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ひ孫の孫イブに追い払われるクラ【独り言】W杯日本は決勝トーナメントを突破することが出来なかった。しかし、そんなことは当然で、文句を言う人がいたら、それはサッカー無知をさらけ出すだけなので、黙っていた方が良い。堅い試合で、堅さならパラグアイが筋金入りで一枚上手だっただけで、それを紙一重までせまったのだから、賞賛に値する。私は、今まで「感動をありがとう」などと言ったことは無いが、今回の代表の戦いぶり(パラグアイ戦は除く)にはいたく感銘した。ついでに言えば、毎度のことながら民放の実況アナウンサーにはあきれた。「こんしんいってき」と耳にした時は、何のことか分からなかった。「渾身の一撃!」と叫ぶシーンでも(サッカーにあるのかなあ「渾身の一撃」って・・・)、「乾坤一擲」の勝負をかけている状況でもなかった(とにかく堅い試合なんですよ。お互い良くも悪くもコンサバティブな消耗戦)。日本語のしゃべりのプロのはずだが、こちらのレベルは低下する一方だ。 ともあれ、これで、日本人としてのいつものW杯の見方に戻れる。目下の悩みは、ゲルト・ミュラーならぬトーマス・ミュラーがブレイクし、個人的に大好きな点の取り方(3人が横に均等に並んで攻め上がり、相手守備を翻弄する)をしてみせてくれた若きドイツ(ドイツ代表が若いなんて!)と、監督が一番目立っているが、冷静に考えたら、歴史上最強の代表になってきている気がしないでもないアルゼンチンの一戦だ。どちらも好きなので悩ましい。 なお、この2チームも、地区予選段階ではボロボロだったのである。開幕前の練習試合で負け続けで散々に非難された日本代表と同様、本番に強い「やれば出来る子」と言えるが、チームがまとまって機能するかしないかは紙一重の違いでしかないことを、しみじみと感じさせてくれる(今後サッカーの話題には一切触れない)。 さて、アートルキサンさんが、仕入れてくれた我が家にもあるRAKA画伯やBAGIA画伯の新作の文鳥の絵を見ながら、円高も悪くないと思いつつ、円高になっているのだから、ヨーロッパから輸入される鳥用サプリメントは、そろそろ値下げするなり特典つけるなりすべきではないのか、などと考えている今日この頃、我が家では最長老になるクラは、元気なようなそうでもないような、微妙な様子になっている。 一時のようにつぼ巣に篭って出てこないといった態度ではない。放鳥時間が迫るとカゴの開閉口付近にいるので、出てきたいと思っているようだ。また、テーブルの上に置いてやれば、物を食べるようになった。しかし、ケコの来襲を恐れつつ定位置でくつろぐ姿は、だんだんと小さく感じられるようになっている。 彼は一体いくつになったのか。2003年にペアで売っていた一方を買って来たので、我が家に来て7年目、普通に考えれば8歳といったところか。老齢の文鳥にも分け隔てなく接する子孫の文鳥たちに囲まれて、安穏には暮らせないかもしれないが、さらに頑張ってもらいたい。
2010年06月30日
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アトの豪快な水浴び 文鳥が、熱帯多雨の地域から遠い温帯の異国の地に連れ去られて300~400年の月日が流れているが、彼らは基本的には変わっていない。近年まで「並文鳥」と称して、野鳥の文鳥を捕獲したものが輸入されていたし、飼育下の生き物はその自然環境に合わせることは、一義的には不必要なので、変わる必要がなかったものと思える。 つまり、彼らは暑さを得意とし、大量の水を必要とし続け、日本の四季に合わせて「衣替え」をしない。自分の文鳥がたまたま春と秋に換羽らしいものが見られたからなのか、誤解している飼い主も多いのだが、文鳥の換羽は基本的に春夏の年1回で、夏毛と冬毛と言ったものはない。そもそも熱帯に四季はないので、そういった違いは必要ないのである。 もし、春夏に一気に生え変わらないケースが増えているなら、それはその文鳥が住む環境が、あまり四季の違いを感じないフラットなものになっているからではなかろうか。何しろ、四季のない地域での文鳥は、繁殖期と換羽期は一斉には行われないはずで、その証拠に、日本産の文鳥ヒナは夏季には流通しないが、亜熱帯の台湾産の文鳥ヒナは、真夏でも流通する。 それにしても、テーブルの上での水浴びは、かくも気持ちが良いものであろうか。カゴには外掛け容器が付いているし、午後には冷たい水に交換しているのだから、そちらでかなりの力を使い、テーブル上では控えめにして欲しい・・・。
2010年06月29日
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輸入ヒエを食べるシンと国産アワが好きなマキ バリ絵画のアートルキサンさんの新入荷作品、今回はGAMA画伯の作品が多い。植物のデフォルメと、鳥獣戯画を思わせる擬人化されたカエル。はずれがないところが素晴らしい。 さて、スミに逃げられ独身に戻ったシンさんは、換羽も終わり元の美しい姿に戻り、心機一転するかと思いきや、夫のいるマキの近くでエサを食べて満足する日々に戻っただけであった。 夏の間はこれで問題ないだろうが、秋の繁殖シーズンとなったらどうするつもりだろう。やはりこれまで同様に、たまに箱巣をのぞき見に行くくらいで、総じて平穏な日常を送ってくれるであろうか。それとも、略奪愛に走って、イブに撃退されるのか。はたまた、隣カゴに住む独身同士で、ケコとカップルになってくれるのか。 何でも構わないが、シンもケコも変わり者なので、想像できないような展開が有りそうな気もする。不安におののきつつも、楽しみにしておこう。
2010年06月28日
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キャップを真剣にかじっているケコ 差し餌をされて育った文鳥は、人間を別の強い動物と認識した上でなつく(『懐く』慣れ親しむ。慣れて付き従う)のとは少し違う。何しろ、人間である飼い主は、当然文鳥とは違う生き物だと認識しているが、文鳥の方がそうは思っていないのである。彼らにとって、エサをくれた『親』は、兄弟姉妹や自分と同じ生き物に決まっており、どれほど兄弟姉妹と違った外見でも、そのようなことは関係ない(。 つまり、差し餌をされた後、売れ残ってペットショップに居続けになったような文鳥は、人間を同種の仲間=恋愛対象と見ているので、うまく接することが出来れば、だんだん慣れて付き従うようになるのではなく、恋ビトとして親しく付き合ってくれる可能性を秘めているに過ぎない。扱いが悪ければ、嫌いな友達になるだけなので、文鳥の飼い主には、違う生き物をなつかせようとするのではなく、同じ生き物として愛してもらおうと努力しなければならない。 それで、複数飼育していると、「我が子」たちは育ての親だった飼い主を恋ビトにはしてくれず、見慣れた親しい仲間くらいの位置づけになってしまう。大きくて動きが遅い人間よりも、すぐ側で一緒に行動してくれる文鳥の異性が魅力的になってしまうのだ。 しかし、売れ残りのケコにとって、現在飼い主が唯一親しい仲間となっている。いろいろかじってくるので困るのだが、追い立てると、定位置でクラを叩き落すので、頭上や肩や腕での親愛なるつねり(「ちねり」という人もいる)攻撃も、ある程度甘受しなければならないが、好かれたら悪い気はしないものだ。 それでも繁殖期になれば、他のオスに興味を示すようになるだろうか。今のところ、我が家のオス文鳥たちには、まるで好かれていないが、言い寄られるようになるだろうか。まぁ、三食昼寝付きで、産卵もせずに、人間をつねりながら長生きしてくれるのも良いかな、とも思う。
