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★日経MJ:成功への道しるべ:「中国人の心に響くもてなし術3」次は、来週の月曜日2011/3/7(月)の予定です。===週末に中国人観光客の方々と新宿を案内しました。グルグルと十分に探索した後、一緒に食事を。新宿の感想は…、このような密集した巨大な街は北京にも上海にもあるけど、最も驚いたのは「臭い」とのこと。ビルが密集している中を歩いて、臭くないのに驚いたようです(笑)。それは、各店舗のごみ処理や分別方法の徹底とそのマナー、(そもそもゴミを出さない創意工夫力)店舗や厨房の衛生度、下水道設備と維持管理技術の違い、…など、都市の臭いを消すには膨大な努力が必要だから、そこに「日中の差」を感じた、とのことでした。「居酒屋でトイレに行っても上海のホテルよりきれい!」と驚きだったようで、デジカメには、東京都内で撮影したトイレの写真が多数ありました(笑)。中国は豪華で派手な店はたくさんあるけど、日本には高級高品質な店がたくさんある、というのが皆さんの結論でした。「清潔・衛生的」という価値観を再確認することができました。中国人観光客にもっと売る新“おもてなし術”価格:1,470円(税込、送料別)
2011/02/28
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2011年2月21日発売の週刊トラベルジャーナルに「現地調査でわかった日本アニメの影響力」を執筆しました。(全4ページ)執筆に当たっては、弊社の上海オフィスのメンバーと東京で知り合った中国人の知人たちにもご協力頂きました。それにしても…、とても調べれば調べるほど、とても紙面には収まらないほど多大な影響力があることがわかりました。ある調査によると、中国人で日本語を話せる人たちの70%以上がアニメや漫画、ドラマの影響受け、それがきっかけになっている、と。(歌手、映画も入れるとさらに拡大する)それをどう活かすか?さらに真剣に取り組まなければ…と実感した次第です。===さらに、隔週連載の「中国人客の購買パワー獲得術」Case#19を執筆しました。次回の週刊トラベルジャーナルの掲載は3月7日発売号です。お楽しみに!中国人観光客にもっと売る新“おもてなし術”価格:1,470円(税込、送料別)
2011/02/24
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日経MJ:成功への道しるべ:「中国人の心に響くもてなし術2」次は、来週の月曜日2011/2/28(月)の予定です。中国人観光客にもっと売る新“おもてなし術”価格:1,470円(税込、送料別)
2011/02/23
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NHKスペシャル「ネットが革命を起こした~アラブ・若者たちの攻防」を観ました。つい先日、映画「ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)」を観て、Facebookに登録したばかりだったので、正直、そのインパクトには驚きました。核兵器や空母の建設など武力増強を進める海賊のような国家が後を絶たない中、武力以外の手段で政府が倒れるという事態が起きたからです。インターネットの登場で情報革命をという言葉が普及したけど、その革命がSNSを得た若者たちの力で起きてしまったわけです。空爆もミサイル攻撃も何もない。情報だけで…。何千億円、何兆円もの兵器よりも無料で使えるFacebookの方が場合によってはパワフルであるという事実を目の当たりにしたことになります。===検閲など規制をして情報統制が敷かれる国は、それだけ「隠さなければならない事実」がある。(大量にある)つまり「バレちゃまずいこと」です。そもそも、、、恋愛でも家族でも会社内でも、隠すといつかバレます(笑)。隠せばその分、バレた時の反動は政府が転覆してしまうほど大きいということでしょう。隠す量が多くなればなるほど、怪しまれてほころびが拡がるし…。隠し事の多い政府はこれからは大変でしょうね。というか、まだ隠し通せると思っているのか?が不思議なくらいです。隠し事が多い政府や人々にとってFacebookは…使って欲しくないでしょう。