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江東の障害児放課後活動施設が舞台 ありのままの素顔映画に 江東区にある障害児の放課後活動施設「こぴあクラブ」に通う子どもたちの姿を追ったドキュメンタリー映画「世界一すてきな僕たち私たちへ」が完成した。 区内の制作会社「ピース・クリエイト」の宮崎信恵監督(71)が三年をかけて取材し、放課後の子どもたちの自然な表情をとらえた。 八月五日に江東区文化センター(東陽)で完成披露上映会を開く。 宮崎さんは「障害のある子にも放課後を過ごす場は、成長に大切な場所であることを知ってもらいたい」と話す。 障害児の放課後活動は、昨春の児童福祉法改正で国の制度としても位置付けられた。 学校から施設に向かう道のり、夕食やおやつ作り、夏休みの川キャンプ、他の学童保育との交流会...。 小学生から高校生まで三十人の表情が輝く。 映画は、施設で過ごす子どもたちの様子をありのままに映し出していく。 こぴあに通うのは、知的障害のある子どもたちで、自閉症を含む発達障害の子もいる。 先の見通しを持ったり、気持ちを切り替えようとしたりするのも大変なことだ。 言葉で伝えられないもどかしさに、パニックを起こす子も。 職員は、そうした子どもたち一人一人の気持ちを受け止めていく。 職員や友人との交わりを通じ、子どもたちはゆっくりと確実に成長する。 子どもたちを見守る職員の奮闘もスクリーンに広がる。 障害のある子どもを育てる母親たちが中心になって十八年前、こぴあを作った。 現在は、NPO法人「こどもの地域生活サポーターこぴあ」が運営し、常勤四人と非常勤十三人の職員が働く。 北村恵子所長は「放課後はほっとして好きな友達と自由に過ごす時間。子どもたちがここにいる大人たちに安心感を持ってくれているのがうれしい」と話す。 福岡県の知的障害者施設を舞台にした前作を見た北村さんから感想をもらったことをきっかけに、宮崎さんはこぴあの取材を始めた。 二〇一〇年夏のことだ。 宮崎さんは「遊ぶこと、楽しい経験をすることで子どもたちの心が解放されていくのが伝わってきた。撮影を通じ、一人一人の存在の確かさを感じていた」と振り返る。 北村さん自身、障害のある子の母親だ。「親も子も大変な面、辛いことはもちろんある。でも、映画の中の子どもたちの生き生きした表情を見てもらえば、障害がある、そのことだけで不幸なわけじゃないと分かってもらえるはず」と語る。 披露上映会は午前十時、午後一時、午後六時半の三回。前売りは大人千円、中高生と障害者は五百円、小学生以下は無料。問い合わせは北村さん=電03(3630)1363=へ。 <放課後等デイサービス> 障害児の放課後や長期休暇中の居場所を求める声を受け、2012年4月に児童福祉法に位置付けられた制度。学校教育と連携し、障害児の自立を促す。放課後などに障害児が通う施設は従来、自治体独自の制度で運営され、利用できる施設がない地域もある。こぴあクラブは、都の「心身障害(児)者通所訓練事業」として、区の補助金も受けて運営してきた。利用者定員による報酬単価の格差が大きいことや、重度心身障害児の利用者負担が重いなどの課題もあり、施設関係者や保護者が制度の充実を求めている。[東京新聞] 何度となく、前触れをアップしていたこの映画も、漸く公開への運びとなったようです。 夏休みなので、家族で仲間内で、一夏の思い出に訪れるのもいいですね。 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.07.31
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公開原則禁止の元死刑囚宅間守の鑑定書をそのまま出版した本 【書評】『宅間守 精神鑑定書』岡江晃/亜紀書房/2520円 【評者】香山リカ(精神科医) 2001年6月、大阪教育大附属池田小で宅間守なる男性に8人の児童が刺殺されたおぞましい事件は、彼の死刑が執行されて約9年がたった今でも、私たちの脳裏から消えない。 宅間には精神科での治療歴があり、その責任能力の有無を明らかにするために専門家による精神鑑定が行われた。 公開が原則、禁じられている鑑定書をそのまま出版したのが本書だ。 結論を記すと、鑑定書は犯行への責任能力に関して「十分にあり」としている。 その上で一般の読者が気になるのは、「宅間の診断名」だろう。その点について精神科医らは、「幼児期からの特異な心理的発達障害」「虚言癖、自己中心性が目立ち共感性を持てない、人格の障害・情性欠如」「強い猜疑心、嫉妬などを特徴とする妄想反応」という3つをあげている。 しかし、これらはいずれも彼の起こしたあまりに特異な犯行を説明する決め手になる診断名とは言えない。 ただ、かつて少年刑務所から父に送った手紙を見ても、彼自身、そのような自分を持て余していたことがうかがわれる。 「屈折している面、一本抜けている所、不安定な部分、精神病者と境界線にいる所等、全て自覚しております」。 青年になった宅間は4人の女性との結婚、離婚訴訟、借金や詐欺、精神科病院への入退院を繰り返した。 事件から2年前には、7歳年上の兄が頸部を切って自殺している。 犯行直前には、無気力状態に陥って自殺を思いたつが未遂に終わる。 そのとき彼の頭に「誰かを殺したろう」との考えが浮かび、それから殺人を空想すると「モリモリーと元気がでて」となったという。 しかし、ただの空想と実行との間には大きな乖離があり、それは鑑定では埋め尽くせていない。 一般の読者は納得できないだろう。 著者は本書の出版の目的のひとつに「専門家による診断の妥当性の検討」をあげているが、それ以外にも考えなければならない「なぜ」はまだ山のようにある。 本書を素材に多くの解説が生まれることを期待したい。【週刊ポスト2013年8月2日号】 《送料無料》宅間守精神鑑定書 精神医療と刑事司法のはざまで まだ記憶に新しいこの事件も、知らない間に12年と言う年月が過ぎています。 納得のいかない「なぜ?」の部分を、事が起きる前の段階でなんとか防げないものなのかと、このコラムを見ながらも思ってしまいます。 事が起きてからでは、遺族の思いは一生拭えることはないのですから。。 いよいよ月末、8月の扉が開こうとしていますね。🚪 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.07.30
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発達障害、4コマ漫画に 発達障害を持つ名古屋市中川区の女性でペンネーム・弥坂真樹さん(26)が、日常生活でうまくできないことなどを4コマ漫画にまとめた冊子「発達障害であるある」を約60部作成し、同市市民活動推進センター(名古屋市中区栄3の18の1)などで無料配布している。 弥坂さんは「4コマ漫画なので、多くの人に気軽に読んでほしい」と話している。 漫画はA5判で36作品を掲載。 日常生活では忘れ物が多くなったり、メモが取れなかったり、集中力が保てなかったりする発達障害の人にはよくあることが描かれている。 弥坂さんは漫画を読んだり、描いたりするのが好きで、約4か月かけて完成させた。 弥坂さんは子どもの頃に知能指数(IQ)が低く、当時は知的障害と診断され、中学2年まで特別学級に通った。 3年からはIQが上がって普通学級に通い、そのまま高校に進学して3年間を過ごしたが、当時から「怒られることが多く、なんで私だけと思っていた」と話す。 高校卒業後、製造工場などで働いていたが、ここでも作業のスピードが遅くて怒られることが多く、人間関係で悩んで仕事を辞めたこともあった。 22歳の時に病院に行ってみて、初めて発達障害と診断された。 「自分が悪かったのではなく、障害があったからなんだという安心感のほうが大きかった」と振り返る。 弥坂さんは現在、障害者枠を利用して名古屋市内の会社で接客などのアルバイトを週3~4回している。 職場にも理解があり、仕事も自分ができる範囲のものにしてもらっており、「働きやすい」と話す。 ただ、同じ発達障害を抱える人でも職場に障害のことを話していなかったり、話していても理解がなかったりするケースが多く、悩む人がたくさんいるという。 こうした現状を少しでも変えようと冊子を作成した。 弥坂さんはアルバイトで稼いだお金で冊子を増刷する計画がある。「発達障害に理解がなくて苦しんでいる人はたくさんいる。こういう障害があるということを1人でも多くの人に知ってほしい」と語る。(2013年7月25日 読売新聞) 自らの経験から理解を求めつつ、同じ悩みを持つ方にも一つの手助けとなるきっかけとなりそうですね。 全国ベースで配布されるといいのでしょうが・・。 湿気の多い日が続いています。体調維持、必然ですね。⁂ にほんブログ村 にほんブログ村
2013.07.29
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知的障害者:逮捕されるたび驚き 名前変更「覚えない」 寄る辺のない累犯障害者が、短期間で名前を次々と変える「ネームロンダリング」の被害者になっていた疑いが浮上した。 見も知らぬ養親、養子計27人との縁組を交わされていた男性(60)は、逮捕されるたびに自分の姓が変わっていることを知らされた。 誰が何のために名前を利用したのか。 「分からない」と男性は戸惑う。 男性名義の口座は詐欺などの犯罪に使われた形跡があり、社会復帰を支援する福祉関係者は「どこかで犯罪集団にだまされてしまったのか」と推測する。 男性は自治体や司法から手を差し伸べられず、路上生活と刑務所を往復してきた。 今年4月、8度目の出所で初めて福祉の支援を受け、ようやく社会復帰への道が見えてきた。 現在は東京都葛飾区の社会福祉法人「原町成年寮」が運営するグループホームに入居し、知的障害者らが働く給食センターに通う。 配膳トレーの洗浄や施設の掃除などが主な仕事だ。周囲からは12回の改姓を経た今の名字で呼ばれている。「元の名前で呼ぼうか」。気遣う施設職員に、「ええよ......。戻るまでは」と笑った。26日に養子縁組無効確認訴訟を起こし、元の名を取り戻すことに期待する。 「変に思うよ。何でだろうって。でも、しょうがない」。次々と名前が変わった人生を振り返り、男性は絞り出すように言った。誰かと役所に届け出に行ったり、書類を書かされたりした「覚えはない」と言い切る。2002年の最初の養子縁組は服役中に誰かが届け出ていた。記者が「本当の名前」を書いてくれるよう頼むと、きちょうめんな字でかつての氏名を書いた。 関係者によると、四国の地方都市で生まれ育ち、中学卒業後に上京した。建設現場などを転々としたというが、30歳の頃に窃盗で初めて刑務所を経験。 その後は、出所して仕事を見つけても長く続かず、上野公園などで路上生活を送り、生活苦などで万引きをしては捕まった。 両親とは死別し、4人の兄弟からは連絡もないという。 「施設にいたこともあるよ、昔。生活保護を......。だけどお金くれん。だから、頭にきて飛び出したわけよ」。断片的に単語をつなぐ男性。生活歴は判然としない部分が多い。 