2010年06月27日
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ダンスしているようなノッチとシンの争闘 文鳥は、自然界で絶対的に弱い存在の小鳥でありながら、やたらと気が強く喧嘩っ早い。複数いれば、「ギャオ~!」「ギャルルル!」と物騒な鳴き声を上げ、飛び蹴りやつつき合い、時として、頭の羽をかじって放り投げるといった荒技まで繰り出される。 結構平和的で穏やかな人間が多い現代の日本の文鳥飼い主には、こういった鉄火場を苦手とする人が多いようで、複数飼育していても、一斉に放鳥しないらしい。しかし、ケンカ慣れしているのか、我が家の文鳥たちは、毎晩20羽超が乱れ飛んでいても、負傷者ゼロである。そして、「ギャオ~!」「ギャルルル!」は、飼い主には環境音となり、あまり気にならなくなってしまう。 さて、いつもの事だが、何か喚いていると思って写真を撮って見ると、ノッチとシンがケンカしていた。この2羽が争う要素がわからない。シンと誰かがケンカをしていて、ノッチが巻き込まれたのかもしれない。シンは恋ビト探し中で、少々いらだっているのだろう。 隣カゴに、絶世の美女のごま塩文鳥一羽でがいるのだから、それに目を向ければ良さそうなものだが、今のところその兆候はない。ケコの方は、いよいよ飼い主への関心を深め、今夜は、肩に乗って飼い主の口笛を聞き、「キョッ・キョッ!」とメス特有の鋭い鳴き声を発するまでになった。 おそらく、オス文鳥にもてなくても、何とも思っていないのだろうが、飼い主の口笛さえずりで、メス文鳥としての自覚が生まれると、オス文鳥たちを引き寄せることになるかもしれない。心して口笛をお聞かせすることにしよう。
2010年06月26日
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換羽中のニッキ キューとイッツは、放鳥すれば、相変わらずベタベタと一緒に行動するが、お互いに同居しようとする気持ちはないらしく、帰宅拒否になったり、相手のカゴに侵入したりする様子はない。 キューと言えば、前の妻シズとは「プロレスごっこ」を繰り返す、物騒な夫婦関係であったが、ニッキに対しては、そういった態度は取らない。最初の妻のセンに対しても、乱暴な態度はあまり見せなかったので、やはり相手に合わせて接し方を変えているものと見なせそうだ。 これは、キューに限った話ではない。例えば、ナツというメスは、メスよりも子育てがうまい夫(ヘイスケ)と夫婦だった時は、抱卵も育雛も夫任せで、その補助程度にしか働かずに放鳥時間はほとんどずっと遊んでいたが、死別して、子育てをあまり理解出来ずにボッーとしている夫(ノロ)と一緒になると、今度は模範的な母文鳥に変身し、放鳥時間も巣ごもりするようになった。 相手の欠に合わせて行動する、なかなか人間には真似が出来ないことのような気がする。私は実に大した者だと感心させられるのである。
2010年06月25日
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日よけをした梅鉢草 土いじり、昨年大量に孵化したカブトムシは、サナギになるタイミングをうまく図ってやる事が出来ず(サナギになりそうになったら1匹ずつ透明カップに移すつもりでした)、結局羽化したのはメスばかり4匹のみで、それもおそらくサナギの形成時の問題で奇形が半分でした。現在、昨年同様にガラスの飼育ケースに入れていますが、エサを食べずに用土にもぐったままの状態です。 植物の方は、『文鳥墓苑』から移植した八重クチナシが、移植のショックで枯れかかっていましたが、最近持ち直し、一気につぼみをつけ、新芽も芽吹き、復活の様相です。今年は、事前に土に散布する薬剤を用い、アオムシの発生を抑えるつもりです。 『文鳥墓苑』に植えた山野草、元々消滅しそうな存在だったヒナ草が、だいぶ心細くなってしまいました(白花ヒナ草は今のところ問題なし)。夏をこのまま越せれば、秋に復活するのではないかと期待しています。 また、神津梅鉢草は、午前中の日差しがきつすぎるようで、葉が焼けてきてしまったので、今日慌てて日よけを設置しました。プラスチック製の黒いスダレを切って適当な大きさにしたものです。片方だけではバランスが悪いので、特に問題は無さそうな反対サイドの沖縄菊も同様に囲いました。こちらは、夏の日差しを浴びても平気なようですが、周囲を囲んだ石が直射日光で熱くなりすぎるのを防止するので、それなりに意味があるかと思われます。 神津梅鉢の後ろの白丁花が日よけになる予定でしたが、まだ背丈が足りないようです。しばらく気をつけて介入しなければならないでしょう。何とか、夏を越えてもらい、秋の花を見たいものです。 朝顔の今年の発芽は低調でしたが、それでも何とか育っています。昨年は、こちらもイモムシが発生したので、今年は防虫薬剤も使用しつつ、丁寧に扱いたいと思っています。
2010年06月25日
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ボロボロ・ヨレヨレでも気の強さは変わらないカナ 左右のバランスが微妙にとれずに、しゃっくりしながら歩くような感じのカナは、現在ゆっくりながら激しい換羽中で、文鳥とは違った生物になっている。 なぜこのようになってしまったのか。真相はわからないが、飼い主の素人解釈では、昨年10月末の足で踏みかけた事故の後遺症ということになっている。体内にいくつかあるという気嚢の一つが傷ついて空気漏れをするため、バランスが悪くなっているのではないか、と考えているのだ。 事故には相違ないが、飼い主のミスなので、申し訳ないと思いつつ見ている。しかし、カナ自身は屈託なく元気、と言うよりずいぶんと乱暴だ。とても文鳥とは見えない姿で、他の文鳥たちに対して雄たけびをあげて突進し襲うのだ(飛び蹴り)。 とりあえず、自分では頭を掻くことが出来ないようなので、カゴに帰す際に爪でコリコリと掻いてやるのだが、カナにとっては不本意のようで、決して喜ばれない。とりあえず、換羽が無事に終わって欲しいと思う。
