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ご馳走のひとつにイクラ丼がある。 私は魚卵は苦手なので他所でイクラ丼が出されたらお手上げだ。 おかずが数種のなかのひとつにイクラならそれだけ残せるが丼になっていては絶望だ。 昔、意を決して口にいれた時、弾けて生臭い液体が口内に広がった感触がダメだった。 まだ他所で出されたことはない。その場面になったら頑張って息をしないで食べるのかな。嫌、手は付けないでおこう。相手には気を遣わせてしまうけど。 魚卵でも塩漬けで小さな粒なら食べられる。何とか。 昔、勤め先のおじさんからお握りをもらって食べたことがある。 それまで食べたお握りで一番おいしかった。 ご飯がふんわりと握られていたこと。 母はしっかりと握るお握りでわたしも踏襲していてそのふんわりお握りが目からウロコだった。 塩気も適度で海苔も香ばしかった。 そして具はなんと赤いタラコだったのだ。それも生の。 タラコは食べられるけど好きではなかったがご飯が美味しくて抵抗なく食べられた。 今、私はお握りに生のタラコは入れない。やはり食中毒が心配だから。 しかしタラコのお握りと言えばあの当時の職場の無口なおじさんのお握りを思い出す。 美味しいのを作ってくれる奥さんがいて幸せそうに見えた。
2021.07.18
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私が子供の頃、夏の飲み物は粉末のジュースだった。 飲み放題ではなく一日一杯と決められていて、弟はその一杯を最大限にしたいためにビールのジョッキで飲むことが常だった。 あの当時食べ物(特にお菓子類)は制限があって大事に味わって食べていた記憶がある。 母が購入する大袋のジュースはオレンジ味が主だった。 原料は冬に箱で買うミカンのこととずっと思っていた。英語の授業でもミカンをオレンジと言っていたし。 高校生になって初めてアメリカ産のオレンジを口にし、これはあの粉ジュースの味そのものだと感動した覚えがある。 口にしたというよりもその香りで感動した。 友人宅で皮付きのまま6当分位にくし形に切ったもの。 目の前に出されて躊躇した。 友人の食べているのを見て真似をした。皮は剥かず直接果肉にかぶりつき、果肉だけをしごいて食べるやり方。 ミカンのように手で皮を剥いてというのが性質上できないので仕方ないのかもだけどなんだかモヤモヤの残る食べ方だと思った。 その後、アメリカ映画恐らく「デイ・アフター・トゥモロー」で避難所にいた知り合いにオレンジをナイフでリンゴの皮を剥くように螺旋状に皮をたらし、綺麗に果肉が露出した丸いオレンジを今度は横に2センチ厚さ位にスライスして手渡してる場面があった。 それをどのようにして食べるのか固唾をのんで見ていると場面が変わってしまって残念な思いだけが残った。 想像するに全部を食べてしまうか、薄皮が気になればそれを吐き出すかだが。 私のオレンジの食べ方は後者のナイフで皮を剥き、輪切りにしたもので薄皮は出す食べ方をしている。 しかし、今は柑橘類へ品種がたくさんあって皮を剥いて食べられる美味しいものがたくさん出ている。 しかし、日本のミカンは別枠だ。香りや味が海外産より薄くても皮を簡単に剥けて食べられる、そして手頃な大きさというのも良い。 それにしても初めて食べたオレンジが粉ジュースのあの味と同じたという感動は忘れられない。
2021.07.18
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燃えるごみの日。 徒歩2分のごみ集積所に二袋持っていくとご近所のAさん(男性)がいて少し立ち話。 「実家のお父さんどう?」 と聞かれてご近所には私が実家へ泊まり込みで介護に行っているのは知れ渡っているんだと実感。 ほとんど見守り介護であることを伝える。 「次は自分達の番だから悔いの無いようにやれば良い。 今はすぐ施設にいれるのが当たり前になっているが子供が面倒をみてやるのが一番幸せなんだ。」 と話されていた。 私は、父が要介護3になったら特養に入ってもらうつもりでいる。まだずっと先だが。 ずっとこの生活は続けられない。それまでやるべきことはやっているのだから入所OKになったらすぐお願いするつもり。 もちろん葛藤はあるだろうが自分に正直に生きたい。 私自身の生活を犠牲にしたくない。 そんなことは勿論口には出さなかったが、改めて自分の考えを確認することができた。
2021.07.16
