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「どんな重度の知的障害者も意思疎通できる」相模原市の知的障害者施設殺傷事件は、26日に発生から1カ月を迎えた。凄惨(せいさん)な事件に傷付きながらもそれぞれの居場所で日々を懸命に生きている知的障害者や障害者福祉の関係者は、事件をどう受け止めているのか。神奈川県内の作業所を訪ねた。 川崎市多摩区のNPO法人織風(しふう)会(名古屋洋一理事長)が運営する知的障害者の小規模作業所「クラフトヌプリトック」。登戸駅から徒歩約10分の賃貸アパート1階で、20〜40代の15人(男性4人、女性11人)が機織りした生地で名刺入れなどの小物を作っている。 同区のグループホームに住むナオミさん(35)=仮名=は前身の施設と合わせて約17年間、ここに通う。養護学校で学んだ機織り技術を生かせる作業所はナオミさんにとって「大切な居場所」だ。一生懸命作った小物を両親が買ってくれることに幸せを感じている。ナオミさんは「よそでは嫌なこともあるけど、ここでは落ち着ける。ずっとここに通いたい」とほほ笑む。 利用者を支えるのは、理事長の名古屋さんと6人の職員だ。パートの田口和美さんは「利用者が楽しんでくれているから自分も楽しい」とやりがいを語る。「かまってほしい」との思いで、軽いいたずらをしてくる利用者にも「分かりやすい言葉で繰り返し諭すように注意する」ことで対話してきた。 名古屋さんも「不安を訴える利用者と(無料通信アプリの)LINE(ライン)でやり取りすることもある」といい、年2、3回は家族懇談会を開いてきた。福祉の現場はどこも人手不足で職員が疲弊しており、「職員には愚痴でもいいから言ってもらい、悩みを一人で抱え込ませないのが大事」と話す。 相模原市での事件は障害者福祉の現場に大きな衝撃を与えた。ナオミさんは「すごくショック。もし友人が入所していたらどうなっていたかと思うと怖くなる」と声を震わせる。田口さんも植松聖容疑者(26)が襲撃された施設の元職員だったことに胸を痛める。「障害者は生きている価値がない」などの暴言に、「どんな重度の知的障害者でも表情や仕草などからある程度のコミュニケーションは取れる」と反論する。 クラフトヌプリトックの前身となる施設は1984年に川崎市中原区内に開設されたが、障害者施設に不安を抱く近隣住民の反対運動でたびたび移転を余儀なくされたこともあった。そんな経験から、名古屋さんは事件を機に「地域の人に障害者を見守ってほしい」との思いを強くしているという。 【毎日新聞 http://mainichi.jp/articles/20160827/k00/00m/040/066000c】普段からの多くの関わりからつながってゆく信頼関係、お互いに抱え込まずにストレスをため込まない工夫が必要なんでしょうね。🌠
2016.08.31
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互い認め合う社会を 自閉症の息子持つ住職、「障害者へ寄り添い」願い 事件で慰霊 羽生 /埼玉 相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人が殺害された事件で、羽生市の建福寺の住職、安野正樹さん(53)は今月、同園の献花台前で冥福を祈った。安野さんには自閉症の息子がおり、「全ての差別は無知と偏見から来る。このような事件が起きないよう、互いを認め合う社会を築けたら」と願う。 7月26日朝、安野さんはテレビのニュースで今回の事件を知った。「(障害を併せ持つ)重複障害者は安楽死にすればいい」などと話したという植松聖容疑者(26)の差別的な思想が次第に明らかになり、言葉を失った。 次男主樹(かずき)さん(20)は重度の自閉症で会話ができない。「人ごとと思えない。悲しみ、傷ついている人に寄り添いたい」と、妻と車で約2時間かけてやまゆり園を訪れ、献花台前で読経した。 主樹さんは1歳を過ぎてから言葉の発達が遅くなり、自閉症と診断された。成長する中で夜中にずっと跳びはねたり、泣き続けたりするなど「日々どう向き合うかでいっぱいいっぱいだった」。評判の良い病院で療育を受けるため、片道3時間かけて通ったこともあったという。 長男(21)は小学生のころ、主樹さんが周囲からからかわれたことに怒り「僕が主樹を守る」と宣言した。この時、安野さんは「敵から守るのではなく、主樹のことを理解してくれる仲間を増やそうよ」と諭した。その思いは今も変わらない。 6年前には、寺の敷地に障害児支援施設「きらめき園」が建った。主樹さんがきっかけで、障害児が通うデイサービス施設を運営するNPO法人と出会い、土地を貸すことにした。昨年には別の敷地に障害者就労支援施設も建ち、今年から主樹さんも通っている。「障害者らマイノリティーに手を差し伸べることが哀れみではなく、常識にならなければならない」。今回の事件で、その思いを一層強くしている。 [毎日新聞 http://mainichi.jp/articles/20160820/ddl/k11/040/106000c]理解者を増やす、一人でも分かってくれる人が多ければ、それだけで気持ちも安らぎますね、🌠
2016.08.30
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高畑淳子、息子の“発達障害説”に言及していた8月23日に〇〇致傷の疑いで逮捕された俳優・高畑裕太容疑者(22歳)の母で女優の高畑淳子(61歳)が、いまから2年前、裕太容疑者の発達障害の噂を公式ブログで否定していたことがわかった。 2014年9月9日付けのエントリーでは、次のようにつづられている。※※※ ※※※ ※※※息子、朝ドラ合格にたーくさんの、お祝い、励まし書き込み有難うございました。心より御礼申し上げますニコニコニコニコ改めてネットを見て、息子の情報その他に驚く記事もありました。えー彼は、大変なおっちょこちょいで、忘れ物、無くし物、遅刻も多く、マイペースな、すっとこどっこい、トホホ兄ちゃんでありますが……優しい奴です。んー?発達障害?では、ないと思います。まあ人間、自分を基準に考えると、他者は皆、基準外……に、なりますから……ねぇそんな感じでしょうか……他者の価値観を認める……これが出来れば、世界は平和なのになぁーと思います。ハハハ※※※ ※※※ ※※※このエントリーが投稿されたのは、裕太容疑者が役者として徐々に階段を上り、「息子、高畑裕太が来年春放送、朝ドラ『まれ』オーディションに受かり、出演決まりました〜」とブログにつづった翌日。メディアへの露出が増え始めた時期だ。ブログを見る限り当時もそうした噂が囁かれ、母・淳子が把握するに至っていたようだが、逮捕後、ネットでは裕太容疑者の発達障害を疑う声が急増し、そう報じる一部ネットメディアも。ただ、確証なきまま決めつけで発達障害説が唱えられることを危惧する声や、短絡的にそこへ原因を求める見方、勝手なイメージで発達障害と犯罪を結びつけようとする意見などへの批判も多く上がっている。【Bigglobe http://news.biglobe.ne.jp/entertainment/0829/nrn_160829_7608555743.html】発達障害を犯罪と結びつけるのはあまりにも短絡的との批判の中で、個性の見守りを成長とともにどのように行ってゆくか、地域で育ってゆく子供への支援という輪の中で何か抜けてしまった部分があるとしたら・・・。と感じてしまいますね。🌠http://ameblo.jp/atsukotakahata/ 高畑淳子公式ブログ
2016.08.29
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<社説>相模原事件1カ月 障害者を地域の隣人に 相模原市の知的障害者入所施設「津久井やまゆり園」で重度障害者19人が殺害され27人が負傷した事件から1カ月が過ぎた。 殺人容疑で逮捕された植松聖容疑者が事件5カ月前に精神科へ措置入院していたことから、現在、厚生労働省は再発防止のため措置入院や退院後のフォローのあり方について検討している。各地の自治体や障害者施設では防犯体制の強化、警察との連携などを模索している。 「障害者は不幸を作ることしかできない」という容疑者の言葉に社会が揺れた1カ月でもあった。障害者や関係団体は声明や集会で抗議の声を上げ、賛同の輪が広がった。その一方で容疑者に共感を示す意見がネットなどで散見された。障害者を否定的に見る社会の暗い一面が事件によって表に出たとも言える。 容疑者は措置入院するまで同施設で働く職員だった。勤務中から障害者に対する虐待行為や暴言があったという。施設側の指導や改善策も含め、どのような状況で容疑者がゆがんだ障害者観を形成していったのかを詳細に検証する必要がある。 容疑者は声を掛けて返事がなかった重度の障害者から殺害したと供述したとされる。しかし、近隣の住民や友達、ボランティアに囲まれ、地域に溶け込んで暮らしている重度障害者も最近は増えている。家族が介護を担うのではなく、少人数のグループホームで暮らし、ヘルパーや通所施設などを利用して生活しているのである。 入所施設の職員だった容疑者は「保護者の疲れ切った表情」を見て「障害者は不幸を作る」と思ったというが、最近の地域福祉の現場では障害のある子に愛情を注ぐ保護者の顔をいくらでも見ることができる。 もちろん、入所施設で働く職員にも熱意や善意がある人が多く、自傷他害などで支援の難しい障害者の貴重な受け皿になっている施設もある。しかし、施設入所によって地域社会での豊かな人間関係から障害者を切り離し、社会から障害者の素顔を見えなくしていることについても深く考える機会にしたい。 施設の施錠を強固にし監視カメラを増設して防犯体制を強化しても、障害者への偏見や優生思想の侵入を防ぐことはできない。地域福祉の現場では施錠や壁ではなく、理解や配慮で障害者を守っているのである。 悲惨な事件ではあったが、障害者を守りたいとの善意も広がった1カ月だった。障害者は「施設内でしか生きられない特別な人」ではなく、「地域で暮らすふつうの隣人」であるはずだ。多様性を身近に感じられる社会を築くことで偏見をなくしていきたい。【毎日新聞 http://mainichi.jp/articles/20160826/org/00m/070/004000c】様々な意見が交わされるようになった今回のこの事件、一昔前の障碍者を隔離する時代から、普通の暮らしが実現できるようになってゆく中でも、今後もいろいろな思いが交差しつつ理想の社会へと導かれてゆくのでしょうね。🌠206万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。
2016.08.28
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ホルモンを鼻スプレーで自閉症軽減 福井大チーム検証、結果に男女差発達障害の一つ「自閉スペクトラム症」の症状を軽減すると注目されるホルモン「オキシトシン」を青年期の男性患者に鼻からスプレーで継続して投与すると、投与量が多いほど効果が大きいとする臨床試験の結果を、福井大子どものこころの発達研究センターの小坂浩隆教授(42)らのチームが23日までにまとめた。 患者の遺伝子の違いが効果に影響することも判明し、これまで十分に分かっていなかった投与量と効果の関係や個人差の解明につながり、治療法の確立に向けた重要な成果という。同日付の米科学誌電子版に論文が掲載された。 同大主体の研究で、金沢大、東京大が参加した。自閉スペクトラム症と診断された知的障害のない15~39歳の男性47人、女性13人の計60人に対して12週間行った。オキシトシンの投与量が多いグループと少ないグループ、偽薬を使うグループに分け、投与量や遺伝子の型を確認して効果を比較、検証した。 この結果、男性患者では投与量が多いほど「視線が合う」「共感が強まる」「会話量が増える」などの改善効果が大きく現れた。投与量が比較的少ない場合は、オキシトシンと結びつくタンパク質(受容体)の型を決める遺伝子の違いで効果の程度が異なった。 女性患者は、偽薬でも症状が軽減した例が複数あり、オキシトシンの効果がはっきりしなかったという。男女とも、試験期間やその後の投与を通じて、重い副作用はなかった。 今後さまざまな投与量で効果の違いを調べ、症状軽減に最適な量を見つけることが期待される。将来的には遺伝子の違いによって効果を事前に予測し、個々の患者に合った治療が選べる可能性もある。 鼻からスプレーでオキシトシンを投与する治療は、臨床試験で有効性や安全性を検証している段階。福井大は現在、東京大、金沢大、名古屋大と共同で計114人の患者を対象に大規模試験を進めている。小坂教授は「年単位の長期継続投与後の安全性確認など課題は残されているが、オキシトシンは自閉スペクトラム症の治療薬として期待できる」と話している。 ■自閉スペクトラム症 従来は「自閉症」「アスペルガー障害」「特定不能の広汎(はん)性発達障害」に分けられていたものが統合された。「視線が合いづらい」「人の表情や気持ちの理解が苦手」など社会的なコミュニケーションの障害がみられるほか、「興味範囲が狭い」「意味のない習慣に執着する」などの特徴もみられる。 ■オキシトシン 脳で分泌されるホルモンの一つ。信頼や愛情の形成、表情の認知などに関わることが分かってきて、人のコミュニケーションに重要な役割があると注目されている。日本では陣痛誘発・分娩(ぶんべん)促進の注射剤だけ保険適用が承認されている。点鼻スプレーは自閉スペクトラム症の治療薬としてどの国でも認められていない。 【福井新聞 http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/society/102963.html】 青年になってもまだまだ改善できる症例は、それだけでも今後の成果に期待が持たれますね。🌠
2016.08.27
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知的障害者施設の99%で警備強化 NHK調べ相模原市の知的障害者施設で起きた殺傷事件から26日で1か月となるのに合わせて、NHKが全国のおよそ90の知的障害者施設に聞いたところ、ほぼすべての施設で防犯カメラの増設など警備の強化を進めていることがわかりました。一方で、警備の強化によって地域とのつながりが失われることを危惧する声も多く、葛藤を抱えながら対策を探る姿が浮き彫りになっています。 NHKでは、先週から今週にかけて日本知的障害者福祉協会に加盟する入所施設のうち、定員が100人以上の全国89の施設を対象に緊急の調査を行い、93%にあたる83施設から回答を得ました。今回の事件を受けた警備面の対策を尋ねたところ、「新たな対策を講じた」と回答したところが27か所、「対策を検討中」という回答が55か所と、合わせて82施設、率にして99%とほぼすべての施設で警備の強化を進めていることがわかりました。具体的な対策として複数回答で最も多かったのが、「安全マニュアルの見直しや策定」で、施設の65%、次いで「施錠の強化」が57%、「侵入者対策訓練の実施」が51%、「防犯カメラの増設」が34%となったほか、「警察への自動通報システム」や「民間の警備会社の巡回」を新たに導入する施設もありました。一方で、施設からは「閉鎖的な施設を生み出すことにならないか」などと、警備の強化によって地域とのつながりが失われることを危惧する声も多く、これまで目指してきた「開かれた施設」の在り方と逆行することに葛藤を抱えながら対策を探る現場の姿が浮き彫りになっています。寄せられた葛藤の声アンケートでは、今回の事件を受けて、ほとんどの施設が警備強化の必要性を認識している一方で、費用面の負担や入所者の人権に対する懸念のほか、地域に開かれた施設の在り方を目指してきた中で、警備の強化をどのように図っていくのか戸惑いや危惧を訴える意見が多く寄せられました。このうち、関東地方の施設からは「対策を強化しすぎることにより施設を利用される方々の生活環境の悪化や行動制限につながらないような配慮が重要だ」という意見が寄せられました。中でも最も多かったのが、施設の閉鎖性を危惧する意見で、東北地方の施設からは「防犯対策は当然必要であるが、従来の『開かれた施設』と逆行する結果になり、閉鎖的施設を生み出すことにならないか危惧する」という意見や、中部地方の施設からは「殺意を持った者の侵入は、想定外であり、今後、それを防ぐため何らかの対策は必要だが、一方で地域に開かれた施設作りも目標としてあり、バランスをとるのが難しい」といった意見が相次ぎました。