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シロガネヨシはパンパスグラスとも言いイネ科の多年草。アルゼンチンの原産。薄に似た長い線形葉を叢生し、大株を作る。秋の初め高さ2~3メートルの花茎を直立、巨大な円錐花序をつける。近くのマンションの庭園で見かけたが未だ茎が細く花も咲きそろっていない。手元の歳時記には載っていないが秋らしい花である。今日で長かった八月も終わる。 八月尽白銀葦の咲きそろひ クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・時候、八月尽、シロガネヨシ・パンパスグラス
2019年08月31日
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きたみふれあい広場にとんぼ池がある。夏は睡蓮が咲き水馬が泳いでいる。今は蜻蛉が見られる。この池は野川の水を汲み上げている。晴れた日でも音を立てて池を潤している。秋ともなると一段と水が澄みとても美しい。 音立てて池へた走る秋の水 クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・地理、秋の水・水の秋
2019年08月30日
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茘枝は蔓が伸びやすく葉が茂るので、簾代わりに窓辺に植えてある家がある。ところどころに黄色い花が咲き、茘枝が成っている。茘枝はまだ小さめではあるが深緑で表面がでこぼこしていていかにも苦そうに思える。 日を弾き苦さうに成る茘枝かな クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・植物、茘枝(れいし)・苦瓜
2019年08月29日
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野川沿いや野川の中州に狗尾草が風と戯れている。近くにドッグエリアがあり、犬を連れた人々が○○ちゃん元気だったと話し合っている。犬嫌いの私は犬に離れて歩くので、そんな人達とは関わらない。という訳で犬は沢山みかけるが、猫はいない。野川には青鷺がいるが、狗尾草には目も呉れず小魚を漁っている。野川も、青鷺も狗尾草も私ものんびりと自分の境地に浸っている。 歩きをり狗尾草を手遊びに クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・植物、狗尾草・ゑのこ草・猫じやらし、野川
2019年08月28日
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いつも夕方野川沿いを8千歩歩いている。時々走っている人もいるので、整形外科の医者に走って良いですかと訊ねたら、未だおとなしくしていて下さいと言われた。晴れた日に白粉の花の傍を通ると良い香りがする。曇り日や雨の日は花が開いていない。夕化粧をしてのお出かけは晴れた日に限るということか。もう、そんな誘いはないので散歩を愉しんでいる。 おしろいの咲きたる径を水持ちて クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・植物、白粉花・おしろい・夕化粧
2019年08月27日
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上野の不忍池の池を散策した。蓮はまだ咲いていたが、蓮の葉を抜きん出た茎の先に蓮の実があった。蓮の実は未だ青かったり、飛んでしまったものも見られた。蓮の実が飛ぶのは早朝という事でなかなか見られないようである。訪れた日は平日であったが大勢の人が蓮を愉しんでいた。例によって此処も韓国人の姿はない。 寛永寺の正午の鐘や蓮は実に クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・植物、蓮の実、不忍池
2019年08月26日
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小流れの脇に数珠玉がいくつかなり少し熟れかけていた。子供の頃はこの実を取り針に糸を通し数珠玉をつないで腕輪にして遊んだものである。が、今や見かけなくなった。 数珠玉やちよろちよろ流る水の音 クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・植物、数珠玉
2019年08月25日
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朝少し雨が降ったようで、水たまりがあった。しかし露草には雨雫が残っていなかったが綺麗なブルーであった。辺りはすっかり秋の色となった。 露草やまはり道してポストまで クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・植物、露草
2019年08月24日
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草叢に入るとピョンと右へ左へと跳ぶものがいる。その先を目で追い足を移すとまた跳ぶので螇蚸と気づく。何せ草と螇蚸の色が同じなので飛んで初めて螇蚸と気づく。 踏入てなほ踏入れば螇蚸かな クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・動物、螇蚸(ばつた)
2019年08月23日
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秋の七草の一つ。季節に先駆けて8月頃から咲く。枝の先に小さな黄色い花を傘状につけ、粟飯に似ているところから「粟花」とも呼ばれるが女郎花の方が人気がある。秋蝶が女郎花の花から花へと舞っている。 街中の庭園床し女郎花 クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・植物、女郎花
2019年08月22日
