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夏越の祓(なごしのはらへ)亀戸天神江東区北砂の帰り亀戸天神へお詣りした。JR亀戸駅からは徒歩で15分位かかる。北砂も暑かったが、天神さんまでの炎天下はもっと暑く厳しかった。そんなわけでお詣りする人もまばら。6月30日は夏越の祓。当日は茅の輪をくぐり半年の穢れを祓う風習がある。ところによっては陰暦6月晦日(みそか)に行われる。帰路、家の最寄り駅を下りたら雷雨になっていたので、びっくり、ところがそれも地表を濡らしただけで止んでしまった。嗚呼残念また暑くなってしまった。「太鼓橋二つ渡りて夏祓」こんな句ができたが、類句がありそうなので止めた。 亀戸の亀を覗きて夏祓(なつはらへ) クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年06月30日
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烏瓜の花駅への道を私は自転車で急ぎながら走っていた。ふと教会の垣の植え込みに白いものが見えたので、急ブレーキを掛けて自転車を止めた。よく見ると烏瓜の花であった。烏瓜は夜に咲き朝には萎れてしまう。この日は早朝だったこともあり、烏瓜の花の原形をとどめていた。烏瓜の花の白さが教会に似合うと思った。 烏瓜咲いて教会未だ開かず クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年06月29日
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蛍火家から徒歩10分程のとある家で蛍が見られる。蛍を箱で飼育していて、径沿いにその箱を置き見せている。箱には「今日蛍が飛びます」と書いてあったので、先日暗くなってから蛍を見に行った。蛍はとどまることなく飛び回っているので、撮り難い。何枚も撮ったがこれ以上は無理と諦めた。それにしても子どもの頃はどこの川にも飛んでいたのに……。 蛍火やこどもの頃はをちこちに クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年06月28日
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イタリアン・グレードハンター野川沿いを歩いていると様々な犬にあう。小さい犬、大きい犬、可愛い犬、恐い犬。この犬は小さく可愛いので飼い主に断って写真に収めた。犬嫌いの私でも可愛いと思ったので、犬好きの人にはたまらないのであろう。知り合いのおばさんの犬は毛がふさふさして丸っこい。この犬の飼い主のおばさんは背が高く細身。なるほど犬は飼い主に似るとは上手く言ったものだと感心しきり。 夏草や華奢なをんなの犬も華奢 クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年06月27日
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草刈野川に戻って来ました。野川沿いはコンクリートで固めることなく自然のままなので、草が生い茂る。草が伸びたなと思う頃には草が刈られる。網戸にしているので向かいの草刈りの音がうるさく響く。草は水際のところどころをカワセミの為に残して、あとは綺麗に刈られる。草刈りの済んだあとを鳩や椋鳥たちが啄む姿は微笑ましい。 外(と)に出でぬ草刈る音に促され クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年06月26日
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赤壁(せきへき)来居港(くりいこう)の知夫村(ちぶむら)にある赤壁(せきへき)。赤壁は岸壁なので、そこまでは急な上り坂である。登り口に杖が用意されているのも頷ける。寄せる波が赤壁に当た波柱を立てては砕け散っていた。此処から落ちたら命はないと思うと足が竦む。是で一応隠岐の旅は終わる。自分でもどの島で何を見たか判らないので、紹介の順序が後先になった処がある。あなたも隠岐へ行ってみたくなりましたか。 黒南風の赤壁を打つ怒濤かな クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年06月25日
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法華経塚隠岐の島の一島である知夫村(ちぶむら)に文覚上人の法華経塚がある。丁度訪れた時私たちの声を聞きつけたかのように塚の辺りから蝮が出てきた。文覚上人に蝮が合っていると、一同頷き合った。 舌出して法華経塚の蝮かな クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年06月24日
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夏薊今回隠岐の島の菱浦港と別府港へ上陸した。そのどちらも急峻な丘があり草が生い茂り、夏薊が見られた。隠岐薊で詠みたいところであるが、春の季語なので、仕方なく夏薊で詠むことに。 どこからも海見えてをり夏薊 クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年06月23日
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船虫連れのおばさん立ちは朝5時半に起きて朝風呂に出かけたが、まだ開いていなかったと言って外へ吟行に出かけていった。私はまだ眠たくてぐずぐずしていたが6時半頃仕方なく起きて外へ出た。夕べ歩いた海岸をもう一度一人で歩くと船虫が活発に動いていた。船虫としばらく遊んでいたら目が覚めてきた。 船虫と遊んでゐれば目の覚めて クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年06月22日
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フェリー隠岐には有人島が七つある。その七島を結ぶ足がフェリー。このフェリーは小さいが俊足である。島の一つである知夫村(ちぶむら)は人口が650人、隠岐牛が600頭いるとのこと。今隠岐牛が見直されているらしい。 朝凪や島から島へ船渡り クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年06月21日
