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2018/11/26ベルトルッチ監督死去のニュース。ショック。去年「暗殺の森」のリマスター観て、年明けに「暗殺のオペラ」のリマスター観られるので楽しみにしてたところだったのだ...合掌。「暗殺の森」の感想はこちら昼食、ダシダスパゲティうまーい。ダシダは我が家では欠かせない(牛肉、いりこ、あさりと三種類を常に揃えてる)。鶏ガラスープやブイヨンとかよりも、ダシダを多く使ってる。牛肉ダシダ(100g)/シージェイジャパン長野グランドへ。入江悠監督「ギャングース」(2018)観る。公開を待ちかねていた作品。めっちゃよかった。冒頭のタタキのシーンから一気に引き込まれる。おれは この作品 大好き。サイケ・カズキ・タケオ、愛すべき3人組。高杉真宙くん&加藤諒くん&渡辺大知くんのトリオ、ホントによかった。「ずっこけ義賊」感。3人ともトラウマの塊のような若者。困った子たちだけど、ルサンチマンこじらせて100%歪むことなく、基本は情に厚く素直で優しかったりする。ここに子どもを絡めてくるのはあかんで。泣けちゃうやんか...確信犯的にいろんな場面で涙腺にくすぐりを入れてくる入江監督。もちろんその度にうるうるきちゃったよ。おれ、無性に牛丼食べたくなる映画。メガ盛で。菊屋(ラーメンや定食もあるのがいい)実にいい雰囲気。牛丼のシーン、めちゃよかった。真宙くんの涙にやられちゃうね。真宙くん ツンデレ〜(IKKOさん風に読んでね)。加藤諒くん、最高すぎて驚愕。渡辺大知くんの振り切れた笑顔や泣き笑いのような独特な表情がすごい(背後にすごいトラウマがあるだけに...)。少年院の食堂の場面は往年の東映映画の同種の場面のような迫力。よかったー。今作の金子ノブアキさん、やばい。序盤の長い演説からもう圧倒された(ホワイトボードまで使ってがっつり詳細に語る)。麻里子様はもう入江組の看板女優的貫禄。ビジランテもそうだったけど、今回も脱がないのに異常にエロい。たまらん。道具屋の林遣都くんには驚いた。おれはしばらくこのクールな道具屋を林遣都くんが演じてるってことに気がつかなかった。独特ですっごくよかった。山本舞香ちゃん、やっぱり超魅力的ー。個人的にはもっと出番欲しかった。芦那すみれちゃん、恋クレに引き続き出演作観られてうれしい。ヒカリ役の伊東蒼ちゃん、よかったー。上手だなー。おじさん泣かされたよ( i _ i )原作は未読。鈴木大介さんだとゆーことを知った時は驚いた。確かにこの作品で描かれる半グレの実態は緻密な取材で裏打ちされてるので非常にリアルだ。基本的にわかりやすいエンタテインメントなのだが日本社会の諸問題(特に貧困)をガチで扱っているところがすごい。こーゆー社会派的なところは「ビジランテ」も同じだが、「ビジランテ」の方がパンチがずっしり重かった。もちろん「ギャングース」が「軽い」と言ってるわけじゃないよ。例によって暴力場面の重心も低く ズシっとくる。それでもテンポ快調でご機嫌だし、笑わせるし、泣かせるし、飽きさせない。そしていつの間にか観客を考えさせてる。「ビジランテ」みたくダークでハードな方向に大きく傾きまくるのも個人的には大好きだが、「ギャングース」はストレートな青春映画だし観やすい。多くのお客さんに観て楽しんでちょっと考えたりして欲しいと思う。シネコンでやってるから若い子も行きやすいだろう。若い人、観に行きましょう。おもしろいよ。入江監督、次回作が楽しみだー。「ビジランテ」の感想はこちら「22年目の告白 ―私が殺人犯です―」の感想はこちら鈴木大介さんは「脳が壊れた」を読んで以来、勝手に病気仲間として親近感を持っていたので、入江監督との組み合わせが本当にうれしい。脳が壊れた (新潮新書) [ 鈴木 大介 ]原作や、ほかの鈴木大介さんの本も読んでみよう。「脳が壊れた」の感想はこちら帰宅Brahmsに没頭。Beethovenも並行してやってるので、今は純ドイツ頭。ここんとこBruckner, Wagner, R.Straussとゆー感じで独墺音楽が続く。チクルスもMendelssohnだしなー。清茂先生でうまく気分転換できてる感じ。先生、感謝してます。先生の音楽は「根こそぎ持ってかれる感」が甚だしく、身体は辛いが、西欧の音楽とあまりにも異質なので、問答無用で一気に気分を変えられる。ちょっと助かってるかも。まあ、それも2月までなんだけれど...今は「小唄」をよく聴いてる。あとは落語をよく聴く。門前寄席とか行っちゃうもんな。おれは落語は大学時代にちょっとハマった程度。どうして今こんなにハマってるかとゆーと、後藤大輔監督の「芝浜」を元にした傑作映画「となりの人妻 熟れた匂い」を観たのがきっかけ。そこで火が点いた。ももかもいろいろ教えてくれるし...となりの人妻 熟れた匂い 【DVD】「となりの人妻 熟れた匂い」の感想はこちら夕食。寿がきやの和風とんこつ鍋つゆで鍋。うまーっ!これに中華麺入れたら、ほぼ寿がきやのラーメン。SUGAKIYA和風とんこつ鍋つゆ1袋
2018/11/30

2018/11/25梶芽衣子「真実」読。読んでよかった。映画史的にも貴重なご本。真実 [ 梶 芽衣子 ]梶さんの作品は観てる方だと思うが、まだ観なきゃいけない作品あるなあ。この本を読んで「怨み節」や「修羅の花」を聴くと一層沁みる...調子最悪。鬱方向に強く傾斜して、自律神経が制御できない。午後ホクト文化へ。道も駐車場も激混み(^^;;オーケストラ・ソノーレ長野第36回定期演奏会。遅刻してオープニングのファンファーレ聴けず。スミマセン。ベートーヴェンのピアノ協奏曲3番から拝聴しました。前の方の席。前すぎて首がしんどいし、管が全然見えずつまらんので後半は後ろの方に席を移動して聴いた。ブラームス交響曲4番。ベートーヴェンもブラームスも立派でしたねえ。堂々たるものだ。アンコールはバッハの組曲のエア。ブラームス4番皆さん大好きだったんだってね。素敵なことだ。大好きな曲に没頭できるのは尊い。ブラームス素敵だもんなあ。もっとどんどんやればいいのに。ロマン派。ああ、おれもすぐベートーヴェンとブラームスなんだなあと思いながら聴いてました(東京)。夕メシ。サーモン刺、イワシ、厚揚げと蒟蒻煮。
2018/11/29

2018/11/24体調よくない。困っちゃう。午前11時ころ会場入り。昼食は好物の山野草の味噌漬けおにぎり。14時開演。ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。スクリャービンチクルスvol.6プログラムはソナタ10番と「焔に向かって」その他小品がどっさり。ビアノ久保田くん。素晴らしかった!スクリャービンはこれで最終回。6人のピアニストの皆さん&関係者の皆さんもお疲れ様でした。心から感謝してます。このような難しい企画が長野で成立したことを心から誇りに思います。やっぱりショパンみたいに「ポピュラーな」音楽ではないので、つらい気持ちのお客様も多かっただろう。レクチャーも和声や楽式や思想についての話が多くなる。流石に大入りの連続とゆーわけにはいかなかったが、おれが思ってた以上にチクルスとして成立した。通って下さった皆さまありがとうございました。嬉しい驚き。まあ、誰かが楽しんでくれるってことは、誰かは楽しんでくれないってことでもある。大衆的なエンタテインメントをやってるわけじゃないし。不幸にしてお客様がゼロってこともあるかもしれない。でも、おれはそーゆー覚悟でやってる。そんなわけで次回からも頑張ります。とりあえずメンデルスゾーンです。「歌と無言歌」ぜひご来場下さい。来年、レクチャーはちょっぴりハードで、音楽は超わかりやすいです(最終回以外は)(=^x^=)夜、パラエジャで家内とじゃがー先生とやすえちゃんとメシ。超楽しい。ご機嫌でたくさん飲んで食った。
2018/11/29

2018/11/23「ブラックスキャンダル」7回、8回の録画観る。すごい展開になってきとるなあ。やっぱ第8回の松井玲奈ちゃんの豹変に尽きるなー。豹変とゆーか、覚醒とゆーべきか。ここまで松井玲奈ちゃんを「温存」してたのはこのためだったんだねΣ(・□・;)溜めた分、爆発力 大。松井玲奈ちゃんすごかったー。怖いよー (((( ;゚Д゚)))可愛くて綺麗なので、豹変がますます怖い。山口紗弥加さんとのバトル。凄絶。次回、楽しみ。7,8話の小川紗良ちゃんのメガネ姿よかったな。昼食寿がきやの味噌煮込みうどん 大満足寿がきや みそ煮込みうどん 91g×5食入『ブラックスキャンダル』主題歌、ゲスの極み乙女の新曲「ドグマン」のPV解禁。監督は酒井麻衣監督、出演が小川紗良ちゃんと田中俊介くんおれ的には最高の組み合わせでうれしすぎる。俊介くんかっこいい紗良ちゃん、美しい。妖艶な妖精。すばらしいPVで心躍る。繰り返し観た。ちゃんとファンタジーになっていて、魔法をかけてる。酒井監督、すごいっ!このPVは「はらはら」から脈々と続く酒井監督の流れの中の大きな成果のひとつ。(とゆー風におれは捉えていて、勝手にドキドキしてる)「はらはらなのか。」松本まりかさん・松井玲奈ちゃん↓「ウィッチフウィッチ」小川紗良ちゃん↓「恋のツキ」ゲスの極み乙女の川谷さん↓「ブラックスキャンダル」松本まりかさん、松井玲奈ちゃん、小川紗良ちゃん、ゲスの極み乙女(主題歌)、主題歌のPV監督で酒井監督ちなみにおれは「ブラックスキャンダル」に常に酒井監督の気配を感じながら観てる。なのでPVの監督でこのドラマに酒井監督が関与したのは、おれ的にはごく自然な流れ。こーゆー流れの中に俊介くんが入ってきて、おれ的には「待ってました」とゆー感じ翌日のチクルス(スクリャービン最終回)の準備など。東京場所も始まるし、新しいチクルスも始まる。中高生の相手も多くなる。意外と脳内は忙しい。季節の変わり目で調子はよくないけど....夕食、アジの開きなど。えびす講の花火みる。うちは7階なので問題なく見える。特にベランダに出なくても部屋からばっちり。
2018/11/28

