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知的障害者の「成年後見」知って知的障害者の子を持つ家族らが親亡き後の不安を解消するため、本人や家族にとって望ましい成年後見制度の在り方を考え、実際に後見を請け負っている特定非営利活動法人「NPO成年後見湘南」(成瀬富子代表理事=人物風土記で紹介)が10月22日(土)、成年後見活動について紹介する講座をひらつか市民活動センター(八重咲町)で開く。 同制度は、裁判所から選任された後見人が、認知症高齢者や知的障害者といった判断能力が十分でない人の財産管理や身上監護(本人の状況把握や介護サービスの契約など)を代行する仕組み。後見人は親族をはじめ、第三者では弁護士や司法書士、社会福祉士らが請け負うケースが多い。 同法人は2003年、同制度の勉強会を開いていた市内福祉施設の保護者会の有志が設立した。知的障害者の後見は両親が亡くなってから長期にわたって必要となり、障害について理解ある人に我が子を託したいという思いがあったからだ。 横浜家裁から05年に成年後見人として初選任され、現在は19人のメンバーが知的障害者22人の後見を担当。親亡き後の不安を解消する受け皿になるべく、本人や家族の望む身上監護を重視した後見活動を展開している。全国的にも珍しい事例だという。 当日の講座は、メンバーが高齢化する中、成年後見を続けるための人材を増やしたい同法人が、制度の基礎知識や仕事のやりがいなどを紹介し、広く関心を持ってもらうために開講する。時間は午前10時〜正午で参加無料。「興味のある方や一緒に活動してみたい方もお気軽に参加ください」としている。 参加希望者は同法人【電話】0463・22・7621(月・木曜日午前10時〜午後2時)又は【メール】kokenshonan@yahoo.co.jpへ。先着30人。【タウンニュース平塚版 http://www.townnews.co.jp/0605/2016/09/29/350910.html 】親亡き後の生活、余裕のある時に模索しておかないとですね。🌠214万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。
2016.09.30
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石原慎太郎の葛藤と、相模原障害者殺傷事件の背景を考える。の巻 - 雨宮処凛 またあの人が、ロクでもないことを言っている…。 「石原慎太郎が『やまゆり園事件犯の気持ちがわかる』と暴言、天皇には『スキューバで人生観変わる』と仰天アドバイス」というリテラの記事タイトルを見て、まず思った。 記事によると、「文學界」10月号で精神科医の斎藤環氏と対談した石原氏は、「この間の、障害者を十九人殺した相模原の事件。あれは僕、ある意味でわかるんですよ」などと発言。また、知的障害の息子を持つ大江健三郎氏に対し、「大江なんかも今困ってるだろうね。ああいう不幸な子どもさんを持ったことが、深層のベースメントにあって、そのトラウマが全部小説に出てるね」との発言もしているのだという。 ならばぜひ全編をと思い、文學界を読んでみると、確かにそんな発言もしているのだが、それ以上に私には大きな驚きがあった。対談の中で斎藤環氏も「この対談は、読者にとってかなり衝撃的なものになると思います」と言っている。その言葉のあとには、以下のように続く。 「石原さんが生と死の間で葛藤しているとか、自分の衰弱に苦しんでいる、悩んでいるというようなことがあるとは誰も思っていないでしょうから」 その言葉通り、対談では、石原氏が「老い」や病(脳梗塞)に直面し、そんな自分を受け入れられずに戸惑いまくっている様子が率直に語られているのだ。 脳梗塞で海馬がダメージを受け、字を忘れたという話になると「斎藤さん、どうしたらいいんですか。こういう日々っていうのは」と尋ね、「自分で自分にイライラする感じ」「自分でこのごろ鏡に向かって言うんだ。『おまえ、もう駄目だな』って」と葛藤を吐露。既に亡くなった人の名前を出しては「あの先生が生きていたら、すがって相談して迷妄を解いてもらえたと思うんだけど、そういう人が今、いないんだよな」と嘆き、また「いや、若者のつもりで居ても、日に日に老いさらばえていくとね。本当に超越者みたいな人が居たら、すがれたらすがりたいんだけどね」と思いを語る。 そうして対談の最後には斎藤氏に、「今日はお話しできて少しは気が楽になったような気がします。ありがとうございました」 私は心の底から驚いた。あの石原慎太郎が弱音を吐いている! しかも「すがりたい」とか助けを求めてる! そして「ありがとうございました」って、お礼を言ってる! なんかもう、完全に精神科医・斎藤環の「患者」になってる! と。 しかし、「高齢者」「病者」という弱者性を抱え、まさにそんなテーマを語りながらも、同じ対談で障害者差別発言をする彼の存在が、私の中でますますわからなくなった。普通、自分も弱さを抱えれば、種類は違っても「弱さ」を持つ人への共感の気持ちが生まれるのでは? と。 そんな私の疑問に鮮やかに答えてくれたのは、「相模原障害者殺傷事件」を丸ごと一冊特集した「現代思想」10月号に掲載された上野千鶴子氏の「障害と高齢の狭間から」だ。 文章の冒頭では、相模原の事件後、同市で開催された在宅医療を巡るシンポジウムで、「相模原事件を取り上げましょうか」とコーディネーターに言われたものの、上野氏が「ここに来る聴衆には、関心がないと思う」と答えるエピソードから始まる。以下、引用だ。 「なぜか? わたしには理由がわかる。高齢者は自分を障害者とは思っていないからだ。それどころか、障害者と自分を区別して、一緒にしないでくれ、と思っているからだ。脳血管障害の後遺症が固定して、周囲が障害者手帳を取得するよう勧めても、それに頑強に抵抗するのは高齢者自身である。 なぜか? その理由もわかっている。高齢者自身が、そうでなかったときに、障害者差別をしてきたからだ。自分が差別してきた当の存在に、自分自身がなることを認められないからだ」 だからこそ、上野氏は講演で「齢(よわい)を重ねる」とは「弱いを重ねる」ことだと強調しているという。 「超高齢化社会とは、どんな強者も強者のままでは死ねない、弱者になっていく社会であること。すなわち、誰もが身体的・精神的・知的な意味で、中途障害者になる社会だと。脳梗塞で半身マヒの後遺症害が残れば、車椅子生活にもなるし、言語障害も残る。認知症になれば、一種の知的障害と言っていいし、レビー小体型の認知症なら幻覚・妄想などの精神障害も起きる。いくらそう伝えても、いま健康な聴衆には将来への不安を与えるのみで、それなら、と認知症予防や健康寿命の延長のための体操教室がはやるばかりだ。(中略)いついかなるときに、自分が弱者にならないとも限らない。弱者になれば、他人のお世話を受ける必要も出てくる。そのための介護保険である。それだからこそ弱者にならないように個人的な努力をするより、弱者になっても安心して生きられる社会を、とわたしは訴えてきたのだ」 しかし、多くの人が弱者になった自分を受け入れられない。講演会のあとの懇親会で、上野氏は初老の男性にこう言われたことがあるという。 「脳梗塞で倒れたあと、必死でリハビリをしてようやくここまで来ました。あの時、家族が救急車を呼ばずにいてくれたら、と何度恨んだかしれません」 障害者になった自分を受け入れられない。「役に立ってこそ男」という考えから抜けられない。「社会のお荷物」になる自分を受け入れられない。このような「高齢者の自己否定感」が、老後問題の最大の課題だと上野氏は指摘する。 石原氏も、今までの「強者」の思想と現在の自分との落差に愕然としているのだろう。 その背景にあるのは、生産性が高く、効率が良く、その上費用対効果がいいものでないと価値がないとする考え方だろう。すべてが数値化され、どれくらい経済効果が得られるかのみに換算される社会。そんな価値観は、結果的には「弱さ」を抱えた自分自身に牙を剥く。石原氏の苛立ちや葛藤は、そのような効率原理から抜け出せない限り、終わらない。そしてそれは今、多くの高齢者を苦しめているものだろう。 さて、そんなジレンマを「迷惑」というキーワードから論じているのは大澤真幸氏だ。同じ号の「現代思想」で、氏は「この不安をどうしたら取り除くことができるのか」という原稿を書いている。読んでいて、ハッとさせられた。 「たとえば、わたしたちは、できるだけ多くの人ができるだけたくさん幸福であることがよい、と考えている。言い換えれば、不幸や不快ができるだけ少なく、小さくなることがよい、と。これには、ほとんどの人が賛同するだろう。このアイデアを、倫理学的な原理にまで高めたものを、功利主義という。 だが、功利主義は危険な思想である。功利主義に基づくと、他人に多くの快楽や幸福をもたらす人の生は重んじられ、逆に、他人に苦労を要求せざるを得ない弱者の生は軽いものになってしまうからだ。その弱者には、障害者や老人が含まれる。すると、気づかぬうちに、私たちはUの主張のすぐ近くに来てしまう」(Uとは、植松容疑者のこと) 「素朴な功利主義と同じことだが、もっと単純に、ほとんどの人が、こう思っているし、こう言って子どもたちを教育しているのではないか。『他人に迷惑をかけてはいけないよ』と。確かに、これは文句のつけようがない道徳的な項目だ。 しかし、今見てきたように、なおどこか落とし穴のようなものがあるのだ。その合意をどんどん拡張していくと、まったく賛成できない主張(Uの主張)にたどり着いてしまうのだから。それゆえ、こう問わないといけない。ほんとうに、迷惑をかけることは何もかもいけないことなのか」 この文章を読んで、思った。 相模原事件が私の心を離れないのは、彼の主張と現実の社会が奇妙に符合していることによるのかもしれないと。ネット上の悪意に満ちた言説を突き詰め、学校で教えられるタテマエを突き詰め、経済原理ばかりを追求して財源論で命を値切るような社会の空気を突き詰めた場合の最悪の「解」のような。 一方、事件後から容疑者の措置入院解除が問題視されているが、同誌で斎藤環氏は以下のように書いている。 「しかしこの議論の行き着くところは必然的に『予防拘禁』の肯定である。精神障害者は再犯の怖れが完璧になくなるまで隔離せよという主張は、『障害者に生きる価値はない』とする植松容疑者の主張とほとんど重なり合う」 同誌には、ここに紹介した以外にも、当事者や障害者団体による非常に興味深い考察が多く掲載されている。 あの事件が突きつけた、様々な課題。 同誌でもっとも心に残ったのは、DPI日本会議の尾上浩二氏の原稿に出てきた言葉だ。それは、以下のようなものである。 「殺されてよい命、死んでよかったというような命はない」 本当に、当たり前に、そういうことなのだ。【BLOGOS http://blogos.com/article/192065/#top】【楽天ブックスならいつでも送料無料】文学界 2016年 10月号 [雑誌]人は一人では生きてはゆけないが故、人を頼り、助け合うようになっている。自然の摂理に乗っ取って生きてゆくことが何より自然だし、理想的なんでしょうね。🌠
2016.09.29
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IRORIO「友達はいない」 自閉症の少年が書いた自己紹介カードが切なすぎる 「友達はいない」自閉症の少年が学校で書いた自己紹介カードが切ないある父親がフェイスブックで綴った息子への思いに、多くの人が胸を打たれている。米ニュージャージー州に住む、父ボブ・コーネリアスさんは、末の息子クリストファー君が通う学校を訪れた際、生徒たちが書いたものが貼り出されていたので、息子のものをカメラにおさめた。息子が書いたカードに衝撃受ける改めてその写真を見直した際、父は大きな衝撃を受けることになる。クリストファー君が書いたものがコチラ▼Bob Cornelius/Facebookそれはいわゆる「自己紹介カード」の類で、「僕は11歳、6年生」から始まり、先生の名前から家族紹介、好きな食べ物やテレビ番組、将来の夢などが綴られている。「友達は…」の欄が悲しい問題はココ▼Bob Cornelius/Facebook 本来「友達は〇〇君です」と書くべきところ。ご丁寧に十分すぎるスペースが確保され、複数名記入できるようになっている。ところが、クリストファー君はこの欄に「誰もいない」と書いているではないか。自閉症の息子に友達はいない息子が綴ったこの答えに、父ボブさんが愕然としたのは言うまでもない。ボブさんによると、クリストファー君は自閉症スペクトラムであり、11歳になる彼には1人も友達がいないという。以前、兄の真似をしてクリストファー君が「友達をお泊りに呼んでいい?」と聞いてきたことがあったそうだ。誰を呼びたいのか尋ねると、彼は呼びたい子の名を挙げる代わりに、自身の腕をパタパタと動かすだけだった。つまり友達がいないので、その名前を挙げることができなかったのだ。父の悲痛な思い「息子は1度も友達を持ったことがない。これまで1度だって」とボブさん。更に、投稿にはこう綴られている。私はただ、周囲の人々の思いやりにすがり、息子の隣りに座ってもらい、仲間に入れてもらえるようお願いするしかありません。クリストファーの一見理解しがたい、奇妙な行動のせいで、日々社会性を身につけている同級生の中で、仲間外れにされがちなのは仕方がないと思ってきました。しかし、カードに綴られた息子の「誰もいない」の文字を見て、私にははっきりとわかりました。息子は心の中では寂しく思っており、クラスメイトの仲間に入りたいのだと。私がこの投稿で息子に代わり訴えたいのは、どうかお子さんと話しをして、障害を持った子どもも、かげでコソコソ言われれば傷付くこと、そして皆さんのお子さんからの「共感」が何より必要であることを伝えてほしい、ということです。Bob Cornelius/Facebookより引用フェイスブックを通じた父の訴えがこちら▼ 同投稿のシェア数は5万件近くにのぼり、複数の海外メディアでも取り上げられた。子どもたちからもメッセージ届く「言葉が出ないけれど、子どもと一緒に投稿を読みました」「子どもたちと一緒に何ができるか考えたい」「お泊り会行きたいです。キャンプも一緒にどうですか?」といったコメントが寄せられ、クリストファー君の元へも、多くの子どもたちから手紙が送られているという。尚、ボブさんは投稿の中で、1人でお昼を食べていた自閉症の少年に、アメフト選手が声をかけたおかげで、友達が沢山できた例を挙げているが、父のおかげで、クリストファー君にも待望の友達ができる日も近そうだ。Bob Cornelius/Facebook【livedoor NEWS http://news.livedoor.com/article/detail/12065970/】本当の自閉症児だと一人の世界で完結しているので、逆に友達からの触れ合いも遮断してしまうものの、彼は社交的な面もあり、今後は世界が広がりそうですね。🌠
2016.09.28
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発達障害の人の能力を活かせる社会をつくりたい!GIFTED AGENT代表 河崎純真さんインタビュー大人の発達障害者向けのプログラミング・デザインスクールを開校 2016年8月に大人の発達障害者向けのプログラミング・デザインスクール「GIFTED ACADEMY」を開校した、GIFTED AGENT代表の河崎純真さんにインタビューしました。 GIFTED AGENT代表取締役社長・河崎純真さん1991年10月生まれ慶應義塾大学在学中 高校には進まず、15歳からエンジニアとして働き始め、多くのITベンチャーの立ち上げに創業メンバーや役員として関わる。アスペルガー症候群と診断された母親の存在がきっかけとなり、2014年、GIFTED AGENTを設立するGIFTED ACADEMY:http://gifted.academy/ 15年前、母親が発達障害と診断される 【中浜】簡単に自己紹介をお願いします。【河崎】河崎純真(かわさきじゅん)といいます。高校には行かず、15歳からエンジニアとして働いています。同時にバックパッカーもしていました。16歳のときに大検(高等学校卒業程度認定試験)を取得し、高校3年間を1日に圧縮しました(笑)。朝入学して、夕方卒業ですね。17歳のときにエンジニアとしてスタートアップに参画しました。それから国内外を含めて創業・新規事業で20社くらい、創業メンバー、役員メンバーとして6社ほど関わりました。【中浜】へぇ、すごいですね。【河崎】その6社目が、今の会社(GIFTED AGENT)で、2014年6月につくりました。最初、発達障害に興味のあるメンバーで事業をやろうということになって。【中浜】どうして発達障害に興味を持ったんですか?【河崎】母が発達障害なんですよ。15年前、私が小学3年生の時に診断が出ました。当時、発達障害の特性からか母が国内外に出ていた発達障害に関する本をバーっと買い集めて、家に本が大量にありました。本棚ひとつ分くらい。それを読んでいたので、発達障害について興味、関心がありました。【中浜】お母さんは遅い段階で診断が出たんですね。なぜ15年前に診断を?【河崎】それは、行動に問題があったからですね。【中浜】ちょっと病院に行こうかって?【河崎】そうです。母は得意なことは得意なのですが、苦手なことはものすごく苦手でした。ちなみに得意なことは絵を描くことと、子育てだけです(笑)。炊事、家事、洗濯はまるでダメで近所付き合いも苦手、お金の管理も苦手。また、アスペルガーの特徴で字面通りに物事を受け取るため人を信じやすく、自分が生まれたときは家に3千万円ほどの借金ができちゃって、生活に苦労しました。ガチ、貧乏でしたよ。山に山菜をとりに行って、それを食べることもありました。美味しかったんですけど。【中浜】大変だったんですね。【河崎】ただ、母はアニメーターとしてはかなり優秀なんです。アニメプロダクションの会社で働いていて、一時期、『カリオストロの城』などをやっていました。【中浜】それは驚きました。【河崎】15歳で社会に出るまで、私の家庭が特殊なのかなと思っていたんですが、意外とそうでもなかったんです。発達障害の人って、めっちゃいるなって気づいた。それで、発達障害の人ってすごい能力を持っているのに、その能力が活かされていないのはもったいないって思いました。それが発達障害の人たちが活躍できる場をつくりたいと考えた経緯ですね。それからずっと発達障害には関わっていたのですが、2年ほど前に会社をつくり、最近はライフワークとして50年以上取り組んでいく覚悟を持ちました。発達障害の人の能力が活かされないのはもったいない【中浜】実際に、今はどういうことをされているんですか?【河崎】GIFTED AGENTという会社で大人の発達障害に特化した、プログラミング・デザイン教育と企業への人材紹介をやっています。