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明屋海岸沖明屋海岸は大山隠岐国立公園。晴れた日は遠く大山が望めるとのこと。しかし夏の霧が濃く目の前の島さへ霞んでいる。運が悪いとしか言いようがない。 眺望の明屋海岸夏がすみ クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年06月20日
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茅花流し島根半島にある七類港を午前9時30分に出て3時間15分かけて中の島の菱浦港(海士町)に12時45分に上陸。2等船室で視界は海のみで揺れが激しい。そんな中、船中で昼食の弁当を食べた。上陸後観光タクシーで後鳥羽院資料館へ到着。徒歩で後鳥羽上皇火葬塚→後鳥羽上皇行在所跡→隠岐神社→後鳥羽院資料館に戻る。タクシーを降りて歩いていると其処此処に茅花が目についた。茅花は春だし、雨でも降って呉れれば茅花流し(夏)で詠めるのにと呟いていると、ざーと一雨来てすぐに止んだ。嘘のような本当の話。 後鳥羽院の茅花流しと思ひけり クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年06月19日
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知夫来居港(ちぶくりいこう)海上保安庁知夫来居の港を目指したフェリーが前進していた。港に大型の白船が夏霧につつまれぼんやりと見えていた。近づくにつれ海上保安庁の巡視船と解った。解ったとたん緊張が走ったが巡視船に動きがないので安堵の胸を撫で下ろした。 近づけば海霧(じり)の中より巡視船 クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年06月18日
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加藤楸邨句碑加藤楸邨に「隠岐行」176句がる。その中の「隠岐やいま木(こ)の芽をかこむ怒濤かな」の句が隠岐神社参道に碑として刻まれている。句碑の脇に桜の木があり、花の頃は句碑を照らしていることであろう。そう言えば楸邨の墓のある世田谷の浄真寺にも句碑があり、背後に桜の木が植えてあった。よほど楸邨は桜が好きだったのであろう。今はその桜も葉桜となり、桜の実を結んでいた。 葉桜や楸邨句碑の傍らに クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年06月17日
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隠岐神社海芋写真に写っているのは同行したメンバーの皆さん。中に半袖のワンピースを着てサンダルにパラソル姿。まるで大正ロマンの女性も混じっていた。山門の入り口手前に海芋が咲いていた。その花の白さがかの女性の心を虜にした。 門前の海芋の眩し隠岐神社 クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年06月16日
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後鳥羽上皇火葬塚忍冬の花(すひかづらのはな)後鳥羽上皇の世話をした村上家の隣に火葬塚がある。火葬塚への入り口に忍冬の花が仄かな香りを放っていた。 後鳥羽上皇 火葬塚へ続く砂利径すひかづら クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年06月15日
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隠岐航路西の島別府港(一反もめんと目玉おやじが迎えてくれる)隠岐と一口に言っているが遠い。島根半島の七類港をフェリーくにがで9時半に出港し途別府港を経て目的地の海士町菱浦港へ着いたのは12時40分。切符には本土 → 隠岐と印刷してあった。本土を離陸すると忽ち海霧(じり)が立ち籠め視界がきかない。おまけに2等船室とあって揺れが激しい。幸い隠岐神社の神官という若者と乗り合わせ退屈しのぎになったが、まあそれでもため息が出るほど退屈であった。日本海のただ中に放り出された後鳥羽天皇の気持ちを思う術もないが、寂しさは一入であったことであろう。 遠ざかる本土たちまち海霧(じり)の中 クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年06月14日
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後鳥羽上皇行在所跡後鳥羽上皇は承久3年(1221)北条義時追討のために挙兵(承久の変)したが戦いに敗れ、ここ隠岐國海士町にご配流となり、還都の願いも空しく延応元年(1239)二月二十二日、おなくなりになられた。後鳥羽上皇は文武両道に秀でられ、特に和歌においては、中世屈指にして史上有数の歌人として知られる。十九年にわたる配所生活の中で多くの歌を作られた。中でも「遠島御百首」は島の情景を詠まれた院の絶唱である。「我こそはにひしまもりよおきの海のあらきなみ風心して吹け」の歌に後鳥羽上皇の隠岐の嶋守としての決意を伺うことができる。後鳥羽上皇行在所跡(源福寺)は標石が立ちその回りを夏草が生い茂っていた。 後鳥羽上皇行在所跡 夏草の偲ぶよすがとなりにけり クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年06月13日
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落し文ようやく3泊4日の旅から戻ってきました。旅の間2回ビジネスホテルのパソコンを使った。15分100円、この値段は安いのか高いのか。自分以外のパソコンはやはり使い難い。左下端に残り時間が刻々と表示される。勝手が違うので自分の思い通りに中々動いてくれない。いつも俳句はその場で即吟なので焦ってしまう。ようやく自分のパソコンのメールを開く。明日ネット句会の締切なのでメールは60通余り来るのは承知しているが、投句メールの間に迷惑メールが30通も来るのは不承知である。オトシブミ科の甲虫が広葉樹の葉を丸めた中に産卵して地上に落とす。これを「ほととぎすの落し文」「落し文の揺籃(ようらん)」という。中の幼虫は、内面を食べて育つ。落し文には公然と言えないことを記して、わざと通路などに落としておく文という意味も含まれ、俳人好みの季語でもある。葉の色が真緑なのでたった今落とされたばかりの落し文、きっと前の男子高生が後ろの女子高生に落とした文であろうことは読まないでも察しがつく。 あとさきに高校生や落し文 明日から隠岐の島(島根県)写真をUPします。お楽しみに! クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年06月12日
