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『算数の授業で教えてはいけないこと,教えなくてはいけないこと』(正木孝昌、黎明書房 、2009、2000円)子どもの「たい」を大事にする、この本の読書メモを続けます。今回が第5回。ようやく第2章「計算を教える」の章に入ります。======================正木孝昌『算数の授業で教えてはいけないこと,教えなくてはいけないこと』読書メモ5(p57~99 「第2章 計算を教える」より) (・は本の記述の抜粋、#の緑文字は僕のコメントです。)(2けたの足し算の筆算を、十の位からやってみせて 子どもから「1の位からするの!」とツッコまれる授業を例に) ・「ところで、その『くりあがり』って何なの」・徹底的にとぼける。・知らないふりをして通す。#正木先生の授業のすごいところは、 突っ込まれた後も徹底的に「ゴリラ式」で通すところです。 (「ゴリラ式」というのは、正木先生の愛称から来ているそうです。) たとえば「10の位から足していく」というやり方、 最初は「むちゃだ~」と思いましたが、 「繰り上がりのあるときも、ゴリラ式で間違っていないと思うけど」 と言いながら披露する「ゴリラ式」、 確かにこの方法でもいける、と思えるものでした。 算数にも(やり方の)正解は一つではなく、 無数にあるのだ!と思えて楽しくなります。↓ゴリラ式の足し算の筆算というのは、 こういうのです。 10の位から足していきますが、 繰り上がりは、何と下に書きます! 2 6 + 3 7 5 0 1 3 6 3#正木先生は次のように語ります。↓・筆算というものが決められたものとしてあって、 それを動かすことのできないものとして受け入れる子どもたちに したくなかった。(以上、p99まで)======================引用したのは「計算を教える」の章の冒頭でのエピソードだけです。そのほかにも、「九九のきまり」「わり算の筆算」「分数のわり算」をどう教えるか、が「直接的に教えるのではなくてこうやって子どもたちに発見させる、考え方の道筋をたどらせる」というものとして具体的に描写されています。授業を柔軟にとらえ、算数授業を楽しくする参考になりますので授業をされる先生方には、ぜひ読んでいただきたいと思います。次回は、第3章「図形を教える」に入ります。では、また次回!お楽しみに。 ブログ王ランキング ▲よければ1クリックお願いします。ブログ継続の力となります。
2010.04.30
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今日は疲労か風邪か、半日は寝て過ごしました。明日は元気に学校に行かないと!で、ベッドで読んでいたのが、コレ↓です。(コミック)バクマン。(01)/大場つぐみ/小畑健『デスノート』を描いたコンビによるマンガ。高い目標設定、夢に向かってひたむきにがんばる姿勢が共感できます。ツタヤのコミックレンタルで見かけて借りてみました。読んでみたら面白かったです。昔読んだ藤子不二雄の『まんが道 』を思い出しました。「自分も夢にむかってがんばろう!!」という気になりました。 今年秋からアニメ化もされるそうです。▼NHKアニメワールド バクマン。
2010.04.29
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『算数の授業で教えてはいけないこと,教えなくてはいけないこと』(正木孝昌、黎明書房 、2009、2000円)子どもの「たい」を大事にする、この本の読書メモを続けます。今回が第4回。======================正木孝昌『算数の授業で教えてはいけないこと,教えなくてはいけないこと』読書メモ4(p27~56より) (・は本の記述の抜粋、#の緑文字は僕のコメントです。)(「イメージの欠落」に注意!)・たとえば、 「『あわせて』という言葉があったらたし算です」 と教えるのはどうでしょう。・そこにイメージが欠落している。・必要なのは、介在しているイメージ、景色なのです。#「あわせて」とか「みんなで」という言葉に注目させて、 「だからたしざん」という指導は、今までよくしてきました。 言葉に注目させるのはいいと思いますが・・・ ただ、著者が言われるように、機械的にこうだからこう、では おもしろみに欠けるし、実際のイメージとかけ離れてしまいます。 イメージは国語の読み取りでも大事ですが、 算数でも大事ですね。 これができないと、計算はできても、文章問題で意図が汲み取れない、 ということになります。 教え手がイメージをありありと思い浮かべることができるなら、 イメージ化が苦手な子どもにもそのイメージを伝えることができます。 答えそのものではなく、答えを導き出せる大きなヒントを子どもに与えるためにも、 まず「イメージ」ありき、ということは忘れてはならないと思います。・自分の手で調べ、自分で見つけた事実を知識として獲得していく。・その過程がすばらしいのです。#過程の具体的な素晴らしさは、どうぞ本書をお読みください。(^。^) (「たい」を引き出す)・あまり大げさに考えなくていいのです。 隠されたら見てみたい。 くじびきなら当てたい。 授業のはじめの一歩は、そんな単純で他愛のない「たい」で始まります。・(4つの□枠を示して、) 「できるだけ答えの大きいかけ算をつくってみよう」 と促すと、これは競争ですから、「たい」が生まれます。・これは絶対にやってみたい、計算せずには過ごせないという 力のある「たい」・授業者が、 「こんな鯛が出てくるはずだ」と思っていると、 その鯛が出てくる。#授業者の意図があってこその授業。 子どもの「たい」を大切に、何が何でもそれを生まれさせようとする 授業者の授業デザインがあってこそ、 「知りたい」「学びたい」「やってみたい」という 子どもが能動的に動く授業になるのですね。 今考えている授業案も、子どもの「たい」を生みだすという観点で、 もう1回練り直そうと思います。 授業の最初に子どもに提示する教材で 「隠されたら見てみたい」というのを使ってみようかな。 ・表現の場は教師が意図して作るものだ。・焦点を鮮明にすること。・一人の言葉をみんなが共有できるように仕向けること。(以上、p56まで)======================次回は、第2章「計算を教える」の章に入ります。では、また次回!お楽しみに。 ブログ王ランキング ▲よければ1クリックお願いします。ブログ継続の力となります。
2010.04.28
