2011年03月の記事
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イタリア ラ・コンテッサ・ガヴィ・デル・コムーネ・ディ・ガヴィ2008 ピエロ・ブローリア
イタリア ピエモンテ州 DOCGガヴィ ラ・コンテッサ・ガヴィ・デル・コムーネ・ディ・ガヴィ2008 La Contessa Gavi del Comune di Gavi ピエロ・ブローリア Piero Broglia コルテーゼ100％ ステンレスタンク発酵 アルコール度12.5％ 輸入：日欧商事株式会社 購入価格：1736円(2480円の在庫整理品30％off)色は薄っすら緑がかった黄色。香りはライム、キウイ、アカシア蜂蜜、グレープフルーツの皮？イタリアンパセリ？味は薄い苦味と薄く甘味を伴う酸味。余韻に薄い酸味と甘味を伴う苦味。・・・思ったよりも普通のイタリア白だな。香りは柑橘系果実にハーブっぽい青臭さが絡む、ややシャープだがイタリア白としては正統派な印象。味は澄んでて綺麗だが、特徴は結構薄い。これはこれでスッキリした味わいで、飲み易さは感じられる。酸味と苦味がいかにもイタリアらしい雰囲気を出すが、各要素が決して出しゃばらない味構成。余韻の苦味はしつこくもないが、そこそこ伸びて味の厚みや深みをゆっくり演出。 温度上昇で香りの蜂蜜感がやや明確になり、甘味の印象がもう少し明確になる。 これによって、その分だけバランス感とスッキリ感が向上。だが良くも悪くも特徴が無く、印象に残る様な個性が見えない。長所である 味のスッキリ感も、この傾向に拍車をかける。余韻の伸びは ある程度キャラ立ち出来てるが、それも控えめな主張で これという決め手にならない。あえて言えば長所と短所が一緒で、飲み易さと綺麗さが逆に個性を殺してるみたいにも感じる。総合的には、雑味の無いスッキリした“普通の”イタリア白ワイン。酸や苦味は突出せず、意外とバランスは取れてて万人向け。しかし 味や香りに個性的な特徴は無く、飲んでてあまり面白くない。他のガヴィのワインは飲んだ事が無いので比較は出来ないが、あえてこれを選んで飲もうという気にはなりにくい。料理はカプレーゼやプロシュートといったアンティパスト向け。味のスッキリ感を活かして、素材の味を楽しむ様な素朴なツマミに向いてると思う。正直、メイン料理を支える実力には乏しい。30％引きの1736円でも値段以下。味自体は悪くないし1736円なら相応でもいいのかもしれないが、1580円と言われても納得出来るレベル。2480円でこのワインを買うなら、2000円チョイでソアーヴェのモンテ・フィオレンティーネが上。もっとコスパ重視でなら1480円でバタシオーロのロエロ・アルネイスを買う方が得。
2011/03/30
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【おめでとう】祝！友人の結婚式に行ってきました【そして乱れ飛ぶシャンパン】
本来なら港区のホテルの会場で親族諸々呼んで披露宴の予定だったけど、震災騒ぎで急遽取り止めに。代わりに仲間内30～40人ほどで新郎の経営するお店を貸し切り、パーティー開催。ブログへの掲載許可はもらったんで、画像も顔出しで。ケーキ入刀時の画像だがケーキ写ってないや・・・。新婦は広島の人なので新婦のお姉さんは応援に駆けつけたようだが、流石に広島組は遠いので新郎側の友人が多数派を占める。パーティー会場の男女比はほぼ6：1で、日も沈まない内から自分も新郎も含む、荒ぶる野郎どもwのシャンパンボトルの回し飲みバトルが始まる。レッツゴー無礼講！---------------------------------------------------------------------------【自主規制】この部分には当日の現地の様子や雰囲気を知らない人には誤解を招きかねない画像と文章が有ったので、そこは編集。