さらに、関東地方の施設からは「塀を高くしたり、セキュリティーを高めること、このことは結局、人と人との間に垣根を作ることになる。障害者の生き生きとした姿が目に入りにくくなり、社会へ適応した人間のみの歪んだ社会となる懸念がある」といった指摘がありました。このほか、東北地方の施設からは「この事件により障害者差別が広がったり、施設が閉鎖的になることがあってはならない。施設は人と人のつながり、利用者と職員の信頼関係、地域の人の支えがあり、コミュニティーの中に存在する。私たちの施設は、地域住民との交流を大切にし、利用者が自由に出入りできる環境を守り、開かれた施設を目指します」と、地域との共生の中で施設の運営を続けていくことの重要性を訴える意見もありました。警備強化した施設では知的障害者など100人余りが入所する相模原市中央区の施設「たんぽぽの家」には、事件の後、入所者の家族などから不安の声があがったことから警備体制を強化しました。まず、不審者の侵入を想定して新たに民間の警備会社の通報システムを導入しました。このシステムでは、施設内の事務所など2か所に設置された通報ボタンを押すと24時間、警備員が駆けつけるともに、必要に応じて警察にも通報します。さらに、夜勤の職員には持ち運びができる通報ボタンがついた端末を配備することになりました。ほかにも施設の施錠を徹底するほか、新たに玄関に防犯カメラを設置したり、食堂と施設の2階部分のベランダに不審者の侵入を知らせるセンサーを設置したりすることを決めました。施設では、これまで地元の中学生の体験学習を受け入れたり、夏祭りやクリスマス会に住民を招いたりしてきたほか、地元の祭りにも入所者が出店を設けるなど地域との交流を積極的に図ってきました。「たんぽぽの家」の山田努部長は「利用者を狙った外部からの侵入はこれまで全く想定していなかったので、事件を機に急きょ警備体制を見直しました。一方で、閉鎖的な施設にしないよう、地域での取り組みはこれからも変わらず続けていかなければならない」と話しています。識者「施設の在り方が問われている」ほぼすべての施設が警備の強化を進めているという結果について、障害者の施策に詳しい浦和大学の河東田博特任教授は「施設は生活の場、人が暮らす場であり、これまで地域に開放し、地域の人たちと触れあえるよう地道な取り組みが進められてきた。入所者や家族の不安の声を受けて何らかの対応策を取ろうとしている施設も“苦渋の決断”として、やらざるを得ない状況に追い込まれていると感じる」と話しています。そのうえで、「事件によって、これまでの流れを絶対にとどめさせてはならない。いまこそ、障害のある人が地域で当たり前に暮らしていけるような社会を目指していく必要がある。教育や、人と人との関係、障害のある人たちへの社会の支援、そして、施設の在り方そのものが問われている」と指摘しています。 【NHKnewsweb http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160826/k10010654411000.html ]何か起こらないとこういう態勢もなかなか整わないのも世の常ですね。🌠
2016.08.26
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クロスロード【天宮一大/教師・ラグビー部監督】健常児と障がいのある生徒が共に学ぶ「混合教育」を実践する個性的な学校、武蔵野東高等専修学校の教師でラグビー部監督の天宮一大に密着。8月27日 22:30~ (テレビ東京)教員・ラグビー部監督 天宮一大武蔵野東高等専修学校で教員を務める天宮一大(46歳)。指導をするのは、健常児と障がいのある生徒がともに学ぶ「混合教育」を実践する個性的な学校。全校生徒186名のうち約半数が、天宮が顧問をするラグビー部に所属している。 今回、17泊18日のラグビー部の夏合宿に密着。その様子はまさに現代版スクールウォーズ!?常に生徒に本気でぶつかる、熱血先生の原点とは? 怒鳴り!わめき!そして、時に優しく。汗と涙の熱い夏を追った。 彼は、どんな道を歩んでいくのだろう…。 (番組放送予定より抜粋)随分と長く密着取材があったようで、放送が楽しみですね。🌠最近は多くの含みがあるものがあることに逆に感銘を受けますね。🌠205万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。
2016.08.26
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高畑裕太容疑者、発達障害との見方も…問題発言や不可解行動、以前より社会生活困難か23日、“紫綬褒章女優”高畑淳子の長男で俳優の高畑裕太容疑者が、撮影のために宿泊していた群馬・前橋市内のビジネスホテルにおいて、40代女性従業員に対し〇〇〇〇を加えたとして、〇〇致傷の容疑で逮捕された。警察の取り調べに対し、高畑容疑者は犯行を認めているが、計画性に関しては全面否定しているという。 テレビの情報番組やスポーツ紙などでは、法律家の解説を基に「懲役7年」「懲役3年」などバラつきはあるものの、被害者が告訴を取り下げなければ実刑になる可能性を示している。その一方で、高畑容疑者が発達障害ではないかという見方も広まっている。 母親の淳子がいつも「デキの悪い息子」と呼んでいるように、淳子自身のこれまでのメディアを通した証言はもとより、高畑容疑者自らの言動にも、その片鱗が見受けられていたとの指摘もなされている。 たとえば、淳子はかつて出演したテレビ番組内で、幼少時代の高畑容疑者が左耳で音を聞き取れない難聴で、4歳になるまで話すことができなかったと明かしている。小学生になると忘れ物が多く、毎日のように何かを忘れ、淳子が忘れ物を届けに学校に向かう途中に、高畑容疑者がコンビニで本を立ち読みしていたこともあったという。 さらに、高畑容疑者自身のおかしな言動も多く見られる。昨年放送されたテレビ番組『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)内では、淳子が受章した紫綬褒章について「取りたい」と発言。「アホか」とツッコまれ、「ごめんなさい。天皇に嫌われる!」と天皇陛下を呼び捨てにしたため、坂上忍が激怒するシーンも見られた。 発達障害の特徴としては、周りの空気を読めず、コミュニケーション能力が乏しいことなどが挙げられる。そのため、高畑容疑者の突拍子もない言動がバラエティなどで受けた半面、発達障害ではないのかとの見方が広まっているのだ。 再起は困難 逮捕される2日前にオンエアされたテレビ番組『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)では、金銭感覚が崩壊していることも自ら証言している。自身の収入は毎日マネジャーから1000円ずつ受け取り、それ以外は自動的に貯金してもらっているといい、その理由は「(収入があると)その日のうちに全部使っちゃうから」というものだった。今回の犯行の理由についても「欲望を抑えきれなくて」と供述しているが、発達障害のなかでもADHDは、忘れっぽく紛失物が多く、計画性がなく注意力散漫で、わがままでだらしがないという特徴があり、社会生活が困難になるケースもある。テレビ局関係者はいう。「理由が何であるにしろ、不起訴で済んで示談になったとしても、仕事上で各所に与えた損失は甚大なもので、芸能界で再起する道は絶たれたといっていいでしょう。母親の淳子さんも、これまではバラエティで下ネタ発言をするギャップが受けていましたが、こうしたキャラも封印せざるを得ません。表に出る仕事はもちろん、場合によっては劇団青年座の取締役という肩書もどうなるか。今後の活動に大きな影響が出ることは間違いないでしょう」 高畑親子の前途は厳しい。 (文=編集部)【Business Journal http://biz-journal.jp/2016/08/post_16451.html】一部文字を省略しています。 シングルマザーで懸命に育てた一人息子の愚行、もっと他に支援を求める場所もあったのかと今更ながらに悔やまれますね。🌠
2016.08.25
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黒柳徹子やトム・クルーズも 実は「発達障害」だと知ってビックリな芸能人昨年、“ネガティブすぎるイケメンモデル”としてバライティ番組でも人気の栗原類が、自分はADD(注意欠陥障害)という発達障害だとカミングアウトして話題になりました。ADDは、注意欠陥・多動性障害であるADHDの中でも多動の少ないものの通称です。ADHDの特徴については『VenusTap』の過去記事「あなたは大丈夫?大人の発達障害“ADHDとADD”セルフチェック」でもご紹介しましたが、一般的な脳の動きとは違った、個性的な“脳の特性”を持つADHDの人は、その多くが社会で暮らしにくい課題を抱えて悩んでいます。一方で、トーマス・エジソンやアルベルト・アインシュタインなどの偉人もADHDだったのではという説もあるほど、その独特の発想力や集中力は人並み外れたものがあります。一芸に秀でた人物が多いショービジネスの世界にも、実は数多く存在するADHDの有名人。そこで今回、『VenusTap』が男女500名に「実は発達障害(ADDやADHD)を持っていると知ってビックリな有名人は?」という、アンケート調査を実施。意外ながらも、言われてみればなんとなく納得できるランキング結果を発表します。■1位は小学校を退学になった猛者・トットちゃん <実は発達障害(ADDやADHD)と知ってビックリな有名人ランキング> 1位・・・黒柳徹子(118票)2位・・・トム・クルーズ(85票)3位・・・勝間和代(60票)4位・・・オーランド・ブルーム(41票)5位・・・栗原類(38票) 1位は、長寿番組『徹子の部屋』(テレビ朝日系)の司会者としても人気のタレント・黒柳徹子。ADHDなどの発達障害を公表しています。『窓ぎわのトットちゃん』(講談社文庫)を読むと、蓋の付いている机を授業中何度も開け閉めしたり、鳥に話しかけて授業を妨害したりと多動の傾向を感じられます。最初に入学した小学校は1年生で退学になるという、いまでは考えられないエピソードも。ユニークな教育方針で有名であった私立・トモエ学園に再入学したことで、個性的な特性の中の抜きん出た“長所”を育てる教育を受け、スクスクとその才能を伸ばします。『徹子の部屋』で見せる“人の話を聞かない”、“空気を読まずに話し続ける”といった、ともすればマイナスになりがちな部分も“無邪気な個性”として世間から愛される、類まれな司会者ですよね。 ■2位は衰え知らずのイケメン、トム・クルーズハリウッドの大スター、トム・クルーズもまた発達障害を告白しているひとりです。字が読めない、または読みにくい“失読症、難読症(ディスレクシア)”であることを公表し注目されました。子ども時代は勉強ができず、その美少年ぶりが買われ俳優デビューしてからも、台本が読めないためセリフを録音したテープを繰り返し聴いてセリフを覚えていたとのこと。 そんな血の滲むような努力でいまの大スターの座に昇りつめたと思うと、「ただのイケメンじゃなかったのか」と感心してしまいますね。 ■3位はTV番組での風変わりなキャラも話題・勝間和代氏 3位は経済評論家で、中央大学大学院客員教授の勝間和代氏。慶応義塾大学商学部卒業で、23歳で公認会計士の3次試験に合格。 外資系コンサルティング会社の最高峰とも呼ばれるマッキンゼー・アンド・カンパニー出身、なおかつ大学時代に21歳で初産、現在は3児の母というスーパーウーマンであり、エリート中のエリートです。最近ではテレビ出演の機会も多く、その言動からも天才ならではのエクセントリックな性格がうかがえますが、毎日新聞ニュースサイトで連載中の『勝間和代のクロストーク』で、ADHDの症状が見られることを告白しています。 特に、財布や鍵を失くすなどの短期記憶の弱さは典型的なADHDの症状。その分、興味のあることには類まれな集中力を発揮するADHDの長所を最大限に生かした天才とも言えるので、テレビなどでの風変わりな発言もうなずけます。 いかがでしたか? 上記の3人の例を見れば見るほど、“教育”や“理解者”の大切さが浮かび上がりますね。上手に個性を活かせば素晴らしい能力を発揮するADHDなだけに、教育や家庭環境による格差が今後の課題になってきそうですね。[news. livedoor http://news.livedoor.com/article/detail/11922120/]理解者を増やす意味では、有名人の存在だけでも大きな意味を成していますね。🌠
2016.08.24
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自閉症児は「死」をどう受け止めるのか。祖父の死を経験した息子は息子にとって「近寄りがたい存在」だった祖父が天国へ。こんにちは。『〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる「テキトー母さん」流 子育てのコツ』の著者の立石美津子です。3年前から膵臓がんを患っていた私の父が、6月17日天国へ旅立ちました。享年82歳でした。 昭和1ケタ生まれ。終戦の時は中学1年生だった頑固な父。 子どもの授業参観日や運動会などの行事には一切顔を出すことなく、仕事一筋だった父。 私の息子が自閉症とわかっても、障害に対する理解もあまりなく、息子がパニックを起こしたり、ひと時もじっとしていられずに歩き回ったりする様子を見て、よく怒鳴り散らしていました。そんな父に対して、孫である息子は「近寄りがたい人」、「怖い存在」と思っていたようです。 今回は、父の死に際して息子がどのように反応したかをお話しながら、自閉症児が人の“死”をどう受け止めているのかを考えたいと思います。 葬儀への参列は、息子にとって初めての経験。父の入院先である緩和病棟に何度も見舞いに行き、葬儀、告別式に参列したこの一週間。… 自閉症児の息子の脳にとっては、予期せぬこと、初めての人、場所の連続でストレス満載だったと思います。そもそも、子どもが「人の死の場に立ち会う」経験をすることは、あまりありません。 私も50歳を過ぎてからは、結婚式に呼ばれるよりもお葬式にいく回数の方が増えましたが、子ども時代に葬儀に参列することはありませんでした。このように葬儀はただでさえ子どもにとって馴染みのない場面なのですから、初めての事が苦手な自閉症の息子が落ち着いて葬儀に参列など出来ないことは容易に想像できました。 実際、息子が葬儀や告別式に参列することに対して、私の母も「走り回ってみんなに迷惑をかけるから、来させないでほしい」と反対していました。けれども私は、ヘルパーを付けて息子を葬儀に参列させました。焼き場で焼かれて骨になって、それを箸で拾うところまで全ての過程を含め、この一連の人の死の場に立ち会うという、またとない機会を息子に体験させたかったのです。 涙する家族。ウロウロと歩きまわる息子。 私たち家族は、父の死に目には会えず、病院に駆け付けたとき身体は冷たくなっていました。… みんな号泣していました。そんな状況なのにも関わらず、息子は病室内をウロウロと歩き回り、ファンタジーの世界に没頭しているのか、場にそぐわない笑みまで浮かべていました。 看護士が「どういうお祖父様でしたか?」と尋ねても、「怒る人、怖いおじいちゃま」と言葉を飾ることなくそのまま答えていました。 病院の近くにある実家に寄った時も、玄関に付いている「立石信義(=祖父の名)」の表札をいつ変更するのかということばかりを気にしていて、一切涙をすることはありませんでした。こういう態度を見て「やっぱり自閉症なんだなあ」とつくづく思いました。 「お祖父ちゃまが死んで悲しくない?悲しい?」息子に問うてみる周りが泣いているのにも関わらず自分の世界に没入する息子。 「自閉症児がする典型的な態度だが、だからといって、息子が人の死に対して何も感じていないはずはない。」そう考えた私は、葬儀までの一週間の間、息子に何度か質問してみました。はじめに、「おじいちゃまが死んで悲しい?」と聞くと、息子はオウム返しに「悲しい」と答えました。続けて「おじいちゃまが死んで悲しくない?」と聞くと、これまたオウム返しに「悲しくない」と答えます。… いつもこのパターンで、相手の言ったことをリピートするのです。 聞き方を変えて、選択肢を与えながら「お祖父ちゃまが死んで悲しい?悲しくない?」と問えば、本心が聞き出せるかというとそうでもないのです。この質問の仕方ですと、印象に残りやすい後者のフレーズ「悲しくない」を機械的にリピートすることが予想されました。そこで順番を入れ替えて「お祖父ちゃまが死んで悲しくない?悲しい?」と、淡々と聞いてみました。こういう風に、意図的に文中の言葉を選ばなくてならない状況にさせて意思確認をすると本心が言えることを、自閉症の息子を15年間育ててきた経験上、私はわかっています。すると息子は、「悲しくない」と答えました。はっきりとした意思を持って前者のフレーズを選んだのです。 息子は何かと自閉症を理解できない父からよく怒鳴られていたので、それは正直な気持ちだったのかもしれません。いつまでも裏表のない子どもなのです。でも、いつも通っているプールでコーチから「お祖父様、亡くなったんだね」とお悔やみを言われたときには、「大変なことが起こった」と答えていたらしいです。彼にとっての「祖父の死」というのは、そんな感じ方だったのです。… 私たちから見たらそっけない態度ですが、心の中ではきっと色んなことを感じていたのだろうと思います。 私の葬儀のとき、息子はどんな態度をするのでしょうか?順番的には私が先に死ぬのですから、いつかその時はやってきます。その後、一体誰が息子を支え育ててくれるのだろうか。そんなことを思うと、とても暗い気持ちになってしまいます。 生きている間にこうして息子にできるだけ多くの体験をさせ、社会との関わりを増やしていく。母である私ができることは、それぐらいしかないのかもしれません。【woman excite. http://woman.excite.co.jp/article/child/rid_Hnavi_35025687/ 】普段なかなか体験できない経験をいかに増やしてゆくか、無駄な経験などない、一つ一つの経験が人間育成の為の大切なステップですね。🌠
