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びわ湖ホールでの「海賊」は結局まだ申し込んでなくていまだ考え中。そうこうしてる間に売り切れちゃう可能性も無い訳でも無さそうなんだけど売り切れちゃったら売り切れちゃったでそれでいいか~、みたいな感じ。すっぱり諦めも付くしね。ぴあのサイトで見てきた限りではなかなか売れ行きは良さそうな感じ。日本公演初日となる名古屋での「白鳥」も売れ行き好調みたいだし。しかし名古屋での「白鳥」のお値段がS席2万円!と知ってビックリ。東京での公演と同じお値段なんですね~。びわ湖ホールは5千円もお安いのに。愛知県芸術劇場はとっても立派なホールだから、まぁ妥当かな?という気もしますが(とは言え今までに2回しかあの劇場へは行ったことないのですが)。びわ湖での「海賊」が1万5千円だから大阪でも「白鳥」は1万5千円、「ヴィシニョーワのすべて」は1万7千円かな、と思っているのですが(いつも大体揃えてるような気がするので?勝手に推測)名古屋での公演がこんなにお高いと知って少々不安になってきてしまいましたよ・・ちなみに大阪公演のチケット発売日は7月22日だそうです。びわ湖や名古屋でのチケットは既に発売になってるし東京公演のチケットも今週末には発売開始となるのに、大阪公演のチケットがいつ発売となるのか私は全然知らなかったのでホールに電話して聞いてみました。まだまだ随分先ですね。でも、支払いがまとまってドバッと、とはならないのですごく有難いです。その頃にはキャストとかも発表されてるといいなぁ、と思うのですがやっぱ無理かな(笑)。
2006年05月30日
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バレエフェスの演目って、私的にはなんかBプロの方が楽しめそうな感じだということに気が付いた。Aプロで特に観たい!と思うのって先日書いたとおりヴィシニョーワ&マラーホフの「くるみ」か、セミオノワ&フォーゲルの「ロミジュリ」くらいしかない。あとはまぁ全然知らない作品の方が多いような印象。ロホの「白雪姫」って一体?「あの」白雪姫(笑)なんだよね?そ~言えばロホは白雪姫に似てないこともないか?Aプロだけ、と思ってたけどなんか面白そうなのはBプロの方に思える。特に「椿姫」の白のパ・ド・ドゥと黒のパ・ド・ドゥが一度に観られるなんてすごく良いですよねぇ。幸福感で一杯の白と、慟哭の黒と、一度に観られるなんて良いよねぇ。二組とも同じパリオペというのも良し。ギエムはパリオペじゃあないけどまぁパリオペの範疇に入れてもいいよね?って言ってること無茶苦茶かなぁ(笑)。ヴィシニョーワ&マラーホフの「マノン」寝室のパ・ド・ドゥは今までに4回は観てるのでなんかあんまり有難味が薄いなぁ。と言うか私はこのふたりの「マノン」は全幕でこそ観たいのよ。ベルリン国立バレエ団って、「マノン」をレパートリーにしているのかなぁ。全幕で上演できるのだったら是非とも次回来日時には持ってきて欲しいわ。もちろんマリインスキーでもいいけど。とは言えバレエフェス観に行くかどうかは直前まで分からないかも。そこまでして(上京してまで)観たいか?と言われると正直そこまでではないしなぁ。と言うか秋からの公演に備えて貯金しなけりゃならないのだ、というのが本当のところかも。新国の「ライモンダ」にマリインスキー、年明けの「白鳥」と、観たい公演が詰まってるので、バレエフェスに大金注ぎ込んではいられない!というのが本音かも。ザハロワファンの私としては「ライモンダ」は絶対に外せないし、「白鳥」もザハロワを迎えて新版が上演されるとのことなのでこれも絶対観に行きたい。セルゲイエフ版だったら見送ってもいいのだけどね。そしてやっぱり何と言ってもマリインスキー!いや~、このバレエ団の公演は、前回来日時いろいろあっただけに是非とも今回はベストの状態の舞台を見せて頂きたいものです・・個人的に1番観たいのは「オールスター・ガラ」と「ヴィシニョーワのすべて」で、「ヴィシニョーワ~」は大阪でも公演があってほんと~に有難いことこの上ない、って感じなのだけれども、多分東京へも観に行っちゃうと思う。特に楽しみなのが「バヤデルカ」第2幕、なんだけど、これって当然ヴィシニョーワがガムザッティ踊ってくれるんだよね?