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lapi
関東生まれ、その後中国に学生生活を過ごし、現在は都内の大学院に所属しています。 日中バイリンガル、TOIEC940点。 2017年10月に外資系コンサルティングファームに就職予定。 プロフィール画像はいらすとやから拝借。 メールアドレス:lapi_blogあっとyahoo.co.jp(あっとをアットマークに変換してください)
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2017年06月26日

So what? Why so?でとMECEで「論理」を作る — ロジカルシンキング 第五章



ロジカルシンキング第5章のメモです。あくまで自分用のメモなので読みやすさは度外視しています。

論理の定義:論理とは、結論と根拠、もしくは結論とその方法という複数の要素が、結論を頂点に、縦方向にはWhy so, so whatの関係で階層をなし、横方向ではMECEに関係づけられたものである。

論理の要件:
1.結論が課題の答えになっている — 要はしっかりと聞かれた質問に答えているかということ。
2.縦方向に結論を頂点としてWhy so, so whatの関係が成り立つこと — 要は飛躍をなくすこと
3.横方向に同一階層内の複数の要素がMECEの関係にあること — 要は漏れ、ズレが無いこと。

図で表すと、
課題

Level 1 結論 
Level 2 A B   C 
Level 3 A1 A2 A3 B1 B2 B3 C1 C2 C3
Level 4...

縦方向にはWhy so, so Whatの関係が成り立ち、横方向にはMECEの関係が成り立つ。MECEである要素数は多くて5つが分かりやすい。

例えば、

化粧品会社Aの各事業はどのような現状にあるのか?

A社は主力の健康食品とともに、化粧品事業も厳しい状況にある

主力の健康食品事業は、 化粧品事業は、市場の伸び悩み、
都市部、地方部とともに 競合の増加、自社の商品説明の
訪問販売の強みが生かせず、 トラブルから処理コストが膨大
  厳しい状況にある にかかっている。

 都市部では・・・ 地方では・・・ 市場では・・・ 競合は・・・ 自社は・・・

と言うかたちに。




ロジカルシンキング 第六章 論理パターンをマスターする
1.並列型。
第五章で紹介したような、縦がwhy so, so what、 横がMECEの関係にあるもの。
2.解説型。
課題

Level1 結論
Level2 事実 ? 判断基準 ? 判断内容
Level3 事実の根拠1 事実の根拠2 事実の根拠3


縦はWhy so, so Whatの関係、Level3 の横はMECE。
この形の利点は自分の観点を述べることができるということ。
メカニズムは事実を言うことで相手と同じ土俵に立たせ、自分の意見を反論できないようにすること。

判断基準は言わないと相手に曲解される可能性がある。
例えばあなたが医者に行った時、あなたは「これから手術をする必要はありますか?」と尋ねた時、医者は「あなたのXXは正常値より4割高く、YYは正常値なので(事実)大丈夫です(判断内容)」というと、XXは高くてもYYが正常値なら問題ないのか、XXが5割高かったら大丈夫じゃなかったのか、といくらでも解答を解釈できる(曲解が生まれる)。要は判断基準が明確でないと曲解されやすい。
正しい回答は、「あなたのXXは正常値より4割高く、YYは正常値です(事実)。しかし手術が必要な基準はXXが正常値の3割を超えていることと、YYが正常値の3割を超えていることを同時に満たす必要があるので、あなたは大丈夫です。」といえば相手に曲解される余地をなくせる。
これは確かに大事だと思った。自分もある程度学問で専門性があり、相手がわからないことを勝手に自明の理のように省略してしまう。判断基準を省略してしまうと相手に誤解されるか、所謂分かりにくいという印象を与えてしまう。
これは判断基準に対して何故そうなのか、をとことん突き詰めていけばどれが常識なのか、どれが違うのかがはっきりできると思う。






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posted by lapi at 00:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍
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