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美容師テツさんに学ぶ中国でのブランド戦略 「小さいからできる」ブランド戦略とは■私は、営業の本質とは「魂のぶつかり合い」だと考えています。普段、理屈っぽいので、意外だと言われそうですが、そう思っています。その本質を見失うと、営業など、薄紙一枚ほどの軽い仕事になってしまいます。スキルやノウハウばかりを欲しがる人は、その本質がないので、外側を塗り固めようとしているのかも知れません。表面的なスキルだけでその場をごまかそうとする営業など害悪だと思ってしまいます。■これは、営業だけではなく、すべての仕事に当てはまることなのでしょうね。実は最近、理由あって、文芸書をまとまって読んでみたのですが、そのひどいこと^^;テクニックに走って、懲りに凝ってはいるが、中身のない作品が実に多い。出版不況なので、ということでしょうか、人目をひこうとするあまり、こんなことになっていたのですね。本来、生きる実感や喜びなどを再確認できるのが文芸作品の意味のはずなのに、ほとんど暇をいかにつぶすかを目的に書かれているとしか思えない。これではゲームに勝てないですよ。結局、読んで良かったな、と思えたのは、児童書の棚にあった本でした。■その魂という抽象的なものを無理に言葉にするとすれば、この記事のようなブランドに行きつくのかも知れません。1 自分は何者か。どのような信念や能力をもっているのか。2 なぜこの活動をやりたいのか。この活動の存在意義は何なのか。3 何をやりたいのか。どのような価値を提供するのか。4 どのような個性を持ち、どのように振る舞うのか。5 どのように語るのか。これらの答えの中から「自分らしさのエッセンス」を見つけ出すと、ブランドが主張する価値観や達成したいビジョンが定義できます。■この記事にあるように、小さい会社や個人なら、比較的ブランドは作りやすいと言えます。私もそうですが、好きなことをするために、いや、嫌なことをしなくて済むように独立したわけですから、それだけでも自分の目的が絞られてきます。もちろん、目先の金を稼がなければならないという現実との兼ね合いは必要ですが、何年かすると、バランスがとれてくるはずです。ところが、大きな会社は、それぞれの思惑がバラバラですから、ベクトルを合わせにくい。かといって、ブランド戦略を作ろうというと、もっと売りにつながる施策を作れと言われます。■営業戦略を作る場合も同じですね。事業ドメインを作る際に、頭のいい人ほど斜めから見ています。抽象的なことはいいから、早く具体策をやれということなんでしょうね。しかし、その会社の存在意義や、目的を曖昧にしたままだと、現場で必ずぶれて、施策は中途半端になってしまいます。その方が、楽だ。変わりたくない。と思う人は、ビジョンやドメインを曖昧にしておくといいですよ。戦略がとん挫しますから^^■背骨の通った戦略、強い会社というのは、こうした目に見えないものをしっかりと作りこんでいるのだと思います。表面的な差別化などいくらやっても意味はありませんね。
April 30, 2013
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なぜ北海道の歌登にタイ人観光客が大挙しているのか?■これ、面白い記事です。北海道の歌登とは、札幌から200キロ以上離れた北にある場所です。特に観光地ではありません。そこにタイ人観光客が殺到しているのは、彼らをターゲットとしたホテルがあるからのようです。■記事を読んでもらうと分かりますが、そのホテルがタイの人達を呼び込むためにやったのは「タイ人がイメージする日本」を再現したこと。温泉に入り、浴衣でくつろぎ、和太鼓を聞いて、餅つきを楽しみ、たこ焼きを食べる。さらには、マイナス10度の夜にかまくらを作って、星空を見る。地域性や季節感を無視した「ザ日本」の再現です。普通の日本人には、恥ずかしくてできないでしょう。しかしこのホテルは、あくまでタイの人達のためのサービスに徹しているようです。この方法は、タイだけではなく、他の国にも十分に通じるでしょう。■思えば、我々も、海外に行くとき、現実の国よりも、イメージの中の国を求めているのかも知れません。現実にその国の全てを味わうためには、相当の期間と移動が必要ですが、その国らしさを短期間に味わうことができれば、とりあえず満足できます。そういえば音楽家の坂本龍一は、日本をテーマにした曲を作る時は「日本そのものではなく、日本っぽいぐらいで止めておくのがコツだ」などと言っていたような気がします。■それにしても、観光業に、この発想が今までなかったのは意外ですね。やはり日本人としての矜持が邪魔をするのですかね。今後、様々な国をターゲットにしたホテルが出てくるのではないでしょうか。