あの幕の主役は実質的にはガムザッティだものね。まさか「花籠の踊り」だけ、ってことはないよね・・ヴィシ、ベルリンではガムザッティも踊ってるみたいだし、是非とも彼女のガムザッティ観てみたいわ~♪「オールスター・ガラ」も、「イン・ザ・ナイト」「エチュード」が観てみたくてこれまたすごく楽しみなんですよね~。「ロパートキナのすべて」もこれまた観てみたい。多分この公演が一番人気あるだろうと思うのですが、一日だけしかやらないというのが勿体無いような。「海賊」「白鳥」はちょっと微妙・・びわ湖ホールでも「海賊」をしてくれるそうでとっても嬉しいのだけど、う~ん、「海賊」か・・ほんとびみょ~だわ。お値段もS席で1万5千円と、東京での公演より5千円もお安いのでほんとにお得だとは思うのですが、「海賊」か~・・正直そんな金額出してまで観たい!とは思わないんですよね~。ヴィシニョーワがメドーラ踊ってくれるんなら絶対観に行くけど、八割方無理だろうしなぁ。ほんとど~しよう・・明後日28日にはもうチケット発売になっちゃうんですよね~。あ~、困った・・とここまで書いてくると、やっぱりバレエフェスどころではない!ということがよくわかったような気がします。う~ん、暫く頭を悩ます日々が続きそう・・ことなので
2006年05月26日
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NBSさんのサイトでバレエフェスの演目が発表になったとのことで、私も早速見に行ってきました。実はバレエフェスのチケットまだ取ってなくて、正直今回はパスしちゃっても別にいいかなぁ、なんて思ってたりもするの。なんかボリショイに満足し過ぎたみたいでもぅ暫くバレエは観なくても構わないわ、なんて気分になっちゃってて。それに何と言ってもザハロワが出演しない、というのが大きい(私にとっては)。いや最初から出演しないと分かっていたのならともかく、当初は出演するはずで?期待してただけに、却って落ち込みは大きいというか。彼女が出てくれないバレエフェスなんて観に行く気がしない、とまで言うのは大げさ過ぎるかも知れないけれど、とにかくかなりトーンダウンしていることは確か。で、結局まだチケット取ってなくて観に行くかどうかさえ決めてないんだけど、う~ん、こうしていざ演目が発表されてみると、やっぱりうわ~、って感じ。血が騒ぐ、と言うか(笑)。とくに驚いたのがヴィシニョーワ&マラーホフの「くるみ」。これは観たい!是非とも観たい!(当然最後のグラン・パ・ド・ドゥだよね?)ヴィシニョーワのこの手の?パ・ド・ドゥはもぅすっごく好きなの!とにかくあれほど「華」のあるバレリーナって他にいない、と思うから。バレエフェスのような場で純クラシックの作品を踊るのって、想像以上に難しくって、中途半端なペアが踊るとほんとに見られたものではなくなるくらい「恐い」ものがあると思うんだけど、ヴィシニョーワ(とマラーホフ)なら言うことなしでしょう!彼女の「くるみ」のグラン・パ・ド・ドゥはぜひとも観たいと思っていたけど、如何せん全幕で「くるみ」を観たいとはあんまり思わないのでチャンスを失してきたのね。だけどまさかバレエフェスで踊ってくれるとは!千両役者のヴィシニョーワにはぴったり、ではないでしょ~か?う~ん、となると少なくともAプロは観に行かなきゃならないわけね。セミオノワ&フォーゲルの「ロミジュリ」も観たいし。あと、やっぱりフェリとテューズリーは一緒に組むんですね~。「カルメン」「マノン」と、どちらも良さそうですが。この2人は私を「マノン」大好き人間にさせてくれた、私にとっては大恩あるおふたりなので一緒に組んでくれるというのは嬉しいのですが。Bプロの「マノン」が沼地のパ・ド・ドゥで良かった~。もし寝室のパ・ド・ドゥならBプロも観に行かなきゃならないところだった(笑)。とは言え・・ヴィシニョーワの「くるみ」目当てに2万5千円か・・・やっぱ無理かな~。
2006年05月23日
