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今週になってから(と言っても今日で2日目なのだが・・・)松山地方も梅雨らしい天気になってきており、昨日の月曜日だけで50ミリ以上の雨が降ったのだ。私の住んでいる松山地方は「瀬戸内海気候」で年間降水量が少ないのだが、それでも年間1400ミリ以上の雨が例年なら降っているのだ。月平均するのはおかしいのだが、1ヶ月に120ミリくらいの雨が降る計算にはなるのだ。4月・5月の降水量は例年比べて少なかったが、6月の降水量はこの月末の雨のおかげで、平均以上は振る見込みになりそうだ。(梅雨の6月に平均くらいの降水量ではでは心もとないのだが・・・)天気予報によるとこれからの数日も、梅雨前線が本州付近に停滞するそうで、九州から東北にかけての広い範囲で雨が降るともことだった。遅ればせながら本格的梅雨の雨が、どうやら今週は期待できそうなのだ。(それこそ「雨々、フレフレ・・・」なのだ・・・) 今年の五月は旧暦で言うと「閏の五月」があり、早く言うと5月が2日月続くのだ。このため梅雨入りは遅くなるとは思っていたのだが、やっと本格的な梅雨になってきたのだ。今まで水不測で困っていた松山地方でも、梅雨前線の活動が活発になってきたおかげで中国地方では、雷を伴って非常に激しい雨が降りはじめており、四国各地でも大雨になりそうな予想が出ていた。天気予報でも「大雨洪水注意報」は発令されており、「土砂災害や河川の増水などに警戒して下さい」のコメントが出るようになってきた。どうやら金曜日までは梅雨前線の影響で雨の日が続く見込みなで、気温も平年より高い日が多く湿度も高くなって、梅雨独特の「ムシムシ、ジメジメ」した日が続きそうだ。本来ならいやな天気なのだが、水不足に悩んでいた松山市には、恵みの雨になりそうだ。 この今降っている雨で、松山市の水源である石手川ダムの貯水量もやっと回復してきたのだが、それでも50%を割り込んでいるのだ。6月になって今まで100ミリ以上の雨が降っていたのに、石手川ダムの水位が減り続けていたのは、いったいどういうことなのだろう。松山市のもう一つの水源である地下水の水位は、雨が降り始めた今月になって回復し続けて、現在では平均くらいまで回復しているのだ。それが石手川ダムの水位だけが、雨が降っているのに減り続けていたのは、簡単に言えば流入量よりも放流量のほうが多かったからなのだ。このことは松山市のHPを見てみるとよくわかるのだが、このHPでは渇水状況を市民に知らせるために、石手川ダムの水位や取水井戸の水位など多くの情報を発表しているのだが、石手川ダムへの流入量や放流量のデーター等、松山市にとって好ましくないデーターは隠しているのだ。 上水道にしても給水量は発表しているが、(全国一一人当たりの給水量は松山市が少ないのだが、その量さえも減らしているのだ・・・)農業用水と灌漑用水の量は一切公表されていないのだ。地下水の水位も回復していると言ったが、これは農業用井戸の使用を6月になってから止めたおかげなのだ。(それまで使い放題井戸水を汲み上げていたのだ・・・)石手川ダムの貯水量が減り続けていたのも、農業用水や灌漑用水のためにドンドン放流していたからなのだ。このことは少し気をつけてみるとわかることで、市内の果樹園では灌漑用のスプリンクラーは回り続けて、ブドウやミカンに給水しているし、田んぼ用の用水路には、田植えが終了するまでどこも水が流れているはずなのだ。
2009年06月30日
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今年の年末年始のTV中継は貧困対策ということで、「年越し派遣村」のニュースがどのマスコミにも登場していたのだが、この「年越し派遣村」が開村してから6月末で半年になり、村の援助を受けた人たちに実行委員会が行ったアンケートと結果がまとまったのだ。このことは私が月末の金曜日深夜には「朝まで生テレビ」を見ることにしており、その「朝まで生テレビ」の今月のテーマが「貧困対策」であり、「年越し派遣村」の村長をしていた湯浅氏が番組の中で、「年越し派遣村」の実行委員会が今月いっぱいで解散することを語っていた。この「年越し派遣村」は当初の予定では、年末年始に活動を行い1月5日に解散予定だったが、予想を超える多くの人が支援を求めてきたことや、3月末から4月にかけて年度を超えた就労支援の必要が出たことから、東京・日比谷公園に開設された実行委員会を存続してきたそうだ。 あれほど年末年始には、TVなどにマスコミで騒がれた「年越し派遣村」だったが、その実態は年越し派遣村に登録した人は505人の内、就労が確認できた人はわずか13人にとどまり、雇用をめぐる厳しい実態が浮かび上がらせる結果になっているそうだ。「年越し派遣村」の援助を受けた人たちに行ったアンケート結果によると、回答者のうち就業できた13名人を除く55人が、現在も就職活動中だったが、面接を10件以上うけても就職できない人が9人いるそうだ。また、回答のあった108人の約8割に当たる81人が、生活保護によって生計を立てているそうで、失業手当や就労支援金など生活再建の手だてとなる支援の受給者は全部で12人にとどまっているとのことだった。(この事実を当然ながら大村厚生労働副大臣は知らなかったのだが・・・) 私ももう3年位前になるのか、松山市で「反・貧困」キャンペーンのことを湯浅氏の講演で知って、この運動に参加さえてもらっているが(ほとんど実際の活動は出来ないので、寄付と言う形での活動参加になってはいるのだが・・・)「朝まで生テレビ」で言っていたとおり、状況は好転しているとは言いがたいみたいだ。今回の討論で貧困問題をテーマにしての「朝まで生テレビ」は3回目となるのだが、労使とも貧困の原因となっている労働問題の関係者がいなかったのは、労働組合の活動をしている私には何か物足りなさを感じた。リアルな労働現場の実態をよく知っており、それこそ「新たな貧困」を日々生み出す企業の横暴をも鋭く告発していた「首都圏青年ユニオン」の代表者がいなかったのは、どうしてもおかしいと思ってしまうのだ。 土曜日には松山市で「反・貧困」ということで、大阪市で路上生活者を支援する会の代表者の講演会があったので参加したのだが、やはり事態は悪くなっていると言うことだった。その話の中で大阪では、週に一度くらいの割合で路上生活者にガソリンをかけて、火を付けたりする凶悪犯罪が起こっているのに、そのことはマスコミが一切報道しないのはおかしいと批判していた。日曜日には貧困からの自殺問題をTVで放送していたが、政府は貧困の実態調査さえ実施しておらず、大村厚生労働副大臣が貧困の定義も満足に答えられないくらい、貧困の実態さえ把握しないでおいて、貧困問題への有効な対策が打てるとは到底思えない。
2009年06月29日
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昨晩は松山市の中心商店街で毎年行われている「土曜夜市」に出かけてみたのだが、チョッと混雑していて歩きにくいのだが、このようなイベントは子供連れからお年寄りまで、楽しいこと間違いないみたいで、けっこう多くの人が出ていた。私も市駅から大街道まで電車に乗って、夕食を食ってからブラブラと歩いてみたのだが、街には金魚すくいやたこ焼きなど昔懐かしい楽しい露天や、ネイルアートや虫を売る新しいがビックリするような露天がいっぱい並んでいた。今年の土曜夜市は例年よりも1週間早い先週から始まってそうで、私も毎年一回くらいは家族と土曜夜市に行くことにしているのだ。(確か昨年は8月になって最後の土曜夜市に行ったと記憶しているのだが・・・) 大街道に面している三越松山店でもこの土曜夜市に合わせ、男女8人の店員が浴衣で接客しておたが、私が見たところでは年々、浴衣姿の若い女性が増えているように感じており、やはり土曜夜市は若い女性の浴衣姿は華やかでいいと思っているのだ。この土曜夜市は今年は8月1日までの毎週土曜日に行われるそうだが、イベント情報で調べてみると夜市とは言いながら開始時間が13:00になっているのだ。(このことは始めて知ったのだ・・・)この土曜夜市も郊外にエミフル松前が出来て、ラフォーレ松山が無くなった関係で、お客様の数が大きく減ったとTVで言っていたのだが、実際に歩いてみると予想以上の人でびっくりしのだ。私は土曜夜市などでは、何を買うというわけではないのだが、呼び込みの声が飛び交う活気のある土曜夜市は、人ごみに押されながら歩くこともあまり気にならないし、歩いてるだけで楽しい気分になるものだ。 昨晩は家族で土曜夜市に出かけたのだが、まずは大街道近くの日本酒の立ち飲みバーで喉を潤してから、土曜夜市が行われている大街道から少し路地を入った蕎麦屋で蕎麦を食って、本当にブラブラと露天を眺めたりしながら、1時間くらいかけて夜市全体を銀天街に向って歩いてみたのだ。そこで気が付いたのことなのだが、大街道では多くの露天が出ており活気もあったのが、銀天街に入ると土曜夜市の終了時間も近くなったこともあり、出ている露天も少なくなってきていたのだ。一緒に行った嫁さんも「最後にたこ焼きでも買おうと思ったが、店が少なくて買いそびれた」と文句を言っていた。(けっきょく嫁さんは、半額奉仕以下で安売りのジャスミン茶だけ買ったのだが・・・)私にいたっては何も買わずにただ歩いただけで、嫁さんが買った50円のジャスミン茶を少し飲ませてもらって家に帰ってきた。 土曜夜市のあと風呂に入ってビールを家族で飲んだのだが、子供が「あれだけの人がいたら、新型インフルエンザに感染している人もいたかもしれない」と言ったので、「シマッた、マスクをしていなかった」と思ったが、それこそ後の祭りということだろう。子供達には「人ごみには近づかないように・・・」と注意をしているのに、私自身が人ごみの中に出かけるとはなんたる失態だろう。まあ、土曜夜市にはそんなことを忘れさせてくれる何かがあるのだろう。
2009年06月28日
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新聞を読んでいたら日本の徴兵制どのことが載っている記事があり、二十歳になった男性は明治期から徴兵検査を受け「甲種合格」となったら軍隊に入る義務があったそうだ。それが大正時代になると世界的な軍縮に時代となって、この「甲種合格」の者が役場等に集められくじを引かされたそうだ。当たらなかった者は「くじのがれ」と呼ばれ軍隊に入隊しなくてもよかったそうだ。この者達はおおっぴらには喜べなかったそうだが、大変うれしかったと話していたそうだ。たしかに軍務に服するかどうかは、この時代ではその人の人生や場合によっては、生死に関わる大事件になるはずだったのだ。これを一回のくじによって決められていたとは、今の世の中では考えられないことであるが、このことはあまり歴史の話の中でも語られていない部分なのだろう。 きっと戦前などは「富国強兵」とか「国民皆兵」とか言われていた時代なので、そんな時代に「くじのがれ」で軍隊に入らなかったことが、気はずかいい思いをして人も多かったのではないかと想像できる。申し訳ないという引け目な気持ちがあったのではないだろうか。少し調べてみたところ戦時中にも厭戦の記録は多く残っており、厭戦の最たるものは兵役逃れになるだろう。兵役と言うのは表向きは名誉なことだが、実際は命の危険もある仕事だから行きたくないという人もいる。「甲種合格・くじのがれ」が一番いいと云われていたそうだ。戦前の男子は二十歳になると徴兵検査を受け兵籍に編入されたが、官吏・国立学校生・戸主・嗣子・二百七十円納税者等は兵役免除としたので、多くの兵役免除者がいたそうで、徴兵忌避のため分家する者もあったそうだ。 しかも軍隊に行かなくてもよいようにと「徴兵免役心得」という本も出版されていたそうで、この本を上手に使って兵役免除者になった輩がたくさんいたそうだ。多くの場合は自らの肢体を損じたり、50歳以上の者の養子は免役されるので、養父の年齢をごまかしたり、漁業や炭鉱夫などの出稼ぎに名を借りて逃亡したという。明治時代はじめの記録では徴兵人員が約30万人に対し、免役者が24万人弱と82%が免役となっているそうだ。もっとも太平洋戦争が始まる時分になると、この免役制度と言うものがダンダン縮小されて、最後はどのようなところにも召集令状である「赤紙」が来ることになっていくのだ。(落語家の話の中では、先代の林家三平師匠のところにもこの「赤紙」が着たそうで、「この時点で日本の敗戦を感じた」と言うのがあるそうだ・・・) このように戦前は、軍隊に行かなくてもよいようにと言うことだったのだが、現在ではどうも裁判所に行く出頭命令が、どうやら現在の「召集令状」のようなものみたいだ。今年の5月からいよいよ「裁判員制度」が始まったのだが、こうなるとこの「現代の赤紙」から逃れるにはどうしたらよいのかという本が売り出されたそうで、それが「徴兵免役心得」ではないが、「裁判員免役心得」になるのかもしれない。(面白そうなので図書館で借りて読んでで見ようと思っている・・・)
