全28件 (28件中 1-28件目)
1
![]()
『昼田とハッコウ』山崎ナオコーラ著 ■異なる立場の緩やかな協働 昼田実と田中ハッコウは同年齢のいとこどうし。両親のいない昼田はハッコウの家で兄弟同然に育った。 まだ20代の2人は、ハッコウの父の死をきっかけに、家業の「アロワナ書店」の経営に携わることになる。 2人の主人公が魅力的だ。オーナーのハッコウはかつて学校になじめず、今もふだんは「天岩戸」と言われる一室から出てこない。外出するときは能面をかぶっているという異色の人物。多くの点で自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群)を思わせる。誰にも敬語を使わず、相手を怒らせることも多いが、その分、一種のカリスマ性を備える。 一方、この小説の語り手となる昼田は、IT企業で働いた経験もあり、有能でそつがない。 しかし両親を失った経験からか、内心では自信を持てず、常に居場所と生きる意味を求めている。 店長としてハッコウを補佐する。 2人はいまどきの若者らしく、一見いかにもクールだが、その実、自分たちの仕事を真剣に受け止めている。 書店、特に地域の書店の経営はとみに厳しい。 アロワナ書店も大型チェーンのあおりを受け、売り上げは下降気味だ。そうした中で2人は地域の書店の役割を模索していく。 この小説は書店経営の内幕もの、青春小説、家族小説など多くの面を持っているが、その真骨頂は、異なった立場や価値観を持った人たちの間における緩やかな協働を描いているところにある。 ハッコウには世界を放浪する兄とアーティスト気質の弟がいる。この作品には他にも、自分を「負け組」と思い込む理屈っぽい書店員や気取り屋の出版社員など、いまどきの若者の一面を代表するような人物が登場する。 個性的な彼らの間には感情的な行き違いや立場の違いもあるが、決定的に対立したり、相手を押さえつけたりせず、穏やかに共存の方法を探っていく。 従来の縦のつながりではなく、しなやかな横のつながりの可能性を爽快に描いて、時代の風を感じさせる小説である。(講談社・1995円) 評・水牛健太郎(文芸評論家) [産経ニュース] まるで人間ウオッチングしているかのような 作者の繊細な部分が逆に新鮮で印象的な作品です。 昔は、夏目漱石がそういう書風を担っていたようにも思えますが、現代の若者たちの生き方をちょっと遠巻きにみつめるのも何かを知るきっかけになりそうですね。🌠 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.09.30
コメント(21)
発達障害児ら 画面タッチで意思伝える...島根でアプリ 発達障害などを持つ子どもらが、タブレット端末に表示される絵や文字を選ぶことで、教師や保護者など日頃の生活を支援してくれる周囲の人たちと円滑に意思疎通を図ることができるアプリを、島根大卒業生の稲村駿さん(23)と同大学の廣冨哲也准教授(37)(コンピューター理工学)が共同開発し、25日発表した。 画面上の「いつ」「どこ」「だれ」「どのように」「なにをどうする」の項目ごとに、施設や人物、食べ物などの絵や写真を最大12個表示でき、子どもらが選ぶことで、意思疎通をスムーズにする。 例えば、子どもが喉が渇けば、「だれ」は「私」、「なにをどうする」は「お茶を飲む」の絵と文字を選んで意思を伝える。 これまで、教師らが自分で絵や文字を紙に書いてやり取りをするなど、支援する側の負担が大きかった。 自身も発達障害を持つ稲村さんは「障害者らが視覚的に会話の内容を理解できる手がかりにしてほしい」と、普及に期待する。 アプリは既に県内の特別支援学校で使われており、希望者に無料で提供している。問い合わせは廣冨准教授(hirotomi@cis.shimane-u.ac.jp)。(読売新聞) 対話や会話がなかなか成立しない為に、不都合が生じたり、相互理解の欠如から想定外の問題やストレスの原因にもなりかねませんね。 環境が変わる度に関わる人も変わる中で、こういう統一されたアプリがあれば、一環した成長を見守れるし、何より本人が安心かと思います。 敢えて保護者を介さなくても、お互いの意思の疎通が図れる環境が保たれるなら、保護者としても、これ以上の安心はないでしょうね。🌠 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.09.29
コメント(22)

奇跡のプラスハンディ7.6~杉山修身物語~ ここに一人の男がいる。杉山修身(おさみ)さん、50歳。JGAハンディキャップ、プラス7・6。 そう聞くと、誰もが、ジュニアからゴルフをやってきた競技ゴルファーなのだろうと考えるに違いない。 しかし、彼は、誰もが知っているヒット曲の数々を手がけた敏腕音楽ディレクターでありながら、複数の病気を発症。リハビリとして始めたゴルフでここまで上達したという。そんな彼が、どのようにして国内最高ハンディキャップまで登り詰めたのか、その半生を追った。 ゴルフ超人道は趣味を持つことから始まった 月に2回のレッスンと2カ月に1回のラウンド、それに月1回の練習場通いだけでシングルになれる──と断言する男がいる。JGAハンディキャップ、プラス7・6(2013年8月現在)。現在国内最高ハンディキャップを誇るアマチュアゴルファー、杉山修身さんである。 「サラリーマンゴルファーにとって、シングルプレーヤーになるのは、練習する時間もラウンドを重ねる金もなく、はるかに遠い夢のようなもの。ですが、たいていの人は見当違いの練習をし、かえって上手くなれないようにお金の無駄遣いをしている。ボクは何とかしてその勘違いに気づいてもらい、少しでも多くの人に上達への近道を見つけてもらいたいんです」 それは、自ら積み重ねた独自の研鑚と実績の中で膨らんできた切実な思いであって、力量を誇る優越感や成功をひけらかす自己顕示欲から出たものではない。 プラス7・6ハンディとは、18ホールを7アンダーで回っても、ネットスコアがオーバー・パーになるという、他には誰もいないプレーヤーの世界。達人とも天才とも呼びうるゴルフの超人的境地だ。 が、杉山さんは、現在も週1回の点滴治療を続ける進行性のC型肝炎患者であると同時に、難病指定を受けたメニエール病患者であり、また強度のうつ病患者として障害者手帳を持つ身でもある。正直いって、健康にいつ不測の事態が起こるとも限らない不安を抱えているのだ。 いま、その気の遠くなるような闘病のかたわら、ゴルフのレベルアップを実現してきた体験を、無駄にすることなく世に伝えたいという強い思いがある──。 そもそもゴルフとの出会いは2004年、2度目の重い発作に見舞われたうつ病の治療に当たった医師から、仕事とは関係のない別の趣味を持てと勧められてのことだった。そこから始まった杉山さんの「ゴルフ超人術」は、アベレージゴルファーの興味を惹きつけて離さない。 1962年、東京都豊島区出身。平均的サラリーマン家庭に育った杉山さんは、どちらかといえば運動が苦手で引っ込み思案の、今でいう自閉気味の少年だったという。ただ、父親はレコード会社のディレクター、家の中には洋楽系を中心に大量のサンプル盤が溢れていた。 「特に好きだったというわけでもなく、自然と音楽を耳にしていたんでしょう。中学には軽音楽部もありましたが、同学年の彼らがやっているバンド活動も、ヘタだなぁと横目で見ているだけでした」 何がやりたいでもなく、なんとなく大学へ進んだとき、人生で初めて熱中するものに出会った。たまたま講義で横に座った級友からサーフィンに誘われ、たちまち惚れ込んでしまったのだ。 「どうせやるなら一番になりたいと、すぐに雑誌やビデオを買い漁り、どうすれば上手くなれるかを研究しました。一流選手が波の上で体をどう使っているのかを観察し、それをスケートボードで体感しながら確かめる。それだけに没頭すること3カ月。バイトして貯めたカネでボードを買い、秋になって初めて1人で海へ行ったときには、想像以上に簡単に波に乗ることができました」 クラブには所属せず、一人で黙々と腕を磨くのが性に合っていた。2年生になってからは競技にも参加する熱の入れようで、1年留年することにもなったが、在学中には全日本学生のタイトルも獲得した。 だが、サーフィンで食っていく気は毛頭なかった。趣味を職業にして失敗するサーファー崩れはたくさん見て知っていたし、やり続ければ本気になってしまう自分の性格も分かっていたからだ。 就職の内定ももらい平凡な社会人になるつもりだった1月のある日、たまたまゴルフに出かける父親の運転手を頼まれた。同行したのは仕事関係の父の後輩。そこで音楽の道に進んではと勧められ、急きょ内定を辞退。それまで何もいわなかった父がレコード会社への就職を世話してくれたことが、ただうれしかった。 ところが、父親の注文は最初から制作部配属というキビシイもの。音楽の門外漢で右も左も分からない身にとっては有難迷惑というほかはなかった。 とにかく「オリコン」を読み漁り、レコーディングの現場を見学しまくり、作曲家の先生からは「教えることは何もないし、人マネではヒット曲は作れない」と聞かされて独自の研究を続けた。 「やり方はサーフィンの時と同じ。ヒット曲とそうでない曲を何度も聴いていると、どこが違うかが分かってくる。どうすれば人の耳に"引っかかる"曲になるかを考えたんです。いつの間にか耳で聴いた曲を譜面で書けるようにもなりました」 もともと集中力に優れていたこともあったろう。幼少時から知らず知らずに鍛えられていた音楽脳のせいもあったろう。入社早々からディレクターとして、少年隊のデビュー曲「仮面舞踏会」(86年のレコード大賞新人賞)などを手がける。 作業上の必要からピアノ、ギターも習得し、業界では生意気といわれながらも、次々と実績を上げヒット請負人と持ち上げられ、27歳にしてチーフプロデューサーにも昇進した。が、好事魔多し。 「メッキは剥がれるというんでしょうか。ヒットが出なくなった頃、C型肝炎で6カ月入院したこともきっかけになって、自分は終わったと思い込んでしまった」 95年うつ病の発症、33歳の時だった。 【pargolf】 人生、苦難・辛い事が多い程に、また頑張る意欲が湧いてくるものなのかと、凄まじい葛藤の中での奇跡を思い感じます。 字数制限があり、全て転載できませんが、リンク先からご覧頂ければと思います。🌠 一昨日に88万アクセス突破。いつもご訪問にコメント、恐れ入ります。。(^。^)y-~にほんブログ村 にほんブログ村
2013.09.28
コメント(31)