April 28, 2013
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時間泥棒の被害者になっていないか■私はけっこうチャレンジャーです^^知らない場所とか、知らない店に行くのが楽しい。毎日のルーティンが重要であることは重々承知しています。毎日、同じ時間にコツコツ何かをすることでしから、大きなことは達成できないと思っています。が、それとは別に、ワクワクするのは、新しいことに臨んでいる時です。■自分の行動を安定、不安定、という切り口で見てみると、自分が楽しいと感じることは、「不安定」という枠に属しています。例えば、旅行に行くことも、酒席で騒ぐことも、不安定な状態に身をさらしたいという欲求のためだと感じます。ちょっと後ろめたいけれど、人間の本能なんだろうなと思っていました。■が、茂木健一郎先生によると、脳は、新しいことに接する「アウェー脳」の時、活性化するということです。そんなワクワクする経験は、脳に快をもたらし、回路を強化するそうですよ。脳科学でみると、自分のチャレンジ好きも脳にとって前向きな意味のあることだったんだと納得しました。これからもチャレンジを続けます^^
April 27, 2013
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「オレが何を言ったか、自分で言ってみな」-落合博満■落合博満の言葉はいちいちが深いですね。本当に感心します。もともと彼は、言葉数が多い方ではなかったでしょう。選手時代は、実績で勝負すればいいというので、それほど説明の必要を感じなかった。だから、マスコミからは「オレ流」などと言われました。■ところが、監督になればそうはいきません。自分の考えを選手に伝えなければならない。自分がもともと口数が少なかったのに、選手に自分の言葉を理解させようとするのは、苦労があったと思いますね。■でもだからこそ、伝える方法を人より深く考えたのでしょう。「いま、オレが何を言ったか、自分で言ってみな」なんて、喧嘩でもしない限り、言えないですよ。それを日常的に言っていたのだとすると、やはりすごい指導者です。■野村克也もすごいと思います。いちいち「今の一球の根拠を説明してみろ」と迫るわけですからね。この二人の指導法に共通するのは、自分自身が筋の通った根拠を持っていなければならないということです。何となく、ベクトルを合わせて、勢いで乗り切るという(ある意味ずるい)方法ではありません。指導者としてはしんどいやり方です。でも、それをやりきったのだから、すごいわけです。■落合自身は、「野球界と会社は違う」と言っていますが、共通するものがあります。リーダーはこうありたいと思いますね。
April 26, 2013
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絶好調JINSメガネ、次の一手 ドライアイ対策に着目、ドライブスルー型出店も■JINSメガネが絶好調のようです。私はメガネをかけないので分かりませんが、いいらしいですね。記事にあるように、成熟市場である眼鏡市場において、先行する他社の弱点をついた差別化戦略です。その武器は、商品:機能性商品の開発。PCメガネやドライアイ対策メガネなど。価格:追加料金なしのワンプライス。の二つに集約されそうです。店舗:商業施設内店舗が基本。ドライブスルーも試行。プロモーション:テレビCMについては、これから強みにしていこうとしている段階のようです。■オーソドックスなやりようですが、成熟市場においては、業界の常識が確立されているので、こうした基本的な戦略立案が機能します。JINSが面白いのは、機能性商品を開発することで、目の悪い人ばかりではなく、メガネを必要としていない人にも販売する流れを作ったことです。これで一気に顧客が広がります。今後も、商品開発を続けながら、店舗数を拡大することで成長していこうとするのでしょうね。■ただ気になるのは、ワンプライス政策ですね。追加料金で儲けるというのは下手な手ですが、単品商売は、どこかで破綻します。リピート対策がどうなっているのか知りたいところです。今のうちにアフターフォローの仕組みを作っておきたいところだと思います。
April 25, 2013
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■今日は、大阪で営業戦略セミナーでした。久しぶりなので疲れました^^;■営業戦略の概要から、使用方法まで。3時間半でした。今回、力を入れたのは、実際にどうやって戦略を作るのか?です。具体的なコンサル事例をとりあげて説明させていただきました。業態が雑多な中で、どのように伝えるかを工夫したわけですが、きちんと伝わったでしょうかね。■体系的に整理しつつ具体的なことを伝える。というのが、私が心がけていることです。抽象性の高い人は、体系がないと物足りないでしょうし、そうでない人は、具体的で実践的でないと不満でしょうからね。ただの体験談や感想を「独自性」と言わないように頑張りたいと思います。今後もよろしくお願いいたします。