2016.08.23
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知的障害児向け金銭教育 軽度〜中度の知的障害がある子が、自ら金銭管理できるようになるための訓練法などを紹介した「今日からできる!障がいのある子のお金トレーニング」(翔泳社)が発刊された。 30年以上、障害者支援に携わる“福祉のプロ”鹿野佐代子さんと、“家計管理のプロ”であるファイナンシャルプランナー、前野彩さんの共著。 鹿野さんは多機能型福祉施設などで働く中、知的障害がある人がいきなり大きな買い物をして後で困ったり、キャッチセールスに引っかかったり、浪費したり、無計画から生じる金銭トラブルが起きている実情を目にしてきた。 金銭教育が必要だと考えた鹿野さんは、ファイナンシャルプランナーの資格を取り、特別支援学校の高等・中学部や小学生に金銭教育を実施し、一定の効果を上げてきた。鹿野さんは「知的障害のある人は言葉の学習が苦手でも、何度も繰り返して体験することで体得できる。小さい頃からの積み重ねが大事」と、早期からの金銭教育の必要性を説く。 本著では、お金のトラブルを防ぐ教育、障害がある子どもを育てる親が亡くなった後の生活やサポート情報など幅広く紹介した。 鹿野さんは「障害があってもなくても、世の中で生きていくためには金銭教育は重要。広く読んでいただき、活用してもらいたい」としている。【毎日新聞 http://mainichi.jp/articles/20160822/ddm/013/100/041000c】【楽天ブックスならいつでも送料無料】今日からできる!障がいのある子のお金トレーニング [ 鹿野佐代子 ] ゆっくりと本人のペースで、金銭感覚が育てられればいいですね。🌠
2016.08.22
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【海外発!Breaking News】自閉症従業員による自閉症患者のためのホテルがオープン(英)たいていの人は休暇でどこかに出かけることにワクワクするだろう。ところが自閉症を患う人とその家族にとってはそうもいかない場合が多い。繊細さゆえに不安症状や神経質になったりしやすく、また、滞在先で思うような対応が得られないことがあるとストレスも感じやすい。そんな自閉症の人や学習障がいを抱える人たちに快適に過ごしてもらおうと、特別なホテルがイギリスに誕生するという。イギリスの北東部、ニューカッスルの近くにあるゲーツヘッドで「ザ・ヴォルト(The Vault)」という「自閉症の従業員たちによる自閉症の人々のためのホテル」が一部オープンした。元々は「リバーズ・エッジホテル(the River’s Edge Hotel)」として営業していたが、今年初めにセント・カミルス・ケアグループ(The St Camillus Care Group)が買収した。自閉症や学習障がいを患う人たちのために、200万ポンド(約2億6千万円)の予算を投じて改築されている。このホテルは、レストランやエンターテインメント施設がすでに営業を開始。ホテルとしての部屋は現在改装中だが、今年10月には全館オープンの予定とのことだ。ヘルスケアとホテルのインテリア・家具などのハウジング全般を指揮するダレン・ウィルソンさんは、福祉と住宅産業のフィールドで14年の経験を踏んで来たベテランである。そんなウィルソンさんと共にこのホテルをサポートしているのが、ホテルの総責任者であるジョン・ハーロンさんだ。実はハーロンさん自身も、学習障がいを持っている。この2人が今回、自閉症の人たちのために宿泊施設を提供するという夢を現実に変えたのだ。現在、アメリカにも自閉症や学習障がいを抱える人たちのための“フレンドリー”なホテルは存在するが、この「The Vault」のように対象客が自閉症と特別なサポートを必要とする人たちのみというのは初めての試みとのこと。しかも従業員も自閉症や学習障がいを患っており、彼らはしっかりと研修を受けている。繊細で自分のペースをしっかり守る自閉症の人たちにとっても、こうしたホテルは従業員の理解力が深いために心地よく滞在できるのではないだろうか。ハーロンさんはサイト『chroniclelive』に、「彼らにはユニークさがあり、隠れた才能もあります。18歳~25歳の自閉症を抱えている若い人たちにとってサービス業に従事するということは、将来フルタイムで働ける従業員としてキャリアを積み、他の人と同じようにスキルを活かした仕事ができる可能性を得るという大きなチャンスに繋がります」と語っている。出典:http://www.chroniclelive.co.uk(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)【Techinsight http://japan.techinsight.jp/2016/08/ellis08161508.html 】是非、チャンスがあれば家族で利用してみたいです。研修の行き届いたサービスはきっと素晴らしいのでしょうね。🌠
2016.08.21
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乳児死なせた疑い 育児支援事業の会員を書類送検 大阪大阪府八尾市の育児支援事業で預けた乳児が死亡した問題で、大阪府警が乳児を預かった事業会員の女性(56)=同市=を業務上過失致死容疑で書類送検したことが、府警への取材でわかった。書類送検は17日付。府警は認否を明らかにしていない。 八尾署によると、女性は2010年11月、八尾市の自宅で生後5カ月の女児=同市=を預かった際、うつぶせに寝かせていて心肺停止の状態に陥らせ、後遺症により13年10月に死亡させた疑いがある。 両親は14年4月、女性が注意を怠っていたとして、同容疑で府警に刑事告訴し、「仰向けで寝かせるべきだったのに注意を怠った」と訴えていた。【朝日デジタル http://www.asahi.com/articles/ASJ8M41HSJ8MPTIL00D.html】育児支援に携わること、また委ねること、どちらも子どもの命を第一に考えないとデスね。🌠
2016.08.20
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神経回路維持する分子=自閉症治療に期待-東京女子医大など東京女子医大などの研究チームは、脳の神経回路を維持するのに必要な分子を特定したと発表した。自閉症などの患者は神経回路を安定して維持できないことが分かっており、治療法開発などにつながると期待される。論文は18日付の米科学誌ニューロン電子版に掲載された。 神経細胞は「シナプス」でつながり、神経回路を形成する。生まれた直後は余分なシナプスが多数作られるが、成長につれ必要な物だけを残す「刈り込み」が行われる。自閉症患者は刈り込みが不十分だったり、成熟後も神経回路を維持できず不安定だったりすることが知られている。 同大の鳴島円・准講師らはマウスを使った実験で、視覚をつかさどる脳の領域の神経回路形成過程を調べた。シナプスの刈り込み後、「mGluR1」分子の働きを抑えると再び余分なシナプスが生じ、成熟前の状態に逆戻りした。 成熟したマウスを暗闇で飼育して視覚刺激を遮断すると、神経回路は再び成熟前の状態に戻るが、この分子を薬剤で強制的に活性化すると、暗闇で飼育しても正常なままで、神経回路維持に不可欠な分子であることが分かった。 鳴島さんは「mGluR1や類似分子は脳内でさまざまな役割を担っており、視覚系以外にも一般的な神経回路維持に働いているのではないか」と話している。 【jiji.com http://www.jiji.com/jc/article?k=2016081900029&g=soc】また一歩、新たな開拓が実証されて何より本人の快適な暮らしへと繋がってゆくといいですね。🌠204万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント、感謝です。
2016.08.19
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知的障害の方の子育てについて考えたこともなかった『ひまわり!! それからのだいすき!!』「BE・LOVE」(講談社刊)で連載されていた『ひまわり!! それからのだいすき!!』が完結した。知的障害のある母親をもつ女性ひまわりを主人公にした今作、その母親 柚子(ゆず)の妊娠・出産・子育てを描いた前作『だいすき!! ゆずの子育て日記』のシリーズ連載期間は足掛け11年にもわたる。「連載は手探りの日々だった」とふりかえる漫画家の愛本みずほさんに話をきいた。自分には描けないと思った――『だいすき!! ゆずの子育て日記』は編集さんから企画を提案されてはじまったそうですが、声をかけられた時はどう思いましたか?愛本みずほさん(以下 愛本) 難しそうなので無理だと思いました。私自身、子育ての経験がありませんでしたし、そもそも知的障害の方が子育てをするなんて考えたこともなかったんです。なので最初に話を聞いた時、率直に「子供を育てられるんだ」と思いました。知的障害について何も知らないということも躊躇した理由の一つでした。今でこそ特別支援学級などがありますが、40年ほど前に私が通っていた小中学校にはなかったので大人になるまで障害のある方と触れ合う機会は皆無で、どう描けばいいのかわからなかったんです。――『だいすき!!』の巻末漫画でも描かれていますが、ご友人から「知的障害の人をかわいいと思えたら描けるよ」というアドバイスをもらったことが大きかったそうですね。愛本 その友人には知的障害のある妹さんがいました。構想段階から彼女にはとてもお世話になっていて、障害のある皆さんの作業所なども彼女に紹介してもらって取材をしていました。でも取材をすればするほど、「障害者」という人たちをどう感じていいのかわからなくなってしまって…。そんな時に「普通の人ならやらないようなおっちょこちょいなことをしちゃった時とかに、ふとかわいいと思えたら描けるかもよ」って言ってくれたんです。大の大人に向かって家族以外の人間がかわいいと言うことを不謹慎だとする考えもあると思います。でも取材をしてさまざまな方とお話しする中で、自然にそう思えることがあって。この言葉のおかげで描けるかもしれないという気持ちになりました。主人公の気持ちがわからない――知的障害のある主人公の漫画は今まで読んだことがありません。いざ描いてみるとやはり難しかったのではないですか?愛本 そうですね…! 柚子が何を考えているかわからなくって…! 私の場合、漫画の主人公には自分の考えが反映されることが多いので、キャラクターは自分の分身みたいな存在になるんです。…けれど知的障害者の方には彼ら独特の発想や思考回路があり、私とは全然違うのだろうと思っていたのでどうしたものかと。なので連載が始まった時、柚子の気持ちがわかるようになるまでモノローグを描かないと決めました。連載をしながら、子育てをしている知的障害の方をたくさん取材させていただき、流産を悲しんだり、また流産するのではと不安に思っている姿を見て、普通のお母さんとなんら変わりがないと思うようになりました。そのうち「このお母さんはこういう風にしたけれど柚子だったら違うことをしたはず」と思うことが増えてきて。結局、柚子のモノローグを描けるようになるまでは1年くらいかかりました。本当に手探りでしたね。――確かに1巻は丸々柚子のだけありません。手探りで描かれていたのが伝わってきます。愛本 常に試行錯誤しながらの連載でしたが、特に柚子の障害の描き方は本当に悩みました。彼女は軽度の知的障害なので実際に道ですれ違うくらいではわかりません。けれど漫画にするにあたってオーバーな表現にするのは違う。このさじ加減が本当に難しかったです。ドラマで柚子を演じてくださった香里奈さんも対談の時に同じことをおっしゃっていて、とても心強かったのを覚えています。あとこれは物語の根幹に関わることですが、知的障害の方でも恋愛をして、愛する人の子供を産みたいと思う気持ちはちゃんとあるということはきちんと描かなければならないと思いました。読者の中には「彼らにも恋愛感情がある」ということをご存知ない方もいます。好きでもないのに好奇心で思いも寄らず子供が出来てしまったという誤解は絶対に抱いて欲しくなかった。だから特に第一話ではそこを丁寧に描こうと気をつけました。障害は遺伝するか――シリーズの中では、柚子だけでなくその家族の話も多く描かれています。特に柚子の弟・蓮(れん)の結婚のエピソードは印象的でした。愛本 知的障害の方の兄弟の話は、連載開始当初から絶対に描きたいと思っていました。親御さんがそちらにかかりっきりになる分、子供の頃はとても寂しい思いをしただろうなぁとか、大人になったら兄弟の将来の面倒は自分が見なきゃいけないという責任を負うことになります。蓮は当初結婚願望がない子でしたが、夏梅(なつめ)というパートナーを得て、結婚について考え始めます。そうするとやっぱり一番気になるのって「自分たちの子供に障害が出るのか」ということだと思うのです。障害と遺伝に関して明確な医学的根拠はないと言われています。けれど障害者支援を行なっている皆さんは、出来ればそこには触れて欲しくない様子でしたし、実際描かないでくださいという方もいらっしゃって、改めて繊細な問題なのだと感じました。でも、そこを切り離すのは不自然ですし、私としてもそれは出来なかったんです。だってどうやっても考えちゃいますよね? ――そうですね。読者の方の反応が気になります。愛本 描いている間はすごく神経を使っていて眠れなくなったりもしたのですが、思っていたような批判はありませんでした。障害と子供の話を描いていて思ったのは、障害とは、もって生まれれば100ですし、そうでなければ0。障害をもつ子供というのはどこにでも生まれる可能性があり、そしてどちらの可能性が高いかわからない状況では、生まれてきた子を育てると覚悟をすることでしか解決法はないのではということでした。誰かを悪者にするのは違う――蓮は夏梅の両親を説得して無事に結婚しましたが、『ひまわり!!』では、ひまわりの結婚は破談になってしまいました。婚約者の新井さんのお母さんが、子供の障害や柚子の介護の話をして息子を心変わりさせようとする気持ちが理解できないことじゃないだけに、読んでいていたたまれず…。愛本 そうなんです。新井さんのお母さんは決して悪い人ではありません。女手一つで子供を育ててきて、ただただ息子の幸せを願っている普通のお母さん。少しでも苦労の少ない道を勧めるのが親心だと思うんです。ひまわりが亡くなった新井さんのお父さんのお仏壇用にバラを持って行ったことをチクリと言ったのも、息子の恋人に対してケチをつけたい、嫌味を言いたかっただけで。私が彼女を好きだなと思うのは、偏見が悪いことだとわかっていて、がんばったけどどうしても受け入れられなくて、後ろめたさを感じているところです。障害のある人たちとの交流を率先してやっていたお母さんが、いざ自分の娘と障害のある人が触れ合うにあたって拒否反応を示すというお話も描いたのも、頭ではわかっているけれど受け入れられないという現実を描きたかったんです。そういう思いは私の中にもあって、この漫画を描いている間ずっとその思いと向き合い続けました。「これは差別だろうか?」「こう考えてはいけないのだろうか?」と。考え続けて思ったのは、障害に対して差別的な思いを抱く人を悪者と決めつけてしまったら、そこですべてが終わってしまうということでした。後編へ『だいすき!! ゆずの子育て日記』(試し読み/コミックス/Kindle)『ひまわり!! それからのだいすき!!』(試し読み/コミックス/Kindle) 本日8月1日発売の「BE・LOVE」16号には『ひまわり!! それからのだいすき!!』の番外編が掲載中。愛本みずほ(あいもと・みずほ)1964年11月29日生まれ。大阪在住。1987年『別冊少女フレンド』でデビュー。代表作は『だいすき!! ゆずの子育て日記』(全17巻)、『ひまわり!! それからのだいすき!!』(全11巻)がある。2歳になった愛犬の名前はコタロー。【excite.news http://www.excite.co.jp/News/reviewbook/20160801/E1469982522584.html】【新品】【クリアカバーつき】【送料無料】ひまわり!! それからのだいすき!! 全巻セット (1-11巻 全巻)/愛本 みずほ/講談社 普通に漫画を読んでいるようでも、最近は多くの含みがあるものがあることに逆に感銘を受けますね。🌠
