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「結城城 今と昔」 駐車場から見た『結城城』の一部。 すっかり公園さなっちまって、城跡にゃ、え~ないな。 う~んと譲歩して、庭園跡って想像してみる。 ・・・う~む。無理そだな。 洋風だし。整えられた木の間にゃ、細い散歩道までくっついてっし。 どこの町にもありそうな、 市民の憩いの場、って雰囲気だもんな。 さて。『結城城』は、 低い段丘上の平地を利用してこしゃった『平城』でな。 北っ側が、崖になってんだよ。 こんな感じかな。 あんまし上手い絵じゃねっけど。 雰囲気さ、伝わってっかな? 北西から北東にかけて、崖の防御さあったんだな。 曲輪も大きいのだけで、5つはあったんだ。 もっと詳しくみていくと、もう一回りぐらい広くなるかもしんないらしい。 なんかな。 掘り跡かもしんない場所が、微かに残ってんだって。 ほんとかな? だったら、実際の『結城城』は、どんぐらいまで広かったんだべな。 詳細な縄張り図って、残ってないんだべか? で、今の『結城城』は、っつうと。 上の地図でいうと『実城』って書かれた部分と、 南のほうの掘跡が『水辺公園』として、残ってるだけ。 公園部分はこんな感じでな。残ってるとこって、これしかないんだど。 お! だいたい4分の1ぐらいだな。 だども、『平城』にしちゃ~、残ってるほうだべな。 あとの部分はほとんど、市街化されちまってて。 公園から一歩外さでたら、よそ様の御宅になっちまう。 えと。ちょっと気づまり・・・かな。 「へんな人がきてる」なんて、思われないかな。 緊張すんど~。 公園の真ん中にある駐車場から、『実城』の方向さ見っと。 あ!目の前に『おトイレ』さある。 きれいそうだね。 今回は『おトイレ』探しであたふたしないで済むど。 ほっ。いがったなw。 ではでは。 公園内に足さ踏み入れてみんべ。 なにが待ってるんだべな。《参考》【送料無料】図説茨城の城郭 [ 茨城城郭研究会 ]価格:2,940円(税込、送料込)(結城城の縄張り図は、この本を参考にさせていただきました) 最後まで読んでもらって、うれしい~ど~♪ あんがと~。 ランキング参加中! ぽちっと 押しとこれ~!にほんブログ村にほんブログ村
2013.09.30
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「結城城」 8月20日に『結城城』さいってきた。 場所は 茨城県結城市結城。 茨城県の西側で、栃木県の小山市と県境が接してんだ。 だからほとんど栃木県。 っつったら、茨城県の人にゃ、怒られっちまうかな。『結城城』さ築いた『結城朝光(ともみつ)』は、『祇園城』さ築いた『小山政光』の息子でな。 一時期『小山朝光』と名乗ってたこともあんだって。 領地も隣同士のせいか、小山と結城は強いつながりもあったんだ。 小山と結城が頭ん中でごっちゃになっちゃうのは、 昔っからの強い繋がりが今に続いてて、 影響してんのかもしんないな。 関東地図に、書き込んでみたど。 縮尺がおおざっぱだから、実際とちっと違うかもしんないけんど。 イメージさわかんべ?『祇園城』の近くから『結城城』まで、 まっつぐに伸びる道さあっから、 今回は迷わずに『結城城』までいけっかな。 ・・・と思ったんだけど。 結果は、迷いましたw。 交通手段は、愛車のみ。 カーナビも順調。 結城市までは、問題ねがったんだどもな~。『結城城』は室町時代のころに築かれて、 江戸時代ごろまで存続してたって聞いたから。『祇園城』みたいに、広いとこにあんのかな~? って思ってたんだけど。 結城の町は、道幅が狭い! 建物が込み入ってる! あ!時代劇に出てきそうな、木造の家がある! お!蔵! あれも年代もんかな? な~んて、よそ見さしてたら、迷っちまった。 なんでこったら、せまい地域にぎゅ~っと引っ付いてんだんべ。 江戸時代のころの街並みが、残ってんかな。 なら、これは迷子じゃね~な。 立派な、城下町散歩ドライブだ。 と、いい気になって走ってたら、住宅地域につっこんじゃった。 で、行き止まり。 なんでだろ。住宅地域って、いつも行き止まりになってんだよね。 迷い込んだ人のために、どっかに抜け道さ作っといてほしいな。 さて。 ナビは直進しろ、ってうるさいけんど。 