11年8月、たばこを万引きして逮捕された際も、男性が名乗る姓と戸籍上の姓が異なっていた。 出所後、福祉サービスを利用する際に必要な療育手帳を取得する過程で、また変わっていると指摘された。 生活保護を受けるために口座を開設しようとすると、金融機関から「その名義の口座は犯罪に使われたことがある」と断られた。 男性を支援する福祉関係者は憤る。 「名前が変わっても気付かれなかったのは、それまで社会の誰とも関わらずに生きてきた証拠。そういう人たちが犯罪に利用されてきた」 ◇偽装縁組、窓口で見抜けず 偽装養子縁組はなぜ見過ごされたのか。 2008年5月に改正戸籍法が施行され、届け出の際に自治体窓口で免許証や旅券の提示を義務づけるなど本人確認が強化された。 しかし、不審な縁組でも書式が整っていれば受理してきた実情があり、男性の場合は改正法施行後も9件の縁組が交わされた。 法務省は10年12月に新たな通達を出し、短期間に養子縁組を繰り返すなど偽装が疑われる届け出は、市区町村から照会を受けた法務局が本人に縁組の意思を確認するなどの調査を行うこととした。 今年6月末までに法務局に照会があった807件のうち、受理は43件にとどまっている。 【ことば】累犯障害者 犯罪を繰り返す障害者(主に知的障害者)。2011年に刑務所に入った人のうち、知的障害の疑いがある「IQ相当値70未満」と診断された人は5532人で全体の22%。生活苦から万引きや無銭飲食を重ねる例が多い。都道府県の地域生活定着支援センターが、こうした出所者を福祉に橋渡しする取り組みを進めている。【毎日】 両親と死別、兄弟とも無縁、こういう現状が何かの盲点になっているのか、と思わせるようなやるせない事件です。 知らない間に養子にされていることが、この日本でもあるんですね。 まるで、他国の出来事のようで、恐ろしささえ感じます。 いよいよ、7月も月末へ。 お天気まだまだ不安定な週明け、週末に向けて、徐々に改善しそうですが・・。💛 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.07.28
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ダンスで成長 障害持つ青年の「ミラクルズ」 さまざまな障害を抱える十勝の青年たちが集まったヒップホップダンスチーム「ミラクルズ」が結成されて1年余りが経過。 地道に練習を重ね、人前で踊りを披露するまでに成長した。 「ダンスは人の可能性を広げる。夢は24時間テレビへの出演」とし、さらに多くの仲間を募っている。 帯広市内でダンススタジオ「FUSION」(東2南15)を主宰する堂前幹治さん(35)が結成を呼び掛け、ボランティアで指導している。 堂前さんは、帯広柏葉高を経て、道医療大臨床心理学部卒。 中学3年生のときからヒップホップダンスを続け、テレビ番組への出演や全国・全道のコンテストで入賞するなど活躍。 22歳でダンス教室を立ち上げ、2011年には念願のスタジオを持った。 自身もコンテスト出場を続けている。 大学時代、障害を持つ人が音楽に体を合わせることによる心身の変化、いわゆる「ダンスセラピー」を研究テーマとし、「障害があってもできる。いつか障害を持つ人と一緒にダンスがしたい」と考えてきた。 7年ほど前、ダンス教室の生徒を通じて、障害などで周囲と交わることが苦手な子供らの居場所づくりを進める「おかゆの会」との関わりができ、当事者や保護者などにヒップホップダンスを教えてきた。 「さらに技術を高めたい」と願う青年10人を中心に昨年4月、ミラクルズを結成した。 現在、メンバーは知的障害や発達障害などを持つ10〜20代の12人。 「みんな心からダンスが好き。僕が遠征などでいないときも、自分たちだけで練習を重ねている。最初はできなかったステップもどんどん習得している」と堂前さんは笑顔を見せる。 5月、同会の10周年イベントで踊りを披露し、今月14日には幕別町で開かれた道障害者スポーツ大会車椅子バスケットのアトラクションで、多くの観客を前にダンスを2曲踊った。 メンバーの大松澤潤さん(25)は「最初は自信がなかったが、今は一番楽しい。もっとうまくなって、いつかはEXILEと共演したい」と前向きだ。 参加は1回500円で、衣装代などの運営費となる。堂前さんは「メンバーのダンスは自身の人生にプラスになるだけではなく、見ている人の心も打つ。ダンスをツールに社会と交流を進めたい」と話し、管内全域から仲間を募っている。 問い合わせは堂前さん(090・6690・1331)へ。【十勝毎日新聞】 ツールは何であれ、それを十二分に利用し、使いこむことで、新たな出逢いと突破口が生まれるものですね。 明るい皆さんの前向きな生き方に、EXILEとの共演も決して夢ではない、決して夢では終わらないような輝きを感じます。 26日は、夫の誕生日だったので、ささやかなお祝いを。🍻💧💦 暑中お見舞い申し上げます・・。💛 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.07.27
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発達障害の被告、二審判決確定へ 最高裁が上告棄却 殺人事件で起訴され、発達障害であることを理由に、一審の大阪地裁で懲役16年の求刑を上回る同20年の判決を受けた無職・大東一広(おおひがしかずひろ)被告(43)の裁判で、一審判決を破棄し、同14年とした二審・大阪高裁判決が確定する。 最高裁第一小法廷(山浦善樹裁判長)が、22日付の決定で被告の上告を棄却した。 大東被告は、大阪市平野区の自宅で姉(当時46)を刺殺したとして殺人罪に問われた。 昨年7月の裁判員裁判の一審判決は、被告を発達障害の一種のアスペルガー症候群と認定。 「障害に対応できる受け皿が社会になく、再犯のおそれが強い。許される限り長期間、刑務所に収容することが社会秩序の維持につながる」として、懲役16年を上回る判決を言い渡していた。 この判決に、障害者団体や日本弁護士連合会などから「障害への無理解と偏見に基づく判決だ」などと抗議が集中。 今年2月の二審判決は「障害者の社会復帰を支える公的機関が各地に整備され、受け皿がないとは認められない」と指摘し、「一審は再犯可能性の評価を誤り、不当に量刑を重くした」と減刑した。 二審判決によると、被告は障害を周囲に気付かれないまま約30年間、自宅に引きこもっていた。 姉に自立を迫られたのを「報復」と受け止め、2011年7月、自宅で姉を包丁で刺殺した。 [朝日デジタル] 幾度となく追跡してきたこの事件、発達障害故に再犯の可能性が高いや受け皿がないからと上告していたのが、受け皿がないとはいえないときっぱり覆したことは、何よりです。 まだ問題は多く抱えているが、各地域での受け皿の整備が臨まれますね。 週末、大荒れの予報の東京。恵みの雨となればいいのでしょうが・・。 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.07.26
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自閉症の僕、つづる心の内 詩人・作家 東田直樹さん 「光の中へ」 光の中へ ただ 光の中へ 僕は入りたい たとえ そこが 現実の世界でなくても 光が僕を誘う 僕の分子を呼ぶ 細胞のひとつひとつが 光に向かって伸びていく この手が この目が 光をつかまえる 一瞬の喜び どこにでも光はあるのに 僕が望む 真実の光は 永遠に 存在しない 「光の中へ」の作者、東田直樹さん(20)は他人とうまくコミュニケーションがとれず、5歳のころに医師から自閉傾向と知的障害があると診断されたという。 一方で幼少時から詩や物語を書き、すでに15冊を出版した。彼の言葉は、どうやって生まれるのだろう。千葉県君津市の自宅へ会いに行った。 ■文字盤指さしながら話せる 食卓に現れた直樹さんは母美紀さん(51)に、甲高い声で「おやおやおや」と話しかけた。笑顔だった。美紀さんは「違うよ」とほほえみ返す。やりとりは十数回続いた。直樹さんのお気に入りの言葉遊びだという。 直樹さんの笑顔を見ていて、ふと浮かんだ質問。「どんな時に幸せを感じますか」 直樹さんの手元にはパソコンのキーボードを書き写した紙の文字盤。1文字ずつ指さしながら、答えてくれた。 「のんびりと自然の中で、自分の心と昔の自分を見つめる時間が好きです」 エッセー集「風になる-自閉症の僕が生きていく風景」で「話そうとすると、頭の中が真っ白になってしまう」とつづっている。だから会話は難しい。「壊れたロボットを操縦するような身体。奇声やひとり言も、望んでやっているわけではありません」とも記す。 だが、文字盤を指さしながらなら話せる。パソコンで文章を作り、気持ちを伝えることはできる。 「光の中へ」は昨年4月、「東田直樹オフィシャルブログ」(http://higashida999.blog77.fc2.com/)に掲載した作品。苦しみがにじむ詩の意味を尋ねた。 「目指す生き方が定まらなかった中学、高校生のころの苦しさ」を表したという。 今はどうか。 「自閉症である自分を恥じていません。どんなに滑稽でおかしくても、これが僕なのです。自閉症のまま、自分の人生を生きにくいと思わず、楽しみながら生きていきたい」 取材中、直樹さんは「4時になったら終わり」と繰り返した。自閉症の人は予定に固執する場合が少なくない。 記者のことを考え、美紀さんが「4時半にしようか」と提案してくれた。直樹さんはパニックを起こした。自分のシャツの袖にかみつき、大声を上げて部屋から飛び出した。 「取材をやりきりたい思いと、時間へのこだわりとの間で葛藤している」と美紀さん。直樹さんはまもなく戻ってきた。指が「帰ってもらいたいわけではありません」と伝えてくれた。【朝日デジタル】 障害ゆえに生まれる様々な葛藤。 でも、それはきっと誰でも大人になる段階で感じるもの。 それでも、自分の位置を発見し、この社会で生きていく術を身につける。 自閉症さながらのこだわりを、どこまで許容するかも、成長の過程において、多分周りの反応を見つつ、微調整をしていくものなんでしょうね。 少しパーマを掛けた前髪が今の若者らしく、素敵だなぁ、と感じます。 【送料無料】この地球にすんでいる僕の仲間たちへ [ 東田直樹 ] にほんブログ村 にほんブログ村
2013.07.25