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風船葛の種は黒い球形で、ハート形の白斑が目立つ。私は猿の貌の様で可愛いと思っている。 ふはふはと揺れて風船葛かな クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・植物、風船葛
2019年08月21日
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ヤナギタデおよびその一変種。特有の辛みを有し、電堆紅色の幼苗を刺身のつまなどにして食用する。小花が固まって咲いているが花の一つ一つが美しい。「蓼食う虫も好き好き」と言われているが此の花に小さな虫がきている。 蓼の花まことに虫の来てをりぬ クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・植物、蓼の花
2019年08月20日
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西瓜は夏の終わりから出回るので、夏の季語と思っておられる方もある。しかし西瓜は秋の季語。幼い頃井戸水に冷やした西瓜を食べ、種を口から飛ばし競いあった。また、お盆に帰省したおり、縁側に並んで食べた記憶がよみがえる。精霊迎えの日に町内の路地で西瓜割りも行われていた。この西瓜はお隣さんから戴いたもの。包丁を入れると弾けて割れた。色は赤くて、とても甘かった。そこで、はー君とさーちゃんにお裾分けした。 西瓜食(は)む昔ながらに種飛ばし クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・夏・植物、西瓜
2019年08月19日
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黄花コスモスが目立って、このようなピンクの秋桜が見られなくなって久しい。道ばたに咲くわずかな秋桜に頑張れとエールを送る。 秋桜諸行無常の響きあり クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・植物、秋桜・コスモス
2019年08月18日
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昨日京都五山の送り火が灯った。門火でお迎えした御魂が送り火とともに天国へ帰っていかれた。主人も京都で8年程暮らしたことがあり、主人の妹や私の姉弟が京都に暮らしているので、さぞ賑やかだったことだろう。 夫いつも饒舌なりし大文字 クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・宗教、右大文字・左大文字・妙法・船形・鳥居
2019年08月17日
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朝コンビニに用が有り出かけた道すがらとある家に色とりどりの朝顔が咲いていた。綺麗な朝顔に何となくありがとうと呟いた。 朝顔やコンビニまでの道すがら クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・植物、朝顔
2019年08月16日
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昨夕、いつも通り野川へ散歩に出かけた。朝から時雨が続いていたので、傘を持っての散歩である。小田急線のガード下を出たところ、虹が見えた。秋の虹である。デジカメを持って出なかったのでスマホで撮った。そのあとしばらくすると大粒の雨が激しく音をたてて振り出したのでガード下で雨宿りをした。納骨を終え、新盆の法要も終え、夫も喜んでくれているのであろうと感無量であった。大粒の雨は誰彼の涙雨かしら。 法要を終へし安堵や秋の虹 クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・天文、秋の虹、野川、小田急線ガード下
2019年08月15日
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千屈菜(みそはぎ)。山野の湿地に自生するミソハギ科の多年草。この花は盆花として精霊棚に水をかけて使うことから禊萩(みそぎはぎ)が正しく、略して「みそはぎ」になった。「白鶴」は灘の御神酒。 みそ萩や夫の遺影と「白鶴」と クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・植物、千屈菜・みそ萩
2019年08月14日
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盆棚に供えるため茄子や胡瓜で馬や牛をつくる風習がある。その馬や牛に乗って先祖がお越しになる。我が故郷では門で迎え火を焚き先祖をお迎えし、大文字の送り火で先祖がお帰りになる。とある家の玄関脇に茄子の馬と胡瓜の馬が設えてあった。 茄子の馬胡瓜の馬と寄りあへり クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・宗教、茄子の馬
2019年08月12日
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白芙蓉夫の納骨終へにけり クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・植物、芙蓉
2019年08月11日
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アオイ科の落葉低木。インド・中国の原産で日本で庭木・生垣として広く栽培されている。夏から秋にかけて一重または八重の淡紫・淡紅・白色などの花をつけ、朝開き夜しぼむ。白花の底が紅いのを特に底紅と言い、女性に人気がある。 人影の絶えぬ小径や木槿咲く クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・植物、木槿・底紅
2019年08月10日