私たちのビジョンは、「偏りを活かせる社会を創る」ということです。本当は、すばらしい能力を持っているのに、社会の枠組みの問題でその能力を活かせていないという人がたくさんいる。その最たる例が発達障害だと考えています。【中浜】「偏り」ですか。【河崎】いわゆる普通の人は、能力がまんべんなく広がっているのに対して、発達障害の人は能力の偏りが激しい。たとえば、知識、数唱、算数の理解はものすごく高いのに、単語だけが壊滅的にできないというような。【中浜】そうですね。【河崎】ただ、海外だとアスペルガー症候群などの発達障害は能力なんじゃないかっていう話があります。PayPalを起業し、Facebookにも投資したピーター・ティールは「成功した創業者にはアスペルガー症候群の人が多い」とインタビューで語っています。同じインタビューで彼は「”MBA的な起業”はあまり好きじゃない。予測できることしかやらないから」とも語っています。彼はクレイジーな起業が好き。つまり、アスペルガー症候群の人は起業に向いているのではないかということですね。【中浜】アスペルガー症候群などの発達障害の人が起業に向いている理由はなんでしょうか?【河崎】信念を曲げないからです。自分が正しいと信じたことがあれば、絶対に諦めない。そして執着心が強いことも理由です。自分が納得するまで集中して打ち込む。周りがやめろと言ってもやめないし、徹底的にやり続ける。 実際にプログラミングを教えていて、おもしろい人がいました。本人から聞いた話なのですが、京都大学の先生がその子に数学を教えていたとき、「この問題、解けるかわかんないね」って、4次関数の問題を出しました。本当に解けるかわからないんですけど、その子は「解ける」と信じて一日ずっとその問題を解き続けて、解けたそうです。【中浜】すごい。【河崎】解けるかどうかわからないし、解けないこともあるわけですよ。一日やっても一カ月やっても解けない問題もある。でも、その子は解けると信じてひたすら解を求め続けたから解けた。そういうところに、発達障害の人が起業に向いている理由があります。【中浜】なるほど。私たちは"四角いスイカ”...社会の枠組みとマッチしない発達障害【河崎】ただ、米国の統計では、発達障害の診断と障害者認定を受けた人のうち、約8割がフルタイムの仕事に就けていないそうです。これはもったいない。【中浜】どうして就労率が低いのでしょうか。【河崎】社会の枠組みと能力がマッチしていないからだと考えています。たとえば、四角いスイカの作り方を知っていますか?【中浜】あ、これ知っています。四角い枠にはめるんですよね。【河崎】大正解です。四角いスイカの作り方。まさにこれが社会です。私たち人間は、社会という”四角い枠”によって、扱いやすい”四角いスイカ”に育てられている。9:00に出社しなければいけない、土日に休まなければいけない。周囲と協調できなければいけない。それで、発達障害の人はその枠に収まらないんだと思うんです。劣っているのではなくて社会の枠組みに適していない。【中浜】だいたいの”スイカ”は四角く収まるけれど、やっぱり枠から出てきちゃうのもあるんですね。【河崎】はい。でも、そもそも本当のスイカって楕円に育つわけですよね。【中浜】社会の枠組みがガチガチというだけですね。【河崎】こういう社会を変えることはできません。絶対に不可能だと思っています。【中浜】というと?【河崎】あらゆる問題が循環参照していて、複雑に絡み合っているからです。発達障害の問題は何なのか?教育なのか医療なのか、家庭なのか政治なのか。どれを取っても、何を変えるにしても、それぞれ互いに依存していて、もはや変えることはできません。たとえ変えられたとしても、50年はかかると思います。50年かけて1回、ちょっとした変更を加えても、PDCAサイクルが長すぎて何も検証できない。【中浜】では、どうするのか...。社会を「変える」のではなく、社会を「創る」【河崎】偏りを活かせる社会を実現するために私たちが行うアプローチは、「社会を創る」ということです。すなわち社会構造、経済圏をつくります。エンジニアリングの世界では、こういったことはよく行います。古いシステムがあったとき、リファクタリングという手法で改修が間に合わない場合、スクラップ・アンド・ビルドでゼロからつくるということをやる。だいたいはスクラップ・アンド・ビルドでやる方が速いし、効率的だし楽なんですよ。【中浜】ゼロからですか。【河崎】今の社会は”Windows95”だと思っています。要するにとても古いOSなんですよね。時代が変化して、新しいパラダイムや、良いアプリケーション、ソフトウェアがいっぱい生まれているのに、OSが古いせいで動かない。いくら古いOSを改修しても、“Windows95.H28”みたいな話にしかならないんです。【中浜】新しい社会のOSをつくるわけですね。【河崎】そうです。実際に衣食住、金融、育児・介護を含む独自経済圏をつくろうとしています。これは実際にトヨタ自動車が似たような規模のことをやっています。病院、学校、住宅、工場などの生活に必要なものをすべて「トヨタ」が提供しています。【中浜】それで、GIFTED AGENTのお話でもあったように、まずは教育・就労から始めるんですね。【河崎】GIFTED ACADEMYというプログラミング・デザインスクール事業です。渋谷駅徒歩1分のところに教室をつくりました。国の認可を受けた指定就労移行支援施設です。目をつけたのは「5万社30万人」という数字。これは障害者雇用義務を達成できていない従業員100人以上の企業と雇用すべき人材の数です。まだ埋まっていない大きな需要があるので、生徒に教育して企業に紹介することで、この問題を解決しようとしています。【中浜】生徒に対してはどうでしょうか?【河崎】本気で取り組む人に世界中で活躍できるエンジニアリングデザイン、そして英語の知識と実務経験を習得してもらいます。「一人ひとりが自分の役割を見つけ、自分に自信を持ち、他者に対する信頼を見つけてもらうことで、不安のない人生を送る機会を提供する」というのがGIFTED ACADEMYの役割です。【中浜】英語も学べるんですか?【河崎】はい。エンジニア、デザイン技術は英語が1次情報なので、英語を読む能力が必要です。【中浜】日本でも?【河崎】そうです。エンジニアにはたくさん種類がありますが、私たちが育てるのは知的労働者としてのITエンジニアです。“肉体労働”に近いイメージが思い浮かぶようなエンジニアではありません。社会で通用するプログラミング・デザインの技術を学ぶんです。【中浜】そもそもなぜプログラミング・デザインなんでしょうか?【河崎】いま非常に需要があり、年収レベルも上がっていて、ほかの職業と比べても技術さえあれば安定して稼げるからです。今後、人間じゃなくてもできる単純作業は、AI(人工知能)やロボットに代わっていきますが、そんな時代でも複雑な情報設計が求められるITエンジニアリングっていうのはまだ置き換えが難しい領域だと言われています。【中浜】長く働き続けられる見込みがあるということですね。技術の習得よりも、自己理解と心身の健康を大切する【河崎】ただ、発達障害を抱えながら社会で不安なく働き続けるには、「心技体」の考え方が欠かせません。例えば物事の考え方、定義付けです。私たちは、発達障害というのは脳の機能発達の差異であり、身体に差異があるように脳にも差異がある、と考えています。【中浜】それは、発達障害を抱える生徒自身が、自分がどういう人間なのかを知るということですか?【河崎】その通りです。自分を理解することで、自分を受け入れることができます。ある意味では、「諦める」ということにもなります。たとえば、身長140cmの人はバスケットボールで“スラムダンク”はできませんよね。できないことをできないと知ること、「諦める」のはとても大事です。でも、これは別にバスケ自体を辞めろと言っているわけではありません。身長160cm台でもNBAで活躍している日本人選手もいますよね。無理にジャンプ力の練習をするんじゃなくて、パスとかドリブルとかを練習しようよっていう話。やれないことを努力するんじゃなくて、やれることを努力するんです。 自閉症の人にコミュニケーションの訓練を行うのは「目が見えない人に前を見て歩け」と言っているのと同じだと考えています。できるかもしれませんが、それができるようになるには並大抵ではない努力が必要です。【中浜】自分の弱いところと強いところをはっきりさせて、その強みで勝負しよう、と。【河崎】そして私は「心身同一」だと思っています。心は体がつくっている。体が健康な人は、心も健康です。なので、体の健康を大事にしていきたいんです。体の健康といっても、単純に筋肉ムキムキということではありませんよ。【中浜】その心身の健康に対して、GIFTED ACADEMYではどのようなことをされているんですか?【河崎】マインドフルネス(自分の心身の状態に気づくための心理療法)として、フェルデンクライスなどのボディワークをやっています。その目的はボディ・イメージを持って、自分をコントロールすることです。それによって自信が生まれます。【中浜】コントロールですか。【河崎】人ってあんまり自分の体をコントロールできていないんです。例えば朝起きたときに、肩が重いと感じる。そのとき、なぜ重いのか?普段、肩が重くない日はどのくらい重くないのか。自分の正しいボディ・イメージを持っていないと、なぜ体の調子が悪いのか、原因を見つけられません。【中浜】なぜヨガや体操ではなく、フェルデンクライスなんですか?【河崎】ヨガや体操はボディ・イメージを持つことを目的にしていないからです。それだと健康にはなりません。なぜ自分の調子がいいのか悪いのか、明確に理由付けできるようにならないと、正しいボディ・イメージを持てるようにならないと、体をコントロールすることはできないのです。【中浜】自分の体がどう動いているのかを認識しながら。【河崎】そうです。自分の体をコントロールできるようになると、自然と自信もつくし、人間がどういうものかがわかってくる。他者への信頼にもつながります。【中浜】心身の健康を大切にされていることがよくわかります。意欲ある人に機会と場所を提供する【河崎】エンジニアリング、デザイン、医療などの実際の現場で活躍してきた10人ほどの講師陣がいますが、やはり大事なのは心、マインドだと言っています。自分自身を受け入れて、他者を信頼して、その上で自分が何かに打ち込みたいっていう強い気持ちがないとだめです。馬を水飲み場に連れていくことはできますが、水を飲ませることはできません。どんなに良い環境で、どんなに周りがフォローアップしても、本人にその意欲がないと意味がないということですね。【中浜】無理にやらせるわけではないんですね。【河崎】過去2年ほどの間で30人ほどの発達障害の人に携わりましたが、本人から生まれる意欲がないとまったく意味がなかった。周囲が、この人が「こういうふうになるように」とモチベーションを上げていくことは本質的に意味がありませんでした。なので「発達障害支援」をすることはやめました。今やろうとしていることは、機会を与えること。意欲ある人に機会と場所と必要なものを提供するけど、私たちはそれしかやりません。【中浜】能力があるかないかじゃなくて、やる気があるかないか。【河崎】そうです。発達障害を抱えながらも、やる気のある人に来てほしい。そもそも私は万人を救えるとは思っていませんし、万人を救いたいとも思っていません。あくまで自分が関わっていける、私たちと一緒に「偏りを活かせる社会を創っていきたい」と感じる、そんな意欲のある人にとって、その能力を活かせる機会と場になればいいなと思っています。もちろん、モチベーションを維持する環境も用意しています。 自分のやりたいことを設定し、社会における使命・役割を認識し、そのために守る信念、優先順位は何かを一緒に考えていきます。後悔しない生き方をするためのサポートです。【中浜】なんていうか、プログラミングやデザインの教育というよりも、一人ひとりがどうあるべきか、どうありたいか、自分自身と向き合うということにウエイトを置いているんですね。【河崎】そうですね。プログラミングをやるのは、今の時代にニーズがあるというだけで、目的ではありません。もっといいものがあればそっちに変えます。【中浜】いろんな障害があっても、その人がその人らしく生きていく環境づくりをしていくなかで、働きやすいだろうとか特性に合っているだろうというひとつのピースがプログラミングということなんですね。【河崎】はい。まずは教育・就労から始めて、「偏りが活かせる社会」をゴールに目指していきます。 生徒もまだ募集しているので、入学説明会、事前面談にぜひいらしてください。GIFTED ACADEMY:http://gifted.academy/編集者の一言自分自身の経験をもとに一人ひとりの強みに目を向け、それらを活かしていく。自分が認めてもらえる自分になれるチャンスを広げる新しい取り組みだと感じました。ご興味のある方は、スタートした今だからこそチャレンジしてみてはいかがでしょうか。河崎さんありがとうございました! 【介護のほんねニュース http://news.kaigonohonne.com/article/1317】生活の中から生きる指標が見出せる、人生の歩みの理想の形ですね。🌠うっかりしていましたが、当ブログ開設日数3301日(開設日:2007/09/20)先月の9月20日で、満9年をを迎え、開設10年目に突入しております。拙いブログに、いつも応援をありがとうございます。今後とも宜しくお願い致します。
2016.09.27
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障害児への性教育 根強いタブー視に試行錯誤健康や命の問題につながる性教育をどう進めるか、悩んでいる教員は少なくない。とりわけ、知的障害がある児童・生徒は発達の個人差が大きく、特別支援学級・学校では試行錯誤が続いている。8月に前橋市で開かれた全国性教育研究大会(全国性教育研究団体連絡協議会など主催)の分科会では、学校、保護者、医療機関と連携した効果的な取り組みが紹介された。 理解力が1〜2歳児相当の小学校高学年の女児が、そろそろ初経を迎えるが、どう対応していいか分からない−−。 前橋市立前橋特別支援学校の小・中学部の荻原宏美・養護教諭は、児童の母親からそんな悩みを打ち明けられたことがあると報告した。親の戸惑いを受け止めつつ、下着選びや生理用品の使い方を丁寧に説明したという。シングルマザーで男児を育てている母親の希望があれば、医師から直接、男子の成長について説明してもらう体制を整えているといい「個別に保護者と連携して対応することが大切」と呼びかけた。 ●易しい言葉選び 知的障害児にとって、異性との適切な付き合い方やマナーを身につけることは難しい。東京都港区立港南中学校の特別支援学級は、例えば「好きな人にひどいことを言ったり、嫌がることをしたり、からかったりするのはいいこと、悪いこと?」「好きな人のことばかり考えるのはいいこと?」といった具体例を示して、良いか悪いかを生徒に判断させている。 理解を促すため、できるだけ易しい言葉で伝え、イラストや寸劇を取り入れている。生徒への問いかけなど授業の進め方に関して詳細な指導案を作り、教員間で共有する。桜田千恵教諭は「この活動を通し、自分の行動を省みて、人間関係のマナーを身につけてもらっている」と説明した。 分科会の会場からはさまざまな質問が出た。神奈川県の特別支援学校の男性教員は「校内でパンツに手を入れたり、自慰行為をしたりする生徒にどう指導すればいいか」と尋ねた。 これに対し、荻原養護教諭は「『ダメ』とは言わず、『恥ずかしいよ』『かっこ悪いよ』とその都度伝える。習慣付けることが大切」と話し、桜田教諭は「本人の心の平穏のために必要なのかもしれない。トイレの個室に促したり、家に帰ってからするよう伝えたりする」とアドバイスした。 学校では、性についてタブー視する雰囲気は強い。都内の特別支援学校の女性教諭は「性教育の重要性は理解しているが、どこまで踏み込んでいいのか分からない」と打ち明けた。 ●「不適切」で処分 背景には、東京都立七生養護学校(現七生特別支援学校)で2003年に起きた問題の影響があるという。知的障害がある子どもの性的トラブルを防ぐために性器の模型を使うなどの独自の性教育をしていたところ、都教委が「不適切」と判断し、校長らを処分した。裁判で処分は取り消されたが、教育現場を萎縮させたといわれる。当時を知る女性教諭は「『性教育』と言うと、構える保護者もいる。『体を清潔に保つ方法や人間関係のマナーを身につけましょう』『子供の成長を一緒に喜んでいきましょう』と呼び掛ければ安心して協力してもらえる」と考えている。 分科会の参加者からは「障害がある子どもにこそタブー視せず教えることが大事」との意見も多く聞かれた。 ●身を守る知識 一方、障害者の性的被害は深刻だ。東京の市民団体「DPI女性障害者ネットワーク」が11年度に障害がある女性を対象に実施した「障害のある女性の生きにくさに関する調査」によると、回答した87人のうち31人(36%)が性的被害を経験していた。前橋市の社会福祉士の女性は「自分の身を守るためにも性に関する知識は不可欠」と話した。 分科会の司会を務めた高崎健康福祉大学の青柳千春准教授は「児童・生徒一人一人の発達や成長を見守ることは教育の基本だが、性に関しては教師と保護者の共通理解が特に重要になる。医療機関など地域との連携も効果的だろう」と話している。 より細かい配慮を 文部科学省の学習指導要領によると、性教育は保健体育や特別活動の時間に学ぶことになっている。内容は、心身の健康や病気・けがの予防、望ましい生活習慣など多岐にわたり、小学校では4年生から思春期の体の変化を学び始める。中学では心の発達や不安への対処に重点が置かれ、高校でエイズなど性感染症の予防、妊娠や出産についても学ぶ。 文科省はいずれの段階でも、発達の段階を踏まえること▽学校全体で共通理解を図ること▽保護者の理解を得ること−−が大切としている。 特別支援学校も同じ学習指導要領に基づくが、障害の種類や度合いによって心身の発達の個人差や理解度の差が大きいため、東京都内の特別支援学校の女性教諭は「よりきめ細かい配慮が必要」と話す。【毎日新聞 http://mainichi.jp/articles/20160926/ddm/013/100/054000c】子どもおのおのの個性に性格、教育もきめ細かい配慮が求められてきていますね。🌠 213万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。
2016.09.26