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くらしと政治:'13参院選 ともに活かす選挙権/下 投票所での支援内容は? ◇ともに活(い)かす選挙権 心身に障害があり、投票に支援が必要な場合、投票所では実際にどんなサポートが受けられるのだろうか。 代表的なのが「代理投票」だ。 ●代理投票 代理投票とは、投票用紙に自分で候補者名などを記入できない時、本人の意思に基づき、補助者が代わって投票用紙に記載する制度。今回の公職選挙法の改正で、補助者は投票所の選挙事務従事者に限定するように変わった。補助者は2人付き、1人は本人に確認して投票用紙に候補者名などを書き込み、もう1人は不正などがないようにチェックする。 誰に投票するかなどの確認は、言葉を発することができなくても、指さしやうなずき、目の動きなど、何らかの意思表示ができればよい。 家族など付き添いの人は、投票台までの介添えは認められているが、投票行為に直接かかわることはできない。 代理投票の制度を利用したい場合は、投票当日、本人または付添人が投票所の受付に申し出る。 代理投票以外でも、投票について分からないことがあったり、手助けが必要だったりする場合は、各投票所に配置された「庶務係」や「相談係」といった名称の担当者が、さまざまな相談に応じてくれる。 ●ボードで意思表示 東京都選挙管理委員会では、昨年末の衆院選と都知事選のダブル選挙から、独自に「コミュニケーションボード」を導入。 都内の各投票所に配布し、投票に関する困り事の解決に役立てている。 コミュニケーションボードには「入場整理券がありません」「候補者がわかりません」「書き方が分かりません」などの代表的な質問事項を、イラストとともに1枚にまとめてある。 本人にボードを示して指さしてもらうことで、何に困っているのか、一目でわかるようにした。 内容については、障害者団体と意見交換しながら、分かりやすさを追求したという。 都選管によると、現場からは「投票にかかる時間が半減した」との声も上がるなど、好評だという。 「たとえ時間がかかっても、投票したい人に意思を持って投票することが大切。不安なことがあれば、遠慮なく申し出てください」。 選挙事務に十数年携わっている東京都練馬区選管事務局の関口一成庶務係長は呼びかける。 ●大切な有権者意識 知的障害のある人は、投票所で緊張してしまい、誰に入れるか忘れてしまったり、迷ったりしていることもあるという。関口さんは、焦らず思い出せるよう見守ったり、すっかり忘れているような場合は「いったん外に出て、ゆっくり考えてはどうですか」と投票所の外に出ることを勧めたりしている。場合によっては、出直して改めて投票に来ることを勧めることもあるという。 障害者の権利擁護に詳しい杉浦ひとみ弁護士は「白紙を投じるのも一つの意思表示。もし、うまくいかず、投票用紙に何も書けなかったとしても、投票が終わったら『良かったね』と声をかけてください。有権者として権利を行使した、と意識してもらうことが大切です」と話している。【毎日】 先日のアップの後編です。 各所でここまで徹底した支援が確立されることが何より理想的なのでしょうが、同じ障害でも個性様々、やはり日頃から障害者と接している方の常備が、何よりありがたいと思います。 目黒川の増水が危ぶまれる大雨に見舞われた東京。 神田川はどうやら元々水位が低いので、 その心配も無さそうですが、 自然の成せる技、必要な個所への恵みの雨は少なそうですね。♥ にほんブログ村 にほんブログ村
2013.07.24
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ホームレスの4~6割が精神疾患、夜回り通じ医療につなぐ「東京プロジェクト」森川すいめい代表に聞く 厚生労働省の調査によると、2012年1月現在のホームレス数は9,576人(前年比マイナス1,314人)で、1999年の調査開始以来、初めて1万人を下回った。一方で、同省の委託事業としてNPO法人「ホームレス支援全国ネットワーク」(福岡県)の調査では一時的なホームレスが年間4万人と推計され、依然として路上生活を送る人が多いのが実情だ。 こうした中、陽和病院(東京都)精神科の森川すいめい医師らがわが国で初めて実施した調査で、東京・池袋駅周辺のホームレスで精神疾患を抱えている割合が2008年で62.5%、2009年で41.0%と高いことが分かり、精神医療的支援の必要性が浮き彫りになった。 夜回りや炊き出しを通じてホームレスの医療・生活支援を行う「東京プロジェクト」の代表でもある森川氏に、アウトリーチ(奉仕活動)の実際や精神科医としての役割、同プロジェクトの最終目標などを聞いた(関連記事)。 [PR]医学データにもとづく認知症を予防する生活習慣 高齢化で認知症ホームレスも増加 --精神疾患を抱えているホームレスが多いそうですが。 医学生の頃からホームレスの支援活動に携わり、2003年にホームレスの支援活動団体「TENOHASI(てのはし)」を立ち上げてからも、ずっと活動を続けてきました。こうした経験を通して、ホームレスに精神疾患が多いことは実感していたし、1996~2007年に出版された海外の研究では、統合失調症をはじめとする精神病性障害は2~42%、うつ病は0~41%、アルコール依存症は9~58%と、いずれも高率であることが示されてきました。 しかし、わが国ではこうした実態が明らかにされてきませんでした。そこで、2008年12月~09年1月に、われわれが支援活動を行っているJR池袋駅から半径1キロ圏内での路上生活者を対象に、精神疾患の有病率を調べたんです。・・(「日本公衆衛生雑誌」2011; 58: 331-339)。 2009年末にも同様の調査を行ったところ、対象者168人のうち34%が知能指数(IQ)70以下で、知的機能障害のあることが推測されました。 さらに、未集計ではあるものの、自閉性障害やアスペルガー障害などの広汎性発達障害が多いことも分かったんです。 これらに加え、高齢社会の進行に伴い、認知症のホームレスも多く見られるようになりました。大半のホームレスは、こうした精神疾患などを複数抱えています。今後、他の地域でも同様の調査を行い、わが国全体のホームレスの精神疾患有病率を明らかにする必要があるでしょう。 高い生活保護受給のハードル ・・ つまり、精神疾患を抱える人のうち、未診断のままで、何かしらの支援を受けていない場合は貧困状態に陥りやすく、やがてホームレスになる可能性が高いのです。 生活保護を受けるにしても、受給を申請するには言語コミュニケーション能力が求められるため、精神疾患の診断が付いていない人で、周囲にサポートをしてくれる人がいない場合、受給申請のハードルはかなり高い。また、認知症の場合では、単身・独居であると、徘徊して家に帰れなくなり、ホームレス化する人も少なからずいます。 夜回り中の何気ない会話から心身の状態を探る --東京プロジェクトではどんな活動を?・・ 2003年に設立した「TENOHASI」や、2008年から認定NPO法人「世界の医療団」などと共同で行っている「東京プロジェクト」を通して、JR池袋駅周辺での夜回りを毎週1回と、近隣の公園での炊き出し・医療・福祉相談を毎月2回行っています。・・ 「アウトリーチは"火消し"にすぎない」 --アウトリーチ活動での医師としての役割は? 精神科医としての私の役割は、まず、目の前にいるホームレス状態の人がどういう精神的な障害を持っているのか、それによってどんな困難を抱えているのかを定義すること。その上で、例えば、発達障害で音に敏感なので個室に入れるよう紹介状に記入するなど、本人の要望を取り入れて方向性を判断します。 診療報酬得られる訪問看護ステーションも設立 --受診につなげる実際のルートは? 受診については、本人の同意が得られれば「東京プロジェクト」で借り上げているワンルームマンション(緊急シェルター)で風呂に入り、こちらで用意した新しい衣服に着替え、スタッフとともに生活保護の申請をして、ボランティア医師が書いた紹介状を持って精神科病院に行くというルートが、この10年ほどの活動で確立できています。したがって、病院側も、ホームレスだからといって診療報酬が請求できないということもありません。 また、今年2月に訪問看護ステーション「KAZOC(かぞっく)」を立ち上げました。・・・現在、ホームレスを脱して地域で生活する66人をフォローしているところです。 ・・・精神疾患などを持っている人が特別視されることなく、地域社会で自由に安心して生きられるようになるためのモデルケースを作ることが、「東京プロジェクト」の最終目標です。[健康百科] 貴重な資料ですが、字数制限があり、抜粋しています。リンク先からご覧ください。 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.07.23
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くらしと政治:'13参院選 ともに活かす選挙権/上 知的障害者の投票、どう支援? ◇ともに活(い)かす選挙権 21日に投開票が行われる参院選は、成年後見人が付いた人たちの選挙権が5月に回復して初めての選挙になる。 障害があるなど投票が困難な人たちがスムーズに一票を投じるために、どんな支援が求められているのか。 2回に分けて考える。 成年後見は、認知症や知的障害などで判断能力が不十分な人のため、家庭裁判所の選任を受けた人が、本人に代わり財産管理などをする制度。 支援の必要性が高い順に、後見人、保佐人、補助人の三つの区分がある。 選挙権を失っていたのは後見人が付いていた人。対象者は全国で約13万6000人に上る。 今年3月に東京地裁で、成年後見人が付くと選挙権を失う公職選挙法の規定を違憲とする判決が出されたことを受け、この規定を削除する改正公選法が5月に成立した。 投票に支援が必要な人たちは、後見人が付いた人だけにとどまらない。 だが、投票や候補者選択の手助けがあれば、選挙権を行使することは十分可能だ。 ●自閉症の人に配慮 神奈川県茅ケ崎市の上杉哲郎さん(20)は、今回が選挙初体験。 母桂子さんは、慣れない場所でパニックを起こしやすい自閉症の息子が無事に投票できるか不安になり、投票方法について、市選管に電話で問い合わせた。 選管は「哲郎さんの投票は特別なケースに該当し、家族などの付き添いを認めます」と説明を受け、安心した。 「初めての選挙で失敗して、選挙に嫌なイメージをもってほしくない」と桂子さん。 「できれば、投票所に発達障害に理解のある人を配置してほしい」 自閉症の江崎伸明さん(39)=神奈川県藤沢市=は、選挙公報を隅々まで読み、初めての選挙から20年近く、一度も棄権することなく投票を続けている。 母康子さんは「投票日が土砂降りだったことがあり、夫が『やめようか』と言うと、息子は『絶対に行きます』と私たちを連れ出した」と振り返る。 両親は幼い頃から伸明さんを投票所に連れて行き、雰囲気に慣れさせるとともに、成人してからは親子3人で一列になって受け付けを済ませ、投票手順で迷ったり混乱したりしないように工夫してきたという。 スムーズな投票のため、どんな支援が必要だろうか。 自閉症の人の就労や政治参加に必要な支援を研究している神奈川県自閉症協会の内田照雄会長は「知的障害者向けの選挙公報を作ってほしい」と訴える。 通常の公報にルビを振るだけでなく、小学2年生が読んで理解できる分かりやすさが望ましいという。[毎日] 自閉症故に、選挙の在り方を十二分に考慮に入れて貰う、人混み、新しい場所で緊張してしまう特性の理解が深まり、投票所へ行くことさえためらっている多くの皆さんへの一つの突破口となると良いと思います。 自閉症缶バッジを斡旋しているサイトがあります。 ユーモラスに、また見た目にも押しつけがましくなく、上手に利用できるといいですね・・。 さて、夏休みに入ることもあり、今後不定期更新となります。 いつも応援にご訪問、コメント恐れ入ります。 有意義な夏休みとなりますよう、日頃の感謝をこめて。。♥ にほんブログ村 にほんブログ村