問題無いと判断されれば後日upし直す予定【念のため一部削除】---------------------------------------------------------------------------御祝儀注文でボトルはどんどん空いていき・・・とりあえず、店にあったモエの在庫はほぼ放出。シャンパンのあとはテキーラ合戦開始。不思議と翌日に二日酔いとかは無かったなぁ。場の流れと勢いでブリュットはボトル半分ほど一気飲みだったが、やはり味もへったくれもない。御祝儀とはいえ、流石にもったいなく感じる。なのでロゼの方はグラスを借りていただきました。色はピンクがかった、やや濃いオレンジ。香りはチェリー、グレープフルーツ、生肉、梅干？味は酸味と苦味。余韻に苦味を伴う酸味と薄く甘味を伴う苦味。香りと味のイメージはピタっとハマり、飲んでて違和感は無い。泡の勢いが強すぎず弱すぎずで飲み易く、この辺りはブランドの実力を感じる。だがまぁ、ちょっと酸のキレが悪いな。泡のキメ細かさと持続力は流石だが、この酸の出方は飲んでてあまり綺麗に感じない。冷蔵庫から出してすぐの開栓だし、今回は準備も飲み方も大分アレだったので本来の味とはまた事情や感じ方が違うのもあるだろう。良い悪いは置いといて、ロゼ・シャンパーニュとしてはスタンダートなところと思って良いと思う。これがこのシャンパンの通常の実力だというのなら、自分はメルシャンの穂坂のあわを選ぶが。穂坂のあわ は安くて美味いロゼ。5～6時間以上に及ぶパーティーでも会場のテンションは衰えず。この後時間と体力に余裕の有る10人位を連れて、カラオケスナックにて二次会。新郎新婦の二人もなかなか気合が入ってるね。御結婚おめでとうございます。
2011/03/28
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茨城県 寿の舞・純米大吟醸 明利酒類株式会社
昨日に引き続き、明利酒類の今度は純米大吟醸酒。 茨城県 水戸市 寿の舞・純米大吟醸 明利酒類株式会社 岡田喜栄冶(南部杜氏) 使用米不明 精米歩合50％ 日本酒度＋3 酸度 1.2 アルコール度15 購入価格：980円(720ml)香りはイチゴ、リンゴ、マンゴー？ラムネ？低価格でも流石は純米大吟醸の香り。蒸し米のモサっとした安い香りではなく、思い切りフルーツの香りをアピール。純米大吟醸の格は伊達ではなく、味も爽やかな甘味。透明感の有る綺麗な味の出方でスッキリしており、軽やかでありながら 余韻には確かな存在感。余計な酸や苦味等は皆無で、美味い日本酒の特徴を分かり易く押す。あえて悪いところを上げるなら、味構成が甘味に偏り過ぎてる点か。日本酒度＋3とはいっても結構甘めの味だが、これは長所の特徴と丸かぶりなので ほぼ好みの問題。多分このスッキリした飲み口が辛口の印象を出してるのかな！？日本酒に味の幅や厚みを求める人には向かないだろうけど、そういう人は純米大吟醸酒は飲まないと思う。純米大吟醸で この価格で この美味さは 正直言って驚き。「日本酒が苦手」という人は まず価格を知った上で この酒を飲んでくれ、と言いたい位。何故この価格が可能なのか理由を知りたい。公式ページにも情報は無いし。香りも含めて甘味が強いので、これは素材の甘味を活かした様な繊細な料理とはぶつかる傾向にある。とことんシンプルに、塩焼き鳥、塩辛、塩胡椒ハンバーグ、焼きポテトにケチャップと粒マスタード、でなければ後から甘味が欲しくなるような、タイ料理のヤムウンセン、ソムタムが合うと思う。完全に値段以上。4号瓶で1880円前後でも信じる。ちなみに1升瓶の方が1980円で売ってた。これが980円はちょっと信じられないハイコスパ。凄いぞ、明利酒類！初めて「うめ物語」の存在を知った時はイロモノ会社の遊び心か！？みたいな印象も有ったけど、全然違う。純粋にここは酒が上手い、かなりの実力派。「うめ物語」に関しては、作者の うめてんてーwにまずイラストを数点描いてもらい、最終決定した“イラストのイメージに合わせて”梅酒を造ったらしいので、そもそもの本気度が違う。単なる萌え酒メーカーではない 本物志向の会社と認識した。