2018/11/22午前病院。定例診察、リハビリ。インフルの予防接種も受けたので時間かかった。病院、妙に混んでた。なんで。薬局も激混みでぐったり。朝一番で行っても、午前だけでは終わらない。昼食、カルボプルダックポックンミョン★お得なクーポン配信中★★SALE★【※激辛※】SAMYANG 三養 カルボブルブルダック炒め麺×1個 プルタク炒め麺 プルダックポックンミョン/プルタク炒め麺/韓国 麺/カルボ ブルダック/カルボ プルダックポックンミョン ハラル(ハラール)HALAL午後、真面目に勉強。夜ロキシーへ。ちょっと映画祭っぽく過ごしてるなー。気分いい。今日のラインナップは白石晃士監督「恋のクレイジーロード」白石晃士監督「暴力人間」の二本。恋クレは2回のトークイベントを経てるので一層おもろい。引き続き、白石晃士監督「暴力人間」(1997)監督の原点的作品。驚愕。あまりにやばすぎる。傑作だ。これが初長編で初セルフドキュメントとは!観てよかった!Q大学の映研の上級生やOBの横暴をドキュメンタリーにするとゆー体で始まり、笠井と稲原とゆー暴力的な二人に取材を重ねていくうちに取材者側もその暴力性に巻き込まれてゆくとゆー作品。上映終わって場内明るくなった瞬間の、どうしようもなく殺伐とした雰囲気を監督に見て頂きたかったな。その雰囲気を何とか普通に戻したのは、「やばい!やばい!」とゆー声(田上さん)だったかも。この「やばい」発言にだいぶ救われたように思う。この発言で場内は何とか我に返った感じ。ラストがバンドの自棄気味な歌で終わったからまだ救いがあった。もし作品が「不器用...」 「淋しい...」とゆーテロップのまま終わってたら、もはや回復不可能な雰囲気で終わってたと思う。こーゆー映画を撮れるのは、心底暴力を恐れ、怯えて、嫌悪してる人だけ。暴力に親和性のある人にこーゆー表現はできない。本当に恐ろしい作品。ダビング重ねた無修正のAVっぽい荒れた画質が、一層その凶々しさを増してる。トラウマ級の印象を残す作品。この感覚はバク山監督の傑作「女犯」シリーズにかなり接近してる。「殺人ワークショップ」観た時も思ったが、今回は更に強くそう思った。クールで緻密な演出によって不愉快さ、恐怖。嫌悪感を容赦なく醸成してゆく。笠井&稲原のコンビ。最狂&最凶PFFであまりの迫真性にリアルドキュメンタリーと勘違いされて一時落選にされたとゆー逸話も、バク山監督の「女犯」もホンモノと思われて一時社会問題になったことと非常に似てる。とにかくあまりにもリアルで生々しく禍々しい手触りなのだ。特にトイレのシーンはあまりにやばすぎ。マジ怖いよ。白石監督 超熱演!すげー。そーゆーリアルさの中に唐突にぶち込まれてくるギャグの数々、(塚本/山本[晋也]監督、風呂場の忍者・笑)。こうした白石監督的な全力のB級ギャグで場内は確かに笑いに包まれるのだが、最終的にはそのギャグも恐怖や凶々しさを更に増すスパイスになっていたりもする...怖い。若くスリムな白石監督(*^◯^*)監督のメガネ、あれは壊れてるのかなあ。監督の九州訛り、良きです。この作品の感覚は学校の(上級生やOBの)理不尽な苛めや横暴を経験したことのある人には共有される感覚と思う。極端だけど、ここで描かれる恐怖や嫌悪の感情は非常に普遍的なものだ。「不愉快さ、嫌悪感、暴力性の表現」を「表現」として認めることのできない人には堪え難い作品かも。帰宅。夕食、おでん「超・暴力人間」ちらっと見返して寝る。「殺人ワークショップ」観たときの感想はこちら
2018/11/27

2018/11/21BRAHMSとBEETHOVENに没頭。そろそろシーズンに突入するので徐々にアタマが忙しくなってきた。ニコニコで白石晃士監督「超・暴力人間」(2011)観る。23日に上映されるが行けないからニコニコで。仕方がない。約20分の短篇。江野祥平(宇野祥平さん)オンステージ!宇野さん炸裂してる〜。スゴすぎだ。暴力の衝動と江野の異様な歓喜。白石監督の場のテンションの持続や、暴力発動のタイミングの容赦なさに酔う。終盤の那須千里さんが素晴らしい。江野祥平とゆーキャラはもちろん、凶器のシャベルとか多くの点で「恋クレ」と非常に関係が深い作品。「正義の味方・暴力人間」江野祥平に雑誌の付録用DVDのためにインタビューするとゆー感じで始まるセルフドキュメント作品。徐々に江野に巻き込まれてゆくインタビュアーの女性とカメラマン(白石監督)。白石監督出ると嬉しい。おれは一応「オカルト」や「殺人ワークショップ」「コワすぎ」と観てきてるので、すごく楽しめたと思う。観てなくても十分以上におもろいけど、これは観てる方が絶対楽しめる。おれは順序が逆になってしまったが、「恋クレ」の前に「超・暴力人間」を観ている白石監督ファンの皆さんは「恋クレ」でシャベル背負って江野が登場すると「おお!」ってなるんだろうなあ。いいなあ、羨ましいなあ...。おれはニコニコの映画狂人ロードを視聴するようになってから監督の作品を観るようになったので、ちょい遅いんだよね。無念。「おめがとわきが」(笑)「しょぶる」とか印象的なフレーズも出る。「ブチる」もいいけど「しょぶる」も良いなあ。使いたくなる。「世界征服宣言」は近いうちにご本を買うつもりなので、フェイクドキュメンタリーの教科書 リアリティのある“嘘”を描く映画表現その歴史と撮影 [ 白石晃士 ]それで観ることにする(付録のDVDに入ってるらしい)。スクリーンで観たいがやむなし。 昼食、肉そば作って食う。内田樹「最終講義 生き延びるための七講」読。最終講義 生き延びるための七講 (文春文庫) [ 内田樹 ]途中と終わりに北方領土と基地問題があって、他は教育問題中心みたいな構成。教育についての内田先生のお話は涙が出るほど感動的だ。本当に読んでよかった。粛然ともさせられる。背筋が伸びる。元気もいただいた。教える側に立つことがほとんどのおれには考えさせられる本。自問自答しながら読む。果たして、おれには「覚悟」がちゃんとあるだろうか。信念を貫き通せているだろうか.......終盤にユダヤのことが大きく扱われていて驚く。そのことでこの本をチョイスしたわけじゃないのに...。おれ的には本当にグッドタイミング。この偶然に感謝。北方領土と基地問題については明快の極みで、いちいち腑に落ちることばかり。夕食、ほっけ竜田揚げ作る。うまくいった。基本、めんどくさいので、おれは揚げ物はしない。これなら今後もやってもいいかもほっけは干物ではなく、生ほっけ。
2018/11/26

2018/11/20午前Beethoven、Brahms夕食用のカレーの仕込みなど。昼食、ジンチャンポン大好物。ストック終わっちまった。注文しなきゃだ。★お得なクーポン配信中★オットギ ジンチャンポン 130g×1袋 眞チャンポン 韓国 ラーメン 輸入食品 輸入 韓国料理 韓国ラーメンの元祖 【韓国商品のお店】午後はカルチャー。夕方カルチャー終わって、少し休憩して長野ロキシーへ。坪井さんの恋クレ大学、ゲストは久保山智夏さん念願の坪井さんのトーク。昨夜はもちろん圧倒的に俊介さんメインだったが、今日は坪井さんの比重が高いトーク。おれはこちらの方も、とても楽しみにしてた。この日の上映は白石晃士監督「恋のクレイジーロード」昨日のトークを踏まえて観たので一層おもしろく観られた。白石監督の音造りの様子を想像したりとか…「メイキング・オブ・クレイジーロード」白石晃士監督「超エドガーケイシー」超エドガー・ケイシー、スコーレで観て以来。楽しい作品。ここが金子修介監督のおうちだと思うとやっぱりちょっとドキドキする。金子鈴幸くん、コワすぎも恋クレもそうだったけど一見おとなしそうな青年に見えるのに、ちょいヤバい感じが良い。こーゆー洒落た小品をパッと撮ってしまう監督のフットワークの軽さが素晴らしい。恋クレのあとに観るのが楽しい作品。上映後、待望の恋クレ大学。坪井さんと久保山さん。 めっちゃ楽しい。昨夜より更に書けないこと多くてチョンボがコワすぎなので、今日も思い切って何も書かない。とにかく超・楽しかった。秘密を共有する共犯な感じは良い。内緒内緒。ぐふふ…終盤に飛び入りで井上淳一監督乱入。トークはここから更にヒートアップ。恋クレ関連でKING BROTHERSさんのPV2本の上映もあった。KING BROTHERS / 何も欲しくない [No Want] / 恋のクレイジーロード Ver【PV】かっこいいPV。不具合をそのまま生かそうとゆー発想が凄い。白石晃士監督のKING BROTHERS"The Machine"[PV]刺激的で官能的なPV。まず曲のかっこよさに痺れる。白石監督のキレッキレのセンスにもやられた。これを出演者のくぼちかさんと一緒に大きなスクリーンで大勢で観るとゆー贅沢(ちょい嬉し恥ずかしな感じもあったりして…)。くぼちかさんの新たな一面に驚愕。女優って凄い。コワすぎの市川ADや、スコーレで楽しげに売り子さんしてる時のくぼちかさんとは全く別人(でもちゃんとくぼちかさんなのだけれど)。井上監督も驚いた様子でなんだ、脱げるんじゃん。これから役の幅が広がるみたいなことを仰ってた。今後のくぼちかさんの活動が楽しみ。いや、脱ぐ脱がないは置いといて...こーゆーチャレンジをしたあとはご自身も少し変わるだろうし、周囲のくぼちかさんに対する感覚にも変化があるだろうから...終了予定時間を過ぎても終わらず続くおもしろトーク。スコーレでトークを聞いてるのとほぼ変わらない。一瞬ここがどこなのかわからなくなる。「超」楽しい。今日も昨夜と同軸、ジャンケンで〆おれは今日も全敗。おれってジャンケン弱過ぎ(^◇^;)帰宅して夕飯。カレーライス。
2018/11/25

2018/11/19夜「ボヘミアン・ラプソディ」のあと、いそいそと長野ロキシーへ。恋クレ&舞台挨拶、長野。 pic.twitter.com/eLgaoCmSC9— A.KATO (@_a_kato) November 19, 2018バッチリ満員👍女子率超高い。おじさん思いっ切り浮いてるけど、負けないよ。こーゆー状況は慣れてきた。今日のラインナップ白石晃士監督「恋のクレイジーロード」「メイキングオブクレイジーロード」恋クレ細かいところまで観られるようになっておもろい。おれは江野がチューヤンの名前聞いて「じゅんってくる名前やわ♥」と言うのがいつもツボなんです。宇能鴻一郎先生っ♥上映後に田中俊介さんと坪井さんのトーク。時間多めで良かったー。やっぱり俊介くんかっこいいなあ。頻出する名古屋弁がでらうれしい。おれ、アーリーサマーのイベントから一ヶ月も経過しないのうちにナマ俊介くんを二回も体験してしちゃった。うーん…。おれも俊介くんにブチられたくなってきたかも…楽しいひととき。ここに書けない内容も多かったので(興味深いこともめちゃ多い)、うっかりチョンボしないように余計なことは書かない。とにかく よく盛り上がって最高に楽しい時間だったとだけ書いておこう。恋クレ、あと一、二回は観るので(恋クレ大学と暴力人間のとき)、ここで語られていたことを踏まえて観ることができる。たのしみ。この時点では「近々サプライズがある」みたいな感じに超曖昧に語られていたこと(おれは何となく酒井監督関連かなと思ってた。坪井さんと監督の繋がりもあるし、おれ自身もいつもそれを期待して熱望してるので…反射的についそう思ってしまう)。俊介くん&小川紗良ちゃん出演、酒井麻衣監督の「ドグマン」のPV。情報解禁になった!おれ的には最高の組み合わせ。とてもうれしい。キターッて感じ。めちゃかっこいいPV!おれはブラックスキャンダルも楽しみに観てるので、これは更にうれしい。「はらはら」「ウィッチ・フウィッチ」から「恋のツキ」「ブラックスキャンダル」に至るまで全てが連鎖してる感じになっていて、胸が躍る。酒井監督/俊介くん出演の新作映画を夢見てしまうなあ。で、長野ロキシーで公開されたらいいなあ。などと夢想する。何しろ俊介くん、あーゆー風に圧倒的にメタモルフォーゼすることができるのだから、酒井監督のファンタジーの世界にどう考えてもピッタリなのだ。山菜そばはおれはだいたいどこの店か予想できるけど、こんど食べよ。いずれロキシーで一応確認するけど、たぶん間違いない。えびす講。じゃがー先生と家内と3人で恒例宵えびすへ。21時過ぎると人が少なくて快適。寒い境内で参拝を待たなくていいのがありがたい。夕メシ、豚汁など
2018/11/24

