなりお風呂に入りました。 息子が帰ってきたので、早目に出かけ,夕食をし、さて映画までちょっと時間がありました。親子別行動にしようと息子。「一人で大丈夫?」「お母さんを一人にしておく方がよっぽど心配だよ。」 イサムチャンと私は本屋さん。息子はビッグカメラ。 本当に子供の成長は早いものです。 さて,映画のほうは、『ハリーポッターとアズガバンの囚人』は監督が代わったせいか、今までと雰囲気が違いちょっとアレレ。今回は本の方が圧倒的に良かったような気がします。あの大作をこんなにコンパクトにするのですもの限界もありますね。前回までは,映画は映画,本は本でそれぞれ見所がありすごく良かったと思っていたのですが。 でも、ダニエル・ラドクリフ達の若者らしく成長してきている姿は素敵でした。いつか観なくちゃと気になっていたので観て良かったです。しかも,シアターで息子と映画を見られるのも、あと何本かと思うと・・・ 続いて,イサムチャンが、『ブラザーフッド』について書くそうです。 以前に韓国映画「シュリ」などを見たことがありますが、なんだか大変な勢いで韓国映画の内容及び映像技術が進んできたように思います。とはいっても昔の韓国映画を見たことがないので、周りからの意見を一応の参考に、あくまでの私の主観的な感想ですが・・・。 そんなわけで、私は『ブラザーフッド』を楽しみにして見たのですがやはりドーンと胸にくるものがありました。内容は、もう知ってのごとく、朝鮮戦争が勃発して、突然大変仲がよく、母親想いの兄弟が強制徴兵されます。そこで、兄はなんとか弟を除隊させるために危険な任務をかってでるのですが、そのためには今まで友達であった人の命まで平気で奪っていく。まさに「人間から鬼」になっていくわけです。この映画では、戦争の悲惨さ・残酷さ、兄弟愛、家族愛、そして朝鮮の統一という願いが描かれていると思います。 それはよくわかりました。ただ、一種の派手さはありますが、例えば「プライベート ライアン」のような重みや、映画を見終わった後の余韻(?)というもの少ないのです。 これは監督の描き方の違いでしょうか。それとも映画作りの積み重ねの違い(映画作りの歴史の違い?)でしょうか。 ただ、朝鮮戦争は「南」がしかけた戦争だ、といわれた時代にはおそらく製作することのできなかった映画だと思います。その点で、私が見ることを逃した「シルミド」(30年以上にわたり隠蔽されてきた実話の映画化)を是非ビデオ・DVDで見たいものと思っています。しかし、映画っておもしろいですネ。失礼、考えさせられますネ。
2004.07.28
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「さて,何着ていこうかな?」 昨夕は,息子の部活の保護者のご苦労様会。 久し振りにおしゃれをしましょうと思ったけれど、今夏は、「主婦になったから新しいのはいらない。」と、言ってイサムチャンの勧めを断り、服を買っていません。 昨年のでもまあいいか。 最近,おしゃれという生活をしていなかったので、 よさそうなのを出して試着してみました。「うーん,苦しい。」 どの服も,ウエストが苦しいのです。 おいしいお料理やさんだというのに,こんなに苦しくては何も食べられやしない。「体重そんなに増えたのかな。」恐る恐る体重計に乗ってみると、4月当初より4kgも増えていたのです。人間ドッグのときは、食事をとらないでいったからそれほど増えてもいなかったので、ぜんぜん心配していなかったのですが。 昨年はやせ過ぎだったから、まあいいやと思っても,服選びには困ってしまいました。結局1番ウエストが緩めの服にしました。これは,雰囲気が暗いとイサムチャンが好きじゃない服なのですが。 結論,1万歩歩くと、おなかがすいてしっかり食べる。それは健康には良いことなのだけれど、同時にウエストを引き締める運動もしなければいけない ことがわかりました。 主婦とはいってもおしゃれはしたいので、それなりに対策を取らなければいけないことを痛感しつつも、昨夕は「これおいしいわね。」「あら、まだでるの。」と、出されるお料理を次々食べ尽くしました。「これから2次会ね。」その頃には,ウエストがはちきれんばかり。「ごめんなさい、私しつれいするわ。」戦線離脱しました。 服を直すべきか,体を直すべきか??? 結論はわかっているのですが。
2004.07.27
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イサムチャンは,私の体のことをすごく気遣ってくれています。 機会があるごとに,外に連れ出そうと努力してくれています。 『藻岩犠牲者の碑』 ご存知の方はいらっしゃるでしょうか。 昨日は、藻岩山のふもとで、藻岩山を見上げるようにして建っている一つの碑のところまで、はじめて連れていってくれました。公園のようにきれいに芝がかられ花やむくげの木が植えられた川のそばの一角に、その像はひっそりとたたずんでいました。 札幌市民の飲料水として、水力発電として利用されている水は,藻岩ダムというところから地下の水路を通って藻岩発電所まで運ばれているのです。 1934年に着工した工事は、つるはしのような道具を使って土を掘り、もっこというわらを編んだようなものに棒を通して二人で前後に分かれて掘った土を運ぶという原始的なものだったそうです。 ですから,難工事のところも多く事故死者16名,虐殺者6名,死因不明者11名が,現在までのところわかっているそうです。 実際には、もっともっと多くの人が犠牲になっていると推定されるとのことです。 日本人だけではなく、韓国の人達がだまされて連れてこられ、犠牲になり、身元もわからないまま,無縁仏になっているということ、体が弱って働けなくなった人は土とともにうずめられたことetc 当たり前そうに飲んでいるけれど、多くの人々の犠牲の上にこの快適な生活があるのですね。市民であるからにはこうした事実を知っていなければ行けないなあ。と、つくづく思いました。 札幌では珍しい暑さのなかにいたためか、ショッキングなことを詳しく聞いたためか,私の声が出なくなってしまいました。 声が出ない、話せない、 熱があるわけでもないし、具合が悪いわけでもない、原因がわからなかったので,昨日はとても驚き家族も心配してくれました。 夕食後,たんとせきに効くお薬を飲みお風呂に入ってすぐに寝てしまいました。 今朝起きると少し声が出るようになってきたし,体も元気いっぱいです。昨日は,暑さの中で疲れたのでしょう。 毎日のゆったりとした生活で,心も体ものんびりムードになっていたようです。