2011/03/24
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茨城県 葵伝説・しぼりたて・原酒 明利酒類株式会社
『清酒おねてぃ』と並ぶ、日本屈指の萌え酒『うめ物語』のメーカー、明利酒類。そのメーカーが作る普通の日本酒がどんなものか興味が有って飲んでみた。 茨城県 水戸市 葵伝説・しぼりたて・原酒 明利酒類株式会社 使用米不明 精米歩合不明 日本酒度 ＋1(？) 酸度 1.2(？) アルコール度21 購入価格：1480円(1800ml)香りはインク、木工用ボンド、バナナ？ちょいと粗いな。でも安めの原酒ならこんなもんか・・・。ほのかな甘味に 少し粘る酸味が追いかけて苦味が締める、あっさりした感じの味。アルコール度の高さに因るものか、喉越しはそこそこジンワリと主張する。鼻から抜ける香りはバナナとメロンを足した様な甘ったるい印象で、濃厚さをアピール。アルコール度数が高いせいか、どちらかというと焼酎に近い味わい。日本酒度もやや低めで、甘味の感覚は分かり易い。良くも悪くも日本酒として中庸の味。ただ、香りも控えめで味も中庸だから特徴には乏しい。アルコール度の高さで いくらか勢いを生んでる部分は有るが、チョイ甘の焼酎にも近い。“日本酒”が飲みたい人にとっては ちょっと安っぽい、野暮ったい味に感じるかも。どちらかと言うと甲類焼酎に近い味と香りで特徴が弱く、ある意味万人向けではある。あえて言えば、“宝焼酎「純」(または純レジェンド)20°”に近い味。日本酒としての活躍を期待するより、カクテルベースにすると結構良いかもしれない。単なる日本酒と思って飲むと酔いの周りが予想以上に早く、ストレートで飲むには注意が必要。 ☆ロックで飲んでみた☆ 氷が溶けて薄まった分だけ酸味の粘りが緩和され、飲み易さが増した。 苦味が強まる部分は有るが、それ以上に口通りの滑らかさに勢いが有って さほど気にならない。 味も元々日本酒的特徴が弱いし、薄まってもそれが短所になってない。 乱暴に言えば、甘い甲類焼酎。 ★熱燗で飲んでみた★(150ml弱を湯呑みに注いで 500W電子レンジで60秒加熱) 体感で50℃くらいだろうか？ 香りが落ち着いてから飲む。 おっ？ 甘味が綺麗に整って味がかなり丸く綺麗にまとまった。 明確な甘味と柔らかな押しで、なかなかの美味さ。で、やっぱりこれは冷や でそのままよりも 一手間加えて、ロックや熱燗等で飲むと結構化ける。特に燗酒は 日本酒的甘味を感じつつ 厚みと重さを出す、日本酒の熱燗の良さを真っ直ぐに体現。適切な処置を経れば、そこらの平凡な本醸造日本酒よりも高い実力と個性を発揮する。値段相応。しかし普通の日本酒としてはパッとしないが、ロック、カクテル、燗酒で飲む分には意外と実力派の雰囲気。その辺を考慮するなら、１升瓶で1480円は充分お買い得で 値段以上かと思える。★アルコール度数21％～ロックに最適♪★【明利酒類】葵伝説 しぼりたて原酒 1.8L 21度価格：1,630円（税込、送料別）買王にて現在売り切れ中正直、単純に冷やのまま「日本酒が飲みたい」人にとっては、1600円でわざわざコレを買うほどではないと思う。
2011/03/23
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石川県 加賀山水・純米・原酒 株式会社 加越
