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2017年06月20日
NZ金融政策発表前後のNZDJPY反応分析(2017年6月22日06:00公表結果検証済)
以下、「?T.調査・分析」を事前投稿し、「?U.結果・検証」を事後投稿しています。ブログの日付は事前投稿日となっています。指標発表後に事後投稿し、その日時は「?U.結果・検証」のタイトル行付近に記載しています。
2017年6月22日06:00にNZ金融政策「RBNZ政策金利」が発表されます。
本指標の要点は下表に整理しておきました。今回の市場予想は現状維持です。
本指標は全体的に大きく反応し、「市場予想通り現状維持」でも大きく反応します。
直後1分足と直後11分足の始値基準ローソク足を示しておきます。
注目すべき点は、反応性分析の結果です。
直後11分足は、直後1分足との方向一致率が91%です。方向一致時に直後1分足と直後11分足を比較して、跳値同士で反応が伸びたことは95%です。終値同士で反応が伸びたことは57%です。
つまり、確率的には反応方向が確認でき次第、追撃ポジションを取得して直後11分足跳値を狙うのに適した数値となっています。
だから無理をして発表前にポジションを取る必要なんてありません。終値同士を比べた反応が伸びていない以上、短期利確が基本だという点にはご注意ください。
直近3回の「市場予想通り現状維持」だったときの4本足チャートをご覧ください。
NZやRBNZを取り巻く経済環境や市場環境が変化しているため、発表後の反応もまちまちです。
2017年2月はまず陽線で反応し、高値で反転して直後11分足は陰線で終わりました。高値と直後11分足安値の落差は58pipsに達しています。もし初期反応を見て追撃ポジションを取っていたら、損切となっていたでしょう。
2017年3月は(おそらく)発表直後に陰線側にヒゲを形成すると、その後は陽線で反応しています。直後1分足と直後11分足を見比べると、跳値同士・終値同士で反応が伸びています。
2017年5月も(おそらく)発表直後に陰線側にヒゲを形成すると、その後は陽線で反応しています。直後1分足と直後11分足を見比べると、跳値同士の反応を伸ばしたものの、終値同士での反応は値幅を削っています。
このときに、声明で示された現状及び見通し要点は次の通りです。
最後の「予見可能な将来に亘って政策金利を変更する必要はない」で反応が大きくなったと考えられます。
以上の調査・分析結果に基づき、シナリオは発表後に一呼吸(1-2秒)おいて追撃とします。動きが激しくてなかなかポジションが取れなくても、発表から1分が経過する頃にはポジションが取れるでしょう。
反応性分析では、直後1分足と後11分足の方向一致率が91%で、方向一致時に直後1分足と直後11分足を比較して、跳値同士で反応が伸びたことは95%もあるのです。一方、終値同士で反応を伸ばしたことは2回に1回を僅かに超える程度です。
だから、短期利確で深追いせずに初期反応に順張り追撃です。短期取引をしなければならないので、利確・損切は、過去の反応平均値より小さく10pips〜15pips程度にしておけばよいでしょう。
以下は2017年6月22日12時頃に追記しています。
本指標発表結果及び反応は次の通りでした。
結果は「市場予想通り現状維持」で、反応は陽線でした。
さて、NZのインフレ率は既に中銀目標の1-3%の中間値に戻っています。がしかし、RBNZ総裁は「2019年の遅い時期まで利上げを開始しない見込み」と表明しています。ただ、同総裁は9月退任予定(2017年2月7日発表)で、その後は2018年3月まで副総裁が代行を務めると発表されています。どの時期からか、政策変更の可能性が報道解説され始めるでしょう。
取引できませんでした。惜しいことをしました。
初期反応方向への追撃で、発表後4分以内のポジション解消で利確となったでしょう。
シナリオに問題ありません。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は 「1. FXは上達するのか」 をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
2017年6月22日06:00にNZ金融政策「RBNZ政策金利」が発表されます。
本指標の要点は下表に整理しておきました。今回の市場予想は現状維持です。
本指標は全体的に大きく反応し、「市場予想通り現状維持」でも大きく反応します。
直後1分足と直後11分足の始値基準ローソク足を示しておきます。
注目すべき点は、反応性分析の結果です。
直後11分足は、直後1分足との方向一致率が91%です。方向一致時に直後1分足と直後11分足を比較して、跳値同士で反応が伸びたことは95%です。終値同士で反応が伸びたことは57%です。
つまり、確率的には反応方向が確認でき次第、追撃ポジションを取得して直後11分足跳値を狙うのに適した数値となっています。
だから無理をして発表前にポジションを取る必要なんてありません。終値同士を比べた反応が伸びていない以上、短期利確が基本だという点にはご注意ください。
直近3回の「市場予想通り現状維持」だったときの4本足チャートをご覧ください。
NZやRBNZを取り巻く経済環境や市場環境が変化しているため、発表後の反応もまちまちです。
2017年2月はまず陽線で反応し、高値で反転して直後11分足は陰線で終わりました。高値と直後11分足安値の落差は58pipsに達しています。もし初期反応を見て追撃ポジションを取っていたら、損切となっていたでしょう。
2017年3月は(おそらく)発表直後に陰線側にヒゲを形成すると、その後は陽線で反応しています。直後1分足と直後11分足を見比べると、跳値同士・終値同士で反応が伸びています。
2017年5月も(おそらく)発表直後に陰線側にヒゲを形成すると、その後は陽線で反応しています。直後1分足と直後11分足を見比べると、跳値同士の反応を伸ばしたものの、終値同士での反応は値幅を削っています。
このときに、声明で示された現状及び見通し要点は次の通りです。
- 為替について、最近のNZD下落は好ましく、その基調維持が成長見通し改善に繋がる。
- 物価について、1-3月期CPIは前年比+2.2%で、中銀見通しの+1.5%を上回っているものの、変動の激しいガソリンや食品の値上がりといった一時的要因と見なしている。中期的には1-3%の中間値になる。
- 住宅価格の上昇ペースは鈍化、賃金上昇加速も見られない。
- よって、経済が想定通りに推移すれば、予見可能な将来に亘って政策金利を変更する必要はない。
最後の「予見可能な将来に亘って政策金利を変更する必要はない」で反応が大きくなったと考えられます。
以上の調査・分析結果に基づき、シナリオは発表後に一呼吸(1-2秒)おいて追撃とします。動きが激しくてなかなかポジションが取れなくても、発表から1分が経過する頃にはポジションが取れるでしょう。
反応性分析では、直後1分足と後11分足の方向一致率が91%で、方向一致時に直後1分足と直後11分足を比較して、跳値同士で反応が伸びたことは95%もあるのです。一方、終値同士で反応を伸ばしたことは2回に1回を僅かに超える程度です。
だから、短期利確で深追いせずに初期反応に順張り追撃です。短期取引をしなければならないので、利確・損切は、過去の反応平均値より小さく10pips〜15pips程度にしておけばよいでしょう。
2017年6月22日06:00発表
以下は2017年6月22日12時頃に追記しています。
?U. 結果・検証
【5. 発表結果】
(5-1. 指標結果)
本指標発表結果及び反応は次の通りでした。
結果は「市場予想通り現状維持」で、反応は陽線でした。
さて、NZのインフレ率は既に中銀目標の1-3%の中間値に戻っています。がしかし、RBNZ総裁は「2019年の遅い時期まで利上げを開始しない見込み」と表明しています。ただ、同総裁は9月退任予定(2017年2月7日発表)で、その後は2018年3月まで副総裁が代行を務めると発表されています。どの時期からか、政策変更の可能性が報道解説され始めるでしょう。
(5-2. 取引結果)
取引できませんでした。惜しいことをしました。
【6. 分析検証】
(6-1. 分析検証)
初期反応方向への追撃で、発表後4分以内のポジション解消で利確となったでしょう。
(6-2. シナリオ検証)
シナリオに問題ありません。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は 「1. FXは上達するのか」 をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
以上
2017年06月10日
4-6. NZ経済指標DB(2017年6月版、6月10日改訂)
NZの経済指標発表前後の取引はNZDJPYで行っています。
市場予想がほぼ的中し、且つ、それにも関わらず反応が大きい政策金利にだけ注目しておけば十分です。
