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昨年、東京オペラシティで偶然ストリートライブを拝聴したMODEAさん。実は、その時に買ったCDを、毎晩寝る時にかけています。--------汐留で友人達と別れようとしたら、どこかでかすかに聞き覚えのある音楽が。時間がないのも忘れ、ニ人を引っ張って、思わず駆け寄ってしまいました。--------…うーん。やっぱり、生演奏はCDとは迫力が違いますねぇ。小さい子が、音楽にあわせて体を揺すっているのも可愛らしい。ライブのレギュラー公演先として、東京タワーの展望台、横浜大桟橋、丸ビル、大手町サンケイビル、に加えて、汐留とオペラシティが挙がっていました。--------目黒の「ブルースアレイジャパン」で2/16(木)に食事付のライブ?ををっ?! 結構、前を通りますよ。入ったことないですけど。スタート19:30からなら、18時に会社出れば間に合いますし。行きたいなぁ…でも、この日、新しく来られた方の歓迎も兼ねた、会社の飲み会なのですよね。
January 29, 2006
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博士は、チューチューアイスに起こった奇妙な現象から、氷点下で物体は安定状態を得るために分裂しようとする、という仮説を導き出します。これが、後にスキージャンプ・ペアの理論的基礎となる「ランデブー理論」の…。という偽史が、笑うしかない映像によって騙られ、スキージャンプペアの誕生と発展のドラマが紡がれます。---------いやぁ、楽しかった。ご存知の方はご存知、あの爆笑CG作品「スキー・ジャンプ・ペア」の映画化。いきなり、「ナビゲーター:谷原章介」( 私にとっては『ニューデザインパラダイス』のナビゲーター♪)ですもの。で、船木選手や荻原選手が本当に登場するかと思うと、アントニオ猪木が登場して「元気ですかーっ!」と叫ぶし、ガッツ石松まで出てきて活躍。ナレーションは、出来れば、田口トモロヲさんが良かったな、なんて贅沢を考えてしまうのも、作品が素晴らしかったからこそ。CGのありえない映像と、熱くも冷静な実況、合いの手のような解説。それだけでも面白いのに、これでもか、という「ドキュメンタリー」パロディの釣瓶打ち。観に行って良かった。---------『スキージャンプ・ペア』 - Road to TORINO 2006 -2006年 日本 82分http://www.page.sannet.ne.jp/masm/出演:谷原章介 / 政宗一成 / 茂木淳一 / 田幸宏崇 / 志賀圭二郎 / 益子和浩・智行 / ...★★★★★
January 29, 2006
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午前中、NOVAで中国語を2コマ。今日は旧暦のお正月。どちらの先生も、心なし嬉しそう。新年の挨拶をして、中国の祝日についてお話。「去年の新年は大連に居ました」なんて言ってみたり。ようやく、大学一年生で到達すべきだったレベルに近づいた感じですねぇ。むぅ。あの頃サボらなきゃ良かった…。なんて考えながら、このブログを語学学習日記にする手もあるなぁ、などと思ってみる。---------新橋に移動してチケットショップを物色。お目当ては東京ステーションギャラリーの『前川國夫建築展』。建築家については、あまり詳しくないので、なるべく建築展には行くようにしようと、一昨年くらいから心がけているので。うーん。ないですねぇ。いろいろ物色しているうちに待ち合わせの時間が迫ってきたので、ステーションギャラリーに行くのはあっさり諦め、有楽町に移動。---------リサイクル着物の「たんす屋」銀座店さん(「白いバラ」の向かいです > 関係各位)と、「銀座もとじ」さんにご挨拶。冷やかし、とも言います。今日の私は、ユニクロの紫のタートルネックを下に着て、紺のアンサンブルに青の帯。その上に灰色のマフラー、黒のインバネス。「銀座もとじ」さんでは現在小紋展を開催中。江戸小紋って、本当に素敵。目の保養をさせて頂きました。で、このブログを「着物でお散歩」日記にする手もあるなぁ、などと思ってみる。---------お昼は、「鳩居堂」さんの裏あたりにある「小ハゲ天」さんで。季節限定新春天丼。ハマグリの揚げたのが美味しい。黒豆と銀杏のかき揚の甘みが絶妙。相席のおじさんが、「ここは安いから」だの、ごちゃごちゃうるさく奥さんに語っているのが少々気に障ります。安いと思うなら来なきゃ良いし、文句言うなら、食べた後にして欲しいなぁ。「いただきます」も「ありがとう」も「ごちそうさま」も言えない人に限って、こういう態度を取るんですよね。マナーが悪いというか、品がないというか、私は最近の若い人の方が、「おじさん」達よりよっぽどちゃんとしているなぁ、と思うことが多くあります。どういう親に育てられて、どういう子供を育てたんでしょう。「マナーが悪い若者」は、あなたの子供のことなんじゃないですか?なーんて、さすがに面と向かっては言えず、丁寧に「いただきます」「ありがとうございます」「ごちそうさまでした」と笑顔で店員さんにご挨拶。(「いただきます」「ごちそうさま」は店員さん宛ではないですが)でも、こういうささやかな嫌味は通じないんだろうなぁ。---------紺洲堂主人さんが薦められてた、gggの『亀倉雄策展』に行きたかったのですが、日・祝休と知っていたので、資生堂ギャラリーさんの『life/art'05』part3 金沢健一展にお伺い。感想については後日アップ。---------そのまま歩いて汐留に抜け、Nationalのショールームへ。今回の目的は、エコロジー住宅の思想についてのヒントを得ること。途中で今回のアドバイザー、Maldives先生カップルと合流。「エコロジー商品」は並んでいるものの、思想・発想まで踏み込んだトータルコンセプトとしての提案はなくて、ちょっと肩透かし。ただ、いろいろツッコミどころは満載で、それなりに楽しい一時。---------せっかくの汐留なので、「都路里」さんにて抹茶パフェでで一休みと思ったら、すごい行列。うーん。未だ行列が出来る人気は健在ですか。「Cafe NESCAFE」さんで、ペリエ ライムを注文。でも、冷静に考えると、炭酸水が400円近くって、あんた。コーヒーショップなんだからコーヒー頼めば良かったのですが、コーヒーってちょっと苦手なんですよね…。---------店を出て、大江戸線に向かう途中、どこかで聞いたことのある音楽が♪以前、オペラシティーのストリートライブで拝見して、CDを買わせて頂いた「MODEA」さん!うわぁ。嬉しい再会です。これについても別に感想を書きましょう☆---------で、お二人と別れて、両国へ。江戸東京博物館の『夢大からくり展』が目的。時間がなくて、(実演も含め)じっくり見られなかったのは残念。こちらの感想も別途。あわせて、同じく常設展内の『東京エコ・シティー - 新たなる水の都市へ』も駆け足で。こちらは、展示としての面白さより、環境の視点から、ちょっと話を書きましょう。---------5時半に追い出され、映画を観て帰ろうと。でも、疲れているから、『ある子供』も『イノセント・ボイス』も『ホテル・ルワンダ』もしんどいし、『単騎…』とか大作もなぁ、と考えながら、ふと思いついて、渋谷に移動。シネマライズさんの日曜最終1000円で、『スキー・ジャンプ・ペア』を観てきました。(『RIZE』はちょっとしんどそうだなぁ、と。)この感想も…って、全部書くと、これあわせて一日の掲載制限5本超えちゃって、載せられないですね。---------映画を観終えて、Book1stさんへ。まぁ、今日は冷やかし、と思っていたら、クラフト・エヴィング商會さんのソロ作品、『空ばかり見ていた』吉田篤弘 が出ているじゃないですか。紅茶のお供に、クラフト・エヴィング商會作品は重要なアイテムです。で、創元推理文庫のコーナーで『サム・ホーソーンの事件簿(4)』エドワード・D・ホック を発見。うーん、こういうのは出た時に買っておかないと、本屋さんから消えちゃうからなぁ、と お買い上げ。いかん。想定外の出費だ。---------帰りに、渋谷駅地下の、「お茶カフェsui渋谷」に立ち寄り。日本茶中心のカフェ。抹茶モナカアイスと、冷たいほうじ茶のセットを注文。すると、熱いほうじ茶と氷の入ったカップ、砂時計を渡され、「砂時計で2回計ったら、お飲みください」との説明。これは、楽しい♪砂時計って、なんでこう、見てても飽きないのかしら。熱いお茶に氷が溶ける様も魅力的。それにしても、今日一日でいろいろ食べているよなぁ、自分の作った手料理も含めて、このブログを「お気楽社会人の食べ歩き日記」にする手もあるなぁ、などと思ってみる。---------帰宅して、お茶の間留学も考えたのですが、さすがに明日の仕事に響きそうなので、遠慮。はっ。でも、今日予告したブログ全部書いてたら、とんでもなく夜更かしになっちゃうじゃん。明日以降に回して寝るとしましょう☆うーん。せっかく、映画の感想3本アップして、日記が追いついたと思ったのにぃ。
January 29, 2006
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気の置けない友人(誤解のないよう…「気遣いする必要がない友達」の意味ですよ)とは、本屋さんで待ち合わせることが多いです。お互い多少遅刻しても、適当に時間が過ごせますし、会った後も、最近出た本をネタに話が出来ますし。----------で、今日は友人を待ちながら、新宿紀伊国屋書店の1階をうろうろしていたのですが、ちょっとショックな本を発見。 ズッコケ中年三人組そっかぁ。あの三人組も、中年になったのですね…。第一作『それいけズッコケ三人組』の発行年月日は、1978年!小学生の頃、これを読んで育ったなぁという記憶があります。数年前、挿絵を書かれていた前川かずお先生が亡くなられ、新聞で那須先生がコメントを寄せられているのを拝見した時は、やはり寂しさを感じたものです。Wikipediaで調べてみると、シリーズは50巻で一応完結。(前川先生は25巻まで挿絵を担当され、その後は高橋信也さんが担当されたそうです。)何度もアニメ化・ドラマ化されているのですね。うーん。NHKでやっていたのは知ってますけど、観たことないなぁ。ポプラ社から児童文庫も出ています。私が読んだ時はハードカバーでしたねぇ。公式HPはこちら。----------その他、子供の頃 読んでいた本と言えば…っていうのは長くなるので自粛。で、『ズッコケ中年三人組』は結局買わずじまい。文庫化待ちかなぁ…でも発行がポプラ社なので、微妙かも。
January 28, 2006
