全30件 (30件中 1-30件目)
1

善人か表面的行動で判断、京大 自閉スペクトラム症対人コミュニケーションが苦手とされる「自閉スペクトラム症」の子どもは、他人の表面的な行動を捉えて、善い人か悪い人かを判断する傾向が強いとの研究結果を京都大や福井大などのチームが29日付の英科学誌電子版に発表した。 自閉スペクトラム症は他人の悪意を理解するのが難しいとの研究報告があり、チームの米田英嗣・京大特定准教授(認知心理学)は「詐欺被害を防ぐ方法の開発や教育現場に役立つ成果」と話している。 自閉スペクトラム症は自閉症やアスペルガー症候群などの総称。【北海道新聞 http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/health/health/1-0343362.html 】悪意はなかなかわからなくとも、自分を理解してくれるかの有無は分かるのでしょうね。🌠
2016.11.30
コメント(16)

障害者施設を退所後の行き先未定 全国で1200人以上に知的障害がある子どもたちの入所施設では、法律の改正で来年度末までに18歳以上になっても施設に残っている人たちに退所してもらわなければならなくなっています。しかし、次の行き先が決まっていない人たちが1200人に上ることが、施設で作る団体の調査でわかりました。 この調査は、知的障害者の入所施設などで作る日本知的障害者福祉協会が行ったもので、全国の172の施設から回答を得ました。知的障害がある子どもたちの入所施設では、原則18歳になると施設を出なければなりませんが、特例で住み続けることが認められていて、今回の調査で、これらの施設に入所している6635人のうち、18歳以上の人たちは、4分の1に当たる1322人に上ることがわかりました。しかし、児童福祉法が改正され、来年度末までに18歳以上の人たちは施設を出なければならなくなり、ことし9月の時点で次の行き先が決まっていない人たちが、1220人に上ることがわかりました。このうち、住み慣れた同じ地域に施設がないという人が256人、施設の順番待ちという人が178人、家庭に戻るものの、家族と調整が進んでいないという人が51人などとなっています。特に関東地方の施設は、18歳以上の入所者がおよそ440人と多く、関東の障害児施設で作る団体は「障害の重い人ほど受け入れ先が見つからない。障害者の住まいの量的な拡大を国や自治体に訴えていきたい」としています。 施設の現状は 神奈川県秦野市の知的障害がある子どもたちの入所施設では、入所者およそ100人のうち、半数近くにあたる47人が18歳以上です。18歳以上の人たちは、来年度末までに施設を出なければなりませんが、その多くが行き先が決まっていません。12歳から22年間、この施設で暮らしてきた34歳の佐藤智一さんは、知的障害に加えて、てんかんの症状もある重い障害者です。住み慣れた近隣の施設に移ることを希望していますが、まだ見つかっていません。両親は自営業のため、自宅で介助することは難しいとして、新たな施設を探し続けています。智一さんの母親は「なかなか決まらないので、とても不安で悩んでいます」と話していました。一方、仮に行き先が見つかったとしても、住み慣れた地域を離れざるをえない現実も見えてきました。これまでに施設を移った人の中には、都市部の施設に空きがなく、北海道や青森県など遠方の施設に移った人もいるということです。障害がある子どもたちの入所施設、弘済学園の高橋潔園長は「家族が毎週のように面会して元気な顔を見られるように、近くで過ごせるようにというのが親の心情だと思います。しかし、現状はなかなか厳しいもので、一個人や一施設が対応できる問題ではなく、国や行政なども考えてほしいです」と話していました。 受け皿の建設進まず 知的障害がある人が暮らす施設は、18歳未満の子ども向けと、18歳以上の大人向けがあります。これまでは18歳になっても、子どもの施設で暮らすことが特例で認められていましたが、障害者が地域で暮らすことを目指して児童福祉法が改正され、来年度末までに18歳以上の人たちは施設を出なければならなくなりました。国は大規模な施設を新たに建設しない方針を示し、少人数で地域で暮らすグループホームを作ることなどを進めています。しかし、障害者の住まいに詳しい日本福祉大学の綿祐二教授によりますと、重い知的障害などがある人のグループホームは、資金や人材の確保が課題となり、建設はほとんど進んでおらず、受け皿が足りない状態が続いているということです。【NHK NEWS WEB http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161128/k10010786971000.html】加齢とともに受け皿を用意してゆく、国と行政の役割と責任が求められてきますね。🌠228万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント、感謝です。
2016.11.29
コメント(9)

特別支援校・学級の子急増 九州10年でほぼ倍 障害に偏見薄らぐ 特別支援学校・学級に通う子どもが全国で急増し、九州7県でもここ10年で1・7~2・3倍に増え、2016年には軒並み過去最多に上ったことが分かった。知的障害や発達障害の子どもの増加が目立ち、主にこうした障害の認知が広がり社会的な偏見が薄らいだことで、地域の学校ではなく支援校・学級を選ぶ家庭が増えたとみられる。各県教育委員会は支援校の増設など対応を急いでいる。 文部科学省の学校基本調査(5月1日時点)や各県教委によると、06年と16年を比較して支援校・学級に通う児童生徒数の伸びが最も大きかったのは熊本の2・27倍。次いで佐賀2・20倍、福岡が1・98倍-だった。16年の人数は最多の福岡が1万4734人、熊本6226人、鹿児島5446人-と続き、いずれも過去最高だった(佐賀はデータの残る06年以降)。 福岡は約7割が知的障害の子どもで、ここ10年で約4500人増えた。県教委は「支援校は遠方にあり、これまでは通学の負担もあって地域の学校に通わせる家庭が多かった」と指摘。「偏見が薄らぎ、個別指導に近い専門的な教育が受けられる支援校に切り替え始めた」と分析する。 佐賀では、自閉症・情緒障害の子どもが10年前の約8・5倍の約1100人に急増。「自閉症など、知的障害を伴わない発達障害の認知が広がった」(県教委)とみられる。 熊本県教委はここ10年で支援校を1校新設し、既存の6校に高等部などを増設。支援学級を計623学級増やした。市立も含め17、19年度に、高等部のみの支援校を新たに2校開設するという。福岡県教委は、支援校に通う知的障害の子どもが今後も増え続け、10年後に1・3倍に膨らむと試算しており、今後3校を新設する方針だ。 文科省によると16年、支援校・学級に通う子どもは全国でも34万7519人で過去最多だった。=2016/11/26付 西日本新聞朝刊http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/291747 =教育現場も、日々進化しつつありますね。🌠
2016.11.28
コメント(11)

85歳、刑務所で40年 施設が支え「世界一幸せ」 初めて福祉受け定住生活苦などを背景に刑務所と社会を行き来する知的障害者らの支援に、国が本腰を入れる契機となった事件がある。2006年にJR下関駅(山口県下関市)が焼失した放火事件。この事件で服役した男性(85)は知的障害を抱えていたが、福祉の手が届かず通算で40年以上を刑務所で過ごしてきた。今夏出所し、NPOや地域生活定着支援センターの助力で北九州市内の施設で暮らし始めた男性が取材に応じ、初めて福祉にたどりついた安心感をのぞかせた。 9月中旬。足腰が弱った男性は施設近くのデイサービスセンターで同世代の人たちと、NHK人形劇「ひょっこりひょうたん島」の歌に合わせ、テーブルの端を伝いながら歩く練習をしていた。「デイサービスある日は時間が(たつのが)早いね」。出所直後はうつむいていることが多かったが、今では「なんか楽しいね」と笑みをこぼす。 広告inRead invented by Teads 男性は古新聞に放火した罪で服役した福岡刑務所を出た8日後の06年1月7日未明、下関駅に放火して駅舎を焼失させ、懲役10年の判決を受けた。「刑務所に戻りたかった」が動機だった。 この事件までに放火や放火未遂などを繰り返し、10回服役。いくつかの裁判で障害が認められたが、福祉の支援を受けることはなかった。 駅放火事件で11回目の服役をし、北九州市内の刑務所を出た6月2日。男性の傍らに、ホームレスの支援活動に取り組むNPO法人「抱樸(ほうぼく)」の理事長を務める奥田知志牧師(53)夫妻や地元の定着支援センター職員の姿があった。見慣れない光景に戸惑ったのか、奥田牧師の車に乗り込む男性の表情は硬かった。 奥田牧師は駅放火事件の4日前、北九州市内でホームレス支援の炊き出しをしていた。「あの日、炊き出しで出会っていたら、こんなことにはならなかったのでは」。事件直後から男性と面会や文通を重ねた。「出所の時は絶対に迎えに行く」と約束し、身元引受人になった。 社会復帰に向け、出所3カ月前から定着支援センターの呼びかけで保護観察所や保護司、介護事業者らが集まり、受け入れ態勢を協議した。男性は出所後しばらくは奥田牧師宅に寝泊まりしたが、今では施設からデイサービスに通ったり、奥田牧師の教会で掃除を手伝ったりしている。教会を訪れる子供と楽しそうに言葉を交わすこともある。 男性が書いた手紙が10月30日、奥田牧師夫妻の元に届いた。 ぼく世界一しあせもです こんごともよろしくお願します (僕は世界一の幸せ者です。今後ともよろしくお願いします) http://mainichi.jp/articles/20161127/ddm/041/100/121000c#csidx8ee3b50aab0ec56adc198761317e395 毎日新聞すてきなお話ですね。世界一幸せと実感できることも一生の宝、素晴らしいことだと思います。🌠
2016.11.27
コメント(11)