NZ経済に関する情報は国内でほぼ見受けられません。NZと米中豪各国との二国間関係に至っては、情報が皆無と言ってもいいぐらいです。そもそも、昨年就任したイングリッシュ首相という名前からして、どこの国の誰なんだかよくわからないぐらいです。
よって、NZDの取引はRBNZ政策金利発表時だけにしています。
RBNZ政策金利の発表では市場予想がほぼ的中します。そして「現状維持」のときにも反応が大きく、一方向への反応伸長が続きがちです。反応方向を確認してから追いかけてポジションが取っても、pipsが稼ぎやすいのです。現地夏時間は5時発表なので、起きられないというのが最大の問題です。
2017年6月22日、RBNZは政策金利を1.75%に据え置くことを発表し、政策が相当の期間緩和的と言及しました。
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(事例) RBNZ政策金利 (2017年6月22日発表結果検証済)
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市場予想がほぼ的中し、且つ、それにも関わらず反応が大きい政策金利にだけ注目しておけば十分です。
NZ経済に関する情報は国内でほぼ見受けられません。NZと米中豪各国との二国間関係に至っては、情報が皆無と言ってもいいぐらいです。そもそも、昨年就任したイングリッシュ首相という名前からして、どこの国の誰なんだかよくわからないぐらいです。
よって、NZDの取引はRBNZ政策金利発表時だけにしています。
RBNZ政策金利の発表では市場予想がほぼ的中します。そして「現状維持」のときにも反応が大きく、一方向への反応伸長が続きがちです。反応方向を確認してから追いかけてポジションが取っても、pipsが稼ぎやすいのです。現地夏時間は5時発表なので、起きられないというのが最大の問題です。
2017年6月22日、RBNZは政策金利を1.75%に据え置くことを発表し、政策が相当の期間緩和的と言及しました。
さて、NZのインフレ率は既に中銀目標の1-3%の中間値に戻っています。がしかし、RBNZ総裁は「2019年の遅い時期まで利上げを開始しない見込み」と表明しています。ただ、同総裁は9月退任予定(2017年2月7日発表)で、その後は2018年3月まで副総裁が代行を務めると発表されています。どの時期からか、政策変更の可能性が報道解説され始めるでしょう。
(事例) RBNZ政策金利 (2017年6月22日発表結果検証済)
以上
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2017年05月14日
4-6. NZ経済指標DB(2017年5月版、5月14日改訂)
NZの経済指標発表前後の取引はNZDJPYで行っています。
NZ経済に関する情報は国内でほぼ見受けられません。NZと米中豪各国との二国間関係に至っては、情報が皆無と言ってもいいぐらいです。そもそも、昨年就任したイングリッシュ首相という名前からして、どこの国の誰なんだかよくわかりません。
よって、NZDの取引はRBNZ政策金利発表時だけにしています。
週足チャートは上昇チャネルを形成しています。上昇チャネルを表す青線は各線間3円となっており、以前の下降チャネルに平行線を引いた赤線は各線間2.5円です。今週、上昇チャネルを通る場合には76.5-79.5円に達し、下降チャネルを通る場合は75.0-77.5円に達します。
SMA(21日)線は上昇転換したものの、SMA(1日)がSMA(5日)を下回り、RSI(14日)も70%に達せず5週ぶりの減少に転じました。SMA(1日)は先週末終値77.7円から、77.2円のSMA(21日)の下抜けを試します。
RBNZは5月11日に政策金利発表で、過去最低の1.75%に相当な期間維持する方針を示しました。ウィーラー総裁は会見で「中立スタンスの維持は、インフレ圧力が欠如していることが理由」と説明しています。
下図に、始値基準週足と日NZ金利差と日NZ株価比差の関係を示します。
市場予想がほぼ的中し、且つ、それにも関わらず反応が大きい政策金利にだけ注目しておけば十分です。
RBNZ政策金利の発表では市場予想がほぼ的中します。そして、他の中銀の政策金利発表時と比較して、「現状維持」のときに発表後の反応が一方向に続く傾向があります。反応方向を確認してから追いかけてポジションが取ってもpipsが稼ぎやすい、という特徴があります。
5月RBNZ政策金利発表時の声明における現状及び見通しについて、
でした。
どう読んみてもNZDを買う理由にはなりません。
(1) RBNZ政策金利 (2017年5月11日発表結果検証済)
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NZ経済に関する情報は国内でほぼ見受けられません。NZと米中豪各国との二国間関係に至っては、情報が皆無と言ってもいいぐらいです。そもそも、昨年就任したイングリッシュ首相という名前からして、どこの国の誰なんだかよくわかりません。
よって、NZDの取引はRBNZ政策金利発表時だけにしています。
ーーー$€¥ーーー
週足チャートは上昇チャネルを形成しています。上昇チャネルを表す青線は各線間3円となっており、以前の下降チャネルに平行線を引いた赤線は各線間2.5円です。今週、上昇チャネルを通る場合には76.5-79.5円に達し、下降チャネルを通る場合は75.0-77.5円に達します。
SMA(21日)線は上昇転換したものの、SMA(1日)がSMA(5日)を下回り、RSI(14日)も70%に達せず5週ぶりの減少に転じました。SMA(1日)は先週末終値77.7円から、77.2円のSMA(21日)の下抜けを試します。
RBNZは5月11日に政策金利発表で、過去最低の1.75%に相当な期間維持する方針を示しました。ウィーラー総裁は会見で「中立スタンスの維持は、インフレ圧力が欠如していることが理由」と説明しています。
下図に、始値基準週足と日NZ金利差と日NZ株価比差の関係を示します。
【4-6-1. 政策決定指標】
市場予想がほぼ的中し、且つ、それにも関わらず反応が大きい政策金利にだけ注目しておけば十分です。
RBNZ政策金利の発表では市場予想がほぼ的中します。そして、他の中銀の政策金利発表時と比較して、「現状維持」のときに発表後の反応が一方向に続く傾向があります。反応方向を確認してから追いかけてポジションが取ってもpipsが稼ぎやすい、という特徴があります。
5月RBNZ政策金利発表時の声明における現状及び見通しについて、
- 為替について、最近のNZD下落は好ましく、その基調維持が成長見通し改善に繋がること
- 物価について、変動の激しいガソリンや食品等の一時的要因で1-3月期CPIに前年比+2.2%に達したものの(中銀見通しは+1.5%)、中期的には1-3%の中間値となると見なしていること
- 住宅価格の上昇ペースは鈍化、賃金上昇加速も見られないこと
- よって、経済が想定通りに推移すれば、予見可能な将来にわたって政策金利を変更する必要はない
でした。
どう読んみてもNZDを買う理由にはなりません。
(1) RBNZ政策金利 (2017年5月11日発表結果検証済)
以上
ネット通販は便利ですが、カードがないと支払いが面倒です。YahooではTポイントを使っての買い物ができます。このカードは、Tポイントをうまく利用するためにも、年会費無料のなので1枚持っておくと便利です。
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2017年05月09日
NZ金融政策「RBNZ政策金利」発表前後のNZDJPY反応分析(2017年5月11日06:00発表結果検証済)
以下、「?T.調査・分析」を事前投稿し、「?U.結果・検証」を事後投稿しています。ブログの日付は事前投稿日となっています。指標発表後に事後投稿し、その日時は「?U.結果・検証」のタイトル行付近に記載しています。
2017年5月11日06:00にNZ金融政策「RBNZ政策金利」が発表されます。
本指標の要点は下表に整理しておきました。
市場予想は現状維持です。
上表下段の反応分布をご覧ください。過去33回の発表時の直後1分足跳幅平均値は55pipsですが、全体の76%はその半分の27pips以下の反応となっています。市場予想通りの現状維持の場合、30pips弱の反応と見ておけば良いでしょう。
次に、本指標発表前後にポジションを持つときのポイントを整理しておきます。
公開情報や既出情報に基づく調査を行い、過去の指標と反応の関係を比較分析しています。方向に関する的中率に比べ、程度に関する的中率は残念ながら低いというのが実情です。
ニュージーランドの政策金利は、ニュージーランド準備銀行(RBNZ)が年8回発表しています。
過去の実績から言えば、RBNZの政策金利はほぼ市場予想通りになります。特に市場予想が「現状維持」だった場合、調査期間において市場予想が外れたことはありません。
