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0118 邪神バスターズ【スタッフ】・製 作 マイク・マッジン・音 楽 マイケル・タベラ・撮 影 キャメロン・キャノン・脚 本 デヴィン・マッギン・監 督 ヘンリー・シェーン【キャスト】・カイル・ディヴィス「ヒッチャー」「13日の金曜日」・デヴィン・マッギン・バラク・ハードリー・エドモンド・ルピンスキー・グレッグ・ローレンス【仕 様】・型 番 AXDR-1494・製作年度 2010年・製 作 国 アメリカ・原 題 THE LAST LOVECRAFT:RELIC OF CTHULHU・収 録 本編78分・音 声 1.オリジナル(ドルビー・デジタル・ステレオ)、 2.日本語吹替(ドルビー・デジタル・ステレオ)・字 幕 1.日本語字幕、2.デカ字幕・サ イ ズ 16: 9 LB シネマスコープサイズ・そ の 他 片面1層ディスク、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、レンタル専用・発 売 株式会社クリエイティブアクザ・販 売 元 株式会社クリエイティブアクザ【ジャケット】・オモテ面:俺達で大丈夫?!・ウラ面 :蘇る邪神クトゥルフ。人類滅亡の危機!! 救えるのは伝説のホラー作家 ラブクラフトの子孫のみ。 だが、 ←こいつが全く無能な奴だった…。 “2010年スラムダンス映画祭”で大絶賛! “H.P.ラブクラフト映画祭”で観客賞受賞! 最新VFXを駆使して描く、モンスター・パニック・コメディ、日本上陸!あ~、本編が本編なだけに、ジャケットも評価し辛い。(笑)けど、キャッチコピーにあるほど、主人公は無能ではなかった。ただのフツーの人。その友人連中がオタクで無能だっただけ。(笑)それにしても、H.P.ラブクラフト映画祭なんて、あるの?【感 想】「コレって面白いの?」レビューを書くのも億劫になるくらいバカバカしい作品だった。(溜息)いい大人が幼児のマネをして、どこが面白いのだろう? 理解出来ない。(まぁ、日本のTV番組も似たようなものだが……)キャストもそうだが、スタッフにしても、お金をかけて本作品を撮っているって自覚はあったのだろうか?――ハワード・フィリップス・ラブクラフトの子孫が、クトゥルウ神話に登場するモンスターを倒すために、ほんのちょっぴり頑張る。……というお話し。途中、アニメーションでクトゥルウ神話の説明がある。これが正しいのかどうか不明。H.P.ラブクラフトの全集を読んだのは何十年も昔のことだ。記憶が定かでない。もとより、ラブクラフトの作品って、分かり難い。私の中では、精神を病んだ三文作家の戯れ言に近い。まともに読めるのは、数編だけ。後は、カオスであったり、尻切れトンボであったり、よく分からない作品ばかり。(マニアくんに殺されるかも知れない……)第一、生前に発表された単行本は『インスマウスの影』一本だけ。後は、友人が設立した出版社が、刊行している。現在のクトゥルウ神話は、この友人によって体系化されたものだ。決して、ラブクラフト自身が整理したものではない。果たして、それは正しいのか? 解釈は間違ってないのか?実際、マニアくんたちによってラブクラフト神話が作られている。これが、クトゥルウ神話と一線を画している。私は詳しくないので、その違いは分からないが、少なくとも、ラブクラフトの小説そのものとは違うところで、何かが動いているのは確かだ。本作品にしても、もしかしたら、そんな物語世界の末端に位置しているのかも知れない。……そんなことはないか。(笑)ラブクラフト原作の映画は、これまで、まともなのを観たことがない。いつかは、いい作品に出会いたいものだ。(金子修介監督が参加した『ネクロノミカン』は好きかも……)本作品は廃棄しましょ。(笑)
2015.07.31
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0117 ロック【スタッフ】・監督・脚本 ケヴィン・ヴァンフック「プレデターズ」・製作総指揮 ジョン・W.ハイド「ネバーエンディング・ストーリー」・製 作 カレン・ベイリー・脚 本 リック・グラスマン・撮 影 キース・J.ダガン・編 集 マット・スタインアウアー・音 楽 ルディック・ドリザール、アンドリュー・マッツ【キャスト】・ジェイク・ビューシー「スターシップ・トゥルーパーズ」(浦山迅)・ステイシー・キーチ「プリズン・ブレイク」(杉野博臣)・カイル・シュミット(岩田翼)・クレア・コフィー(篠原千佳)・スコット・ホワイト(茶花健太)【仕 様】・型 番 PWAD-1840・製作年度 2006年・製 作 国 アメリカ・原 題 DEATH ROW・収 録 90分・音 声 1.オリジナル(Stereo)、2.日本語吹替(Stereo)・字 幕 1.日本語字幕、2.デカ字幕、3.日本語吹替用字幕・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・そ の 他 片面1層ディスク、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、レンタル専用・発 売 プライムウェーブ株式会社・販 売 プライムウェーブ株式会社・映像特典 オリジナル予告編【ジャケット】・オモテ面:死の監獄島を脱出せよ・ウラ面 :脱出不可能!!そこはアルカトラズを凌ぐ“死の監獄島”だった!! 人間VS悪霊の壮絶バトルを描く衝撃のアクション・ホラー!! 死刑囚の怨念が渦巻く 恐怖の監獄島“イスラ・デル・ロカ” その呪われた廃墟に 彼らは足を踏み入れてしまった 逃亡中の武装強盗団と 心霊ドキュメントの撮影隊 出口なき監獄《ロック》で 悪霊との死闘が始まる!!オモテ面は、アクション映画のようなデザイン。スティーブン・セガールやスティーブ・オースティンが主演作品みたいだ。(笑)ウラ面のキャッチ・コピーをみると、ようやくゴーストもののホラー映画であることが分かる。使われた画像も、そんなシーンばかりを選んでいる。作品のジャンルを伝えるためだろう。立派だ。 (笑)【感 想】「未完成のアクション・ホラー」閉鎖された刑務所を舞台にした定番のオカルト・ホラー。意気込みはかうが、如何せん未完成では評価のしようもない。監督さんが未熟すぎたようだ。ゴア・シーンやゴーストの造形にかける情熱をみると、特殊効果あがりかも知れない。――孤島に建つ刑務所。或る日、何かに憑かれたように看守が囚人を殺し始める。ところが、誰かが監房の扉を開けてしまったことから、今度は囚人が看守を殺し始める。刑務所は、惨劇の舞台となった。……というのが、前段。手を変え品を変えて、刑務所内の惨劇を演出しようとした意欲は素晴らしい。(笑)でも、役者さんはシロートっぽいし、編集もモタつき気味で、ちょっと残念な仕上がりだった。それに、“孤島”という設定が表現出来ていないなぁ。コストカットにあったか?――宝石店を襲った強盗グループが、閉鎖された刑務所に逃げて来る。1人は足を撃たれている。彼らは、数日、ここに身を潜めて警察の目をやり過ごすつもりだった。……というのが、序盤。リーダーの祖父が、この刑務所の看守をつとめていたらしい。最初は看守、その後は囚人として、と説明していたが、どういう意味だ?早々に、1人が惨殺される。独房の金網に押し付けられてコマ切れになったのだ。ゴア・シーンは頑張っているが、ちょっとカットが足りないか……。――刑務所のドキュメンタリーを撮っているグループ(若者5人)が、やって来る。しかし、彼らも、刑務所に閉じ込められてしまう。やがて、強盗グループと一緒になるが、1人、また1人と殺されて行く。……という展開。強盗犯と言っても、何やら礼儀正しい。顔を見られたんだから、口封じに若者連中を殺してしまうのが普通だろう。生かしておいては、リスクが高い。この甘さは、きっと脚本家の性格なんだろうなぁ。ヒリヒリするような緊迫感はなく、いつゴーストに襲われるかという恐怖感もない。もしかしたら、監督さんの人柄のせいかも知れない。(笑)――看守や囚人のゴーストが、彼らを襲い始める。或る者は電気椅子にかけられて、或る者は串刺しにされて、或る者は裁断機で、或る者は胴体を切断されて……。……というお話し。『13ゴースト』みたいに、さまざまなゴーストが登場するのは楽しい。(笑)それに、殺戮シーンは熱意をもって取り組んでいるので、どれも悪い出来映えではない。ただ演出力がないせいか凡庸な仕上がりになっているのは、ザンネン。その上、説明する力が不足しているのか、イマイチ理解出来ない。強盗グループのリーダーと父親と祖父の関係(?)も不明だし、それが真相とどう絡むのかもハッキリしない。欲に負けた人間が死んで行くようだが、それと彼らの関係も不明。ゴーストとの関係も不明。明らかに消化不良だった。監督さんがまとめ切れなくなって、製作会社がフィルムを取り上げて、勝手に編集をして仕上げたのではなかろうか。エンディングにしたって、尻切れトンボだ。きっと、本来描かれるべき物語があったはずだが、いまとなっては、それを拝める可能性は皆無。最後のシーンだって、ゴーストは解放されようとしていたのか、“浄化される”ようなことも言っていたが、どう言うことなのか……。リーダーと父親と祖父の三代で口喧嘩している画には笑ってしまった。(笑)強盗グループのリーダー役を演じるのは、ジェイク・ビジー。ゲイリー・ビジーの息子さん。父親ほど愛嬌はないし、お芝居もさほど上手ではない。TVMの常連さんになりそうだ。神父役でダニー・トレホが、ちょっとだけ出演している。オススメ致しません!
2015.07.30
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0116 トゥーム・ソルジャー【スタッフ】・監督・製作・編集・脚本 ニール・A.ウェントワース【キャスト】・エリック・チゾム(木澤智之)・サラ・レイビー(吉田理絵)・マット・ブラウン(万助橋わたる)・ナタリー・フランツ(村上めぐみ)・ブロック・アンドリュース(東十條)・ダニエル・ポール・ジョーンズ(日高仁志)・スコット・マズレク(伊智生士治)・ジェーン・シュワーツ(吉本愛)・マイク・ボトムリー(春山壱樹)・コリン・フランツ(安部壮一)【仕 様】・型 番 TWAD-4202・製作年度 2008年・製 作 国 アメリカ・原 題 HELL’S TOMB・収 録 本編approx. 83分・音 声 1.オリジナル(英語):2ch ステレオ、2.日本語吹替:2ch ステレオ・字 幕 1.日本語字幕・サ イ ズ 16: 9 LB スクイーズ・そ の 他 片面1層ディスク、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本国内向、レンタル専用・発 売 元 株式会社トランスワールドアソシエイツ・映像特典 オリジナル予告編【ジャケット】・オモテ面:封印は解かれた――・ウラ面 :伝説の古代遺跡の謎を解き明かす、 アクション・アドベンチャー最新作! 封印されたデーモンが今蘇る! 消えた研究者たちを救出できるのか!? 天地創造以前に存在したデーモン 地球を守るため冥王ハデスが そのデーモンを封じ込めたと伝説にある「冥王ハデスの霊廟」 これを発見し調査する研究者たちが突然消えた 救助部隊と古代遺物のエキスパートが向かったのだが 彼ら自身が得体の知れぬ何者かに次々と襲われ始める 助かる手段はたった一つ 霊廟に伝わる秘密を解くことだった――オモテ面は、映画『トゥーム・レイダー』のララ・クロフトに素晴らしく良く似たキャラクタが、描かれている。タラコみたいな唇は、アンジェリーナ・ジョリーに似せたか?後ろに描かれているのは、『トゥーム・レイダー2』の“オーヴ”か?いずれにせよ、このキャラは、本編に出て来ない。ウラ面は、戦闘スクションを思わせるデザイン。なかなかカッコイイ。でも、本編は、それほどカッコよくない。(笑)【感 想】「大根役者と素人プロデューサ」……たぶん、自主製作の作品だな。(嘆息)どんなに中小零細企業の映画製作会社でも、こんなに素人っぽくはあるまい。たぶん、脚本を書いた監督さんが、仲間を集めて製作事務所を作って撮ったんじゃないかなぁ。それくらい小規模だった。(もしかしたら、優秀な学生の作品かも知れない)その分、真面目に作られている。かなりショボいけど、確かに冒険アクション映画の体裁だった。(笑)――森の中で、冥王ハデスの霊廟が発見されるが、発掘隊からの連絡が途絶えてしまう。スポンサー企業は、専門家と護衛の私兵を現地に送り込む。しかし、彼らが遭遇したのは、未知のモンスターだった。……というお話し。出演している役者さん全員が、シロートに毛の生えた程度。台詞は棒読み、ヘンな抑揚がついている。英語が喋れない私でも、そう思うのだから、ネイティブの方には失笑モノではなかろうか。然も、手の動きに神経が行き届いていないため、遊んでいる場面が多々ある。どうしたらいいのか分からないのだろう。困って腕を組むのは可愛いが、ブラブラさせている。監督さんは指導しなかったのだろうか。その上、日本語の吹き替えもまた、輪をかけてシロートさんときた。ちゃんとした声優を雇えなかったのだろうか。まぁ、吹き替えを収録する手間とコストをかけた点だけは、ほめてあげたい。(笑)もう一つほめたいのは、ちゃんとまとめたコト。ある程度のスキルはあったようで、稚拙とはいえ、結末まで何とか辿り着いたのは立派。護衛たちの動きも悪くない。リーダの指揮命令に基づいて動いているように描いている。描きたかったのは、軍隊式の行動だけかも知れない。ただ、途中からジョン・マクティアナン監督作品の『プレデター(1987)』みたいな展開になってしまうのはいただけない。証拠を発見する→何故かなくなる→誰かが殺される→襲撃を受ける→反撃する→失敗する→ほぼ全滅→最後の戦い……。ほぼ『プレデター』だな。然も、臆面もなく、同じようなキャラも登場する。オリジナリティのカケラもないな。織り込まれるエピソードも、シロートっぽい。一つだけ良い点は、画面が明るいこと。夜の場面にして、暗闇で誤魔化そうとしなかったことは評価に値する。(笑)蘇ったモンスターが、ハデスなのか悪魔なのか不明だが、その姿はM.ナイト・シャマラン監督の『ヴィレッジ(2004)』に登場したモンスターと似たようなイメージだった。……それにしても、このモンスターが何をしようとしていたのか、不明。まさか、人間の頭蓋骨を戦利品として集めていたワケではあるまい。謎だ。衣装も小道具も新しく、使用感がないのは、大きなマイナス。まるで学芸会のようだった。プロデューサもシロートさんだったってことだろう。オススメ致しません!
2015.07.29
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0115 ブラスト・スタジアム【スタッフ】・制作・監督・脚本 クレイ兄弟(ジョン・ウィル・クレイ&ターナー・クレイ)・共同制作 ボビー・ミハレック・音 楽 ターナー・クレイ【キャスト】・ベック・ロジャース・アシュレー・モーガン・ブレット・ホプキンス・ジョン・ウィル・クレイ「デジャヴ」「エリザベスタウン」【仕 様】・型 番 IP09-0542・製作年度 2008年・製 作 国 アメリカ・原 題 INTERCEPTION・収 録 本編 107分・音 声 1.オリジナル(ドルビー・デジタル・ステレオ)、 2.日本語(ドルビー・デジタル・ステレオ)・字 幕 1.日本語字幕、2.日本語用デカ字幕、3.日本語吹替用字幕・サ イ ズ 4: 3 スコープサイズ・そ の 他 片面1層ディスク、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、レンタル専用・販 売 インターフィルム【ジャケット】・オモテ面:大都市、震撼! 絶対に阻止せよ!!・ウラ面 :ターゲットは50万人都市中心部の巨大スタジアム! 対テロリスト緊迫アクション・ムービー!! 平凡に暮らしていた一人の男が巻き込まれた<最強テロリストとの戦い>! この爆破計画を止められるのは彼しかいなかった!!オモテ面もウラ面も、如何にもパニック・サスペンス風なデザイン。確かにアクション映画風ではあるが、誇大広告も極まれり。(笑)使われている画像は本編からの取り込み画像だから、或る意味、見事だなぁ。ちょっと感心してしまった。アクション映画としては、なかなか良い出来映えのジャケットだ。(苦笑)【感 想】「一般人のスキル」スタジアムを狙ったサスペンス映画のようだったので、『ブラックサンデー(1977)』か『パニック・イン・スタジアム(1976)』のような作品を想定していた。(苦笑)手に汗握るサスペンスを期待したのだが、本作品は、ライト感覚の“巻き込まれ型”のアクション風の映画だった。あくまでも“風”であって、アクション映画ではありませんので、念のため。(笑)かなり無理矢理な設定で、これでは独立系でも弱小製作会社しか取り合わないだろうなぁ。でも、ちょっと楽しい作品だった。(笑)――プログラマのレイは、会社をクビになって帰宅する途中、事故現場に遭遇する。橋から落ちた被害者を助けた彼は、一枚のCDを託される。しかし、それがトラブルの始まりだった。……というお話し。レイは、謎の武装集団に拉致されたり、助けられたり、また拉致られたり、逃げたり、隠れたり、警察に捕まったり、また逃げたり、そんなことの繰り返し。(苦笑)警察も武装集団も間抜けに描かれている。主人公が一般人なので逃走できるスキルを持っているわけでない。どうするのだろうと見ていたが、特に目新しいことは起きず、ボンヤリと危機を脱してしまう。(溜息)いいアイデアをひねり出せなかったのは、脚本家が未熟だからだろう。黒澤明監督らみたいに、脚本家陣みんなで、どう危機を脱出するか競わせることが出来たら、観客を驚かせることが出来ただろうに。残念ながら、本作品は、実に少人数で取り組んだようだ。監督のジョン・ウィル・クレイは、原案・製作総指揮・監督・出演と1人4役。共同監督のターナー・クレイは、原案・製作総指揮・ 脚本・編集・音楽・監督と実に6役。家内製手工業と同じだな。これでは、よほどの才人でない限り、よい作品は作れない。それでも、ここまでまとめたのは、或る意味、立派。それにしても、どんな爆弾なのか不明だし、CDが何なのかも不明。あの爆弾をスタジアムで爆発させて、どうするつもりだったのだろう?もう1基あるのかな? それとも設計図があるのか?デモンストレーションになると言っていたが、どこに売るつもりなのだろ? そんな描写はなかったが……。主人公がクリップで手錠のカギを開けるが、どこでそんなワザを覚えたのだろ? フツー出来ないぞ!いろいろと、つめの甘い作品だった。(笑)総体的に観て、TVドラマの1編程度の内容しかない。いや、いまどきのTVドラマは、もっとよく出来ている。『キャッスル』でも、爆弾のエピソードがあったっけ。あちらの方が何倍も面白かった。クレイ兄弟には、協調性をもって、おおぜいのスタッフを使って作品を撮るように、誰か指導して上げて下さい。(笑)オススメ致しません!