直進したら、崖から落ちんど! しゃ~ないから、空き地でユウターン。 元来た道を低速で、のろのろと走っていったら・・・ ありゃ? ついた? とにかく。車一台通るのがやっと。 塀や垣根に擦らないようにとろとろ走るだけで、やっとこさっとこ。 だもんで、道順さよく覚えてないんだけんど。 元は『結城城の曲輪』だったあたりの住宅地を うろうろしてたみたいだど。 街並みさ通り抜けたら、ネットで見覚えのある場所がめ~たんだ。 なんでこったらとこさでたんだべ~? と考えているうちに、『結城城跡公園』さ、突っ切っっちゃった。 どうやら、この道は、公園内を突っ切って、奥へ続く道だったみたい。 端っこに広場がある。 たぶん、駐車場だよね。 ここさ停めちゃお。 さて、一息ついたら『結城城』散策開始。 でも、そのまえに、ちょっと、休憩。 細道迷路の運転は、疲れたど~。ふうっ。 むう。まさか。 これは攻城さ阻止する仕掛けなんだべか。『結城城』あなどれないな!::::::::::::::::::::::::::::::: 最後まで読んでもらって、うれしい~ど~♪ あんがと~。 ランキング参加中! ぽちっと 押しとこれ~!にほんブログ村にほんブログ村:::::::::::::::::::::::::::::::
2013.09.27
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「(地黄)八幡神社」『逆井城』をぐるっと回って、駐車場まで戻ってきた。 もう全部みたかな? なんか、忘れているような・・・。 今回利用した駐車場は『逆井城』の東側奥にあったんだけど。 見回してたら、遠くの林に小山さめ~た。 こんなの。 駐車場にたどり着く前に通ったんだけど。 あそこは児童公園みたいなとこだった。 近所の子供たちが、遊びにくんだべな。 滑り台やブランコ。ジャングルジムみたいな遊具さいっぱい1あったっぺ。 あ、そうだ、1か所、忘れてた。 この辺に神社さあんだ。 児童公園の横でな。ちらっとみたとこ、小さな祠みたいだったけど。 あそこさ見にいかなくっちゃ。 雨っこは、まだ、だいじだな。 車で行くほど遠くじゃねっから、歩いていってみよっ。 ほてほて、歩いて。5分もかかんなかったかな。 児童公園の前さ通過。 道はまっつぐなんで迷わないんだけど。 なんで児童公園の前だけ森林なんだべな? 天気さ悪かったせいかもしんないけんど。 雰囲気さ、ちと怖い。 で、公園さ通り過ぎると、一端広い道路さ出る。 広いっつっても、車がすれ違えるぐらいの幅しかないんだけんど。 すんごく田舎さ、迷い込んじまったみたいだよ。 でも、こったら雰囲気、大好き♪ うちの近所も昔はこったら雑木林さいっぱいあったから、 なんか、懐かしいな。 道路さ出ると『逆井城』のでっかい看板さある。 こったらはっきり『逆井城跡』って書いてあんのに、 なんで迷ったんだべな? 不思議だな~。 (迷ったときの記事は、こちら) さて、目指す神社はすぐ隣。『八幡神社』っていうんだと。 立派な石鳥居だな。形は『明神鳥居』。 上んとこのそり返りや額に、目がいくど。 こりゃ、中の建物にも、期待しちゃうな。 『狛犬さま』いっかな? 入口からは、め~ないけんど・・・わくわくすんな~。 まっつぐ伸びた参道さ進んでいくと、 神社さめ~た。 あ、ちっさい。 そんなに大きな神社じゃないんだな。 ここの『八幡神社』は別名『地黄八幡』ともいうらしい。『地黄八幡』っつうのはな。『北条綱成』のことでな。『北条綱成』が『逆井城主』になったときにこしゃったから、『地黄八幡』って呼ばれるようになったらしいべ。 あれ?城主は『北条氏繁』じゃなかったっけ? とおもったら。『綱成』は『氏繁』の、おとっさんなんだと。 二人が『逆井城』に一緒に詰めてた時期が、あったんかな。 ちと、わかんないけんど。『八幡神社』に関しては、『綱成』『氏繁』がこしゃったって説もあるみたいだど。 案内版さなかったんで、ネット情報だけなんだけど。 どちらにしても、『北条氏』や『逆井城』に縁のある神社みたいだべ。 それからな。なんで『北条綱成』が『地黄八幡』って呼ばれたかっつうとな。『綱成』は戦さ行くとき。 朽木色(黄色)の練の四隅に八幡と墨書きした旗指物を 持って行ったからなんだって。 へ~。んじゃ~昔は、ここの神社にも、黄色い旗さたってたんだべか? あ、神社にゃ旗指物は、飾んないんかな。 ん~。でも、黄色さに会いそうな神社だな。 で、おたのしみの『狛犬さま』は、こちらの神社にゃおられませんでした。 屋根の上もみたんだけんどな。『とめ蓋狛犬さま』もいませんでした。 それだけが、残念でした。 :::::::::::::::::::::::::::::::::最後まで読んでもらって、うれしい~ど~♪ あんがと~。 ランキング参加中! ぽちっと 押しとこれ~!にほんブログ村にほんブログ村::::::::::::::::::::::::::::::::::