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『算数の授業で教えてはいけないこと,教えなくてはいけないこと』(正木孝昌、黎明書房 、2009、2000円)この本の読書メモを続けます。今回が第3回。======================正木孝昌『算数の授業で教えてはいけないこと,教えなくてはいけないこと』読書メモ3(p23~26より) (・は本の記述の抜粋、#の緑文字は僕のコメントです。)・話して分からないことはいっぱいあります。・むしろ言葉は無力だというところから、 出発した方が本当の言葉の力に迫ることができるのではないか。#言葉に頼らないことは大事ですね。 コミュニケーションの8割は言葉以外でおこなわれています。 また、言葉は誤解のもとでもあります。 言葉の解釈が人によって違うからです。・(ある子どもが気づきを話したのに対して、) 私がおおげさに、精一杯の反応をします。 「おおっ、おまえ、いいところに目をつけたなあ。 みんな、この子に何が見えているか分かるかな。」 すると、別の子どもが出てきて、 カードを縦に並び替えました。 (略) 「うん、これはすばらしい。これはいい。 何がすばらしいか分かるか。」 (子どもたちの反応に対し、) 一つひとつ「ほう、なかなかよく見ているなあ」とほめました。#長くなりましたが、p22-23から引用しました。 正木先生の本では、 「別の子どもが」という表現がよく出てきます。 一人の子どもが全部言ってしまって、 他の子は聞き役、なんてことはありません。 一人の子どもが言いそうなことを止めて、 その続きを他の子どもに言わせることもあります。 また、子どもたちの様子をよく見られていて、 「あ!今、別の子がおもしろいことをはじめたぞ」というのを ビーン!と感じておられます。 授業は子どもと子どもをつなぐもの。 家で勉強するのではなく、せっかくみんなと教室で勉強するのだから、 先生が中心になって、こういう「子ども同士のやり取り」「相互に触発すること」 をつくっていきたいです。 こういうことが、子ども同士の学び合いとか、みんなで学ぶということに つながるのだと思います。 また、一人の子の話だけでなく、いろんな子の話を聞くことで、 理解もしやすくなっていきます。・君たちの言うことは何でも本気で聞くよ。 だから、どんどん打ち込んでおいで という気迫と思いを伝えたい。・子どもたちを動かして認める。 それを積み重ね、子どもたちとの距離を縮めるしかないのです。(p26まで)======================今回の日記の副題「教師の役割」は、著者の言葉ではありません。日記で紹介した内容をまとめて指す言葉として僕が勝手に考えたものです。「子ども同士をつなぐ」「本気で聴く」「動かして認める」こういうことが、授業中に教師が果たすべき役割なんだと感じました。では、また次回。(^0^) ブログ王ランキング ▲よければ1クリックお願いします。ブログ継続の力となります。
2010.04.27
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『算数の授業で教えてはいけないこと,教えなくてはいけないこと』(正木孝昌、黎明書房 、2009、2000円)この本の読書メモを続けます。今回が第2回。======================正木孝昌『算数の授業で教えてはいけないこと,教えなくてはいけないこと』読書メモ2(p18~21より) (・は本の記述の抜粋、#の緑文字は僕のコメントです。)(剣道での例)・弟子が打ち込んでくる。 それを「まだまだ」と払ったり、打ち返したりする。 それを続けながら、 いつか相手が自分の期待する力を出すことを信じて待っているのです。・「打たせて教えるということだ」 (剣道五段 坂口耕史氏)・ただ、自分のしたことを「それだ」と認められただけ。 しかし、それだけで、確かに何かを教えられたことを強く感じた。#僕も剣道をしていた頃があります。 武芸での「上達」や、「修行」、「師弟関係」、「教える」ということから、 今の教室での一斉授業を見直す時、 新しいものが見えてきました。 剣道で「先生に教えてもらう」ということは、 まさに「体で覚える」ということだったように思います。 音楽での楽器の練習でも、同じようなことが言えます。 「これだ!」と自分で自分の技術、やり方を認める。 先生から「それだ!」と、そのやり方でいいんだと認められる。 これが、その後ずっと練習を続ける上での大きな推進力となります。 学校での勉強を考えた時も、 単に教科書通りのことをやることが大事なのではない、 自分でつかみ取ることが大事なんだ、と思います。(授業での例)・「先生、『あいこ』のときはどうするの」 「あっ、そうか。 『あいこ』のことをすっかり忘れてた。 よく気が付いたね」・この先生は決して「あいこ」のことを忘れていたのではありません。 子どもたちに打ち込ませる隙を故意に作ったのです。#こういう「故意の隙」について、僕は 「子どもがつっこまずにいられないように、ボケる」 といった理解をしています。 ボケとツッコミはお笑いの世界から 教育が学ぶ大きな要素です。 積極的なかかわりは、 関わりたくなるような場づくり、教材づくり、話題設定から生まれます。 そういう授業づくりを、僕はしていきたいと思います。(p21まで)====================== ブログ王ランキング ▲よければ1クリックお願いします。ブログ継続の力となります。
2010.04.26
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『算数の授業で教えてはいけないこと,教えなくてはいけないこと』(正木孝昌、黎明書房 、2009、2000円)「教える」ことを、ワクワク、知りたい!という子どもの気持ちに寄り添うための行為と捉え、そのための授業のしくみづくりを生き生きと描く本。著者の正木先生は「算数の神さま」と言われている方もあるほどの実践をつまれ、各地で飛び込み授業をされた方。子どもの『たい』を大事にする素晴らしい実践をされている先生です。『たい』とは,子どもたちが『やってみたい』『調べてみたい』『計算してみたい』などの『たい』です。(本文40頁より)======================正木孝昌『算数の授業で教えてはいけないこと,教えなくてはいけないこと』読書メモ1(p17まで)・教えたいことを言葉で伝えるという教え方に 安易に頼ることは許されません。・(パソコンの機能のように)子どもに、コピー、貼り付けをしたくありません。・自分の中から、引き出されることの喜びを知っている子ども。 自分たちで対象に働きかけ、新しいものを見出していく子ども。 