ライトショアジギングを始めてみたけど思ったように釣れない・・・。
ライトショアジギングでボウズを回避するために、1匹を釣り上げるために、そのための 5つのコツを紹介します。
ライトショアジギングって全然釣れないじゃん・・・
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「ライトショアジギングを始めてみたけど全然釣れないじゃん.......。」
というように、思うような釣果が得られず悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
今回は、ライトショアジギングで ボウズを回避するための5つのコツを紹介します。
釣れない原因をチェックして、最初の1匹を釣り上げちゃいましょう。
実績の無いポイント・釣れない時期にやっている
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ライトショアジギングのメインターゲットになる “青物は回遊魚”です。
ルアーの届く範囲に魚が回遊してこなければ、どんなにルアーを投げたとしても釣ることは出来ません。
ライトショアジギングで釣果を上げるためには、まず、 “青物の実績ポイントを探す”ことが最初の一歩になります。
インターネットや地元の釣具屋さんなどでの情報収集、釣り場で他のアングラーさんに積極的に声を掛けるなどして、ポイントにアタリをつけましょう。
また、そのポイントが本当に良い場所なのか、“青物が釣れる条件”であるかを、自身の目で判断する事も必要です。
青物が釣れるポイント・状況の共通点
・外海に面している
・潮通しが良い
・十分な水深がある
・ベイトフィッシュがいる
・潮目がある
ボウズでも良いという気持ちで何度も挑む
仮に良いポイントだとしても、相手が自然である以上、必ず釣れるというわけではありません。
YouTubeなどでショアからブリが釣れていたり、プロのアングラーが青物を連発している動画を見ていると、簡単に釣れそうに見えますが、それは“釣れてないシーンをカットしたもの”ということを忘れてはいけません。
釣れている人は、日々の情報収集はもちろん、青物が回遊してくるまで何度もポイントへ通っているのです。
ベイトフィッシュの有無
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青物はなぜ回遊しているのか?
それは、自分たちが 食べるエサ (アジやイワシなどのベイトフィッシュ)を探すためです。
ベイトフィッシュが居ないところに青物が回遊してくる可能性は非常に低いと言えます。
ライトショアジギングのポイント探しは、“ベイトフィッシュの有無から逆算して絞り込む”といった方法もあります。
情報でベイトフィッシュの有無を確認する
・釣具店のブログ・SNS等で堤防でのサビキ釣りの釣果を確認する。
・アジやイワシが釣れている堤防の水通しの良いエリア(外海に面している堤防の先端など)に入る。又はその付近の磯に入る。
海を観察しベイトフィッシュの有無を確認する
・目で見える範囲に小魚の群れはいるかどうか
・海面がざわつく様子があるか、ナブラが起きているか
・サビキ釣りをしている人が、アジやイワシを釣っているか(沢山釣れているか)
潮の変化を意識する
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海面の高さは一定ではなく、月と太陽の関係で周期的に満ち引きを繰り返し、潮位が変化します。
これを潮汐(ちょうせき)と言い、海の生き物の 活性を左右する“変化”として重要視されています。
潮位が上がりきった状態が「満潮」、反対に下がりきった状態が 「干潮」です。
上げ潮により潮位が上がると、遊泳力の弱いベイトフィッシュは潮の流れに乗って岸に流されてきます。
流されてきたベイトフィッシュを追って青物も岸に寄ってくるので、上げ潮は抑えておきたい変化のひとつです。
下げ潮により潮位が下がると、岸寄りにベイトフィッシュたちが沖へと移動していきます。
それを狙って、ブレイクで待ち構えていた青物が捕食を始めることもあるので、下げ潮も抑えておきたい変化です。
時合を逃さない
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一説によると「青物は朝一日の7割の餌を捕食する」と言われていたりします。
薄暗い明け方から日の出頃の 朝マズメの時間帯は大きなチャンス で、ライトショアジギングでは必ず抑えたい時間帯です。
ですが、日中でも釣れないことはありません。
正直、釣れるかどうかは回遊次第なところもあるので、置き竿で他の魚も狙いながら、ジグをキャストするなど、のんびり回遊待ちをするのも良いでしょう。
夕マズメも朝マズメ同様に可能性の高い時間帯といえます。
しかし、完全に日が落ちて暗くなってくると、ルアーの視認性が悪くなったり、青物が沖へ回遊していったりと、なかなか青物が釣れない時間帯に入ります。
しかし、夜は夜でシーバスやタチウオ、根魚などを狙って楽しむことができます。
魚種にこだわらず釣りをするなら、夜でもライトショアジギングを楽しめます。
レンジ(層)を見極める
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どんな魚、どんな釣りでも、 狙う「レンジ(層)」を見極めることが重要です。
なかなか釣れない人は、まず “ボトムをしっかりとる”ことを意識してみましょう。
ジグは潮の流れが相当速くない限り一定のスピードで沈んでいきます。
着水してからボトムに付くまでの 秒数をカウント しておけば、様々なレンジにジグを通すことが可能です。
例えば、10秒で着底するなら9秒で巻き始めればボトムすれすれを、5秒で巻き始めれば中層をと言った具合に、レンジを刻んで魚の居る層を探ります。
フォール中も気を抜かない
ジグはフォール中も魚にアピールしています。
フォール中にバイトがあることも珍しくないので、気を抜いてはいけません。
10秒で着底するはずが、5秒で止まった=バイトしている。
と言ったように、着底の時間を知っておけば、竿先に出ないアタリを察知することが出来ます。
また、 着底後はすぐにアクションを入れる ように心がけましょう。
着底後すぐにアクションを入れることで、魚にジグを似きる隙を与えず、喰わせのきっかけを作れます。
さらには、ストレスにもなる根掛かりを防ぎやすくなるという点でも有効です。
時間帯で攻め方を変えてみる
青物が付きやすいレンジは時間帯で変わります。
釣りをする時間帯で攻め方を変えることも有効な手段です。
・朝は表層から攻める
朝一は青物が表層付近に居ることが多い時間帯です。
水面直下〜1メートル程度のレンジにジグを通してみましょう。
そして、日が昇るにつれ、水面直下から中層までを狙ってみます。
・昼はボトムから
日中は青物が深場に落ちがちな時間帯。
まずはボトムをしっかりとって、徐々にレンジを上げていきましょう。
コツを掴んで青物ゲット!
正直、釣れる釣れないは、運的な要素も絡んできます。
でも、出来ることなら狙った魚を釣りたいですよね。
場所選びからポイントに入る時間帯の選び方、ベイトフィッシュの存在や潮の状態、狙うレンジ。
これらを意識しながら、ライトショアジギングを楽しんでみてください。
大物が釣れる日も、そう遠くないかもしれませんよ!
最後までご覧いただきありがとうございます。
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