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療育手帳、発達障害児への交付過去最多 兵庫兵庫県内5カ所のこども家庭センター(神戸市を除く)による2015年度の発達障害児への療育手帳交付件数が870件に上り、14年度から102件(13%)増えて過去最多になったことが県のまとめで分かった。発達障害への理解が進み、早期療育のために福祉サービスを利用する動きが広がっていることが要因とみられるという。 県が、中央(明石)、西宮、川西、姫路、豊岡の各こども家庭センターの相談援助活動状況を集計した。 療育手帳は、知的障害者に発行される障害者手帳。交付を受ければ、一貫した指導相談や援助措置が受けやすくなる。 県は06年度に発達障害児も交付対象に追加。同年度の交付は240件で、10年間で3・6倍に増えたことになる。県児童課は「保護者が進路の検討などに当たって、通所・入所支援や相談支援などを利用する傾向がある」としている。 県こども家庭センター5カ所が15年度に受けた相談件数は1万3912件。14年度から1363件(11%)増え、過去10年では最多となった。うち発達障害を含む「知的障害相談」が8287件(前年度比803件増)と6割を占める。発達障害の相談の増加が、全体を押し上げている。 「児童虐待相談」も、相談や通報意識の高まりなどから、2377件と14年度から531件増えた。このほか、「児童虐待を除く養護相談」1095件▽「性格行動相談」689件-と続いた。【神戸新聞 http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201609/0009508993.shtml】理解が深まり、より良い支援へとつながる地域作り、神戸からの発信だけに期待されますね。🌠
2016.09.25
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相模原 知的障害者施設 同じ場所で4年後の完成目指す相模原市の知的障害者施設で起きた殺傷事件で、施設を設置した神奈川県の対策本部の会議が開かれ、施設は同じ場所で建て替え、4年後の平成32年度中の完成を目指すことを盛り込んだ建設計画を決定しました。 神奈川県庁で開かれた県の対策本部の会議には、黒岩知事のほか今回の事件に関係する保健福祉局の幹部など14人が出席しました。冒頭で黒岩知事は、「施設の1日も早い機能回復に向けて課題を整理したい」と述べました。そのうえで建て替えに向けた具体的な内容を協議し、4年後の平成32年度中の完成を目指すことを盛り込んだ建設計画を決定しました。計画では、かかる費用を60億円から80億円と試算していて、工事が完了するまでの間、施設の入所者およそ90人は別の県立施設に移ってもらうとしています。県は、設計費などを盛り込んだ補正予算案を今月26日に県議会に提案することにしています。また今後、国に財政支援を働きかけるほか、広く一般に寄付を募りたいとしています。黒岩知事は「新しい施設は再生のシンボルになるような、理不尽な事件に屈しないという強いメッセージを発信するものにしたい」と話しています。【NHKnewsweb http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160923/k10010704561000.html】市を挙げての新たな取り組み、悲しいできごとが地域の活性化へと繋がるといいのでしょうね。🌠
2016.09.24
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自閉症のわが子のためにつくった放課後デイ 〜あれから1年〜 株式会社アイム代表 佐藤典雅さんインタビュー 昨年、「介護のほんねニュース」で、株式会社アイムが始めた放課後等デイサービス「アインシュタイン放課後」を紹介しました。 あれから1年、どのような変化があったのでしょうか?再びアイム代表の佐藤典雅さんにお話を聞きました! 「アインシュタイン放課後」を始めて1年 【中浜】改めて自己紹介をお願いします。【佐藤】株式会社アイム代表の佐藤典雅と申します。ちょうど1年前に川崎市の宮前平で放課後デイサービス「アインシュタイン放課後」を始めました。以前は、ヤフー株式会社でマーケティングの仕事や東京ガールズコレクションの企画をしていましたが、福祉という分野は初めてだったので、放課後デイを開いてどうなるかが全くわかりませんでした。【中浜】実際に放課後デイサービスをやっていてよかったことはありますか?【佐藤】私には、重度の自閉症の子どもがいるのですが、デイサービスは彼のためにつくったものなんです。だから、ほかの施設に入れるのと違って、気をつかわずに済むなと。それと、うちの子にとって通いやすいということは、ほかの子にとっても通いやすいということです。ほかのデイサービスに通っている方がうちに来て、お子さんが使いたいと言ってくれることがうれしいですね。 新しくつくった「エジソン放課後 高津」は、親が遊びに来るデイサービス 【中浜】新しくつくった「エジソン放課後 高津」について教えてください。【佐藤】宮前平の教室をつくったあと、問い合わせがかなり増えてきたので「エジソン放課後 高津」というデイサービスもつくりました。もともとかなり古い建物でリニューアルが必要だったので、壁の色を塗ったり照明を増やしたりして、明るくおしゃれな雰囲気にしました。結果的に父兄のみなさんに喜んでもらえて、遊びに来てもらえるようになりましたね。【中浜】普通、子どもを通わせているところに親が進んで訪れることってなかなか考えられないですね。【佐藤】そうなんですよ。だから、エジソン放課後 高津は「大人がいたい空間」を目指しておしゃれにつくりました。 ITの力で子どもの可能性を引き出す 【佐藤】宮前平のときから、生徒がITスキルに長けていることはわかっていました。ただ、最初はYouTubeで動画を見るぐらいだったんです。でもそれが、子ども同士で見よう見まねでスキルアップしていって、Googleマップで自分の家の周りを調べたり、タイピングソフトで練習を始めたりするようになりました。一番大きかったのが、マインクラフトですね。仮想空間で自分の世界をつくれるからみんな楽しんでいました。そこからさらに進めて、高津にVR(バーチャル・リアリティ)を導入しました。もともと自閉症の子どもはいろいろなところに気が散ってしまって落ち着いて学習できない、座っていられない、みたいなことが起こるのですが、VRで閉じた世界をつくってあげることで、もっと集中できるんじゃないかなと。VRは視覚追跡ができるので、自閉症の子とそうでない子で視覚のパターンを検証する研究ができないかなとも考えて、研究機関に働きかけをしているところです。そういったことをやるためにも、まずは自分たちで触ってみようということなんです。【中浜】自閉症の子は学習が難しいといわれていますが、デジタルの力で秀でているところにフォーカスしてあげれば、きちんと指示を守ることができるんですね。【佐藤】大人は一概に自閉症の子を学習能力がないと決めつけがちですが、自分の興味があることは積極的に掘り下げられるんです。おそらく、一般的に自閉症の子に対して療育が難しいといわれているのは、普通の子の反応を自閉症の子に期待するからだと思います。彼らの世界から見たら、自分は何もおかしくないんですよ。 親がいい表情になるのが一番の療育。親が人生を楽しめるように 【佐藤】子どもは悩んでいないのに、親が子どもの自閉症を不安に思ったり悩んだりしている場合が多いんです。ただ、そんな親の気持ちもわかる。だから最近、力を入れているのは、父兄の意識を変えていこう、サポートしていこうというところです。親がいい表情になるのが一番の療育なのではないかと。そういう意味で、父兄が楽しめる環境づくりをやっていきたいんです。【中浜】具体的にはどのようなことをしているのですか?【佐藤】月2回、専門家を呼んで父兄向けの講演会を開いています。そのあとはみんなでお昼ごはんを食べに行っています。講演では2種類の方を呼んでいます。一つは発達障害に関して活動をしている専門家。親の情報収集力は限られているからです。建前の情報ではなく業界の人の本音に触れてもらいたいなと。もう一つは、お母さんたちが楽しめるもの。つい最近はアロマ教室をやりました。お昼ごはんはとてもおもしろくて、たいてい、障害を持った子どもの親が集まると相談や悩み話で終わってしまうところですが、全然関係のない話で大盛り上がりするんですよ。それが一番健全な姿なのかなと。やっぱり親が自分の人生を楽しめなければ、子どもの人生も楽しくならないと思います。うちの施設にはお母さんがよく来てくれるのですが、通い始めは暗い雰囲気だったのがしばらくすると明るくきれいになっていくんですよね。 【中浜】ほかにはどんなことをやっているのですか?【佐藤】年に2回ほどバーベキューをやったり、忘年会や新年会を開いたりして、家族が集まるイベントをつくっています。父兄同士が顔合わせをする場が多いですね。自閉症が大変に見えるのは、多動症の波がピークの小学1年生前後。その後は次第におとなしくなったり喋ったりするようになるのですが、親にはネガティブな情報しか集まらないから不安に思ってしまう。うちの施設は小学生から中学生までいろいろな年代の子がいるので、世代を超えて情報共有ができるんです。【中浜】経験がない人にとっては不安でしかないですから、経験した人からの話が聞けるのは心強いですね。【佐藤】もう一つ気づいたのは、お母さんに対するプレッシャーがあまりにも大きいこと。周囲からプレッシャーが増えて、悩みが増大してしまうんです。それが子どもによくない影響を与えてしまう。だから、お母さんに対する療育が大切だと思うんです。だから、うちの施設では親子セラピーを始めました。自閉症の子どもの子育て経験がある親御さんにコーチングをやってもらったり、精神科医と心理カウンセラーのネットワークをつくってアドバイスを受けられたりするようにしています。 「普通」を目指すのではなく、それぞれの暮らしやすい環境をつくっていく 【中浜】この一年、さまざまな気づきを積み重ね、実践したことも結果を出してきているように見えます。今後の展望を教えてください。【佐藤】どうやって普通に近づけるかよりも、どうやってその子の特性に合わせて暮らしやすい環境をつくってあげるかのほうが自閉症の子にとっては重要だと思います。うちの子は来年から高校生なので、通いやすい高校はなんだろうと考えるようになりました。その結果、特別支援学校はちょっと難しいだろうなと。だから、渋谷区長にサポートいただきつつ自分たちで高校をつくることになりました。今までもそうでしたが、うちの子の必要に迫られて必要なものをつくっていくという方針なので、高校の次は就労支援になるでしょう。僕たちが知らない能力を持っているというだけで、劣っているとか困っているとか決めつけてしまうといったことから距離を置いて、これからも新しい視点でものごとを考えていきたいですね。そして、今年の秋に小学館から自閉症の子育ての本を刊行します。子育てを通して経験したこと、放課後デイで気づいたことを書いているので、そちらもよろしくお願いします! 編集者の一言ノリさんの一年ぶりのインタビューでしたが、とんでもないスピード感を持って前進しているアイムを知ることができました。家族へのサポートを大切にする、自閉症の子どもたちの特性を生かす。これまでなかなか目を向けることがなかった部分へのアプローチで、理解者がどんどん増えている気がしています。さらに、岡山という地方に向けてのチャレンジもスタートを切ったそうですよ。首都圏だけでなく地方でも自分らしくいられる場所づくりに向けて、皆様のサポートもお待ちしております!アインシュタイン放課後 宮前平:http://imhappy.jp/im_einstein/index_einstein.htmエジソン放課後 高津:http://imhappy.jp/im_edison/index_edison.htmREADYFOR?「地方で暮らす発達障害の子どもたちへ放課後等デイサービスを!」:https://readyfor.jp/projects/im 【news kaigonohonnne.com http://news.kaigonohonne.com/article/1318】 親も安心できる放課後の療育施設、ゆっくりでも着実に変化しつつありますね。🌠
2016.09.23
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自閉症の息子に合った習い事はどれ?あれこれ習わせてわかったこと 子どもの特性に合った習い事、どう選べばいい? 出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11038021183発達障害のある子どもを育てていると、凸凹はあっても得意なことは伸ばしてあげたい!と考える親御さんも、多いのではないでしょうか?そんな時に思いつくのが、習い事だと思います。 今回は、様々な習い事を通して、どんな学習環境が息子に合っているのか?考えたいと思います。 息子には、自閉症スペクトラム、ADHD、協調性運動発達障害の診断が下りています。その特性には、●注意欠陥(注意が逸れやすい)●視覚優位(見て理解しやすい)●聴覚言語に弱い(聞いて理解しにくい)が、あります。 診断が下りる前から体操教室に通っていた息子は、その後、ピアノ、水泳、英語、公文、絵画、算盤とさまざまな習い事に通いました。 自分で興味を持って始めたものもあれば、指先が少しでも器用になれば、得意なことが1つでも増えればと、私が勧めたものもあります。 子どもがたくさん習い事をする地域で暮らしていたので、いろいろな教室があり、チャレンジしやすい環境でもありました。 今現在、すべての習い事を続けているわけではありませんが、どの教室でも楽しく過ごしていたようです。 息子自身が気に入っていたかどうか?を基準にすれば、全て合っていたと言えるのですが、特性を考えると、合うかどうか話は別です。では、息子に合っていたのは、一体どの習い事だったのでしょうか? 息子に向かなかった習い事から順に、5段階で評価 出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10154001142 まず、注意の逸れやすい息子に1番向いていなかったのは公文教室でした。 公文の教材そのものの問題はなく、自由な時間に多くの生徒が出入りするという環境が問題だったのです。 誰かが出入りすれば手を止め、その人を観察し、誰かが質問すれば、話が終わるまでそちらに注目する息子。 もちろん気がつけば先生が声をかけて下さるのですが、プリントに向かう時間よりも、手が止まっている時間の方が長く、結局教室に通うのはあきらめ、自宅の静かな環境で学習する方法に切り替えました。 出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10236000066 レッスンの時間が決まっていた英語教室は、授業中に人の出入りがない分、授業に集中できていたように思います。 ただし、目で見る情報よりも、耳からの情報量が圧倒的に多いため、習熟度でいうと、合わなかったようです。 次に英語を習うときは、英文を確認しながらレッスンができるところを、選ぼうと思っています。 出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10165000832 ピアノ教室は話し言葉での指示が多く、聴覚言語に弱い息子には合わないかもしれない…と心配していました。しかし、1対1のレッスンでは、指示が通っているかの相互確認がきちんとできています。 先生もきちんと息子の個性を把握して下さるので、マンツーマンのレッスンというのは、先生との相性が合えばとても良い選択だと思います。 絵画教室では、ボーっと他のお友だちを眺めている時間も多いのですが、他の習い事と比べると「こうしなければならない」というノルマが緩いため、気楽に通えているようです。 出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11021000865 そして、息子の特性に1番合っていた習い事の1つが、水泳教室です。 息子が通う水泳教室では、次の級に進む条件が細かく定められています。 それをクリアしないと次へは進めないため、息子に今何が足りていないのかを、ワンステップずつ指導してもらえるのです。いきなり「クロールの練習をします。右手はこう、左手はこう、息継ぎはこう、バタ足はこの感じで」と見せられても、息子には絶対に覚えられませんが、クロールをするために、バタ足の練習をします!(やってみる)↓膝を伸ばしてやってみよう!(できない)↓こうやって、膝を伸ばしてみて!(意識できる)↓その調子!ずっと膝を伸ばして!(少しずつできてくる) このように、1つひとつの動作ができるまで、とても細かくそのポイントだけを指示してくれるので、聴覚言語に弱い息子にも「膝を伸ばす」というフレーズが届き、習得しやすいのです。 出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10445002410 体操教室も、合っている習い事の1つでした。 前転を行う際は、まず「マットの端に両足をそろえて立つ」というところから始まって、それができたら次は「両手を伸ばしてマットにつける」 「おへそを見る」と続きます。こうして、1つずつ課題をクリアしていく方法で、いつの間にかきれいな前転ができるようになっているのです。 洞察力の高いお子さんや、身体能力の高いお子さんの場合は、1つひとつ説明されるとまどろっこしいかもしれません。 しかし、息子のように、何においても習得するまでに時間がかかる子どもにとっては、このスモールステップの方法がぴったりと合っていたのです。 時間はうんとかかりましたが、体幹が弱く、片足立ちもジャンプもできなかった息子が、逆上がりができるまでになったのは、このスモールステップで、課題をクリアできたからだと思います。スモールステップで習得できる環境の他に、息子にとって大切なこと出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11038021175 沢山の習い事を経て、スモールステップで学習できる環境が、息子には合っていることがわかりました。 その他に、習い事を選ぶポイントとして押さえておきたいことがあります。 息子の特性の1つに、「1度頭に入ってルーティン化したものは、律儀に守り続ける」 というものがあります。まず始めにきちんとした手順・方法が入りさえすれば、後は同じ手順で同じ作業をこなすことができるのです。 この初めの1歩を間違えると、延々と間違った手順を繰り返すことになってしまうので、こうなると修正はとても大変。 ですから、習い事で専門家の正しい知識を教えてもらうことは、息子にとってとても大切なのです。お金も時間もかかる習い事だからこそ、お子さまの特性に合ったいい教室が見つかるといいですね。 【woman excite http://woman.excite.co.jp/article/child/rid_Hnavi_35025716/】 子どもの可能性は無限だけに、本人に適した習い事、模索しつつ育児を楽しむことなんでしょうね。🌠