そういう子どもたちに育ってほしい。・いつも、どうすればいいか他から与えられるのを待っている子どもには したくありません。・(たとえば)「42÷3をするためには、42を3と12に分けて考えましょう」 と絶対に言いたくないのです。 「それを言っちゃ、おしまいよ」(p17まで)======================具体的なことは、また次回以降。 僕の今までの授業では、「教えたいことを言葉でストレートに教える」ことが多かっただけに、正木先生の考え方とそれにもとづく授業実践には本当に考えさせられます。『算数の授業で教えてはいけないこと,教えなくてはいけないこと』(正木孝昌、黎明書房 、2009、2000円)============================【目次】(「BOOK」データベースより)第1章 教えるということ(教えてはいけないこと/引き出して教える ほか)/第2章 計算を教える(筆算を教える(1)─二年生のたし算指導をめぐって/筆算を教える(2)─わり算をめぐって ほか)/第3章 図形を教える(直角を教える/平行を教える ほか)/第4章 量と測定を教える(長さを教える/速さを教える ほか)/第5章 資料集めを教える(棒グラフを教える) ============================ ブログ王ランキング ▲よければ1クリックお願いします。ブログ継続の力となります。
2010.04.25
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突然ですが、帰りの車で聴いたエルトン・ジョンの「僕の歌は君の歌(ユア・ソング)」がとってもよくって、特に、最後の方のHow wonderful life is while you're in the worldがとってもよかったので、一緒に歌っていたのでした。この曲の歌詞は、けなげな、誠実な、心の機微が見えてとてもじーんときます。英語と日本語の対訳を載せているサイトがありますので、この機会に歌詞の意味を知ってみてはいかがでしょう。英語のお勉強にもなります。(^0^)▼僕の歌は君の歌(ユア・ソング) エルトン・ジョン ブログ王ランキング ▲よければ1クリックお願いします。ブログ継続の力となります。
2010.04.23
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『算数の授業で教えてはいけないこと,教えなくてはいけないこと』(正木孝昌、黎明書房 、2009、2000円)この本、すっごくよかったです!正木先生の本は初めてでしたが、タイトルに惹かれて購入しました。子どもの『たい』を大事にする素晴らしい実践をされている先生でした。======================授業は子どもたちの『たい』によって成立します。『たい』があったほうがいいというのではありません。なくてはならないのです。・・・略・・・『たい』とは,子どもたちが『やってみたい』『調べてみたい』『計算してみたい』などの『たい』です。(本文40頁より)======================具体的には、次回のブログ記事から引用していきたいと思います。「この授業で」「こんな工夫をしたら」子どもたちの『たい』を引き出せました!というエピソードが、セリフなどを含めた臨場感ある描写で書かれていました。読んでいて、「おおっ。これはおもしろいなあ」とうなりました。まるで自分が授業を受けているような感覚でした。こんなにおもしろく、ワクワクする授業内容を知ったら、自分も同じような授業をしたくなってたまらなくなりますよ!正木先生の本は、どんどん他の本も読んでいきたくなりました。なので、2冊、ネットで追加注文しました。1冊は子ども向けの本です。これから読むのが楽しみです。『算数の授業で教えてはいけないこと,教えなくてはいけないこと』(正木孝昌、黎明書房 、2009、2000円)============================【内容情報】(「BOOK」データベースより)筆算、九九、分数、図形、速さ、グラフなど、自らの授業を振り返りつつ算数の教え方の極意を語る、読み出したらやめられない感動と驚きの正木算数ワールドにご招待。 【目次】(「BOOK」データベースより)第1章 教えるということ(教えてはいけないこと/引き出して教える ほか)/第2章 計算を教える(筆算を教える(1)─二年生のたし算指導をめぐって/筆算を教える(2)─わり算をめぐって ほか)/第3章 図形を教える(直角を教える/平行を教える ほか)/第4章 量と測定を教える(長さを教える/速さを教える ほか)/第5章 資料集めを教える(棒グラフを教える) ============================ ブログ王ランキング ▲よければ1クリックお願いします。ブログ継続の力となります。
2010.04.22
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今回の土日は、「電子黒板」の使用に向けて、授業で使えるデジタルコンテンツをいろいろ探していました。各学年・各教科でリスト化してある非常に役立つサイトを見つけたので紹介します。◆熊本市地域教育情報ネットワークここの「授業即決リンク集」のコーナーがとても使いやすく、まとまっています!オリジナル教材ですばらしい教材も開発されています。具体的には、4年生算数「一億を超える数」のところで、5月に入ったらこれを使いたい、というものがいくつも見つかりました。本日、学校内にある電子黒板のセットアップを初めてやってみました。使い慣れるまでかなりかかりそうですが、今年度の僕の重点目標として、電子黒板の授業への活用をめざして、取り組んでいきます。
2010.04.19