2004.07.26
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♪指折り待ってた夏休み♪ 吉田拓郎の歌を思い出すのは,古い人になっちゃいますか。 北国の町も,今日から夏休み。 まぶしい日差しに,さわやかな風。 夏休みの第1日目には,最高の日和です。 先日,ラジオで「夏休みは三週間で良い」と,中教審の人が言っていると聞きました。 その理由の一つには、親もそんなに夏休みを取れないからというのが入っていました。 夏休み中ずっと親がくっついている必要はないんじゃない。 働きすぎの日本人と言われているのだから、それを返上して、親もバカンス(単なるお休みではなく)が少しは取れるような体制にする方が理に合っているんじゃないのかな・・・。 北海道は,冬休みが多いから25日間の夏休みだけれど、夏冬両方合わせると50日間。 本州は冬休みが短いのですよね。 先進国といわれている諸外国だってお休みは長いのです。 しかも,本州のあの暑さの中で学校に通って,学習に集中できるの? 子ども達は,夏休みが長すぎると思っているのでしょうか。 自分の幼い頃を思い出しても,決して長すぎるなんて思わなかったものです。 予定のない生活の心地よさ, 自分が描いていく1日、 誰かに,何かに強制されないところで生活することにより芽生えてくる自主性・新たな自分の発見・・・ 親子で夏休みの過ごし方を話し合って、学校生活とは違う体験をしていくことのほうが、三週間に減らしてしまうよりずっと有意義だと思うのですが。 もしも、有意義(あくまでも子供にとって)に過ごせない、親子で話し合えない・・・ことがあるとするならば、そちらの対策を考えることのほうが必要なのではないでしょうか。 もっとも、朝ご飯を食べたと思ったら「お昼は,何?」 お昼を食べたら「夜は何?」 と,聞かれるのには,閉口します。 分担を決めて、楽しく過ごせたら良いですね。 それは,結婚したてが肝心。 我が家は,イサムチャンの教育を間違えました。 とはいえ、暗いニュースのない楽しい夏休みを過ごしたいものですね。
2004.07.24
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我が家のガクアジサイのお花がようやく開き始めました。 他のおうちのアジサイは,もうとってもきれいに咲いているのですが。 八重桜もそれはきれいに咲いたのですが、我が家のはやはり随分遅かったのです。植物も育てる人に似るのでしょうか。 上の子がまだ小さかった頃、イサムチャンと二人で弘前の研究会に行ってきたことがあります。 その時に知った詩 何度も何度も口ずさみ、伝えてきた詩。 かたつむり 作りゅう・ゆい かたつむり おかしいな めだまがつのの上にある おかしくない おかしくない めだまが上ならよくみえる かたつむり おかしいな おうちをしょって歩いてる おかしくない おかしくない てきにあったらもぐりこめ かたつむり おかしいな おなかと足がおんなじだ おかしくない おかしくない おなかが足ならころばない かたつむり おかしいな 動かないのとおんなじだ のろくたって のろくたって とまらなきゃいいんだよ のんびりした息子だけではなく、せっかちな自分にも、周りの人々にも,かたつむりの個性(一人一人の個性)をそのままうけとめ理解することが大切・・・とつたえてきました。 今の時代なら「りゅう・ゆい」も更に付け加えたいのではないでしょうか。 とまってもいいんだよ。 もどったっていいんだよ。 新聞紙上を賑わす,小・中・高校生たちの様々な事件を読み、自分の個性を大切に、のろくたってつまづいたって,自分らしく生きて欲しい。それを見守ってあげることのできる社会でなければと思わずにはいられません。 ガクアジサイもゆっくり見守って楽しみます。
2004.07.23
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朝から家事を手早く済ませ、着ていくお洋服に悩み、質問することをメモして、お昼ご飯を早めに食べ、緊張して三者懇談に向かいました。 イサムチャンに「ただまっすぐ行けばいいんだもの。車で大丈夫だよ。」と、見栄を切ってしまった手前、地下鉄に乗るわけにも行かず、こんな長距離を一人で運転できるかなと内心どきどきしつつ早めに出発しました。 すると簡単簡単。本当にすいすい進んで予定の35分も前についてしまい,車の中で本を読んで待ちました。 こういうときは,椎名誠さんがお気楽。『くねくね文字の行方』 イサムチャンの本棚からお借りしてきたものです。 さてそろそろ時間。教室の前に行くけれど息子の姿はなし。 予定時刻10分前、きりりとした顔ですまして息子登場。学校ではこんな顔しているんだ。よしよし。(親ばかです。) 前の方が出てきて、先生に呼ばれ中に入りました。