多治見の大嶽さん8キロコースを19年 重い障害を抱える多治見市田代町、会社員大嶽裕司さん(39)が今年5月、自宅近くの道路を8キロ走るジョギング1000回を達成した。 大嶽さんが所属するジョギングの愛好家グループ「多治見健友走会」のメンバーらが、19年間で実現した記録を祝おうと23日、「記念ラン」と名付けて、大嶽さんとメンバーら約30人がいつもと同じコースを一緒に走った。 重度の自閉症の大嶽さんは3歳の頃、ジョギングをしていた父親の肇さん(68)に誘われ、当時住んでいた名古屋市緑区で走り始めた。 小学3年の時、肇さんの実家の多治見市に転居し、県立東濃養護学校(現・東濃特別支援学校)を卒業後、紙箱製造会社に勤務している。 県内で昨年10月に開催された全国障害者スポーツ大会「ぎふ清流大会」で、県代表として陸上1500メートルと800メートルに出場した。 自宅周辺の別のコースを走っていたが、20歳の区切りを機に、自宅近くの自転車・歩行者専用道路「陶彩(とうさい)の径(みち)」を走り始めた。 肇さんもノートに記録を始め、大嶽さんは天候や体調を見ながら土・日曜日を中心に走り、今年5月6日に1000回を記録した。 この日の開会式では、同健友走会の吉田紀光会長(82)が「ハンデを乗り越えて走る大嶽さんは、健友走会で一番のがんばり屋で、みんなが目標にしている」と大嶽さんをたたえた。 その後、仲間たちと走り終えた大嶽さんは「これからも走り続け、次は1500回を目指します」と笑顔で話していた。(読売新聞) きっと素敵な笑顔だったのでしょうね。 父子がずっと同じ趣味を共有するって、お互いを高める為にも、この上ない素晴らしいことだと思います。 それが身近なジョギングで果たせるのは、何より理想的ですね。 一雨ごとに秋めいて、今週は末っ子も衣替え移行期間です。 気候の変化に順応できる体力作り、必要ですね。🌠 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.09.27
コメント(5)

知的障害者を捜査時から支援、長崎に全国初のセンター 知的障害などがある容疑者や被告について、捜査・公判段階から福祉的な観点で専門家らが検察や弁護人に助言し、更生につなげる「司法福祉支援センター」が25日、長崎市に設置された。 刑務所や矯正施設を出た後の更生支援は全国で行われているが、捜査・公判段階での支援に特化した専門機関の設置は全国初。 犯罪を繰り返す「累犯障害者」の効果的な更生や再犯防止に向けた新たな支援の枠組みで、成果が期待される。 センターは、累犯障害者の更生支援に取り組む社会福祉法人「南高愛隣会」(長崎県雲仙市)が設置、運営。 厚生労働省のモデル事業で、今後、全国に広げることも検討されている。 障害者が逮捕された後、検察や弁護人からの依頼を受け、生い立ちや障害の程度、犯罪に至った背景などを調査。 センターに設置された医療や福祉の専門家らからなる調査支援委員会で、福祉による更生支援の必要性などを判断し、センターを通じて検察・弁護人側へ報告する。 これを基に、検察側が起訴するかどうかを判断したり、弁護人側が公判で執行猶予付きの判決を求めたりする。(2013年9月25日 読売新聞) 捜査・公判段階での支援に特化した専門機関の設置、一番ケアが必要な個所での補強は、その後の流れにも随分効果をもたらしそうですね。 これも、全国的に設置して欲しい機関です。🌠 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.09.26
コメント(17)

「微笑みのたくらみ」 マリアン・ラフランス著 中村真訳 笑顔は私たちに欠かせないものであり、優しい目や口もとに誰もがひきつけられる。 一見、単純明快に思える笑顔だが、実は複雑な意味を含み、私たちに驚くほど多様な「結果」をもたらす。 本書は、心理学を柱に、さまざまな分野の最新研究成果を用いながら、笑顔が生まれるしくみと、その表情がどんな結果をもたらすのかを解き明かしていく「笑顔学」の書である。 赤ちゃん、母親・父親、大統領、軍人、俳優、文学の登場人物、自閉症者、犯罪者、男と女、性転換者、チンパンジー、黒人、日本人、ウェートレス、客室乗務員、チアリーダー、家族写真、フェイスブック、顔文字・・・などなど、あらゆる人々のあらゆる笑顔が取り上げられ、それらの表情に秘められたものが暴かれていく。 本書を読み終わった後、もう今までのように、あの人の笑顔を見ることはできないかもしれない。 【j-cast】 微笑、人間として生まれながらに持ち合わせた表情の表し方も様々です。 ただ、思うに、意外に何かを封じ込む作用があるのかと、自閉症の息子を遠巻きに見ていて思うことがあります。 皇族の方々の笑み、あたりさわりなくその場を凌ぐ為の一つの手段だとしたら、 きっと奥に潜んだ思いは計り知れず。。怒り・憤り・悲しみ・辛み等々。 それを少しでも発散させる方法なのかも知れないですね。🌠 楽天では扱っていないので、Amazonをリンクしています。 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.09.25
コメント(21)