2013.07.22
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草津で発達障がい児が仕事体験-今年は「かき氷屋さん」 草津に本社を置くアットスクール(草津市大路1)が8月23日、草津納涼祭り開催に合わせ発達障がい児の就労支援事業として仕事体験企画「かき氷屋さんになろう」を実施する。過去の就労支援事業「パン屋さんになってみよう」でパン作りに励む子どもたち 発達障がい児、不登校の子どもたちの支援を目的に2005年、社長の鈴木正樹さんが創業した同社。 現在も約400人の生徒の約8割が発達障がいや不登校の子どもたちだという。 2007年から就労支援の一環として同事業に取り組み、今回で9回目となる。 「知能発達に遅れのない自閉症やアスペルガー症候群など軽度の発達障がい児に対する関心が寄せられるようになってきているが、いまだに十分な理解や社会からの援助をうけることはできない現状がある。 そうした子どもたちに自立・社会参加活動のシミュレーションを体験してもらいたい」と鈴木さんは取り組みへの思いを語る。 草津納涼祭り開催中、同社1階のコミュニティーカフェ「ほっとスペース草津」に「かき氷店」を開く。 製造班(作る)、接客班(売る)、宣伝班(宣伝する)の3つのチームに分かれてグループで活動し、インターンシップの学生も参加する。 仕事体験を通して地域の人々や企業、商店街の人々とも交流し、子どもたちの社会性を育むとともに発達障がいへの理解を深める。 「運営は大変だが、毎年この体験を通して子どもたちの変化を実感する。最初は輪に入ってこられない子どももいるが無理強いはせず、そっと見守る。興味を持ち出すと『ほら、出番が来たよ』と背中を押してあげる。夏休みに仕事体験した子どもは2学期から変わる。店をやることによって多くのことを経験できる。小学4年生から高校生まで受け入れることにより、希薄になりつつある子どもたちの縦の関係も体験できる。子どもたちが懸命に取り組む姿に涙する保護者も多く、大切な機会を提供できていると思う。今年も多くの子どもたちに参加してもらいたい」と参加を呼び掛ける。 開催時間は13時~19時30分。参加対象は小学4年~高校3年生の発達面の障がいを持っていたり、対人関係や学習面で苦手さや困難さを感じている児童・生徒。 定員は15人。参加費は1,000円。参加申し込みは7月31日まで先着順で受け付ける。詳しくはホームページで確認できる。【びわ湖大津経済新聞】 大変な運営状況下、こうして毎年開催して頂ける、ありがたい企画ですね。 たった一日でも、夏休み分の自由研究ともなり得る、素晴らしい一日体験となりそうです。 定員15名だと直ぐに埋まってしまいそうですが、近隣ならぜひ、参加させてみたいですね。 長男、今日は合宿前最後の母校での練習、 弁当持参で参加しています。🍱 気持ち作りと荷物の準備と、そろそろ夏休みモード突入です。🌊 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.07.21
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わいせつ:知的障害のある少女に 施設元職員を逮捕 知的障害のある少女にわいせつな行為をさせたとして、兵庫県警は16日、同県芦屋市の福祉施設元職員、堂垣直人容疑者(34)=同県西宮市老松町=を児童福祉法違反の疑いで逮捕した。 県警によると、容疑を認めているという。 逮捕容疑は、今年5月28日ごろ、同施設の入所者で知的障害のある10代の少女にわいせつな行為をさせたとしている。 県警によると、他の職員が被害に気づいて発覚。 施設側は6月に県警に相談するとともに、堂垣容疑者を解雇した。 施設長は「職員がこうした容疑で逮捕され、大変残念だ。被害に遭った少女には申し訳なく思う。今後、管理体制を見直したい」と話した。【毎日】 芦屋の三田谷学園で起きたこの事件。 弱い立場の人が被害を被る虐待に、今回は、信じがたい行為にまで及ぶまでに。 いつの時も見守る目は複数であって欲しいし、なるべくなら単独で関わる事態は避けた方がいいのでしょうね・・。 朝方、お湿りがあった東京。 いよいよ本格的な夏、到来ですね。 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.07.20
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2013参院選の現場:工夫こらす東京・国立の「滝乃川学園」 知的障害者の投票支え40年 ◇候補者ら訪問、アピール 参院選の投票日が近づいてきた。国は知的障害者らの代理投票をする際、障害者の意思確認を徹底するよう呼びかけているが、不慣れな作業に戸惑う選挙管理委員会職員もみられる。 東京都国立市の知的障害児者施設「滝乃川学園」では、選挙のたびに入・通所者が投票所へ足を運び、福祉現場や市選管の職員がそれを支えている。三位一体の取り組みは、今年で40年目を迎えた。 11日午後、学園内の一室で参院選東京選挙区候補者の「お話を聞く会」が開かれた。 立候補した20人のうち、本人や代理計8人が出席した。「憲法は国の大事な約束事です」「お父さんの給料を増やします」。候補の写真を掲げたり、名前を何度も唱えたり。各陣営とも5分の持ち時間で「分かりやすい言葉で候補をPRしたい」(無所属候補の代理)と躍起だった。 利用者と握手して回る女性候補のもとへ、ある男性入所者が待ちきれずに駆け寄ると、会場は笑い声に包まれた。 入所者の吉野道彦さん(67)は逆に「自分と同じ男(の候補)がいい」。 学園では特定の政党や候補への投票を誘導しないよう気をつけており、意中の候補は十人十色だ。 学園の資料などによると、利用者の投票参加は1974年に開始。 選挙公報や政見放送の活用に加え、候補の違いをより深く理解できるよう81年から「お話を聞く会」が恒例行事になった。 慣れない場所や行動が苦手な入所者のために、市選管に本物の投票箱を借りて園内で模擬投票を企画したこともある。 100人を超す成人利用者の投票率は、最近は80%超。 先月の都議選投票率(都全体で43・50%)の約2倍だ。 市の投票所では、利用者1人に市職員2人で案内や代理投票を担当。 候補名が書ける人は本人投票▽書けないが話せる人は市職員が代筆▽会話も困難なら誰に投票するか2度尋ね、選挙公報で同じ候補を指させば代筆し、異なる候補なら白票にする--。学園と市が二人三脚で築いてきた意思確認のルールだ。 今回の参院選は成年後見制度の被後見人に選挙権を認める改正公職選挙法の下で初めて実施される国政選挙。 市内には有権者の被後見人が約120人いるが、市選管の風見康裕事務局長は「滝乃川との取り組み実績があるので不安はない」と話し、「障害者福祉に光が当たらない時代から選挙権は国民全員の権利という理念を実践してきたことは行政の財産」と胸を張る。【毎日】 三位一体の見守りを続けて40年。一口で40年と言えども、素晴らしいことです。 また、障害者施設での「お話を聞く会」は、普段の街頭の選挙演説はそれこそ煩いだけのパフォーマンス、こういう場を設けての歩み寄りが何より大事、更に各所で展開させて欲しい事業ですね。 息子もいよいよ夏合宿前を控え、今週は事前練習で母校で身体慣らしさせるので、その前に投票に、と思っています。 でも、こういう「お話」、是非チャンスがあれば、有難いなぁと思います。 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.07.19
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被後見人選挙権和解へ:選挙通知待ちわび 札幌の神さん ◇「自分の1票 国つくる」10年ぶりに投票へ 総務相が16日に和解合意を表明した成年被後見人選挙権訴訟。 札幌市清田区の無職、神聡さん(53)が札幌地裁に起こした裁判も18日に和解する見込みとなった。 「自分の入れた候補が当選するのか、自分の1票が国を作っていると思いながら楽しめる」。 神さんは17日、約10年ぶりとなる参院選挙の投票を期日前投票で行う予定だ。 「私が生きているうちに投票する息子を見ることができてよかった。選挙権を確認して、早く決着させるためには和解する方がいい」。 母アイ子さん(79)は和解成立の見通しを喜んだ。 神さんは知的障害があるが、国政選挙では欠かさず投票してきた。計算や記憶に不安があるため2004年5月、アイ子さんを成年後見人に選び、当時の公職選挙法の規定で選挙権を失った。 11年9月、選挙権の確認などを求めて提訴。 今年5月の証人尋問では、投票する能力は後見人が付いた後も変わらないと訴えた。 5月27日、公選法が改正され、今月21日の参院選から選挙権を取り戻した。 13日午後、自宅の郵便受けに選挙の通知はがきが届いた。 数日前から、日に何度も郵便受けを確認していた神さんは「来た!」と喜んだ。 「選挙に行ける実感が一気にわいた。本当にうれしかった」と振り返る。 投票先は既に決めている。 新聞やテレビの選挙報道を見比べ「憲法の考え方や経済政策を重視して候補を選んだ」。 何よりの楽しみは投開票日のテレビの選挙速報だ。選挙権を失ってからは、速報を見ながら「世間に取り残された。こんなに投票に行きたいのになぜできないのか」と思っていた。 弁護団の高橋智美弁護士によると、和解では選挙権を国が確認し、原告が慰謝料の部分については取り下げる。 法改正に伴い「選挙権の確認は訴えの利益がない」として棄却される可能性が高かっただけに、高橋弁護士は「選挙権の確認をするという最大の目的を優先するため和解を選んだ」と話している。【毎日】 予後に不安を抱き、自ら、母を後見人に選ぶ、その選択ができるだけでも、世の動き、自分の置かれた環境をしっかりと理解している証拠ですね。 そして、ここまで真剣に選挙に臨む姿勢を、何より出馬する皆さんには深刻に受け止めて頂きたいものです。 成年被後見人制度においては、今回初めて和解成立という事態も起きています。 また、それとは別に、投票所に行けない被後見人の不在者投票に新たな問題点が掲げられています。 末っ子、昨日で一学期の授業は終了、試験が返却され、残すは終業式のみです。 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.07.18