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本当に愛しい映画でした。静かな感動を呼んだ原作を監督するのは、『雨上がる』(『阿弥陀堂だより』は未見)の小泉監督。ストーリーは一部、原作とは違っている部分もあるのですが、それが原作を損ねるのではなく、雰囲気はそのままに、違う魅力を引き出しています。どちらが良い、ではなくて、どちらも良い。映画もまた、静かな感動に包まれる幸せを感じさせてくれる佳品でした。---------ルート先生の最初の授業は、先生が数学の教師を目指すきっかけを作ってくれた、ある博士との物語でした。その博士は、ある事故により、80分しか記憶を持てなくなっていました。そこへ派遣された1人の家政婦。初対面の博士の第一声は「君の靴のサイズはいくつかね?」でした。戸惑いながら「24です。」と答える彼女に博士は言います。「ほう、実に潔い数字だ。4の階乗だ。」博士にとって数字は、人とコミュニケーションを取るためのツールでした。この会話は、家政婦と博士との毎朝の儀式になります。そんなある日、博士は、彼女に息子がいることを知ります。「いかん、いかん、そんな小さな子供を独りぼっちにしておくなんて。」博士は、動揺し、呟きます。「息子は1人で留守番をして、その母親は、人の夕食を作っている。…僕の夕食だ。」彼女の息子が博士の家で夕食を食べるようにすることを提案した博士を笑っていなす彼女に、博士は強く言います。「約束だからね。破ったら承知しないよ。」これが、幼き頃のルート先生と、博士の、初めての出会いとなりました。季節は移ろいゆき、3人の友情と日常は温かく育まれていきます。そんなある日…。小さな事件をきっかけに気付かされる、かけがえのない大切な日常。わだかまりの氷が溶けた時、それぞれの心に、温かな灯が点ります。---------原作と同様、優しさと温かさに満ち溢れた、「愛」の物語。それは、慈しみ、守り、助け合い、思いやる、「純愛」以上に純粋な「愛」。恋愛映画は苦手(というか観ない)な私にとっても、素直に人を大切にすることの尊さを思い出させてくれる、心安まる映画でした。---------そしてそして、俳優陣の素晴らしさが、抜群。難しい役柄を、丁寧に、これ以上ない自然体で演じる寺尾さん。あの声を聞いているだけで、何かの魔法をかけられた気になるのは私だけかしら。深津さんの、喋っていない時の間の取り方の上手さ。原作に描かれていない行間を、存在感で埋める浅丘さん。そして、狂言廻しとして、ほぼ一人芝居で数学教師を演じる吉岡さん。どこかに、本当に居そうな、ちょっと気弱な感じの先生ぶりが、妙にはまっています。(好き嫌いは出るかなぁ…)---------また、忘れてならないのが、日本の自然の風景の美しさ。さりげなく挿入される、そこにあるがままの自然が、物語に彩りを添え、温かみを与えます。さすが小泉監督。---------ところで。原作者の小川さんが出演されていたなんて。(パンフレットによると、薪能のシーン)うー。知っていれば、もっとちゃんとチェックしたのに。----------------------『博士の愛した数式』2005年 日本 117分http://www.hakase-movie.com/監督:小泉堯史出演:寺尾聰 / 深津絵里 / 齋藤隆成 / 浅丘ルリ子 / 吉岡秀隆★★★★★原作:小川洋子
January 25, 2006
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定期の期限が切れたので、更新しました。6ヶ月定期なので7/25まで。つまりこれが、幕張行きの最後の定期になります。まずは、日々の仕事を誠実にこなすこと。今まで通りに。今まで以上に。次の定期は、異国のバス、かな。不安がないわけじゃないですけど。より大きな期待を抱いて乗り切るとしましょうか。
January 25, 2006
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而立を控えて、そろそろ「自分の仕事」を考えなければならなくなってきました。はぅぅ。いつまでも お気楽社会人で良いのに…。私の実家は、兵庫県で人材派遣関連の事業をやっています。いわゆるスタッフ派遣ではなく、昔ながらの職人さんを抱えての、鉄鋼系孫請け。小さな会社ですが、祖父が創業してから、もう50年以上。「信頼と実績」を看板に、父と母、祖父母で会社を経営しています。私は、そこの「芸のない三代目」。------------在学中から、ずっと帰って来いと言われ続け、就職活動の時は本当に悩まされました。一旦は、家族会議で帰ることが決められた(!)のですが、何とか逃れ、実家の経営にはタッチせず、東京で不良社会人をやってきました。やりたいことが見えなかった、というのもあります。自分の力で何かできる、というプライドもありました。何より、その段階で帰る事は、自分の視野を狭めてしまうことが分かっていたので。最初から地元の私立大学とかなら、悩みも少なかったのでしょうが、先輩や同期の活躍を目にすると…ね。------------とは言え、いつかどこかで線を引かなければ、という意識はずっとあって。もう少し、頭が良ければ、有無を言わさず世界を舞台に活躍していたかもしれない。もう少し、行動力があれば、自分で会社を立ち上げて、実家の支援を受ける形を取れたかもしれない。もう少し、物事を割り切って考えることが出来れば、今の会社で上を目指すことを考えたかもしれない。------------でも、私は私。そこまで頭も良くなければ、行動力もないし、実家を割り切ることなどできません。本当は…、大きな翼があることを自覚しながら、籠の中に入るのは、抵抗がないと言えば嘘になります。いや、もう暫く東京でお気楽にやっていたかったのですけど、ということにしておきましょう。------------去年、大連に行く前あたりから、どう帰るかの話を上司としていました。(就職当時から事情を説明し、相談に乗って頂いてました。)大連に2年駐在、その知識を会社に還元して円満退社、の予定だったのですが、私が大連から「返品」されたため、没に。改めて上司に相談し、この7月で辞める話をさせて頂いています。(まだ、会社の先輩や同僚には話をしていませんが。)------------その後、8月中旬に出国し、年末までワーキングホリデーを予定。出来れば3月に短期語学留学をして、多少なりとも語学力を高めてから臨みたいな、とも。現在、情報収集中です。自分に足りない知識と経験を補い、次代の事業展開の種を見つけるのが目的。------------帰国してからやること、やりたいことは、まだ明確には見えていないのですが、自分の興味、培ってきたキャリアを考えると、キーワードは「環境」「教育」「文化」の3つ。向こうでの滞在も、これらを軸に考えています。初めは事業と直接結びつかない、NPO的な活動がメインになるかなぁ、と思っていますが、現在の事業をベースとして、どういう事業を展開をするのかを考えるのが私の仕事。うまくそこを結びつけることが出来れば。従業員の方々と、その家族の生活を背負う以上、失敗は許されません。------------社長としての自覚と覚悟、責任感。やるべきこと、考えるべきことは、山ほどあります。先手を打って行動していく、のは苦手だったりするのですが…出来るかどうか、ではなく、やらなきゃ、なので。当面は、今まで通り「今、東京でしか出来ない経験」を積んで、自分の糧、引き出しを増やしていきつつ、語学力と基礎知識の向上を図る、と。今までと、やることは変わらないのですけどね。時間をより有効に使っていかないと。早くも1月も終わりですもの。------------お気楽社会人のポリシーは、「Life is the game, Play to joy!」楽しくないゲームなら降りればいい。降りたくなければ、ルールを変える。楽しくないことをやる気はありませんし、何かを得るために何かを諦めるなんてことは、性にあいません。全てを抱えて翔ぶために。そう、入った籠ごと、空を舞うために。今年は最後の助走期間。年初に掲げたテーマ「Do the action」。実践あるのみ、ですね。
January 25, 2006
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道端に霜柱を踏む。楽しからずや。通勤途上に富士を仰ぐ。美しからずや。名残の雪も、陽にとけて、凛とまだらな雪模様。駐車場にも雪残り、氷となりて輝けり。ふくら雀の可愛さに、もらす笑いの息白く。げに、小春日の、のどけしやげに、小春日の、のどけしや
January 24, 2006
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もう一つ、雪のお話。雪と言えば、忘れてならないのが、中谷宇吉郎博士です。題は、先生の名言「雪は天から送られた手紙である」より。中谷宇吉郎博士は、世界で初めて人工的に雪の結晶を創り出した、日本が世界に誇る碩学。-----------小学生の頃、何かの偉人伝で読んで(学研の「ひみつシリーズ」の何かだと思う)、すごいなぁ、と感動したのですが、それから幾星霜。すっかり忘れていた折、ワ夕リウム美術館さんの『Carsten Nicolai カールステン・ニコライ展』で、外国の作家の方がモチーフに使われているのを拝見して、わぁ、と。-----------で、その時に『中谷宇吉郎随筆集』を買って読んだのですが、これが、とんでもなく面白い。(うー。写真がないながら、商品リンクを一応。岩波文庫です。)-----------話題運びの上手さ、高い見識、あふれる教養、にじみ出る優しさ、平易な言葉遣い、文章のリズム感。これだけでも十分なのですが、科学エッセイの分かりやすさは、目から鱗が落ちること請け合い。そして、ライフワークであった「雪」を語る時の、子供のように楽しげな筆運び。読み返そうと手に取って、あまりの面白さに、また徹夜をするところでした。ふぅ。あぶないあぶない。-----------短い文章に、季節感がぎゅっと詰まった珠玉のエッセイ集 『お天気博士の気象ノート』 倉嶋厚(あら、これも写真なし?講談社文庫です。)-----------古典の素養とヨーロッパの諸事情が、詩人の研ぎ澄まされた辛口の語りで綴られる 『茶話』 薄田泣菫(えー?これも写真なし?岩波文庫の名作ですよぅ。)-----------と並んで、本当は教えたくない、私の隠し玉のひとつ。いずれも、問答無用に面白い、掘り出し物の名作です。はっ。 ばらしちゃってるじゃん…。
January 23, 2006
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雪が降ると、足を運びたくなる所があります。上野公園内のボタン苑。牡丹の苗一つ一つに、藁で雪囲いがされています。その中で艶やかに咲く寒牡丹。雪が降ると、風情ひとしお。一面の白色の中に映える、暖色の花弁の慎ましさと華やかさは、さすが「座れば牡丹」。何かの折に前を通って(美術館の帰りだろうなぁ…)足を止めて以来、雪の日に、2回ほど訪れました。今回も心弾ませながら向かったのですが、4時半閉門。到着が遅く、間に合いませんでした。残念。外から、ちょっとだけパチリ。もう一度、雪降らないかなぁ。
January 22, 2006