嫌なことばかり記憶する発達障害の息子。むやみに叱る私を見て、療育の先生が教えてくれたことは息子の記憶の仕方は独特。それが彼を苦しめていたみなさんは楽しかった出来事などを、すぐ思い出せる方ですか?発達障害のある息子は、とても不思議な記憶の仕方をしています。 「特に困ったこともなくて楽しかった」という出来事があった時、「楽しかった」という気持ちだけはぼんやりと記憶するのですが、そこで見た物、一緒にいた人、やったことなどについては、ほとんど忘れてしまうのです。 一方で、「とても嫌だった」「叱られた」「辛かった」という出来事は詳細に記憶しています。それらは、何年経っても記憶から薄れることはありません。そのときの風景、周りの人の言葉、匂いや天気まで、まるで頭の中で映像が再生されたかのように明確に思いだせるのです。発達障害児によく見られると言われる、白黒思考(0か100かで極端に物事を評価してしまう)が追い打ちをかけ、嫌なことが1つでもあると、他の楽しかったことは全部無かったことになるようです。この記憶の仕方が、切り替えの苦手な息子を長い時間苦しめ続けることになります。その出来事について思い出し始めると、嫌な気分からの気持ちの切り替えがなかなかできません。 「でも、楽しいこともあったよね?」と私が聞いても、残念ながら彼の記憶は嫌な思い出に支配され、楽しい記憶など全く出てこないのです。 私は長いこと、息子の内面に沸き起こる、嫌な記憶のフラッシュバックに悩まされました。数年前のことを、まるで昨日のことのように責められたり、愚痴られたりすることばかりだったからです。あの頃の私は、出かけるたびに息子に嫌な記憶を蓄積させていた過去を振り返ってみると、一時期の私の行動は、息子にとっての「嫌な記憶」を増幅させるような行動だったと思います。 親として「息子にいろいろなことを経験して欲しい」と焦るあまり、様々な場所に息子を連れて行っていたのですが、出先でパニックを起こされてしまうことが何度もありました。息子は、知らない匂い、うるさい音、知らない人、雑踏などの不快な要素が重なると、真っ青になって座り込んでしまいます。そのたび私は「なんでそうなの!?」と息子を叱りつけてしまいました。いろんなことを経験して欲しいという親として当然の思いが、息子には届かない…私はいつもいつも情けなくて、怒鳴ったり涙を流したり、息子をなじったりしていたのです。すると、当然息子の記憶は「お母さんに叱られた」という風に残っていきます。そして、鮮明な嫌な記憶に苦しめられるだけではなく、「また自分はできなかった」という自信喪失へとつながっていったのです。息子を叱りつける私を見て、療育の先生から提案がそんな私と息子との関わり方を変えてくれたのは、療育の先生の提案がきっかけでした。 療育ではいつも、同じグループのお友達と楽しく過ごす息子。ですが、私が先生と面談をしている間、高いところに登って飛び降りたり、大声をあげてお友達と喧嘩をしたりすることがしばしばありました。ADHDがあり、待つことや人の話を聞くことが苦手な特性から、面談が終わるのを待つことが苦痛だったのでしょう。ところが私はやはり例のごとく、「ママは先生とお話ししてるんだよ」、「静かにして」などと、声を荒げてしまったのです。そんな私の様子を見ていた療育の先生から、ある日、こんな提案がありました。 「面談の時間はナシにしましょう。お母さんは相談があったら、紙に書いてきてください。」 「療育を『楽しかった!』という気持ちで終わらせるのが何よりも大切なんです。最後に叱られる形で終わらせるのはやめましょう」 実はこの提案は、発達障害児に何かを取り組ませる際にとても大切なことだったのです。ただでさえ状況の変化や新しいことが苦手な発達障害児です。取り組みに対して嫌な記憶を残さず、出来事を「楽しかった!」という記憶と結びつけることが息子の成長にとって必要なことなのだろうとわかった上での、先生から提案だったのでしょう。「楽しかった」という記憶の積み重ねが自信に繋がる息子の場合、楽しかった出来事の内容自体は、ぼんやりとしか記憶できません。それでも、「楽しかった!」という"気持ち"はしっかり残っています。そして、それを積み重ねていくことが、彼にとって自信になるということもわかってきました。 「よく覚えてないけど、すっごく楽しかった!!」「自分は楽しむことができた!」という気持ちです。 取り組んだことに対して「楽しかった!」という記憶がたくさん残っていれば、次に新しいことに取り組むことを怖がらなくなります。 昔は新しいことに取り組むたび、泣きわめいていた息子は、今となっては「あれやってみたい!」と自分からどんどん提案できる子になりました。 【woman excite. http://woman.excite.co.jp/article/child/rid_Hnavi_35025924/#】 楽しかった気持ちを重ねることで、いずれは楽しかった思い出として引き出しが築かれることでしょうね。🌠
2016.11.26
コメント(12)

【動画】小学校の感謝祭で自閉症の生徒が挨拶をしようとした瞬間、目を疑うような出来事が… 教師とて人間です。間違いや勘違いは誰にでもあるものですが、とある小学校で起きたトラブルに怒りが抑えられないという意見が多く集まっています。高機能自閉症を持つ男の子 アメリカ・ウエストバージニア州在住のケント・スクワイヤさんの1人息子のケイレブくんは軽度の高機能自閉症を持っています。 【高機能自閉症とは】・他人との社会的関係の形成が困難・言葉の発達の遅れ・興味や関心の範囲が狭く、特定のものにこだわるこれらの特徴が、およそ3歳くらいまでの間に見られるようになります。高機能自閉症を持っている子供たちの多くが、新しい環境に適応するのに時間がかかる場合があり、特に学校生活では人間関係の形成やコミュニケーションにトラブルを抱えてしまうケースも少なくありません。しかし、ケイレブくんは彼自身の努力や周囲のサポートもあり、学校の行事にもクラスメイトと共に参加でき、学校で催される感謝祭の劇にも“七面鳥役”で出演することに決まり、練習に励んでいました。そんな息子の晴れ舞台ですから、ケントさんも感謝祭の劇をとても楽しみにしていました。感謝祭の当日、劇は滞りなく進み、ケレイブくんも練習の成果を発揮することができました。ケントさんも七面鳥の格好をした息子を熱心に撮影しています。劇もいよいよ終盤です。出演した子供たちひとりひとりがマイクに向かってあいさつをしていきます。しかし、ケレイブくんの順番になろうとするときに信じられないトラブルが起こってしまったのです!学校の感謝祭で起きたトラブル 自分のあいさつの順番を控え、マイクの前にケレイブくんが立とうとしたところ、突然ある教師が彼の前に立ちはだかり、信じられない行動に出たのです。 This is my little boy in his thanksgiving play he is the last kid and has level one high functioning autism he has the biggest heart and always happy now watch it and see what a teacher of kids does to him he has came home from school and said he gets to say gobble gobble cause he was playing the Turkey I am reaching out to see if something can be don'tKent Squiresさんの投稿 2016年11月16日 ケレイブくんのあいさつが済んでいないのに、突然マイクを持って立ち去る教師。許せないことはそればかりではありません。会場には他の子供たちの保護者のものと思われる笑い声まで聞こえてきました。ケントさんは、泣き叫ぶ息子の姿を撮影し続けることができませんでした。ケントさんは、その日学校で起きたことを自身のFacebookに怒りのコメントを添えて、衝撃的すぎる動画を投稿しました。その投稿には、多くの怒りのコメントが寄せられ、どの人もケレイブくんの身に起きた悲劇に心を痛めています。ケントさんの怒りと悲しみの投稿は広く拡散し、直接ケレイブくんの通う学校に抗議の問い合わせをする人々も現れました。学校側もこのままだと収拾がつかないと判断したのか、ニュース番組に出演し、事態についての釈明をしています。学校側が釈明 学校側は『WDTV 5 News』に出演し、教師によるマイク撤収事件の真相をこう語りました。 もう劇のプログラムが終了したのだと勘違いした教師が、マイクを回収しただけだったのです。この教師の行動に、一切の悪意はありませんでした。学校側の“いいわけ”のような返答に、ケントさんを含め多くの人々は一切納得できないことでしょう。 動画に対するコメントにも「言い逃れだ!」「絶対にわざとやってる!」という批判が多く寄せられています。日本でも、学校で“いじめ”などのトラブルが起きた場合、校長などが釈明の会見をするところをニュースなどで目にすることがありますが、全然説明になっていない、責任逃れのような対応をされると、子を持つ親として非常に悲しい気持ちになります。教師とて人間です。“聖人君子であるべきだ”というのは求め過ぎかな?と思いますが、大切な子供をおまかせする以上、人として最低限の正しい行動をとってほしいと心から思います。【excite. http://www.excite.co.jp/News/column_g/20161123/Heaaart_224585.html】 教師とて人間ですね。🌠227万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント、感謝です。
2016.11.25
コメント(12)

障害は「個性」の一つなの?危険な考えとその理由“子どもも親も幸せになる発達障害の子の育て方”の著者の立石美津子の連載「もしかしてウチの子、障害児?」第7回目。 「障害も個性の一つ」なんて言葉を聞くことがあります。でも、個性ってそもそもなんなんでしょうか?とても曖昧模糊としたフレーズですね。実際に「たとえ障害があったとしてもそれも個性の範囲じゃあないの?」考えるママもいるようです。 今日は個性と障害についてお話しします。立石 美津子 専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』『〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』『立石流 子どもも親も幸せになる発達障害の子の育て方』障害は「個性」か? この議論はいつの時代にもありますね。わが子の障害を認めたくないママがこんな風に言っていることを耳にすることもあります。 「うちの子は障害児ではない。個性的なだけ」 「一人一人の違いを認め、障害を特別視しないでほしい」 「誰でも得手、不得手がある。凹凸があるのが人間なんだから、障害ととらえず個性の一つと考えればいい。」 「障害があります。それも含めて個性です。」みんな顔かたちや身体つきが違うように性格も違います。そして、確かにすべての子どもに個性は存在します。でも、脳性麻痺であったり、ダウン症児であったり、発達障害であったり……それらを「障害イコール個性だ」としてしまうのはちょっと行き過ぎかもしれません。 私は障害と個性は別物だと思うんです。 持って生まれた「気質と育った環境」で大きく変わる障害のある子を見て「こういう子たちは優しくて天使だ」と言う人がいます。でも、そんな型にはまったものではなく、優しくて性格が穏やかな子もいれば意地悪な子もいます。健常児だっていろんな子がいるわけですから、それは障害児とて同じことです。 例えば染色体異常が原因である“ダウン症児”。「人懐っこくて穏やかである」という障害特性はありますが、そうでもない子もいます。 持って生まれた気質と育った環境で大きく変わるのが人間です。その上で障害児も健常児でもすべての子どもに個性が生まれるのではないでしょうか。「個性」で済ましてしまうリスク 「障害があるのかな?」と不安になっていたところに、他の人から「個性の一つですね」と言われるとなんだか少しホッとすることもあります。でも、それが障害であれば一時しのぎ、そのままほっておくと苦労するのは子ども本人なのです。 個性で済ましてしまうのは「性格の一つである」とみなされることになります。そうなると子どもはそれぞれ性格は違うのですから、その子だけの特別の配慮をされないことを意味しています。 個性であれば生活上の支障を取り除くことを特別にはしてもらえません。 視覚障害者に対して「目が不自由なのも個性の一つですよ」。事故で足を失った人に「足が不自由なのも個性の一つですよ」と言っているように聞こえてしまうのです。 「障害も個性の一つ」の言葉が独り歩きしてしまうのは、健常者の枠組みの世界でその他大勢と一緒にされることを意味していて誠に危険な考えのような気がします。 明らかに障害のため健常者の生活パターンで本人が生きづらいのならば、障害は障害として特別のサポートが必要になります。発達害児の特性 発達障害の一つである自閉症の子にはこんなことがあります。それは性格からくるものではなく脳の機能による障害特性です。 例えば ・聴覚過敏があり幼稚園で流される音楽が耐えられない、運動会で使われるピストルが恐怖・皮膚の感覚過敏で粘土や糊が触れない ・特定の服しか着られない ・味覚過敏がありひどい偏食がある ・決まった道順を通らないと不安になる これらを「あなただけ特別扱いすることは出来ない」と園のルール上認められることなく、みんなと同じようにすることが暗黙の了解のようになってしまうのは、本人にとって酷なことです。どうぞ、個性という曖昧な言葉でひとくくりにしないで、その子の特性に配慮して子どもが毎日、不快なく生活できる環境を準備してあげてください。それで子どもが穏やかな顔になるとママも気分がよくなりますよ。【Ameba News http://news.ameba.jp/20161123-1027/ 】個性だからと逆に見落としてしまっている大事な支援、個性とみなしていても、本人が必要な部分を常に把握しておくことが大切なんでしょうね。🌠
2016.11.24
コメント(10)