===少なくとも、情報統制のない諸外国の人はとっくに知っていることを国民が知らないというのは…やっぱり不自由です。強制的な宗教と情報統制のない国ってどのくらいあるのだろう?改めて「あーも言えれば、こーも言える」言論の自由な社会はいいなと実感しました。反対の意見が握り潰されるのは…ごめんですな。近年、日本はダメで外国の方が良い…という論調が多い。現実には日本に国籍を持っている人がギャーギャー言ってます(笑)。中国にいる日本人でも「では、日本のパスポートは返却しなさい」と言うとそれはしないでしょうね。そんなもんです。Facebookは、基本は本名を名乗るSNSなのでこのFacebookがどの程度普及するか?がその国や地域の民主度を表していくことになるのかもしれない、と考えました。(実名で正々堂々と意見できる社会かどうか?)(嘘もつけないし…:笑)使い方によって武力を意味のないものにする力を秘めているのかもしれません。
2011/02/22
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最近、最も多く繰り返し読んだ本です。<主な記事>●船上のリーダーシップ●危機に積極策を取る指揮官●プロフェッショナリズムの暴走●合理性に失敗する組織●情報敗戦●航空決戦と航空産業の崩壊===「失敗の本質」を上記の6つの切り口で検証しています。この切り方が素晴らしいと思いました。特に軍部のように大きな組織の事例は大手企業の人々にとっては「グサッ!」と来るはずです。「ヤバイ…当てはまってる…:汗」と。この6つに当てはまってない企業を探す方が難しいかもしれませんね。今回特に見入ってしまったのは、「合理性に失敗する組織」でした。神風特攻隊や戦艦大和の沖縄特攻作戦の例にとって解説しています。こんな無謀でメチャメチャな作戦が立案されそのまま実行されてしまった原因は何か?と。答えはその職場の「空気」だ、と言うことでした。その組織が持つ独特の空気の密度が濃くなると方向修正が効かなくなるという…典型的な事例。もちろん、こんな無謀な作戦に対して反対した人もいたが、すぐに意見を取り下げて「空気に従う」ようになってしまった。個人的には、コンサル業務でこうした企業の空気を感じることが多々あります。「ヘンな空気(雰囲気)」と感じれるうちはいいけど、そのうちに、私たちのような外部の業者たちも「空気に従う」ようになってしまうことがあります(恐ろしいことに)。本来は空気の入れ替えを提案し支援しなければならないのに…。そういう意味ではとても良いタイミングで読むことができてホッとしてます(笑)。===その他、改めて重要だなと思ったことに「情報敗戦」があります。どんな会社でも企画立案みたいな仕事をやりたがる人が溢れているけど、それを支えるだけの情報を収集し整理整頓できる人が不在です。情報収集は地味な仕事になってしまうからなのか?いずれにしろ、この時代から情報にコストと手間をかけなかったのは日本の伝統として今も受け継がれてしまっている気がします。数億、数十億円規模の投資に対しても対して情報収集をしないまま企画立案をしていまう。不正確な情報で企画立案された戦略は、やはり失敗するわけです。計器が故障した飛行機を飛ばせるパイロットはいないのと同じでしょう。日本では、情報敗戦がそのまま間違ったハードを造ってしまう原因につながります。「短期決戦」という方針を掲げて、日本近海の戦闘用に…と、武器を造っておいて、いざ戦争を開始すると、はるばる遠方に出向いて島を確保するような戦いを繰り返しました。ガダルカナル島だのどんどん出ていくわりに、島に上陸して滑走路を造るためのブルドーザーがない、とか。(アメリカ軍はそういう重機を大量に開発した)もともと造った武器は近海用なんだから、アメリカ軍を引きつけて、待ち伏せして戦うようにしなければならないので、実際はコロコロ方針が変化して、兵士たちが犠牲になったわけです。短期決戦なら、そうなるように外交政策をするのが政治家の仕事のはずです。大和にしても近海用の戦艦だから全く役に立ってません。当時のGDPの1%も投じて造ったのに…です。これは、大型のテーマパークやリゾート施設から、ホテル旅館、科学館、美術館、◯◯コンベンションセンター、空港にショッピングセンター、ショールームに到るまで、現在でも変わってませんね(涙)。「使い方」を決めてないまま設計デザインが走りだしていつのまにか「箱」を造ってしまう…。結果、「凄く使いづらい」わけです。