シャーリーズ・セロン といえば、「タリーと私の秘密の時間」や「モンスター」のように自らの体型まで変えた主演映画もありますが、カッコいい彼女を見るならおすすめはこの『アトミックブロンド』(Atomic Blonde)。
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」で彼女の美貌は期待外れだったが、この映画では満喫できます。
アクション満載のスパイ映画。なんといっても共演キャストの ソフィア・ブテラ との格闘は見どころです。
あらすじ・主なキャスト
シャーリーズ・セロンの役どころはイギリス秘密情報部MI6の女スパイ「ロレーン・ブロートン」。
同じ女スパイ映画では、「レッドスパロー」(主演ジェニファー・ローレンス)が「神経戦」なのに対して、こちらは「武闘派」。
舞台となるのは東西冷戦下、ベルリンの壁崩壊直前の西ベルリン。
ロレーンのミッションは、MI6の同僚スパイ・ガスコインが持つ時計の回収でした。この時計には、世界各国で暗躍する各国諜報員のリストが仕込まれていたのです…。
あらすじと見どころ
(引用:
https://www.facebook.com/AtomicBlondeMovie/?brand_redir=380042585703268 )
◇ミッションはスパイリストの回収!
しかし、KGB(ソ連の諜報機関)に先を越され、ガスコインは殺されます。そして、横取りされたまま東ベルリンに潜伏されることに。
そこに協力者としてあらわれるのが、同じMI6のベルリン支局、デヴィッド・パーシヴァル(ジェームズ・マカヴォイ)。
ジェームズ・マカヴォイ は「X-MEN」でおなじみですよね。
ところが、このパーシヴァルがなかなかの曲者だったのです。
◇フランス諜報員に尾行されるロレーン…
ところでロレーンにはもうひとつミッションがありました。
それは、ガスコインを裏切った二重スパイ「サッチェル」を見つけ出すこと。
そこに登場するのが、ロレーンを尾行していた女デルフィーヌ・ラサール(ソフィア・ブテラ)。
あとになってわかるのですが、彼女はフランス諜報機関DGSEが差し向けたスパイで、パーシヴァルと組んでロレーンを追っていたことも判明。
彼女は味方か敵か、さあ、この辺りからスパイ映画ならでは「本当の敵」「本当の味方」がわからなくなり混とんとしてきます。
◇パーシヴァルは協力者?
ロレーンはデルフィーヌには信頼を寄せますが、ロレーンのミッション遂行計画が筒抜けになっていることに気付きます。
また、信頼を寄せ愛し合う仲までになったデルフィーヌは、パーシヴァルとただならぬ関係だったことなど、ロレーンは思いもよらぬ事実を発見。
そもそも、パーシヴァルは本当に協力者なのか?
クライマックスからエンディングへ
結局、ロレーンと同じMI6に属するメンバーだと思っていたパーシヴァルは、信じるに足る人物ではなかったのです。
ロレーンに疑われていることを察知し、身の危険を感じたパーシヴァルが向けた矛先はなんとデルフィーヌ!
デルフィーヌを守るべく動いた武闘派スパイ・ロレーン!怒りは最高潮に達します。
接近戦が得意なロレーンのキレキレのアクションが暴発!たっぷり堪能して下さい。
感想とおすすめ度
スパイ映画に「まさか!」はつきもの。映画の冒頭では、ミッションを遂行後、ボロボロになったロレーンが登場します。
この冒頭シーンをしっかり頭に入れておくと、最後の「まさか」のドンデン返しが堪能できます。
じっくり楽しんで下さい!
感想(3件)
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