2018/11/19午前午後昼食、中華丼作って食う。ブライアン・シンガー監督「ボヘミアン・ラプソディ」感動した。素晴らしい。音楽関係の人は必見と思う。ボヘミアン・ラプソディはじめ名曲の数々が出来上がっていく音楽造りの様子の再現は刺激的で興奮させられる。おれは完全にクイーン世代なので、この作品はマジやばかった。ライブエイドのシーンはホントに圧巻。ええ、泣きましたとも。号泣。やっぱりクイーン、いいなあ。フレディが人種的宗教的性的に、更に容貌(出っ歯=過剰歯)など様々な点でマイノリティであることが彼の人格形成や音楽にとって非常に重要な意味を持っていたことが、丁寧に語られる。こーゆー点はさすがブライアン・シンガー監督だなあと思う。監督はXメンからそーゆーところが一貫していてブレないのが凄い。ご自身がドイツ系ユダヤ人であるとゆーことも関係してるのだろうなあ。フレディ役のラミ・マレック、名演。すごーい。ブライアン・メイの役者さんは唖然とするほど似てる。クイーンは理系のインテリの多いバンドなのに、絶対に学者風に内向きにならなかった。常に聴衆に向かって開かれていて聴衆と一緒に音楽することを目指した。でも彼らは、ただわかりやすいだけではなく時にはボヘミアンラプソディのようにオペラやクラシックをロックと融合するようなとんでもない冒険も恐れなかった。学ぶべき姿勢だ。SHOW MUST GO ON👊
2018/11/22
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2018/11/18午前、実家。レッスン。少し庭仕事。昼メシ、久々に笑楽亭で。えびあんかけラーメン。めっちゃ旨い。家内は竹豚定食地味にBeethovenの準備。とりあえず高校オケ用の楽章でいいんだけど、訳あって他の楽章も見てる。梶芽衣子「真実」ちょっと読む。「さそり」をまた観なおしたくなっちゃうな。真実 [ 梶 芽衣子 ]夕食、イワシ丸干しなど。
2018/11/22

2018/11/17夜落語堪能した後、「恋クレ」の初日間に合いそうだったので、即座にロキシーへ急ぐ。今日のラインナップは白石晃士監督「恋のクレイジーロード」白石和彌監督「マンドリンの女」 樋口智彦監督「シネマ狂想曲 名古屋映画館革命」恋クレはこれから連日やる。田中俊介さんと坪井さんのトークイベントと、坪井さんとくぼちかさんの「恋クレ大学」にも参加するので最低2回は観ることになるが、「マンドリンの女」と「シネマ狂想曲」は今日と明日しかチャンスがない。それなら行かなきゃ!中川運河シリーズのうちの一本「マンドリンの女」は絶対に観たかったのに、なかなかスコーレで捕まえることができなかった。今回は逃したくない。で、久々に白石晃士監督「恋のクレイジーロード」やっぱりめっちゃおもろい。初回スコーレで観たとき以上に楽しめた。「通りゃんせ」のメロディと鳥居のモチーフが効いてる。この作品とシチュエーションが似ている中島監督の「狂った野獣」では、チンドン屋の扮装の志賀勝さんが強烈だった。この作品では志賀さんほど強烈では無いけれども、久保山さんの三角巾で吊られた腕がいいアクセントになってる。(でかいキャリーバッグもそう)宇野さんのぽろっと流す一筋の涙にやられる。感動的な一瞬だ。ここからの一連の俊介さんと宇野さんのシーンは最高だ。そしてクライマックス。田中俊介さんの凄まじいメタモルフォーゼの場面で、俊介さんに対峙する宇野さんが漏らす震えるような歓声が鳥肌が立つほど凄い。もちろん演技なのだが、心からの声でもあったと思う。江野=宇野さんもあそこで決定的に、更に一層チューヤン=俊介さんに惚れたのだ。これは色々ケレンも多くて極端でマッドな作品だけれども、命がけの真摯なラブストーリーなのだ。恋に落ちたら誰もがみんな基地外。赤信号でもレッツラゴー。シェイクスピアの昔から描かれ続け、今も日々繰り返される極端な恋愛の姿...。それをシンプルに18分で一気呵成に描く。見事。命がけの恋愛で狂わない人などいない。チューヤンはメタモルフォーゼし、すみれも江野と同じように凶器を手にレッツラゴーな人になってしまう(いや、元々レッツラゴーな女だったのだろう)。江野はチューヤンに「ブチったって(殺して)」と懇願する。バスから叩き出された江野は夕陽の中を去ってゆくチューヤンに「幸せになってや」と絶叫する。惚れ惚れするほど美しく素晴らしい場面だ。夕陽の中のレザーフェイスのように詩的で神話的。凄い作品。おすすめ。これは当分の間、劇場でしか観られない。みなさん是非!長野ロキシーで23日まで。「恋クレ」スコーレで初めて観た時の感想はこちら「ダブルミンツ大学第一回」の感想はこちら「ダブルミンツ大学第二回」の感想はこちら映画狂人ロード ダブルミンツ通信講座の感想はこちらトークイベント<中村祐太郎と田中俊介”あの夏のはなし”>の感想はこちら白石和彌監督「マンドリンの女」やっと捕まえた!約20分の短編。短いけれど、ずっしりとした手応えのある重厚な作品。凄い!圧倒された。濃密な空気感。ザ・若松プロ!って感じ。「止められるか俺たちを」観た人は必見と思う。和彌監督と井端さんのタッグは「牝猫たち」最高だったので、おれはそれだけで超わくわくする。出色の井端樹里さん。広島弁?が良い。井端さんの歌、最高だ。傘、血、警光灯...赤が効いてる。こーゆー色の扱いは若松プロお家芸。和彌監督の名古屋の子供時代の出来事が元になってるようだ。スコーレ坪井さんの演技は貴重o(^▽^)o坪井さんが呼び込みのように小学生に言う映画が、血みどろ、エロ、若松映画(笑)。最高だ。そうこなくっちゃいけない。坪井さんとチンドン屋のおっちゃんが効いてる。坪井さんのシーンもチンドン屋さんのシーンも、風通しがよく、どこか幻想的だ。男の子たちが良い。みんなしんどい日常に押しつぶされそうになりながら、健気に生きてる。ヘビーだけど抒情的で、詩情に満ち溢れる作品。観てよかった。白石和彌監督「牝猫たち」の感想はこちらそして超久々に樋口智彦監督「シネマ狂想曲 名古屋映画館革命」これで3回目の鑑賞になる。やっぱりおもろい。3回目だし、さすがに少しクールに観られるかなと思ったら、結局すごく心揺さぶられてしまった。好きなことに没頭することの素晴らしさ 尊さあまりに突き抜けてしまって基地外の領域に行ってる。どう考えてもあのVHS部屋は常軌を逸していて、その基地外部屋の中で(まるで胎内にいるかのようだ)満足げに愛すべきおバカ映画やゴミ映画についてご機嫌に語り倒す坪井さんの姿は感動的にやばい(爆)。単なる映画バカの映画ではなく、仕事について、夢中になれることについて。地域文化について、ミニシアターについて、興行についてなどなどいろいろ深く考えさせられる。非常に普遍的な内容の優れたドキュメンタリー。もしお近くで上映されるようなことがあったら、ぜひ観て欲しい作品。これはソフト化は無いらしいので基本的に劇場でしか観られない。胸アツな作品。「シネマ狂想曲」の1回目の感想はこちら「シネマ狂想曲」の2回目の感想はこちら大満足で帰宅、夕食。ミートボールシチュー。
2018/11/21

2018/11/17朝から母校の中学へ。9時から部活指導。2月のための練習の初回。今日はjohn irelandの1楽章に集中。まだ冒頭数小節しか練習してないとゆーことなので、一気に半分以上まで進めた。恩師は丁寧に少しずつ教えていくタイプだから、おれの役割は強引に先に進めることだと理解してる。それに、ここで一気に進めておかないと2月に間に合わない。清茂先生の曲の練習にも時間を回せない。体育会系千本ノック的練習でなんとか終盤まで駒を進めた。生徒たちは9拍子に苦戦していて、9拍子に休符が入ったり、タイで繋がったりするとすぐGAME OVERになってしまう・笑練習重ねればすぐ楽になるので、早く慣れてくれよー。かなりハードな練習だったと思うが、生徒たち集中力切らさずよくがんばった。いつものように幼児。こーゆーのは良い。お昼に終了。通学路の赤地蔵様。登下校の子どもたちを見守り続けるお地蔵様。おれが幼児の頃から変わらない。やや彫りが浅くなられたような気がしないでもないが、変わらないお姿にはいつもホっとさせられる。南無〜通学路の樹木も晩秋の色。美しい。ガストで昼メシ。ミックスグリル。むさぼり食う。そのままガストでこだまくんと清茂先生の楽譜の校正。中学生のための楽譜。2月用の「かっぽれ」。校正必要な部分とても多い。非常に細かい作業。ほんの数分の短い曲だが、判断の難しいところが多く、時間かかった。疲れたーこだまくん、感謝。夕方から近所の公民館。門前寄席。疲れたのでふらっとと笑いに寄ってみた。今日は柳亭市童さんの独演会。大入り。前座は春風亭一猿さんの「あわびのし」一猿さんよかったー。座があったまったところで引き続き柳亭市童さんの「真田小僧」ご当地ネタ。中入り後は大ネタ。「夢金」よかったー。熊さん、愛すべき強欲者。市童さん素晴らしかった!よく笑って大満足。そのままロキシーへ
2018/11/21

2018/11/15寒すぎ調子悪い。昼食稲庭うどんイカ天のせ 午後、14時すぎに病院でリハビリ。午後の病院は久々。午後の病院は、朝や午前のドタバタ感がなくて、良い寒くて調子悪い割にはよく保ってるとのこと。夕食回鍋肉/クックドゥを使用。うまいうまい。普段あまり使わない甜麺醤とか買うこと考えると、クックドゥの方がいいのかも。何しろ簡単だし、ちゃんと美味しい味の素 Cook Do(クックドゥ) 回鍋肉(ホイコーロウ)3−4人前内田樹「最終講義 生き延びるための七講」読み始め。最終講義 生き延びるための七講 (文春文庫) [ 内田樹 ]」三講まで読む。感激する(特に最初の二講は、勉強してる人も、教える立場にある人も必読と思う)。じっくり読もう。
2018/11/20