学校での問題行動調査いじめや不登校(ふとうこう)が増(ふ)え続(つづ)けています。 文部科学省(かがくしょう)が全国の小中学校、高校などを対象(たいしょう)に調べた2015年度の「問題行動調査(ちょうさ)」によると、見つかったいじめの件数(けんすう)は、14年度より3万6468件多い22万4540件と過去最多(かこさいた)を記録(きろく)しました。小中学生の不登校も、3年連続(れんぞく)で増えました。 いじめの件数が増えた理由について、文科省の担当者(たんとうしゃ)は「いじめを積極的(せっきょくてき)に見つけようとして、掘(ほ)り起(お)こしが進んだ結果(けっか)」と見ています。学校の中で問題を隠(かく)したり、見逃(みのが)したりせず、保護者(ほごしゃ)や教育委員会など関係者(かんけいしゃ)みんなで解決(かいけつ)に向けて協力(きょうりょく)することが増えているというわけです。 今回、いじめは小学校で15万1190件、中学校で5万9422件、高校で1万2654件、確認(かくにん)されました。その内容(ないよう)は「冷(ひ)やかしや悪口、脅(おど)し文句(もんく)」が最(もっと)も多く、「軽くぶつかられたり、遊ぶふりをしてたたかれたり、蹴(け)られたりする」、「仲間(なかま)はずれ、集団(しゅうだん)による無視(むし)」が続きました。高校では「パソコンや携帯(けいたい)電話で誹謗(ひぼう)・中傷(ちゅうしょう)」も目立ちました。 また、いじめの問題を抱(かか)えていた小中高生が自殺(じさつ)したケースは、前年度より4件多い9件ありました。 大津市(おおつし)の男子中学生が自殺したのをきっかけに、「いじめ防止対策推進法(ぼうしたいさくすいしんほう)」が3年前に制定(せいてい)され、学校に様々ないじめ対策が義務(ぎむ)づけられていますが、被害(ひがい)の根絶(こんぜつ)にはほど遠いと言えます。 一方、学校を年間30日以上(いじょう)欠席(けっせき)する不登校の小中学生は、12万6009人いました。全体に占(し)める割合(わりあい)は過去最高(さいこう)の1・26%です。中学生はかつて10万人を超(こ)えていましたが、近年は9万人台です。小学生は2万7000人を超え、過去最多でした。不登校の原因(げんいん)として多かったのは、「不安(ふあん)」と「無気力(むきりょく)」。その背景(はいけい)には「家庭状況(じょうきょう)」「友人関係(かんけい)をめぐる問題(いじめを除(のぞ)く)」「学業の不振(ふしん)」が挙(あ)げられました。不登校は長期化 不登校の小中学生のうち、57・4%が90日以上欠席しており、長期化する傾向(けいこう)が見られます。さらに約(やく)1割の子どもは、1年間に10日以下(いか)しか学校に通っていませんでした。 文科省は今後、民間(みんかん)のフリースクールに加(くわ)え、公立の夜間中学で不登校の中学生を受け入れるなど、学びの場や受け皿づくりを進めていくそうです。【The Yomiuri Shimbun KODOMO http://www.yomiuri.co.jp/kodomo/newspaper/weekly/20161114-OYT8T50023.html】自殺や不登校の原因は様々でも、現場では苦肉の策が繰り広げられていますね。🌠
2016.11.23
コメント(7)

オンライン学習支援を拡充 茨城県つくば市、3カ月でアクセス10万件 茨城県つくば市は今夏、市立小中学校の児童生徒に提供しているオンライン学習支援システムを拡充した。問題数を約7倍の7万問に増やしたほか、パソコンのみにとどまらずタブレット型端末やスマートフォンにも対応させて、どこからでも使えるようにしたところ、家庭・学校合わせて年間約25万だったアクセスが、家庭など学校外からだけで3カ月間に10万回に達した。市教委は予想以上の好評ぶりに手応えを感じている。 ●終わらなかったら家で解く 広告inRead invented by Teads 「ワークシートにグラフを書いて。終わらなかった問題は、家から(アクセスして)解いてきてください」。つくば市の小学校併設型中学校、市立輝翔学園谷田部中学校1年生の数学の授業。担当の中山つくし教諭は、こう言って授業を終えた。生徒らは、授業の一部の時間で、タブレットを使って「つくばチャレンジングスタディ」の問題を解いていた。中山教諭は授業で、進度の遅い生徒に個別に説明したり、電子黒板でグラフ作成ツールを使って、生徒たちが解いている問題と同じ数値を使ったグラフを表示して解説したりした。 チャレンジングスタディには、小中学校5教科の問題が登録されている。インターネットでどこからでも使えて、どの学年の問題を解いてもいい。市では、普段の授業と家庭学習のほか、院内学級、不登校や教室で大勢と一緒に勉強することが難しい特別支援学級の児童生徒、家庭の事情などで塾に通うことが難しい中学3年生向けの放課後教室で使えるとしている。具体的な使い方は学校が決める。 この日、同中の特別支援学級でも、1年生の男子生徒が理科の実験のまとめをしていた。男子生徒は理科が得意で、実験は普通学級で一緒にできるが、大勢で授業を聞いたり、ノートを書いたりすることが苦手なため、まとめは、支援学級でチャレンジングスタディを使うと集中して取り組めるという。 チャレンジングスタディは、学校内から使う場合は、児童生徒がどの問題を何分かかって解いたか、学習履歴が残る。授業中にリアルタイムに確認することも可能で、中山教諭も、生徒の進捗(しんちょく)状況を確認しながら、個別指導をしていた。 ●個人情報漏えいに対策 一方、学校の外からアクセスした時は、学習履歴を残さない設定だ。学内は閉じたネットワークだが、家庭など学校外からだと、個人情報の漏えいなどの恐れもあるためだ。児童生徒自身は、学校内外どちらから使う場合も、進行表に単元ごとの点数などを書き込んで管理している。 チャレンジングスタディは約40年前、市内の教員が各教科の単元目標を分析し、子供が問題を解きながら系統だって学べるように、こつこつと作った学習ソフトが基になっている。筑波大学などが開発したツールを使い、授業1時間分のソフトを作るのに、慣れた教員でも50時間。初めてだと約200時間かかったという。「泊まりがけで、大変だった」と、当時、教員として理科の問題を作った柿沼宜夫(たかお)教育長は振り返る。 ●間違えた時の「気づき」を用意 子供がつまずくポイントを踏まえ、誤答しても、次の問題を解きながら、自分で原因に気づいていけるように工夫。誤答が続けば解説が表示され、正答が続けば応用問題が出る。ソフトはその後、国内メーカーが開発を引き継いで、問題数を増やし製品化されたが、初期のノウハウは生きている。柿沼教育長は「子供たちは喜んで問題に挑戦する。普通の(問題を集めただけの)ドリルとは違う」と自負する。市は、ソフトで学んでも、計算式などはノートに書くことも「学習の基本」として指導している。 また、学年ごとに、各教科を終えると、教育長名の修了証を渡す。通知表には高い成績がつかない不登校の子供たちにも、達成感を味わってほしいと、今夏から始めた。 ソフトは、2004年からインターネットで使えるようになったが、パソコンのみだったため、これまで家庭での利用は少なかったとみられる。市教委は、問題数が大幅に増え、タブレットに対応したことで、授業でも家庭でも使いやすくなったとみる。 同中の放課後教室を指導する3年生の学年主任、野田浩樹教諭は「テストの点数は上がっている」と効果を実感。「紙だったら、多数の問題から選んで解くのは大変だ」とオンラインの良さを話す。 最大の効果は「学力向上」と柿沼教育長は強調。文部科学省の全国学力・学習状況調査で、市の成績は現在、全国トップクラスだが、さらに上がるとみている。 【毎日新聞 http://mainichi.jp/articles/20161122/ddm/013/100/008000c#csidx0dfcdd8121ac0ac959ad6d81bf8e223 】 オンライン学習、使い慣れさえすれば、多方面で利用価値がありそうですね。🌠
2016.11.22
コメント(8)