2013.09.21
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「飯沼城」『西仁連川』沿いの散歩道を戻って、『井楼矢倉』さ、めっけたとこまで戻って来たど。 土塁みたいな土手っこにゃ、階段があった。 急階段で登り辛かったんだけど。よいしょ、よいしょ、と登った。 土手っこの上は、広場さなってた。 ん~。広場じゃなくって、ゲートボール場かな? もしかしたら『3の曲輪』の跡かも。 そろそろ『逆井城』散歩も終点さ近いな。 んで、気がついたんだけど。『飯沼城』んことは、ブログさ書いてなかったべ。 ってことで。今日は『飯沼城』んこと、調べてみたど。 これは振り返ってみたとこ。奥に『井楼矢倉』さめ~る。 ここも、危険なんで立ち入り禁止さなってたど。 さて『飯沼城』の話だべ。 まず『逆井城』は、天文5年(1536)に『北条氏の家臣・大道寺氏』に攻め込まれ、落城したって言われてる。『鐘掘池の伝説』だな。 この時の戦で、『逆井氏』は滅んじまった・・・って説がある。 だども、実際は、ちょっと違うみたいなんだ。 周辺の歴史や『北条氏』の歴史を合わせてみると、違う部分さでてくんだって。 伝説はあくまで伝説、ってことなんだな。 『逆井城にあった案内版』によると、 永禄3年(1560)ごろの『逆井城周辺』は『酒井』って呼ばれててな。『簗田氏』の知行地さ、なってたそうだど。 お!『梁田氏』さ出てきた。 この人は知ってるど。『梁田氏』は『関宿城主』だべ? んで、その後『古河城主』さなって。『関宿城』さ舞い戻ってきた『梁田氏』だな。 このへんは『北条氏』との間に、いざこざがあったようでな。 ちょっと複雑なんだ。 今日は『逆井城』の話なんで、割愛すっけど。 いつかブログに書きたいな。『3の曲輪』の真ん中へん。『比高二重土塁』さめ~る。手前に四角いでっぱりが! あれもなんかの跡だべか? 次に『逆井城』が出てくるのは、天正2年(1574)。 古河公方御料所にでてくる『さか井』が、『逆井城周辺』のことらしくてな。『芳春院』の知行になったんだって。『芳春院』は『北条氏綱』の娘でな。『足利晴氏』の、継室さなった人だど。『足利義氏』の、おっかさんのことだな。 ちなみに『足利晴氏』の正室は『梁田晴助の娘』。 さっきちょこっと書いた『北条氏と簗田氏』の複雑な関係が、 ここにもちょこっと顔をだす。 あ、話さ脱線しそうw。『逆井城』の話さ戻さなくっちゃ。 ええ~と。 こん時までは『古河公方の支配』だった『逆井城周辺』が、『芳春院』さ通じて、『北条氏』の領地になった・・・ってことなのけ? あ、この年。『簗田氏の関宿城が落城』したんだって。 んで『逆井佐渡守貫利の次男』が『逆井に帰農』したって案内版さ書いてある。 ええ~と。んじゃぁ。『古河公方の支配地』じゃなくって。『簗田氏の支配地』だった『逆井』が、『関宿城の落城』で、領地さとられっちまって。『芳春院』のものになったんかな?『逆井氏の一族』も、滅んだ訳じゃなく、『梁田氏』の家臣になってた、と。 そうか。落城、って、城が滅んだとか敵に取られたってことだから。 なんらかの方法で、城主の家族が逃げてたら、一族は滅ばない。 落城したからって、一族が滅んだ、ってことには、なんないんだな。『鐘掘池の伝説』さ信じちゃって。『逆井氏』さ滅んじまってたと思ってたよ。 『3の曲輪』のほんとの入口付近。『比高二重土塁』に沿って、曲がりくねってる様子がよくわかるど。 隣は民家さなっちまってっけど。 本来は、そっちまで曲輪が広がってたのかも。『逆井城』は天正5年(1577)ごろにゃ、『北条氏』の勢力地になってたらしくてな。『飯沼城』として、再築城されたのは、このころらしいど。