2016.08.18
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「もしもしわたし」 知的障害者同士の恋愛描く 川崎で28日、初上演 /東京知的障害がある若い人たちが出演するミュージカル「もしもしわたし」(毎日新聞社、日本ダウン症協会など後援)が28日午後2時と同6時の2回、川崎市高津区溝口1の高津市民館大ホールで初上演される。 知的障害者のタレントを育成している企画会社「ケイプランニング」(渋谷区)の主催。知的障害者同士の恋愛と自立を描く内容で、同社所属で知的障害を伴うダウン症の神子彩さんが主演するほか、知的障害者役を、実際に知的障害がある同社所属の人たちが演じる。また、宝塚歌劇団出身の女優、愛原実花さんがヒロインの姉役で特別出演する。午後6時の部には、男優の辰巳琢郎さんも新聞記者役で登場する。 全席自由の一般席は前売り3500円、当日4000円(中学生以下は前売り・当日ともに2000円)。プレミアムシート(指定席)は前売り・当日ともに5000円。前売り券発売は22日まで。問い合わせはケイプランニング(03・3796・1501)へ。 〔毎日新聞・都内版 http://mainichi.jp/articles/20160817/ddl/k13/200/088000c〕 キャスティングも内容も、ミュージカルとなるとまた演技も気になりますね。🌠
2016.08.17
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大阪府の支援学校教員 重度の知的障害がある生徒に数々の暴言【衝撃事件の核心】「貞子みたい、呪い殺されそう」支援学校教員が知的障害者に数々の暴言…保護者説明会ロングラン炎上 大阪府立難波支援学校(大阪市浪速区)で50代の男性教員が、重度の知的障害がある高等部1年の男子生徒(16)の手をたたいたり、体を振り回したりする「体罰」をしていたことが7月下旬に明らかとなった。 学校側は保護者説明会を開いて謝罪したが、男子生徒を含む3人の生徒が計7人の教員から「ブス、貞子」「泣かすぞ」といった暴言を吐かれるなど、40項目の不適切な行為を受けていた可能性が浮上。 説明会は約5時間にわたって紛糾し、学校側は事実関係の調査に乗りだした。 被害を訴えることもできない生徒に対し、不適切な言動はどこまで行われていたのか。 無抵抗の生徒に繰り返し… 「息子は被害を訴えることもできず、2カ月もじっと我慢して学校に通っていた。本当に許せない」 担任の男性教員から体罰を受けていた男子生徒の母親は7月下旬、産経新聞の取材に学校への不信感をあらわにした。 学校や両親への取材で明らかになった男性教員の体罰は主に2つある。 一つ目は給食中の体罰だ。 男子生徒は障害の影響で、自分の力だけでは食事をすることができない。 給食の際は、男性教員が食べ物をスプーンに乗せて男子生徒の口に運んでいたが、男子生徒が前を向かないなどの理由で、男子生徒のひざを平手でたたいたり、指で腕をたたいたりしていた。 二つ目の体罰は、両親と学校との間で大きく表現が異なっている。 両親は「息子は男性教員から背負い投げをされた」と訴えているが、学校側は「背負い投げではない」と否定。 男性教員が男子生徒を背中に乗せて体を振り回す行為は認める一方で、「男子生徒は両足で着地しており、背負い投げといえるような行為ではなかった」と説明している。 ただ、たとえ「背負い投げ」ではなかったとしても、男性教員は男子生徒を背中に乗せた状態で、笑いながら「投げ飛ばすぞ」と発言しており、学校側は「生徒が恐怖心を感じている以上、体罰といえる」と判断した。 学校が認定した体罰は主にこの2つだが、体罰以外に暴言もあった。 男性教員は同じく男子生徒に給食を食べさせる最中に「自分で食べろ」「茶を自分で飲め」などと発言していた。 PTSDの疑いと診断 男子生徒に対する体罰や暴言は、男性教員が担任となった今年4月から6月まで日常的に行われていたとみられる。 両親によると、男子生徒は家族以外の大人が近づくと怖がるようになり、医療機関で7月上旬、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の疑いとの診断を受けた。 男子生徒は体罰を受けていた間、苦痛に満ちた学校生活を送りながら、障害の影響で会話をすることができないため両親に訴えることもできなかった。 このまま体罰が続いていた可能性もあったが、同じクラスの女子生徒が「LINE(ライン)」で、別のクラスの同級生に体罰の実態を伝えているのを同級生の保護者が発見。 生徒同士のラインのやりとりをもとに、男子生徒らが受けていた体罰を書面化し、7月4日に学校に提出した。 この書面を受けて学校は調査を開始。学校の聞き取りに対し、男性教員は「給食中にキョロキョロしてしまう生徒の注意を促したり、生徒とのコミュニケーションを図ったりするのが目的だった」と釈明しながらも、体罰を認めた。 このため、学校は男性教員を自宅謹慎にするとともに大阪府教育庁に体罰を報告。府教育庁は男性教員の処分の検討を始めた。「うみを出し切る場なのに…」 説明会紛糾 言葉を発することもできない男子生徒に日常的に行われていた体罰。 それだけでも十分に問題だが、7月21日に行われた保護者説明会では、男子生徒への体罰が問題の一部であることが明らかになった。 「(体罰を)黙認していたら連帯責任ですよ」「うみを出し切る場なのに、まだ嘘をつこうとするのか」…。 午後6時に始まった保護者説明会が終わったのは午後11時過ぎ。 出席者によると、5時間にも及ぶロングラン説明会では、保護者の詰問に学校側が答えに窮するという状況が繰り返され、まさに「炎上」状態だったようだ。学校側が追い込まれた最大の要因は、保護者側が作成し、配布された複数の教員による不適切な行為や発言のリストだった。 「不適切な言動」40項目 リストはA4判3枚。 男子生徒の体罰が表面化するきっかけとなった同級生同士のラインをもとに、学校で行われていた教員の不適切な言動を全てピックアップしていた。 被害を受けていた疑いのある生徒は、体罰被害が発覚した男子生徒に加え、女子生徒A、Bの3人。 登場する教員は計7人で、指摘された言動は40項目にも及んだ。 それぞれ教員側の言い分と異なる部分もあるが、リストをもとに女子生徒A、Bに関する主な項目内容を挙げると-。 ○女子生徒A 言うことを素直に聞かないとき、「怒っていい? 投げ飛ばすよ」と言われる▽「体重が重い、?ブス??貞子?」と言われる▽「しばくぞ!!」と発言、Aが髪の毛で顔を覆うと、「貞子みたい、呪い殺されそう」と発言▽給食を食べなかった際、「どうせ家に帰ったら菓子をボリボリ食うんやろ」と小馬鹿(ばか)にされた▽無理やりに両手・両足をわしづかみにし、2階まで階段を上り、教室に押し込め鍵を閉める(二の腕に?あざ?ができる)▽常にいらだち、顔を見たら「泣かすぞ、腹立つ」と言われる ○女子生徒B 登校時の状態が悪く、教室に入れず校庭を逃げ回った際、「動画を撮って、卒業の時に見せたれ」と発言▽教室の鍵を閉めて閉じ込める、教室を退室しようとすると立ちはだかる 暴言が中心だが、中には教室への閉じ込めなどさらなる体罰をにおわせる指摘もあった。 学校は説明会翌日の22日に記者会見を開き、西岡清校長が「生徒や保護者の心を痛めてしまい、誠に申し訳ない」と謝罪。 指摘された40項目について調査を進めるとともに、再発防止に向けて、保護者と定期的に意見交換会を開いたり、外部講師を招いたりして教員の人権意識向上を図る方針を説明した。再発防止策は… 大阪府内では、ほかの支援学校でも教員らによる不適切な指導がたびたび問題となっている。 昨年3月、府立八尾支援学校東校(同府八尾市)で、50代の女性教諭が、重度の知的障害がある高等部2年の男子生徒の頭を平手打ちする体罰をしていたことが判明した。 大阪府は同11月、女性教諭を減給3カ月の処分としたが、同校ではほかにも複数の教員による体罰の指摘が外部からあり、府は女性教諭のほかに2人の教員を訓戒の処分とした。 障害者の教育や就学支援に詳しい近畿大の向後(こうご)礼子准教授(発達心理学)は「生徒が落ち着かない場合は、一人一人の表情や行動を細かく観察し、何を求めているか見極める必要がある。力で生徒の動きを抑制しようとするのは、人権意識が低く、生徒の特性に合わせて指導する対応力が十分ではない」と指摘する。 再発防止策として「教員同士で互いの教育方法を客観的に分析するとともに、経験豊かな教員の言動を学ぶ機会を増やす必要がある。障害に関する理解を深めるだけでなく、教員の対応力を高める研修を積極的に行うべきだ」としている。 【livedoor news http://news.livedoor.com/article/detail/11867385/】 支援学校とはいえ、生徒により内部告発が発覚、 何事も見過ごされることなど有り得ないですね。🌠
2016.08.16
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発達障害の子供らの居場所作りを考えるシンポ 20日に天王寺区で発達障害の子供らの地域での“居場所”作りについて考えるシンポジウム「生きるための居場所作り~根拠のない自信とあきらめない支援」が、20日、大阪市天王寺区のクレオ大阪中央で開かれる。鹿児島県・奄美大島で活動し、発達障害の子供やその母親らが集まる「おばぁの会」のメンバーが参加し、孤立した状況から笑顔を取り戻していった自らの体験を報告する。 発達障害の子供とその親らを支援する淀川キリスト教病院の医師、谷均史さんを中心とした市民グループ「いつも青空舎」の主催。 「おばぁの会」は、不登校になるなど孤独を感じている子供たちをなんとかしたいと、奄美市教育委員会のスクールソーシャルワーカーの福山八代美さんが自宅を開放して平成23年から開いている会で、谷さんも発足に関わった。 基本的な活動は、集まって食事をしておしゃべりするだけ。学校では団体行動ができず叱られて暗い気持ちを抱え、時には「死にたい」と言っていた子供たちも、おばぁの会で自由に過ごすことで笑顔を取り戻していったという。 午後1時から参加費500円。定員120人で申し込みが必要。申し込みは事務局の奥村さん((電)090・3713・3519)。【産経ニュース http://www.sankei.com/west/news/160812/wst1608120013-n1.html】気軽に日頃から交流できる仲間がいるというだけで、日々の不安が削減しますね。🌠
2016.08.15
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SAPはなぜ自閉症者を雇い、女性リーダー25%を目指すのか 業務ソフトウェア大手のSAPにとって、技術革新とは人事戦略なしにはあり得ない。リーダーの4人に1人を女性にする目標を掲げ、自閉症者の積極的起用もその一部だ。そしてもちろん、人事でのデータ利用も進めている。今年4月にSAPのエグゼクティブボードに就任した最高HR責任者(Chief Human Resources Officer)のステファン・リーズ(Stefan Ries)氏に、変化に強い組織作りをキーワードにSAPの取り組みについて話を聞いた。(取材・文/末岡洋子)――リーダー職に占める女性の比率を25%にする目標を掲げています。チームの多様化が進むと企業のイノベーションは高くなることは、数々の調査で裏付けされています。IT業界は歴史的にも男性が独占してきた業界です。そこで6年前にジェンダー(性)、国籍、宗教などさまざまな面での多様化を図ることにしました。当時、女性リーダー、マネージャーの比率は20%以下でしたが、2017年には最低25%にするなどの目標を掲げました。現在比率は24.1%になりました。大きな成果を遂げています。――どんな策を取ったのですか? まずはアウェアネス(認知)です。組織全体にダイバーシティの必要性を理解してもらいました。 次に、才能ある女性従業員をリーダーシップや管理、統括するポジションに就いてもらいました。ロールモデルというよりも、行き先を伝える灯台のような存在です。アジア太平洋・日本地域プレジデントのアデア・フォックス・マーティン(Adaire Fox Martin)、米国プレジデントのジェニファー・モーガン(Jennifer Morgan)、CMOのマギー・チャン・ジョーンズ(Maggie Chan Jones)などです。 3つ目として、環境の構築です。才能ある女性がリーダーに就きたくない大きな理由は、家庭や子供を犠牲にしたくないから。自ら手を上げてもらえる環境を提供するために、トレーニングやディスカッションをしています。 現在フォーカスしているのは、伝統的、文化的に女性リーダーが育ちにくい地域での追加的な取り組みです。具体的には、日本、インド、フランス、ドイツなどで、これらの国は米国やイスラエルなどと比べると機会が均等に与えられていません。――日本でも女性活躍新法が施行されましたが、一方で女性の側からは“現状で満足している”“昇進したくない”という声もあります。 日本だけの問題ではありません。SAPでは、グローバルで「LEAP」(リープ)というプログラムを展開しています。才能ある女性を制限しているものを緩和することが目的で、どうして昇進したくないのかを一緒に考えたり、昇進した女性の話を聞く機会も用意しています。思い込みだったという女性は多く、障害は能力よりも心理面にあることがほとんどです。 雇用主が柔軟性を示すことは大切です。オープンに体験を話すことも重要で、男性が育児休暇を取得した体験を話すこともあります。――自閉症者の採用にも乗り出しました。 約2年半前に開始しましたが、予想をはるかに上回る成功となりました。 自閉症の人々は行動やコミュニケーションで特異性があり人とのやりとりを苦手とすることが多いだけで、その他には問題はありません。 顧客と対面する任務は適していないかもしれませんが、ソフトウェア開発、品質チェック、デザインなどでは優れた能力を発揮します。 給与など報酬体系は他の社員と全く同じです。違いは、マネージャーやリーダーに自閉症の特徴を知ってもらうトレーニングが必要という点だけです。 現在、全世界で約150人がこのイニシアティブの下で働いています。2020年には全体の1%を目指しています。 このような取り組みからわかるように、SAPは“ダイバーシティ”(多様性)というよりも“インクルージョン”(受容性)を大切にしています。 ――4月にエグゼクティブボードに就任しました。SAPにとって人事の位置付けは? HRの自分がエグゼクティブボードかどうかはあまり関係ありません。