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横峯吉文『天才は10歳までにつくられる』7~薩摩の「郷中教育」や「示現流」を生かすの続きです。 今回は本の中の第3章『Q&A「ヨコミネ式」アドバイス』より、端的に抜き出していきます。=============================『天才は10歳までにつくられる』読書メモ8 (p136~より)(・は本の記述の抜粋、#の緑文字は僕のコメントです。)・叱ったり、無理にやらせようとするのではなく、 放っておけばいい。 「やりたくなければやらなくていい」 そのひと言でOK。 人間というのは不思議なもので、 「やるな」といわれるとやりたがる生き物。#子どもというのは不思議なもので、 「叱ってほしくてわざとやる」ということもあります。 子どもはみんな、愛情を確かめたいと思っています。 放っておかれるのが、一番いやなことかもしれません。 「放っておいたらいつまでも勉強せずに遊んでいる」としたら 遊びは楽しくて勉強は楽しくないという価値観に縛られて、 勉強を楽しくする工夫が足りないだけかも。・勉強が大嫌いになったり、 苦痛になったら、続かなくなります。 20分以上はやらないようにしましょう。#あるときはよくばってたくさんやって、 あるときはやらない。 そういうことを僕はよく続けてしまいます。 体調・気分に関わらず「きっちり20分」。 もしこれが守れたら、 体調や気分に左右されないということなので、 非常に安定してコンスタントに結果が出せる 「信頼できる人間」になれそうな気がします。 「できる人」はみんなそうなんでしょうね。・低いところから具体的な目標を与えて、 時間がいくらかかっても、自力で最後まで解けるように。・公衆の場で周りに迷惑をかけるようなことをしたり、 友達を傷つけるような態度を取ったら、 子供とはいえ、その場で「いけません!」と厳しく叱ること。・きちんと「叱る」ことは親の責任ですし、 子供のためでもあります。・体罰はよほどのときに。 人として、やってはいけないことをしたときにのみ。 足の太ももやお尻を一度だけ思いきり叩く。 男女ともに人として悪いことをしたなら、 体罰も辞さない。そういう気持ちで子供に接してください。#体罰を容認するとかそういうことではなくて、 親の側の、大人の側の覚悟が問われていると思います。 それだけ覚悟ができていて、肝が据わっていれば、 体罰をしなくても言葉で叱るだけで子どもは分かるはずです。 逆に、悪いことをしても「なあなあ」で済ませる大人が それではいかんと「体罰」だけまねしても、 子どもは聞かないでしょうね。(保育園選びについて)・いたれりつくせりの園より、 若干、施設が足りないくらいの方が、 自分たちで創意工夫をして楽しい遊びを生みだすのが 子供のやり方。・「体を動かす=走る」と 「読書」の時間があるかどうかだけは確認してください。 ・ゲームに関しては「やるな!」と絶対、いわないこと。 飽きるまで好きなだけやらせてあげてください。 その代わり、ゲームと同じくらい 勉強もスポーツも楽しいと思わせることが大事です。#僕は、勉強もゲームもスポーツも同じくらい楽しいと思っています。 僕の意見では、勉強もスポーツも 「ゲーム」と同じ要素を持っていると思います。 その「同じ要素」に目を向けて、 楽しく、ワクワクできるものにしていく、 そういう工夫が大事なのだと思います。 自分の授業の参考に、「授業の名人」と言われる先生の実践を 本で読むことが多いですが、 「授業の名人の授業」は、大人気のゲームソフトと同じくらい楽しいです。 今日も「算数」の正木先生の本を読みながら、 マンガを読むときのように笑っていました。 ゲームに負けないぐらい楽しい授業をする、 そういう気概を持って、授業研究・授業の準備をしていきたいです。・すべての子供が天才の芽を持っています。 ですから、英才教育は大切なことです。 始めるとしたら、3歳がベストです。 毎日20分でいいので、必ず練習をさせること。 毎日20分続けると「中毒」になります。 それが大切なのです。 やらないと気持ちが悪い、やらずにはいられない、 そう思い始めたら、かなり進歩している状態です。=============================これで、長く続いた「ヨコミネ式」の紹介を終わります。『天才は10歳までにつくられる』 読み書き、計算、体操の「ヨコミネ式」で子供は輝く!(横峯吉文 、ゴルフダイジェスト社、2007、1200円 )最近は「ヨコミネ式」の新しい本が書店に並んでいます。以下は未読ですが、興味のある方はチェックしてみてください。『ヨコミネ式子供が天才になる4つのスイッチ ヨコミネ式読み・書き・計算で子供は面白いほど伸びていく! 』(横峯吉文 、日本文芸社、2009、1300円)↓DVDがついている本もあるようです。『DVDでわかるヨコミネ式子供が天才になる4つのスイッチ ~読み書き計算体操音楽ヨコミネ式学習法を特別映像で解説』(横峯吉文 、日本文芸社、2009、2300円) ブログ王ランキング ▲よければ1クリックお願いします。ブログ継続の力となります。
2010.04.18
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横峯吉文『天才は10歳までにつくられる』6~上達のためのポイントとは!? の続きです。=============================『天才は10歳までにつくられる』読書メモ7 (p122~135より)(・は本の記述の抜粋、#の緑文字は僕のコメントです。)・「毎日20分」が子供の才能を開花させる魔法のキーワード・毎日必ず本を20分間読ませます。 そして20分間、書く練習をさせます。 同じように20分間、計算練習をさせます。 さらに20分、駆け足などの体操をさせます。・運動能力の高い低いに関わらず、男の子全員が逆立ち歩きをする。 → ただ、毎日、逆立ち歩きの練習をしただけのこと。#これだけ継続できるというのがすごいことです。 子どもは熱しやすく覚めやすいので、 飽きさせない工夫や、続けていくことの意味を感じさせること、 これがすごく大事だと思います。 それも、時間を「20分」と数字ではっきり区切っているのが素晴らしい。 はっきり具体的にこれを、これだけ続ければ・・・という見通しと それから、達成後のイメージ、上達後の成功イメージが見えれば 子どもは、誰でも、がんばれるはず。 多分、指導者の横峯さん自身が、継続することをずっとやってこられて、 子どもたちにその姿を見せられるから、 だから、他の指導者も子どもたちもついてきて、 成果が見られるんでしょうね。・反復して1度、身につけた基本は、いくらでも応用が効く。#まさにそのとおりです。 片々の知識ではなく、応用につながる「基礎・基本」を どれだけ身につけられるかが、 子ども時代の「教育」にとって最も大事なことです。・薩摩で「郷中(ごじゅう)教育」が生まれたのが今から400年前。・郷中では、 「負けるな」「嘘をいうな」「弱いものをいじめるな」 という薩摩の教えを繰り返し学び、 その上で問題が起こった場合は、詮議を繰り返します。・上からものをいうのではなく、 それぞれの意見を出し合って議論する。 徹底的に詮議を繰り返し、答えを導き出すのが郷中の基本です。 ・また薩摩には「示現流(じげんりゅう)」というものもあります。・初太刀に全勝負をかけて斬りつける一撃必殺、一刀両断の剣法です。・ひたすら打ち込むことで自分なりの一撃必殺の方法を見つけ出し、 剣先のスピードを磨いていきます。 (p135まで)=============================「ヨコミネ式」の生まれた背景には、薩摩(鹿児島県)の伝統的な教育や武芸の方式があったのですね。僕は古いものを学ぶことはとても大切だと思います。長く続いたものにはそれだけのよさがあるからです。新しいものにとびつくだけでなく、古いものも学び、自分の中での理解を確固たるものにしていきたいです。鹿児島は大好きな県です。鹿児島の人はみなやさしい気がします。(^。^)「ヨコミネ式」は鹿児島にあるということで、ますます行ってみたくなりました。『天才は10歳までにつくられる』 読み書き、計算、体操の「ヨコミネ式」で子供は輝く!(横峯吉文 、ゴルフダイジェスト社、2007、1200円 ) ブログ王ランキング ▲よければ1クリックお願いします。ブログ継続の力となります。