2016.09.22
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知的障害者がワイン造り=自立目指し、挑戦続く-オーナー制度で支援・愛知 知的障害者がブドウの栽培からワインの醸造、販売まで手掛けるワイナリーが愛知県にある。 高温多湿でワイン造りが難しいとされる環境での挑戦。 障害者の仕事創出を目的に、誰でも会費を出してブドウの木のオーナーとなり、支援ができる。 同県西部、小牧市の「小牧ワイナリー」。 運営する社会福祉法人「AJU自立の家」(名古屋市)が岐阜県の修道院からブドウ畑の世話を引き受けたのをきっかけに、2014年、約1500本のブドウの苗木を購入した。 職員の芳賀俊さん(37)は「ワイン造りで、障害者の収入を上げたかった」と振り返る。 現在、障害者ら約40人が汗を流す。 経験者のいないゼロからのスタート。 畑を見張る人手が足りず、ブドウの実を鳥につつかれるなど困難もあった。 軽度の知的障害がある岩本香代さん(38)=岐阜県可児市=は太陽が照りつける中、青いバケツを片手にブドウの房から枯れた実を一つひとつ手で取り除いていた。 「枯れた実があると苦味が入る。暑くてきついこともあるが、自分で生きられるようお金をためたい」と話す表情は真剣だ。 昨年秋に醸造を始め、今年4月から自家製ワインとして販売を始めた。 赤と白の2種類。 本場の欧州で縁起が良いとされる昆虫ナナホシテントウから「ななつぼし」と名付けられた。障害のあるスタッフ自ら併設店舗で接客に当たっている。 第1号の赤ワインを味見したAJU職員の大岩均さん(48)は「喉越しが良く、新鮮なブドウの味がした」と手応えを語った。 活動を支えるオーナーは6月末で計約1100人・団体。問い合わせは小牧ワイナリー0568(79)3001まで。 (2016/09/17-14:21) 【jiji.com. http://www.jiji.com/jc/article?k=2016091700181&g=soc 】 ブドウの実を破砕するため、専用の機械へブドウを流し込む小牧ワイナリーのスタッフ=2015年10月1日、愛知県小牧市(小牧ワイナリー提供) オーナーに支えられて育むワイン作り、こうした地道のつながりに頑張りで、心身ともにリフレッシュできる環境で生き生きしていますね。🌠212万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。
2016.09.21
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発達障害見守り 松島をモデルに発達障害の可能性のある子どもへの接し方を学んでもらおうと、宮城県は松島町をモデル地区に設定し、保護者や保育士、幼稚園教諭らを対象にした支援事業に取り組んでいる。 松島町の児童館を兼ねた子育て支援センターを拠点に町内の保育士や幼稚園教諭、保健師らへの座学や事例研修を実施。9月末からは小学校入学前の子どもと保護者を交え、「のびっこクラブ」と銘打った教室を5回ほど開催する。 保護者は育児の悩みなどを相談し、保育士らは子どもと直接触れ合いながら適切な関わり方を学ぶ。現職の保育士や幼稚園教諭が教室に参加しやすいよう、勤務先の保育施設に退職した保育士や幼稚園教諭を代役に充てる仕組みも整えた。 取り組みは本年度、厚生労働省のモデル事業に採択された。放課後デイサービスなど関係機関でつくる支援検討会が松島町を推薦し、県が町に協力を求めた。専門機関がなくとも、地域で子どもの成長を育み、能力を伸ばすことができる環境づくりを目指す。 発達障害は自閉症や学習障害、注意欠陥多動性障害などの総称。周囲とうまくコミュニケーションが取れないなどの困難を伴う。文部科学省の調査では、全国の小中学生の6.5%が該当する可能性がある。 早くから本人に合った支援をすれば発達を後押しできるが、適切な支援を受けられないまま成長するケースも少なくない。周囲に否定されるなどして自己肯定感を失う「二次障害」が起こることもある。 県障害福祉課の担当者は「障害というと抵抗を感じる保護者もいるかもしれないが、早期に適切な対応を促す子育て支援の一環と考えてほしい。個性や多様性に応じた子育てができるよう、教室を広く学びの場にしたい」と話す。【河北新聞 http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201609/20160916_11031.html】地域の温かな見守り、昔ながらの地域づきあいが復活すれば、何気ない日常のサイクルもごく普通に進みそうですね。🌠
2016.09.20
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子どもの障害を「治したい」という気持ちは、親のわがままだろうか私には、自閉症の子どもがいます。 自分の子どもに発達障害の疑いを感じた当時、私は診断を受ける前にインターネットで様々な情報を収集しました。 同じような障害のある子どもについての個人のブログや、療育団体のサイトをのぞいてみると、時々「〇〇療育で、自閉症が治った」という文句を見かけました。もしかすると、障害のある子どもを持つ親にとって、「子どもの障害を治したい!」と最初に思うことは、ごく自然なことなのかもしれません。しかし私は、この「治った」という言葉に違和感を抱いていました。 「完璧な回復」は確かに難しいかもしれない。でも…『わが子よ、声を聞かせて―自閉症と闘った母と子』という本をご存知でしょうか。著者の子どもが自閉症と診断された後、回復に向けての自身の奮闘を綴った物語です。しかしこの本の巻末のあとがきでは、「(自閉症が)完全に回復したとは残念ながら信じられない」と監修の医師が書いています。この点については、私もこの医師と同意見です。なぜなら発達障害というのは脳の機能障害であり、病気ではないからです。それでも当時、私がこの本に出会ったときは「自閉症の子どもでも、こんなに出来ることが増えるなんて!」と、物凄く感動したのです。自分の子どもにも、少しずつ「できること」が増えるかもしれないという希望を持つことができました。 治そうとするのではなく、「できることを増やす」 出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=30702000026発達障害を「治す」のは確かに難しいことかもしれません。でも、「今までできなかったことを、出来るようにする」ことは、発達障害の子どもでも可能なことだと思います。たとえば、適切な療育やそれに伴う子ども自身の成長によって、「自分で着替えられるようになった」「自分でトイレに入ることができた」「自分でお風呂に入り、体を洗うことができた」「友達と一緒に遊ぶことができるようになった」など、社会に適応するために必要なことを少しずつ身につけていくことはできると思います。障害がある私の娘は、最初は身の周りのことが何ひとつ自分ですることができず、服を着させたり、トイレに行かせたり、すべて私が助けていました。そのうち、娘は実際に私がやっていることをまねすることがとても上手なことが分かりました。そこで私は、娘の特性を生かして、言葉で指示するのではなく一緒にやっているところを見せながら、身の回りのことを教えるようにしました。すると娘はだんだん自分でできることが増えていきました。障害を無理やり「治そう」とするのではなく、子どもの障害やそれに伴う特性をきちんと理解して、子どもができることを増やす手助けをするのが、親としては大切なことなのではないかと思います。 子どもの成長にちゃんと目を向けて出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10132112851私たち親は、最初は「この子をなんとかしたい」と思うあまり、発達障害を「治す」ことを考えると思います。しかし、困っていることを「減らす」ことはできても、自閉症を含めた発達障害を「完治させる」ことは難しいと私は考えています。 自閉症や発達障害を治そうとするのではなく、子どもの社会適応力を療育によって伸ばしたり、子どもの成長を見守ることが大切なのではないでしょうか。私も、娘の障害を知った当初は「みんなが言うように娘の障害が”個性”になるなんてありえるのだろうか?」と半信半疑でした。でも、実際に娘の成長を目の当たりにしている今は、診断名そのものが個性なのではなく、自分のペースで成長していく様子が娘本人の個性なのだと感じていますし、娘の将来の可能性を信じています。 【woman excite. http://woman.excite.co.jp/article/child/rid_Hnavi_427/】 出版社 日本放送出版協会 著者・翻訳者 キャサリン モーリス (著) 初版発行日 1994-09【中古】わが子よ、声を聞かせて-自閉症と闘った母と子 診断そのものはあくまでも医学的なもの、我が子を想う子育ては、かけがえのない一生の宝ですね。🌠
2016.09.19
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自閉症の少年が行方不明だった“親友の猫”と再会…涙で抱きしめる姿が感動的ペットと離れ離れになるのは誰しも寂しいもの。特に数少ない理解者である親友ならなおさらでしょう。親友が行方不明に自閉症の少年が、その親友と再会したシーンがネットで感動を呼んでいます。黒猫のデイビッドはトーマス君にとって、すべてを受け入れて理解してくれる大事な友だち。常に一緒でした。そのデイビッドが3か月前に姿を消してしまったのです。姉のBillie-Louiseさんによると、トーマス君はなぜデイビッドがいなくなったかよく理解できていないようでしたが、以前と様子が変わってしまったそう。再会に泣きじゃくる少年そしてこの日、お母さんと一緒にデイビッドが帰ってきました。お母さんが「あなたの可愛い子を連れてきたわ」と告げると、顔を覆って泣きじゃくるトーマス君。Flossie Sweeto / YouTubeデイビッドが迷子になっていたところを誰かが見つけて動物病院に連れて行ってくれたといいます。再開後はまた幸せな笑顔が「デイブは弟の世界のすべてだったんです」とBillie-Louiseさんは言います。でも親友と再会した後は、また以前の幸せそうな表情がもどってきたそうです。Billie-Louise Jaeger / FacebookBillie-Louise Jaeger / FacebookFacebookに投稿されたこの動画の再生回数は4万5,000回。「よかった」「泣けた」「かわいい」など、感動した人たちから多くのコメントが寄せられています。Posted: 09/17/2016 02:00 pm|Updated: 09/17/2016 02:00 pmText by 広元 晶【irorio http://irorio.jp/umishimaakira/20160917/352265/】ペットの存在が人間以上の役割があることもある、言葉を超えた繋がり、素敵です。人間社会ももっと考えてゆかないとですね。🌠211万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。
2016.09.18
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自閉症の田中康大 力泳、仲間に勇気17日の競泳男子200メートル個人メドレー(知的障害SM14)に、2012年ロンドン大会で日本初の知的障害者の金メダリストとなった田中康大(26)=あひるの会あかね園=が出場する。ロンドンで制した100メートル平泳ぎは今回4位だったが、活躍は同じ境遇の人々に勇気を与えている。 千葉市の障害者スポーツ施設に田中の絵が飾られている。ロンドンで金メダルを獲得した頃のもので、目をつり上げて火を噴く竜が描かれている。母紀子さん(56)は「やるぞ、という気持ちの表れ。12年の6月ぐらいからイメージがあったみたい」と語る。 田中は自閉症で、小学1年の時にプールで喜ぶ姿を見て紀子さんが水泳を始めさせた。国内外の大会で徐々に好成績を収めるようになり、ロンドンの100メートル平泳ぎは予選、決勝とも世界記録をマークした。 その後はなかなかトップに立てない。世界選手権は13、15年とも2位。国内大会で敗れることもあった。心境が絵に表れることもあるため、紀子さんはしばしば田中に描かせる。近年は富士山など穏やかな題材が多く、紀子さんは「ロンドンの頃のようなギラギラしたものがない」と話す。 ただ、田中の活躍は知的障害者スイマーを力づけた。リオでパラリンピックに初出場した自由形の宮崎哲(さとる)(24)=あいおいニッセイ同和損保=の母義恵さん(56)は「知的障害者もやればできるという自信を与えてくれた」と語る。 日本競泳陣は今年3月のリオ大会代表選考会で、結果やタイムによる「一発選考」を初採用した。代表に決まった男子12人のうち、知的障害者が7人を占め、ロンドン大会の3人から増えた。リオ大会では男子100メートル背泳ぎで、津川拓也(24)=ANAウイングフェローズ・ヴイ王子=が銅メダルを獲得した。 田中は14日の100メートル平泳ぎのレース後、「苦しかった」と力なく語った。17日のレースに期待がかかる。仲間たちに勇気を与えた金メダルの価値は、今も失われていない。 【毎日新聞 http://mainichi.jp/articles/20160917/k00/00m/050/102000c】一発選考で出場チャンスが多くなったことも評価に値しますね。🌠
2016.09.17
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熱戦続くパラリンピック 障害者スポーツの祭典パラリンピックの熱戦が、ブラジル・リオデジャネイロを舞台に繰り広げられている。 出場者は159カ国・地域などからの約4300人。 先月開かれたオリンピックに続く選手たちの全力プレーに、テレビを通じ観戦する私たちは何を感じ、何を学べばいいのだろうか。 「視覚障害は不便だけど不幸じゃない。一生懸命生きていると楽しいよ」。 柔道男子60キロ級で銀メダルを獲得した広瀬誠さん(39)は娘を抱きかかえて喜んだ。 高校生の頃に病気で視力が悪化し、自転車に乗れず、本も読めなくなった。 孤独になりがちな心を柔道の仲間たちや家族が支えてくれた。 失意を乗り越えた選手は精神的にたくましい。それは心の支えとなる人がいるから発揮できる強さでもあるだろう。 家族と二人三脚の物語でもある。 競泳男子100メートル背泳ぎで銅メダルに輝いた津川拓也さん(24)は他人とコミュニケーションが苦手な自閉症だ。 息子のために何ができるか、母親が悩み抜いてたどり着いた答えが水泳だった。 障害児の子育てで同じような経験に思い当たる人も多いだろう。 パラリンピックに出場する選手も家族も身近な人たちといえる。 今回のリオ大会はテレビの放送時間も増え、選手たちの活躍をより多く目にできる。 障害には身体や知的、聴覚や視覚などさまざまなものがあるが、出場選手の数だけ物語がある。 パラリンピックは五輪同様に勝負に徹する世界だ。 象徴的な存在として陸上・男子走り幅跳びのマルクス・レーム選手(ドイツ)が注目を集めている。 義足で出した自己ベスト8メートル40センチは4年前のロンドン五輪の優勝記録を上回っている。 失った体の機能を補う道具や器具があれば、力を存分に発揮できる人もいる。 もちろん、人の支援は欠かせない。 例えば、視覚障害者のマラソンを思い浮かべてほしい。 伴走者がそばにいて、どのようなコースなのか、その先に危険はないのか教えてくれるからこそ、ランナーは前が見えなくても勇気を出して全力疾走できる。 障害者が失った体の機能は、支える人との信頼関係で補える。 見るべきは技術だけではない。 開会式で見た人も多いと思うが、雨中の聖火リレーでランナーが聖火を落とした。スタッフがすぐに拾ったが、観客の多くが心配して立ち上がった。 こうした優しさを共有できるようになりたい。 このリオ大会で日本勢はメダル獲得で苦戦している。 大会の精神からいえば、競技結果が全てではないが、日本以上に障害者スポーツの普及や啓発に力を入れる国が多いということだろう。日本の環境を見つめ直す必要もある。 トップクラスの選手だけでなく、多くの障害者がスポーツを自由に楽しめる環境があるのかどうか。 障害者が練習や試合に向かうための公共交通は使い勝手がいいものか。 施設はスロープやエレベーター、点字表示など障害者を考えた仕様になっているか。 4年後は東京がオリンピックとともにパラリンピックの舞台となる。 障害者の行動を妨げる“バリア”はなく、世界基準に達したと言える環境になっているのか。 東京だけでなく、佐賀を含めた地方も問われている。 【佐賀新聞 http://www.saga-s.co.jp/column/ronsetsu/355556】 4年後の東京オリンピック、楽しみにしている選手たちの為にも、国を挙げて取り組んでいかないとですね。🌠
2016.09.16