戦争のような悲劇にはならないから失敗が目立たないけど、本質はあまり変わってません。(経験者が語る:笑)また、情報収集があいまいだから、造る際にも「あれも大事、これも大事…」と幕の内弁当のようなものばかりできてしまって、結果として全国で似てくるわけです。ゼロ戦も大和も、単体の機能美とかを横に置いておけば、何とも中途半端な物でした。戦時中の武器にも関わらず、随所にわざわざ「流線型」を取り入れたり…。(だから美しいとう評価はあるが)乗り込む兵士にとってはそんなものはどうでもいい。すぐに修理できて常にベストコンディションが維持できるような武器が欲しかった。戦い方と武器がマッチしてない。それで多くの人が亡くなったのだから、明らかに無駄遣いだった。高性能で美しいモノ造りは昔からあって、反面、戦略と使い方には合わない…のも変わってません。こういう機会に「失敗の本質」「失敗の教訓」が少しでも広まるのは大変良いことですね。===実は、この数年、比較的大型のプロジェクトに参加する際には、関係者一同を集めて「キックオフ・セミナー」を開催するようにしています。テーマはズバリ「失敗の教訓」です。すると失敗率は減少します。(少なくとも無駄遣いは回避できます)その教材としいつも第二次世界大戦関連の図書を使用していましたが、今回、また新たな教材を得た気分です。===こういうことをしなければならない…と思ったそのきっかけは、90年代後半~2000年代初頭に韓国の大手電機メーカーの管理職研修の担当をしたことがきっかけです。(今や日本メーカーを追い抜く勢いです)私の師匠が講師でした。その当時から、こうした戦時の図書を教材に色んな外人講師を招いて「失敗の本質」を徹底的に勉強していました。だから会食の際に、韓国人の管理職が「南雲忠一司令長官は山口多聞の進言を却下したのか?」(ミッドウェイ海戦)「日本は資源がないのになぜアメリカよりも多種の航空機を開発してしまったのか?」など、大変具体的な質問を浴びせてくるのには驚きました。自国のことをさておき、第二次世界大戦全体を広く学習していました。「こんなこと必要なのかな?」と疑問に思った記憶がありますが、その後の結果(業績)をみれば「お見事!」としか言えません。(利益では日本勢が撃沈されています)真のゼネラリストの育成に力を入れていたんですね。失敗の教訓の張本人の日本人がもっと勉強して自分たちのために役立てたいものです。中国人観光客にもっと売る新“おもてなし術”価格:1,470円(税込、送料別)
2011/02/18
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家電量販店の視察をしていたら…なぜか?ソニーのブラビアを買ってしまいました(汗)。(店員さんの接客がうまかった)改めて「わかりやすい商品説明」の重要性をまさに身を持って体験した次第です(笑)。相手の立場に立ったわかりやすい説明とメーカーの宣伝部が作成した販促用パンフレット通りに説明との「差」を検証することができました。(詳細はまたセミナーで紹介します)購入手続きをしていると、横のテレビコーナーに明らかに富裕層らしきご婦人がいました。店員さんが「何かお好みのメーカーなどありますか?」と接客を開始します。すると「えー?どれがどれだかわかんないから亀山がいいわ」と答えます。「シャープのアクオスですね」「アクオス?違う、亀山よ」とご婦人。結局、シャープのアクオスの亀山モデルを購入してました。ご婦人は、アクオスという商品名は覚えてなかったけど、「亀山」は覚えているんですね。考えてみれば、ブラビア、ビエラ、ウー、レグザ、アクオス…と、メーカー名と商品名が一致しない人もいるはずです。だけど「亀山」という日本語は覚えていたのです。これには驚きました。その後、店員さんに話を聴くと、お年寄りたちは「亀山」が覚えやすいからよく売れるそうです。でも、他の商品名は覚えてないらしい。これは今後、メーカーで商品名を考える人たちにとって大事な視野ではないでしょうか?売りたい人たちに覚えてもらえる名前になっているかどうか?だって、そのご婦人は機能も何も確認してなかったです。「もうわかんないから亀山にして…」と。ブラビア、ビエラ、ウー、レグザ、アクオス…と私自身もあれらがどんな意味の名前なのか?は全く知りません。店員さんによれば、「ソニーのビエラが欲しい」というお客さんがいるそうです。