2018/11/16午前、地味〜にいろいろ準備。明日用の清茂先生とIreland中心。清茂先生はもう一曲新しい曲の楽譜の準備していて、明日校正作業するのだ(かっぽれ)。考える。Irelandは初めて教える曲。いい曲だー。Beethoven8は12月に入ると高校オケで4楽章やらなきゃいけない。彼らはどのくらい弾けてるんだろうか...凄すぎる音楽。古典的でコンパクトな構成の中に溢れるロマンティックな歌、ジョークと笑い(微笑から爆笑・哄笑まで)、異常に激しいリズムの高揚。夜、芸術館リサイタルホール。弦ちゃんのリサイタル。贅沢なひとときを楽しみました。ドニゼッティのソナタ。原曲は有名なフルートソナタ。サックスでやると序奏の歌い回しが俄然艶めかしくなるのが楽しい。オペラの音楽の下世話な面が強調される感じになって、おもしろい。フルートでは出せないテイスト。ハイデンのソナタは業界の有名曲なのでよく演奏されるが、技術も音楽もギリギリで余裕のない演奏が多かったりする^^;今日の弦ちゃんはもちろん余裕があった。さすが!安心して、曲の良さを十分に楽しめた。ルーシー・ロベール:カデンツァ。挑戦的な曲。この音楽は音楽自体がこのホールのキャパをかなり超えてたみたいな気がする。過激なサックスの高音がこのハコだと刺激的すぎて耳に痛い感じになりすぎるように思う。この曲は若里文化とかでやるといいのかも。もしかして松代も悪くないかもしれない。芸術館の中ならアクトスペースとかアリかも。この曲は弦ちゃんと雅美ちゃんのアンサンブルがあまりに練れて親密で寄り添いすぎていることが、裏目に出たところが少しあるかもしれない。これは室内楽とゆーよりはジャズのセッションに接近した感覚の作品なので、ちょい室内楽的な親密感がありすぎたかもしれない。安心感と安定感はあったけれど、リスキーでやばい要素は少し犠牲になったのかも...。後半はまずグリエールの4つの小品をバリサクで。いい曲だねえ。いやあ、バリサクよかったなあ。とりわけよかった。染みる音だった。リサイタルホールにバリサクはぴったり。おれはバリサクもっと聴きたかった〜。日本民謡のラプソディ、よかった。楽しい作品。この曲で高音で強く吹いても、ルーシーロベールの時みたいに耳に刺さらない不思議。圧巻は真島先生の「シーガル」だったと思う。曲も演奏もちょい目頭熱くなるぐらいに感動的。これにやられちゃった人、多いんじゃないかな。雅美ちゃんのナイスサポート。素晴らしい。弦ちゃん雅美ちゃんお疲れ夕飯は人力車で。熱燗飲む。あったまるー。
2018/11/20

2018/11/14身体の機嫌最悪。午前それでもヨレヨレとじびか。昼食、たらこスパゲティノーマン・ジュイソン監督「屋根の上のバイオリン弾き」(1971)観る。言うまでもなく名作ミュージカル。もちろんユダヤチクルスの関連。おれは学生時代にレーザーディスクかなんかで観た。アイザックスターンが音楽に参加してるのでそれ目当て観たのだ。当時はユダヤのことも何もわかってなかったし、ただ単に有名なミュージカルとして楽しんで観ただけ。もちろん何も知らなくても、すごく感動したけど。飛び抜けて有名なのはこのナンバーだろうな。いい曲ばかりだ。名曲の宝庫。傑作。久々に観ると細部までものすごく良く出来てる作品だってことがわかる。このミュージカルを観るだけで、ユダヤ人の考え方や宗教、文化、彼らを取り巻く状況までまるっとわかるようにできてる。ポグロムのことが序盤から示唆され、中盤以降ではハッキリとポグロムが描かれる。19世紀終わりから20世紀アタマのウクライナが舞台なので、当然ポグロムやロシア革命に向かっていくロシアの動きや多くの移民の発生までちゃんと描かれる。この作品を足がかりにいろいろ調べてみるのがいいです。ユダヤチクルスに興味ある方はぜひご覧下さい。難しいこと考えなくてもエンタテインメントとして超一級なので。楽しんで感動しながらユダヤのことがよくわかる。約3時間の長尺だけど全く飽きない。超おすすめ。屋根の上のバイオリン弾き [ トポル ]ユダヤチクルス出演者の皆さんは必見。19世紀のユダヤ人の雰囲気がわかるからメンデルスゾーンチクルスの参考にもなるし、当然ガーシュインにも収容所にも直接繋がる。そっか〜。ノーマン・ジュイソン監督な〜。おれにとってはまず「シンシナティ・キッド」の監督さんなんだよな。または「 ジーザス・クライスト・スーパースター 」。そうか、よく考えたらこれもそうだったのか。ユダヤチクルス、ぜひ!メンデルスゾーン「歌と無言歌」第一回2019年2/9 14時開演長野市・竹風堂大門ホール出演:バリトン:高橋宏典 ピアノ:堤郷子歌曲冬の歌Op.19a-3新しい恋Op.19a-4歌の翼にOp.34-2春の歌Op.34-3ズライカOp.34-4日曜日の歌Op.34-5無言歌第1巻Op.19よりNr.1, 2, 3, 5, 6第2巻Op.30よりNr.1, 3, 4, 6夕食夜、石狩鍋風
2018/11/19

2018/11/13午前、地味に勉強。昼、肉のせ白石温麺 白石興産 白石温麺(うーめん) 300g(100g×3束) 1袋 118円【 乾麺 干しめん ウーメン 】白石晃士監督「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!最終章戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 最終章[DVD] / 邦画ついに最終章。田代(白石監督)が活躍するのも個人的にツボ江野さんとゆーか宇野祥平さんがついに登場。うれしい。宇野さんの登場で「コワすぎ」より大きな白石ワールドに接続されて世界観が拡大。興奮する。東京の上空に浮かぶ鬼神兵のイメージ、おれは好き。この後の超コワすぎ!があまり本数ないので、ちょい寂しいな。一気に観ないようにしよう。夕メシ。カツオたたき、煮物、鯖缶のみそ汁など。
2018/11/18

2018/11/12まじめにチクルスの準備など。ハリエット・ストウ「アンクル・トムの小屋」読む。言わずと知れた歴史的名作。無言歌op-30-3の関連で小学校ぶりに読んだ。泣いたー。大人でこれ読むと号泣する人も多いと思う。メンデルスゾーンとどう関連があるのか興味のある方はどうぞ調べてみて下さいな。で、ユダヤチクルスにぜひお越しください。一回めに話します。2/9です。賛美歌30番(あさかぜ静かに吹きて)”still still with thee ”がキーワード。アンクルトムは子供が主に読むんだろうけど、大人が読むと全然違う。ボロ泣きだった(´;ω;`)。黒人奴隷問題について扱った作品で、同時に非常に宗教的で深い。たしかに過激で原理主義的な黒人解放運動の視点から見ると看過できない点もあるのだろう。この作品が書かれたのが1852年だってことを考えたら、アンクルトムが先駆的でものすごい作品であることは間違いないことと思う。ハリエット・ストウ、メンデルスゾーン。海を隔てて無言歌を通してこの二人を結びつけたもの...黒人差別、ユダヤ人差別、祈り。昼食、コムタンラーメン野菜いっぱい入れて食うと最高。まったく辛くない韓国ラーメン。うまいっす。手に入りやすいし、おすすめ。ドンキとか業務スーパーにあるんじゃないかな。【送料無料】農心 コムタンラーメン 111g 10個 米サリコムタン麺 韓国 料理 食品 インスタント ラーメン 乾麺 らーめん梁井一監督「True Love 2 プライド」(2017)やっと観た。この作品の評判はいろいろ聞いていたのだが、一作目の求道者のごとき凄まじいセックスにドン引きしすぎて高評価の続編になかなか手を出せずにいた。勇気出してようやく観た。めっちゃおもしろかった。とてもスリリングな作品。一作目のようにドン引きってことはないけれど、いろいろビックリな作品。冒頭10分足らずで、もう、びっくり仰天。前作で愛人と登場した山南氏(15kg減でスッキリした)が奥様と登場して、前作からのことをいろいろ話してくれる。梁井監督がざっくり要約してくれる通り、つまり山南氏は(前作以後)浮気は奥さんにバレるわ、(愛人に)金は使い込まれるわ[数千万]なんだかわからんけど、警察に持っていかれるわってゆー...[愛人に訴えられて]とにかくなんだかもうすごい状況。(前作の10年以上続いた愛人さんとは別れたらしいが)そんな中で、山南氏の奥さんは当てつけのようにAVに出ようとしてHMJMに面接に来てたりする。あまりのことに「えーっ!あれーっ!」とか言って唖然としてるうちにAVらしいエロな絡みなど一切皆無で1時間くらいあっとゆー間に展開してしまう。前作と同様に岩渕監督が参加。岩渕監督のカメラが入ると視点が増して、一層おもしろくなる。梁井監督の作品でよくやるように、外的要素としてAV女優さんが投入される。こーゆー外的要因の投入がもう一つ有効ではない場合もあるのだが、これはかなりうまくハマった作品と思う。監督の彦龍Tシャツよかった。HMJM社内のシーンで松尾隊長が普通にうろうろしてるのが嬉しい。つきたての餅のようにぽっちゃりな山南氏のお腹が、15kg減によってちょいスッキリしたのが個人的に残念。あのお腹がよかったのに。「True Love」(2016)の感想はこちら夕食、鶏むね肉で青椒肉絲風。
2018/11/16

2018/11/11朝から千石劇場。井口昇監督「覚悟はいいかそこの女子。」(2018)観る。とてもよかった。めちゃおもろい。井口監督作品だが、残酷描写皆無、流血もなし。徹底的に爽やかな王道青春ラブコメ映画。それでもしっかり井口作品だってことがよくわかる。これはいわゆる軽めの青春キラキラ映画に分類されるのだろうが、シネコンの凡庸なキラキラ作品とは大違い。おすすめ。井口監督素晴らしいです。観てよかった!奇跡的な唐田えりかちゃんの美しさと可愛さに延々とやられまくる。異様な魅力。彼女には魔性がある。壁ドンからの逆壁ドンには参った。痺れたー。そう、観賞用男子・中川大志くんの猛烈アプローチに、徹底的に塩対応を続ける序盤のえりかちゃんが神がかった素晴らしさなのだ。男子たちがいい!男子が群れてわちゃわちゃしてるシーンが良い。かわいい。中川大志くん、ナイスガイ。情けなさからヒーロー的かっこよさまで、幅広く超ハイテンションで演じきる。すばらし。小池徹平くんが教師役を好演。徹平くんが教師役だなんて時の流れを感じざるを得ない。遠い目になっちゃうね。これを観て「観賞用男子」とゆー言葉を覚えました(笑)。丘の上の大きな木がよかった。おれが観たのはなんと8:45からの上映。11時前には終わってしまった。これはこれでよし劇場の外にはプリキュア待ちの行列。プリキュア、さすがです。井口昇監督の「少女ピカレスク」の感想はこちら井口昇監督「電人ザボーガー」の感想はこちら井口昇監督「片腕マシンガール」の感想はこちら唐田えりかちゃん主演の「寝ても覚めても」の感想はこちらkururuのポイント還元にトイーゴに寄ってから実家家内と実家で少し庭仕事。ドウダンツツジ、モミジ、菊。秋だなあ。美しい。昼過ぎ帰宅昼食、塩そばうまー。もちろん西原理恵子&枝元なほみ「親子でがっちょりおかん飯」のレシピ。何度でも書くがこれは傑作レシピ。激安乾麺でもめっちゃ美味しくなる。すごいー。【店内全品5倍】親子でがっちょりおかん飯/西原理恵子/枝元なほみ【3000円以上送料無料】午後はNHKのrジェンドオンアイスぼんやり観る。夕メシ。日曜なので家内が準備。イワシ丸干し、帆立、レトルトの牛スジ煮込みなど。
2018/11/15

2018/11/10どこにも出ない。地味に諸々準備。昼食、ほうれん草のスパゲティ作ってブラックスキャンダルの5話と6話観ながらのんびり食う。5話の赤ちゃんプレイ、すげえ(笑)話がどんどん動いてきてる。ここへきてソフィア(瑛茉ジャスミン)がいきなり二話にわたって大活躍。小川紗良ちゃん、見せ場が多く。うれしい。そろそろ松井玲奈ちゃんのがっつりした見せ場が欲しいっす。山口紗弥加さん、どんどんすごくなってる気がする。夕飯、赤魚粕漬、肉じゃが、ほうれん草ともやしのいそべ和えなど。立川談春師匠の「文七元結」をYoutubeで聞く。凄い!感動した。
2018/11/15