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釈放されてもやまない「高畑裕太=発達障害」説にひそむ偏見...発達障害は犯罪予備軍などではない! 強〇致傷容疑で逮捕された高畑裕太が、昨日、不起訴処分となり釈放された。 裕太の弁護士は書面によるコメントで〈違法性の顕著な事件ではない〉〈裁判になっていれば、無罪主張をした〉と発表しているが、検察は不起訴の理由を公表していないため、釈放にいたった詳細は不明なままだ。 弁護士側の書面が事実なら逮捕そのものが冤罪だった可能性もあるし、一方では、その「合意だと考えていた」という高畑サイドの主張がセカンドレイ〇ではないのか、という指摘もある。 しかし、今回の報道については、事件の真相とは別に気になることがあった。 それはあたかも高畑裕太の今回の事件が、彼が「発達障害」だったため起きたかのような報道がなされていることだ。 事実、釈放された際も、裕太が報道陣に対して謝罪した際の様子が「異様」だったとして、ネット上ではこんな声があがっている。 〈空気を読まないで叫んだり、長く頭を下げたり、思わず記者を睨み付けるような表情になったりしてたが、これらも発達障害の特徴だろう〉〈この顔つき、発達障害児のそれですよ〉 こうした「高畑裕太=発達障害」という見方は、逮捕後にワイドショーやスポーツ紙がこぞって「空気が読めなかった」「子どものころから問題児だった」「他人との距離感がつかめていなかった」などと騒ぎ立てるなかで広がっていた。 そんななかでも、今週発売の「女性セブン」(小学館)は「高畑淳子 アトピー ぜんそく 発達障害 息子の呪縛22年の落とし穴」と題し、発達障害と今回の事件をつなげて記事にしていた。 この記事では、裕太が幼いころからアトピーやぜんそくもちで母の淳子が苦労していたことにくわえ、裕太が言葉を覚えるのが遅かったことや教室の机のまわりがゴミだらけだったことなどを記述。 その流れで、過去のインタビューにおいて淳子が「明らかに発達障害だと言われたこともあった」と明かしていたと強調。 〈高畑は息子に絶えず胸騒ぎを覚えていた。発達障害と言われたことも、高畑の脳裏から消えたことはなかったという〉と述べ、そこからは発達障害の説明がつづくのだ。 記事中では、〈裕太容疑者が発達障害であるかどうかはわからず、ましてや発達障害と犯罪が結びつくということは断じてない〉と断ってはいるが、これはほとんどアリバイづくりのようなもので、まるで裕太が発達障害であるがゆえに淳子が周囲の子との違いを気にしすぎて過保護に育ててしまった、と誘導するかのような記事となっている。 だが、「女性セブン」の記事のように安易に犯罪事件と発達障害を結びつけたり、ネット上における「彼は発達障害」と断定する行為は、"発達障害は犯罪者予備軍だ"という偏見を生み出す、とても危険なものだ。 こうした傾向は、2014年に長崎県佐世保市で起こった15歳の少女による同級生殺害事件の影響もあるだろう。 この加害者の少女は自閉症スペクトラム障害であったというが、このような事例が発達障害と犯罪を結びつけるきっかけになっているはずだ。 そもそも、発達障害と犯罪に何らかの因果関係はあるのか。 今年5月に放送された『NNNドキュメント 障害プラスα〜自閉症スペクトラムと少年事件の間に〜』(日本テレビ)では、浜松医科大学教授で医師の杉山登志郎氏が、不良行為やそのおそれがある児童などが入所する児童自立支援施設で調査を行い、その結果、入所していた102人中75%以上が自閉症スペクトラム障害であることが判明したという。 しかし、杉山医師は、自閉症スペクトラム障害であることが犯罪に結びつくのではけっしてなく、犯罪にいたる可能性が高まるのには「+αの要因」があると解説する。 その「+α」とは、過剰な叱責や虐待、学校でのいじめといった「追害体験」だ。 実際、杉山医師の調査では、自閉症スペクトラム障害を抱える人が虐待を受けることで非行に走る確率は3.7倍、ネグレクトだと6.3倍にも増えるという。 もちろん、こうした虐待経験と非行の関係は、障害をもつ人だけの話ではない。 だが、障害をもっていることで、親から虐待を受けたり、学校でいじめられる可能性もまた高くなるという現実がある。 つまり、「発達障害=犯罪予備軍」などではまったくなく、むしろ虐待やいじめといった追害に目を向けるべきなのだ。 自閉症スペクトラム障害に限らず、発達障害を抱える人たちは、同調圧力の強い社会のなかで「ほかの人と同じようにできない」「空気を読めない」などと批判やいじめの対象となりやすく、そんななかで居場所を失い、社会から孤立してしまうことも多い。 その問題を、まずは見つめなくてはならないのではないか。 昨年、『あさイチ』(NHK)で、自身が発達障害のひとつである注意欠陥障害だと告白したモデルの栗原類は、公表後、ブログでこんな想いを綴っていた。 〈皆と合わせるのが当然かもしれないと言うのは学校や集団の中に属していたらそれは避けられない事かもしれません。だけど、その中に理解してくれる人、調整役となってくれる人、そんな人がいたらそれだけで過ごしやすい環境が少しずつ出来ていくのではないのか〉 現在の社会は「みんなと合わせられない」ことをとかく責め立て、栗原氏の思いとは逆に理解のための思考をシャットアウトし、今回の事件で明らかになったように犯罪と結びつけて障害を語り、「異端」として社会から排除しようとする。 そうした無根拠な言説こそが社会悪なのだということが、もっと議論の俎上に載せられるべきなのではないだろうか。 【BIGGLOBE http://news.biglobe.ne.jp/entertainment/0910/ltr_160910_1046622078.html】 報道のされ方ひとつがどれほどの影響力があるのか、無根拠な言説こそが社会悪、最もですね。🌠
2016.09.15
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6歳のSriyaがデモしたペッパーはハイタッチで自閉症を改善 アメリカの児童は64人に1人の割合で自閉症スペクトラムに起因する問題を抱えているという。 明らかにこれには対処のための研究が必要だ。 TechCrunchが開催しているSF Disruptのハッカソンでは6歳のShriya Sreejuがこの点を訴えた。 Sreejuが紹介したのはペッパー・ロボットをプラットフォームに利用した自閉症ソリューションだ。 「ペッパーはスクリーンにカードを表示します。子供が正しいカードを選んでカメラにかざすと、ロボットとハイタッチできます。ペッパーは『グッドジョブ!』と言います。ハイタッチに2回成功するとペッパーははうれしがってダンスを踊ってくれます。スクリーンにはニコちゃんマークが表示されて感情の表現を助けます」 とShriyaは説明した。 ロボットが支援する Sriyaが紹介したとおり、このロボットは自閉症の子供たちが感情、情緒を把握するのを助けることを目的としている。 「パパがコンピューターがやる部分を作りました」ということだ。 Shriyaはこのロボットがどのように動くべきかをデザインした。「もし間違ったカードを選ぶと、ペッパーはそのカードの名前を言います。自閉症の子供たちはこれによってカードを選ぶという作業への集中を切らさずにすみます」。 なるほどSriyaはソフトウェアそのものをコーディングしたわけではないが、実際に話し合ってみたところ、彼女がこの問題に本当に熱心に取り組んでいることがわかった。 その熱心さはステージでの説明を見ればはっきり感じ取れる。 プレゼンには確信があり、明快でわかりやすかった。お許しいただきたいが、一部のハッカソン参加者のプレゼンよりわかりやすかったと思う。 プレゼンを終えてステージから降りてきたSriyaに「緊張しなかった?」と尋ねてみた。 「いいえ?」というのが答えだった。質問自体ナンセンスだったらしい。たいしたものだ。 Sriyaのパパでメディカル・スタートアップのエンジニアであるSreejumon Purayilによれば「SriyaはDash and Dotでずっと遊んでいた。2人いろいろなテクノロジーを試したのです」ということだ。 Sriyaは将来の進路をテクノロジーに決めたわけではない。 「私はいろいろなことが好きです。アート、工作、テクノロジー、それに体操も好き」 ということだ。 下のビデオでハッカソンでのプレゼンを見ることができる。 [原文へ] (翻訳:滑川海彦@Facebook Google+) 【techcrunch http://jp.techcrunch.com/2016/09/12/20160911autism-solutions/ 】 関わりが上手にいかない自閉症児には、こういうロボットはすっかり心を委ねられてしまうのかもしれないですね。🌠210万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。
2016.09.14
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【海外発!Breaking News】1人でランチを食べる自閉症の息子、でもその日は違った 母の感謝の言葉に全米が感動 3歳で自閉症と診断されたボー・パスケ(Bo Paske)君の母親のリー(Leah)さんは、ボー君の学校での様子が気になって仕方がない。 「今日は学校で悲しいことはなかったかしら…」「ランチはだれと食べたの?」毎日学校から帰ってくるボー君にこんな質問を投げかけていたというリーさんは8月30日、友人から送られてきた1枚の写真を見てあふれる涙をとめることができなかった。この日、米フロリダ州タラハシーにあるフロリダ州立大学(FSU)のカレッジフットボールチーム「セミノールズ(Seminoles)」で活躍するアメリカンフットボールの選手たちが、ボー君の通うモントフォード・ミドルスクールを訪問していた。 セミノールズは、これまでに3度のナショナル・チャンピオンに輝くなど強豪として知られている。友人がリーさんに送った写真に写っていたのは、他の生徒から離れ、カフェテリアの長いテーブルの端に座ってランチを食べるボー君の姿。 でも1人ではない。 向かいにはある男性が座っていた。 「彼は誰なの?」そんな質問を友人に投げかけたリーさんだったが、この日の出来事を綴ったリーさんのFacebookへの投稿が切なく、感動的だと全米のメディアがとりあげた。リーさんの投稿はこう始まる。「ここ最近、中学生のころの自分を思い出しては、自分に尋ねるのです。“中学校の先生ってどんな人だっただろう” “友達はたくさんいたかどうか”とか…。私は男の子にいじめられたこともあって、中学ってちょっと怖かった。結構大変だったなぁって、いろいろ思い返すのです。」「息子が中学に入って、あの頃の自分を重ねてみた時に、あの子はきちんとやっていけるだろうかってどんどん不安になるのです。そんなの心配しすぎよって言われればそれまでですが。」「ここでこんなことを言ったらひどい母親だと叱られるかもしれませんが、息子が自閉症で良かったなって思うことがあります。あの子が興奮して手をバタバタさせると、たくさんの人がじーっと彼を見ます。でもあの子はちっとも気にしない。あの子はもう他の子のお誕生会に呼ばれなくなったことにも気づいていないのです。私はあの子に毎日同じ質問をします。“今日は誰とランチを食べたの”ってね。するとあの子は、ほとんど毎日“ひとりだよっ”て答えるんです。そんな日は私が切なくなります。でもあの子はひとりぼっちのランチでも気にしないみたいなところがあって…。自閉症であることが何か、私の救いになっている気がするのです。」「息子は笑顔を絶やさない、優しい子です。それに出会った人には必ずハグをしてくれるんです。 今日、私の友人が“トラビス・ルドルフ(Travis Rudolph)選手があなたの息子とランチを食べているわよ”と、1枚の素敵な写真を送ってくれました…。 FSUセミノールズのワイド・レシーバー、トラビス・ルドルフ選手が、どういう経緯で息子と一緒にランチを食べることになったのかはわかりません。でも私は涙があふれてとまりませんでした。今日は息子がひとりぼっちで食べているかどうかって心配する必要がないんだわって。息子はとっても優しい、みんなが憧れるスーパースターと一緒に食事をしてるんだって。そう思ったら嬉しくて。この日を忘れることはできません。トラビス・ルドルフさん、あなたには本当に感謝しています。私たちは一生あなたを応援していくつもりです。」リーさんの言葉はたくさんの人の心に響き、この投稿はその日のうちにルドルフ選手の知るところとなった。 ルドルフ選手は「ひとりでぽつんと座っている子がいたから、一緒に食べようって話しかけたんだ。クールな子だし、また話をしたいよ」と語り、自分の小さな行動がニュースとなって世界中に伝わっていることに驚きを隠せない様子だ。ちなみに一躍注目の的となったボー君だが、これをきっかけにひとりでランチを食べることがなくなったそうだ。 リーさんは、「9月2日のランチでは、たくさんの女の子に囲まれていたようです。ボーは今ではとっても人気者のようです」と嬉しそうだ。 リーさんの隣では、笑顔のボー君が母親をしっかり抱きしめている。出典:https://www.washingtonpost.com(TechinsightJapan編集部 A.C.) 【livedoor news http://news.livedoor.com/article/detail/12001726/】 久しぶりにほっこりする話、こういうニュースばかりだといいですね。🌠
2016.09.13
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発達障害のある息子への言葉、1番傷つくのは「障害=○○」 子どもが発達障害と知って、こんな質問をされることがある 子どもに発達障害があると知ると、ときどき矢継ぎ早に、こんな質問をされることがあります。 「テレビと発達障害との因果関係を調べている」 「添加物がおよぼす弊害を調べている」 「紙おむつをさせている子に発達障害が多い」こんな風に、私の子育ての様子や我が子の小さい頃の様子を興味深く聞いてくるのです。 質問してくる多くの人は、発達障害の因果関係を知りたいのだと言います。でもその調査が、私たちをどれだけ傷つけているか、想像してみてほしいのです。 その質問は誰のため?本当に知るべきことは何なのか こんな質問をされたとき、以前は笑って済ませていました。ですが今は、勇気を出して思いを伝えることにしています。 「それを調べて誰が救われますか?いま私はとても傷ついていますし、同じ質問をされた親御さんや当事者は深く傷つくと思います。障害児を減らすことが、良い世の中なのでしょうか。私は、わが子が健常児だったら、より尊い存在だとは1度も思ったことはありません。 今のままで十分尊い存在ですし、それに発達障害児に必要なのは中途半端な原因究明よりも目の前の支援です。」と。 必ずしも「障害=不幸」ではない。では、どう受け止めればいいのだろう ちなみにテレビ諸々との因果関係、「発達障害児が増えている」等の議論について、諸説あること自体は私も知っています。でも、1度立ち止まって、考えて欲しいのです。障害や障害者は「減らすべきエラー」なのでしょうか? 障害がなければ「おめでとう。よかったね。」と喜び、障害があるから「残念ね。障害をなくすために原因を究明しましょうね。障害はないほうがいいのだから。」と考えるべきなのでしょうか?では、障害のある人に幸せな人はいないのでしょうか?どのような理由があろうと、他者から「不幸だ」と決めつけられることに、私は違和感を感じます。 私は、子どもに障害があったことで、障害福祉に興味を持ちました。 それまで全く興味の無かった、新しい世界と触れあえたこと、それは決して不幸ではありませんでした。 障害があってもなくても、幸せな人もいれば、辛い人もいるでしょう。 障害があってもなくても、社会に受け入れてほしいのです。 障害者としてみるのではなく、多様性として見てほしい。そうすれば、人と違う特性があっても、みんなが生きやすい社会になると思うのです。 誰もが輝ける未来のために 障害があってもなくても、それも含めて1人の尊い存在であるということを理解してほしいのです。そして安易な一言に傷つき、孤独になっていく当事者や家族が、いなくなりますように。2020年、世界に胸を張ってパラリンピッックを開催できる、日本でありますように。 【woman excite. http://woman.excite.co.jp/article/child/rid_Hnavi_35025537/】 やはり、話題性を生む内容は常にあるものですが、親としては必要最低限の情報に目を向け、何より快適な我が子の成長を見守りたいものですね。🌠
2016.09.12
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発達障害と診断の高畑裕太 一般の職業人も苦労するもの 米国政府の最新調査によれば、子供の11%は発達障害の一種、ADHD(注意欠陥・多動性障害)の素因を持っているという。 確かに、落ち着きがなく衝動的に行動する子供は教室を見渡せば必ずいた。高畑裕太容疑者もまた、幼い頃に発達障害と診断されたという。 成人後も彼らは、家族は、みな人知れず苦悩している。彼らの社会での生きづらさとは…。 黒のロングワンピースにお団子頭。目はうつろで、自宅玄関までの一歩一歩が重い。 9月4日の夜9時、舞台の稽古を終えて帰宅した高畑淳子(61才)は、女性セブン記者に気づくと、気だるそうに立ち止まる。 「息子さんのことで…」――そう話しかけた記者に対し、黙ったまま深くお辞儀をすると、自宅に入っていった。 8月23日に長男の裕太(22才)が強〇致傷の疑いで逮捕され、同26日には高畑が63分間立ちっぱなしの謝罪会見を開くも、母子へのバッシングはやまなかった。 息子の裕太は結局、不起訴となり9月9日に釈放され報道陣に30秒間、深々と頭を下げた。 「会見はセリフ覚えるほど見ましたけど、ほんまに過保護が服着てしゃべってる感じやね。芝居がかってる。上手に泣いてましたわ。仕事の関係者に謝罪している会見でね。被害者が見えない」“西の女帝”こと上沼恵美子(61才)がぶった斬ったのをはじめ、芸能界のご意見番からも辛辣な声が噴出した。 「(逮捕10日前に裕太と共演した際)人の話は聞かない、挨拶はできない。50年仕事してきてるけど、初めて怒鳴ったね。“おまえ仕事なくなるよ、近々”って」(中尾彬) 「一度怒ってるから、おれ。どこからが天然で、どこからがキャラ作りなのか、見えないんだよね。悪い子じゃないけど、ガチで怒った」(坂上忍) 袋叩きに遭う母子だが、強〇致傷という犯罪を鑑みれば、少なくとも息子の擁護などできるはずがない。 「ただ、キャラやテレビ受けではなく、“本質的な部分”で人と違った点があったことは犯罪とは別の問題だと思うんです」 と話すのは、裕太を知る芸能関係者である。 「言動に脈絡がなく、いきなり違う話をしたり、突発的に女性について行ったり…。“天然”という枠では収まらない何かがあった」(芸能関係者) 本誌前号で報じたが、高畑は過去のインタビューで、裕太が幼少期に「発達障害」と診断されたことを打ち明けている。1秒もじっとしていることができず、教室の机はゴミだらけ。かばんを忘れて学校に行くことも日常茶飯事。 「目を離したら何をするかわからない」という恐怖から、高畑はがんじがらめの子育てをしてきた。 幼少期から“あれをやれ、これをやれ”と全てを手取り足取り指示し、日常生活を丸ごと管理してきたそうです」(別の芸能関係者) 10人に1人の子供が発達障害とされている現代において言葉だけが広く浸透し、少しの成長遅れでも「もしかしてうちの子も…」と心配する母たちが増えた。 一方で「大人の発達障害」についての無理解が指摘されている。児童心理司の山脇由貴子氏が語る。 「発達障害は生まれつきのもので、本人の努力で改善するものでも、大人になったら自然と消えるものでもありません。物忘れが激しい、衝動的に動いてしまう、空気が読めない、他者を傷つけることに鈍感など、成人後もさまざまな面で向き合っていかなければならないのです」◆俳優という職業が鬼門だった 発達障害には「衝動性」「不注意」「多動性」を特徴とするADHD、コミュニケーション障害と共感性の欠落を特徴とするアスペルガー症候群、学習能力に障害があるLD等が挙げられる。 複合的に発症する場合もあり、山脇氏の言うように、先天性の上、成長と共に解消されるものではない。 