『北条氏繁』が『逆井城(飯沼城)』から隣の勢力の『多賀谷領』や『佐竹領』へ 攻め込んだ記録さあるらしいべ。『飯沼城』築城のため、職人さあつめたのも、このころだな。 その後はずっと『北条氏の飯沼城』として存続。 天正18年(1590)。小田原評定で『北条氏』が負けたあと、『飯沼城』は開城。 そして廃城になったらしいど。:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 最後まで読んでもらって、うれしい~ど~♪ あんがと~。 ランキング参加中! ぽちっと 押しとこれ~!にほんブログ村にほんブログ村:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
2013.09.18
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「3の曲輪?」 堀底散歩は『鐘掘池』に阻まれて、先さ進めなくなった。 しゃ~ないな。戻ろっ。 堀から出て、また『西仁連川』沿いの小道を、とぼとぼ進む。 この先さ行くと『2の曲輪』んとこさ、出るはずなんだけど。 お!『井楼矢倉』だ! あれ?『2の曲輪』に『井楼矢倉』ってあったっけ? なかったべな? でも、目の前にゃ『井楼矢倉』さある。 なんでだべ?『井楼矢倉』の前は、土塁の壁さなっててな。 向こっかわが、め~ない。 きょろきょろ。あ、土塁さ上がる階段さ、あるど。 階段さ登れば、位置もはっきりすっし、 なんでここに『井楼矢倉』さあんのか、わかっかもしんないな。 でも・・・道の先も、きになんだよな~。 どっちさ行こうかな? よし。きめた。 先に道のほうさ、行ってみんべ。『井楼矢倉』は、帰りに寄んべ。 お、橋がある。『西仁連川』の向こうに渡る橋。 なんか変なのくっついてるど。 お城だべ。『すなさきばし』っつうんだな。 橋の両脇に2つづつ。全部で4つ、くっついてたど。 こっから『逆井城』さ、め~んかな~? さて、この橋んとこで、『逆井城』から続いてた土塁の壁は終わってた。 この辺も城跡だったんかな? そういや、この辺に、なんかあるってきいたような。 で、土塁の壁さ回り込んで、覗いてみたら、 畑かな? それとも荒地? なんだろ? 変な空き地だな。 そんでもって、奥のほうに、興味深い出っぱりが!『土塁』かな。真ん中のくぼみが『虎口』みたい。 どこで聞いたか、忘れちまったんだけど。 昔はこの辺に、土塁の跡があったとか。 あれは『土塁』の名残りだべか。 でもこの辺は、公園の敷地内じゃないみたい。 手入れされてないし、私有地なんかな。 怒られたらやだから、奥まで行かなかったんだけど。 城跡だったら、素敵だな。 そうそう。後で知ったんだけど。 この辺で『たたら遺跡』が発見されてんだって。『たたら遺跡』ってのは、『製鉄施設跡』のことでな。 この場所で、鉄製品の加工さしてた証拠なんだど。『逆井城』あるいは『飯沼城』の製鉄所さあったんだべか。 ここは保存されてないみたいなんで『たたら遺跡』は残ってないらしいけど。 どんなんだったんかな。 みてみたかったな~。《参考》【送料無料】図説茨城の城郭 [ 茨城城郭研究会 ]価格:2,940円(税込、送料込)::::::::::::::::::::::::::::::::最後まで読んでもらって、うれしい~ど~♪ あんがと~。 ランキング参加中! ぽちっと 押しとこれ~!にほんブログ村にほんブログ村::::::::::::::::::::::::::::::::
2013.09.13
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「堀底」 こないだの広場。ここは、曲がり道さなっててな。 手前の土壁を周りこんで、『逆井城』の中に入っていけんだ。 ところが、あんがいここって、わかりにくい。 反対側からみっと、 木が生い茂ってるせいか、まったく中の様子がわかんない。 なんでこんなになってんの? これは、掘りの入口さ隠すためなんだな。 写真の右っ側んとこが、崖さなっててな。 入口さ隠すように、中に入り込む感じでつきだしてんだ。 この崖の上は『横矢』の跡だったんだと。 こっから中さ忍びこもうとする敵を、見張ってたんだな。 崖の高さもあっから、『飯沼』の方向も一緒に監視できるし。『横矢』さこしゃるにゃ、良い場所だったんだな。 