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2018/03/28午前、ソナタのピアノ合わせのレッスンする。ブラームス。レッスンとゆーか、ちょっと助言した程度。これはいい感じにまとまりそう。楽しみ。マキノ雅弘監督「悪名一番勝負」(1969)「悪名」シリーズの第15作ずっと観たかった作品。ようやく観た!「悪名」は勝新の朝吉と田宮二郎さんのモートルの貞のコンビのシリーズだが、この作品にモートルの貞は出てこない。おれは「悪名」シリーズは最初の2,3本しか観てない。これは勝新演じる朝吉とゆー男を主人公にした完全に独立した作品。それまでの悪名のシリーズとの関連は無いようだ。共通してるのは勝新主役であることとその役名「朝吉」だけ。田宮二郎とのバディ感が好きなのでその点はちょい寂しいが、これはこれでよかった。 素晴らしかった。傑作と思う。さすがマキノ監督東映の「日本侠客伝」や「昭和残侠伝」の中の名作と比べても全く引けを取らないどころか、肩を並べる出来映え。驚く。美術や照明が素晴らしくて、大映の撮影所の底力をこれでもかってゆーほど見せつけられる。重厚な画面。同じ時期に日活で撮った二本(「牡丹と竜」「日本残侠伝」)よりも、おれは大映の高い技術力の中で監督が自由自在に振舞ったこの作品の方がより楽しめた。女優陣は江波杏子、安田道代、小川真由美と超豪華。この女優陣をマキノ監督が演出する。いやあ、やっぱり演出力だなあと思う。有名な「型」から教え込む独特な演出スタイルも東映の作品よりよくわかる。所作や視線の動きがいちいち魅力的で圧倒される。マキノ演出に慣れている藤純子さんや南田洋子さんはマキノ流が自然に身につきすぎていて、ほとんど演出の存在がわからないところまで達してる。安田道代さんや江波杏子さんを観ている方が却ってマキノ監督の凄みがよくわかるし、新鮮だ。江波杏子さんはこの作品でも女壷振りの役。同じ時期に「女賭博師シリーズ」もやってるので、さすがに堂に入ってるが、同時にマキノ監督の演出の素晴らしさもよくわかる。でも、特筆すべきは安田道代さん。超絶魅力的で悶絶。美しくて可愛くて色っぽい。やられた。これは安田さんの出演作の中でも出色の一本だろう。おれが大好きな山下耕作監督の大傑作「博奕打ち いのち札」の凛とした彼女もすばらしかったけれど、おれは「一番勝負」の方が総合的に魅力は上だと思う。悪名一番勝負 [ 勝新太郎 ]田村高廣さん、兵隊やくざに続いてここでも勝新とコンビ。マキノ印の津川雅彦さん、こーゆー感じの役は東映でもやってる。こーゆーのやらせたら右に出るものなし。悪役陣は水島道太郎、内田朝雄、河津清三郎さんと盤石の布陣。ほぼ東映と変わらない。金子信雄 さん、辰巳柳太郎さんはうれしい。大映で撮ったもう一本「玄海遊侠伝 破れかぶれ」も絶対観よう玄海遊侠伝 破れかぶれ [ 勝新太郎 ]昼食は韓国のカップ麺。ミニオンズのコーンチーズタンメン。すっごいチーズな感じでした。けっこう美味かった。【韓国ラーメン】【 ミニオン コーンチーズタンメン 93g 】 韓国食品 カップラーメン インスタント麺ミニオンが浮かぶ。かわゆす。午後は延々と小山先生の準備。夜ちょっと打ち合わせあり。夕食、メウンタン
2018/03/30

2018/03/27午前、病院でリハビリ。病院、暑い。数年前は全くわからず「測定不能」だった感覚のテストをやった。今日やってみたら少しわかるようになって、一応測定値を記録に残せるようになった。変わるものなんだねえ。不思議なことだ。帰宅。老母からでんわ。従姉妹の旦那の訃報で驚愕。50代の死。くも膜下出血。うーん…何ともいえない気分だ。残された彼女の気持ちを思うと、たまらない。倒れて一週間意識不明が続いて亡くなったとのこと。自分が生きてることにちょっと驚く。最近、よく驚いてます。人はそう簡単に死なないと言うけれど、おれの自分自身の体験を踏まえた実感はちょっと違う。「けっこう簡単に死ぬ」自分はちょっとした偶然で死ななかっただけで、やっぱり「けっこう簡単に死ぬ」のだとゆーのがおれの実感。ヤマザキマリ「男性論」読み始め。第二章まで読んだ。おもしろい。移民問題で揺れる今読むと考えさせられることが多い男性論 ECCE HOMO ECCE HOMO (文春新書) [ ヤマザキマリ ]スクリャービン・ピアノ・ソナタ・チクルス vol.3のレクチャー原稿だいたい書き上がる。2018/05/19 14時長野市竹風堂大門ホールピアノ:小山香織スクリャービンソナタ第4番 Op.30ソナタ第5番 Op.53みなさまぜひご来場ください夕食、豆のシチュー。
2018/03/29

2018/03/26午前は集中して次のチクルスのレクチャー原稿書く。この時期のスクリャービンの私生活がスキャンダラス過ぎて困った。とんでもない男だ。スキャンダラスなことについて詳細に語っていくと音楽の話をする時間がなくなってしまう。話す材料に事欠かないのはありがたいけれど....スクリャービン・ピアノ・ソナタ・チクルス vol.32018/05/19ピアノ:小山香織会場:長野市竹風堂大門ホール14時開演ぜひご来場ください!スクリャービンソナタ第4番 Op.30、ソナタ第5番 Op.53今日は身体のご機嫌ななめ。こんな日もある。歩きの調子最悪。午後は権堂シネマポイントタルコフスキー監督の「ノスタルジア」(1983)を観た。「サクリファイス」を逃したので、これは逃さない。【中古】 ノスタルジア /オレーグ・ヤンコフスキー,エルランド・ヨセフソン,ドミツィアナ・ジョルダーノ,アンドレイ・タルコフスキー(脚本),トニーノ・グエッラ 【中古】afbスクリーンではものすごく久々に観る。公開時にシネヴィヴァン六本木で観て、その後数回観てる。タルコフスキー作品の中ではいちばん繰り返し観てる作品。初めて観た時にはもっともっと長く感じた。当時はタルコフスキーの時間感覚についていけなかった。今観ると意外なほどコンパクトにまとまってる。一種の「詩」のような作品なので物語がどうのこうのって種類の映画ではないが、久々に観ると周到に伏線が張り巡らされて、かなりきっちりとした構造の作品であることがよくわかった。普通にわかりやすい「物語」を探そうとして観ると、却ってイライラしてつまらない。探してもないし....イタリアとソ連の合作。脚本にトニーノ・グエッラ氏が関与していてクレジットにお名前が出るのがうれしいし、ちょっと興奮する。例によってひたすら美しい作品。タルコフスキー節。やっぱりこのラストシーンは凄い。あまりにも有名だしおれが特に言い添えることなど何もないです。この映画については理解できるとかできないとかゆー鑑賞の仕方はそぐわないように思う。一応タルコフスキーのその時の状況を知っておいて、あとはこの作品で表現される「郷愁」の深さを全身で感じて、作品のあまりの美しさに驚嘆できればそれで十分なのではないかと思う。耳を澄ますように観る映画。エウジェニアの豊かなブロンドの美しさには毎度圧倒される。涙を流すエウジェニアに奥さんが寄り添うシーンはすごいと思う。おれは今回はホテルのシーンに特に心惹かれた。特に奥に階段が見える廊下の場面と、バスルームの場面。第九の使い方が凄い。音楽の入り方と切り方がもの凄いと思う。わんこかわゆす。この作品は優れた「わんこ映画」でもある。お客はおれ一人かと思ったら他にも居た。平日午後にこれは立派。夕食。野菜天。
2018/03/28

2018/03/25昼、珍しく回転寿司へ。東和田。混雑の前に入店できたので、待たずに座れた。きときと寿司 本日のおすすめ中心に食べた。ほとんどおすすめだけ。けっこううまかった。日本海が近くなって長野の魚事情は劇的に変わった。回転もたまにはいいね。楽しい。きときとは氷見が本店とのこと。また北陸にふらっと寿司食いに行きたいな。おすすめ以外のレギュラーのものではサラダ軍艦3種盛を食ってみた。普通にうまい長野はやたらとサラダ軍艦を食うらしいってことを知って、頼んでみた。そんなこと初めて知った。かっぱ寿司が発祥らしいっすね。いずれサラダ軍艦のお持ち帰りセットってのを試して見ようか。一応長野人だし....。おれはそもそも回転寿司にほとんど行かないし、従ってサラダ軍艦もほとんど食ったことない。全然知らなかったわー。かっぱ寿司は一回くらいしか行ったことないと思う。海無し県はいろいろ独特だな...おれはたまに普通の寿司屋のランチの安い握りを食うのがほとんど。回転寿司楽しいし、悪くないね。たまには行こう。実家。さすがにもうまとまった雪はないはずなので融雪マットや滑り止めマットの撤去作業。夕食、ブデチゲ。スパムは業務スーパーのチキンのスパムを使用。キムチは自家製。ブデチゲにサリ麺(鍋用のインスタント麺)は必須。我が家は常備してある。これあるとキムチ鍋の〆とかに便利だと思う。オットギ サリ麺 5食【イージャパンモール】いつものヨンジョンさんのレシピ。がっつり辛くて美味しいです。
2018/03/28