2010年06月24日
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一日置いて今日もトウモロコシを食べるイッツと怪しい目のキュー 今日もキューとイッツは親密であったが、心配されたキューの行動は見られなかった。キューは換羽中のニッキを邪魔にはしていない。 毎日室内で複数の文鳥たちの行動を見ていて飽きないのは、それぞれに個性があって、同じシチュエーションでも行動がさまざまだからではないかと思う。親兄弟でもまるで違うのだから面白いし、違った中にも妙な共通点があるのも面白い。 これは、総じて人間にも言えそうだが、文鳥の場合は世代の回転が早いので、代々の傾向を観察出来る。人間のある家系の初代から十二代目まで見続けるなど、神様か、せめて仙人でなければ適わないが、文鳥では十数年で可能なのである。 祖先のことを知っているだけに、生後半年未満のイッツがオスを追い掛け回しても驚かない。彼女の祖先には、生後2ヶ月程度でオスを追い掛け回した女傑がいた。そのセーヤに比べれば、かわいらしいものである。 しかし、祖先のことを知っているだけに、不安にもなる。キューの祖先には、妻が換羽のたびに見て見ぬ振りをして浮気をする者がいたし(ガブ)、妻が病気になったら追い出そうとした文鳥もいた(ゲン)。もちろん妻一途であったり、献身的だった祖先もいたのだが、やはり悪しき事例の方が思い出されるのである。 年々歳々新たな事例が積み重なって、文鳥に関する経験を積んだことになるのだろうが、結局、明確な類型分けなど出来るはずもなく、何があっても不思議ではないという結論に達するだけに相違ない。文鳥の、特に手乗り文鳥の飼い主の経験値とは、そういったもののように思える。
2010年06月23日
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ついにつぼ巣に一緒に入り始めたふたり(イッツ・キュー) 懸念していたとおり、キューとイッツの関係が深まりつつある。 放鳥時間中に浮気をするだけなら良い。イッツは幼いし繁殖期でもないので、まま事なり恋愛ごっこと見て放置しても問題にならないはずなのだ。そして、夏が終わる頃には、ノッチと本当の恋愛関係になれば、キュー爺さんのことなど忘れるだろう。 しかし、その前に、キュー様が「俺はパツキン嫌いだぜ!」などと突然に言い出し、換羽中のニッキを追い出そうとし始める危険がある。何しろ、色が濃くて小柄な文鳥とは、キューと飼い主が共通して持っている(ようにしか思えない)好みなのだ。自分の子孫という自覚が無い好みそのものの若いメスから慕われては、ひとたまりもあるまい。 換羽中に追い立てられさえしなければ、終了後にニッキが一所懸命に巻き返してくれるはずなのだが・・・。万一の場合は、すぐにニッキを別居させて、換羽が終わるまでそのままにするのが無難であろうか。案外な悩みだ。
2010年06月22日
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トウモロコシに舌鼓を打つテン 月曜日はトウモロコシの日、なぜなら生協の宅配日なのだ。ただ、天候不良で2本のはずが1本しか届かず、人間には回ってこなかった・・・。しかし、我が家の人間たちより、文鳥たちのほうがトウモロコシ好きなので、止むを得ない。代わりに、我が家の文鳥たちに不評なスイカは人間が独占することにした。こちらは、カブトムシのように好物とする人間がいるのだ。もちろん、カブトムシにスイカばかり食べさせたら、水分過多になってしまうので、我が家生まれで本日4匹だけ成虫になったカブトムシ(すべてメス)には与えないのだが。 さて、相変わらず、イッツがキューを慕う状態が続いている。その様子に、ノッチがようやく気づき、たまに間に入るような態度を示すが、こちらもシューの姿が見えると、そちらにフラフラとついていってしまう。 生後4ヶ月半、人間なら中学校の1、2年生くらいか。思春期、応援してやりたいところだが、近親での自由恋愛は許されないので、適当に邪魔をしつつ、ノッチとイッツが異性として意識しあうようになるのを待ちたい。
2010年06月21日
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手前シュー、中ノッチ、奥右キュー、左イッツ 今夜も、ノッチが実母のシューを付け回し、イッツが曽祖父のキューを付け回す現象が続いている。シューの方は相手にしないと思われるが、問題はキュー様だ。イッツの外見は、おそらく彼の好みそのものであり、さらに彼の3番目の妻、「金髪」ニッキは現在換羽になろうとしている。これは、浮気する要素が濃厚と言える。 イッツはまだ子供なので、大騒動にはならないものと信じたいが、いちおう警戒しておこう。 なお、ケコは帽子のドライ素材が気に入ったらしく、せっせとかじっているようだ。おかげで皮膚をつねられずに済んで助かった。
2010年06月20日
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我が家の文鳥に好かれないケコ【独り言】 サッカーの日本代表は素晴らしいではないですか。相手は「トータルフットボール」のオランダですよ。ヨハン・クライフの偉大さや、フリットたち「オランダトリオ」を多少でも知っていれば、その国とW杯で熱戦を繰り広げるなんて、それだけでも有り難くて涙が出てしまうのに、1点差なんて望外の結果です。 初戦のエトーのカメルーンが、ロジェミラのカメルーンではなくエムボマのカメルーンと同様、最大のスターの魅力を半減させるシステムで自壊気味であったとしても、それに勝ったのは、夜中でも万歳三唱すべき快事でしたし、今大会の代表には頭が下がります。 まともなサッカーファンなら、1勝1敗1分け、得失点差でグループ2位の予想をしているはずですから、これまでは想定どおりの展開と言えるでしょう。日の丸を背負う代表選手たちには、次のデンマーク戦もブレイブハート、荒ぶる魂で頑張ってほしいです。 さて、ケコの換羽は頭だけで、それもほぼ終わり、元の美しい姿に戻ってきている。が、他の文鳥には相手にされないし、ケコ自身もオス文鳥を誘惑する様子がまったく無い。 ケコの隣カゴに住む、同居文鳥に振られたシンさんは、換羽も終盤になり、また独り身になっているのに今さら気づいたようで、今日から、マキへの付きまとい行為を再開した。困ったものである。 その他、イッツは曽祖父のキューに付きまとい始め、ノッチは母のシューに付きまとい始めている。基本的にナルシストの血統なのだろう、自分に姿かたちが似ている文鳥に惹かれるようだ。これも困ったものである。 秋の繁殖シーズンへ向けて、いろいろ厄介なことが起きそうで、飼い主は、不安半分、期待半分だ。
2010年06月19日