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小児の腸内細菌が自閉症に関連 消化管の細菌と自閉症の間に関連が認められることが、新たな小規模研究で示唆された。 この研究では、自閉症の小児20人と、自閉症でない小児20人の便検体を採取し、腸内細菌を分析した。 その結果、自閉症の小児では腸内細菌の種類が有意に少なく、そのため有害細菌に対する感受性が高い可能性があることが示された。 さらに、自閉症の小児では、3種類の重要な腸内細菌の量が有意に少なかった。 自閉症は社会的技能やコミュニケーション能力に影響を及ぼす神経発達障害であり、軽度から重度まで大きな幅がある。 今回の研究成果は、オンライン医学誌「PLoS One」に7月3日掲載された。 研究を率いた米アリゾナ州立大学バイオデザイン研究所のRosa Krajmalnik-Brown氏は、「この研究を行った理由の1つは、自閉症の小児に、成人期まで持続する(胃腸)障害が多くみられるという事実である。数々の研究から、胃腸障害を管理することにより、行動が劇的に改善することが明らかにされている」と述べている。 これまでの研究から、腸内細菌は、消化、体重調節、免疫反応の制御、脳や行動に影響を及ぼす神経伝達物質の産生など、さまざまな重要な機能に関与していることが明らかにされている。 なお、今回の研究では、腸内細菌と自閉症の間に関連がある可能性が示されたが、因果関係は明らかにされていない。(HealthDay News 7月3日)http://consumer.healthday.com/cognitive-and-neurological-health-information-26/autism-news-51/lower-bacteria-levels-in-gut-tied-to-autism-in-kids-677967.html2013年7月16日 [子供の健康] [Expo] 息子に関していえば、兄弟の中でも、胃腸は人一倍丈夫で、それも痛みを訴えないからかも知れませんが、このデータにはちょっとびっくりです。 ただ、成人しても持続するものであるとしたら、加齢とともに逆に体調に異変が出てくる場合にも無きにしも非ず? 寮の先生からもびっくりするような報告を受けたばっかりなので、益々アンテナを張って、いや張り直して、見守っていきたいと思います。 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.07.17
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自閉症の子どもを描いた絵本 新刊絵本『ぼくは ここにいる』は、米国の絵本作家、イラストレーターのピーター・レイノルズさんが、シンプルな文と絵で、自閉症の子どもの個性を温かく表現した作品。 「みんな」と遊ばないで、一人でいる「ぼく」は、風に乗って舞い降りてきた紙で飛行機を作って飛ばす。 その後、紙飛行機を拾って持ってきてくれた女の子と友だちになる。人の心と心がつながる喜びを感じることのできる一冊だ。酒木保・訳、小峰書店、1400円。【読売】 【送料無料】ぼくはここにいる [ ピーター・レイノルズ ] 【送料無料選択可!】ジュディ・モードとなかまたち 第3集 3巻セット (児童書) / メーガン・マクドナルド/作 ピーター・レイノルズ/絵 宮坂宏美/訳 【送料無料選択可!】ほしをめざして / 原タイトル:THE NORTH STAR (児童書) / ピーター・レイノルズ/文・絵 のざかえつこ/訳 自閉症という特有の一人の世界の中から、人の心と心のつながりを感じることができるとされる一冊。 いかに、自閉症児(者)は孤立した世界にいるようで、実はいろいろな人の存在や心をキャッチしているか、関わりの不器用さからまた生まれる、一つのハーモニーが響いて来そうですね。 連休も終わり、月も後半へ。末っ子、一週間の試験休みが終わり、今日、明日と登校です。 終業式に夏休みも、目前ですね。 とても夢のある、ほのぼのした世界に導かれますね。 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.07.16
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知的障害者の被告:身元引受先確保へ支援委員会 ◇再犯防止狙い6都県で 身元引受先がないことを理由に、知的障害のある被告が実刑判決を受けるのを防ぐため、東京など6都県で今月以降、福祉の専門家でつくる「支援委員会」が新設される。 公判中に引受先を確保して再犯防止に向けた具体策を提示することで、従来なら実刑になっていた被告にも執行猶予が付くように支援態勢を構築する狙いだ。 支援委員会は、刑務所出所者を福祉に橋渡しする役割を担う「地域生活定着支援センター」などが東京、宮城、滋賀、和歌山、島根、長崎の各都県に順次設置する。 社会福祉士や医師らがメンバーになり、主に万引きや無銭飲食など比較的軽微な事件を繰り返す被告の支援を想定している。 具体的には、容疑者や被告の知的障害に気付いた弁護人が、委員会に調査・支援を依頼。委員会は、福祉施設や自治体などと協議してグループホームなど釈放後の引受先や就労先を探し、障害の特性を踏まえた支援計画を作成する。 弁護人は支援計画を検察や裁判所に提出することで執行猶予付きの判決につなげ、センターなどが地域での生活をサポートする。 法務省の統計によると、2011年の新受刑者が受けた診断で、知的障害の疑いとされる「IQ(知能指数)相当値70未満」は5532人と全体の22%を占めた。 生活苦に陥り、無銭飲食などを重ねて刑務所に入る例が多い。 太田達也・慶応大教授(刑事政策)は「服役を繰り返す障害者の中には、適切な支援があれば再犯を防げたかもしれない人もおり、早い段階で司法から福祉へつなげる枠組みをつくるのは効果的だ」と評価する。 一方で「時間に制約がある中、障害の判定や調査をどう行い、支援計画を立てるかが問われる」と課題も指摘している。 ◇「実刑疑問」検察にも 再犯防止に向けて司法から福祉に橋渡しする取り組みは、各地で試行錯誤が続く。 滋賀県の地域生活定着支援センターは昨年末、精神科医や臨床心理士らで構成する第三者委員会を設置。 障害の疑いがある被告の窃盗事件で検察と弁護人から昨年度に1件ずつ相談を受け、裁判所などに更生支援の意見を述べた。だが、具体的な引受先までは示さず、1件については既に実刑判決が言い渡された。 滋賀では組織を「支援委員会」に再編し、引受先の確保を重視した取り組みを進める。委員の一人は「裁判中の短期間に受け皿を探すには、地域の理解も必要」と課題を挙げる。大津地検の立石英生次席検事は「福祉のプロの意見を聞く機会は有意義で、活用したい」と語る。別の検察幹部は「現場の検事も『何でこの人を刑務所に入れるんだろう』と疑問を持って実刑求刑した経験はある。それが社会復帰を重視する発想につながっている」と指摘する。【毎日】 今まで保留とされていた知的障害者の被告の身元引受先の確保が多少たりとも、一つの構図に、形となってきたことは、地域社会への連携と繋がる支援体制が確立されるとの意図もあり、 いい意味で更に全国レベルで取り組んで欲しい支援ですね。 三連休、昨夜からあいにくの雨、しっとりした海の日を迎えています。 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.07.15
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新ドラマ「グッド・ドクター」予告映像を公開"チュウォン&ムン・チェウォンの出会い" 放送開始を控えているKBS 2TVの新月火ドラマ「グッド・ドクター」(脚本:パク・ジェボム、演出:キ・ミンス)の予告編第1弾が公開された。10日、「グッド・ドクター」の制作陣は、KBSの公式サイトを通じて約1分の予告編を公開した。予告編は10歳程度の人格を持つ発達障害の青年パク・シオン(チュウォン)と、そんな彼を温かく見守るチャ・ユンソ(ムン・チェウォン)の姿を象徴的に描いている。 特に予告編第1弾は、これまで医療ドラマで扱われてきた緊張感溢れる手術シーンや医学にフォーカスを当てたわけではなく、主演俳優チュウォンとムン・チェウォンの出会いを取り上げている。病室や手術室ではなく、横断報道の上で立ち止まっている二人の姿を通じて、日常的かつ意味深い出会いを強調した。 制作陣は「今回の予告編の制作に、自閉症の人たちの目には世の中がどのように映っているのかを悩んだ。 自閉症は病気ではなく、障害を乗り越えるべき対象だという企画意図を予告編に込めたいと考えた」と説明した。制作会社のLOGOS FILM側は「『グッド・ドクター』はこれまで医療ドラマで扱われてきた政治的な要素を排除して、視聴者の皆様の心を癒やす新しい形式の医療ドラマになるだろう。より完成度の高いドラマを作るため、俳優とスタッフたちが最善を尽くして撮影に臨んでいるので、たくさん期待してほしい」と伝えた。ドラマ「グッド・ドクター」は、大学病院の小児外科を舞台に繰り広げられる専門医たちの努力と愛を描いたヒューマン・メディカル・ドラマだ。 「鮫」の後番組として、韓国で8月5日に放送が始まる予定だ。 [KStyle] この番組は、前触れが大きく、今までも何度となく取り上げられてきていましたが、ここにアップするのは初めてです。 韓流ドラマの中でもかなり評判がよく、自閉症の青年を扱う作品としても、完成度が高いとのこと。 何より、「自閉症は病気ではなく、障害を乗り越えるべき対象だという企画意図」との企画意図からしても、自閉症という障害を持つ人々への理解や実際の彼らの生活がより快適になれば、と私も俄かに期待しています。 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.07.14
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知的障害者にエアガン・虐待、被告に猶予判決 福岡県小郡市の障害者就労支援施設「ひまわり」で起きた虐待事件で、3件の暴行罪に問われた元管理職坂本静治被告(48)の判決が5日、福岡地裁久留米支部であった。 大原純平裁判官は「極めて卑劣な犯行だが、社会的制裁も受けている」と述べ、懲役1年6月、執行猶予3年(求刑・懲役1年6月)の有罪判決を言い渡した。 判決によると、坂本被告は2011年5月~12年5月に同施設内で、知的障害がある50歳代の男性通所者に対し、至近距離からエアガンを発射したり、水路に蹴り落としたりしたほか、ダーツの的を描いた段ボールの下にこの男性を座らせ、千枚通しを的に投げつける暴行を加えた。 判決は、「被害者が驚いたり、水路でずぶぬれになったりした様子を携帯電話で動画撮影できれば面白いと考えたほか、スリル目的で犯行に及んだ」と動機の悪質さを指摘。 その上で「強く非難されるべきだが、施設を懲戒解雇され、被害弁償もした。反省の態度を示し、二度と福祉関係の仕事はしないとしている」などと執行猶予とした理由を述べた。 同施設は、同市のNPO法人「リブロ」(坂本勉理事長)が運営。 坂本被告の弁護人でリブロの代理人弁護士は「判決を厳粛に受けとめ、二度とこのような事件が起きないようにしたい」と述べた。 リブロに対しては、福岡、佐賀両県が5月10日、障害者総合支援法に基づき、運営体制の刷新などを求める改善命令を出している。 同月末に改善報告書が提出されており、両県が審査を続けている。 判決後、被害男性の弟(54)は「兄の心の傷は一生残り、執行猶予判決は納得できない」と不満を訴えた。(読売新聞) 十分に制裁を受けたとの判決も、事の一部始終から見ると、犠牲となった方を本当の意味で救っているとは思えなく、やはり、お兄さんの言い分にも一理あるように感じてしまいます。 犠牲者の精神的なケアの約束もきちんとして頂きたいものです。 三連休と相重なるお盆、台風の影響も心配なところですね。 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.07.13