以下の調査分析範囲は、2013年1月分以降前回までの33回分のデータに基づいています。
下図に過去の市場予想と発表結果を示します。
既に近年にない低金利となっています。事前の予想通り「現状維持」と発表される可能性が高いでしょう。
念のためにいくつか指標を見ておきます。
10-12月期GDPは前期比+0.4%で、6四半期ぶりの低い成長となっていました。
但し、実態指標の10-12月期小売売上高は前期比+0.8%で、少なくとも2013年からずっとプラス推移しています。貿易収支もまた、2016年9月を底に回復基調が続いており、2017年3月には9か月ぶりの黒字転換に至りました。気になる点は、景気指標のNBNZ企業信頼感が、2016年9月をピークに下降基調に転じた状態です。ただ、4月分データではまだ+11なので、マイナスに転じる可能性は低いと思われます。
よって、成長率が大きく崩れる心配はなく、1%未満の低成長が安定しています。
次に、CPIは、2015年10-12月期にマイナスに落ち込んで以降、上昇基調が続いています。2017年1-3月期は+1.0%まで回復しました。
AUDNZDは1.07付近で2014年以降はNZD高となっているものの、NZDUSDは0.692付近で、ここ3か月はNZD安が進みました。CPI変化はNZDUSDのトレンド変化とタイミングが合致しています。6月米利上げに向けてのUSD高とその後のUSD安を考えると、後者の変化の方が大きいと考えられますので、NZD高→CPI上昇ストップでのアクションは「金利を動かさない」です。
実際、現状の1.75%という政策金利は、豪中銀の1.50%に対して良い位置にあります。豪州より金利が低くなると、NZは投資が呼び込めなくなります。
先のRBA政策金利発表時の声明では「豪中銀利上げは当面なし」と市場が反応しました。RBNZも、この動きに追従すると思われます。
前回3月23日の政策金利発表時の声明では「金融政策はかなりの期間緩和的であり続けるだろう」との一文がありました。
過去の直後1分足・直後11分足の始値基準ローソク足を示しておきます。
直後1分足には、全体的にヒゲが少ない印象を受けます。ヒゲが少ないローソク足は、同じ方向に反応が伸びがちです。但し、後述する反応性分析の結果では63%です。発表後2-4分後に戻していることも多いようなので、追撃するにせよポジションを持つタイミングが重要です。
反応性分析では、過去発表直後の1分足と11分足の跳幅と値幅を使います。この分析で十分なpipsが狙えそうな指標か否かが判断できます。詳細は 「反応性分析」 をご参照願います。
直後11分足は、直後1分足との方向一致率が91%で、方向一致時に終値が直後1分足終値を超えて伸びていたことが63%です。追撃には注意が必要です。特に、最近は「市場予想通りに現状維持」だったときの反応が小さいので、下手をすると高値掴み(安値掴み)になりかねません。
反応一致性分析は、指標発表前後の反応方向に特徴的な偏りがないかを調べています。詳細は 「反応一致性分析」 をご参照願います。
直後1分足の方向を示唆する関係は見出せません。ただ、直後11分足は直後1分足との方向一致率が91%と極めて高く、直前10-1分足との方向一致率が27%となっています。
よって、直前10-1分足の方向を確認し、その逆に直後1分足・直後11分足が反応する可能性が高いと考えられます。
政策金利発表時に市場予想が現状維持の場合、指標一致性分析は行いません。
以上の調査・分析結果に基づき、以下のシナリオで取引に臨みます。
(1) 直後1分足の方向を示唆する関係は見出せません。ただ、直後11分足は直後1分足との方向一致率が91%と極めて高く、直前10-1分足との方向一致率が27%となっています。よって、直前10-1分足の方向を確認し、その逆に直後1分足・直後11分足が反応する可能性が高いと考えられます。
(2) 直後11分足は、高値掴み(安値掴み)に注意して短時間追撃です。
本指標発表結果及び反応は次の通りでした。
結果は市場予想通り現状維持で、反応は陰線となりました。
同時に発表された声明の現状及び見通しの要点は次の通りです。
最後の「予見可能な将来に亘って政策金利を変更する必要はない」で、陰線への反応が大きくなったと考えられます。
取引結果は次の通りでした。
使っているFX会社が06:00前に取引できず、追撃のみとなりました。
声明内容が明らかになるに連れて追撃を繰り返したものの、最後は我慢不足でした。この後、NZDJPYはもっと下がっています。
事前調査分析内容を、以下に検証します
問題ありません。
事前準備していたシナリオは次の通りです。
問題ありません。
下表に、本ブログを始めてからの本指標シナリオでの取引成績を纏めておきます。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は 「1. FXは上達するのか」 をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
2017年5月11日06:00にNZ金融政策「RBNZ政策金利」が発表されます。
本指標の要点は下表に整理しておきました。
市場予想は現状維持です。
上表下段の反応分布をご覧ください。過去33回の発表時の直後1分足跳幅平均値は55pipsですが、全体の76%はその半分の27pips以下の反応となっています。市場予想通りの現状維持の場合、30pips弱の反応と見ておけば良いでしょう。
次に、本指標発表前後にポジションを持つときのポイントを整理しておきます。
- まず、本指標で取引する上での注意点です。
RBNZの政策金利は、市場予想の的中率が高いという特徴があります。今回、市場予想は「現状維持」となっています。過去33回の発表で市場予想が「現状維持」だったことは21回あります。この21回の予想は全て的中しています。 - 指標については、市場予想通り現状維持と考えています。
- シナリオは次の通りです。
(1) 直後1分足の方向を示唆する関係は見出せません。ただ、直後11分足は直後1分足との方向一致率が91%と極めて高く、直前10-1分足との方向一致率が27%となっています。よって、直前10-1分足の方向を確認し、その逆に直後1分足・直後11分足が反応する可能性が高いと考えられます。
(2) 直後11分足は、高値掴み(安値掴み)に注意して短時間追撃です。
?T.調査・分析
公開情報や既出情報に基づく調査を行い、過去の指標と反応の関係を比較分析しています。方向に関する的中率に比べ、程度に関する的中率は残念ながら低いというのが実情です。
【1. 指標概要】
ニュージーランドの政策金利は、ニュージーランド準備銀行(RBNZ)が年8回発表しています。
過去の実績から言えば、RBNZの政策金利はほぼ市場予想通りになります。特に市場予想が「現状維持」だった場合、調査期間において市場予想が外れたことはありません。
以下の調査分析範囲は、2013年1月分以降前回までの33回分のデータに基づいています。
(2-1. 過去情報)
下図に過去の市場予想と発表結果を示します。
既に近年にない低金利となっています。事前の予想通り「現状維持」と発表される可能性が高いでしょう。
念のためにいくつか指標を見ておきます。
10-12月期GDPは前期比+0.4%で、6四半期ぶりの低い成長となっていました。
但し、実態指標の10-12月期小売売上高は前期比+0.8%で、少なくとも2013年からずっとプラス推移しています。貿易収支もまた、2016年9月を底に回復基調が続いており、2017年3月には9か月ぶりの黒字転換に至りました。気になる点は、景気指標のNBNZ企業信頼感が、2016年9月をピークに下降基調に転じた状態です。ただ、4月分データではまだ+11なので、マイナスに転じる可能性は低いと思われます。
よって、成長率が大きく崩れる心配はなく、1%未満の低成長が安定しています。
次に、CPIは、2015年10-12月期にマイナスに落ち込んで以降、上昇基調が続いています。2017年1-3月期は+1.0%まで回復しました。
AUDNZDは1.07付近で2014年以降はNZD高となっているものの、NZDUSDは0.692付近で、ここ3か月はNZD安が進みました。CPI変化はNZDUSDのトレンド変化とタイミングが合致しています。6月米利上げに向けてのUSD高とその後のUSD安を考えると、後者の変化の方が大きいと考えられますので、NZD高→CPI上昇ストップでのアクションは「金利を動かさない」です。
実際、現状の1.75%という政策金利は、豪中銀の1.50%に対して良い位置にあります。豪州より金利が低くなると、NZは投資が呼び込めなくなります。
先のRBA政策金利発表時の声明では「豪中銀利上げは当面なし」と市場が反応しました。RBNZも、この動きに追従すると思われます。
前回3月23日の政策金利発表時の声明では「金融政策はかなりの期間緩和的であり続けるだろう」との一文がありました。
