沢山の専門用語がある釣り。
何気なく使ってる用語でも、実は間違えているかもしれません...。
今回は、間違えやすい釣り用語を紹介します。
間違えやすい釣り用語
出典・ photoAC
釣りには沢山の専門用語が存在します。
はじめはわからなくても、慣れてきたら自然と出てくることもあると思います。
しかし、中には意味を間違って覚えってしまった言葉もあるかもしれません。
今回は、特に 間違えて覚えやすい・使われがちな釣り用語をピックアップして紹介します。
その1「ラインスラック」
ラインスラックは、糸ふけを意味する言葉です。
誤ってラインスラッグと言われることも多い言葉です。
正しいのは、 「ゆるい、たるんだ」を意味する英単語のslack(スラック)が正解。
その2「テトラポッド」
出典・ photoAC
テトラポッドとは、 株式会社不動テトラが商標権を持つ消波ブロックの製品。
正しくは 消波(しょうは)ブロック。
ちなみに、消波ブロックは護岸を目的として置かれています。
その3「橋げた」
橋の「橋げた」は、橋脚の上に掛けわたす横木のことを指します。
しかし、 橋げたと橋脚を勘違いして覚えやすいので要注意。
その4「サミング・フェザリング」
サミングとは、ベイトリールのキャスト時にバックラッシュを防ぐために、親指の指先でスプールとラインを押さえることを指します。
親指という意味の英単語 「thumb(サム)」に由来。
フェザリングとは、スピニングタックルのキャスト時に、ラインの放出量を人差し指でコントロールすることを指します。
押さえると言うより、軽く触れて止める動作で、羽を意味する英単語 「feather(フェザー)」が由来。
サミングはベイトリールで、フェザリングがスピニングリールです。
動作の意味的には似ているので、逆に覚えていたり、スピニングなのにサミング(逆もしかり)と言ったりしがちな言葉です。
その5「ストラクチャー」
ストラクチャーは、 地形の変化のことを言います。
英語のstructureから、人工的な構造物ととらえる方もいると思います。
しかし、釣りの世界におけるストラクチャーは、ブレイクや馬の背といった地形を示す言葉です。
※マン・メイド・ストラクチャーという言葉もあり、護岸、橋脚、水門など、人工的な構造物が地形変化となるような場合を指します。
その6「カバー」
カバーは、魚が 外敵から身を守るための遮蔽物という意味があります。
水面に覆いかぶさったリリーパッドやオーバーハングなどだけでなく、ウィードや立木、桟橋、杭などもカバーに含まれます。
※人工的な構造物(桟橋や杭など)が遮蔽物になるときは、マン・メイド・カバーと言われたりもします。
間違えやすいから要注意
今回は、間違えやすい釣り用語をピックアップして紹介しました。
言い間違ってしまうもの、タックルによって使い分けるもの、違う意味になってしまうもの、うっかり間違ってしまいそうなものばかりですね。
他にも沢山ある釣り用語を、釣りをしながら正しく身につけたいですね。
最後までご覧いただきありがとうございます。
X(Twitter) ・ Instagram のフォローお願いします!