自身もADHDと診断された元メーカー社員のAさん(41才男性)が話す。 「いつまでにこれをやるといったスケジュール管理ができず、エクセルでプレゼン資料を作っていても、別のことが頭をよぎるともう気を取られて集中できない。 机の整理も全くダメ。昔からこうだったのですが、あまりにも上司に怒られることが多く、見かねた同僚がすすめてくれたんです。 “一度医者に診てもらった方がいい”って。結果はADHD。ショックでした。診断結果を上に伝えた直後に異動を命じられたこともあり、おれはもうダメなんだと自分を追い詰めてしまって…。結局退社しました」 Aさんは以後、派遣社員として働くも、うっかりミスの多さは変わらず、どこに行ってもなじめないまま、入退社をくり返しているという。 同様の声はネット上にも多数あり、一様に生きづらさが吐露されている。 《書類をもっと端的にまとめて、と上司に言われても、“端的とはなんだろうか”と延々考え続けてしまい、何も書くことができない》 《場の空気を読めないといわれても、“空気”という概念事態が分かりません》 前出・山脇氏が語る。「本来、適材適所な仕事があるはずなんです。ADHDであればデザインや企画職などクリエーティブな仕事を、アスペルガーの場合は一つの事に没頭する研究職などが向いています。病気ではなく、その人の特性なので、周囲の人間は彼らの個性を長所にするために何ができるのかを考えなければいけないのです」 例えばエジソンやアインシュタイン、ジョン・F・ケネディも発達障害だったと伝えられており、水泳選手のマイケル・フェルプス(31才)も幼少期にADHDと診断された過去を明かしている。 日本人でも、黒柳徹子(83才)、勝間和代(47才)、栗原類(21才)などが発達障害であることを告白。 『いま、会いにゆきます』の著者である作家・市川拓司(53才)は、自身が発達障害であることを明かした上で、過去本誌にこう話している。 《発達障害には、自分の好きなことに対しては一点突破で得意なものを持てる人が多い。発達障害につきものの特性は、自分にとって“宝”なんです》 《理解のある母親だったので、子供の頃から“もっとやれ”という感じで、無理やり矯正されたり、叱られたりすることがなかったことが大きかった》 大切なのは、がんじがらめの管理的教育ではなく、見守ること。 「子供の特性を把握し、どこに気をつけ、どんな分野なら“自立”して生きていけるのか。その方向を見極め、伸ばしてあげることが親には求められます。発達障害の子を持つ親は、えてして過干渉になってしまいがちですが、それは逆効果なのです」(山脇氏) 厳しく叱り、躾けようとした高畑は、息子の特性を正しく理解していたといえるだろうか。結局のところ、裕太にとって、多数のスタッフや共演者と息を合わせて作品を創る「俳優」という職業は鬼門だったのかもしれない。 短大でバンド活動を始めた彼が俳優業にも興味を示すと、母は誰よりも応援した。 「全ての撮影現場に裕太さんを連れて行き、挨拶回りをしていましたからね。彼がオーディションを受けるたびに高畑さんが周囲に猛営業して回っていました」(前出・別の芸能関係者) 裕太の出演番組があればブログで必ず告知・宣伝し、ドラマに出れば演技を褒めまくる。 《親バカです》という言葉がブログに躍ったのは数知れず。その間、母の知らぬ所で彼は共演者に多大な顰蹙を買い続けていた。 「いろんなかたに、かわいがっていただけているのだと思っていました」 謝罪会見で高畑はそう話し、号泣した。※女性セブン2016年9月22日号[News Post Seven http://www.news-postseven.com/archives/20160910_447092.html?PAGE=3] どこかで無理があったり背伸びし過ぎたり、親の期待も大きくなるばかりの傾向もあり、歯止めが利かなくなってゆく部分が最後になって仇となってしまうのでしょうね。 我が子だからこそ常日頃からちょっと距離を置いて見守る冷静さが必要だと感じます。🌠
2016.09.11
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アイデアコンテスト「発達障害児向けコミュニケーションアイデア募集」の開催のお知らせ アイデアコンテストサービス「アイデアシェア」は、サイトリリース第三弾となる「発達障害児向けコミュニケーションのアイデアコンテスト」を開始致しました。 期間は9月1日から14日までで、総額5,000円のミニアイデアコンテストとなります。 世の中では学習障害(LD)などの発達障害というなかなか気づかれにくいという部分がありそれらの当事者や関連する人の声を集め、事業や今後の活動に活かそうという狙いをもって当コンテストを募集しております。 2016年9月4日(日) 報道関係各位シゴトクリエイター━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━発達障害児向けコミュニケーションアイデアの募集開催https://www.value-press.com/bin/tools/link_counter?l=YUhSMGNITTZMeTluYjI4dVoyd3ZNMHcxU1dWUg%3D%3D&a=kylmlzcdwjr━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━新規事業企画支援を手掛ける、シゴトクリエイター(所在地:名古屋市東区、代表:大橋 弘宜)は、運営するサービス「アイデアシェア」で、2016年9月1日(木)~2016年9月14日(水)23:59までにかけて、発達障害児向けコミュニケーションアイデアの募集を開催します。 【キャンペーン内容】■キャンペーン名:発達障害児向けコミュニケーションアイデアの募集アイデアシェアでは、アイデアコンテスト「発達障害児向けのコミュニケーションの工夫」に関してアイデアを募集します。優秀なアイデアには、総額賞金5,000円(Amazonギフト券)をプレゼント致します。■キャンペーン期間:2016年9月1日(木)~2016年9月14日(水)23:59まで■キャンペーンページ:【製品・サービスの概要】 アイデアシェアは、中小企業や個人事業主が手軽にインターネット上でアイデアコンペを開催できるサービスです。アイデアシェアに登録したアイデアマン(利用者)が企業(クライアント)からのお題に対してアイデアを出します。 <2つの特長>1:アイデアコンテストの募集要項を効果的に作成できる クラウドソーシングサービスでも同様の事ができますが、募集要項における「アイデアの募集文」などに効果的な表現や噛み砕いた表現が必要です。そうでないと全く期待していないアイデアが多数投稿されてしまうことも多いのが事実です。アイデアシェアは、効果的な募集要項を作成致します。 2:少額で募集できる 企業が独自で行うキャンペーン等では数万、数十万円以上の賞金がでるキャンペーンが多くあります。しかし一方で少額だがアイデアを試せる場がないという手応えも感じています。賞金が少額だからこそ中小企業や個人事業主が手軽に募集をかけられます。 【今までのコンテスト】第一弾 レンタルしたい商品アイデア https://www.value-press.com/bin/tools/link_counter?l=YUhSMGNITTZMeTluYjI4dVoyd3ZORmhKVTNodw%3D%3D&a=kylmlzcdwjr第二弾 Webサイトの販促アイデア https://www.value-press.com/bin/tools/link_counter?l=YUhSMGNITTZMeTluYjI4dVoyd3ZTV1ZoV1ZKTg%3D%3D&a=kylmlzcdwjr 【今後の展望】今後、定期的にアイデアコンテストを開催し、登録者、クライアントともにユーザー認知を高めて参ります。アイデアコンテストを出来るだけでなく、アイデアマンが募ることでアイデアで社会を動かすということを多く実現してきたいと考えています。例えばアイデアコンテストからの企業コラボプロジェクトへの参加を行うなどです。 【シゴトクリエイターについて】代表:シゴトクリエイター大橋 弘宜開業:2014年2月4日URL:http://readmaster.net/事業内容:新規事業企画支援 【VALUEPRESS https://www.value-press.com/pressrelease/169119】 少額だからこそ、気軽に応募できる、利用し甲斐のあるアイデアが多く結集するといいですね。🌠209万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。
2016.09.10
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自閉症マウス、遺伝子操作で作製 原因究明と対策狙う コミュニケーション行動が少ないなど自閉症の特徴を示すマウスを、九州大の中山敬一教授らの研究グループが遺伝子を操作して作った。 自閉症になる仕組みの解明や治療薬の開発などに役立ちそうだ。 8日付の英科学誌ネイチャーに発表した。 研究グループは自閉症の人の大規模な遺伝子解析でCHD8という遺伝子が変異している人がいることに注目。 この遺伝子の働きが半分になるマウスを遺伝子操作で作製したところ、ほかのマウスのにおいをかいだり追いかけたりするコミュニケーション行動が減り、不安を感じやすくなるなどした。 胎児期の神経発達障害が自閉症の原因だとされている。 研究グループがこのマウスを使ってCHD8の働きを調べると、神経の元になる細胞から神経細胞への発達を抑えるRESTという遺伝子の働きを抑制する役割をしていることがわかった。 研究グループは、CHD8に変異が起きることでRESTの働きが活性化して、神経の発達に何らかの影響が出たとみている。 中山教授は「RESTの働きを抑えるような薬剤の開発が考えられ、自閉症の治療薬になる可能性がある」と話している。 【朝日デジタル http://www.asahi.com/articles/ASJ944TNQJ94ULBJ002.html】 いきなり発表されたこの朗報、やはり自閉症は治療できる可能性も出てきているようですね。🌠
2016.09.09
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自閉症で知的な遅れがある息子、何歳まで女湯につれていけるのか 男児をいつまで女風呂に連れて行けるのだろう こんにちは。『〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になるテキトー母さん流 子育てのコツ』の著者、立石美津子です。 公衆浴場に息子を連れて行くとき、何歳まで一緒に女風呂に入れるか…母親にとっては悩むところですよね。この夏休み、お子さんを連れて旅行に行ったご家族も多いのではないでしょうか。そんな中、先月ネット上のある投稿が話題になりました。 夏休みに温泉に行ってきた。 旅館の料理はとても美味しくて、観光地も想像以上に楽しくて満足な旅行だった。しかし、ひとつ不満が残っている。 旅館の大浴場(女湯)に男児が入ってきたことだ。 男児といっても小さな子供ではなく、声変わりの済んだ小学校高学年らしき少年だった。 母親らしき女性と2人で入ってきたのだが、小学生なんてひとりで風呂に入れるだろうに、何故、他の女性客もいる女湯に連れてくるんだ私は入湯してからまだ5分ほどだったが、 気持ち悪いのですぐにあがってしまった。 本当は母親に非常識ではないかと声をかけたかったのだが、 家族水入らずの旅行に水を差すような真似はできなかった。 小さな子供なら微笑ましく見ていられるが、 小学校高学年男児を受け入れることはできない。(太字筆者強調)-----はてな匿名ダイアリー, 2016/08/15,【追記】女湯に小学生男児は入ってこないでほしいということ。http://anond.hatelabo.jp/20160815142746小学校高学年らしき少年と母親が一緒に女湯に入ってきたことに対する違和感を表明した匿名ブログです。このブログに対しては賛否両論さまざまなコメントが集まり、中には、「子どもが障害児やトランスジェンダーかもしれないじゃないか」という反論もありました。 一方で、ブログを書いた方が追記した「事情があるなら貸し切り風呂を使ってほしい」、「父親と一緒に入れば良い」という意見も理解できます。どちらが正しいとは簡単に言い切れませんが、私にとっても他人事ではない話題だったため、興味深く読みました。 なぜなら私にも知的障害のある高校生の息子がおり、夫のいないシングルマザーであるからです。 今回の記事では、そんな息子と一緒に温泉旅行に行った際の工夫を紹介しながら、障害児が社会で生きていくために出来ることを考えていきたいと思います。 見た目は大人、頭脳は子ども?障害のある子を持つ母のジレンマ男児を女湯に同行していい年齢制限については、全国一律の基準がありません。考え方はばらばらで、公衆浴場条例によって自治体ごとに年齢制限を設けています。たとえば、北海道だと12歳までなら母親と男児が女風呂に入ることを許されます。 ですが、京都に行けば7歳が上限年齢なので、ダメだと言われるのです。https://www.bengo4.com/c_3/n_253/参考: 弁護士ドットコム, 2013/03/22,銭湯の「女湯」に男児、何歳までOK?地方で異なる「年齢制限」 地域ごとの基準が違う上に、人によって子どもの見た目に対する印象にはギャップがあるのが難しいところ。 温泉でも年齢を証明するものを提示するわけではありませんから、何となく見た目が大きな子どもは、各家庭の自己判断で「一緒に入る・入らない」を決めているのが実態だと思います。 ここに、周囲の人が感じる印象と、親の思いのズレが生じやすく、投稿のようなトラブルが起こります。 障害児のいる家庭の場合も同様で、家族は「可愛い幼子」と思ってはいても、世間から見たら立派な男性に見える、という事態は当然起こります。 特にダウン症児など違い、パッと見でわからない自閉症児は“健常児”と思われます。 障害者手帳を見せて「ママと一緒に入ってもいいですよ」なんて配慮も特にありません。 私の息子も先日、東大病院で受けた検査では「精神年齢5歳8ヶ月」の結果でした。 頭の中はまだ幼児ですが、もう高校生なので周囲から見れば身体は立派な男性です。 かといって、夫がいない身としては、誰かに息子を男風呂に連れて行ってもらうこともできません。こうして我が家は、息子が小学校4年生になる頃から、家族旅行で一緒に大浴場に連れて行けなくなってしまいました。 息子の「一人男湯デビュー」に向けて、特訓開始! すっかり大きくなった息子とも一緒に、温泉旅行を満喫するにはどうしたらいいか。 考えた私は、息子の「一人男湯デビュー」に向けて練習を行うことにしました。 家族風呂などの貸し切り風呂がある温泉旅館も最近は増えてきていますが、お盆休みやお正月休みは予約が埋まってしまい、家族旅行の時に都合よく貸切風呂が使えるとは限りません。それに、大浴場のほうが広々していて気分がいいです。せっかくの旅行、息子にも大浴場でゆったり温泉気分を味わわせたかったのです。そこで、放課後ディサービスで普段お世話になっているスタッフにお願いして、近所の銭湯で次のルールを息子に教えてもらいました。・走らない ・泳がない ・潜らない ・タオルを浮かべない ・身体を洗ってから浴槽に入る何度か通ううちに息子もだんだんとルールを理解し、守れるようになっていきました。 いよいよ夏の家族旅行、一人で男湯に向かった息子の成果はいかに 事前に近所の銭湯で予行練習もして準備万端! 家族旅行で「浴場に一人で行く」ミッション決行の日となりました。 事前練習はしたものの、 「中でパニックを起こしたらどうしよう…」 「奇声を出したらどうしよう…」 「泳いだらどうしよう…」などと、あれこれ心配になってきました。 かといって、愛の手帳や愛のワッペンを裸の身体に付けることは出来ません。 そこで、もしものトラブルに備えて、こんなものを作って息子に持たせることに。 障害があることを説明するためのネックストラップです。 文房具コーナーの名札コーナーに売っている名札紐に、別で買った白い札を付けて作りました。 誰かが引っ張ると紐が外れる安全な構造にもなっています。もし、何かあっても「親切な見知らぬおじさんが助けてくれる」と願って、息子を男湯に送り出しました。 結果は……無事成功! トラブルもなく、息子は30分くらいしてから無事部屋に帰ってきました。こうして息子は、温泉旅館でも一人で男湯に行けるようになりました 障害者が生きていく上で、本人が出来ること、社会が出来ること 「障害者差別解消法」も施行されましたが、まだまだ日常生活の中では、障害があると実質的にサービスの利用が制限される場面は多々あります。 周りに迷惑をかけることを恐れて、レストランでの食事や飛行機・新幹線の利用を諦めている障害者の家族はたくさんいるのが現状です。 温泉宿もそれと同じだと思うのです。とはいえ、「障害者だから許してください」と胡座(あぐら)をかいてしまい、堂々と女風呂に大きな子どもを連れて行っては、周りの人に不快な思いをさせてしまいます。ですから、障害者とその家族の側にも創意工夫が必要だと思います。かといって、障害が重いとルールの理解も難しく、いくら訓練しても出来るようにならないケースもありますし、子ども一人でお風呂に入ることは出来ないという問題は残るでしょう。そこで解決法を考えてみました! 温泉旅館でペット同伴可能など、差別化を図る取り組みをしている経営者もいますが…是非、「シングルマザー+障害児で父親に頼めない人」のために、男の子と一緒に男湯に入ってくれるヘルパー的な男性スタッフを置いてほしいと思います。 そうすれば、もっと温泉を楽しめる人が増えると思うのです。(シングルファザー+女児でも同じニーズがありそうですね)見た目と実年齢のアンバランスのある人たちが社会の中で生活していくときにぶち当たる様々な困難。 温泉に限らず、当事者と家族の側で出来ること、社会の側で出来ること、どちらも考えていくことが大切です。 皆さんはどんな苦労をしていますか? そして、この提案をどう思いますか? 【woman excite. http://woman.excite.co.jp/article/child/rid_Hnavi_35025734/】 我が子でも性が違うと、それだけでいろいろな悩みや苦労もあるものです。 とても素晴らしい試み、前向きに頑張れる励みになりますね。🌠
2016.09.08