2010.04.11
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赤ちゃんがいるとなかなか外食もままなりません。それでも、ママがずっと平日赤ちゃんと家にいるので休日はできるだけお出かけしてリフレッシュを図りたいところ。ちょうどいいWebサイトを見つけました。▼子連れで行ける個室のあるレストラン一覧 (ベビなび。全国の情報から、エリアを絞り込めます。 )今日はこれからここに載っていた福知山の中華料理屋に行ってきます。(^。^)
2010.04.11
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昨日の4月10日(土)、加古川でおこなわれた植松努さん講演会に行ってきました。いやあ~、よかったです。2時間が、あっというまでした。僕が過去に経験した中では、間違いなく一番の講演会だと思います。▼植松努さんの講演会が加古川で開催されます!で紹介した、講演会です。 DVD&ブックに収録されていたお話と話の骨格は同じながら、スライドが豊富に使われ、詳しいお話にぐんぐんひきこまれました。個人的に印象に残ったところを書きます。 ・昔のマンガやアニメは、あこがれられる未来像を子どもたちに提示していた。これ、まさにそうなんですね。僕もマンガやアニメにかなり影響を受けました。『ドラえもん』にしても、科学がみんなをしあわせにする未来像を提示していた。スポーツ根性ものは、「特訓」すれば上達する、強くなる、というイメージを強化していました。講演では、・『鉄腕アトム』にあこがれて実現しようとした人たちの努力が、 「アシモ」にたどりついたという話などをされていました。それと対比して・今のマンガやアニメは「ものをゲットする」ことに あこがれを持たせるようになっているということが言われていました。今のマンガやアニメも、「友情」などの価値観や「努力」などの価値観をベースにうまくストーリーを展開しているものが多いですが、確かに「自分がどんどん成長し、向上していく物語」から「次々と新しいものをゲットしていく物語」に変わっていっているような気もします。ただ、「ゲットしていく」ということも、お金で買うという方法論だけではなくて、「自分で作ることによりゲットする」という方法論がとられるならば、僕はこれはとてもいいことだと思います。僕が子どもの頃、ビックリマンシールが流行りました。男の子たちのほとんどが、シール集めに熱中しました。そんな中で僕は「これはおもしろい」とシールを集めながらも、自分でオリジナルキャラクターを作って、オリジナルシールづくりに挑戦しました。ビックリマンシールの裏面にはキャラクターの説明が3行載っているのですが、うまい文面を考えたりして、既存のものまねしながら自分の創造性をはぐくむことにつなげていたのです。植松さんは思いっきり「自分で作る」派の人です。小学生の時のペーパークラフト作りが、大人になってからのロケット作りにまでつながった人です。そして「自分で作る」との大切さは、僕もひしひしと感じます。植松さんのやっていることはあまりにも先を見ていて、今の周囲の人から見たら「そんなことをやって何になる」と言われるようなことが多いと思います。でも、だからこそ、そうやって言われながらも結果を出してきた、植松努さんの講演を、広く多くの人たちに聴いてもらいたいです。特に、「自分なりに工夫して頑張ろうとしている」人たちの心の支えとしてもらいたいです。DVD&ブックでは、講演録と講演DVDがセットになっていてお得です。見られたことのない方はぜひ!▼『きみならできる!「夢」は僕らのロケットエンジン 植松努の特別講演会 北海道の小さな町工場が"知恵"と"くふう"で「宇宙開発」に挑む』(植松努、現代書林、 2009/9、4200円) ☆以下のブログランキングに参加しています。内容に共感していただける方はクリックください。ここまで読んでくださって、ありがとうございます。 (^0^) ブログ王ランキング
2010.04.11
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同室複数授業の主指導として実施した、今日の2つの授業。「時間配分」の点で対照的でした。1つ目の授業は、開始が遅れたこともあり、いきなり本論から入り、テンポよくサクサクと進みました。予想以上に、スムーズにいった授業でした。担任の先生からは、「子どもが、何をしたらいいか分かりやすかった」というコメントをいただきました。2つ目の授業は、僕や担任の先生の年齢の差の話など、授業のメイン以外の話題から入り、「授業への集中」という意味では一気にくだけすぎた感じ。こちらの授業態度ももたつきました。時間配分としてはかなりスローペースのまま、意外なほど残り時間が少なく、もうあと2分しかないのに次へ進もうとして担任の先生から「次の時間に回しましょう」と言われました。進行が甘かったです。授業の眼目をはっきりさせ、いきなりそこへ突入すること。これにより、子どもの意識が一気に授業に集中する。こういったことを、自らの反省から実感した授業でした。今日は4年生だけでしたが、月曜日は3年生にも授業をします。授業への集中がつくれるよう、気をつけます。 ブログ王ランキング ▲1クリックもらえれば、ブログ継続の力となります。
2010.04.09