2018/11/09今日もまた午前中は いそいそと長野ロキシーへ「坊やの人形」(1983)これは死んでも観逃すわけにいかない。この作品の字幕担当はお話を伺ったばかりの田村志津枝さんだし....以下の三本から成るオムニバス1.侯孝賢監督「坊やの人形」2.ゾン・ジュアンシャン監督「シャオチの帽子」3.ワン・レン監督「りんごの味」いずれも1960年代の台湾が舞台。おれは初めて観た。おれは第一話の「坊やの人形」が大好きだが、第二話も第三話も、とてもおもしろかった。オムニバス全体としてとても好きな作品だ。傑作と思う。どの話も貧しさゆえの切ない話ばかりだが、つらさ悲しさ一辺倒な描写ではないところが素晴らしい。どの話もバランスが良く、オムニバスとしてもバランスがいい。侯孝賢監督やエドワード・ヤン監督のガチな代表的長編よりも、この方がわかりやすいし、展開がスピーディーなので、観やすい人も多いだろう。台湾映画に興味あっても、敷居の高さを感じて敬遠してる人や、侯孝賢やエドワード・ヤンのゆったりとした時間感覚に難しさを感じる人に、これはおすすめ。こーゆー言い方は好かないが、「ふつうにわかりやすい映画」です。第一話の「坊やの人形」は映画館の貧しいサンドイッチマンの超絶哀しい話だが、赤ちゃんが無類の可愛さだし、駅と駅舎のトイレで繰り広げられる悪ガキたちとサンドイッチマンとのドタバタがスピーディーで超楽しかったりして、実にいい感じ。ユーモアとペーソス。サンドイッチマンの若い奥さんが凛々しくて最高に魅力的。第二話「シャオチの帽子」は、黄色い帽子の謎めいた女の子シャオチに尽きる作品。この子は可愛いとゆー段階は越えていて、その存在は、ほとんどファンタジーだ。日本が重要なファクターになってる。日本製圧力鍋の台湾の田舎での販売が話の軸になる。田舎まで圧力鍋の販売にやってきたセールスマン二人。「豚足が早く煮えますよ。10分でできます」と自慢げに言うセールスマンに、田舎のおっちゃんは言い放つ。「ゆっくり煮るから美味いんだ」むむー、すごい。スローフードの理念が一発で言い表される。そう、コトコトじっくりだからいいんだよな。まあ、圧力鍋も使い方次第なんだけれど...この第二話は、オムニバス三話の中では最も救いのない話だが、シャオチの幻想的存在が全てを救ってる。まあ実際、圧力鍋は気をつけないと危ないよね...第三話はアメリカが重要なファクター。駐留米軍の将校の車にはねられて怪我してしまった極貧の子沢山のお父ちゃんとその家族のお話。この作品では台湾独特の複雑な言語環境の問題がユーモアを交えながら明瞭にわかりやすく語られてゆく。貧しい台湾の人に英語は基本通じないから、米軍将校との会話は不可能。将校に付き添う通訳の男はおそらく外省人で、台湾語はできない。通訳を介してもコミュニケーション不可能とゆー状況。この貧しい家族のお姉ちゃん(長女だね)だけは、なんとか中国語がわかるので、通訳が言ってることがまあまあ理解できる。更に、この家族には言葉の障害があって全く喋ることができない次女がいる。完全にコミュニケーションの道を絶たれているこの子は、台湾人のスラムで途方にくれているアメリカの将校と通訳を助ける(ジェスチャーと表情だけで!)。そして、最終的にこの子は将校の計いで、言語療法を受けるために渡米できるようになるのだ。落語の人情噺に近い。熊さん 八っつぁんでもコミュニケーションの問題を扱った噺は数多い。お侍と大工の八では全然言語が違うしね、そこに生まれる摩擦を可笑しさに変え、その先に生まれる相互理解を涙に変えてゆく(例えば「妾馬」とか)。落語の世界では階級が違うわけでもないご隠居さんや大家さんとでもコミュニケーションの摩擦は日常的に生まれるし、吉原の花魁と町人でもコミュニケーション不全が生じる(紺屋高尾)。トイレでのドタバタとか、これも悪ガキたちが生き生きとヤンチャで楽しい。超かわいい。お母さんと長女が英語読めずに間違えて男性用トイレに入って行くとかね。コミカルなシーンも多いが、いろんな点で暗示に満ちたけっこう深い作品。BD>坊やの人形 侯孝賢監督作品 HDデジタルリマスター版 (<ブルーレイディスク>) [ 侯孝賢 ]帰宅して昼メシ。カレーそば作って食った。麺は小千谷そば(乾麺)小千谷そばなので、緑がかってる。つまり へぎそばだよね。小千谷そば へぎそば 200g[2人前 ご自宅用]乾麺新潟県小千谷産 越後名産 海藻つなぎ色々準備。スクリャービンのチクルスと、ユダヤチクルスと、その次のチクルス(9割決まってますがまだまだ秘密。出演が決まってる人も絶対に秘密だぞ。来年秋まで内緒。頼むね。)以上のことを三本立てで同時にやってるのでしんどい。スクリャービンが終わって頭の中のメモリが少し増えるといいんだけどな。スクリャービン最終回みなさまぜひ!焔に向かって!とんでもない作品。ぜひ至近距離で!夕食、上海炒麺
2018/11/14

2018/11/08病院。リハビリ。調子いまいち。帰宅して昼食キリンラーメン(しお)キリンラーメンのストックがもうない。買わなきゃ。【小笠原製粉】キリンラーメン しお6食詰白石晃士監督「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!史上最恐の劇場版」(2014)シリーズ第6作、初の劇場用作品。おもろい。劇場用ってことでスケールが大きい。フェイクドキュメンタリーのおもしろさが凝縮された作品。コワすぎシリーズのまとめに相応しい見事な出来栄え。展開も非常にスリリングで楽しめました。タタリ村の描写がジワジワ怖い感じで素晴らしい。西山真來さん、ここでも登場。なんと工藤Dの母役!File01からの因縁の円環が西山さんの存在によって開かれて閉じられる感じ。西山さんは口裂け女もお岩さんも演じているし...小明さん、よかった。そもそもこーゆーテイスト持ってる人だし、悪いはずがない。適役!工藤Dが巨大化して鬼神兵とバトルするクライマックスは最高かつ痛快。「やった!」って感じ(笑)。ウルトラマンみたいな特撮ヒーローものや、ダイナメーションっぽいテイストもちょびっと感じられておれは超心躍った。市川ADの久保山さん、相変わらず素敵。ちょいB級でチープな白石テイストが、いつもながら素敵。金子鈴幸くん、やばくてすごくいい感じだったー。ちょうど井上監督の「大地を受け継ぐ」と同時期になるのかな。夕食、テンジャンチゲなど。テンジャンも我が家には欠かせない。へチャンドルテンジャン500g
2018/11/14

2018/11/07侯孝賢監督「童年往事 時の流れ」(1985)おれはこれを観るのは実は初。今までなぜか縁がなかった。ものすごく素晴らしかった。監督の自伝的作品。感激。大満足。路地の大きな樹が効いてる。屋内(純和風の家屋・日本統治の名残)の描写と路地の描写のあまりの素晴らしさにやられまくる。このおばあちゃんとの一連のシーンは圧巻だった....家族写真....風呂の準備が印象的。童年往事 時の流れ HDデジタルリマスター版 [ ユー・アンシュン ]田村志津枝さんのお話を聞いていたので、いろんなことがよくわかった気がする。「外省人、内省人」とゆー視点が極めて大事ってことは「台湾新電影時代」を観て以降意識して観るようになっていたが、田村さんのお話で整理されて、より一層わかりやすくなった。例えば駅のかき氷屋さんのシーンのこと(おばあちゃんの話が店の人にうまく通じない)は田村さんのお話を聞いてたからよく理解して観れた。もちろん知識なしの頃のおれだったら、何が何だかわからない場面だった。中国に帰りたいといつも言ってるおばあちゃん。その孤独感...「台湾新電影時代」の感想はこちら侯孝賢監督「 ミレニアムマンボ」の感想はこちら侯孝賢監督「冬冬の夏休み」の感想はこちら侯孝賢監督「非情城市」の感想はこちら侯孝賢監督「ナイルの娘」の感想はこちら侯孝賢監督「風櫃(フンクイ)の少年 」の感想はこちら午後実家でレッスン。夕飯。カレー肉豆腐、いわし丸干。ヴェンダースの『「愛のめぐりあい」撮影日誌―アントニオーニとの時間』読み終わった。よかった。率直かつ美しい日誌。「愛のめぐりあい」観なきゃだ
2018/11/13

2018/11/06朝ドラ「まんぷく」毎朝楽しく観てる。このドラマは安藤サクラさんはじめ出演の役者さんが結構ツボなのだ。サクラさんの演技に毎朝圧倒されてる。塩造りのことは興味深くおもろい。赤穂の塩、買ってくるかな。赤穂の天塩(200g)【天塩】午前、美空ひばりの「端唄草子」をBGMにしながらいろいろ作業。ゴールデン☆ベスト 雅 端唄草子 [ 美空ひばり ]昼メシ、寿がきやの味噌煮込みうどん。いつも思うが、インスタントでこのクオリティは素晴らしい。この冬は名古屋で味噌煮込み食いたい。【人気商品】寿がきや 味噌煮込みうどん5食入(ケース販売 6個入り)【スガキヤ】【送料別・800円〜】午後、カルチャー(筋膜はがし)。名古屋場所も信里も終って余裕できたので、久々に復帰。上田先生にがっつりメンテしてらってきました。いやー、効くーっ(^_^;)寒くなってめちゃ調子悪いと訴えたら、思ったほどは酷くないそうな。お陰さまです。名古屋場所までの貯金があるのが大きい。自分でもそこそこメンテしてしてたのもまあ、良かったのかも。夕食カレー肉豆腐、イワシ丸干しなど中断していたヴェンダースの『「愛のめぐりあい」撮影日誌―アントニオーニとの時間』再び読みはじめ。アントニオーニが撮影終わっってヴェンダースが自分の担当の枠物語を撮影スタートするあたりまで一気に読む。映画のゲンバはそれだけで、ドラマそのもので、だから映画のゲンバを映画にするのは昔からよくあること。近作では「止められるか俺たちを」も「カメラを止めるな」もそうだし、フェリーニの81/2もトリュフォーのアメリカの夜もゴダールの軽蔑も…。このヴェンダースの撮影日誌も、非常に映画的。そのまま映画になっても何の不思議もない本。毎日襲いかかるアクシデントや困難の数々。ミケランジェロ・アントニオーニ監督は脳卒中の後遺症で失語になった。その上、失書(書けない)。正真正銘の障害者だ(この状態はけっこう重度)。大島渚監督も脳卒中で不自由になってから「御法度」を撮ったけれども、大島監督は失語ではなかったからアントニオーニとはちょい違う。演出家が言葉を奪われるってのは大変なことだ。意図を伝えるのもひと苦労だ。失書なので自分の名前すら書けないほど酷い(契約書にサインするのだってめっちゃ大変)、文章を書いて指示することもできない。そーゆー超不自由な監督に率いられるゲンバの悲喜こもごも大混乱な状況を克明に綴った日誌。そこでアントニオーニの補佐的な立場にあったヴェンダースの書いた超絶大変なゲンバの撮影日誌。実際、はっきり言って障害者の相手はいろいろ面倒なのだ。特に一緒に仕事するとなると、相手する健常者のみなさんは本当に大変だと思う。おれが実際に障害者だから間違いない。ゲンバの寛容さに頼るしかない。そしてそーゆー自分が嫌でたまらない。精神的に追い込まれて、余分な疲れを背負ってしまう。で、一層不自由になる、仕事うまくいかない、落ち込む、不機嫌になる、周囲を傷つける、落ち込む....とゆーマイナスのスパイラルに入ってしまう。おれは言葉を失わなかったけれど、この本をほとんど自分のことのように読んだ。ステージに指揮で復帰していちばん辛かった頃の自分を思い出して...時々読むのが苦しくなるほどだった。おれは今でこそ、まあまあ偉そうにしてるけれど、やっぱり嬉しいこと以上に、今でもつらいことの方が多いかもしれない...だからこの本は、すごく刺さる。「愛のめぐりあい」は好きな作品。DVDも所有してる。そんな状況でもこれだけの作品を撮ったアントニオーニ監督はやっぱり凄いと思う。尊敬。読み終えたら「愛のめぐりあい」ちゃんと視直そう。ヴェンダースはニックスムーヴィーも東京画もピナバウシュもそうだけど、こーゆージャンルはテッパン。溢れるようなリスペクトに裏打ちされてないとできないこと。でも、それってかなりしんどいことだ。リスペクトや愛情が強いほど、しんどい。ずーっと前にNHKで放送した「愛のめぐりあい」のドキュメンタリーはソフトにならないのだろうか。
2018/11/12