April 24, 2013
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■本日は、ランチェスター戦略勉強会でした。テーマは、こちらです。「値下げ以外の方法で客を呼び込め」顧客獲得の新常識この記事をネタに討議しました。■特に最初の「0円のものを100円で売る」というところです。要するに、無料が常識だったものを有料で売る方法です。主に2つのパターンがありそうです。1つは、無料が当たり前だったモノや情報を有料にする方法です。事例にあるのは、ウェザーニューズという天気予報を船舶会社などに販売する会社です。一般人からすれば、天気予報は無料情報ですが、船舶会社や航空会社にとってはコストを下げるための重要情報ですから、局所的で正確な情報なら有料でもメリットがあります。天候といえば、店舗運営する事業者なら売り上げに直結する情報です。気温と販売品目の因果関係をコンビニなどは調べ上げているといわれますが、個別店舗にとっては、その情報なら買いたいと思うのですが、いかがでしょうか。この分野、まだ可能性がありそうです。■情報という意味でいえば、NHKニュースや新聞などで普通に流れてくる情報を有料にすることができないだろうか、と考えてみました。例えば、お悔やみ情報。企業の人事部が毎日全新聞をチェックしている情報ですが、これを一括して届けてくれたらありがたい。課金可能な情報になります。企業の昇進情報なども一括してくれたらいいですね。(葉書代行の会社などが既にやっていてもおかしくないですが)■2つめは、場を提供するビジネスです。事例では、昼間のカラオケボックスを主婦の井戸端会議用に貸し出すという話でした。こちらは実はいっぱいあります。クックパッドなどは、ユーザーがレシピを披露する場を提供しています。一般は無料ですが、一部の検索機能や投稿機能は有料となっています。あとは広告掲載料で儲けています。かなり強気の価格設定をしているそうですよ。そんなに大きなサイトでなくても、スマホなどでは、ユーザーの投稿を集めて、披露するアプリがありますね。ボケて。は、「ひとりごっつ」の一般版ですかね。こういう市井の才能を集めて披露するというのは、意義がありますし、ビジネスにもなるはずです。漫画や小説の投稿サイトがメジャーにならないのは、集まってくるコンテンツの問題だと思いますが、こうした一言ギャグなら十分鑑賞に堪えうるものが集まってきますね。■そんな感じで、自由に発想しながら勉強会は進みました。面白かったです。勉強会の後は、久々に高級イタリアンで懇親会でした。また次回もよろしくお願いいたします。
April 23, 2013
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春らしい陽気です。 暖かい。
April 22, 2013
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■本日の日経新聞に、ワタミが、宅配弁当事業を主力にする、という記事が掲載されていました。ワタミの居酒屋事業は約760億円。3年後には、宅配弁当事業がそれを逆転するという計画です。■国内の居酒屋事業は縮小することが予測されています。ワタミが規模を縮小させずに残るには、さらなる成長市場を求めて海外進出するか、あるいは、経営資源を流用できる他市場を狙わなければなりません。これまでワタミは、ファミリーレストランや介護施設事業などに多角化してきました。ファミリーレストランに進出すると聞いた時は、えらい安易な多角化だなあと思ったものですが、これは試験的な動きだということだったのでしょう。が、今回の宅配弁当事業を主力にするというのは、本格的にベクトルを合わせてきたと考えていいのでしょうね。■日経新聞によればシニア市場の規模は100兆円です。食に関していえば、コンビニ、スーパー、外食チェーンなどが、シニア層にむけた施策を着々と行ってきています。居酒屋もそれを狙わない手はありません。ワタミは宅配弁当を選びましたが、他にもまだやりようはあるはずです。同じ居酒屋チェーンの大庄は、介護施設事業への進出を発表しています。■ワタミの動きに見られるように、居酒屋業界の状況は、緊迫してきています。一般には、同じ外食産業にシフトしたり、M&Aで規模拡大していくのが普通みたいですが、それではレッド・オーシャン内での消耗戦から逃れられません。この業界の戦略転換の事例を注視していきたいと思います。
