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紅椿昨日は気温が20度を超える位に暖かかったが、今日はまた急激に気温が下がり10度を切った。化粧雑貨の女店主が表で草取りをしていたので、明日は雨になるわネと冷やかしたところ、本当に雨になった。郵便局へどうしても行かなくてはならない用事ができたので外へ出た。白椿に送れて咲いた紅椿に雨が降りかかり、一際紅を濃くしていた。 紅椿紅き雨傘まはし行く 明日から3月ですね クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年02月28日
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半仙戯テレビの東京もマラソンも終盤に近く、陽気が良いと何となく家に籠もっていると、損をした気になり外へ出てみた。マンションの敷地にある公園ではこどもがぶらんこに夢中になって愉しそうに遊んでいた。こどもはひっきりなしに動いている。お母さん達は遠巻きに会話を楽しんでいる。親子本来の風景がこの公園にはあった。ところで、ぶらんこのことを半仙戯(はんせんぎ)というのは広辞苑によると、なかば仙人になる気分がすることからいうとあった。一つのぶらんこに姉妹の笑い声が響いていた。 姉が漕ぎ妹(いもと)が舞へり半仙戯 クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年02月27日
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白梅先日行われた都立高校入試問題が2月24日の新聞に掲載されていた。忙しくしていたので、今日やっと「国語」に目を通した。ひょっとして俳句が出題されていないかと、思ったからである。ところが俳句はなく、万葉集からのそれであった。おっと私の専門分野だと笑みがこぼれた。 A 秋の野に咲きたる花を指(および)折り かき数(かぞ)ふれば七種(ななくさ)の花 秋の七草をよんだ歌として、いわばわが国の秋草の歌の嚆矢(こうし)とも 言うべきものだが、憶良はその七草を、 B 萩の花尾花葛花(くずはな)なでしこが花 をみなへしまた藤袴(ふじばかま)朝顔が花 という七種に決定している長文なので、引用はこれくらいにしておく。全問を通じて言えることは読解力と表現力が問われていた。要するに本を沢山読んで、その内容について考えよということであった。私にとっては簡単であったが、中学生にはとってはそうたやすくはないであろう。少々頭を使ったので、いつもとは違う道を散歩してこの白梅に出合った。 白梅にしばし佇み頭(づ)をほぐす クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年02月26日
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春一番立春後、はじめて吹く強い南寄りの風を春一番という。お陰で東京の最高気温は20度にもなった。上着を薄手に替えて野川沿いを歩いた。風は強いが5000歩ほど歩いて帰宅したところ暑くなった。野川は時折強く吹く風が水面の一点に当たり波が扇形にさっと拡がった。何度となく繰り返される光景に自然の美を感じた。 春一番扇の形に川の波 クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年02月25日
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白椿きょうは母の忌日。墓は京都の紫野にある。母が亡くなって何年になるか数えることがないほど、遠い昔のような気がする。しかし他方ではつい、この間のような気もする。母の存在はそのようなものなのかも知れない。それでも母の忌日を覚えていることはそれが大切な人との別れの日となったからであろう。マンションの植え込みの椿が咲き始めた。白い椿は咲いているが、赤い椿はまだ蕾が堅い。まさか、白椿が私の母の忌日にあわせて咲いたとは思わないが、グッドタイミングである。 母の忌を胸に歩けば白椿 クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年02月24日
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ヒヤシンス長く厚い剣状の葉が根もとから数枚出て、その中心から花茎が直立して葉よりも高くなる。花は野生種は青紫色だそうだが、園芸種ではピンク・白・黄・紫・八重など多彩。近くの花売り場に並んでいた。球根が土に埋まっていないのに活き活きしているのが不思議であった。目の保養ができたので、次は腹の足しにと魚売り場へ急いだ。 ヒヤシンス少し考へ刺身買ふ クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年02月23日
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チューリップ秋に球根を植えると、翌年の春に地下の鱗茎から30~50センチほどの茎を伸ばし、頂きに六弁の釣り鐘形の花を開く。とある家の前にもうチューリップが蕾をふくらませていた。この土地は余程暖かく手入れも良く住む人の暖かい心までも見えてくる。そう言えば此の家の主人が休日に車を洗っている光景をよく見かける。 チューリップこの家(や)の主車好き クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年02月22日
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二子玉川駅ホームから見た多摩川二子玉川駅のホームは月一度の割で利用している。野川はこのあたりで多摩川へ合流している。水鳥は空を飛び野川と多摩川を行き来している。そんな訳で多摩川は野川同様私にとって親しみのある川である。昨日は日曜日で、天気はやや曇っていたが、多くの人が岸に下りて川の流れに親しんでいた。ようやく水が温(ぬる)んできたようだ。 多摩川に人の影濃し水温む クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年02月21日
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麦青む麦蒔きは冬、麦青むは春麦刈りは夏。他に麦笛や麦飯など麦の季語は沢山ある。それほど昔は麦畑が身近にあり、麦との暮らしが普通であった。今や麦畑が家のすぐ傍にあるところは珍しいといえる。幸い駅への道端に麦畑があり、麦が2・3寸ほど伸びている。自転車で脇見をしながら私は駅へ急いだ。 麦青む自転車こぐに脇見して クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年02月20日