石川県 小松市 加賀山水・純米・原酒 株式会社 加越 使用米不明 精米歩合73％ 日本酒度 －2.5 アミノ酸度1.7 酸度 2.5 アルコール度17.5 購入価格：798円(720ml)(998円の商品入れ替え20％off)香りは普通に日本酒の米の香り。特別な特徴は無し。あー、・・・・・あまり美味くないかも。日本酒度がマイナスということは一応甘口らしいが、それほど甘味が目立つわけではない。酸味が思ってたよりも伸びてきて、喉越しも一定の圧力と重さを感じる。砂糖控えめのチョコレートドリンクに塩を振って飲んだみたいな難しい味。味も素っ気も無い辛口の安酒よりはまだ個性は有るのかもしれないが、何だか余韻が変に苦くて 苦味の薄い膜が口内に張り付くような感じ。辛口じゃないのだから スッキリ感が無いのは理解するが、この存在感の出し方はワインで言えば熱劣化ボトルに近い感覚。どうも余韻の苦味が粘っこくて 必要以上に口内に残り、日本酒の甘味や旨味の良い点が殺される傾向に。それでも持ち前の原酒的圧力で強引に押し切ろうとするが、飲んでてあまり綺麗に感じない。同じ石川県の純米原酒なら、昨夜飲んだ福乃光・辛口原酒・純米の方が美味さもコスパも汎用性も一枚上手だな。 時間経過で温度が徐々に上がってくると いくらか味に膨らみが出てきて、 もう少し酸味や旨味が引き立つようで特長が明解になってきた。 もしかしたら燗酒向きなのかな？ ★湯飲みに130ml 位注いで電子レンジで90秒弱加熱 苦味が粘る点は大分解消され、美味さと飲み易さが向上。 やはり燗酒向きか。冷やの時の短所が大幅に改善された。それはそれで、合いそうなツマミをイメージ出来ない。日本酒なら何かしら生魚系なり鍋物系なり好相性の小料理がパッと思い浮かぶものだが、この日本酒はそれが上手くいかない。穏やかな酸味を何とか活かして、〆鯖に生姜醤油 或いは 酢昆布 位だろうか。お燗にしてしまえばツマミを選ぶ程でもなくなる、が日本酒としてはおよそ普通に。998円では値段以下。2割引の798円でも結構微妙に感じる。甘口辛口の好みの問題なのか、ボトルの状態の問題なのかは分からないが、自分はこの日本酒をまた飲みたいと思えない。
2011/03/21
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石川県 福乃光・辛口原酒・純米 福光屋
石川県 金沢市 福乃光・辛口原酒・純米 株式会社 福光屋 使用米不明 精米歩合70％ 日本酒度＋5 酸度2.5 アルコール度18 購入価格：678円(848円の商品入れ替え20％引)ほぉ・・・・、旨味にあふれる重めの味わい。胚芽米のお粥っぽい香り。味は ただ甘いだけじゃなくて酸味やダシ汁っぽい感覚が有って面白い。なかなか“酒”の感覚が明確で飲み応えが有る。ほんのり粘性を感じる酸味と旨味とがコクを出す。余韻の出方や苦味の感じ方はやや荒っぽいが、それは原酒ならではの物と思う。良くも悪くも大雑把な味の出方だけれど、それはそれで特徴の範囲内の話。総合的には高汎用の日本酒。飲み方は冷や から 熱燗 まで何にでも対応可能。熱燗にしてアルコール分をある程度飛ばした場合、御吸い物みたいで味わい深い。これは「おでん」なんかが大ハマリしそうな味。酒の旨味の出力が鍋物系のスープの味に負けてない。その分、白身魚の刺身や冷奴豆腐みたいな 繊細な味のツマミには合わなそう。678円なら値段以上。848円でもこれはお買い得と思う。原酒らしいから飲み方の自由度も広そうだし、下手な1000円クラスの日本酒よりも良い働きをしそう。
2011/03/20
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京都府 招徳・純米吟醸・“花洛” 招徳酒造株式会社
京都府 京都市 招徳・純米吟醸・“花洛” 招徳酒造株式会社 山本英太郎(杜氏) 米(五百万石、日本晴)、米麹 (麹米に五百万石 掛米に日本晴) 精米歩合60％ 日本酒度 ＋3 酸度1.5 アミノ酸度 1.3 アルコール度15 購入価格：1280円香りは水飴系だが、カボスの様な甘酸っぱいものも感じた。味は甘味の出方が綺麗。味に変なクセが無く、余韻も細いけど 澄んでておしとやか。とてもスッキリした飲み口で、フルーティーさも強く、かなり飲み易い。米の甘味は確かに感じるのだが 決して出しゃばらず、甘味はあくまで脇役に徹してる感じ。