April 20, 2013
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■本日は大阪でコンサルティングでした。やはり高い目標を設定して、それを達成するための方策を練っています。■目標が達成不可能なスローガンになっては無意味ですが、今回の戦略は現実に達成するためのものです。その達成の現実的な可能性を全員に共有してもらうために、様々な分析を試みました。そこに一日を費やしました。■現状のままでは達成できない。その場合、では新しいことをやれば達成できる!と安易に飛びついてしまうことがあります。煮詰まって疲れてくると、そういう流れになってしまいます。しかし、そんな希望的観測で戦略立案するわけにはいきません。あくまで、現実に達成できる道筋が見えなければ、やってはいけません。新しいこと。新しい市場。新しいパートナーとのネットワーク。いわゆる宝箱願望ですね。そんなものに囚われたらいつまでも堂々巡りですから。■ある意味、戦略作りで最も重要なのが、この最初の段階です。これなら具体的に達成できるという実感をメンバーが持つこと。その実感のもとに作った戦略や戦術は揺るぎません。あと少しで、ベクトルが合うはずです。頑張ってまいりましょう。
April 18, 2013
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「値下げ以外の方法で客を呼び込め」顧客獲得の新常識■この記事、面白いですね。集客というよりも、新しいビジネスのヒントをいくつか提示してくれています。無料のものを有料にする。専門特化したマッチングビジネス。低価格よりも好立地を重視したビジネス。低価格なのにおしゃれを訴求。追加料金ゼロの価格設定。逆に追加料金ありの価格設定。といった内容です。■どれも面白いですが、たとえば無料を有料にするビジネスの例として、ウェザーニュースが取り上げられています。天気予報というのは、気象庁がわざわざ知らせてくれるものです。基本無料。普通なら、天気予報を有料で販売するなど無理だと思うでしょう。しかしウェザーニュース社は、船舶関係者などに、もっと細かい天気予報サービスを販売しており、業績好調です。しかもこの会社、スマホのアプリという形で、一般ユーザーにも天気予報を販売しています。■当たり前のように無料で提供されているものを、少し加工(専門化、局所化)することで、有料にするビジネスというのは、まだありそうですね。考えてみたら面白いと思います^^
April 17, 2013
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快晴です。普段通り事務所に出ます。 道は、かなり渋滞していますね。
April 13, 2013
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■読みましたよ^^発売日に購入して、すぐに読むなんて相当のミーハーですね。でも面白かった。今回はよかったです。「1Q84」とはだいぶ違いました。■昔の村上春樹が戻ってきたかのような小説です。個人的な体験を内省的に書く春樹ワールド全開です。もっとも物語は三人称ですし、殺人事件が起きたり、フィクションばりばりの内容なのですが、それでも、個人的で内省的です。■まず主人公が受け身です^^「色彩を持たない」と書かれていますが、要するに、意思を表しないわけです。だからいつも周囲に動かされ振り回されます。煮え切らない、イライラさせる主人公像は、まさに春樹ワールドですな。そのわりにまわりをよく観察して、気の利いた比喩で表現します。何とも小憎たらしい^^;■その主人公を動かすのが、主に女性たちです。彼女たちは、欲望に忠実で、どういうわけか主人公に好意を抱き、近づいたり離れたりします。動かない主人公と、動き回る女性たちという構図で、物語が展開するのは、いつもの通りですな。ただ、今回は、女性に促されて、一応、主人公は行動しています。こうした探偵小説風の枠組みも、村上春樹がよく使う手ですが。■青年期の喪失というテーマは、この作家が繰り返し描いてきたテーマです。妙に社会に枠を広げずに、潔く、個人的な狭い世界に絞ったことに、好感を持ちました。今回は、その喪失の意味を大人になった主人公が、理解するために探究の旅に出ます。村上春樹の物語世界に慣れた人なら、実に馴染みやすく、魅力的な内容となっています。■おきまりになった「精神を病む美少女」も出てきますし、奇形も出てきます。ホモセクシャルもありますし、音楽へのこだわりもいつもの通りです。魅力的な比喩表現もばっちりですし、適度に謎が解決されないままに終わるのもいいですね。まさに、ザ・村上春樹です。こういう小説をこれからも読みたいですね。
