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秋季運動会のポスターはがきを投函しての帰り幼稚園の横を通った。幼稚園の柵に何やら貼ってあった。よく見ると秋の運動会のポスターだった。そこへ母子が近づいてきた。あら○○○○の絵だね。良かったね、と母親はこどもに話しかけた。えっ!と驚いた私はポスターとその子をまじまじと見つめていた。ポスターの青空と元気な子供を大きく描いた構図が目を惹く。そのポスターを描いた子に偶然であった驚きは2・3日経った今も甦ってくる。 ポスターを描きし男(を)の子天高し クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・天文、天高し
2011年09月30日
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亀甲竹或る大きな公園を散策していて亀甲竹に出会った。秋は竹の春といって葉っぱがしげり竹に勢いが見える。この竹は幹が亀甲柄であるが、枝先は普通の竹と変わらない。亀は鶴と同じく長寿の動物として目出度いものとされている。しばし此の竹の前に佇んでいると虫の音が聞こえてきた。秋も深まったようである。 虫の声亀甲竹のまはりにも クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・動物、虫の声、亀甲竹
2011年09月29日
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貴船菊山水がながれる小流には貴船菊がよく似合う。貴船菊は京都の貴船に由来すると思われる。白花とピンク色の花があるが、私は白の方が好きである。 山水の飛沫くところや貴船菊 クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・植物、貴船菊・秋明菊
2011年09月28日
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鰯雲朝の内は曇っていたが、午後から秋晴れとなった。青空には鰯雲が浮きすっかり秋の気配が整った。子供たちの下校の声が一際高く窓に響いてきた。 をちこちに子どもの声や鰯雲 クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・天文、鰯雲・鱗雲
2011年09月27日
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南瓜茂木(もてぎ)の人に南瓜を貰った。ラグビーボールのような形から冬瓜だと思った。インターネットで調べたところハイグレーという品種の南瓜と判明。重さ2kgの南瓜は食べ応えがあった。それらは1.ジャム2.スープ3.天麩羅4.煮物へと変身した。最後に種は乾燥させて炒り、ビールのおつまみになった。未だスープ用と煮物用が冷凍してある。とんだ南瓜騒動である。 南瓜ばかり食うてパソコン使ひをり クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・植物、南瓜
2011年09月26日
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竜胆秋彼岸も明日で明ける。朝夕凌ぎやすくなった分、仏壇の花も長持ちするようになった。今仏壇には菊と竜胆が挿してある。朝、供花の水を替えて、供花の切り口をすこし剪ると瑞瑞しさが持続する。何となく竜胆を眺めているとふと眠気がさしてきた。 りんだうは竜胆色や旅疲れ クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・植物、竜胆・りんだう
2011年09月25日
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鉄道草湖北(琵琶湖の北部)のとある駅に降り立った。ここを通る電車は1時間に1本。電車が行ったばかりだと、1時間近く待たなければならない。駅員も切符をいちいち見ることがなく不思議な感じがした。それもそのはず、ICOCA というカードがすっかり浸透しているからとわかった。駅員が暇なのにレールとレールの間に鉄道草が伸びていた。 鄙の駅鉄道草の生ひしまま クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・植物、鉄道草・ひめむかしよもぎ
2011年09月24日
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新幹線ホーム「暑さ寒さも彼岸まで」という慣用句がある。今日は秋彼岸で暑さも今日で落ち着き、次第に秋の気配を増してくる。陰暦9月9日は重陽の日で陽暦の10月5日にあたる。またの日を菊の日・菊の節句ともいう。この頃になると庭や路地に菊が香る。 西へ行く電車に乗りて秋彼岸 クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・時候、秋彼岸
2011年09月23日
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野分過ぐ雨雲が張りでしていたので、早めに散歩をした。野川の水はすっかり引いていていつもの平穏さを取り戻していた。小鷺が浅瀬に立ち、鶺鴒が忙しなく尾っぽで石を叩いていた。サイクリング道路には雀が昨日吹き飛ばされてきた草の穂を啄んでいた。数えてざっと50羽。小鷺も鶺鴒も雀も昨日の台風の時をどこで避難していたのであろうか。それぞれ生きる知恵を持っているのは目出度いことである。午後三時過ぎというのに辺りは暗く、小鷺は昨日の疲れを癒しているのか塒としている木に止まっていた。 野分過ぐ小鷺は疲れ癒しをり クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・天文、台風過ぐ、野川
2011年09月22日
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救急車とパトカーマンションの前に、午前10時過ぎに救急車と消防自動車が来た。あとからパトカーも来た。何があったかわらないが、暴風前にはいなくなっていた。台風裡昨日とは否昼前とは打って変わり野川にも台風の影響が出てきた。いつも歩いている川岸の草の道が水没している。入間川の流れも間もなく危険な高さに達しようとしている。小田急電車は午後3時過ぎには全線運休になった。午後5時赤いレインコートの女性が野川沿いのサイクリング道路を急いで喜多見方面に疾走していった。この道路は名前こそサイクリング道路と名づけられているが、生活道路でもある。 台風裡自転車疾走してゆけり クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・天文、台風裡、野川