「息子は幼い同居人。ありのままを受け入れる」――発達障害の子どもの自己肯定感を高める育て方2児の母でライターの千葉こころです。前回の記事で書かせていただいたように、我が家には現在高校生の発達障害の息子がいます。専門医を受診したのは小学校4年生ですが、それまでは私なりの接し方で彼の生きづらさを解消しようと奮闘していました。というのも、発達障害であってもそうでなくても、彼が彼自身で生きていかなければならないことに変わりはないので、まずは症状と上手に付き合える環境が大切だと思ったからです。(文:千葉こころ)「何かあるたびに、どう感じたか、どう思ったか、彼の考えを聞く」発達障害でよく聞くのが、自信喪失や劣等感などからくる二次障害。困難が重なることで自己評価が低くなり、不安障害やうつ病といった病気だけでなく、暴力や過度の反抗といった問題行動を引き起こしてしまうというものです。そこで私が常に意識していたのは、“彼が彼自身を肯定できる環境”でした。まず、彼を理解するために、「彼は幼い同居人なのだ」というスタンスでありのままを受け入れるようにしました。その上で発達障害に関する知識を増やし、いったんリセットして彼と向き合うようにして、いちばん伝わる方法を模索していったのです。……なんて書くとずいぶん偉そうですが、実際は一般的な子育てとさほど変わらず、彼の特性に沿った部分を工夫するといった感じです。・ちょっとしたことでも「ありがとう」と目を見て言う。褒めるときはスキンシップを交えてちょっぴりオーバーなくらいに。・日常の些細なこと、例えば苦手な片づけなんかも遊びに変えて楽しみながら身に着けられるようにする。・注意するときは「怒られるからダメ」と理解しないよう、なぜダメなのかきちんと理由を伝え、できるだけ感情的にならないように話す。・何かあるたびに、どう感じたか、どう思ったかなど、彼の考えを聞く。・感情のコントロールができていないときは一旦クールダウンさせ、落ち着くのを待ってから話す。・勉強で苦手と感じる分野は、わかりやすい比喩を用いたり可視化したりして一緒に考える。また同時に自信につながるものを得てほしいと思い、スポーツなど興味を持ったことをやらせてみたり、気になった事があれば一緒に図書館へ行って調べたりと、経験や知識を増やす機会を設けることも意識しました。そんな子育ての効果なのかはわかりませんが、二次障害を伴うことなく育った息子。とはいえ強いこだわりや落ち着きのなさといった発達障害の症状が改善されたわけではないので、年齢を増すごとに新たな悩みはでてきます。場の空気が読めない、スイッチが入ったように突然怒るといった“自分で理解できない自分”で友たちとトラブルになり、戸惑うことも増えていきました。そこで小学4年生のころに一緒に専門医を受診しました。「この子なりに成長している」と楽しむことが大事診断が下ってよかったことは、彼自身が安堵できたこと。そして自身の状況を受け入れて、冷静に向き合う目を持てたことです。処方された薬も一定の効果を得られたのですが、副作用で意味もなくイライラすることが増えたので1年足らずで中止しました。その後、定期的に主治医とのカウンセリングを重ね、中学校入学を機に受診も終了しました。中学校に上がると環境の変化に思春期の影響が加わり、当初は症状が強く出る時期もありました。しかし幸い担任の先生が彼を理解して根気よくお付き合いくださったことで次第に落ち着き、学校生活に馴染むことができました。また、部活動でも運動部でいい顧問と仲間に恵まれました。3年間やり抜いて成果を残せたことが、彼に大きな変化を与えるきっかけになった気がします。親としては、言動に責任が伴う年齢になっていることを伝えながら彼の意思も尊重する接し方を心がけました。体も心も大きく成長する時期。物の管理と時間の認識がまだまだ苦手で未だ彼の特性に合わせた子育ては続いていますが、本人は治ったつもりでいるくらい症状と上手に付き合っているので、それに合わせたアプローチ探しの毎日です。親としてするべきこと、できることは全力でやりながらも、彼なりの成長を楽しむスタンスをとることで私自身がラクになり、気持ちにゆとりが持てるようになったなぁというのが、この16年の感想です。あわせて読みたい:栗原類を育てた母の言葉に感動 【BLOGOS http://blogos.com/article/198744/ 】親が余裕を持って、育児を楽しむ、何より子どもの心の安定が図れるのでしょうね。🌠
2016.11.21
コメント(6)

自閉症 サルで世界初確認 人間にある遺伝子変異も自然科学研究機構生理学研究所(愛知県岡崎市)などの研究チームが自閉スペクトラム症の特徴を持つニホンザルを確認したことが19日、分かった。遺伝子操作をされていない動物での報告例はなく、世界で初めての確認とみられる。人間の発症者で見つかった遺伝子変異もあった。 自閉スペクトラム症は自閉症やアスペルガー症候群などの発達障害の総称で、対人関係が苦手、特定の行動を繰り返すという特徴がある。詳しい原因は分かっておらず、ヒトの近縁であるサルの症例を詳しく調べることで、発症メカニズムの解明につながると期待される。成果は米科学誌電子版に発表された。 広告inRead invented by Teads チームは、理化学研究所(埼玉県和光市)で飼育されていた研究用のニホンザルで、人間に懐かなかったり、自分の爪を頻繁にかんだりする個体に着目。他者の行動を読み取る能力を調べるため、他のサルと対面で座らせ、交互に2色のボタンのうち一つを触らせる実験をした。 当たりの色のボタンを触ると、2匹ともジュースがもらえるとのルールを設定。当たりの色はしばらく変えず、相手がどちらを選ぶか観察すれば、正解する確率が高まるようにした。しかし、このサルは相手の動きを見ずに選んでいた。 脳の働きを詳しく調べると、他者の行動情報を処理する神経細胞が他のサルに比べ、非常に少なかった。また遺伝子解析では、自閉スペクトラム症と関連するとされる二つの遺伝子に変異があった。 チームの地域医療機能推進機構湯河原病院(神奈川県湯河原町)の吉田今日子医師(脳神経外科)は「人間と同じ霊長類のサルで自閉スペクトラム症の特徴を持つ個体がいると分かり、病態研究に有用なモデル生物と示された」としている。 中国の研究チームは1月、遺伝子操作による自閉症のサルの作製に成功したと発表している。 自閉スペクトラム症 自閉症やアスペルガー症候群など発達障害の総称。対人コミュニケーションが難しいといった特徴を持つ人々を広く捉えようと新しく定義された分類。100人に1人程度いるとされる。遺伝的要因や環境要因の組み合わせによって発症すると考えられているが、詳しいメカニズムは分かっていない。(共同) ニュースサイトで読む: http://mainichi.jp/articles/20161119/k00/00e/040/239000c#csidx1cc2cf57fe29bd2844f0b2ca18868e6 【毎日新聞 http://mainichi.jp/articles/20161119/k00/00e/040/239000c】本格的な研究が日々繰り広げられている中、とても興味深い報告ですね。🌠
2016.11.20
コメント(8)

知的障害者施設で入所者を虐待か 熊本・天草、県が指導 熊本県天草市の知的障害者入所施設で、入所者に対する虐待行為や金銭着服があったとして、県が今月、文書で改善指導をしていたことが分かった。入所者の襟首をつかんだり、暴言を吐いたりしていたという。県は施設に、12月半ばまでに再発防止の計画書を提出するよう求めている。 県によると、施設は天草市の社会福祉法人啓明会が運営する苓山(れいざん)寮と第二苓山寮。計90人が暮らしている。今年5月、「職員が入所者から預かった金を着服している」と県に情報提供があり、6月と9月に職員や入所者に聞き取り調査をしたところ、複数の職員が入所者に「ばか」などと暴言を吐いたり、襟首をつかんで引っ張ったりした事実を確認したという。 両施設の飽田(あきた)一夫施設長(67)は取材に対し、第二苓山寮の50代の女性職員が、利用者を代行して買い物をした際に私物のサンダルや子供用のズボンを買うなど約3万円を着服していたことを認めた。すでにこの職員を解雇したという。 一方で、襟首をつかんだ行為については、入所者が周りの人にぶつかるのを避けるための対応だとして虐待を否定。暴言についても「仲がいい間柄でのやりとり」と説明し、「職員のスキルアップをし、二度と迷惑をかけることのないようにしたい」と話した。【朝日デジタル http://www.asahi.com/articles/ASJCJ3CDKJCJTLVB002.html】保護者代わりに見守っているという意識に欠けた上に、仲がいい間柄でのやりとりと位置付ける。親しき中にも礼儀あり、やるせなさと憤りを感じますね。🌠
2016.11.19
コメント(7)

親を介した自閉症介入が10歳時でも効果 2-4歳の自閉症児に対する親を介した社会的コミュニケーション治療の効果を検討した無作為化比較試験(PACT試験)の追跡調査で、PACT介入の長期効果を検証。152例中121例を中央値5.75年(年齢中央値10.5歳)追跡した結果、介入群では試験および追跡期間の全体を通して、自閉症診断観察検査の重症度スコア(ADOS-CSS)に基づく症状の有意な軽減が認められた。文献:Pickles A et al. Parent-mediated social communication therapy for young children with autism (PACT): long-term follow-up of a randomised controlled trial. Lancet. 2016 Oct 24. pii: S0140-6736(16)31229-6. doi: 10.1016/S0140-6736(16)31229-6. [Epub ahead of print] 【m3.com https://www.m3.com/open/thesis/article/17016/】早期療法には、何より親の適切な介入が有効、現状を受け止め、早めの療育に意義があるのでしょうね。🌠226万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント、感謝です。
2016.11.18
コメント(16)

養護学校教師、知的障害のある複数の児童に不適切な指導 福島福島県の県立養護学校の教師が、知的障害のある複数の児童に対して、粘着テープで口をふさぐなどの不適切な指導を繰り返していたことがわかった。 県教育委員会などによると、県立の養護学校の女性教師が、2016年の1学期から、知的障害のある複数の児童に対して、口を粘着テープでふさいだり、体を小突くなどの行為を繰り返していた。 児童に、目立ったけがはなかったということだが、FNNの取材に対し、学校側は、不適切な指導だったことを認めている。 県教育委員会では、「県内の養護学校では前例がない」として、事実関係を確認したうえで、この女性教師を処分する方針。 (福島テレビ) 【FNN http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00341814.html】県内のみでなく全国内でも、ありえない、決して許されない出来事です。🌠
2016.11.17
コメント(0)

発達障害ある女子生徒、教諭に髪切られ不登校に山梨県山梨市内の中学校で6月、発達障害がある女子生徒が校内で女性教諭に髪を切られた後、不登校となっていることがわかった。中学校によると、女子生徒は「衛生面について同級生に指摘された」と悩んでいたことから、6月上旬、教諭3人と話し合い、母親に髪を切ってもらった。翌日、女子生徒が女性教諭に「母親から『あとは先生にそろえてもらいなさい』と言われた」と話したため、女性教諭が放課後、校内の廊下で髪を切ったという。 一方、取材に対して、母親は、「娘は意思の伝達が苦手で、教諭3人と話し合った時に髪を切ることを断ったつもりだったのに、押し切られた。また、理容用でないハサミで、鏡やくしを使わず切られて髪が不ぞろいになったこともショックだったようだ」と話している。女子生徒は髪を切られた翌日からほとんど登校しなくなり、急性ストレス障害と診断されたという。 中学校の校長は「保護者に髪を切る了解を取らなかったことなど、配慮が足りない点があった」と話している。 山梨市教育委員会は「善意でできる限りの対応をしたもので、処分などは考えていないが、子どもの特性を十分に考えて対応すべきで申し訳なかった」としている。【2016年11月15日 YomiuriOnline http://www.yomiuri.co.jp/national/20161115-OYT1T50003.html 】伝達がうまくされず、話し合いもただ空回りで終わっていたのだとすると、もっともっと密に連絡を取り合う環境が必要ですね。🌠
2016.11.16
コメント(17)