命のメッセージ伝わった 先日、6年半の闘病を経て亡くなった大阪市東住吉区の2児のお母さん、作前ヒロ子さん(42)のことをご報告しました。たくさんの反響をいただきましたので、一部をご紹介します。広島県東広島市の大田洋子さん(71)からです。 〈私も2007年に乳がんの手術をしました。次男(46)が、てんかんの持病がある自閉症で、障害を持つ子を残しては死ねない、と今まで頑張ってきました〉とあります。 やはり自閉症のご長男がいて、子供たちのために力を振り絞った作前さんの話に、〈私も一日一日を大切に、と思いました。元気をいただきました〉とお書きでした。 作前さんは、〈(子供に)経験というたくさんの種を植えることが、生きていく自信につながる〉と言っていました。この言葉に感銘を受けたというファクスが、大阪府摂津市の岸田美穂さん(40)から届きました。〈どういうふうに育てれば良いのか、私を含め母親は毎日悩みます。その答えの一つが、作前さんのメッセージだと思いました〉 反響の便りは、作前さんのご主人の浩二さん(52)にもお読みいただきました。みなさんに、悲しみだけでなく、前向きなメッセージが伝わっていることをお喜びでした。 早くお母さんを亡くされた方の便りもありました。神戸市灘区の宮本喜久子さん(83)は、15歳だった終戦の年、疎開先で、お母さん(当時42歳)を肝臓がんで亡くしました。〈この12月で84歳。母の倍を生きてきました。子供や孫、ひ孫に恵まれて元気に過ごしています。3歳だった弟も70歳を過ぎました。父が92歳まで生きていたので、さみしい思いも我慢できたと思います。作前さんの子供さん方が立派に育たれることをお祈りいたします。どうか前向きに生きてください〉 滋賀県草津市の山本景子さん(38)のお母さんが乳がんで天国に旅立ったのは、山本さんが小学1年のときでした。 〈母のひつぎに入ろうと泣いていたのを覚えています。幼い頃、「どうして私をのこしていったの」という気持ちでいっぱいでした。父は一生懸命育ててくれました。だからこその厳しさでした。結婚して母になった今、のこされる者もつらいけれど、のこして逝く者がどれほど心残りか、ようやく感じることができています。作前さんの記事を読むと、親の立場から、子の立場から、両方の気持ちが痛いほど伝わります〉 そして、こうしめくくっておいででした。 〈日々の忙しさに追われ、ふりかえることすらできていませんでした。作前さんの記事に勇気をいただきました。命の大切さを娘たちに伝えていきたいと改めて思いました。本当にありがとうございました〉(2013年9月22日 読売新聞) 一つのかけがえのない命の重み、 そこから伝わってくるものは実に多いものです。 当たり前の日常の中で、日々のなにげない生活に感謝しつつ、家族の有難さを感じることができれば、それだけでも十分幸せですね。 お彼岸とあり、目に留まったので、前日の関連記事をアップしました。🌠 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.09.23
コメント(26)
東大、血液で自閉症診断-4種の代謝産物指標に 東京大学大学院医学系研究科の山末英典准教授らのグループは、血液に含まれる成分から「自閉症スペクトラム障害」(ASD)を診断できる可能性があることを明らかにした。 ASD患者と健常者の血中に含まれる代謝産物濃度を比較。4種類の代謝産物を指標にすることで、80%の高確率でASD患者を判別できることが分かった。 ASDは面談などの主観的な手法で診断されている。今回の研究の再現性がさらに確認できれば、血液成分という客観的指標の診断法開発に貢献すると期待される。 グループはASD患者25人と健常者28人を被験者として、血中に含まれる100種類以上の代謝産物の濃度を測定。ASD患者はアルギニンとタウリンが上昇し、5-オキソプロリンと乳酸が低下する傾向があった。 代謝産物濃度の違いがASDとどのような関係にあるのかは現時点で不明。実用化のためには、さらに50-150人規模の調査で再現研究をする必要があるという。【日刊工業】 調査の規模がまだ少な過ぎて、果たして断言できるのかと感じてしまいますが、 確かに医学の進歩は進んでいるようです。 ただ、親としてはより確かな段階で、発表して欲しいものです。🌠 ラグビー、秋の大会に挑んでいます。今が一番活躍が著しい時季ですね。🌟 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.09.22
コメント(21)
![]()
よく褒め、よく叱ろう 発達障害の子育て講演会 小児精神科医の広瀬医師 (2013年09月18日) ジャカルタ・ジャパンクラブ(JJC)と海外邦人医療基金(JOMF)は17日、バンテン州南タンゲラン市のジャカルタ日本人学校(JJS)に横須賀市療育相談センターの広瀬宏之所長を招き、発達障害と子育てについての講演会を開いた。 保護者ら52人を前に、広瀬さんは発達障害への正しい理解や、適切な褒め方、叱り方の重要性を語った。 広瀬さんは、じゃかるた新聞の火曜日7面に隔週で「広瀬先生の子育て相談」を執筆している小児精神・神経科医。 講演では得手や不得手は誰にでもあるとした上で、とりわけ発達の偏りが大きく、日常生活に支障を来す場合を発達障害と考えると説明。 発達障害には、精神発達遅滞(MR)や運動発達遅滞、自閉症スペクトラム(ASD)、注意欠陥・多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)がある。 遺伝子異常によって脳の発達が偏ったり遅れたりするのが原因で、育て方とは直接関係がないとされる。 広瀬さんによると人口の約10%が発達障害を持っている可能性があり、我が子だけでなく、同僚や隣人として発達障害を持つ人と接する機会も多い。 東京大学医学部の学生の8割が発達障害を持っているとの説もあり、発達障害を持った子どもが一芸に秀でることも少なくない。 広瀬さんは発達障害を持つ子どもも、大人の顔色や周囲の雰囲気を読み取ろうと努力していると話し、発達障害を持つ子どもと接する上で、周囲の大人の理解が大切だと語った。 特に具体的な指示や、達成可能な目標設定を与えることが重要といい、「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、褒めてやらねば、人は動かじ」と旧帝国海軍大将・山本五十六の言葉を引きながら心得を説いた。 適切な褒め方、叱り方も大切だ。 何に対して褒めているのかを具体的に示し、行動の途中でも褒めることが効果的と強調。 例えば、宿題を始めた子どもを労って褒めることが重要で、「やればできるんだったら、はじめからやりなさい」などと非難を交えると褒めた効果が相殺されてしまうと注意した。 叱る場合には短く、簡潔な言葉を選ぶことが大切で、内容を言い換えずに「壊れたレコードのように」繰り返すと良いと説明。 スーパーマーケットなどで子どもが駄々をこねた場合には要求を無視し、その後に「よく我慢したね」などと声をかけて親子関係を修復することも忘れてはいけないと話した。【ジャカルタ新聞】 障害の有無に関係なく、育児全般に有効なのではないかと思います、 ただ、注意を喚起し、唱える回数が多いだけで。。 電車内でも、可愛い幼い姉妹が戯れている光景、至って、微笑ましく可愛いと感じたんですが、横に座るお母さんの顔はすっかり疲れ果てていて、静かにしなさい、と終始目くじらを立てていました。 男の子の落ち着きのなさに比べれば、全く気にならないことでも、公共の場では特に子どもの行動には神経を擦り減らす風潮がありますね・・。 ただ同じ叱るのでも、壊れたレコードのように一定のことばを繰り返すだけでも、いや、逆にそちらの方が感情的になるよりは、効果がありそうかと冷静に考えると思う昨今です。 実際には、そこまでなかなか冷静にはなれないまでも、関係を修復しておくことを念頭に置いておくだけでも、多少たりとも、違ってくるんだと思います。 それにしても、東京医学部の学生でも、8割が発達障害とは驚愕ですね。🌠 【2500円以上送料無料】自閉症のDIR治療プログラム フロアタイムによる発達の促し/S.グリーンスパン/S.ウィーダー/広瀬宏之 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.09.21
コメント(27)
心癒やす 祈りの絵 アスペルガー症候群、視野96%失い 北九州市 本村卓空さん(30) 頭に11の顔があり、穏やかな表情でほほ笑む十一面観音。 温かみのある筆遣いで描かれた観音様はどこか愛らしく、見る者をほっと落ち着かせる。 明るい色使いで主に神仏をテーマに描く、北九州市八幡西区の本村卓空(たっくう)さん(30)=本名・卓也さん。 自閉症の一つである「アスペルガー症候群」に加え、進行性の目の病も患い、視野の96%以上が失われている。 絶望のふちから立ち上がった青年。優しさがあふれる作品は、見る人に癒やしを届ける。 幼いころの卓空さんは声を上げて笑う子どもだった。 ただ、自閉症の影響で次第に周囲とのコミュニケーションがうまく取れなくなり、中学2年で不登校に。 「当時は自閉症に理解がある時代ではありませんでした。いじめもあったと思います」 と母・照美さん(54)は表情を曇らせる。 中学3年には、目の病も発覚した。 視野が狭くなる網膜色素変性症。 通信制の高校を経て大学を卒業したが、就職はできなかった。 卓空さんを喪失感が襲った。 「僕は絶望した」 卓空さんは、2009年春から2回にわたり入院した。 これが一つの転機となる。 「絵画療法」との出会いだった。 最初は「よろよろだった」(照美さん)線は、次第に力強くなり、人の顔など形あるものを描くようになった。 退院後の09年冬、照美さんは卓空さんにカラー筆ペンを贈った。 そのペンで初めて描いたのは、手を合わせた1体の地蔵。 それを見た照美さんの目からは、涙がぽろぽろとこぼれ落ちた。 なぜ、地蔵だったのか‐。卓空さんは絵について多くを語らない。照美さんは「どこかにすがりたい気持ちがあったのかも」と思い描く。 息子の活動をつづった照美さんのブログで支援の輪が広がり、卓空さんはこれまで3回の個展を開催。現在は同市小倉北区の小倉井筒屋本館で「本村卓空・祈りの絵画展」を24日まで開いている。 「世界観がすごい」「優しい表情で守ってくれているよう」と来場者から感嘆の声が寄せられているという。 題材となる各地の仏像を見に行く旅費は、絵を売って得た収入で工面するようになった。 「多くの人に見てもらって、褒めてもらえるのがうれしい」と卓空さん。 照美さんは「絵で一番癒やされているのは本人かも。絵は卓空の生きる証しですから」とほほ笑んだ。【西日本新聞朝刊】 真剣なまなざしで筆を握る本村さんご自身が、とても輝いて見えてきます。 まっすぐな思い、曇り一つない澄んだ心が、こうして、誰の心にも訴えてくる不思議な力を醸し出すのでしょうね。 更新がすっかり遅れておりますが、今日9月20日が、当ブログ開設6周年です。🎊 アクセス878136。いつもご訪問にコメント、またお気に入り登録、ありがとうございます。🌠 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.09.20
コメント(22)