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どくだみの花きたみふれあいの広場の池の回りにどくだみの花が咲いている。別名白十字、十薬の花ともいう。どくだみの花はこの時期どこにでも蔓延っているが俳人の好きな花でもある。こども達が帰ったあとも一人の老人が佇んでいた。 老人に十薬の白暮れ残り クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年06月11日
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あめんぼ米子へきています。ホテルのパソコンを起動してようやくブログを書いています。残り時間が表示され、あと9分を切りました。あめんぼと水澄ましは混同されやすいが実際は似て非なるものである。 あめんぼの四肢踏ん張つて進みゆく クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年06月10日
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夏柳ふれあい広場の池に一本の柳の木がある。雨の霽れた日に行ってみた。風が涼しげに吹き夏柳の葉がゆっくり揺れていた。池には夏柳と青空と白雲が映ってとても良い雰囲気を醸し出していた。夕方に近かったので既に睡蓮は眠りについていた。 夏柳右に左に池巡り クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年06月09日
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岩魚の塩焼天狗滝への手前に茶屋があり、女将さんが道端で岩魚を焼いてくれる。注文を受けてから女将さんが生け簀の岩魚をたもで掬い炭火で塩焼きにしてくれた。その美味しかったこと。おまけに仲間が麦酒を保冷剤に入れて持ってきてくれたので、ご覧のような仕儀と相成った。 竹串の岩魚の焦を尊(たつと)びぬ クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年06月08日
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天狗滝男滝、女滝黒山三滝の入り口から天狗滝へは徒歩20分位。しかしブログで回り道をしたために入り口から何日もかかった。お待たせ!やっと滝を乗せることができほっとしている。それゆえ写真を撮ったのは梅雨入り前のことで滝の水量が今ひとつ。天狗滝へは丸木橋を二つ渡った。水量があれば足元が滑るような危険を伴うが、簡単に滝の真下へ近づくことができた。 岩壁の天狗滝へと丸木橋 男滝いま女滝となりて光りけり クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年06月07日
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芒種きょうは二十四節気の一つの芒種。小満の後十五日。稲、麦などの芒(のぎ)のある穀物を播種(はしゅ)する時期をさす。田植えもこの日から始まる。農家もこの日あたりから気忙しくなる。芒種にあたり福島のYさんのことが浮かんだ。Yさんは今年田植えが出来るであろうか。近くの畑では猫車を持ち出し男が畑土をせっせと調べていた。 福島のY氏思はる芒種かな クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年06月06日
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蝸牛子ども達から天道虫や蝸牛が忘れられていくのを畏れる。第一、子ども達が野原で遊ばなくなった。その野原が今や子ども達の傍にないような気がしている。よしんば有っても子ども達が自由に安心して遊べる環境にない。その点深山には当然の如く天道虫や蝸牛にあうことができる。 この頃や子どもの知らぬ蝸牛 クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年06月05日
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青梅関東では越生(おごせ)は梅の名所として知られているようであるが、京都出身の私は越生と書いておどせと読むことさへ知らなかった。今回は梅林には行かなかったが、あちこちで梅の木を見ることができた。梅の実はまだ小粒であったが青々と育ちつつあった。 青梅の日差しの青き越生かな クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年06月04日
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花さびたさびたはアイヌ語で、糊うつぎのこと。山野に自生するユキノシタ科の落葉低木。あじさいの仲間。花は額紫陽花に似て円錐状に群がり咲く。さびたの花の方が情緒的なので、近年こう呼ばれるようになった。昨日の著莪の花の近くに咲いていた。そう言えばこの頃北海道へ行かなくなった。また札幌や小樽へ行けるだろうかと感傷に浸っている。 札幌も小樽も遠し花さびた クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年06月03日
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著莪の花鉱泉館を過ぎて山道がつま先上がりになり、道端の植物が次第に深山のものに代わってきた。低地の著莪の花はもう散っているが、此処では綺麗に咲いていた。山は空気が綺麗なので、著莪の花も美しく見えた。 著莪の花山深ければ穢れなく クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年06月02日
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黒揚羽埼玉県の越生(おごせ)に黒山三滝がある。その入り口近くに鉱泉館がある。その近くの駐車場に水たまりがあった。つぶさに見ていると黒揚羽がその水をなめているのか何度も近づいては離れ、離れては近づいている。私はそっとその水を手で触れてみた。ちょっとネバネバしていたので、この水は鉱泉だと確信した。《かなかなや鉱泉焚きの一童子 波郷》の句は此の鉱泉宿で詠まれたものである。 波郷来し鉱泉宿や黒揚羽 クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年06月01日
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