支援学級担任が生徒に何度も不適切発言 不登校に 神戸市須磨区の市立中学校で、特別支援学級を担任していた30代の女性教諭が、同学級の女子生徒に対し「色気づきやがって」「おばさん」などと、不適切な発言を繰り返していたことが20日、同市教育委員会などへの取材で分かった。 市教委によると今年5月以降、正確な回数は不明だが、不適切な発言は1学期中に何度もあった。こうした発言を受けた女子生徒2人のうち1人は不登校になったという。同校は2学期から、教諭を同学級の担任から外した。 教諭は「女子生徒が鏡の前で前髪を直しているのを見て『色気づきやがって』と発言した。(一連の発言は)親しみを込めたつもりだった」などと話し、保護者に謝罪したが、なお保護者側の話と食い違いが残っており、市教委は詳細な調査をして処分するかどうかを決める。 保護者の一人は「何度も暴言を受けて娘が傷ついた。学校側の対応にも納得がいかない」と話している。【神戸新聞NEXT http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201610/0009596148.shtml】よりによって女性教諭の発言、それも耳に残る暴言はやるせないです・・。そして保護者との食い違いもあると現場での不安要素は尽きないですね。🌠
2016.11.15
コメント(13)

障害のある子を通常学級に 急がれる看護師配置 気管にあけた穴からの痰(たん)吸引や、おなかの穴から胃に栄養を送る「胃ろう」など、日常生活で医療的ケアの必要な子どもたちがいる。地域の学校で学びたいと願うものの、看護師の配置などについては自治体や学校によって対応もまちまちだ。胃ろうが必要な兵庫県西宮市の小学1年かんなさん(6)が、市立小学校に入学するまでを追った。 かんなさんは「CFC症候群」という先天性の難病で、発達はゆっくり。口から食事を取りにくいため、胃に直接、栄養を送る。 西宮市立の小学校ではこうした医療的ケアを保護者以外が行う場合、医師や看護師の配置が必要になる。そこで入学の2年前から、母親の知美さんは市教育委員会に相談し、小学校の通常学級進学を希望し続けた。 しかし、市内では前例がなく、市教委は「安全面と教育面を考慮した」と、特別支援学校もしくは小学校の特別支援学級を提案。知美さんは「ほかの子どもたちと理解を深めるには、同じ場所で一緒に過ごしてほしい」と願い、自ら知人の看護師に依頼し、協力してもらうことにした。最終的に、市教委がこの看護師を配置。かんなさんの学校生活を、看護師と学校の協力員が支える。 国語が大好きというかんなさんは、友達の朗読する文章を覚えるのが得意。校外学習やプール、運動会にも参加する。「毎朝元気に笑顔で登校する姿を見て、この選択をして良かったと感じる」と知美さん。「地域の学校にしても、支援学校にしても必要な配慮が受けられれば“特別な子ども”ではなくなるのでは」と話す。 文部科学省の2015年度調査によると、日常的に医療的ケアが必要な児童生徒は全国の公立小中学校に839人(兵庫県内37人)在籍し、うち301人(同10人)が通常学級に通う。一方、看護師の配置は350人(同11人)にとどまっている。 文科省はこれまで、看護師配置の補助対象を特別支援学校に限ってきたが、16年度から公立小中学校にも拡大。また、障害のある子とない子が一緒に学ぶ「インクルーシブ教育」のシステムづくりも目指している。インクルネット西宮世話人 栗山和久さんの話 障害者差別解消法が施行され「障害に応じた合理的配慮の提供」が義務付けられたにもかかわらず、障害のある子どもを通常学級に通わせることに悩む保護者は少なくない。こうした問題を考える「インクルネット西宮」を今春発足し、保護者の意見交換をしている。 車いすの子どもが希望する介助や通学支援を受けられないケースが今もある。医療的ケアが必要な子どものための看護師・協力員配置も、自治体任せでは不十分なままだ。 大阪府は看護師配置のため独自の制度を設け、すでに100人以上の児童・生徒が地元の学校に通う。「だれもが学びたい環境で学べる」ことが大切だ。【神戸新聞NEXT http://www.kobe-np.co.jp/news/kyouiku/201610/0009604575.shtml 】看護師配置のため独自の制度を設け、すでに100人以上の児童・生徒が地元の学校に通う、大阪の取り組みは目を見張るものがありますね。🌠
2016.11.14
コメント(1)

母子の見つめあい、そのとき脳内では何が起きている? 金沢大、世界初の知見を発表金沢大学・子どものこころの発達研究センターの三邉義雄センター長、菊知充教授、長谷川千秋博士研究員らの研究グループは、大阪大学・大学院工学研究科の浅田稔教授らの研究グループと共同で、「自閉症スペクトラム障害」の幼児とその母親が見つめあっている最中の脳の活動を調査し、世界初となる知見を得たと発表した。 「自閉症スペクトラム障害」は、対人関係やコミュニケーションの発達障害が主な症状で、自閉症、アスペルガー症候群、特定不能の広汎性発達障害などが含まれる。有病率1%前後という高さであるにもかかわらず、発症者の脳機能や反応については不明点が多い。 金沢大学には、世界で唯一となる、親子同時測定が可能な脳磁計(脳神経の電気的な活動を直接、正確かつ高精度に捉えることができる装置)が設置されている。 研究チームは、これまで調査の困難さから、親子が見つめ合っているときの脳の活動についてほとんど調査、研究がなされていないことに注目。見つめあうことによる双方向性の交流は、子どもの社会性の成長に重要な役割を果たしていると考え、4~7 歳の自閉症スペクトラム障害の幼児13人とその母親 13 人を対象に、脳の神経活動を記録した。 その結果、重度の幼児では、見つめあうことで生じる脳の反応が低下しており、その際、母親の脳の反応も同時に低下していることがわかった。さらに、反応が強い親子では、見つめあい中の母親の頭の動きが子どもの頭の動きに追随するようなパターンが多いことも確認されたという。 研究チームは、見つめあい中に起きる脳の反応には、自閉スペクトラム症の特徴が反映され、母子間の関係性も反映されていることを示しているとしたうえで、現在研究中の健常児の子どもとその母親の調査結果と合わせ、社会性をはぐくむ療育の開発につなげていきたいとしている。 なお、今回の研究は、親の関わり方が自閉スペクトラム症の原因になっていると示すものではない。発表は、2016年10月10日、英科学誌Nature 系列のオープンアクセス科学誌「Scientific Reports」に掲載された。 (Aging Style http://www.agingstyle.com/2016/11/02001543.html)(画像は金沢大学プレスリリースより) 忙しない日々の中でも、親子で向き合う時間の大切さを実感させられますね。🌠225万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント、感謝です。
2016.11.13
コメント(11)

知的障害の被告、減軽 更生支援計画を評価 地裁判決 /大阪府内の路線バスで乗客の首を絞めたとして傷害罪に問われた知的障害のある被告の男(51)に対し、大阪地裁は8日、懲役1年2月(求刑・懲役1年6月)の実刑判決を言い渡した。過去にも子供に重傷を負わせており、更生のあり方が焦点だった。中山大行裁判官は弁護側が提出した更生支援計画などを評価し、刑を軽くした。 判決によると、被告は今年3月11日、府内の路線バス内で乗客の女性(当時81歳)の首を絞め、軽傷を負わせた。… http://mainichi.jp/articles/20161109/ddl/k27/040/399000c#csidxec125ca206aa65f9957094b69955e66 毎日新聞弁護側の更生支援計画により減刑、障碍者に対する裁判も随分と考慮されつつある中で、やはり実際に更生が成される見守りを継続、貫くことが大事になってきますね。🌠
2016.11.12
コメント(13)

自閉症児、親の早期介入は長期にわたり有効- 【あなたの健康百科】 自閉症は、生まれつき脳の機能が障害されて起こる。なぜ脳機能が障害されるのか、詳しい原因は分かっておらず、根本的な治療は難しいとされている。そんな自閉症に関する研究結果が、このほど、海外から報告された。英マンチェスター大学のジョナサン・グリーン医師らが行った研究によると、自閉症児に対して親が早い時期からコミュニケーションを取るという介入をすると、自閉症の重症度に改善が見られ、その効果は長期的に続くという。詳細は、10月24日発行の医学誌「Lancet」(電子版)に掲載されている。早期介入で、重症度スコアが8.0から7.3へ 自閉症は、子ども100人に1人程度の割合で発症すると言われている。症状には、「人とうまく関わることができない」「特定の物事に対して強いこだわりを持つ」「言葉の発達に遅れがある」といった3つの特徴がある。治療が必要な病気とは違い、自閉症では社会生活にうまく順応できるように環境を整えてあげることや、生活していく上で困らないようにしてあげることが大切になってくるという。 今回の研究は、自閉症児に対して親が早期からコミュニケーションを取るといった介入をすることによって、自閉症児の主症状や親子のコミュニケーションにどのような影響が出るかについて調査したもの。対象は、2~4歳11カ月の自閉症の子ども152人だった。 対象児の半数の親に、2週間に1度、2時間の教育プログラムを6カ月にわたり受講してもらった。子どもの観察の仕方や子どもに対する責任感、コミュニケーションの取り方などを学び、それを生かして1日20~30分ほど子どもと接してもらった。 実は、同医師らは2010年に、本研究の短期結果について報告している。今回は、対象の自閉症児をさらに5.75年(中央値)ほど継続して追跡し、その長期的な影響を調べている。 最終的に追跡できたのは121人で、追跡終了時の子どもの年齢(中央値)は10.5歳だった。 自閉症の重症度には、自閉症診断検査(ADOS)を用いた。スコアは10段階評価で、重症度が高い場合を10とした。 調査開始時の重症度スコアは、早期介入グループが8.0、通常治療グループが7.9と差がなかった。ところが追跡終了時には、早期介入グループが7.3、通常治療グループが7.8と、早期介入グループで明らかに低下していた。また、重症度スコアが8~10と高い子どもの割合は、早期介入グループで約46%、通常治療グループで約63%だったという。 自閉症の三大症状のうち、「人との関わり」と「こだわり」に関して、早期介入グループでは長期的な効果の継続が見られた。一方、「言葉の発達」は両グループで差は見られなかった。 今回の結果から、早期介入による自閉症の症状の改善は、6年近く続くことが示された。これを踏まえ、同医師らは「効果継続の背景にどのようなメカニズムがあるのか、そしてコスト面でどの程度メリットがあるのかについて明らかにする必要があるだろう」と今後の課題についてコメントした。(「あなたの健康百科」2016年11月10日配信)【CBNews http://www.cabrain.net/news/article/newsId/49962.html?src=catelink】 障害の有無に関わらず、何事も長期的視野で真剣に取り組む姿勢は、子供の成長には有効であり、必要なんでしょうね。🌠224万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント、感謝です。
2016.11.11
コメント(26)