2016/03/24午後、中学の部活のソロ発表会。だいたい毎年やってます。行ける時は行くようにしてる。前半は一人一曲ずつ、全員ソロを弾く。全員やるとけっこう長いです。基本ピアノ伴奏だが、ヴィヴァルディやテレマンの協奏曲みたいなのは、バックが弦合奏になる。贅沢。後半はカルテットなど、アンサンブル。みんなよく頑張りました。何弾いてるんだかわけわかんないみたいな子は一人もいない。音程は意外としっかりしてる。みんな初心者でキャリアは僅か1、2年。これはなかなか大したことです。けっこう疲れました。なぜかおれが花をもらった。この一年の感謝とゆーことらしい。こちらこそありがとう。夕食あんかけ焼きそば。麺はツルヤで買う。あんはパーポーです。やっぱりパーポーいいよ。手軽にうまくとろみがつく。失敗しないし、優しい味でとても美味しい。パーポー 30g×2袋/タマノイ酢
2018/03/27

2018/03/23午前長野グランド。小津安二郎監督「麦秋」(1951)最終日に滑り込みで観た。この作品を大きなスクリーンで観る機会を逃すわけにはいかない。幸せなひと時でした...。スクリーンで観るのは3回目だと思う。わりと最近観てる。前回観たときの感想はこちら麦秋 デジタルリマスター修復版/小津安二郎【中古】【邦画】鯉のぼりと風船のショットいつ観てもぐっとくる。大和の麦畑の中をゆく花嫁さんのショットにも毎度やられる。家族写真の場面やっぱり名場面。この作品は海辺が印象的。序盤と終盤に二回ある。小津監督の海辺の描写ってこの作品くらいしか思いつかないな。海辺で原節子さんと三宅邦子さんが語り合い笑顔でじゃれ合う。なんて素敵な光景。明るくて輝くように快活な原節子さんが魅力的だ。淡島千景さんとの芝居は実に楽しい。同じ嫁入り直前の娘を中心に描く作品だがちょっと息詰まるような雰囲気のある父娘二人の物語の「晩春」と違って、おじいちゃんから孫までを扱う「麦秋」はユーモアも満点で大らかさが大きな魅力。ここでの笠智衆さんはイライラしてちょっと声を荒げたりする壮年期の男を演じる。これもまた魅力的。ケーキの場面、結婚話を気にして時々襖を開ける場面は笑える。ちなみに、この日はけっこうお客さん多かったが、この場面はウケてました。ここの襖の開け閉めの呼吸は最高だ。お客さんの年齢層は確かに高めだが、それでも若い世代もちらほら居たのは頼もしい。大和のおじいちゃんかわゆす。姿三四郎の和尚ですよね。高堂国典さん。杉村春子さんと原節子さんのこのシーンは何度観ても神がかってると思う。一気に心を決めるときの原節子さんの素晴らしいこと!教え子まなみとランチ。「もりたろう」でおれはがっつりカツカレー。荒川のブルックナーの話をあれこれしながらこの子と長野でメシ食ってるのはホントに不思議な状況。午後、実家でレッスン夕方家内と合流して松代文化ホールへ。ホール近くのこむぎ亭で早めにチャチャっと夕食うどんと餃子が売りのお店家内はスープ餃子。焼以外は初。味見したけど、とても美味しいです。おれはこの日はラーメンにしてみた。これも初。おれはこれ、好きだな。特に麺がよかった。チャーシューも美味い。今度はチャーシューメンにしてみよう。松代文化ホールでワンコインコンサート聴く。ヴァイオリン栗林衣李さんとピアノ梨本卓幹くんのデュオ前半はサン=サーンスのロンカプ、サラサーテのカルメンといったヴァイオリンの代表的なヴィルトゥオーゾ作品が並ぶ。衣李さんは見事に弾きこなしていて、テクニックの難しさを感じさせることはなかった。技術に余裕があって音の見通しよくスッキリしていて、安心して楽しめた。衣李さんの音は本当に美しい。鳴らすのが意外と難しいD線の音が綺麗なのが印象的。梨本くんのサポートも安定感あってよかったー。後半はブラームスのソナタ3番でがっつり室内楽。素敵なデュオ。全体に清々しく清潔な演奏。とても気持ちよかった。迫力十分の熱演だけど重苦しくならず風通しがいいのがおれは気に入った。素敵なひとときをありがとう。感謝。楽しい一夜でした。
2018/03/27

2018/03/21午前実家でレッスン。昼すぎケータイのショップへ。チクルス用のケータイの機種変。チクルス用のはほぼ通話だけなのでガラケー。ガラケー安い。ケータイのショップはなんだか疲れる。大阪王将で遅い昼食。大阪王将は久々。酢豚 単品餃子家内はふわとろ麻婆天津飯。おれはこれは少し味見しただけ。夕食業務スーパーで買ったタイカレー缶。レッドカレーうまーい。ご飯がタイ米なので一層美味しい。2018/03/22疲れ抜けない。病院。まず採血してリハビリ。リハビリはメンテ中心。ありがてえ。筋肉疲労は明らかに出ているものの、全体としては意外なほどリラックスしていてまあまあいい状態らしい。よかったです。たしかに大きな本番直後としては身体は悪くない感じだと思う定例の診察。帰宅して昼食。先週カップヌードルのカレー味の美味しさに再び目覚めたので、今日はビッグにした日清食品/カップヌードルカレー ビッグ/22002午後はゆったり諸々準備。家内は職場の飲みで不在。一人の夕食アンチョビのパスタ作って食う。アヲハタ アンチョビーフィレー 45g/アヲハタ
2018/03/26

2018/03/20ダグラス・サーク監督「風と共に散る」(1956)DVDで観た。この邦題は当然例の名作を意識してるんでしょうなあ。風と共に散る [ ロック・ハドソン ]ダニエルシュミットのドキュメンタリー(人生の幻影)以後、ダグラス・サーク監督のことはずっと気にしてるが実は恥ずかしながら監督の作品はあまり観ていない。一本くらい観たかなって程度。この作品も初めて。原題は"Written on the Wind"ロック・ハドソン、ローレン・バコール、ロバート・スタック、ドロシー・マローンの出演。ローレン・バコールやっぱり美しく魅力的だけど、この時期になるとさすがにやや年齢を感じさせるかなー(1940年代の三つ数えろやキーラーゴが彼女の美しさの頂点だったと思う)。若いドロシー・マローンは輝くように魅力的。4人の男女の何だかぐちゃぐちゃした煮え切らない四角関係を描いたメロドラマ。おれはこの作品のストーリーには全くのれなかったが、映像のセンスや繊細な演出にはひたすら圧倒された。隅々まで最高に美しい作品。ため息が出るほどの美しさ。50年代でこれほど甘美で美しいカラー作品が撮れたのはもしかするとヒッチコックくらいかもしれない。とにかくそのくらい美しい。冒頭部分の素晴らしさは圧倒的だ。ダニエルシュミットやファスビンダーが魅せられるのもよくわかる。話は大きく逸れるが、それにしてもダニエルシュミット監督の映像ソフトがなさすぎて、軽く苛立ちを感じる。法外な値段ばかりだ。権利関係の問題とか?ファスビンダーも一時BOXが出たけどそれっきりだ。それでも一応出たことは出た。ダニエルシュミットは今までBOXすら出てないのでは。なのでおれは「ヘカテ」のVHSを後生大事に持ってる。従ってVHSのプレーヤーも捨てられない。あんなに一時期ダニエルシュミット監督をみんなで持ち上げておいて、これはないんじゃないの?なぜかヘルツォークの作品は手に入りやすい。何で?おれは納得いかない。なお、ダグラス・サーク監督の作品は手に入りやすい。これは結構なこと。昼食中国のインスタントの酸辣春雨。けっこうしっかり辛い。「辣」がきつめでも、なかなか美味しいです白家正宗酸辣方便粉正宗四川名小吃 即席春雨 经典川味 全家福5包装 白家陳記疲れてるが、ゆっくりカルチャーへ。今日は癒されたー。自宅でストレッチポールに乗っててもこんなには癒されない。不思議。先生の誘導が上手なんだろうなー。声かけが的確ってことか。夕食上野センタービルで買った鴨肉の缶詰食ってみる。おもろい。荒々しい鴨のぶつ切りを煮たもの。骨もたくさん。世界は広い。日本って繊細な国だ....
2018/03/25