さて、先さ進と・・・見慣れた建物さ見えてきた。『櫓門』だ~。 お、地面さ、Z型に曲がってるど。 そう簡単にゃ、中さはいれないようになってんだな。 だども、上から見たときは、少し曲がってっかな? って感じだったんだけど。 実際に堀の底さ歩いてみっと、上とは感じが違うな。 こう、土壁がぐっと迫ってくる感じがあんべ。 それから、曲がってっから、先さめ~ない。 不安感と圧迫感さ感じるど。 戦国時代だったら、さらに『土塁』や『塀』で高さや防備も固めてたろうし、 戦のさなかだったら、矢とか槍とか石も降ってきたかも。 ・・・う。ちと、怖くなってきた。 でも今は、なんもおっこってくる心配は・・・ないべな? きょろきょろ。崖の上にゃ、誰もいないな。 おそるおそる、そろそろと、先さ進む。 お、『橋の下』さ潜ると、まっつぐだ。 右が『本丸』で、左が『2の丸』だね。 ん? 『橋』の向こうは崖があんまし高くないんだな。 崩れちまったんかな? 圧迫感はないな。 『本丸』のかどっこ。もちろん『堀』も曲がってる。 おやおや。白い花さいっぱい咲いてっと。 きれ~だべ。 あ、これ『ドクダミ』だ。 独特の匂いさあんだよね。とっても臭いんだけど。 鼻さ詰まってて、匂いさわからん。らっき~。 めめこい花さ、じっくり鑑賞できるど。『ドクダミ』て、薬にもなんだよね。作り方さ知んないけんど。 角っこさ曲がると、もう終点。『鐘掘池』が邪魔して、先さ進めなくなった。 ふ~ん。『鐘掘池』あたりは、『堀』が広くて斜面さ緩いせいか、 ちっと、ほのぼのしちゃうど。 ここの『堀』は、『横矢』の辺りが一番狭くて、 中さ入ると広くなってくみたい。 へ~、面白いな。 これも戦に供えて、わざとこしゃった堀の仕掛けなんかな。 あ、掘り底は平さなってて歩きやすかったど。 行ったことない人は、ぜひ。 堀底散歩さ、挑戦してみとこれね。 上からじゃわかんねっことが、体験できるど。::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 最後まで読んでもらって、うれしい~ど~♪ あんがと~。 ランキング参加中! ぽちっと 押しとこれ~!にほんブログ村にほんブログ村::::::::::::::::::::::::::::::::::::
2013.09.12
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「外周」 今日は『逆井城』の外っ側さ、歩いてみる。 らくがき地図で見てみっと、この辺。 赤い矢印んとこだど。 まっつぐに伸びた散歩道。 右っ側が『逆井城』。左っ側が『西仁連川』。 整備さされてて、歩きやすいべ。 こったらとこ歩いても、なんもね~んじゃね~の? って思うのは、早計だっぺ。 まず、緑さいっぱい生い茂ってる。 葉っぱがわさわさ、騒いだり、 たんぼの稲がさわさわ、囁いたり。 町中にゃない楽しみが、のんびり味わえるんだど。 今回は会えなかったけんど、野鳥もいんじゃないかな。 きっと良い声さ聞かせてくれるど。 ふと見上げっと、『逆井城の本丸』がめ~た! 木に遮られちまってっけど、平べったい地面さわかる。 思ってたより、高さが低いな。『本丸』から見たときは、 たんぼさもっと低いとこにあったような気がしたんだけんど。 下からみっと、 ちょっと手さ伸ばしてふんばったら、登れそうな崖だべ。 高さは、2~3メートルってとこかな? あ、でも、崖の高さがまちまちだから、もっと高いとこもあんな。 堀はどうだべな? 足元さ確認してみた。 う~ん。これは、掘だべか? 溝みたいだな 南っ側にあった『水堀』のように、大きくて立派な堀は、ここにゃない。 おおまけにまけて見ても、ちょっと窪んだ農水用の水路だな。 っつうか、ほとんど散歩道とおんなし高さなんだけど。 北っ側にゃ堀は、なかったんだべか? だども、『南の水堀』は、沼さ続いてたんだから、 ここに掘りさあってもいいと思うんだけど。 公園整備で、無くなっちまったんかな? ええ~と。ネットで調べてみたら、 この崖近くまで『飯沼』の水が来てた可能性が、あるみたいだど。 情報さ少ないんで、確実な話じゃないんだけんど、な。 だけんど崖の下がすぐに『飯沼』の水面だったら、掘もいんないし、 北側の防御は『飯沼』っつう巨大な水堀が出来るんだから、好都合。 ついでに、北にも小舟さつなげる『河岸』があれば、 普段の出入りも楽さなんな~。 ほてほて歩いていったら、『河岸』によさそうな、なだらかな斜面さ発見。 このまんまの傾斜で、沼さ続いてたら、 小舟さ引き上げる場所にちょうどいいんじゃないけ。 まあ、この辺は、情報ないし。 個人的な妄想なんだけど。 こったら想像も、ほげほげ散歩の楽しみかたなんで、 ごじゃっぺだ~、って怒んないどこれね。《栃木弁:注》 ごじゃっぺ = 嘘。でたらめ。 最後まで読んでもらって、うれしい~ど~♪ あんがと~。 ランキング参加中! ぽちっと 押しとこれ~!にほんブログ村にほんブログ村