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今年度は3・4年の算数を担当することになりました。同室複数指導で担任と一緒に授業を行ったり、担任と別教室で少人数指導を行ったりします。担任を外れるのは今年が初めてです。で、算数の授業のやり方や、大事にしたいことをいろいろ考えていました。ひとつ、大きなこととして「子どもを見る」ということがあります。子どもの実態に合わせて指導を工夫しようとするなら、その前提として、まず子どもの実態を正しく見なければなりません。この「子どもを見る」ということが、できそうで、なかなかできません。特に、僕が入る4年生の学級では、35人以上いますからね。。。(^。^;)一人ひとり、全員を見れるかというと・・・正直、「見ているつもりで見えていない」ことが多いと思います。 先ほど、ネットで「同室複数指導 算数」というキーワードで検索してみました。すると、「丹波市立西小学校 4年生算数研究授業 事後研修会」という具体的な研修内容のパワーポイントが見つかりました。「西小としての授業改善案!」というところでは、次の方法案が書かれていました。===============================子どもの考えをあらかじめ予測したチェックリストですばやく個を把握する===============================なるほど。普通、授業に臨む前には、子どもの反応を予測して臨みますが、それをきちんと「チェックリスト」にしておく。すると、教師の予想が正しかったかどうかもチェックできますし、授業中に大人数の実態把握をテンポ良くリアルタイムにパパパッとこなしていける、というわけですね!これは使えるかな、と思いました。面倒でも、こういうチェックリストを用意してから授業に臨むと、教師としての「子どもを見る力」「授業を子どもに合わせて構成する力」がアップしそうです。 ブログ王ランキング ▲よければ1クリックお願いします。ブログ継続の力となります。
2010.04.07
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今日は始業式でした。やはり子どもの顔を見られるのは、いいものですね。やる気が出てきました。(^^)さて、ブログは横峯吉文『天才は10歳までにつくられる』5~「勉強の必然性が生まれる」とは?の続きです。=============================『天才は10歳までにつくられる』読書メモ6 (p105~121より)(・は本の記述の抜粋、#の緑文字は僕のコメントです。)・子供たちは、子供たち同士で影響し合っています。・走るのが速い子供の走り方を自主的に観察して真似てみようと思ったりします。・競争させることが、ポイントなのです。 そして、そこに達成感を与える。 だからこそ、子供は伸びるのです。#友だちと比べて自分がどうだ、というのを気にしすぎると マイナスに作用する・・・ と思ってしまいますが、 逆にプラスに作用すれば、発奮することにもつながります。 「学び合い」という考え方にも通じます。 要は、みんなでゴールを目指す、という学習集団の方向性だと思います。 競争させることがポイントなのではなく、 その上で「達成感を持たせる」こと。 そっちのほうがポイントではないでしょうか。 競争種目にもよるでしょうけど。・勝ったり、負けたりをきちんと体感し、 その感情処理の仕方を、自ら学んでおかなければならない。#勝ちっぱなし、負けっぱなしはおもしろくないので、 そのあたりの手立ては必要ですね。 運動だけでなくて勉強の場面でも、 「かしこい子の方が間違える」という逆転現象が見られる学習 というものもあります。 「勉強ができる」「できない」を競争させるなら、 それが固定化されないような要素を学習に持ち込まないといけない。 でなければ勉強がつまらなくなります。 ・上達していなければ、きちんと叱る。 「もう1回やってみろ」と何度でもやらせます。#「上達していないから叱る」ということは僕はしないのですが、 「鍛える」ことをめざすなら、それは必要かもしれないと思います。 そして、「もう1回」。 大事です。 子どもから言いだす方が望ましいですが、 教師から指示してやらせるのも必要です。 そして、「もう1回」やったときに、 前よりも「上達した!」「やった!」ということを確認して 終わりたい。 「もう1回やればもっとうまくできるはず」という教師側の見極めが 大事ですね。・「できる子」と「できない子」、 「成績いちばんの子」と「成績ビリの子」の差は、 脳の性能の良し悪しではなく、 「自学自習」できるかできないか、 つまずいたときに自分で解決しようとするかしないか。(p121まで)============================= 『天才は10歳までにつくられる』 読み書き、計算、体操の「ヨコミネ式」で子供は輝く!(横峯吉文 、ゴルフダイジェスト社、2007、1200円 )読んでくださって、ありがとうございます。感想・ご意見、大募集中です。思ったこと、何でもお寄せ下さい。 それではまた! ブログ王ランキング ▲よければ1クリックお願いします。ブログ継続の力となります。
2010.04.06
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横峯吉文『天才は10歳までにつくられる』4~子供が上達するヒミツとは?の続き。今回、新年度ということから、自分のアイデア出しのため、今までの中でも特に、「思いついたことは何でも書く」という方式で、緑のコメントを増やしています。=============================『天才は10歳までにつくられる』読書メモ5 (p82~104より)(・は本の記述の抜粋、#の緑文字は僕のコメントです。)・母の溺愛ほど、人を堕落させることはない。 溺愛する理由の多くが、実は子供のためではなく、親本人の満足である。#ヨコミネさんは「溺愛」を戒めます。 「愛」と「溺愛」のちがい、 みなさんはどう考えますか?・とにかく子供たちが「学びたい」「勉強がおもしろい」と思える 環境を作ることが大事。#まったく同感です。 では、具体的にどうするか? 勉強を好きにさせたいのですが、そのための環境とは!? たとえば、算数の単元を1つのプロジェクトと見立てて、 ゲームのように進行させていくのも1つの方法でしょうね。・私の保育園では、たとえば9時に登園したら、 まず自習。 本を読み、書き取りをし、算数プリントの自習を各20分間します。#このあたり、「くもん」式に近いかもしれません。 子どもが自分から動けるような、見通しのきくシステムを作る。 教師がつくにしても、あたかもスーパーのレジ前のように 子どもの動線をはっきりさせる。 子どもが目的を持って動けるように 教室内の配置を考え、それを1年間ずっと通す。 教師が動き回り、子どもがずっと自分の席に座りっぱなしの授業よりも、 たとえば、そういうことを考える。・「教えよう」などと考えてはいけません。・上手にヒントを与え、やる気を出させること。#「!」