2018/03/19二日酔いなし。身体の痛みもほぼなし。疲れだけ。例によってニュートーキョーで朝食。落ち着くー。今朝は和食にした。なんだか腹が減ってガツガツ食った。最近食欲あまりなかったので、こうやってものすごい空腹を感じるのが嬉しい。チェックアウトして京成で上野。JRより京成の方が楽。例によってセンタービルでお買い物。東京から「はくたか」で長野へ。帰宅して遅めの昼食。プルダックポックンミョン午後は寝て過ごす。深く眠った。夕食は上野で買ってきた魚介。ホタテ、うまい!ナメタカレイ 煮付け。お店のお兄ちゃん一押しだった。確かにうまい。絶品この2月、3月はちょっとハードすぎた。身体の状態は悪くなかったが、精神的にやられた。思いがけないトラブルに巻き込まれたりとかして、これはちょっと想定外だった。仕事の仕方もちょっと考えよう。カルチャーでも先生によく言われるが、おれは常に100%以上でやろうとする傾向がある。いつも100%ってのは人間はそもそも無理だ。しかもおれは障害もあるんだし....おれはそこを100%以上でやろうとしてしまうことが多い。(だから倒れた)障害が歯止めになってちょうど7〜8割くらいで収まっていたのに、そこそこ動けるようになってくると、過信が出てくる。健常の頃の仕事量に接近してる。よくない。
2018/03/25

2018/03/18 夜終演後上野に移動してアメ横の居酒屋で打ち上げ。打ち上げ前こんなにみんなが「お腹空いた」って繰り返し言うの初めて聞いた。確かにおれも腹が減って、喉が乾いた。ブルックナーってやっぱり消耗するんだなーこんな厚着して挨拶してるおれは異例。りょーこちゃん登場して盛り上がる。一次会で失礼して電車で日暮里。泥酔しなかったし、身体の痛みもなかったので電車移動。ホテルが駅に隣接してるのはありがたい。みなさんお疲れでした。
2018/03/25

2018/03/18午後14時から本番フロイデシンフォニーオーケストラ45回定期演奏会。ご来場いただいたみなさまありがとうございました。アクセスのいい場所ではなく、しかも初めて使うホールなのにけっこう多くのお客様にご来場いただけました。ちょっとびっくり。ありがたいことです。ブルックナー序曲ト短調確かに演奏機会の少ない珍しい曲だが、おれは今まで教える機会が何度かあって、わりと最近名古屋大学オケで念入りに教えたので、個人的にはそこそこ身近に感じる曲。おれはなかなかいい曲だと思ってる。この音楽のスタイルをどう考えるかってことは確かに問題だが、おれは今回この作品の中に後年のブルックナーを探したり、それ風に鳴らそうともしなかった。「〜風」のスタイルとかも考えなかった。他に似た感じのものが無い非常に独特な音楽だと思ってやってた。強いて言えば素直にやろうってのが目標だったかも。これがその時期のブルックナーの精一杯の表現なのだから、ちゃんとその「精一杯」に先入観なしで向き合おうとゆーこと。演奏、良かったと思う。強引にならず丁寧に鳴らして、いい感じでまとまったんじゃないかな。トロンボーンチームからの提案で、この曲ではアルトを使った。これはナイス提案でした。感謝。教会のコラールみたいな味が出て、とてもよかった。ワーグナー「ローエングリン」より三幕の前奏曲〜三幕第一場(結婚行進曲)二幕からエルザの大聖堂への入場うーん。人多いなー。ひしめきあってるね。フロイデっぽくない人の多さこの曲はおれがだいぶ楽譜に手を入れた。コーラスのパートをオケに置き換えるのが主な仕事。コーラスのパートを抜いてしまうと、演奏が成立しない。マジで手間がかかりました。これには参った。これは良かったと思う。お客さんも喜んでくださったんじゃないかな。「ローエングリン」はそもそも音楽にものすごいオーラがある。よくやる一幕前奏曲&三幕前奏曲だけだとこのオーラの凄さはよくからないかもしれない。ちょっと信じられないような空気感。力まずに丁寧に演奏すればそれだけで相当に美しく響くように書いてある。賑やかな三幕前奏曲もオリジナル通り結婚行進曲に繋がると、それだけで大きく演奏が変わる。結婚行進曲の荘厳かつ華やかな雰囲気が前奏曲に入るとホントに激変する。三幕前奏曲だけで独立させると変にマッチョになったり、無意味に派手になりすぎたりってことが起こりやすい。フロイデはスコアを力まず綺麗に鳴らしてくれて、ローエングリンを演奏してる時は舞台上でホールのサウンドの難点を感じることは少なかった。自然にゴージャスに鳴ってたと思う。少なくともおれは気持ちよかったです。客席にはどう聴こえていたんだろう。たぶん悪くなかったんじゃないかと思う。とにかくおれは楽譜で疲れました。無事に鳴ってよかった....後半、ブルックナー交響曲4番フロイデはブルックナー初体験。よく頑張りました。練習の初期の段階からけっこういい音してた。おれは本番も楽しく振れました。おれはこの曲を眉間に皺を寄せ何か難しいことを追求するような、そーゆー音楽だと捉えていないので、ごく自然に、響きを楽しんで演奏できるように心がけたつもり。「音量が大きいのではなくて音楽が大きいのだ」ってことを繰り返し言った。オケはよくやってくれたと思う。ホールの弱点に負けず、なかなかいい音で鳴ってた。初とは思えない、堂に入ったいい音。ホルン、とても立派。トロンボーンチームの響きには助けられた。今回の弦は人も多くてよく鳴ってた。気分よかった。この鳴りの感じを忘れないでほしい。フロイデはブルックナーと相性悪くはなかったようだ。結構なこと。加齢とともにこーゆーのは体力的に難しくなるので、このタイミングでチャレンジできてよかったんじゃないかな。おれは暗譜は落ちなかったが1楽章で指揮棒落ちた(笑)1の後半と2は指揮棒なし。3,4は棒ありで振った。別に大した問題じゃないからいいけど。(画像よく見ると足元に指揮棒が落ちてるのがわかる)おれはこの演奏会は汗だくになることもなく、足が痛くなることもなかった。よかった。みんなありがとう。いいサウンドでした。お疲れちゃん。(夜に続く)
2018/03/24

2018/03/18午前よく寝た。これなら大丈夫。朝食はホテル二階のニュートーキョーで。宿泊客はモーニングが安くなる。今日はトーストサンドにした。何種類かあるので、明日は和食にしよう。京成で町屋に出て、都電荒川線。「さくらトラム」とか言うらしいが、やっぱ「都電」がいいよ。都電、ちっちゃくて超かわいい!実に楽しかった。一瞬暗譜の不安も忘れました。都電また乗りに行きたいね。一日乗車券とかでなんとなく途中下車してシブい店で飲んで食ってまた乗ってみたいなぼんやりした旅をしたい。路面電車はドイツでふつーに使ってたので、懐かしかった。乗降客、思ったより多いんだね。ちゃんと住民の足として機能してる。良い。9時30分頃に会場入り。サンパール荒川のホール。おれもフロイデも初めて使うホール。きれいにしてるけれど、作りはレトロ。昭和感満点。特にバックステージは完全に昭和。おれの楽屋はいい雰囲気でゆったりできました。ちょいソファで横になると眠くなったりしてね。今回のフロイデはほぼ14型で揃った感じ。壮観。みんなよく集めましたね。エキストラのみなさんもけっこうよく練習に来てくれた。うれしいことです。さて、リハーサル。交響曲、ローエングリン、序曲の順で練習。おれは交響曲の練習で暗譜が大丈夫っぽいことを確認して、自分はとりあえず ひと安心。初めてのサンパールは響かないってこともないのだけれども、音がそのままスッピンでダイレクトに客席に届くことがわかって、超びびる。恐ろしいことだ(泣笑)「デッド」とゆーことではない。一応、響きはあるらしい。ただ、「あからさまにダイレクト」だってことが問題。全くお化粧できないんだな。会場の助けが皆無。杉並公会堂のようなわけに行かない。スッピン勝負。素肌の美しさが求められる。参った。ローエングリンは意外に美しく響いているけれども、これはたぶん半分くらいワーグナーのオーケストレーションの力だな。調性も鳴りやすい調なのも幸いした。ブルックナーで複雑になって、フラットが増えるとサウンド造りはかなりつらい。ホールの特徴がわかったので金管の方に向かって煽るのはできるだけ控えることにした。ここぞってところもできるだけ無視することにする。立ってリハしてもよかったけれど、おれの足は限界があるので、いつものように座らせてもらった。足は本番のために取っておく。でも、けっこう立ってる時間も長かったように思うもしかするとある意味倒れる前よりリラックスして立ってるかもな。汗の量は圧倒的に少ない。そんな感じでリハーサル終了。ちゃんと押さないで終わった。えらい、おれ。これは皆さんのお辞儀の練習かな楽屋で弁当頂く。お弁当は白味魚の西京漬。好物。テンション上がる。わーいここからはおれは楽屋で横になってたので全く知らないのだが、変なことが行われていた模様。ワーグナー&ブルックナーのコテコテ独墺浪漫な本格的なクラシックの演奏会が始まるとは思えん。プレコンサートの練習。(これは、本番の写真)ラッパとアングレ?なんだこれ変な鳥が....
2018/03/22