April 12, 2013
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■本日は東京でした。今日から新しいコンサルティングがスタートしました。最初の入り方はいろいろあるでしょうが、今回は目標を示すことから始めました。相当高い目標です。■昨年の103%アップ、105%アップという目標なら戦略は不要です。そんな手間はかけなくても、今やっていることをさらに効率的にやればいい。もっと頑張ればいいわけです。しかし昨年の3倍、4倍の目標を立てるならば、昨年までのやり方を変えなければなりません。■反応は様々です。「どうせ無理だ」と白けてしまう人もいれば、「無理なことに挑戦しよう」と考える人もいます。今回は、半々ぐらいでした。かなり前向きな組織です。■目標を目にしないと、行動もないし、イメージもできないのが人間です。重要なことは、この目標をどうすれば達成できるのだろうと意識を向けることです。ストレッチがなければ、人間の意識は現状を飛び越えません。■もちろん目標はスローガンではありません。絶対に達成していただきます。そのためには「この目標は、100%達成できる」というところまで具体的に戦略と戦術を作っていきます。そのための戦略立案です。これから何回かかけて、その戦略を作っていきましょう。次回もよろしくお願いいたします。
April 11, 2013
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「顧客志向の罠」■何日か前のブログに「マイナスの差別化はマネされにくい」ということを書きましたが、上の記事はそれを差別化される企業の立場から見たものです。クレイトン・クリステンセンに「イノベーションの罠」という著作がありますが、それは、優秀な企業が優秀さゆえに衰退していく矛盾を指摘したものですが、その理由の一端が、顧客志向を突き詰めすぎているというものです。つまり、目の前の顧客にこだわるあまり、その後ろの潜在顧客が見えていない。目の前の顧客が力を失った時、その企業は苦境に陥ります。当たり前の話ですが、それを避けるのは簡単ではありません。■営業戦略を立てる時、真っ先に設定するのが「標的顧客」です。これがずれていれば、どんなに営業を頑張っても、成果は乏しくなります。ところがこれが難しい。既存顧客ばかりにこだわると、徐々に衰えていきますし、新規顧客ばかりだと不安定です。今の顧客を大切にしないと現状の利益が下がりますし、そればかりだと将来の利益が心もとない。このバランスが難しいのです。■戦略的なライバル会社は、「マイナスの差別化」を仕掛けてきます。トップ企業のやっていることはやらないで、一部に集中してきます。トップ企業とすれば、やっていることを止めるわけにはいきませんから、固定費を削減することなしに、サービスを付加して、しかも価格競争に巻き込まれるわけです。これはキツイ状況ですね。■まあ、これははっきり言って、対処しようがない状況です。別会社を作って、親会社を否定するような事業展開をさせるぐらいしか、やりようが思い浮かびません。幸いなことに多くの企業は、それほど戦略的ではありませんので、トップ企業の後追いをボチボチやっているだけなので、トップ企業はのうのうとしていられるわけですが。■少なくとも営業コンサルタントとしては、現状の顧客だけに引きずられることのないように目配りをしておきます。現場に出ている人は、そこまで広く見渡すことができない場合が多いので、それが私の役割の一つですね。戦略的な視点を失わないように注意しておきます。
April 10, 2013
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■研修などでよくやることなのですが、何か困難な問題に当たった時、「最高の上司ならどうするか」「最低の上司ならどうするか」と人にあてはめて考えてみると、道が見えることがあります。この場合、具体的な人を思い浮かべることがコツです。きっと社会人を何年かやっていると、そういう上司に会ったことがあるはずです。■私の場合も具体的な人物がいます。最高の上司、最低の上司、ともに明確です^^この二人に出会えたことは、私の今の仕事にとってまことに幸運だったと思います。■面白いのは、最高の上司というのが、決してものすごい切れ者で、一刀両断に問題解決するようなタイプではないことです。どちらかというと、あーでもない、こーでもない、と汗をかきながら突破を目指しています。ただし、彼にはあきらめるという辞書がないらしい。一見凡庸に見せながら、いつの間にか、目標達成をしているのです。