2009年06月27日
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気象庁が昨日7~9月の3カ月予報を発表したのだが、それによると今年の夏は、この時期に発生するとみられるエルニーニョ現象の影響も考えられ、太平洋高気圧の勢力が先月時点の予測よりやや弱いものの、おおむね平年並みで気温も平年並みの所が多いとのことだった。水不足に悩んでいる松山市でも、今週は少し雨が降ったので時間断水こそは免れてはいるが、ここ数日は天気が良くて降水量もなく、水不足解消にはいたっていないみたいだ。この3ヶ月予想も少し前までは、「北日本を除いて暑い夏になる」となっていたのだが、降水量も例年なみだと言うことなので、少しは雨も降ってくれるだろう。その予想によると「7月は北日本で天気が数日の周期で変わる日が多く、東日本では曇りや雨の日が多い。西日本では前半は曇りや雨の日が多く、後半は晴れの日が多い。沖縄・奄美では晴れの日が多い」となっていた。 水不足解消の頼み綱であるの降水量についても、「全国的にほぼ平年並みの見込み」だそうで、「高気圧が西日本に偏った去年よりは湿った空気が日本列島に上空に流れ込みやすく、盛夏は雨も平年並みに降りそうだ」と解説が付いていた。今週末の天気予想では土曜日と日曜日は雨が降る予定だったのだが、現在の天気予報によると愛媛県は、「高気圧に覆われて概ね晴れていますが、南予の山地では日射の影響で、雨の降っている所があります。今日から明日にかけては、高気圧に覆われて概ね晴れますが、午後は日射の影響で山地を中心に雲が広がり、雨となる所があるでしょう」となっていた。今度雨が降るのはどうやら来週の半ばくらいになりそうだ。もっとも降水確率で言うと、今週週末から来週にかけては40%くらいになっているので、どうしても雨が降ってもらい水不足の解消を願いたいものだ。 ここのところの雨で時間断水は実施されていないが、断水の回避を素直に安心できないのはなぜだろうか。毎年この時期になると言われる水不足のせいではあるが、そもそも今回の断水方針が、広く市民に理解されていたとは私には思えないのだ。私は仕事の関係で天気のことには敏感なのだが、一般市民や農業関係者は恒常的な水不足に対して、どのように考えて節水をしているのだろう。今回の早めに時期の時間断水等松山市がとってきた「早めの対応」は、ある程度評価できるのだが、今回の断水決定やその中止などは、唐突な印象を持った市民は少なくないみたいで、このような急な方針転換は混乱のもとになるだろう。誰も断水などはよろこびはしないが、ある程度は仕方がないと市民の多く思っているのだから、時間断水をしてみてもよかったのだがないだろうか。 今回の地下水の水位低下にしても、その原因などは一切明らかにされていないが、私が思うには平成6年の異常渇水を機に、松山市周辺では自前の井戸を設けた事業所や家庭が増えたからだと思っている。その個人的な井戸の数や揚水量は、誰も把握できておらず、ましてや地下水位の低下との因果関係を知る方法もないのだ。松山市の場合井戸の設置には許可制や届け出制を設けていないからだ。すべての水源を地下水に求める熊本市などは条例をつくり、事業者に報告と節水義務を課しているそうなので、松山市も地下水への負荷を目に見えるかたちで検証できる仕組みを、そろそろ流域全体で考えるときにきていると思うのだ。
2009年06月26日
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先週の土曜日と日曜日は強制的に仕事をお休みにして、(そうしないと先週は働きづめだったので…)家で趣味の料理を作ったりして「父の日」を満喫していたのだが、TVで懐かしい映画を見ることが出来た。映画に夢中になり始めた青春時代に憧れた映画と言ったら、やはり「007/ジェームズ・ボンド・シリーズ」をとりあげない訳にはいかないだろう。実際、多く同年代の男性がそうだった様に、ボンド・ガールの何人かの女優は私の心をときめかしたのだ。土曜日と日曜日の「ムービープラス」で放映していた、シリーズ第1作の「007は殺しの番号 ドクター・ノオとシリーズ第2作「007危機一発/ロシアより愛をこめて」を楽しんで観賞することが出来た。私がこの「007」シリーズの初期作品である2本をを見たのは、もちろんロードショーではなくてリバイバル版のはずなのだが、今見ても十分楽しめたのだ。 ところで「ボンド・ガールNo.1は誰か?」という質問に対し、アンケートの結果によると初代ボンドガールである「ウルスラ・アンドレス」になるそうだが、日本人の多くがシリーズ第2作「007危機一発/ロシアより愛をこめて」の「ダニエラ・ビアンキ」をあげるそうで、私もその一人である。(久しぶりに映画を見て、首にまかれた黒いチョーカーだけの姿のセクシーなことに感動したのだ…)早速映画の解説をITで調べてみると、「『ロシアより愛を込めて』では、清楚で知的な美人であるが、実はタフでセクシーで気が強く、ボンドを誘惑するソ連の諜報員『タチアナ・ロマノワ』役を演じ、以後のボンド・ガールのイメージを作り上げた」となっていた。(ロシア人の役をやっていたのだが、イタリア生まれで「ミス・ローマ」だったそうだ…」 ついでに初代ボンドガールの「ウルスラ・アンドレス」は、さすがにボンド・ガールNo.1とアンケートで選ばれるだけあって、「野性的で奔放な顔立ち、白いビキニに映えるグラマラスな肢体。それまでの日本映画では絶対お眼にかかれなかったといっていい女優。画面に展開するグラマーな外人女性の水着姿は絶品で、筋肉質な大型グラマーぶりと独特の美貌を買われ、初代ボンドガールの『ハニー・ライダー』役に抜擢された」となっていた。どちらの女優もすっかり忘れていたのだが、高校生時分に年100本くらい映画を見ていた時代を思い出したのだ。私の中で「ジェームズ・ボンド」と言ったら、「ショーン・コネリー」しか思い浮かばないのだが、ちょうどこのシリーズころは30代になったばかりで、一番油の乗り切ったころだったそうだ。 私のマンションでは「ケーブルTV」を見ることが出来るので、多くの映画を楽しむことが出来るのだが、高校生くらいに見た映画が一番印象に残っており、(今回週末に見た「007シリーズ」の初期作品はその典型的な映画なのだが…)これからは少し映画番組の番組表も、検索してみようと思っているのだ。
2009年06月25日
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後進に道を譲るという関係で、昨年から事務所の野球チームの練習にはめったに参加しなくなったのだが、昨日はほぼ1年ぶりに野球部の練習に参加して、選手と同じメニューをこなしてみた。もちろん練習には何度か行ってキャッチボールやノックなどは手伝っていたのだが、今年は野球は見るだけにするつもりだったのだ。(昨年はそれでも大会ではコーチャーとしてユニフォームを着て、ベンチに入っていたのだ…)今年は仕事の関係もあって完全引退と言うことで、会費を払うだけの部員にしてもらっていたのだが、選手が足りないそうで1年で現役復帰になりそうだ。それと言うのも今年は毎年参加している大会が、同じ日に行われるみたいで、監督の方針でどちらの大会にも参加するそうだ。 私の事務所の野球チームの監督は、地域の軟式野球連盟の役員をしている関係で、どちらの大会にも義理があるのは理解するのだが、二つの大会に同時に参加するのは私は無謀だと思っている。私は一応Aチームと言うことで、県大会まである野球大会の南予予選に参加するのだが、今年はけっこう厳しい組み合わせみたいだ。それでも久しぶりに身体を動かしてみると、さすがに生きたボールを打っていないので、フリーバッテングで快打連発とはいかないが、自分なりにはけっこう動けることがわかった。(明日当たり体のアッチコッチが痛くなうだろうが…)今年も何度か練習試合があったので応援方々、我がチームの戦力分析をしに行ったのだが、昨年と比べてメンバーに大きな変化はないが、今年のチームに方が昨年のチームより少し打てそうな気がする。 さて、私の守備位置だが一応控え選手ということで登録され、レギュラー選手になにかアクシデントがあれば、「ライぱち」と言うことで試合に参加することになるそうだ。(監督談…)この「ライぱち」という言葉は、守備位置がライトで打順が8番ということなのだが、草野球ではエースで4番に匹敵するポジションなのだ。我々がやっている草野球でいうと、あまり野球が上手では無い人間が、この名誉なポジションになってしまう事が多いのだが、私も今年はこの名誉あるポジションで参加できそうだ。(私は左利きなので外野を守ることが多く、ライトの守備はお手のもだが、足には自信があったので打順は、1番か2番が一番多く4番こそ記憶にないが、クリンアップを打つとも多かったのだ…) ところで、ある高校野球の監督さんの話を聴きに行ったときに、選手の打順と守備位置に関連性がある話をしていたのだが、その監督に言わすと野球において打順と守備位置では、身体能力や感性に関連性があると考えてレギュラー選手を決めているそうだ。そのときの資料を見てみると打順・守備位置・その理由として、1番 中堅手 足が早いこと。守備範囲の広さと内野安打多数による出塁率の高さが欲しい。 2番 二塁手 攻守においてセンスが問われる。3番 左翼手 外野の中で守備の負担が1番少ない分、高い打撃力と走力が欲しい。4番 三塁手 内野の中で守備の負担が2番目に少ない分、高い打撃力が欲しい。右打者希望。 5番 一塁手 内野の中で1番守備の負担が少ない分、高い打撃力が欲しい。左利き希望。6番 右翼手 守備において肩の強さが必要。肩の強さが打撃のパンチ力に繋がって欲しい。7番 捕 手 肩の強さやリードなど守備力優先。8番のピッチャーと打順が近いと会話もし易い。8番 投 手 投球優先。打撃は大物狙いでかまわない。9 遊撃手 守備力第一。バントが出来ればよい(試合進行係) と言っていた。
2009年06月24日
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私の住んでいる松山市では春先に雨が降って以来、4月から今月にかけて異常に雨が少なかったのだ。その松山市の水瓶である石手川ダムの貯水量は、5月くらいまでは平年を上回っていたが、6月に入ってからはダンダン減り始めて、今現在の貯水量は50%をしたまわり、貯水量のの減少具合は平成6年の大渇水時と似た状況となって来ているのだ。それでも市内の百姓どもは節水という言葉を知らないみたいで、いくら権利があるからといって、農業用水を使い放題使っているみたいだ。私は市街地のど真ん中に住んでいるのだが、私の住んでいる付近にもほんの少し農地があり、この異常渇水が続いている先週の土曜日に、田起こしをして日曜日に田植えをしたのだ。その間の二日間はその小さな田んぼのために用水路に水が流されていたのだ。こんな事をしていたら石手川ダムの水にど、あっという間になくなってしまうだろう。 もう一つの松山市の水源である地下水位の低下は非常に激しく、少し前までは大渇水の年より遥かに悪い状態だったのだ。このまま雨が少ない状態が続いていたら、平成6年の異常渇水を上回る渇水に襲われる怖れが強いかったのだ。ところが、今月の11日にまとまった雨が降ったおかげで、地下水の水位はやっと回復しはじめており、危険水域は何とか脱したみたいだ。それにしても今年の地下水位の低下は異常で、石手川ダムの貯水量は最近まで平年を上回っていたし、最近は雨が少ないがその前はかなり降ったはずなので、県営森松団地の水源である地下水の水位が取水口より下がり、同団地は断水状態となったのは私はどうしても理解できないのだ。県営森松団地は重信川の直ぐ北に位置し、重信川の支流である三坂川も北側を流れ、本来地下水の豊富なところのはずだったのだ。この団地の井戸は平成6年の大渇水時にも涸れることがなかったそうだが、今年は水位の低下が異常に激しく、取水不能な状態となっててしまったらしいのだ。何故地下水が極端に減少したのか不思議な話ではあるが、地下水を減少させた原因となる何かの異変が、この団地周辺の地盤に生じたのでは無いだろうか。 この異常渇水状況に、平成6年以降から何ら有効な対策を打てなかった松山市の無策は、大いに責められなければならないが、ここで松山市の責任を追及しても水が増えるわけでなく、振り上げた拳の持って行き場が無いことを、口惜しいと思っている市民も多いのでないだろうか。このまま少雨が続いても北部の深井戸を使用するなど、松山市には水の確保に全力を挙げて呉れることを望むしかない状態だったのだ。ところが今週になってから少し雨が降り始め、梅雨らしく梅雨前線が活発になってきており、昨日は全国あちらこちらで激しい雨が降たようで、松山市でも少しまとまった雨が降ったみたいだ。これくらいの雨では石手川ダムの貯水量を回復することは無理だが、それでもやっと本格的な梅雨の空が戻ってきまことは、水不足の地域にはうれしい限りだ 長いこと梅雨らしくない天気が続いていたが、梅雨前線は山陰付近にあって東に伸びてほとんど停滞しているみたいで、天気予報ではこれから本州付近にをゆっくりと南下していく見込みだそうだ。そして梅雨前線の活動も活発のようで、梅雨前線が活動を始めたとたんに、全国的に土砂降りの降り方となっているみたいだ。天気予報の最後には「土砂災害や川の増水などに、厳重な警戒が必要な状況になっています」と言うコメントが付くようになったが、これからは私の仕事のことを含めて、水不足を解消するくらいの大雨が降って、災害でも少し起こるくらいになると本当にありがたいのだ。