「今回の学校祭では,大活躍してくれましたよ。お陰様で三位になれましたから,嬉しかったですよ。」「そうなんですか。何かしたんでしょうか?」「お母さん,お聞きでなかったんですか。すごく頑張ってくれたんですよ。」「近寄るなといわれて来れなかったのです。」「じゃあ、今度写真見せますから。」 一体何をしたのかな、だから来ちゃだめといっていたんだ。帰りに聞かなきゃ。「本人の希望はここですね。とすると,昨年の資料によりますとここが合格ラインですね。。」「はい。」「みんなもこれから真剣になりますから,気を抜かないで、休み時間、放課後、電車の中のちょっとした時間も無駄なく使って勉強することですね。部活もないんですから夕食後も12時まではできますね。土・日の過ごし方,夏休みの過ごし方、しっかり計画を立てて頑張ってください。」「計画を立てるのは幼い頃から好きな子なのですが,実行が伴わなくて・・・」 すると、机の下から足が伸びてきてちょんとつつかれ,それ以上言えなくなってしまいました。 あっという間に予定の時間になり懇談終了。 帰りの車の中で、「休み時間も電車の中もちょっとした時間て簡単に言うけれど、友達といつ話すんだい。」 私に似てお喋りが大好きな息子,気持ちはわかる。「でも,きっとみんなそう言われて頑張り始めるんだから、今日から、頑張ってね。」・・・・無言。「ところで,学校祭のこと,先生すごく誉めてくれてたけれど,一体何したの。」「みんなと,おんなじこと。」「だったら,先生あんな言い方しないでしょ。」「宣伝をしたの。そういう役になっただけ。」 どんな宣伝をしたのか詳しく聞きたいところだけれど,ぐっと我慢。どうせ言ってはくれないでしょう。 先日の進学説明会では「受験は親子でするものと思ってください。」と、言われ,びっくり仰天。今はそんな時代なのですね。 過去問を見て、聞かれてもわからないと悟り、過ごしやすい環境を作ってやることしかできないけれど、ま,応援だけはしてあげましょう。 他の受験生をお持ちのご家庭ではどんな事してあげているのかなあ。教えて欲しいものです。
2004.07.22
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私も心の風邪で通院しているけれど、彼女はもっと重くしばらく入院していました。「退院して一人暮しを、はじめたの。」「じゃあ,遊びに行くね。」 学生時代の仲良しで暇そうな友を誘って早速遊びに行ってきました。 3人で会うのは本当に久し振り。 学生時代の4年間,同じ寮生活をした仲間。卒業後も1年に1度は何人かが集まっておしゃべりしていたもの。それが主婦になったり 転勤して遠くなったり となかなか会えなくなっていました。 それでも今日は、会うとすぐにちっとも変わらないお喋り。辛いことも何でも本音で語り合える楽しく充実した時間。 急には良くなる病気じゃないので,彼女は職場に復帰することをためらっていました。 さっさと辞めてしまった私と、結婚してすぐに辞めた友が言うのはちょっと説得力ないんだけれど,「でもね、心のどこかに続けたいなという気持ちがあったら、もう1度戻ってみたら。辞めるのはそれからでもいいんじゃない。」「周りの人に迷惑かけてしまうかもしれないし・・・」「大丈夫、お互い様って言うじゃない。堂々と迷惑かけなさい。それでも体に無理だったら辞めるといいの。」「そうだよ。ちょっとでも無理だと思ったら、すぐに辞めたほうがいいよ。今までが頑張り過ぎだったんだから。」 何と,そんな彼女が介護師の講習に通うという。 なにもしないで家にいるより,どこかで社会に関わっていたいという。本当にそうです。 すごい積極的。意欲が出てきているんだ素晴らしい。 少し安心して帰ってきました。遅かったけれど夕食の心配はなし。 今日は土用の丑の日、近所にある有名な活鰻屋さんに1週間も前に注文しておいてあったのです。 病を乗り越えようとしている友に会い,おいしいうな重を食べ、幸せな1日でした。
2004.07.21
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昨夕,イサムチャンに誘われてお散歩に行きました。 森林公園の中のお気に入りの道を通って、北海道開拓記念館に抜けようとしました。そこに記念碑があるのは知っていたけれど何の記念碑か、今まで読んだことはありませんでした。 『姉妹提携記念碑』「どことどこの姉妹提携かな。」「こっちの碑にカナダアルバータ州と北海道と書いてあるよ。」「昭和50年10月17日調印か。ここでしたんだ。」「知らなかったね。」 北海道の人はみんな知っていることなのかもしれません。忙しさに追われていた私達二人がたまたま知らなかったことなのでしょう。「すぐ教えてやろうよ。」 イサムチャンの弟さん夫婦は今、カナダのアルバータ州のピースリバーというところにいるのです。「そうか,姉妹提携か,何だか嬉しいね。」何がどう嬉しいのかは具体的に言えませんが,遠く離れていてもこういうところでつながっているんだとわかったことがうれしかったのです。 調べてみると,北海道の色々な市や町がカナダのアルバータ州の町と姉妹都市になっていました。でも,札幌市は残念ながら入っていません。 アメリカのポーランドやドイツのミュンヘン,中国のシェンエンロシアのノボシビルスクとは姉妹都市になっているのですが,カナダとは姉妹都市になっていないようなのです。どうして???と、思っててしまいました。 イサムチャンとの散歩は,いつもはもっと長いのですが、出発が遅く夕食のしたくもあるので早めに帰ってきました。それでも私の万歩計は15000歩を超えていました。 二人だと楽しく歩けるもののようです。妹は1人でほぼ毎日15000歩以上歩いています。えらいなあ!