なのに主役より目立っててキャラも立ってる、不思議なポジションw。基本的に万人向けの味だが、このスッキリ味は綺麗過ぎて飽き易い傾向の味でもある。日本酒を飲み慣れてる人程、美味いけど物足りなさや新鮮味の無さが気になるかもしれない。もう少し香りに幅や変化が有れば、より印象的で高い完成度を感じられたと思う。 時間経過(温度上昇)で苦味の感覚に粘り気が出てくる。 長所の甘味感を曇らせる変化なので、なるべく冷温キープで、 半合～一合づつとか小刻みに飲むのを推奨。総合的には上出来の日本酒。何と言っても 甘味の感覚が実に綺麗に整ってて、飲んでて優しさが有る。日本酒に香りを期待しない人なら、結構な高級感を感じるんじゃなかろうか！？ツマミは塩焼き魚か塩辛みたいな、しょっぱい系の味の物に向いてる。出来れば この繊細な甘味を殺したくないので、魚の刺身や豆腐等、甘味のニュアンスを感じられる肴は控えたい。鍋物も出汁の味が酒の甘味を潰しそうで、酢の物も難しい。アブラ控えめのサッパリした焼物か天麩羅限定で、天麩羅の場合は天つゆは使わず塩で。そしてカボチャ天やイモ天はなるべく回避の方向で。値段相応。相応だが、味だけなら半端な純米大吟醸酒とも闘える。料理をいくらか選びそうな点は惜しいが、料理や味の好みがハマれば かなりのコスパを発揮する。★楽天検索 招徳 純米 吟醸 花洛★楽天扱い3件 720mlが1280円 1800mlが2280円価格の割には なかなか頑張ってて個性が見える日本酒。
2011/03/18
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メドック・クリュ・ブルジョワ シャトー・レ・グラン・シェーヌ1997 ベルナール・マグレ
もらいもの ボルドー メドック・クリュ・ブルジョワ シャトー・レ・グラン・シェーヌ1997 Chateau Les Grande Chenes ベルナール・マグレ Bernard Magrez メルロー50％ カベルネソーヴィニヨン40％ カベルネフラン10％ フレンチオークのバリック樽で澱と共に熟成 アルコール度12.5％ 輸入：株式会社モトックス 参考価格：2500円前後ベルナール・マグレの名は聞き覚えがあったので、ちょっと期待して飲んでみた。色はやや透き通った黒っぽい紫。香りはアンズ、ブラックベリー、杉、土、革、クローブ、鶏レバー？味は酸味と薄い苦味。余韻に苦味を伴う薄い酸味と薄い甘味。綺麗な香りで、正統派熟成ボルドーの部類。渋味が抜け切って、穏やかな酸味に薄っすらと苦味のニュアンスが絡む静かな味。静かな味を綺麗な香りが補強して、良いバランスの美味さ。香りの出方と種類が御見事。「熟成メドックとはこういう物です。」と言わんばかりの、ストレートで見本的な内容。口当たり・口通りも滑らかで、スイスイ飲める。人によっては下手すると「水っぽい味」にも感じられるだろうが、全体に付いて回る薄い苦味が張りを生み、ヴィンテージの割りにはまだ飲み応えを主張。意外と(？)香りから果実っぽい甘い感じが し辛いので、この熟成香には好き嫌い出そう。まぁボルドーが分かる人なら何も問題無いと思うが、そうでないと杉や土の気配に違和感を覚えるかも。味も渋味の抜けた軽めの味わいは、重めの渋いワインが好きな人には物足りなさを感じると思う。総合的には良い熟成を遂げたボルドー・メドックワイン。90分以上の時間経過でも変化は軽微で、安定してる。濃さや重さからは完全に卒業してる状態の味なので、その辺を分かってる人向け。熟成ボルドー好きなら 単独でじっくり飲んで、味と香りを静かに追うのを楽しめる。値段相応。1980円位の1997年メドックが13年経過、でこの熟成具合なら2500円位は妥当なトコロ。もしかしたら、もう5年位熟成イケるんじゃないだろうか！？★楽天検索 シャトー グラン シェーヌ★楽天扱い約4件 2047円～3900円 平均3000円前後iSHOPぽるとにて1998年ヴィンテージが2047円！