2009年06月23日
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昨日でプロ野球のセ・パ交流戦が全日程を終了したのだが、対戦成績はセ・リーグの70勝67敗7分けで、セ・パ交流戦を導入してから5年目で初めてセ・リーグが勝ち越したのだ。私の応援している中日ドラゴンズも、セ・パ交流戦は始まった年には酷い目にあったのだが、今年は勝ち越して4位の成績だった。過去5年間はパ・リーグにやられ放題だったセ・リーグも、今年はは東京ヤクルトスワローズ・広島カープ・中日ドラゴンズ・読売巨人軍の4チームが勝ち越し、交流戦順位でも珍しく上位を占めたのだ。その中でも広島カープと中日ドラゴンズは勝率で並んだのだが、前年の交流戦順位により広島が3位となり、残念ながら私の応援する中日ドラゴンズは、4位となってしまったのだ。セ・パ交流戦開幕直前に成績不振で大矢監督が休養し、田代監督代行が指揮を執った横浜ベイスターズは、2年連続で最下位に終わったのだ。 本来のリーグ戦は26日の金曜日から再開するのだが、パ・リーグでは既に交流戦連覇を決めた福岡ソフトバンクホークスが、交流戦前のリーグ戦5位から首位タイへ浮上したし、交流戦開幕前2位だった東北楽天ゴールデンイーグルスは、この交流戦での六つの負け越しで、順位は3位にとどまったものの、開幕前にあった貯金6がなくなったのだ。一方セ・リーグでは、終盤に7連勝した東京ヤクルトスワーローズが、リーグ戦では独走していた読売巨人軍に肉薄してきたが、リーグ戦が始まったらいつものようにボロボロにされるだろう。(読売巨人軍がセ・リーグで独走できたのは、東京ヤクルトスワローズと我が中日ドラゴンズが不甲斐なかったせいなのだ…)私が応援している中日ドラゴンズは、交流戦開幕前までは借金生活をしていたのだが、オリックス・バッファローズに4連勝したのが効いて、やっと貯金生活になったのだ。 しかも、交流戦開幕前までは「打てない・守れない」の最悪のチーム状態だったのが、昨日の試合のように初回のチャンスに和田選手の中越え満塁本塁打で先制したし、七回のチャンスにはブランコ選手と藤井選手のの適時打で4点を追加できたし、先発の川井投手は丁寧に打たせて取る投球を続けて6回無失点で無傷の6連勝と、投打のバランスがやっととれてきたのだ。そのうえ土曜日の試合では、中日ドラゴンズの吉見投手がそれこそエースの投球で、セ・リーグ単独トップとなる今季3度目の完封勝利を飾っておりのだ。この吉見投手は防御率1・45と、同僚で現在故障中のチェン投手を抜いてリーグトップに再浮上したし、81奪三振もセ・リーグ堂々の1位なのだ。新エースの好投に落合監督も試合後は珍しく満面の笑みでインタビューに答え、「いいゲーム。そのひと言で十分でしょ」とご機嫌だったのだ。 もっとも昨日の試合は面白くなかったみたいで、8対3で楽勝といって良いのに「今日の収穫は森野のバントだけ。今年は3・4・5番にはバントをさせなくていいと思っていたけど、やっぱりダメだな」と、御機嫌ななめのコメントを残していたそうだ。それと言うのも先発の川井投手は頑張って0点で押さえていたのに、いつものようにリリーフ陣がピリッとせずに、ホームランを含め3点も取られたからだろう。それでも私は贔屓目に見てもチーム力としては、セ・パ交流戦前よりは上がってきたいるので、今週の金曜日から再開されるリーグ戦では、相性のよい広島カープ戦でもあり頑張ってもらいたいものだ。
2009年06月22日
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私の家では「夏至」の夜と「冬至」の夜に、二酸化炭素を削減させるキャンペーンに参加することにしているのだが、昨年からは「クールアース・デー」ということで「七夕」の日も、地球温暖化防止のためライトアップ施設の消灯を呼び掛ける運動に日になっているのだ。(私の家では昨年は「七夕」の日は参加できなかったが…)これはライトアップに馴れた現在の日常生活の中で、電気を消すことでいかに照明を使用しているかを実感し、地球温暖化問題について考えて頂くことを目的としているのだが、年々参加企業や参加団体が増えてきているのだ。今年の「CO2削減/ライトダウンキャンペーン」のコンセプトは、「あかりを消して大切なものをみつけよう」ということなので、私の家でも例年とおり夕食はキャンドルの明かりで食べようと思っている。 サミットが、京都議定書第一約束期間の初年度であった昨年の7月7日の七夕の日に開催されたことをきっかけに、天の川をみながら地球環境の大切さを国民全体で再確認しようと言うことで、年に一度は低炭素社会への歩みを実感するとともに、家庭や職場における取組を推進するための日として、「クールアース・デー」が毎年7月7日(うまい具合に星を楽しむ日である七夕の日になったのだが…)に設置されたのだ。それまでも、環境省は7年位前から地球温暖化防止のためライトアップ施設の消灯を呼び掛ける「CO2削減/ライトダウンキャンペーン」を毎年夏至の日を中心として行ってきており、この運動は「ブラック・イルミネーション」と呼ばれて、夏至の日に最も近い日曜日に実施されてきていたのだ。(私の家でもずっと参加していたのだが…) この運動では毎年コンセプトを決めているのだが、 「あかりを消して、大切なものをみつけよう。 夜空に瞬く星、木々や虫の奏でる音。 頬をなでる風、季節が運ぶ香。 地球には、私たちが感じられる、 ステキなことがたくさんあります。 今夜、あかりを消して、 地球の声にそっと耳を澄ませてみませんか。」と言う事で、6月21日の「夏至」の日と7月7日の「七夕」の日の夜20:00から22:00までは、『例えば公園で星をみる』・『例えばベランダでゆっくりお酒を楽しむ』・『例えばラジオを聴く』など、自分にとってちょっと新しいライフスタイルを、それぞれが感じながら見つけるきっかけにしようと目指しているのだ。 私の今日の夕食は私が料理するつもりで準備をしているので、ろうそくの明かりで少し遅めの夕食を楽しもうと思っているのだ。(TVのナイター放送が見られないのが残念なのだが…)
2009年06月21日
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今日のTVの朝の番組で週末のニューヨーク金融・債券市場では、米雇用統計を受けて景気底打ちへの期待が広がり、証券や国債等が大きく売られており、利回りは急上昇し始めており長期金利の指標である10年物米国債利回りは、3.82%で取引されているそうだ。これは5月の米雇用統計で非農業部門就業者数の前月比減少幅が、市場予想を大きく下回ったので景気回復期待が膨らみ、株価が大幅続伸して始まったことのよるみたいなのだが、優良株で構成するダウ工業株30種平均は、寄り付き直後に約9000ドルと、取引時間中としては今年1月以来約5カ月ぶりの高値を付けたそうだ。つまり、米国は景気はどうやら回復基調になってきたいってよい状況なのだろう。 これもオバマ大統領の経済対策のよって、相当額の国の支出がうまく使われてきた証拠みたいで、このため週末のニューヨーク外国為替市場の円相場は、米雇用情勢の改善を示す指標の発表を受けて、ドル買いが活発化してきたようで、1ドル=98円台と約1カ月ぶりの安値まで下落したそうだ。また、ニューヨーク商業取引所の原油先物相場は、米雇用情勢の改善を示す指標を受けて景気回復期待が一段と強まり、米国産標準オイルの中心限月7月物は、1バレル当たり70ドル以上まで上伸したて来ているそうだ。石油の先物取引価格が1バレル当たり70ドルを突破したのは、昨年11月以来約7カ月ぶりで、今の調子だと100ドルくらいにはなりそうだ。こうなってくると日本のガソリンも高くなってくるので、高速道路等の通行量がまた少なくなりそうだ。 私は竹炭を焼いたりして二酸化炭素の減少に勤めているのだが、地球環境のことを考えたら、もう少しガソリン価格は高くてもかまわないと思っているのだ。私は高速道路など一切利用しないので、通行料を半額にして二酸化炭素を撒き散らす政策など、はじめから反対だったのだ。こんな姑息なやり方で庶民の金を使わせるより、株取引等の税金をもっと取るようにしたら良いと思っているのだ。全国5証券取引所が昨年度の株式分布状況調査の結果を発表したのだが、個人株主の延べ人数は前年度比227万人増の4223万人となり、13年連続で過去最高を更新したそうだ。「リーマン・ブラザース」という米大手金融の破綻をきっけに、株価は昨秋以降大きく下落したが、割安感の強まった銘柄を新たに買う個人投資家が増えた様子がうかがわれるのだ。 日本国民の三人に一人が個人株主であるなどとは考えられないので、持っている人は相当数の株を保有しているのだろう。今までは外国人の投資家が株を売買していたのだが、今回の個人株主の延べ人数の増加は投資部門別の株式保有比率でも、個人は20.1%と1.9ポイント上昇そているのに、リスク資産の削減を迫られた外国人投資家は、逆に4.0ポイント低下の23.6%になっており、今回の調査が低下幅は過去最大だったのだ。このように国内の資本家がどんどん株を買ってくれているのだから、株取引による税金の特例をもうそろそろ止めても言いのではないか。(株の取引で設けたやつから税金を取って、恵まれない人に政府が援助するようにしてもらいたいものだ・・・)
2009年06月20日
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私も建設業関係の労働組合活動をしているので、民主党や社民党の地方議員と話すことがあるのだが、昨晩社民党の地方議員と酒を飲んで話したのでは、中央の社民党は常任幹事会で、次期衆院選後に民主党との連立政権樹立に向けた協議に入る方針を正式決定し、協議に臨む際の基本理念をまとめたそうだ。私が聞いたところでは社民党内にも、党の独自性を重視する立場から、衆院選前に民主党との連立協議入り方針を打ち出すことに根強い慎重論があったらしい。ところが現在の社民党の執行部の考えは、次期衆院選は政権交代の最大のチャンスであり、主体性を持って関与していく党の姿をアピールすることが選挙に勝てる方策だと判断したそうで、これから重要法案の審議にも協力するらしい。そこで今日にも重要3法案が成立するとの事だった。 今国会の重要3法案の内容はまず第一に、海上警備行動では日本関係船舶に限られている護衛対象を拡大し、ソマリア沖の海賊対策で自衛隊による外国船の護送が可能となる「海賊対処法」なのだが、政府は法律が成立する7月下旬に派遣する交代部隊から、派遣根拠を切り替える方針で他国艦艇と連携した国際貢献に踏み出すつもりみたいだ。3月から派遣されている海自護衛艦による任務でも、船団護送中に周辺を航行している船舶からの救助要請は1日に10件以上にのぼるそうで、法案成立で護送任務の途中で海自艦が救助に向かう場面が増えるみたいだ。この海賊対処法案は海上警備行動では正当防衛や緊急避難に限られている武器使用基準をものすごく緩和しており、海賊行為を制止するために他に手段がないときは、停船目的での船体射撃を認める内容なのだ。 この「海賊対処法」は直接関係はない法律なのだが、基礎年金の国庫負担割合を今年度から2分の1に引き上げるため「年金法改正案」は、我々の生活に大きな変化をもたらすみたいだ。財政投融資特別会計から特例的に財源を充当することなどを盛り込んだ国民年金法改正案は、法律案によると税制の抜本改革で安定財源を確保したうえで、2分の1の国庫負担割合の恒久化を規定しているのだ。年金等にあたっての社民党の民主党との協議では、消費税率の据え置きや高額所得者への所得税増税など、基本理念を踏まえた主要政策の実現を求めていくそうだ。少し前まで社民党の福島党首は、「自民党がカレーライスで、民主党がライスカレーで、社民党が誰からも愛されるオムライス」などと言っているけれど、どこやら今回の民主党と社民党との選挙協力で、カレーかけオムライスになってしまうのが心配なのだ。 最後は租税特別措置法改正案なのだが、景気刺激策として個人の住宅取得を促すための贈与税の負担軽減を行い経済活動の活性化を図るのが目的。個人向けでは、贈与税の減免措置として、住宅購入・増改築資金に使途を限定し贈与を受けた金銭に対し非課税枠を現行の110万円から610万円に拡充するというものなのだ。この法案で我々のとってうれしいのは、中小企業の交際費課税に関し定額控除限度額を、現在の年400万円から600万円に引き上げることで、飲食店の利用を促す部分があることだ。これで少しは事務所の飲み会も贅沢が出来るようになるかもしれないのだ。