2004.07.20
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海の日で祝日の今日,朝8:00から裏の家の基礎工事が開始されました。 日曜日の昨日は,何の動きもなかったので,きっとお休みだったのでしょう。でも今日は,祝日だけれども働いている人たち。 イサムチャンも家で職場の仕事をしているのですが、基本的に気分はお休みモード。同じ仕事をする・・・でもちょっと違う雰囲気です。 昨夜のNHKスペシャル「トラック列島三万キロ」追っかけ便 命を削る男たち 激変物流業界は、言葉を失うほどの過激さでした。 トラック業界の今、ドライバーたちは「ひどいときは3日で3・4時間の睡眠しかとれない。」信号待ちでも,ちょっと寝る。長時間アクセルを踏みつづけて足の感覚がなくなる。「10日は家に帰っていない。」そんな生活の中で命を削って働いているのです。 ここで言う「追っかけ」とは、韓流のヨン様たちの追っかけのことではなく、超特急便の長距離運転手のことと初めて知りました。 規制緩和の影で起きている過当競争で、運賃は下げられるにいいだけ下げられている。制限時速を守り,荷主の指定時間を守らなければならない。安全とスピードと、トラックドライバーたちは,自分の睡眠時間を削って荷物を運んでいるのです。「給料なんかいらん。ここで眠らせてくれ。そう思ったことは何度もありますよ。」 交通事故がいつ起きてもおかしくないと思ってしまいます。 それでも,会社は赤字だというのです。 「時間指定」 「産地直送」 当たり前のようになっている今日この頃です。「消費者達が悪いのかな。」 見終わった後,イサムチャンが言っていました。 どこかが,何かがおかしい。「景気回復」なんていうけれどその影で苦しんでいる人々がどれだけいることでしょう。 トラックドライバーの皆さんの誠実さあふれる表情に、心からのエールを送ります。
2004.07.19
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これは、映画館で観るべきだよ。 そうだよね。このての映画はスクリーンで観なくちゃね。 息子が観て,進めてくれていた「デイ・アフター・トゥモロー」 イサムチャンと2人で観てきました。「インディベンデンスデイ」のローランド・エメリッヒの監督。津波がニューヨークを襲うところ、次々と凍っていくところなどなど、すごい迫力で目が離せない。これはきっとCGなのでしょう。でも,それを感じさせない。 《地球温暖化による地球規模の大災害・氷河期・・・ だから人間は、自然にもっと謙虚になって。更には,国の枠にとらわれず助け合い、もっとたくましく生きていく力を・・・》 テーマは、こういうことなのでしょうか。 そこに,家族愛が描かれていて父と息子の,そして母との愛や信頼が心に残ります。同じ年頃の子供を持つ親としては、サム役のジェイク・ギレンホールが、素直でシャイで賢くて行動力があってとても可愛かったです。 残念なのは,日本の描かれ方。これは,変だよ。どこの町なの?いまどきこんなところ日本にはないんじゃないの、と思ってしまいました。
2004.07.18
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「これが、最後のイベントだから・・・」そう言い残して自転車で風の様に登校していった。今一つ決まらない髪形を気にしながら・・・ 息子の、学祭は、今日が最終日。 この2週間ほどは、全身が学祭モード。 家からもボンドや錐など、使用目的はわからないけれど持ち出したり、ペンキに汚れた学級Tシャツを、「明日までに洗って乾かしてね。」と、寝る前に急に言ったり、「床屋さんして。軽くでいいから。ついでに眉毛も整えてね。」夕食後、にわか床屋さんをしたり、準備が遅れているからと、始発の電車で登校したり、それに付き合わされて洗濯やらお弁当作りの時間を早めるやら、私の方もあわただしかった。 3度目の高校祭。 早いものだなあ。 1年目はイサムチャンと見に行った。 浴衣姿の女の子達に驚き、お祭り気分を満喫し、息子たちのお化け屋敷にも入った来た。 それが、いやだったのか、そういう年頃になったのか、2年生のときには「絶対来ないでね。」「保護者というものは、ちゃんと見なければ行けないんだ。」と、両者譲らず、結局は校舎の中には入らず周りを車で回ってきた。 今年は、もっと強硬に、「絶対きちゃだめだよ。3年生にもなって来る親なんていないんだから。」「そんなことないわよ、PTAの展示だってあるじゃない。」「お母さん、何も出してないから来る権利ないよ。」「最後だし、そんなに頑張っているんだもの、どんなことしているか見たいよ。」「いや、もう僕はそんな年じゃないんだ。」 妹尾河童の家庭の子育て方の本を読んだばかりで、そこには中学生になるとかなり自由にさせていたことが書いてあった。 イサムチャンは、まだ見に行くといっているけれど、また今年も学校の周りを回って終わりにしてあげてもいいんじゃないかと思う。親から離れたい時期というのもあると思うから。 さて、これが本当に最後のイベントになって欲しいもの。 そして、受験生として充実した日々を過ごしてくれるといいのですが。 「3年生になったら・・・」 「高体連が終わったら・・・」 「体育大会が終わったら・・・」 そしてこの「学校祭が終わったら・・・」 息子の言葉にその度に期待し、裏切られてきたけれど、今度こそは本気になって勉強してくれることでしょう!???
2004.07.17
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ご近所の方に「ガレージバザーをするの。お暇だったらいらして」と、誘われていたので行って来ました。 本当に、車1台分くらいのガレージで、近所の方が持ち寄ったものに適当にお値段をつけた簡単なものでした。みんなが主催者のようでもありお客さんのようでもあり、とても楽しそう。 手作りのパンや、おふろ用の炭などを選んでいると、「お昼にカレー作るから、食べに来て。」「そんな、何もしていないのに、ご迷惑ですよ。」「いいわよ、多い方が楽しいもの。」 ずうずうしいかな? でも、ご近所づきあいもしなくちゃ。 迷ったけれど、さくらんぼのお土産を持って勇気を出していってきました。 ガレージの屋根があったので日差しはなく、壁がないので風が心地よく、15人ほどの人たちでブルーシートの上でいただいたシーフードカレーは、1人で食べる昼食とは一味違い、とてもおいしかったです。 パチンコで100万円貯めて、60歳で車の免許を取った人のお話に大笑いし、退職したのにヘルパーさんの仕事を時々している人に感心し、元気をもらって帰ってきました。 まだ誰がどこの家の人なのかもわからないけれど、こうして少しずつ地域にも溶け込んでいけたらいいのですが。 でも、久し振りに大勢の人に会って疲れちゃってお昼寝をしてしまいました。