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水浴び場でのいつもの騒動(マキ・シュー・ラック・奥はイブ?) 利用法、フン除けである。一部の文鳥たちは、飼い主様の頭の上をトイレと思っているらしいので(頭を踏み台に上に飛んでいくので、飛び立つ前に身を軽くするためフンをする自然現象と科学的にも説明できよう)、帽子は必須なのだ。それもつばがあると「見慣れない!変!キケン!」と大騒ぎになるので、若者がファッションと心得ているらしいこの手のキャップを、兵隊さんでなくとも実用的に使用する必要がでてくるわけだ。 当然ながら、色は黒に近い無地でなければならない。冬用はフリース、春秋はニット、さて夏はどうしたものかと思っていたら、ユニクロに『ドライメッシュウォッチキャップ』というのがあったので、今日からそれを被ることにした。なかなかよろしい。 肩に止まったケコも気に入ったらしく、引きちぎろうと努力していた。そう、ケコは、今日から人間の肩に止まるようになったのだ。これから、どんどんなれなれしくあつかましくなっていくことだろう。皮膚を噛むので、要注意だ。
2010年06月18日
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上に行きたがるクラさん 朝、クラは新しい止まり木の上にいた。抵抗感は無くなったらしい。夜の放鳥時間も、つかみ出してテーブルの上に置いたが、昨日、一昨日のように一所懸命にエサを食べず、すぐに上に運ぶように要求したので、普通の生活が出来ているものと思われる。 なお、写真の状態の時に、目の前に人差し指を出すと自発的に乗る。彼は本来手乗りではないが、飼い主を乗り合いバスだと思っているようなのだ。もちろん無料で運んでやったが、一時間ほどして、ケコに追い立てられて、低反発クッションに落下、すぐに起き上がったところを拾い上げ、今度はカゴにお帰り頂いた。おそらく、ケコが落ち着くまで、これが日常になるだろう。 他の文鳥たちも、新しい止まり木に慣れたようだ。結局、飼い主が根負けして元に戻したのは、13分の1、デコ・カナのカゴのみで済んだ。意外な反発に驚かされたが(人間の見た目ではそれほど奇異には見えない)、まずまず成功と言って良いだろう。ヤレヤレだ。
2010年06月17日
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いろいろ食べまくっているカナ 朝、エサ入れを確認すると、シンとケコは食べていた。クラは、実は昨日も同様だったが、カゴの下の隅にしがみついていた。エサを食べようと降りたところ、感触が違うので驚いて飛び退き、そのままの状態でいるものと思われる。とりあえずエサ入れに止まらせると、せっせと食べ始めた。・・・健常ではないので、明日も同じなら、ここだけは元に戻そうと考えつつ、他のエサ入れの状態を確認する。すると、ハル・エコ、デコ・カナ、テン・カエ、ポン・アイの4夫婦のエサ入れは手つかず状態であった。甘やかしてはなるまい。そこで、この夫婦たちには小松菜も設置せず、下に降りない限り何も食べられないようにしてみた。 そして午前10時、様子を見に行くと、ハルは何事もなかったようにエサ入れで食べていた。テン・ポンも恐々だが降りているようだった。・・・食べている様子が見られないのはデコ・カナのみだ。この頭や体の敏捷性に欠けやたらと頑なな「身障者」に、これ以上飢えと乾きの状態を強いるのは危険だろう。とりあえず、半月型の小さなエサ入れ(ボレー入れ)に、輸入ヒエと水をそれぞれ入れて、上段の止まり木近くに設置したところ、途端に、夫婦並んで水を飲み始め、それから黙々食べ続けた。その様子を見て、止む無く、下段の止まり木を元の丸棒に取り替えた。 止まり木が元に戻ったのに気づくまで、この夫婦は数時間を要したが、夜の放鳥前にはエサ箱で思うさま食べることが出来たようで、放鳥時には元気はつらつ、恐るべきハイテンションとなり、最近行わなくなっていた水浴びを、夫婦そろって楽しんでいた。元気になってくれるなら、仕方があるまい。
2010年06月16日
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外に出たいが下には降りたくないエコ・ハル 新しくなった下段の止まり木を警戒し、上段のアワ玉と小松菜だけであくまでも生活しようとする文鳥が、半数以上存在する。 夜の放鳥時、食いだめしようと食べあさる文鳥たちを見て、飼い主はイラッときたのであった。「あくまでも逆らうなら、こちらにも考えがあるぞ!」と宣言し、ノッチ・イッツ以外(この2羽は、最初のケージでプラスチック製止まり木を使用していたので、問題なし)のアワ玉の容器を下段のエサ箱の隣に移動してやった。 明朝、観念して下でエサを食べる文鳥が増えるか、・・・小松菜しか食べないようでは心配なので、ヒエ単品を上段に設置しようか・・・。根競べになるかもしれない。【余談~「文鳥墓苑」整備】 絵画の図録集めと同時に進行していた「文鳥墓苑」整備事業も、本日、墓石の下に敷く桜御影石を豪華な物(本来は小動物用のひんやりマット。厚みが2センチあり模様も細かで綺麗だ)に替えて完成した。ヒナ草が2、3倍に増殖させ、沖縄菊は小石で囲った中に止めるのが狙いだ。 本当は、プランターそのものを、野菜栽培用のチープなものから、もう少し気の利いたものに変えたいのだが、それは将来的な課題としたい。
2010年06月15日
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つぼ巣でいちゃつくノコリとスミ 新しくなった下段の止まり木を嫌って、エサや水を飲みにすら行かない文鳥もいる様子に、朝から飼い主は不安な気持ちを抱えていた。もっとも、下段に行かずとも、エサはアワ玉、水分は青菜で補給できるのだが・・・。とにかく、放鳥中にエサ箱に当たらないように改善したので、明日には慣れてくれるように願いたい。 ノコリとスミは、昨日より親密さを増し、カップル成立の証しであるつぼ巣に一緒に入るようにもなったので、今夜から同居させることにした。同居鳥を失うシンは、さぞ悲しむだろうと思ったが、ブランコに乗って眠そうにしているだけであった。色恋よりも、換羽でかったるいのだろう。シンが換羽を終えて元気になる頃には、隣カゴのケコも元の美しい姿になっているはずなので、こちらも自然にカップルになってくれることを祈りたい。 飼い主の遠大な?計画では、ノコリとケコとの間でごま塩か白い羽の多い桜を生んでもらい、その文鳥とノッチ・イッツの子供を夫婦にすることで、我が家の系統に白い差し毛を強化されることになっていたが、シンとケコでごま塩か白文鳥が生まれても、それはそれで楽しみだ。・・・シンとケコのカゴを少し近づけておこうか。【余談~現代日本画の文鳥~】 『アート・ルキサン』さんが、15パーセント割引セールを継続しつつ南国バリに旅立たれた昨今、私は日本画の文鳥を楽しもうと、図録などに手を出していたのであった。 