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東ちづる 自閉症啓発活動のテーマソング発表 自閉症の啓発活動などを行っている一般社団法人「Get in touch」は10日、都内でテーマソングの制作発表会見を開催し、理事長を務める女優東ちづる(53)らが出席した。 テーマソング「Get in touch」は「5代目うたのおにいさん」で、 同法人の理事、かしわ哲(63)が書き下ろした楽曲。[東スポ] ジメジメした湿気の多い日々ですが、海の日まで4日、明日から三連休ですね。 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.07.12
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「診断後、人生ががらりと変わった」 ITプロジェクトマネジャーのゲルハルト・ゴダールさんは、2年前にアスペルガー症候群と診断された。 同じ境遇の人々と過ごす毎日や仕事について、また幸せな結婚生活の秘訣について語る。 ゴダールさんは現在38歳。ITエンジニアの教育を受け、今はベルンにあるデンマーク企業スペシャリスタナ(Specialisterne)で働いている。 社員の多くは自閉症スペクトラムを患っている。 データー入力やソフトのプログラミング、プロジェクトテストなどが彼らの仕事だ。 ゴダールさんの勤務は週4日、1日8時間。隣州アールガウの州都アーラウ(Aarau)から40分かけてベルンに通っている。 滑らかな英語で明るく陽気に話す。自分の体験を話したくて仕方がないといったふうだ。 当事者の日々を伝えるブログも書いている。アスペルガー症候群を思わせるそぶりはただ一つ、目線を全く合わさないことだけだ。 swissinfo.ch : どんな仕事をしているのですか。ゲルハルト・ゴダール : 主な仕事は、部下全員が仕事やプロジェクトなど何かしらやることがあるようにしておくことです。技術サポートもしていて、何でも修理します。それから、新しいプロジェクトの基本内容やアイデアを書いたり、顧客と交渉したりもします。1日8時間の勤務じゃとても足りません。 swissinfo.ch : 仕事は楽しいですか。 ゴダール : はい、とても。もう大当たりですよ。アスペルガー症候群の当事者として、当事者のために当事者とともに働く。こんな仕事が見つかることなんて、人生に1度きりしかありません。 swissinfo.ch : 20年近く「普通の」会社で働いていますね。そこではどんな経験をしましたか。ゴダール : アスペルガー症候群だと言われたのは2年前でした。その前はこのことについて何も知らなかったので、職業生活はほとんど波乱状態でした。今はなぜそうなったのか分かっています。他人が理解できず、相手がどうしてもらいたいのか分からなかったからです。勤めては辞め、勤めては辞めというときもありました。 キャプション: ゲルハルト・ゴダールさん(Specialisterne) swissinfo.ch : 診断が出て、人生が変わったのではと察しますが。ゴダール : ガラッと変わりました。全く新しい人生を始めなくてはならなくなりました。自分にできる仕事は何か、どこで働けるのか、私生活をどうやっていくのか、パートナーはどうするのか、何もかも考え直さなくてはならなくなり、大変でした。 swissinfo.ch : 当事者にとって毎日の生活の中で一番大変なことは何ですか。 ゴダール : 日常は、決められたことの繰り返しでなくてはなりません。毎日、同じでなければならないのです。何かが変わると、とんでもないことになります。例えば私は昨日、チューリヒで顧客に会いました。そのことは先週決まったのですが、どうやってチューリヒへ行くか、何時に着くべきか、何を話し合うべきかを考えるのに4日費やしました。これは一つの変化であって、それについて4日かけて考えたのです。 swissinfo.ch : 仕事場の雰囲気は良さそうな感じですが、実際どうですか?ゴダール : トマス(編集部注:トマス・ファン・デア・スタート、スペシャリスタナのCEO)が良いと言えば良い。私にとっては、雰囲気は存在しません。それが何なのか知らないのです。感じることも見ることもできません。とても強力なフィルターのようなものを持っていて、感情を見ることができないのです。何も見ることができません。顔も見えません。まるで盲目のような感じです。だから、この質問には答えられません。・・・ swissinfo.ch : ほかのアスペルガーの人たちと一緒に何かをするのはどうですか。ゴダール : それはありません。昼間、アスペルガーの人と十分一緒にいますからね。同じフロアで働いているのは全員アスペルガーなんです。ライベートではアスペルガーと付き合いはありません。基本的に他人との付き合いはほとんどありませんね。妻は別ですが。 swissinfo.ch : 奥様もアスペルガーですか?ゴダール : 違います。ですから、彼女はいろいろと学ばなければなりませんでした。アスペルガーについて徹底的に勉強した後、こう言いました。「分かった。これがあなたの持っているものなのね。でも、そんなことは気にしない。そのままのあなたを愛しているし、何か気になることがあったら聞くから」 一緒になってほぼ1年になりますが、その秘訣の一つは同居していないことです。彼女はここベルン市の近くに住み、私は隣の州のアーラウ(Aarau)市に住んでいます。実はその前に11年間付き合った人がいます。その人とは10年近く一緒に住んでいましたが、診断を受けた後、彼女は家を出ました。「私にとって大切なことをあなたが学べないと知りながら一緒に暮らすことはできない。そう言いました。私はそれを受け入れるしかありませんでした。それで妻には初めから、自分はアスペルガーだと話したんです。 今、私には大当たりの仕事があり、大当たりの妻がいます。ワーク・ライフ・バランスは完ぺきですよ。トーマス・スティーブンス swissinfo.ch 自分の原点を知ることで、また新たな世界が拡がり、勇気を持ってチャレンジできる。 どんな状況下でも希望を捨てずに、明るく前向きな姿勢が大事なのでしょうね。 実家の母からあれこれと頼み事が重なり、何かと移動が頻繁となっていますが、変わらずにここは更新していこうと思います。 いつも、ご訪問にコメント、恐れ入ります。_(_^_)_ にほんブログ村 にほんブログ村
2013.07.10
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「一斗缶」妻子殺害を否認 大阪地裁初公判 妻による無理心中を主張 大阪市天王寺区で平成23年夏、切断された遺体が入った一斗缶が見つかった事件で、妻と長男に対する殺人と死体遺棄の罪に問われた無職、藤森康孝被告(59)の裁判員裁判の初公判が18日、大阪地裁(長井秀典裁判長)で開かれた。 藤森被告は死体遺棄罪を認めたが、「殺人はしていない」と殺人罪を否定し、弁護側も「妻が長男を殺害して無理心中した」と主張。 一方、検察側は冒頭陳述で「殺人の犯人でなければ遺体を切断しない」と述べ、被告側主張の不自然さを指摘した。 起訴状によると、藤森被告は18年4月、天王寺区の当時の自宅で、妻の充代(あつよ)さん=当時(46)=と長男の庸了(のぶあき)さん=同(21)=を殺害。 23年7月ごろ、2人の遺体や骨を入れた一斗缶3個をそれぞれ同区内の路上や公園に捨てたとされる。 検察側は、藤森被告が無断で保険を解約しトラブルになったことから、2人を殺害したと主張。 冒頭陳述によると、15年ごろ、妻に無断で保険を解約し、大半の約440万円を消費者金融の借金返済にあてた。 しかし、18年4月になり、当時大学生だった長男の学費用に保険を解約すると妻から持ちかけられ、無断解約が発覚。 自宅で妻や長男を殺害したとしている。 藤森被告は遺体を切断するなどしており、検察側は「切断は労力がかかり、発覚すれば罪に問われる。殺人の犯人でなければするはずがない」と指摘した。 一方、弁護側も冒頭陳述し、妻の無理心中を主張。 遺体の切断は、「修学旅行で不在だった次男に妻の犯行を伝えたくなかったため」とし、救急車を呼ばなかったのは「(藤森被告に)発達障害の疑いがあり、パニックになった」とした。 藤森被告はこの日、グレーの長袖シャツに黒のジャージー姿で入廷。 裁判長から氏名や職業を尋ねられると落ち着いて答え、冒頭陳述の間は弁護人席の隣に座り、メモを取りながら聞いていた。[産経ニュース] 二年前のこのニュース、当時はびっくりしたものの、詳しい事件の経緯は知る由がなく、この初公判の内容を見て仰天です。 何より、救急車を呼ばなかったことを、 「(藤森被告に)発達障害の疑いがあり、パニックになった」といとも簡単に発達障害のせいにしてしまうのは。弁護側の苦肉の策にせよ、なんとも解せない冒頭陳述です。 7月も二週目に入れば、いよいよ夏休みモードでしょうか? 実家では。父の新盆の準備が始まっています。 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.07.09
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親への支援 アスペルガー症候群や自閉症など発達障害の子を持つ母親四人が、子育て経験を語る会を取材して驚いた。 四人全員が発表中に涙を流したからだ。 つらかった経験を口にして、思いが一気に噴き出したようだった。 母親たちが一人で抱え込んでいた課題の深刻さを思うと、胸が痛くなった。 会では、子どもとコミュニケーションがうまく取れないことへの悩みや障害が原因で学校でいじめられたことなどを共有。 一人は「同じ境遇の母親と話したかった。自分を責め続けてきたが、皆さんと知り合えて救われた」とも話した。 発達障害では当事者のみならず、親への支援も必要だと確信した。 (中日新聞) 障害の有無に関わらず、出産・育児に見舞われるストレスは母親なら多少たりともあるものですが、そこに障害があるということで、予後の不安は止めどなく押し寄せてくるものです。 地域での繋がり、支援、更にはやはり母親への精神的配慮は、核家族化が進む中で、今後より一層必要不可欠になってくるのでしょうね。 そういう風に考えると、成人した我が子のことで、寮から、また作業所からあれこれと呼び出されるのも有難いことだと感謝です。 【送料無料】DVD>逃げ遅れる人々東日本大震災と障害者(一般版・個人視聴用) [ 飯田基晴 ] 【送料無料】DVD>逃げ遅れる人々東日本大震災と障害者(団体・ライブラリー版) [ 飯田基晴 ] にほんブログ村 にほんブログ村
