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今日は松山市の坂の上の雲を歩こう「まつやま 2day ウォーク」があったのだが、今年は句切れのよい10回目の開催となったたことから、市制施行120周年を記念して、例年の1日1コースから2日間4コースに内容を拡大されて開催されているのだ。(なんと、藤岡弘、がゲストとして参加しているのだ...) このウォーキングイベントは、小説『坂の上の雲』ゆかりの地をめぐり、地域の歴史・風土・文化を再認識する機会として行われているのだが、私は初回から参加しているのだが、今年は午後から用があった関係で、一番短い5kmの「城山コース」に参加したのだ。(なんと、藤岡弘、も同じコースに参加していたのだ...) この「お城下ウォーク」のイベントは、クイズに答えて豪華賞品が当たる抽選会や、ゴール付近で特産品販売などのイベントも行なわれるのだが、そのうえそのウォーキングの模様は、ラジオで生中継されるというのだ。私は藤岡弘、の近くを選んで歩いたので、TV のニュースか新聞に写真が載るかもしれないと思っているのだ。 さて、私が毎日行っている健康法であるウォーキングだが、他の運動に比べると消費カロリーは時間に換算すると少ないのが、糖尿病の予防等には効果は素晴らしいものがあるというのだ。今日も歩く前の行ったストレッチ運動なのだが、このウォーキングを始める前のストレッチ運動は、消費カロリーでも馬鹿にならない結果 となるそうだ。 それによるとウォーキングを始める前にストレッチ運動では、約35キロカロリーを消費するそうだが、これはラジオ体操の約半分くらいにあたると言うのだ。ラジオ体操の消費カロリーは、速いペースのウォーキングと同じ消費カロリーで、ストレッチもゆっくりのペースのウォーキングと、ほぼ同じだけのカロリーを消費す ることができるそうだ。 さすがにサッカーや野球と比べるとウォーキングは消費カロリーは少なめだが、その分時間をかけて運動すれば、決してそれらの運動とも遜色無くカロリーを消費することができるそうだ。しかもそのウォーキングの前のストレッチ運動は、怪我の予防と同時にそれなりのカロリーを消費してくれるので、決しておろそかに出来 ないといっていいだろう。 今日のイベントウォーキングでは自分のペースではなかなか歩けないが、本来ウォーキングは自分の調子に合わせて歩くのがベストなのだ。友達などと一緒に歩く場合は自分に合ったウォーキングの速さの方と歩くのがベストで、歩くのが速い方と歩いて無理してしまい足が悪くなってしまったケースなどもありますので注意が 必要なのだ。 私も松山市のウォーキンググループに所属しており長いときには30kmくらい歩くのだが、今日は自分のペースではなくゆっくりと歩いたので、なんだか長い距離を歩いたよりも疲れた気がするのだ。しかも午後からは長時間の会議に参加したこともあって、なんだか精神的にも疲れてしまっている。(肉体的にもそうだが... ) これで日記も書き終えたのでゆっくりと風呂に浸かって、晩酌でも飲んで休もうか。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年10月31日
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昨日今年の新人選択会議があったのだが、私が応援している中日ドラゴンズは、今年のドラフト候補の目玉であった花巻東高の菊池雄星投手の交渉権を逃してしまい(交渉権は埼玉西武ライオンズが獲得したのだが・・・)外れ1位で、これまた夏の甲子園を沸かした智弁和歌山の岡田俊哉投手を指名し交渉権を獲得したのだ。 今年のドラフトではスカウト会議を開いた結果、中日ドラゴンズの中田スカウト部長は「どんなことがあっても菊池投手でいく。抽選で外れた場合でも将来性のある左ピッチャーの獲得が最有力」と話していたとおりに、今年の夏の甲子園で活躍した左腕の智弁和歌山高校の岡田投手を指名したようだ。そのうえドラフト2位では、これまた評価の高かった左腕投手である、千葉英和高校の小川龍也投手を指名し、1位と2位で高校生左腕の交渉権を獲得したのだ。 中日ドラゴンズの指名した両左腕投手は、ともに細身の左腕投手なのだが、かつてのエースだった今中投手の再来を期待しての指名なのだろう。そのドラフト1位の岡田投手だが、智弁和歌山高校で1年からベンチ入りしていた逸材で、春夏合わせて4度甲子園に出場しているのだ。今年の夏の甲子園大会では和歌山大会準決勝から甲子園の初戦まで、3試合連続完封勝利を達成して3回戦まで進んでいる。名伯楽として有名な同校の高嶋仁監督は岡田投手のことを、「言うことを聞かないが、自分がこうと思ったらやる。プロ向き」と度胸の良さには太鼓判を押しているそうだ。 私の予想では今回のドラフト指名選手は例年とおり、全部で5~6人だと思っていたのだが、なんと12球団最多の8人を指名したうえに、育成と合わせて10人となっているのだ。 その中でも驚きなのは育成選手枠を含めて捕手を3人も指名していることで、いくら谷繁捕手の後釜捕手を作らなくてはいけないといっても、少し偏りすぎかなと思っているのだ。落合監督としては、ドラフト指名で松井雅人捕手と吉田利一捕手を取り、育成枠の2位で赤田龍一郎捕手を指名して、大学卒業の3人の捕手同士を同期で競争させることで、谷繁の後継者を育てる意向なのだろう。 即戦力としては中継ぎ・抑えをこなせる人材がもう1~2枚いると盤石となることから、中継ぎ候補として社会人で活躍していた諏訪部貴大投手を指名している。諏訪部貴大投手は140キロ台後半のストレートには球威があり、大舞台の経験もあることからきっと戦力になってくれるだろう。異色なのはドラフト3位で指名した亜細亜大学の中田選手で、身長は170センチ台だがなんと体重が100キロを越えている内野手だそうだ。埼玉西武ライオンズの主砲で「おかわり君」こと中村剛也選手っぽい雰囲気を持っているそうだが、かつての中村(紀)選手がやってみたいに、森野選手を外野にコンバートするくらいのことをやってもらいたいものだ。