(ビックリマーク)のある授業、 というようなことを言われた先生がおられたような、おられなかったような。 ひらめきは、子ども側に生まれるように、 教師側はみちびく。 すごく単純な例で言うと、 教師の説明を、言いかけて途中でやめる。 途中でやめられると、どうしても続きが気になり、 自分で答えを考えだします。 ゲームやマンガではよく使われる手法です。 「さあ、そのときあらわれたものとは!? まて、次回!」 というメッセージとともに画面にはヒントとなるシルエット、 みたいな。(笑)・体を思いきり使って遊ぶ。・特に自然の中で遊ばせる。・魚を上手に取るためには、どれだけ頭を使うでしょう。 楽しみながら頭を使い、魚というご褒美までつく、大切な学習です。・人間は手や体を使って覚えたことは簡単には忘れません。・「危ない」「汚い」「邪魔」は禁句です。#まさに、そうですね。 小学生がかしこくならないとしたら、 机といすの環境にしばりつけているからかもしれません。 普通教室でも、その気になれば、体を動かして学習を進めることはできます。 ただ、「危ないからやめなさい」は、集団生活をする学校の中では いっぱい言ってしまいそう。 それでも、たとえ「危ない」ことを制止したとしても、 こういう思想にふれておけば、 そういう子そのものを否定せずに済みます。 危ないことを思いっきりやる子どもを、ある意味では、尊敬できます。・年長の子供たちが、 学習できていたり、 跳び箱が飛べたり、 逆立ち歩きができたり、 楽器ができることを見ると、年下の子供たちは憧れる。#異年齢集団が一緒に遊び、学ぶことのメリットですね。 同年齢集団でこういう「憧れ」が成立してもいいわけです。 集団で学ぶ最大の意味は、これではないでしょうか。・園児たちにレスリングをさせる。・男の子は幼児期に、取っ組み合いを体験することで、 自分の体の力や人に対するときの力加減を学ぶのです。#相撲でもいいですね。 女の子も、強かったりします、相撲。(^^) ・貧乏であることは、ひっきりなしに頭を使っていること。・手に入らないから、あるもので代用しようと工夫をしたり、 自分で計画をたてて貯金をしたり、 手作りをすることもありました。・欲しかったものを手に入れると、そのありがたみはひとしお。 ものを大切にしようという気持ちも深まります。・ものはないくらいのほうがいいのです。・特にものの大切さを教えなければいけない幼児期には、 ものを与えすぎないこと。#いやあ、そうなんですよね。 そう言われれば、納得するのですが・・・。 僕も親になりましたが、 子どもから懇願されたら、自分の子どもに甘くしてしまいそう。 「ほしい」と言われればホイホイ買い与えてしまいそうです。 教師が「教えない」という思想、 教師がラクをして子どもに苦労させるという思想も、 これと同じことを言っていると思います。 ものがありあまっている現代だからこそ、 本当に大事な教育とは、こういった 「ものを大事にする」「ものに感謝する」人づくりではないでしょうか。 この間ブログで講演会の告知をした植松努さんも、 「ほしいものは自分で作る」と言われていました。 自分で作るためには、勉強しないといけない。 ここでやっと、勉強の必然性が生まれます。 現代っ子が何のために勉強するか分からないとしたら、 それはあまりにも恵まれすぎて、 ほしいものや、かなえたい夢がないからなのではないでしょうか。(p104まで)=============================今日もたくさん書いてしまいました。具体的な教育論にふれることで、自分の大事にしていきたいことや、何を目指して何をしていきたいかが、明確になっていっている気がします。この本との出会いに感謝します。『天才は10歳までにつくられる』 読み書き、計算、体操の「ヨコミネ式」で子供は輝く!(横峯吉文 、ゴルフダイジェスト社、2007、1200円 )読んでくださって、ありがとうございます。感想・ご意見、大募集中です。思ったこと、何でもお寄せ下さい。 それではまた! ブログ王ランキング ▲よければ1クリックお願いします。ブログ継続の力となります。
2010.04.05
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昨日、今日と兵庫県丹波市内でお花見スポットをまわりました。昨日は「見分かれ公園」。今日は「大杉ダム」。すっごく よかったです!特に大杉ダムは、僕が自然が好きなので、大満足しました。100点満点で点数をつけるなら、120点です!100点を超えています!広い湖(ダムですが自然色が豊か)、山の景色、何十本もの桜、人がたくさん来ても気にならないとてつもない広さ(ダム周り)。最初お花見をしたところでは、無料でシカ肉もいただきました。おいしかったです。また行きたい。すばらしいところでした。「大杉ダム」という名前だけだとあまり分かりませんが、イメージとしては「国立自然公園」ぐらいイメージしてもいいかもしれません。(^。^)場所は兵庫県丹波市市島町。釣りもできます。▼参考リンク 大自然を満喫 大杉ダム自然公園(ラサンカ~名所めぐりさんのサイト) ブログ王ランキング ▲よければ1クリックお願いします。ブログ継続の力となります。
2010.04.04
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このブログの「読書メモ」のリスト、3月分を追加し、更新しました。▼ブログで紹介した「読書メモ」一覧 ブログ王ランキング ▲よければ1クリックお願いします。ブログ継続の力となります。
2010.04.03
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ちょっと日にちが空いてしまいました。横峯吉文『天才は10歳までにつくられる』3~3歳から毎日させるとよいことは?の続きです。=============================『天才は10歳までにつくられる』読書メモ4 (p53~81より)(・は本の記述の抜粋、#の緑文字は僕のコメントです。)・子供たちが自ら「もう1度したい」 と思うときが伸びるとき。#そういう意味では、 「できなくてくやしい」という体験はとても貴重です。 子供が熱中するゲームも、 単純なルールのアクションゲーム(「マリオ」など)は、 「できなくてくやしい!」という思いが、 「もう1回!」というやる気になって、 どんどんやり続けることにつながります。 ヨコミネ式は、「厳しさ」を強調されますが、 そういう、挑戦意欲を書きたてる、チャレンジングな課題設定がひとつ、 ポイントではないかと思います。(音楽)・好きな曲を自由に弾かせるとみるみる上達します。