2013.07.08
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参院選選挙区 主な候補者の横顔 届け出順。【 】内の数字は当選回数 ◆高橋千秋氏(56) 民現【3】◆ ■13年間現場を歩いてきた 参院議員になってから13年間、県内をくまなく歩き回った自負がある。 現場から、少子高齢化や医療、年金などの問題が大きくなるのではと肌で感じ、社会保障の大切さを訴える。 昨年は「社会保障と税の一体改革に関する特別委員会」で、参院側の委員長を務めた。 「公立の6割の病院が赤字だったが、病院の経営や医師・看護師を支え、診療報酬を上げて、これを4割に減らした」と成果を強調。 過去2番目の審議時間の長さだったが、野田佳彦前首相も「与野党の意見をうまくコントロールしてくれた」と評価する。 民主党政権時代、「政府側」で仕事をしたのが印象深いという。 ・・ 福島第一原発の状況や事故の経緯などを説明した。「海外から多くの反響があった」という。 ITが好きで、ネット選挙解禁を受け、フェイスブックをこまめにアップし、自らの行動を報告する。 「自分が何を考えているか知ってもらうツールとして有効」と使いこなす。 自分の性格を「前向きだけど、神経質」と評する。 13年間で、丸一日休んだのは10日ほど。ジムで泳ぐことが息抜きだ。一番好きな場所は、津市安濃町の実家前。「やはりふるさとだからね」 ◆深尾浩紹氏(50) 維新◆ ■米国で感じた日本の危機 「日本の経済はこのままでは立ちゆかなくなる。行動を起こして変えないといけない」。 その一心で、経営大学院教授から国政への挑戦を決めた。 1980年代後半に米国に渡り、現地の企業で働きながら約20年を過ごした。 渡米直後、現地の人たちは日本の企業経営などに強い関心を持っていたのに、年々薄らいでいると感じた。 帰国後、「力のある日本を取り戻したい」と、日本維新の会の政治塾に入塾した。「中央集権を打破し、道州制を採り入れたい」 趣味は5年前から始めた空手。始めたばかりの頃は単調な練習だと感じていたが、練習を重ね「精神的な強さを身につけた」。現在は初段の腕前だ。 自身を「物事をじっくり考えてから行動する論理的思考の持ち主」と考える。半面、それが「ドライに見えることもあるかもしれない」。選挙は論理だけで解決できない部分もあると感じている。 家族は妻(49)と高校1年の長男、中学2年の長女。米国で生まれた長男は3歳の頃に自閉症とわかった。診断後は現地の行政が、長男のために専属の教師を雇うなどの対応をとったといい、「日本はサポート体制が遅れている。自閉症の子どもを持つ親として体制作りに貢献できると思うし、何かしないといけない」との思いもある。 ◆中川民英氏(45) 共新◆ ■ダウン症の弟、政治の原点 昨年12月の衆院選で三重4区の候補になったのに続き、2度目の国政選挙。前回の立候補で「こんな社会でいいのかと声を出すことで、周囲の意識が高まるのを実感した」という。 党が掲げる憲法改正反対など軸となる訴えに加え、社会保障制度の整備を主張する。有権者の話を聞いて回る中で、高齢者からは「生活に困っている」との声を多く聞くという。 「障害を持つ人は何をするにもお金がかかる。お金が払えないために家に閉じこもりがちになり、人とコミュニケーションをとる機会がなくなる人もいる」。 同居するダウン症の弟との生活から「弱い立場の人に優しい社会を実現したい」と、国政を目指すきっかけになった。 ・ ・ 特に山道のドライブは「空気がいいし、気分が高揚する」。 体を動かすことも好きで、高校時代はハンドボール部に所属。集団の中で意思疎通ができれば、大きな目標でも達成できるということを学んだ。 弟とは、15歳の年の差がある。昔は一緒に外出すると「若いお父さんね」と言われることもあった。「外に出かけると手を握ってくることもあり、かわいい弟です」と照れ笑いを浮かべる。 [朝日新聞デジタル] 個人情報保護法が重んじられる中、ここまで自分をこと、赤裸々に打ち出すことも、立候補者に求められるようになってきたのでしょうね。 家庭の事、身内の事をありのままに。 これも、いかに多く、各分野に表沙汰にならない不安や、解決せねばならない問題があるということで、今後は、必要に迫った、心に訴えてくる候補者の横顔が見れる時代になって来るのかも知れませんね・・。 末っ子、今週は一週間試験休みです。 暑いので早目の夏休みのようです。 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.07.07
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遠藤久美子「樹海のふたり」 生きることの喜びや幸せを 女優、タレントとして活躍する遠藤久美子(35)が、「樹海のふたり」(山口秀矢監督)で、自閉症の息子を持つ母親の役を好演している。 「何度か母親を演じたことはありますが、障害を持つ子の親は初めての経験でした。壮絶な人生の中にある喜びや幸せを感じ取ってもらえればうれしい」と期待を語った。 自殺志願者を取材したテレビディレクターたちの体験談をベースに、ドキュメンタリー畑出身の山口監督が脚本を執筆した。主演はお笑いコンビ、インパルスの2人。落ちこぼれテレビディレクターの竹内(板倉俊之)と阿部(堤下敦)は、視聴率を取ろうと富士山麓の樹海で自殺しようとする人々を追う。番組は好評を得るが、2人はやがて視聴率と良心との板挟みになり...。 遠藤の役どころは竹内の妻。独身で子供もない遠藤にはイメージしにくい役だったが、山口監督は「そのままでいてください」と助け舟を出した。 演技する空間で流れる空気を大切にしてほしいから、変に飾ってほしくなかったという。 実際に演技に臨むと、不安はたちまち解消された。難病の息子を演じた武井証(あかし)(15)は撮影前に山口監督からマンツーマンで特訓を受けており、役をほぼ自分のものにしていた。遠藤は「衝撃的でした。彼の役作り、集中力に導いてもらった。彼についていけば自然と母親として心もかき乱されるし、どう演じるべきかをも考えさせてくれる」と脱帽した。 テレビを活躍の場としてきた遠藤にとって、厳しい視聴率競争や奇をてらった企画は無縁ではない。「生半可な気持ちではテレビ番組を作れないですよね。映画に置き換えて考えると、チケットを買ってくれる大勢のお客さんが頭に浮かぶから...」と語った。 6日から、東京・渋谷のユーロスペースほかで全国順次公開。(産経ニュース) 度々、ご紹介してきた映画ですが、いよいよ公開です。 7月入って一週間が過ぎ、明日は七夕。 きれいな天の川が拝めますように・・。 七夕無料イベント情報 昨日の更新時、85万アクセス突破しております。いつもご訪問にコメント、恐れ入ります。 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.07.06
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学校不適応を防ぐキーワードは、「しなやかさ」と「したたかさ」 病気や経済的な理由以外で不登校になる、学校に行きたくなくなる、校内暴力などの行動に出る、といったケースを「学校不適応」と呼ぶ。 こうした子どもたちに対し、学校はどう向き合っているのだろうか。 ベネッセ教育総合研究所発行 「VIEW21」編集長の小泉和義氏に話を聞いた。***「学校不適応」の原因はさまざまですが、小学生では、友達との関係や家庭での親子関係がうまくいかないことが代表的なようです。 学校ではこうした実態に対して、大きくふたつの方法で対応しています。 ひとつは、実際に学校不適応を起こしてしまった子どもへの対応です。問題と背景はケースごとに異なります。学校では、問題の解決を担任まかせにせず、学年主任・学年団・管理職に加え、養護教諭や学校カウンセラーなどがチームとなって対応するようにしています。 また、不適応の原因の一つに、注意欠陥・多動性障害(ADHD)や学習障害(LD)などの発達障害が挙げられます。 学校では教職員が、発達障害の児童生徒に適切な対応ができるよう、専門的な知識を学び始めていますが、まだまだ十分とは言えない状況です。 保護者もそうした状況を理解したうえで、学校任せにせず、学校の先生と連携し、情報を共有しながら、子どもの成長を見守りサポートしていくことが大事だと思います。 もうひとつは、子どもたちが学校不適応を起こさないための手立てとして、「コミュニケーション」の力を身に付けさせることです。 「聞く態度」と「話す態度」を指導し、周囲の声を受け止め、臨機応変に対応する「しなやかさ」を身に付けさせます。 同時に、周囲の声に流されることなく、自分の言いたいことをはっきりと言う「したたかさ」も育てます。 子どもに自信をつけさせることで、学校不適応を起こさずに充実した集団生活を送ってほしいと考えているのです。 出典:学校では今 【第9回】 学校不適応への対応は?~「しなやかさ」と「したたかさ」がカギ‐小泉和義‐ -ベネッセ教育情報サイト [Benesse] 「しなやかさ」、と「したたかさ」。 人間力を培う為の基礎かも知れませんね。 立ち振る舞い、行儀に作法や品格なども、恐らくは、問われてくる。 最近は、驚くことに、ペットや動物でも、これらを持ち合わせていることがあり、ハッとさせられること、多々あります。 この世に生まれてきた以上は、自然と、他の生き物と、更に人間同士仲良く共生していく。 強さと、どんな状況にも立ち向かえる融通性が、求められ、必要なのでしょうね。 今週も一週間を終えようとしています。七夕への願いが叶いますように・・。 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.07.05
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発達遅れが気になる子に/情報クリップ 障害のある人の就労支援などをしているウイングル(東京都)は、さいたま市大宮区桜木町2丁目に、発達の遅れなどがある子ども向けの幼児教室「Leafジュニア大宮教室」をオープンした。 言葉の遅れや友達との交流が苦手など、発達の遅れが気になる0~6歳程度の未就学児が対象。【朝日デジタル】 未就学児からの発達を見守る支援、これも全国に広まり、定着してくると、就学後のトラブルも少なく、事前に対処できるようになるのでしょうね。 就労支援するウイングルがこういう事業を展開すると、大人までの成長も見守って貰えるステップになりそうです。 ウイングルでは就労に向けてのパソコン業務訓練もしているようなので、卒業後の歩みに、利用価値がありそうですね。 Leafは、横浜中心に発足しつつも、お教室は都内にもあるようなので、より大きな安心に包まれそうです。 就学前のお子さま、小学生、中高生対象 Leafプログレス荻窪校 7月6・7日(土日)Leafプログレス大井町校 7月14・15日(日・月祝)Leafプログレス横浜校 7月15日(月祝)Leafプログレス町田校 7月開催日程Leafプログレス立川校 7月7・13日(日土)開催Leafプログレス下北沢校 7月開催日程Leafプログレスお茶の水校 7月8月開催日程※各校開催日により、対象学年の変更ある場合がございます。 7月に入り、そろそろ夏休みモード。今年も盛り沢山の愉しい夏、早目に予定を立てておきたいですね。 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.07.04