2009年06月19日
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今日はうちの事務所に外部監査が初めて入ったのだが、事務方が大方の段取りはしてくれてはいるが、やはり建設業は工事をして代金をもらってナンボの世界なので、我々も監査委員の説明に明け暮れた。いくら事務所の監査だからといって工事を中止するわけには行けないので、作業員さんや職人さんらは現場の方へ行ってもらった。現場の担当技術職も現場を離れるわけにはいけないので、結局は監査委員の対応は、事務方と我々セクションリーダーの仕事になってしまったのだ。(お偉いさんらは最初の挨拶に出た後は、会場を覗く程度なのだ…)中小企業基本法によると「中小企業」とは、製造業・建設業・運輸業に属する事業者が1億円を超えても3億円に到達するまでは中小企業に該当するとなってはいるが、資本金が1億円以下の小規模会社や資本金が1億円超5億円未満の中規模会社は、外部監査など受けなくてよいのだ。 事務方の職員が言っていたのだが、商法上の監査制度の適用によると「中小企業は、内部の監査役のよる監査は行為の裏付けとしての会計監査のみならず、経営者行為の誠実性を確保する業務監査をも含まれる」そうで、資本金が5億円以上の大規模会社でないと、外部監査などそもそも受ける必要がないそうだ。ところが企業の品質管理システムの国際標準として広く認知されている「ISOシリーズ」によって、このような手間のかかる事が行われているのだ。国の方も法律まで改正して会計監査人による外部監査の義務づけたそうで、事業の規模が政令で定める基準を超えるものは、作成した決算関係書類を元に外部監査を受けなくてはいけない方向に指導をしているというのだ。(我々の手間になることや業者の利益にならないこのような改正が多すぎるのだ…) だいたいが外部監査などは行政が受けるのは基本で、ITで調べてみても外部監査の事項の多くが、地方自治体の「包括外部監査」のことで占められているのだ。今日私の事務所にはザイル市など8名の外部監査委員が来たのだが、その中に工事の事がわかる技術の人間がなんと2名もいたのだ。私はその人等と話して監査を受けたのだが、監査といえば税理士だけだと思っていたのだが、こればかりは私の認識不足だった。この外部監査というのはけっこう大切らしく、会計監査人であった監査法人が次々に退任するなど内部の混乱が表面化すると、対外の建設業は倒産や歌詞者整理になるというのだ。またほかの事務所では過去の決算でも不適切な会計処理が判明したことがあり、全体の決算修正を余儀なくされたこともあるそうだ。ところで、包括外部監査人の是正勧告は行政に対して法的拘束力はないそうである。(そんなバカなと思うのだが行政をいくら締め上げても、何にもならないということらしい…) 今日来てくれた監査委員の中には、行政の監査を行っている人もいたのだが、何故包括外部監査人の是正勧告は行政に対して法的拘束力はないのかを自問したところ、地方議会の現状から監査人の選定方法などを考えると、むしろ力はなくても監査人が自由に監査出来る方がましかとも思ったりするそうだ。この行政への包括外部監査で、高い金をかけて外部監査が行われるのだから、税金を無駄にしないためにも、有効に使うべきだろう。最も今日の人たちは包括外部監査のレベルが高まっていることをあげて、着眼点の正確さや市民の立場から分析する視点が、近頃では一定の前進を示していると評価されているそうだ。まあ、私のセクションでは監査もつつがなく終了したので、帰りの汽車の中で若い衆とビールで乾杯して帰路に着いたのだ。
2009年06月18日
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昨日は予定より早く仕事が終わったので(私の担当する仕事分が終わっただけで、若い衆はまだ残業していたが…)嫁さんには残業で遅くなると言って朝家を出てきた手前、明るいうちに帰るのは申し訳ないと少し飲んで帰ることにした。仕事場の周辺で新しい飲み屋を開拓してみようと、街をブラブラしていると「西洋風居酒屋」の看板が掛かってあったので中に入ってみたのだ。(店の前の幟には「八幡浜チャンポン」の文字が見えていたので、チャンポンでも喰おうと思って…)店に入ってみると時間も早かったせいで、客は私一人だったのでマスターと少し話をしてみた。 この店のメニューは「西洋風居酒屋」ということで、イタリアン的な料理が多かったのだが、アルコール類の中に「デンキブラン」があったのだ。この「デンキブラン」という酒(種類で言うとカクテルになるのだろうが…)は、基本的にはよく冷やしてストレートで飲むのだが、この酒で有名に東京浅草の「神谷バー」では、注文すると口直しの氷水のグラスと共に運ばれてくる。さらに同店では生ビールをチェイサーにして交互に飲むことを勧めている。人によっては、黒ビールをあわせる場合もあるそうだ。しかも、私の好きなウィスキーが普通の店と違って、バーボンを主においているのもバーボン好きの私にはうれしかったのだ。 私はこの「デンキブラン」を炭酸水(ハイボール用のソーダではないので…)で割って飲むのが好きで、東京に住んでいた時にはよく飲んでいたのだが、地方の居酒屋で東京のモダンな飲み物である「デンキブラン」に、お目にかかったのがはじめただった。この酒は当時電気が珍しかった明治時代に誕生したそうだが、ブランデーベースのカクテルである。名前の由来は、その頃最新のものに冠する名称として流行していた「電気…」という形に、ブランデーの「ブラン」を合わせたものであるといわれている。 その当時は「電気ブラン」と漢字で書いていたそうで、その当時は45度の度数の高さで、口の中がしびれる状態と電気でしびれるイメージとが一致していたため、ハイカラな飲み物として人気はかなりのものだったようだ。 昨日はこの「デンキブラン」が珍しくてけっこう飲んでしまったのだが、気持ちの酔いよい方をしたので今日も仕事帰りに除いてみるつもりだ。私は酒も好きなのだが落語も好きで、今日の日記のテーマである「裏を付けぬは客の恥、馴染みを付けさせぬは花魁の腕」ということになるのだ。初めての店に行くことを「初会」というのだが、「裏を返す」というのは今では「違う方面から見れば」と言う意味でよく使われますが、コレは「同じ郭(みせ)に2度行く」と言う意味です。ちなみに3度目は「馴染み」と言うのだ。そこで昨日の今日で「裏を返す」ということで、次から「馴染み」になりたいと思っている。(このような店はあまりこの地区にはないのだが…)
2009年06月17日
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「嘉祥(かじょう)の儀」の由来については諸説ある。「嘉祥の儀」の始まりは江戸時代の百科事典である「和漢三才図絵(わかんさんさいずえ)」には、承和十五年(848年)に、任明天皇の御代当時流行していた疫病祓いのため、朝廷に白亀が献上されたことから、16種の菓子を供えて疫病よけを祈願祈願したところ、たちどころに疫病がおさまり祈願成就されたということが「嘉祥の儀」の始まりといわれている。これを瑞祥として、仁明天皇がこの年を「嘉祥」と改元し、群臣に十六種類の食物を賜ったと言われます。これを「嘉祥喰(かじょうぐい)」といい室町時代には年中行事となり、宮中のみならず武家の間でも行事が広まっていった。 また、さらに「嘉祥の儀」が民間に伝わっていくのは、室町時代から江戸時代である。歴史上でも「嘉祥の儀」には、様々なエピソードがあるといわれているが、江戸時代に入り徳川家康は、自らが難を逃れるきっかけとなった日という故事にちなみ、駿河城にて盛大な「嘉祥の儀」の儀式を行っている。このことから徳川幕府も盛大に「嘉祥の儀」を行い、将軍家から大名や旗本に菓子が下賜されたと伝えられているのだ。江戸時代の武家社会では、当時流通していた中国南宋から輸入された嘉定通宝 (かじょうつうほう) の略称「嘉通」が「勝つ」に通じるため、この日に弓矢で的を射て負けた者が嘉定通宝16枚で買った菓子を贈り縁起を担いだ。これが江戸庶民にも嘉定喰(かじょうぐい)として浸透したといわれているが、陰暦のこの日は、体調を崩しやすい時期でもあることから、災厄をのがれ無事に暮らせるようにとの願いも込められていたのではないだろうか。民間では16種類の餅や菓子を「笑わずに食べる」習慣があったそうで、その習慣に因んで上方の和菓子店で夏の健康菓子として、それぞれの店で創作した「笑わず餅」を販売しているというのだ。 江戸時代に「七嘉祥」といって七種類のお菓子があったが、現在も嘉祥菓子は七種類が多い。なぜ七種かというと、十六の十を一であらわし、一と六をたして七としたといわれている。その7種類のお菓子とは「源氏籬・伊賀餅・武蔵野・桔梗餅・豊岡の里・味噌松風・浅路飴」であって、江戸時代末期には、この「嘉祥の儀」において親王摂関家以下諸家へ玄米一升六合が下賜されました。その玄米を7種類のお菓子に換えていたわけで、勢多章甫によります「思ひの儘の記」では次のように書かれている。「6月16日嘉祥といえるお祝いあり。兼ねて親王以下、摂家、公卿、殿上人、侍分、下部および典侍以下末々の者まで、いずれも玄米一升六合を賜う。親王准后御方の女中、侍分と同じく賜う。供御には7種類の御菓子を調進する、親王以下の御方も同じ。」しかしながら幕府と宮中ではお菓子の内容が異なり、十六種のお菓子を使用するなど、数や種類は統一されてはいなかったようである。 また、農村では昔から「十六団子」といい、3月と11月の16日に田んぼの神様にお団子を16個供え、3月には山の神様が里に降り田の神様に変身し、11月には田の神様が山に戻って山の神様になるとされ、移動中の神様に逢わないように家の中に引きこもり、神棚ではなく大黒様・恵比須様にお団子を供えたそうだ。明治以降は、「嘉祥の儀」がみられなくなるが、この日に嘉祥菓子を食べると災いを祓い、幸福を招くといわれ、昭和54年(1979年)に全国和菓子協会はこうしたことに因んで6月16日を和菓子の日として設定しているのだ。
2009年06月16日