2015.07.28
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0114 哀憑歌/GUN-KYU 【スタッフ】・製 作 サテライト、GPミュージアムソフト・企 画 佐藤博彦、山本ほうゆう・プロデューサー 辰巳圭太、林田昌爵・キャスティング 金砺賢児・VFXプロデューサー 平興史・VFXディレクター 永見康明・特殊造形 松井祐一・脚 本 小杉哲太、金丸雄一・音 楽 MOKU・撮 影 釘宮慎治・照 明 舘野秀樹・録 音 山田幸治・美 術 津留啓亮・編 集 GONZALLEZ・整 音 矢野正人・監 督 金丸雄一・製作協力 メディア・ワークス、ジャパニメーション・制 作 ケイズファクトリー、ダックウィード【キャスト】・小松千春 ・池内博之 ・石川紗綾・剛州 ・辰巳佳太 ・木下あゆみ・虎牙光輝 ・吉野紗香 ・仁科寛基・斎藤洋介 ・戸田菜穂 ・田畑智子・山田辰夫 ・佐藤 充【仕 様】・型 番 DMSM-7797・製作年度 2008年・製 作 国 日本・原 題 ----・収 録 本編75分+特典 11分・音 声 ステレオ・字 幕 ----・サ イ ズ 16: 9 LB 本編:ビスタサイズ・そ の 他 片面1層ディスク、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本国内向、レンタル専用・発 売 元 サテライト、GPミュージアムソフト・販 売 元 GPミュージアムソフト・ジャケットデザイン 太田雅之(SONIC ARTS)・特典映像 メイキング映像【ジャケット】・オモテ面:天空より舞い降りし使者―― 恐怖が突き刺さる!!・ウラ面 :チェイン・ストーリー チェイン・キャスト 立ちきれない負の連鎖! 昨日までの世界は何処へ?! 小松千春が迷い込んだ、新たなホラーの迷宮いかにもホラー映画っぽい仕上がりのジャケット。(オモテ、ウラともに……)いかにもB級っぽいけど……。(笑)やっぱり、このシリーズ、好きじゃないなぁ。(苦笑)【感 想】「10円(税抜き)」近くのビデオショップに“10円レンタル”ってコーナーがある。主に児童向けのアニメなんかが並んでいるのだが、ありましたよ、ありました、『哀憑歌』シリーズ。(笑)スピルバーグ製作のアニメ『アメリカ物語』の隣に『/NU-MERI』が並んでいた。(『/GAN-KYU』でなかったのは残念)1泊2日で10円では1週間 100円と、あまり変わらない気もするが、子供連れのお母さんたちが、ひっきらなしに立ち寄る。うまい商売だなぁと思った。『哀憑歌』シリーズの3作品目。金丸雄一監督が、この後、作品をリリースしているかどうかは知らない。うーん、本人が思うほど上手ではないから、これっきりじゃないかなぁ。(失礼)主人公は、首都海洋大学の教授(?)という設定。魚の研究をしているようだが、何故かハトに襲われる幻影に悩まされる。この辺が、しっくりしない。演じるのは、小松千春さん。本シリーズ唯一の特殊メイクを施しての熱演だった。(笑)旭○成のキャンペーン・ガールから出発し、いまやA○女優さん。お世辞にもお芝居が上手いわけではないし、色っぽいわけでもない。A○女優なんかつとまるのだろうか?(確認しなければ!)本作品にはベッドシーンもあるが、案の定、つまらない。こんなのをムダに盛り込むくらいなら、衣装に気を使うべきだったと思う。仕立てのいい上着にスカートはタイトで膝上丈がいいなぁ。(汗)だいたい、あんなに無愛想な白衣を着せることからして間違っている。仕事をしている時は仕方ないにしても、そうでない時は、無闇に脱いで欲しかった。(そういうキャラづくりをして欲しかったってことね)本作品でも、怪異と被害者の因果関係を示す場面がある。ご丁寧にもセリフで説明したりする。脚本家としては、本作品の整合性をとったつもりだろうが、これがまた余分だった。物語世界を小さくする一因になってしまった。(汗)また、これまで出演して来た俳優が、チラチラと総出演。意味もなく出演している。さすがに3作品目になると、かえってうっとおしい。「ほら、研究所の所長が酒飲んでるんだよ」「あの時の助手が先輩後輩の関係なんだ、知ってた?」「獣医が恋人だったんだよねぇ、予想できなかったでしょ」――なぁんて、監督さんの得意気な顔が浮かんで来る。撃ち殺したくなった。(笑)――首都海洋大学の片隅に防火用水の瓶で、中学生が溺死する事件が起きる。その瓶には、「水をためると、よくないことが起きる」という噂があった。この日を境にして、大学講師の香菜子は、ハトの幻影に悩まされ始める。ハトの大群に襲われ、目玉をほじくりだされる夢だ。……というお話し。オススメ致しません!
2015.07.27
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0113 哀憑歌/CHI-MANAKO【スタッフ】・製 作 サテライト、GPミュージアムソフト・製作協力 メディア・ワークス、ジャパニメーション・制 作 ケイズファクトリー、ダックウィード・営業統括 小林正人・企 画 佐藤博彦、山本ほうゆう・プロデューサー 崎本志穂、辰巳圭太、林田昌爵・キャスティング 金砺賢児・CGIプロデューサー 平興史・CGIディレクター 永見康明・特殊造形 松井祐一・脚 本 谷口純一郎、金丸雄一・音 楽 MOKU・主 題 歌 加納望「Dance with Ghosts」・撮 影 釘宮慎治・照 明 舘野秀樹・録 音 山田幸治・美 術 津留啓亮・編 集 GONZALLEZ・整 音 矢野正人・監 督 金丸雄一・製作協力 メディア・ワークス、ジャパニメーション・制 作 ケイズファクトリー、ダックウィード【キャスト】・田畑智子 ・益子梨恵 ・出合正幸・永倉大輔 ・石川紗彩 ・街田しおん・水上竜士 ・木下あゆ美 ・小松千春・池内博之 ・石井恒一 ・山田辰夫・戸田菜穂 ・根岸季衣 ・峰岸徹【仕 様】・型 番 DMSM-7649・製作年度 2008年・製 作 国 日本・原 題 ----・収 録 本編86分+特典 8分・音 声 ステレオ・字 幕 ----・サ イ ズ 16: 9 LB 本編:ビスタサイズ・そ の 他 片面1層ディスク、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本国内向、セル専用・発 売 元 サテライト、GPミュージアムソフト・販 売 元 GPミュージアムソフト・ジャケットデザイン 太田雅之(SONIC ARTS)・ビデオグラム版スーパーバイザー 伊藤義之、細谷竜一、森田裕紀、 堀場大二郎、岩谷晃多・特典映像 メイキング映像・ゆうばり国際ファンタスティック映画祭フォーラム・シアター部門招待作品・劇場公開作品【ジャケット】・オモテ面:愛すべき動物たちの怨念を描く 恐怖に満ちた「負の寓話」・ウラ面 :チェインストーリー&キャストで贈る 新ジャンル「アニマルパニックホラー」シリーズ第1弾! 日本アカデミー賞女優・田畑智子の新たなる開眼『/NU-MERI』よりは洗練されたジャケットだが、やはりビンボーくさい。(笑)ウラ面は、オールスター・キャストの大作映画のように出演者の写真が並ぶ。でも、「誰?」というくらいの知名度かなぁ。そのジャンルのファンなら知っている俳優さんたちなんだろうけど、私は知らない方ばかりだった。(笑)でも、端正なデザインは評価したい。ホラー映画っぽくないけど……。【感 想】「 133円(税抜き)」先月、あまりネットレンタルを利用しなかったら、残りの枚数が繰り越して今月は14枚になっていた。“繰り越し”が出来るとは知らなかった。(汗)それならばと、本作品を借りた次第。今月は1枚当たり 133円ってことになる。このくらいが妥当な値段かなぁ。(笑)『哀憑歌』シリーズの1作品目。金丸雄一監督のデビュー作になる。気合いは入っているけど、古臭いセンスがダメだ。『/NU-MERI』もそうだったが、この監督さん、どうも貧乏性らしい。(苦笑)ところが、本作品の主人公は、高級クラブ“ピープル”のNo.1ホステスという設定。……これは、無理でしょ。監督さんが貧乏性なのに、プロデューサーは何を考えてたんだろ? キャラクタ設定を変えるべきだったのだ。案の定、高級クラブというより場末のスナックみたいだった。あの程度の客層では、入り口でドアマンに追い返されるぞ。実際、或るクラブで、ゴルフ帰りにポロシャツで行ったら「会員制です」と断られたことがある。それはそれは、見事な慇懃無礼さだった。(笑)幸いなことに顔見知りのホステスが客を見送りに出て来たので事なきを得たが、私の連れはドアマンの襟首をつかむ寸前だった。(笑)これは、全体的に言えることで、マンションのロケーションは良いものの、部屋の大きさや調度品のクオリティが、全くダメだったのと共通する。「“高そう”じゃ嫌なの、“最高”じゃないと」――と、主人公が豪語するなら、それなりの環境を揃えて貰わないと説得力がないではないか。衣装についても同じで、この世界独特の華やかさがある。メイクや小道具も同じだな。シャワールームも安っぽい。予算の都合もあるのだろうが、もう少し気を使って貰わないと、芝浦でのロケが全く無意味だ。本作品を観て、「よしっ、次はコイツに撮らせよう!」なんて誰も思わないんじゃないか?出演俳優の多くが、『/NU-MERI』と共通している。けれど、カメオ出演程度なので、これも意味がない。ジャケットには“チェーン・ストーリー”“チェーン・キャスト”と惹句が載っていたが、物語に絡まないんじゃあ、ムダな努力と言うものだ。――クラブ“ピープル”のホステスのミサキが主人公。店のナンバーワンだったが、性格が悪く、皆からは煙たがられていた。或る夜、彼女は、仕事からの帰りに、ウサギを拾う。それが異変のきっかけだった。……というお話し。彼女は、次第にメタモルフォーゼして行くのだが、あまり変化を演出できていなかった。ウサギのような白くてまん丸い尻尾が生えてくれたら、可愛かったんですけど……。(バニーガールが好き)それに、ヘンな悪夢とか想像妊娠とか、趣味が悪いなぁ。私はフェミニストなので、こういうのは好きじゃない。(笑)主人公を演じるのは、田畑智子さん。彼女は、マクドナルドのCMが一番可愛らしかったなぁ。ウサギみたいな顔と言われれば、そんな風に見えなくもないな。シャワーシーンが艶っぽくなかったのは、残念。(笑)取り立ててクライマックスはなく、ダラ~っとエンディングを迎える。何やら因果を説く場面もあるが、明らかに蛇足でしょう。オススメ致しません!
2015.07.26
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0112 スノーホワイト【スタッフ】・監 督 ルパート・サンダース・製 作 ジョー・ロス、サム・マーサー・製作総指揮 グロリア・ボーダーズ、バラク・バテル・脚 本 ホセイン・アミニ、ジョン・リー・ハンコック、エヴァン・ドハーティ・衣装デザイン コリーン・アトウッド・音 楽 ジェームズ・ニュートン・ハワード【キャスト】・スノーホワイト…クリステン・スチュワート(坂本真綾)・ラヴェンナ女王…シャーリーズ・セロン(小雪)・エリック…………クリス・ヘムズワース(椎名桔平)・ウィリアム王子…サム・クラフリン(浪川大輔)【仕 様】・型 番 GNBF-1307R・製作年度 2012年・製 作 国 アメリカ・原 題 SNOW WHITE & THE HUNTSMAN・収 録 本編 約127分・音 声 1.英語(5.1chサラウンド)、2.日本語(5.1chサラウンド)、 3.タイ語(5.1chサラウンド)・字 幕 1.英語字幕、2.日本語字幕、3.タイ語字幕、4.韓国語字幕、 5.中国語字幕(2種)・サ イ ズ 16: 9 LB スコープサイズ・そ の 他 片面2層ディスク、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、セル専用・発 売 元 ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント・字幕翻訳 古田由紀子・吹替翻訳 栗原とみ子・映像特典 1.ヘンテコ連中:ドワーフたち 2.監督ルパート・サンダース、 視覚効果監修セドリック・ニコラス=トロヤン、 共同編集ニール・スミスによる本編音声解説【ジャケット】・オモテ面:なし・ウラ面 :「アリス・イン・ワンダーランド」のスタッフが放つ、 驚異のアクション・ファンタジー・ アドベンチャー超大作!! めざめよ、白雪姫―― “おとぎ話”は終わった!たぶん、可愛くもないし綺麗でもない白雪姫って、映画史上初めてではなかろうか。(苦笑)オーソドックスな構図のジャケット。黒、グレーを基調とした斬新さは認めるけど、面白味はない。アクションとCGがウリだから仕方ないにしても、もう少し方向性の違うジャケットを見たかった。ウラ面も、品がないなぁ。(溜息)【感 想】「シャーリーズ・セロンの真摯さが作品を支える」あまり興味のない作品だったが、観てみると意外や面白かった。かなりの力作だ。正直、 2時間超の上映時間は長すぎるような気もするが、ギリギリ許容範囲と言ったところ。鑑賞後の満足度も高い。丁寧な脚本と大掛かりなロケ、コストの高そうなCGのおかげだろう。ただ、バランスの悪い演出については、不満がある。序盤から描き方が丁寧でじっくり見せるが、果たしてそんな必要はあったのか? 7人のこびとが出て来るのも中盤以降だし、途中の旅路が退屈だ。迫力を出そうと言う意図か、やたらハイスピード撮影によるスローモーションが多用されていることも尺を長くしている一因だろう。端折るところは端折って、クライマックスの城攻めに時間をかけ、観客をカタルシスに誘うべきだった。「登場人物も多すぎるなぁ」とも思ったが、どうやら 3部作構想らしいから、これは仕方あるまい。でも、どうやってあと 2作品も撮るんだろ? 『トワイライト』シリーズのように、スノーを巡る三角関係は描けるにしても、魔女は退治(?)出来たし、次は外国からの侵略に立ち向かうスノーの姿でも描くかな? 「幸せに暮らしました、めでたしめでたし」で終わりではないらしい。ストーリーは割愛するにして、圧巻だったのは、女王を演じたシャーリーズ・セロン。存在感は抜群だった。これ以上はない。彼女が、本作品を“厚くした”と思う。(彼女を主人公に前日譚を描く手もあるな)一方、スノーホワイトを演じたクリステン・スチュワートは、劇中で表現されるような生命力が感じられなかった。(あの目つきがいけないな) 『トワイライト』シリーズのヒロインのイメージそのままなのも、いけない。この年、ゴールデンラズベリー賞の最低主演女優賞を受賞したのも、むべなるかなである。(笑)スノーホワイトの命=生命力を象徴する存在として、サンクチュアリで森の精霊が登場する。その造形は、まるで『もののけ姫』だった。思わず笑ってしまった。(笑) 精霊が一撃をくらうシーンは、カット割りすら同じに見えた。(検証していません。あくまで個人の感想ですので、念のため)伝えたいことは解るが、もうちょいオリジナリティが欲しかったところ。それに、スノーを「命そのもの」と表現するなら、主演女優から交代しなければいけないんじゃないかなぁ。(笑) 本作品の軸になるシーンなだけに残念な出来映えだった。とはいえ、全体的には、なかなか楽しめる作品だった。いたるところで空撮が用いられているのもGOOD。CG全盛の時代だからこそ、ダイナミックな撮影は価値がある。騎馬のシーンにも迫力があった。ライブの醍醐味を大切にしたところに本作品を肯定したい由縁がある。狩人エリック役に『マイティ・ソー』のクリス・ヘムズワース。幼馴染みで公爵の息子ウィリアムにサム・クラフリン。こびと役にイアン・マクシェーン、『モナリザ』のボブ・ホスキンスらが出演している。『トワイライト』シリーズのようにならないことを祈りつつ、オススメ!
2015.07.25
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0111 コモド VS キングコブラ【スタッフ】・監督・脚本 ジム・ウィノースキー・音 楽 チャック・シリノ・編 集 ランディ・カーター・効 果 ダナイル・ハドジスキー・製 作 ダン・ゴールデン【キャスト】・ミッシェル・ボース・ジェリー・マンゼイ・グローリー・アン・ギルバート・ライアン・マクタビッシュ・テッド・モンテ・マイケル・パレ・ジェイ・リチャードソン【仕 様】・型 番 ALBD-5342R・製作年度 2005年・製 作 国 アメリカ・原 題 KOMODO VS. KING COBRA・収 録 98分・音 声 1.オリジナル(Stereo)、2.日本語吹替(Stereo)・字 幕 1.日本語字幕・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタ・そ の 他 片面2層ディスク、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、レンタル専用・発 売 アルバトロス株式会社・販 売 アルバトロス株式会社・映像特典 TVシリーズ「チャーリー・ジェイド」第1話【ジャケット】・オモテ面:世紀の大決戦!!・ウラ面 :「キング・コング」の衝撃! 「アナコンダ」の恐怖! 驚異のスペクタクル!! 米軍所有地の無人島「イスラ・ダマ」。 そこで密かに行われる恐るべき生物実験。 その怪物たちは、人類のエゴイズムの産物。 巨大化した二頭の、王の座を賭けた戦いは 力の鼓舞か、それとも人類への警鐘なのか。 この戦いは、誰にも止められない…! 「コモド」「コモド リターンズ」に続き、待望の最新作ついに登場! 世界を破滅に導く究極の頂上決戦が、今、始まる!!これは、もうモンスター映画ってより、怪獣映画のポスターですね。(笑)或る意味、稚気が感じられて好ましい。でも、ウラ面は、サイテー。ボケたコモドの画像が中央に配置されている。全体の構成も雑で、作品に対する愛情も感じられない。(この作品じゃ当然か……)惹句もヒドイ。正しい日本語を使えるライターに書いて欲しいものだ。(溜息)【感 想】「身勝手な人たち」何のドラマもない作品だった。“駄作”という評価すら、十分すぎるほめ言葉だ。(溜息)――環境保護団体の御一行様が、軍が動物実験していると噂される孤島にやって来る。彼らは、研究所を見つけるが、そこはもぬけのカラ。しかし、研究者の娘と出会い、真実を知ることになる。最初は誰も信じなかったが、巨大なコブラやコモドドラゴンに襲われるに至って、事態が退っ引きならないことを知る。……というお話し。御一行様のメンバーを紹介したいところだが、ディスク不良で幾つかのチャプタが再生出来なかったので、ここは大胆に割愛。(笑)彼らを島に運んで来た船の船長をマイケル・パレが演じていることだけは分かった。(笑)さすが知名度が高いだけあって、劇中、彼が撃つ銃の弾はなくならない。いくら撃っても、なくならない。特別待遇だ。弾倉を交換することなく50発くらい撃ってた。(笑)――そんな御一行様とは別に、軍部の動きが描かれる。島との連絡が途絶えたからと、島の航空写真を撮り、「計画は失敗したんだ」と爆撃をしてしまう。(笑)生存者の確認もしない。これだけノー天気で短絡的な人たちは、久しぶりに見た。こういう人たちに軍隊を任せていいのだろうか……。すぐに撤退したり、核ミサイルの発射ボタンを押してしまいそうだ。(汗)司令部らしきところで遣り取りする軍人は2人だけ。偉い人と実務者。詳細は不明。(苦笑)まるでリゾート施設の事務所みたいなところで、島への爆撃を決めてしまう。或る意味、とてもシュールだった。きっと、撮影隊が宿泊したリゾートの管理事務所を借りたんだろうなぁ。撮影が楽しそうだ。(笑)島に訪れた御一行様は、ひとりづつ喰われて行く。端役から順番に食べられて行くところは、或る意味、整然としている。キレイ好きな監督さんなのかも知れない。当然、マイケル・パレ君は、特別待遇だから生き残る。死にません。(笑)彼の場合、たとえキングコブラに喰われても、コモドに切り裂かれても、クライマックスになれば、何食わぬ顔で登場することになっている。(B級映画ファンは、見て見ぬフリをしなければならない。暗黙の了解ってヤツです) キズひとつ負わず、「俺が必要な時は呼んでくれ」と言いおいて、背を向けて去って行かなければならない。それがB級スターの心意気ってもんです。(笑)御一行様はもちろん、研究者の娘にしても、事態を収拾しようなんて気はサラサラない。ただ逃げようとするだけ。よくよく考えればヒドい話しだ。そもそも、軍部は何だって巨大なヘビやトカゲを作ったのだろう。謎だ。(何か説明があったのかも知れないが、私には分からなかった)気になったのは、何だって、こんな作品がサラウンドなのかってこと。ムダだし……。そんな予算があるんなら、ちゃんとした音楽をつけろよ、と言いたくなる。通常鑑賞には、適さない作品だった。……待てよ、水着の美女も出て来ないし、マッチョなイケメン君も出て来ない。従って、パーティにも不向きだな。唯一残された道は、全世界の人たちが一致団結して廃棄処分にすれば、“幻の作品”として価値が出るかも知れない。(笑)それがいいなぁ。(笑)よしっ、廃棄処分にしましょ!