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【きょうの人】佐野牧子さん(41)「自閉症の息子のおかげで出せた」 ■英で大反響 レシピ本「寿司スリム」著者 「自閉症の息子のおかげで本を出せたのだと思います。感謝しなければ...」 英語で初めて書いた料理のレシピ本「寿司スリム」が、オンライン書店アマゾンに注目され、120万冊もの契約につながった。 16歳で日本を飛び出し、米国に留学。大学卒業後、いったん帰国した際、来日公演中だった英ロックバンド「ジーザス・ジョーンズ」のドラマーと知り合い、2年半後に結婚、渡英した。 転機が訪れたのは長男、リオン君(14)が3歳半のときだった。自閉症で治る見込みはないと診断されたのだ。 「目の前が真っ暗になった」。しかし、いろいろ調べてみると、小麦などに含まれるタンパク質の一種、グルテンを除いた食事で症状が改善したとの研究結果が見つかった。 「がんばって症状を改善させる」。そう心に決め、グルテンを含まないお米中心の和食に切り替えた。リオン君は下痢が治り、寝付きがよくなるなど効果も出た。 その後も、和食をさらに極めるべく日系の鮮魚店で3年間修業した。仕入れのために朝4時に家を出る毎日だったが、「息子のために歯を食いしばってやり通した」と振り返る。そして、日本料理店「すず」をロンドンに開店。すしの握り方教室や和食を使ったセラピーを手がけていることが編集者の耳に入り、出版がとんとん拍子で進んだ。 フランスやフィンランドなど各国語での出版も決まったが、「日本人ならみな知っている食育の大切さを外国人に分かりやすく書いただけ」と謙遜する。 リオン君の将来にはなお心配が尽きない。「息子のような発達障害を持つ人が安心して働ける場をつくりたいと思います」。母の"闘い"は続く。(産経ニュース) 母は強し、我が子が生まれたことで、人生の新たな転機となることが多いのでしょうね。 海外での育児は、私も言語統一が図れずに断念していたので、佐野さんのここまでの頑張りに努力は、並大抵ではなかったのだと思いますが、頑張っていれば必ず報われる、そんなメッセージを投げ掛けてくれているかのようですね。 隣の区の駐輪場を使っている夫と末っ子の為に、杉並区のくらしの手帳(便利帳)を貰ってきました。 帰国後に2年弱暮らしていた杉並区、当時の支援も有難かったけど、あれから25年ほど経ち、またお世話になることに。 区はやはり、行政がしっかりしているので、全ての面において安心な材料が多いです。 住む区域が違っても、近隣にお世話になれることに感謝です。 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.07.03
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充実が求められる、高校の特別支援教育‐斎藤剛史‐ 「特殊教育」が「特別支援教育」に切り替わり、一般の学校に在籍する発達障害などのある子どもたちも特別支援の対象となったことで、学校現場の対応は大きく変わってきました。 まだ十分とは言い切れませんが、小・中学校においては発達障害児への対応が急速に進んでいます。 そして、発達障害のある子どもたちも多くが高校に進学します。 その高校段階での対応は、どうなっているのでしょうか。意外と見過ごされがちなことですが、一般の学校における特別支援教育は、義務教育である小・中学校だけではなく、高校も対応する義務を負うことが学校教育法で定められています。 しかし、「高校は、入試に合格した生徒を対象にしている」「高校は義務教育ではないので、障害は自己責任で対応すべきだ」という意識が高校関係者には根強くあることもあってか、発達障害児などに対する支援が小・中学校に比べて遅れており、文部科学省は高校における特別支援教育の推進を大きな課題として位置づけています。最近になって、ようやく高校の対応にも改善が見られ始めたようです。文科省の調査(2012<平成24>年9月現在)で公立高校の特別支援教育への対応を見ると、特別支援教育のための校内委員会を設置しているのは99.0%(公立中学校は99.9%)、発達障害などの実態把握をしているのは85.0%(同97.3%)、特別支援教育コーディネーターを任命しているのは99.8%(同99.9%)となっています。 6年前の2006(平成18)年度の公立高校の実施率は、校内委員会が25.2%、実態把握29.4%、コーディネーターが18.5%だったことと比べれば、高校の特別支援教育は改善されていると言えるでしょう。しかし調査結果をよく見ると、簡単に安心できないことがわかります。特別支援教育では、子ども一人ひとりの教育的ニーズに応じた支援をする「個別の指導計画」と、学校卒業後までの長期的な計画をまとめた「個別の教育支援計画」を作成することになっています。 ところが、公立高校で「個別の指導計画」を策定しているのは27.7%(公立中学校は86.1%)、「個別の教育支援計画」を策定しているのは23.9%(同70.3%)だけでした。 つまり、校内委員会など特別支援教育に関する表面的な体制は整備されたものの、実質的な特別支援はあまり行われていないということです。 これについて「発達障害児などが在籍しない学校も多いので、中学校とは比較できない」との見方もありますが、発達障害児などの在籍を把握している公立高校だけに限っても、「個別の指導計画」策定は64.2%(同94.9%)、「個別の教育支援計画」策定は57.9%(同82.0%)と、はるかに中学校には及びません。多くの都道府県教委は高校の特別支援教育を課題に挙げていますが、高校関係者の意識改革が進まないことなどもあり、なかなか進展しないのが実情のようです。 中卒者の98%が高校に進学する現在、小・中学校における努力や積み重ねが高校段階で途切れることがないよう、高校における特別支援教育の充実が強く求められます。[Benesse] 義務教育後の特別支援教育は、いまや世界各国が抱えている問題かもしれませんが、やがて、大人になり、社会に送り出すことを考えると、やはりその繋ぎ目となる大切な通過点であり、より懇切丁寧な指導が望まれる時期に来ているようにも思います。 末っ子、いよいよ期末試験が始まっています。一週間の長丁場なので、気持ちをゆったりと構え、挑んで欲しいと思います。 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.07.02
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永作博美 42歳出産の陰で実践していた「胎児の超活性化法」 6月19日、第二子となる長女を出産したことを発表した永作博美(42)。前日の18日の午前7時30分、都内の病院で生まれた赤ちゃんは、体重3124グラムの元気な女の子だったという。 彼女は09年4月に映像作家の内藤まろ氏(43)と結婚し、翌年5月に第一子となる長男を出産した。だが当時すでに39歳。今回は42歳での出産となった。「実は彼女、もともと子供ができにくい体質だったそうです。前回の出産のときでさえ高齢出産で不安があったといいますから、今回はより慎重になっていたようです」(芸能関係者)そんな永作が胎内の赤ちゃんのために気をつけていたこと。それは、食生活だ。彼女は『日経ヘルス』2013年4月号でこう語っている。《今の興味は腸。半年ほど前、脳と腸が非常に密接だと解説した本に出会ったことがきっかけに、酵素にも関心が。できるだけ生の野菜を食べ、さらにはオメガ3系の亜麻仁油もとるようになりました》オメガ3とは必須脂肪酸と呼ばれているもので、亜麻仁油が最も摂取に適していると言われている。そして実はこの亜麻仁油は、胎内にいる赤ちゃんに非常に良い効果をもたらすという。妊娠最後の時期と生後一カ月の間に子どもの中枢神経システムは加速度的に発育するため、大量の必須脂肪酸を必要とする。そのため、この時期の赤ちゃんに母体を通じて亜麻仁油を与えることで、脳の発達に効果があると言われているのだ。分子整合医学美容食育協会の支部も務める『ナチュラルラボ』代表の田中裕規さんは次のように語る。「脳の6割は脂質によって作られているため、良質な油を摂ることで活性化するのです。注意欠如・多動性障害などの発達障害などにも効果があると言われています。 そのほかにも、オメガ3には良質な細胞膜を作る働きがあるため、アトピーなどのアレルギー症状の改善も期待できるでしょう。胎児の時期はまさに細胞分裂が活発に行われているので、良質な脂肪酸を供給してあげることは赤ちゃんにとって大きなプラス。大人にとっても大切な油ですが、子どもにはさらに効果の良い油であると思います」そんな"胎教食"のおかげで、元気な赤ちゃんを出産。今後については、しばらく育児に専念する予定だという。衰えない美貌から"奇跡の42歳"と言われる永作。ママとして、女優としてさらに輝きを増しそうだ--。すべてのトピックスをみる - livedoor トップページ [livedoor news] フラックスオイル(亜麻仁油) 1000mg 100粒 の購入なら米国サプリ専門店【楽天市場 米国サプリ直販のナチュラルハーモニー】フラックスオイル(亜麻仁油) 1000mg 100粒【消費期限目安:2015年7月まで】 ノルディックナチュラルズ オメガ3 イン フィッシュゼラチン レモン味 60粒 の通販は、ケンコーコムSG楽天市場支店で!!ノルディックナチュラルズ オメガ3 イン フィッシュゼラチン レモン味 60粒/Nordic Naturals Omega-3 in Fish Gelatin (lemon・60 soft gels) 永作さん、童顔ですが芯がしっかりとした女優さん、子作りにも入念な準備をされていたようで、高齢出産に挑む根気と知恵、それも、母だからできる愛情かもしれませんね。 とかくつわりが酷いと、嗜好も変わり、好きなものしか食べられなくなりますが、ここまで、きちんと食生活をコントロールできたら、出産・育児もスムーズに運びそうです。 いよいよ一年も折り返し、平穏な日々が続きますように・・。 にほんブログ村 にほんブログ村
2013.07.01
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