ソフトバンク、知的障害者を支援する「アシストスマホ」開発 ソフトバンクモバイルは、知的障害者の社会生活を支援する「アシストスマホ(仮称)」を開発した。 シャープ製の「204SH」に専用アプリを導入して利用するもので、2014年3月以降に提供される。利用料は無料。 「アシストスマホ」は、メールなどの操作メニューを工夫することで、知的障害者にとってスマートフォンを使いやすい形にするサービス。 簡単に連絡、報告のメールを作成できる「アシストメール機能」、目的地まで分かりやすく案内する「アシストナビ機能」、通勤・通学の目的地周辺エリアをあらかじめ指定しておき、指定した時間にその場所へ到着したかどうかメールで通知してくれる「みまもるフェンス」といった機能が用意されている。 対応機種である「204SH」は、シニア向けのスマートフォンとして提供されているもので、Google Playには非対応。 そのため「アシストスマホ」を利用したい場合は、「204SH」の契約時に申し込む、あるいは今後設置予定の専用コールセンターへ申し出ることになる。 204SH以外の機種に対応する予定はないとのこと。 保護者・支援者向けに用意される専用サイトでは、端末を利用する側の習熟度にあわせてホーム画面を変えたり、 アプリを選んだりできる。 なお、このサービスは、厚生労働省の「2013年度 障害者自立支援機器等開発促進事業」に採択されている。 【k-tai】 スマホの進化で、今は一人二台持っているサラリーマンを見掛けます。 電車内での会話を聞いていると、充電が間に合わず、一つは通話専用にしているとか。 機能さながら、充電量・方法がもう少し改善されると、一台で網羅できるのが本来は理想ですね。 息子には、未だに携帯を弄らせたことがなく、ただ、検索用に鞄に潜めているだけです。 何かしら、興味や使い勝手が良くなれば、本人なりに利用する術も出てくるのでしょうが、まだまだ模索状態です。 今後の経過を見守りたいと思います。🌠 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.09.19
コメント(4)

「月の下まで」の奥村盛人監督 新聞記者から映画の道へ 新聞記者を退職して映画学校に入り、いきなり長編映画でデビューを飾った異色の監督がいる。9月14日に東京で公開される「月の下まで」の奥村盛人(もりと)監督(35)で、記者時代を過ごした高知県でロケを行って撮り上げた。「普遍的な内容だと思うので、東京でもどこか引っかかる人はいると思う。いろんな意見を聞けるのが楽しみです」と胸を踊らせていた。 「月の下まで」は、とことん不幸に追い込まれる男が主人公だ。高知県黒潮町でカツオの一本釣り漁師をしている勝雄(那波隆史)は妻に去られ、知的障害者の一人息子(松澤匠)と年老いた母親(高山真樹)と暮らしていた。ある日、息子の面倒を見ていた母親が姿を消し、勝雄の身に次から次へとトラブルが舞い込んでくる。いらだちを隠せない勝雄はつい、息子に声を荒らげる。 「見ていてしんどくなるわ、と言う人もいるが、事件記者をしていたからか、自分ではそこまでの感じはしないんです。誰しもいろんな悩みはあるし、悩みを持っている人が見て前に進めるような面が出ていればいいなと思っています」と奥村監督は話す。 岡山県出身の奥村監督は高校生のころから映画へのあこがれを持ち、高知大学に進学後も映画を作りたいという思いは強かった。だが映研は批評だけしているようなサークルで、一度も撮ることなく地元の高知新聞社に入社。社会部を中心に主に事件担当記者として8年を過ごした。 「最初は、新聞記者をすることで映画のネタになるかな、という気持ちもあったが、新聞社に入ったら入ったで取材のおもしろさに目覚め、20代は必死で記者の仕事に邁進(まいしん)しました。でも30歳になったとき、30代の10年間をどう生きたらいいかを考えたら今やりたいことをやらないといつ死ぬかわからない、死ぬときに後悔したくない、と思った。事件担当として人の生き死にをいっぱい見てきましたからね。映画を撮りたいという気持ちはずっと頭の中にあったので、よし、やろう、となったんです」 30歳で上京して映画美学校に入ったが、当初から長編を撮ることを思い描いていた。若い人と同じことをやっても追いつかない、という焦りもあった。学校で1年間、基礎を学ぶと、同期生の協力で、自ら書いたシナリオをもとにいきなり長編の製作に挑んだ。それが「月の下まで」だった。 「カツオ漁師は記者時代に見聞きしていたし、障害者の問題も興味を持っていた。8年間、いろんな人に取材して自分の中にたまっていたものを、まず吐き出したかった」と奥村監督。ロケ地の黒潮町は記者時代に担当したことがあって知己も多く、撮影場所やスタッフ、キャストの宿泊所の交渉など、一から十まで自らこなした。そんなこんなで、撮影期間中は倒れそうになったこともあったという。 「でも楽しかった。記者の仕事と比較すると、すべて自分で決めてできるというのが大きい。それに自分の頭で考えただけで存在していなかったものが、役者を通して創造されるというのがおもしろい。自分の想像を超えた部分もあって、これは何回やっても飽きずにできるのかなと思った。ずっと続けていければいいなと思っています」 すでに高知では6月に公開されている。これも自ら交渉して、9スクリーンを有する四国最大のシネコンのTOHOシネマズ高知での上映を実現した。「普通は映画祭で賞をとったりしなければ、どこの映画館もかけてくれない。とにかく高知の映画なので高知の人に見てもらいたい、と何度もお願いして、粘りに粘ってOKをもらった。ハードルは高かったけど、高く設定してよかったなと思っています」 この高知での成功が東京に結びついた。14日から渋谷のユーロスペースで公開されるが、「誰も知らない監督の作品をかけるなんて珍しいと思う。でもどこでかけても大丈夫だと信じています。多くの人に見てもらって、いろんな声を聞いてみたい。また高知と違う感想があると思うので楽しみです」と笑顔で語った。 [産経ニュース] 様々な視点から感想もそれぞれかと、そんな誰でも気軽に観れるような撮り方に、その空気に微妙に引き込まれていく作品です。 そして、最後に、月の下に辿り着く時の思いを、その後の展開をまるで、一緒に異次元体験しているような、そんな思いにさせられる映画です。🌠 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.09.18
コメント(7)

累犯障害者に執行猶予 更生に重点 識者ら評価 地検と福祉団体が協力して累犯障害者の再犯予防を目的に始めた「大津プロジェクト」の初適用者で、窃盗罪に問われた大津市の知的障害者の男性被告(61)の判決が13日、地裁であり、丸山徹裁判官は、懲役1年、保護観察付き執行猶予4年の有罪判決を言い渡した。 別の窃盗罪の執行猶予中に起こした犯罪に絡み、再び執行猶予判決が出るのは異例だが、専門家は「再犯防止に重きを置いた判断と言え、理解できる」としている。 大津プロジェクトは、知的障害があり、犯罪を繰り返す「累犯」傾向の容疑者や被告に対し、捜査・公判段階から福祉の専門家が積極的に関与し、再犯防止とともに社会内での更生を目指す点に特徴がある。 検察官や弁護人の依頼を受け、精神科医や臨床心理士などでつくる「障がい者審査委員会」が、障害の程度や犯罪を起こした経緯などを調査し、支援対策案を追記して公判前に報告する。 この被告のケースでは、地検が昨年12月の在宅起訴後、県障がい者審査委員会に調査を依頼。 委員会は被告や親族らとの面会を経て、被告の知能指数(IQ)や、本人の特性に合わせた施設での支援案などをまとめた報告書を作成した。 検察側はこの日の論告で、「刑事責任能力があり、身勝手な動機に酌量の余地はない」としながらも「具体的な福祉支援策が提示され、すでに実行に移っている」と情状面を酌む意見も陳述。 「懲役1年」の実刑を求める一方で、「執行猶予を付する場合は保護観察を付けるべきだ」と異例のコメントも付け加え、裁判官がプロジェクトにのっとった判決も選択肢に入れられるよう配慮した。 地検の立石英生次席検事は「全国に先駆けたリーディングケースになったのではないか。 成功例となるよう、被告の更生を見守っていきたい」とコメントした。 浜井浩一・龍谷大教授(犯罪学)の話 「再犯防止の観点に立ち、福祉の助けを受けるという前提での執行猶予付き判決は大いに意味がある。累犯障害者に対して単に刑罰を科すだけでは根本的な問題解決に至るとは考えにくい。検察庁と福祉の専門家らが連携し、累犯障害者に必要な福祉の助けを考えて効果的に施すことは、再犯防止の新たな可能性だ。有意義な取り組みで、全国的な広がりを期待したい」(読売新聞) 様々な事件が起きており、大津市も耳慣れた場所となっていますが、それでもそういう経緯を踏まえて、検察庁と福祉の連携が強くなってきている状況は、何より本人の更生をも目論む行政の試みが感じ取れ、全国的に取り組んで欲しいものです。🌟 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.09.17
コメント(5)