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相模原殺傷事件「差別の反対は無関心、これが一番の曲者で怪物」――藤井克徳さんに聞く 深夜の凶行から1カ月あまりが経過しました。神奈川県相模原市の「津久井やまゆり園」を襲い、19人の障害者を殺害、職員を含む27人が重軽傷を負った事件の衝撃は深く広がっています。障害者やその家族、支えてきた人たちの心も傷つき、今年4月に「障害者差別解消法」が施行されたばかりの時点で起きた惨劇に言葉にならない悲しみと恐怖、怒りが、私たちの社会に影を投げかけています。 私は、事件の翌日に『「ヘイトクライム(憎悪犯罪)」の拡散・連鎖の根を絶つために』(2016年7月27日) を緊急寄稿しました。相模原市内の障害者施設に入所中の障害者を襲撃した大量殺傷事件は、その犠牲者・被害者から戦後最悪となり、また犯行を事前に予告し「襲撃・殺戮行為」を正当化している点でヘイトクライム(憎悪犯罪)としての特質を持つものと受けとめています。している点でヘイトクライム(憎悪犯罪)としての特質を持つものと受けとめています。事件直後から、この事件をめぐる「社会の構造」について発言されている藤井克徳さん(日本障害者協議会会長・きょうされん専務理事)を訪ね、お話を聞きました。 事件直後から新聞各紙にもコメントや談話を寄せていた藤井さんですが、じっくりお話をうかがって、あらためて「特異な事件」として片づけることなく、裾野の広い社会的背景を提示していただきました。 他の先進工業国では考えられないことですが、日本には障害者を対象とした入所施設が3095カ所あります。また、精神障害者の社会的入院という問題もあります。 こういう国は他にはありません。 欧米では「医療中心から生活中心へ」「施設から地域へ」という取り組みが行なわれています。もちろん相模原事件は許せません。 無抵抗の重度障害者を標的に、しかも支援体制の薄い深夜に襲いかかかったのです。そのうえで、この事件には特異な部分と特異さだけでは片づけられない部分があります。 特異な部分は今後、司直や心理学、精神医療の専門家が追及していくでしょう。 問題は特異だけでは片づけられない部分をどう見るかです。その点について考えるまえに、いったん事件を普通の目線で見ることが大切です。いくつものおかしさに気づかされます。まず一つ目は、入所施設というものの問題です。 一般の青年層・壮年層が大集団で、しかも期限なしで生活するなどということは、普通はないことです。 通常の社会にはあり得ないことが、やまゆり園にはあったのです。 事件の舞台となった津久井やまゆり園には、150名近い利用者が在園していました。 やまゆり園は高尾山の麓にあり、いまでこそ住宅地が迫って来ていますが、もともとは何もないところでした。 地域から隔離された入所施設という状況があったわけです。 「障害者を狙う大量殺人事件」という衝撃のあまり、この点には気づきませんでした。 「150名近い青年・壮年の大集団が暮らす入所施設」という藤井さんの指摘は、私たちの社会の日常の光景を問うています。 二つ目に匿名という問題があります。人の死というのは、その方の固有名詞があって、その方の性別や年齢などがあってはじめて悼む気持ちが生まれ、それによって手の合わせ方も変わって来るはずです。 匿名報道は遺族の意向と言われますが、これは「この子はいないことになっている」ことの現れではないでしょうか。 この発想自体、優生思想の延長線上にあると言っていいのではないでしょうか。 20歳以下ならいざ知らず、20歳を超えた方について、たとえ親の意向とはいえ匿名のままでいいのでしょうか。 とても違和感があります。 三つ目に、事件のあった敷地内の体育館で90人の方が事件後もずっと長期に暮らしているということです。 同胞が惨殺された同じ敷地内で暮らすなどというのは、普通ないことではないでしょうか。 厚労省は、「障害者にとっては慣れた環境のほうがいい」と述べていますが、これは本当に障害者を知っている者の発想ではありません。 詭弁です。普通の目線では考えられません。 匿名にしても、事件のあった同じ敷地内で暮らしていることにしても、障害者だから許されるとしたらどうでしょう。「障害者差別」以外のなにものでもありません。まさに死後まで続く差別です。事件そのものも問題ですが、事件後も本質的な問題が連なっています。 相模原事件は、こうした事件後のおかしさを含めて全体像をとらえることが大切です。 匿名報道についての違和感は、私も持っていました。ダッカで起きた銃撃事件等多くの犠牲者が出た事件では、報道機関は、被害者の人柄や歩みを紹介し、大切な生命を奪われた後に残された家族の嘆きを伝えています。 「死後まで続く差別」という言葉が耳にささります。 また、事件後も長期にわたって敷地内の体育館で多くの方が過ごしているという事実は、多くの方が殺傷された事件現場で寝起きしていることに他ならないとした上で、これは一般的にありえる選択なのか、障害者ゆえの扱いなのかと藤井さんは指摘しています。 一番気になるのは優生思想的な考え方です。 容疑者が衆院議長に宛てた手紙にしても、その後の供述にしても、優生思想的な立場にあるように思われます。 私は、昨年、NHKと共同して、ナチス時代にくり広げられたT4作戦に焦点をあてて二度にわたりドイツでの取材を行ないました。 1939年に第二次世界大戦が始まってから、20万人以上の障害者が殺されました。 1939年9月1日(ポーランド侵攻)から1941年8月24日までで20万人以上です。ヒトラーはT4作戦をわざわざ戦争勃発時の9月1日付で開始していますが、ほんとうに始めたのは1940年1月でした。フォン・ガーレンというカトリックの司教が1941年7〜8月に命を顧みずT4作戦を批判する説教をし、手書きの文書を8月3〜4日に撒きました。 ヒトラーはそれに太刀打ちできず、中止命令を出し、8月24日に計画を中止します。ヒトラーは、早々にT4作戦を切り上げて、かねてからの目的であったユダヤ人の絶滅作戦に移りたかったのです。 なお、T4作戦の犠牲者は1941年8月までで約7万人余で、その後T4作戦は「野生化」の状態に入りました。 精神科医の手を離れて、看護師、介護士が勝手にやってしまうようになったのです。 毒殺、飢餓殺などがあり、合計で20万人以上が殺されました。 中止命令以降のほうが、死者が多いのです。 この1カ月の間、ナチス・ドイツによる「T4作戦」による障害者抹殺の経過を調べるために、集中的に読んでみました。 印象深かったのは『ナチスドイツと障害者「安楽死」計画』(ヒュー・グレゴリー ギャラファー・長瀬修訳・現代書館・1996年) でした。 私は、ヒトラーとナチス・ドイツについて注意をはらってきたつもりでしたが、「T4作戦」は正確に知りませんでした。 「ユダヤ人大量虐殺」と同時平行で「精神障害者」「同性愛者」なども殺戮されたという漠然とした認識でした。 「大量殺害のためのガス室」も、精神病院で医者の手で始まり、その後の「ユダヤ人大量虐殺」に至ったことを改めて知りました。 T4作戦は忽然と現れたのではありません。 それに先立って、劣等な遺伝子を消そうと断種が盛んに行なわれました。 ヒトラーが政権を掌握した同じ年の1933年7月14日に断種法、つまり遺伝病子孫予防法が制定されました。 この日には国民投票法と政党新設禁止法(一党独裁法)も成立しています。 ヒトラーにとって断種法が政治的にいかに重視されていたかがうかがわれます。 断種の強行は1934年後半から35年にかけて活発化し、39年に終わります。 合計約40万人もが断種されました。 T4作戦の前に断種政策があり、T4作戦のガス室での大量殺害方式がその後のユダヤ人大虐殺につながっていったのです。 T4作戦に携わった管理者や現場関係者がアウシュヴィッツなどの絶滅収容所に異動となった証言はいくつもあります。 断種法とT4作戦とユダヤ人虐殺の三つを連続的で段階的と見るべきです。 こうして見ていくと、最初の段階で事態を止められなかったことが、最終的に600万人の死につながったのです。歴史学的にわれわれが言えることは、ナチスドイツが行った断種のような初期段階で、事態をどう見るかが問われるということです。「これくらいは、これくらいは」と許してしまったことが問われます。 今回の事件で、植松容疑者の言動が伝えられたときに、真っ先に連想したのが、このT4作戦でした。ちなみに、報道によれば、植松容疑者の家からはT4作戦に関する文献は見つかっていないそうです。彼は「重い障害者は殺してしまおう」とやまゆり園の職員に話したときに、職員からヒトラーと同じだと言われたらしい。 彼は確信犯かどうかわかりませんが、彼の発想には優生思想とつながっているところがあると思います。植松個人は許せないのですが、問題は現代日本社会はどうなのかということです。かつて石原慎太郎氏は、都知事時代に都立府中療育センターで「ああいう人に人格あるのかね」と発言しました。 また、去年の(2015年)11月、茨城県教育委員会の長谷川智恵子委員が、障害児について、「こういう子は出生前になんとかならなかったのか、茨城県の障害者はもっと減らせたのではないか」と述べました。 事件が特異であると片づけてはいけないのはこういう理由からです。こういうことがちょいちょい頭をもたげている。こういうことを許している社会の土壌を見なくてはいけません。 今回の事件が、障害者をとりまく日本社会の日常と「地続き」だということに目をそらしてはならないと感じました。 そして、日本社会も今、大きく変容しています。藤井さんは続けます。 今日の社会は格差が大きく、不寛容であり、簡単に言ってしまえば生産性、経済性、効率、速度の価値基準で動いている。格差、差別、虐待、虐殺、戦争......と段階的に見えてきます。こういう日本の社会は市場原理競争原理一辺倒です。そして、その延長線上に、もしくは深部において優生思想的なものが息づいている。そういう社会において、重い障害者は邪魔であり、厄介である。競争原理から言えば当然そういうことになります。そして、政府の対応の問題があります。 政府の検証委員会でいま出ている見解は、措置入院後のフォローと福祉施設の防犯策です。何か政治的パフォーマンスをしなくてはいけないということなのでしょうが、措置入院と防犯に議論が終始しています。これまで、精神障害者政策はいつも事件とセットで動いてきました。 ライシャワー駐日大使が統合失調症患者にナイフで刺された事件(ライシャワー事件)でもそうでしたし、池田小学校事件の後には心身喪失者医療制度がつくられました。もちろん措置入院も防犯も考えなくてはいけませんが、事件に対する薄っぺらな対症療法ではなく、もっと分厚い障害者政策の構築と結びつけなくてはいけません。 相模原事件後の政府の対応は的外れです。 いま問われるべきは、精神障害者政策では社会的入院の問題です。 今日7万もの人びとが無為な長期の社会的入院をしています。そして、74万1000人の知的障害者のうち約13万人が施設に入っています(2015年11月1日現在)。 こういうことを放置していること自体が、政府による優生思想の現れと言われても仕方がありません。もちろん、こうした政策姿勢は国民にも伝播してしまうように思います。くり返しになりますが、容疑者に備わる優生思想的な言動は絶対に許せませんが、それと同根の社会全体の動きや政策の基本にも目を向けなければなりません。 余りに不幸な事件ですが、このことを遅れをとっている日本の障害者政策の転換のきっかけにすることが犠牲者の無念を晴らすことにつながるのではないでしょうか。ノルウェーでは、アンネシェ・ブレイヴィクが起こした大量虐殺事件について1年かけて国会で審議しました。 日本でも、この事件をめぐって国会で集中審議をするべきです。 いまの厚労省を中心とした政府の対応は政治的パフォーマンスにすぎないように見えて仕方がありません。 問題を深刻に、社会全体のものとして受けとめるために、「国会の集中審議」は有効です。 2000年の「耐震偽装事件」では何度も集中審議を行ないました。 ただ、今回、私が目を通している限り、政局を追うのに忙しいメディアは「国会の集中審議」を求める問題提起を語っていません。 夏休みが始まったばかりで起きた事件です。私たちは子どもたちや若い世代にどのように語り伝えていけばいいのでしょうか。 いま、ごく一部とはいえ植松容疑者に共感している人がいます。ヒトラーはT4作戦を実施する前に、全国5000カ所の映画館で、障害者にかかる費用をなくせば一般国民の住宅がこれだけつくれると宣伝しました。 人間は状況が厳しくなると、自身の中の座標軸が変質したり、強い論理に無意識のうちに身を委ねることがあります。 また自分より劣る者にもっと差をつけて優位であることを感じたくなるのです。 マスコミの報道の仕方も気になっています。 事件の背景、温床にもっと光をあてるべきで、センセーショナルな情報ばかりを流してはいけないと思います。 第二次世界大戦以降の地道な人権獲得の取り組みの中で、また1981年の国際障害者年以降の国際規模での障害分野の発展の集大成として、障害者権利条約が2006年に誕生しました。 どの条項を見てもキラキラと光るはずなのですが、残念ながら磨かなければ光りません。 まだ原石の段階です。 日本も磨いている途中です。障害者権利条約が生かされれば、相模原事件のような事件は起こるはずはありません。 そして、今年の4月に障害者差別解消法が施行されました。 その年にこういう事件が起こったことは、私もそうですが、日本中の障害分野にとって本当に大きなショックです。 社会に向かっては、あらためて、相模原事件を障害のある人のことを正しくとらえる新たなきっかけにしてほしい、そう訴えたいです。 障害者権利条約の批准、障害者差別解消法の施行が図られたわけで、これらの力を加速させていくことが問われています。 具体的には、精神障害者に対する入院中心主義や知的障害者に対する施設中心主義の政策にメスを入れること、20歳を超えた障害者の相変わらずの親丸抱えを改めること、圧倒的多くの障害者が相対的貧困線以下に閉じ込められている実態から脱却することなどがあげられます。 今回の事件を、これらを好転させるターニングポイントにすべきです。 そうでなければ、相模原事件のほんとうの総括になりませんし、19人の死、27人の負傷者に報いることにはなりません。そのうえで、一般の市民、特に小中学生、高校生に対して訴えたいことがあります。 それは、差別の反対は何かと言うことです。普通に考えれば、差別の反対は平等とか公平ということになります。 いまの社会を見ていると、そうは言いにくいのです。実は、いまの社会にあっては、差別の反対は無関心なのです。 この無関心が一番曲者で、怪物のようなものです。 これこそ、教育がもっとも力を入れるべきところです。そのためには、障害のある人に直に接してもらうことが大事だと考えています。 小中学生・高校生に向けて「差別の反対は無関心、これが一番の曲者で怪物」という藤井さんの思いを、子どもたちなら受けとめられるはずです。 また「わかっているつもり」がいかに危ういかということも思い知らされました。 藤井さんの指摘する「入所施設生活」「匿名にひそむ差別」「事件後の施設内体育館生活」等お話を聞いて、ドキリとする部分がありました。 実は、2016年4月1日、世田谷区役所中庭から「障害者差別解消法」施行を記念する黄色と東ちづるさんが代表をつとめる「Get in touch!」の呼びかける「世界自閉症啓発デー」を記念する青い風船を、300人の障害当事者や支援者、区職員等で大空にあげました。 こうして、「これから歩みが始まる」と考えてきましたが、今回の事件を「特異な事件」として片づけることなく、足元の日常に残っているバリアに目を向けて解消をはかっていかなければと思います。 藤井克徳さんプロフィール1957年福井大学付属春山小学校入学、1970年青森県立盲学校高等部専攻科卒業後、都立小平養護学校(肢体不自由,現在の都立小平特別支援学校)勤務.その後,教諭資格取得に伴って1976年より同校教諭。1981年共同作業所全国連絡会(現・きょうされん)事務局長、1982年都立小平養護学校退職、あさやけ第2作業所(精神障害者対象)所長、1994年あさやけ第2作業所退職、きょうされん常務理事、社会福祉法人きょうされん第2リサイクル洗びんセンター(精神障害者通所授産施設)施設長,埼玉大学教育学部非常勤講師(2005年まで)。2005年第2リサイクル洗びんセンター施設長退職。国連ESCAPチャンピオン(障害者の権利擁護推進)賞受賞(2012年)。 【Huffington post http://www.huffingtonpost.jp/nobuto-hosaka/sagamihara_b_11863594.html 】 差別の反対は無関心、重い言葉です。今回の事件をきっかけに国がもっと真剣に取り組むべきこと、色々な側面から見え隠れしますね。🌠
2016.09.07
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「精神指定医」100人不正疑い、「相模原」判断医師も…診療歴偽り取得か 全国の複数の医療機関の精神科医が、強制入院などの判断を行う「精神保健指定医」の資格を不正に取得していた疑いのあることが、厚生労働省の調査でわかった。不正取得が疑われる医師とその指導医は計100人前後に上り、神奈川県相模原市の知的障害者施設で起きた殺傷事件で、逮捕された容疑者の強制入院措置に関わった医師も含まれているという。 同省は、各医師の弁明を聞く聴聞の手続きを進めており、早ければ月内にも、処分の是非を決める同省の審議会部会を開く。 指定医を巡っては、昨年4月、聖マリアンナ医大病院(川崎市)で、11人が十分に治療に関わっていない患者を診療したと偽るなどして、資格を不正取得していたことが発覚。取得時に提出する症例リポートについて、複数の医師が同じ患者のものを使っていたが、厚労省の審査では見抜けなかった。このため、同省が過去5年間に申請された医師のリポートを調べていた。 関係者によると、調査の結果、同省が禁じている同じ患者の同一期間の症状に関するリポートが多数見つかり、同省で診療記録を取り寄せて精査したところ、治療に十分に関わった痕跡がないケースが数十件あった。指導医は管理監督を怠っていた疑いがある。 不正取得が疑われるのは、相模原市の殺傷事件で逮捕された植松 聖(さとし) 容疑者(26)の強制入院措置に関わった医師や、聖マリアンナ医大病院に在籍していた医師のほか、中国や中部地方にある病院などの医師がおり、不正は全国に広がっているとみられる。 読売新聞の取材に応じた中部地方の大学病院の精神科教授は、不正取得が疑われる事態となったことについて、「日頃から複数の医師で患者の診療に当たっており、指導医も複数いるため、同じ症例のリポートを提出したことに気づかなかった。管理が甘かった」と話している。 植松容疑者の措置入院については、厚労省の有識者検討会で妥当性を確認したところ、特に問題はないとの見解が多数を占めている。 精神保健指定医 精神保健福祉法に基づいて厚生労働相の指定を受け、重い精神障害で他害などの恐れがある患者を強制的に入院させる「措置入院」や入院解除、家族の同意だけで入院させる「医療保護入院」を判断できる精神科医。人権を制限する難しい判断が求められるため、指定には、精神科医として3年以上の実務経験に加え、資格を持つ指導医のもとで統合失調症や依存症、認知症などの患者8例以上を診療したリポートの提出が必要となる。指定医は昨年7月時点で全国に1万4793人いる。【YomiDr. https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20160902-OYTET50020/】不正がこんなにも蔓延しているとは、何かと不安要素が増えていますね。🌠