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ず~っと楽しみにしていたバレエ三昧の日々はアッと言う間に終わってしまいました。パリオペ2公演、ボリショイ4公演と観ましたが、短い期間にこれだけ観ると流石に満足しますね。私的にはやっぱりボリショイの「ラ・バヤデール」を3公演も観られたことが何よりも良かったです。ボリショイ、と言うよりはザハロワ目当て、と言った方が正直なところだったのですが、ザハロワの美に酔いしれることが出来て大満足だったばかりで無く、バレエ団そのものの持つ底力、と言うようなものも心底実感することができ、本当に素晴らしい舞台を見せて頂けたことに、ボリショイバレエ団の皆さまには心からの感謝の気持ちで一杯です。あんなに美しい影の王国は他で観ること出来るんでしょうかね?と思ってしまいますよ。3日間もあんな素晴らしい舞台を観ること出来たんですもの、本当になんて幸せ者なんでしょうか、私は。ザハロワは唯ひたすらに美しく、そう、「美しければ全て良し」なんです、私にとってザハロワは(笑)。あまり関心の無かったツィスカリーゼも随分と印象に残りましたし、なんだかんだ言ってもアレクサンドローワも素晴らしかった。アラシュもシプリナもとても良かったし、その他全てのダンサーの皆さんに感謝。評判のナターリア・オシポワちゃんもキビキビとした若さ溢れる踊りでとても良かったですね。影の王国で踊るにはちょっと元気良すぎるんじゃないか、という声も聞いたような気がしますけど何と言っても上手だし、ボリショイらしくて?いいんじゃないの、なんて思ってます(笑)。まだコール・ドというのが信じられないですね~。これからの舞台では主役級にキャスティングされていると聞きましたけど、充分頷ける事だと思います。将来楽しみな人がほんとに大勢いて、当分ボリショイは安泰ですね~。それにしてもこれだけ素晴らしい舞台だったというのに、客席には空席もかなりあったとのことで凄く残念な気がします。演目事体、それほど馴染みのあるものではなかったというせいもあるかとは思うのですが、やっぱりパリオペと殆ど間なしで公演、というのが悪かったのではないでしょうかね?しかもパリオペの「あの」お値段の直後・・ではどう考えたって分が悪い、と思うんですけど。もうちょっと間隔を空けて来日して頂いた方が良かったんじゃ?とも思います。その辺りの事情はさっぱりわからないので何とも言えないのですが。あと、グラチョーワはやはりとてもとても評判良いですね~。私は今回観に行きませんでしたが映像で見る彼女のニキヤはすごく好きです。前回02年来日時にはオーロラとエギナで彼女を観ましたが、エギナがとにかく凄かった!ので(こちらでも1、2度触れたことありますが)彼女の「女優」振りには凄いものがある、ということはよくわかります。次回来日時にはもう一度「スパルタクス」持ってきて欲しいです!「スパルタクス」と「バヤデルカ」と「白鳥」なんてど~でしょうね?「白鳥」は、ボリショイの「白鳥」ってなんかあんまり想像出来ないので、なんだか却って観てみたいような気にさせられるのですが。やっぱオデットも「メリハリ」あるんでしょ~か?(笑)
2006年05月21日
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昨日はボリショイバレエ日本公演の最終日、びわ湖ホールでの「ファラオの娘」を観てきました。キャストは当初の発表どおり、ルンキナ&グダーノフでした。私はルンキナを観るのは本当に初めてだったので、かなり期待していました。もしかしたら期待が大き過ぎたのかも知れません。また「ラ・バヤデール」を観て心底から、これぞまさに世界最高峰のバレエ団だわ!とつくづく実感していましたので、いやが上にも期待は高まっていたのだろうとも思います。しかも大好きなザハロワを満喫した直後・・なので、最初からルンキナにはそもそも分が悪かったんだと思います(私の中では)。え~、前置きが長くなりましたが、私にはルンキナはアスピシアとしては少々(いや、かなり?)「弱い」かと思われました。このアスピシアという役は、オーロラやライモンダみたいな系統の役で、とにもかくにも「中心」としての存在感が無ければ観られたものではない、大変大変難しい役ではないか?と思います。有無をも言わせぬ圧倒的な存在感、「オーラ」「華」というものが絶対不可欠の、大変な役だと思いました。ストーリーがそもそも・・・なのでなおのこと、主役を踊るバレリーナにはそうしたものが要求されるのではないかと思います。