2018/11/05サミュエル・フラー「鬼軍曹ザック」(1951)ずーっと観たかった作品。やっとDVDで観た。めっちゃ良かった。すげえ。エンタテインメントとしても超一級の作品だが、いろんな意味で深い作品。感動。気狂いピエロのサミュエル・フラーの有名な台詞「映画とは、戦場のようなものだ。愛、憎しみ、アクション、暴力、そして死。要するに、エモーションだ」この台詞そのもののような作品。従軍経験があり戦場で苦労してきたフラー監督の思いが生々しく反映される。すごい!この作品の感覚は同じフラー監督の「最前線物語」やクリント・イーストウッド監督の「ハートブレイクリッジ」にそのまま受け継がれる。鬼軍曹ザック [DVD]朝鮮の兵士(北朝鮮の共産主義者)が黒人のアメリカ兵に手当てされながら会話。朝鮮兵「戦争だから白人と飯が食える。それも気を遣いながら。 そうだろう」「確かに切符を買ったってバスは後ろにしか座れんなそのとおり100年前は乗れなかった。座れるだけマシだ。50年後は真ん中に...いずれ前の席に....すぐには変わらんこともある」このシーンだけでも激しく圧倒される。胸アツだ。原題は"The Steel Helmet"この原題は、この作品の印象的なモチーフであるザック軍曹の穴のあいたヘルメットに由来してる。原題の方がずっとかっこいい。「鬼軍曹ザック」でもいいけれど、ザックは戦場の勇者として描かれるが、実際は「鬼」ではなく、子供に優しく部下思いの立派な男。部隊で独り生き残ったザックを助け、以後行動を共にすることになる、朝鮮の戦災孤児”ショートラウンド”の存在が抜群。朝鮮戦争最中の作品。第二次大戦後としても十年も経ってない。結果としてこの作品は朝鮮戦争を扱った初の映画になった最高級の戦争映画だ。(ちょい書き足りない気分だな。気が向いたら書き足そう)昼食、サグダールカレー西友のPBレトルト。西友のレトルトカレー侮れないおもしろさ。午後、休養&勉強夕食鯖缶チゲ。
2018/11/11

2018/11/04午後、またしてもいそいそと長野ロキシー。若松孝二監督「ゆけゆけ二度目の処女」(1969)パートカラー。ずっと観たかった作品。この機会に観られてよかった。しかも長野で!これはもちろん、傑作「止められるか、俺たちを」と非常に関係の深い作品。吉積めぐみさんご本人も出ているし(貴重)、「止めおれ」の中にはこの作品の撮影現場のシーンもあり、オバケが「ママぼく出かけるー」と歌うシーンもあったりする。ゆけゆけ二度目の処女 【DVD】それにしてもこれはまたとんでもない傑作だ。驚愕。密室劇だが、屋上を密室に見立てるとゆーのがすごい。(空に向かって広く開かれているのに、実は閉じられている場所...)ほぼマンションの屋上だけで進行する。大量殺戮、レイプ、シンナー、街の不良たち、殺して欲しいと懇願する女、閉塞感、反権力。美しい作品だ。音楽も映像も素晴らしい。この作品にも「犯された白衣」と同様に「血だらけの死体の円環」のイメージが登場する。「ママ、ママ」とゆー歌詞の繰り返しも耳に付くし、「母恋、胎内回帰」が根底にあるのかもしれないが、「犯された白衣」のように抒情的にはならない。若松監督と唐十郎さんがほぼ二人でホンを書いた「犯された白衣」と違ってこの作品は「出口出」のホンだから若松プロ色強く、やっぱり感じが違う。上映後、高間賢治さんと脚本の井上淳一監督のトーク約60分たっぷり。井上監督は例によって最高のトークで楽しかったが、この日おもしろかったのはやっぱり高間さん。高間賢治さんは技術屋さんらしく地味で温厚で穏やかな語り口だが、実はとんでもない人だってことが言葉の端々から滲み出てきて、最終的にはちょっとドン引きなほどの過激な人物なのだってことがわかってくる。猛烈なおもしろさだった。高間さんは若松組出身で、吉積めぐみさんの恋人で、日本やアメリカで数々の現場(修羅場)を踏んで、今も現役でバリバリ撮ってる猛者。そりゃ過激に決まってる....パートカラーについての質問が多かった。特に上記の画像・海辺のシーンの、ちょい不自然な青い色についての質問に、高間さんが技術的見地から極めて明快に答えていて、すごかった。当たり前だけれど、監督さんや役者さんとは全然違う!刺激的だった。技術屋さんのお話はほんとうにおもしろい。こーゆー作品では時々「毛」が写ってしまう事故が起こるが、それがどうして起こるかってことをカメラマンの見地から解説してくださったりする。めっちゃ興味深い。(◎_◎;)終了後、高間さんの最近出された御本にサインしていただきました。うれしい。ちらっと読んだがめっちゃおもろい。撮影監督 高間賢治の映画撮影記 [ 高間賢治 ]濃い連休だったー。長野ロキシー、すごかったなー。充実の(怒涛の)二日間大満足で帰宅夕食ハッシュドビーフ
2018/11/11

2018/11/03昼に長野ロキシーへ。侯孝賢「珈琲時光」(2003)フィルム上映。フィルムは実在感が違う。素敵だ。やっぱり素晴らしい映画。出色の一青窈さん。この作品の小林稔侍さんはマジ最高と思う。おれはこれは二回め。随分久しぶりの鑑賞。おれはその間、台湾映画にだいぶ触れて、台湾の歴史や政治状況についても少しずつ知識を得てきた。侯孝賢の過去の作品もだいぶ観た。しかしそれ以上に決定的なのはおれの「鉄分」が初めて「珈琲時光」観たときよりも飛躍的に増していること。この作品は小津安二郎の記念映画でもあり、江文也をキーワードにした家族の物語でもあり、そして、それと同じかむしろそれ以上に「鉄」映画でもあるのだ。中心になるのは都電荒川線、上信電鉄、都電荒川線と上信電鉄ってだけで相当にガチ...そしてJR山手線、総武線、中央線快速....ひたすら電車、電車....。当初はよく電車が出る映画だなあー、程度にしか思ってなかった。しかしフロイデで強烈に鉄分を注入された今のおれは全然違う。今観直すと作品の鉄分がいかにすごいか超よくわかる。知識の問題ではない。鉄分の問題。古書店の店主役の浅野忠信さんが「鉄」で、しかも「音鉄」であるとゆー設定がすごい。監督、相当な「鉄」なんだなー。この作品を観ると自分のの中の鉄分が反応するのがわかる。そういえば「恋々風塵」もそうだし「冬冬」もそうだし、監督の作品は鉄道(電車)がいつも非常に重要だ。監督は東京をひたすら電車で表現する。もちろん「東京物語」のモチーフも使われるが、監督にとって東京はひたすら電車。古風で雰囲気満点の喫茶店や古書店もいい感じだが、やっぱり鉄道で、電車なんだね。音鉄の描写が最高すぎる。全く余談だが、古書店のわんこが超かわいくてたまらん上映後、田村志津枝さんのトーク。アナザーストーリー〜江文也と上田〜圧巻だった。これはもうトークではなくてレクチャーだった。知的好奇心を刺激されまくって、マジ興奮した。あっとゆー間の1時間。これはちょい足りないね。田村さんには大学の講義と同じくらい最低90分〜120分は必要。たぶん田村さんは大学の講義の時間感覚が染み付いてしまってるのかも。田村さんのトークはただの映画のお話だけではなく、台湾の歴史や政治から日本の近代史から音楽のことまで拡がるものすごいものだった。江文也から繋がって山田耕筰の詳しいお話になって、おれはもうこの辺からはひたすら驚愕しながら唖然と聞いていた。これはもう、映画ファンだけではなく音楽の人、特に声楽関連の人が聞いた方がいいようなお話だった。山田耕筰以外にも藤原義江/藤原オペラ、チェレプニン、古関裕而、古賀政男、平井康三郎などなど出るわ出るわ...。ほぼ音楽の講義になってる時間もけっこう長かった(今一般に歌われる平井康三郎の合唱曲「潮音」[作詞 島崎藤村] には江文也の作曲のものもあるとゆー話なんて実に興味深かった)おれはたまたま音楽が仕事だからすごく勉強になって興奮したし、台湾のことも偶然に初歩的な知識が少しあったからよかったけれど、これはレクチャーとしてかなり高度だったので、田村さんのお話についてこれない人も多かったかも。広範囲に渡ってある程度のリテラシーがないと難しいだろう。特にこの「珈琲時光」とゆー作品は田村さんが強い興味を持って追いかけていた江文也とゆー音楽家が題材になっていて、彼がたまたま信州上田で少年時代を過ごしたとゆーことで、「江文也と上田」という一見とっつきやすく見えるタイトルのトークになったのに、高度な学術的に充実したレクチャーになった。おれは嬉しかったけど....ノートと筆記具持参で教室できちんと講義を受けたい内容映画そのものより、トークの方がむしろずっと敷居が高かった。それにしても田村さん、すごかった!興奮状態で帰宅して色々調べまくって遅くまで眠れなかった。勉強したくなった。信大とかその辺の大学で田村さんが公開の集中講義やってくれたら、おれは絶対に通うと思う。映画から歴史から政治から音楽まで縦横無尽に展開するお話はマジすごいっす。おれは参りました。帰宅してて田村さんの経歴を見るとめっちゃものすごくて腰抜けたニュージャーマンシネマと台湾ニューシネマだよ。ガチだ。そして小諸の人だって!ドヒャー。今まで知らなくてごめんなさいとしか言いようがない。山田耕筰/肉弾三勇姿の歌江文也 / 台湾舞曲江文也 / 生蕃四歌曲集
2018/11/09