2011年09月21日
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秋彼岸の入りの野川曼珠沙華野川は台風の影響で朝から断続的に雨が降っている。歩き始めはぱらついていた雨が30分後には音をたてて降り出した。今日は秋彼岸の入りで半袖では寒いので薄いヤッケを羽織って歩いた。野川の翡翠はいつも通り元気に飛んでいた。川岸には草原の所々に曼珠沙華が燃えていた。 雨脚の強くなりたり曼珠沙華 クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・植物、曼珠沙華、野川
2011年09月20日
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唐辛子唐辛子が白い花を咲かせ、つぎつぎに実を結ぶ。辛い品種は香辛料や料理の付け合わせ、ソースの原料に、甘い方はサラダや炒め物にとつかわれる。唐辛子を焼いて食べることがあるが、たまに辛い唐辛子に当たるとヒ~と声をあげてしまう。私は葉唐辛子とじゃこの炒め物が好き。今日は正岡子規の命日である。子規は晩年、絵を良くしていた。糸瓜の絵は見たことがあるが、唐辛子はどう描くだろうかと想像している。 子規ならばどう描くらむ唐辛子 クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・植物、唐辛子、正岡子規
2011年09月19日
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更待月(20時33分)夜が更けてから出る月を更待月(ふけまちづき)と呼ぶ。月の出は20時04分とあった。その30分後に野川沿いで観察することができた。川面もすっかり暗くなり、散歩の人の顔も定かには見えなくなった。これで月は当分お休み。次回月を撮るなら10月9日(日)の十三夜(後の月)となる。 更待や暮れてしまひし人の顔 クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・天文、更待月・更待、野川
2011年09月18日
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車前草(おほばこ)図鑑よっては車前子となっているものもある。踏まれても強く、原野・路傍に生えている普通の雑草。夏、花茎上に白色の小花を穂状につけ、秋にさく果を結ぶ。葉は利尿剤・胃薬、種子は漢方生薬の車前子で利尿・鎮咳剤。おんばことも呼ぶ。野川沿いの草は何度も刈られるので車前草は新鮮な実を結んでいる。野川沿いの草原は犬の散歩みちでもある。 犬駈けてゆくおんばこを蹴散らして クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・植物、車前草・おんばこ、野川
2011年09月17日
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数珠玉神明の森から野川へ流れる小川の岸に数珠玉が実を結んでいた。数珠玉を繋いで数珠としお祈りをしたりネックレスにした子供のころの思いでがある。こどもの頃の様に祈りたい気持ちが誰にもあろう。私も童心に返って祈ることとしよう。 数珠玉を繋ぎて祈ることのあり クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・植物、数珠玉
2011年09月16日
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栗とある農家に栗の木が植えてある。この栗の木は実を沢山つけていた。道に面していて手の届くところに栗が爆ぜていた。栗は当たり外れがあると常々思っている。虫食いがあるのは外れ、虫食いがないのは当たり。以前貰った栗が大外れで全部捨てたことを思い出した。 毬栗(いがぐり)の美味さうなれど手はださず クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・植物、毬栗・栗
2011年09月15日
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木の実(このみ)国分寺崖線に沿って神明の森がある。そこに小さな池が三つあるので、神明の森三ツ池という。そこから小さな流れを作り野川へと注いでいる。水は澄んでとても綺麗で川蜷がいる。従って夏には蛍が飛ぶ。小流れが始まるところに木の実が落ちていた。木の実は未だ青々としていたのできっと風に攫われて落ちたのであろう。 落ちてなほ緑色なす木の実かな クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・植物、木の実(このみ)、神明の森三ツ池
2011年09月14日
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蘆の花きょうはインターネット句会の締め切り日。それを纏めて皆に配信しないといけないので、月を追いかけるのは止めにした。野川も夕方になると川風が吹き涼しく感じられる。野川には蘆の花が見られるが、薄はめったに見付けることができない。月見に蘆を活けるのも変なので瓶に挿すのはやめにした。 蘆の花野川きらきら流れゆく クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・植物、蘆の花、野川
2011年09月13日
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名月と川面の名月(20時8分)名月(18:04)名月(17:49)いち早く名月を見ようとマンションの十一階に上がってみると地上からは見えなかった名月が成城のアンテナのところに見えた。後ほど地上で見た月より赤く見えたのに驚いている。きっとあたりが暗みつつあったのだろう。 名月を十一階にとらへけり クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・天文、明月
2011年09月12日
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小望月(18時37分) さざ波の川面に映る小満月待宵(17時47分)きょうの月の出は17時1分とあったのでその前から歩き始めた。いつものコースをぐるっと廻ってくれば月が見えるはず。しかし月の出る辺りは雲が厚くもしかして見られないかもと思って待つこと30分、長いのなんの。そうこうしている内に雲間から突然月が顔を出した。時刻は17時47分。辺りはまだ明るく川沿いを歩く人、走る人で賑わっていた。勿論月を気に掛けている人は誰もいない。 待宵の月色づくに間のありぬ クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・天文、待宵(まつよひ)・小望月