母さんの種きっと実る 9月です。きょうは大切なご報告があります。 5年前に当欄ができて以来、何度も便りを紹介させていただいた、大阪市東住吉区の作前ヒロ子さんが、8月15日に亡くなりました。 42歳でした。転移したがんと闘っていた、2人の男の子のお母さんです。 いつも胸に響く言葉を寄せてくださったことに敬意と感謝をこめ、作前さんをしのびます。 作前さんが乳がんの手術を受けたのは2007年3月。 自閉症の長男、竹柾君(15)が小学3年生、次男の保行君(9)が3歳のときでした。 翌年1月、「気流」欄に投稿が載っています。 子供たちへの思いをつづり、〈母ちゃん、一日でも長く生きられるように頑張るからね〉と書いておいででした。 間もなく骨への転移が判明します。 2009年の年明け、この日曜便に初めて便りをいただきました。 〈もう長くないのだと悟りました。身辺自立を今、必死に子供に教えています。でも、幼いうちに、無責任に親の寿命が来てしまったら......。毎日、頭がいっぱいになります〉。 このときは、みなさんから、たくさんの励ましの便りをいただきました。 私が忘れがたいのは、2010年暮れのメールです。 がんと闘う別のお母さんへのメッセージとして、寄せてくださったものでした。 第九の合唱に保行君と参加したことにふれ、〈息子と参加したのは、経験という種を植え付けたいと思ったのです。たくさんの種を植えることが、生きていくための自信につながると思って〉。 そして、〈(子供さんのことで)相談機関に足を運ぶ中で、助けようと動いてくれる人は確かにいました。だから、息子たちには、困った時は「助けて」と、恥ずかしがらずに言うんだよと伝えています〉と。簡単そうで難しく、とても大切なことだと思いました。 今年6月5日、作前さんは、最後の入院をしました。ご主人の浩二さん(52)に、笑顔で「やるしかない」と言い、小脳に転移したがんの手術を受けました。 だんだんと体力が落ちていき、8月15日未明に力尽きました。息子さん2人が、手を握って「さよなら」を言ったそうです。 ご自宅を訪ね、お参りをさせていただきました。 竹柾君は特別支援学校高等部の1年生。作前さんが教えた通り、洋服をたたんだり、お茶の準備をしたり、身の回りのことがちゃんとできます。 保行君は小学4年。夏休みは、野球やサッカーに一生懸命です。 熱帯魚が好きなお母さんの病床に飾るため、瓶で作った小さな「水族館」が、リビングに置いてありました。 家の中のことは浩二さんがしています。ハキハキ意見を言ってくれた奥さんがいなくなり、いろいろなことを一人で決めます。 最初は砂糖の買い置きの場所もわかりませんでしたが、「入院中に少し練習ができました。そのために、2か月頑張ってくれたのかな......」と涙ぐまれました。 入院の日の朝、作前さんが記した文章を、見せていただきました。 〈子供の成長をそばで見届けられないこと......ごめんね。痛みのセイで字がきたなくてごめんね。死んでもそばで見守っています〉と、結んでありました。 作前さんは、子供さんたちに関することを少しずつ、浩二さんにバトンタッチするよう心がけていたようです。 そんなご家族の様子をお聞きすればするほど、病を得てから6年半の、作前さんの奮闘が浮かび上がって見えるようです。 子供さんたちは、お母さんの植えた種とともに大きくなり、いつか、勇ましく楽しく生きようとしたお母さんのことを、お父さんから聞くのでしょう。 ご家族の暮らしが温かであるように祈ります。そして、作前さんがおっしゃったように、もし、ご家族から「助けて」が届く日があったら、読者のみなさんもぜひ、力を貸してください。(読売新聞) 自閉症の息子 堂々スピーチ 「余命1年の母」に励まし 「生きている者が大事」 父が奨ちゃんが亡くなった後の四十九日に、ふと口にした言葉です。 寡黙な父だったので、たまに投げ掛けてくる言葉一言一言が、熱く、脳裏に残っています。。 子に先立たれるのも哀しいけど、まだ幼かったり、障害のある子どもを置いて先立つのも、どんなにか心残りだったか。 でも、きっと植えられた種が実り、子ども達の糧となり、成長と成すのでしょうね。☆彡 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.09.16
コメント(23)

「ATARU」初日30億ペースに中居、続編期待 人気グループ「SMAP」の中居正広(41)が主演する映画「ATARU THE FIRST LOVE&THE LAST KILL」(木村ひさし監督)は14日が初日。 興収20億円突破が確実の好スタートを切った。 「ATARU」は昨年TBS系で人気を博した連続ドラマの実写化。 犯罪捜査能力にすぐれたサヴァン症候群(自閉症などの患者のうち、特定の分野に著しい才能を発揮する症例)の青年アタルの活躍を描く。 東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで舞台あいさつに立った中居は「タイトルにもラストとついてますし、これが最後のアタルです」と"完結"宣言。 しかし「ただ『海猿』パターンがありますんで。『ラスト』って言ってるのに(続編)やってやんの、ってなるかも」と復活に期待をのぞかせた。 映画は20~30代の女性を中心に上々のスタート。配給の東宝によると、興収20億円突破は確実で、30億円も見込めるペースだという。 映画の"大当たり"が続編製作の追い風になりそうだ。 北村一輝(44)、栗山千明(28)、「Kis-My-Ft2」の玉森裕太(23)、堀北真希(24)、村上弘明(56)らも登壇した。[スポーツ報知] 前触れの大きかったこの映画もいよいよ公開。 秋のひと時、家族で出かけるのもいいですね。💖 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.09.15
コメント(30)

自閉症の息子を侮辱された母親の反応が素晴らしいと話題世界に拡散&多くの人が怒りをあらわに 先月16日、カナダに住むとある家族の元に、1通の怖ろしい手紙が届きました。 「あるいらだつ母親より」と文中に記された匿名のその手紙には、家族の一員である13歳のマックスくんへ対する心ない言葉、差別ともとれる言葉が、矢のように散りばめられていたのだそう。 海外サイト『HUFF POST』によると、マックスくんは重い自閉症を抱えており、どうやらそのことが、この手紙の差出人をひどくいらだたせている模様。 以下に記載したのは、実際に手紙に記された一部抜粋です。 「お宅のお子さんが外で騒いでいる様子は恐ろしい。外で遊ばせたいのなら公園に行け!」 「ほかの騒音なら我慢できるが、お宅のお子さんには我慢できない!」 「誰が彼の面倒を見続けるの? 就職もできないだろうし、女の子と付き合うこともできなければ結婚もできない」 「個人的な意見ですが、お子さんの病気でない体の部分を医学のために提供すべきでは?」 「この地域から引っ越すか、それとも彼を安楽死させるか決めた方がいい」 と、ここまで読んだだけでも、その内容の酷さをうかがい知ることができるでしょう。 手紙によって身の危険を感じた一家は現在、手紙の差出人を刑事告発することも考えているそうで、警察の協力体制の元近隣住民総出で、マックスくんを守ろうと対策を練っている最中なのだそうです。 数日後、マックスくんの母親カーラさんは、今回の事件に対し次のようなコメントを発表しました。 「自閉症に関してよく知ってもらい、公然と議論する勇気を持つこと、それがこのような事態を招かないための第一歩だと、私は考えています。マックスの行動によって悩まされているというのであれば、このような手紙でなく、きちんとその旨を知らせてくれればよかった」 「例えば小さな子供は、"どうしてあの子は普通に話すことができないの?" と臆せず私に質問してきます。その際子供の母親たちはバツの悪そうな顔をするだけですが、それがいけないと私は思うのです。自閉症はこういうもので、決して伝染病などの類ではないのだ、ということを、きちんと子供たちに話す。障害を持つ人間も、あなた方と同じ人間なのですから」 怒るのではなく、その前にまず自閉症のことを理解してほしい。無知から生まれる悲劇を一掃したい。そう訴えるカーラさんは、マックスくんは天の恵みだと、同サイトの取材で述べています。「マックスは私たちに、純粋な喜びと愛を、日々もたらしてくれます。生命とはなにか、人生で重要なこととは何なのか。彼はそれを教えてくれた。そんなマックスから、どうか安心と幸せなときを奪わないでほしいのです」 マックスくんとその家族を恐怖に陥れたヘイトレターは、現在ツイッターなどにより猛烈な勢いで世界に拡散されており、その文面に多くの人々が怒りをあらわにしている模様。これを機に、世間の自閉症に対する理解が少しでも深まることを、強く願わずにはいられません。【POUCH】 8月22日にアップしていたこのできごと、その後もかなり反響が及んでいるようです。 ただ、多かれ少なかれ、子どもがいると一度は母なら体験することなのでは? とも感じています。 色々な個性の人がいて、社会が成り立つ。 それとはまた真逆で、色々な感じ方をする人がいるということも、千差万別、普段から気に掛けて、共生できる暮らしを試みたいものですね。💓 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.09.14
コメント(28)

民間9施設、災害時の福祉避難所に 石狩市と市内7法人協定 石狩市は9日、市内の6社会福祉法人、1医療法人と、災害時に市の要請に応じて施設を「福祉収容避難施設」とする協定を結んだ。 高齢者と障害者が宿泊できる市内の民間全9施設が、高齢者と障害者の避難施設の機能を持つことになった。 協定は「災害時等における福祉収容避難施設としての施設使用に関する協定」。 市の高齢者と障害者向けの収容避難所は、市総合保健福祉センター「りんくる」など市有3施設がある。 今回協定が結ばれた民間9施設は、市有施設から人があふれた時などに、補完機能を果たす。 同日、市役所で行われた調印式で、田岡克介市長と各法人理事長らが協定書に署名。 田岡市長は「調印は第一歩であり、今後ともさまざまな取り組みを展開していきたい」とあいさつした。 社会福祉法人はるにれの里の木村昭一理事長は「東日本大震災では、自閉症の子供がいる家族が車で1週間過ごすなど、避難所に入れない例が多くあった。協定を結ぶことは、私たちにとっても安心材料となる」と話した。 【北海道新聞】 日頃が身の回りの準備はしてあっても、いざという時に頼る場所があるというのは、それだけで安心した日常が過ごせますね。 災害時の福祉避難所、全国各地に展開され、多くの理解と協力をお願いしたいものですね。🌠 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.09.13
コメント(27)