ストーリーが単調である分、それだけ「中心」となる主役バレリーナが文字通り「中心」として輝いていなければ、本当につまらなくなってしまう、そんな作品だと思いました。私はこの作品を観るのは本当に初めてで、映像でも見たことはありません。ですが、観ている途中からあ~、この作品は文字通り本当に「主役に全てが懸かっている」作品なんだな、「眠り」や「ライモンダ」と、そういう意味では同じような系統の作品なんだな、ということをしみじみと感じてしまいました。ルンキナはそういう観点から言いますと、ただ一言「弱い」のです。別に特に悪い点があるとかそういうことでは全くありません(ただ、テクニック的にももうちょっとなのかな?とも思ってしまいましたが)。しかし作品、ひいてはこの「ファラオの娘」の世界において「中心」として存在するにはあまりに弱い・・と感じざるをえませんでした。こういう系統の作品は、「主役が全て」です。例えば「眠り」を観に行って、他のダンサーがどんなに良くっても、音楽やセットがどんなに素晴らしかったとしても、主役の「オーロラ」がいまいち、では決して満足感は得られないだろうと思います。その逆に他のいろいろな要素でいまいち気に入らない点があったとしても「オーロラ」が素晴らしければ、「オーロラ」として輝いていてくれれば、他のマイナス要素はさておき、満足できるのではないでしょうか?「ファラオの娘」は「眠り」よりも更にストーリー的にも音楽的にも退屈だと思われますのでアスピシアに懸かってくるものはもしかするとオーロラ姫へのそれよりも、遥かに大きいものがあるのでは?と思います。くどいようですが本当にこの作品こそ「主役が全て」の演目なのですね。主役がこの「ファラオの娘」の世界において「中心」として輝いていてくれてこそ、の作品なのです。ルンキナはそういう観点から見ればあまりに「弱い」としか私には感じられませんでした。「中心」として機能していないのです。ですのでほんと~に自分でも驚いたのですが、観ている最中眠気がさしてきてしまいました。今までバレエを観ている最中に眠たくなってくるなどということ、あった例は無かったのです。たとえその前日、2、3時間しか寝ていなかったとしても、バレエ観ているその最中に眠気が襲ってくるなどということはありませんでした。ストーリー的にも音楽的にも単調なバレエでは主役に「力」がないと、本当に観られたものではないのだな、ということを痛感した次第です。ルンキナが観られるということで取ったチケットでしたが、これならアレクサンドローワの方がず~っと良かったのでは?という思いさえ湧いてきてしまいました。彼女には「中心」としての存在感もあると思うし、なにより眼の覚めるようなテクニックで大いに楽しませてもらうことできたんじゃないか、と思ってしまいました。と、なんだかルンキナを批判するような文面になってしまいました・・お気を悪くされる方もいらっしゃるかと思います。本当にすみません・・ですが、私自身が感じたままを書かなければ意味がないと思いますし、以上長々と述べてきたことはあくまで私個人(ど素人)の「独断と偏見」でしかありませんので。いつものことですが。え~、ただしルンキナが優れたものを持っているなぁ、と感じた場面も当然のことでしょうがありまして、それは彼女の「叙情性」です。とても淑やかで女性らしい「手弱女」といった風情の彼女(こうした本来彼女の長所と言うべき点が、この作品に限っては欠点となってしまっているような印象)には柔らかなムードがあって、ヌビア王をはねつけるシーンなどでも決して「えらそ~」ではなく、王女としての鷹揚さがあり全体を通しても、細部までとても丁寧に演じているな~、と思えたことです。この作品に演技力というものがどの程度必要なのかはわかりませんが、少なくともこの点においては非常に好感が持てました。ルンキナは「お姫様」タイプのバレリーナかと思っていたのですが、今回観た限りでは彼女はむしろお姫様には向いていないんじゃないか?と思え、逆に叙情性や演技で魅せることの出来るタイプなのではないか?と思えてきました。「ジゼル」やラヴロフスキー版のジュリエットなんかはすごく良いのかも知れません。淑やかでたおやかで細部まで丁寧に演技することの出来る人なのではないか?との印象を受けましたので、今度観る機会があればそうした役で観てみたいという気持ちになりました。要は「アスピシア」には向いていない、という「だけ」なんだと思います。