(2-2. 過去反応)
過去の直後1分足・直後11分足の始値基準ローソク足を示しておきます。
直後1分足には、全体的にヒゲが少ない印象を受けます。ヒゲが少ないローソク足は、同じ方向に反応が伸びがちです。但し、後述する反応性分析の結果では63%です。発表後2-4分後に戻していることも多いようなので、追撃するにせよポジションを持つタイミングが重要です。
【3. 定型分析】
(3-1. 反応性分析)
反応性分析では、過去発表直後の1分足と11分足の跳幅と値幅を使います。この分析で十分なpipsが狙えそうな指標か否かが判断できます。詳細は 「反応性分析」 をご参照願います。
直後11分足は、直後1分足との方向一致率が91%で、方向一致時に終値が直後1分足終値を超えて伸びていたことが63%です。追撃には注意が必要です。特に、最近は「市場予想通りに現状維持」だったときの反応が小さいので、下手をすると高値掴み(安値掴み)になりかねません。
(3-2. 反応一致性分析)
反応一致性分析は、指標発表前後の反応方向に特徴的な偏りがないかを調べています。詳細は 「反応一致性分析」 をご参照願います。
直後1分足の方向を示唆する関係は見出せません。ただ、直後11分足は直後1分足との方向一致率が91%と極めて高く、直前10-1分足との方向一致率が27%となっています。
よって、直前10-1分足の方向を確認し、その逆に直後1分足・直後11分足が反応する可能性が高いと考えられます。
(3-3. 指標一致性分析)
政策金利発表時に市場予想が現状維持の場合、指標一致性分析は行いません。
【4. シナリオ作成】
以上の調査・分析結果に基づき、以下のシナリオで取引に臨みます。
(1) 直後1分足の方向を示唆する関係は見出せません。ただ、直後11分足は直後1分足との方向一致率が91%と極めて高く、直前10-1分足との方向一致率が27%となっています。よって、直前10-1分足の方向を確認し、その逆に直後1分足・直後11分足が反応する可能性が高いと考えられます。
(2) 直後11分足は、高値掴み(安値掴み)に注意して短時間追撃です。
2017年5月11日06:00発表
?U. 結果・検証
【5. 発表結果】
(5-1. 指標結果)
本指標発表結果及び反応は次の通りでした。
結果は市場予想通り現状維持で、反応は陰線となりました。
同時に発表された声明の現状及び見通しの要点は次の通りです。
- 為替について、最近のNZD下落は好ましく、その基調維持が成長見通し改善に繋がる。
- 物価について、1-3月期CPIは前年比+2.2%で、中銀見通しの+1.5%を上回っているものの、変動の激しいガソリンや食品の値上がりといった一時的要因と見なしている。中期的には1-3%の中間値になる。
- 住宅価格の上昇ペースは鈍化、賃金上昇加速も見られない。
- よって、経済が想定通りに推移すれば、予見可能な将来に亘って政策金利を変更する必要はない。
最後の「予見可能な将来に亘って政策金利を変更する必要はない」で、陰線への反応が大きくなったと考えられます。
(5-2. 取引結果)
取引結果は次の通りでした。
使っているFX会社が06:00前に取引できず、追撃のみとなりました。
声明内容が明らかになるに連れて追撃を繰り返したものの、最後は我慢不足でした。この後、NZDJPYはもっと下がっています。
【6. 分析検証】
(6-1. 分析検証)
事前調査分析内容を、以下に検証します
- RBNZの政策金利は、市場予想の的中率が高いという特徴があります。今回、市場予想は「現状維持」となっています。過去33回の発表で市場予想が「現状維持」だったことは21回あります。この21回の予想は全て的中しています。
- 指標については、市場予想通り現状維持と考えています。
問題ありません。
(6-2. シナリオ検証)
事前準備していたシナリオは次の通りです。
- (1) 直後1分足の方向を示唆する関係は見出せません。ただ、直後11分足は直後1分足との方向一致率が91%と極めて高く、直前10-1分足との方向一致率が27%となっています。よって、直前10-1分足の方向を確認し、その逆に直後1分足・直後11分足が反応する可能性が高いと考えられます。
(2) 直後11分足は、高値掴み(安値掴み)に注意して短時間追撃です。
問題ありません。
下表に、本ブログを始めてからの本指標シナリオでの取引成績を纏めておきます。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は 「1. FXは上達するのか」 をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
以上
2017年04月01日
4-6. NZ経済指標DB(2017年4月版、4月1日更新)
NZの経済指標発表前後の取引はNZDJPYで行っています。
市場予想がほぼ的中し、且つ、それにも関わらず反応が大きい政策金利にだけ注目しておけば十分です。
RBNZ政策金利の発表では市場予想がほぼ的中します。そして、他の中銀の政策金利発表時と比較して、「現状維持」のときに発表後の反応が一方向に続く傾向があります。反応方向を確認してから追いかけてポジションが取ってもpipsが稼ぎやすい、という特徴があります。
(1) RBNZ政策金利 (2017年3月23日発表結果検証済)
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【4-6-1. 政策決定指標】
金融政策
市場予想がほぼ的中し、且つ、それにも関わらず反応が大きい政策金利にだけ注目しておけば十分です。
政策決定指標
金融政策
RBNZ政策金利の発表では市場予想がほぼ的中します。そして、他の中銀の政策金利発表時と比較して、「現状維持」のときに発表後の反応が一方向に続く傾向があります。反応方向を確認してから追いかけてポジションが取ってもpipsが稼ぎやすい、という特徴があります。
(1) RBNZ政策金利 (2017年3月23日発表結果検証済)
以上
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2017年03月27日
4-6. NZ経済指標DB
2017年3月27日、4-6-2項以降を更新
NZ指標ではNZDJPYで取引を行っています。スワップは大きいもののスプレッドが高く、現地報道等の直接情報に触れる機会に乏しいため、相対的に短期取引には向かない通貨ペアです。
但し、RBNZ政策金利は大きく反応する上、反応が続きやすく、追いかけてポジションを持ってもpipsが稼ぎやすいので狙い目です。他の指標は、情報不足ということもあり、取引を薦めません。
【4-6-1. NZDの特徴】
NZは安定した経済成長が続き、NZDはスワップが大きいため、長期保有する人が多いようです。一方、スプレッドが高く、現地報道等の直接情報に触れる機会に乏しいため、相対的に短期取引には向かない通貨と言えるでしょう。
NZは経済成長率が2014年3.02%・2015年3.00%・2016年(2.77%:未確定)と高く、その裏付けが人口増・世界食糧需給見通し・燃料輸入負担減なので、中長期見通しはしっかりしています。
がしかし、NZDの取引規模が小さく、中国経済との関係が強く、資源国通貨(食糧、特に乳製品)にも分類されています。これらのことは、不意に大きくNZDが下がるリスクに備えなければならない、という意味があります。
また、中国・資源に関わる報道は国内でも目にするものの、米国・豪州・中国とNZの二国間関係や、乳製品需給に関する報道はあまり目にすることがありません。これらのことは、指標の動きを追うときに背景知識不足から、間違った解釈に繋がりかねないこと、を意味します。
さて、 (一財)Jミルク という団体があります。そのHPに掲載されているグラフに依れば、現在は乳製品国際価格が上昇局面と見受けられます。もちろん、乳製品価格だけでNZDの動きが見通せる訳ではありません。
次に、NZ企業全体の業績を見るには、 ブルームバーグ HPのマーケット情報の項に株価という項があります。そこでNZX動向を見ると参考になるでしょう。直近5年は日米独豪のどこも右上がりと言って良いでしょう。がしかし、NZXの右上がりの仕方を見ると、米ダウに次いで凸凹が小さな右上がりの仕方のように見受けられます。正直、豪ASXや上海指数よりも、凸凹が小さな点は意外な気がします。
ここまで、あくまで参考として。
ここからは、ポジションは超短期保有が原則のアマチュア(当会メンバーを含む)に向けての話です。
投資の基本は、FXであれ株であれ何であれ、保有期間が長くレバレッジが高いほど、資本に対するポジション保有率を小さくしなければいけません。いくら中長期的に魅力がある通貨でも、遊ばせるほどの大金がなければ、中長期投資は貯蓄的投資法(レバレッジがない)しか庶民にはできません。
