にょろにょろ・ぬるぬるが印象的な“ウナギ”。
ウナギと言えば夏の土用の丑のイメージがありますが、天然物は秋〜冬、養殖物は冬が脂がのって美味しい時期。
今回は、身近なようで意外と知らないウナギのヒミツを暴いていきます。
ウナギ3つのヒミツ
出典・ photoAC
土用の丑のイメージが強く、夏にスタミナを付けるために食べる ウナギ。
しかし、冬眠のために沢山エサを食べる 秋〜冬が、脂がのって美味しい時期なんです。
1000年以上日本人に愛されているウナギですが、身近なようで意外と知らないことばかりですよね。
そんな、意外と知らない“ウナギのヒミツ”を紹介します。
その1「血に毒がある」
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ウナギの仲間は、 血液に毒成分を含んでいます。
しかし、火を通すことで無毒になります。
ウナギの刺身を目にする機会が少ないのはこれが理由ですね。
ウナギの新鮮な血液を大量に飲んだ場合、下痢や嘔吐、発疹などの症状が出てしまいます。
捌くときには、目や傷口などに入ると腫れたりしてしまうので要注意です。
その2・養殖ウナギのほとんどが雄
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天然のウナギはオス:メスの割合に大きな差はないんですが、 養殖のウナギは9割以上がオスになるそうです。
天然では大きくなるまで4〜5年掛かるところを、養殖では半年〜1年で成長させるため、急速成長がストレスになってオスが多くなるんだとか。
近年では、大豆イソフラボンをエサに加えることで、メスの割合を増やす技術が開発されたそうです。
その3・子どもの時は葉っぱのよう
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ウナギは、 小さい頃は木の葉のような形をしています。
そこから、シラスウナギになり、にょろにょろとしたウナギの形が形成されます。
大人とこどもで形が違うのは海の生き物あるあるですね。
どうして木の葉のような形をしているかというと、2000kmほど離れたマリアナ諸島沖で生まれたウナギの赤ちゃんが、流れに乗って日本にやってくるため。
水の抵抗を受けやすい(=流されやすい)ようになっているわけですね。
ウナギのヒミツ
こうしてウナギのことを見てみると、意外と知らないヒミツがありましたね。
血に毒があるのはご存じの方も多いと思いますが、ウナギの性別とか、子どもの頃の形とか、調べてみると面白いですね。
ウナギのヒミツを知ったところで、美味しいうなぎを食べて。今年も1年元気に過ごしたいものです。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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