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所用で池袋に出ていました。誰か誘おうと思ったのですが、連絡がつかず、仕方なく、W氏に電話。「夕食は食べたか?」「いや、寝てた。」「じゃぁ、出て来い。」「今どこやねん。」「池袋。本当は女の子を誘いたいところだが、君で我慢してやるから、出てくるが良い。」「金がない。」「うるさい。じゃぁ、7時北口ね。」…ダイジェストで書くと、ひどいな、私。お金がないとのことだったので、最初からカラオケに行って、そこで夕食。古い曲から、最新の曲まで。気兼ねなく、歌って聞けるのがありがたい。途中から、「○○年ヒットソング」を順番に。いやぁ、覚えてないものですねぇ。時代の変遷、なんてことを感慨深く語り合いながら、夜は更けていくのでした。
January 21, 2006
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先生のお宅も雪に覆われていました。 7日が初稽古、12日が初釜、だったのですが、年末から先生が体調を崩され、両方中止に。昨年来、いろいろとありましたから、先生も心労のご様子。なにか手助けできればよいのですが…。----------さて、もう松の内も過ぎているので、正月飾りはありません。軸は「星中一老人」。寿老人のことです。おめでたい。作者名は読めなかったのですが、86歳って書いてます。…それでこの筆勢って。上野の『書の名宝』展、正直あまり興味ないのですが(字、下手ですし)、後学のため行ってみようかしら。さて、ちょうど器に七福神を扇面に散らしたものがあったので、これを使わせて頂きました。お花は水仙。すらっと伸びた姿勢が、凛と寒さを彩ります。----------所々滞りながらも(…)、薄茶の稽古を終えて、濃茶の準備をしようとしたら、先生から「今日は茶筅飾りをしましょうか」とのお言葉。…え?だって私、濃茶手前も自信ないですよ。----------いきなり棗(お茶が入っている容器)からして違います。老松? 真ん中に蝶番があって、蓋を開けるようになっています。普通の棗の場合は蓋ごと取って、膝前に置くのですが。いや、先輩が稽古されているのは拝見していますけど…。----------お仕覆(棗を入れてある巾着袋)も、いつもの濃茶の時のものと違います。長緒? 巾着袋を締める紐が、いつもの3倍くらい長い。----------そして、お茶巾(お茶碗を拭く白い布巾)の畳み方も「千鳥に」とのこと。鳥の姿になるように、ちょっとお洒落に折るのですが…折り紙とか、昔から苦手です、私。----------お手前自体は、基本は濃茶と同じ扱いなのですが、やっぱりこの3つがネックでした。自分の番を終えて、先輩の稽古を横目で拝見しながら、長緒の結び方を練習。ふぃー。なんとか体で覚えれたかな。でも、来週まで覚えてられるかしら…。家でこっそり練習ですね、これは。
January 21, 2006
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会社の飲み会から帰宅し、寛いでいると携帯に電話。「今、下のコンビニに居るんやけど。」「は?意味が分からん。うちに泊まりでも来るつもりか?」「いや、今、君の家の前で工事やってるやろ。あそこが現場。」「えっと、さっき家に帰る前に実は会ってた?」「今来たところやからそれはないな。」「なんなら、うちに泊まるか?」「いや。終わったら明け方やから帰る。もうすぐ仕事に戻るから、温かいコーヒーを差し入れるように。」W氏とは高校時代からの友人。カクテルくらいしか飲めなかった私に、日本酒の飲み方を教えてくれた師匠でもある彼は、日本三大酒都の一つである、広島は西条の出身。私が兵庫県出身にもかかわらず、灘系の甘口ではなく、広島の辛口を好むのは、彼の影響です。(父は基本的にあまりお酒を嗜まないので。)そういえば彼と話をするのも久しぶり。さて、差し入れのコーヒーを買いに行きますか。また近いうちに彼と飲むとしましょう。
January 19, 2006
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想像していた以上に静謐で、硬質感のある映画でした。映画を観る前に原作を読んで、あまりにどす黒く、「救い」のない展開に、叫び声を上げそうになりましたが、その部分を映像美で抑え込み、さらっと流すことで、原作の流れを損なわず、映画として愛と祈りのこもった作品に仕上がっていました。------------昔からある集落である「浜」と、干拓地である「沖」は、お互いに差別感情を抱いていました。幼い頃、シュウジは「沖」に住み着いた「鬼ケン」と呼ばれる元ヤクザものとその彼女アカネに出会います。怖いと思っていた「沖」のヤクザものの意外な優しさに触れた出会いは、アカネを通じてかすかな性の目覚めを感じさせた出会いでもありました。その「鬼ケン」の壮絶な死の噂に、シュウジは涙を流します。にんげんのための涙。主人公の優しさを感じさせるこのエピソードから、物語は始まります。------------ある日、「沖」に教会が建ちます。そこの神父には人を殺したことがある、という噂がありました。そう、「鬼ケン」の時と同じ。差別感情は「余所者」を人殺しに仕立てることを、簡単に容認します。シュウジは、友人とクリスマス会に行き、一人の少女と出会います。凛として人を寄せ付けない空気をまとったエリ。エリとの中学での再会は、波乱を含んだものでした。「ひとり」で生きることを選ぶエリは陸上部で活躍します。同じく陸上部で走り続けるシュウジ。エリに誘われて再び行った教会で、シュウジはエリの過去に触れます。神父の優しさに惹かれて、教会に顔を出すようになるシュウジ。------------一方で、バブルを背景に持ち上がるリゾート計画。「沖」には地上げのヤクザが入り、「補償金」が「沖」の立ち退きを進めます。それに対する「浜」の嫉妬。そこからくる蔑視。------------物語はここから加速していきます。神父の過去、アカネとの再会、大好きな兄の挫折、いじめ、家庭が直面する危機、エリの転校。神父の弟から投げかけられる言葉がシュウジに呪縛をかけます。大阪でアカネと会うシュウジ。運命は彼を壮絶な「生き地獄」へと導きます。------------エリとの再会。そして知る、その後の物語。「誰か私を殺してください」と書くエリの言葉に、シュウジはそっと書き添えます。「誰か一緒に生きてください」と。その言葉が誰かに届いたのを聞きながら、シュウジは最後の旅へと出かけます。------------「つながりたい」。その気持ちを持つ、いくつもの孤独な魂が、シュウジによって結ばれる時、新しい物語の扉が開かれることを予告して、疾走した物語はゴールを迎えます。------------------------主人公の2人の、まだ幼さの残る華奢な身体が、物語の壮絶さを際立たせます。そして、豊川悦司さんの、落ち着いた、慈愛と哀しみに満ちた語りが、心の中に沁み入ります。------------「心の闇」「トラウマ」という言葉で、何かを括ってしまうことに対して、有栖川有栖先生は『絶叫城事件』で弾劾します。そんな薄っぺらい言葉で、何が掘り下げられているのだろうと。思考停止を促して、問題の本質に向き合うことを忌避しているだけではないかと。私もこの状況下に置かれたら、同じような人生をたどるかもしれません。いや、たどるギリギリの所で、踏みとどまってこれたのは、幸運にも両親に恵まれ、友達に恵まれ、先生に、先輩に、後輩に恵まれていたからで、その歯車がどこかで狂ってしまっていたら、私だって、何をするか分かりません。人は誰しも、それぞれの心の闇を抱え、時に狂気とのギリギリの狭間で、危ういバランスを取っています。------------原作の中で、私が最も打たれ、しかし、映画では削られてしまっているエピソードに、神父さんが主人公に「信じる」という言葉で諭すシーンがあります。「信じる」とは無償の愛であることを、無条件の赦しであることを、重松先生は語ります。その意味で、人を信じることは本当に難しい。------------今、テレビでは、マスコミ自身が時代の寵児と持て囃した人物を、掌を返したように、いや、掌を返して弾劾しています。「私は前から彼が嫌いだった」「実は私も」の大合唱。その醜さ。あるいは、宮崎勤事件の時に聞いたエピソード。彼が逮捕された後に、彼のお姉さんが婚約を破棄されたという話。松本サリン事件の時のマスコミの対応。冤罪の容疑者に浴びせかけた、情け容赦のない罵声。山形のいじめ事件、女子高生コンクリート詰め事件、母親に毒を与え続けた娘、両親と祖母をバット・電気コード・包丁で殺した事件、人が人の命を奪う事件は毎年のように起きています。------------このうちの一部は、私にとってはひとごとではありません。もしかすると、どこかの歯車が狂えば、私も歩んでいたかも知れない道。私の周りで起こってもおかしくなかった事件。ヒトゴトのように語る識者に、「うちの子はそんなことしません」と言い切る「親」に、私は疑問を覚えます。私だって、あなただって、あなたの子供だって、その隘路に迷い込む可能性はあります。そこに迷い込んだ時に、抜け出す道を見つけ出すことが、道を示すことが、いや、その前に、迷い込んでいることに気付くことが出来るのか。そして、その隘路の先で押しつぶされた時、「信じる」ことができるのか。優しい魂の方が傷つきやすい現実など、私は容認しません。人をより傷つけた方が勝ち組になるなんて価値観を、私は赦しません。私はキリスト教徒ではありませんから、「神」の思し召しなどは知る由もありませんが、その行為がか弱い魂を救うのなら、私も祈りを捧げましょう。------------------------それにしても、主人公の彼、演技はまぁ、後半の良さで納得ですけれども、冒頭の朗読が聞くに堪えないのが…。うーん。最初から田辺さんでも良かったのではないかしら。最後に響く、厳かな田辺さんの朗読は、本当に聞きほれさせてくれます。それと比べるにつけ、惜しいなぁ、と。ま、蛇足な感想です。----------------------------------『疾走』2005年 日本 125分http://www.shissou.com/index_pc.html監督:SABU出演:手越祐也 / 韓英恵 / 豊川悦司 / 中谷美紀 / 寺島進 / 大杉漣★★★★☆原作:重松清
January 18, 2006