2018/03/17朝、バタバタと準備。チクルスのあとすぐ東京に移動するのでいろいろ荷物が複雑。今日はスクリャービンピアノソナタチクルスvol.2の本番当日11時前に会場入り。たくさんのご来場ありがとうございました前半は2つの詩曲Op.32 ソナタ第3番 Op.23 今回は話も演奏も前半が長く、後半があっさり短い。前半に「ゴシック」について話して更にニーチェについてかなり踏み込んで話したので、どうしたって時間がかかるまあこーゆー歪な構成もたまにはありでしょう。2番のソナタの構成と似てるか(笑)前半のラストにトーク。愛ちゃんの「スクリャービン愛」が炸裂。楽しいトークになりましたソノーレでスクリャービンの協奏曲やった時のこともたくさん話しました後半はソナタ第2番 Op.19愛ちゃんのスクリャービンはさすがの美しさ!説得力ありました。見事な演奏。終演後記念に一枚家内も外で記念に一枚。次回スクリャービンチクルスvol.3もよろしくお願いします。我々はそのまま長野駅へ。駅付近に車置いて、かがやきに乗車。早いのに乗れてよかった上野で無事に下車し、日暮里に向かったが、人身事故の影響で鶯谷で山手線も京浜東北もストップ。参った。運転再開まで40分くらいある!がーん即座に改札出てタクシーで日暮里。あっとゆー間だ。近い近い。歩こうと思えば歩ける距離だもんね。タクシー待ちの列長かったが、順調にタクシー来て、早めに移動できた。ありがたい。日暮里の駅横のホテルにチェックイン。これで安心。明日は会場までタクシーでも近いし、町屋からから都電でも余裕。ホテルの二階の ニュートーキョーで夕食。昭和っぽい喫茶店。でもファミレスみたいにメニューも豊富で、「飲み」もできる。残念なのは禁煙席がなくて全面喫煙であること。それ以外は非常にいい店。落ち着くし、楽しい。家内はビーフシチュー&煮込みハンバーグおれはドライカレーにした。よかった。満足。シチューもドライカレーもレトロで優しい味。ここはまた来たい。葛飾方面の練習の時はこのホテルに泊まればいい。駅に隣接してるのが最高。レクチャーと移動の疲れですぐ寝る
2018/03/22

スクリャービン・ピアノ・ソナタ・チクルス vol.32018/05/19ピアノ:小山香織レクチャー&プロデュース:加藤晃 会場:竹風堂大門ホール14時開演前売3000円/当日3500円ぜひご来場ください!スクリャービン ソナタ第4番 Op.30ソナタ第5番 Op.53そんなわけで今週末19日はスクリャービンのソナタ4番と5番です。ピアノは小山香織さん。皆さま、ぜひご来場下さい❗https://t.co/7eITqfNeFn pic.twitter.com/WjzSMSqOgH— A.KATO (@_a_kato) 2018年5月14日エクスタシーの時間は時間の一瞬であることをやめる。それは時間を吸収する和声と旋律の間に差異はない。それらはひとつで同じものだ (スクリャービン)スクリャービン・ピアノ・ソナタ・チクルス全6回の予定はこちら!プレイガイド:ヒオキ楽器本店、ながの東急お問い合わせpianozyklusnagano@y-mobile.ne.jptel 070-6477-2702
2018/03/21

2018/03/16あまりの気温差にやられまくる一日。しんどい。寒暖差激しすぎ。昼食ノグリラーメンうまい。ご機嫌だ。チクルスの準備。ブルックナーとワーグナーの準備。全くもう相変わらずな感じ。夕方、チクルス関連でバタバタしてから家内と芸術館へ。長野高校管弦楽班のリハーサルに立ち会う。残念ながら本番聴けないので、前日のリハを聴かせてもらった。ブラ1、魔笛序曲、ハイドンチェロ協奏曲特に大した助言もせず、楽しく拝聴。こんな小編成なのに、ものすごい鳴りの良さで、大満足。しっかりブラームスの音がする最後まで意地悪く追求した魔笛の例の部分もかなりクリアに聞こえる。やった!練習始めた頃の紙のように薄っぺらなサウンドを思い出して、おれ的には感無量でした。よくここまで頑張った。おれも今年はたくさん練習に行った。今まででいちばん多かったかもしれない。大好きな弦セクションでした。そうやって愛着が出てくると、この子たちともう一曲くらいがっつり練習したくなるが、そうもいかないのが学校の宿命。さみしいね。毎年本当にそう思う。みんな旅立ってゆく。おれは基本見送るだけ...ソリスト遼子ちゃんのハイドン。超素敵。安定してるし思い切りもいい。でもこの会場はちょいバランスが難しいね。これだけはちょっと口出しました。大満足で会場を出た。生徒たちに元気もらいました。みんなありがとうおれもブルックナー頑張れそうな気がしてきた。「人力車」で夕食。寒すぎるので辛みそチャーシュー。あったまったー。よかった...古賀新一先生死去のニュース!合掌。「エコエコアザラク...」 好きな漫画だった。
2018/03/20

2018/03/15午前病院。リハビリ。身体の状態悪くないとのこと。よかった。とゆーか「すごくいい」そうです。本番直前なので、励ますつもりで言ってくれたのかもしれないが、お世辞でもうれしい。実家へ。午後から実家の配管の仕上げ工事あるのでその対応。昼食。昼食日清カップヌードル カレー久々うまい。BIGにすればよかった。日清食品/カップヌードルカレー ビッグ/22002久々に食ったけど、これはやっぱり傑作だなー。素直にすごいと思う。翌日のスクリャービンのレクチャー原稿の確認。明日はニーチェの話が避けられないので、面倒。工事始まったが特に職人さんの対応もないみたいなので長野グランドへ。ライアン・クーグラー監督「ブラックパンサー」観る。楽しかった。ちょいバーフバリっぽい感じもあるが、やっぱりしっかりマーベルだね。徹底的にアフリカン。色彩も衣装も音楽も、とても美しい。感激。見事なエンタテインメントになってるが、よく考えると非常にポリティカルにできているところもミソ。広く知られている通り、実際にアフリカは鉱物資源の宝庫だったりするので、リアリティも十分。こーゆーことだって今まで十分あり得たし、今後もあり得る。役者にはほとんど白人いないが、中ではCIAの捜査官を演じたマーティン・フリーマンがよかった。好きなキャラはやっぱりブラックパンサーの妹で天才科学者シュリちゃんだな。ありゃ可愛い。女性陣はみんな美しい。有色人種の美しさをなめんなよ、とアジア人のおれも思う次のアベンジャーズにはブラックパンサーも参加のようですね。楽しみ。アフリカについて深く考え、それでも超楽しい作品。あとはひたすらブルックナー。暗譜でやるので、とにかく没頭。うん。暗譜でやることに決めたのだ。前回の川崎のゲネプロでも気がつけば楽譜全く見なかったし、実はその前から楽譜はあまり見てなかった。長い曲(約70分)でかなり複雑な部分も多い。自分はけっこう楽しく振れているし、見ないで行けそうなので、暗譜でいくことにした。最近は暗譜が増えてきているかも。脳細胞壊れて足りないのによくやってるよ、おれ。自画自賛。ちゃい子のマイナーな初期交響曲とかはさすがに見ましたが、去年のエネのドヴォルジャークは暗譜、ゾリステンとフロイデの未完成は暗譜でやったと思う。そうは言っても暗譜は大変。それこそ悶絶しながら記憶します。楽じゃない。実際に自分が演奏するのと違って、指揮の場合は演奏に関与しないので純粋に楽譜を頭に入れることになる。身体や運指のノリとかを暗譜に利用できないのでそこはちょい大変なのかも。曲の構造とか論理的に考えて頭に入れていくことになりますね。病気したのも大きい。譜めくりは一応普通にできるけれど意外と「大変な作業」なので、譜めくりで自分の中で少し何か途切れる感じが出てしまう。それが嫌で暗譜で行けそうなら行くことにしてます。夕食魚のアラの唐揚げ。うまい。
2018/03/19