え~、その他の役、タオールを踊ったグダーノフはとっても上手でした!聞いたこと無い名前だな~、なんて思っていたのですがさすがにボリショイです。素晴らしかった。漁師の妻役のシプリナもやっぱりすごく上手!連日の舞台出演、お疲れさまでした。舞台装置については、特にファラオの宮殿が素晴らしかった!まさに壮観の一言です!びわ湖ホールの舞台は東京文化会館の舞台よりも明らかに広そうに思えましたのでセットが舞台を占拠してしまい狭苦しい、という印象も全く無く、とにかく素晴らしかった。照明とかも多分すごく良かったんじゃないでしょうか?(比較できるものが何もないので何とも言えないのですが。)あとアスピシアがナイル河に身を投げ、ナイルの河底?が舞台となるシーンですが、アスピシアの衣装を着たダンサー(本物の人間に見えたんですがどうなんでしょう?)が天井から降りてきて、最後また上がっていく、というシーンはまぁ意味も無いシーンではありますが単純におお~!という感じで楽しめました。あと、「馬」は出てこなかったです(笑)。なんというか、特に最初の内は随分話の展開が速いな~、と思っていたのですがそのうちに慣れました。でも「ラ・バヤデール」に感動しきった後だったのではぁ~、なんて変な話なんだろう、いや、変という訳でもないか、荒唐無稽なストーリーはなにもこの作品だけに限ったことでもないし、けどなんだかなぁ、あまりにも表面的過ぎる・・と思ってしまいましたよ。これだけしか観ていなかったならばボリショイの真価は少なくとも私には伝わらなかったことでしょう。つくづく「ラ・バヤデール」を観られたことに感謝です。カーテンコールはしかし大いに盛り上がりまして、私の見た限りでは殆どスタンディングオベーションでした。東京での最終日もそうだったらしいですが、最後は例の看板とテープやら金吹雪が舞い降りて来てキラキラととても綺麗。最後客席が明るくなってもまだ拍手は鳴りやまずルンキナとグダーノフは客席に向かって手を振ってご挨拶。客席も負けずに?手を振り返して皆で「バイバイ」と言い合ってるような感じでした。とっても暖かなムードで非常に良かったと思います。帰り際には「綺麗やったなぁ」「ほんま綺麗やわぁ」の声があちこちで聞かれ、おそらく初めてバレエを観に来られた方も多かったことと思われます。バレエの魅力を地方でも1人でも多くの方に知って貰いたい、と思っている私には自分の事のようになんだかすごく嬉しかったです。本音を言えばこのホールでも「ラ・バヤデール」をしてもらいたかったなぁ、というのが本当のところでしたが。
2006年05月15日
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先週来、いろいろなところへお邪魔して皆様のボリショイ公演のご感想などを読ませて頂いてるんですが、先日どちらかのサイトでグラチョーワ&ヴェトロフの「ラ・バヤデール」の映像、「マヌーの踊り」の子役でアレクサンドローワが出演していた、という記述を見かけてええ~!と思って早速見てみたところ、確かにアレクサンドローワでした!右側で踊ってる子です。アレクサンドローワって、ちょっと特徴的と言うか、印象に残りやすいお顔立ちですよね。だから言われて見てみればすぐにわかりました。しかし彼女、こうして子供時代の映像で見るとめちゃくちゃ腕が長いですね~。細いし(笑)。とっても可愛らしいです。この映像、一体何年に撮影されたものなんだろう?グリゴローヴィチ版「ラ・バヤデール」の初演は91年との記載がプログラムにはあったので、それ以降のものであることは確かなんですが、なにせどこにも記載が無いんですもの・・(あるのかも知れないけど、単に見つけられないだけ?)いずれにせよまだアレクサンドローワのボリショイバレエ学校時代の映像であることだけは確かですよね。あの初々しい女の子が数年後には押しも押されもせぬプリンシパルとして、この映像で主役を演じてるグラチョーワと同じ舞台に立ってるんですから、なかなか感慨深いものがありますね。と思っていたのですが、この発見?の根拠となった記述がなされていたサイトさんがどちらのサイトさんだったか、分からなくなってしまい後からいろいろ探してみたのですが結局見つけること出来ませんでした・・なのでもしかすると私の幻覚?