2013.09.11
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「飯沼跡」 せっかくだから、『逆井城』の外っかわも歩いてみっかな。 日頃運動してね~かんな。 こったら時に、いっぱい歩いて体力つけとかなきゃ。 それに、『逆井城』の外っかわも、みてみたい。 っつうことで、橋さ渡った。 道に沿って、北のほうへ進んで行くと、川さあったど。『西仁連川』っつうんだ。 これは川の上流、西の方向だな。 んで、こっちが下流、東の方向。 写真の右側に見える森が『逆井城』だど。 こっからみっと、城跡にゃめ~ないな。 普通の森だっぺ。 川の向こうは、一面の緑。全部水田なんだ。 どこまで続いてんだべな~。見渡す限り、全部稲穂だど。 聞いた話じゃ~、この水田全部。昔の『飯沼跡』なんだと。『飯沼』は『逆井城』の守りさしてた、巨大な沼でな。 大きさは約3000ヘクタールもあったんだと。 東京ドームが約5ヘクタール弱、として・・・ わ! 単純に計算して、600倍! 岩手県にある『小岩井農場』が、だいたい3000ヘクタールで、『飯沼』と同じくらいの面積さあるらしいべ。 民間総合農場んなかじゃ、一番でっかいんだと。『小岩井農場』と同じ広さの沼・・・っつわれても、あんまし、わかんねな。 西の方向にも、水田。 こっちも皆、沼だったんだべな~。 3000ヘクタール・・・向こうの森んとこまで、水さあったんだべか。 こったらでっかい『飯沼』を、水田さしようと行動を起こしたのは、 享保7年(1722)のころ。 8代将軍・徳川吉宗公が、 新しい水田作りを人々に進め出したことが、きっかけなんだって。 もともと、洪水や水害さ多くてな。じめじめした土地が多かったんで、 水田にしちまおう、って乗り出したみたいだど。 ええ~と。まずは沼の水さ利根川に流すために、川さ作ってな。 沼や湿地の水を、下流さ流したんだと。『逆井城』からだと、南東方向になんのかな。 だいたい今の『菅生沼』ってとこさ向かっていったらしいど。 この川に、後で『飯沼』のまん中さ通ることになる水路がくっついて、 今の『飯沼川』が出来たんだと。 さらに、『飯沼』さ流れ込んでいた川を、沼の左右に分けて、 水田に利用できるように改良したものが、『西仁連川』と『東仁連側』なんだ。 水田が完成したのは、享保12年(1727)ごろ。 約1525ヘクタールのたんぼに、生まれ変わったんだっぺ。 ここまで3年かかってんだな。 いろいろ困難な出来事も、あったろうな。 でも、ちょっと残念。 いちど『飯沼』さ、みてみたかったな。 だども、見渡す限りの青々した稲穂さ、水に置き換えたら 脳内イメージじゃ、『飯沼』さ復元できるど。 だって、この辺の低地は、全部『飯沼』の底だったんだかんな。 遠くに見える小高い山んとこが、岸部。 んで、『飯沼』にゃ、北条氏がこしゃった舟が、 物資を積んで、行き来してる。 んん~。いいね~。 のんびり眺めていたい景色だべ。 最後まで読んでもらって、うれしい~ど~♪ あんがと~。 ランキング参加中! ぽちっと 押しとこれ!にほんブログ村
2013.09.07
