NZ経済に関する情報は国内でほぼ見受けられません。NZと米中豪各国との二国間関係に至っては、情報が皆無と言ってもいいぐらいです。そもそも、昨年就任したイングリッシュ首相という名前からして、どこの国の誰なんだかよくわかりません。
よって、NZDの取引はRBNZ政策金利発表時だけにしています。
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週足チャートは上昇チャネルを形成しています。上昇チャネルを表す青線は各線間3円となっており、以前の下降チャネルに平行線を引いた赤線は各線間2.5円です。今週、上昇チャネルを通る場合には76.5-79.5円に達し、下降チャネルを通る場合は75.0-77.5円に達します。
SMA(21日)線は上昇転換したものの、SMA(1日)がSMA(5日)を下回り、RSI(14日)も70%に達せず5週ぶりの減少に転じました。SMA(1日)は先週末終値77.7円から、77.2円のSMA(21日)の下抜けを試します。
RBNZは5月11日に政策金利発表で、過去最低の1.75%に相当な期間維持する方針を示しました。ウィーラー総裁は会見で「中立スタンスの維持は、インフレ圧力が欠如していることが理由」と説明しています。
下図に、始値基準週足と日NZ金利差と日NZ株価比差の関係を示します。
【4-6-1. 政策決定指標】
市場予想がほぼ的中し、且つ、それにも関わらず反応が大きい政策金利にだけ注目しておけば十分です。
RBNZ政策金利の発表では市場予想がほぼ的中します。そして、他の中銀の政策金利発表時と比較して、「現状維持」のときに発表後の反応が一方向に続く傾向があります。反応方向を確認してから追いかけてポジションが取ってもpipsが稼ぎやすい、という特徴があります。
5月RBNZ政策金利発表時の声明における現状及び見通しについて、
- 為替について、最近のNZD下落は好ましく、その基調維持が成長見通し改善に繋がること
- 物価について、変動の激しいガソリンや食品等の一時的要因で1-3月期CPIに前年比+2.2%に達したものの(中銀見通しは+1.5%)、中期的には1-3%の中間値となると見なしていること
- 住宅価格の上昇ペースは鈍化、賃金上昇加速も見られないこと
- よって、経済が想定通りに推移すれば、予見可能な将来にわたって政策金利を変更する必要はない
でした。
どう読んみてもNZDを買う理由にはなりません。
(1) RBNZ政策金利 (2017年5月11日発表結果検証済)
以上
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