子の発達障害の可能性を放置すると、将来どんな問題が?発達障害か否かが判別しにくい「グレーゾーン」。実は、いちばん怖いのは思春期以降の「二次障害」の方だそう。「二次障害は、不適切な環境に置かれたことに対するストレス反応です。 先天的に脳にあった一次的障害に対して、後天的に発生してしまった障害をいいます」こう話すのは、『立石流 子どもも親も幸せになる発達障害の子の育て方』(すばる舎)などの著書を持つ立石美津子さん。発達障害でありながら親がそれを否定し通常学級で普通の子として学ぶことにより、友だち関係がうまく作れなかったり、いじめにあったり、「どうせ俺なんか」といった自己否定の気持ちを持ってしまったり。それが不登校やうつ、家庭内暴力、ひきこもり、さらにはリストカットなどにつながる危険性があるそう。「これらは大人になって突然起こるのではなく、マイナスの経験の積み重ねの結果です。特に、障害が重い場合に比べ、知的遅れがないために親も本人も受け入れられない『グレーゾーン』において、二次障害の問題は最も起こりやすい傾向があります」●「できるだけ通常学級で」は子を追い詰める可能性も二次障害を防ぐ一番のカギは、一番長い時間子どもと関わるお母さんの姿勢だそう。「子どもの“あるがまま”を認められず、自分の考える理想の子ども像を求め、ほかの子と比べてしまう。でも、背の高い子や低い子、走るのが速い子や遅い子がいるように、頑張ってもできないことはあるのです。親が追い詰めた結果、子どもは誰にも理解されることなく、苦しみ、孤立します」また、知的に遅れがあるのに「特別支援学級に行かせると、伸びるものも伸びなくなってしまう」と思い込んでいる親、「とりあえず通常学級でできるだけ過ごさせ、無理になったら移動させよう」と考える親も多い。「でも、特別支援教育なら、個別に手厚いサポートが受けられるところを、親の見栄や知識のなさによって通常学級で頑張らせてしまうことで、子への精神的負担が積み重なり、手に負えない段階になってから特別支援学級に移るケースは多いのです」子どもの1~2年間は非常に大きなもの。小学校低学年くらいまでは二次障害は起こらないのに、結論を先送りすることで、事態が悪化してしまうことは多々あるのだ。ちなみに、難しいのはママ友に聞いても、無責任に「大丈夫よ。個性のひとつよ」などと言われて終わってしまうことが多いこと。グレーゾーンを受け入れられない人は、まずネットや書籍で情報を集めてみること。異年齢の子の親が集まるNPOイベントなどに行ってみるのも、客観的に判断できる材料となるそう。自分にとってでなく、わが子にとってベストの選択をしたいものだ。[excite. http://www.excite.co.jp/News/woman_clm/20161109/Mamatenna_41938.html?_p=2 ]何より本人の為と思えば、自ずと答えは出てくるはずですね。🌠
2016.11.10
コメント(17)

水戸黄門漫遊マラソン 知的障害者140人参加 「ノーマライゼーション象徴の大会に」 /茨城30日に開かれた「水戸黄門漫遊マラソン」には2キロと5キロのコースに知的障害者約140人が参加した。スタートからゴールまで、健常者に交じって同じコースを走った。障害者のスポーツ大会を主催するNPO法人「蛍の会」代表で、今回の大会に運営面で協力した水戸市本町、沢畑清子さん(59)は「ノーマライゼーションを象徴する大会に育ってほしい」と期待する。 沢畑さんが「蛍の会」を設立したのは長男俊允(としのぶ)さん(38)の知的障害がきっかけ。3歳ごろに発達の遅れを感じ、その後知的障害と判明した。俊允さんは特別支援学校でサッカー部に所属していたが、1997年に卒業した後は社会福祉事業団での仕事と自宅を往復する日々で、運動する機会がめっきり減った。 「知的障害者が思い切り体を動かせる環境をつくりたい」。沢畑さんは2002年に「蛍の会」を設立し、活動を始めた。年1回の駅伝大会、個人で競うロードレース大会のほか、月2回のサッカー教室を開いている。 昨秋、大会主催団体の一つ、市陸上競技協会から「障害者ランナーを受け入れたい」と持ちかけられ、「健常者と一緒に走ることができるのなら」と引き受けた。これまで開いてきたロードレースに代わる大会だと位置付け、参加を呼び掛けたところ、5キロ97人▽2キロ41人の計138人がエントリーしてくれた。ほかに沢畑さんを通さず参加した障害者もいたという。 当日は緊急の場合にいち早く対応するよう、ゼッケンの色を変えてもらったが、健常者と交じって同じスタート位置に立ち、それぞれのペースで駆け抜けた。約40人は親族などの伴走つきだが、俊允さんは一人。「楽しかった。大勢で走るといつもと違う」と俊允さん。大勢の健常者と一緒に走るのは久しぶりだった。同市千波町、柳田貫智さん(22)は姉の夫・翼さん(25)の伴走つきで5キロに参加。スタート前、手を振りながら「負けたくない。完走したい」と笑顔で語った。 沢畑さんは「懸命にゴールを目指す姿は健常者も障害者も変わらない。障害者だけの大会も大事だが、健常者と同じ声援を受けてスポーツを楽しむ機会をもっとつくってほしい」と求めている。 【毎日新聞 http://mainichi.jp/articles/20161101/ddl/k08/050/098000c】完走の記録証を手に笑顔の沢畑さん(左)と俊允さん=水戸市で同じ目標に向かって突き進む、参加者が多いほどに励まされ、楽しめるのでしょうね。🌠
2016.11.09
コメント(0)

発達障害のある子に「できた経験」を 手を添えて話す東京都八王子市教委生涯学習スポーツ部学習支援課主催の子育て応援ひろば「知っておきたい発達障害~上手な接し方と適切な支援で毎日がもっと笑顔に」が11月2日、同市生涯学習センターで開催された。発達障害のある子供に携わる仕事をしている関係者や保護者などが参加した。同講座は全3回。初回は、小笠原恵東京学芸大学教授が講師を務め、発達障害の正しい理解と発達障害のある子供との上手な付き合い方について教授した。発達障害のある子供は、▽たくさん覚える▽同時に2つ以上の事柄をする▽自分の思いを急に切り替える――などが難しい。こうした特性を踏まえ、指示を聞く心構えを子供にもってもらうためには、中身を話すより先に、これから「何について」「いくつ」話すかを、静かな環境で注意を引き付けて伝えるのがよい。言葉だけでなく、自分の体を動かし、子供に手を添えて伝える工夫も必要とした。できなかった経験は、子供たちの自尊心を傷つけてしまう。そのため、やり直しにならないよう小さな内容から伝え、一つひとつやっていくのが大切とした。しゃべらないで静かに話を聞いてほしい場合であれば、「静かにして」ではなく「口を閉じて」など、具体的に伝えるとよいという。同教授は「少しでもよいから、子供たちに、自分でできた経験をさせてあげたい」と話した。子供が何かできたときには、60秒以内に褒めるのがよいとした。時間をおくと、何について褒められているのかが伝わらないからだ。このほか、子供へのだめな叱り方をさまざまな型に分けたほか、授業や行事、給食、休み時間、帰り支度のときなどの発達障害のある子供の様子を示し、詳細に説明。どう対応すればよいのか、具体的に話した。受講者の質問にも、丁寧に受け答えた。今後の講座では、堀内祐子自閉症スペクトラム支援士や西村南海子NPO法人かたつむり理事長が登壇。子供の個性を伸ばす適切な支援や子育ての悩みについての講座を行う。【教育新聞 https://www.kyobun.co.jp/news/20161102_03/】教育現場での日々の葛藤の中でも、一筋の手立てが掲げられるとそれだけで何か小さな進歩が見出せそうですね。🌠223万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント、感謝です。🌠
2016.11.08
コメント(14)