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野川【雨水】二十四節気の一つ。今日がこの日に当たる。時候としては「気散じて水と為る」とも、「土脈潤起」(どみゃくうるおいおこる)ともいわれ、降る雪が雨に変わり、積もった雪が解けて土が潤いはじめる頃となる。野川の水は満々と流れ、中洲では二羽の小鷺が首をすくめ日に当たっていた。人間にも小鷺にもまだまだ春の寒さが身にしむ。 雨水かな小鷺は首をすくめをり クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年02月19日
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春の月(午後6時30分)風が収まったと思いきや大きな間違いであった。午後6時頃外へ出てみたがまだ国分寺崖線の杜の中に木の間隠れに満月が出ていた。それから30分程野川沿ひを行き来してようやく6時半に春満月と野川の写真を撮ることができた。往来の人は春満月に気づくことなく家路を急いでいた。頭寒足熱ということばがあるがあまりにも頭が冷えすぎて家にたどり着いた時は頭がクラクラした。 春の月野川に灯りともるころ側道の工事が強風の中続いている。その手前では強風のため自転車が数台倒れている。きょうは晴れたり曇ったり、めまぐるしい一日となった。特に強風が吹きサッシ越しにも庭の木の葉擦れの音が耳を離れない。春一番かと思ってパソコンで天気概況を見たが「日本付近は一時的に冬型の気圧配置となっています。今夜にかけても北海道や東北の日本海側は雪で、ふぶく所もあるでしょう。」とのこと。そうこうしている内に急に風音が止み陽光が差してきた。空はと見てみると強風のお陰で空の雲が吹き払われてしまっていた。どうやら春の満月が見られそう。日の入17:25、月の出17:29、月が出ても色づくまでには時間がかかりそうである。 クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年02月18日
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郁子の花(むべのはな)アケビ科の蔓性常緑樹。アケビと同様に蔓が長く伸びて他の植物などにからみつく。散歩をしていたら、後ろからバイクの音がしたので思わず左へ寄ったところ、垣根に郁子の花が咲いていた。 郁子の花バイクに道をゆづりゐて クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年02月17日
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黄梅・迎春花モクセイ科、古く中国から渡来した。茎はよく枝分かれしていてその若い部分は緑色、上部は細長くやや蔓状になって垂れ下がる。垂れ下がった部分が地につくとその節から根を出す。国分寺崖線の切り岸に立つ家の庭から黄梅が数十本も道路へ垂れ下がっていた。迎春花とも呼ぶ。帰宅したら四通の封書が届いていた。中の一通は佳い知らせであった。 佳き知らせあり迎春花どつと咲き クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年02月16日
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淡雪昨夜午後10時過ぎに階段の踊り場へ出て見ると淡雪が降っていた。夕方から本格的に降っていたらしく、相当積もっていた。そこへ最終バスが明々とヘッドライトに雪を照らしながら着いた。バスが発車したあと3人の男女が歩道へ歩き出した。雪国の人には悪いが雪景色は好きである。このバスに乗って不思議の国へ行ってみたい気持ちになる。続きは夢の世界で見ることにしよう。 淡雪や不思議の国へバスに乗り クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年02月15日
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藪椿山野に自生する椿を藪椿またはやまつばきと呼ぶ。野川沿いの世田谷区成城四丁目に国分寺崖線(こくぶんじがいせん)に藪椿が咲いていた。この地に神明の森三ツ池があり夏は蛍が飛ぶことで知られている。立ち入ることは出来ないがフェンス越しの眺めを楽しむことができる。 湧水の妙なる響き藪椿 クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年02月14日
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蕗の薹(ふきのたう)野川に沿って歩いていたら、望遠レンズで写真を撮っている団体がいた、近づいてみるといつものカメラマンも混じっていた。どうやらカワセミが巣作りを始めているらしい。人が近づいても飛びたたないのはその為らしい。可愛い鄙が飛びたつ日が待ち遠しい。川沿いの梅園の梅は未だ花三分といったところであった。地面をつぶさに見ていると、おやおや蕗の薹が顔を出しているではありませんか。蕗の薹は味わってこそ蕗の薹である、なんと名言であろうかと自己陶酔している。しかしフェンスの内なので、盗むに盗めない。ぐやし~い!! 蕗の薹フェンスの外になかりけり クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年02月13日
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野川予報では今日も春雪が降り続くと言っていたが、雪が春の霙に変わった。川沿いを傘を差さず自転車で走ったところ上着が濡れた。私はそんなこともあり、霙より雪が好きである。 サイクリング春の霙に濡れながら クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年02月12日
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春雪の野川朝からずっと雪がちらついていたが、積もる様子はなかった。ところが夕方になってようやく雪が積もり始めた。東京の雪は冬に降らず、春になって降るのは例年のことで驚かないが、やはり寒い。野川に出てみると地面が春雪でうっすらと白く見えた。こんな日にも犬を散歩させている人がいた。犬は春雪に喜び駆けていた。そのあとから飼い主が追いかけていたが、画面からはみ出してしまった。 春の雪あるじは犬に追ひつけず クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年02月11日