HRの仕事は非常に重要で、かつシンプルです。 1)リーダーシップ、2)才能開発、3)学習、4)ダイバーシティやインクルーシブといった人のサステナビリティ、の4つです。 これを幹部が理解しているかが大切です。 HRは戦略の最前線であるべきで、ビジネス変革を率いることができます。組織が事務的なことにフォーカスすると人事の重要性を強調するのは難しいのですが、顧客にフォーカスし、イノベーションを重視していれば当然のことです。 ――競合環境は厳しく、人材も取り合いです。人材の確保、維持のためにやっていることは? 競合は市場にとって健康なことです。誰もが成功に加わりたいと思っています。成功はイノベーションがもたらすもので、イノベーションがなく、成功していなければ、企業として生き残ることも難しい。 CEOのビル・マクダーモット(Bill McDermott)、共同創業者のハッソ・プラットナー(Hasso Plattner)は貪欲にイノベーションを追求しており、その結果として2015年、インメモリデータベースを土台とする最新のERP「S4/HANA」を送り出しました。 S4/HANAの受け入れは好調で、業界から高い評価を得ています。これは人事からみても重要です。 魅力的な企業になれば、入社してもらうのは簡単です。 特にSAPはBtoBからBtoBtoCに拡大しており、サッカーチーム、癌研究所などでS4/HANAが効果を出しています。ソフトウェアが人々の生活や地球をよりよくする手助けができるという点も、才能ある候補者に訴求しています。 これまでとは違う位置付けでSAPという企業をみてもらうことができるようになりました。 SAPは欧州では実績がありますが、米国、特にシリコンバレーでは才能ある若者はグーグル、フェイスブック、Airbnbなどの企業に勤めたいと思っています。 ここでは、SAPの差別化をアピールしています。自閉症の人を積極的に雇用しているソフトウェア企業はありませんし、女性リーダーシップ25%と明言している企業も少ない。 さらには、SAPは日本、ブラジルと世界の顧客向けに製品を開発していますが、競合の中には米国のみで行っているところもあります。 SAPが成功している限り、シリコンバレー、そして世界のどこでも選ばれるでしょう。 ――インメモリなどSAPの技術も変わっており、提供モデルもこれまでのオンプレミス(自社保有のサーバ)に代わってクラウドが普及しつつあります。従業員は会社の技術とビジネスの変化についていっていますか。変化に対応する人をどのように動機付けしているのですか。 創業以来常に変化がありました。 変化に抗うという心理は人間にとって当たり前ですが、SAPの社員は変化に慣れており、変わりたくないという心理が低い人が多いと思います。 だが、ここのところ変化のサイクルが短くなっています。 短いサイクルについていくには、学習の姿勢とリーダーが重要です。 学習では、年齢に関係なく、人生を通じて学ぶという考え方が求められます。 SAPの社員は現在5世代にわたります。私は50代ですが、50代だから学びは終わりではない。そこで、2年前より学習に関連したイニシアティブを展開し、最優先事項にしています。 SAPは社員の学習に1億4000万ユーロを投資しています。 人事トップとCFOが学習に大きな投資すると宣言したインパクトは大きく、社員は継続的な学習が社にとって重要であるという方針を理解しています。 リーダー育成の取り組みとしては、SAPの7000人のリーダーはみな専用のカリキュラムをこなし、ダイバーシティ、技術とビジネスのシフトに対応しています。 クラウドに組織を変革する際もリーダーの教育は不可欠でした。 このような教育とリーダーへの取り組みが奏功し、S4/HANAの開発、クラウド事業の成長などの成果が出ています。 変化への対応は、年に一度の従業員調査などで測定しています。 従業員に直属の上司を評価してもらい、なぜ信頼が低いのかを考えます。 リーダーが自分の上司を信頼できない理由はなにかを探るため、上司が直接話をし、人事マネージャーも話をします。 私も経営陣も、雇用と解雇を繰り返すよりも、変化や環境に適応するチャンスを与えるべきだと信じていますが、1年待って変化に後ろ向きであることがわかると、厳しい決断を下すこともあります。 ――SAPは製品への機械学習の応用を進めていますが、機械学習やAI(人工知能)の発達は一部の人間の仕事を奪うという声もあります。これらの技術が労働者としての人に与える影響をどうみていますか?将来必要になるスキルは? AI、予測分析、IoTなどは一部のマニュアルの労働を置き換えるでしょう。これは産業革命です。だからといって恐れることはありません。新しい仕事もうまれます。 HRでも最新の技術を利用しています。 私はS4/HANA、SuccessFactorsを利用して予測分析をしています。 過去3年のデータを分析して、雇用に成功しているのはどの大学、どのような背景を持った人なのかを調べたところ、これまではっきりとわからなかったことが明確になりました。HRのデータアナリストという仕事はこれまで考えられなかった新しい仕事です。このようにビックデータを分析してパターンを見出すことができる人がこれから求められます。 別の例では、SAPでは「デザインシンキング」を利用していますが、新しいアイディアを製品やソリューションとして具現する部分も人間でなければできません。 10のアイディアがでた中で、本当にいいアイディアは2つかもしれない。 マシンはよくないアイディアを分析したり、パターンを探るのを支援してくれますが、人間の関与なしにはできません。 人間の判断力は、将来さらに重要な能力になると思います。 【DIAMOND IT&BUSINESS http://diamond.jp/articles/-/98463】 SAPで人事を率いるステファン・リーズ氏。8人しかいないエグゼクティブボードの1人だ 自閉症者の個性を理解し、上手に企業の担い手として育成できる、それだけでも優れた人材の潜む優秀な企業という印象ですね。🌠
2016.08.14
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息子よ そのままでいい 自閉症の息子もつ神戸さんRKB毎日放送の東京報道部長、神戸金史さん(49)は、7月29日午前2時ごろに帰宅すると、パソコンに向かった。長男(17)が小さかったころに見た夢から始まる文章を一気に書き、フェイスブックに投稿した。相模原市の障害者施設「やまゆり園」で起きた惨事から3日が経っていた。 3歳で自閉症と診断された息子が、もし障害を持っていなかったら。そんな夢想で始まり、老いや事故で誰もが次第に障害を負いながら生きていくことに気づき、「息子よ。そのままで、いい」「あなたが生まれてきてくれてよかった」と続く文章。2千を超えてシェアされ、「いいね!」は1万に迫った。 「障害者なんていなくなればいい」。植松聖容疑者(26)がそう話していると知り、神戸さんは心の内側をやすりで削られたような気がした。 「障害のある子どもは、手がかかる分、かわいい。成長しても親の付き添いが必要だし、親は体力が続く限り、世話をしたいと思っている。深い愛情が伴っているんです」 自身もかつては、よくわかっていなかった。長男が初めて迎えた誕生日に、妻(49)が知的障害に関する本を買ってきた。「そんなの、必要ないだろう」。そう言ってしまった。 心の障害は見た目ではよくわからない。不在がちの父親は、母親より気付くのが遅かった。 長男が4歳のころ、妻の一言で目が覚めた。「2年ぐらい前『育てるのは無理。一緒に死のう』という考えが頭をよぎった」 神戸さんは、自閉症をテーマに仕事を積み重ねてきた。毎日新聞の記者時代、ある閣僚が自閉症と引きこもりを混同して謝罪した際に、「自閉症は先天性の障害」というコラムを書いた。メールや手紙で約200通もの反響があり、3カ月後に、自閉症児とその家族を取材した「うちの子」という連載をすると、投書は400通以上に達した。RKBでは長男を撮影した「うちの子~自閉症という障害を持って~」という番組を制作し、JNN系列の年間最高賞に選ばれた。番組を見た日本自閉症協会の依頼で啓発DVDを作り、教師や保育士の学習に活用されている。 神戸さんは今回、県警が被害者の氏名を公表しなかった点を非常に問題視している。「県警は無意識のうちに、『障害者は特別である』というメッセージを発信してしまった。結果的には植松容疑者と同じ心理だ」 神戸さんは、障害者と健常者は、なだらかにつながっていると考えている。事故にしろ、病気にしろ、どんな人でも人生の最後は動けなくなるからだ。 「植松容疑者に、好きな人はいなかったのだろうか。愛する人が突然の事故や病気で生きるか死ぬかの状態になった時、『障害者になったのだから死んでほしい』と思うのだろうか。『命だけでも助かってほしい』と思わないのだろうか。さらに、自分がそうなった場合どうなのか。もっと、想像力を働かせてほしかった」 http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/ (村山恵二) 私は、思うのです。長男が、もし障害をもっていなければ。あなたはもっと、普通の生活を送れていたかもしれないと。私は、考えてしまうのです。長男が、もし障害をもっていなければ。私たちはもっと楽に暮らしていけたかもしれないと。何度も夢を見ました。「お父さん、朝だよ、起きてよ」長男が私を揺り起こしに来るのです。「ほら、障害なんてなかったろ。心配しすぎなんだよ」夢の中で、私は妻に話しかけます。そして目が覚めると、いつもの通りの朝なのです。言葉のしゃべれない長男が、騒いでいます。何と言っているのか、私には分かりません。ああ。またこんな夢を見てしまった。ああ。ごめんね。幼い次男は、「お兄ちゃんはしゃべれないんだよ」と言います。いずれ「お前の兄ちゃんは馬鹿だ」と言われ、泣くんだろう。想像すると、私は朝食が喉を通らなくなります。そんな朝を何度も過ごして、突然気が付いたのです。弟よ、お前は人にいじめられるかもしれないが、人をいじめる人にはならないだろう。生まれた時から、障害のある兄ちゃんがいた。お前の人格は、この兄ちゃんがいた環境で形作られたのだ。お前は優しい、いい男に育つだろう。それから、私ははたと気付いたのです。あなたが生まれたことで、私たち夫婦は悩み考え、それまでとは違う人生を生きてきた。親である私たちでさえ、あなたが生まれなかったら、今の私たちではないのだね。ああ、息子よ。誰もが、健常で生きることはできない。誰かが、障害を持って生きていかなければならない。なぜ、今まで気づかなかったのだろう。私の周りにだって、生まれる前に息絶えた子が、いたはずだ。生まれた時から重い障害のある子が、いたはずだ。交通事故に遭って、車いすで暮らす小学生が、雷に遭って、寝たきりになった中学生が、おかしなワクチン注射を受け、普通に暮らせなくなった高校生が、嘱望されていたのに突然の病に倒れた大人が、実は私の周りには、いたはずだ。私は、運よく生きてきただけだった。それは、誰かが背負ってくれたからだったのだ。息子よ。君は、弟の代わりに、同級生の代わりに、私の代わりに、障害を持って生まれてきた。老いて寝たきりになる人は、たくさんいる。事故で、唐突に人生を終わる人もいる。人生の最後は誰も動けなくなる。誰もが、次第に障害を負いながら生きていくのだね。息子よ。あなたが指し示していたのは、私自身のことだった。息子よ。そのままで、いい。それで、うちの子。それが、うちの子。あなたが生まれてきてくれてよかった。私はそう思っている。父より【朝日デジタル http://www.asahi.com/articles/ASJ8D33X4J8DUBQU003.html 】 我が子を思う親の気持ちは同じでも、やはり育児の過程で何かしら気付きを得られるとしたら、それこそが何より尊い人生の宝なのでしょうね。🌠 他にも関連記事をアップしていましたが、追記してのクリップです。
2016.08.13
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おもちゃはどこに消えた?自閉症の娘と私が見つけた素敵な探し方娘のおもちゃが無くなると、いつも探すのは…娘は言葉の発達に遅れがあり、少しだけ発語はありますが、会話ができません。このため、遊んでいたおもちゃが無くなっても、「どこにあるの?」と聞くことができません。 私は、娘が色々な物を家のどこかに置いてくるたびに、探し回っていました。 娘は自分が何処に置いたのかを覚えているみたいなので、本当は本人に聞きたいのだけれど…。そうだ!娘の得意な遊びがあるじゃない…!先日も、おままごとのコップが足りないことに気付きました。 娘は物を並べることが大好きで、同じ形のものを見るとつい並べたくなってしまいます。それならば!と、私がコップをテーブルに並べると―…「コップどこ?」と聞いても無反応だった娘が、テーブルに並べられたコップを見て、すぐに足りないコップを持って来てくれました。 全て揃ったコップを眺め、とっても満足そうです。 娘の障害を認めたくなかったあの頃…幼い頃から、恍惚とした表情で物を並べ、何度も入れ変えては、 色々な角度からいつまでも眺めていた娘。… それは、積木、カードから、ジュースのパック、スリッパまで…同じ形のものは何でも並べて遊んでいました。 自閉症の子どもは、物を並べる遊びを好む、ということは知っていました。でも、娘が自閉症であると思いたくなかった私は、この遊びを見つけた時、正直に言うとゾッとしましたし、何度見ても鳥肌がたちました。 娘は自閉症かもしれないと疑っていたのに、本当は信じたくなかったのです。ですが、今はこの遊びを見ていると、何を考えてるのかな?どんな気持ちでやってるのかな?と思え、楽しそうに遊ぶ姿にクスッと笑えるようになりました。こんな風に、探し物を見つける時に役に立つことに気付き、時々持ってきて貰います。同じ形の物を探す時だけですけどね。 【woman. excite. http://woman.excite.co.jp/article/child/rid_Hnavi_35025652/ 】 すてきな関わり方ですね。とかくイライラしがちな育児も、ちょっとした視線の捉え方で変化してゆくものですね。🌠
2016.08.12
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【海外発!Breaking News】重度の自閉症を患う6歳少年 バスごと車庫に5時間放置される(英) 自閉症を患う子供を持つ親にとって、子供が学校に行っている間の心配はいかほどのものであろう。特に重度の自閉症の子供ほどその言動から目が離せず、親の心中は察するに余りある。このほど、そんな親心を引き裂くような出来事がイギリスで起こったと英紙『Metro』が報じた。 英デヴォン州トーベイ在住のブランドン・プレスリー君(6歳)は重度の自閉症を患っている。知的障がい以外に判断能力にも欠け、6歳ながら言葉をあまり発することができない。そんなブランドン君は地元の養護学校に通っており、市役所が斡旋しているミニバス会社が毎日送迎をしている。ところがこの日、運転手はブランドン君がバスから降りたことを確認しないまま車庫へ移動。シートベルトをしたままのブランドン君は、暗い車庫の中で5時間過ごすことになってしまった。バスの運転手が5時間後に戻ってくると、座席で震えているブランドン君がいたという。水も飲まず何も口にしなかったブランドン君は、おむつをしていたためにトイレは問題なかったようだが、脱水症状を心配した両親はすぐにブランドン君を病院へ連れて行った。不幸中の幸いで脱水症状は起こしてはいなかったものの、悲しみと怒りを覚えた両親は、運転手の無責任な行為を学校側に訴えた。ところが学校側は運転手をクビにはせずにそのまま起用。バス会社も後日「今後のブランドン君の送迎はどうするのか?」と聞いてきただけで、謝罪の言葉ひとつなかったという。「息子は私たちとは違う世界に生きている」とブランドン君の父、アントニーさん(36歳)は語る。重度の自閉症のために何が起こったかの判断がつきにくく、言葉も発することができず、5時間も暗い車庫の中で過ごさなければならなかった繊細なブランドン君のストレスは相当なものであっただろうと想像がつく。「特別なケアが必要な子供の乗降時には、特に運転手が責任を持って人数確認をすべきだ」と憤るアントニーさん。この一件が各英紙で報じられると、バスの運転手と学校側への批判が相次いだ。この出来事があって以来、1週間は車にも乗りたがらなかったというブランドン君だが、現在はバスや車への恐怖心は消えたようでバスにも乗るようになったそうだ。出典:http://metro.co.uk[Techinsight http://japan.techinsight.jp/2016/08/ellis08080903.html]何より無事で良かったです。細心の注意をお願いしたい、親なら当たり前の感情でしょうね。🌠