普通のサラリーマンがFXで取引するには向いていない通貨だと思います。NZDを取引するなら、反応方向を確認してから追いかけてポジションが取っても、大きくpipsが稼ぎやすい指標だけが適しています。それにはRBNZ政策金利発表時の取引だけしか薦められません。
【4-6-2. 現状チャート】
週足チャートを下図に示します。Wトップのネックを下抜けし、下降トレンド中です。
細い青線のレジスタンスと細い赤線のサポートは、幅2.5円の下降チャネルを形成しています。今週はこの幅が76.3-78.8円を示しています。
太い青線のレジスタンス83.5円(±1円)は、2006年12月-2017年1-3月高値付近・2013年4-5月高値付近・2015年12月高値付近・2016年12月-2017年1月高値付近を結んだ線です。そして、太い赤線のサポートは、2016年6月下旬安値・同年10月中旬安値・同年11月中旬安値を結んだ線です。先週、このサポートを下抜けていますが、こうした長期線からの1円・2円のズレは珍しくありません。サポートは今週79円付近となっています。
太い赤線のサポートの下抜けが続くと、次は74.3円付近(±1円)に2007年7月上旬から引ける強いサポートがあるようです。
【4-6-3. 現状テクニカル】
SMAは、下からSMA(1日)・SMA(5日)・SMA(21日)の配置で、下降トレンド配置が継続し、各線の幅が広がりつつあるようにも見受けられます。
SMAよりもRSIの方が注目に値します。RSI(14日)は先週末時点で33%で、先々週の25.9%・先週の27%よりも増加しています。ダイバージェンスです。但し、ダイバージェンスは、いつトレンド転換するのかを検証して有効な結論を得た例を知りません。
【4-6-4. 現状ファンダメンタル】
直近の両国10年債金利と株価の動きを示します。それぞれの動きはご自身でご確認ください。
以下、日NZの金利差の前週との差を「Δ金利差」と表記します。また、日NZの主要株価指標の比の前週との差を「Δ株価比差」と表記します。
通常時の金利と株価の動きは、方向が反対になりがちなことが知られています。通常時には、為替が金利>株価の影響を受けることも知られています。何が原因で何が結果かはよくわかりませんが、これらの関係が成り立たないときは通常時でないことならわかります。自然な動きのときは参考にしても、不自然なときには参考にしない、が基本です。不自然なときには逆に考える、ではありません。理屈が通らない以上、参考にしない、が基本です。
下図は、上から「方向とボラティリティ」「Δ金利差」「Δ株価比差」を表しています。
先週は、今年一番の値幅が動きました。リスク回避でJPYが買われNZDが売られたため、NZDJPYは大きく下降しました。
金利と株価を見てみましょう。
Δ金利差は、今年に入って11週のうち6週しかNZDJPYと同方向になっていません。Δ株価比差は11週のうち6週がNZDJPYと逆方向です。米欧英と違って、NZDJPYとΔ金利差の方向一致回数や、NZDJPYとΔ株価比差の不一致回数は、あまり相関が高いようには見えません。
先々週からは為替と金利と株価の方向が自然な向きに戻りました。繰り返しますが、為替とΔ金利差が同方向、且つ、為替とΔ株価比差が逆方向、が自然な姿です。今年に入って自然な姿は11週のうち3週しかありません。うち、2週が直近2週です。
ファンダメンタル指標が自然な姿に戻りつつある以上、そろそろ両国の経済指標・金利差・将来性(株価)の関係から、NZDJPYが↑に転換する時期かも知れません。
【4-6-5. 今週以降の注目点】
次回RBNZ政策金利発表を待ちましょう。
【4-6-6. 指標分析一覧】
市場予想がほぼ的中し、且つ、それにも関わらず反応が大きい政策金利にだけ注目しておけば十分です。
A. 政策決定指標
A1. 金融政策
RBNZ政策金利の発表では市場予想がほぼ的中します。そして、他の中銀の政策金利発表時と比較して、「現状維持」のときに発表後の反応が一方向に続く傾向があります。反応方向を確認してから追いかけてポジションが取ってもpipsが稼ぎやすい、という特徴があります。
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2017年03月22日
NZ金融政策「RBNZ政策金利」発表前後のNZDJPY反応分析(2017年3月23日05:00発表結果検証済)
2017年3月23日05:00にNZ金融政策「RBNZ政策金利」が発表されます。
本発表時要点は下表に整理しておきました。
発表結果に対し最も素直に反応する直後1分足跳幅の平均値は57pipsとなっています。
調査期間において最も反応が大きかったときは195pipsでした(2015年6月発表時、3.50%から3.25%への予想外の利下げ)。
次に、本指標発表前後にポジションを持つときのポイントを整理しておきます。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は 「1. FXは上達するのか」 をご参照ください。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
以下、「?T.調査」「?U.分析」を事前投稿し、「?V.結果」「?W.検証」を事後投稿しています。事後投稿日時は「?V.結果」のタイトル行付近に記載しています。
ニュージーランドの政策金利は、ニュージーランド準備銀行(RBNZ)が年8回毎月第1火曜日に発表しています。
金融政策で、もともと不意打ちによるサプライズを狙いがちな日欧豪と違って、信頼できる中銀と言えます。
お手元のツールで月足でNZDJPYやNZDUSDをご覧ください。中銀には物価安定のミッションが課されており、NZは為替による輸入物価指標・貿易収支・景気指標への影響が大きい国です。現在はNZDJPYが高値、NZDUSDが安値付近で、中立値に近づくか再び高値・安値に向かうか迷う動きとなっています。
国内事情では、建設投資(NZ震災復興)が一段落したようですが、住宅市場も過熱していません。
いま、金利変更の必要には迫られていない、と思われます。
以下、本議事録について既に公開されている情報を整理します。調査分析範囲は、2015年1月分以降前回までの32回分のデータに基づいています。
下図に過去の市場予想と発表結果を示します。
過去の実績から言えば、RBNZの政策金利はほぼ市場予想通りになります。金利改定と市場予想されて金利改定されないかったことは、調査期間においてありません。但し、現状維持と市場予想されて実際には金利改定されたことは2回あります。がしかし、市場予想が外れた2回は不意打ちというより、事前の中銀アナウンスを市場が見落としていた、と記憶しています。
金融政策でもともと不意打ちによるサプライズを狙いがちな日欧豪と違って、信頼できる中銀と言えます。
市場予想と発表結果の関係、反応との関係について下表に纏めておきます。
予想通り現状維持だった場合の過去反応も大きく、後述するように、そのときの反応が一方向に向かいがちなことが、本発表時の特徴です。
過去の直前10-1分足・直前1分足・直後1分足・直後11分足の始値基準ローソク足を示しておきます。
日常使っているFX会社の取引時間の関係で、直前10-1分足と直前1分足はデータがない箇所があります。図中、ヒゲすらない箇所は反応がなかったのではなく、記録がない箇所です。
直後1分足をご覧ください。反応が大きい割にヒゲがありません。これは、直後1分足の後も同じ方向に反応が継続していたことを表しています。
直後11分足にはヒゲが見られますが、それでも反応が大きい他の指標と比べると小さなヒゲです。本ブログでは、直後11分足をもってポジションを閉じますが、本発表時の反応が初期反応と同方向に伸びる傾向は、感触として15〜30分程度続くようです。
反応性分析では、過去発表直後の1分足と11分足の跳幅と値幅を使います。この分析で十分なpipsが狙えそうな指標か否かが判断できます。
直後11分足は、直後1分足との方向一致率が91%となっています。そして、方向一致時に直後11分足終値が直後1分足終値よりも反応が伸びていた事例が62%です。発表直後に高値掴みに気を付ければ、追いかけてポジションをとっても良い数字です。
予想通り現状維持だった場合の過去反応平均値では、直後11分足跳幅と直後1分足終値の差から22pipsが狙えます。
反応一致性分析は、指標発表前後の反応方向に特徴的な偏りがないかを調べています。
金利改定の実績が少なく、指標一致性分析は割愛します。
以上の調査・分析結果に基づき、以下のシナリオで取引に臨みます。
直後11分足は、直後1分足との方向一致率が91%となっています。そして、方向一致時に直後11分足終値が直後1分足終値よりも反応が伸びていた事例が62%です。発表直後に高値掴みに気を付ければ、追いかけてポジションをとっても良い数字です。
予想通り現状維持だった場合の過去反応平均値では、直後11分足跳幅と直後1分足終値の差から22pipsが狙えます。チャートでうまく上下の波に乗って追撃できそうならば、2番・3番のポジションを取っても良さそうです。