2011年09月11日
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秋茄子【秋茄子は嫁に食わすな】「秋なすび早酒(わささ)の粕につきまぜて棚におくとも嫁(「嫁が君」の略、即ち鼠)に食はすな)」の和歌に基づくという。後世、姑に対する嫁と解して、秋茄子は、「身体を冷やすから」あるいは「種子が少なくて子種がないと困るから」大事な嫁に食わすな、ー中略ー 「こんなにうまいのだから」憎い嫁に食わすな、など諸解を生じた。最後の解が普通行われる。(広辞苑)。私はどちらかと言えば秋茄子より、夏に採れる茄子の方が瑞々しくて好きである。 秋茄子嫁と呼ばれし日も遙か クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・植物、秋茄子・秋なす
2011年09月10日
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式部の実今日の日差しの強かったこと。夕方になり庭が翳ってきて、紫式部の実も一息ついたのか美しく輝いて見えた。式部の実といえばやはり『源氏物語』を書いた紫式部と重なる。 式部の実熟るるに遅速ありにけり クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・植物、式部の実・みむらさき
2011年09月09日
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白露二十四節気の一つ。太陽の黄経が165度の時。秋分前の15日、きょうは此の日に当たる。この頃から秋気がようやく加わる。野川の岸の雑草も白露の露を結んでいた。 いつも来る野川の岸も白露かな クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・時候、白露、野川
2011年09月08日
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水引草昨日と同じところに水引草が群れていた。水引草は尖った楕円形の葉の間から、長い鞭のような花軸を伸ばし、小さな赤い花を点々とつける。水引草は花の姿が祝い事に用いる水引に似ているところから名づけられた。つつましく地味だが、凜として印象がある。 をとこ声をんな声水引草(みづひき)揺れてをり クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・植物、水引草・水引の花
2011年09月07日
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おんぶ??露草と同じ市民テニスコート入り口の自然林のところでおんぶ??を発見。秋蝶も飛んでいたが、盛んに動いていて撮ることができなかった。雌の上に雄が乗っていることが多いことから負??(おんぶばった)と呼ぶ。このおんぶ??は一匹であった。 軽々と飛んで負??かな クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・動物、おんぶ??
2011年09月06日
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仙人草野川に架かる谷戸橋を渡り成城方面への登り坂をビール坂という。橋の袂にサッポロビールの工場があったので、その名がついたらしい。その坂の途中分かれ道の手前に仙人草が咲いていた。純白の四枚の萼片が花びらのように十字形に開いている。民間療法では関節リュ-マチ、肩こり、五十肩などに生薬の汁を湿布し、局所刺激療法に使うが、有毒なので、内服してはいけない。 仙人草咲いて此より登坂 クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・植物、仙人草
2011年09月05日
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露草近くに市のテニスコートがある。老々男女がテニスを楽しんでいる。その様は和気藹々と言うふうに見える。テニスコートの入り口の一角はマンションの持ち物で雑木が生い茂っている。そこで見た露草は綺麗なうすい藍色をしていた。古来この花で布を摺り染めた。若葉は食用、また乾燥して利尿剤になる。別名帽子花と呼ぶ。 テニスコートにて 露草やラケット弾く球の音 クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・植物、露草・帽子花
2011年09月04日
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蔓?枝(つるれいし)近くの農家の畑に直方体の苦瓜の棚がつくってある。蔓は勢いよく伸び花も咲いている。ところが苦瓜の実は5・6個しか生っていなかった。しばしこの棚の廻りを歩いてみた。苦瓜があまりにも苦そうに見えたので、青臭さがあるかと思ったが、風は臭おわなかった。ところで苦瓜は通称で正しい名は蔓?枝と言う。 蔓?枝風に臭ひのなかりけり クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・植物、蔓?枝・苦瓜
2011年09月03日
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蜻蛉野川の夏はカワトンボが飛んでいたが、それも姿を消し今はシオカラトンボが飛んでいる。台風で水流に薙ぎ倒された草に止まった。とかく動く物を撮るのは厄介であるが、何とか撮ることができた。私は蜻蛉を撮るが蜻蛉を捕まえることはない。 追ひつけど蜻蛉捕る気のなかりけり クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・動物、蜻蛉・シオカラトンボ
2011年09月02日
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秋海棠秋海棠は一株に雄花と雌花をつけ、淡紅で翼のついた花はぶら下がって咲く。また節の紅が透けるようでなまめいて見える。 暮れ残る秋海棠の紅や美(は)し クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・植物、秋海棠
2011年09月01日
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