これはなかなか破格ではないだろうか！？1997でこの状態ならば、98年ならまだまだ伸び代が期待出来る。茨城と千葉の一部は被災地ということで、当面の間(少なくとも今月)は関東の計画停電の実施対象からは外れたらしい。一応節電は心掛けてるし、停電が来ても大丈夫な様に準備はしてたつもりだったが、こうなると ますます不便が無くなってくるなw。近隣のスーパーやコンビニでは停電前の駆け込みで食料品が買い辛い状況だったが、流通が止まってる訳ではないので 停電しないとなれば その内もとに戻るだろうと思う。でも、やはり大変なのは今後だよな。東北の漁業は漁船や漁港が壊滅だし、農業も米やら作物が放射能汚染では売り物にならない。近い内に日本全国で10％～20％は生鮮食品が不足してくるかもしれない。とりあえず今は、放射能対策にとろろ昆布のお吸い物を食べておこう。自分の住所は福島の原発からは150km以上離れてるが、一応念の為だ。
2011/03/15
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【地震】近況報告【無事】
今回のは本当に凄い地震だった。こんな地震は一生に一度でいいわ。しかし我が家の隣に住んでるKさん(御年94歳位？)が「いやぁ、こんなに大きいのは関東大震災以来だよw」と仰ってたので、場合によっては再び遭遇することもありえるんだろうなぁ。後片付けもあらかた終わって ようやく落ち着いてきた。電気は地震の直後から1～2時間の停電ですぐ復旧。ガスも水道も問題無く使用可。土曜の朝5時から点検・補修のため断水になったが、早ければ日曜の朝8時から徐々に復旧する見込みらしいので、地域的な被害は微々たる物。後片付けが面倒とか思える内はまだずっと幸運と思える規模だったみたいなので、これもまた良しか・・。岩手の海沿いとかは「片付けの事とか心配しなくていい」ほど笑えない状況の様なので地域差も色々だ。CDラックがブチ撒け状態これを元に戻すのに結構時間がかかった。ケースが粉々になってるのが何十枚も有ったし、中身が出て散乱したのもちらほら。割れたワイングラスやコップの始末。やはりワイングラスは薄い。そして割れる時は脚だけ折れるか、脚だけ残るかのどちらか。シュピゲラウ・カンティーナ・パワー や リーデル・ヴィノム・XL 他、フルートグラスとかも含めて計7客程の破損。後は母親のお気に入りのチェコ製のカットタンブラーやカガミクリスタルの江戸切子グラスがいくつかオシャカに。意外と普段使用に外に出してあったグラスの方が無事で、食器棚にしまってあった未使用グラスの方が被害が大きかった。まぁ、仕方ないからまた買い足すか・・・。どうでもいいが、自分の部屋が漫画で埋もれてるのがツライ。自分一人が寝るためだけの部屋だったし、半分物置みたいにしてたから お世辞にも整頓されてたとは言えないけど、こんな足の踏み場も無い状態になると流石にビビる。少なくとも自分一人が出入りして、物の持ち運びは出来て、床に寝れるだけのスペースは有ったのだから。この壁に付いてる棚の本が下に落下。土砂崩れ ならぬ 図書崩れ。散らかってるのは片付ければ良いのだが、本が傷んでそうなのがツラい。奥の方の本棚はギッシリ詰まってるだけあって重さが転倒を防いだっぽい。後付の棚で軽く押さえつけられてる点も攻を奏した様だ。こちらはセーフちなみに被害悪化の原因。部屋画像の左側にある雑誌を積み入れてた物置学生時代に創刊時から6年以上集めてた少年ガンガンとガンガンファンタジー(途中からGファンタジー)が雪崩を起こしてた。読み直すわけでもなく、でも捨てるに捨てられなくて、あげく今回の惨事悪化の要因に。捨てりゃぁいいんだろうけど、捨てるために掃除するとそれはそれで大変な作業。「掃除をすると本を読んでしまう病」の患者wである自分は、人の3倍は自分の部屋を掃除するのに時間がかかるのであえて、捨てずに元に戻すのも現実的wな案。