主婦だって疲れたって言っていいんだ (駄 初めまして、5歳と1歳の子を持つ兼業主婦です。この夏はアデノウィルスやらヘルパンギーナやら、いつもどちらかが体調悪い、そんな夏でした。職場にも随分迷惑をかけてしまいました。理解ある職場に感謝です。さて、私ですがここ数日頭痛と吐き気、動機、息切れ、眩暈、微熱が続いておりまして、まさか三人目、、、?などと思っていましたが、診断は過労による自律神経失調。驚きました。ここのところ仕事は休んでばかりでしたし、子供の看病ばかりで外出もあまりしていないし、愚図る子供にかまけて家事も手抜きでした。しかし思い起こすと、毎日家族のため働く主人の手前、疲れたなんて思ってはいけないと"疲れた"を沢山飲み込んでいたように思います。お医者様に、日々立ち歩き動き廻るだけが疲れるわけではない、睡眠が不十分な中で家事育児は大変でしょう、と言われ恥ずかしながら診察室で泣いてしまいました。ああ、私疲れていたんだと思うと不思議とラクになりました。同じく主婦の皆様。私達だって疲れたと言っていいんですよ。疲れてると認めて宣言してみませんか?とても心が軽くなりますよ。【読売・発言小町】 区切りのない家事に育児、OL時代の時間が限られた仕事の方がどんなに気楽だったかと、私も結婚、出産して思ったものです。 でも、母はいつも家庭の太陽であり、ひまわりでありたい、そんな思いから結構気合だけで頑張れてしまうこともあったと思います。 ただ、体力や免疫力が途切れた時、一瞬にしてパワーダウンしてしまったこともあり、思ったのは、母も同じ人間です。 やはり、気分転換に充電が必要なんだと・・。 24時間の内で一時間でも自分の時間を工面することの 意義、大切さを思い知った瞬間です。 あ、でも心の中ではよく呟いてしましたけど、ね。(~_~;) 疲れた、って・・。(^'^) ただ、不安なのは自閉症の長男、やはり頑張り過ぎてしまう傾向があること。 「疲れ」という言葉を知らないようなのが、少し、心配です。。💔 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.09.12
コメント(32)

発達障害の4歳長男を母親が殺害した事件に、感じること 産経ニュース:発達障害の4歳の男の子を、殺害した母親http://on-msn.com/zPok9v 胸が痛すぎる。 母親も大罪だが、母親に子どもを「殺させてしまう社会」だという認識を、我々は持たなければならない。 また、企業が従業員に長時間労働を強いることが、家庭から死人を出すことに繋がる可能性だってある、ということは、経営者やマネージャは特に強く認識しなくてはならないだろう。 そして、僕たち父親は、育児に参加せず、妻を放置することで、ここまで追いやることができてしまう。 他人事ではなく、明日は我が身なのだ。 最後に、障害児家庭を支える仕組みが脆弱過ぎることが、このような悲劇に着実に繋がっているということを、保育関係者・政策担当者は忘れてはならないだろう。 障害受容を促し、障害があっても様々な助けによって、当たり前のように幸福に生きられる社会を、創りたい。 母親に遊んでもらっていると思いながら殺された男の子を、僕は決して忘れることはないだろう。 【BLOGOS】 またまた、立川で起こった痛ましい事件。5歳、就学時前は育児が一番難しい年齢。 それも障害があって息詰まってしまったら・・決して命だけは粗末にはしたくないものですが、入園を断られたり、追い詰められると、それだけで母親は憤りを感じ、行き場のない悲しみにも襲われるものです。 お腹を傷めてやっと育んだ命、救える手段はなかったのか、終わってしまってからいつも悔いばかりが残ります。 実に辛い事件です。💔 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.09.11
コメント(25)

軽度の自閉症が「誰よりも凄まじい集中力を発揮させる」 元ブラジル代表FWロマーリオ氏が、ツイッターでバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシに言及した。ロマーリオ氏は、自閉症であったとの説もある過去の偉人とメッシが、同じ才能を持っているとの見解を示している。「彼の軽い自閉症が、一つの才能を与えた。彼はどんな者よりも凄まじい集中力を発揮するんだ。ニュートンやアインシュタインも、同じように自閉症だった。彼らのようにメッシが日々を乗り越えること、その美しいフットボールを示し続けることを期待している」なお、メッシはこれまでにも自閉症と噂されてきたが、ロマーリオ氏もそう断定したことには、大きな反響が生まれている。 【NEWS】 多少の個性なら誰でも生まれ持っているもので、自らそれに気が付き、最大限に生かせればいいのでしょうね。🌠 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.09.10
コメント(26)

進行性の病気と向き合うとは 車椅子マラソンで風を切って走り続ける 車椅子陸上競技 木山由加さん(岡山県身体障害者陸上競技連盟) 大元よしき (ライター) 「『そんなニコニコしてると舐められるよ』」なんて言われるんです。緊張もするし、真剣にもなるんですよ、それなのにいつも笑ってしまって、もっとしっかりせんと! と周りに言われるけど、普段からこんな感じなので変えられないんですよね~(笑)。しんどい練習中でも、あんまり顔に出ないので「もっと真剣に走れ!」って言われることがあります(笑)。そこが悩みどころです」 とお茶目な反面、 「ロンドンパラリンピック前と同じことをやっていたら、それ以上にはいけないじゃないですか。だから、変える必要があるんです。病気は進行するかもしれないけど、筋トレをして負荷を与えてみようかなと考えています」 と競技にストイックな面も併せ持っている。 今回はフランスで開催されたIPC陸上競技世界選手権大会に向けた強化合宿期間中にお話を伺った。[wedge infinity] ふと目に留まった大元さんの記事、産まれた時は五体満足であっても、人間は色々な病に苛まれるものですね。 脊髄(せきずい)小脳変性症という進行性の難病。 信念の強さ、生きていく凄み、諦めずに前向きに挑む思いに、ただただ、励まされるばかりです。 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.09.09
コメント(25)

発達障害児のスポーツ はじける笑顔、心に体力 /大阪 「やった、初めてできたよ」。10畳ほどのフロアに子どもたちの元気な声が響く。自閉症などの発達障害を持つ子どもたちに体を動かす楽しみを教える「チット・チャットスポーツ塾」(大阪市中央区)は、月に100人以上の生徒を預かるが、入塾まで半年以上待つほどの人気を集めている。 発達障害を持つ子どもには、距離感がつかめなかったり、バランス感覚が取りづらいケースが多いという。 約20年間、大阪市長居・舞洲障がい者スポーツセンターで指導員を務めてきた森嶋勉さん(49)が昨年7月、「子どもたちのペースに合わせて教える塾を作りたい」と開いた。 小学3年で1年近く塾に通うももちゃん(仮名、9歳)は、3歳で中度の発達障害と診断された。 入塾当初はバランスを取るのが難しく、ボールの扱いもできなかったが、今ではキャッチボールや卓球のラリーをこなし、授業中は笑顔があふれる。 森嶋さんは言う。 「ここは運動技術を教える場所じゃないんです。自信を持ってもらう大切さを教える場なんです」 [毎日新聞] 何かをきっかけにそれが自信となり、学校生活がうまくいったり、日々の生活が楽しく過ごせることが、生きていく上でも、大切なことですね。 入所待ちの人数の多さにはびっくりですが、希望すれば入れる位の受け皿があると有難いですね。💖 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.09.08
コメント(23)