2004.07.16
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ペチュニアは、苗から買うもの。サフィニアや、クリーピアなどと一緒に大柄のお花のペチュニアを、今春も購入し次々とお花を咲かせ楽しませてもらっています。 その中に混じって、3代目のペチュニアが咲いているのです。 昨年の春、職場に少しでも潤いを・・・と持っていった1鉢のペチュニアです。秋までたっぷり咲いて、こぼれた種から苗が育ち、また冬に小ぶりの花を咲かせみんなを喜ばせてくれました。そして、退職するときには、そこに、新しい芽が出ていました。 家にもって帰ったものの、とても忙しい日々で、車庫の中に入れっぱなし。寒い日もあり、日もあたらず、気がついたときには、もう枯れかかっていました。 捨てようかなと思ったものの、何だか可哀想で、残っていたプランターに、1本ずつ間隔を取って植えて、庭においてみました。 5cmほどのひょろひょろだったのが、毎日水だけは欠かさずに続けていると、すくすくと生育を続け、今はこぼれんばかりに咲いています。 淡いピンクのお花だったのに、ショッキングピンクやサーモンピンクのお花も咲いています。しかも買った頃よりも大きなお花になっているのです。 手をかけるというのは、こういうことなのね。 たった1株のペチュニアが、3代目にはたくさんの株に増え、色も変わっていく。見るたびに猛烈に働いていた頃を思い出し、特別な愛おしさを感じさせてくれます。
2004.07.15
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「ウェブで、千冊書評達成」 朝日新聞の記事を読んで、「どんな本が読まれているのかな?」と、軽い気持ちで松岡正剛さんのホームページを開きました。 そして、「ウーン!すごすぎる!」 千冊目の『良寛全集』(上下)良寛と 999冊目の『オデュセイアー』ホメーロス その2冊分の書評を、読んだだけなのですが、深く広い視点からの分析、含蓄がある、中身が濃い、それなのに私にも理解できる言葉で書いてある・・・ これがホームページなの? 松岡正剛さんは、このホームページを書くにあたって、3つのルールを決めたそうです。・著者1人につき、取り上げるのは1作品のみ・同じ出版社や同じ分野を連続させない。・読んだことのある本だけでなく初めての本も入れる このルールを読んだだけでもその千冊の書評がどんなものなのか興味が沸きます。どんな作家を選んでいるのかも知りたくなります。それだけではない、深く広い分析がわかりやすく詳しく書かれているのですからたまりません。 2冊分の書評だけでも十分ボリュームがありました。良寛全集は読んだことがないけれど『オデェセイアー』は、若い頃読んで家のどこかにあるはずですが、両方とももう1度読みなおしたくてたまらなくなってしまいました。 4年5か月をかけてのゴールとのこと。 「素敵」「素晴らしい」のどれもあてはまりません。「すご~い!」私は、心からそう思いました。 本として出版される予定とのことですが、私は、毎日ホームページを開き、1冊づつ書評を読んでいく事を楽しみにしたいなあと思っています。 それでも、998日かかるのです。
2004.07.14
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♪札幌の青空は~と、歌い出したくなるほど久し振りの良い天気。 朝からお洗濯物をし、外の物干し竿にせっせと干した。こういう生活に憧れていたのです。働いているときには、もっぱら乾燥機だより。休日しか外に干せなかったのですから。 さて、今週はごみステーションのお当番です。17軒が、1週間ずつ交代でします。月・火・木・金の4回。働いているときには、これが悩みの種でした。周りはみんな専業主婦のいる家庭なので、こういうことは、とてもしっかりしているようでした。ところが、私は勤務を終えて大慌てで帰宅して、懐中電灯片手に掃除。雪の降った日なんかは、もうどうしようもなく、「ご近所の皆様、ごめんなさい。」と、心でわびていたものです。 こういう仕事を代わってしてくれるアルバイトを頼みたい・・・と真剣に思ったくらいです。 でも、今は違う。いつごみ収集車が来てもいいように、玄関に掃除グッツをそろえてスタンバイ。 昨日は、「燃えるごみ」の日でしたが、なかなか来ない。収集車が来たのは4:30過ぎていました。かけつけて見ると、塗れた後はあったけれど、ひとつもごみは落ちていませんでした。でも一応火バサミで落ち葉などを拾い、箒で掃き、ごみ袋に入れ満足しました。 今日は、「資源ごみ」の日。 収集車の音を気にしながら日記を書いています。まだ聞こえません。周りでお当番ができない人がいたら、積極的に手伝ってあげようと思っています。今は、まだ、そういう家はないみたいですが。
2004.07.13
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轟音と共に、裏の家が解体されていきます。 初めは、前面だったので我が家のほうからはよく見えませんでした。 それが、土曜日には、こちら側だけが残っているらしく、窓を通して、その奥の方の家並みがはっきりと見えました。 まるで、人形劇の舞台装置のようでおもしろく、何度も眺めていました。 日曜日は、お休みだったらしく、今日また再開されました。 大きなクレーンのようなショベルカーのようなもので実に簡単に解体が進み、もう2階は、完全になくなってしまいました。 壊されたところは、トラックで次々と運んでいきます。1軒の家が解体されるというのに、何だかとてもあっけなく感じてしまいます。 我が家が建ったときにはすでにあったので、16年以上は経っていたはずの家です。たくさんの思い出も染み込んでいるお家でしょう。造るときには何ヶ月もかかった家だと思います。でも。壊れるときにはこんなに早いんです。 どんなことでも同じなのでしょうか。年月をかけてきづきあげてきたものもこんなに簡単に壊れていくのでしょうか。 月曜日、家族が出かけ一人で家にいるので、少々ネガティブになっているのでしょうね。 長年心をこめて培って育ててきたものは、多少のことがあっても揺るがない強さを持つことでしょう。家の解体とは分けが違うに決まっていますね。 また、裏には、持ち主の希望を込めた新しい家が建つのですから、ザリガニの脱皮のように考えるといいのでしょう。そうすると成長していくということになります。 ザリガニの脱皮はとても大変ですが、そうしなければ成長していかれないのですから、苦しみを乗り越えてこその成長なのですから家の解体も、全神経を集中して見守っていきたいものです。 単なる好奇心ですね。 この後の、建築はどのように進んでいくのでしょう。 我が家は、2軒も建てたけれど、いつも仕事で忙しく、そんなにじっくり家を建てていく様子なんて見る事がなかったのです。今回は、新しい家ができる第1歩から眺めることができそうです。またとない機会かもしれません。文を書いていくうちに、気分も変わり新しい楽しみが出てきました。