問題の先送り以外の何物でもないけど、これをやったら絶対に掃除中に昔の漫画を読み返してしまう自信が有る。南国少年パプワくん、突撃！パッパラ隊、激闘一番、輝竜戦記ナーガス、とかはもう止まらないと思う。おまけにGファンとなれば聖戦記エルナサーガ、東京鬼攻兵団TOGS、E'sとか考えただけで恐ろしいw。・・・・・・・ええっと・・・・何の話だったっけ！？・・・そう、地震だ。いまだに余震がチョコチョコ続いてるので、とりあえず今からでも念の為ポリタンクの確保だな。飲料水や食料以上に重要なのが、実は生活用水(食器洗いやトイレ用水)の多寡。非常時において、衛生環境を保てるかが心身にどれ位影響が有るのかがよく分かった。「飲まず食わず」は結構耐えられるけど、「出さない汚い」はかなりのストレスになる。たかだか1日2日でも結構なキツさ。地震が起きたらまず風呂に水を貯めろ、というのは極めて合理的。水道が復活したらとりあえずトイレに行って、風呂に入りたい。シャレになってない地域の方々には一秒でも早い復興を祈ります。
2011/03/12
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ボルドー シャトー・レイノン・ヴィエイユ・ヴィーニュ・ブラン2000 ドゥニ・エ・フローレンス・デュブルデュー
もらいもの ボルドー シャトー・レイノン・ヴィエイユ・ヴィーニュ・ブラン2000 Chateau Reynon Vieilles Vignes Blanc ドゥニ・エ・フローレンス・デュブルデュー Denis et Florence Dubourdieu ソーヴィニヨンブラン80％ セミヨン20％ アルコール度12.5％ 輸入：株式会社モトックス 参考価格：1900円前後色は微妙に黄緑がかった薄めの金色。香りはレモン、ヘーゼルナッツ、シロップ、スイカの皮、岩塩？カサブランカ？味は苦味を伴う酸味と薄い苦味。余韻に薄い苦味と薄い甘味。香りは なかなか。柑橘類にナッツが絡み、甘い感覚と青臭さが混じって花の香りも出す。熟成感と若々しさが混在した不思議な感じ。味はミネラル感を基礎に所々で酸味が顔を出し、余韻はやや控えめ。良いバランスの味。正直 果実要素に物足りなさも有るが、苦味感もしつこいものではなく出しゃばらないので、中庸の味を保ててる。10年以上経過してる事を考えれば充分な香りと美味さ。この適度な苦味感が弱った果実味をそれでも底上げし、上手い事 活躍の場を演出。飲み手の好みや経験・素養によっては、ただの「苦い水」みたいな扱いを受けるかもしれない。長所であるバランスの良さと熟成感が逆に「水っぽさ」や「張りの無さ」を過度に強調し、つまらないワインと思われる恐れがある。これは白ワインの香りと、落ち着いた味を楽しめる人向け。 温度上昇(温度変化？)で 香りの出方に結構バラつきが出てくる。 青臭い香りが強く出てくると 味の苦味も吊られて粗く、下品な印象に。 逆にフラットに どの香り要素も一定の出方だと、高級感と熟成感をイイ感じにアピール。 飲み方やら飲むタイミングがちょっと面倒臭そう。総合的には美味しいボルドー白ワイン。ヴィエイユ・ヴィーニュならでは なのか、苦味の出方と香りの質には一目置ける。人を選ぶ要素も無くはないが、その代わりにクリアーな香りに控えめな味出力で 料理も選ばない。綺麗に熟成していっており、まださらに5年以上イケそうな潜在力も感じさせる。料理は選ばない と思ったが、酸味や甘味が欲しいのだから そこを補強するツマミなら良い相性と思う。脂のノッた魚の刺身や、豚ロースのしゃぶしゃぶポン酢や、寿司酢牡蛎は上手く合いそう。このワインは白ワインとして かなりの正統派。いつでも安心して飲める。値段相応。1680円前後クラスのボルドー白に2000年ヴィンテージのプレミアが乗ったとすれば納得の価格。2000年の底上げが有るにしても、10年経ってもこの質なら 賞味期限は長い。★楽天検索 シャトー レイノン ブラン★楽天扱い約19件 1512円～2940円 平均1800円前後コスパ云々を言うなら＋500円のヴィエイユ・ヴィーニュじゃなくてもよさそう。レイノンと同系統で より万人受けする方向の味でなら、デスパーニュのトゥール・ド・ミランボーの方が より気軽に飲める。