2018/03/14昼食かけ蕎麦作って食う。乾麺。ふりかけ昆布を多めにのせて食う。うまい。めんつゆはもちろんビミサンテンヨ ビミサン ペットボトル(500mL)ブルックナーで脳が煮え煮えなので気分転換にDVD鑑賞。英 勉監督「トリガール!」(2017)DVDで観る。公開時に観に行こうか超迷った作品。「PとJK」を観て以後PとJK [ 亀梨和也 ]おれは土屋太鳳ちゃんと高杉真宙くんがずっと気になっていて、それで観に行こうかどうか迷ってるうちに見逃してしまったのだ。気楽に観られる軽くて楽しい作品。どーってことない作品と言えばそれまでの作品だが、おれはけっこう楽しんで観ました。全体的にちょい喧しすぎるかな...土屋太鳳ちゃんは瀬々敬久監督の「8年越しの花嫁 奇跡の実話」の演技で一気に演技派女優になってしまった感があるが、この作品のように弾けるように明るいアイドル女優的な作品もやっぱり良い。かわいいしコメディも上手い。太鳳ちゃんがカラオケで熱唱するタイガー&ドラゴンよかった。間宮祥太朗くん超かっこいい。「全員死刑」のあとでこれを観たので、全員死刑【DVD】 【DVD】どうしてもちょっと違う気分で観ちゃってると思う。彼が不良っぽいファッションで決めて凄んだり怒鳴ったりしてるのを観るのがなんだか妙にうれしい。土屋太鳳ちゃんと間宮くんの掛け合いがテンポがとてもよくてすばらしいです。そう言えば間宮君は「帝一の國」にも氷室役で出てたが、おれはそれよりもこの作品の間宮くんの方がずっとかっこいいと思う、太鳳ちゃんと間宮くんのゲーセンのダンスシーンが良い。高杉真宙くん、やっぱりものすごく魅力的だー。彼はやっぱり異様な魅力がある。入江悠監督の新作に出演してるみたいなのでとても楽しみ。矢本悠馬くん(ちはやふるの肉まんくん)、怪演。おもろいなー。芸の幅が広い。この作品の池田エライザちゃんかわいかった。おれは「伊藤くんA to E」の癖の強い役よりもこの作品の彼女の方が好み。超かわいい。鳥人間コンテスト、参加者が他に誰もいないように見えるのはどうかなあ。物語が極端にスポ根に傾きすぎて、工学的な面にほとんど触れないのも残念。まあ、そーゆーところを切ったからこの尺に収まっているのかもね。
2018/03/17
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2018/03/13終日自宅から一歩も出ずに静かに過ごす。今週は週末まで 不要不急の外出は控えて大人しく過ごすことに決めてる。何もしないでただじっとしてるのもけっこうしんどい。しんどいけど、動かない。もちろん頭の中は本番の曲が物凄い存在感で渦巻くのだけれど、そのことで頭がはち切れないように、風通しよくするように気をつけてる。難しい。と思ったら腹痛で家内が早退してくる。季節の変わり目ってことでしょうね。いろいろ不安定。気温差がすごくて、身体がついていかない。家内はしっかり寝て夕方にはだいぶ好転したようなので心配なし。昼食キリンラーメンキリンラーメン しょうゆ味 化学調味料不使用(90g)好物を美味しく食べられるのは幸せだ。夜は残り物で軽い夕食。鈴木大介「脳が壊れた」読。41の時に脳梗塞で倒れた著者の自分自身についての考察。とてもおもしろい、興味深い。鈴木氏は脳梗塞で左麻痺(軽度)おれは脳出血で左麻痺(鈴木氏よりはかなり重度)なので、まあ似てると言えば似てるか。大きく異なるのは鈴木氏の場合は、高次脳機能障害が大きな後遺症として残ったところ。おれも発症後しばらくは高次脳機能障害の症状が「明瞭に」あった。今はほぼ消えてる(と思う)。注意障害とかね、失認、失行とか、(服の着方がわからなくなるとかありましたよ。あれは驚いた)知的なレベルも一時的にガクッと落ちたはずです。あのままだったら、今は間違いなく仕事できてないでしょう。強いていえば発達障害の症状に似てるのかな...。おれは身体の麻痺だけがしっかり残って、高次脳の方は徐々に消えたんじゃないかと自分では思ってる。退院後は病院で高次脳の評価も全くしてないので、完治したのかどうか自分ではよくわからん。まあ指揮とか指導みたいな超複雑なこともできてまあまあ仕事になってるし、レクチャーみたいなこともできてる。まあ、状況的には完治に近いんでしょうね。そこそこ良くなったのだろうと勝手に思ってる。ところで、著者の鈴木氏の奥様は発達障害だったりする。著者は自分が高次脳になったことで、奥様の障害のことについても理解がかなり進んだようだ。そうだろうなあ。おれもそうだ。おれは中学の部活に関わったりする関係で、発達障害の子とふつーに関わったりもするが、やっぱり自分が高次脳の障害を経験したことで、そーゆー子との接し方もちょっと変わったように思う。この作品は終盤、発達障害の奥様のことが、細かく詳細に描かれる。闘病記でもありながら素敵な夫婦愛の物語にもなってるのが独特。発達障害の奥様のことを愛情を込めて丁寧に書きながら、自分が倒れた原因についても考察して行くのだが、この部分はおれには身につまされる文章だった。改めて色々考えよう&考え直そうと思わされました。読んでよかった本。鈴木氏の奥様の文章も泣かせる!脳が壊れた (新潮新書) [ 鈴木大介 ]酒井麻衣監督「棒つきキャンディー」(2012)viceの配信で観た。28分の短編。興味深く観た。ヒロインがとても魅力的。漫画との融合がおもしろい。編集者との対話を軸に進んで行く物語後味が素敵。とてもいい感じ。おれは好き。酒井監督の学校のシーンはこの頃から既にとても魅力的だ。歌のシーンもうまく生かされている。やっぱり酒井監督は最初からずっと酒井監督なんだなあ。
2018/03/16

2018/03/12ギレルモ・デル・トロ監督「シェイプ・オブ・ウォーター」観た。おれはちょい期待しすぎてしまったかも.....。それでも、とても素敵な作品と思う。アカデミー賞だし、お客さん入ってるかなと思ったらガラガラ。長野グランド(シネコン)。ミニシアターと同等か、あるいはそれ以下。平日昼間とはいえアカデミー賞受賞作がこの集客でいいのだろうか。優しくてロマンティックな大人の童話。「人魚姫」や「美女と野獣」などと同系列のお話。半魚人かわゆす。もっと言えばちょっとハンサムと言えるかも。ゲイや黒人、障害者といったマイノリティたちが、捕らえられた半魚人を協力して救い出す冒険譚でもあるし、ロマンティックで甘美なラブストーリーでもある。ラストは感動的。隅々までファンタジックで抒情的でノスタルジックで洒落てる。そして同時に政治的。憎々しいストリックランドを演じた マイケル・シャノンあっぱれ。 サリー・ホーキンス魅力的。ソファでの軽いタップのシークエンスはよかった。古い映画やら色々と細かい情報満載の作品。監督の趣味で満ち溢れた映画。よほど古い映画に詳しくないと細かいところまではわからないだろうちなみにおれはほとんどわからない。がんばってそのままじびかへ。花粉でもっと混んでるかと思ったら意外とふつーの混み具合で拍子抜け。薬局寄って帰宅。混んでなくてもじびかは疲れる夕食カリフラワーとひき肉の煮物。トルコ料理だね。
2018/03/14