2004.07.12
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「高見盛か、これが出てくるとお客さんみんな喜ぶんだよ。 パンパンと顔とかたたいてね、気合入るんだよ。 あんまり強くないけど、面白いんだわ。」「これは強い、どうやっても負けないなあ。 あんまり強すぎるから相手はいやだよね。 何回も、優勝しているんだよ。」と、朝青龍の説明。 昨日からイサムチャンのお父さんが来ています。普段は、寡黙なおじいちゃんですが、お相撲の時間は実に楽しそうに、一人一人解説をしてくれました。 91歳でちょっと耳の聞こえが悪いので、テレビの音はものすごく大きくしていますが、それにも負けないくらいの大きな声でにこにこ笑いながら教えてくれました。「夕食はなにがいい?」と、イサムチャンに相談すると、「カレーライスが好きだから、カレーにして。」「そんなのでいいかなあ。」「本人が好きなものが1番だよ。」「じゃあ、がんばるね。」 専業主婦になったのだし、ここは腕の見せ所。 お料理の本とにらめっこしながらグルメ風のルー作りに挑戦し、台所にはりつきでカレーを作りました。ところが試食してみると何だか複雑な味です。大丈夫かなあ?でも、もうどうしようもない。少し、ソースを足してみよう。ウーンますます変わっていく。 仕方がない。みんなは、意外に喜んでくれるかもしれない・・・ あきらめて、サラダや他のおかずを作りました。 お相撲が終わって、さて夕食。学祭の準備で忙しいという息子も帰ってきて「いただきます。」「いや、すごいご馳走だね。迷惑かけるね。」「ちっともだよ。それより味がちょっとね・・・心配なの。」「お母さん、これは変だよ。何か変わったもの入れなかった?」「あのネ、いつもの普通のカレーでよかったんだよ。頑張りすぎてもね。味見した?」 やはり、現実は、厳しかった。 デザートのすいかだけは、みんなが、「うん、これは、おいしい。」「いいの選んだね。」 と、誉めてくれた。すいかを誉められてもねえ。 夕食後は、おじいちゃん(そう呼んでいるのです。)の、お風呂。 ボイラーを代えてからいつも熱すぎるお湯加減をすごく慎重にして、「箱根の湯」にして、入ってもらいました。 イサムチャンは、背中を洗ってあげ、頭を洗ってあげていました。えらいえらい、優しい息子だね。 お皿を洗いながら、お風呂から聞こえる会話を聞いていました。 夜、ベッドで本を読みながら、イサムチャンがぽそっといいました。「おじいちゃん、確実に年取ってきているよ。背中洗いながら涙が出たよ。」「そう!」大きな声で話しながら涙流していたんだ。と思うと私も涙が出てしまいました。 91歳のおじいちゃん、甘えてもいいんだから長生きしてね。
2004.07.11
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「ありがとう。本当にあんたはえらいよ。」 イサムチャンは、椎名誠の大ファン。ですから、図書館から借りてきた本に椎名誠の本が入っていると、よだれを垂らさんばかりに喜んで誉めてくれます。 今までも新刊は必ずチェックするようにして買っていたのですが、捜してみるとまだ読んでいない本があるものなのです。特に、彼の物語系は、イサムチャンはあまり好みではないと言い、読んでいなかったものがありました。 「ぱいかじ南海作戦」が前回、今回は、「問題温泉」。両方とも取り寄せてもらったものです。 もちろん私も椎名誠の大ファンの一人です。職場の机に椎名誠の写真を飾っていて、「これだんなさん?」と、聞かれたことがあるくらい。大好きです。 イサムチャンと違って、ジャンルなんて問いません。「椎名誠」と書いてあるだけで写真集であろうが、私小説(これが1番好き)であろうが新聞記事であろうが、映画(これはもちろん)であろうが何でも読みたいのです。奥様の本も、お嬢様の本もただただ「椎名誠の・・・」というだけで買って読みました。 でも、すべてを読んではいなかったようです。 イサムチャンは、ベッドサイドのテーブルに椎名誠の本を積み上げていて、寝る前には必ずどれかを読んでいます。私は広く浅くで、1度読んだ本はもう読まないし、他にも好きな作家は多々いるので、イサムチャンの方が1枚上手のファンなのでしょう。 最近は、息子も読んでいます。教科書に載っているくらいですものね。また、どの本を読んでも心が温かく優しくなれる気がします。たまにテレビで見てもいい年の取り方をしているなあ。と、彼の顔に見とれています。 申し込めばお話を聞く機会も何度かあったのですが、直接会うことにはためらいがあり、パスしてしまいました。今更何を照れているのでしょうね。でもいいのです。 また、まだ読んでいない本を捜し、イサムチャンを喜ばせてあげたい。もちろん私の方が速く読んでしまうのでしょうが。
2004.07.10
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「やった!」PM5:00のこと、腰につけている万歩計を見ると『10503』を示していたのです。 長生きするためには、足腰を鍛えなくては。まずは1日1万歩あるくことが、ひそかな願いだったのです。 でも、今日までなかなか1万歩にならなかった。8000歩を超えて、良し良しもう少しと歩いて、さてそろそろかな、と、万歩計を見ると0になっていた、という悲しいこともありました。 「この万歩計、おかしいよ。」と、イサムチャンさんが言うので、昨日新しい万歩計を購入し、今日が初使用。早速結果を出してくれました。 図書館に行ったり、妹のおうちに行ったり、息子のメガネを受け取りに行ったり、色々と忙しく、ちゃんとした散歩はしていません。でも歩いたことは確か。 きっと、続けて1万歩歩かなければならないのでしょうが、私はダイエットが目標でないからいいのかなあ。 万歩計と一緒に顔をすっぽりと覆うサンバイザーも用意したので、今度は1万歩続けて歩くことを目標にします。妹は、1万5千歩も歩いているのです。少しは、見習わなくては。 更に更に、妹はおいしいパンやお菓子を焼いてくれました。パッチワークのポーチもピエロのブローチもくれました。このパワーはどこから沸いてくるのでしょうか。主婦業一筋に歩んできた彼女は主婦としては、わたくしの大先輩なのです。 めざせ!1万歩!