だった可能性も無い訳でもありませんので「本当に」あの映像の女の子がアレクサンドローワなのかどうかは、定かではありませんので念のため。とは言え顔立ちとか見てるとやっぱ彼女だよね?と思うのですが。あるいはこんなこと今さら改めて言うまでもなく知れ渡ってることなんでしょ~か??グリゴローヴィチ版「ラ・バヤデール」の映像も改めて見てみましたがやっぱり生の舞台を観た後ですから映像だけ見てた時よりもずっとしっくりくるものがあります。生の舞台、ツィスカリーゼのソロルは出て来て直ぐの場面、兵士たちを虎狩りに送った後ひとりその場に残って神殿の奥にいるニキヤを想うとき、「美しい人」のマイムをしたんですよね。顔の周囲をぐるっと手の甲で撫でるマイム。あれも彼独自の演出だったのかな?フィーリンはしてなかったと思うし?映像のヴェトロフもしていない。あのマイムすごく優雅で素敵だと思ったんだけど、他の版でもしてるんだろ~か?パリオペとロイヤルの映像もあるので後で確認してみようと思います。あと、私はこの映像を見ていたのでこの版ではニキヤとガムザッティの対決シーンの最後で、ガムザッティが「殺す」というマイムをしないのが普通なのかな、と思っていたの。「殺す」あるいは「死ね」のマイムではなくて両手を誇らしげに胸に当てて「ソロルは私のものよ」と高らかに宣言するかのような(え~、これも私の勝手な解釈です)終わり方で幕が下りるんですよね。だからこれが普通なのかと思っていたらアレクサンドローワもシプリナも「殺す」のマイムで締めくくっていて、あれ?振り付けが変わったのかな?と思っていたの。でも、そうだよね~、やっぱりガムザッティはこれをしてくれなくちゃあね~、と思っていたので変更になってて良かった、と思っていたらアラシュのガムザッティだけは映像と同じようなマイムで。で、あ~、こういうのも人それぞれ、またその時々で自由な解釈が出来るんだな~、って思ったの。衣装に関してもやっぱりあの白いマントはツィスカリーゼしか着てなかったみたいだし。あと、シプリナもアラシュもこんなに上手なのにプリンシパルじゃないなんて!とビックリしていたのですがプログラムによるとボリショイのソリストというのはソリストだけで3階級あるらしいですね。ソリスト、ファースト・ソリスト、リーディング・ソリストと。プリンシパルはその上で、ソリストだけで3階級もあるということはプリンシパルじゃなくてもリーディング・ソリストでもあれだけ上手なのも当然と言うべきなんでしょうね。プリンシパルはもぅほんとに「エトワール」みたいな地位、別格なんでしょうね。
2006年05月12日
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素晴らし過ぎたような舞台の余韻に今も浸っています。これだけ満足したバレエ公演に出会えたのは久しぶり。昨夏のバッセル&ボッレの「マノン」以来だわ。あの「マノン」観た後はあ~、もうこれで当分バレエ観られなくても別にいいわ~、なんて思ってしまうくらい満足したのだけど、今回もまたそんな気分にさえなっちゃって、マリインスキーのチラシを見てもそれほど心が動かされないくらい。もちろん期待はしていたのだけどほんっと~に期待以上で素晴らしかった!ボリショイの皆さん本当にありがとうございました!ってまだ終わってないですね(笑)。明日からは「ファラオ~」が始まるし私も明日観に行きたい!のはやまやまなんだけどこれはどうしたって無理なのね(涙)。あれだけザハロワ堪能したのにまだ観たいという(笑)。まぁびわ湖ホールにはルンキナが来てくれるようなのでそれがせめてもの救いだけど。それにしてもザハロワですよ!いや~、本当に美しかった・・あの美しさの前には全てのものが無意味となってしまうかのような特権的な美しさ!しかもあの種の美しさって、彼女にしか表出できない美しさなんじゃないか?と思ってしまう。あの素晴らし過ぎるプロポーションとダンス・クラシックの万全のテクニックが一体となった時、元々それだけで美しい両方のものが合わさって、しかもそれが1+1=2、ではなくそれ以上の数となって舞台上には現れる。もうもう殆ど「奇跡のような」としか言いようが無い、「異次元の美」がそこには現れる。バレエそのものが元々そうした「異次元の美」を見せるものだと思うけど、それがこうまで完璧に具現化されている姿を観られるということの喜びは筆舌に尽くしがたいものがある。