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三谷幸喜さん監督3作目。小さな偶然の積み重ねが、それぞれの身に大きなトラブルと、小さな幸せを呼び起こす、緻密に織り上げられた三谷タぺストリー。芸達者な豪華俳優陣、アヒル、小道具、全てが主人公となり伏線となって、奇跡を演出します。---------オープニングのエキストラ、「また家を建てるの?」と言われている青年は、『みんなのいえ』の田中直樹さんでしょうか。このセルフパロディから始まり、大晦日の今宵、ホテルスタッフはいろいろな問題にてんやわんや。宿泊客も、スタッフも、それぞれがそれぞれの、小さな、でも本人にとっては大きな悩みを抱えて、奔走します。役所さん演じる副支配人の身に降りかかるのは、ホテルの全てのごたごたに加えて、あの実験作『三番テーブルの客』と同じようなシチュエーション。見栄が嘘を呼ぶ、ほろ苦い物語は、少し切なく、とってもキュート。また、香取さんをめぐる、奇跡の物語は、かって芝居で使ったことのあるネタだそう。登場人物の意外な活躍や、揺れ動く決意のシーンなども、どこかで観たことがありながら、全く違うシチュエーションに取り込まれて、笑いを誘います。ラスト、パーティーの席上で、皆が見せる笑顔は、少しだけ成長して、何かが変わった気がする、そんな一夜の幸福の証。見事なバックステージ・シチュエーション・コメディ。---------いや、こういう作品に蛇足は不要。個人的には唐沢さんの活躍をもっと見たかったなぁ、とか、西村雅彦さんは出てないのかぁ、とかありますけどね。小ネタが多すぎて、拾いきれないのが残念。でも、十二分に楽しませて頂きました。----------------------『The有頂天ホテル』 - "The wow-choten hotel"2006年 日本 136分http://www.uchoten.com/監督:三谷幸喜出演:役所広司 / 松たか子 / 佐藤浩市 / 香取慎吾 / 篠原涼子 / 戸田恵子 / YOU / 麻生久美子 / 石井正則 / 角野卓造 / 堀内敬子 / 伊藤四朗 / 西田敏行 / …★★★★☆
January 18, 2006
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「空の美しさにかなうアートなどあるのだろうか」オノ・ヨーコさんの言葉です。自然は、時にハッとする程美しく、切なく、激しく、温かく、心を揺さぶります。それは、「目には見えない大切なもの」を見ることが出来る人だけの特権。私は、「水」「光」「コミュニケーション」の構成要素を持った現代アートを高く評価しています。いずれも人間が生きていく上で不可欠でありながら、意識しないと関り方を見失いがちな要素。千住博さんの作品や、木村崇人さんの木もれ陽プロジェクト、オノ・ヨーコさんの作品を、他の作家の作品より、ワンランク上のレベルで好きだ、と言い切るのは、これらの要素に対する、明確なメッセージ性を、作家としての謙虚さと敬虔さを、そこに感じるからです。もちろん、その結果としての作品の美しさがあってのことですが。もう一度引用しましょう。「空の美しさにかなうアートなどあるのだろうか」------------今回のラスト・ダイブはロタ・ホール。天空から降り注ぐ光の柱が、青の空間を満たす、奇跡の空間。残念ながら、写真で見た垂直の光柱は、中天高く太陽煌く夏しか見えないそうですが、その奇跡のカケラを見てきました。この季節、風の影響により、ロタ・ホールに潜れるのは、1ヶ月で10日あるかどうかなのだそう(確率は1/3ってことですね)。潮流によっては、一番奥には入れないかも知れません、とのブリーフィングを受けて出発! ------------ホール内に入って下を撮ったのですが…。うーん。うまく光量を調整すれば、面白いのが撮れるかもなのですがねぇ。これでは何が何だか分からない。難しいですねぇ。------------ホール内から入口部分を振り返ってパチリ。 ------------これは上を振り仰いで。構図としては面白いと思ったのですが、焦点をちゃんとあわせて、海面の揺らぎとか綺麗に出さないと、何の写真か分からないですね。------------洞窟の奥は真っ暗。たくさんの数の魚。フラッシュで魚を驚かせてしまった、かな。------------さても、魚と戯れ。 ------------で、途中、めぐみさんにハプニングが。どうもタンクの残圧が最初から少なかったらしく、水中でBC脱着→ガイドさんのBCとタンクごと交換。えっと、私なら、パニックにはならないでしょうけど、わたわたしてしまいますね。きっと。------------と言っている私にも実は気がかりなことが。暫く前から、タンクがどうも不安定なんです。妙にガンガンと、何かにぶつかるような音がしてるし。えっと、ええ。タンクがBCから外れていました。あ、危ねー。多分、そーなんだろーなー、とは思っていたのですが…帰り際に、竹内さんに直して頂きました。------------むー。今回は向こうのガイドさんも親切な方(日本人ね)でしたし、いつもお世話になっているインストラクターの方とのダイブでしたから、大きな問題にはなりませんでしたけど、やっぱり機材の自己点検は大切だなぁ、と。------------さて、アフターダイブで飲みすぎた話や、お土産のお話、星の美しさについては、また別のお話。初めての伊豆以外ダイブ。しかも海外。 楽しみにしていた旅行もこれで終わり。明日の朝には東京。明後日からはお仕事。…社会復帰できるか不安なのですけど。------------->
January 15, 2006
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朝方、ザーっという雨の音がしていましたけれど、風も凪ぎ、太陽も差してきました。今日のポイントは松運丸。昭和44年に沈んだ船です。------------港に向かうと虹が。うわぁ。虹なんて久し振り。 船からは半円の虹が見えたのみならず、二重の虹が…!------------波も昨日に比べれば穏やか。ちなみにキャプテンは交替。昨日の方は、日曜なので教会に行かれたそうです。映画とかでは観たことありますけど、そうなんだぁ。------------さて、ポイントに到着。ロープ伝いに潜行。遠くに、しかしはっきり見えていた沈船が、ダイナミックに近付いてきます。ただ呆然。着底して振り仰ぐ空。浮かび上がるシルエット。 自分の中の「男の子」の血が騒ぎます。 所々にお魚さん。 一番左はニョロ二ョロです。ガーデン・イール。近付くと隠れてしまうので、ズームで狙いましたが、ピント合わせが難しい。そっと近寄れる技術を身につけるべきですね。------------船首で集合写真など撮ってみたり。(私のカメラでは撮らなかったので…写真下さい) などと遊んでいたら、あうぅ。深い所はエアの消費が…ただでさえ早いのに。もっと楽しみたかったなぁ。------------結局、安全停止の時に、オクトパスを頂きました。むー。呼吸の効率が悪いんだよなぁ。もっと意識して練習しないと。一本のロープに皆でつかまっている姿は、遠くから見ると面白いかも。しかも、気付けば皆、同じ方向に。意外と潮流強いんですね。------------ 海上に出ると、もう虹は消えていました。太陽と空が識りなす奇跡。いつか、虹の根元を潜れたら、きっと、とてつもない神秘に出会えるに違いありません。------------それにしても、沈船は思った以上に楽しいです♪熱海にもあるそうですから、今度是非行ってみたいなぁ、と。え?ヤマト?深すぎですから!残念!------------->
January 15, 2006
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波の荒れ具合に、キャプテンから、今日のボートはこれ以上は中止とのお話。ビーチもある、とのことでしたが、波の高さと、エントリーまでの距離を見て断念。うーん。せっかく来たからもう少し海で遊びたい気はするのですけど…ここはインストラクターの判断にお任せ。ま、なにより安全が一番です。明日の天気は分からないにせよ、無理して潜りました、怪我しました、では洒落になりませんし。私たちと入れ違いのチームの方が、ビーチに行っていましたが…行かなくて良かった、って言うか、大丈夫なのかなぁ?流されているように見えますが。むぅ。多分、エントリーは可能ですが、帰りまでは自信ありません。------------ともあれ、着替えて島の観光に出発です。 ソンソン村はそんなに広くないので、てくてくお散歩。島全体でも、山手線一周程度の大きさだそうですから。村だけなら、自転車があれば、30分で一回り出来てしまうのではないかしら。------------教会や、古い機関車の横を通って…っていうのも、さっき車で通った道。行き交う車の方が、みんな手を挙げて気さくに挨拶してくれます。人口3500人…基本みんな知り合いなんですね。------------ 先ほど船の出た、西港のちょっと先のビーチで水遊びです。マスクとシュノーケルを持ってきたのですが、砂浜でお魚さんはほとんどいないのが残念。一部、藻が茂っていて、そこにはちょっとだけお魚さんがいました。 海から上がって、さわっちさんが頂いていた「宿題」である貝拾いを皆で。えー。貝なんてほとんどないよう、と思っていたのですが、注意して見ると、意外とあるものですね。でも、綺麗な貝には、住民の方が。 ふふ。可愛いですね。で、最終的にはこんな感じ。結構、たくさん取れたのではないですか?これでネームプレートをつくるのだそう。出来上がりが楽しみですね。------------さて、メインストリートを抜けて洞窟を目指します。 元野戦病院?えっと、私は霊感とかないことにしているので、そういうお話はご勘弁願いたいのですが。私が体験した中で一番怖い話は、って、脱線ですから、このネタは夏まで取っておきましょう。 ------------メインストリートに戻って、お土産やさんに立ち寄り。店員さんは日本人の方。私より若いよなぁ…私が何もせずに齢を重ねているだけか。食べ物は、グズリアというココナッツ風味のかりんとうみたいなお菓子、天然塩、激辛の唐辛子ぺーストなど。アクセサリー系にパレオ、ランチョンセット。そして忘れてならないのがこれ。ボージョボー人形。願いが叶うお人形として、話題が話題を呼び、生産が問に合わないとのこと。このお店でも売ってなくて、一応サンプルとして奥に置いてあったものを見せて頂きました。サイパンにも同じものがあるのですが、発詳地裁判をして、ロタが勝ったそう。「本物」は木の実で出来ているのですが、ヤシから作った「偽物」が、ネットで6千円の値がついていた、という話を聞いて驚きました。私がこんな話するの、珍しいでしょ。店員さんのね、セリフが素敵だったんです。「これ、本当に願いが叶うんですよ。だって私、これでロタに来れたんですもの。」これからの人生にも幸多かれ。------------さて、日も落ちて来ました。夜はトンガトンガカフェでお食事。蝋燭の灯り揺らめく、雰囲気の良いレストランです。そこで地元っぽいお料理を堪能。青唐辛子もなかなかの辛さでしたが、それを上回るのが、赤い小さい唐辛子。洒落になりません。辛くも美味しい、のですが、他の料理の味が分からなくなるのが難点ですね、って食べ過ぎだわ、私。------------今宵は満月。 そっかぁ。大潮だったのですね。風も昼よりは落ち着いてきました。明日こそは天気良く、波も穏やかになりますように。------------->