2018/03/11家内はあれこれバタバタしていたが、おれは休養。木金土と三日頑張ったのだから、休養には最低三日必要とゆー風に考える。休みますよ。viceで配信始まったばかりの酒井麻衣監督「ウィッチ・フウィッチ」(2018)観た。楽しみにしてた酒井監督の最新作。viceの<ケータイで撮る>映画プロジェクトの第二弾。現状だと、映画館行くのは まず無理なので仕方なくネットで拝見することにしました。小林監督の「ヘドローバ」も結局スクリーンで観られたし、「ウィッチ・フウィッチ」もいずれどこかで観られることを期待してる。とてもよかった❗主演の小川紗良ちゃんめちゃ可愛い。おれは紗良ちゃん演じる「いちご」が酒井監督ご本人に見えるときがけっこう多かった。「いちご」は大学生なので、「はらはら」や「いいにおい」のヒロインよりも監督の実年齢にずっと近い。監督自身が反映されやすいのかもしれない。監督もかわいいもんな...。おそらくこの作品の「女の子っぽくキラキラなところ」についていけない人もいるだろう。今までで一番ファンシーでキラキラ。明らかに意識的にキラキラファンシーを前面に出してる。この映画のあまりにもピュアな恋愛観に当惑する人も多いだろう。超絶ピュアすぎる恋愛観がベーシックにありながら、大学生の女の子が主人公なのだから当然セックスと恋愛は不可分になる。その上「いちご」は花魁にルーツを持つ魔女なので、セックスとその魔力には密接な関係がある。多くの男と寝てその男を「虜」にした方が魔力は強くなる。それでも「いちご」は狼男との純愛に一途であろうとする。ピュアな恋愛観とエロスとの間で揺れ動き、引き裂かれて悩む主人公。でも、よく考えるとこれってけっこう普遍的なことだ。性的に進んだ考え方をする女の子が少女時代のピュアな恋愛観を保持し続けることは決して珍しいことではない。むしろ普通かも。この作品が観客に強い印象を与えるのは、そのファンシー&キラキラで個性的な外見だけではなく、この作品が語りかける感情が優れて普遍的だからだろう。「好きな男とキスすると魔法を失う」とゆー設定は、人魚姫が声を失ったり、何か大事なものと引き換えに大事なものを喪うとゆーファンタジーの王道の設定極めて酒井監督らしいものだ。オープニングのダンスシーンはX menのクイックシルバーのシーンみたいに時間の速度差を利用した洒落たもの。予算や撮影技術のことを別にすれば、感覚的にはX menに負けてないとおれは思う。おれはアイドル的なチャキチャキしたダンスではなく、ゆったりした感じのダンスだったのも気に入りました。とてもかっこいいと思う。ダンスがあったのは理屈抜きでうれしかったおれはダンスシーンのある映画が好きだ。イラストを多用した魔法のファンシー&キラキラ感、おれは素直にかわいいと思うし、素敵だと思う。素朴な手作り感を残した手法がむしろいい効果を生んでる。風呂のタイルからファンタジックな書き割りに展開するところなんか最高。(ささやかにムーランルージュっぽい雰囲気?)手作り感を残したやり方だからこそ書き割りにすんなり移行できる。上手い!予算の関係であれこれチープになってる部分とも違和感がなくなって、むしろそれを魅力に変えることができてる。鳥居みゆきさん、魔女のお母さんって設定、説得力あるなー。洪潤梨ちゃんヘドローバに引続きとても魅力的。彼女の関西弁の女子トーク、最高だ。洪潤梨ちゃん他の作品も観てみたいミッチーさん、相変わらずだー。もはや手塚治虫作品におけるツギヒョウタンみたいな立ち位置。劇中のインタビュー映像の使い方がうまい。終盤、バトルのシーンはいいっすね。確かにここは「男の子」の感覚。けっこう燃えました。紫の血を流し絶叫しながら全開で魔力を放出する「いちご」には圧倒された。ここの超劇的な表現にはおれはちょっと驚いた。すごいと思う。「はらはら」の黒い雨のシーンも驚いたが、これにはもっと驚いた。ここではイメージシーンが渾然一体となってかなり実験的なコラージュになっていた。かなりの盛り上がり。願わくば長野で上映されますように。(続編あるといいな...。)昼食焼き温麺。うまい白石興産 白石温麺(うーめん) 300g(100g×3束) 1袋 118円【 乾麺 干しめん ウーメン 】夕食、いわしなど。一の蔵飲む。
2018/03/13

2018/03/10ホテルにくろせくん迎えにきてくれて、川崎へ。ありがとう!9時過ぎからカルッツかわさきとゆー新しい立派な施設でフロイデ練習。冷え切った部屋。とても綺麗でいい部屋で、響きも良いが、とにかく寒い。アクトスタジオとゆー部屋です...。この部屋は暖房が独立しておらずホールと連動していて、ホールで暖房使わない限りはこの部屋は暖房が入らないのだそうだ。この部屋だけ暖房をつけるってことができないとのこと。そんなのアリなの?おかしいでしょ。こんなの絶対に間違ってる。この日結局ホールで暖房が入ることはなく、終日ずっと超寒いままだった。午後の方がもっと寒かった。ひどすぎる!ホールの前室はしっかり暖房入って暖かい。変なの。この暑がりのおれがかなり派手に振っても結局一滴も汗をかかないで終わった。とゆーことは、これは相当に異常な事態だったってことですよ。この暑がりのおれが寒くてずっと辛いままだったのだから...せっかくお金払って借りても寒くて震えながらでは困るよ。下手したら風邪ひいちゃうぞ。いい響きの良い部屋なのに、勿体なさすぎ。カルッツさん。どうか対策を!マジで頼む!フロイデの本番前ラスト練習(ゲネプロ)。午前はブルックナー序曲とローエングリン。ローエングリン、非常にいいサウンドです。楽譜におれの手がたくさん入ってるわりに、なかなかいい音だ。自分でもびっくり。ぜひ聴いて頂きたいです。序曲は珍しいですがこの出来なら楽しんでもらえると思います。なかなかいい曲なんですよ!会場近くの第二大番とゆー中華屋さんでランチ。古びた外観、店内も暗くてちょい怪しげだが、入って見るとメニューも充実しててなかなかいい店。料理が出て来るのもめっちゃ早い。すごい手際よく瞬殺で提供される。モツ辛みそ炒め定食。700円。ちゃんと美味しいです。ランチ時はセルフサービスのコーヒー有り。ここでようやく少し体が温まった。ありがてえ。午後はブルックナーの交響曲4。安定してる。何度でも書きますがフロイデはブルックナー初チャレンジです。とても「初」とは思えない出来。みなさまぜひ。本番楽しみです。3/18サンパール荒川16時まで。午後は更に寒くなって、身体冷え切って終わった(-。-;どーゆーことだ!貸し出す施設としてこれは失格。東京駅までくろせくんに送ってもらった。「あさま」に乗車。バスで帰宅。20時前には自宅に着いた。早い早いスパゲティ軽く食う。ブイヨンとほぐし鮭とマヨネーズとおろしニンニクで味付け。寝る。家内は22時過ぎに仙台から帰宅
2018/03/12

2018/03/09風雨強くひどい天気。実家の工事の仕上げ作業中止の連絡(今日仕上げのはずだった)。雨だとコンクリートの作業はできない配管の工事は無事に終わってるのでトイレも風呂も問題なく使える。コンクリ はつったところの現状復帰ができないのだ。作業は来週以降回し。心楽しくない午前。低気圧、超苦手だ。頭重感ひどく、ただでさえ鬱気味なのに、鬱傾向が酷くなる。食欲もなし。いいこと何もなし。昼食は納豆と雑穀ご飯60g。以上。家内もちょっと仙台に出かけるので、一緒にタクシーで出る。家内は長野駅へ。おれは途中降りて某公共施設昨日に引き続き長野高校管弦楽班の練習。13時30分から16時過ぎまで今日はブラームス。ざっと全体を復習。今までやって来たことは思ったよりもしっかり定着してて安心した。「保存状態良好」魔笛序曲でどうしても気に入らなかった箇所、今日になっていきなりピントが合ったみたいに正解に近い格好になった。うれしいこれ、忘れないで!ここまでできていれば絶対に大丈夫。自慢の教え子達です力まないで、楽しんで弾いて欲しい。終了後急いでタクシーで長野駅。17時前の「あさま」に乗れた。ラッキー。空いてた。東京駅から京浜東北で蒲田へ。混んでた。さすが東京の帰宅ラッシュ。早めに蒲田着。これで安心。明日の朝9時過ぎから川崎でフロイデの練習。早朝に出ても間に合うのは間に合うのだけれど、ちょっと体力的に無理があるので前日入りすることにした。おれは川崎よりも蒲田駅周辺の方が土地勘あるから、蒲田にした。外食するような元気もなく、コンビニのパスタサラダ買って、それとチューハイでホテルの部屋で簡単に夕食。平昌のパラリンピックの開会式ちょっと見る。自分も障害者だからね。見ますよ。酒井麻衣監督「笑門招福」(2014)ネットで観た。30分の短編。おもしろい。冒頭のカラフルな水槽の映像から引き込まれる。演芸場の提灯が美しい。ファンタジーの入り口としての提灯ゴレンジャーのようにはっきり色分けされた芸人さんの着物が楽しい。腹話術などのノスタルジックな演し物の雰囲気も素敵だ。おれ、大須演芸場は中に入ったことないなー。この「半纏」がいいよね。かわいい。「ショートストーリーなごや」の第7回受賞作とのこと。大須演芸場が舞台。酒井監督、名古屋の映画撮ってたんだなあ。知らんかった監督はスコーレとも縁が深い。これを観て更に監督の作品を勝手に身近に感じるようになった。(おれも監督と同じく長野県出身で名古屋と縁が深いので....)仕事も私生活も退屈であまりにつまらなくて「作り笑い=大人の笑い方」しかできなくなった主人公が少女(幼い頃の自分自身?)に誘われるようにして辿り着いたのが、名古屋の代表的な演芸場「大須演芸場」。この少女がファンタジー(笑い)の世界への案内人。主人公のおうちの古い日本家屋が懐かしい感じで実に良い。細かいところまで実にいい感じだ。自然光の感じや照明も素敵....(もしかすると長野的な感覚が反映されているかもしれない)出戻りの姉とのやりとりも良かった。顔のまん丸なおばあちゃん、いいなあ。どこでロケしたのかわからないけれど、この日本家屋は素敵だ。
2018/03/11