以下は2017年3月23日12:00頃に追記しています。
本指標発表結果及び反応は次の通りでした。
結果は市場予想通りに現状維持で、同様事例における過去平均値である直後1分足跳幅44pips、直後1分足値幅39pipsに比べ、小さな反応となりました。
寝てました。
事前調査・分析の結論は次の通りでした。
結果は市場予想通り現状維持です。
取引できなかったものの、シナリオを検証しておきます。
事前準備していたシナリオは次の通りです。
直後1分足と直後11分足の方向は一致、直後11分足終値は直前1分足終値より伸びました。いつもより動きが小さく、もし取引していても2番・3番ポジションをとって追撃するのは難しかったでしょう。
仮に、直後1分足終値でポジションを取得し、直後11分足跳幅で利確していれば15pips、直後11分足終値で利確していれば3pipsだった、ということになります。
本ブログ開始以降の本指標での成績を纏めたので載せておきます。
なお、前回2月の取引では追撃を3度行い、下表外(シナリオ取引外)で他に50pips程度を利確しています。ブログ趣旨に基づき、それは下表にはカウントせずに、週次成績の方では反映しています。
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本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
本発表時要点は下表に整理しておきました。
発表結果に対し最も素直に反応する直後1分足跳幅の平均値は57pipsとなっています。
調査期間において最も反応が大きかったときは195pipsでした(2015年6月発表時、3.50%から3.25%への予想外の利下げ)。
次に、本指標発表前後にポジションを持つときのポイントを整理しておきます。
- 国内景気や為替水準を見る限り、いま金利改定の必要に迫られているとは思えません。
市場予想が現状維持だったことは22回、うち発表結果も現状維持だったことは20回です。かなり大きく動く傾向があるものの、発表後の反応方向は同じ方向に向かいやすい指標です。 - 直後11分足は、直後1分足との方向一致率が91%となっています。そして、方向一致時に直後11分足終値が直後1分足終値よりも反応が伸びていた事例が62%です。発表直後に高値掴みに気を付ければ、追いかけてポジションをとっても良い数字です。
予想通り現状維持だった場合の過去反応平均値では、直後11分足跳幅と直後1分足終値の差から22pipsが狙えます。チャートでうまく上下の波に乗って追撃できそうならば、2番・3番のポジションを取っても良さそうです。
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は 「1. FXは上達するのか」 をご参照ください。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
以下、「?T.調査」「?U.分析」を事前投稿し、「?V.結果」「?W.検証」を事後投稿しています。事後投稿日時は「?V.結果」のタイトル行付近に記載しています。
?T.調査
【1. 指標概要】
ニュージーランドの政策金利は、ニュージーランド準備銀行(RBNZ)が年8回毎月第1火曜日に発表しています。
金融政策で、もともと不意打ちによるサプライズを狙いがちな日欧豪と違って、信頼できる中銀と言えます。
お手元のツールで月足でNZDJPYやNZDUSDをご覧ください。中銀には物価安定のミッションが課されており、NZは為替による輸入物価指標・貿易収支・景気指標への影響が大きい国です。現在はNZDJPYが高値、NZDUSDが安値付近で、中立値に近づくか再び高値・安値に向かうか迷う動きとなっています。
国内事情では、建設投資(NZ震災復興)が一段落したようですが、住宅市場も過熱していません。
いま、金利変更の必要には迫られていない、と思われます。
以下、本議事録について既に公開されている情報を整理します。調査分析範囲は、2015年1月分以降前回までの32回分のデータに基づいています。
(2-1. 過去情報)
下図に過去の市場予想と発表結果を示します。
過去の実績から言えば、RBNZの政策金利はほぼ市場予想通りになります。金利改定と市場予想されて金利改定されないかったことは、調査期間においてありません。但し、現状維持と市場予想されて実際には金利改定されたことは2回あります。がしかし、市場予想が外れた2回は不意打ちというより、事前の中銀アナウンスを市場が見落としていた、と記憶しています。
金融政策でもともと不意打ちによるサプライズを狙いがちな日欧豪と違って、信頼できる中銀と言えます。
市場予想と発表結果の関係、反応との関係について下表に纏めておきます。
予想通り現状維持だった場合の過去反応も大きく、後述するように、そのときの反応が一方向に向かいがちなことが、本発表時の特徴です。
(2-2. 過去反応)
過去の直前10-1分足・直前1分足・直後1分足・直後11分足の始値基準ローソク足を示しておきます。
日常使っているFX会社の取引時間の関係で、直前10-1分足と直前1分足はデータがない箇所があります。図中、ヒゲすらない箇所は反応がなかったのではなく、記録がない箇所です。
直後1分足をご覧ください。反応が大きい割にヒゲがありません。これは、直後1分足の後も同じ方向に反応が継続していたことを表しています。
直後11分足にはヒゲが見られますが、それでも反応が大きい他の指標と比べると小さなヒゲです。本ブログでは、直後11分足をもってポジションを閉じますが、本発表時の反応が初期反応と同方向に伸びる傾向は、感触として15〜30分程度続くようです。
?U. 分析
反応性分析では、過去発表直後の1分足と11分足の跳幅と値幅を使います。この分析で十分なpipsが狙えそうな指標か否かが判断できます。
直後11分足は、直後1分足との方向一致率が91%となっています。そして、方向一致時に直後11分足終値が直後1分足終値よりも反応が伸びていた事例が62%です。発表直後に高値掴みに気を付ければ、追いかけてポジションをとっても良い数字です。
予想通り現状維持だった場合の過去反応平均値では、直後11分足跳幅と直後1分足終値の差から22pipsが狙えます。
反応一致性分析は、指標発表前後の反応方向に特徴的な偏りがないかを調べています。
金利改定の実績が少なく、指標一致性分析は割愛します。
【6. シナリオ作成】
以上の調査・分析結果に基づき、以下のシナリオで取引に臨みます。
直後11分足は、直後1分足との方向一致率が91%となっています。そして、方向一致時に直後11分足終値が直後1分足終値よりも反応が伸びていた事例が62%です。発表直後に高値掴みに気を付ければ、追いかけてポジションをとっても良い数字です。
予想通り現状維持だった場合の過去反応平均値では、直後11分足跳幅と直後1分足終値の差から22pipsが狙えます。チャートでうまく上下の波に乗って追撃できそうならば、2番・3番のポジションを取っても良さそうです。
2017年3月23日05:00発表
以下は2017年3月23日12:00頃に追記しています。
?V. 結果
【7. 発表結果】
(7-1. 指標結果)
本指標発表結果及び反応は次の通りでした。
結果は市場予想通りに現状維持で、同様事例における過去平均値である直後1分足跳幅44pips、直後1分足値幅39pipsに比べ、小さな反応となりました。
(7-2. 取引結果)
寝てました。
【8. 調査分析検証】
事前調査・分析の結論は次の通りでした。
- 国内景気や為替水準を見る限り、いま金利改定の必要に迫られているとは思えません。
市場予想が現状維持だったことは22回、うち発表結果も現状維持だったことは20回です。かなり大きく動く傾向があるものの、発表後の反応方向は同じ方向に向かいやすい指標です。
結果は市場予想通り現状維持です。
【9. シナリオ検証】
取引できなかったものの、シナリオを検証しておきます。
事前準備していたシナリオは次の通りです。
- 直後11分足は、直後1分足との方向一致率が91%となっています。そして、方向一致時に直後11分足終値が直後1分足終値よりも反応が伸びていた事例が62%です。発表直後に高値掴みに気を付ければ、追いかけてポジションをとっても良い数字です。
予想通り現状維持だった場合の過去反応平均値では、直後11分足跳幅と直後1分足終値の差から22pipsが狙えます。チャートでうまく上下の波に乗って追撃できそうならば、2番・3番のポジションを取っても良さそうです。
直後1分足と直後11分足の方向は一致、直後11分足終値は直前1分足終値より伸びました。いつもより動きが小さく、もし取引していても2番・3番ポジションをとって追撃するのは難しかったでしょう。