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約2500億円かけて郵便局が建設した「かんぽの宿」70施設を、わずか約100億円でオリックス不動産に、一括売却しようとしていた西川善文日本郵政社長の問題は、鳩山総務大臣を更迭して西川社長の続投を容認する考えでひと段落したのだが、これからは保養・宿泊施設であった「かんぽの宿」の、オリックス不動産への譲渡問題にかかわった日本郵政幹部の、社内処分の在り方が問題になってくるだろう。この売却問題ではどうしてもインサイダーな取引と、特定企業への優遇が問題になってくるだろう。そういえば同じおかしな理由で辞任した民主党の小沢元代表が、もうすく行われる衆議院選挙の応援で、数日前から愛媛県に来ておりこの問題について、愛媛4区の西予市で記者団に「麻生内閣、自民党政権はもはや国民のための政治を忘れてしまった。いずれ必ず国民の厳しい批判にさらさられる」と語ったそうだ。(さっそく昨日行われた千葉市の選挙で、民主党候補がが勝ったのだが…) もうひとつの郵政会社の大きな問題である障害者割引郵便制度の悪用事件では、大阪地検特捜部が実体のない自称障害者団体に、障害者割引郵便制度の適用対象とする偽の証明書を発行したとして、虚偽有印公文書作成・同行使容疑で、厚生労働省雇用均等・児童家庭局長の村木厚子容疑者を逮捕したそうで、中央省庁のキャリア幹部が刑事責任を問われる事態に発展した。この逮捕された女性局長は、制度を悪用するために決裁文書を偽造したとして逮捕された、障害保健福祉部企画課の係長上村勉容疑者の上司だったのだが、今回逮捕された村木容疑者が上村容疑者に企画課長の公印を押した虚偽の証明書を作成させ、自称障害者団体「凛の会」の幹部らが郵便事業会社に提出し、ダイレクトメールで相当儲けたみたいだ。捜査関係者によると、上村容疑者はこれまでの調べに証明書の偽造を認めて、「村木容疑者に手渡した」と供述しており、キャリア官僚の今回の逮捕も仕方がないことだろう。 偽の証明書の発行をめぐっては、村木容疑者の上司だった元障害保健福祉部長が「ある国会議員から依頼を受けた」と話しており、この議員の元秘書を名乗った「凛の会」の幹部が、厚生労働省に障害者割引郵便制度の悪用を働き掛けたとされており、この問題も政治家からみで根が深そうな問題なのだ。(この障害者割引郵便制度の悪用問題でも、西川善文日本郵政社長の責任問題になっているのだ…)この問題で逮捕された厚生労働省の村木厚子雇用均等・児童家庭局長は、旧労働省系のやり手の女性キャリア官僚として出世コースを順当に歩み、厚労省で4人目の女性の局長に就任しているのだ。もっともキャリア官僚としては高知大学卒業と、官僚として出世する東大卒業ではないのだ。 こんなことから、村木厚子雇用均等・児童家庭局長と付き合った障害者団体の関係者からは、「目的のため手段を選ばない面があった」と話しており、出世のためなら何でもするような女性だったみたいだ。舛添要一厚生労働相は、「検察の捜査に協力するとともに、捜査結果などを踏まえ、適正に対処する」とのコメントを発表しているが、この女性局長が次官候補でもあったので、厚生労働省の幹部連中は「ライバルが一人減った」くらいにしか思っていないのだろう。だいたいが今回の事件に関わった部署は旧の厚生省系の部署で、この逮捕された村木厚子容疑者は高知大学を卒業して旧労働省に入省しており、言わば別の部署から抜擢された官僚で役所内にも敵が多かったみたいだ。いろいろな問題が出てくる厚生労働省と郵政会社の問題にこれからも目が離せないのだ。
2009年06月15日
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今年も6月後半になって来るといよいよ株主総会の時期になってきて、私の元にも続々と株主総会にの案内状が届きだした。私は株の売買で儲けると言うことをあまり考えておらず、親父が持っていた株を引き継いだ分と、私自身が少しは買い足した分もあるのだが、どちらかというと配当金等のインカムゲインを楽しみにするタイプなのだ。それでも株主総会の案内が業務計画書と決算書といっしょに送られてくると、時間があったら出てみたいという気になるのだが、たいがいの株主総会はウィークディになっており、仕事の関係で参加できないのが実情なのだ。(退職したら1年目くらいは慰安旅行を兼ねて、東京の会社の株主総会に参加するのも面白いと思っているのだが…)それでも地元企業の株主総会には順番を付けて、1年に1社くらいは参加することにしているのだ。この株主公開の日程に関しては、結構ややこしいみたいだ。日程における最も基本的な事項として、まず、招集通知の発送日ということがあるそうで、会社法の規定では株主総会の案内状を完成させて、発送する日は「株主総会開催日の2週間前まで」と決められたいるそうだ。 昨日私の元に届いた株主総会の案内状も、総会自体は6月25日の水曜日なのだが、案内状の日付は6月10日になっていた。歴史ある大企業のは財務経理部門が手慣れているため、会社法の定めよりも早いぶんにはもちろん構わないので、株主総会の16日~20日くらい前の日付けて発送している企業が多いそうだ。もちろん、歴史の浅い会社は無理をする必要は全く無いのだが、この株主だそうで、土日祝日などはもちろん関係無く(営業日数ではないのだ…)普通にカレンダーどおり数えればよいことになっており、6月25日(木)が株主総会開催日の場合は、この日を除いてて14日遡りその14日目の1日前の発送だから、6月10日(水)が発送日最終リミットとなるのだ。(というわけでこの案内状の日付は、総会の日程上ギリギリで出したことになる…)株主総会のことで調べてみて面白かったのは近頃流行の電子投票制度のことで、書面投票制度と電子投票制度を併用する場合は、株主が事前にその権限を行使する日を(具体的には議決権行使書を投票して到着する日か、インターネットで議決権行使書を送信する日になるのだが…)「何時までに到着をお願いします」と会社が指定した場合、自社の営業時間帯の終業時間よりも早い時間を指定した場合は、先述のルールに1日分足りないことになってしまい、その場合は中14日ではなく、中15日をカウントして、発送しなければならなくなるので、注意しなければならないとマニュアルに載っていた。 今回私が株主公開に参加しようと思っている会社は、総株数がなんと1400株というものすごく小さな会社で、株主総数も677人というのだ。このような会社でも一応社長もいるし、取締役員会も行うので、株主総会の関係書類の作成はそれよりもずっと前になるのだ。旧商法では取締役が作成した書類を、監査役および会計監査人(現状の多くは監査法人になるそうだ…)に提出する時期は、「法律上の大企業」の場合では定時株主総会開催日の8週間前と定められていたので、そこから逆算するかたちで日程を組んでいったのだが、会社法に移行後はこの期間制約に関する条項が廃止されたことから、その会社ごとの事務作業の進行状況で実施することが出来るらしい。本来なら計算書類や事業報告書等の作成に要する期間や、会計監査人・監査役会が監査に要する期間も必要だし、株主総会招集通知に関してその校了予定日等を全て勘案して逆算して日程を組まなければならないのだが、決算取締役会の日程により、監査役からの監査報告書等の提出日は変更となるのだ。 何故私がこんなことを日記に書いているかというと、今回私が株主総会に参加してみようと思っている会社の経理事務は、私の知人の奥さんが一手にしているからなのだ。先日この知人と松山市の居酒屋で酒を飲んだのだが、その時に奥さんの苦労話をずいぶん聞かされたのだ。そんなこともあって少し株主総会のことに興味を持ったので、案内状が来た時点で日記に書こうと思っていたのだ。
2009年06月14日
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先週は久しぶりに残業をしたのだが、どうやら今月は月末まで少し忙しい日々が続きそうだ。早速今日の午前中は休日なのに松山で会議があってそれに出席すると、午後からは事務所で設計書の作成をしなくてはならないのだ。明日の日曜日もどうやら出勤になりそうで、若い衆の仕事を手伝ってやらないといけないみたいだ。それというのも昨年受注した工事がそろそろ完成を迎えてきたのだが、昨年はガソリンや鋼材が狂乱物価並みに上昇していたが、工事を始めてから少し下落傾向になってきたのだ。工事の材料が上昇しているときに「単品スライド」と言うわけの判らない制度を導入したため、今度は材料単価が下落始めるとその分を工事費から返せといってくるのだ。それも工事費を返すのではなくて材料が下落した分を工事して返せと役所は言っているのだ。 我々工事の仕事は「段取り八分」といって、施工計画を考えて利益を出しているのに、ほんの少しの拾い仕事のために相当数の手間がかかってしまい、少ない利益を圧迫してくるのだ。(私たち工事監督連中が、休日出勤をするだけでも費用が必要なのだ…)しかも追加工事として役所に取られる工事分は、我々が算出しなくてはならないというのだ。本来なら利益を受ける側が算出したらよいのだが、そこはお役所のルールで被害を受けるほうが手間をかけて算定して、その金額分の拾い工事を我々が工事現場で探し出し、役所の監督さんに提出するシステムになっているのだ。このことは今度決まったことではなく、高度成長時に作られたシステムなのだが、この仕事が減少しているときに、行け行けドンドン時のシステムを使用するのが間違っていると私は思うのだ。(役所の前例主義はいまさらグチっても仕方がないのだが…) そこで狂乱物価を経験している私のようなベテランの出番なのだが、この狂乱物価とは昭和40年代後半に20%を越える物価上昇が起こり、そのときの福田大蔵大臣が「わが国の物価上昇は、狂乱状態になっている」といったことから、この「狂乱物価」という名前が付いたそうだ。私はこのときにはこの業界に入っており、若手職員として「単品スライド」の計算をした事があるので、そのときのやり方を若い衆に教えておこうと思っているのだ。もちろんこの時には、いくら材料単価が落ち着いてもお役所の方が、「材料単価の下落分を返せ」などと野暮なことは言わなかったので、「逆単品スライド」の経験は持ち合わせてはいないのだが、これはおいおい勉強していけば何とかなるだろう。私のセクションでは今月にこの「逆単品スライド」対象となる工事が、7本も完成となる関係で今月はどうしても残業が多くなるだろう。 しかも来週には本社の定期監査があるので、そちらの方の準備もしなくてはならないし、来週後半は監査も受けなけらばならないのだ。定期監査の方は帳簿の確認が主となるので、事務方の方が主になってくれるのだが、工事関係部署も何もしないわけにはいけないので、一応セクションリーダーが対応することになっているのだ。そのうえ来週の月曜日には地域の防災訓練が予定されており、私の事務所も参加している関係で協力要請が来ているのだ。(やはり30人くらいの参加はしなくてはいけないだろう…)今年は今のところ雨が少ないのであまり関係はないかもしれないが、通常6月といえば雨が降って、何日かは水防にも出なくてはいけないのだ。そう考えると今月は本当に忙しそうで、身体が二つはほしいのが実情なのだ。(さて、これからどうなる事やら…)
2009年06月13日
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昨日のニュースで鳩山総務大臣が辞任(事実上は麻生首相に更迭されたそうだが…)したことだが、野党の面白いコメントがITのニュースに載っていた。そのコメントは「家来が『うちの御用商人が悪いことをして懐を肥やしている』と殿様に言ったら、殿様から『お前が腹切れ』と言われたようなものだ。本当に情けない」と言うものだったが、これにはなるほどと思ったのだ。日本郵政社長人事をめぐって麻生首相が、西川善文社長の再任を優先したことで、反発した鳩山総務大臣の首を切ったのは、私にはどう考えても理解できない。きっと何か裏事情はあるのだろうが、やはり「喧嘩両成敗」で世間を騒がせた責任を取って、両者辞任が一番我々に理解がしやすい結末だったろう。このことは小泉元総理が官僚の言いなりになって、田中真紀子外相を罷免したことによく似ていると思っている。この時でも一応は「喧嘩両成敗」という事で、外務省のひげの野上事務次官を一緒に更迭しているのだ。 このときの田中真紀子外相の罷免では、あの人気だけは高かった小泉内閣でさえ、内閣の支持率が相当ダウンしたことを麻生首相は忘れているのだろう。鳩山邦夫元総務大臣としてはここ3年で3回も行われた自民党総裁選で、麻生首相の選対本部長を務めており、今まで側近として支えてきただけに、主君に裏切られた家来のような心境だろう。しかも今回は「忠臣蔵」の吉良上野介ではないが、一方の西川郵政社長は「お咎めなし」では到底納得しないだろう。(辞任後のインタビューで鳩山総務大臣の表情には、一抹の寂しさも浮かんでいたそうだ…)しかし、「今の政治は正しいことを言っても認められない」と、あくまで西川郵政社長の辞任が「正義」とこだわり、さらに「西郷隆盛が『岩倉公、過てり』と叫んで政府を離れますよね」と古い話を持ち出して、自分が明治の元老のようなことを言っていたそうだ。 ここまで来るとさすがに、鳩山邦夫元総務大臣はクサイと思ってしまうのだが、インタビューの最後に「政府に尋問の筋、これあり」と西南戦争に決起した西郷隆盛の言葉を引用しており、今の政府に反旗を翻す覚悟みたいだ。(私的にはヤレヤレと言ったところだ…)これで麻生内閣における大臣の辞任が3人になったわけだが、発足後9ヶ月で閣僚に辞任が3名とは、3ヶ月に一人の大臣が辞めていることになり、さすがにこの数字は尋常ではないだろう。しかも最初の中山国土交通大臣は自分のわがままと日教組を侮辱した放言で辞任しているし、次の酒好きの中川財務・金融大臣は、酒を飲みすぎて醜態をわざわざ外国でさらして辞任しているし、今度の鳩山元総務大臣が一番まじめに働いて、首を切られてしまったと私は思ってしまうのだ。(こんな事をやっているようじゃ内閣支持率など上がるわけがないではないか…) この日本郵政会社の問題は、郵政民営化という麻生内閣の改革路線への姿勢が試される問題だけったのだが、対応次第では政権への大きなマイナス要因となると思わなかったのだろうか。竹中平蔵を始め小泉内閣の残党が今だに政府を牛耳っているのが露呈した格好だ。麻生首相もはじめは鳩山元総務相や河村建夫官房長官・与謝野馨財務相らの調整を見守る姿勢を取り続けたのだが、その間にも霞ヶ関の官僚に後押しされていた鳩山元総務大臣は、西川辞任の発言をエスカレートさせて混乱が拡大させてしまい、(これが官僚の狙いで後釜に官僚OBを送り込もうとしていることは、だとは誰が見てもわかるのだが…)麻生首相周辺からも「放っておけば支持率が1日1日と落ちていく」となり、最悪の時期で鳩山元総務大臣の更迭になったのだ。(こんな茶番劇を見ているとツクヅク嫌になってくるのは私だけでないはずだが…)