2016.08.11
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息子は自閉症......おにぎり屋を営む老夫婦が一番しあわせだった日【おじいちゃんが一番幸せだった日】「新装開店した日」25で妻と蒲田にお店を開いてから、私たちは長いこと和菓子屋を営んできました。昔は甘いものがあまりなかったからか繁盛しましたね。しかし昭和44年、十条に越してくると様子が違った。売れないんです。洋菓子が広まってきた頃ですから、時代のせいもあったかもしれない。そんな時、繁盛しているおにぎり屋が目につきました。「いいかもしれない」。私たちはそこで、徐々に和菓子を辞めておにぎりを始めました。もちろん、和菓子を辞めるのはつらいことでしたし不安もありました。 平成6年12月26日、54周年の結婚記念日、おにぎり蒲田屋が改築して久しぶりにお店を開くその日、店の前には行列が50mもできていました。十条に越してきた頃では想像もできない光景……私は嬉しかった。そして、新しく建ったおにぎり蒲田屋の姿は、とても誇らしかったね。添野武 79歳【おばあちゃんが一番幸せだった日】「英二の笑顔を見た日」3人いる子どものうち、次男の英二が生まれた時は、嬉しさと一緒にちょっと違う感情もあって……。英二は自閉症。大変な人生を歩む子どもを産んでしまったと申し訳なくて、お店も大変だったから、お父さんに「産んでしまってごめんね」と言いました。そしたら「お前一人で産んだんじゃない。二人で産んだんだ」って言ってくれて。そうして私たちと英二との生活が始まりました。高校までは「いる場所」がありましたが、卒業後はなかなか難しく、そこでお父さんと有志で集まった方々とで障害者が生活しながら作業ができる施設を作りました。英二はそこに入所しました。 それから数ヵ月後、久しぶりに会いに行くと、作業をする英二の姿が見えました。英二は顔を上げてにこっと笑いました。いつもむすっとしていたのに。その笑顔が見れた時、とても幸せな気持ちになりました。添野ツルヨ 72歳 (2016年5月発行:東京グラフィティ「おじいちゃんとおばあちゃんが一番しあわせだった日」より転載)【Huffington Post http://www.huffingtonpost.jp/tokyo-graffiti/happiest-day_b_11383774.html 】とてもすてきなご夫婦、さぞかしおにぎりも温かくて美味しいことでしょう。一度足を運んでみたくなりますね。🌠
2016.08.10
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知的障害者に進学は必要ない?「お父さんと同じ仕事がしたい」知的障害者は進学する必要がない──これまで多くの人にそう思われてきた。知的障害者の大学などへの進学率はたったの0・4%(2014年3月卒)。大半の知的障害者は高校にあたる特別支援学校の卒業後、すぐに就職したり作業所などの福祉施設に入所したりする。進学する選択肢はほぼない。 そういった状況を変えようと、福岡県の社会福祉法人が知的障害者向けの4年制の福祉施設「カレッジ福岡」を2012年に設立した。http://kurate-yutaka-fukushikai.com/college-fukuoka.html障害に応じた教養の授業などがあり、知的障害者の新たな進路として注目されている。今春初めての卒業生3人が巣立ち、それぞれが第一志望の職場で働いている。 “知的障害者も教育を受けることで成長し、社会に十分貢献できる”。 3人から投げかけられるメッセージをひも解きたい。「障害者はいなくなればいい」障害者施設に押入り、入所者を殺傷した男はそう話していたと言われているが、3人のひたむきな姿はその主張がいかに間違っているかを教えてくれる。大学に見立てた4年制の福祉施設「カレッジ福岡」を作った理由 「もっと勉強して、上を目指したかった」商社の物流拠点で働く佐藤正啓さん(22) カレッジ福岡の1期生、佐藤正啓さんは、文具などを扱う商社「レイメイ藤井」(本社福岡市)にこの春就職した。物流センターに所属し、倉庫から伝票の通りに商品を集めて出荷する「ピッキング」作業を担当している。平日午前9時から午後5時が基本の勤務時間だが、残業もあれば、土曜日の出勤もある。「すごく疲れるときもあるけど、これをやってと頼まれるとやりがいを感じる。信頼されていると思うから」と話す。給与は健常者の従業員と同じ水準だという。佐藤さんの上司の赤星広輝さん(55)は「真面目に取り組んでくれている。これから徐々にできる仕事を広げていきたい」と期待する。 なぜこの仕事を選んだのか尋ねると、はにかんで「お父さんが同じ物流の仕事をしていて、憧れがあった」と教えてくれた。 佐藤さんは特別支援学校卒業時には就職ができなかった。「その頃は面接でもうまく話せなくて」と佐藤さんは振り返る。進路に迷っていた時に、カレッジ福岡が発足。福祉施設などに行く道もあったが「もっと勉強して、もっと上を目指したい。資格も取りたい」との思いから入学を決めた。 カレッジの一番の思い出は「研究論文」だ。カレッジでは毎年、1年かけて興味のあるテーマを論文にまとめて、さらに5分間のプレゼンテーションを行う授業を行っている。プレゼンを行う研究発表会には予選があり、優秀なら本選に進め、上位は表彰される。乗り物が好きな佐藤さんは飛行機や新幹線をテーマに論文を書いた。プレゼンのため、パワーポイントでスライド資料も自作した。「本選には行けなかった。難しいんですよ、どう表現をしたらいいか。資料を作るのも制限時間内にまとめるのが大変だった。でも楽しかった」 そのほか、授業でマラソンに挑戦したり、ワープロ検定など資格取得の勉強にも打ち込んだりした。「みんなで色々と行事をしたり、台湾に卒業旅行に行ったりして楽しくフレンドリーに過ごせた」。 カレッジで学んだことについて「対人関係を学べた。みんなにあいさつできるようになって、人とコミュニケーションが取れるようになった。学べて良かった」と話す。ピッキングの仕事も、カレッジの授業で出会い「自分に向いている」と見つけた道だ。 「もっと集中力を高めて仕事に取り組みたい。みんなから仕事を任せられる自分になりたい」力を込めて話す目は光り輝いていた。「車を見るのが好きだったことを思い出した」ホンダの販売店で働く小島翔さん(24) 佐藤さんと同期の小島翔さんはホンダカーズ福岡の博多バイパス店に勤務し、洗車などの業務を担っている。小島さんにはカレッジに入学する前に就労の経験がある。特別支援学校卒業後、九州の物流関係の企業に就職し働いたが、トラブルを起こして退職したのだ。そこからどのようにして再び就職に至ったのか。 退職した職場について、小島さんは「やりがいを感じていなかった」と打ち明ける。かといって「勉強したいとも思っていなかった」といい、深く考えずにカレッジ福岡に入学した。入学当時からの小島さんを知る、同法人の小林知佐さんは「ふてくされた感じで、全然人と目を合わせて話してくれなかった。自分が心を開いた人でないと話せない印象があった」と話す。 小島さんが変わるきっかけになったのはスポーツの授業だった。「授業で走ったり、サッカーをやったりしたのが楽しかった。それまで体を動かすのが好きじゃなかったけど、先生が手の動きや足の動きを詳しく教えてくれて、走るのが早くなったり、長い距離を走れるようになったりして、好きになっていった」。スポーツで汗を流す楽しさや、達成感を味わったことで前向きな気持を取り戻したのだ。小島さんは1年生の時に参加した市民マラソンでは3キロを歩いてゴールしたが、3年生の時には5キロを志願し、完走するまでになった。 カレッジでは教養の授業の中にマラソンや登山など、ある程度の期間努力を積み重ねる必要があるスポーツを取り入れている。「折れない心」を育てるためだ。就労が可能な知的障害者でも、壁にあたった時やストレスがかかる場面で、パニックになってしまったりして職場でトラブルを起こしてしまう場合がある。カレッジは教養の授業を行うことで、すぐには投げ出さない粘り強さを身につけさせようとしている。 カレッジに通ったことで折れない心や社会性を身につけていった小島さんは進路を考えた時に、周りが勧める道に漠然と進むのではなく、自分の好きな道に進もうと考えた。特別支援学校の時に車が好きで、先生の車をアルバイトで磨いていたことを思い出し、「車に携わる仕事に就きたい」と思うようになったという。面接ではアルバイト経験をアピールし、障害者を受け入れている職場の中でも人気の高いホンダカーズへの就職が決まった。 店長の七条英樹さん(52)は「仕事ぶりは丁寧。社員には自分から話しかけるように指導している」と話す。小島さんも「同僚の人に車のことを教えてもらったりとか、雑談したりするのが楽しい」と話し、良好な人間関係を築いているようだ。「いつか車の免許を取りたい」と話す姿は、どこにでもいる車好きの若者と大差なかった。「カレッジに通ったことで、現実が見えた」病院で看護助手として働く松本千聖さん(24) 「自分には何ができるんだろうって。助手だし、あまり役立ててない気がして」。沈んだ表情で話すのは福岡県須恵町の水戸病院で看護助手として働く松本千聖さん(24)だ。カレッジ福岡の1期生で今春就職した。今は看護助手として、介護の必要な高齢者が入院するフロアを担当し、ベッド周辺の掃除をする環境整備や食事の介助などを行っている。ただ、就職して3ヶ月、仕事の壁を感じているようだ。その姿は、今年新卒で就職した学生にも重なる。 「患者さんに優しく接したい。でも優しくってどうすればいいのかわからない」。取材にはそう話していたが、仕事中、眠っている患者が抱いていたぬいぐるみが落ちそうになっていたのを見つけ、腕の中に戻してふとんをかけ直す姿が見られた。ぬいぐるみが収まったのを見てニッコリした松本さんの様子からは、客観的に見れば仕事はしっかりできていると伝わってくる。先輩の介護福祉士・稲永光枝さん(57)は「きちんと仕事をしてくれて助かっている。スタッフへの声掛けも良い」と評価する。 元々松本さんは「医師」を志していた。主治医の女性医師に憧れ、私立大学の医学部のオープンキャンパスに参加するなどしていた。しかし、松本さんは知的障害者だ。知的障害者の課題として、自分が障害者だと認められないことがあるが、松本さんもまさに実力以上の夢を抱いていた。そしてその夢が叶えられないことに落胆し、後ろ向きになってしまっていた。特別支援学校卒業後はアルバイトをしたり、福祉作業所に通ったりしていた。 自分が知的障害者だと認めたくない松本さんにとってカレッジ福岡への入学は苦痛だったが、カレッジで同世代の友人と過ごすことで少しずつ変化が生まれる。入学時はだらだらとして時間を守らなかったり、何をするにも自分で決められなかったりといった部分があったが、下級生が入ってくると、グループ行動をまとめたり、時間を守って行動したりできるようになってきた。さらにカレッジの「ヘルスケア」のプログラムで自己認知や自己肯定感を学んだことで、医師になる夢を「医療関係の仕事」に広げることができた。 「カレッジに行って良かったこと……あまりないけど、でも現実が見えた」と話す。看護助手を目指して水戸病院で10日間のインターンシップをやり抜き、見事内定を獲得した松本さん。仕事に自信が持てないながらも、今は遅刻や欠勤もなく取り組んでいる。そして、精神が不安定な時に飲んでいた薬も飲まなくなってきた。確実に一歩ずつ前進している。 「カレッジ」って何? 福祉の仕組みを使って教育を行う「福祉型大学」 3人が通った「カレッジ福岡」とはどんな施設なのだろうか。カレッジは障害者総合支援法が定める「自立訓練事業」(約2年)と「就労移行支援事業」(約2年)を組み合わせた福祉施設。施設の利用については自治体から訓練等給付金が施設に支給されるため、授業料は原則無料だ。それぞれの事業を個別に行う社会福祉法人は全国に多数あるが、4年制として運用し始めたのはカレッジ福岡が初めてだ。カレッジ福岡は、福祉サービスを大学に見立てたもので、本当の大学ではない。 しかしカレッジ福岡では前半2年間の自立訓練事業を「教養課程」、後半2年の就労移行支援事業を「専門課程」と位置づけ、訓練の中に障害者の特性に対応した教育プログラムを取り入れている。研究論文やスポーツ、経済、資格・検定の授業などがあり、支援員は教員免許を持った人材を中途採用している。 このような施設がなぜ必要なのか、カレッジ福岡を設置した社会福祉法人「鞍手ゆたか福祉会」(福岡県鞍手町)の長谷川正人理事長に話を聞いた。──なぜカレッジ福岡を作ろうと思ったのですか 「私の娘(24)は重度の知的障害者で、自閉症で言葉もない。色んな支援が必要な娘だが、特別支援学校高等部を卒業するときに、「まだ社会に出すのは早過ぎるから留年させてほしい」と頼んだらだめだった。1、2年経った頃、同じように18歳で子どもを社会に出すのは早過ぎると思っている親が全国にたくさんいることを知った。その人達は特別支援学校に専攻科を設置し、20歳までは学校にいられるようにしようという運動をしていたので、専攻科と同じようなものを作れないかと思ったのがきっかけだった。 全国には自立訓練事業や就労移行支援事業を使った学びの場(福祉型専攻科)もあったが、ほとんどが2年制。2年だと、卒業後のことをすぐに考えなければならない。そうではなくて出口のことを考えずに2年間は青春を謳歌し、生きていく上で必要な学び、多方面の経験ができる場を作りたいと思った。それだと2年じゃ足りないので、福祉事業を組み合わせて4年制にしたらいいと思った」 保護者の7割が「進学必要」かき消される希望 長谷川さんのように、知的障害者の子どもを持つ親からは、特別支援学校卒業後の進路の選択肢が少なすぎることへの不満が聞かれることは少なくない。 全国障害者問題研究会の茨城支部が2012年に行った調査(特別支援学校に通う保護者578人にアンケート。回収率69%)では、高等部卒業後の進学は必要かとの問いに対して74%が「はい」と回答。理由は「子どもの発達がゆっくりであるから学びの期間も延長すべき」(52%)が最も多かった。 この調査を行った、全国障害者問題研究会の常任全国委員で元特別支援学校教員の船橋秀彦さん(61)によると、保護者からは「卒業後にもう少し教育の機会があれば大きく成長できるのでは」「健常者なら当たり前のように大学や専門学校に進学する時代に、障害者が18歳で社会に出るのは早過ぎる」などの声が聞かれ、「潜在的に障害者の高等教育へのニーズは高いと感じた」と話す。一方で、「現在の特別支援学校高等部はほとんど進路指導で進学の選択肢を提示しておらず、こういった要望はかき消される現状にある」と訴える。 カレッジ福岡が2012年に発足して4年。保護者からのニーズは根強く、同様の施設は少しずつ増えている。鞍手ゆたか福祉会はカレッジ福岡設立後、「カレッジながさき」(長崎県大村市)「カレッジ早稲田」(東京都新宿区)など今では5つのカレッジを展開。約120人の学生が在籍している。その他、滋賀県大津市には社会福祉法人共生シンフォニーが「くれおカレッジ」を設立。大阪で障害者雇用に力を入れている株式会社「きると」が大阪市と兵庫県伊丹市に「スクールきると」を開設している。 青年期の知的障害者になぜ学びが必要?長谷川さんが考える意味 「知的障害者にいくら教育を与えても上限があるのでは。なぜ、学びが必要なのか」。思い切って失礼な質問をぶつけてみたが、長谷川正人理事長は、一つのデータを示してくれた。専攻科があり20歳まで学べる特別支援学校の2校(三重県と大阪府)の卒業生について、1997年から2011年の間に卒業した42人のうち、就職した23人を追跡調査したところ、卒業後に就職した先で継続して働いている人は13人で56%の定着率。残りの10人は離職していたが全員が再就職していたという。 「学ぶ期間が伸びることで再起する力が育っている。18歳で就職したら働くことの意味すらわからない。働くためには職業能力とか経験とかも必要だが、知的障害者で仕事に挫折する人は、人との関わりや社会性で挫折する人が多い。カレッジでは一般教養、社会常識を学ぶ機会を大切にしている。それがすごく必要で、就職するために就職のことだけを学ぶのではなく、もっと人として大切なことがベースにないと。そこがカレッジの意味かな」 子どもから大人へ移行する青年期。高等教育を受けながら、学生から社会人としての自覚を身に着けていくのは健常者も障害者も変わらない。それなのに障害者だからその機会を得られないのは平等ではないだろう。4月に障害者差別解消法が施行された今、この問題に向き合うべきではないだろうか。 「障害者にも進学の選択肢は必要」。笑顔で話す長谷川さんからは1期生3人を確かに社会に送り出したことによる自信が感じられた。 【THE PAGE https://thepage.jp/detail/20160802-00000004-wordleaf?page=1】 ただでさえ選択肢が少ない中で、いかに多くの実体験を叶えてあげられるか、こういう取り組みが全国的に広がっていて、頼もしいばかりですね。🌠