2015.07.24
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0110 ストーム・ゴッド【スタッフ】・監督・脚本 ポール・ジラー「ソーラー・ストライク」・製作総指揮 リサ・ハンセン「アルマゲドン2007」、 カーク・ショウ「ツイスター2008」・製 作 ブレアンヌ・ハートレイ、キム・アーノット・撮 影 マーロン・トッド・ウィリアムス・音 楽 パイナー・トブラク・編 集 マイケル・デイヴィッド・トムソン・脚 本 アンドリュー・ブラック【キャスト】・ジェレミー・ロンドン(古澤徹)・スタファニー・フォン・フェッテン「Lの世界 シーズン2」(森夏姫)・スコット・ハイランズ「ディープ・インパクト2008」(長克己)・レクサ・ドイグ「ジェイソンX/13日の金曜日」(武田華)・エリアス・トゥフェキス「ブレイド/ブラッド・オブ・カソン」(石上祐一)【仕 様】・型 番 PWAD-1730・製作年度 2008年・製 作 国 アメリカ・原 題 BA’AL:THE STORM GOD・収 録 98分・音 声 1.オリジナル(Stereo)、2.日本語吹替(Stereo)・字 幕 1.日本語字幕・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタ・そ の 他 片面1層ディスク、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、レンタル専用・発 売 プライムウェーブ株式会社・販 売 プライムウェーブ株式会社・映像特典 予告編【ジャケット】・オモテ面:魔・人・復・活・ウラ面 :古代バビロンの神話が警告する バアルの伝説 それは天候を操り 破壊をもたらす呪われた邪神 その封印が解かれた時 巨大ストームが世界を襲う 地球を震わす魔神の猛威 そして人類は 絶滅の危機をむかえた!! ロンドン壊滅!!ニューヨークも崩壊!! 世界を破滅へと導く邪神バアルの復活を阻止できるのか!?迫力のあるイラストを使ったジャケットだが、やはり、主人公が不在。(笑) せめて、ウラ面くらいには、“この人が主人公ですっ”とハッキリした画像を載せましょうよ。(笑)【感 想】「B級映画が描くロマン」古代の遺物が引き起こす自然災害(?)を描いたTVM。監督は、ポール・ジラー。『ソーラー・ストライク』や『グランド・クロス/シード・オブ・ディストラクション』といった“なんちゃって”パニック映画を数多く手掛けている。意外と、ちゃんと撮る監督さんで、リリースされる作品は、いずれも手堅い。“職人さん”といった風情だ。本作品も手慣れた感じで、澱みがない。(笑)――アラスカのシュメール人の遺跡から魔除けが出土する。それは、古代の邪神ヴァルを封印したと言われているモノだった。同時に、発掘現場の上空には黒雲がたれこめ、雷を伴う嵐が発生する。嵐は急速に成長し、大気圏上層にまで達するほど巨大化して行った。……というお話し。古代の遺物には現代人の我々には解き明かせない力がある=いわゆる“Oパーツ”のお話しは、荒唐無稽で楽しい。『レイダース』にしろ『ナショナル・トレジャー』にしろ、基本は、この“楽しさ”に由来していると思う。この楽しさ=魅力は何なのだろうか、と考えることがある。結論なんて出やしないのだが、心のどこかで、人智の及ばない力が存在して欲しいと願っているのかも知れない。ピラミッドは宇宙人が建造したランドマークで、古代人は宇宙人から文明を授かった。クリスタルスカルには未知のパワーが封じ込められているに違いない。アマゾンの奥地にはロストワールドへの入り口があり、バミューダ・トライアングルにはワームホールが出現する。霊魂は存在し、亡くなった人たちの魂は、私たちのそばでいつも見守ってくれているに違いない。極地にはクジラの墓場があって、モビーディックもそこに眠っているはずだ。深海には魚竜の生き残りがおり、大西洋にはアトランティスが沈んでいる。――遺跡や遺物、見えないもの、失われたものへの思いが、私たちの心をかきたてる。本作品は、そんな思いが、具現化されている。でも、残念ながら、クライマックスはショボい。TVMだから仕方ないにしても、これだけ物語世界を広げておいて、「それはないんじゃない?」という感じ。もうちょっと、何とかして欲しかった。(苦笑)4つの魔除けを探す過程は、楽しい。ディスカバリー・チャンネルやナショナル・ジオグラフィックを見ているような雰囲気はマイナスだが、さり気なく専門知識を散りばめて説得力を増す工夫がなされている。キチンとリサーチしたようだ。また、軍部の科学的な対応も描かれていて、なかなか凝っている。悪くない。(両者があまり絡まないのは、難点だが)イカレた科学者の暴走は、時として、切実な願いに裏付けされていたりする。本作品の博士にしても、ヨレヨレになりながらも、ヴァル神にすがろうとする気持ちは理解できる。よく分からない奇跡を信じて全財産を捧げてしまう事例は、いくらでもあるではないか。スタンフォード博士を演じた役者さんは、熱演だった。小さなところにも手を抜かず、ちゃんと演じていた。こういう役者さんは、好きだ。(笑)『ジェイソンX』のレクサ・ドイグが、気象学者として出演。軍部側のストーリーに絡んで本作品を支えている。CGは、大画面で観るには精細さに欠けるが、このクラスの作品としては十分だろう。エンディングに工夫が欲しかった。そこそこオススメ!
2015.07.23
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0109 デッド・オア・ウェイブ【スタッフ】・監 督 アンナ・ケリチェフスカヤ、 ウラジミール・キリブルク(「アンティ・キラー」製作)・脚 本 イーゴリ・ポルブレフ、アレクサンドル・ベレジンスキー・撮 影 ロッド・ラムボーン、エフゲニー・コルジェンコフ・美 術 オリガ・オノプリエンコ【キャスト】・ドミトリー・ウリヤーノフ・イヴァン・ボルトニク「アンティ・キラー」・ミハイル・カザコフ「ミスター・デザイナー」・オレーグ・タクタロフ「15ミニッツ」「マイアミ・バイス」【仕 様】・型 番 GNBR-1609・製作年度 2006年・製 作 国 ロシア・原 題 ----・収 録 106分・音 声 1.ロシア語(5.1chサラウンド)、2.日本語(2chステレオ)・字 幕 1.日本語字幕、2.吹替用字幕・サ イ ズ LB ビスタサイズ・そ の 他 片面1層ディスク、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本国内向、レンタル専用・発 売 元 ジェネオンエンタテインメント株式会社【ジャケット】・オモテ面:ロシア連邦、水没!!・ウラ面 :究極のディザスター・パニック巨編!! ロシア激震!! 大地震! 大津波! しかし、それは人類滅亡への 序章に過ぎなかった!!大げさなジャケットだが、主人公が誰なのかハッキリしないデザイン。(苦笑) たぶん、オモテ面には出て来ない。ウラ面に2カット。これでは、「主人公に魅力はありません」と言っているようなものだ。(笑)やはり、ディザスター映画は、売れるってことだろうなぁ。本編内容とキャッチコピーが著しく異なっているが、これって違法じゃない?【感 想】「JAROに訴えるゾ!(笑)」このタイトルと、あのジャケットなら、誰もがデザスター映画だと思うだろう。――まぁ、多少のハッタリはあるにしても、少しはカタストロフを楽しめるはずだと思うのが、人情だ。それが、この内容では「詐欺だ!」って罵られても仕方ない。何しろ、99.999%、スパイ・アクション映画なんだから……。(ほとんど K24ってことね)スペクタクル・シーンは、全部で十数秒くらい。予告編で流されたので、すべてではなかろうか。(短っ!)残りは、地震兵器を巡る地質学者の争奪戦である。何故、この地質学者が必要なのか不明。学者なんていくらでもいるのに、彼でなければならない理由も不明。どこかで説明されたのかも知れないが、分からなかった。(苦笑)ロシア連邦の転覆を目論むテロリスト・グループ、テロリストを裏切る者とその一団、国家警察に得体の知れない政府組織も絡んで、相関図はグチャグチャである。エスピオナージュでもないし、ポリティカル・フィクションと呼べるほど精緻でもない。この中途半端なところが、未公開の理由だろう。然も、描写不足で誰が誰やら判然としない。『ボーン』シリーズだって、もう少し親切設計だったと思う。或いは、私が、いつまでも始まらないカタストロフにイライラしていたせいかも知れない。「いつまで、こんなのを見せられるんだ?」と集中できなかった。カー・アクションも、少々ヤボったい。迫力もないのだが、それ以上に洗練されていない。緊張感が伝わって来ないのだ。手に汗握るシーンであって欲しいのに、何故かミドルテンポのボーカルがバックに流れる。このセンスって何?ロシア映画だから?ちょっと不思議なテイストだった。キリタンポを珈琲で流し込むカンジ。(笑)格闘シーンもモタモタしている。明らかにスキル不足だ。或る意味、殺陣のついていない“素”の格闘だと思えば、それはそれで興味深く見ることが出来る。でも、カメラ・アングルはサイテーだ。肝心なところを背中側から撮ったりしていただけない。(苦笑)銃撃戦もイマイチ。トリッキーなシーンや、突撃銃を両手に飛び込みながら撃ち続けるなんてジョン・ウー監督ばりのシーンもある。(笑)遣りたいことは伝わって来るが、やはり力量不足と言ったカンジだ。センスの問題だろうなぁ。ハリウッド映画を目指しているのだろうが、基本的にエンターテイメントの精神に欠けるお国柄を露呈させる結果になってしまった。主人公とロシア美人のベッドシーン(?)も、ある。でも、行為そのものは描かず、2人で仲良く就寝中の映像を数カット繋いだだけ。やたら寝返りをうつ方々のようで笑ってしまった。私は、夢も見ないが、寝返りもうたないタイプ。(笑) 「さぁ寝るゾ!」とベッドに入ったら、そのままの姿勢で朝を迎えることもしばしば。身じろぎひとつしない。でも、子供の頃は 180度逆さまになって目覚めたこともある。大人になって寝相がよくなったらしい。(笑)まぁ、本作品も観終えてみたら、 180度違うジャンルの作品だったってこと。これでは、どうもオススメ致しかねますです、はい。(笑)
2015.07.22
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0108 レッド・ウォーター/サメ地獄【スタッフ】・監 督 チャールズ・ロバート・コーナー【キャスト】・サンダース…ルー・ダイアモンド・フィリップス・アイス………クーリオ・ケリー………クリスティ・スワンソン・エメリー……ロブ・ボルティン【仕 様】・型 番 RDD-36084・製作年度 2003年・製 作 国 アメリカ・原 題 RED WATER・収 録 92分・音 声 1.オリジナル(英語)(ドルビーサラウンド)・字 幕 1.英語字幕、2.日本語字幕、3.その他・サ イ ズ 4: 3 スタンダード・そ の 他 片面1層ディスク、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、レンタル専用・発 売 株式会社ソニー・ピクチャーズエンタテインメント・映像特典 関連作品予告編集・字幕翻訳 東野聡【ジャケット】・オモテ面:絶対絶命 モンスター・パニックアクション!・ウラ面 :奴らの生息場所は、海だけではなかった… リゾート客で賑わう湖に人喰いザメが来襲!!オモテ面もウラ面も、安っぽいデザインだが、緊迫感は伝わって来る。これで売り上げが伸びるとは思えないが……。(笑)でも、シンプルで、いいデザインだ。センスがよくて、カッコいいデザインばかりが、作品に相応しいとは限らない。時には、こんなジャケットも、いいなぁ。【感 想】「スターの人柄」ちょっと古めの作品だが、ナニゲによく出来たTVM。実は、この作品が好きだ。(笑)安いCGに走らず、本物のサメとアニマトロニクスで勝負した心意気がいい。シーンによってサメの大きさが違うとか、ツッコミどころは多々あるが、そう悪くはない。(と思う)TVMとしてはセットにもお金をかけている。良心的だ。お金の使い方のバランスが良かったのだ。滅多にあることじゃない。奇跡の1本だ。ちなみに、本作品は、サメがリゾートを襲うパニック映画ではない。川底に沈んだマフィアの金を引き上げようとする冒険映画に近い。つい『冒険者たち(1967)』を思い出してしまった。あー、涙が出る。(感動の名作だ)――貸しボート業がままならないジョン・サンダースは、銀行との遣り取りに四苦八苦。そんな時、訪ねて来たのは、元カノのケリー・レイモンド。彼女は、石油会社で掘削を担当していたが、リグのボーリングがうまく行かず、ジョンに助けを求めに来たのだ。最初は反発があったものの、報酬に釣られて協力をすることになる。その頃、マフィアが奪われた金を取り返しにやって来る。金は5年前に川に投棄され、トランクに入ったまま川底に沈んでいるはずだった。その場所はリグの近く。しかし、湖で人間を襲ったオオメジロザメが、川を遡って彼らの前に姿を現す。そして、三つ巴の戦いが始まる。……というお話し。サメの映像は、実物なだけあって、リアル。CGでは得られない緊張感を実現している。勿論、アニマトロニクスの欠点も見え隠れしている。質感が足りないし、水中及び水面での撮影になるため、カメラ・アングルの自由度が低い。仕方ないところだが、映像的な驚きがない。その代わり、堅実な出来映えになっている。そして、本作品で特筆すべき点は、何と言っても、ルー・ダイアモンド・フィリップスの真面目さ! これに尽きると思う。画面から真面目さがにじみ出ているのだ。どんな映画でも 120%投球。それが、観ていて気持ちいい。逆に、イマイチだったのは、クリスティ・スワンソン。『デッドリー・フレンド(1986)』のファンなんだけどなぁ。「えー!」って思うほど、横に広がっている。(笑) 最初は、彼女だとは判らなかった。すっかり欧米人のオバサン体型で、身体中に厚さ3センチのウェットスーツを身にまとったような感じ。そのせいか、水着姿はなし。タンクトップもなし。ミニスカートもなし。お色気は皆無の作品になってしまった。これって、監督さんの良心だろうなぁ。何だか、感心してしまった。サメ映画となれば、気になるのは、どう退治するか。(笑)爆破や感電は定番だ。華やかだし、カタルシスも得られる。そう言や、タコと一緒に深海に沈んで行くってのもあったな。でも、本作品は少し凝っている。確実に死ぬだろうし、ちょっと残酷でインパクトがある。いいアイデアだ。古代のサメが暴れるわけではないし、巨大なサメに襲われるわけでもない。陸上を這い回ったり、ヘリに咬みついて撃墜したりしない。やたらに人を喰うわけでなし、タコと合体してエリック・ロバーツを刺し殺したりもしない。(笑)それでも、こんなに面白い作品が撮れるのだ。製作会社は、作品の方向性を今一度見直すべきだろう。オススメ
2015.07.21
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0107 キング・スネーク/殺人大蛇【スタッフ】・監 督 アラン・A.ゴールドスタイン 「レスリー・ニールセンの2001年宇宙への旅」・脚 本 アラン・A.ゴールドスタイン、 デクラン・オブライエン・VFXプロデューサー スコット・コールター「スパイダーマン2」・音 楽 クロード・フォイジー【キャスト】・スティーヴン・ボールドウィン「ユージュアル・サスペクツ」・ジェーン・ヘイトメイヤー「スネーク・アイズ」・ゲイリー・ハドソン「ブリザード・ウォー」・ラリー・デイ「ブラック・スコルピオン」【仕 様】・型 番 AVBC-24367・製作年度 2004年・製 作 国 アメリカ=カナダ・原 題 SNAKEMAN・収 録 本編 91分・音 声 1.英語(5.1ch)、2.英語(2.0ch)・字 幕 1.日本語字幕・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタ・サイズ・そ の 他 片面1層ディスク、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、レンタル専用・発 売 元 ギャガ・コミュニケーションズ・販 売 元 エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ株式会社・販売協力 エイベックス・エンタテインメント株式会社・リリース 2006.01.25.【ジャケット】・オモテ面:なし・ウラ面 :パイソンのスピード!ボアのパワー! アナコンダの攻撃性! その全てを兼ね備え、 かつ凌駕した巨大蛇神降臨!オモテ面は、見事なイラスト! 立体感と迫力が素晴らしい!ウラ面は、イマイチ。(笑)左上の女性がクローズUPされているが、主人公ではありませんので、念のため。 5枚のキャプチャ画像が帯のように配置されているが、これも分かりにくい。もう少しハッキリした映像の方がいいなぁ。これは、被写体と背景の問題なので、加工する手間時間があれば、解決する。……でも、それほど手間ヒマをかけられなかったんだろうなぁ。【感 想】「秘境探検モノは楽しい」巨大なヘビ(?)は出て来るが、モンスター映画と言うよりも、昔懐かしい“秘境探検モノ”に近いテイストだった。(笑)そう思って観ると、案外と楽しめるかも知れない。B級映画には違いないが、比較的キチンと人物が描けている。物語にも破綻が少ない。「セットがショボい」とか「あのラストシーンは何なんだよ」とか、不平不満をタナ上げにすることが出来れば、雰囲気は十分だ。(苦笑)――アマゾンの奥地でミイラが見つかる。“アマゾンマン”と名付けられたミイラは、分析の結果、死亡時の年齢が 300歳を超えていたと判明。製薬会社のジェンテックは、長寿の秘密が解明出来れば大儲け出来ると考え、アマゾンマンの部族を探し出そうと探検隊を送り込む。……というお話し。秘境モノには欠かせない白人の美人科学者も登場。(笑)演じるのは、ジェイン・ハイトマイヤー。キレイな顔立ちをしている。世界的な遺伝子学の権威ということだが、文化人類学者でもないのに、何故、アマゾンの奥地にまでフィールドワークに出て行くのか不明。機材もないのに何しに行ったのだろ?勿論、ヒーローもいる。本作品では、ヘリのパイロットという設定。演じるのは、スティーブン・ボールドウィン。B級映画ではお馴染みの俳優さん。決して2枚目ではないし、マッチョでもない。活動の場をTVMやオリジナルビデオと腹を決めた潔さを評価したい。(笑)時に、この手の作品で、何故、探検隊の隊長が主人公にならないのか、常々疑問に思っている。計画の全容を把握しており、人望も厚いはずだ。装備についても熟知しているだろう。物語を進行させるには、最適な人材だと思うのだが……。当然のように、私利私欲に走って自滅するヤツも出て来る。いわゆる“嫌われ者”の役回りだが、冒頭のプレス発表の場面から“嫌なヤツ”オーラが出まくりで笑える。やっぱり、こういうキャラがいないとダメだよなぁと思う。こんな感じで、キャラはよくまとまっていた。さて、肝心のモンスターだが、タイトルこそ『キング・スネーク』になっているが、頭がいくつもある“ヤマタノオロチ”みたいなのが出て来る。(笑)勿論、CGだが、出来映えは悪くない。質感も動きもいい。でも、頭がそれぞれ違う方向に進もうとしたら“三枚おろし”になってしまうんじゃないか、気になって仕方なかった。(笑)ロケは、どこかの植物園か自然公園らしきところで行っている。わりとワイルド、ナチュラルな場所を選んでカメラを回しており、臨場感を保っていた。この辺に、作り手のヤル気がうかがえる。(アマゾンには見えないが……)一番気になったのが、映像にゴミやキズが散見できること。どうやらマスタは、フィルムで供給されたらしい。もしかしたら、撮影もフィルムだったかも知れない。いまどき珍しい気がする。難点は、トーンが暗いこと。脚本やセリフにはコミカルな部分もあるが、監督さんはスルーしてしまっている。そこに違和感が残った。もう少し軽いタッチの方が、ノって観ることが出来たと思う。勿体ない感じがした。でも、懐かしの秘境探検モノとして楽しんで下さい。少しオススメ!