■逆に最低の上司は、物事を斜めから見て、失敗の予防線を最初から張って、目標達成できない言い訳を用意していました。頭がよくても行動に移らないという役に立たないタイプですね。彼は威厳を守るために、極力難しい問題には関わらないようにしていました。私など、若い頃、何度も、クレーム対応を無理やり押しつけられたものです。本人はサラリーマンとして生きる知恵を発揮しているつもりなのでしょうが、さすがに周りも気づきます。私は小馬鹿にしていました^^;ちなみにその最低の上司は、若い社員にばかにされながらも、高い役職に止まっています。失点が少ないからですかね。そういう意味では、彼の生き方は一定の効果を上げたわけですね。■これに対して、最高の上司の方は、考えうる限りの頂点に至っています。具体的にはいえませんが、誰もが合意せざるを得ないところにおられます。彼がすごいのは、ごく普通の人であることですね。ごく普通なのに、少しだけ、私より前向きで、素直で、粘り強いのです。繰り返しますが、こういう人に出会えたことは、私の仕事人生の幸運だったと思います。■あの上司なら、こういう時、どう行動しただろう。。。と考えてみるわけです。たぶん、もう少しだけ工夫したんだろうな、とか、もう少しだけ粘ってみたんだろうな、とか。そう考えることが、私の大きな力になっています。
April 8, 2013
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「マーケティング・キーワード サービス・ドミナント・ロジック」■「すべての企業はサービスを提供しているのであり、そこに物の受け渡しが介在しているのが製造業である」という考え方です。言葉自体は新しいですが、考え方は前からあります。そもそもフィリップ・コトラーは「製品の中核はベネフィット(便益)である」と表明しています。またセオドア・レビットは「ドリルを買う顧客は、ドリルという製品ではなく、穴を買っているのだ」と述べています。つまり、我々は、物がほしいのではなく、物から得られる便益を買うわけです。当たり前ですが。■ここに対応したのが、例えば、小型電動工具の製造販売会社ヒルティです。こちらは、製品がありふれて価格競争に陥った際に、顧客価値を調べつくした結果、製品を売るのではなく「必要な時に必要な工具一式をリースする」というビジネスに転換します。確かに所有に意味のある製品など少なくなりました。たまにしか使わないものなら、所有する必要はありません。GEの航空機事業は、エンジンを売るというビジネスから、それをメンテナンスするという事業に転換して成功しました。セメント会社のセメックスは、新鮮な製品を時間内に届けるというサービスで全世界展開しています。こうした顧客の価値全体の中でどこに製品販売を位置づけるのかという工夫をした製造業は調子がいいということです。逆にいうと「うちは物がいいのだから使い方は顧客が考えてくれ」というのは論外です。■モノからコトへ。とは、随分前から言われていることですが、これが今さらキーワード化されるということは、未だに「物さえよければ売れる」という売り手が多いということなのでしょうね。確かに。製造業の方と接していれば、感じることなのですが。
April 7, 2013
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「我々は戦略的であることに徹したため、当たり前のことをしている暇はなかったのです」byハリシュ・バート(インドのタイタン・インダストリー時計部門のCOO)インドのタイタン時計事業に学ぶイノベーションの3つの教訓■欧米型企業の特徴は、ポジショニング戦略を明確にすることです。こちらの会社は、女性向け、若者向け、というポジションをとってヒット商品を作っているインドの時計メーカーです。■日本ではこうはいきません。従業員の現場感覚を重視するので、現状強い分野を伸ばすことが中心となります。よくいえば、現場主義。悪くいえば、現状のままです。当たり前のことにかかることになります。■日本でポジショニング戦略が特徴的なのは、ミスミとかキーエンスとか、中堅のメーカーでしょうか。ミスミは、特注需要を集めて標準化するというニッチ需要を取り込む戦略です。こちらは社長が元経営コンサルタントですから、そのリーダーシップによるところが大きいのでしょうね。■私もコンサルティングをしていて悩むのはこのあたりです。大胆なポジショニング戦略をとりたい時もありますが、メンバーの納得を引き出せない場合、実行されません。これは外部の人間の悲しさです。メンバーを変心させるための時間的接触が少ないわけですから。実行してもらうことを重視すると、どうしても現状に近い戦略を組まざるを得ません。時間はかかりますが、メンバーの信頼を得た後に、徐々にポジションを変えていく方法をとらざるを得ない。■ミスミの社長みたいに、特定の会社に入って、内部から戦略の進行をリードする立場になってみたいと思うこともありますね。