2004.07.09
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80歳のお母さんを、同窓会とお墓参りに連れてきてあげたとのことで、富山県富山市に住んでいるお友達が来ました。 チャーミングなお嬢さんも一緒。 そのお母様たちが同窓会をしているホテルで会いました。 高校1年生のときのたった1年間しか同じクラスではなかったのに、ずっとつながっていられることがとても嬉しく思います。 もう2人ともしっかりおば様なのに、会うと○○ちゃんと呼び合い、心も高校生の頃に戻ってしまうみたいです。富山県のおうちには、1度もお伺いしたことはないし、ご主人も知らないし、何年間に1度というくらいしかお会いできないのですが、携帯には登録しあい、メールもたまに交換しています。 便利な時代ですよね。それでも、やはり会ってお話するのが1番楽しいひとときです。共通の友人のこと、彼女の趣味のお菓子作りのこと。フランスまで行って修業してきたという本格派。今では、結婚式の引き出物からウェディングケーキまで全部やってしまうと言うのです。「100人くらいの規模なら1人でできるけれど、それ以上は応援頼むの。」「すごいねー!ケーキ屋さんじゃない。」 そのウェディングケーキや引き出物の写真を見せていただいてまたびっくり!本当に素敵なんです。 お部屋いっぱいに並べられた引き出物のお菓子は、可愛いピンクの箱に収められていました。だんな様は毎日どんどん増えていく甘いにおいに、「まいった!」と、いっていたそうです。 羨ましいなあ! 私が、せっせとアリさんのように働いていた間に、お友達たちはみんな、趣味の世界を広げ深めているようです。 私にも、お土産にお菓子をくれました。私は、何もないので妹が作ってくれたピエロのブローチをプレゼントしました。亡父のネクタイの生地も使ってある大切なブローチなのでちょっと迷ったのですが、妹がまた作ってくれると言うので。「ここね、お父さんのネクタイだったの。」「なつかしいわ。優しいお父さんだったよね。お母さんもすごく覚えているよ。よく遊びに行ったもの。妹さんしっかりしていたよね。今も、しっかりしているんだね。」 高校のすぐそばにあった我が家は、本当に色々な友達が来ていきました。父母は、誰でも歓迎してお菓子など出してくれるので、男の子も女の子も関係なく、HRの延長のように集まって話していたものです。私がいなくても遊びに来て母と話していた人もいました。今、我が家には男の子しか遊びにこないのはなぜなのだろう?息子がもてないからかな??? ピエロのブローチをとても喜んでくれて嬉しかったです。妹に感謝です。別れ間際に、妹の分までプレゼントをいただいてしまいました。 80歳のお母さんは、お化粧も自然で元気いっぱい。昨年大手術をしたというのですが、そんなふうにはちっとも見えませんでした。「お母さんお元気で幸せね。大切にしてあげてね。」 もう何もしてあげることのできない私には羨ましい母・娘・孫娘の3人でした。遠くにいても、友はいつまでも友。大切にしなくちゃ。
2004.07.08
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人間ドッグ、無事終了。成人病検診でさえ具合が悪くなって次の日もお休みしなければならないような弱虫だったので、1泊2日なんて持つかしら?と不安だったのですが、2日間の朝食抜きにもかかわらず、元気なのです。 「普段楽してるから、体力ついたんだよ」と、イサムチャン。 お仕事を辞めて3か月、本当に元気になりました。ありがとう。「ところで結果は?」「それがね、オールAだったの。お医者さんもどこも悪いところないですね。すごいですね。血圧脈波検査なんてこんなにいい数値ですよ。今までこんなにいい人いたかな。と感心されちゃったよ。みんな勇さんのおかげです。ありがとう。」「よし!優しさがわかったしょ。これからは、もっとつくしなさいよ。」「はい、がんばります。」「じゃあ水持ってきて。」「ついでにそこの薬持ってきて。」 この調子で、ますます甘えてきそうです。「お母さんがいないと、全部僕にさせているんだよ。ありがとよ、朝ご飯は作ってやるから・・なんて言って、それも何にもやらないから自分で用意していたら、お父さんの分も作ってってすごい甘えてるんだから。お母さんからしっかり注意しといてね。」と、息子が言うので イサムチャンに伝えると「本当にあいつは頼りになるやつだ。感心したよ。」だって。感心はしてもあんまり反省の色は見られなかったのですが。「とにかく、お母さんがいないと火の消えたように淋しかったよ。」 くくく、イサムチャンのこういう言葉にころりとだまされる私なのです。
2004.07.07
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イサムチャンは、相変わらず体調が悪く、昨日は早退してきて爆睡。相変わらず熱もなく、よく食べ、よく飲む。が、それ以外はお薬を飲んで寝てばかり。今朝の出勤時は、少し良くなったように見えたけれど大丈夫かなあと心配。 それなのに、私は今日から1泊2日の人間ドッグ。 息子は、「お母さんがいると、お父さんは甘えているんだから。本当は大丈夫だよ。僕にまかせておきな。」と、気楽に言っている。 ま、一応行ってこよう。 泊まるかどうかは、様子を聞いてて決めよう。 イサムチャンみたいに風邪だけはひきたくないので、しっかり着こんで出発します。 お天気も悪いし、気持ちもすっきりしないけれど、体は大丈夫でしょう!