2015.07.20
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0106 ミュータント・クロニクルズ【スタッフ】・監 督 サイモン・ハンター・脚 本 フィリップ・アイズナー・編 集 ショーン・バートン、アリソン・ルイス・音 楽 リチャード・ウェルス・V F X ベースブラック社・VFX&アニメーション メン・フロム・ザ・マーズ社【キャスト】・トーマス・ジェーン(宮内敦士)「ミスト」「パニッシャー」・ロン・パールマン(最上嗣生)「ヘルボーイ」「エイリアン4」・デヴォン青木(小宮山絵里)「シン・シティ」「ワイルドスピードX2」・ジョン・マルコヴィッチ(浦山迅)「バーン・アフター・リーディング」「チェンジリング」・字幕翻訳(本編) 雨宮健・吹替翻訳 岡田まゆみ・吹替演出 多部博之【仕 様】・型 番 APD-1332・製作年度 2008年・製 作 国 アメリカ・原 題 MUTANT CHRONICLES・収 録 本編 約111分・音 声 1.オリジナル[英語](5.1chサラウンド)、 2.日本語(2.0chステレオ)・字 幕 1.日本語字幕、2.吹替用字幕・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタ・サイズ・そ の 他 片面1層ディスク、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本国内向、レンタル専用・発 売 元 株式会社ハピネット、株式会社アートポート・販 売 元 株式会社アートポート・映 倫 劇場公開時 R15+【ジャケット】・オモテ面:すべての運命は年代記に予言されていた…・ウラ面 :SFアクション・ホラー超大作が遂に解禁!! 「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」 「ナルニア国物語:第1章/ライオンと魔女」を手掛けた ベースブラック社が創り出した映像マジック 人類 vs ミュータント 最終戦争勃発ムダにリバーシブル・ジャケットになっている。(笑)1.デヴォン青木が中心のもの、2.トーマス・ジェーンが中心のもの。おそらく、何パターンかのポスターがあって、その中から選んだものだろう。ウラ面も、左上の映像が異なっている。1.の場合は、トーマス・ジェーンが配置され、2.の場合はデヴォン青木が配置されている。きっと、ロン・パールマンやジョン・マルコヴィッチが中心のポスターがあっても、おかしくない。こんな風に気合いが入っているわりには、本編の出来映えは、退屈。何だか、むなしいなぁ。(笑)【感 想】「独り善がりで退屈な作品」何度も中座して煙草を吸いに行った。(笑)眠くて仕方なかったのだ。こんなに退屈な作品はひさしぶりだった。――物語の舞台は 700年後の未来。世界は四つの企業に統治されており、戦争が絶えなかった。その最中、とある戦線で爆撃によって遺跡が崩壊する。そこは嘗て、ミュータントを作り出す“マシーン”を封印した場所だった。崩壊によってミュータントが蘇り、戦死者を次々とミュータント化し始める。戦争どころではなかった。裕福な者たちは地球を捨て、次々と火星への移住を始める。このままでは、人類に明日はない。遺跡を守って来た修行僧のサミュエルたちは、“クロニクル”の教えに従って、遺跡を封印すべくチームを組織する。予言が正しければ、救世主が現れるはずだ。斯くして、即席のチームは、遺跡へと旅立つ。しかし、彼らの乗った垂直離着陸機=VTOLは、ミュータントの操る戦闘機の攻撃によって被弾。目的地から離れた場所に不時着する。街の真ん中を突っ切らなければならなくなった彼らは、ミュータントの襲撃を受けながらも、何とか遺跡に辿り着く。しかし、彼らは、既に大半の仲間を失っていた。……というお話し。どんなヤツが、こんな作品にお金を出したのだろう? 試写を観て、「失敗したぁ」って思っただろうなぁ。(笑)おそろしくリズムが悪く、意味不明のカットが沢山ある。裏設定でもあるのだろうか? あったとしても、観客に伝わらないのでは意味がない。たぶん、監督さんの表現力不足が原因だ。主人公のミッチが、皆の反対を押し切って親友を助けに行き、何とか助けたまでは善かったものの、無造作さに銃で撃ち殺してしまう。唖然としてしまった。もう助からないと思ったのか、ミュータント化する前の慈悲か……。いずれにせよ、ミッチからは何も伝わって来なかった。そんな風に、唐突で意味不明な場面がたくさんあるのだ。この唐突さが、退屈の要因だろう。間違いない。映像は、スチームパンク風。『スカイキャプテン/ワールド・オブ・トゥモロー』のガジェットな感じをよく真似ている。おそらく、実写とコンピュータ映像との融合は、あの作品をお手本にしたに違いない。どこか的外れな感じも、似ている。(笑)主人公のミッチ・ハンター役は、トーマス・ジェーン。『ミスト』が有名だが、どこかB級映画の雰囲気を持った役者さんだ。修行僧サミュエルを演じるのは、ロン・パールマン。何だってこんな作品に出ているのか、不明。つまらない役だった。もっとつまらない役で出演していたのが、ジョン・マルコヴィッチ。彼である必要性が、全くない。友情出演だろうか。チームの中の女性戦士ヴァレリー・デュヴァル役として、デヴォン青木が出演。死んだかと見せかけて実は生きていて、戦って、また死んじゃう役。何だか都合よく盤上にうたれる将棋のコマみたいだった。もう1人、クロニクルを守って来た女性戦士セヴェリアン役に、アンナ・ウォルトン。誰かに似ているのだが、思い出せない。(笑)聾唖者(?)という設定も活かされていなかった。あとの役者さんについては、よく知らない。ロクな描き分けもされていなかった。完全に監督さんの独り善がりな駄作だった。オススメ致しません!(キッパリ)
2015.07.19
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0105 2048【スタッフ】・監督・脚本 ジーン・デ・セゴンザック・脚 本 トーステン・ディウィ・視覚効果 イアン・アラード、アーロン・デン・衣 装 ディアナ・シリアーズ【キャスト】・イアン・サマーハルダー(佐藤雄大)・ジェームズ・ブローリン(宝亀克寿)・ベティナ・ジマーマン(雨谷和砂)・字幕翻訳 榊原美奈子・吹替翻訳 中村紀美子【仕 様】・型 番 ATVD-14381・製作年度 2008年・製 作 国 ドイツ・原 題 LOST CITY RAIDERS・収 録 本編98分・音 声 1.英語(ドルビーステレオ)、2.日本語(ドルビーステレオ)・字 幕 1.日本語字幕、2.デカ字幕、3.日本語吹替用字幕・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・そ の 他 片面1層ディスク、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、レンタル専用・発 売 アット エンタテインメント株式会社・販 売 アット エンタテインメント株式会社・提 供 株式会社ショウゲート・映像特典 予告編・リリース 2010.09.03.【ジャケット】・オモテ面:大津波!水面上昇!すべてが沈む!!・ウラ面 :2048年-世界の90%が水没!! 人類に、生き残るすべはあるのか-? 「アルマゲドン」「ウォッチメン」のスタッフが放つ、近未来SF超大作!実にステキなイラストだ。(笑)自由の女神が水没し、地球がどういう状態になっているのか端的に現している。本編でもこれくらい力を入れて描いてくれていたら、もっと面白い作品になっただろうに……。ウラ面のデザインも、SFを強調しているが、中身は、そうでもない。(笑)然も、物語も読み取れるし、いいデザインだと思う。ホント、作品そのものよりも、ジャケットの方が優れている。【感 想】「水没した冒険アドベンチャー映画」タイトルやジャケットからB級デザスター映画を期待していたのだが、裏切られてしまった。ザンネン。(溜息)でも、ヘナチョコ『インディ・ジョーンズ』だと思ってみると、なかなか楽しい作品だった。最近、とみにドイツ映画が好きになって来た。(笑)――地球温暖化が進んで海水面が15mも上昇した2048年。陸地の大半が水没し、地震や津波で地球の人口も激減していた。残された人々は、わずかばかりの陸地にしがみついて生活している。サルベージ業を営むクビアック親子の許に、バチカンから命令が下る。それは海水面の上昇を止めるための秘策=“ソベクの杖”の引き上げだった。……というお話し。監督は、ジーン・デ・セゴンザック。脚本も手掛けている。『グランドクロス(1998)』や『ミミック2(2001)』、『エアポート03(2002)』等を撮っており、TVMやOVAの監督さんとしては手堅い方のようだ。トーステン・ディウィが脚本を仕上げている。『フルスピード(2005)』『サイレント・ワールド(2004)』なども書いているが、あまりスキルは高くない。本作品にしても、さほど優秀ではなかった。監督さんのナマ温い演出のせいもあるが、短絡的な脚本によるところが大きいだろう。この内容を90分におさめるのは難しかったようだ。粗筋だけなら、かなり面白いだけにザンネンだ。――いや、待てよ、25年も未来の話しなのに、現代と変わらない小道具や衣装にも問題がある。“ソベクの杖”の安っぽさも、いただけない。船や建物にも工夫がなかった。辛うじて、クライマックスのセットに描かれた“線画”だけは、見事だった。(笑)やはり、登場人物が身につける衣装が一番罪が重いな。担当したのは、ディアナ・シリアーズ。最近は仕事に恵まれて、エヴァ・グリーンが出演したウエスタン『悪党に粛清を(2014)』、ニール・ブロムカンプ監督の『チャッピー(2015)』でも衣装を担当している。……でも、本作品は何も考えていないなぁ。(苦笑)有名作品のスタッフが参加しているらしいが、CGはかなりショボい。ジャケットには、“視覚効果 イアン・アラード、アーロン・デン”と記載されている。『アルマゲドン(1998)』等に参加していた方々らしい。長いクレジットをチェックする元気はないので、未確認である。(苦笑)主演は、ジャック役のイアン・サマーハルダー。TVドラマ『LOST』で人気を集めた俳優さんだが、『Uボート/最後の決断(2004)』や『アノマリー(2014)』も出演している。本作品では、“主役”と呼べるほどの存在感はなかった。その父親、ジョン役には、ジェームズ・ブローリン。『カプリコン・1(1977)』や『悪魔の棲む家(1979)』とか、私たち世代には懐かしい役者さんだ。久しぶりに見たような気がする。ずいぶんイメージが変わっていた。ジャックの元彼女、ジョヴァンナ役には、ベティナ・ジマーマン。『アースレイジ(2011)』『サイレント・ワールド(2004)』に出演していた男顔の美人さん。女性は男顔の方が美人だし、男性は女顔の方がハンサムだと思っている。体格がいいので、この手の作品にはピッタリだ。弟のトーマス役には、ジェイミー・トーマス・キング。アサイラム製『アドベンチャー・オブ・スノーホワイト(2012)』に出ていたらしい。観たはずなのに、全く判らなかった。中盤から仲間に加わる女性整備士のカーラが、いいキャラだったが、活かし切れず。こちらもザンネンだった。ドイツ映画なので、作りはしっかりしている。2時間にして、丹念に作り込めば、面白かったと思えるだけに、ザンネンでならない。惜しいっ!
2015.07.18
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0104 レッド・ウォール【スタッフ】・監 督 ジョン・ラフィア「合衆国壊滅M10.5」・製 作 クララ・ジョージ・脚 本 マーク・ホイートン、ジョン・ファサーノ・撮 影 デビッド・フォアマン・音 楽 ヘニング・ローナー・編 集 スタン・サルファス【キャスト】・スコット・フォーリー(佐久田修)「ザ・ユニット/米軍極秘部隊」「ビロウ」・リチャード・バージ(菅生隆之)「ホステル2」「イン・ハー・シューズ」・ターニャ・アレン(鬼頭典子)「サイレント・ヒル」・ブライアン・マーキンソン(仲野裕)「ザ・シューター/極大射程」・リンダ・ボイド(駒谷昭男)「デッドコースター」【仕 様】・型 番 PWAD-1260・製作年度 2006年・製 作 国 アメリカ・原 題 FIREATORM LAST STAND AT YELLOWSTONE・収 録 86分・音 声 1.オリジナル(Stereo)、2.日本語吹替え(Stereo)・字 幕 1.日本語字幕・サ イ ズ 16: 9LB ビスタ・そ の 他 片面1層ディスク、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、レンタル専用・発 売 プライムウェーブ株式会社・販 売 プライムウェーブ株式会社・映像特典 予告編【ジャケット】・オモテ面:そびえ立つ 赤い壁・ウラ面 :実際に起きた史上最大の火災を完全再現!! 驚異のスケールと最新VFXで描くパニック・スペクタクル巨編!! 異常気象により火薬庫と化した イエローストーン国立公園 発生した山火事は観光客を呑み込み 史上最大の森林火災に拡大 猛火は全てを焼き尽くし 山麓の都市に危機がせまる そして男たちは 灼熱の赤い壁に最後の戦いを挑んだ!!タイトルからすると、こういうイラストになるわな。(笑)クライマックスでは森林火災が都市部に迫るから、あながちウソでもない。でも、超高層ビルを遥かに凌ぐ高さの火災がツナミのように襲って来るイラストが、ジャケットとは……。(汗) ずいぶん勇気があるなぁ、プライムウェーブさんは。(笑)本編で描かれるのも、ほとんど火災に対する消火活動だから、ウラ面で使用されている画像が、こういう選択になるのも理解できる。でも、もう少し物語を盛り込んで欲しかった。ジャケットも「惜しいっ!」。(笑)【感 想】「惜しいっ!」プレオープニングに解像度の低い映像が用いられていたので、イヤな感じがしたが、意外と出来のいい作品だった。まるで3D用の映像をメガネなしで観たような感じ。(笑)エンディングにも用いられているが、意味が分からない。いま時、解像度の高い映像は、幾らでも手に入れることが出来るだろうに……。何か意図があるのだろうか。森林火災を描いた作品だが、TVMらしく、いい頃合いのところで暗転が入る。音楽が流れていても、容赦なくブツリと場面が変わる。この強引さに思わず笑ってしまった。(笑)――イエローストーン国立公園は、シーズンを迎えて観光客で賑わっていた。しかし、園内は二十数ヶ所で森林火災が発生しており、今日も消防隊員たちが出動していた。けれど、予算削減で隊員数は半減しており、鎮火はままならない。そんな折り、火災学者のクレイ・ハーディングがイエローストーンにやって来る。彼が提唱する“自然消失計画”に基づいて隊員を減らされた隊長のリチャードは面白くない。更に仲間が解雇されるのかと、隊員たちも快く思っていなかった。けれど、クレイの目的は別にあった。過去のデータを分析し、警告に来たのだ。いま発生している火災は、自然消失計画を遥かに上回る大規模なものに発達する可能性があった。そうなったら、公園そのものかなくなってしまう。クレイは、リチャードらを説得して消火活動を始める。……というお話し。実にマジメな作品で、ついつい引き込まれてしまった。CGの使い方が上手く、違和感を感じさせない映像を作り出せたからだろう。決して、凄いスペクタクル・シーンがあるわけではない。CGと実写映像との親和性が高く、説得力があった、ということだ。そのため、クライマックスはガッカリした。「ここまで積み上げて来て、最後はこれかい?!」と思った。(溜息)ドイツ映画のようにマジメな作品なので、マジメに怒りたくなった。実話をベースにしたフィクションであると、エンドロールで表示されるから、マジメなのも当然。だとすれば、クライマックスのヘナチョコぶりは、監督さんの責任だろう。その一方、中盤で火に囲まれた隊員たちが防火シートで火をやり過ごすシーンには、息をのんで見守ってしまった。 300度を超える炎の中、よく蒸し焼きにならないものだと感心してしまった。1988年に発生した大規模森林火災をベースに描かれているので、実際にこういうことが可能なのだろう。(試してみたいとは思わない)序盤でも、クレイが防火服を着て炎の真ん中に立つシーンがある。彼は、そうやって火の動きを観察するのだが、熱を遮断する素材が、ここまで来ているとは思っていなかった。新素材って凄いんだな、と感心してしまった。隊員が皆、こういう防火服を支給されたら、火に囲まれても歩いて避難できる。(笑)コストの問題もあるし、消火活動と言っても、延焼を防ぐための樹木の伐採など、多岐に渡るようだから、簡単には行かないのかも知れない。いずれにせよ、消火に当たる人たちが少しでも安全が確保できるように技術は進歩して欲しいものである。頑張っている人たちに敬意を表してオススメ!