April 6, 2013
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■4月になって、新しいコンサルティングシリーズがスタートしました。昨日、今日と東京でした。これから1年かけて、PDCAを回していきます。■初回は、Pからです。ここは、戦略と戦術を作ります。今回は、大まかな戦略方向性を決めました。■営業マネジメントで重要なことは、PDCAを回しきることです。営業は、それぞれの現場での工夫でなんとなく実績を上げることも可能ですから、放置すると、最初の計画など忘れられてしまいます。チームの生産性を上げるためには、それではダメです。チームの取り決めをやりきってもらわなければばりません。だから、最初のPはなるべくシンプルな方がいい。複雑な理想論ではなく、やりきることを重視してPを作ります。■その次に重要なことは、やったことを検証する仕組みです。口頭でやったことの感想を聞くだけでは不十分です。必ず数値で確認できるように仕組みを作ります。今回は、その検証のための方法を取り決めました。■実をいうと、戦略などもともとシンプルなものです。経営環境を把握すれば、誰が作っても同じような戦略を作るはずです。難しいのは、それをやりきること。やりきるための仕組み作りと粘り強い検証です。今期は、しつこくしつこく粘り強く取り組んでいこうと覚悟を決めていますので。今後もよろしくお願いいたします。
April 5, 2013
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■差別化戦略の難しいところは、真似されたら弱いということです。だからなるべくマネされないように工夫します。例えば、価格の差別化、広告の差別化などはマネされやすいので、なるべくしないようにします。比較的マネされにくいのは、営業の差別化、チャネルの差別化などです。市場の差別化、理念の差別化はもっとマネされにくい。要するに、相手から見えない、見えてもすぐにマネできないことを差別化するのがいいということです。■わりと簡単に出来て、マネされにく差別化の方法は「一般のサービスから何かをマイナスする」という方法です。「ブルーオーシャン戦略」に紹介されていますね。例えば、スターバックスコーヒーは、一般の喫茶店から「喫煙」という機能をマイナスしました。QBハウスは、散髪から「髭剃り、洗髪」という機能をマイナスしたものです。スーパーホテルは、一般のビジネスホテルから「チェックアウト」をマイナスしました。■何かサービスを付加すると、上位の企業はマネしやすい。付加するのは簡単です。ところが、今、行っているサービスをマイナスするのは大変です。実質無理です。その分、価格を下げなければならないのに、サービスを減らしたからといって固定費を削減するわけにはいかないからです。■小さな企業の強みは、固定費が小さく、動きやすいこと。その特長を最大限活かす方法は、サービスをマイナスしてしまって、その分を他の機能に集中すること。全体を低価格にすることも可能でしょうし、低価格にしなくても特定の機能の品質を高めて満足度を高めることができます。試す価値は大いにありますね。
April 4, 2013
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時代を越えて再び“輸出産業”へ 100年生き残る「硝子メーカー」のしたたかさ■このシリーズ面白いですね。成熟~衰退産業といわれている業界や職業にスポットを当てたルポです。ちなみにガラスメーカーが強いのは、新しい金型を作る技術が世界のどこにもないからだそうです。失われた技術です。今の金型が破損したら終りということですか。だとすれば、金型技術こそすたれさせてはならないものです。■こちらは「ふ」です。子どもの学費を稼ぐために元広告マンが脱サラ!?不況に強い「麩」職人の知られざる秘密これも面白い。ちょっと特殊なふだそうですが、地域の名産として、常に一定量が販売できています。伸ばそうとしないので落ちることもないわけです。地域の名産にはこういうものが多いのかも知れませんね。■生産性を上げれば、もっと売上が増えるのにと思いますが、それも望んではいないのでしょうね。私も時折、地方へセミナーなど行きますので、こういう記事は気になります。今度、行った時は、地元の職人さんとじっくりお話してみたいですね。
April 3, 2013
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