2018/03/08午前、病院。リハビリ。今日の午後高校オケの指導だって一応言ったのだが、ふつーにがっつり絞られました。甘くないっすね。リハビリ後久々に病院食堂でランチ。おれは病院食堂けっこう好きなんだけど、最近はドックのときしか来ない。今日はリハビリのあと時間あまりないので、病院で食った。今日の日替わりは生姜焼き。うまい。700円なんだかぼんやりしててご飯を玄米にしてもらうの忘れた。食い始めてから気が付いた。そのまま移動して某公共施設で長野高校管弦楽班の練習。今日はソリスト遼子ちゃんも入って、ハイドンの協奏曲をがっつり。全楽章詳しく練習。ハイドンにおれが手を入れるのは今日が初。練習したらオケはだいぶ無理なくに鳴るようになってきた。無理しなければホールが助けてくれるだろう。遼子ちゃんのソロは、バッチリ。これなら心配ないと思う。単なるソロの伴奏ではなく、対旋律でもなく、ソロと一緒に独特なサウンドを作る箇所がけっこうあって、そーゆーところがとてもおもしろい。全体に細かく工夫が凝らされていてやってて飽きないし、興味も尽きない。ハイドンのあと少しだけ魔笛とブラームス。むむー魔笛...難しい...
2018/03/10

2018/03/07フロイデの準備もあるが、それよりも長野高校管弦楽班の準備。ハイドンのチェロ協奏曲ハ長調明日ソリスト遼子ちゃんも来て一緒に練習するので絶対予習必要。集中してスコア見る。けっこう隅々まで知ってる曲のつもりだったけれど、やっぱり少し忘れてるところある(^_^;)スコア見てパッと音が思い浮かばないところは、忘れてるってこと。それにしてもなんていい曲これはきれいに鳴らせるといいなあ。がんばろ....午後、実家。レッスン。夜、うまいもの食って元気出そうってことでいつもの万大で夕食。家内は親子丼おれはミックスフライ定食。ここのは魚介中心のミックスフライです。うまくてテンション上がる。ちょっと元気でた。落ち着ける行きつけの店で美味いもの食うってのは効果ある。
2018/03/09

2018/03/06夏のゾリステンのスコア見る。ストラヴィンスキー、昔やってるのだが、今見ると全く違って見える。当たり前か。ベルクの第2章はやばいなー。吉田良子監督「惑星のかけら」観る。吉田良子監督の作品は初。柳英里紗ちゃん主演。英里紗ちゃん素晴らしかったーおれは英里紗ちゃんファン。おれはスコーレとキネカ大森の柳英里紗映画祭両方とも一応参加してるしおそらく「ちゃんず」であると認めてもらえるのではないかと思うポルノチックとゆーシリーズの一本なので、大胆な濡れ場がある。英里紗ちゃんも脱ぎ惜しみなく思い切って演じてます。あっぱれ。この作品の濡れ場は非常に美しくファンタジックに撮られてる。やや女性向けってことかもしれないね。(ローリングの濡れ場の方がずっと身も蓋もなくリアル)彼女は「ローリング」でもとても大胆だった。そーゆー、やるときは思い切りよくやる英里紗ちゃんは超素敵だと思う。夜の渋谷を彷徨う英里紗ちゃんをまるでドキュメンタリーみたいに追う。夜の渋谷を彷徨う作品。ストーリーがどーのこーのってよりは、英里紗ちゃんと一緒に渋谷の夜の迷宮を彷徨う感覚で観るのがいいように思う。おれはこの作品は意外と好きかも。渋川清彦さん素敵でした。シブいナルコレプシーとゆー設定は絶妙(いきなり眠っちゃう)。川瀬陽太さん出ててうれしー。ろくでなしっぽさが最高。惑星のかけら【Blu-ray】 [ 柳英里紗 ]夕食イワシフライ。これはめちゃうま。
2018/03/09

2018/03/05朝早めに実家。今日から配管の工事。職人さんの対応。あいにくの雨。寒い。職人さんは大変だー。昼頃に権堂。ヨーカドー地下フードコートで簡単にソース焼きそば食って、相生座ロキシー。瀬々敬久監督 「最低。」観る。素晴らしい作品。観てよかった。テンションの持続が凄い。静かで強靭。繊細。紗倉まなさんの原作は未読。瀬々監督旺盛に連作してるなー。素敵なこと。最近の監督はビッグバジェットの作品多いので、この感じの小品は久しぶりに観た。この感じ!この感じなんだよなー。ずっしりと重さを感じる作品。ちょっとうれしい気分でした。ここにきてサトウトシキ監督と瀬々監督が呼応するかのようにAVをテーマにした作品を撮って、突如として競作のような格好になった。偶然にしても出来すぎだ。うれしい偶然。サトウトシキ監督作品と同様に川瀬陽太さんと吉岡睦男さんが当然のようにご出演。最高です。川瀬さんはAV監督とかの役かなあと思ってたら、元気よく男優役でのご出演。これまたよかったっす。吉岡睦男さんは江口のりこさんの旦那さん役。静かな役で抑えた演技だけどこれまたよかったー。スタッフでは監督補で菊地健雄監督。これもうれしい。監督補ってのはおれはよくわからんのですが助監督とは違うんですかねえ。助監督より上の立場?上っぽいですね。諏訪太郎さんも出てて、おれはもちろんうれしい。佐々木心音ちゃんは、なんだかもうすっかり瀬々組の女優さんって感じ。微妙な表情や台詞回し素晴らしい。基本ブスっぽく作っていて、時々超可愛くなるのが良い。森口彩乃さん、美しい。切れ長の目が美しい。お母さん役の渡辺真起子さん、よかったあ。心音ちゃんと渡辺真起子さんのシーンは秀逸。高岡早紀さんが超凄かった。驚愕の凄さ。佇まいだけで何か凄絶。しかも異様にエロい。根岸季衣さん、いつもとちょい違う感じでよかった。素敵だ。この作品は、母と娘、父と娘といった血縁関係に焦点を当てて描いていて、見応えのある場面も、そーゆーシーンに多い。山田愛奈さんと森口彩乃さんが並んで横たわるシーンはとりわけ美しい。忍成修吾さん。よかったあ。忍成さんはいまおか監督とか瀬々監督、廣木監督の作品にコンスタントに出てるので、おれは勝手になんとなく親近感を感じてる。
2018/03/08

2018/03/04チェックアウトして名駅。枇杷島へ。10時からレッスン。午前2人、午後3人。がっつりやりました。みんなそれぞれよくなって、とてもうれしい。発表会楽しみ。昼食はレッスンの時によく連れてってもらうらーめん臺大ここは美味しい!いつもは玉子とじ(くもたま)なのだが、今日は興味があった魚香麺(ユイシャンメン)にしてみた。魚介のスープがほんとうに美味しい。感動。枇杷島から名駅。17時40分「しなの」自由席は混雑したようですね。指定取っておいて正解。木曽谷はチューハイ飲んで爆睡。おれの勝ち。家内に迎えにきてもらって帰宅。いやあ疲れた。
2018/03/08