(篠原涼子さんと小雪さんがかぶってしまった)情報の洪水にさらされていると、こうした混乱が起きてきます。これからは、ソニーの「桜」、パナソニックの「京都」とかそういう商品名出てくるかもしれませんね(笑)。現に中国で店舗販売のOJTをしていると、「ソニーのテレビ」「東芝のテレビ」という言葉が飛び交います。お客さんが「レグザ」とかそういう商品名を知らないのか?口にしないのか?わかりませんが、現実はそんなもんです。いずれにしろ、どんなにこねくり回して、カッコイイと思う名前をつけたところで、お客さんに覚えてもらえないのでは意味がないですな。===そういえば、私を対応してくれた店員さんは、一度も商品名を口にしてませんでした。「こちらのソニーの場合は…」「一方、シャープの場合は…」という話し方でした。やはり現場の最前線は、ノウハウの宝庫ですね。===一方で、ipadのCMはわかりやすいです。メーカー名のアップルが出てきません。最後まで「ipad」だけです。だから覚えられるのでしょうね。(よって深く印象に残る)これを欲張るって「メーカー名+商品名」…それに加えて「ブランドメッセージ」まで入れてしまうと、どれも印象が薄くなってしまう…というのが現実だと思います。(だいたい15秒のCMにあれもこれも押し込み過ぎ)===中国人観光客の買物動向を調べていると、家電量販店に行く機会が増えます。すると、このように電化製品が増えて行くわけです(汗)。中国人観光客にもっと売る新“おもてなし術”価格:1,470円(税込、送料別)
2011/02/15
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家の近所のシネコンで観てきました。「ソーシャル・ネットワーク」フェイスブック 若き天才の野望 5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた価格:1,890円(税込、送料別)ソーシャルネットワークがどうの…という映画ではなくて、大企業に成長する過程が面白いというか人間のエゴが良く表現されてました。…ということで、Facebookを始めてみました。実名という所が気に入りました。偽名ばかりのネット情報はどれも責任の発言ばかりで、何を信じていいのやら…わかなんですからね。それと、昔懐かしい人々と再会できたら…いいっすねぇ。楽しみです。
2011/02/13
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2月14日(月)発売の日経MJにコラムを連載しました。(毎週月曜日合計4回の予定)中国人観光客の誘致、集客、販売促進…の参考になれば幸いです。===近年、連載記事の依頼が増えて来ました。それはそれで喜ばしいことですが、私の課題は、文字数です。こうしたブログやメルマガに慣れた私たちにとって、決められたワード数内で書きたい内容をしっかり収めてビシッと仕上げる…なかなか難しいものです(汗)。反面、編集担当者の方に修正されるのでとても勉強になることも事実です。できるだけわかりやすく人に伝える技術は奥が深いと痛感する瞬間です。中国人観光客にもっと売る新“おもてなし術”価格:1,470円(税込、送料別)
2011/02/11
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今週発売の週刊トラベルジャーナル「中国人客の購買パワー獲得術 Case18」を連載しました!かつては映像を撮影して、それを編集してDVDにしたりするのに機材も手間も合わせれば数十万円単位の費用が必要でした。しかし、現在はデジタルカメラとパソコンさえあれば、誰にでも簡単に、しかも無料で世界中の人々に紹介できる時代。中国でもそれは例外ではありません。ホテルでもレストランでも観光地でも、、、様々な国や地域で商売している人たちが中国に向けて動画を配信しています。数十万円、数百万円のネット広告も時には必要かもしれないけど、無料でできるものもしっかり利用しましょう!という内容の記事です。中国人観光客にもっと売る新“おもてなし術”価格:1,470円(税込、送料別)
2011/02/10