2015.07.17
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0103 アルティメット・ディザスター【スタッフ】・監督・脚本 リズ・アダムス「エアポート2012」「シャーク・ウィーク」・製 作 デヴィッド・マイケル・ラット・製作総指揮 デヴィッド・リマゥイー・撮 影 クリス・フレイリッヒ・音 楽 クリス・リーデンハウアー【キャスト】・ミン・ナ(魏涼子)「ファイナル・ファンタジー」・ニコラス・タトゥーロ(東地宏樹)「ロンゲスト・ヤード」・アンディ・クレメンス(天田益男)「エアポート2012」・ダリン・クーパー「ソーシャル・ネットワーク」・ジョナサン・バイロン(三上哲)・ディラン・ボックス(檀臣幸)・アンナ・マリア・デマラ【仕 様】・型 番 PWAD-3220・製作年度 2012年・製 作 国 アメリカ・原 題 SUPER CYCLONE・収 録 90分・音 声 1.オリジナル(Stereo)、2.日本語吹替え(Stereo)・字 幕 1.日本語字幕、2.デカ字幕、3.日本語吹替用字幕・サ イ ズ 16: 9ビスタ・そ の 他 片面1層ディスク、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、レンタル専用・発 売 プライムウェーブ・ネクシード株式会社・販 売 プライムウェーブ・ネクシード株式会社・映像特典 予告編【ジャケット】・オモテ面:人・類・消・滅・ウラ面 :空が燃える!!地が裂ける!! 人類究極の危機を描くディザスター・パニック大作!! 海底油田開発が地殻に開けた穴 それが未曾有の災厄のはじまりだった 水温の異常上昇により 超巨大嵐“スーパーサイクロン”が発生 暴風雨・竜巻・落雷・火山噴火・地殻変動 あらゆる災害が同時多発 そして“炎の雨”が降り注ぐ時 アメリカは壊滅の危機を迎えた!!迫力のあるイラストだが、これは出来がよくない。何と言うか、リアリティがない。たぶん、パースが崩れているんだ。技術はあるが、センスがなかったようだ。(汗)まぁ、本編の出来映えもよくないから仕方ないが、ウラ面もイマイチ。いい画像がとれなかったのだろう。キャッチコピーだけは一人前なんだけどねぇ。(笑)【感 想】「やっぱり、アサイラムか」うーん、「最近、アサイラムの作品が良くなった」とレビューに書いて来たが、ちょっと後悔している。(苦笑)「何だコレ?!」――という内容だった。以上!……そんなワケにはいかないわな。少しは記載しておかないと、被害者が増えて屍ルンルン、……もとい、屍累々ってことになりかねない。(笑)“屍ルンルン”も、それはそれで楽しそうで良いのだけれど、私にも幾ばくかの良心は残っている。(何でゾンビが、やたらに人間に食いついて仲間を増やしたがるのか、よく解ったような気がした。屍ルンルンだもんね)真面目に書かなければ……。――石油掘削リグでドリルが地殻を突き抜けて溶岩が吹き出してしまう。その溶岩によって海水が沸騰し、熱せられた大気が、異常気象を引き起こす。スーパー・サイクロンだ。気象学者と石油会社の重役が、事態収拾のために力を合わせることになる。……というお話し。気象学者のジェナ・スパークスを演じるのは、ミン・ナ。『ER/緊急救命室』で見かけたが、あまり一生懸命に観ていないので、ちゃんと観たのは、今回が初めてかも知れない。何となく、ミッション・ヨーと雰囲気が似ているような気がする。学者には見えない。(笑)石油会社“ペトロカル”の重役ベンドルを演じるのは、ニコラス・タトゥーロ。ジョン・タトゥーロの弟だそうだ。これがまた、重役には見えない。ギャング組織の中間管理職といった風情。(笑)登場人物は多いので、たくさんの役者さんが出ているが、あまりに脚本と演出がヒドいので、調べる気にもならない。石油リグの責任者Aと助手Bは、カメラの前で度々小芝居を演じるが、下らなくて話しにならない。A「誰か海に落ちたぞ!」B「早く助けるだ!」A「どうして救助が来ないんだ!」B「この天候だ、ヘリも飛ばない!」A「どうすればいい?」B「溶岩を止めるしかない」A「スペーサーで分岐させれば……」B「危険だ!」A「今は、それしかない! やるぞ!」かくして、2人は部屋に戻り、海に落ちた従業員はほったらかしにされましたとさ。A「オイルリグの水平を保つんだ!」B「オペレータは死んだ」A「お前がやるんだ!」B「経験がない」A「バラストに海水が25万リットル入っている」B「そんなことしたら、消火活動が出来なくなる」(リグが大きく傾く)A「やるんだ!」B「どうやったらいい?」幼稚園児みたいな助手Bくんにイライラさせられた1幕でした。A「こんな死に方になるとはな!」B「俺たち精一杯やったよな!」(心の声:何もしていないと思うぞ)B「どうやったらいい?」A「飛び込め!」B「出来ない!」A「出来るさ! いいから飛び込め!」無能な上司を持つと、「部下は恵まれないばかりか知能の発達が遅れる」の1コマ漫画みたいだった。(笑)気象学者Cと重役Dの車の中の会話。C「あの木を見て!」(風で木が揺れている)C「道を見て!」(舗装道路が陥没する)D「どうすりゃいいんだ!」C「止めて!」(そりゃそうだわな)無能な女性上司と無能な部下のような会話でした。気象学者Cと将軍Eの会話。C「考えがあります!」E「有能なパイロットを死なせた。これ以上、死なせたくない!」C「今度は私が行きます!」E「ん!?(それならいいかも)」てなわけで、民間人の2人が、タンカーに液体窒素を積んで現場に行くことになる。(笑)若干デフォルメしてあるが、一事が万事こんな調子。義務教育を受けた人には、バカバカしくて観ていられない作品だった。抹消しましょう!
2015.07.16
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0102 リヴァイアサン【スタッフ】・製作総指揮 マイク・エリオット「アダムス・ファミリー サン再集結」「The EYE」(原題)・監 督 パトリシア・ハリントン・脚 本 マット・ホリー、ジャック・モンロー・製 作 ジョセフ・P.ジェニエ・撮 影 リッチ・ペイズリー「トータル・フィアーズ」・編 集 ドン・ストラウド・特殊効果 ジェフェリー・S.ファーレイ「アリゲーター2」・美 術 ジョニー・ローソン「守護神」・音 楽 ジェフェリー・アラン・ジョーンズ「ワンス・アンド・フォーエバー」、 アルド・シラク【キャスト】・キャサリン・ラグー「ダウン・イン・ザ・バレー」・ダグ・スワンダー「遠い空の向こうに」・サイモン・ページ・ブランドン・ブロールト・マーク・バトラー・ジョッシュ・ガッド「ER/緊急救命室」・ケイト・ガーステン【仕 様】・型 番 ATVD-12301・製作年度 2006年・製 作 国 アメリカ・原 題 Razorthooth・収 録 本編93分・音 声 1.英語[ドルビーステレオ]、2.日本語[ドルビーステレオ]・字 幕 1.日本語字幕、2.日本語吹替用字幕・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・そ の 他 片面1層ディスク、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、レンタル専用・発 売 アット エンタテインメント株式会社・販 売 元 アット エンタテインメント株式会社・リリース 2007.07.06.・映像特典 予告編【ジャケット】・オモテ面:ハリウッドのトップクリエイターによる モンスター・パニック超大作! 水底から蘇った神話の怪物・ウラ面 :リヴァイアサン [旧約聖書に描かれた水の怪物] 鋭く巨大な牙 鎧のように強固な鱗 不気味に光る眼うーん、素晴らしいイラスト! 描かれたモンスターは、ちゃんと登場します!(汗)それだけでも、良心的かも知れない。ウラ面は、モンスター vs.戦闘集団って趣きだが、本編は、もっと軽いカンジの仕上がり。少しだけコメディ・テイストも入っている。このデザインだと、アクション映画としてウリたかったのかも知れないな。(笑)【感 想】「土用の丑の日」仰々しい邦題だが、今回のモンスターはウナギ。(これってネタバレ?)――と言っても、“タウナギ”なので、陸上でも呼吸する。本編では「雷魚に近い種」と説明していた。見た目はウナギやヘビに近い。『スネークヘッド・テラー』が雷魚だったが、習性としては、あれが近いのだろう。凶暴な魚が大きくなって、水中ばかりか陸でも襲って来る。見せ場がたくさん作れそうだ。(笑)――アメリカ南部の湿地帯。脱獄囚を追っていた警察の捜索隊が行方不明になる。翌日、子供たちのカヌー・キャンプを見送った女性保安官のルースと、迷子の犬を探しにやって来た動物管理局員のデルマーは、水辺で何かに襲われた犬の死骸を発見する。それが惨劇の幕開けだった。やがて、彼らは、遺伝子操作された巨大なタウナギの仕業であることを知る。……というお話し。ストーリー展開はのんびりしているが、やたらに人が喰われるので気にならない。(笑)冒頭のシーンだけでも、警察官が 5~ 6名は襲われている。カヌー・キャンプの方は、子供たちと引率者を含めて10名くらいか。脱獄囚 2名と小屋の住人。(醜いデブ)タウナギ退治に集まったハンターも 4~ 5名は喰われているはずだ。学生や博士も喰われたし、合計すると25~30名くらいではなかろうか。(パチパチ!)ボディ・カウント・ムービーだとは思っていなかったので、正確なところは分からないが、一般人もかなり喰われていたから、最終的に被害者は40名を超えると思われる。ジェイソンの全盛期を凌ぐ数字だが、全ての被害者の“喰われるシーン”が描かれているわけではないので、不満が残る。正直なところ、拍子抜けの場面もあった。この“拍子抜け”ってのは、よくない。素に戻ってしまう。だから、「そんなに喰えるかよ!」なんてツッコミを入れたくなる。ところが、そんなツッコミに応えるかのようなエンディングの1カット。(笑)これには脱帽。「ああ、そうなんだ」と納得してしまった。本作品で最も感心した一瞬だった。タウナギはCGだが、やはり出来映えにムラがある。背景との親和性を含めて、よく出来ているところと、そうでないところの差がある。いい点は、その差が少ないこと。比較的上質な部類かも知れない。どちらかと言えば、ライトタッチの仕上がり。随所にコメディタッチの演出を見ることが出来る。肩肘張らずにカウチポテトが相応しそうだ。サメだのワニだのヘビだのと、巨大化した動物が暴れるB級映画は、あっさりサラダ味がいい。(と、個人的には思っている)何しろ本作品は、モンスターそっちのけで主人公2人の恋愛模様が描かれている。何と言うか、実にお気軽。焼け木杭に火がつくワケだが、「あんたの知人も喰われたんだから真剣にやれよ」とか思ってしまう。(笑)真面目にモンスター映画を期待していた方には、おそらく顰蹙モノの作品だろう。邦題の『リヴァイアサン』がハードなモンスター映画を連想させるだけに、期待を裏切られた被害者は多そうだ。ピーター・ウェラーの『リバイアサン』を思い出させるのも、マイナスポイント。(そうだ、あちらも観なければ……)原題の『RAZORTOOTH』もセンスがないが、意味不明の邦題も、どうかなぁと思う。ネガネっ娘の女子大生の胸が大きくて、そそられるものがあった。(笑)水着もHシーンもない健全な作品の中で異彩を放っていた。土用の丑の日にはウナギを食べよう。上野に行かなくちゃ。オススメ!
2015.07.15
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0101 ディノシャーク【スタッフ】・監 督 ケヴィン・オニール「パルス」「ディノクロコ」・製 作 ロジャー・コーマン「デス・レース」「ピラニア」 ジュリー・コーマン「ザ・ネスト」・脚 本 フランシス・ドール「サイクロプス」「ディノクロコ」 ガイ・プレヴォスト「ザ・フェイス」・撮 影 エドゥアルド・フローレス・トレス「バベル」・音 楽 シンシア・ブラウン・編 集 ヴィクラム・ケイル「サイクロプス」【キャスト】・エリック・バルフォー「24 –TWENTY FOUR-」・イヴァ・ハスバーガー「CSI:科学捜査班3」・アーロン・ディアズ・ハンペルト・ブスト「アモーレス・ペロス」・リチャード・ミラー・ギイェルモ・イヴァン【仕 様】・型 番 FMDR-9357・製作年度 2009年・製 作 国 アメリカ・原 題 DINO SHARK・収 録 本編 約92分・音 声 1.英語(ドルビーデジタル2.0ch)、 2.日本語(ドルビーデジタル2.0ch)・字 幕 1.日本語字幕、2.吹替用字幕・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・そ の 他 片面1層ディスク、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本国内向、セル専用・発売・販売元 AMGエンタテインメント・発売協力 アミューズメントメディア総合学院・提 供 日活株式会社・映像特典 予告編【ジャケット】・オモテ面:古代より蘇りし巨大人喰い鮫が人類を襲う!・ウラ面 :製作:ロジャー・コーマン「ピラニア」×エリック・バルフォー「24 –TWENTY FOUR-」 史上最凶の巨大人喰い鮫が暴れる ハイパー・エキサイティング・パニック!オモテ面は、見事なイラスト! 迫力といい、細部への描き込みといい、素晴らしい出来映えだ。然も、半水面! ポスターがあったら、欲しいくらいだ。(笑)ウラ面のデザインもなかなかだ。アクション映画の雰囲気を伝えるためにターゲット十字を施し、外枠は“ジョーズ”だ。なかなか凝っている。【感 想】「ロジャー・コーマンの年齢」ロジャー・コーマンが製作した『シャークトパス』を観たついでに、本作品を鑑賞。(笑)R.コーマンの作品って、どれもよく似ている。ほぼ同じと言っても過言ではない。(笑)ミョーにテンションが高くて大雑把。でも、他の製作会社と違って基礎が出来ている上、低予算を肯定的にとらえているので、歯切れがいい。迷いがない。だから、観ていて不快感が微塵もないのだ。本作品も、そんな作品のひとつ。(ホントか?)――氷河が溶けて、太古の昔に氷漬けになった“ディノシャーク”が、現代に蘇る。ディノシャークは、エサを求めて数千キロを旅して、メキシコ湾まで南下して来る。時を同じくして、久しぶりに故郷に戻ったトレイスは、サメの襲撃事件に遭遇する。しかし、彼が見たのは、サメよりも禍々しい姿をしたディノシャークだった。彼は、女性海洋学者キャロルと共に、ディノシャーク退治に乗り出すことになる。……というお話し。正直、CGは安っぽい。いいカットもあるし頑張っていたとは思うが、総じてやっつけ仕事になっている。もうちょっとお金をかけてくれたら、見映えのいい作品に仕上がったかも知れない。ザンネンだ。クライマックスで、トレイスがジェットスキーでディノシャークに立ち向かうシーンなんて、なかなかだと思う。(笑)主人公のトレイスを演じるのは、エリック・バルフォー。『スカイライン/征服』でラストに“キカイダー”になってしまう主人公を演じていた。長い顔って以外は、意外と地味な役者さんだが、肩のイレズミがワンポイントになっている。私は、このイレズミが気になって仕方ない。(汗)海洋学者のキャロルを演じたのは、イヴァ・パスバーガー。他の出演作品は知らない。美人だが、地味な方で、もう少し華が欲しいところ。監督は、ケビン・オニール。ロジャー・コーマンの門下生。作りは手堅く、ところどころに才をうかがわせるカットもある。ただ、如何せん、物語のスケールに予算がついていかなかった恨みが残る。でも、大健闘だろう。キャロルの恩師の大学教授役として、ロジャー・コーマン自身が出演している。数カットだけだが、やはり、雰囲気が違う。これが存在感ってヤツだろうか……。まるで、リチャード・アッテンボローみたいだった。(笑)ジャック・ニコルソンが出た『古城の亡霊』が1964年。既に半世紀以上経っている。いきおい、監督のコーマンだって歳をとっているはずだ。(笑)もう、いい歳のはずだが、おいくつくらいになられたのだろうか。(笑) 5年くらい前だろうか、オスカーを受賞した時の好々爺然とした顔に、少なからず愕然としたことを思い出した。“B級映画の帝王”と呼ばれていた頃のしたたかさは、微塵も見受けられなかった。歳をとるっては、こういうことか、と納得した次第。私も、まだまだ若い。(笑)オススメ!(アサイラム作品よりは……)
2015.07.14
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0100 地球最後の男/オメガマン【スタッフ】・監 督 ボリス・シーガル・製 作 ウォルター・セルツァー・脚 本 ジョン、ウィリアムズ、 ジョイス・フーパー・コリントン・撮 影 ラッセル・メティ【キャスト】・ネビル………チャールトン・ヘストン・マサイアス…アンソニー・ザーブ・リサ…………ロザリンド・キャッシュ・ダッチ………ポール・コスロ【仕 様】・型 番 DL-11210・製作年度 1971年・製 作 国 アメリカ・原 題 THE OMEGA MAN・収 録 本編:98分、映像特典:14分・音 声 1.オリジナル(モノラル)・字 幕 1.日本語字幕、2.英語字幕・サ イ ズ 16: 9 LB シネマスコープサイズ・そ の 他 片面2層ディスク、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、セル専用・発 売 元 ワーナー・ホーム・ビデオ・字幕翻訳 宍戸 正・映像特典 1.イントロダクション(約 4分) 2.オメガマン – 最後の生存者(約10分) 3.オリジナル劇場予告編【ジャケット】・オモテ面:The last man alive... is not alone!・ウラ面 :“地球最後の男”人類最後の戦い! チャールトン・ヘストン主演のSFアクション! 100本目は、大好きな作品をチョイス。(笑)ジャケットのデザインとしては、古めかしい。昔、2番館でかかっていたB級映画のチラシみたい。手抜きかなぁ。(嘆息)ウラ面も、さっぱりしている。素材が少なかったのだろうか。もう少し手を入れて欲しかった。【感 想】「無人の都市と男が独り」終末を描いた作品が好きだ。人類は死滅し、誰もいないビル街や無人のショッピングモールを、カメラは映し出す。道路にはゴミが舞い、車が朽ち果てている。草木が繁茂して、少しずつだが、街を自然に返そうとしているかのようだ。静けさだけが世界を支配していた。――こうしたイメージは、本作品によってカタチ作られたと言っても過言ではない。私にとっては原体験のようなものだ。だから、多少感傷的になっている。でも、客観的にみても、終末映画の代表格の1本であることに間違いはないだろう。個人的には名作だと思っている。(笑)ただ、陳腐化が激しいので、いまの人たちにはむかないかも知れない。(苦笑)――1976年、中ソの細菌戦争で人類は死滅してしまう。生化学者のネビルは、自ら開発した抗体によって生き延びたものの、孤独や“ファミリー”との戦いに倦んでいた。“ファミリー”は、ウィルスに感染しながらも死ななかった人たちだ。色素が抜け落ち、太陽光のもとでは生きていられない。彼らは、指導者“マサイアス”の許に集まり、文明を憎み、その象徴であるネビルを狙っていた。そんな或る日、ネビルは、ゴーストタウンと化したロサンゼルスの街で、人影を見掛ける。……というお話し。冒頭、誰もいないビル街を車で疾走するシーンが見事。これに尽きる。『アイ・アム・レジェンド』でも、このシーンを再現していたが、凌駕することは出来なかった。学生の頃、オールナイトで映画を観た後、明け方間近の有楽町の街を歩いたことがある。空は明るくなっているが、街は薄い闇に沈んでいる。車はまばらにしか走っておらず、歩いている人はいない。あの時、私の神経はぶっとんでいた。麻痺していたと言うべきか。痺れた感覚のまま、銀座から築地を抜けて港まで歩いた。街が目覚めて動き出すとともに、私の神経も落ち着き始め、どこぞのゲートにもたれて眠っているところを、お巡りさんに起こされた。(笑)たぶん、私は歩きながら、本作品のネビルを追体験していたと思う。明け方の無人の街は、それほど強烈なヴィジョンだった。映画の世界が目の前に現れたのだから……。いまは、ひと晩中、車は走っているし、ビルから吐き出された酔っ払いがクダを巻いている。有楽町にパチンコ屋を作ったり、銀座にファーストフードが出店を始めた辺りから、あの街は静けさを失ったのだと思う。ザンネンなことだ。主人公のネビルを演じるのは、チャールトン・ヘストン。言わずと知れた名優。いまとは違う肉体派のスターだった。ボディビルダーとは違うし、格闘技で魅せるわけでもない。並外れた体躯と存在感、演じた役柄の数々から、そう言われている。でも、意外とそうではないんじゃないかと個人的には思っている。(笑)監督は、ボリス・セイガル。映画よりTV畑の方だった。飛び抜けた才は感じられないが、どの作品も分かり易い。『刑事コロンボ』シリーズでも何本かメガホンを取っている。脚本の意図をよく汲み取る、いい監督さんだと思う。原作は、リチャード・マシスン。暗喩を散りばめて、この時代らしい社会風刺を物語の中にこめている。アイデアだけではない作家だった。『激突!』もそうだが、人間の根源的な恐怖に言及する作品が多かったと思う。私にとっては、忘れ得ぬ作品なだけに、公平な評価は難しいが、おおぜいの人たちに観て欲しい逸品と思う。オススメ!