もちろん、博物館を冷やかしても、美術館には近づかないポリシーなので、白状すれば「美術館」と名の付くところで行った記憶があるのは、サントリー美術館と出光美術館だけだ。それも、大学の授業で強制されてのものなので、数のうちに入れるべきかは甚だ怪しい。 もちろん、HP『二人散脚』さんが、白文鳥と水仙をモチーフにした「長閑」を挙げて牧進画伯を薦められていたので、気にはなっていたのである。そして、最近になって、その牧進画伯の作品展が今年高島屋で行われていた(過去形)展示会に、やはり白文鳥と赤い薔薇(おお!高島屋!)をモチーフとした『愛嬌』という作品が展示されていたらしいことを知った。また、原種的な文鳥を描いたものがあると『二人散脚』さんが指摘されている『NHK今日の料理』の表紙絵などの牧画伯の作品は、箱根の成川美術館が多く所蔵していることもわかった。しかし、箱根となると、同じ県内でも、ちょっと行って見る距離感ではない。 一方、原種的文鳥を描かれた近代日本画家としては、故上村松篁画伯が真っ先に挙げられるものと思う。上村画伯は、6歳の頃、桜文鳥を飼育され、誤って外に出てしまった文鳥が楓に止まっている姿が、大きく心に焼き付き、その後鳥をモチーフにした作品で世に知られる基になったそうだ(『美の巨人たち』というテレビ東京の番組で今年1月23日放映。・・・これも1月か)。従って、晩年まで桜文鳥を題材にした作品を多く描かれたものと思われるが、ネットでざっと見る限りでは、ともに桃の花咲く枝に止まる文鳥を描いた『春暖』『春光』が確認されるのみだった。 ネット上の画像は小さいし、画質も良くないので、細部がわからない。実物を見る機会は当分無さそうで、第一、博物館の特別展もそうだが、狭いところに大勢がうろついているところで、ゆっくり細部の観察など難しい。ざっと全体的な雰囲気を見て、興味のある展示物を数分間だけ入念に観察して、図録を買って、さっさと帰るのが作法と心得ている。・・・ああそうか、絵画の展覧会にも図録があるはずだ。そこに気づいてしまったため、上村画伯と牧画伯の文鳥作品が載っている作品集なり展覧会の図録を探し始めたのであった。 しかし、図録探しは容易なことではなかった。どの作品集なり図録に、文鳥を描いた作品が載っているのかわからないのだ(掲載作品名くらい公開すべきではないのかと・・・)。紆余曲折があり、とりあえず上村松篁画伯の『春暖』は長野県の北澤美術館が所蔵していることが分かったので、そこの作品集(『北澤美術館所蔵日本画名品集』)を入手した。それほど大きな図版ではないが、『春暖』は確かに載っていたし細部も堪能できた(背表紙などにも使用されていた)。資料的に文鳥部分のみを抜き出しておこう↓。 「うーむ。向かって左がオスで右がメスだな。胴体に薄く白い点あるように見えるのは桜文鳥の表現だろう。全体のかわいらしい雰囲気とは別に、クールで厳かな表情だ。芸が細かいなぁ・・・」 当然絵画は作品全体でも楽しむもので、私のように文鳥部分にしか目が行かないのは邪道だが、関心を持つ取っ掛かりは何でも良かろう。とにかく、上村画伯は確かに文鳥に精通していたことを、文鳥マニアの目で納得したのであった。 次は牧進画伯だ。しかし、間違いなく文鳥作品を展示した展覧会を開催し、図録も存在するはずの成川美術館は、決済方法を「現金書留」としていて、電話で図録の残部を確認する気が失せた。何しろ、21世紀のネット社会に生息する私の辞書に、「現金書留」などという4文字は存在しない。電子決済が可能な世の中で、口座取引内容をインターネットで確認出来る現在にあって、あのような決済手段を行う理由など、皆目見当がつかない。それを求める人や組織は、いまだに20世紀を生きているだけだと思ってしまうのである。 そこで、今年特別展を開催していた高島屋だ。お客様相手の流通業界で、現金書留など求める馬鹿はいないだろう。その点は問題無いはずだが、博物館や美術館ではない百貨店のワンフロアの一部で開催された展覧会の図録の残部を、百貨店の美術部がどの程度持っているかだ。しかし、開催されたのは今年のことなので、何とかなるのではないか、と思いつつ、日本橋高島屋の相談窓口に、残部があればお売り頂けるように、あつかましくもお願いした(お客様窓口のメールフォームに投稿しただけ)。幸い残部があるとのことで、代引きで送って頂くことになり、それが今日届いたのであった。高島屋はスゴイ、エライ、スバラシイ!横浜高島屋のペットコーナーから小鳥はいなくなってから近づいていなかったが、今後、心して利用しなければならないと肝に銘じたのであった。 これもそれほど大きな図版ではないが、『愛嬌』は確かに載っていたし細部も堪能できた。資料的に文鳥部分のみを抜き出しておこう↓↓。 「うーむ。向かって左がメスで右がオスだな。目が光を反射してキラリと光るところ、特に右の文鳥の個性的な顔つき(頭が大きく目が小さくアイリングの下側が頬で隠れる)がよく描かれている。線描のはっきりした表現とぼかし技法で魅せる現実感は、まさに日本画の極致と言えるだろう。見事だなぁ・・・」 牧画伯の師匠川端龍子画伯の『梅に文鳥』を描いているが(大塚巧藝新社の色紙ページ)、飼鳥の小鳥を描くには、豪放で伸びやかな画風よりも、精緻でまとまった画風が適しているのかもしれない。一方、かわいらしく愛しいものの表現としては、上村画伯の詩的で雅やかな画風も大いに魅かれるものがある。 今後、両画伯の文鳥を拝見できる機会を逃さないようにしたいと思う。
2010年06月14日
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スミ(右)の美しさに今頃気づいたノコリ(左) スミがテーブルに降りてくるようになり、ノコリの奴、自分の好みのタイプであることに、今さらながら気づいたらしい。スミの近くに来ると、背筋を伸ばして体をふくらまし加減にするのは、明らかに求愛の所作だ。 だから、あれほど換羽が終われば綺麗になると言ったのに・・・。と思ったが、案外なことに求愛されるスミの方も喜んでおり、ノコリの後に付いて歩き、挙句につぼ巣の中に誘おうとする始末だ。どうやら、シンとの同居は恋愛感情にまで発展していないようだ。シンは今換羽中だし、元々スミは『押さえ』に過ぎなかったのか、どうも親密になる意志が薄いようにも思える。 となると、自由恋愛の結果として、ノコリとスミを夫婦として同居させねばならなくなるかもしれない。そうなった時には、シンをどうするのか・・・。隣りのケコと仲良くなるなら、それはそれで良いのだが・・・。やっかいだ。少し様子を見ようと思う。 さて、今日はカゴの下段の止まり木を、一斉にプラスチック製のものへ取り替えた。下段は、今まで普通の直径1.2cmの丸棒だったが、水やフンで劣化しやすかったのだ。その点プラスチックなら洗いやすい。しかし、今までとは色が違うのがネックとなる(肌色→茶色くらい許して欲しい・・・)。 絶対に苦情が来ると思ったが、案の定、放鳥を終えて帰る時間となって、「怪しい!カゴに帰らない!」との反応が多く発生した。特に頑固に拒否したのは、イブとノコリで、結局、照明を消して捕獲しなければならなくなった。捕獲に慣れない両羽が、悲鳴をあげたのは言うまでもない。 明朝のエサ交換の時までに、新たな止まり木に慣れてくれているだろうか。かなり不安である。