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いやー勉強になりました!普段、私たちはいかにマスコミのアバウトな情報に踊らされているか?痛感させられます。マスコミやインターネットで得られる「空中戦情報」が本当なのか?日本全国の現場を取材、視察することで「アナログ接近戦の情報」を収集して、「違うじゃないか!」と検証しているので読みやすいです。【送料無料】デフレの正体価格:760円(税込、送料別)後半には、生産年齢人口の拡大の必要性とそれは具体的には観光産業だいう提案も納得でした。インバウンドビジネスに関わる人達も必見の一冊です!===私たちも現場のアナログ接近戦型の仕事なので、「違うじゃないか!」の発見はとても共感できました。生産年齢人口の話で言えば、「働く→稼ぐ→お金を使う」人たちの人口が最も重要で、この人口が現象してしまうと経済は八方塞がりになってしまう。かつては、中学生にもなると、村や町で何かしらの仕事をしながら学校に通っていたし、農業、林業、漁業や自宅で商売している過程がほとんどだったので、おじいちゃんもおばあちゃんも生涯現役で働いていた。つまり、人口構成以前に、働いて稼いで使う人の比率が高かった、、、ということです。極端な話、小学生未満の子供と病気しているお年寄り以外は全員が働いて稼いで消費する人だったわけです。一方現在は、下手すれば大学卒業する22才まで学生です。働かないまま卒業する人もいます。その後、就職して3-5年もすると結婚して、「専業主婦化」する人が増えて来ました。赤ちゃんを育てて、大学卒業させるまでの社会コストは膨大です。それほどの高学歴にしたところで、現実には働いて税金を収めた期間は3-5年程度。あとは、旦那の収入で食べる方式です。また、55才-60才程度で定年退職してしまうと、残りの20年間は隠居生活です。まだまだ働けても、会社の仕組上そうなってしまう。自宅が商売でもしていれば70才過ぎてもバリバリ働けるのに…。つまり、人口は増えても、「働く→稼ぐ→お金を使う」の比率がどんどん低下してしまうので、現役で働く人たちに全てのしかかって来てしまうのが現在の経済状況でしょう。ある調査によると高卒以上の学歴を持つ専業主婦が全国で1500万人くらいいる、とのこと。(だから海外からみれば不景気は嘘だ、と)この人たちが年収200万円でも稼いで使うだけでも日本経済はガラッと動きます。そういうのは厳しい意見になってしまうからなかなか言う人がいません。逆に「子ども手当」と称して「票」を集める方に行ってしまうのが現在の日本の悲しさです。「働きなさい」を言わずに「お金あげます」は過保護と同じですね。エリートや富裕層でもない普通の家庭が、親と同居もしないで、マンションや一軒家を買って、マイカーも持って、海外旅行も行って、専業主婦でもOK…というような夢のような生活を何とか維持できているのはやっぱり日本が異常なのかもしれません。両親と同居している家庭は、子供の面倒は親も見てくれるから、働きにいけるし(昼でも夜でも)、2世帯住宅は、結果、生活コスト(一人当たり)が安い。夫婦で働いて、両親の年金を合わせれば世帯収入が月額100万円を超えてしまう家庭も珍しくありません。(私の田舎の親戚の家庭の世帯収入は月収200万円超えてます)(車も5台保有)(全部屋にテレビ完備)(だからお金使いが派手です:笑)皆で生活しているから年老いた両親の面倒は皆でみる。子供の面倒も。そういう生活を捨て去って、皆「両親とは別居」の核家族化を目指して来たのだから、社会コストばかり膨大になってしまったのが、現在の日本の姿でしょう。ぜいたく病ですね。逆に、同居生活をする人が増えれば社会コストは下がります。バブル経済の頃の生活スタイルのままではこのデフレを乗り切るのは難しいのだと思います。(社会コストは下がらないから)(無駄の削減も限界がある)そういう話をすると、「だけど、働きたくても仕事が無い…」と言う声が聞こえて来ますが、レジャー施設や観光施設の接客サービスの現場では外国人のフタッフに頼っているのが現実です。東京でも同じ。このところ、外国人スタッフの教育の依頼が急増しているので、実感できるのです。「デフレの正体」にも今まで遅れていた観光産業の活性化こそが…と書いてありますが、年間3000万人の外国人観光客を目指すなら、今のままでは現場で働く人が不足してしまいます。それは、自宅待機の人々が働けば解決するのです。(専業主婦を含む)よって、親と同居、それが難しいならご近所家族化して、(脱、核家族化)専業主婦が働きに出て、学生も働いて、皆でお金を使って、外国人観光客にもたくさん訪日してもらう…。そういうシナリオが必要なんだと再確認できました。中国人観光客にもっと売る新“おもてなし術”価格:1,470円(税込、送料別)