2018/11/02身体の調子、最悪。朝、おでんの仕込み。昼食、権堂「かんだた」十割そば、めっちゃ美味しい。十割は金曜だけらしい。長野ロキシー三上智恵・大矢英代 監督「沖縄スパイ戦史」三上智恵監督の「戦場の止み」が素晴らしい作品で、強く印象に残ってたので、ぜひこれも観たいと思っていた。ロキシーの上映最終日にすべり込みで間に合った。よかった。「戦場ぬ止み」は、いま現在の基地問題を中心として、沖縄のアイデンティティについて言及していく作品だった。この「沖縄スパイ戦史」は戦時中の沖縄を執拗に掘り下げてゆく作品。凄まじかった。異様な迫力。観終わって呆然。少年兵たちや、軍の仕事に駆り出された少女たち....戦時の記録画像や記録映像は貴重なものばかり。中にはひどく残酷なものも含まれる。証言も生々しい。メルギブソンの「ハクソー・リッジ」はやや表現として大げさな誇張があるが(監督が極端な人なので...)、それでも概ね事実そのものだったのだとゆーことがよくわかる。ハクソー・リッジ スタンダードエディション [ アンドリュー・ガーフィールド ]残酷極まりない映像の数々は、あまりの酷さに目を背けたくなるが、こーゆーのは目を背けずに見る必要があると思う。小学校高学年くらいなら子供にも観せて欲しい。その映像がトラウマになってもいいと思う。むしろトラウマを刻みつけて欲しい。中高、大学生にはぜひ観て欲しい。沖縄戦について知るために、沖縄の同胞に心を寄せるために、戦場のリアルを体感するために。スパイ工作で住民たちの相互監視が始まり、疑心暗鬼が住民の心の中に広がってゆく悲劇について執拗に掘り下げる。もちろん戦争がそうさせるのだが.....疑心暗鬼は本当に怖い。もしかすると住民の疑心暗鬼の方が戦争そのものより更に悲劇的かもしれない。しこりや遺恨が地域のにずーっと残ってコミュニティがずっとギクシャクしてしまうし...陸軍中野学校について少し知識があったのはラッキーだった。この作品は陸軍中野学校が重要なキーワードになる。おれは中野学校について少し知識があったのはラッキーだった。長野ロキシーは秀逸な沖縄のドキュメンタリーを継続的に取り上げてる。非常に有意義で大切な継続的な上映。これは頭が下がります。いずれ舞台挨拶とかトークで三上監督が長野に来て下さったらいいなあ。ロキシーで観た沖縄関連のドキュメンタリーは以下の通り。「戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ)」の感想はこちら「沖縄 うりずんの雨」の感想はこちら「米軍が最も恐れた男~その名は、カメジロー~」の感想はこちら沖縄について関心があるとゆーと左と思われがちだが、非常に心外だ。おれは共産党は好かないし、例えば安倍晋三さんが軸足を置く「日本会議」みたいなのはもっと嫌いだ。沖縄の問題はイデオロギーじゃない。イデオロギー論争に沖縄問題を落としこもうとする人がいるのは不愉快だ。沖縄と聞くと即座に沖縄のことより平和憲法、非核、九条堅持などに短絡的に話を持っていく人のことも好かないし、いきなり日米同盟や安全保障、防衛問題に話が行っちゃう人も、どちらもおれは好かん。どうしてもっとシンプルに落ち着いて沖縄の同胞の過去と現状に静かに心を寄せることができないのか(もちろん、静かに心を寄せてる暇もないほど現状は切迫してることはよくわかって言ってます)。イデオロギーではなくまず沖縄のことを考えて、沖縄の話をすべきだ。沖縄をイデオロギー論争のタネにするのは、どちらも寒気がするほど不愉快だ。右も左も不愉快。まず、心を寄せることでしょ。思いやりの問題。「思いやりの心」の大切さを我々は全国的に義務教育で、家庭の中で学んできたのではないのか。沖縄が即座にイデオロギー問題になってしまうのが問題。イデオロギーではない。まず最初に沖縄の人々のことを考えたい。右も左もない。実家へ。レッスン。夕食、おでんうまい。あったまる。
2018/11/08

2018/11/01ついに11月寒すぎる朝。長野市で初霜、初氷を観測。ついに我々麻痺患者にとって最悪の季節が来てしまった。耐える季節。一気に調子悪くなる。筋緊張高まり、歩様もむちゃくちゃに悪化。午前、病院。リハビリ。ダメダメ。担当さんはこの時期の麻痺患者はみんな同じなので、どんなに調子悪くても全く動じない。淡々としたもんです。今日は足よりも上肢が問題。寒くなって一気に固くなった。一度帰宅して昼食&休養。調子悪い(^^;;中本&セブンの「辛旨焼きそば」https://iyec.omni7.jp/detail/4902105243848いやあ、中本&セブンのクオリティ相変わらず高いなー。おれはもっと辛いのがいいので、焼きそばの「北極」版の出現を心待ちにしてる。午後、実家へ。レッスン。帰宅。夕飯はソイ塩焼きやおからサラダ。ソイ、抜群に美味しい。おからのサラダうまいなー。簡単で良い。若松孝二監督「犯された白衣」(1967)観る。唐十郎さん主演の歴史的名作。57分。パートカラータイミング悪くなかなかスクリーンで捕まえることがができなかった作品。ようやくレンタルDVDで観た。このDVDはレンタルなのに特典充実してて得した気分。監督のインタビューと根岸吉太郎監督と若松監督の対話(音声のみ)が入ってる。驚愕の傑作。マジびっくりだ。犯された白衣 [ 小桜ミミ ]海辺の病院の看護婦寮で、少年(唐十郎)が次々と拳銃で看護婦たちを殺していくとゆーシンプルな密室劇。みっともなく命乞いをする看護婦を「ゲス」と言い放って容赦無く拳銃で撃ち殺してゆく。が、一人だけ殺さない子がいる(この子だけがみっともなく命乞いせず、終始淡々としている)。ラスト、円環状に並んだ死体の真ん中で、その殺さなかった女の子の膝で胎児のようにうずくまる少年(上の画像)パートカラーの使い方が秀逸。ポエムだ。(当時パートカラーは一般的にエロシーンだけに使われていたが、この作品のカラーはエロシーンには使われない。)特典のインタビューでも監督がハッキリ語っているように、まさに「胎内回帰」がテーマの作品。子守唄は流れるし、はっきりと母恋的な映像も出現する。誰が観ても「胎内回帰願望」の話なんだなってことはすぐわかるようにできてる。すごくわかりやすい。非常に抒情的な美しい作品。通常の若松プロの作品より抒情が表に出てる感じなのは、唐さんが脚本にも関与してるせいかもしれない。この時期の若松プロの作品の中ではかなり観やすくわかりやすい部類に入る作品と思う。レンタルでも特典でがっつりこの作品について若松監督が語っているし、レンタルもおすすめ(セルの特典はもっと充実してるのかなあ)。インタビューで若松監督がパートカラーのことをうれしそうに「パッとカラー」と言ってるのが印象的。若松孝二&足立正生監督「赤軍-PFLP・世界戦争宣言」の感想はこちら若松孝二監督「十三人連続暴行魔」の感想はこちら若松孝二監督「松居一代の衝撃」の感想はこちら大和屋竺監督「荒野のダッチ○イフ」の感想はこちら
2018/11/07

2018/10/31チェックアウトして、まずナリタへ。家内に頼まれたアミの塩辛(主にキムチ用だね)をゲットして名駅。10時のしなの。朝食は車内で、名駅の成城石井で買った小さめの弁当。ひたすらシェイクスピア「ヴェニスの商人」読む。長野に着くまでに読了。学生時代以来の再読。学生時代の100倍以上おもしろく「一気に読んだ。昔とは全然違う印象を持つ。光文社の古典新訳文庫。読みやすい訳。注や解説も充実。訳が読みやすいのもあるし電子書籍だから字を好きなように大きくできるのもあるがいちばん大きいのは自分の世界史の知識が学生時代より厚くなってるせいだろう。昔はこの作品のシャイロックの台詞の凄さや繊細な人物造型の凄さが全く理解できてなかった。ヴェニスの商人 (光文社古典新訳文庫) [ ウィリアム・シェイクスピア ]読書しながら車窓の秋を楽しんだ。昼過ぎ長野着小木曽製粉で昼メシ。ざる大、ちくわ天夜、飲みに行ってみたい。ここは気楽だし天ぷら色々あって楽しいのが良い。帰宅。「いつも月夜に米の飯」のパンフ熟読。諸々準備。チクルス関連。Beethoven8の4楽章。高校オケで近々教えるしちょい別の事情もあったりして必死。502小節....長いし、形式的にソナタ形式的とゆーかロンド形式とゆーか、なんとも自由に破格なので、かっちりしたソナタ形式の曲よりも頭に入りにくい。夕食キムチチゲ。そうそう、そういえば先週念願の映画を観たのに書き忘れてたので書いておこう青山シアターの配信で今井真監督「アナタの白子に戻り鰹」(2013)観た。50分くらい。これはスコーレの英里紗ちゃん映画祭で観逃して超悔しかった作品。ようやく観られて大満足だ。MOOSIC LABの作品なので、当然音楽が中心に据えられてる。この作品の場合はフィッシュロックバンド“漁港”もちろん柳英里紗ちゃんと川瀬陽太さん出演!めっちゃおもろかった。とても楽しい娯楽作。漁港版のトラック野郎みたいな感じの人情喜劇。バンドのキャラもあって、通常のMOOSIC LABの作品のイメージとはずいぶんかけ離れた作品。実に楽しかった。この作品の英里紗ちゃん演じる「あさりちゃん」は最高。英里紗ちゃん魅力的。魚市場に違和感なく馴染んでる。そして超かわいい。おれは個人的には「みはりちゃん」に迫る感じで「あさりちゃん」が好きだな。そして、川瀬さん素晴らし!何度も大爆笑。痴話喧嘩の場面も宴会の包丁の場面も!バンド"漁港"の森田釣竿さん、演技上手いなー。いいキャラ。
2018/11/06

2018/10/30 21時すぎ〜「いつも月夜に米の飯」のあと引き続きスコーレで仲村祐太郎監督「アーリーサマー」観た。完売札止め。すげえ。「アーリーサマー」とトークイベントは中村監督、俊介さん出演の「スウィート・ビター・キャンディ」(以下SBC)の関連のイベント。超満員。すごい熱気だー。おれはこの[SBC]のCFに少額ながら協力させてもらってるし、「アーリーサマー」と[SBC]は関連があるとのことなので、行ってきました。おれみたいなおっさんのために、予約できなかった俊介さんファンの女子もいるんだろうなあと思うと、ちょっと申し訳ない気持ちだったけれど....おれは中村監督のことはほとんど知らなかった。役者として出演した小林勇貴監督の「全員死刑」のドロちゃん役が印象的だったけれど、監督作品観るのはこれが初。さて、「アーリーサマー」おもしろかった。中川運河の連作のひとつ。今度ロキシーで白石和彌監督の「マンドリンの女」(これも中川運河連作のひとつ)を観ることができる(*^◯^*)中村監督のキャラと作品のギャップが激しくてそこもめっちゃおもろかった。画のパワーが凄い。確かにこーゆー濃密で強い画の中に俊介さん入ったらいいだろうな、と思う。[SBC]楽しみだ。音楽がすごかった。個人的には川瀬陽太さんが最初から最後までめちゃ大活躍で嬉しい。得した気分。和田みささんも出てたりしてちょい国映っぽい。和田さん、いい感じだったー。川瀬さんの作ってた炒め物うまそうだったなー。坪井さんも仰ってたが確かに「今池」向きな尖った作品。今現在、国映は今池って印象も強いので、そーゆー点でも尚更そうかも。こーゆー作家性の強い作品を(恋クレもそうだけど)俊介さん繋がりで、おそらく作家性などとゆー言葉とは縁のない子が大部分であろうボイメンファンの子たちに観せて楽しませて、俊介さんだけでなく、監督(中村監督や白石監督)やスコーレにも興味を持たせて巻き込んでいってしまう。こうしたことで俊介さんも役者としての厚みを増してるだろうし、ファンの子たちの映画鑑賞の幅も広がっている。スコーレも新しい観客を確実に獲得してる。こうした動きが名古屋に止まらず全国的に拡大してるのがすごい。そして拡大しても「名古屋発」とゆー軸足がブレないのが素敵だ。上映後、中村監督と田中俊介さんのトークイベントに参加<中村祐太郎と田中俊介”あの夏のはなし”>もちろん坪井さんも登壇。とても楽しかった。中村監督のキャラ、いいねえ。中村監督の他の作品、ぜひ観てみよう。監督、大蔵でピンク撮って欲しいなー。ぜひ!俊介さんやっぱりかっこいい!魅力的。見た目ももちろん、人間的にも。長野ロキシーの恋クレ楽しみだー。今回ナマ田中俊介さんを体験して、ますます楽しみになってきた。おれはもう整理券ゲットしてるもんね.当初あまりに異常に俊介さんを押しまくる坪井さんにドン引きだったおれが今やこの有り様。恐るべし俊介さんの吸引力Σ(゚Д゚)[SBC]で使われるキャンディ。監督が入場のとき、一人一人に手渡してくれました。「アーリーサマー」は約60分程度の上映時間、そして例によって終電やばいくらいの長い楽しいトーク。楽しい一夜でした。いい気分でホテル戻ってビール飲んで寝る。
2018/11/05