2010年06月13日
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トウモロコシをかじるノッチと後ろでアイに叱られるイッツ 宮崎県産のトウモロコシが安いので、今日もトウモロコシの日となった。文鳥たちは喜んでいた。 せっかくなのでたっぷり食べさせようと、いつもは包丁で3、4列ほど切り取っているのを、両端に近い2列だけにしたのだが、これは不成功であった。食べにくそうで、実際溝になる部分のない中央部分は食べ残しが多かった。 なお、スミは今日もテーブル上にたびたび飛来し、トウモロコシもかじっていった。予想通り、水浴びをしている文鳥たちの様子を横目でチラッと見ていたので、そのうち乱入するものと思われる。 かくして、テーブル上の狂宴に参加しないのは、引きこもりのクラと、いまだ飛来する気配すら見せないメイのみとなった。クラは仕方がないとして、メイはすごい文鳥だ。周囲に迎合しないその態度は、尊敬に値する。しかし、近くに来ないので写真は撮れないのであった。
2010年06月12日
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トウミョウをつまんだスミ スミが初めてテーブルの上に降り立ち、トウミョウなどをつまんだ。短時間ではあったが、大きな進歩と言えるだろう。 外掛け容器にダイブして、バタフライ並みの水浴びをする文鳥なので、早々に卓上水浴びを習得するかもしれない。となると、やはり夏は4リットルは軽く消費するなぁ・・・。【余談~文鳥の家紋を創ろう!~】 昨日家紋の話に触れたので、以前、雀をモチーフにした家紋があるのだから、文鳥をモチーフにした家紋があっても良いはずと考えたのを思い出した。 その時、家紋をいろいろ眺めていて、雀紋よりも雁金紋が文鳥に近いことを発見し、それを勝手に文鳥化して一人楽しんでいたのであった。何しろ、私が白文鳥好きなら、すでに存在する雁金紋を、「これは文鳥なのだ・文鳥なんだ・文鳥なんだってば」と自己暗示するだけで済んだのだが、桜文鳥に見立てようとすると、ほっぺたを白くする必要が生じる。 それで、そのように落書きしていたのを元に、名称の「雁金」部分を「文鳥」と置き換えてブログに載せようとして、今さらながら気づいてしまった。黒紋付となるとネガポジ状態で頬が黒くなるため、文鳥ではない生き物になってしまうことに。その場合は・・・、円や菱模様の地抜きを、副紋にしてしまうしかないと考え、2つほど作ってみた。そのままでは頬を赤くした白文鳥だが、黒字に描く場合は黒白反転するので、桜文鳥の姿になるはずだ。 丸に梅鉢など面白くもおかしくも無いので、定紋を「菱に覗き文鳥」に変えてしまおうと、本気で思案中だ。
2010年06月11日
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水浴びが生きがいに相違ないカエ 換羽もシンやカナはボロボロの状態ながら、全体としては収束し、飛来するごま塩柄にもかなり慣れ、文鳥の社会は今のところ平穏だ。ノッチとイッツが、おとなたちを冷やかして回っているものの、はっきりした夫婦対夫婦の敵対関係は見られない。 これは、我が家の夏としては珍しいような気がするが、まだこれからなのかもしれない。期待半分不安半分で観察を続けよう。 さて、 「文鳥墓苑」に植えた白い矮性ナデシコ『ピュアレホワイト』が、徐々に先祖がえりして濃いピンク色の花が現われている話をしばらく前に書いた。その後も、植木を圧するほど繁茂するのを見て、このまま夏になると、蒸れてしまい間引いてやらないと枯れてしまう危険性があり、また、それ以前に植木に悪影響を与えてしまうものと思われた。そこで、早々に山野草に植え替えることにした。 植木の白丁花(ハクチョウカ)と香丁木(コウチョウギ)の花は、5、6月頃に咲くので、草花は時期をずらして秋咲きが望ましいと考え、すでに購入しておいた沖縄菊(オキナワギク)と同時期に咲きそうな白い花の山野草を検討した。結果、ユキノシタ科の神津梅鉢草(コウヅウメバチソウ)が相応しいように思えた(普通の梅鉢草よりも多少草丈が低く暑さに強いらしい)。飼い主の家紋は丸に梅鉢のはずなので(つまらないので、雀紋を改良して文鳥紋を創って作ってしまおうかと思案中)、何となく都合が良い。 そこで、神津梅鉢草と以前から探しているアカネ科の雛草(ヒナソウ)を扱ってくれているお店をネットで探し、新潟県の荒澤山草園さんに行き着き、一昨日問い合わせ、昨日注文し、本日早くも届いたのであった。いろいろおまけしてもらったから言うわけではないが、実に特筆すべき素晴らしいお店で、山野草に興味のある人にはお薦めである。 購入したのは、神津梅鉢草と、縁に少し青みのある普通の雛草と真っ白な雛草、それと「文鳥墓苑」用ではないアヤメ科の白い姫射干(ヒメシャガ)だ。早速、すでにナデシコを別のプランターに移し(根を深く張る植物ではないので移植は容易であった。なおこのプランターで栽培していたハコベは実証終了と見て撤去した。七草の根無しハコベから栽培可能が結論)、草花が無く寂しくなっていた「文鳥墓苑」に植えてみた。風通しが良くなって良い感じだ。さらに、神津梅鉢草と沖縄菊の周りを石で囲ってみようかと考えている。 ともあれ、枯らさないように気をつけていきたいと思う。 柏葉アジサイが咲いたのでついでに・・・
2010年06月10日
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トウモロコシを巡る攻防(アイ・ポンVSイッツ・ノッチ) トウモロコシが1本100円未満だったので(ネットスーパー)、目敏く購入して、文鳥たちに提供した。これが2回目となるノッチ・イッツ・ケコは、当たり前のような顔をして食べあさっていた。 トウモロコシの粒の外側の薄皮は食べず、かじって穴を開け摘んだり搾り出すようにして中味だけ食べるのが、我が家のスタンダードで、誰に教わるわけでもないが、ノッチ・イッツもそのように食べている。ところがケコは、周囲の食べ方など参考にせずに、薄皮ごとむしりとって食べてしまう。 何につけ、この文鳥は変わっていて面白い(関西人のために言えば尾は黒い)。
2010年06月09日