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菠薐草以前は菠薐草に熱を加えていたが、今はサラダに使うやわらかい菠薐草も出ている。春先の菠薐草はみどりも浅く葉がごわごわしていないのがよい。菠薐草はカロチンや鉄分など栄養に富み、浸し物、ごま和え、炒め物と重宝している。やわらかそうな菠薐草の畑にやわらかい日差しが差してきた。只見るだけで落ち着く。 日差しきぬ菠薐草の畑にも クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年02月10日
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はこべいつも老夫婦が手入れしていた畑にその息子夫婦が出ていた。ブロッコリもキャベツも終わり、今は端境期でなんとなく淋しい。ところが昨日通ってみたら、畑隅に繁縷が萌えていた。春は着実に足元からもやってきている。買い物籠から安く手に入った鯛の眼が見えた。 はこべらや眼(まなこ)剥きたる頭鯛 クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年02月09日
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女化神社(をなばけじんじや)きょうは初午、女化神社は鶴の恩返しの狐バージョンの神社。俳句仲間のRTさんが写真を送ってくれた。助けて貰った狐がその男の妻になり3人の子をなした。しかし狐ということがバレて家を出てしまった。男はそれを哀れに思いこの神社を建てた。石の狐は3人の仔を抱き寄せている。今日は初午で賑わっていることであろう。今日までそれほど寒いとは思わなかったが今日になって急に寒さを感じている。これも狐の所為であろうか。 身ほとりの寒くなりけり一の午 クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年02月08日
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クレソン川はよどんでいるより流れている方が良い。小川の流れに沿って歩いていると、様々な植物や生き物に出会うことができる。芹に離れてクレソンが群棲していた。サラダや洋食にクレソンを添えると、料理が一段と引き立つ。料理は先ず目で食べ、それから食する。家の庭に小川が流れていれば良いのに。春になるとつくづくこのことを思う。 クレソンに水のふれてゆく流れあり クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年02月07日
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芹芹は春の七草の一番目に数えられる。旺盛な繁殖力を持ち、栄養価も高く、香気があるので家庭の食卓に上る。せせらぎの小川の其処此処に出ていた。芹の水は輝きながら音を響かせていた。 掬(すく)ひたれば手の色となる芹の水 クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年02月06日
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犬ふぐりゴマノハグサ科の二年草。ふつう俳句に詠まれるのはオオイヌノフグリで、明治以後の帰化植物であり、雑草のように野のいたるところに瑠璃色の可憐な花を咲かせる。せせらぎの小川を散歩していていち早く私に春ですよと囁やきかけてくれた。私は犬は嫌いだが、犬ふぐりは好きである。 犬ぎらひの我にまたたく犬ふぐり クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年02月05日
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立春きょうは立春。春最初の二十四節気の節にあたる。太陽黄経が315度の日。野川に出てみた。野川は春の光りに満ちていた。近くの保育園児が並んで川を覗いていた。川には沢山の鴨がいて保育園児の前で得意げに泳いでいた。こどもたちはまるで天使のように瞳を輝かせ鴨を見つめていた。 春立つや野川に遊ぶ天使たち クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年02月04日
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恵方巻売り場野菜の特売日だったのでお昼前にスーパーへ行った。フジりんご58円、じゃがいも38円、胡瓜38円、キャベツ98円と安かった。恵方巻が沢山並んでいたが、私が京都で暮らしていた時は恵方巻はなかったので買わなかった。しかし、家人が寿司を食べたいというので、我が家は鯖の押し寿司と細巻寿司を作ることに。寿司飯は先ほど炊きあがり、鯖は出来合のしめ鯖を使い、細巻きには胡瓜とトビッコ、さくらでんぷ、それにネギトロを入れる。あさりのすまし汁とごま豆腐、菠薐草のおひたし、それくらい。節分の豆は年齢分を数えて食べ、後は麦酒のおつまみに。さあ、急がなければ。 節分の灯点すころとなりにけり クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年02月03日
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できすぎのような話だが、昨日ちょっと触れた第四中学校の副校長先生に所用ができ行ってきた。校門から校舎の隅々まで綺麗に掃かれ、一階の廊下の突き当たりに活花があった。此処だけはチューリップ、金盞花、菜の花、山桜ともう春が満開。寒い廊下に春を待つ心が満ちていた。私は京都に住んでいた時未生流を習っていたが、この花の活け方は未生流の手本通り、芯・添え・体の配置で、芯が体の3.5倍であることに驚いている。東京では何流というのだろうか。 中学校春待つ花の活けてあり クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年02月02日
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寒夕焼部屋のカーテンを閉めようとして、外を眺めるといつもより色赤く空が染まっていた。きょうは2月1日。2月3日が節分で、2月4日が立春で寒が明ける。寒夕焼けもそろそろ見納めとなって来た。この方向に第四中学校がある。 寒夕焼中学校の方角に クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ
2011年02月01日
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