2015.07.13
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0099 ハード・トゥ・キル【スタッフ】・監 督 ブルース・マルムース・脚 本 スティーブン・マッケイ・製作総指揮 リー・リッチ、 マイケル・ラックミル【キャスト】・メイソン・ストーム………スティーブン・セガール(宇崎竜童)・アンディ・スチュアート…ケリー・ルブロック(戸田恵子)・バーノン・トレント………ビル・サドラー(朝戸鉄也)【仕 様】・型 番 DLT-11914・製作年度 1990年・製 作 国 アメリカ・原 題 HARD TO KILL・収 録 96分・音 声 1.オリジナル(5.1chサラウンド)、 2.日本語(ステレオ)・字 幕 1.日本語字幕、2.英語字幕・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・そ の 他 片面1層ディスク、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、セル専用・発 売 元 ワーナー・ホーム・ビデオ・字幕翻訳 岡枝慎二・吹替翻訳 中川千尋、大野隆一・映像特典 スティーブン・セガール主演8作品のオリジナル劇場予告編【ジャケット】・オモテ面:なし・ウラ面 :復讐のために、刑事は 生死の淵から甦った。オモテ面は、スティーブン・セガールとケリー・ルブロックの2ショット。仲がいい。(笑)でも、この赤い塗り潰しは、何? 好きじゃないなぁ。(嘆息)以前のジャケットの方が好きだった。ウラ面にも、デカデカとセガール君の画像。明らかにファン仕様。これでは、物語も何も伝わって来ない。明らかにファン仕様だ。(笑)【感 想】「私も鍛えたい」個人的には、スティーブン・セガール主演作品ではベストに数えられる1本。――でも、決して、出来のいい作品ではありませんので、念のため。(笑)刑事のメイソン・ストームは、犯罪組織の張り込み中に、何者かが議員暗殺を依頼している現場に出くわしてしまう。大手柄だが、密かに撮影録音していることを気づかれてしまう。その夜、帰宅したメイソンは武装した一団に襲われる。目の前で妻を撃ち殺され、自分も大量の銃弾を受けてしまう。病院に運び込まれたメイソンだったが、同僚のオマリーが駆けつける中、ついに心停止し、救命医から死亡を宣告される。しかし、再び心臓が動き出し、蘇生する。オマリーは、救命医らを説得し、メイソンを匿うことにする。けれど、メイソンの意識は戻らず、7年の歳月が流れた。……というお話し。勿論、S.セガール演じるメイソンは復活して大暴れする。(笑)今回、再鑑賞してみて、多少記憶と違っていたが、セガール・アクションのキレは最高にいい。ブルース・マルムース監督の見せ方も分かりやすい。勢いだけで押されるよりも、腕がどう動いているかとか、体の移動とかが理解できる方が、個人的には好みだ。説得力があるではないか。アクション・シーンは少な目でも本作品に満足感が高いのは、そのせいだ。B.マルムース監督は、ほかにシルベスター・スタローンの『ナイト・ホークス』しか知らない。寡作な方だったようだ。噂では『ベストキッド』でリングアナをしているのが、マルムース監督だそうだ。未確認なので、機会があれば、こちらも再鑑賞したい。映画としては、80年代の刑事モノのアクション映画の雰囲気を色濃く残しており、どこかノー天気。『フレンチ・コネクション』や『セルピコ』に代表されるようなハードで悲観的な70年代な作品群とは、明らかに赴きが異なる。メイソンのリハビリ過程にしても、ジェームズ・カーン主演の『キラー・エリート』に較べれば、実におおらかだ。おおらかなのは、共演者のケリー・ルブロックのおかげかも知れない。セガールは、看護士役の彼女と結婚している。気があったのだろう。ラブシーンも長めだしね。短かったのは、結婚生活の方か。(笑)『刑事ニコ/法の死角』で鮮烈なデビューを飾ったセガール。主演2作品目となる本作品では、その格闘技術のルーツを解き明かすかのように、東洋的なリハビリや肉体の鍛錬が描かれる。実にタイムリーな企画だと言える。“殴る”“蹴る”しか知らなかった欧米人には、相手の力を利用したり、解剖学的な肉体の構造から導き出された格闘の技術は、神秘と映ったに違いない。そのルーツの一端を見ることが出来るなら、入場料は安いかも知れない。そんなところが、全米1位となった由縁だろう。『ダイハード2』でテロリストのリーダー“大佐”役を演じたウィリアム・サドラーが、黒幕役で出演している。最近、お腹の周りの贅肉が気になって仕方ない。私も、お灸と鍛錬が必要だな。(笑)オススメ!
2015.07.12
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0098 沈黙の要塞【スタッフ】・監督・製作 スティーブン・セガール・製 作 ジュリアス・R.ナッソ、 A.キットマン・ホー・特殊効果 トーマス・L.フィッシャー・脚 本 エド・ホロウィッツ、 ロビン・U.ルシン【キャスト】・フォレスト・タフト………スティーブン・セガール(玄田哲章)・マイケル・ジェニングス…マイケル・ケイン(柴田勝秀)・マース………………………ジョアン・チェン(相沢恵子)【仕 様】・型 番 DL-13227・製作年度 1994年・製 作 国 アメリカ・原 題 ON DEADLY GROUND・収 録 102分・音 声 1.オリジナル(5.1chサラウンド) 2.日本語(ドルビーサラウンド)・字 幕 1.日本語字幕、2.英語字幕・サ イ ズ 16: 9 LB シネマスコープサイズ・そ の 他 片面1層ディスク、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、セル専用・発 売 元 ワーナー・ホーム・ビデオ・字幕翻訳 林 完治・吹替翻訳 石原千麻【ジャケット】・オモテ面:なし・ウラ面 :陰謀渦巻く巨大要塞は、 今、炎の戦場と化した!オモテ面は、セガール君の定番のレイアウト。怖くて誰も、同じジャケットの中におさまろうとしないのだろう。それが寂しいのか、ちょっと愁いを秘めた顔をしている。 (笑)ウラ面は、セガール君とジョアン・チェンの2ショットが中心になっている。マイケル・ケインは、卒業写真の撮影日に欠席した小学生のように別枠になっている。何だろうね、この扱いは。(笑)【感 想】「ゴールデンラズベリー賞最低監督賞受賞作品!」スティーブン・セガールが見事、1994年度のゴールデンラズベリー賞最低監督賞を受賞した名作。……いや、迷作。(笑)時に、一体、誰が受賞の報せをセガールに告げたのだろう? 告げに行った人は無事に帰って来れたのだろうか? 行方不明になっていたりしないだろうか。(笑)アラスカの石油掘削施設が爆発炎上。消火の専門家のタフトが呼ばれて、事態は間一髪で収束する。けれど、消火作業中に見た制御装置の不具合いを不審に思ったタフトは、友人のパーマーと調査に乗り出す。一方、エイジス石油は、採掘権を維持するために期限内に石油掘削場“エイジス1”を稼動させなければならなかった。ところが、制御装置に初期不良が見つかり、新品交換を待っていたのでは間に合わない。ジェニングス社長は、この事実を伏せて掘削場を稼動させ続けていたのだ。……というお話し。全体を通して大雑把な作りで、リアリティは皆無に等しい。正直、「いまどきは漫画でも、もうちょっとマシなリサーチをするぞ」と思ってしまった。特に冒頭の消火シーンとクライマックスはヒドい。まるで学芸会みたいだった。(笑)タフトとパーマーにエイジス石油の魔の手がのびる。パーマーは、エイジス石油の不正の証拠をタフトに残す。けれど、拷問の末に殺されてしまう。タフトも謀略にかかり殺されそうになるが、エスキモーたちに助けられる。……という展開。タフトは、助けて貰ったにもかかわらず、エスキモーの女性に「君らの精霊はアテにならない」とか「精霊は助けてはくれない」とか、散々悪態をついて“エイジス1”破壊に赴く。――おいおいって感じ。(汗) 「その言い草はないんじゃないの?」 ただ暴れたいだけじゃん。(笑)一番笑ったのが、タフトくん自慢の兵器庫。(笑) 「いざと言う時の備えだ」と言っていたが、あんな山奥の崖の洞窟じゃ、いざという時に使えないゾ。こういうツッコミどころ満載な点が、妙に愛おしい。(笑)結局、タフトくんはエスキモーの女性をともなって“エイジス1”に向かい、たった1人で広大な施設を破壊し尽くす大活躍。(何故、彼女が行動をともにしているのか不明)エイジス石油が雇った傭兵たちも形無し。ここまで恥ずかしげもなく漫画ちっくに描けるのは、セガールくんが日本暮らしをしていたからだろうか。明らかに毒されている。多少なりとも大人の見識、或いは高等教育を受けていれば、こんな短絡的な作品に仕上げたりしないだろう。(笑)ただ、セガール・アクションのキレはいい。無闇に良い。(笑) そこだけはアングルもよく、撮り方が丁寧だ。教本として用いたいくらい。(でも、何の教本だ?)映画として観てしまうとお粗末この上ない。けれど、セガールくんのPV(プロモーション・ビデオ)だと思えば、かなり贅沢な逸品だ。コストもかかっているし、マイケル・ケインも出てる。(笑)でも、ワーナーの経営陣は怒っただろうなぁ。メジャースタジオのアクション映画一本分の巨費を投じてモックバスター並みのB級映画を撮っちまったのだから……。(笑)でも、ファンは満足だ。CG満載のSF超大作なんかよりナンボかいい。一般の方には毒にも薬にもならない作品だが、セガール御大のツルツルの顔をおがめるだけでも価値があるかも知れない。ファンにとっては、セガール史上語るに欠かすことの出来ない愛おしい名作なだけに、間違いなくオススメ!(笑)
2015.07.11
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0097 沈黙の断崖【スタッフ】・製作総指揮 ウィリアム・S.ギルモア、 ジェブ・スチュアート・製 作 スティーヴン・セガール、 ジュリアス・R.ナッソ・監 督 フェリックス・エンリケス・アルカラ【キャスト】・ジャック・タガート…スティーヴン・セガール(玄田哲章)・サラ・ケロッグ………マーグ・ヘルゲンバージャー(一柳みる)・コットン………………ハリー・ディーン・スタントン(田村勝彦)【仕 様】・型 番 DLS-14914・製作年度 1997年・製 作 国 アメリカ・原 題 FIRE DOWN BELOW・収 録 105分・音 声 1.オリジナル(5.1chサラウンド) 2.日本語(5.1chサラウンド)・字 幕 1.日本語字幕、2.英語字幕・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・そ の 他 片面1層ディスク、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、セル専用・発 売 元 ワーナー・ホーム・ビデオ・特典映像 セガール主演8作品のオリジナル劇場予告編・字幕翻訳 岡田壮平・吹替翻訳 平田勝茂【ジャケット】・オモテ面:なし・ウラ面 :復讐――それが最後の任務。オモテ面は、まるでライ○ップで2ヶ月間、頑張った後のようにスッキリしたスティーヴン・セガール君の顔がジャケットの半分を占めている。(笑)デザインそのものは古めかしいが、ファンとしては出来映えを高く評価している。ウラ面は、ザックリしたデザイン。でも、使われている画像がイマイチだなぁ。何故、セガール君は、右を見ている画像ばかりなのだろう。(笑)【感 想】「忘れられた作品」第18回ゴールデン・ラズベリー賞(ラジー賞)で、おそらくセガール史上最多4部門にノミネートされながら、1部門も受賞出来なかった作品が、コレ。まことにもって不名誉きわまりない。(笑)・最低作品賞:『沈黙の断崖』・最低男優賞:スティーブン・セガール・最低スクリーンカップル賞:スティーブン・セガールと彼のギター・最低主題歌賞:『沈黙の断崖』個人的には、だからこそ愛おしい。(笑)小中学生の頃、クラスに必ず1人はいるけど、思い出せないヤツみたいだ。間違ってもトップの成績は取れないし、ビリっけつにもなれない。頭がいいワケでもないし、運動神経がいいワケでもない。さりとて、絵がウマいとかピアノが上手とか料理が得意とか、自信を持っているものもない。家がお金持ちで誰もが羨む切手のコレクションを持っているとか、ひと部屋丸ごとジオラマにしてNゲージを走らせているとか、盛大に自慢できるものもない。ごくごく平均的な生活をしていて平均的な性格の人物だが、何故かいつも名前を忘れられてしまうタイプ……。本作品は、そんなヤツみたいだ。私は、本作品がラジー賞を受賞できなかったのは、選考の時に忘れられていたからだ、と思っている。(笑) そうでなければ、説明がつかない。何しろ、キャストが贅沢だ。主人公を演じるのは勿論、スティーブン・セガール。主人公と恋仲になる田舎娘役に、マージ・ヘルゲンバーガー。『CSI:科学捜査班』で長いことキャサリン役を演じていたから海外ドラマファンにはお馴染みの女優さんだ。渋いところでは、ハリー・ディーン・スタントン。人間嫌いで、独りで山の中に住んでいる偏屈ジジイ役。実は良識のある寂しがり屋という役柄を似合いすぎるオーバーオール姿で演じていた。衣装に見えなかった。山の中に産業廃棄物を違法投棄する企業の代表者役に、クリス・クリストファーソン。変態アニキにスティーブン・ラング。『アバター』やTVドラマ『テラノヴァ』と較べると別人のように華奢だ。ラジー賞のノミネートには、共演者の名前が見当たらない。M.ヘルゲンバーガーやS.ラングは、まだ駆け出しで相手にされていなかったからだろう。お芝居としては、十分にラジー賞を受賞する資格はある。H.D.スタントンは、似合い過ぎていて誰も出ていることに気づかなかったからに違いない。C.クリストファーソンは、出演したことを否定したに違いない。「オレは、そんな作品に出てねぇ!」と。(笑)だから、ノミネートに名前が見当たらないのだ。S.セガールもまだ若いけど、だいぶタイコ腹が目立つようになった頃の作品。ビミョーな時期だな。(笑)産業廃棄物を不法に投棄している企業の陰謀を暴くアクション映画。――とはいえ、トレーラーが崖から落ちる場面が最大の見せ場だから、作品としては少々ショボい。セガール・アクションも控え目。もう少し情景描写に凝ってくれていたら、違う印象になっていたのに、この中途半端さ、TVドラマのような平均的な出来映えが、本作品最大の欠点だろう。セガールがギターを弾いたりして頑張っていますので、ちょっとだけオススメにしておきましょう!(でも、ちょっとイタい)
2015.07.10
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0096 TICKER –special edition-【スタッフ】・監 督 アルバート・ピュン「サイボーグ」「ネメシス」【キャスト】・スティーヴン・セガール(大塚周夫)「沈黙の戦艦」「暴走特急」・デニス・ホッパー(堀勝之祐)「スピード」・トム・サイズモア(大塚芳忠)「プライベート・ライアン」・ジェイミ・プレスリー(渡辺美佐)・ナス(中國卓郎)・チリ[TLC](山門久美)【仕 様】・型 番 PIBF-7255・製作年度 2001年・製 作 国 アメリカ・原 題 TICKER・収 録 100分・音 声 1.オリジナル[英語](2chステレオ) 2.日本語(2chステレオ) 3.英語(5.1chサラウンド)・字 幕 1.日本語字幕・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタ・サイズ・そ の 他 片面2層ディスク、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本国内向、セル専用・発 売 株式会社アートポート、株式会社アート・ネット・販 売 パイオニアLDC株式会社・特典映像 1.メイキング&インタビュー映像(16分) 2.劇場版予告編 3.ビデオ版予告編 4.TVスポット(15秒バージョン) 5.スタッフ&キャストプロフィール(静止画) 6.解説書封入・全国劇場公開作品/劇場公開時に『沈黙のテロリスト』として公開した作品です。【ジャケット】・オモテ面:なし・ウラ面 :サンフランシスコ壊滅の危機を阻止せよ!! 伝説の元IRA最狂の爆弾魔 VS 最強の爆弾処理班オモテ面は、スティーヴン・セガール君が中央にふんぞり返っているが、出番は少ない。(汗)トム・サイズモアとデニス・ホッパーの対決が主軸である。――まあ、こういうのも、悪くないかな。(笑)『special edition』なのは、劇場公開版に約 8分の衝撃の未公開シーンが追加されているからだそうだ。誰だ、そんな余計なことをしたの?(笑)短いままで十分。拷問時間が 8分のばされた気分だ。(苦笑)【感 想】「お客サマは、スティーブン・セガール」公開時は『沈黙のテロリスト』という邦題だったらしい。それが諸般の事情から、ビデオ化に当たって『TICKER』でリリースされている。おそらく、9.11の影響だろう。正直、そんなことを斟酌する必要がないくらい出来の悪い作品だった。世の中には“箸にも棒にもかからない”作品はたくさんあるが、一番罪深いのは、フラストレーションのたまる作品である。本作品も、そんな作品の一本である。(嘆息)「スティーブン・セガールのDVDがたくさんあるな」と気づいて観始めたのが、昨年の 3月頃のこと。それから10ヶ月。延べで17本を観た。面白いものもあったが、ほとんどが駄作だった。荒唐無稽の脚本ならまだしも、演出やカメラ、編集までもが稚拙だと、頭が痛くなって熱が出て来る。それでも、セガール・アクションが観られれば、ファンとしては溜飲を下げることが出来る。ところが、S.セガールが出て来ても、ほとんど“顔だけ”というパターンの作品も多い。アクションも最低限。本作品が、そんな感じである。S.セガールは、爆弾処理班のチーフという役所だが、ほとんど『太陽にほえろ!』の“石原裕次郎”状態。椅子に座ったまま部下の報告を待っている。然も、バストショットよりカメラが寄っているから、スクリーンは顔だけ。いま何処にいるのかも分からない。(笑) これまでにも似たような処理の仕方を見て来たが、本作品は徹底している。何せ、戦場を回想するシーンでは、顔すら映らない。「なんだ、コレ?!」である。アクション・シーンもあるにはあるが、薄暗がりでバタバタしているだけなので、全く楽しめない。明らかに客演くらいの出番しかないのに、あたかも主演であるかのようにポスターやジャケットにデカデカと名前を出すのは、やめましょうよ。(嘆息)本当の主演は、トム・サイズモア。オタクくんのSF映画『レッドプラネット』に出ていたっけ。対する爆弾魔をデニス・ホッパーが演じている。『スピード』と『ハートに火をつけて』のキャラクタを足して2で割ったカンジ。脚本家にも監督にも、想像力のカケラもないな。他の出演者は皆、シロートさん。特典を見ると、どうやらデビュー間もない歌手やダンサーのようだ。いまは名前を聞かない人たちだから、早くも消えたらしい。音楽活動もしているセガールの縁故かも知れない。物語は、車を爆破されて妻子を失った刑事のお話し。彼は、たまたまテロリストのグループと出くわし、女を逮捕する。その女は、実はグループのリーダが惚れた女だった。女を取り戻すため、リーダは街中で爆弾を爆発させる。女を解放しなければ、もっと被害が出るぞ、と――。もたつく警察の対応に、爆破の被害が相次ぐ。独断で捜査を続ける刑事は担当を外されるが、それを拾い上げたのは、爆弾処理班だった。……というワケで、やたら爆破シーンが出て来る。ライブラリか他の作品の流用らしきカットもあるが、製作費の大半は、これに注ぎ込まれような印象だ。だからかも知れないが、ドラマの部分は、セットも組めないほど疎かにされている。このバランスの悪い仕上がりは、プロデューサというより、監督さんの無責任さに起因しているように思える。監督は、『サイボーグ』や『ネメシス』のアルバート・ピュン。最近、見かけないなぁと思っていたが、こんな作品を撮っていたんじゃね、声はかからないだろうなぁ。オススメ致しません!