2016.09.06
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「恐怖を感じる」障害者への強い差別意識 26日で事件1カ月 障害ある子を持つ親たちに大きな衝撃 相模原市の障害者施設で19人が殺害された事件から、26日で1カ月を迎える。 障害者に対する強い差別意識が犯行動機になったとみられ、障害のある子を持つ親たちに大きな衝撃を与えている。 重い知的障害のある娘を育てる東京都文京区議の海津敦子さん(55)は「容疑者に共感する人が増えないか心配。その方が怖い」という。 先月26日、海津さんはテレビのニュースで事件の発生を知った。障害者に対するヘイトクライム(憎悪犯罪)だと分かり、恐怖を感じたという。 地元でも障害者施設の建設計画が持ち上がると、住民から反対の声が出る。 これまで何度も、障害者に対する潜在的な差別意識を感じてきた。 三女まど子さん(17)に知的障害があることが分かったのは、生後1歳半の時。 中学入学時は、他の生徒と別に入学式に参加するよう、学校側から告げられた。 一緒に参加したいと訴えたが「式典を乱すから」と受け入れられなかったという。 「差別をなくしたい」と2011年の文京区議選に立候補し当選。 区議となった海津さんの働きかけで、翌年からは障害のある生徒も一緒に入学式に参加できるようになった。 海津さんは今回の事件後、犠牲者の氏名を非公表とした警察の判断は差別だと感じる。 一方、家族に障害者がいることが結婚や就職などに影響する恐れもあり、障害者の存在を隠さざるを得ない現実が私たちの社会にあることも指摘する。 障害者を標的としたヘイトクライムを防ぐにはどうすればいいのか。海津さんは、国や自治体が「障害者なんていなくていい」という差別発想の有無を検証し「どんな人にも生きる価値があるという思想に基づく障害者施策を実施することが必要」と訴えている。 【毎日新聞 http://mainichi.jp/articles/20160825/k00/00m/040/017000c 】 相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で19人が殺害された事件について話す海津敦子さん。三女のまど子さんには重度の知的障害がある=東京都文京区で2016年8月 何事も避けていては、ただただ距離と理解が阻まれるだけ。常に理解を求める施策に姿勢が必要なんでしょうね。🌠
2016.09.05
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発達障害のある子の「親の会」を半年で退会。入る前に確認したいこと最初は仲間と繋がりたくて参加した親の会発達障害児の育児は、毎日が戦いです。1つ悩みが解決したと思うと、また新しい悩みが、思ってもみない方向から出現します。この戦いは、一体いつまで続くのか、成長と共になくなるのか、その先は全く見えません。そんな育児の中で、「毎日の辛さを、ちょっとでも愚痴れる仲間がいたら…」と考えるのは、ごく自然な流れだと思います。 発達障害児の親が、自分たちだけで悩みや辛さを、抱え込んでしまわないようにと、地域にはたくさんの親の会が存在します。県全体を含む大きな組織もあれば、小学校の特別支援級の親同士が作る、緩い繋がりもあります。 私も育児の愚痴を吐きたい、1人で考え込むのが辛い、そういった理由で親の会にアクセスしたことが、あります。ところが、当初の期待もむなしく、わずか半年足らずで退会してしまうことに。今回は、その経緯と大規模な「親の会」の持つ特質について書きたいと思います。 大きな親の会ならではのメリット私が入会したのは、県に住む発達障害児の親すべてを対象にした、親の会でした。… 親の会といっても、きちんとしたNPO団体です。ここを選んだ理由は、大きな組織の方が、いろいろな特性のお子さんを持つ、親御さんと話ができるだろう、という理由でした。 確かに「お話し会」のようなものは、頻繁に開催されていて、県のあちこちから集まってきた会員の皆さんから、有意義な話をたくさん聞かせて頂くことができました。また専門家の講演会や、発達障害関連の映画上映会なども、月に1,2回のペースで開催していました。こうした大きなイベントは、どれも参考になるもので、滅多にお話しを伺うことのできないような、専門家の方のお話も、たくさん聞くことができました。イベントだけにとどまらない、大規模さは運営にもこの大規模な会では、会員それぞれが役割を担って運営しています。広報、会計、ゲストの送迎、弁当の注文、場所の確保など、イベントを開催するとなると、ここには書ききれないほど沢山の、運営業務が発生します。 何をするにも決めごとや議論となると、運営からメールが膨大に届きます。… 気付くと、私のメールボックスは運営からのメールで、びっしり埋めつくされていました。 大きな組織は、それだけ運営にも人やエネルギーが必要だということを私は後になって、知ったのです。どれだけメリットがあろうと、その場所が自分には合わない場合もメールを開くたび、本部からのメールがズラッと数10通も並ぶ日々。私は次第に、メールボックスを開くのが億劫になってきました。さらに、月1回行われる定例会のレジュメ作りや、勉強会の資料作り、年度終わりになると今度は総会の運営と、ちょっとした会社に勤めているかのような、仕事量が降りかかってきます。 結局、会の運営業務が完全に、自分のキャパシティを超えてしまい、私は退会しました。 今は、同じ発達障害児を持つ、仲良しのママさんたちと、少人数で緩く食事会を開催したりしています。私にはそのような形態のほうが合っていたようです。 上手に使いわけたい親の会大変だったことばかり書きましたが、大きな親の会では、仲間内のおしゃべりでは決して得られないような、 専門的な情報を、得ることができます。… これは、親の会の最大の強みだと思います。また、大きな組織では、加入者の年齢も様々です。 小学校のママ友では、同年齢の子どもを持つ親たちが中心に、集まりますが、大きな組織では思春期の子どもや、成人した発達障害当事者の話を聞くことができます。航海図のない育児だからこそ、これはとても貴重なことだと思います。 入会する前に親の会の特質をよく調査し、・自分が親の会に何を求めているのか?・組織運営のための活動は何があるのか ・自分は運営活動にどこまで時間を割けるか を、まずはよく考えてみると良いかもしれません。 【woman excite http://woman.excite.co.jp/article/child/rid_Hnavi_35025662/ 】情報過多の時代、ほどよい利用の仕方で日々の暮らしが平和に過ごせればいいのでしょうね。🌠
2016.09.04
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「娘は自閉症かもしれない」と打ち明けたとき、母の反応は…「娘は自閉症かも」と母に打ち明けた日Upload By こころ娘が発達障害かもしれないということは、1番身近な存在である義両親にはすぐに話していました。 実の母は住んでいる場所も遠くて、ほとんど会うことはありません。それでも話さなくちゃと思い、私はSNSを使って報告することに決めました。「発達相談にも行ってきたんだけど、娘は自閉症かもしれない……」そう送るとすぐに返事が返ってきました。 「大丈夫」と言われるのがつらかったあの頃Upload By こころ「1人目だからそんな風に思うんじゃないの?ずっと2人で一緒にいるからそんな風に考えてしまうのよ」 「そんなこと言ったら皆がストレスを感じてしまうじゃないの」 「3歳まで話さない子なんて沢山いるし、考えすぎ」母から来たのはそんな返信内容でした。その時の私は娘に障害があるかもしれないことを否定されることにうんざりしていました。 保健師や心理士、誰に話しても「大丈夫、大丈夫」と言われていたからです。 私は娘がただ話せないだけならきっとこんな風に疑ったりしなかったと思います。 話せないだけじゃなくて、言葉自体が通じないことや指差しだってしないのに……大丈夫って、一体何が大丈夫なの? 自閉症の特性などを話しても母は聞く耳を持ちませんでした。… でも母は、自分の知らないことや分からないことはすぐに調べる性格です。今思えば、あの時もきっとすぐにパソコンを使って検索していたのだと思います。 診断結果を母に連絡。返ってきたのは意外な反応だったUpload By こころ「診断がおりたよ。やっぱり自閉症だって」母に連絡するとまたすぐに返信が届きました。「そうなんだ。普通に生まれてきても虐待を受けたりして殺されてしまう子だっているでしょう。障害があっても娘は娘だよ。生まれてきたことには何か意味があるんだから」最初は娘の発達の遅れを認めようとしなかった母でしたが、診断を機に娘に障害があることを受け入れてくれました。そういえば、私が娘の自閉症を疑う前に母と電話したとき、母はこんなことを言ってきました。「その歳になってもまだ一言も喋らないって、義両親は何も言ってこないの?」信じたくなかっただけで、本当は母が1番最初に娘に違和感を感じていたのかもしれません。 滅多に会うことはないけど、娘のことを少しでも分かってくれる、それだけで充分だと思いました。 【woman excite. http://woman.excite.co.jp/article/child/rid_Hnavi_35025663/pid_2.html】母の存在に関わり方によっても育児に変化が表れるものですね。🌠208万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。
2016.09.03
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NEWSポストセブン発達障害と言われ…高畑淳子が明かしていた高畑裕太容疑者の幼少期常に裕太への不安と隣り合わせ 高畑淳子「強すぎる母性愛」8月23日、宿泊先のビジネスホテルで40代女性従業員に乱暴し、俳優の高畑裕太容疑者(22才)は〇〇致傷罪で逮捕された。「性欲を抑えきれなかった」──取り調べでそう話した裕太容疑者は、「短大時代から露出狂だった」「女の子に対する執着が異常」という友人たちの証言の他、過去に出演したテレビ番組での「ぼく、性欲強くて」という発言などが“異常行動”としてクローズアップされている。加えて聞こえてくるのは、“子供を甘やかしすぎた”という母・高畑淳子(61才)の子育てを問題視する声だ。「10年くらい前に高畑さんのおうちに遊びに行ったときのことです。当時、裕太くんはもう小学校高学年くらいだったと思うけど、高畑さんは“あれはやったの?”“これはこうして”と手取り足取り状態でびっくり。すごく過保護だなと思いました」(高畑を知る芸能関係者) 芸能界に入ってからも高畑の“息子愛”は至る所で見られていた。「裕太が芸能界で生きていくと決めてから売り込みはすごかった。自分の現場に連れていってはプロデューサーや監督に挨拶回り。営業活動はマネジャーよりも熱心だったくらいです」(事務所関係者)“強すぎる母性愛”――高畑の子育てはこう評される。しかし、高畑の親子関係をひもとくと、息子を産んでから22年間、常に“不安”と隣り合わせだった背景が浮かんでくる。「裕太くんは小さな頃からアトピーで、ぜんそくもあった。それだけでなく、左耳は高音が聞き取りにくく、目は斜視気味で矯正するなど病院通いの日々。夜中に急に体調が悪くなって慌てて病院に駆け込むということは珍しくありませんでした」(高畑の知人) 桐朋学園芸術短期大学を卒業後、売れない20代を過ごした高畑が裕太容疑者を出産したのは女優としてようやく芽が出始めた時だった。「24才の時の結婚は1年半で終わりを迎え、32才で再婚、長女・こと美さん(29才)を出産。38才で裕太を授かったもののお腹にいる時に離婚しました。以降は、地元の香川から上京してきた実の両親の手を借りながら女優業と母親業をこなしてきたんです」(同前) 裕太容疑者が小さな頃、高畑は家を空けられないと地方ロケからはとんぼ帰り、化粧や服装にも構うことのない日々を送った。 前出の通り、裕太容疑者は“手のかかる子供”だった。病院通いは日常茶飯事。言葉を覚えるのも遅く、4才でやっと話した言葉は「ワンワン」。1秒でもじっとしていることができず、小学生になっても通学時にゴミ出しを頼めばゴミだけ持ってランドセルを忘れたり、ゴミを出すのを忘れて持ったまま学校へ行くこともあった。教室の机の周りはゴミや体操服など物が溢れているのが常だったという。“やんちゃな男の子”といえばその通りだが、高畑はそんな息子から目を離すことができなかった。《とにかく四六時中息子にかかわっていたから、ことちゃん(長女)の小学校時代を何も知らないのよ》 過去のインタビューではそう子育てを振り返りながら、こんなことを明かしている。 《明らかに発達障害だと言われたこともあった》“うちの息子は普通の子とは少し違うのかもしれない”“目を離したらとんでもないことをするかも”──会見でも、「ここまでとは思わなかったですが、そういう危惧というのは常にあったような気がします」と話していたように、高畑は息子に絶えず胸騒ぎを覚えていた。 発達障害と言われたことも、高畑の脳裏から消えたことはなかったという。発達障害は脳機能の発達が関係する先天性の障害で、アスペルガー症候群、注意欠陥・多動性障害などに分類される。診断される子供の数は年々増加し、文部科学省が約5万人の公立小中学校の生徒を対象に行った調査(2012年)では6.5%に発達障害の可能性があるという結果が出た。「発達障害」という言葉が広く認知されていく一方で、“周囲との少しの違い=発達障害ではないか”という不安を抱く母親も増えているという。子育て問題に詳しいジャーナリストの石川結貴さんが言う。「かつては、できない部分ではなくできる部分を評価するようにしていました。今は“普通でなければおかしい”という社会の圧力が強すぎて、子育てママたちからそうした余裕を奪っています。少しでも落ち着きがないと、“あの子変じゃない?”という空気になってしまう。当の本人とお母さんはそこまで気にしていなかったのに、周りの空気を感じて深刻になり、子供を縛り付けてしまうんです」 そうした思いが、“過保護”や“行きすぎた愛情”につながってしまうこともある。「わが子を心配するあまりの行為ですが、それが子供の判断能力を奪ったり、成長を止めてしまうなどの悪影響を及ぼしてしまうことにもなりかねません。発達障害についての正しい知識を得るよりも前に言葉がひとり歩きしてしまっています。素人の勝手な思い込みで“あの子は発達障害かも”と安易に口に出してしまう社会、それを受けて“うちの子はもしかしたら…”と過剰に反応してしまう母親、こうした構造を問題視すべきです」(石川さん) 母と同じ芸能界に進んだ裕太容疑者は“天然キャラ”が人気となり、仕事が増えていく。「空気が読めない、他の人が話していても構わず自分の話をする、共演する女優やタレントとの距離が近すぎる…天然の枠には収まらないほどの型破りキャラがバラエティーで受けていました」(裕太容疑者を知るテレビ局関係者) しかし、そんな息子の評価も、母から見れば不安材料でしかなかったのかもしれない。※女性セブン2016年9月15日号【livedoor news http://news.livedoor.com/article/detail/11962136/】わが子との距離感、特に手の掛かる男の場合は難しいものがあります。そして成人しても尚、その不安が続くならば、一概には言えないまでも、やはりどこかの専門機関に相談する勇気も必要なんでしょうね。🌠
2016.09.02
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「過度な配慮なくして」発達障害で講演発達障害の児童・生徒への理解を深める講演会が、神埼市千代田町で開かれた。学生時代、読み書きに困難が伴う読字障害(ディスレクシア)という学習障害に悩まされた南雲明彦さん(31)が過度な配慮が生むマイナス面を指摘し、市内の教師やPTA、地域住民ら約350人が望ましいアプローチを考えた。 通信制明蓬館(めいほうかん)高校(福岡県)の共育コーディネーターを務める南雲さんは「障害者への『配慮』は『遠慮』につながる側面がある」と問題提起。社会の理解が進み、教育的支援が充実する一方で「学習障害ということで言葉を選んだり、接し方が萎縮してしまっていないか」と投げ掛けた。 ディスレクシアは文字がゆがんで見えたり、鉛筆と紙との距離感がつかめず文字が書きづらくなったりするという。南雲さんは21歳の時に自らの障害を知るまで周囲の友人との違いに悩んだが、「おかげでノートを貸してもらったりして生まれた交流がある。大人の目が届かない領域が友達同士にはある」と指摘。教育的支援を受ける代わりに、友達との心の底からの交流が失われる可能性に触れ、「安全な所で手を放すことも大切では」と訴えた。 障害により支援を受けるだけの対象として見られがちだが、南雲さんは学級委員長を任された経験を紹介。「読み書きが必要なく、仕切れば良かったから意外に楽だった。さりげなく役割をもらってうれしかった」といい、「『障害のある子にはこう接する』という決まり切ったものでなくていい。先生にも個性がある。お互いが本音で話す機会が子どもたちの豊かな成長につながる」と結んだ。 講演会は神埼市が主催した。市内の小学校に勤める久米麻美さん(23)は「心と心で関わる大切さを改めて感じた。子どもの気持ちを一番に考えることを心掛けたい」と話していた。【佐賀新聞 http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10105/350715】自らの経験をもとに、学習障害への理解について講演した南雲明彦さん(右)=神埼市千代田町のはんぎーホール育児書通りの育児はないように、子どもの個性に、大人それぞれの関わりがあっていい、きっと相性も合えば一番なのでしょうね。🌠207万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。
2016.09.01
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