土曜日のみ、間借り営業しているウクライナ料理のお店に行ってみました。土曜日のみ営業というのが、地味にハードルが高い。せめて土日営業ならどっちか行けるんだけど。
歩道に看板が立て看板が出ていますが、気づかなければ見逃すところ。雑居ビルの2階。階段を上った奥のお店。日本人女性と、ウクライナ人?男性2名で営業。接客は日本語ですが、スタッフ同士の会話は英語。男性2名も日本語が上手です。
本場のボルシチが食べたくて来たんだけど、ボルシチは奇数週の提供だそうで、今回はソリャンカの日でした。選択の余地はないので、ソリャンカのランチセットをオーダー。1,300円。
ソリャンカってなんだ?と思ったけど、要はウクライナ風のミネストローネみたいなものか。野菜、肉、魚といった具材がたっぷり入ったトマト風味スープで、初めて食べたけど美味しい。全然抵抗感も違和感もなく、普通に美味しい。生クリームをトッピングするあたりはボルシチに通じるものがあるのかな。
添えられたプレーとはカテリャーテというウクライナのハンバーグ、そばの実のカーシャ、タマネギのマリネ、ピクルス。カテリャーテは薄味だけど上品な味わいで、まさに家庭料理のハンバーグって感じ。マリネもピクルスもそれほど酸味は強くなく、マイルドな甘みがあります。レタスのサラダにドレッシングがかかっていないので、マリネとピクルスと合わせて食べると丁度良い感じ。そばの実のカーシャは、米の代わりにそばの実を炊いた感じかな?小粒でパラパラ、ボソボソした食感で、ちょっと馴染みがないけど、ソリャンカと一緒に食べると変わった味わいで面白いと思いました。
本場の味を再現しているのか、日本人の味覚に合わせているのかお尋ねしたところ、完全に本場の味わいというわけではないとの事。日本では手に入らない食材があるので、そこは日本人寄りになっている、と言っていました。
本格的なウクライナ料理は初めて食べましたが、美味しかったし違和感も抵抗感もありませんでした。
ウクライナは、独裁者・プーチン率いる独裁国家・ロシアからの理不尽な侵略戦争の被害に遭っています。一刻も早く、戦争が終結することを祈りつつ、食でウクライナを支援したいなぁと思っています。
11:00〜 土曜日のみ営業
仙台市青葉区中央1丁目7−39 仙台協立第12ビル 2F
駐車場なし
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