私前からバレリーナの中でザハロワが一番好きだ、って思ってたし、ここでも書いてきたと思うけど、ここまでしっかと彼女の美しさに酔いしれることが出来たのは今回が初めてであるような気がする。あ~、私はやっぱほんと~にザハロワが好きなんだな~、ってことを改めて実感した感じ。しかも思うにやっぱ私はザハロワのニキヤが一番好きなんだな~、ってこともわかったような気がする。もしかしたらオデットより好きかも知れない。彼女のニキヤには誰もがひれ伏さざるをえなくなるほどの「高貴さ」がある。この高貴さというのは努力して身に付けられる、とかいう類のものじゃあ全然なくて本当に天性のものなんだろうと思う。神々しいまでの高貴さはザハロワの全身から発散されていて、それが何者にも侵されないし、侵させもしない、そんな雰囲気を醸し出している。ザハロワのニキヤは何をおいてもとにかく大前提として「高貴なる巫女」なのね。「聖なる存在」なわけ。神のご託宣を受けるような「本物の」巫女なんだわ。人間ではない。ましてや「女」では全くない。「人間臭さ」とか「女臭さ」なんてものは殆ど感じない。とにかくこれほど世俗の匂いのしないニキヤというのは珍しい。本人はそんなこと意識してないかも知れないし、もしかしたらそうした彼女の「個性」を払拭しようと努力?しているかもしれないけれど、私にはこうした「高貴さ」こそ、ザハロワのニキヤを特別にしている真の要因だと思える。近寄りがたい程のこの「高貴さ」。そして私はこうしたニキヤが好きなんだ、ということも今回改めて判ったような気がする。私は「女臭い」ニキヤは好きじゃないんだ。映像で見たアスィルムラートワのニキヤは「女」だった。ヴィシニョーワのニキヤもやっぱり恋する情熱の女だった。生で観たことの無いアスィルムラートワはともかく、ヴィシニョーワのニキヤをなぜそれほど好きにはならなかったんだろう?ジュリエットではあんなに感動したのに、と思っていたけどその理由も分かったよ。「人間」のジュリエットならあれでいいけどニキヤには何よりも先ず「聖なる巫女」であって欲しいんだ、私は。だからニキヤとして「恋する女」の顔が少々淡白でも全然構わないんだな~。いやそれでもザハロワはその方面においても頑張ってた?と思いますが。だけどやっぱり彼女って、「高貴さ」の方が前面に出ちゃうんだな~。そしてその「高貴さ」こそ私がニキヤになによりも求めてるものなんだ。だけどこんなんだからガムザッティとの対決シーンなんかでもいまいち実感が湧きにくいんだな。刃物持って追いかけるほどソロルを愛してるとも思えないし(笑)。どうにも「振り付けどおりにやってます」感が否めない。あるいは自分は「聖なる存在」だから世俗の世界ではガムザッティより身分は劣るけど、天上界?では本当は私の方こそが身分が高いのよ、という自負心があって、表面恭順を装ってはいるけれど、内心ではガムザッティのことなんて何とも思ってなかったのかも。だからガムザッティとの対決シーンではニキヤの方こそが誇りを傷付けられて(ガムザッティに「あなたはただのバヤデルカでしょ!」って侮蔑されたことに対して)それで「キレて」しまったのかも知れない。ガムザッティに斬りかかろうとしたのもそうしたニキヤのプライドの高さゆえのこと、と思えば納得がいく。自分のアイデンティティである「バヤデルカ」という職業、じゃない地位、に対してこの上ない誇りを抱いていたのに、こともあろうにそのアイデンティティの「核」を侮蔑されたのだから、ニキヤが激昂して我を忘れる、というのもむべなるかな、という気にはなりますね。
2006年05月08日
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3日、4日マチネ、そして今日5日と3日連続でボリショイバレエ「ラ・バヤデール」観て来ました。3日間も同じ演目観続けたらさすがに少々飽きるかな?なんて思ってたりしてたんだけど、全然、全く退屈などしませんでした。3日間、まさに至福の3時間を過ごさせて頂きました。あ~、とにかくもう満足度200%!幸せ過ぎ~。1番のお目当てだったザハロワについては・・あの人はもう神様に選ばれて生まれてきた人なんだろう、本当にそうとしか思えない。完璧に美しい、美し過ぎるくらい美しい。