2009年06月12日
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昨日は年に一度の安全会議ということで、本社の安全衛生担当者(当然お偉い方が2名も…)が事務所にやって来て、雨の中一日中現場を見て回ったのだが、そのあとはお決まりの懇親会である。本日視察を受ける隣の事務所の所長たちも合同で懇親会を行ったのだが、私を始め年配者が多いので最後は日本酒を飲むことになってしまった。夏に旨いお酒を味わうためには、厳選した日本酒を多彩にご用意していたのだが、真夏を控えたこの時期に暑さを吹っ飛ばして「日本一旨い酒を飲もう」をスローガンに、醸したお酒の数々をガンガン味わったのだ。私の事務所が仕事をしている地域の蔵元が造った、新しく造られた限定流通酒のお披露目もあって、最後まで相当盛り上がったのだ。ずらっと並んだ酒の肴を前に日本酒を味わうとなったら、想像しただけでゴクンと喉がなりそうですが、昨日は地元のうまい肴も十分に用意されていたのだ。 昨日宴会を行った店には申し訳ないが、本社から来たお客をもてなす時に私の事務所では、その年に造られた地酒の一番うまい日本酒を、タップリ用意していくことにしているのだ。今回は私が担当している地域の地酒が選ばれ、私の一存でしぼりたての新酒の一番おいしい中汲みを何も手を加えない無濾過生原酒を持っていくことにしたのだ。この酒はしぼりたて新酒のフレッシュさと、山廃造りならではのコクのある旨味のハーモニーが味わえる純米酒なのだが、昨日の宴会では非常に好評で4合瓶の6本入り箱を用意していたのに、飲み会の途中でなくなってしまったのだ。本社から来た客もけっこう酒が強いみたいで、冷酒をガブガブ飲んでいた。今回旨いと言ってくれた地酒は大吟醸酒で、華やかな香りとすっきりとした味わいで、バランスのよい調和のとれた大吟醸酒なのだが、精米歩合50%以下の白米・米麹・水など選び抜かれた素材を原料としており、地元の杜氏さんが吟味して製造した清酒で、固有の香味および色沢が特に良好なものなのだ。 私は「YK35」と言われている今の品評会で、金賞などを受賞した日本酒はあまり好きではないのだが、昨日私が出した酒はその品評会で今年金賞を受賞した酒だったのだ。もっともその「YK35」ではなく地産地消を守っている酒なのだ。この「YK35」という名称は、酒関連材料の頭文字をとっていて、Y=山田錦(原料)・K=協会酵母(9号)・35=精米歩合35%の事を言っているわけなのだが、何故か「YK35」でないと鑑評会での金賞受賞は、非常に難しいと言われるようになっているというのだ。ところがわが愛媛県の地酒で品評会で金賞を取っている日本酒は、この「YK35」を守っていないのだ。私もこれで金賞を取れるようであれば味の差が少なくなり、こんなに素晴らしい日本酒がだめになっていくような気がして心配しているのだ。 日本酒のことを日記に書き始めると少し熱くなってしまうのだが、さすがに昨日の飲み会では地酒の自慢はやめておいた。愛媛県には現在29蔵・約150銘柄の地酒が造られているそうだが、昨日飲んだ酒はその中でも10本の指に入る銘酒と言っていいだろう。
2009年06月11日
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私の事務所が仕事をしている町役場の産業課(私の事務所は7:3くらいの割合で、建設かと産業課と付き合っているのだが…)でも、社団法人「日本農村情報システム協会」の不正経理による自己破産の話題で持ちきりだったが、「日本農村情報システム協会」が東京地裁に自己破産を申し立てたのは、協会の負債総額が10億円を超え、不正に支出した6億4600万円の回収のめどがたたないことが理由みたいだ。私の事務所でも別のセクションだがこの協会が設計した工事(実際に設計したのは大手コンサルだったのだが…)をしたことがあるのだが、現場のことをあまりしらずに設計していたみたいで、工事にあたっては相当変更部分が出て、余分な仕事をやらされたと当時の担当者が嘆いていた。今回問題になった役所の外部団体の設計は、仕事の方はチャランポランなわりには費用が高いので、各市町村役場も困っているのだ。 社団法人「日本農村情報システム協会」御偉い方は、「負債から現預金などの資産を差し引いた債務超過額は約7億円になっており、銀行からも借入金の返済を求められて資金繰りに行き詰まった」と記者会見で説明していたが、この協会を管理している農林水産省の調査では、協会は下部組織の「情報システム技術会議」に、昨年度までの6年間に毎年1億円以上の不正支出をしていたそうだ。これについても「回収の見込みがない」と述べて、自力での再建を断念した理由を記者会見で発表したそうだ。このようにことは農林水産・経済産業・総務の3省の役人は当の昔に知っていたみたいで、いよいよ経営がどうしようもない状態になった時点で、民法に基づく業務改善命令を出して問題化させると、今回の自己破産で協会自体を解散させて、不正経理のの解明をうやむやにするつもりみたいだ。(また、我々の収めた貴重な税金が、官僚地とそのOBによって食い物されたみたいなのだ…) この社団法人「日本農村情報システム協会」は、国等から高度情報システムに係る調査研究等受託事業として27事業も委託しており、ここにも相当額の補助金が使われていりのだ。そのうえ、市町村等からもの地域情報化に係るコンサルタント等受託事業として、なんと19事業も受託しており、当然市町村を経由して国の補助金を受けているのだ。こちらの方には国等の補助金に、地元市町村の税金と地元住民の負担金が加えられているのだ。(国の事業には「直轄負担金」という形で、地元市町村の費用も当然とられているし…)民主党の意見ではないが、こんな役に立たないばかりか国民の税金を食い物にする団体が、いったいどれくらい日本国には存在するのだろう。今回の事件が発覚したのは今年1月に、「協会に横領疑惑があるが、主務大臣に届けていない」とするメールが届き、内部告発から疑惑が浮上したというのだ。 昨日の日記にも書いたのだが、政府の役人が関わっている外部団体は多かれ少なかれこのような不正をやっていると思っているので、私はまったく今の政府等は信用していないのだ。もっとこまるのは社団法人「日本農村情報システム協会」は現在も、約60市町村から防災無線や気象情報配信などの業務を委託されているそうで、(私の事務所が出入りしている町役場もその中の一つなのだが…)これらの業務については今後委託をどうするか検討していくと、すこし悪いことをして住民に迷惑をかけたという意識がないみたいなのだ。こんな外部団体は民主党にうとおり即刻ぶっ潰すしかないのだ。
2009年06月10日
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今話題になっている日本郵政の西川善文社長の再任問題について、私はこの爺さんは辞めるべきだと思っている。不透明な金のことで辞任した民主党の小沢元代表より、日本郵政の西川善文社長のほうが、我々の税金を食い物にしていると思っているからだ。この西川社長の問題は、日本郵政の保養宿泊施設「かんぽの宿」が、なぜかオリックスへ一括売却されようとしていたのが発端なのだ。このこと白紙撤回されたのだが一部の企業と結託して、我々の大事な資産をただ同然でインサイダー的に売ろうとした事が許せないのだ。このことは野党3党が日本郵政の専務と執行役の幹部2人を、「かんぽの宿」などの施設を不当に安い価格で売却して、郵政会社に損害を与える恐れがあったとして、特別背任未遂などの容疑で東京地検に告発状を提出したことでも明白なのだ。この告発状では郵政会社幹部2人は、西川善文社長と共謀して独占的に一括売却の手続きを進めたと指摘しており、西川社長についてもすでに同容疑などで東京地検に刑事告発し受理されているのだ。 しかもこの問題では当の日本郵政の西川善文社長は、一切説明ををすることもないし郵政会社の見解も聞いたことがないのだ。一度くらいこの問題でTVで説明できないのか。日本郵政の西川善文社長といったら昔はTVで色々なことを言っていたと記憶しているのだが、問題が起こってからは一切説明をしていないのが実情なのだ。(まだ、辞任した民主党の小沢元代表のほうが、マスコミに出ていたぞ…)鳩山邦夫総務相は「不正義なことをした会社のトップには責任をお取りいただく。当たり前のことを言っている」と話しているそうだが、私はこのことが当然なことだと思っている。この日本郵政会社の不正義なことの真相だが、刑事告発を受理したにも関わらず、東京地検は調査をしようともしていないらしい。そのうえ、与謝野金融・財務大臣は「面白い話がないので大きく取り上げられているが、政府にとっては小さい話なのでご心配なく」と、能天気なことっを言っている始末だ。 さすがよい家系のお坊ちゃんは、国民の資産が一民間会社に騙し取られようとしたのに、「政府の取っては小さいこと」で済ますみたいだ。日本郵政の株主総会は6月29日に予定されているそうで、郵政会社の唯一の株主である政府を代表して、財務省の幹部が出席するようだが、役員人事も議題となるためその対応が楽しみだ。財務官僚等はこの日本郵政の西川善文社長を辞めさせたがっているそうで、その後釜に官僚OBを据えたがっているのだ。こちらの方も絶対に防止しなくてはならないと思っているが、まずは保養・宿泊施設「かんぽの宿」を一括譲渡しようとした西川善文社長の経営責任を追及し、続投を認めず辞任さすほうが先なのだ。次の日本郵政会社の社長人事なのだが、私なら片山元鳥取知事等の政治家が良いと思っているのだがどうだろう。 この問題では政府与党である公明党の高木陽介選対委員長は、「西川社長が辞めるのが一つの選択肢だし、この問題で鳩山総務大臣が辞める選択肢はおかしい」とTVで話しており、西川社長の辞任による事態収拾の可能性もあるとしているのだ。「かんぽの宿」の不透明な売却の経緯を追及している鳩山総務大臣の姿勢を「国民から支持を得た」と指摘しているわけだが、唯一の株主である政府が今月の株主総会で西川社長続投を了承した場合、閣内不一致になりかねないことも心配しており、「このことで閣内不一致による解散をしてもらっては困る」と、公明党のお家の事情を暴露もしているのだ。(つまり、国民のことなど少しも考えていない証拠だろうだろう…)
2009年06月09日