2015.07.09
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0095 鉄拳/TEKKEN【スタッフ】・監 督 ドワイト・リトル【キャスト】・風間 仁……………………ジョン・フー(千葉一伸)・クリスティ・モンテイロ…ケリー・オーバートン(木下紗華)・三島平八……………………ケイリー=ヒロユキ・タガワ(銀河万丈)・三島一八……………………イアン・アンソニー・デイル(篠原まさのり)・マーシャル・ロウ…………カン・リー(下山吉光)【仕 様】・型 番 DLR-Y28211・製作年度 2010年・製 作 国 アメリカ・原 題 TEKKEN・収 録 本編:93分 特典映像:31分・音 声 1.オリジナル(5.1chサラウンド) 2.日本語(5.1chサラウンド)・字 幕 1.日本語字幕、2.日本語吹替用字幕・サ イ ズ 16: 9 LB シネマスコープサイズ・そ の 他 片面2層ディスク、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、レンタル専用・発 売 元 ワーナー・ホーム・ビデオ・字幕・吹替翻訳 松崎広幸・特典映像 インタビュー、メイキング、ションフー来日インタビュー、 キャスト(静止画)【ジャケット】・オモテ面:なし・ウラ面 :これぞ究極のリアルアクション! 世界最強を決める“アイアン・フィスト武術大会”!オモテ面もウラ面も、オーソドクスなデザイン。格闘技モノの映画としては、これ以上はないってくらいシンプルで、カッコイイ。男の子向けの作品だし、このジャケットからすると、ターゲットとする年齢層は高そうだ。キャッチコピーも最小限度。こういう潔さも好きだなぁ。(笑)【感 想】「復讐は格闘技モノの原動力」この手の作品は、おおよそ同じストーリーなので、或る意味、監督さんの力量が如実に現れる。カメラマンのセンスもそうだ。俳優やキャラクタに頼るとロクなことにならない。その点、本作品は及第点だった。アーケード・ゲームの映画化だが、例によって、私はそのゲームをしたことがない。誰かがプレイしているのを後ろから眺めたことがある、という程度。何が面白いのか分からなかったが、相手をやっつけてクリアしていく達成感の積み重ねが、プレイヤを虜にするのだろう。一つだけ確かなことは、「私にはムリだな」ということ。両手を同時に動かすことは出来ないし、一度にふたつのことが出来ない。マルチタスクな方が羨ましい。(笑)――というわけで、私はゲームの中のキャラクタを知らない。だから、映画がどれだけゲームの世界観を再現しているのかも判らない。このゲームが、ゲーム史の中で、どういうポジションにあるのかも知らない。ただ、私でも『鉄拳』という名前は知っていたから、ヒットした作品なのだろう。従って、何の知識も先入観もなく、本作品を観ることが出来た。これは幸いなことである。たぶん近未来。――地球は崩壊して幾つかの民間企業によって分割統治されていた。各企業から選抜された選手が集まり、格闘技のトーナメントが行われている。企業の圧制と暴力によって母を殺された主人公のジンは、トーナメントに出場する決意をする。総帥である“ミシマ”を倒すためだ。地区の予選を難なく突破したジンは、本戦に出場することになる。……というお話し。どうしても格闘技モノは復讐を原動力にしないと気が済まないらしい。伝統だな。思わずブルース・リーの映画を思い出してしまった。(笑)キャラクタにしても、同じようなヴィジュアルが多い。ロシア系の短髪マッチョな白人、何故かサングラスをかけている黒人、直ぐにやられてしまう伝統的な武術の日本人、変則ワザを繰り出す妖し気な姉妹、最後に主人公に荷担するブロンド美人。悪役はトーナメントの主催者で、最後に主人公に闘いを挑むのが、王道。ところが、満を持して登場するわりには、これが滅法弱い。身体のキレもいま一歩。観客をガッカリさせるのが、いつものパターン。本作品も、その例に漏れなかった。(笑)それでも面白く観ることが出来たのは、ドワイト・H.リトル監督の手堅い演出のおかげだろう。(笑) TVドラマ『BONES/骨は語る』や『キャッスル』で馴染み深いが、スティーブン・セガール主演『死の標的』といった劇場映画も少なからず監督している。凝った映像を見せてくれるわけではないし、奇抜な演出をするわけでもないが、バランス良く作品をまとめるタイプだ。ツボを心得ている。『モータルコンバット』や『クエスト』なんかに較べると、そこそこドラマを盛り込んで映画としての体裁を保っている。可もなく不可もない作品だが、このジャンルにあっては、それはスゴイことかも知れない。主人公を演じた俳優さんのことは知らないが、ケイリー・ヒロユキ・タガワさんのことは知ってる。幾つか出演作も観ている。出演シーンは少なくても、強烈な印象を残す方だ。本作品では鉄拳コーポレーションの総帥ミシマを演じている。もっと活躍して欲しかったが、それは2作品目以降のお楽しみとしておこう。クレジットで知ったのが、タムリン・トミタさん。『ベストキッド』シリーズに出ていた頃は少女だったが、お母さん役で出演する歳になったのが感慨深かった。オススメ!
2015.07.08
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0094 マチェーテ【スタッフ】・監督・脚本 ロバート・ロドリゲス・脚 本 アルヴァロ・ロドリゲス・製作・編集 ロバート・ロドリゲス・製 作 クエンティン・タランティーノ・監 督 イーサン・マニキス【キャスト】・マチェーテ…………ダニー・トレホ(廣田行生)・サルタナ……………ジェシカ・アルバ(佐古真弓)・マクラフリン議員…ロバート・デ・ニーロ(池田勝)・ルース………………ミシェル・ロドリゲス(朴璃美)・トーレス……………スティーヴン・セガール(大塚明夫)・エイプリル…………リンジー・ローハン(竹田まどか)・ブース………………ジェフ・フェイヒー(小川真司)・バードレ……………チーチ・マリン(後藤哲夫)・ヴォン………………ドン・ジョンソン(大塚芳忠)【仕 様】・型 番 RDD-80129・製作年度 2010年・製 作 国 アメリカ・原 題 MACHETE・収 録 約105分・音 声 1.オリジナル(5.1chサラウンド)、 2.日本語吹替(5.1chサラウンド)・字 幕 1.日本語字幕、2.英語字幕・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタ・そ の 他 片面2層ディスク、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、レンタル専用・発 売 株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント・字幕翻訳 松浦美奈・吹替字幕 瀬尾友子【ジャケット】・オモテ面:時代がやっと 俺に追いついた――・ウラ面 :R.ロドリゲス×Q.タランティーノד超S級ハリウッドスター” ド派手な男の夢、完全映画化!オモテ面は、ダニー・トレホを中心に、ミシェル・ロドリゲスやリンジー・ローハン、ロバート・デ・ニーロらを配置したイラスト。スティーヴン・セガールがまだシャープだ。(笑)昔のアクション映画のようなデザインだなぁ。ウラ面も、チープな感じを押し出したデザイン。バイクに乗ったD.トレホがこちらに向かって来る画像が中心で、駄菓子屋の店先みたいな印象だ。作品内容に相応しいデザインだと思う。(笑)【感 想】「ミシェル・ロドリゲスが可愛い!」冗談なのか真剣なのか分からないが、予告編からスピンオフした本編は、そこらの退屈なアクション映画では足許にも及ばない刺激に満ちていた。何よりも、ミシェル・ロドリゲスが可愛いい。(笑) 個人的には、それだけで大満足。カワイイお尻に惚れ惚れである。うむ、一度でいいから蹴られたい。(笑) タコス屋のネェちゃん姿も優しい表情と相俟ってキュートだが、クライマックスにアイパッチ姿で復活した時は、悶絶するかと思った。子供のようにドキドキしてしまった。映画ってヤツは、やはりこのドキドキ感がないといけない。それには、カメラが役者さんたちを魅力的に撮る必要があるし、監督さんが役者さんに惚れないといけない。その点、本作品は合格点だ。M.ロドリゲスもそうだが、ダニー・トレホも滅法カッコ良かった。ちなみに、どの出演者もイキイキしていた。きっと楽しい現場だったのだろう。ロバート・デニーロの肩のはらない軽妙な演技なんて、なかなか見られるものではない。ジェシカ・アルバだって、自分がやりたい風に演じているように見えた。――まぁ、基本的に演技派ではないけどマジメな方なので『スパイキッズ4』とあまり変わりはないのだが……。(ちなみに、彼女は『スパイキッズ4』でラジー賞を受賞している) リンジー・ローハンもセルフパロディのような役柄を半ば開き直ったかのように演じている。というより“地”のままか。(汗)そんな中、ちょっと仲間の輪に入れなかったのが、スティーブン・セガールだろう。黒幕の麻薬王という役柄だが、あまり面白くなさそうだった。クライマックスのアクションもイマイチ。やはり、悪役の端役はお気に召さなかったか。R.ロドリゲス監督でS.セガール主演のアクション映画を観てみたい気もするが、実現は難しいだろうなぁ。この2人、合わなさそうだもん。(笑)連邦捜査官のマチェーテ(ダニー・トレホ)が麻薬王に妻子を殺され、失意のうちに失踪。数年後、彼はメキシコで日雇いの仕事をして糊口をしのぐまでに落ちぶれていた。タコス屋の気っ風のいいネエちゃん(ミシェル・ロドリゲス)にタコスを施して貰う始末。或る日、日雇いの仕事からもあぶれた彼に、1人の紳士が声を掛ける。それは、不法移民の弾圧を叫ぶ上院議員の暗殺だった。……というお話し。ストーリーよりもスターの競演を楽しむ作品だから、展開はかなり短絡的。けれど、不法移民の問題など米国が抱える問題を躊躇いなく描く。そう、この作品には、いろいろな意味において躊躇いがない。(笑) それが鑑賞後に気持ちのいい余韻を残す。是非とも『マチェーテ2』を作って欲しいなぁ。M.ロドリゲスと2トップでお願いします。オススメ!
2015.07.07
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0093 ブラックホール/地球吸引【スタッフ】・監 督 ディボー・タカクス「殺人鼠/KILLER RATS」「サンクチュアリ」・製 作 ボアズ・デヴィッドソン、ケン・バディッシュ・脚 本 ディビッド・グッディン・撮影監督 デヴィッド・ワース【キャスト】・クリスティー・スワンソン(林真里花)「プリティ・イン・ピンク」・ジャド・ネルソン(落合弘治)「ファンタンゴ」・ディヴッド・セルビー(石住昭彦)・ヘザー・ダウン(庄司由季)・ロバート・ガルディナ(安田将吾)【仕 様】・型 番 APD-1177・製作年度 2005年・製 作 国 アメリカ・原 題 THE BLACK HOLE・収 録 本編90分・音 声 1.オリジナル(2chステレオ) 2.日本語(2chステレオ)・字 幕 1.日本語字幕、2.吹替用字幕・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・そ の 他 片面1層ディスク、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本国内向、レンタル専用・発 売 元 株式会社アートポート・販 売 元 株式会社アートポート・字幕翻訳(本編) 高尾愛子・吹替翻訳 岡田まゆみ・吹替演出 多部博之・特典映像 オリジナル予告編、日本版リリース予告編【ジャケット】・オモテ面:スベテヲスイコム・ウラ面 :驚愕のディザスター・パニック最新作 偶然創り出してしまった巨大なブラックホール だれもこの悪魔を止められない… 人類は、なすすべもなく立ち尽くすだけ 神へすがる祈りさえ、跡形もなく吸い込まれるオモテ面もウラ面も、デザインが稚拙だ。スキルの低いデザイナーさんだったようで、出来映えも悪い。全く評価に値しない。(溜息)【感 想】「ブラックホールのミニチュアが欲しい!」ビミョーにB級なところが可愛い1本。(笑)セントルイスのミッドウエスタン量子研究所で行われていた実験でブラックホールが出現。同時に謎の“光体”が現れ、研究の中心だったハウザー博士らが分解されて(殺されて)しまう。対応に窮した政府は、ブライス博士を呼び出す。彼は、意見の対立から半年前に研究所を解雇されていた。ブライスは、研究員で恋人のシャノンとともに事態の収拾に乗り出す。そして、謎の“光体”がブラックホールにエネルギーを供給していることをつきとめる。……というお話し。(笑) 『宇宙大作戦』を彷彿させる内容だった。成長し続けるブラックホールを止めるためには“光体”をブラックホールに戻せばいいと、おおよそ根拠のなさそうな結論に辿り着く科学者たち。(笑) 然も、その“光体”が何なのか分からないのに、コンテナみたいなところに閉じ込めようとする。夏休みの昆虫採集じゃないんだから勘弁して欲しい。(笑)一方、政府は核の使用を決断。大統領は、演説原稿の推敲をする始末。(笑)どんな演説をしたところで、住民の避難が終わっていないところに核爆弾を落としたら、再選はおろか、なぶり殺しにされると思うな。この手の作品では常套手段だけど、もう少し真面目な展開をして欲しかった。映画づくりのスキルはあるだけに、この稚拙な脚本は勿体なかった。実際、軍用車輌やヘリを大量に投入しており、「なかなか力が入ってるなぁ」と感心していたところだった。CGの出来映えも悪くない。ただ、一番おいしいスペクタクル・シーンをニュース映像にして誤魔化されたような気がしないでもないが……。どうにもガマン出来なくてツッコんでしまったのが、ブラックホールが竜巻のように移動しているトコロ。――あれ? ブラックホールって動くの?(素朴な疑問) 直径が広がって行くってイメージなんだけどなぁ……。ま、移動しようが散歩しようが、構わないンだけどね。(笑)ブラックホールが通り過ぎた後って、どうなっているのだろ? 裏側は? ミニチュアのブラックホールを瓶につめてコレクションしたい。(笑)こちらにも科学的な知識はないけど、お子様扱いも困るな。主人公のブライス博士を演じるのは、ジャド・ネルソン。ボサボサの髪と髭、小さなメガネ。ちょっとプックリしたジョニー・デップみたいだった。(笑)恋人のソフィア役には、クリスティ・スワンソン。こちらも、お年を召されて中年体型。あまり摂生をしているようには見えない。この辺りがトップとの差だな。自戒しなければ。(笑)毒にも薬にもならないし、何ら触発されるものはないけど、ちょっとだけオススメということにしておきましょう!(笑)
2015.07.06
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0092 スーパーストームXXX -トリプルエックス-【スタッフ】・監 督 ジェイソン・ボルク「ヘル・ファイヤー」・製作総指揮 リサ・ハンセン「アルマゲドン2007」・脚 本 ショーン・マルコム、ブレット・シュナイダー、 ジョン・チャーファー、ジェイソン・ボルク・撮 影 C.キム・マイルズ・音 楽 グレゴリー・トリッピ、カイル・ケネス・バター【キャスト】・スティーヴン・ボールドウィン(楠大典)「ユージュアル・サスペクツ」「アルマゲドン2007」・ロブ・ラベル(谷昌樹)「カオス」・ガーディナー・ミラー(諸角憲一)・ウィリアム・B.デイヴィス(浦山迅)「スーパーナチュラル」【仕 様】・型 番 PWAD-1180・製作年度 2007年・製 作 国 アメリカ・原 題 DARK STORM・収 録 98分・音 声 1.オリジナル(Stereo)、 2.日本語吹替(Stereo)・字 幕 1.日本語字幕・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタ・そ の 他 片面1層ディスク、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、レンタル専用・提 供 プライムウェーブ株式会社・販 売 プライムウェーブ株式会社・特典映像 予告編【ジャケット】・オモテ面:地・球・消・滅・ウラ面 :地球が消えてゆく!! 驚愕のVFXで描く人類最大の危機!! 物質を分子レベルで破壊する 謎の素粒子“ダーク・マター” 軍事利用の極秘プロジェクトが破綻した時 地球に最大の危機が訪れる 大都市をも一瞬で消滅させる 巨大嵐“ダーク・ストーム”発生 その猛威の前に 人類は破滅の時を待つしかないのか?オモテ面は、嵐にのみこまれて崩壊する超高層ビル群のイラスト。チョコっと描かれたヘリコプタが可愛らしい。(笑)よく見ると、細かいところまで描写されていて迫力はある。でも、相変わらず、本編とは関係のない図柄。さすがに見慣れて来たので、この程度では驚かない。ウラ面は、本編画像をキャプチャして、配置。主人公の姿は見えるが、これだけでは物語が伝わって来ない。ちょっと大雑把な感じだな。やはり、この手の作品では、一枚でスートリーが伝わって来ることが望ましい。1コマ漫画みたいで難しいが、せめてそういう努力をしてほしいと思う。【感 想】「『XXX』は“ダメダメダメ”ってこと?」一昨年(2013年)だったか、暗黒物質(ダークマター)に関する記事が科学雑誌に掲載されていた。どんな内容だったか忘れてしまったが、宇宙を構成する元素の内、9割以上がダークマターとダークエネルギーだと言う。質量だけの物質で、いまの技術では観測できない。あくまでも理論上の物質である。そのダークマターを宇宙で抽出し、衛星を使って照射すると、任意の物体を消し去ることが出来る。――という設定。ブラックホールも天文学的にはダークマターに分類されるようだから、こういう発想になったんだろうなぁ。政府の秘密研究所。スポンサーの軍幹部を招いてダークマターの実用実験が行われる。しかし、ダニエル・グレイ博士はダークマターに被爆してしまう。然も、実験は失敗。衛星は損傷し、保管されていたダークマターが漏れ出してしまう。この漏れ出したダークマターは、やがて地磁気に影響を与え始める。そして、ダークマターを含んだスーパーストームが世界各地で発生することになる。……というお話し。被爆したダニエルは、何故かダークマターを操れるようになり、掌中で丸めて“カメハメ波”のように投げつけられるようになる。(笑) 「何だ、コレ?」という感じ。このダニエル・グレイ博士役は、スティーブン・ボールドウィン。ボールドウィン兄弟の 1人であるのは確かだが、何番目かは不明。たぶん、兄弟の中で一番売れていないのは、確かだな。(笑)他に、カミール・サリヴァン、キーガン・コナー・トレイシーといった女優さんが出演している。B級SFやデザスターで頻繁に顔を見る方々だ。そろそろ名前を覚えるようにしなければ……。CGの出来映えは、このグレードの作品としては、上出来だろう。特に軍用機をはじめ研究所の施設といった機械類は、いい出来映えだった。 7インチのモニターで観る限りは……。モニター・サイズが大きくなったら保障できないけれど。(笑)タイトルのXXX(トリプル・エックス)が何の意味か不明。ヴィン・ディーゼル主演の『トリプルX』は2002年公開、『トリプルX/ネクスト・レベル』は2005年公開。 3作目の企画も進行中らしい。このシリーズのファンが、本作品のタイトルを付けたのかも知れない。てっきり「ダメダメダメ」ってことかと思った。(笑)ネットで検索すると、『スーパーストーム』って作品がある。例によって、邦題は共通しているが、中味は別モノという不憫な履歴の作品たち。こちらも観なければ……。とはいえ、オススメ出来る出来映えではなかった。ザンネン!