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8月6日は広島忌、そして8月9日の今日は長崎忌。広島忌も暑かったが、長崎忌も暑い。朝ベランダへ出たところ、簾の内側に蝉が休んでいたが昼前にはいなくなっていた。どこかで暑いよ暑いよと鳴いているのであろう。長崎へは地区鍛錬会で行ったことがあり平和記念像の写真も撮り、ブログにも載せたが見つからないのでインターネットからお借りした。永井隆博士の「長崎の鐘」が涙を誘う。 長崎忌こよなく晴れし青空よ クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・人事、長崎忌・原爆忌
2019年08月09日
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ようやく待ちに待った立秋。しかし、立秋だからと言って急に秋風がさわやかに吹くということではない。しかし、これから次第にさわやかな秋風が吹くことだけは確かである。 立秋の野川や小鷺凜と彳ち クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・秋・時候、立秋、野川
2019年08月08日
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自転車置き場に自転車を入れようとしたところ、足元に蝉が落ちていた。急いでデジカメを取りに行った。蝉が裏返っていたので、表向きにしようと手に持ったところ、手脚と羽根をバタバタさせた。そこで撮影後植え込みの木の根元へそっと放してやった。 落蝉のいのちの動くたなごころ クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・夏・動物、落蝉
2019年08月07日
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ハイビスカスともいう。アオイ科の常緑低木。大形で木槿に似た一日花をつける。雌しべは長く、その周囲に多数の雄しべが合体している。此の花が咲いているお宅は老齢の男性が車をピカピカに磨いていることが多い。 きのふ白けふはピンクや仏桑花 クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・夏・植物、仏桑花
2019年08月06日
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去る6月1日、軽鳧の子が10羽生まれたと紹介した。あれから2ヶ月が経った野川に8羽の軽鳧の子と親鳥が流れに載って下っているのを目にした。親鳥と見分けが付かないほどずいぶん大きくなった。残念ながら2羽は命を落としたようである。下の写真は女性が軽鴨を家で飼っているらしく、軽鴨に紐をつけ掌に載せて散歩しているのに出合った。写真を撮らせてとお願いしたところ、OKとのこと。加えて写真に慣れているのよと。どやら珍しいので、モデルを頼まれるらしい。 軽鴨を手に載せてゐる女かな クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・夏・動物、軽鴨・夏の鴨
2019年08月05日
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郵便局への径のとある家の花壇の一部にミニトマトが生っていてそれが熟してはじけそう。きっと本来の少しすっぱめな味がするであろうと想像しなが通る。 日に照つてはじけさうなるミニトマト クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・夏・植物、ミニトマト
2019年08月04日
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天気予報では朝から熱中症にご注意下さいと何度も繰り返し言っている。午前中スーパーマーケットへ言ったが、スーパーを出た途端熱風に包まれた。文鳥堂の8月のカレンダーには「見上げると入道雲に君がいる」の句が載っている。入道雲に亡くなった君の姿を思い起こしているのは私ばかりではないようだ。 スーパーの外の熱気や夏の雲 クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・夏・天文、夏の雲、文鳥カレンダー(文鳥堂)
2019年08月03日
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ケシ科の大形多年草。丈は二メートルにも達する。山野の日当たりのよい場所に自生し、葉裏も茎も白っぽく、茎の頂に白色の、時には赤みを帯びた小花をつける。果実は莢状にたれて、風に揺れると音を立てることから、ささやき草とも呼ばれる。野川のあちこちに多数生えている。花が日増しに白から茶褐色へと替わってきている。今日は2週間に1度の整形の受診日、受診日と言って骨粗鬆症の注射をしてもらい、CaとビタミンDを貰うだけ。往復自転車だが、坂でもないのに汗びっしょり。川辺の竹煮草を眺めながら電動自転車なら……と呟きつつ帰途についた。 電動の自転車が欲し竹煮草 クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・夏・植物、竹煮草
2019年08月02日
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葉は厚く、長さ1メートル以上、幅約2センチメートル、編んでむしろを制する。夏、ろうそく形の緑褐色の花序(穂)をつける。これを蒲団の芯に入れ、また、油を注いでろうそくに代用、火口(ほくち)を造る材料とした。野川に蒲の穂が出ているが、細い。栄養が足りないのかも。母は西陣織りの端切れで蒲団の表を縫い蒲団を造っていた。私はその傍で手伝っているかのように、ふざけて遊んでいた。 蒲の穂や母の仕立てし絹蒲団 クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・夏・植物、蒲の穂
2019年08月01日
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