・3歳の夏になったら、ひとりひとりにピアニカを与えます。・実際に唄ったり、楽器を奏でたりすることが、何より楽しい。・「ヨコミネ式」では楽しい部分だけを与えます。#「楽しい」=「ラク」ではないですね。 それは大人の発想です。 先ほども言いましたが、「楽しい」は「チャレンジング」に言い換えられると 僕は思います。 「やりがいのあるゲーム」っていう、イメージですね。・子供にとって必要なのは、まず楽しさ。 そこからスタートしていけば、 自然と基本に立ち返ろうという気持ちになるのです。 自分の頭で基本が大切だと気づいて、自然と練習するようになるのです。・毎日30分のピアニカの練習を小学6年生まで続けたらどうなるか。☆「自学自習」のメカニズムが「ヨコミネ式」です。◎基本になるのは子供たちの、「自ら学ぶ力」・教師や親のせいで自分の能力をなめてかかる子供たちが増えています。・子供に限界はない・シンプルな「読み書き・計算」 それを貫くことで、子供たちの能力をフルに回転させます。#大事なのは、「読み書き・計算」ではなくて、 「それを貫く」ほう。 そこを読み違えてはいけません。・親は子供に絶対に教えない 徹底的に「自学自習」を身につけさせる#今日、ネット動画で「JIN-仁―」のTVドラマ第8回を見ました。 このドラマを見ていると、主人公の必死さ・ひたむきさが伝わってきます。 それに感化されて、まわりが応援したくなる。 「徹底的にやっているかどうか」 全部が全部、そんなことはできません。 でも、大事なこと、自分はこれを思う、これしかないと思う、 それだけを徹底的にやることで、道は開ける。先へ進める。 子育て、教育も、それにつきる。 選択と集中。 1点集中。 「教えない教育をする」と決めたなら、それを貫かなければ。 僕は、そこが弱い。 ゆらがないように、迷わないように、 こういう本を読んで、意識を強化します。 エネルギーを集めていきます。・子供は甘やかさずにどんどん叱る。 親の厳しさが子供を育てます。・厳しい中でやっと褒められるから、子供の心に響くのです。#子供への厳しさは自分への厳しさ。 選択、集中、徹底。 決めたらやりぬけ。 まず自分、そうすれば子供は、教えなくても、やる。・褒めるより認める。 そもそも、子供を褒めるという行為自体、子供を見下しているのです。 無限の可能性のある子供を見下してはいけません。・子供はバカではありません。 大人が本気なら、それはきちんと伝わります。(p81まで)=============================新年度スタートまであとわずか。この土日は気合を入れて、新年度の授業準備にいそしんでいます。この本を読み返すことも、気合入れ・意識の集中に一役買っています。大事なのは「教育の内容」よりも、まず教え手の意識・覚悟・エネルギー。そういうふうに、僕は理解しています。本を読むことで、自分のできていないことを叱ってくれることにつながります。 そうすると、それを乗り越えようと、意識してがんばることができます。本との出会いに感謝。新年度に開ける未来に感謝です。↓本の購読はこちらから。『天才は10歳までにつくられる』 読み書き、計算、体操の「ヨコミネ式」で子供は輝く!(横峯吉文 、ゴルフダイジェスト社、2007、1200円 )読んでくださって、ありがとうございます。ではまた! ブログ王ランキング ▲よければ1クリックお願いします。ブログ継続の力となります。
2010.04.03
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今日届いた「てっぺん大嶋啓介の【夢エール】Vol.921」というメールマガジンで、知りました。すごい!植松さんの、日本一の講演会が、ナマで聴ける!植松努さんをご存じない方は、DVDブックの詳細レポートがありますので、それを読んでみてください。▼植松努さんの"日本一感動する講演会"その中身について 1 肝心の、兵庫県加古川での講演会情報&申し込みは、こちらから。 「夢をあきらめない」植松努加古川講演会 4月10日(土)14時~17時 加古川市民会館 ブログ王ランキング僕がディズニーランドで学んだ大切なこと
2010.04.02
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「てんつくマン」の音声ファイル配信がついちょっと前に、始まりました!てんつくマンについてはこのブログでも過去に紹介しました。一番最近は、この記事です。僕が直接お会いして、色紙を書いてもらった時の話です。▼てんつくマンからの色紙 (2010年01月02日の日記)その、てんつくマンの、経験から語られるセミナー音声がこれです、↓てんつくマンの「奇跡の起こし方」有料音声ですが、無料で部分試聴できます。講演会などで話されている内容と重なる部分が多いです。てんつくマンファンの方も、ちょっと気になる方も、まずは聴いてみてください。かなりすごい人生を送ってこられた方です。きっとあなたが思い通りの人生を生き抜くためのエネルギーになると思います。以下は、音声ファイル販売元から届いた説明メールの抜粋です。===============================てんつくマンの周りには、信じられないことがたくさん起こります。 仕事も何もない800万の借金をかかえていた人が、1年後に6000万円を集め映画を作ったり ガンで余命いくばくもないと言われた人が、夢を見つけマラソンを走ったら、ガンが直ってしまったり 100人を超える人が中国やブラジルまでわざわざ植林にでかけていって、大きな夢を見つけて帰ってきたり てんつくマンを見ていると 奇跡は、起こるのではなく 人が奇跡を起こすのだと強く感じます。 そして、てんつくマンの話を聞くと、 本当に人にはたくさんの可能性があると心から思うことができます。===============================セミナー音声ファイルはダウンロードですぐ聴けます。僕は通勤時間が長いので、CD-Rに焼いて通勤の車の中で聴いています。セミナーの内容がいいのはもちろん、声の調子から元気や明るさが伝わって、気分がよくなったり、元気になったり、ときには感動して泣いてしまったり・・・おススメです。(^0^)↓他にも、セミナー音声のダウンロード販売がされています。 興味のある方はチェック! 個人的なおススメは、「僕がディズニーランドで学んだ大切なこと」。 それから中村文昭さんの音声ファイルです。 聴くと、元気になります! ブログ王ランキング僕がディズニーランドで学んだ大切なこと
2010.04.01
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