「通級指導」先生足りない 発達障害の子の別室指導、拡充求める声授業中に席でじっとしていられないといった発達障害の小中学生の学びを支えるため、一部の授業を別室で行う「通級指導」という制度がある。しかし、教員不足で希望者の多くが受けられないのが現状なため、保護者らが制度の拡充を求めて署名活動を始めた。 ■受けられない希望者も/保護者らが署名集める 通級指導は小中学生が対象。週に1~2回、所属する通常のクラスを離れ、友人との折り合いのつけ方や自分の障害の特性などについてグループや個別の指導で学ぶ。同じ学校の別の教室か、他校で専任教員の指導を受ける。 障害のある子の教育では、知的障害の子らを対象にした特別支援学校や特別支援学級があるが、通級指導はコミュニケーションが苦手などの発達障害がある子や、視力や聴力に比較的軽度の障害がある子らが対象だ。 文部科学省によると、2015年度に公立小中の全児童生徒のうち、通級指導を受けたのは1%弱にあたる約9万人。同省は発達障害と診断される子の増加を受け、専任教員を追加配置してきた。ただ、通常学級の小中学生の6・5%(60万人程度)に発達障害の可能性があるとの国の試算もあり、希望しても通級指導を受けられない子もいる。 発達障害の子を対象にした学習塾を運営する「LITALICO」(東京都)が10月に行った発達障害児の保護者アンケートでは、通級指導を受けていない人のうち約15%の人は、希望しても受けられなかったという経験をしていた。 署名を集めているのは、子どもが通級指導を受けられないでいる母親や支援者ら約10人。文科省などに専任教員を増やすなどして制度を拡充するよう求める。 呼びかけ人の一人、横浜市の女性(41)は市立小6年の次男が小学校に入った直後、学校に呼ばれた。授業中に床に寝転がるなどの行動があったためだ。注意欠陥・多動性障害(ADHD)とアスペルガー症候群と診断され、通級指導に申し込んだ。だが、空きが出ない。順番待ちをしている間、教員に「授業の邪魔をする」と言われたり、コミュニケーションの問題から次男が同級生に暴力を振るわれたりしたという。 こうした経験から、勤務先のLITALICOの協力を受けながら、10月に署名運動を始めた。オンライン署名サイト「Change.org」などを通じ、10月末までに集まったのは約3万人分。近く国会議員らに提出する予定だ。 文科省は今後10年間で専任教員を8900人増やす方針だ。しかし署名の要請文では「日本には小学校と中学校合わせて3万校ほどあり、あまりにも少ない」と指摘している。 ■学校への不安和らぐ 親「自己肯定感高まった」 通級指導にはどんな効果があるのか。小1の時から受けている東京都新宿区立中1年の男子は「学校に通えたのは通級指導のおかげ」と話す。友達とのやりとりで感情的になりがちで、これまでに広汎(こうはん)性発達障害やADHDとの診断を受けた。 通級指導は週1日。区内の別の学校に通った。教員5人に子ども5人。トラブルを避ける方法も習った。褒められることも多く、学校に行く不安が和らいだという。 母親(51)は「本人の自己肯定感が高まった」。通級指導の時間には通常の授業に出られないが、メリットの方が大きいと感じる。「普通と違っても皆に受け入れてもらえるようになるために、通級指導は大事」 筑波大の柘植(つげ)雅義教授(発達障害教育)は「通級による指導で、発達障害で生じる落ち着きのなさなどが改善するだけでなく、担当の専任教員が保護者の相談相手になり、通常学級の担任への助言役にもなる利点がある」と指摘。障害者にとっての障壁を取り除く「合理的配慮」を公的機関に義務づけた障害者差別解消法が今年から施行されたことを踏まえ、「全ての学校で受けられるようにするのが急務だ」と主張する。【朝日デジタル http://digital.asahi.com/articles/DA3S12641618.html?rm=150 】発達障害の子向けの塾で授業を受ける中1の男子(手前)通級指導と同様、コミュニケーション方法などを学ぶ=東京都豊島区別室指導が必要な児童・生徒が増える中で、それを支える教員の確保が難しいと現状もあるようです。少子化でも、現場でのニーズは増える一方ですね。🌠
2016.11.07
コメント(13)

原発事故で鴨川に1年避難 福島の知的障害者に演奏会をプレゼント東京電力福島第一原発事故後、鴨川市で約一年間、避難生活を送った福島県内の知的障害者らと交流を続けてきた鴨川市の市民グループが、文化の日の三日、福島県田村市で、被災者らにバイオリンとピアノの演奏会をプレゼントする。世界的に活躍したバイオリニストの黒沼ユリ子さん(76)=御宿町=も駆け付け、無料コンサートを開く。 コンサートを企画したのは、鴨川市で自然保護活動をしている「ウミガメ倶楽部」など。原発事故後、福島県内の福祉施設などから知的障害者や職員ら約三百八十人が約一年、県立鴨川青年の家で避難生活を送った。避難生活を送る人たちを励まそうと、ウミガメ倶楽部代表の椎野瑞穂さん(79)らが中心になり、豚汁や芋煮などの食事を差し入れたりした。 被災者らが福島県に戻った後も椎野さんらは毎年、スイセンやナノハナ千本以上を施設へ贈るなど、五年以上にわたって交流を深めてきた。今年三月、椎野さんは岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」の木片を「魂柱」として使ったバイオリンを黒沼さんが演奏するのを聴き、その場で今回のコンサートを打診。黒沼さんの快諾を得たという。 今年九月に椎野さんらが田村市の福祉施設を訪れると、多くの利用者が顔を覚えていてくれた。椎野さんは「音楽のプレゼントを喜んでもらえたらうれしい。これからも交流を続けていきたい」と話している。 【東京新聞 http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/list/201611/CK2016110302000187.html】3日に福島県田村市で無料コンサートを開く黒沼ユリ子さん=御宿町で無料のコンサートは、ありがたいですね。これからも頑張れる励みとなることでしょうね。🌠
2016.11.06
コメント(0)

原因は睡眠不足?増える発達障害の子どもたち自閉症、アスペルガー症候群、多動性障害――。発達障害と診断される子どもが増えている。その原因が睡眠にある可能性が指摘されている。今回は発達障害と睡眠の関係についてお伝えしたい。 □増える発達障害の子どもたち 自閉症やアスペルガー症候群などの広汎性発達障害(PDD)や注意欠如・多動性障害(ADHD)などの発達障害があるとされ、特別な支援を受けながら学校へ通う子どもたちは年々増えている。 例えば、じっとしていられなかったり、ものごとに集中できなかったりといった特徴があるADHDでは、2006年には1600人あまりだったのが2014年には8500人に、対人関係やコミュニケーションに困難を示す自閉症では2006年に4000人、2014年には1万1000人と、どちらも大幅に増えている。□発達障害は睡眠不足が原因か? 発達障害は「生まれつきのもの」だとされてきた。しかし、睡眠との関連を指摘する専門家もいる。熊本大学名誉教授で兵庫県立リハビリテーション中央病院子どもの睡眠と発達医療センター特命参与の三池輝久医師は、「発達障害の明確な原因はいまだはっきりしない」としながらも、生まれつきのものの他に、子どもたちが夜更かしをしたり睡眠不足になったりすることによって体内時計が狂うことが発達障害の原因になっていると指摘する。□双子で両方ともは発達障害にならないのはなぜか 三池医師が睡眠不足といった環境的要因が発達障害の原因の1つと考えるのには理由がある。これまでの研究で双子が両方とも自閉症になる確率は、一卵性双生児で約60%、二卵性双生児ではほぼ0%という結果が出ているという。 遺伝子異常といった遺伝的な要因が強いのであれば、一卵性双生児の一致率が100%になるはずなのだが、実際は「60%」。これは遺伝的な原因の他に環境的な原因が加わっているからと三池医師は考えている。それが冒頭で示したように、ここ数年、発達障害と診断される子どもたちの数が大幅に増えているという数字にも表れていると指摘する。遺伝的な要因であればこのような増え方はしないというのだ(※3)。□PDD、ADHDの子どもは「睡眠に問題アリ」 国立精神・神経医療研究センター病院などの研究チームの報告でも、PDDと診断された子どもたちは「なかなか就床しない」「入眠できない」「夜中に起きて騒ぐ」「ちょっとしたことで起きてしまう」などの睡眠に問題があると指摘されている。 PDDで睡眠に問題がある子どもの割合は、研究によって30%とも90%とも報告されていて幅はあるものの、健常児に比べて高い割合で睡眠の問題を抱えていることは間違いないと結論付けている。ADHDも高い割合で睡眠に問題があり、睡眠障害が多動を悪化させているのではないかと指摘されている(※4)。□治療の第一歩は睡眠から 国立精神・神経医療研究センター病院などの研究チームは、PDDの中でも睡眠障害があるグループは、睡眠障害がないグループに比べて、情緒面や行動面で問題が多いことから、まずは睡眠障害に対処していくことが大切だとしている。三池医師が特命参与を務める子どもの睡眠と発達医療センターでも、発達障害の診断において、まずは睡眠問題があるかないかからアプローチし、睡眠問題から解決する方法を取っている(※5)。□子どもたちにとって睡眠はとても大切なこと このように睡眠は発達障害に大きな影響を及ぼす可能性があるのだ。子どもたちにとって睡眠は単純に“成長にとって大切なもの”だけにとどまらない、とても重要なことなのだ。まずはお子さんが早寝早起きできているか、十分な睡眠が取れているか、この極めて基本的な、そして大切なことを改めて確認していただきたいと思う。【Ameba News http://news.ameba.jp/20161103-189/ 】確かに発達障害のお子さんは睡眠障害でもあるケースもあるようで、睡眠不足だから発達障害になるというよりは、脳の働きにももっと複雑な原因があるのでしょうね。🌠
2016.11.05
コメント(10)
![]()
発達障害の子の勘違い「他人事じゃない」 伝わる会話幼児が勘違いした出来事を記録し、分かりやすい話し方につなげている幼稚園を9月に記事で紹介したところ、「幼児に限られる話ではない」といった声が読者から寄せられました。今回は、発達障害の小学生の子どもが学校での会話に苦労している話を取り上げます。幼児の勘違い、防災のヒントに 幼稚園が27年記録 9月17日付はぐくむ面で紹介した京都府宇治市の広野幼稚園では、先生が「運動会、何か(種目)出るの?」と聞くと、園児は「おやつが出るよ」と答えるなど、意図がはっきり伝わらなかった出来事とどんな情報が抜けていたのかを記録。読みかえして大人の言葉遣いを園児が理解しやすいように改善し、災害時の指示にもつなげている。 掲載後、石川県内の女性(54)から「他人ごとではありません。娘もちょっと前ならやりそうなことばかりです」とのメールが届いた。 小学5年生の長女(10)は4歳の頃、発達障害のアスペルガー症候群(現在の自閉スペクトラム症)と診断され、特別支援学級で学ぶ。医師には言葉はどんどん覚えるが、覚えたことを応用することが苦手と言われた。 小学1年の時、「(その日の授業で)習ったところを音読する」という国語の宿題が授業のたびに出た。長女は毎回、4月からそれまでに習った内容を全て音読した。日に日に読む量が増えるため、女性が「『今習っているところ』でいいのよ」と言ったが、長女は「『習ったところ』を読まないといけないの。先生がそう言ったの」といって、なかなか理解できなかった。 低学年のころはそんな出来事が多く、女性はその都度、連絡帳に長女が担任の意図を理解していないことを書き、指示し直してもらった。進級で担任が替わると、教師がどのように気をつければいいかをわかりやすくするため、経験した具体例を伝えた。 3年時と現在の担任を務める教員によると、以前と比べて意図が伝わらないことが減り、困惑した顔の時はその場で「わかった?」と聞いて誤解をなくそうと意識している。長女から質問してくることも増え、省略された言葉をだんだん補えるようになっているという。 しかし今も、意図が伝わらないことはたまにある。9月、長女は宿泊体験の持ち物が書いてある「しおり」を荷造りで使うために、担任から「(いったん)持って帰っていいよ」と言われて持ち帰った。翌日以降の授業も必要だったが、長女は「先生が持ち帰っていいと言ったから」と、学校に持って行こうとしなかった。 女性は「目立った知的発達の遅れがないため、私たちが気づいていないところで、まだ困っていることがあるかもしれない」と話す。 白百合女子大学教授(発達心理学)で、神奈川県藤沢市のわかふじ幼稚園園長の秦野悦子さんは、自閉スペクトラム症によって、言葉通りに物事を捉え、言葉には表れていない話し手の意図を理解できない傾向があるときは、話し方に注意が必要という。 秦野さんが知る、こんな事例がある。ある小学校が遠足に出かけ、教師が「1人ゴミを10個ずつ拾ってゴミ箱に入れましょう」と話した。自閉傾向があった1年生の児童は周りにゴミが落ちていなかったため、ゴミ箱をひっくり返してゴミを拾い集めた。 「その子は『ゴミを10個拾う』ことを忠実に実行しました。その場所をきれいにする目的や、ゴミが落ちていなければ無理に拾う必要がないといった条件をしっかり伝えることが必要でした」と秦野さんは指摘する。 ほかにも、「ちょっと待ってて」の「ちょっと」はどれくらいの長さなのか。「好きにしなさい」は自由を与えることなのか、怒っていてかまっていられないことなのか、悩むこともあるという。「言葉の背後にある意図まで理解できず、困惑することがある。いろんな経験が少ない子どもなら、なおさら。話す側はあいまいな表現を避けたり、例外や条件を添えたり、具体的な話し方を心がけるようにするべきです」と話す。 そして、自閉スペクトラム症に限らず、「会話の意図を理解し合うには、発言の前提となる内容を話す側と聞く側で共有することが大切です。話す側は、聞く側がどのように理解するのかを想像しながら話す必要がある。大人同士も含めて、あらゆる人に通じることです」と指摘する。 〈発達障害と自閉スペクトラム症〉 発達障害は生まれつき脳の発達が通常と違うことが原因とされ、文部科学省の2012年の推計では、公立小中学校の通常学級にいる児童の6・5%に知的発達に遅れはないものの可能性がある。自閉スペクトラム症は発達障害の一つ。他の人と社会的関係を持つことやコミュニケーションの障害、興味関心の偏りがあるなど、症状には個人差がある。かつては自閉症やアスペルガー症候群、広汎(こうはん)性発達障害といった分類だったが、米国精神医学会のマニュアルが改訂されたことに合わせて、日本精神神経学会が14年に病名を統一した。■「上司の日本語わかんない」サラリーマンも困惑 9月17日付の記事について、ネット上ではサラリーマン同士でも必要な視点という意見が目立ちました。上司の指示が部下に伝わりにくいことを取材した記事「上司の日本語がわかんない! 『勝手に省略語』幼児との会話にヒント?」を、朝日新聞社が運営するネットニュースサイト「withnews(ウィズニュース)」(http://withnews.jp/)で配信しています。 【朝日デジタル http://www.asahi.com/articles/ASJBX4HZSJBXUTFL00C.html 】言葉のあや、ゆっくり考える時間を与えるのも必要なんでしょうね。少子化でも今の現場は時間に、行事に追われていて、ゆっくり子どもと向き合う時間を欠いているようにも感じます。🌠222万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。
2016.11.04
コメント(14)