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「虎口?かもしんない土塁」 さて。『逆井城』の南エリアさ、ぐるっと回ってきたら、 元の場所さ戻ってきだど。 おトイレ前・・・もとい、『本丸前』だな。 左手にゃ『観音堂』さ、あるとこだど。 そこに、西さ向かってまっつぐ伸びた道さある。 綺麗にならされた地面。 整えられた植物の柵。 公園の出入り口みたいだな、と散策さ後回しにしてたんだけど。 よく見ると、道の横が整えられた土手っこになってる。 公園用に、凸凹な地面さ整えただけかもしんないけど、 なんかありそうな予感。 公園の案内地図さみっと、 この先にゃ『水堀』と、外さ通じる橋があんだって。 へ~。他にゃなんもないんかな? ほてほて。左右さ見ながら歩いてく。 この道、下り坂さなってるど。 んで、見た目より傾斜がきつい。 綺麗な見かけに、だまされた~。 それに、ぱっと見よりも、距離が長い。 橋はすぐそこだと思ってたのに、右っかわに林が出現。 梅の木だっべ。ここで梅栽培してんのかな。 梅林の奥は、『本丸』らしい。 ぐるっと周りこんで、『本丸の西側』に出たみたいだな。『本丸』んとこの掘りさ、見えるかな? 梅林の中さ、踏み込んでいった。 足元は草が刈られて、ちゃんと手入れされてるみたい。 だども、ちっこい凸凹さある。 それに、あんまし人さ通んないんだな。 地面さふかふかしてて、油断できね~。 踏み均してないから、足元さやわらかくってな。 バランスが取りにくかったんだ。 んで、掘りなんだけど・・・よく覚えてない。『本丸』は、わかったんだけど。草が生い茂ってたんかな? 掘りは、よくわかんなかったような? ん~、記憶が曖昧なのは、 ここで別のいいもん、めっけちゃったからだと思うど。 それは、これ!『土塁』だな! 最初は梅林の境目かな? とも考えたんだけど。 ここは『逆井城』の跡だかんな。『土塁』って考えたほうが、自然だべ。 もっと離れてみると まっつぐに伸びた『土塁』。 奥の森が『本丸』のある高台。 写真の右側が、梅林だど。 そういや、梅林がある敷地は綺麗な四角形してる。 これは、もう。何かの建物さあった場所、 っ推測しちゃっても、いいかな? 違うかな。 それとも『虎口』だったとこかな?『土塁』の先は、『水堀』 『水堀』は南に続いててな。『船着き場』んとこまで、繋がってんだど。 この辺は、水も一杯満たされてて、『水堀』の面影さそのまんま残ってるべ。 橋さ渡って、『船着き場』の方向さみてみっと、 おお~、見事な『土塁』! あの辺は『横矢みたいなでっぱり』や『古河城書院礎石跡』さあったとこだな。 外からみっと、また、立派だな~。 手前の『水堀』は葦でいっぱいで、掘りの形はよくわかんないけんど。 葦の葉っぱが、さわさわ。『夏の逆井城』って感じ出てて、いいな~。 正面の『二層櫓』もいいけんど。 裏っ側の景色も、いいべ~。 うん! 裏さ回ってよかったな。いいもんみっけちゃったっぺ! 最後まで読んでもらって、うれしい~ど~♪ あんがと~。 ランキング参加中! ぽちっと 押しとこれ~!にほんブログ村
2013.09.05
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「土塁と礎石」『井楼矢倉』の先は、ぐっとカーブさなっててな。 今度は北さ向かって、進んでく。『船着き場』から離れて、『本丸』のほうへ戻ってく感じだな。 道の左側は『土塁』。 この辺は、昔のまんまなんかな? あんまし、手さ入ってないみたい。 こったら『土塁』さみっと、 登ってみたい~、と血が騒ぐな~。 だども、向こっかわは、『水堀』 安全のためにも、登っちゃだめだど。 左っかわに建物。これは『大台城の主殿』。 裏っ側は、現代的なもんがくっついてるど。 管理すんのに、必要なんだべな。 さらに奥さ進んで行くと・・・なんだんべ? 『土塁』が出っ張ってるど。 興味さそそられる、でっぱりだな。 角ばってみえんだけんど、もしかして『横矢』の跡だべか。 案内板さないかな~。 と、辺りさ見回してたら、こんなんめっけた。 石だな。 石が芝の間に点々と・・・。あれ? これどっかで見たど。 でも『逆井城』さ来たのは、今回が初めてだし、どこでみたんだべ? 右へ左へうろうろと。歩きまわること、たぶん2~3分。 石は角度さ変えて、よ~く観察してみっと、 等間隔に、規則正しく整列してた。 ってことは、何かの遺構跡だべな。 今まで学んだ情報からすっと、 綺麗に並んだ石っこは、建物の柱さ支える『礎石』の可能性が高いんだけど。 でも、なんも案内版さないんだけんど?『主殿』や『移築門』とこにゃ、あったよね、案内板。 なんでここにゃ、ないのかな? なんて、くだらないことさ考えて、さらに2~3分経過。 やっと思い出した! これは『古河城の建物跡』だ。ネットで写真さみたんで、覚えてたんだな。 正確にいうと、『古河城書院礎石群』つう跡らしい。