January 14, 2006
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少々曇りぎみ-時々雨?あらら?-----------7時から朝食、8時集合。ダイビングの良い所の一つは、生活が規則正しくなることです。7時半に食堂に行ったら、他のお客様方はもうとっくにいらっしゃっていました。チャモロ・ブレックファーストをオーダー。チャモロ・フライド・ライス、想像通りチャーハンでした。これにスクランブル・エッグとスパム。朝から油っこくないかしら…。 さてはて、お迎えが来てショップに出発。本当にすぐそばです。同じホテルに泊まられていた、お二人もご一緒。男性の方は20年ダイバーとのこと。大先輩ですね。-----------今日のポイントはテーブルトップ。向こうのインストラクターの方からすれば、様子見もあるんだろうなあ。。ブリーフィングを受け…あれ?えっと、今、ばっくろーるという言葉が聞こえたのですが?バックロールエントリーというのは、船べりに腰かけて、後ろ向きに一回転して海に入るエントリー方法。やったことないどころか、講習も受けてないです。そもそも、ボートも初めてですし。ええーっ、と思ったのですが、結論から言って、何とかなりました。それにしても、機材のセッティングまで向こうの方がして下さって、何だか拍子抜け。かえって不安なくらいです。-----------ウェットスーツを着て、西港まで車での荷台に乗って向かいます。気分はGI?本当は東港が使えれば、ホテルの目の前から、すぐ船-すぐポイントだったのですが…台風で港が壊れてしまったそうです。ホテルの目の前のエ事がそれだったのですね。早く修復されますように。----------- 港から岬をぐるっと回って25分くらい。ポイントに到着です。エアの消費が早いのもあるし、バックロールが怖かったのもあって、最後にエントリー。体勢を立て直して、いざ潜行!-----------そこには、今まで見たことのない世界が広がっていました。静寂の中、どこまでも広がる海。遠くを泳ぐ魚が、はっきり見えます。そして青が深い。 ここはまだテーブルトップ。ぐるりと回りこんで、テーブルの縁からさらに下を目指します。 気持ち良い透明度。魚が遠すぎて写真が撮りにくいです。 左の写真はウコンハネガイ。ちょっとピントがずれてしまいました。マクロ機能をもっと上手く使わないと。たくさんの魚。 さらに回ったところの、海の広いこと。 青かぶり、って言うのでしたっけ?あまりにも青が深すぎて、遠景をお見せできないのが残念。赤のフィルターをかければ、もう少しくっきりするそうなので、次回までには購入しましょう。-----------40分近く遊んで、テーブルトップで安全停止を兼ねて魚をパチリ。 しかし、あまりに海中が明る過ぎてフラッシュが働いてくれません。うむぅ。強制フラッシュの方法は分からないしなぁ。-----------帰りは、ものすごく揺れました。キャプテンの操船は、かなり上手いのですが、それを上回る波の激しさ。小船が木の葉のように、という表現を使いたくなるほど、アップダウンの連続。船酔いする暇もありません。アミューズメントパークのウォータースライダー系絶叫マシンなんて、目じゃないほど。だって、水飛沫かかりっぱなしで、目が開けられないほどなんですもん。あう。しかし、朝食が油っぽかったのが今頃効いてくるか…。怖かった?いや、楽しかったです。妹も来れば良かったのに、なんて思った帰りの船でした。------------->
January 14, 2006
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成田からグアムまで3時間、そこから30分で今回の目的地、ロタ島です。成田まで2時間弱かかることを差し引けば、新幹線使って実家帰るより近い、のですが、実際は乗り継ぎの関係で、1日がかりの行程。 ロタに着いたのは、8時前でした。あいにくの雨模様。とは言え、さすが南国、暖かい。乾季に入っているはずなのですが、今年は曇りがちの天気が続いているのだそうです。グアムも同じとのこと。うーん。異常気象、なのかな…。ま、今回は海の中が美しければ問題なし。もちろん光が差している方が良いですけど。宿にチェックインしてタ食にお出かけです。宿泊先はBayview Hotel。今回お世話になるダイビングショップ、Palmsさんからも遠くない、名前の通り海に臨んだホテル。外観こそ小洒落ているものの、といった感じでしたが、今回は別にリゾートに来ている訳ではないので。島の北部には大型のリゾー卜ホテルがあり、一緒に飛行機に乗ってらした方は、空港近くの別ホテルで挙式されるとのことでしたが、島の中心はこのホテルのあるソンソン村。時間が遅かったので心配でしたが、タ食にありつくことが出来ました。意外と夜は遅いんですね。無事のロタ到着を祝って乾杯♪サラダとパスタとピザを1品ずつ。それでもお腹いっぱいです。今回のメンバーは、インストラクターの竹内さんに、さわっち、めぐみさん、七田さん、私の5名。いよいよ明日は初の海外ダイブ!良い写真を撮りたいものです。------------->
January 13, 2006
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海外に強いVodafone。「海外から携帯でblog更新」を目論んでいたのですが、さすがにロタには電波来てませんでした。「根府川駅では使えませんが、ロタでは使えました。」っていうネタをやるつもりだったのに。でも、グアムの空港ではアンテナ3本。次回は海外から更新、実現したいものです。
January 13, 2006
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昨年末から、ダイビング関連の記事が増えていることにお気づきでしたでしょうか?それは、この日のための伏線。スキルとカメラの上達のため。初の海外ダイブ@ロタ。ロタはサイパン島の南にある島。13日から16日までの3泊4日。その間、携帯からのテンポラリーアップデートを予定。写真のアップと、記事の追加は帰国後に。ではでは、行ってきます♪
January 13, 2006
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前回、eri.Aさんから頂いた印象バトン。私の書いた印象バトンで、盟友高尾先生に投げさせて頂きましたが、その返答を頂きました。高尾先生は、大学時代の同級生。環境サークルでも一緒で、共に全国を回りました。ダウンタウンを輩出した兵庫県尼崎の出身。(ちなみに私は明石、eri.Aさんは姫路の出身です)ものすごい才能と実績を持ちながら、決して奢らず、謙虚に、真摯に、かつ狙っているのか天然なのか分からないボケを忘れず、常に前向きに努力される姿にはいつも感服しています。HPをお持ちではないので、こちらで公開。では、以下、高尾先生の語りでお楽しみください。------------------------------------------------------------------>■回してくれた方に対しての印象をドゾ☆面白い。他人に対して丁寧だと思う。(とくにブログには、その面が前面に出ていて、 大変好ましいことだと思います。)>■周りから見た自分はどんな子だと思われていますか?拉致被害者家族会の横田滋さんに方向性として近い雰囲気を漂わせているような気がする。>■自分の好きな人間性について、5つ述べてください。気が弱い(共感を覚えるから)優しい真面目面白い(というか、他人へのサービス精神があるということ)・・あともうひとつ、思いつかない>■では反対に嫌いなタイプは?偉そう(無意味に自信のある人、苦手です)他人に気をつかわない・・それ以外、ぱっと思いつかない>■自分がこうなりたいと思う理想像とかありますか?最近だと、宮沢賢治とかにあこがれます。「グスコーブドリの伝記」とか読むと、「人のためになりたい、他人のために生きたい」と宮沢賢治は切実に願っていたことがわかり、感動します。・・でもまあ、ハードル高いか。>■自分のことを慕ってくれる人に叫んでください。ありがとうございます。今日の私があるのは、あなたのおかげです。引き続き変わらぬご指導とご鞭撻をお願い申し上げます。------------------------------------------------------------------高尾先生、お忙しい中、本当に有難うございました。今後とも変わらぬご指導とご鞭撻をお願い申し上げます。
January 12, 2006
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諏訪湖で御神渡り(おみわたり)が顕現したそうです。湖全体が凍結し、氷が盛り上がってひびが入る現象。神様が湖を渡った跡と言われます。暖冬だと出ませんが、この寒さですもんね。見に行きたい風景の一つ。今年中に…って、そんな暇はないかしら。
January 11, 2006
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昨年「キットカットできっと勝ってね」「きっとサクラサクよ」を電車の中吊りで初めて知りました。今年もキャンペーンが始まっていますね。夢を叶える一歩が踏み出せますように。さて、お菓子コーナーで、別なものを発見。「うカール」いや、語呂合わせって、駄洒落と変わらないですけど…。
January 10, 2006