自閉症の視点でカフェ体験するインタラクティブ・ムービー「Carly's Cafe」 連載でお届けしているカンヌライオンズ・国際クリエイティビティ・フェスティバルのソーシャルグッドな受賞作、今日はカナダからの事例をご紹介します。 他の人と世界の認識のしかたが違う。 自分の気持ちをうまく伝えられない。 そんな苦しみを日々抱える自閉症の人たち。 彼らをさらに不幸にしているのは、社会に自閉症への理解がないこと。 外見では障害がわかりづらかったり、突飛な言動につながりやすいことから、自閉症の人たちは誤解を受けやすく、社会から排除されたように感じる人も少なくありません。 「Carly's Cafe」は、そんな自閉症の人の頭の中や視点を体験できるサイトです。 サイトでまず現れるのは、「私は、自閉症によって自分がコントロールできない体の中に閉ざされています」というコピー。 続いて自閉症の女性カーリー・フライシュマンさんの小さな頃からの写真のスライドショーで表示されます。 そしてインタラクティブ・ムービーが立ち上がり、カフェの中にいる人物の視点を操作できるようになります。 ところが、時間が経つにつれ、視線のコントロールが効かなくなったり、突然時間の流れを無視した映像が飛び込んできたりと、動きが不安定に。 やがて視点だけでなく、動作もコントロールできないかのようになり、父親らしき男性が話しかけてきます。その男性は言います。「どうしたら力になれる?」 このインタラクティブ・ムービーの元になったのは、カーリー・フライシュマンさんの手記。 コンピューターやタブレットを使って自分の考えを伝えられるカーリーさんは、自閉症の体験を本として出版したのです。 直感的に彼女の感覚を疑似体験できるこのムービーは、障碍者権利条約について話し合う会場で使われ、手記はベストセラーに。 そして、多くの人が自閉症の人たちへの理解を深めることになりました。みんなが、ムービーの中の男性のセリフのように「どうしたら力になれる?」と考えるきっかけをつくったんですね。 「Carly's Cafe」は手記をベースにしていながらも、インターネットの特性を活かし、疑似体験とSNSでの拡散ができるようにしたことで、単に本を出す以上の共感と支持を得ることに成功しました。 カーリー・フライシュマンさんの手記「Carly's Voice」は、残念ながら日本ではまだ出版されていません。 日本で自閉症の人による本といえば、ビッグイシューから出ている東田直樹さんの「風になる」があります。 この本も自閉症の人たちの悩み、その独特の感性にハッとさせられることが多い素晴らしい内容なので、この記事で自閉症に関心を持たれた方は読んでみてはいかがでしょうか。 カンヌライオンズ受賞作の連載はまだまだ続きます!引き続きお楽しみに。(翻訳協力:モリジュンヤ) 【greenz】 日本ではまた扱っていない作品でも、カンヌライオンズ受賞作として世界で認められるまでになった大作。 いずれは、翻訳されて市場に出るのが楽しみですね。💖 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.09.07
コメント(23)

強殺容疑で29日再逮捕 「1千万円返済困り」供述 岡山県津山市の山中で神戸市の吉田久栄さん=当時(87)=の遺体が見つかった事件で、預かった現金1千万円の返済を免れるため吉田さんを殺害したとして、兵庫県警は28日までに、死体遺棄容疑で逮捕した知人の無職田口勝志容疑者(55)について強盗殺人の疑いで逮捕状を取った。 29日に再逮捕する。捜査関係者への取材で分かった。 捜査関係者によると、田口容疑者は「うその投資話や、施設に入所する(吉田さんの)娘の世話をすると言って、定期預金の解約を持ち掛け、1千万円を預かった。 金は遊興費に使ってしまい、返済に困って殺した」と供述している。【東京新聞】 この事件は、弱い立場の人間を騙し、金銭を騙し取った上に、返済できないので殺害、と何とも残虐な事件ですが、犯人は、障害を持つ入所されている娘さんの為に残していた蓄えに目を付けたようです。 先に死ねないと、一人で仮設住宅で細々と暮らしていた吉田さんの思い。 どんなにか切なく、儚い最期であったのでは。と辛く、悲しい事件であります。 実家にも、「ぼく」を名乗る人物から電話が掛かり、幸い常に弟と連絡を取っていた母なので、「日本生命からの白い封筒届かない?」との一言でも動じなかったようですが、寂しさや悩みを抱えている一人暮らしの高齢者世帯。 今後も、周りも気を付けていかないと、ですね。障害者の親としても、実に居たたまれない事件です。 娘さんが幸せに暮らせるよう、祈るばかりです。💖 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.09.06
コメント(25)

暑い夏を過ぎて 猛暑酷暑の8月も終わり、あっという間の9月です。 2013年も3分の2が過ぎ去ってしまいました。 歳を取る度に、時間が経つのがどんどん速く感じられるような......。経験を重ねて日常に新鮮味がなくなると、脳への刺激が減るので、月日があっという間に流れていくような錯覚におちいるのだそうです。知らない場所に行く時も、同じ距離のはずなのに、帰り道のほうが何となく短く感じられますよね。 ・ ・ 記録的な猛暑に見舞われた7月下旬から8月にかけて、今年の春に亡くなった祖父の初盆のため、長崎の実家に帰省していました。 前回帰った4月の段階では祖父はまだ生きていましたので、祖父亡き後の実家で過ごすのはこれが初めてということになります。 長崎には精霊流しという、故人を供養する伝統行事があります。 初盆には死者の御霊を乗せるための精霊船を川に流し、お墓にはロウソクを入れた提灯を夜にかけてぶら下げます。霊魂が戻るべき場所を見失わないようにするためです。 このように、伝統行事にはそのひとつひとつに深い意味があるのですが、何よりも大切なのは、初盆や年忌法要といった行事を通じて、亡くなった家族について思いをめぐらせることではないでしょうか。 ・ ・ お盆の時期にはたくさんの親戚が実家に集まり、にぎやかで楽しい時間になったのですが、住み慣れない長崎での暮らしは、やはり不便が残るものでした。 ほぼ1カ月間におよぶ帰省を通してあらためて感じたことは、住宅面のバリアフリーです。 以前もお話しましたが、実家は昔ながらの日本家屋で、細かい部分に段差があり、車椅子ユーザーが暮らしやすい造りにはなっていません。 数年前に祖父が改装してくれるまでは玄関にも高い段差があり、車椅子をいちいち二人がかりで持ち上げなければならない状況でした。 家屋全体を全面的にバリアフリー化するには、さらなる時間と資金が必要になるでしょう。 人は必ず、歳を取ります。そして家というのは、人が一生を楽しく、充実して過ごすための場所です。ということは、家を設計する段階から、バリアフリーの視点が不可欠になってきます。 それは、たんに(段差をなくして平面にしよう)とか、(歩きにくいから手すりをつけよう)という当たり前のものだけでなく、もっと個々人のニーズに重点を置いた、「ピンポイントのバリアフリー化」も意味します。 日中にパソコンを使う時間が多いのであれば、作業部屋を家の中心に配置し、効率的な移動ができるように動線を工夫する。 また、一日の中でお風呂が何よりの楽しみなら、入浴をより快適に楽しめるように浴室のバリアフリーを考える。 肝心なのは、(その家でどのような人生を送りたいか)ということをつねに中心に置くことです。 家に住む当事者自身が主体となり、自立した暮らしの実現のために、生活上のニーズをひとつずつかなえていく。 家を考えることは、人生と向き合うことなのです。自分の住まいを納得のいくかたちでデザインすることで、毎日が実りあるものになるでしょう。 賃貸住宅の改装についても、一定額までなら補助されるシステムがありますし、家賃補助という制度もあります。 自立生活の実現には、こうした公的な社会保障を存分に活用していくことが必須です。4月のコラムでも書いたように、社会保障の手厚さには地域ごとに違いがありますから、地域ごとの福祉行政を事前によく調べたうえで、生活の拠点を選ぶことも必要です。 住宅デザインのイメージが具体的につかめない人のために、(住宅環境コーディネーター)という、専門の資格を持ったプロがいます。 読んで字のごとく、どうすれば快適な住まいになるかということを、当事者と一緒になって考えてくれる人たちです。 アイディアを出すのはもちろん本人自身ですが、専門家の視点が入ればより安心ですよね。 少し前までお世話になっていたヘルパーさんがこの資格を持っていて、いろいろと細かいアドバイスをたくさんもらいました。 一口に住まいのバリアフリーといっても、障害の程度や職業は人によって違うので、その実態もさまざまです。 一人暮らしを目指している人は、まず、自分の障害を正確に把握するとともに、どんなかたちで一生を送りたいかを、できるだけ具体的にイメージしてください。しっかりとした構想が頭の中にあれば、その後の実務的な打ち合わせやデザイン作業がスムーズに進みますよね。 これから新しく部屋を借りたい。あるいは住居を新築したいと考えている人は、ぜひ、(住宅コーディネート)という視点を持って住まいを選んでください。住むところは、暮らしの基本なのですから。 お盆の帰省をはさんだことによって、気分がリフレッシュしたような気がします。 心機一転、リスタートという感じですね。このコラムでも、今まで以上に切り口の斬新さを意識して、タイムリーな記事を発信していきたいと思っています。・ ・ 実は今、自閉症の青年が漫才の舞台に立つ、という物語を構想中なんです。この小説で新人賞を取って作家デビュー......となれば、理想的なんですけどね。 立石芳樹 (たていし・よしき) 1988年、神奈川県生まれ。生まれてすぐに脳性マヒ(CP)と診断される。中学校の頃から本格的に創作活動を始める。専門はショートショート。趣味は読書と将棋。ツイッター(@dupan216)も始めました。座右の銘は「一日一笑」。 【apital】 長男より2歳年下の立石さん。何も発信しない長男ですが、同年齢の青年の思いは、参考になる部分が多々あります。 是非、頑張って自閉症の青年の小説で新人賞に輝いて欲しいです。 ゴールはほど遠くても、その工程が大切で為になるのでしょうからね。 応援しております。💛 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.09.05
コメント(25)
![]()
なんとなく」で命も捧げてしまう脳の仕組み 人間は言葉を発明し、文法を持ち、発話を文字に置き換え、脳に言語の発話と解読を司る領域を構築した。これが人間を人間たらしめる文明の始まりである。 言葉を使って様々な抽象的な感情や考えをありありと知覚できるようになった。 泡があふれそうなビールグラスの縁に、唇がすばやく吸い付けられる。熱いヤカンに触れると指が耳たぶへ飛んで行く。目の前の現実に対して、行動で対処しようというのは人間も動物も同じだ。しかし、人間はより抽象的で曖昧な、触れることもできないものに膨大エネルギーや時間を使ったり、ときに命をかけることすらある。 「恋愛」という概念で食事がのどを通らなくなる。「エコ」という概念で巨大な産業が動き出す。また、「お金」は抽象的概念の権化と言ってもよく、人間はこの紙切れに生死をかけてしまう。 それではいったい、何がこうした抽象的な概念をリアリティに変換しているのだろうか。その鍵を握るのが、「メタファー(喩え)」である。 「メタファー」というと、コピーライターや小説家のような文学的センスを持つ限られた人たちの専売特許だと思い浮かべがちだが、多くの言語学者や心理学者によると、メタファーとは人間の認知の仕組みそのものであり、メタファーなくしては何も思考できないと言われるくらい、人間の基本システムの一部として機能しているものと考えられている。 「なんとなく」で命も捧げてしまう脳の仕組み 「輪になって踊る」、日常会話に紛れ込むメタファー 脳の中でメタファーを司ると言われるのは「角回」という部位である。「下頭頂葉」という部位に位置し、触覚・聴覚・視覚の交差的な役割を担う。また、言語を司る部位にも近い。つまり、身体感覚と言語を結びつけるこの部位がメタファーの理解や活用を担っているのである。 ちなみに、この部位を損傷した人は簡単なメタファーでも理解に苦しむという。たとえば、校庭に集まっている小学生に「輪になって踊ろう」と指示すれば、難なく丸い円陣が組まれるだろう。しかし、一部の自閉症の人には、何が「輪」なのかが今ひとつぴんとこない、といったことが起こるそうだ。 「輪」の定義の厳密性から考えれば、人間は輪そのものになることはできない。これを「複数の人が相互の配置関係によって輪のような"状態"をつくる」というところまでさかのぼって考え、ようやく「そうか、『輪になる』という表現自体が喩えになっていたのか」と気づくくらい、私たちは生活のなかで当たり前にメタファーを使用している。 メタファーは、乳幼児の段階から活用して使い始めている。はじめは、積み木や粘土などを「マンマ(食事)」「ブーブ(車)」など、モノに見立てた発話が爆発的に増える。あるモノを"何か"に見立てる喩えはその後減少するが、メタファーの質は、そうした直接的な見立てから抽象的な例えに移行し、4歳半ばを境に、より抽象的なメタファーの使用が逆転して増えてくるという。 「たとえば四歳児のクラスでは何でもできる強い父を『スーパーマンみたいや』、色ぬりしたあとのポスターカラーを混ぜた水を『悪魔のジュースや』、色の重ね合わせの妙を『あっ、この色と色結婚しとる』」 (『月刊言語』2002年7月号、岩田純一「乳幼児の発達とメタファー」より) 人間は2歳から様々な世界の「見立て」を始め、それをテンプレートにして、より抽象的なものを喩えて咀嚼していく。やがては、喩えの抽象度を増しながら、いちいち喩えを考えなくてもいいようにイディオムに内蔵されていき、より複雑な状況や感情、概念を即座に自分の中に取り入れて伝えるようになる。こうなると、もはや自分が発する言葉の中にメタファーがふんだんに盛り込まれていることすら気づかないようになってくる。 国境を越えた大ヒットひげ剃りブランドの極秘計画 私たちは、その喩えを無意識のうちに使っているので、とくに何かを喩えて話しているという意識はない。しかし、無意識のレベルで、この喩えはふんだんに活用され、生活の中で買い物を含む様々な判断をしているのだ。 つまり、メタファーとは、私たち人間の「なんとなく」の正体が見え隠れする、日常生活に巧妙に仕組まれた「隠し絵」のようなものである。日常会話や表現に無意識にまぶされたメタファーに注意深く目をこらせば、商品やサービスが脳の角回でどう処理され利用されているのか、あるいは拒否されるのかといったことも見えてくる。 そして、脳が無意識に知覚しているメタファーと矛盾するような広告やパッケージは、買い物の寸前で認知不協和を起こす。反対に、的確なメタファーのもとで材質からネーミング、広告までが完全に統一された商品は、国境を超えてすばやく、かつ強く需要されることがある。 1998年夏、全世界で一斉に発売され、瞬く間に使い捨てひげ剃りのナンバー1シェアを勝ち取ったあるブランドがある。このブランドは、今でこそ当たり前になった、複数刃を持つ替え刃式ひげ剃りの草分けだ。 750億円の開発費と7年もの歳月をかけて開発されたこの商品は、大株主のウォーレン・バフェットを含む取締役陣にすら、発売9ヵ月前までその全容を明かされていない。それほどまでに厳格な秘密主義で開発は進められ、関係者の家族・親族にまで秘密保持契約を結ぶという慎重さで導入されたという。 コードネーム「225タスクフォース」と名付けられたこのブランドの名前とは「マッハ・スリー(Mach 3)」。ジレット社の3枚刃ひげ剃りとして広く知られた商品である。 ジレット社はなぜ、ひげ剃りにジェット戦闘機を連想させる名前をつけたのだろうか?【ダイヤモンド社】 髭剃りは、我が家は、人数分あり、お手頃から少し高価なものと揃えていますが、売り場に行くと、かなり悩んでしまうのも事実です。 ただ、ここまで高価でなくてもいいのでは・・?と思ってしまいますね。💛 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.09.04
コメント(25)