『古河城』から移築した『礎石』なんだべな。 だども、知らない人さみたら・・・ただの石っころ。 草さちょこっと伸びたら、見えやしないし。 気がつかない人、多いんじゃないけ? こういうとここそ、案内板の出番じゃね~んかな。 と、しみじみ。 石っこと話こんでるとこなんて、 人さまからみたら、変なおばさんだよな~。 気をつけないとw。 さて。『関宿城の移築門』『大台城の主殿』『古河城の書院礎石』、っと。『観音堂』に『二層櫓』『井楼矢倉』、そして『二階門』。『逆井城』って、いろんなもんが、いっぱい集まってきてんだな。 遺構さ集まってくるような、パワーさあんだべか? それとも、たまたま、集まっただけなんかな。 『逆井城』って、すごいな。 そのパワー、ちょこっと分けてくんないけ? 最後まで読んでもらって、うれしい~ど~♪ あんがと~。 ランキング参加中! ぽちっと 押しとこれ~!にほんブログ村
2013.09.03
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「井楼矢倉」 さて、城内さ戻るかな。 せっかくだから、ここさ通ってみようっと。『逆井城』の入口んとこにある、門だど。 これは復元されたものなんだけど、雰囲気でてんね。 んで、門さまわりこむと、『二層櫓』の前さ通る。 近くでみっと、まぁ~ばかでかい。 あ、屋根って瓦じゃないんだ。木の屋根だ! そだ。この『二層櫓』は、戦国時代のものさ復元した建物なんだけど。『逆井城』または『飯沼城』に、 これと同じ『二層櫓』があったかどうか、わかってないんだって。 昔の建物さこんな感じだよ~、ってイメージでこしゃったんだって。 ええ~! ちょっと、がったりだっぺ~。 復元っつっても、観光資料的なもんだったのか。『二層櫓』の向こうは、土塁さあって、ここにも復元された塀さ建ってる。 時代劇の中さ、入り込んだみたいだな。 だけんど。左っかわは、土塁と塀で、水堀はめ~ない。 景色もめ~ない。 う~ん。塀より景色がみたかったど。 これは、『倉庫』だな。 ええ~と、案内板さあったっけ? ちと忘れちまったけんど。 梯子さあるってことは、中さはいれんだべか。 扉さ閉まってたから、覗けなかったけど。 こういうとこに、武器とかいれといたんかな。 今は入って・・・ないべな~。 きっと、物置になってんだべな。 でも、ちょこっと、覗いてみたいと、思わない? 案外公園関係者の遊び心で、 戦国時代の掃除道具とか入れてたりしてw。 ええと、この辺は、土塁に沿った狭い道だったと思うけんど。 坂道さなってたような、記憶さある。 昔っから、傾斜さある場所だったんかな? なんか気になるな。 意味はないかもしんないけんど。 なんか、あったかも知んないし。 う~む。考えすぎかな。 土塁の向こっかわが、こないだの『船着き場さある水堀』な。 んで、反対側が『大台城の復元主殿』さあっとこ。『主殿』を周り込むような感じで、道は西方向さ進んでる。 どんどん奥へ。裏道さ進む。 どきどきしてきた~。なんか、出そう。 あ、でたw。あれなんだんべ? さらに近づく。でっかい物見櫓だな~。 これは『井楼矢倉』っつってな。見張り台みたいなもんだな。 井形に組んだ方形材を組み上げて、こしゃったんだって。 ええと、壁の部分。木さ組まれたとこのことかな。 よくわかんねや。 こんときは、どっか不具合さあったらしくてな。 立ち入り禁止さなってたんだけど。 お城好きさんのブログにゃ、登った人の写真さ載ってたど。 どうやら『船着き場』や、城の西側が全部見渡せるみたい。 お! こっから景色さ、め~たんだ。 ちょっと登ってみたかった、かな。 でも、怖いな。 2階建ての家より、高そうだど。 さっきの『二層櫓』より、上みたい・・・に見えるし。 戦国時代の武士たちは、おっかなくなかったのかなぁ。 甲冑とか付けてたら、こんだけの高ささ、登るの大変だど。 落ちたら・・・どうなんだべ。あ、考えんのやめとこ。 こったらこと考えっちゃうから、『二層櫓』も登れなくなっちまうんだよな。 きっと。 最後まで読んでもらって、うれしい~ど~♪ あんがと~。 ランキング参加中! ぽちっと 押しとこれ~!にほんブログ村
2013.09.01
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