この人が踊ると役柄としてのニキヤがどうだとかオデットがどうだとか、そんなことは殆どどうでもよいような次元の事に思われてくる。ただただひたすらに純粋に「美しい」。そうだとしか言いようが無い。美しいっていうことはこんなにも素晴らしいことなのか!ってことを私に「無条件で」思わせてくれる唯一のダンサー。もうもう言葉が無いです。「泣きたくなるほど美しい」、私にとって(もちろん私だけじゃないでしょうが)ザハロワはまさに文字どおり「舞踊美の権化」。彼女以上に美しい人ってこの世に存在するの?と本気で思ってしまうほど。どれだけ言葉を尽くしても語り切れないと思う。ザハロワの美しさに酔いしれることの出来た2日間でした。ほんと~に幸せです・・私にとっては初見だったツィスカリーゼ!彼もまた素晴らしかった!初日、今日と観ましたが踊りも軽やかで切れがあってあ~、グリゴローヴィチ版のソロルだ~、って感じ。ブラボーでした。全幕通してこれほど見事な踊りを披露してくれる男性ダンサーって久々に観たような。演技(この版ではどうも物語性は少々薄められてるように私は感じるんだけど)も良かったですね~(笑)。頭を抱え込んじゃったり(随所で)、今日なんて大僧正がラジャに密告しに来た場面では大僧正から隠れるかの如く後ろを向いちゃったり例のインド式?お辞儀?を申し訳程度に小さく形ばかりやってみたりといかにも「やばい!」って感じで。ガムザッティと共にその場を立ち去る時にも大僧正を不安そうに気にしたりして大僧正もそれに呼応して?ソロルを思いっきり睨みつけてた。ツィスカリーゼ、踊りも切れがあって素晴らしかったし演技も良かったし、期待以上で(と言うか私はザハロワのことしか考えてなかった、というのが正直なところで)私としては大大満足!フィーリンは、ちょっと調子良くなかった?フィーリンだけ観てたら別になんとも思わなかったのかも知れないけど、前日にツィスカリーゼを観てた私にはちょっと調子はあまり良くはなさそうに思えた。まぁ私にはそういうこと(どういうことだ、って言われたら困るけど)全然分からないので何とも言えませんが。そうそう、3幕の冒頭でツィスカリーゼは白いマント?の付いた衣装で登場しましたよね。翻る白いマント姿が素敵だったけどフィーリンってこの衣装で登場しました?なんか違ったような気がしたけど気のせいかな?ニキヤが死んだ直後、ツィスカリーゼは階段を一目散に駆け上がってその場を立ち去ったけど、フィーリンは階段駆け上がったりしませんでしたよね。ガムザッティの登場時の衣装は映像で見てたのと同じみたいだったけど、照明が当たることにより 飾りか何かがキラキラ輝いてそれが衣装のいまいちさ(笑)を上手い具合にごまかしてくれてたと思う。 アレクサンドローワは流石にテクニシャンですごい!と思いましたね~。グラン・パでのシェネ?なんかでも1人だけどこまででも回り続けて行きそうだったしグラン・ジュテなんかもすごいすごい。しかしザハロワの美に酔いしれた直後にお見かけするのはちょっと苦しいものが・・なんか足太くないですか?テクニックは素晴らしいと思ったけどバレリーナにはなによりも「美」を求めてしまう私にはう~ん・・という感じ。存在感とかそういうものではザハロワにそれほど引けを取るとも思わないんだけど。4日のマチネでガムザッティ役だったエカテリーナ・シプリナ。彼女、良かったですね~。かなりの演技派だったのでは?今回3キャスト観たガムザッティの中で私には彼女が1番良かったです。彼女については02年ボリショイ来日時に「眠り」のリラの精を踊っているのを観ていて、私も印象に残ってたんですが、こんな形で再会出来たことが嬉しいです。兵庫県での公演、楽しみですね~♪それにしてもアラシュといいシプリナといいこんなに上手なのにプリンシパルじゃないなんて!ボリショイでプリンシパルというのはものすごいことなんだな~とつくづく思いますね。とまぁ思いっきりザッとではありますが取り合えずチョッとした感想を書いてみました。主役の方々だけじゃあなく、コール・ドの皆さんもほんと~に美しかったです。もう何度でも言いますが満足度200パーセント!ロシア・バレエはやっぱりさいこ~に「優雅」ですね!
2006年05月05日
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