2011/03/09
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ラングドック ノン・フィルトレ・カベルネソーヴィニヨン2007 ドメーヌ・ド・ムーリーヌ
もらいもの ラングドック・ルーション ヴァン・ド・ペイ・ド・レロー VdP de l'Herault ノン・フィルトレ・カベルネソーヴィニヨン2007 Non Filtre CabernetSauvignon ドメーヌ・ド・ムーリーヌ Domaine de Moulines カベルネソーヴィニヨン100％ ノンフィルターで瓶詰 アルコール度13.5％ 輸入：サンリバティー株式会社 参考価格：1200円前後色は濃い紫。香りはカシス、ブラックベリー、ピーマン、インク、土、ココア？プルーン？味は渋味と酸味。余韻に薄く甘味を伴う酸味と苦味を伴う渋味。・・・う～ん、まあまあ美味しいんだけど微妙。香りは正統派にベリー系果実がメインだが、すぐに青臭さ や 土臭さが混じり、野暮ったい感じに。味もシンプルで分かり易い処だが、味の濃さも厚みもバランス感もどこか頼りない。とりあえず、「ラングドック」の「カベルネ」としては なかなか真っ直ぐで正直な味。味も香りも奇をてらわず、ノン・フィルトレに拠る(？)ジューシーさとヴォリュームを楽しめる。万人向けというには粗さが目立つ部分も少なくないが、値段なりに個性と特徴の範囲と言われれば納得出来るレベル。だが全体的に中途半端。飲んでて決して不味くはないんだけど、何か自信無さげな味の出方でハッキリしない。余韻も弱い渋味がいつまでもウロウロしてて、しつこくもないが ウザったい。良い部分は有るけど、同じ数と程度で駄目な部分も目立つ。総評としては、どうも“完成度”が低い気がする。各要素の連携がことごとく不発で、ポール・マスのヴィニウス・カベルネどころか、同価格帯のチリカベにも遅れを取りそうな気配。最初は「これはこれで悪くないかな」とも思えたが、飲んでいく内にどんどん底の浅さを見せていく様で、伸び悩む。90分以上の時間経過でも変化は無いので、安定感は有った。合う料理は、トマトケチャップを利用した煮込みハンバーグ位だな。強めに火を通した 軽く苦味を伴う柔らかい肉料理で、適度な酸味と甘味を持ったソースが欲しい。渋味を適度に抑えつつ、香りの青臭さに対抗出来る個性の料理が望ましい。残念ながら値段以下。良いトコ1000円のレベル。ちょっと出来の良い、900円台前後のチリカベワインとほぼ同等。ドメーヌ・ド・ムーリーヌ カベルネ・ソーヴィニョン[2006] 750ml価格：1,250円（税込、送料別）楽天では津田SAKE店のみ現在売り切れ中。まぁ大したワインでもなかったので、売ってても売ってなくても どうでもいい。
2011/03/05
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- 楽天市場でお買い物！！
- パスキー:: YubiKey 5 NFC USB-A タ…
- (2025-11-29 17:27:31)
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- 今夜のおつまみ
- 焼き塩さば（134円←269円）〈ベルク〉
- (2025-11-29 20:44:58)
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- ビールを語ろう
- サントリー生ビール 名前・似顔絵入…
- (2025-11-16 17:50:20)
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