2018/10/30午前、午後〜21時頃昼過ぎの「しなの」昼食は車中でチューハイ、コンビニの安いのり弁。ただ映画を観ることと「ヴェニスの商人」を読むためだけに名古屋へ。秋の風景を楽しむ。車中はひたすら読書、シェイクスピア。名駅着まずスコーレへ。「いつも月夜に米の飯」と「アーリーサマー」の整理券無事にゲット。「シェフ」で腹ごしらえ。デラックスシェフ950円大満足。今度は「デラカン」ってのを食ってみたい。たぶん「デラックス+カントリー」とゆーことかな。またはデラックスなカントリーとゆーことか。もちろん名古屋弁の「でら」も意識してのネーミングだと思うが...19時10分から加藤綾佳監督(2018)「いつも月夜に米の飯」古典的な居酒屋人情喜劇の感じをちゃんと踏まえて、新潟の食の素晴らしさをアピールするご当地映画としても秀逸。地元愛に溢れ、隅々まで丁寧に撮られた秀作。話の進め方でちょびっと「ん?」と思うところも確かにあったけれど、おれは好きな作品です。丁寧に愛おしむように撮られるごはんのシーンが素晴らしい。特に「作る」シーンが素敵だなあと思った。腹が減って困っちゃう映画。そして、家族の映画でもあり、ちゃんとキュンキュンする恋愛映画にもなってる。[女なんて誰か好きになったらめんどくさい生き物なんだよ]とゆー「おんなのこきらい」で克明に描かれた女子のめんどくささをもう一歩先に進めてホラーに近い領域に入って、コメディの領域にすら接近してる(母親の婚礼の場面のつかみ合いはもはやクレイジーなドタバタ爆笑コメディだ)恋をしたらみんな「基地外」ってのは非常に普遍的で古典的なテーマ。シェイクスピアの昔からそーゆーことを表現した名作は世界に数多ある。最近の日本映画では「恋クレ」もそうだし、「寝ても覚めても」もそうだった。この「いつも月夜」は相当に異様で極端なラブストーリーだが、「恋クレ」まで強烈に振り切れてもいないし、「寝ても覚めても」のように前衛的でもない。それでも十分に異常だと思うけど....寅さんやトラック野郎みたいなのが好きなごくふつーのおっちゃんおばちゃんにもしっかり楽しめるわかりやすい娯楽作に仕上がってるのが素敵だ。新潟で多くの人に観て楽しんでもらえるといいなあと心から願う。長野市でも公開されるといいな。おれは長野市だから、新潟は距離的にも心情的にも近い場所だ。だから、新潟出身の監督にも、ヒロイン千代里の山田愛奈ちゃんにもすごく親近感がある。山田愛奈ちゃん美しいなー。「最低。」の時も良かったけれど、がっつり主演する本作でおれはちょっとやられちゃったな。すごく端正な美少女だけど、演技の感じからすると、内面には強靭でエモーショナルなものを秘めてるように思う素敵だ久々の高橋由美子さんに驚く。すごく良かった。角替和枝さん(合掌)、小倉一郎さんをはじめとする居酒屋常連たちもよかった。「おんなのこきらい」の感想はこちら
2018/11/05

2018/10/29酷い疲れ。ほぼ終日寝てた(眠ってた)。夏以降の疲れも出てる感じ。酷暑だったし、いろんなことが連続していて、まとまった休みを取らなかったのもいけない。疲労の蓄積。午前はほぼ眠っていた。ぐっすり昼メシ、カレースパゲティ。スパゲティ茹でてレトルトカレーかけただけ。昼メシ食ってまた横になったらまた眠ってしまって、目が覚めたらもう真っ暗だった。「ブラックスキャンダル」の第3回と第4回の録画観る。一話完結的なやり方で、ベースでは亜梨沙(山口紗弥加さん=まりかさん)の復讐譚が着々と進行してゆくとゆードラマ。3話のテーマはアイドルの妊娠(マネージャーと出来ちゃう)、4話は枕営業(再び)。一応、1話完結風ではあるものの、こちらの方も1話から通して関連がある。芸能事務所「フローライト」が主要な舞台なので、その中で伏線を張っていく。なかなかうまいと思う。記者の巻田がでてたりして、ベースの復讐譚の方にも俄然うねりが出てきた。巻田を演じる片桐仁さん、ケレン味たっぷりでいいなあ。平岩紙さんもダークさを増してきて、素晴らしい。唯菜の松井玲奈ちゃん可愛い!メガネとひげの変装がキュートだった。唯菜はこれからもっと活躍しそうな予感。いや活躍して欲しい。夏恋の小川紗良ちゃん再び大活躍でうれしい。紗良ちゃんはドラマ内ドラマで戦時中の格好をするのだが、これがまたよかった。夕食ダシダ焼そばなど。頂きもののおぼろ豆腐めっちゃ旨い!シェイクスピア「ヴェニスの商人」読み始め。ヴェニスの商人 (光文社古典新訳文庫) [ ウィリアム・シェイクスピア ]もちろん!チクルスのための読書。みなさまぜひぜひご来場ください。話はやや重めの時もあるかもしれませんが、音楽はメンデルスゾーン、ガーシュインですから、わかりやすくて、しんどくないです(最終回はちょっと別ですが...)。来年は調性、ちゃんとあります(笑)どうかご心配なく。怖がらずにぜひご来場下さい。まずは皆様スクリャービンの最終回をお願いします。
2018/11/03

2018/10/28じゃがー先生迎えに来てくれて、家内と3人で村山へ。篠ノ井村山健康スポーツセンター。会場は例年は大きめの会議室みたいなところだったのだが、この度は広い体育館になった。そんなにお客さん入るのかなと思ったら、蓋を開けてみたら大勢のお客様にご来場頂いた。ありがたいこと。早速リハーサルお披露目の木挽唄を念入りに練習。短いし、超シンプルだけれどこれはかなり怖い。清茂先生の指定もいろいろと怖すぎ。フルートが銅鑼持ち替えだったりとかする。銅鑼なんか叩いたことない人がいきなり撥を持たされて大事な場面で立派に叩かなきゃいけない。やばい...スネアはひたすら弱音のロール。「風のように」とゆー先生の恐ろしい但し書きがある、最後の幽玄な和音は子供たちが慣れないハーモニクスで弾かなきゃいけない(もちろん鳴らなかったでは済まない)。管のソロはやたら息が長く、自由度の高さも要求される。痺れるソロ。最終形態のフルオケの版よりもこのコンパクトなプロトタイプの方が怖いかもしれない。フルオケ版はチェロトップがひとりで緊張すれば済むが、プロトタイプは緊張を伴う人がフルオケ版より多い....なかなか大変。小編成だけど緊張感はかなりのもの。相馬盆唄は軽めに済ませようと思っていたが、これは「軽めに」とゆーことが非常に難しい音楽結局全力でやる。これもお披露目の曲だし、仕方ない。再演の三曲は、確認程度。子供たちはやや緊張気味だが、そんなにガチガチでもない。じゃがー先生ありがとー。今年はずーっと清茂先生で一緒だった。お疲れちゃん。管楽器メンバー3人ともありがとうなおちゃん打楽器指導もありがとー控え室で昼休憩。子供たちはハロウィンなのでお菓子配ったり楽しくやってたようだ。おれもお菓子もらった。ありがとうそうそう、我々出演者(子供たちも全員)みんな林檎を頂きました。感謝感謝です美味しいお弁当でした。ごちそうさまでした。可愛い楽器たち13:30開演。大入り。驚いた。ご来場いただいたみなさまありがとうございました。前半は大正琴地元の混声合唱団地元の小学校の合唱。みなさんそれぞれ素敵でした。大正琴のアンサンブル良かったー。こんなに高レベルの大正琴の合奏おれは初めて聴いたかも。大正琴のタンゴ(奥様お手をどうぞ)は大正ロマンっぽい印象的だった。混声合唱は定期的に聴かせて頂いてますが、聴くたびに声が前に出るようになって来ていて、素晴らしいことだと思います。地元の小学校の6年生の合唱も素敵でした。学年で10人に満たない少人数。でも、しっかり声が出て、音楽も立派で、おれはちょい感動しちゃった。いよいよ中学生の出番、15時ころから。今回はOBの高校生男子や小学生の女の子も入って、通常の活動とは違った特別編成。今回は、プログラムノートに詳しい記載があるわけでもないので、おれがいろいろ話しながらやりました。清茂先生の写真の前で演奏するのは緊張だ。お墓もすぐ近くだし....「音楽カクテル」「木挽唄」「相馬盆唄」「柴の折戸」「こきりこ唄」アンコールで再び「相馬盆唄」。(相馬盆唄、凄まじいアレンジ!)最後に会場のみなさんも一緒に「故郷」を合唱(伴奏はおれがアレンジ)。子供たちはよく弾いてくれた。お客様も喜んでくださったようで何よりでしたおそらく清茂先生も喜んで聴いてくださったことと思います。この時期は三年の引退直後で、一、二年生だけの合奏になり、いろんな点で覚束ないし、不安定な時期。そのわりにはみんなよく頑張ってくれた。2月にはまた長野市で「相馬盆唄」は再演するので、それまでにもっと磨いていこう!「木挽唄」も再演したいところですが、これはひたすら木管の勉強になるばかりで、弦はあまりにも音数が少なすぎるので、2月は再演しないことにした。子供たちにはもっと音数を与えて、鍛えなきゃいけない。文化的にはやった方がいいのはわかってるが、教育的にちょっとね...2月は木挽の代わりに清茂先生の違う曲を一曲お披露目するつもり。大久保先生はじめ関係者のみなさま、様々なお心遣いありがとうございました。出演者のみなさんお疲れ様でした。賛助のみなさん感謝してます。懲りずにまたよろしくお願いします。レギュラーの指導者陣のみなさんもお疲れちゃん子供たちには得難い貴重な体験だった。幸せな連中だなと思う。じゃがー先生に送ってもらって帰宅。ひどく疲れた。マジでボロボロ。おれは練習は中高生との練習はいろいろ残っているものの、年内の指揮の本番はこれでおしまい。幸せな〆になりました。多謝。しばらく落ち着いて過ごそう。来年再来年のチクルスの仕込みもあるし...フロイデの準備もある。仕込みと休養の期間。お疲れちゃん。夕食、スズキヤのテムチン食う。めちゃうまい。味も食感も最高。長野駅のMIDORIで買えるはず。おれはMIDORIで買いました。
2018/11/02

2018/10/27午後〜大満足でロキシー出て、こすげ亭で昼食。かつ丼。もちろん明日本番なので、ゲンを担いでる。門前寄席へ。今日は権堂公民館。柳亭市弥 独演会。満席。前座は柳亭市坊さんの「一目上り」で、柳亭市弥さん前半は「初天神」中入り後、後半は「八五郎出世」=「妾馬」いやあ、よく笑ったー。楽しかった。「八五郎出世」は超笑えるけれど、後半いきなりめっちゃエモーショナルに昂まるここはさすがにちょっとうるっときた。妹を思う兄の心。八五郎、いい奴だー。市弥さんお見事。帰宅して、真面目に明日の準備夕食カジキのカレーソテー
2018/11/01
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