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暫くぶりに再見。 オープニングがこんなだったっけと100パーセント忘れていた。 改めて見ると伏線がよく張られているのに気付く。 何度も見ているから気付くのだけど。 1950年代、やっぱりアメリカは豊かだった。 カフェでマーティが「タブを」と注文するのは(字幕にはなかったが)コカ・コーラのタブクリアのことだと思った。 もう日本では見たことないがやたら香料がきつくて独特でまた飲みたくなった。 父親のダメさ加減、彼なりの処世術なんだろうな。 でもちゃんと恋愛して結婚してる。 マーティが未来の大統領がそこの映画館に出演している俳優だと言って鼻で笑われるシーン。 将来市長になると言ってたカフェの従業員の黒人青年に知らせたい。 未来には黒人の大統領が誕生していることを。 そして現在のコロナ禍。これは過去の人達には伝えたくないなと思った。
2021.07.14
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案内のハガキを受け取ってかろ2ヶ月過ぎての受診。 理由は虫歯を見つけられて通うようになるのが嫌。 メンテナンスそのものが不快で苦手。 何となくめんどくさい。痛みがあるわけではないので伸ばしに伸ばした。 行ってしまえばどうってことない。 若い歯科衛生士さん、パッチリと張ったスベスベの肌。 目元は控え目なピンクのラメのアイシャドウとマスカラ。 サラサラの髪の毛。 「今回ほとんど歯垢もなくきれいな歯です 」て誉めていただいただいた。 治療もないそうだ。歯が凍みるのは歯ブラシで強くこすってしまうため歯根が露出したため。以前から言われてることなので歯磨きは意識してソフトにしなければ。 ホッとした。 今回から診察券が廃止され、スマホにアプリをインストールしハガキでの案内もメールで寄越すそう。 自分でする歯の手入れ、今はちゃんとできているけど高齢できるかどうかわからない。 おざなりで歯医者通いは自分で行けないから大変だ。 入れ歯洗浄剤の生身の人間用もそのうち製品化しますように。
2021.07.08
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綾瀬はるかが福島県の小学校にサプライズで登場して子供達と一緒に授業を受けたと のニュース。 数年前のことを思い出した。 隣の市で、あるワークショップが開かれ、内容は忘れたがそれにサプライズで村上春樹が登場したとのニュースを聞いた。 「参加してればなあ」と悔やんだ。 彼を近くで見られるなんてチャンスはなかなかない。 彼のファンではない。 しかし興味はある。 彼の著書はベストセラーなので何度か挑戦したがダメだった。 エッセイは大丈夫なのだが小説はつまらなくて読み進められない。 物書きの人達が彼の文章は素晴らしいとほめるので読んでみるのだが、内容的に私には合わないようだ。 しかし人物的には他の小説家とは違う雰囲気を待っているので一度間近でお会いしたいとは思っていた。 どこが違うかというと 余裕がある。ガツガツしていない。例えばジャズを聴かせる喫茶店のマスターを若い頃していたとか、作家としてのハングリー精神が見られない。 お金持ちの御曹司が暇潰しに小説を書いているように見える。 結婚もされてるようだが生活感もない。 小説は最初の1ページで脱落しているので彼のことはよく知らないが、世間ではもてはやされている不思議な作家という印象。 仲良くなりたいのだけど、仲良くなれないもどかしさというか。 なのでそんなあまり外に出て来ない有名人にたまたま会えたというのが経験したかった。 そんなミーハーなだけの話しでした。
2021.07.07
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父のコロナワクチン接種一回目に行ってきた。 ショートステイ先に迎えにいくと玄関に私と同年代の女性がやはりワクチンに母親をつれていくところだった。 認知症と思われる方とのふたりのやり取りがなんだか微笑ましくて私がニコニコしていたら、その母親が不思議そうな顔で私を見ていた。 ヘルパーをしていた頃を思い出した。 利用者さん元気かな。 父を通院している病院へ。 待っているとき、高齢の夫婦もいて父は 母を思い出しているかなと思った。 いよいよ接種。 看護士と話していた父、「俺、何歳に見える?」と。 「うーん68歳?」と看護士さんリップサービス。 もう看護士さん、それほとんど私と同年代。 年齢を聞くというのは、父は常々「実年齢より若い」と言われてるんだなと気付いた。 年をとっても若く見られるのは嬉しいものなのね。
2021.07.07