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昨日は天気もよかったので家族で私の実家に行って、網戸を入れたりして夏の準備をした。私の実家には昔からの井戸があるので、このところの異常渇水で井戸の水位がどうなっているのか調べてみたが、心配をするような事態にはなっていなかった。お袋が「このところ日差しが強くなってきて暑く感じるので、西側窓の軒先にすだれをつるしてくれ」と言ってきたので、1階西面の窓の外によしずを立てかけたのだ。私の実家にはエアコンがないので、毎年6月1日の衣替えを目途にして、実家の衣替えをすることにしているのだが、今年は少し遅れてその夏支度が昨日になったのだ。作業はいたって簡単で、私の家族とお袋とで1時間もあれば完成するくらいなのだが、毎年行う実家の夏支度と冬支度は一種のコミニュケーションの場のようなものだ。 実家の初夏はこの夏支度と庭のあじさいから始まるのだが、 梅雨が近くなるとどうしても湿度の高い暑い日も多くなってくるが、わたすの実家では少し庭があるので、窓を開け放ち庭に水を打つとさーっと5度くらい室温が下がった気がするのだ。(実際に少しは室温は下がっているのだが、5度と言うのは少しオーバーだろう…)こうしておいて扇風機の助けを加えると、まだまだエアコンは必要ないみたいだ。昔は水冷のクーラーも入れていたのだが、親父が死んでからそれも入れなくなってしまった。作業のあとにお袋が「定額給付金が入ったのでみんなで食事に行こう」と誘ってくれたので、実家近くの回転寿司で昼食をご馳走になった。(もっともこちらも考えて、作業が終わるのは昼食の時間くらいになるようにしているのだが…)私も子供も作業の後のビールが大好きなので、これが楽しみと言ったところなのだ。 回転寿司ではお袋のおごりと言うことで気が太くなり、ビールを少し多めに飲んだのですぐには家に帰りそうもないので、(家族で自転車を使って実家まで行っていた関係で、さすがに飲酒運転はまずい…)少し酔いが醒めるまで午後からは実家でTVを見ていた。本来なら日曜日の午後は「たかじんのここまで言って委員会」を見ているのだが、今日はなんかの特番があるそうで、「たかじんのここまで言って委員会」の放送はどうやらお休みだった。地上デジタル放送のことも考えて、実家にもケーブルTVを今年から入れたので、私の応援する中日ドラゴンズの試合が、(セ・パ交流戦が行われているので、放送が多くなっているのだが…)実家でも見えるようになったのだ。今日の埼玉西武ライオンズとの試合も、中日ドラゴンズの勝ちパターンで、これで引き分けを挟んで5連勝となり、やっと借金生活からおサラバしたみたいだ。 もっとも熱心に応援をしたので試合終了間で実家の方にいてしまい、予定どうり帰りのスーパーで夕食の食材を買い物することが、出来なくなってしまったのだ。仕方がないので嫁さんの提案とおり夕食も外食と言うことになったのだが、夕食は昼飯に回転寿司でよいものを食っているる関係で、費用削減も考え「ラーメン・カレー・うどん」のうちから選ぶことになったのだ。(私は家に帰って「そうめん」でも作って食っても良いと思っていたのだが…)今回は子供の意見が通って、夕食は「夕食はカレー」と言うことになったのだが、私はなぜかそのカレー屋で一番辛いカレーを注文していた。さすがの私も店一番のカレーは「これは辛い」と思ったが、汗をカキながら食べきったのだ。家に帰って風呂に入りこの日記を書いたら「おやすみなさい」だ。
2009年06月08日
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この日記を3日分書き始める前まで、TVでサッカーのW杯アジア最終予選で日本代表戦を見ていたのだが、この試合でW杯出場を決めたい岡田ジャパンは、なんとか1-0でウズベキスタン代表を下し、4大会連続のW杯出場を決めたのだ。また、日本代表は前回のドイツW杯に続き、2大会連続で世界で一番早いW杯切符獲得国となったそうだ。これでフランス大会から4大会連続の出場切符をつかんだのだが、地元開催だった前々回以外は、W杯本番では予選敗退となっているので、「世界を驚かす覚悟がある」と岡田監督は、W杯でアジア勢史上最高に並ぶベスト4進出を目標に掲げているのだから、頑張ってもらいたいものだ。W杯アジア最終予選はあと2試合残しているが、この時期に出場を決めたのはベストだといっていいだろう。(これで一安心だ…) 試合内容はというと日本代表は、試合開始早々の前半9分にFW岡崎慎司選手がヘディングでゴールを決めて1-0と先制し、その後もFW大久保嘉人選手等がシュートを連発して、ウズベキスタンゴールを再三脅かしたのだ。(あのオフサイドの判定がなかったら、もう少し楽な試合だったのに…)ところが、日本代表が調子がよかったのは試合開始から前半の20分くらいまでで、あとは一方的にホームであるウズベキスタン代表に攻め込まれ防戦一方にされてしまい、けっこうハードな試合内容で前半戦を終了したのだ。追加点が欲しい日本代表は後半2分に再び大久保選手がいきなりシュートを放つなど、前半同様に攻撃全開で始まったのだが、ウズベキスタン代表のスユノフ選手が、ゴール前にスルーパスを出しGK楢崎選手が直接キャッチするなど、後半もジワジワとピンチを迎えはじめたのだ。そのまま試合終了までウズベキスタン代表の攻撃は緩むことなく、日本は後半は守りの時間が多くなったのだが、最後まで守備の集中力を切らさずに守りきったのだ。 敵地での試合なので仕方はないことなのだが、試合終了間際にはMF長谷部誠選手がゴール前で、相手選手に肘打ちを食らわせたとして一発退場させられるし、中村俊輔選手をはじめイエローカードも、些細なことで何枚ももらったりもしたのだ。そして最後は岡田監督が、審判に文句を言ったわけでもないのに退席処分になるなど、納得のいくジャッジではなかったと私は思っているのだ。(ウズベキスタン代表選手のボールではなく身体に行くタックルには目を瞑っていたくせに…)岡田監督は退席処分を受けたなとに、納得いかない様子で判定に怒りをあらわにしながら下がっていたが、試合後には「選手に指示を出していたら退場になって信じられない。ああいう審判(中東の某国の審判だったのだが…)がいるのか」と、あきれ顔で語っていたのだ。 サッカーのW杯南アフリカ大会は、来年の6月11日から開幕する予定で、1次リーグの組み合わせ抽選会は今年12月に行われるそうだ。W杯南アフリカ大会の組織委員会のジョーダン最高責任者は、W杯予選を突破し一番乗りで本大会出場を決めた日本代表に対して、「日本が予選突破の最初のチームになったことをうれしく思う。日本チームと多数の日本のファンがわが国に訪れることを歓迎する」などとのメッセージを寄せてくれたそうだ。日本代表選手の喜びもひとしおで、選手らは試合後にスタッフから手渡された「世界を驚かす覚悟がある」と胸に記された記念Tシャツを着用して、野球ではよく行われる“シャンパンファイト”の代わりとばかりに、ペットボトルの水を岡田監督に大量に浴びせて喜びを爆発させていた映像が、TVでも放送されていた。
2009年06月07日
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水道の蛇口を開いても水が出ないという、私たちの生活を直撃するこんな悪夢が松山市の県営団地で現実になったのだが、500戸以上ある団地でいくら井戸水が豊富だといっても、予備の水源を準備していなかった愛媛県の対応は、まずいとしか言いようがないだろう。突貫工事で近くの上水道から配管をしたみたいだが、要領が少なすぎて弱地が3箇所しか作れないというお粗末な工事になってみたいだ。500所帯で蛇口が3個ならどうのように生活しろというのだろう。今年は春先にはけっこう雨が降ったのだが、4月には言ってからほとんど雨らしい雨は降っていないし、松山市に5月の降水量は本当に少なく、例年の3割にも満たないというのだ。それでも松山市の水源である石手川ダムはなんとか貯水量を確保しているが、もうひとつの水源である井戸水の方は、例年と比べて水位は低く本当に底をついた状態なのだ。 核家族化と人口増加が進む松山市では、家庭での水使用量がじわじわと伸びているのだが、これを漏水率の引き下げなどによってカバーし、浄水場からの配水量は減少傾向にあるそうだ。私はまちづくり団体の中で環境問題に対するのワークショップに参加していたのだが、50年間で6分の1に減らした漏水率を、今後さらに大幅に引き下げることは難しいと、松山市の担当者が言っていた。また西条市からの分水等の新たな水源の確保も困難な状況で、長期的には需給がひっ迫する可能性が高いことは、今では松山市民の常識となっているのだ。さらに、環境の悪化等によるダムの原水の汚濁や、塩素等による水道水中の有害物質の増加などによる水質悪化も懸念されているのが実情なのだ。松山市の住民も水問題には平成6年の渇水から関心が深く、松山市民一人の1日あたりの水道水の使用量は全国一少量で、こちらの方も今後さらに大幅に減少さすことは難しいと言う状態なのだ。 通常、ダムの貯水の運用は、降水量の少ない冬期は川に水を供給し、減った分を春先からの雪解け水た菜種梅雨の降雨で満水にし、雪解け水や春先の雨が五月晴れといわれる時期に減って、田植え等で農業用水の需要が増える6月ごろから川への供給を増やし、夏場は台風来襲に備えて一定量を空けておくというサイクルで回っているのだ。ところが近年ではゲリラ豪雨的な集中豪雨が多く、いくら全体として降雨量が増えたとしても、豪雨として一度にどっと降った場合は、その場でダムから放水しなければならず、利用水量の増加に結びつかない可能性があり、本来なら安定的な水道水は地下水に頼る場合の方が有利なのだ。その代わり地表水として流すことが出来るダムの水は、農業用用水等に利用する方が効率はよいのだ。(松山市もその傾向が強いので、これからはダムの水の放流が始まり、ドンドン水位が下がっていくだろう…) 松山市は平成6年度に異常渇水を経験しており、今年はいち早く6月から時間断水を決めたのだが、昨日も市内を見て回ったのだが農業者の意識はまだまだ低いみたいだ。これほど水不足が心配されているのに、市内の農業用水路には農業用水が溢れたいたのだ。これから田植えの時期を迎えるので農業養子は必要だろうが、平成6年度は5月と6月に水を使いすぎた(特に農業用水の節水が十分でなかったという調査結果が出ているのだ…)ので、今年はいくら使用権があるといっても、少しは自粛を考えてもらいたいものだ。
2009年06月06日
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私の事務所ではないのだが川の工事をしていて、ホタルの生態を脅かしたと環境団体の人物から、県の工事への批判が新聞に載っていたが、私も自分でホタルを飼育したことがあるので、その環境団体からの批判はよくわかるのだ。私の住んでいる松山市では、ホタルの時期ははずれてきたのだが、まだまだ愛媛県の中では「ホタル祭り」のことがニュースになっているのだ。今年は雨が少なかったのでやっとホタルの季節になってきて、一匹ホタルを見たと思ったら一斉に現われてきて、人里の夜を飾ってくれるようになってきたみたいだ。それと言うのも水中で生活していたホタルの幼虫は、雨の日に水から出て岸に上がり、やわらかい土にもぐりこんでサナギになるのだ。小さな幼虫にとってこれは大変な仕事であり大変危険なことなのだ。 こうして土の中で1ヶ月以上さなぎで生活するのだが、私が聞いたところではホタルの幼虫たちは、試行錯誤を繰り返しているらしいということらしい。つまり、水からちょっと岸に出てみて、雨が降っておらず空気も土も乾燥していたらまた水の中に戻ってしまうそうだ。こんなことを繰り返しているうちに、とうとう雨の日にぶつかったら、喜び勇んで地上に上がってゆくということだそうで、それまでずっと水の中で生きて釆たホタルの幼虫にとっては、空気が湿っていて土も水に濡れて、やわらかくなって掘りやすいときに、地上に出たほうがいいに決まっているためこのようなか行動を取るそうだ。上陸した幼虫は土の中でさなぎになるわけだが、私がホタルの飼育をしたときには、土が乾燥しすぎないように時々打ち水をするようにお願いしていたのだ。 私がホタルを飼育したのは史跡庭園の庭だったので、あまり天敵のいない環境だったこともあり、生態環境にさえ気をつけていればホタルの飼育もそれほど難しくないと思ったものだった。ところが自然環境では幼虫からさなぎになる時期に、河川工事など行われたらたまったものではなく、おそらくその川のホタルは全滅してしまっているだろう。新聞情報では工事は河床掘削といって、川の中の土を全体的に除けてしまう工事なのだが、捨てられた川の土の中にホタルのさなぎ等が相当数いたのだろう。しかも川の中をバックホー等の重機で動き回り、川の流れを相当濁らせたから、工事現場から下流のホタルの生息地にも、大きな影響が出ていると思われるのだ。これらのことから環境団体の人が言っているように、ホタルのふ化する5月から7月くらいの時期には、河川工事を中断するくらいの配慮がほしいものだ。 今度は建設業に従事している立場から言うと、梅雨の大雨による洪水に備えて河川の流水断面を確保するために、今の時期に工事をしたいのもよくわかるのだ。しかも6月になると多くの川では、鮎漁の解禁日にもなる関係で、それこそ河川工事が出来なくなるのだ。近頃では河川護岸等の構造については、多自然型川づくりということで、自然の景観と動植物共生を加味した工法を使用する例が多くなっているが、まだまだ役所の担当者を始め工事の監督にも、自然にマッチした工事をしようという意識が少ないと感じられる。(もう少し私のように、自然のマッチした工事を考えてもらいたいものだ…)