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副題に「史上最強の武器商人と呼ばれた男」。悔しいほどに「面白い」映画でした。-----------ニコラス・ケイジの前口上から始まり、明るい音楽にのせて、カメラは弾薬の製造現場で、一つの弾丸を追っていきます。火薬を詰められ、検査を受け、箱に詰められ、どことも知れない国に運ばれていきます。『チャーリーとチョコレート工場』を思わせるような映像ですが、違うのはこれが人殺しの道具であるということ。箱が開けられる度に、きな臭い空気が濃くなっていき、観ているこちらの不安は高まります。そして、銃に込められた「彼」のたどり着く先は…。-----------衝撃的なオープニングを経て、物語はニコラス・ケイジ扮するウクライナ系アメリカ人、ユーリーの前半生を語ります。銃に魅せられた日の事、「レストランが食事を出すように、必要な人間に武器を供給するのだ」という哲学。彼を執拗に追う、イーサン・ホーク演じるインターポール刑事との頭脳戦。ライバルの武器輸出業者との駆け引き。暴力的な独裁者との、命を賭したやり取り。手に汗握る見せ場の連続。観ているうちに彼の「成功」を期待してしまう自分に気付きます。彼を「絶対悪」として一方的に描くのではなく、彼の言葉を借りれば、たまたま武器の取引に「商才があった」、フツーの男として描いているからこそ。その部分のリアリティを支えているのが、弟の存在であり、家族の存在です。それに対する深い愛情が、彼に血の通った弱い人間としてのリアリティを与えているのです。彼は、兄として「戦友」である弟が何かから逃げようとしている理由を理解できません。夫として、妻に自分の本当の仕事を伝えることが出来ません。でも、家族のことを深く愛していることには変わりないのです。-----------ラスト、イーサン・ホークに「事態の深刻さを理解していない」と言われて返す言葉は、だから、それだけに重い。全てを失った彼は、これから先、どう生きていくのでしょう。イーサン・ホークの言う通り、「既に地獄に落ちている」彼の歩む道は、死に場所を見つける道行にならざるを得ないのかも知れません。そして映画の最後に提示される事実は、皆が知っていながら、決して語られることのない本当のこと。-----------これだけの重い現実を背景にしながら、映画として、エンターテインメントとして、純粋に面白い映画でした。音楽の使い方も絶妙。目をそむけそうになる、残虐なシーンにかぶせて、軽快な音楽をのせる、ハリウッドの悪ノリを逆手に取った演出で、最後までエンターテインメントの姿勢を崩しません。-----------さて、今回、この文章を書くにあたり、松本仁一さんの『カラシニコフ』を再読しました。世界で最も人気のある銃「カラシニコフ」=AK47 が世界で生み出した、いや、生み出しつつある悲劇を追った迫真のルポ。世界の紛争地を体験して回った作者の感想。「一番ほっとしたのは、その中に日本の自動小銃がなかったことだった。」それは、「性能が悪いから」でも「値段が高いから」でもありません。「輸出をしていないから」です。ところで、現在、経団連では、「製造コストを下げるために」武器輸出三原則を見直そう、という動きを取っており、一部の政治家もその動きに乗って動いています。詳しくはこちら。そんなに人を殺したいのなら、自分が殺されてみれば?「国防」の問題と、「武器輸出」の問題は全く違います。そもそもこの考え方は、「国防」の前に「外交」ありきであることが考慮されていません。安く銃を手に入れ、国際評価を上げたければ、失敗国家から日本が銃を買い取って、代わりに教育などを提供するというのも一つの選択肢。ま、現実的でないことは重々承知。でも、武器輸出を行って、日本人の作った武器が他の国の人を殺すことに比べれば。---------------------『ロード・オブ・ウォー』 - "LOAD OF WAR "2005年 ギャガ・コミュニケーションズ 122分http://www.lord-of-war.jp/index2.html監督:アンドリュー・ニコル出演:ニコラス・ケイジ/イーサン・ホーク/イアン・ホルム/ジャレッド・レト/ブリジット・モイナハン★★★★★
January 9, 2006
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揺らめく虹を見たことがありますか?波打つ虹を見たことがありますか?「影の光:Your light shadow」と題した展覧会。「光」という、美術にとって根源的なテーマを扱った、面白い展覧会でした。----------冒頭の問いは、「美:Beauty」という作品に触発されて。種を明かすと、上から霧状の雨を多少不規則に降らせ、そこに光を当てて虹を現出させる、という、小学生の実験のような作品。しかし、見る角度によって微妙に虹が揺らめき、風によって虹が波打つのは、何だか新鮮。水の降る音、飛沫(しぶき)によって冷やされた空間と、眼以外でも楽しめる、味わい深い作品です。----------入ってすぐの部屋では、美術館への常設展示となる作品のスケッチと模型。太陽の光をプリズムで受けて、虹を描くという作品になるみたいです。季節により、時間により、日差しにより、色々な表情を見せてくれる作品になるはず。完成が楽しみです。----------「円を描く虹:Round Rainbow」「色彩の空間を包み込むもの:Colour space embracer」「空間を包み込むもの:Your space embracer」の3作品は、リング状のガラスなり、プラスチックなりに光を当てながらゆっくりと回転させて、それ自体の美しさと、それにより生み出される反射と分散の光の美しさで空間を満たす作品。私は一番シンプルな「空間を包み込むもの」が好きかな。----------「カメラオブスキュラ:Camera obscura」ピンホールカメラで外の風景を暗室の中に映し出しています。ピンホールカメラに関しては、数年前に木村崇人さんの「木もれ陽プロジェクト」という作品を観たことがあり、あの素敵さにはこれだけではちょっと敵わないですね。----------「四隅をさす光:FOur corners light」は1本の光を3枚のガラスを通すことで、部屋の4隅を色の異なる光の筋で際立たせる、という地味ながら力強い作品。科学の実験みたいなもので、結果としての作品よりも、どうやって作ったのだろう、という好奇心のほうが刺激される作品でした。----------「単色の部屋と風が吹くコーナー:Room for one colour and Windy corner」は、黄色の単波長で部屋全体を満たした作品。強い光を、薄いゴムのシートによって拡散させることで、壁一面が発光体となって、白い部屋を黄色に染め上げます。この部屋に入ることで、全ての色彩は単色に変換され、長くいると漫画の世界に入り込んだかのような酩酊感が。「ある時間の太陽の色」として黄色が選ばれたようですが、できればセピア色とかで満たされていたら、また印象の違った作品になったかしらと。----------以上、展示作品数は少ないものの、「光」で空間を満たす手法は、何と言うか、とてもシンプルで美しい。この作家さんは別に「光」のみをテーマに活躍しているわけではないそうですが、うん。面白いですね。--------------------でも、さすがに1000円は割高かな…。近いし、雰囲気も良いし、面白い展覧会やっているし、原美術館の会員になっちゃおうかしら。----------『オラファー・エリアソン:影の光』展- Olaufur Eliasson:Your light shadow@原美術館[会期]2005.11/17(木)~2006.03/05(日)作者:オラファー・エリアソン[Olaufur Eliasson] ★★★★☆
January 9, 2006
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本当は7日に初島で初ダイブ!だったのですが、用事があったため、夜の宴会(新年会?)から皆様と合流。8日に川奈で初ダイブしてきました。車に乗っていると汗ばむ程の日差し。風もなくて海も凪。良いのではないですか?------------川奈に到着です。すごーい。青い空。青い海。水底までしっかり見える透明度♪ 準備を済ませて、エントリービーチに向かいます。エントリーまではちょっと歩き。エントリーは整備されていて、非常に入りやすかったのですが、えっと、藻が茂っていて、足を取られてしまいました。うーん。ゴーグルの一部っぽい白いものが欠けたのは気にしない方向で。ドライスーツなので、体は多少の覚悟があれば入れるのですが、顔をつけるのは少々ドキドキ。あ。でも、意外と寒くないかも。ロープなくても潜行できるようになったのは進歩かな。鮮やかな色の小魚がちょこちょこいる岩場を抜けて、徐々に砂場に。 魚群もすごい。しかも動かない。 でも、ピントはあわない…。はぅ。でも前回よりは上手くなったかなぁ…。それにしてもダイナミックな光景です。 こちらは、香月さん発見のヒラメ?カレイ?左ヒラメに右カレイ?よく見つけましたよねぇ。ああっ。近づきすぎたら逃げられてしまいました。ひぁぁ、ごめんなさい。お邪魔する気はなかったのですよぅ。で、お魚さんを撮って遊んでいたら、エアが…。えっと、初ダイブでオクトパスって…前途多難だわ。後半はもっと色々お魚を見せて頂いたのですが、さすがに撮れず。残念。もっと、中性浮力の取り方も、写真の撮り方もちゃんと練習しなきゃ。エアの使用量が多いのは、本当何とかしなきゃなぁ。あと魚の名前も覚えて…。------------休憩中はお風呂に入って、猫と戯れつつ、パンとおやつ。私の持込みは「神戸風月堂」さんで、「干支・賀正ミニゴーフル」。缶が可愛いだけで、中は普通のゴーフルじゃん、とかは言わない。猫にひとかけらあげてみたのですが、匂いを嗅いだ後、そっぽ向いてしまいました。ちっ。戌缶に入っていたのに気付くとは。あのね。猫年っていうのはないんですよ、ごめんね。------------さてはて2本目。あら?電池交換忘れた?いきなり赤ランプ点灯は厳しいです。だましだまし撮影。水中にある鳥居をくぐります。 特に由緒とかはないのだそう。いやぁ、面白い♪と思いながら写真を撮っていたら、自分がくぐらないままであったことに気付きました。あら? 砂地でいろいろ魚を見たり、貝で遊んだりして楽しみました。------------ふぃ~。十分遊んで、帰りはこれも楽しみのお食事タイム♪私はブリカマ塩焼き定食をチョイス。…おいしい。お店を出たら黄昏。本当、今回も楽しい1日でした♪------------------------潜水地:伊豆 川奈天気:快晴気温:7℃ 水温:15℃深度:max;31.4m / Av.;-m透明度:15mDIVE本数:2本(No.27-28)---------------------------※こちらのアルバムで、個人写真を含む全写真を公開しています。 が、パスワードで制限をかけさせて頂いております。
January 8, 2006