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実家の隣の家は、私の幼馴染みYちゃんのお兄さんが、息子夫婦と敷地内で別々に暮らしている。 お兄さんは廃業した工場の2階の住まいで独り暮らし。 よく歌謡曲やカラオケが聴こえてくる。 騒音ではないので問題はない。 前の畑で少しずつ野菜も育て、カラオケをしたり朝夕は犬の散歩をし、悠々自適に見える。 独り暮らしは長いので家事も一通り出来るし、体が動くうちは子供達には迷惑をかけないと思われる。 つくづく思う、母はあまりに父を甘やかしすぎた。良妻賢母と亭主関白の組み合わせは女性が先に旅立つと子供にとばっちりがくることを。
2021.07.03
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父は何でもじぶんでできるが、自分一人では生活出来ない。 ご飯を作ったり、掃除したり、洗濯が出来ない。 全て母に任せっきりだったので、認知症がある今から、覚えることは不可能だ。 私が母の代わりに来ていることも、特に労りの言葉があるわけでもなく、生活そのものは母がいた頃の延長線にある。 「世話になるなあ」といちいち言ってくれる性格ではないのは百も承知。 あまりにも飄々としているので時々嫌になる。 私が来るのを当然と思わないでほしい。 私の生活も犠牲になっているんだよ。 県外で子供も小さいからと、介護の部外者になっている私の兄弟。それを当然と思わないでほしい。 私よりもずっと親に甘えて子連れでしょっちゅう泊まりに来て、私は姑持ちで実家に泊まったのはかぞえるほど。 それがこの状況になったら当然のように介護は私の役割に。 父は今介護度2、特養に入れるのは3から。 これからどうなるのだろう。どのくらい続くのだろう。 先が見えなくて時々挫けそうになる。
2021.07.03
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以前見たエスキモーの暮らしのドキュメンタリー。 家族の一人の10才位の少女が父から手渡された海鳥を黙々と食べている様子が忘れられない。 食事ではなくおやつのような感覚だとおもうが、羽をとるわけでもなくそのまま両手でつかんで顔中血にまみれ、食べることに集中している様子。 それは楽しみのための食事ではなく、生きるための栄養補給に見えた。 実際はおいしくて夢中で食べていたのかもしれないが、衝撃的な食事風景だった。
2021.07.03
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トイレへ入るとき、引戸が途中で止まった。 何か引っ掛かってるのかと回りを見ると家具が引き戸のレールに上がっていた。 以前だったら何度も無理やり戸を開けようとしていた。 それがいつからか、理由があるからと冷静に状況を見るようになった。 例えばPCの操作をしていて、メニューバーのひとつを使おうとしても灰色になっていて使用不可になっていることがある。 前回は使えたのだからと不振に思い、故障したのかと思うようになる。 しかしそんな時は理由があって使用不可になっているのだ。 故障だと思う前に理由があると考えるようになった。 故障はよほどのことで、大抵は理由がある。 家電で何か不具合が出て使えなくなっても、冷静に理由を考えるようになった。 そしてすぐ夫に助けを求めることも無くなった。 夫は私よりは機械関係は強いが、それでも自分で解決しようと思うようになった。 私も少しはグレードアップしてきた。 それは現在進行形。これからもずっと死ぬまで。
2021.07.02
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鏡台の引出しを開けるとシーンと静まり返っている。 前回開けた状態と変わらず整然と、メイク用品が収まっている。 コロナになってマスクをするようになり、ファンデーションがマスクに付くのが気になって、すっぴんで過ごすようになった。 それまでは鏡台の引出しは、化粧するため何度も出し入れするので乱雑になるのが当たり前の光景だった。 それが今はたまに開けるとひんやりした空気まで漂ってくるような感覚になっている。 しかしメイク用品も使用期限がある。このまま捨てるのはもったいないのでまたファンデーションとアイメイクだけはするようになった。 すると入浴時の洗顔のモチベーションも上がった。 早くコロナが収束して口紅が塗れるようになってほしい。
2021.07.01
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