2016.08.09
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相模原殺傷事件 知的障害者と家族に与えた3重のショック史上類を見ない凄惨な事件は、7月26日未明に起こった。神奈川県相模原市緑区にある知的障害者らが入る施設「県立津久井やまゆり園」に元職員の植松聖容疑者(26才)が乱入。入所者を次々に刺し、19人を死亡させ、職員2人を含む26人に重軽傷を負わせた。植松容疑者は、少なくとも2本のハンマーと5本の刃物を持って犯行におよび、寝ていて反応がなかった重複障害者を中心に切りつけた──。 厚生労働省の発表によると、日本にいる知的障害者は74万1000人。そのうちの16.1%が施設で暮らし、全国には小規模な施設も合わせると5951施設がある。その74万余の知的障害者とその家族が、今回の事件で「3重のショック」を受けているというのだ。 1つめのショックは、植松容疑者が同施設の職員だったという衝撃だ。日本障害者協議会の代表で精神保健福祉士の藤井克徳さんは次のように話す。藤井さん自身も視覚障害を持っている。「抵抗できない障害者を中心に、50分足らずで45人を切りつけて、血の海になりました。その壮絶な事件の容疑者が自分たちを助けてくれるはずの施設の職員だったことは、障害者本人や家族に大きな衝撃を与えています」 また植松容疑者自身が今年2月、「重度の障害者を殺す」と周囲に話していたことから警察に通報され精神病院に措置入院。妄想性障害との診断を受けていた。これが2つめのショックだ。「世の中の自分たちに対する差別感情が助長されるのではないかという不安があります。1964年に統合失調症患者がアメリカ大使を刺した『ライシャワー事件』がきっかけで、精神障害者を強制入院させる法律が強化されたように、今回もまた『社会防衛』の名の下で障害者を締めつけるようになるのではないかと心配なのです」(藤井さん) そして3つめが、植松容疑者が2月に、衆議院議長宛てに書いた「重複障害者が安楽死できる世界」を訴えた手紙だ。「報道では、あの手紙が全文掲げられたり、繰り返し読み上げられたりしているんです。“生きていても仕方ないんじゃないか”“安楽死させたほうがいいんじゃないか”という言葉が波のように押し寄せてきて、まるで周囲の人がみんな自分に対してそう思っているような気がしてきてしまうという声が上がっています。一方で、多くはないと思いますが、容疑者の思いに感化されたり、触発される人も出て来るのではないかとも思ってしまいます」(藤井さん) ※女性セブン2016年8月18・25日号 【関連記事】植松聖容疑者 犯行直前の美容整形手術費用は80万円刺青彫り師に弟子入りした植松容疑者 皆殺しを口にして破門植松容疑者「政治団体を作って日本を良くする」と語っていた 【ガジェット通信 http://getnews.jp/archives/1502285】今までの平和な暮らしが、いつか元通りになる日をくることを祈らずにいられませんね。🌠
2016.08.08
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発達障害にそう病が拍車か~相模原障害者施設殺傷事件(後)医療法人 井口野間病院副理事長 岡田 勢聿 氏刑事責任は問える ――危険な思想を持っていたとしても、実行に移すとなると話は別です。 岡田 「劣性の人間に生きる価値はない」という価値観は、大島理森衆院議長宛ての手紙を書きながら固まっていったのでしょう。議長公邸を訪れ、職員が手紙を受け取った時点で彼の価値観は完成した。後は実証して見せるだけ。事件を起こしたことで、植松容疑者は達成感を得たでしょう。 ――刑事責任を問えますか。 岡田 植松容疑者の刑事責任は問えると思っています。問えないとする根拠はありません。裁判では弁護側が精神鑑定の実施を求めるでしょうが、何を以て精神鑑定とするのか。たとえば、MRIによる画像診断や脳の代謝状態を細かく見極める検査などで、器質的、生理的に脳に事件を起こす原因となる病巣が分かれば話は別。精神学や心理学は話を聞き、その心の動きを洞察または推察する学問です。しかし、精神病患者は自らの症状に逃げ込む傾向にあり、それでは、はっきりとした判定は下せない。人の心を完全に理解するのは不可能です。今の精神鑑定に判断を依存するのは危険だと思っています。これだけの凄惨な事件を起こしたのですから、無罪になることは絶対に許されません。閉鎖病棟の時代に逆戻りか ――今回の事件は精神医療にとって、大きな衝撃だったのではありませんか。 岡田 国は、精神医療を施設から在宅に転換しようとしています。急性期は病院で治療し、ケアの段階で自宅に戻すのです。イタリアのように、地域で患者を見守るという考え方ですね。今回の事件を受けて、この流れが10年間は逆戻りするでしょう。昔ながらの閉鎖的空間に閉じ込めてしまおうとする考えが復活するかもしれません。措置入院からの退院が難しくなり、このケースのような患者の在宅ケアはやりにくくなるのは確実です。 ――精神科医は患者の危険性を見抜き、対処することはできないのでしょうか。 岡田 精神科医にそこまで求めるのは難しいでしょうね。医師が患者の立場に立つのは、社会と関わりを持たせてあげたいという思いがベースにあります。今回の事件を受け、これから措置入院した人は、退院後も含めて長期的に監視されることになるでしょう。そうしなければ、植松容疑者のように行動力があり、妄想を抱いている人間が犯罪行為に向かうのを止めることはできません。ただ、彼は本当に妄想患者だったのか。彼の行動を見る限り、それが妄想によるものだと見立てることには疑問があります。患者と長期に関わっていく ――精神医療が抱える問題とは。 岡田 最近は施設から在宅の流れに乗り、クリニックで患者を診断し、薬を出すだけという丁寧な在宅ケアに意識が向いていない医師が増えています。その方が医師は楽ですが、私はいいとこどりだと感じています。やはり長期的に治療とケアをしていくことが大切。薬に頼る治療も問題です。たとえばコンサータやストラテラといった強い薬を、薬物療法からの出口も模索せず、長期的な使用に対する医学的論拠もないまま、3歳から9歳までの発達障害児に漫然と服用させています。医師や親にすれば扱いやすい子どもになりますが、それはただぼーっとしているだけ。強い薬は副作用の危険性が高く、子どもに長期服用させるべきではありません。 ――事件の再発防止に医療はどう取り組むべきでしょうか。 岡田 発達障害を抱える人の脳が固まってしまうと、作業療法や行動療法で社会に適用するように慣らしていくしかありません。今回の事件を教訓に、専門家は箍(たが)を締めて患者と関わっていくことです。医療や福祉、教育などの専門家がチームを組み、それぞれの役割のなかで発達障害児や障害者と長く付き合っていく。関わることそのものが治療なのです。(了)【聞き手・文・平古場 豪】<プロフィール>岡田 勢聿(おかだ・せいいち)1960年福岡市生まれ。東福岡高校、福岡大学商学部卒業。麻生商事(株)入社。退職後、川崎医科大学付属リハビリテーション学院作業療法学部入学。卒業後、医療法人白十字会で作業療法部主任。退職し、発達障害児施設 知徳学園を福岡市で開設、園長を務める。その後、NPO法人理事長を経て、現在は医療法人井口野間病院と医療法人周友会の副理事長。また、九州大学医学部第一内科教室でリエゾン精神医学を専門習得生として研究中。 【Net IB News http://www.data-max.co.jp/280805_dm1767_02/】人との関わりがそれでなくても希薄になりつつある時代、普段からいかに多くの関わりを持ち、それを持続させることの大切さを痛感しますね。🌠
2016.08.07
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発達障害にそう病が拍車か~相模原障害者施設殺傷事件(前)医療法人 井口野間病院副理事長 岡田 勢聿 氏 神奈川県相模原市の知的障害者施設で7月26日、元職員の男が入所者19名を殺害する凶悪な事件が起こった。植松聖容疑者(26)は今年2月に措置入院となり、精神科医が精神に障がいがあると診断していたことがわかっている。精神に病を抱えていたから、戦後最悪の事件を引き起こしたのか。発達障害の専門家である医療法人 井口野間病院(福岡市南区寺塚)の岡田勢聿副理事長(56)は「発達障害にそう病の症状が重なった、植松容疑者のような人物は大変まれ」と語る。脳の機能障がいにそう病重なる ――植松容疑者は、精神に障がいを抱えていたのでしょうか。 岡田 他人との関わりに問題を起こしていることから、私は発達障害と見ています。発達障害は精神障がいではなく、脳が損傷を受けたことによる機能障がいです。脳には成長の過程において器質的に発達する部位と、発達しない部位が現れてきます。それはおおよそ遺伝によって決まり、後天的な環境からの刺激にも大きく影響を受ける。遺伝と環境の相互作用により、脳は発達するということです。神経学的な発達は9歳~11歳で終わる。つまり発達障害であっても、9歳から11歳までなら是正しやすい。その後は発達のスピードが鈍ります。いったん固まってしまったものを変えることはできません。 ――植松容疑者はどうでしょうか。岡田 植松容疑者は稀有な存在です。同じような病気を抱えている人間が、必ずこのような凶悪事件を起こすということではありません。彼は「ヒトラーの思想が降りてきた」と話したそうです。ヒトラーは、精神障害者や知的障害者を「生きるに値しない命」として「安楽死」させる計画を実行しました。植松容疑者は本を読むなどして、この歴史的事実を知ったと思われます。これに直接影響されたのではなく、おそらく事件を起こした元職場に対し恨みがあったはず。元もとの性格的傾向に、ヒトラーの考え方が入り込み、そう病が行動に拍車を掛けてしまったというのが、事件に至った流れだったと考えています。職場への逆恨みが事件の引き金か ――植松容疑者の障がいが事件を引き起こした原因ということでしょうか。 岡田 植松容疑者は稀有な存在です。同じような病気を抱えている人間が、必ずこのような凶悪事件を起こすということではありません。彼は「ヒトラーの思想が降りてきた」と話したそうです。ヒトラーは、精神障害者や知的障害者を「生きるに値しない命」として「安楽死」させる計画を実行しました。植松容疑者は本を読むなどして、この歴史的事実を知ったと思われます。これに直接影響されたのではなく、おそらく事件を起こした元職場に対し恨みがあったはず。元もとの性格的傾向に、ヒトラーの考え方が入り込み、そう病が行動に拍車を掛けてしまったというのが、事件に至った流れだったと考えています。 ――植松容疑者が事件を起こしたのは、性格や個人的資質に重大な問題を抱えていたことにも原因があったと言えますね。 岡田 他人に対して優しい人ではありませんね。施設に務める前から知的障害者を見下していて、彼らの世話をするという仕事に引っ掛かりを感じていたのでしょう。そうした恨みが少しずつ積み重なっていき、加えて職場の人間関係も良好ではなかった。退職になり、自分という人間を受け入れてもらえなかったというトラウマから、元の職場を事件現場に選んだのでしょう。(つづく)【聞き手・文・平古場 豪】<プロフィール>岡田 勢聿(おかだ・せいいち)1960年福岡市生まれ。東福岡高校、福岡大学商学部卒業。麻生商事(株)入社。退職後、川崎医科大学付属リハビリテーション学院作業療法学部入学。卒業後、医療法人白十字会で作業療法部主任。退職し、発達障害児施設 知徳学園を福岡市で開設、園長を務める。その後、NPO法人理事長を経て、現在は医療法人井口野間病院と医療法人周友会の副理事長。また、九州大学医学部第一内科教室でリエゾン精神医学を専門習得生として研究中。 【Net IB News http://www.data-max.co.jp/280804_dm1767_01/】まれな症状でもこうして病が実際に拍車を掛けてしまう、もっと入念に診察、経過観察が必要だったんですね。🌠
2016.08.06
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ネット上に父の投稿、「障害者の息子へ」広がる共感 神奈川県相模原市の障害者施設で45人が殺傷された事件は、障害のある方々や家族の心を深く傷つけています。障害のある息子を持つ父親がネット上に投稿した文章が、今、多くの人々の心を打ち、共感を呼んでいます。 「私は思うのです。長男が、もし障害をもっていなければ。あなたはもっと、普通の生活を送れていたかもしれないと。私は、考えてしまうのです。長男が、もし障害をもっていなければ。私たちはもっと楽に暮らしていけたかもしれないと」 「長男が、障害をもっていなければ」と繰り返された言葉。障害のある子どもの親が文章を載せたのは、先週金曜日、7月29日の未明のことでした。作者は、「重度障害者は生きていても仕方ないので死んだ方がいい」など、障害者を排除する趣旨の発言を植松容疑者が繰り返していたことを受けて投稿するに至ったと言います。 「何度も夢を見ました。『お父さん、朝だよ、起きてよ』長男が私を揺り起こしに来るのです。『ほら、障害なんてなかったろ。心配しすぎなんだよ』夢の中で、私は妻に話しかけます。そして目が覚めると、いつもの通りの朝なのです。言葉のしゃべれない長男が、騒いでいます。何と言っているのか、私には分かりません。ああ。またこんな夢を見てしまった。ああ。ごめんね」 この文章を書いたのは、神戸金史記者(49)。長男が3歳で自閉症と診断されました。家族は長男に妻、次男の4人。自身の家族を含め、自閉症の問題について、長年、取材してきました。 この文章は、多くの人の共感を呼んでいます。 「幼い次男は、『お兄ちゃんはしゃべれないんだよ』と言います。いずれ『お前の兄ちゃんは馬鹿だ』と言われ、泣くんだろう。想像すると、私は朝食が喉を通らなくなります。そんな朝を何度も過ごして、突然気が付いたのです。弟よ、お前は人にいじめられるかもしれないが、人をいじめる人にはならないだろう。生まれた時から、障害のある兄ちゃんがいた。お前の人格は、この兄ちゃんがいた環境で形作られたのだ。お前は優しい、いい男に育つだろう。それから、私ははたと気付いたのです。あなたが生まれたことで、私たち夫婦は悩み考え、それまでとは違う人生を生きてきた。親である私たちでさえ、あなたが生まれなかったら、今の私たちではないのだね」 そして、自閉症の長男から気付かされたこと・・・ 「ああ、息子よ、誰もが健常で生きることはできない。誰かが障害をもって生きていかなければならない。なぜ、今まで気づかなかったのだろう。私の周りにだって、生まれる前に息絶えた子が、いたはずだ。生まれた時から重い障害のある子がいたはずだ。交通事故に遭って、車いすで暮らす小学生が、雷に遭って、寝たきりになった中学生が、おかしなワクチン注射を受け、普通に暮らせなくなった高校生が、嘱望されていたのに突然の病に倒れた大人が、実は私の周りには、いたはずだ。私は、運よく生きてきただけだった。それは、誰かが背負ってくれたからだったのだ」 最後は、長男に直接呼びかけます。 「息子よ。君は、弟の代わりに、同級生の代わりに、私の代わりに障害を持って生まれてきた。老いて寝たきりになる人は、たくさんいる。事故で、唐突に人生を終わる人もいる。人生の最後は誰も動けなくなる。誰もが、次第に障害を負いながら生きていくのだね。息子よ。あなたが指し示していたのは、私自身のことだった。息子よ。そのままで、いい。それで、うちの子。それが、うちの子。あなたが生まれてきてくれてよかった。私はそう思っている。父より」【TBSnewsI http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2837036.html】親の実直な思いを綴った文章でも、我が子が障害を持った親なら、誰でも通る道なんだと、常に親育てされている環境だと気付かされますね。🌠