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いつもお世話になっているクラブレシオさんで飲み会。もともと、明日の朝食にでもと七草を持ち込み。ご飯が炊けないと聞いて、買い出し先に炊けたご飯がなかったので、コンビニでおにぎりを購入。おつまみが足りなくなったので、ま、お酒が回る前に、七草粥を作っとくかと。-------------せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ七草粥は、おせち料理やお餅などで疲れた胃を休ませ、また、不足しがちな栄養素を緑黄色野菜を取って補うという効果のある食べ物。また、冬の寒い中に萌え出ずる若菜の生命力を取り込む、という意味合い、邪気を払い、1年の無病息災を祈念する、という意味も込められています。そんな有難いものをお酒のあてにするんかいっ、という突っ込みはなしの方向で。それと、本来的には、旧暦で食べるべきかなぁ、という気もしますが、ま、固いことは言いますまい。-------------ところで、百人一首にある、「君がため春の野にいでて若菜つむわが衣手に雪はふりつつ」の「若菜」って七草かなぁ、と思っているのですが、違うかしら。ちょっと調べてはみたのですが、確信を得られる答えは見つけられませんでした。(どなたかご存知でしたら教えてください。)そう言えば、百人一首も長らくやっていないですねぇ。来年あたり、うちで大会なんて開いても面白いかも。もちろん私は読むほうで参加させて下さいね。-------------さて。うだうだ言わず、料理を始めるとしましょう。まずは、鍋に、すずな(蕪)すずしろ(大根)の根のところを短冊に切って入れます。ぐつぐつし始めたところに少量のお醤油を垂らし、海苔を外したおにぎりを崩し入れながらもう一煮立ち。おにぎりから梅干しを除くつもりが、練り梅だったのでそのまま使用。うーん。だったら鰹のおにぎりでも良かったですね。おつまみで出てた白菜のお漬物と七草を刻んで入れて、醤油で味を調整。ふむ。良いのではないでしょうか。意外と梅干の酸味がいい味を出しています。七草もそんなにクセもなく。(アク抜きとかしなかったので、ちょっと心配だったのです…)とき卵でも流しいれたら、もう少し胃に優しい感じになるかも。皆さんにお分けして、さっきおにぎりから外した海苔を散らして頂いて、完成♪-------------皆様のご好評がお世辞でなかったことを祈るばかりです。で、この後、やっぱりおつまみが足りぬ、ということで冷蔵庫を開けたのですが…えっと、冷凍したお米?サトウのご飯?卵?米、あったんじゃん。てか、卵もあったんじゃん。ま、良いです。次回こういう機会があれば、先に冷蔵庫を確認しましょう。この後、店長が卵チャーハンを、空さんがボンゴレソースを使ってリゾットを作られました。…炭水化物って言うより、お米取り過ぎ。でも、美味しかったから良いか。-------------うむぅ。しかし、新年から運動していないなぁ…。無病息災は願うだけでなく、自分で体調管理をしないと、ですからね♪これを読まれた方が、健やかに年を過ごされますよう。
January 7, 2006
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会社を辞められる方の送別会。上海出身で、大学から日本に10年。結婚されて、現在は日本国籍。単に日本語が出来るというだけでなく、仕事が非常に丁寧かつ的確で早くて、頭が良いってこういうことなんだなぁ、と。えっと、その人の仕事の引継ぎ担当者なのですが、あのぅ、適当で的外れで遅い仕事しか出来ませんよ、私。
January 6, 2006
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今日はNOVAさんにお伺い。12月ずっと休んだため、年末年始の日程が分からず、ちょっと慌てていたのですが。新年から、英語を特別給付金制度利用に切替え。引き続きの中国語を予約。で、ドイツ語の新規申し込み。語学って昔から苦手で、英語も中国語もままなってないのですが…。追い詰めないと何もしないからなぁ、私。さぼらないよう、頑張んなきゃ。
January 5, 2006
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三谷幸喜さん作の古畑任三郎も、いよいよファイナル!「楽しみ~♪」と言っていたのに、昨日は本屋さんで資料探し(仕事ではない)に夢中になって、すっかり失念。今日は、仕事も早くあげ、飲み物とおやつまで準備してテレビの前にいたら、友人来訪で観られず…11時過ぎてから来いよな。明日こそは観られますように。
January 4, 2006
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デジタルリマスター版を映画館で鑑賞。話には聞いていましたけど、本当、映画好きの、映画好きによる、映画好きのための映画でした。----------------------物語は、ある老婆が電話をかけるシーンから始まります。老婆の息子は30年も前に家を出て行ったきり帰ってこない、連絡もしていないようです。-----------豪奢な部屋に帰って来る1人の男。ベッドの中から「あなたの母から電話があった」と伝える女性。「他に何か」と問う男に、「アルフレードが死んだ、って」との答え。ベッドに横たわった男は、稲光に照らされながら、アルフレードとの思い出を回想します。それは、自分がまだ幼かった頃から街を出るまでの、トトと呼ばれた時代の、長くも美しい思い出でした。-----------映画への愛と思い出に満ちた追憶…。映写室から眺めた風景。集めたフィルムの切れ端。幼い頃、映画館で学んだ全てのこと。ある事件をきっかけに、トトは映写技師への道を歩み始めます。-----------エレナとの出会い。エレナへの思い。映画の仕事と彼女への思いと。映画館で育まれた青春時代。そして、旅立ち。アルフレードが贈ったのは「帰って来るな」「子供のとき、映写室を愛したように、自分のしたことを愛せ」という言葉。-----------師であり、導き手であったアルフレードの死は、トトを故郷へと導きます。懐かしい思い出の風景は、何かが変わり、何も変わらないままでした。しかし、昔愛した人の面影はそこにはなく、ただ古いフィルムの中に輝きます。アルフレードの妻から渡された形見は、これも一本のフィルムでした。そのフィルムを映しながら、トトの心は子供の日にかえっていきます。映画がどんなにドキドキする素晴らしいものだったか、人が人を愛することの意味を。----------------------新年の「旅立ち」に相応しい映画でした。うーん。確かに名作。惜しむらくは、映画内で引用されている映画のうち、分かるのはチャップリンくらいしかないという点。はぅ。DVDでも良いから、もっと名作を観るようにしよう…。パンフレットの中で、淀川さん(!)が、「私も切り取られたフィルムを集めて宝物にしていた」と語ってらっしゃるのが、とても微笑ましくて印象的でした。映画館でこの映画を観る喜び。映写機のまわる音を気にしながらという訳ではないけれど。----------------------『ニュー・シネマ・パラダイス』 - "NUEVO CINEMA PARADISO"1989年 伊=仏合作 124分シネスイッチ銀座監督:ジュゼッペ・トルナトーレ出演:フィリップ・ノワレ/サルヴァトーレ・カシオ/ジャック・ペラン/マリオ・レオナルディ/アニェーゼ・ナーノ★★★★☆
January 3, 2006
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2006年の美術展めぐりの幕開けは、この展覧会から。いや、通勤経路途上にあったので…というのが本音ですが、思うところありまして。--------------------1922年。アインシュタイン博士は「改造社」(雑誌社です)社長山本氏からの招聘を受け、40日強 日本に滞在しました。この日本訪問の際に博士が書いていた手記を軸に展覧会は展開されます。----------展示の始めは、日本に向かう船上から。この船中で、博士にノーベル賞受賞のニュースが伝えられます。ただし、この受賞は、有名な相対性理論に向けて贈られたものではありませんでした。この事実は知っていたのですが、その事情についてはさすがに…。もちろん、相対性理論そのものが途方もなかったため、「旧来の」物理学者に受け入れられなかった、というのも事実なのですが、それと同時に、彼がユダヤ人であるが故の差別、偏見もあったそうです。----------さて。日本ではこの報を受けて、この有名な物理学者を一目見ようと、たくさんの人々が集まりました。そして各地で講演し、また観光も楽しみました。岡本太郎先生の父、岡本一平先生や、『荒城の月』の作詞で有名な土井晩翠先生などが、博士を囲んだりしています。----------展覧会場で貸し出されるイヤホンガイドは、ラジオドラマ仕立てで、10件しがないのにやたら長いのが玉に瑕ですが、その分充実した内容。というより、むしろ、展示よりもこっちに力が入っている感じです。展示が日本語と英語併記でされているのも、ちょっと面白かったです。いわゆる「モノ」の展示は少ないですけど、手記を壁一面に掲示することで、狭い会場ながら詰め込んだ感じのある展覧会になっています。正直、ちょっと眼と耳が疲れましたが…。----------博士は、日本という国に対し、非常に温かく好意的なメッセージを寄せてくださっています。あえて、「古き良き」と言いましょう。大正デモクラシーの最後の輝きの一瞬の時代でした。----------一方で、不穏な空気が、軍靴の足音が、高まっていく時代でもありました。それは、日本に限った話ではなく、博士と交流のあったワイマール共和国外相が極右団体に暗殺されたのは、博士の日本滞在中の出来事でした。--------------------そして、日本は、この後、激動の時代を迎えることになります。1923年 関東大震災。1925年 普通選挙法ならびに治安維持法制定。1928年 パリ不戦条約に調印。同年 満州にて張作霖爆殺事件。時代の空気は重みを増し、まるで何かに憑かれたように、悪夢の30年代が始まります。1931年 満州事変1932年 満州国建国。五・一五事件----------同年 アインシュタイン博士は、ドイツからアメリカに亡命します。その翌年、1933年 ヒトラー、ドイツ首相に就任同年 日本、国際連盟脱退世界は、閉塞感から脱出するための、はけ口を求めて蠢きます。1936年 二・二六事件1937年 日中戦争開始1938年 ドイツ、オーストリア併合1939年 ポーランド侵攻を受け、第2次世界大戦勃発ドイツの快進撃は、日本の軍部を刺激し、40年代にいよいよ戦争が激しさを増します。1940年 日独伊三国同盟締結1941年 日本、真珠湾攻撃「ドイツの核兵器開発に先手を打つ」という大義名分をかざし、1942年 アメリカでマンハッタン計画が始動します。----------アインシュタイン博士自身はこの計画自体には参画はしませんでしたが、ルーズベルト大統領に対して、進言を行っていました。そして、マンハッタン計画は、日本で「実を結び」ます。1945年 8/6に広島、8/9に長崎へと原子爆弾が連続投下。8/15に終戦。戦後、冷戦の時代に、核は世界へと拡散されます。一方で、現代のパレスチナ問題への萌芽も、この時代に芽生えていました。1948年 イスラエル、独立を宣言----------アインシュタイン博士自身もこれらの問題に無関係だったわけではありません。実は、日本からの帰路、イスラエル地域の「ユダヤ人入植者」達を訪れて、講演もしています。1952年 イスラエル政府による第2代大統領への就任要請を拒否1955年 核兵器廃絶を訴えるラッセル=アインシュタイン宣言を発表同年、76歳で亡くなられました。--------------------歴史は繰り返す。何だか嫌な言葉です。デモクラシーの空気に満ちていたはずの日本が、ちょっとしたきっかけで変容していく様は、どこかの時代に似ている気がしてなりません。しかし、歴史が繰り返すというのなら、歴史にifを投げかけることも出来るはず。繰り返そうとしている歴史のどこに、ifの楔を打てるのか。私は「不偏不党中立」の立場から、ノンポリ平和主義者として、考えを深めたいと思っています。それも今年の自分に課した宿題の一つ。--------------------物理学に興味がなくても知っている、世界で最も有名な博士の、あまり知られざる一面を見ることの出来る展覧会でした。----------特別展『アインシュタイン博士日本見聞録』@相田みつを美術館第2ホール[会期]2005.12/20(火)~2006.02/26(日)作者:-------★★★★☆