小さな「ヒトの脳」培養に成功--ウィーンの研究所で 科学誌Natureに掲載された研究によると、ウィーンのInstitute of Molecular Biotechnology(分子生物工学研究所)の生物学者らが、幹細胞を使ってヒトの脳を作り出したという。 この脳は完全に成長してはおらず、組織の3次元的な一部分であり、見た目は9週間の胎児の脳に似ている。大きさは約3~4mmだ。 それでも、この脳のモデルには明確な領域、たとえば背側皮質、腹側前脳、未発達の網膜などがある。 「パーツは正しく組織されているが、正しく組み合わされてはいない」。Popular Scienceによると、研究コーディネーターのJuergen Knoblich氏はこう語ったという。同氏はこの脳について、「エンジンやホイールが付いた自動車だが、エンジンがルーフに付いているため、走ることは決してない。ただし、この自動車を入手してエンジンの仕組みを分析することはできる」と表現している。 科学者らの目標は、研究室で成長した脳を使って、統合失調症や自閉症などの病気を研究できるようにすることだ。 神経系疾患の多くについて確定的な研究をするには、どうやら動物の脳はヒトの脳とは違いすぎるようだ。 科学者らはこれまで、肝臓や心臓組織など、身体のこれ以外の部分を作ってきたが、こうした組織は脳の複雑さには遠く及ばない。 Popular Scienceによると、今回作られた脳のモデルは、これまでに行われた体外培養の中で最も複雑だという。【cnet】 実際に人間から培養された小さな脳、まだまだ神秘の多い部分だけに、あらゆる病にも幅広く研究が展開するといいですね。💛 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.09.03
コメント(14)

糸賀一雄展:知的障害者福祉の父、思想を後世に 生誕100年記念展、近江学園の資料や写真パネルも--湖南 /滋賀 ◇甲西図書館で22日まで 「日本の知的障害者福祉の父」と呼ばれる糸賀一雄氏(1914〜68)の生誕100年を記念し、その業績を紹介する「糸賀一雄展」が湖南市中央5、同市立甲西図書館2階の展示室で開かれている。22日まで。 県職員だった糸賀氏は戦後の混乱期の46年、社会から放置された知的障害児と戦災孤児に心を痛め、全国に先駆けて孤児や障害児らが共に生活し、教育を受ける場として「近江学園」(現在は県立)を創設。 障害児に対し、「この子らに世の光を」ではなく、「この子らを世の光に」と唱えたことで知られる。 近江学園がある湖南市などが来年生誕100年を迎えるのを記念した事業の一環として企画。 ガリ版刷りの学園の設立案や、学園を執拗(しつよう)に調査した米軍政部に糸賀氏が宛てた直筆の抗議文など約70点の資料が並ぶ。 亡くなる前日に福祉施設の職員らを前に行った講義の内容や、ともに学園の創設に尽力した故・池田太郎、故・田村一二(いちじ)両氏との関わりも紹介する。 学園の子供たちの様子などが分かる写真パネル約50点も展示する。 近江学園から枝分かれした多数の福祉施設を運営する社会福祉法人大木会の理事長で、糸賀氏と親交があった斎藤昭さん(73)は「人間が大好きで、人間の可能性への深い洞察を持った人だった。多くの人に影響を与えた思想を後世に伝えたい」と話している。入場無料。月・火曜休館。【毎日新聞】 近江学園の創設の父、糸賀一雄氏の生誕100年記念、 盛大なイベントになりそうですね。💛 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.09.01
コメント(20)
全28件 (28件中 1-28件目)
1