ロジカル・シンキング 論理的な思考と構成のスキル (Best solution) [ 照屋華子 ]
価格: 2,376円
(2017/6/16 00:20時点)
感想(58件)
本日楽天から購入したロジカルシンキングの本が届いて、第一章まで読んだので学んだ事をメモとして記します。あくまで自分の意見なのでコンサルティングに興味ある方でもそうでない方もビジネスのために読んでみることをおすすめします。
第一章
伝えると言うことは独白という独りよがりなものではなく相手のことを考えること。
会話において相手のことを考えることということはメッセージがはっきりと伝えているかということ。
メッセージとは課題と答えと相手の反応の期待で成り立っているもの。
課題とは相手の聞いていることに対してしっかりと答えられているか?
要するに言葉のキャッチボールができているか、だ。
A「我が社は新しく中国に投資するべきか?」
B「中国では市場の成長が著しいですよね」
と極端な例を言ってみたがBはこれでは相手の知りたいことに対してそもそも答えがずれている。
答えとは相手に対して納得感はあるか、相手がそれを聞いた時にすぐに行動に移せるか。
A「我が社は新しく中国に投資するべきか?」
B「中国市場は成長率が高いですが我が社の関連商品はあまり普及していない点では好機です、しかし消費者が果たして我が社の製品を好むかは分からないのでいろいろな情報が必要です。」
この例ではBはそもそもAの質問、するかしないかに答えていない。まず結論を言ってその理由を述べるべき。
相手の反応の期待について、
相手の反応とは理解してもらう、フィードバックを得る、行動に移してもらうという三つのいずれかになる。
会議の際ただ自分の話したいことだけを言うのと、上司から自ら提案した選択肢の中でどれがいいのか選んでもらい、継ぎは何をするべきかを教えてもらうという反応を期待しながら会議を行うのでは結果が全く違ってくる。
納得感について
〜がないから〜が必要だは ×
我が社は中国に投資していないから中国に投資するべきだ。 これじゃただの真似事、差別化できない
。
一般論でものは言わない。
我が社は来年から他社と差別化するために市場の理解を深めて自分の強さと弱さを見つけて強さに立脚した戦略を取るといったことは他社にでも同じことで、十年後も同じことがいえ、これが具体性がないことと言える。
仮説と事実をはっきりさせる
言っていることが仮説なのか事実なのかはっきりできない言葉は相手を苛つかせる。
感想:
本の中で語られた例は具体的で分かりやすかったです。
会話というのは自分の伝えることだけでなく、相手の反応も考えながら行うというのは当たり前のようで見落としがちなところだと思います。それに気づけたことは良かった。
メッセージとは何かが定義されていて分かりやすい。
以下、P40感度チェックのワークの自分の答え:
1 この文章の送られた目的は? 理解するため、それとも何かアクションを起こしてほしいのか。
読むからにはダイエットフードを新たに開発すると思うのだが、それだと消費者はどのような情報欲しいのか不十分だと思う(健康と美容のみだと女性しか考えていないように思う、男性が漏れてるのでは?)
ダイエットフードって何?定義は?
ハイティーン?シニア?具体的に何歳? 他の年齢層はどうなのか?
2 参加対象者はどのような人?私は参加してほしいの?
敵対買収って何かは説明されているの?内容とタイトルに齟齬があると思う。
何で増えてる?なにをもって増えているか、内容に書かれていない。
3 関係各位って誰?私は含まれる?
何で広告料の情報が必要なの?それって緊急?今返信しないといけないの?いつまで?
件名と内容が一致していない、件名は広告料を教えてくださいにするべき。
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