January 3, 2006
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富士も鷹も茄子も出てきませんでしたけど、たくさんの友人が出てきて楽しい夢でした。ちなみに、富士は「無事」に、鷹は「宝」「高み」、茄子は事を「為す」に通じるのだそう。それにしても茄子の夢って…?この3つを同時に見るのは、なんだか落語の三題噺の趣があるのですが。うーむ。私なら、こんな感じで始めるかしら。「え~、昔、瓜実顔と言えば…
January 2, 2006
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川崎大師からの帰り、銀座でも寄ろうかなぁ、でも福袋とかお金ないしなぁ、と考えていた時に、ふと思い出したのが「七福神めぐり」。お正月らしい企画だし、1時間ちょっとくらいのコースのはずだし、なによりおめでたい気がするし、やってみようかと。平たく言って、昔のスタンプラリー。かって、神社仏閣めぐりがレジャーだった頃の名残を感じる企画です。とは言え、「東海七福神」は昭和7年に始まったそうですから、新しい方ですね。関東近郊で一番古いのは、上野の弁天さんを含む「谷中の七福神めぐり」なのだそうです。面白いのは、このコースに、神社も仏閣も同等に加えられていること。神仏習合の生きた例を見る面白さがあります。そもそも七福神それぞれが、神仏習合そのもののキャラですからね。日本古来の外来神と思われる「恵比須」さん元はシヴァ神で、大国主命と習合した「大黒天」さん中国実在の僧で、弥勒菩薩と同一視される「布袋尊」さん別名 多聞天。仏教守護の四天王の一員「毘沙門天」さん道教の神様「寿老人」さん、「福禄寿」さん(頭が長い方が「福禄寿」さんです)インドの女神から仏教に取り込まれ、神道とも習合した「弁財天」さん日本・中国・インドの神々が、仲良く同じ宝舟に乗っているわけで。そもそも仏教自身がヒンドゥー教の神々を取り込んでいますし、神道と仏教も習合していますし。それに加えて、道教の神様もいる、っていうのが面白いですね。「めでたければ何でも良いだろう」と言わんばかりの、このおおらかさ。お正月にふさわしく、ほのぼのって感じです。 北品川駅を降りて、品川神社へ。あ。新馬場駅の方が近かった…。 鳥居前の大黒天さんに御挨拶して、まずは「富士山」に上ります。この富士塚というのも、っていう薀蓄も長くなるので割愛。 上から見ると、すごく並んでいてびっくり。40分弱くらいの列。うーん。日が落ちるまでに回りきれるかしら、と ちょっと不安に。ま、いざとなったら2日に分けても良いですし。ようやく参拝を済ませ、「参拝御朱印色紙」(千円・全朱印料込)を頂いて、いざ出発♪他に「七福神宝舟」という、舟を買って、そこに乗せる人形を集めるのもあって、ちょっと可愛いかったのですが、今回はパス。 品川神社;大黒天 「有福」立派な能舞台を横目に、脇参道を降りていきます。そこから信号を渡って、商店街に入ると、路地の所に「養願寺こちら」の看板が。その通り進むとありました。 養願寺; 布袋尊 「大度量」住宅街の中にあるお寺さん。うわぁ。看板がなかったら、気付きませんよぅ。でも、生活密着の風情があって、なんかほっとする空間です。そこから旧東海道まで、歩いてすぐ。街道筋に出たところに、 一心寺; 寿老人 「寿命」「お寺」って感じです。ここからは旧街道沿いに商店街を歩きます。「東海道 徒歩 独り旅」(まだ正式名称が定まってない)の第1回の時、通ったので、多少は覚えがある道。目黒川まで来ると、ありました。ここも人が並んでます。 荏原神社;恵比須 「清廉」社務所は駐車場の方に。ここも立派な能舞台があります。並んでいる人の話に耳を澄ますと、現在の駐車場も元は木が茂っていたみたい。うーん。聞かない方が良かったなぁ…。ここからはちょっと歩きます。この通りは神社仏閣が多く、通り過ぎたかも、と不安になってきた頃に、ありました「東海七福神」の幟。 品川寺; 毘沙門天「威光」立派なお寺。中で慌しく朱印を押してもらい、手早く帯を直します(走ったので、さすがに解けた)。このあたり、「旧街道の風情を壊すマンション建設反対」のポスターが。「土地の個性」と、マンション、パチンコ屋、コンビニ、景観条例、などの問題も、いつかまとめてやりたいのですが…。まだちょっと先かな?えっと、さて、案内図を見ると、ここからがちょっと遠い。後2つ、5時までに回らなければなりません(社務所が閉まるので)。日が暮れてきたこともあり、駆け足で向かうことにします。天祖諏訪神社;福禄寿「人望」 わぁ。写真 暗っ。それにしても、天照大神と建御名方神を合祀って…すごいなぁ。社務所のところに、木彫りの福禄寿さんがいらっしゃいました。さて、ここからまた遠いので、また駆け足。今度は国道沿いです。京急線の大森海岸駅を過ぎてしばらく。右手に立派な神社が。 磐井神社;弁財天 「愛敬」既に5時を過ぎているので、先に社務所で御朱印を頂きます。巫女さんのスマイルのおまけ付き。神社の本殿に参拝して、左手にある、弁財天さんを守る浮島へ。これにてゴールです♪-----------所要時間、2時間弱。7つ、という数が、お遊びにはちょうど良かったです。ふふふ。今日はこれを枕元に置いて寝るんだ♪そう、七福神を枕の下に敷いて寝ると、良い初夢が見られる、というお話。さて、良い夢が見られますように☆
January 1, 2006
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数年ぶりに東京で新年を迎え、せっかくなら、それらしいところに行きたいなぁと。迷った末、遠くないところで川崎大師に行くことにしました。品川で京急に乗り換えれば すぐ、のはずが、やたら時間がかかったのは、まぁ、お正月なので腹は立てないにせよ、京急の対応が悪かったからですと明言。川崎大師駅を降りるとすぐ、「門前町」という雰囲気の表参道商店街。駅前のお店も「おみやげ物やさん」モード。道に並ぶ屋台が、らしさを演出しています。韓流スターのポスターを出しているお店が並んでいるのは、ちょっと今風(もう古いのかしら)? 「あめ細工」や「ハッカパイプ」、「七味唐辛子」「お好み焼き」「たこ焼き」「焼きそば」「串焼き」「から揚げ」「じゃがバター」「焼き鳥」「チョコバナナ」「あんず飴」「わたあめ」「チヂミ」「ドネル・ケバブ」…。 何年かしたら、また新しい物を出す屋台が増えるのでしょう。ところで「しょうが板」って関西だけの食べ物なのかしら?生姜を薄く切ったものを…火を通して?、砂糖でまぶしたお菓子。歯ごたえのある食感と、意外と甘みも控えめで、ちょっと刺激のある味で、結構好きなんですけど。わざわざ買う、というよりは、こういう場でお土産に買うのが楽しみな食べ物。-------------さて、仲見世を横目に、隣の通りが順路となっています。さすが。すごい人。お参りまでの道のりは遠そうです。 実際、参拝殿までは1時間半くらいかかったのではないかしら。警察の方々が入山規制されてました(新年早々お疲れ様です)。いよいよ山門へ。お水屋で手と口を清め、献香所で煙を浴びて、また並びます。ま、今日はお正月ですし、気楽な1人身ですから、気長に待つとしましょう。写真を撮って遊びます。 なるほど、本殿の上には、桐の紋と菊の紋ですか。川崎大師の縁起は古く、平安時代、崇徳天皇の御代に遡ります。その後、美福門院の皇子誕生に効験あったことから勅願寺の宣旨を賜りました。祀ってあるのは、弘法大師。「災厄変じて福徳と」なるありがたい御本尊です。なんて、パンフレットからの引用ですけど。 へぇ。門松の上は尖ってないのですね。あと、この結び方も面白い。うーん。まだまだ日本文化は知らないことばかりですねぇ。お参りを終えて、おみくじを引きます。「小吉」でした。「はじめは意に満たぬこと多きも、焦らず、真心こめてなすべし。」含蓄深いですね。え? 恋愛ですか? …小吉ですから。境内を散策。境内にも屋台がいっぱい。 甘酒やさんが美味しそうだったり、ちょっと手相なんかが気になったりしますけど、我慢。一通り回って、仲見世通りに出ます。 ダルマさんに熊手。商売繁盛。 川崎大師では、とんとこ飴という、リズミカルな飴切りが名物なのだそう。いろんなお店から、とんとこ、とんとこ、リズミカルな音が聞こえてきます。 「日本の音風景」にも選ばれたそう。包丁で奏でるタップダンス。-------------ふぅ。楽しかったです♪初詣は、着物を着ていても変な目で見られないから気楽ですし。今回の写真は、アルバムにアップしています。よろしければ、こちらもお楽しみください。
January 1, 2006
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2006年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。------------blogの書初め?まずは2006年のテーマから。「Think - Imagine - Wish - Do the Action」考えて、想像して、願って、そして行動へ。行動すること。一番苦手なことだけど。でも、呟きだけで世界は変わらない。変えられない。打たれた布石を活かすために。未来への布石を打つために。------------今年は、いくつかのビッグイベントを予定しています。文字通り、人生のターニング・ポイント。自分の知識を体系化し、スキルアップして、乗り切っていかないと。実力も才能も十分あるはず。あとは自信と行動力。まだ抽象的な言い方しか出来ませんけど、今年の目標は「自分探し」ならぬ「未来探し」。自分のこれまでのキャリアを形に変え、日本の「5年後の未来」のために打つ布石の原石を見つけるのが、今年の目標です。今年の1年は、次の6年の重要な礎。もっと自分に厳しく。頑張らなくっちゃ。とは言え、まずは目の前の仕事を、きちんとこなすことから。------------あ。お気楽社会人らしくない…。もちろん、映画も、芝居も、美術展も、海も、山も、旅も、お茶も(お酒も)お財布と相談しながら、楽しんで参ります。うーん。映画は高いからDVDにシフトして、海と旅の回数を増やしたいなぁ。でも、そろそろ貯金しないと…。新年から悩みの種は尽きないのでした。Life is the Game, Play to JOY♪
January 1, 2006
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