2015.07.05
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0091 エンド・オブ・ワールド【スタッフ】・監 督 パオロ・ボエッティ・脚 本 ファビオ・キャンパス・製作総指揮 ブルーノ・アルティッシミ「記憶の扉」【キャスト】・ヴィクター・アルフィエリ「天使と悪魔」・トマス・アラナ「ボーン・スプレマシー」・リンダ・バティスタ【仕 様】・型 番 LBXG-218・製作年度 2007年・製 作 国 イタリア・原 題 Pompei,ieri,oggi,domani・収 録 本編118分・音 声 1.オリジナル(ステレオ)・字 幕 1.日本語字幕・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタ・そ の 他 片面1層ディスク、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、セル専用・発 売 元 タキ・コーポレーション・販 売 元 ファインディスクコーポレーション【ジャケット】・オモテ面:これは警告ではない・ウラ面 :都市が一夜にして呑みこまれる ディザスター・パニック大作! 地球上を支配する人類に 母なる大地が警鐘を鳴らす! 繁栄か? 滅亡か?作品からは想像もつかないような大きなスケールのイラスト。宇宙から見た地球、噴煙が大気圏を突破して立ち昇っている。正直、笑ってしまった。(笑)でも、いいイラストだなぁ。ウラ面も、あきらかに画像を選んで、現代が舞台のように見せている。それって、反則じゃないの?(笑)【感 想】「“PLAY”」おそらく、これほど大胆な作りのDVDを私は知らない。大胆不敵、大雑把、言語道断、全体最適、五里霧中……。どう伝えたらいいのか、その言葉が見つからない。何せ、メニュー画面には“PLAY”のひと文字だけ。「何だコレ?」思わず爆笑してしまった。“特典映像”や“特別収録”がないことは、ままある。そんな時は“予告編集”くらいは収録されているものだ。けれど、それもない。実に大胆不敵。それどころか、音声や字幕の“セットアップ”もない。まぁ、日本語の吹き替えがないケースもたまにはある。米国は大雑把な国だ。それも、仕方あるまい。でも、“場面選択”くらいあるだろう。本編は 120分弱あるのだから、チャプターくらいふって貰わないと困る。――ところが、そんな願いも虚しく、本ディスクにはチャプターがなかった。全体でチャプター1コが最適だと判断したわけだ。(笑)こんなことならメニュー画面も作らない方が良かったんじゃないか? 作る意味ないでしょ? それに、本編が始まっても製作会社や配給会社のトレードマークすら流れない。コレって本当に正規品なのか?視聴者としては、五里霧中の状態に置き去りにされたような気持ちだ。然も、このタイトル!原題は『ポンペイ』。本作品は、いわば『ポンペイ/最後の日』である。(もしかしたらリメイクかも知れない)ジャケットから類推されるようなB級デザスター映画では決してない。昔懐かしい史劇である。執政官と奴隷に商人、剣闘士、そして一般大衆といった登場人物を配し、ロマンスとキリスト教の話しが絡んでグダグダになった頃、ヴェスビオ火山が噴火する。(笑) 茶化すつもりは毛頭ないが、脚本で行き詰まったら天変地異で何もかも葬ってしまうのも手だな、と思った。不思議なのは、現代の作品にしては、古めかしい感じがすること。まるで半世紀前の作品のようにゆったりした時間が流れている。セットや衣装が際立ってチープでなければ、チャールトン・ヘストンやエヴァ・ガードナーが、いまにも出て来そうな雰囲気だ。『エル・シド』なんかもそうだが、史劇ってヤツは、もともと時間の流れが遅い。だから、眠くなる。(笑) そういう点では、本作品は立派に史劇だということだろう。本作品を観ながら私は、吉永小百合さんが主演した『伊豆の踊り子』を思い出していた。大学教授(宇野重吉さん)が学生のカップルを見て、若い頃に旅の途中で出会った踊り子(吉永小百合さん)のことを思い出す、という構成だった。私は、この作品が好きだ。山口百恵さんの『伊豆の踊り子』より、美空ひばりさんのより琴線に触れた。踊り子が書生の前で緊張してお茶をこぼす場面など、いまでも鮮やかに思い出せる。本作品は、構成もそうだが、幾つかの場面で『伊豆の踊り子』とよく似ている。不思議なものだ。残念なタイトルが付けられているが、真面目な作品だった。チープだし、スペクタクル・シーンもショボいが、撮影規模は比較的大きい。演出も丹念だ。史劇が好きな方は、一度くらい観ておいて損はないと思う。ちょっとだけオススメにしておきましょう!(笑)
2015.07.04
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0090 アース・ブレイク【スタッフ】・監 督 ニール・キンセラ「フローズン・インパクト」・製作・脚本 ピーター・ベックウィズ「フラッシュフラッド」・製 作 デビッド・ジャンコラ・撮 影 ジェフリー・セッケンドルフ・音 楽 ティム・ジョーンズ「ソード・オブ・ザ・ファンタジー」・V F X デビッド・ガーバー【キャスト】・ヴィンセント・スパーノ「グッドモーニング・バビロン!」・アレクサンドラ・ポール「テロリスト・ゲーム」・ロバート・パイン「インデペンデンス・デイ」・ルーク・エバール「PLANET OF THE APES 猿の惑星」・ミア・コテット・ジェイム・ゴメス・スコット・アラン・スミス【仕 様】・型 番 PWAD-0832R・製作年度 2004年・製 作 国 アメリカ・原 題 ----・収 録 99分・音 声 1.オリジナル(Stereo) 2.日本語吹替(Stereo)・字 幕 1.日本語字幕・サ イ ズ 4: 3 スタンダード・そ の 他 片面1層ディスク、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本国内向、レンタル専用・発 売 プライムウェーブ株式会社・販 売 プライムウェーブ株式会社・特典映像 オリジナル予告編【ジャケット】・オモテ面:地球は復讐する・ウラ面 :圧倒的迫力のVFXで描く ディザスター・パニック超大作!! ニューヨーク郊外にそびえる 巨峰ダイヤモンドバック山 開発の爪痕を刻まれた山肌は 復讐の時を待っていた 押し寄せる巨大土石流 地上から消えた高級リゾート・シティ 決死の救出活動が続く中 第2の大崩落の瞬間が迫る!!自由の女神をはじめ摩天楼が大地に埋もれてしまったイラストは、実に素晴らしい。(本文参照)ウラ面にしても、スペクタクル・シーンの画像をかき集めて構成。でも、あきらかに誇大広告。(笑)ちょっとの“嘘”で、ここまで作品のイメージを作り上げたセンスは見事としか言いようがない。このギャップが、B級映画の醍醐味かも知れない。(笑)【感 想】「見事なジャケット」いつも感心することだが、この手の作品のジャケットは実に見事である。(笑) 壮大で物語性がある。手にした人は、どんな天変地異が起きるのか、どんなサヴァイバルが描かれているのか、ワクワクしてしまう。多分に名作パニック映画の印象に寄りかかっているのは確かだが、知らず知らずのうちに、想像力が刺激されている。どこかのデパートで、“B級デザスター映画ジャケット美術展”を企画してくれないかなぁ、と思っている。楽しいだろうなぁ。(笑) でも、タイトルを隠したら、どれがどのジャケットか誰にも分からないな。思うに、ジャケットのデザイナー、或いはイラストレーターは、絶対に作品を観ていないな。観ていたら、これほど見事にストーリーとかけ離れた絵は描けない。ピュアな気持ちで臨まねば。(笑)本作品は、タイトルこそ『アースブレイク』だが、決して“自由の女神”が大地震で地中にのみこまれたりしない。行き過ぎた開発で山肌が崩れ、マンションが土砂に埋もれてしまうお話しである。コスト削減のために地盤の調査をせずにマンション建設を進める開発会社。然も、工期を短縮するために違法スレスレの強力な爆薬を使って山を切り崩そうとする。ところが、思いもかけずに土砂崩れが起き、建設中のマンションを土砂が覆ってしまう。マンションは内装工事中で、入居してしたのは 3組みだけ。何とか生き延びた彼らは地上への脱出を図る。……というお話し。主人公は、開発会社社長の娘婿。NYで消防士をしているが、離婚寸前。息子に会いに来て惨事に巻き込まれる。不思議とB級デザスター映画の主人公は、家庭に問題があるヤツばかりだ。『釣りバカ日誌』のハマちゃんみたいに家庭円満のヤツが主人公にならないのは何故だろう? やっぱり有事の際は、マイホームパパでは役に立たないってことだろうか? いつかキチンと検証してみたい課題だ。(笑)土石流(?)のCGは、カットは少ないながら、なかなか出来映えが良かったと思う。及第点だろう。けれど、明らかにスタジオセットの数が少なく、場面が限定されてしまっていた。もしかしたら、スタジオですらないかも知れない。どこかの採石場の穴ぐらで撮ったのかも……。また、脚本がひどく脆弱で、幼稚すぎてイヤになるくらいだった。悪事がバレて問い詰められた開発会社の専務は、何がなんでも山を爆破しようとする。どう考えても意味がない。然も、フツーの女性にパンチをくらってのびちゃうし……。最弱の悪役かも知れない。(笑)そもそも、町を守るために更に山を爆破する、という理屈が理解できない。町と埋まったマンションの位置関係が不明だし、映像面でも脚本の面でも説明不足なのは否めない。監督さんも脚本家もヘタクソだってことだろうな。よく理解できなかったのは、マンションは倒れて天地が逆になったらしいのに、そうであるトコと、そうでないトコがあること。(笑)天井の収納部屋(?)に行くのに主人公は足から入った。そうだよな、マンションはひっくり返ったんだから足元に扉があるのは当然だ。でも、次のカットでは、頭から収納部屋に出て来た。思わず爆笑してしまいました。それにしても、土砂に押されてひっくり返ってしまうマンションって、どんなマンションだ? 皆で壁によりかかったらズレてしまうってことだろうな。いくら格安でも、そんなマンションには住みたくないぞ。(笑)アメリカって国はかねてから大雑把な国だとは思っていたが、これほど雑なお国柄とは思っていなかった。アメリカに暮らすことも、マンションに住むことも、本作品を観ることも、オススメ致しません!(笑)
2015.07.03
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0089 TSUNAMI【スタッフ】・監 督 ヴィンフリート・エルスナー・製作・脚本 ハンス・ヒンリッヒ・コッホ・撮 影 ベルンハルト・ヤスパー・音 楽 ヨハネス・コバイク・S F X カール・ハインツ・ボッシン「ヒトラー/最期の12日間」「バイオハザード」・V F X フランク・シュリーゲル「80デイズ」【キャスト】・クリスティアン・エリック・キーリンク・アニヤ・クナウアー・ダン・フォン・フーゼン・ズザンネ・ホス・ラウラ・メッシング・チャーリー・リン【仕 様】・型 番 PWAD-0942R・製作年度 2005年・製 作 国 ドイツ・原 題 TSUNAMI・収 録 105分・音 声 1.オリジナル(Stereo)、2.日本語吹替(Stereo)・字 幕 1.日本語字幕・サ イ ズ ----・そ の 他 片面1層ディスク、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本国内向、セル専用・発 売 プライムウェーブ株式会社・販 売 プライムウェーブ株式会社・特典映像 オリジナル予告編【ジャケット】・オモテ面:そびえ立つ 悪魔の壁・ウラ面 :地球上最大の脅威“TSUNAMI” 人間はその猛威に立ち向かえるのか!! 北海に浮かぶ油田基地 その海底で密かに近づく破滅の時 無謀な開発計画は地盤沈下を誘発し 巨大津波が発生 すべてを呑みつくす 高さ40メートルの悪魔の壁が動き出す!! スーパースケールVFX満載の パニック・アクション大作登場!!TSUNAMIの映画は、幾つもあるが、だいたい似たり寄ったりのジャケットになってしまう。本作品は、実にストレートなイラストが用いられている。迫力は満点だが、作品のテイストからすると、少し方向性が違う。でも、これよりほかに描きようがないのも確か。(笑)ウラ面は、少しおとなし目のデザイン。でも、使われた画像を見ると、キチンとストーリーをおさえている。いいセンスだ。【感 想】「冒険活劇として観るならば及第点、デザスター映画ならば落第点」どうやら劇場用映画ではなく、TVムービーらしい。真面目でイカれた国ドイツの作品。サスペンスにデザスターの要素が盛り込まれている。この時点で既にB級っぼい。(笑) けれど侮るなかれ、なかなか面白い出来映えだった。次世代エネルギーとして期待されるメタンハイドレードの独占を目論む巨大企業アルファガスが、海上油田基地を装って掘削を計画する。基地のリーダーであるクレムリックは、環境省のワイラント博士の制止をきかず試掘を実施。サンプルを手にする。彼の強引さに危機感を抱いたワイラントは、極秘の調査データを友人のジョンに託そうとジルト島に渡る。しかし、友人との再会も束の間、クレムリックの手下に殺されてしまう。その頃、基地では、クレムリックが海底の爆破調査を強行。地盤が崩れて津波が発生する。津波はジルト島を襲い、甚大な被害が出る。ワイラントの極秘データを手にしたジョンは、環境省の水文学者スヴェンニャとともにアルファガスを調査すべく、津波の発生源である海上油田基地へと飛ぶ。……というお話し。まるでクライブ・カッスラーの冒険小説の廉価版みたいだ。(笑) ジョンは、さしずめ“ダーク・ピット”の役回りだな。そう、本作品は、デザスター映画として分類すると誤解を招くかも知れない。心に傷を持つ主人公は、冒険の過程で復権を果たし、美女を手にする。――実にスタンダードな冒険映画ではないか。ちょっとスケールは小さいけどね。(笑)ドイツ映画には詳しくないので、出演者のことはよく知らない。けれど、皆、いい顔をしていた。売れない三流役者たちとは違うようだ。舞台になるのがリゾート地だから、豊かで大らかな雰囲気の役者さんたちを選んだのだろうか。(笑)主人公のジョンを演じた俳優さんも二枚目だった。サーファーのわりには体に締まりがなかったが難点。(笑)水文学者スヴェンニャを演じた女優さんも美人だった。口元のホクロが気になって目が離せなかったのが難点。(笑)ジョンが経験値を活かして津波のエネルギーを分散、消失させる計画を立てる。これがクライマックスになる。ここが、ただ単に核爆弾を使いたがる凡百のB級デザスター映画とは、ひと味違う点だ。全編通して波に対する知識がちょこちょこと紹介されているので、何となく説得力もある。ドイツ映画らしい実直さだ。(笑)冒険映画として観れば及第点だろう。デザスター映画として観たら、スペクタクル・シーンに緻密さが足りない。あきらかに落第点だ。VFXの出来映えもいいし、パニック映画として売りたくなる気持ちも分かるが、内容から推して広告宣伝の仕方が間違っていたことは確かだろう。惜しいことをしたものだ。タイトルに惑わされず、冒険活劇として楽しんで下さい。オススメ!
2015.07.02
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0088 マキシマム・ボルケーノ【スタッフ】・監 督 サム・ミラー・製作総指揮 マイケル・モスレイ・制 作 アラン・イヤーズ・脚 本 コリン・ヘーパー・バーシー&リアル・B.ワットソン・撮 影 ギウリオ・ビッカリ・提 供 プレシディオ【キャスト】・オリビア・ウィリアムズ「シックス・センス」・ルパート・ペリー・ジョーンズ「マッチポイント」・ケビン・マクモナギル・ラモン・ティカラム・ダレル・D.シルバ・ジャニーン・ウッド【仕 様】・型 番 IP-09・製作年度 2006年・製 作 国 イギリス・原 題 KRAKATOA THE LAST DAYS・収 録 本編 88分・音 声 1.オリジナル(ドルビー・デジタル・ステレオ)、2.日本語(ドルビー・デジタル・ステレオ)・字 幕 1.日本語字幕、2.日本語用デカ字幕、3.日本語吹替用字幕・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・そ の 他 片面1層ディスク、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本国内向、レンタル専用・販 売 元 インターフィルム【ジャケット】・オモテ面:大噴火、火砕流、火山灰…。 平和の楽園が一瞬にして地獄と化す!!・ウラ面 :その時、何ができるのか? 衝撃と驚愕の最新パニック・スペクタクル巨編!! ある島が壊滅してゆく過程を 最新CGと巨大セットを 駆使して圧倒的迫力で見事に完全再現した。 36,000人もの(!)犠牲者を出した実際に起こった 歴史的大災害を完全映像化! 大自然の猛威の前では、人間はちっぽけな存在である ということを、まざまざと見せつけられる!!オモテ面は、噴火する火山、溶岩にのみこまれる海辺の村、子供を抱えた女性の姿がオーバーラップされている。この一枚で、作品の内容が出来るデザインだが、ちょっと作品の方向性とは違うような気がする。(笑)それは、ウラ面のデザインに如実に現れている。スペクタクルよりも、遭遇した人々の人間ドラマに重きをおいた作品なので、ジャケットに用いて映える画像が少ない。だから、オモテ面とウラ面で、同じ画像が用いられている。もう少し、作品の内容を正確に伝えるデザインを模索すべきだった。(それは、邦題にも言えるな)【感 想】「クラカトア/最期の日」BBCらしいドキュメンタリー・タッチの群像劇。生真面目なところが英国っぽい。(笑)ヒドい邦題なので、原題の直訳をレビューのタイトルにしてみた。こっちの方がよくないか? 『ポンペイ最期の日』みたいだが、よほど内容と合致している。19世紀後半、大勢の死傷者を出したインドネシアのクラカトア島の火山噴火を題材にしている。知らなかったが、最大規模の噴火だったらしい。残された日誌や記録をベースに綴られている。ドラマティックな演出を排したためか、地味な仕上がり。けれど、そこに描かれた一つひとつのエピソードは重い。後から、じんわりと来る作品だった。物語は、難を逃れた地質学者のモノローグで始まる。彼は、噴火を予見しながら何も出来なかったことを悔いている。それは学者(観察者)の宿命というものだろう。映画と違って、現実の世界では学者がヒーローになることは、まずない。現代の観点からしても、警報や避難、ひいては“備え”というヤツが如何に行政の仕事であるかが分かる。主人公は、農園管理官のオランダ人。妻と2人の子供、そして赤ん坊がいる。どうやらスパイスの輸出が思わしくないらしい。噴火の予兆を察知して「逃げましょう」と言う妻の言葉も耳に入らない。そのため、一家は惨事に巻き込まれることになる。危険に対する感度が生死を分ける。人生いろいろあるが、この感度だけはピュアに保ちたいものである。特筆しなければならないのは、この家族に仕えるインドネシア人の存在が光っていたこと。作品に余韻を与える好演だった。彼は、自分の家族を逃がし、オランダ人家族を守ろうとする。その献身ぶりに胸が痛くなった。彼もまた、英雄的な行動はしない。ただ、主と行動を伴にするだけ。けれど、現地の住民とオランダ人との狭間で均衡を保つ役割わりを担っており、その自覚ぶりが切なかった。また、客船の“酔いどれ”船長のエピソードも心に残った。7つの海を制した英国だからこその逸話だろう。彼は、火山周遊のために操船することを善としていない。だから、友人のために中国人労働者を密入国させる手助けをしたりする。船での出来事が他のエピソードに較べて具体的なのは、航海日誌が残されているからだろう。幾分脚色がみられるものの、おそらくこの通りだろうと思える説得力があった。随分昔のことだが、ダイビングをしに三宅島によく通っていた。夏場は2週に1回のベース。ホームグランドのつもりだった。魚影も濃く、大島のように他のダイバーとカチ合うことも稀で、静かに海を楽しむのに最適だった。おかげで、大勢の知己も出来た。それだけに噴火による全島避難は衝撃的だった。海の中はどうなっただろう? 浜は残っているのだろうか? タンクを借りた海洋○発は? 思いを焦がしながら十数年……。いつの間にか若くなくなっていた。(笑)クラカトア島にしろ三宅島にしろ、火山の噴火が大勢の人生を奪う。自然災害は、いつどこで発生するのか分からない。止めることも出来ない。地震も噴火も津波も人間の思い通りにはならないのだ。予知研究も盛んなようだが、仮に完成したとしても、私たちは素直に警告を信じることが出来るだろうか? もしかしたら、この信じられない心が、これからの時代は被害を大きくする要因になるかも知れない。そんな風なことを思った。――私自身、避難しないかも知れないな。(苦笑)事実を元にしているため、台詞やエピソードに結末がないことも多い。物語全体は落ち着くべきところに落ち着くが、普段から過剰な演出のドラマを見慣れた目には物足りないかも知れない。けれど、その物足りなさこそが本作品の良心だと思う。オススメ!
2015.07.01
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