2004.07.06
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読み始めたら最後まで一気に・・・ と、いうのが弱点。幼い頃からそうでした。 だからもう、ゆっくりと読むことのできる本しか読まないでおこうとは思うのですが、なかなかそうはいきません。イサムチャンの具合が悪くて外出できないこともあって、宮部みゆきの「あかんべえ」を昨夜遅くまで読んでしまいました。 宮部みゆきは、中毒のようなもの、新刊が出ると買わずにいられない作家の中の一人です。でも、息子も私が読むと、すぐに読むようになり、多感な少年にはまだちょっと読ませたくないなあというものもあることに気づきました。 この「あかんべえ」は、書店で手に取ったけれどおどろおどろしくて買わないでいた本です。今回は図書館から借りました。そして一気に読んでしまったのです。「こわいこわい」と思いながら。 最後は、めでたしめでたしなのですが、お化けの出てくるこの本はやはり背中の辺りがぞくぞくする怖さがあるのです。読後も何だかすっきりとはしません。夢中になって読んでいたのですが、きっと暗い顔で読んでいたのだろうと思います。 息子が読み始めないうちにすぐに返さなくちゃ。 宮部みゆきには、好きな本もいっぱいあります。念の為。
2004.07.05
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お誕生日が明日のイサムチャン。休日の今日、お祝いをすることにしていました。 でも、人間ドッグ以来体調の悪いイサムチャンです。鼻水も出て出てすごい。両方の鼻にティッシュを詰めている姿は笑えるんだけれど可哀想。熱もないし、食欲もある。ビールもワインもしっかり飲めるし、新聞も読んでいるのですが、それ以外はほとんど寝ています。 土曜日にはお医者さんに行って、「もしかしたら花粉症かもしれないって。」と、点滴までしてもらってきました。それで、少しは楽になったのかとも思うのですが、やはり寝てばかり。汗もかくのでお洗濯物もすごい量です。花粉症ってこんなに辛いものなのでしょうか。 お誕生祝いは、予定通りでいいと言うので、午後からせっせと準備しました。 初めて会ったのは21歳のイサムチャンでした。その時私は18歳。それから○○年。あの若かりし頃を思い出しながら心をこめて。と言ってもイサムチャンの好きなものは本マグロのお刺身なので、それを中心にして、あとはもっぱら子供が喜んでくれそうなものをせっせと作りました。 ケーキにろうそくをともして皆で「ハッピーバースデイ・・・」を歌い、楽しくお食事しビールもワインも飲んだイサムチャン。元気いっぱいな様子に、もう回復したのかな? と喜んで見ていたのですが、食べ終わるやいなや「もう寝る。お休み。」さっさと寝室に行って寝てしまいました。 大丈夫かなあ?
2004.07.04
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緑の子ガエル発見! 小さな小さなカエルでした。ミニトマトの葉の上にちょんと座っていました。朝の静けさの中で、生きとし生けるものに幸あれなどという優しい気持ちになっていたので、「頑張って大きくなって、ゲコゲコ鳴き声聞かせてね。」と、話しかけました。「はい、わかりました。」なんて答えはなかったけれど、おとなしく座って動きませんでした。我が家の庭には池などはないけれど、カエルは時々目にします。鳴き声が聞こえることもあります。 近くの豪邸には、池があってカエルがとてもいい声で合唱するのが初夏になると聞こえてきます。イサムチャンはその鳴き声が大好きなのです。故郷を思い出すのでしょうか。 平日の朝は、イサムチャンを見送り、庭で水遣りをして枯れそうなお花を摘むのが、毎日の日課なのですが、昨日の新聞にガーディニングの記事が載っていて、「花と対話して水をやるように。・・・水遣り三年と言うくらい水遣りは難しい・・・」と、書いてあったのです。 雨の日は、もちろん水遣りはしなかったけれど、毎朝水遣りをしていた私は、深く考えさせられました。というと大げさですね。 花との対話は、「きれいに咲いてくれてありがとう。」「あじさいさん、お花の芽が少ないですね。せんていということをしないとだめなのですね。ごめんね。」などと、独り言をいつも言っているのでテレパシーで伝わっていると思うのだけれど、水遣りのタイミングというのは、そんなに難しく考えていなかったのです。ま、昨年までは、暇なときだけしかできなかった水遣りだったのですから、それを考えると今のところは我流でいいでしょう。お花さん、木々の皆さん三年間、修業しますから楽しみにしていてくださいね。
2004.07.03
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イサムチャンが、1泊2日の人間ドッグから帰ってきました。 何と,すっかり疲れた様子で,鼻声になっているのです。「電話では,バッチリだと言ってたでしょう。どうしたの?」「検査はばっちりで、ほとんどAだったよ。腎臓の何かがBだったけれど心配することないって。」「まずは、おめでとう。それなのにどうしちゃったの?」「夕食を食べに食堂に行ったら,皆ビール飲んでて、つられて飲んでしまって変な寝方しちゃって、風邪引いちゃった。」 人間ドッグに行って風邪ひいて帰ってくるなんて、おかしい人です。「1日目に全部検査終わって、2日目なんて結果聞くだけなんだよ。」「えー、私来週なんだけれどそんなのいやだ。泊まらないで帰ってきてもいいのかな。」「電話してみたら?」と、言うことで電話で交渉したけれど、外出は自由ですが料金は変わりませんとのこと。 それなら1人で泊まってみるのもいいかな。1人だけで、ホテルに泊まったことなんてあまりないし・・・もう近くのおしゃれなレストランもチェックしてあるし・・・朝の公園散歩も楽しそうだし・・・ でも、息子のお弁当を作ってあげられないのが可哀想かな。 病院には、何度も入院しているけれど人間ドッグは、ちょっと違う気がして楽しみなところもあり、悩んでしまいます。
2004.07.02
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千の風になって 私のお墓の前で 泣かないでください そこに 私は いません 眠ってなんかいません 千の風に 千の風になって あの大きな空を 吹き渡っています 秋には ひかりになって 畑にふりそそぐ 冬には ダイヤのように きらめく雪になる 朝は 鳥になって あなたを目覚めさせる 夜は 星になって あなたを見守る 私のお墓の前で 泣かないでください そこに私はいません 死んでなんかいません 千の風に 千の風になって あの大きな空を 吹きわたっています。 千の風に 千の風になって あの大きな空を 吹きわたっています あの大きな空を 吹きわたっています 先日のコンサートで聴いてすっかり好きになってしまった歌です。新井満さんの歌で,「その歌がいかにして生まれたのか」など、これもまた感動的なお話がもホームページに書かれていました。 CDも絵本も出ていてさらには、映画にもなるということなのです。 友人からは,素敵な水彩画にこの詩を書いて送ってもらいました。いいな,歌のイメージにぴったりの絵がすらすらと描けるなんて。うらやましい才能です。 私の父母も,イサムチャンのお母さんも亡くなった大好きな先生たちも友人もみんな、千の風になって私たちを見守ってくれていると思えるのです。 イサムチャンは,私がこのようなことを言うととてもいやがります。ですからこの歌のことを話しても,聞いてくれませんでした。 ですから、イサムチャンがいつか,このホームページを読んでくれるといいなと期待して書いています。 イサムチャン,忙しいのはわかるけれど,たまには読んでちょうだいね。
2004.07.01
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