仮に、直後1分足終値でポジションを取得し、直後11分足跳幅で利確していれば15pips、直後11分足終値で利確していれば3pipsだった、ということになります。
本ブログ開始以降の本指標での成績を纏めたので載せておきます。
なお、前回2月の取引では追撃を3度行い、下表外(シナリオ取引外)で他に50pips程度を利確しています。ブログ趣旨に基づき、それは下表にはカウントせずに、週次成績の方では反映しています。

以上
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ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
以上
2017年03月19日
4-6. NZ経済指標DB(3月19日更新)
NZ指標ではNZDJPYで取引を行っています。スワップは大きいもののスプレッドが高く、現地報道等の直接情報に触れる機会に乏しいため、相対的に短期取引には向かない通貨ペアです。
但し、RBNZ政策金利は大きく反応する上、反応が続きやすく、追いかけてポジションを持ってもpipsが稼ぎやすいので狙い目です。他の指標は、情報不足ということもあり、取引を薦めません。今週は、そのRBNZ政策金利発表があります。
この発表に備えて、下降トレンド継続以外に読み取れないチャート分析やテクニカル分析に反して、横這いと上昇が考えられます。もし上昇をしても、Wトップのネックラインを超えて上抜ける可能性は小さいと考えています。
NZは安定した経済成長が続き、NZDはスワップが大きいため、長期保有する人が多いようです。一方、スプレッドが高く、現地報道等の直接情報に触れる機会に乏しいため、相対的に短期取引には向かない通貨と言えるでしょう。
NZは経済成長率が2014年3.02%・2015年3.00%・2016年(2.77%:未確定)と高く、その裏付けが人口増・世界食糧需給見通し・燃料輸入負担減なので、中長期見通しはしっかりしています。
がしかし、NZDの取引規模が小さく、中国経済との関係が強く、資源国通貨(食糧、特に乳製品)にも分類されています。これらのことは、不意に大きくNZDが下がるリスクに備えなければならない、という意味があります。
また、中国・資源に関わる報道は国内でも目にするものの、米国・豪州・中国とNZの二国間関係や、乳製品需給に関する報道はあまり目にすることがありません。これらのことは、指標の動きを追うときに背景知識不足から、間違った解釈に繋がりかねないこと、を意味します。
さて、 (一財)Jミルク という団体があります。そのHPに掲載されているグラフに依れば、現在は乳製品国際価格が上昇局面と見受けられます。もちろん、乳製品価格だけでNZDの動きが見通せる訳ではありません。
次に、NZ企業全体の業績を見るには、 ブルームバーグ HPのマーケット情報の項に株価という項があります。そこでNZX動向を見ると参考になるでしょう。直近5年は日米独豪のどこも右上がりと言って良いでしょう。がしかし、NZXの右上がりの仕方を見ると、米ダウに次いで凸凹が小さな右上がりの仕方のように見受けられます。正直、豪ASXや上海指数よりも、凸凹が小さな点は意外な気がします。
ここまで、あくまで参考として。
ここからは、ポジションは超短期保有が原則のアマチュア(当会メンバーを含む)に向けての話です。
投資の基本は、FXであれ株であれ何であれ、保有期間が長くレバレッジが高いほど、資本に対するポジション保有率を小さくしなければいけません。いくら中長期的に魅力がある通貨でも、遊ばせるほどの大金がなければ、中長期投資は貯蓄的投資法(レバレッジがない)しか庶民にはできません。
普通のサラリーマンがFXで取引するには向いていない通貨だと思います。NZDを取引するなら、反応方向を確認してから追いかけてポジションが取っても、大きくpipsが稼ぎやすい指標だけが適しています。それにはRBNZ政策金利発表時の取引だけしか薦められません。
週足チャートを下図に示します。Wトップのネックを下抜けし、下降トレンド中です。
SMAは下降トレンド継続中で、トレンド転換の前兆は見受けられません。
ボラティリティを表す始値基準週足と、RSI(14日)を棒グラフで示します。
RSI(14日)が25%付近となっています。売られ過ぎを示す数字ですが、逆に20%に届くと売りが加速しがちです(売りが加速したから20%かもしれませんが)。
始値基準週足と、日NZ金利差の前週との差(以下、Δ金利差と略記)と、日NZ株価指数比の前週との差(以下、Δ株価比差と略記)を、下図に示します。
図から、現在はΔ金利差でもΔ株価比差にも関係ない下降トレンド、とわかります。
RBNZ政策金利発表が予定されています。詳細は、事前分析を別途用意するので、そちらをご参照ください。
ただ、この発表に備えて、下降トレンド継続以外に読み取れないチャート分析やテクニカル分析に反して、横這いと上昇が考えられます。もし上昇をしても、Wトップのネックラインを超えて上抜ける可能性は小さいと考えています。
市場予想がほぼ的中し、且つ、それにも関わらず反応が大きい政策金利にだけ注目しておけば十分です。
A. 政策決定指標
A1. 金融政策
RBNZ政策金利の発表では市場予想がほぼ的中します。そして、他の中銀の政策金利発表時と比較して、「現状維持」のときに発表後の反応が一方向に続く傾向があります。反応方向を確認してから追いかけてポジションが取ってもpipsが稼ぎやすい、という特徴があります。
(1) RBNZ政策金利 (2017年3月23日発表結果検証済)
但し、RBNZ政策金利は大きく反応する上、反応が続きやすく、追いかけてポジションを持ってもpipsが稼ぎやすいので狙い目です。他の指標は、情報不足ということもあり、取引を薦めません。今週は、そのRBNZ政策金利発表があります。
この発表に備えて、下降トレンド継続以外に読み取れないチャート分析やテクニカル分析に反して、横這いと上昇が考えられます。もし上昇をしても、Wトップのネックラインを超えて上抜ける可能性は小さいと考えています。
【4-6-1. NZDの特徴】
NZは安定した経済成長が続き、NZDはスワップが大きいため、長期保有する人が多いようです。一方、スプレッドが高く、現地報道等の直接情報に触れる機会に乏しいため、相対的に短期取引には向かない通貨と言えるでしょう。
NZは経済成長率が2014年3.02%・2015年3.00%・2016年(2.77%:未確定)と高く、その裏付けが人口増・世界食糧需給見通し・燃料輸入負担減なので、中長期見通しはしっかりしています。
がしかし、NZDの取引規模が小さく、中国経済との関係が強く、資源国通貨(食糧、特に乳製品)にも分類されています。これらのことは、不意に大きくNZDが下がるリスクに備えなければならない、という意味があります。
また、中国・資源に関わる報道は国内でも目にするものの、米国・豪州・中国とNZの二国間関係や、乳製品需給に関する報道はあまり目にすることがありません。これらのことは、指標の動きを追うときに背景知識不足から、間違った解釈に繋がりかねないこと、を意味します。
さて、 (一財)Jミルク という団体があります。そのHPに掲載されているグラフに依れば、現在は乳製品国際価格が上昇局面と見受けられます。もちろん、乳製品価格だけでNZDの動きが見通せる訳ではありません。
次に、NZ企業全体の業績を見るには、 ブルームバーグ HPのマーケット情報の項に株価という項があります。そこでNZX動向を見ると参考になるでしょう。直近5年は日米独豪のどこも右上がりと言って良いでしょう。がしかし、NZXの右上がりの仕方を見ると、米ダウに次いで凸凹が小さな右上がりの仕方のように見受けられます。正直、豪ASXや上海指数よりも、凸凹が小さな点は意外な気がします。
ここまで、あくまで参考として。
ここからは、ポジションは超短期保有が原則のアマチュア(当会メンバーを含む)に向けての話です。
投資の基本は、FXであれ株であれ何であれ、保有期間が長くレバレッジが高いほど、資本に対するポジション保有率を小さくしなければいけません。いくら中長期的に魅力がある通貨でも、遊ばせるほどの大金がなければ、中長期投資は貯蓄的投資法(レバレッジがない)しか庶民にはできません。
普通のサラリーマンがFXで取引するには向いていない通貨だと思います。NZDを取引するなら、反応方向を確認してから追いかけてポジションが取っても、大きくpipsが稼ぎやすい指標だけが適しています。それにはRBNZ政策金利発表時の取引だけしか薦められません。
【4-6-2. 現状チャート】
週足チャートを下図に示します。Wトップのネックを下抜けし、下降トレンド中です。
【4-6-3. 現状テクニカル】
SMAは下降トレンド継続中で、トレンド転換の前兆は見受けられません。
ボラティリティを表す始値基準週足と、RSI(14日)を棒グラフで示します。
RSI(14日)が25%付近となっています。売られ過ぎを示す数字ですが、逆に20%に届くと売りが加速しがちです(売りが加速したから20%かもしれませんが)。