2011/02/09
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UNIQLO CALENDARがついにファイナル(最終回)をむかえたとのこと。2009年6月にスタートして以来、累計視聴回数はおよそ5億5000万回。(↓クリックでリンク先へ)この2年間に撮影された映像は、日本全国47都道府県140都市328ヶ所で、合計で539カットもの映像が収められている。===特徴は、まるでミニチュアのように見える映像で、単純にみていて楽しいです。実は、このUNIQLO CALENDARは、外国人観光客誘致のツールとして大変役に立ちます。私たちも、中国の研修の参加者などにこのUNIQLO CALENDARのアドレスを紹介して、見てもらうようにしてます。(または仕事で知り合った欧米人にも)または、研修中の休憩時間のスクリーンセーバーとして映像を流しておきます。すると「おお!きれい!可愛い!おもしろい!これは日本ですか?」と興味が釘付けになります(笑)。日本全国の街並みを四季を交えて紹介している貴重なツールです。しかも、可愛いので観ていて飽きないというのも好評の原因です。現実に大変評判が良く、これを見て日本に旅行に行きたくなった、あるいは実際に訪日した、という人がいます。日本全国を536シーンの映像(ビデオ)で紹介しているツールは現在のところこれ以外に見当たりません。インバウンド関連のビジネスツールの中でも無料で使える素晴らしい宣伝ツールだと言えます。ぜひ、一人でも多くの外国人に紹介してみて頂きたいと思います。中国人観光客にもっと売る新“おもてなし術”価格:1,470円(税込、送料別)
2011/02/07
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昨年、中国人観光客対応の研修やセミナーなどで大阪に訪れることが増えてきました。あるセミナーで「私たちは現場の対応には自信があります」と自信タップリだったホテルに宿泊してみました。フロントにも客室清掃にも中国人スタッフがいて、現場対応を抜かりなく…やっている印象でした。ところが、問題は朝食です。和洋のバイキング形式の朝食レストランでのこと。2日目に気づいたのは、中国人客が何を食べているか?で、そのほとんどがパンとオムレツとフルーツでした。一見たくさんある料理に、さぞ満足しているのかな?と思いきや、中国人客の好みの料理が少なかった、ということです。それは中国人だけでなく、欧米人も「小食だな」と思ったほどです。まニューの詳細は省きますが、大阪名物たこ焼きも並んでいるものの、朝食は、食べ慣れた食事をとりたいもの。香港人の富裕層の家族は、「朝からたこ焼き食べる外人がいるかよ」とイラついてました。それにプラスして、一泊2万円前後のホテルくらいになると、中国では、バイキングであっても飲み物はウェイトレスが運んでくれます。ところが日本はそうでない場合が多いので、「意外にサービス悪いんだな」となってしまうのです。食事中、飲み物を取りに何度も往復するのは面倒なので、そのサービスが評価を分ける…ということです。いずれにしろ、中国人スタッフを雇えばそれでOKではないという見本のようなホテルでした。===チェックアウトの朝、ホテルの朝食を取らずに、ホテル周辺で食べようと思い探していると、すぐ近くに、パッと見た感じ外人客で賑わっている喫茶店を見つけました。賑わっている理由は、外人にもわかりやすい、店先に置いてあるこのサンプルとメニューボードでした。見事です!ホテルの朝食に不満足だった外人客をしっかりゲットしているわけです。(事実、店長がそう教えてくれました:笑)見ただけでズバッとわかる…大事なポイントですね。最終日に、さすが大阪らしい?商売センスを見つけた気がしました(笑)。ホテルの支配人にフィードバックしようかな?と思ってたけど、喫茶店も応援したいので、しばらくは黙ってることにしました。外人客の多いホテル周辺は、実はビジネスチャンスの宝庫ですね。中国人観光客にもっと売る新“おもてなし術”価格:1,470円(税込、送料別)
2011/02/01
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