知的障害者の銀行口座の開設について今晩は。初めてご相談させて頂きます。 僕は、知的障害を持っている22歳なのですが、最近、親と喧嘩する事が多くて、親は、すぐに「出ていけ、出ていけ」と言ってくるし、自分の給料の額も把握していないので、黙って、給料の振込先を親が持っているキャッシュカード(僕名義)から、新しく、同じ銀行の同じ支店に新設する口座に移そうと考えているのですが、以前作りに行ったら、たまたまお金を持っていなかったのですが、親に黙って作りたいのに「保護者の方と一緒に来てください」と言われてしまいました。 知的障害者は、口座を作る事は出来ないのでしょうか?※知的障害と言っても、中学校の普通学級を卒業しているし、文字の読み書きもちゃんと出来ます。(漢検3級所持)埼玉県のみどりの手帳(療育手帳)のCランクを15歳の時に取得しています。また、口座を作って、キャッシュカードが親展で送られてきた時に、僕宛なのに、親が勝手に開けたら、何らかの法律違反になるのでしょうか?それとも、例え親展であっても、親であれば、勝手に開けて中身を見ても許されるのでしょうか? 書き忘れましたが、今、引越業者の一般事務で、正社員で働いています。 家には、家族4人(父65歳、母55歳、僕、弟21歳)+犬1匹+猫3匹が居ます。 給料が出たらその中から3万円をお小遣いで貰っているのですが、もし、僕が管理する様になったら、家賃や光熱費等も払いたいと思っています。(借家ではなく一戸建て) >知的障害者は、口座を作る事は出来ないのでしょうか? 成人しているとのことですから、作ることができると思われます。その銀行に、保護者と一緒に来なければ作れない理由を尋ねてみてください。 場合によっては、他の銀行で作った方が早いかもしれません。 黒岩 英一 弁護士 【弁護士ドットコム https://www.bengo4.com/c_5/c_1098/b_497706/】実際に障害を持たれた方からの呼びかけは珍しく、保護者としても考えさせられる部分が多々あります。🌠
2016.11.03
コメント(16)

自閉症の8才がなにげに踊ったマイケル・ジャクソンの「スリラー」、プロ過ぎるとネットで話題自閉症の8才児が道端のウェブカメラの前で踊った「スリラー」。それが上手過ぎるとネットで話題になり、海外メディアも取り上げた。誰でもエントリーできるコンテストで観光客にビーチハウスをレンタルするイギリスの会社「Aspect Holidays」は、店舗の前にウェブカメラを設置し、コンテストを開催していた。カメラの前で誰でもパフォーマンスしてエントリーできるというものだ。通りかかった地元住人や観光客が面白半分に踊りを披露して行く中に、自閉症を持つ8才のウィリアム・ライアン君がいた。母親がスマホで流すマイケル・ジャクソンの「スリラー」に合わせ、ライアン君は踊り出す。その振り付けはマイケルとまったく同じ。しかもキレがいい。これは大したもの。facebook/Aspects Holidaysfacebook/Aspects Holidaysfacebook/Aspects Holidaysそのパフォーマンス中、観光客や作業員が無頓着に近くを通り過ぎるが、ライアン君の集中はまったく途切れず、ダンスを貫徹する。ライアン君は、ダンスを習ったことはなく、ビデオを見て振り付けを全て覚えたという。上半期の優勝者にAspect Holidaysがこの2分17秒のビデオを10月27日にfacebookに投稿したところ「エクセレント!」「驚異的」「スーパースターだ」といったコメントが1,300以上つき、再生回数は8万9,000回超え。ライアン君は、パフォーマンスコンテストの上半期優勝者となった。(掲載されたビデオは、本物の「スリラー」の曲がオーバーダビングされている)【irorio http://irorio.jp/sophokles/20161101/361216/】 天性の賜物ですね、素晴らしいです。🌠
2016.11.02
コメント(0)

命の願い、合唱組曲作成 「役に立たない」言わせぬ社会に 大阪・堺の作業所堺市内の作業所で働く知的障害者やその親、職員を取材した内容が、合唱組曲「ねがい」になった。全9章に、誇りを持ってクッキー作りにいそしむ障害者の姿、高齢になり、子供の将来を案じる親の心情、それを支える職員の様子などを盛り込んだ約1時間の作品。相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で19人が殺害された事件から26日で3カ月。障害者ら約200人は11月20日のコンサートで「命の重みは誰でも等しい」との強い思いを歌声に乗せる。 作詞を手がけたのは堺市東区の詩人で元高校教員の佐伯洋さん(73)=顔写真。同区の社会福祉法人コスモスから設立20周年に向けた合唱組曲の依頼があり、2014年秋から障害者の取材を始めた。同時にコスモスは、他の団体にも参加を呼びかけた。 ある障害者事業所の家族会の懇談会で実際に耳にしたやりとりは、そのまま第7章「人間の声」に盛り込んだ。一人の母親が「うちの子は世の中の何の役にも立っていませんが……」とつぶやくと、すぐに司会の女性が「そんなことを言わせる社会にしてはなりませんよ」と返した。佐伯さんは「ビーンときて震えた」と振り返る。 事件が起きたのは組曲の一部が出来上がり、練習をしていた頃だった。逮捕された容疑者が「重複障害者は生きていても意味がない」と語ったことを知り、佐伯さんの脳裏にやりとりがよみがえった。 今月20日の練習には約40人が参加した。知的障害があり、市内の作業所で給食作りを担当する守口大棋さん(23)は「作業している頑張りを知ってほしい」。土井孝子さん(74)は重度の知的障害がある双子の兄弟、隆人さん(48)、盛人さん(48)を育ててきた。「これまでの四十数年が凝縮されて、最初は歌いながら涙が出てきた」と話している。 コンサートは11月20日午後1時半~3時半、堺市南区の国際障害者交流センターで。参加協力金として一般2000円、障害者、小学生以下、介助者は1000円。社会福祉法人コスモス(072・288・1055)。 第7章「人間の声」 (合唱組曲「ねがい」より)作詞佐伯洋 いつの間にか われ知らず ふかい溜息(ためいき)をついている自分に気づきます うちの子は 世の中の 何の役にもたっていませんが ゆく先々が 将来が 心配でなりません うちの子も 世の中の ええ、世の中の 何の役にもたっていませんが… この時 人間の声がひびいた 力づよくひびいた 遠くからきて 目の前でひびいた 世の中のなんの役にもたっていないなんて そんなことを言わせる社会にしてはなりませんよ どしゃぶりの雨雨雨 ひとりぼっちで立ちすくんだ日もあった その哀しみが深ければ深いほどに しんぼうづよい人たちがいる 折れそうな心をしなやかに耐えている いのちを ねがいを ひびきあわせる人たちがいる 人間の声がある ゆるぎない人間の声がある 【毎日新聞 http://mainichi.jp/articles/20161025/ddf/041/040/010000c】一つ一つの思いが奏でるハーモニー、きっとすばらしいコンサートになることでしょうね。🌠221万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。
2016.11.01
コメント(8)
全30件 (30件中 1-30件目)
1
![]()
![]()