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換羽中も輸入ヒエを欠かさないシン 換羽も一山越えた感じになっている。笑わせてくれたハルは、今や完全に修復したし、他も抜ける量が減り、筆毛が開くのを待つ状態になっているのが多い。ワンテンポ遅れてポン・アイなどが換羽になりそうだが、全体として見れば、羽毛散乱は収束に向かってくれそうだ。 次は夏だ。今年は朝日除けに四角豆というのを栽培するのだが、沖縄の野菜なので、猛暑にならないとあまり成長してくれないかもしれない。逆に言えば、成長しないくらいに冷夏なら、日差し除けもそれほど必要でないとも言えそうだ。・・・冷夏が過ぎるのも困るが、猛暑は勘弁して欲しいので、今年は、冷夏ぎみ、くらいを望みたい。
2010年06月08日
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ノッチとイッツの父子対決、冷やかしに来てずっこけるイッツと加勢するシュー 夏は繁殖前の抗争期でもある。自然界に置き換えれば、ペアを形成したり、縄張りを確定したりするのだろう。つまり、ペア単位での抗争が盛んになり、かなり凄絶ながなりあいが繰り広げられ、過去にも幾多の伝説的名勝負が繰り広げられた。 慣れていない飼い主だと、血の気が引く雄たけびだが、文鳥の抗争は普通は血を見ない。我が家など6畳そこらの空間に20羽が飛び交い、あちらでがなり合い、こちらでど突き合いをしていても、負傷することはない。我が家で唯一の負傷事件は、10年く以上前に、おそらく初代のヘイスケが孫娘のクルの指をかじって、思わぬ大怪我になったケースのみで、ケンカの場数をこなしていると逃げ方もうまくなり、負傷するような攻撃もしなくなるもののようだ。 今夜は、ノッチと換羽中の両親(シュー・ラック)の激闘が見られた。シュー・ラックがつぼ巣の領有権を主張し、冷やかしに来たノッチが、むきになる理由がわからないながらも応戦し、ノッチの周りをイッツがチョロチョロとしていた、というものだ。これでは、名勝負にはならないなぁ。やはり壮絶な派閥抗争になり、昔のマセ(♀)のような、人間すらたじろぐような闘志みなぎる表情でないと・・・。最近の我が家の文鳥たちは、少し育ちが良くなってしまったのかもしれない。※水浴び容器。たびたび登場し、紹介もしているところだが、本当は犬用の給水器だ↓。付属のタンクでは容量が足りないので、2リットルのペットボトルに置き換えてしまっているのである。自動的に給水する給水器付きタイプ。ヤマヒサ ペットケア PETIOディッシュ 給水器付き ブルー
2010年06月07日
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女同士の熱い戦い(エコ・ニッキ) 夏と言えば、枝豆・トウモロコシと水浴びだ。5ヶ月使用したスポンジを取り替え、準備は整っているが、暑い日が続くと、水浴びも日ごとに豪快になる。 今年は2リットルボトルを2つ用意しておき、1本が空になればすぐに取替え、スポンジの水絞りに専念しようかと思っている。何しろ、ハルは飼い主がボトルの水を取り外そうと、周りのスポンジを取り除こうと、まるで意に介さずに水浴びを続けるので、水浸しにしないためには、取替えの時間を短縮する必要があるのだ。 真夏に向けてイメージトレーニングをしておきたい。
2010年06月06日
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晩柑マニアとなったケコ ケコは、テーブル上で食べる晩柑の味を覚えた。長期間お店にいた文鳥独特の、ボヤッ~とした雰囲気は、今後さらに薄まり、目が爛々としてつり目加減になり、水浴び場で激闘を演じるようになるのも、そう遠い未来の話ではないだろう。 一方、ケコよりも半月以上長く我が家にいるスミは、今日になってテーブル上の狂宴騒ぎに興味を持ち、首を伸ばして様子をうかがったり、上空を旋回するようになった。こちらも、非手乗りとしては、かなり早くテーブルに降りてくるかもしれない。 となれば、テーブルに降りて来ないのはメイだけだ。我が家に来て3年になるのに、何と我が強いのだろう。これは尊敬に値する。
2010年06月05日
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右にいるケコから夫を隠しているミナ クラが珍しくカゴの外に出る体勢をとったので、指に乗せ、ケコのいる定位置を避けて、斜向かいのカーテンレールに置いた。しかし、安定しないのか、事態が把握できないのか、即座に落下してしまった。拾い上げて、再びカーテンレールに乗せ、じっと落ち着くまで周囲を手でふさいでいたが、手を引いた途端に、またしても落下した。 クラの孫のヤッチは、半分以下の高さのテーブルから落ちて亡くなっているので、飼い主としては気が気でないのだが、テーブルの上に置くと落ち着かないのは経験上知れているので、やむを得ず暖簾の上に置いた。幸い、目を閉じ口を開け、半ば「てんかん様発作」の状態にあるクラを恐れたのか、さすがに追い払える状態ではないと気づいたのか、ケコは無視を決め込んでくれた。 その後、クラとケコの間にミナが入る形で均衡が保たれたが、放鳥時間半ばを過ぎて、ケコがテーブルの上で晩柑を食べるのに夢中になっている隙をつき、クラが暖簾中央の時計下に移動してしまった。そこが一番落ち着くのだろうが、これで均衡はもろくも崩れた。 定位置に戻ったケコは、そこにクラがいるのに腹を立て、追いかけ、追い落とした(ミナはテーブル上で食事中)。そんなこともあろうかとクッションを下に置いていたのだが、予想位置とズレがあり、結局床に背中から落下し、ひっくり返った情けない姿をさらすことになった。それでも受身がうまいのか、拾い上げに行った時には起き上がり、ボンヤリとしていたので、手に包んでカゴにお帰り頂いた。 カーテンレールを改良して、暖簾上と同じにしても、おそらくそこに落ち着いてくれないだろう。文鳥も、年をとればとるほど、新しい環境に適応しにくくなるのだ。老齢のクラに場所を譲り、ケコには他に移って欲しいところだが、わが道を行く女優様が聞き分けてくれるとも思えない。・・・落ちても衝撃が少なくなるように、クッションを強化して配置する以外に対処方法が無いようだ。困ったものだ。
2010年06月04日
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生まれて初めてのトウモロコシに群がるケコ・ノッチ・イッツ 今日はトウモロコシを茹でて提供した。大々好評で、初め食べ物と認識しなかったノッチ・イッツもすぐに食べ始め、気づけばケコも、かなり長い時間テーブル上に止まって食べまくっていた。 枝豆も好きだが、やはりトウモロコシはその上を行くようだ。せいぜい気をつけて買い求めたいと思う。【余談~「文鳥墓苑」の草花候補~】 繁茂して紅が多くなっている「文鳥墓苑」の矮性ナデシコを、シンプルな小花の咲く野草に替えようと考え、山野草を少し調べたのだが、名前も良いし花の姿も好みのヒナ草と、春咲きばかりもよろしくないので、秋に咲く菊科の何かをリストアップし、とりあえずサカタのタネガーデンセンターに行ってみた。 時期が悪かったようで、ヒナ草は無かった。小菊は、沖縄菊(オキナワギク)の苗があったので、それにした。ついでに、「」がかわいげに咲いていたので、買ってみた。 当面はナデシコを赤花を摘みつつ維持し、沖縄菊と姫バラは小さな鉢で、環境に適応するか様子を見ようと思う。 再入荷!苗:極姫ばら(雪姫)