2016.08.05
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友達に急に跳びかかる息子、トラブルの原因は一年前の苦い記憶にあった 忘れられない辛さ、みなさんは経験がありますか? 過去の辛い記憶や苦い経験、みなさんはどれくらいの時間が経てば消化できますか? 思い切り泣いたらスッキリする、一晩寝たら気持ちを切り替えられる、失敗したときと同じ状況になったとき初めて消化できる、など人それぞれだと思います。 発達障害には、記憶に関する凸凹があると言われており、特に自閉症は忘れられない障害とも言われるそうです。その「忘れられない」という特性は、アスペルガー症候群の息子にも、色濃く出ています。 何かのキッカケで、苦い記憶が、まるで5分前に起きた出来事かのように鮮明によみがえり、ストレスを感じます。 忘れてはならない予定や持ち物などは、しょっちゅう忘れてしまうのに、苦い記憶や自分の中で消化できていない事は何年経っても覚えているのです。そのストレスが原因で、パニックを起こしてしまうこともありました。どうしたらこのフラッシュバックから解放されるのでしょうか? 当たり前ですが、パニックが起きたときに一番辛いのは本人。息子だって、平穏な生活を望んでいます。息子のパニックを誘発したのは、1年前の出来事息子に「苦い記憶を忘れられない」という特性があると気づいたのは、学校からの1本の電話でした。…「ある同級生を見かけた途端、飛びかかり、蹴った」との事でした。 先生は「理由を聞いても、わからない」と言うのです。 「同級生を見かけた途端、飛びかかった」という状況で、息子の言い分は「僕が先にやられたからやり返した!」という内容。息子が跳びかかったときの目撃者も多く、先生は息子の言い分に戸惑ったようでした。 私が息子に話を聞くと、確かに相手が先に手を出したのは事実なのですが、それはなんと1年以上前、学校ではなく放課後デイでの出来事だったのです。 「突然相手から椅子をぶつけられたから押し返した。そうしたらぼくだけ先生に怒られた。だから今度は僕が先にやった。やり返しただけだ!」これでは学校が対応に苦慮するのも、当然だと思いました。1年前にトラブルになった際、大人の仲裁に納得できず、モヤモヤを忘れられなかったらしいのです。かつてのトラブル相手を見つけた途端、モヤモヤした記憶が鮮明によみがえり、半ばパニック気味になっていたのでしょう。 納得ができないことは、息子の中で未消化のまま終わらないのです。 消化できないままの出来事は、何年経っても終わらない。そう気付いてから今回の件を考えれば、理由があっても手を出すのはいけないことです。…そして当時その同級生は椅子をわざとぶつけたわけではなかったのかもしれません。ですが、まずは子どもの気持ちに寄り添い、「口惜しかった」「納得がいかなかった」という気持ちを認めてあげる事に徹しました。1年前に、息子の言い分を聞いてから「わざとじゃなったかもしれないね」と伝え、それから「でも手を出すのはいけないと思う」と言っていたら、この1件は納得して息子の中できちんと消化できていたかもしれません。 今回の1件で、息子は1年前のトラブルが頭から離れず、ストレスを感じ毎日のように私に口惜しい気持ちを話し続けるようになりました。なんとか、息子の苦い記憶を消化させてあげたいけれど、なかなか情報がありませんでした。ですが、打開策のヒントは息子自身が言った言葉にありました。 「お母さん、僕は忘れたほうがいいのかな?」この言葉にピンときたのです。きっと、忘れたいけど忘れ方が分からないのではないだろうか? 「そうだね、君のためには忘れたほうが良いかもしれない。 納得できないかもしれないけど、忘れられたら楽になれると思う。 口惜しかったよね?納得できなかったよね?その気持ちはお母さんが覚えておくから。… 」このやり取りを境に、息子はこのトラブルを口にしなくなりました。 忘れる事が苦手なのは「忘れてもこの先大丈夫なのかどうか」がわからないからこれは私の考えですが、息子は「忘れていい」と言って欲しかったのだと思います。本当は思い出したくないし、パニックになって問題も起こしたくないのが本音でしょう。 私が「お母さんが覚えておく」と言ったのは、息子が自閉症スペクトラムである以上、行き場のないネガティブ記憶の処分先を、明確にしたほうが良いのではないか?と思ったからです。その後、息子は忘れたいけど忘れられない記憶ができると、私に「忘れる許可」を求めに来ます。「忘れたい」とは言いませんが「忘れたほうが良いのか?」と聞いてくるのです。 自閉症スペクトラムの子は、見通しを立てたり応用する事が苦手と言われますが、「忘れていい」と明確にわかり「忘れてもこの先問題ない」という見通しがないと、忘れることさえ不安なのかもしれません。 親子で一歩ずつ、「苦い記憶」と上手に付き合っていけるようにアスペルガー症候群である息子は、知的に遅れもなく言語も達者です。…だからこそ「理解できるだろう」と安易に解決を求められ、消化できない苦い記憶が増えてしまうのかもしれません。こうやって積み重なった苦い記憶は、二次障害の原因のひとつにもなると私は感じています。 私は、息子に関わる大人にいつもお願いしていることがあります。それは特別扱いをして欲しいとか息子の肩を持って欲しいとかではなく、 「本人の言い分を聞いた上で、息子も相手も納得できる解決をして欲しい」ということです。こうした関わりが、消化できない苦い記憶ばかりを増やさない大切なプロセスだと思うからです。 周囲の協力と、家でのコミュニケーションを重ね、息子は成長と共に「ある程度流せること」も増えてきました。私に気持ちを話し、共感してもらえると落ち着けるようにもなってきました。それでも、過去の苦い記憶を思い返してグズグズする事もあれば、私が十分に話を聞けない時はなかなか切り替えられない事もあります。ストレスが多いときほど、苦い記憶は忘れにくく、そして思い出しやすくなるように感じます。 全ての要因を排除するのは無理だとしても、二次障害を誘引しない程度に、ネガティブな要因を避ける術を学ぶのが目標です。まだまだ「苦い記憶を忘れる」ハードルは高いけれど、親子で1歩ずつ飛び越えて行きたいと思います。 [woman. excite http://woman.excite.co.jp/article/child/rid_Hnavi_35025544/ ]ここまでやりとりできるお子さんだからこそ分かり得たこと、実に貴重で参考になるのでピックアップしました。🌠
2016.08.04
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「ボクは変わり者」自閉症の男の子の詩に、本当に大切なものを思い出す自閉症のひとつ、アスペルガー症候群の男の子ベンジャミン君(10歳)。口数が極端に少なかったり、同年齢の子どもとうまく波長が合わない、他人の気持ちが分からないなど、この障がい特有の症状を彼もまた抱えて生活するひとり。そんな彼が書いた一編の詩を紹介します。多くの人が彼のメッセージに心震わせ、「大切なことを思い出させてくれる」とその反響は、さざ波のように世界へと広がっていきました。“違い”を認め合う世の中へ『I am odd , I am new』僕は変わり者 みんなとは違うみんなもそうなのかな何もないところから声が聞こえてきたりでも、みんなはそうじゃないって分かってる。不公平だよ悲しい気持ちになりたい訳じゃないんだ 僕は変わり者 みんなとは違う本当はみんなもそうなんじゃないの僕は違う星からやって来た子みたいだまるで“よそ者”みたいに感じてしまうみんな僕のことどう思っているんだろう誰かが笑えば、僕は泣きたくなるそれが僕をどんどん小さくしていく 僕は変わり者 みんなとは違うでも今は、みんなも違うってことが分かってるまるで自分が“よそ者”みたいに思えるんだでも、そんな僕を認めてくれる日を夢見ているだから、いつも仲良くできるよう頑張ってるんだいつか、きっとできるよね僕が変わり者だとしても みんなと違ったとしても この詩は、2016年4月「National Poetry Month(ナショナル・ポエトリー・マンス)」の一環として、学校で自分自身について(「I am」を使った短文)の詩作を宿題に課されたときのもの。この日を振り返り、父親のベンさんが「Today」に当時のベンジャミン君の様子を語っています。いつになく嬉しそうな表情で帰宅したベンジャミン君、詩作にいてもたってもいられない様子で、そのままキッチンの机で一心不乱に書きつづったそうです。ただの一度も顔を上げることなく。それから、嬉しそうにその詩を両親に見せてくれたんだそう。「最初、誰にも理解されず孤独に心傷つき、どんな想いで学校生活を送っているかを初めて知って、胸が張り裂けそうになりました。けれど読み進めていくうちに、彼も変わっているけど、みんなそれぞれに違いがあることをベンジャミン自身が気づいていること、それを受け入れてほしいと努力していることを知り、涙が止まりませんでした」。 大丈夫、変わってるのはキミだけじゃないじつはベンジャミン君、ちょっぴり恥ずかしかったのか、せっかく書いた詩を翌日学校へ持って行くことはできなかったそうです。けれどベンさんは、「多くの人に感動を共有してほしい」とFacebookへの詩の公開を踏み切りました。すると、これを国立自閉症協会がシェア。少年の内なる声は、瞬く間に世間の耳目に触れるところとなりました。やがて彼の元に「変わり者?ボクだってそうさ」、「みんな変なんだから安心して」、「すべての自閉症を持つ親を勇気付けてくれた」といった賞賛のメッセージが次々と届くようになったそうです。障害者を標的にした目を背けたくなるような事件の後だけに、ベンジャミン君の詩の中に登場する“違い”の意味を、改めて考えるきっかけになればと思います。 Reference:TodayLicensed material used with permission by Benjamin Giroux 【Tabi Labo http://tabi-labo.com/273388/iamoddiamnew/ 】とても子供らしくて透き通った詩、何より心がピュアという印象に尽きますね。🌠
2016.08.03
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小池氏 「女性」売りも親の願いと大差“発達障害は親のせい”の「親学」勉強会に参加東京都知事選(31日投票)で“初の女性都知事に”と売り込む小池百合子氏ですが、自身の公式サイトで、家庭教育支援議員連盟(通称=「親学」推進議連)の勉強会に参加していたこと(現在は削除)を明らかにしており、その子育て観を危ぶむ声が広がっています。 「親学」とは、今回の都知事選で小池候補を支持し、日本の過去の侵略戦争を美化する改憲勢力の「新しい歴史教科書をつくる会」の元副会長の高橋史朗明星大学教授が提唱してきたもので、親の育て方と子どもの発達障害を結びつける特異な議論を展開。同議連は2012年4月に安倍晋三会長(現首相)、下村博文事務局長(元文科相)という体制で発足し、「親学」にもとづいた子育て観を推進するための法律をつくろうと活動。同年5月には、大阪維新の会がこの考えを「家庭教育支援条例案」に盛り込み、大阪市議会に提案しようとして、「発達障害は親のせいだというのか」との批判が上がり、撤回せざるをえなくなりました。 他にも、小池氏は、保育所への子どもの詰め込みによる待機児「解消策」を示して、批判を浴びています。“女性”を売りにしていても、その主張が多くの親の願いと合致しているとは限りません。[新聞赤旗]やっと都庁まで登り詰めても、今後の荒波をクリアしてゆくのも大変でしょうね。🌠
2016.08.02
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差別や偏見に苦しんだ、それでも 相模原殺傷、匿名葛藤 相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で起きた殺傷事件で、神奈川県警は犠牲者やけが人の氏名を公表していない。当事者たちの思いは複雑だ。相模原の殺傷事件被害者の匿名、障害者や関係者どう思う? 事件に寄せて 胸を刺されて入院中の森真吾さん(51)の母の悦子さん(79)=相模原市緑区=は、津久井やまゆり園で16年前に開かれた運動会で笑顔を見せる真吾さんの写真を取り出した。「これ、よく見て下さい。うちの真吾です、かわいいでしょう」 真吾さんは一時意識不明になった。29日も入院中だが、手を握ると握り返すほどに回復してきたという。 園に入って約20年。重い障害があり、言葉を発することが困難だ。これまで、近所の人や親戚にもほとんど伝えずにいた。 それが事件で変わった。 事件当日、園を訪れた際に父の正英さん(82)の姿がテレビに映った。翌27日の朝日新聞の取材では名を伏せるよう求め、匿名で報じられた。報道で気付いた親戚などから、安否を案じる電話が入り始めた。他メディアの取材に実名で応じると、色々な所から連絡があった。「これまで家族で十分愛し合って、ひっそり生きてきた。事件で急に表舞台に引っ張り出された」 一人ひとりの声を聞くうちに、「息子が生きていてくれただけでいい。恥ずかしいなんて言っていられない。隠してもいられない」と思うようになった。29日の朝日新聞の再度の取材に実名を承諾し、写真も提供した。 これまで隠してきたこと、そして急に取り上げられたことには「恥ずかしさや戸惑い、複雑な感情がある」という。実名で発言することへの抵抗がなくなったわけではない。障害者を侮辱する発言をしていたという植松聖容疑者(26)には明確な怒りを感じる。「真吾は障害で何もできないかもしれない。でもかわいい、いとおしい私たちの息子なんです」 各地の警察は事件の犠牲者の氏名を原則公表している。神奈川県警は非公表とする今回の対応は「例外的」と認めたうえで、「施設の特性があり、遺族のプライバシー保護の強い要望があった事情を踏まえた」と説明している。県警幹部は「事件が起きた26日、犠牲者19人の遺族全員に集まってもらったが、その際に全員が氏名の公表を拒否した」と説明する。 被害者の姿が見えにくい事件に、各地の障害者らの思いも揺れる。 横浜市の三宅浩子さん(46)は知的障害者。グループホームで暮らし、作業所で豆腐の製造や販売をしている。「殺された人たちも、私と同じように目標や楽しみがあったはず。こんな人たちがいたということを知ってもらうために、名前や顔を出してほしい」。一方、家族の心情にも思いをはせる。「被害者の家族も、今まで差別や偏見に苦しんできて、子どもを守りたいのでは」 三宅さんが通う作業所を運営する社会福祉法人「夢21福祉会」の常務理事、岩山みどりさん(57)は、利用者の名前や顔を機関誌に載せるかでいつも悩む。意思を持った大人である一方、自立が難しく、家族の支援も不可欠だ。本人が「名前を出したい」といっても、家族が反対することもある。「年配の親たちは差別や偏見にさらされたという思いが強い。私には計り知れないつらい経験をされていると思うと、親の気持ちも大事にしたい」 全国知的障害者施設家族会連合会の由岐透(ゆきとおる)理事長(76)=神戸市=には、高校生の時から施設で暮らす息子の大さん(48)がいる。「個人的には、警察が障害があるかないかで区別して、名前を出さないのはおかしいと思う。障害は恥ずかしいことなのか」と疑問視する。ただ、会の中には色々な意見がある。「知的障害者を理解してもらって普通に暮らせるようになるために、表に出て運動していくしかない。でも社会の理解が進まない中では、嫌がる親がいるのも事実。親の努力だけでは限界がある。教育の場で理解を広めてほしい」【朝日デジタル http://www.asahi.com/articles/ASJ7Y5HGCJ7YUTIL04N.html?ref=nmail 】障害の有無に関わらず、おのおのの生活にはそれぞれの事情があり、いつの時も実名公表は細心の注意をお願いしたいものですね。🌠
2016.08.01
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