2018/03/037:07のかがやきに乗車。うめちゃんと上野で合流。京成で堀切。日暮里で形成に乗り換えるよりおれは上野で京成に乗っちゃう方が楽。9時から17時までフロイデの練習。長くてしんどかったが、まとまってきてうれしい。初ブルックナーのオケとしてはこれは大健闘と言えると思う。もちろん細かいこと言い始めたらキリないですが、全体として安定感がある。弦の鳴りは良い。アンサンブルの難しい箇所もいい雰囲気で切り抜けてる。ハラハラするようなやばい場面は全体的にほとんどない。意外と堂に入ったサウンドですおれはけっこう楽しんで振ってます。ローエングリンもなかなかいいサウンド。この崇高で気高い世界を体験できて幸せです。何て美しい音楽!ホールで鳴らすのが楽しみです。昼食。練習会場近くの榮軒で麻婆豆腐定食¥750。時間なく飲み物のように大急ぎで食ったが旨かった。感じのいい店。賑わってました。大勢のお客さんが元気に昼飲み。羨ましかった。ここでゆっくり飲みたい。17時までがっつり練習して、おれは東京駅へ。上野まで断腸と一緒。「のぞみ」で名古屋へ。指定取ったので安心。20時頃名古屋着。名古屋はなんとなくほっとする。チャオで夕メシ。ビールが感動的にうまかった。ミラネーズに白身魚フライトッピング。昼も夜も腹が減って美味しく食べられた。食欲のない日が多かったのでうれしい。駅前ホテルにチェックイン。シャワー浴びてすぐ寝る。
2018/03/07

2018/03/02クリント・イーストウッド監督「15時17分、パリ行き)」(2018)観た。イーストウッド監督の新作が観られる喜び。「ジャージー・ボーイズ」以後イーストウッド監督の新作は毎回拝みたくなるような気持ちで観てる。ありがたや。傑作だ。素晴らしい。これで明日がんばれそう。驚くほどシンプルで素直なエンタテインメント。難解なところは皆無なのにとても前衛的。そして、宗教的。感動しました。おれは泣きました。事実に基づく話ってのはイーストウッド監督の近作と同様だが、この作品が大きく違うのは俳優を極力使わずに、実際にその事件の当事者たちを起用してしまったこと。無頓着とゆーか、蛮勇だな。プロの俳優の演技力に頼ることはできない。おれはそのことを事前に知ってたので素人さん立ちの演技をハラハラしながら見た。杞憂でしたね。プロじゃないのだから、トムハンクスのようなわけにはいかないのは当然。ところが、演技力は素人なりのものなのに、ここには妙な臨場感と緊迫感があるのだ。自然な演技とゆーのとは違う誇張のない演技。(誇張したくてもできない。)考え方としてはロッセリーニやヴィスコンティ、ブレッソンに近いのかな。ネオレアリズモとか...ドキュメンタリーに近いことを志向しているのだろう。イーストウッド監督はおそらく映画はプロの役者なしでも撮れると考えているのだろう。確信犯だ。プロの役者の演技力などなくてもエンタテインメントは撮れる。過激なチャレンジだ。芸術映画ではなく、エンタテインメントを!でも、監督はここで実際にプロの役者がいなくても素人さんでわかりやすくおもしろいエンタテインメントを撮れることを証明してしまった。すげえ。小林勇貴監督も日本で証明し続けてるけど....夕食干豆腐和え。クジラ刺うまい
2018/03/06

2018/03/01ひたすら週末の準備。アタマ煮え煮え。昼食キリンラーメン。事務的に食う。腹が減らない。こーゆーのはやばい。食欲大事。鈴木智彦「我が一家全員死刑 福岡県大牟田市4人殺害事件「死刑囚」獄中手記 (コア新書)」読。一気に読んだ。【中古】 全員死刑 大牟田4人殺害事件「死刑囚」獄中手記 小学館文庫/鈴木智彦(著者) 【中古】afb鈴木智彦さんの著作は好きで、数冊読んでるが、これは初めて。凄い。一気に読んだ。もちろん小林勇貴監督の「全員死刑」の原作。全員死刑【DVD】 【DVD】映画は色々誇張してるのだろうと思っていたが、違った。原作読んでみると、基本的にひたすら原作に忠実。誇張なし。あまりにも荒唐無稽すぎるから映画用の誇張かなと思ってた箇所、むしろそーゆーところこそ原作に忠実だったりする、いちいち事実そのままなのだった。「事実は小説より奇なり」を地で行ってる。でも、いかに小林監督の映画化が凄いのかってことがよくわかった。読んでよかった。鈴木智彦さんの作品もう少し読みたいな。夕方長野駅。週末のチケット買う。購入した切符並べて見てため息。うーん、また長い週末だなあ。でも、これで安心。帰宅。ドイツっぽい夕メシ。ソーセージと豆のスープ。うまい。こーゆーのが嫌で帰ってきたんだけどたまに食うと、とても美味い。「たまに」ってのがいいんだね。これが日常だとおれはつらい。
2018/03/04

2018/02/28吉田大八監督「羊の木」観る。原作は未読。【在庫あり/即出荷可】【新品】羊の木 (1-5巻 全巻) 全巻セットすっごく興味ある。いずれ読もう。これは観てよかった。テンションの保持が見事。トーンも崩れない。隅々まで緻密にコントロールされてる。長さは感じることはなかった。息苦しくなるほど緊張感高いので、ちょい疲れるけど。暴力的な場面が素晴らしい。暴力の呼吸が凄い。観ごたえありました。おれは好きな作品です。寓意に満ちた作品で考えさせられる。松田龍平君こーゆーの演じたらテッパン。ふつーにのんびりぼんやりしてるように見えるのに滲み出ちゃう「異常」。怖いのに、有無を言わさぬ魅力がある。どこか かわいいのだ。そーゆーところに木村文乃ちゃん演じる文もハマっていくノーマルすぎる亮くんより、ちょっと異様さを秘めた龍平くんに惹かれてしまうのもわからないでもない。亮くんかっこいいのにね。バンドでベース弾いてるところなんか超かっこいい。錦戸亮くん名演技。異様な登場人物たちの中で、市役所職員の彼だけが圧倒的に「ノーマル」その繊細で微妙な「ノーマル」な表現が素晴らしい。彼の「ノーマル」さがあってこそ、訳アリの登場人物たちの「異常さ」が自然に際立ってくる。水澤紳吾さんが素晴らしすぎる。ラーメン炒飯餃子の異様な食いっぷりがまず天晴れ。お祭りの泥酔のシーンは素晴らしい。亮くんの髭剃りのシーンは怖すぎだ。あれはやばい。水澤紳吾さんは好きな役者さん。いまおか監督の「川下さんは何度もやってくる」観て以来ずっと注目してる。田尻監督の「愛しのノラ」も最高だった。他にもいろいろ観てるけど、主演っぽい感じなのはこの二本かなあ。川瀬陽太さんもそうだけど、水澤さんも出てるとなぜか嬉しくなる。「川下さんは何度もやってくる」の感想はこちら「愛しのノラ〜幸せのめぐり逢い〜」の感想はこちら優香ちゃん異常に妖艶。驚愕のエロさ。作った色気ではなく、隙だらけゆえに自然に漏れ出てしまうエロ。 どうしようもないだだ漏れの色気。こんな異様な優香ちゃん観たのは初だ!あの歯磨き介助はやばい。迷わず胸からいくのがすごい。はっきり言って羨ましい。あのものすごいキスもびっくり。これホントに優香?って感じ。こーゆー子が施設にいたら、お爺ちゃんたち参っちゃうね。やばい。川瀬陽太さん出てて超嬉しかったー。出てること知ってても出てくると嬉しい。北村一輝さん、危なすぎる笑顔。市川実日子ちゃんはこの寓話のキーになる役醸し出す雰囲気も演技も最高。その割に意外と彼女のシーンはあっさりしていて、少なめ。そーゆー距離感が監督の判断なのだろうか。個人的にはちょい残念。田中泯さん、シブい。刃物のように鋭い存在感。安藤玉恵さんもよかった。田中泯さんと二人のシーンは泣ける(特にクリーニング店を去るのを止める場面!)。木村文乃ちゃん、美しい。やっぱりおれ、ファンなんだな。吉田大八監督は「美しい星」以来。吉田監督がコンスタントに連作できているのは素晴らしいことだ。家内、職場の飲み会なので、一人で夕飯。鯖缶とごはん。ペヤングの激辛ソースをたくさんかけて食う。ペヤング×正田醤油 激辛ソース(150mL)
2018/03/02

スクリャービン・ピアノ・ソナタ・チクルス vol.22018/03/17ピアノ:石坂愛レクチャー&プロデュース:加藤晃 会場:竹風堂大門ホール14時開演ぜひご来場ください!スクリャービン2つの詩曲Op.32(1903) ソナタ第3番 嬰へ短調 Op.23 (1897-98)ソナタ第2番 嬰ト短調 Op.19(1892-97)エクスタシーの時間は時間の一瞬であることをやめる。それは時間を吸収する和声と旋律の間に差異はない。それらはひとつで同じものだ (スクリャービン)スクリャービン・ピアノ・ソナタ・チクルス全6回の予定はこちら!お問い合わせpianozyklusnagano@y-mobile.ne.jptel 070-6477-2702
2018/03/01
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