2010年06月03日
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昨日、鳩山首相が辞意を表明した。報道各社は大騒ぎであったが、あまりに馬鹿馬鹿し過ぎて、論評の価値も無いと思うが、せっかくなので備忘のため一言書いておきたい。 そもそも「職を賭して」臨んだ普天間基地の移転問題が、地元の反発を増すだけの結果となった時点で、辞任するのが、地球人で日本人で責任ある地位の人間の当然な身の処し方である。もちろん、総理大臣になる以前から、「代表をやらせて頂く」と、幹事長を引責辞任した直後に代表に就任して恥としなかったし、薄ら笑いを浮かべつつ「法律に無い」として自ら設定した3月末期限をあっさり反故にした人物なので、「職を賭して」「やらせて頂いて」「ある意味」「法律に無い」と「申して」辞任しなくても良い「ではありませんか。みなさん!」となって不思議は無かったかもしれない。 この人は、話し方でもマイブームがあるらしく、言い回しがかなり変わり、それがすべて日本語として、いちいち耳障りになるのだから不思議だ。少し前は「ある意味」を接頭に多用し、他の意味にとられないように熟慮して話さねばならない政策の実行者としての無自覚を無慚にも露呈していたが、昨日は「私なりに勝手に解釈すれば」ときた。「私なりに勝手に解釈」して、国外やら県外やらと勝手に騒ぎ立て、挙句「学べば学ぶほど」その不可能を悟って元に戻したといった自覚が無い。「私なりに勝手に解釈」など、断じてしてはならない立場なのだが、最後の最後まで自覚していないのだから、唖然とさせられる。 一国のリーダーはその国の国民すべての生命財産を担っており、その自覚があるからこそ、軽率な発言も態度も自ずから出来なくなるもののはずだ。「命をまもりたい!」などといった個人的願望ではなく、一億数千万の命運をその職に就いた瞬間から『現実』に担っていて、それを何がどうあっても守らねばならない立場なのである。ところが、鳩山首相の言動からは、終始それが理解出来なかった。実に困り者で、自国の総理大臣に対して甚だ遺憾だが、確かに一国のリーダーとしてはルーピー(くるくるぱー)であったと言わねばならない。 その場その場で他人の話に合わせてしまい、話し方までグニャグニャと変えて一定しない。これは、人間同士のおしゃべり付き合い、特に主婦の井戸端会議などでは絶対的に必要な才能のように思える。つまり、普通に近所付き合いをしたり、あまり深入りしない知り合いの関係であるなら、鳩山由紀夫氏は大変な好人物なのだろうと思える。 昨日、あいも変わらず無自覚にペラペラ話す姿を見聞し、政治的にはルーピーだとしても、人間としてはムーピーだろうと思った。ムーピー、手塚治虫の火の鳥に登場する不定形生物のことだ。この不定形生物、もちろん「宇宙人」だ。そして定まった形が無いばかりか、相手の望みの姿に変化できる。・・・まさに鳩山首相そのものだ。総理大臣にさえならなければ、相手に合わせて豊富な話題を提供し、みなに好かれたであろうに。 愛されるべき不定形宇宙人氏は、総理大臣を辞めた人間は政界に止まるべきではないとの持論を、ついに!有言実行されると言う。しかし、悲しいかな、総選挙を大圧勝した与党は早期解散などしない、という先の自民党政権で実証済みの鉄則により、何と3年間の猶予があると考えられる。その3年後に、「法律に無い」と言わないように願いたいものだ。
2010年06月03日
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輸入ヒエが特に好きなシン 輸入ヒエが小売価格で200g140円、国産ヒエが690円。約5倍の開きがあるので、国産を喜んでくれるかと言えばそうでもない。シンなどはむしろ輸入物を好んで食べる。いちおう輸入物でも高級とされるらしいオーストラリア産だが、より価格の安いインド産でも大差ないかもしれない。実に安上がりだ。 輸入穀物は、バイオエタノールが隆盛すると作付面積が減少して高騰するし、気候変動が強まると収穫量が減って流通しなくなるかもしれない。特に最近イメージが悪い中国産(雑穀に農薬を使用することはまず無いので、お米や野菜と混同するべきではない)は、長らく日本の小鳥の食を支えてきてくれたが、現地での消費量も増え、転作も増え、輸出を止める動きが強まっているようなので、今後は、選り好みする余地がなくなってきそうだ。 しかし、考えて見れば、文鳥は日本で唯一豊富に生産されるお米を食べる小鳥なので、最も雑穀価格の変動の影響が小さいかもしれない。昔は、お米は雑穀に比べて高かったので、小鳥のエサといえば雑穀、文鳥にはせいぜいくず米を混ぜる程度だったが、今後はお米の配合率を高めていくのが、「お国のため」かもしれない。 米喰い鳥である先祖の血を呼び覚ましていくには、玄米より籾をむいて遊ぶところから始めるべきだろうか。そのうち籾探しをしないといけないなぁ。
2010年06月02日
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定位置でくつろぐ換羽中のケコ お店では売れ残りであったが、飼い主は一目ぼれし、「女優のようだ」とお褒めの言葉をブログを閲覧されている方から頂いていたケコだが、現在ボロボロ状態になりつつある。 この状態でお店で見かけたら、はたして買ったかどうか・・・。お互いにタイミングが良かったのだろうと思う。【余談~墓苑の草花~】 「文鳥墓苑」の左右には、矮性のナデシコ『ピュアレホワイト』が繁茂している。暑さにも寒さにも丈夫で結構な存在なのだが、時を経るごとに赤い花が多くなってきている。 もともと赤いものを重イオンビームを照射して人工的に変異させたものらしいので、固定化が不十分なのかもしれない。このままで行くと、お墓には白い花、少なくても白っぽい花、そうでなくても淡い色の花、という主義?に反することになってしまう。文鳥の方も換羽しているし、花も植え替えるべきかもしれない。 考えてみれば、お供えの花的に控えめに存在すれば良いので、繁茂しやすい園芸種は、私のイメージとは少し違うのかもしれない。野に咲く地味な小さい花、山野草から適当なものを探そうかと思っている。
2010年06月01日
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