2009年06月05日
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今、国内外から熱い視線を受けているのが、ヤクルトの絶対守護神、林昌勇投手なのだが、先日の西武ライオンズ戦で開幕からの失点0はなくなったが、いまだ自責点は1点もなく防御率は驚異の0.00となっているのだ。 その林投手は右サイドハンドからの150キロ超の速球と、多彩な変化球を武器に大活躍をあげており、ヤクルト1年目の昨季は1勝5敗33セーブで防御率は3.00だったし、今季もここまで0勝0敗で15セーブをあげているのだ。 それより林投手が有名になったのは、今年のWBCの決勝戦でイチロー選手に2点タイムリーを打たれた韓国の投手といった方が、あまり野球を知らない人にはよくわかるかもしれない。(あの時は日本中が大喜びしたのだが・・・) 昨年ヤクルトに入団した際に2年契約と発表されただけに、今オフの動向が注目されるところなのだが、こうなると巨人は抑えのクルーンが、故障はするし状態の良くない投球が続いており、そろそろ「欲しい欲しい病」が出てくるころだろう。 他球団で活躍する外国人選手を大金を使って獲得し、戦力を巨大化するのはここ数年の読売巨人軍の常套手段ではあるが、その中で一番被害にあっているのは、ご存じの通り東京ヤクルトスワローズなのだ。 昨年はグライシンガー投手にラミレス外野手とエースと4番を奪われ、今季はゴンザレス投手が負け無しの5連勝で5月の月間MVPに輝いたのだ。東京ヤクルトスワローズはいわば巨人の草刈り場だといっていいだろう。 読売巨人軍の場合には自分を強くするというより,相手を弱くするって事も重要なウェートをしめることから、選手層の薄いヤクルト・横浜・広島の安くて大活躍する外人選手なんて、金でころぶし最高の餌食といっていいだろう。 ヤクルト球団に職員は「うちの林投手や広島のルイス投手にしても、持っていかれたらたまらないから、いろいろ手は打っているんだよ」とは言っているが、お金持ち球団に5億円も6億円も出されたら太刀打ちできないだろう。 それだけにヤクルトを指揮した経験のある楽天・野村監督は、今オフの林投手の動向について「また巨人が持っていくんじゃないのか」と見越しており、在日9年以上在籍の特例を使って、外人枠からも外そうとしているみたいだ。 今年も多くの野球解説者が、「セ・リーグのペナンとレースは1位と6位は決まっているので、残りの4チームのうちどこがクライマックスシリーズに進出して、1位のチームを倒すことが出来るか勝負だ」といっていた。 どうやら、今年も来年もその傾向は続きそうだ。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年06月04日
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昨日は結婚記念日だったので家族で食事に出かけたのだが、結婚記念日は昔から夫から妻にプレゼントするのがならわしだそうだ。今は夫婦でプレゼントを交換したり、ご子息から両親へ感謝の気持ちを込めたプレゼントなども増えているというのだ。(私の子供は昨晩の食事会には参加したが、プレゼントはなに一つくれなかった…)もっとも、結婚記念日は夫婦にとって特別な日で、二人が力を合わせて積み上げてきた、家族の絆が証明される大変意義深い日にしたいと思っているのだ。結婚記念日に薔薇の花束を、夫から妻へプレゼントする慣わしがヨーロッパではあるそうだが、年数に合わせて本数を1本ずつ増やしていくというアイディアも素敵だそうだ。ちなみに、結婚記念日のうち最も花に関係がありそうなのは、結婚4年目の「花婚式」ということのようだ。 ところで結婚記念日にプレゼントするなど、結婚記念日の名称を知っておくのもいいもので、一応日本でも結婚記念日の年数に応じて、結婚記念日の名前が決まっているのだ。その名称というのは結婚一年目の「紙婚式」から、結婚記念日60年目の「ダイヤモンド婚式」まであるそうだが、15年目までは毎年決まっているのにそれ以降は5年後とになっているのだ。結婚記念日の発祥の地であるヨーロッパでは、結婚記念日の名称も異なり、ドイツでは結婚10年目が「薔薇婚式」で、15年目は「すみれ婚式」となっているそうだ。フランスでは「薔薇婚式」は17年目で蘭婚式は55年目になっているそうだ。けっこうヨーロッパの多くに国で結婚記念日の名称といったら、花の名が使われているみたいのことが、結婚記念日のITに載っていた。 ちなみに、ITの百科辞典で調べたところ、結婚記念日は「結婚式を行った日を記念日扱いした日。この記念日は極めて個人的なものであるから、当事者である2人のみで祝われることが多い。それぞれの結婚記念日には、結婚式からの経過年数によって名称が定められており、その名に相応しい贈り物を夫婦間で交換する」となっていた。この体系では最初のうちは廉価で柔らかく日常的な物から始まり、徐々に高価で硬い貴重品へと変わっていく傾向にあっているのだが、これらの記念日のうち特に金婚式・銀婚式は大きな節目として、高価な祝いの品を贈りあって盛大に祝われる事が多いそうだ。日本でこの結婚記念日が正式にお祝いされたのは明治になってからで、明治天皇が明治27年3月9日に銀婚式を挙げたのが最初らしいそうだ。(明治天皇は即位されたときは独身だったことが、私は初めて知ったのだ…) 実は私も来年が結婚25周年となっており、「銀婚式」ということで来年は盛大的にお祝い会をしようと思っている。今月から乏しい小遣いでも貯めはじめて、嫁さんに何かプレゼントでも買ってやろうか。そういえば結婚10周年のときは、嫁さんに「何か買ってやろうか」と言ってやったところ、ちょうど嫁さんが結婚のときに持ってきた洗濯機が壊れたところであり、「洗濯機を買ってくれ」といったので、シメシメと思って洗濯機を結婚記念日のプレゼントのしたのだ。
2009年06月03日
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もうすぐ事務所の健康診断に時期なのだが、昨年からメタボ対策として腹回りを測ることが義務付けられている。私もギリギリメタボの一員なのだが、昨晩風呂から出て体重を量ってみると、昨年と比べて少し体重も増えているのだ。私はメタボ状態からの脱出には8~13%のダイエットが必要と言われてはいるのだが、そう簡単にダイエットなどできるわけがないと半分あきらめているのが実情なのだ。今日のITのニュースの中で日本人の健康習慣には、「一無、二少、三多」が最適と言う記事が載っていた。私も健康に破棄を使っているので読んでみると、日本生活習慣病予防協会理事長である池田義雄医師が提唱する健康習慣を実践すると、従来の健康習慣と比べてメタボリックシンドロームの発症をより効果的に減らすことが分かったそうだ。 その池田博士が提唱する健康習慣の「一無(無煙)」は、たばこのない生活をおくることが第一で、「二少(少食・少酒)」は、食事量と飲酒量は少なめの腹8分にするというのだ。(私も糖尿の予備軍なので、食事等のカロリーには少し気を使っている…)「三多(多動・多休・多接)」の多動は身体を「できるだけ動かす」ことで、多休は休息・睡眠を十分とり心身ともにリフレッシュさせ、「睡眠時間」の規定はせずに休憩や仕事をしない休日を十分取る。多接は趣味などで多くの人や物と接しストレスを発散することなのだ。私も健康診断なので多くの医師にカウンセリングを受けるのだが、どの先生も同じように「タバコをやめましょう」、「お酒を控えましょう」、「運動をしましょう」としか言わないのだ。(そんなことはよくわかっているのだ…) 今回の池田博士が提唱する「一無、二少、三多」は、厚生労働省のホームページで記載されているメタボ対策に比べて効果が高いことがわかったろしい。従来から重要視されて国内でも広く紹介されてきた「7つの健康習慣」は、米国カリフォルニア大教授のレスター・ブレスロー博士氏が提唱したもので、かなり早い時期に生活習慣に着目した博士が、よい生活習慣を送っている人ほど死亡率が低いことを発表してから世界中に広まったそうだ。その「7つの健康習慣」に大阪大大学院教授の森本兼曩博士が、日本人を対象にストレスを加えた新たな「8つの健康習慣」を提唱して、それが厚生労働省推薦のメタボ対策として、同省のホームページなどでも紹介されているのだ。今回の調査結果では「8つの健康習慣」よりも、どうやら池田博士の「一無、二少、三多」方に軍配が上がったというのだ。 厚生労働省推薦のメタボ対策の健康習慣で気になる点は「定期的に激しい運動をする」ことだそうで、激しくないと効果がないのかよくわからないというのだ。また、「飲酒量は4本以下まで」としているが、日本人で4本はかなり多いとも言われている。ストレス項目でもより現代にマッチしてがいるそうだが、「睡眠時間7~8時間」という規定は必ずしも妥当ではないそうだ。なにはともあれ私の場合はもうすぐ健康診断なので、少し晩酌を控えめにして体重を落とすことにしようか。
2009年06月02日
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昨日は天気も良かったので少し街でも歩こうと、松山市の「俳句の里めぐり」ということで、江戸・明治・昭和3つの時代の俳人ゆかりの三軒の庵を廻ってみたのだが、これが松山で今、注目の観光スポットになりそうなのだ。今年の1月に地元放送局も紹介しているのだが、江戸時代、伊予を代表する俳人、栗田樗堂によって建てられた「庚申庵」。俳諧を楽しむために作られた庵なのだ。「愚陀佛庵」は漱石の自分の俳号「愚陀佛」から名付けたという、明治時代に夏目漱石が正岡子規と句会を楽しんだ場所なのだ。「一草庵」は自由律俳人である種田山頭火の終焉の場所で、山頭火自身が「私は草の葉の一葉で足りる」と書いて、「一草庵」としたそうだ。松山市は「一草庵」のほかにも、正岡子規が夏目漱石と親交を深めた「愚陀仏庵」と近世の松山第一の俳人である栗田樗堂の「庚申庵」を連携させて、松山市ゆかりの俳人ルートとして、「三庵めぐり」を新たな観光ルートにしたい考えなのだ。 実は私も3年位前に私の参加しているウォーキンググループで、松山市の観光地を歩くルートを考えたときに、JRと協賛しての「駅からウォーク」のひとつと考えて、この「三庵めぐり」コースを実際に歩いたことがあるのだ。この時は集合場所を「JR松山駅」と考えたため、「庚申庵」が開園する時間に合わせてルートを作り、どうしても何処かで昼食を取る必要が生じたのだった。そんな関係もあって「歩こう会」の会合において、私のこの企画はボツにされたのだった。(それからでも何回か私自身は、この三庵には訪ねているのだが…)今回は「歩いてみよう、三庵めぐりのまち探検」ということで、コースは「庚申庵史跡庭園~札の辻~愚陀仏庵跡~愚陀仏庵~子規・漱石ゆかりの句碑~一草庵の散策」の約5Kmを設定して歩いたのだ。途中では大学の先生や地元のガイドさん等が、案内しておりためになる話を聞かせてもらった。 話を聞いてみると松山市では、この「三庵めぐり」を大々的にアピールするみたいで、議会でも理事者が「来年は、山頭火没後70年という節目にあたることから、『全国山頭火フォーラム』の誘致をすすめるとともに、山頭火ゆかりの品々を集めた展示会やイベント等が民間レベルで企画しており、その具現化に向け支援していく予定である。また、庚申庵・愚陀仏庵・一草庵を訪ねる『三庵めぐり』を、松山散策ルートのひとつとして全国に発信していきたい」と答弁しているのだ。これは民間レベルの旅行会社も協力しているそうで、県外高校生の修学旅行のメニューにも、この「三庵めぐり」を入っているそうだ。(私も今の高校の修学旅行は、現地で小グループに分かれてOPツアーを行うのが、主流になっていることを初めて知ったのだ…)しかも、別の地元放送局もこの「三庵めぐり」は昨年の10月にTVで放映しているそうで、(私は少しも知らなかったので、当然見ていないのだが…)けっこうポピュラーな企画になっているみたいなのだ。 そんなところで、昨日は天気も良かったし、「一草庵」ではお茶とクッキーの接待も受けたので、楽しいウォーキングになったのだ。歩くということはお金もあまり要らないし、(昨日の「三庵まぐり」もペットボトルのお茶代と帰りの電車賃だけで、新しい知識を仕入れられたし半日以上遊ぶことが出来たのだ…)健康にも良さそうだからドンドン参加して行こうと思っているのだ。
2009年06月01日
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