【4-6-4. 現状ファンダメンタル】
始値基準週足と、日NZ金利差の前週との差(以下、Δ金利差と略記)と、日NZ株価指数比の前週との差(以下、Δ株価比差と略記)を、下図に示します。
図から、現在はΔ金利差でもΔ株価比差にも関係ない下降トレンド、とわかります。
【4-6-5. 今週以降の注目点】
RBNZ政策金利発表が予定されています。詳細は、事前分析を別途用意するので、そちらをご参照ください。
ただ、この発表に備えて、下降トレンド継続以外に読み取れないチャート分析やテクニカル分析に反して、横這いと上昇が考えられます。もし上昇をしても、Wトップのネックラインを超えて上抜ける可能性は小さいと考えています。
【4-6-6. 指標分析一覧】
市場予想がほぼ的中し、且つ、それにも関わらず反応が大きい政策金利にだけ注目しておけば十分です。
A. 政策決定指標
A1. 金融政策
RBNZ政策金利の発表では市場予想がほぼ的中します。そして、他の中銀の政策金利発表時と比較して、「現状維持」のときに発表後の反応が一方向に続く傾向があります。反応方向を確認してから追いかけてポジションが取ってもpipsが稼ぎやすい、という特徴があります。
(1) RBNZ政策金利 (2017年3月23日発表結果検証済)
以上
2017年03月11日
4-6. NZ経済指標DB(3月11日更新)
【4-6-1. NZDの特徴】
NZは安定した経済成長が続き、NZDはスワップが大きいため、長期保有する人が多いようです。一方、スプレッドが高く、現地報道等の直接情報に触れる機会に乏しいため、相対的に短期取引には向かない通貨と言えるでしょう。
NZは経済成長率が2014年3.02%・2015年3.00%・2016年(2.77%:未確定)と高く、その裏付けが人口増・世界食糧需給見通し・燃料輸入負担減なので、中長期見通しはしっかりしています。
がしかし、NZDの取引規模が小さく、中国経済との関係が強く、資源国通貨(食糧、特に乳製品)にも分類されています。これらのことは、不意に大きくNZDが下がるリスクに備えなければならない、という意味があります。
また、中国・資源に関わる報道は国内でも目にするものの、米国・豪州・中国とNZの二国間関係や、乳製品需給に関する報道はあまり目にすることがありません。これらのことは、指標の動きを追うときに背景知識不足から、間違った解釈に繋がりかねないこと、を意味します。
さて、 (一財)Jミルク という団体があります。そのHPに掲載されているグラフに依れば、現在は乳製品国際価格が上昇局面と見受けられます。もちろん、乳製品価格だけでNZDの動きが見通せる訳ではありません。
次に、NZ企業全体の業績を見るには、 ブルームバーグ HPのマーケット情報の項に株価という項があります。そこでNZX動向を見ると参考になるでしょう。直近5年は日米独豪のどこも右上がりと言って良いでしょう。がしかし、NZXの右上がりの仕方を見ると、米ダウに次いで凸凹が小さな右上がりの仕方のように見受けられます。正直、豪ASXや上海指数よりも、凸凹が小さな点は意外な気がします。
ここまで、あくまで参考として。
ここからは、ポジションは超短期保有が原則のアマチュア(当会メンバーを含む)に向けての話です。
投資の基本は、FXであれ株であれ何であれ、保有期間が長くレバレッジが高いほど、資本に対するポジション保有率を小さくしなければいけません。いくら中長期的に魅力がある通貨でも、遊ばせるほどの大金がなければ、中長期投資は貯蓄的投資法(レバレッジがない)しか庶民にはできません。
普通のサラリーマンがFXで取引するには向いていない通貨だと思います。NZDを取引するなら、反応方向を確認してから追いかけてポジションが取っても、大きくpipsが稼ぎやすい指標だけが適しています。それにはRBNZ政策金利発表時の取引だけしか薦められません。
【4-6-2. 現状チャート】
チャートはご自身がお使いのFX会社のものを参照願います。
日足では、1月27日高値・2月16日高値・3月2日高値を結ぶレジスタンス下での下降トレンド中です。現在は、下降トレンドのちょい上げのような形になっています。このちょい上げが今のペースのままだと、次は2-3日後(14日か15日)に80.8付近でレジスタンスに当たりそうです。
がしかし、移動平均線を見ると、21日移動平均線(↓)が90日移動平均線(↑)に13日には当たるでしょう。両線の勾配から言って、少なくとも一旦はデッドクロスしそうです。その結果、上記レジスタンスへの到達が遅れたり、再下降するかも知れません。
そして、一目均衡表では、現在値79.80から上昇すると、転換線80.20・基準線80.75がレジスタンスとなる位置にあります。5日後には雲のねじれが生じており、上記デッドクロス絡みで上記レジスタンス到達が5日後に遅延すると、雲のねじれ時期でレジスタンス上抜けの可能性を生じます。
ときどき、こうしたチャート上で示唆された現象がきちんとその通りに起きるから困ります。がしかし、チャートを後から見ると、分析が外れていても部分的に当たっていたりするので、後付け解釈がズルい気がして嫌なのです。
【4-6-3. 現状テクニカル】
先週木曜・金曜は日足陽線が続いた結果、週足では下降が減速したように見えます。がしかし、トレンド指標・転換指標・振幅指標ともに、大きな変化はまだ見出せません。
この表から何が読み取れるにせよ、現在の市場環境は細かな分析に従う状況とも思えません。今はFOMC利上げ後に上がるか下がるかだけで動く状況です。
【4-6-4. 現状ファンダメンタル】
現在はUSD中心で動いているため、NZDJPYの動きに両国金利・株価の影響は見受けられません。
【4-6-5. 次週経済指標】
3月16日06:45に10-12月期四半期GDPが発表されるものの、取引はしません。
【4-6-6. 指標分析一覧】
市場予想がほぼ的中し、且つ、それにも関わらず反応が大きい政策金利にだけ注目しておけば十分です。
A. 政策決定指標
A1. 金融政策
RBNZ政策金利の発表では市場予想がほぼ的中します。そして、他の中銀の政策金利発表時と比較して、「現状維持」のときに発表後の反応が一方向に続く傾向があります。反応方向を確認してから追いかけてポジションが取ってもpipsが稼ぎやすい、という特徴があります。
(1) RBNZ政策金利 (2017年2月9日発表結果検証済)
以上
2017年03月03日
4-6. NZ指標DB(2017年3月3日更新)
2017年3月3日更新
【4-6-1. NZ指標全体の過去傾向と取引方針】
市場予想がほぼ的中し、且つ、それにも関わらず反応が大きい政策金利にだけ注目しておけば十分です。
もともとNZDは取引規模が小さくスプレッドが大きいことから、USDJPYの動きが映り込みやすくなります。そして、AUDとの相関も高いことが動きを複雑にしています。更に、もう何年も言われ続けていますが、中国リスクが高まるとリスク回避の円買いと相まって一気に下落します。
本ブログで扱う取引方法ではありませんが、長期保有でオセアニア通貨のスワップを狙うには嫌な時期だと言えるでしょう。勝ちにくい通貨ペアと認識しています。
現在のチャートは、2月27日-3月4日週に90日移動平均線を下回るか跳ね返されるか、といった状況です。あるいは、Wトップの谷を下抜けしかけています。
NZ10年債金利は、前週まで少しずつ上昇していましたが、おそらく3月4日には下がっているでしょう(FRBの3月利上げ説が払拭されない限り)。株価は3月2日までは上げてましたが、3月3日に週始値を下回って引けています。現在のNZDが、金利に引っ張られているにせよ株価に引っ張られているにせよ、NZDは下がるしかなかった訳です。
IMM投機筋ポジションも同様に、前週まで少しずつ買い持ちが増やしてきましたが、次週火曜発表で減っているなら、市中でこうした傾向が暫く続くと見なされている、ということです。
次週3月6日‐3月11日は、豪州中銀の政策金利発表や翌週のFOMC政策金利発表を睨んだ動きとなるでしょう。これらイベントを迎える準備は、近年続いている農産物価格上昇よりもインパクトが大きいため、USDJPYが118円や120円を目指すような勢いで上昇しない限り、NZDJPYは弱くなる週が続くと見込んでいます。
NZDUSDが2016年12月の底である0.696付近を下抜けると、NZDJPYも現在の80円付近から75-70円まで下がる可能性があります。スワップが大きい通貨だけに、下げリスクが高いときに手を出す必要はありません。
【4-6-2. 主要指標】
以下、NZ経済指標について示しますy。指標名をクリックすると、その指標の頁へと跳びます。
A. 政策決定指標
A1. 金融政策
RBNZ政策金利は、市場予想がほぼ的中します。事前に反応方向は予想できませんが、他の中銀の政策金利発表時と比べると、「現状維持」のときにも発表後の反応が一方向に続く傾向が強いようです。
(1) RBNZ政策金利 (2017年2月9日発表結果検証済)
以上