2009年10月30日
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また自衛隊の護衛艦の事故が起こったのだが、海上自衛隊の護衛艦「くらま」と韓国籍のコンテナ船の衝突事故の原因は、このコンテナ船は前方の貨物船に約2倍の速度で近づき、追突寸前になっていたことが、第7管区海上保安本部の調べでわかったというのだ。(そうとう無茶な操船をしていたことになると言うことなのだ. ..) 私も仕事柄海の工事では大型船を使用するので、船の操船のことはまったく知らないわけではないのだが、今回の事故の原因では韓国のコンテナ船が、貨物船を避けようとして左へ急旋回して、ほぼ真横を向いた状態になって自衛艦に対向する航路を進んできたことが原因で、護衛艦「くらま」とぶつかったということが実証さ れたと言うことなのだ。 先行していた貨物船は、海上保安庁の関門海峡海上交通センターから無線で、「コンテナ船が接近している」として右側へ寄るよう促されたそうで、その指示を忠実に守った貨物船はかじを切った際に減速すると、無謀走行の韓国のコンテナ船が追突しそうになったというのだ。(貨物船の船長からの聞き取りではそうなっている のだ...) 第7管区海上によると、韓国のコンテナ船に追い越しを助言した海上保安庁関門海峡海上交通センターの対応は、適切だったかどうかを含め、乗組員から事情を聴くなどして調べを進めていたのだが、韓国のコンテナ船は護衛艦「くらま」と衝突した衝撃で停止したが、衝突しなければ山口県下関市側に座礁したという調査結果も 出ているとのことだった。 韓国の無法コンテナ船は事故前、貨物船の右後方を航行していたが、貨物船の速度が遅いため、徐々に接近していったそうで、これをレーダー画面で見た海上保安庁関門海峡海上交通センターの管制官が、コンテナ船が後ろから近づいていることを貨物船に連絡して、貨物船が「左舷側を通してほしい(追い越させてほしい)」と 依頼したそうだ。 海上保安庁関門海峡海上交通センターの管制官は、韓国のコンテナ船に先行する貨物船を左側から追い越すように助言したそうだが、どの証拠を並べてみても韓国籍コンテナ船の操船に、重大な問題があったとの見方を強めており、業務上過失往来危険容疑で韓国のコンテナ船の乗組員らから事情を聞いているそうなのだ。 それとは別に私が思うのは、根本的な問題への取り組みは遅れていることが問題なのだ。イージス艦の事故や相次ぐ不祥事を受けて海自の「抜本的改革委員会」が昨年末にまとめた「改革の指針」では、乗組員の不足は見張り要員の不足や乗組員の負担増大につながっており、早急な改善が望まれるとの報告を行っているのだ。 大体が自衛艦というのは有事の際に活動することを前提に訓練されているはずなので、いかなる状態でも護衛艦自体に損害が出ることは避けなければならないはずではないのか。これが自爆テロを目的とするようなな船であったら、哀れ護衛艦「くらま」は残念ながら海の藻屑となっていただろう。(当然多大な被害者と一緒に ...) 海峡の最も狭い地点を通過するにあたり、「くらま」では全乗組員を配置につける「総員配置」を敷き、見張りなどの監視態勢を強化していたそうだが、それでもいくら衝突する意思がないコンテナ船は、日本港の護衛艦を沈めることができることが実証されたのだ。(まったくな情けのないとしか言いようない今回の事故だっ たのだ...) wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年10月29日
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私はもう5年くらい飛行機と言うものには乗っていないのでANNもJALも関係ないのだが、経営不振のなっている日本航空が、経営再建計画を今月末までに取りまとめて、前原誠司国土交通相に提出する方針を固めたそうだ。その前原誠司国土交通相は日本航空の経営再建をめぐり、民間企業の再建を支援する「企業再生支援機構」を活用する方向で検討に入ったそうで、我々の税金を使って多額の公的資金を投入する上で、政府の関与を明確にする必要があると判断したもようなのだ。国土交通相直轄の専門家チーム「JAL再生タスクフォース」は、日本航空再建計画の骨子を策定しており、官民共同で3000億円の資本増強を一民間企業に行う方針だというみたいだ。 もっとも私も来週には約10年くらいに東京へ行く用事があって、松山空港から飛行機を利用するつもりなのだが、どうやら日本航空の便を使用するみたいだ。(今回は労働組合の陳情と言うことで、多くの職域から大勢で利用するので、チケットの手配等は人任せにしているのだが・・・)松山~東京便は日本航空と全日空が飛んでいるのだが、私個人的には多くの人と同じように、全日空便を利用するようにしているのだ。そのようなこともあって日本航空が倒産したって、私の生活にはそれほど大きな影響はないので、日本航空は別に政府保証融資(その費用は我々の税金だと言うことをを、鳩山首相や前原国交相はわかっているのだろうか・・・)してまで、存続させる意味はないと私は思っているのだ。 今までは政治家に食い物にされてきた点を差し引いても、全日空は自力で増資して財務体質を強化するというのに、日本航空はなんたる体たらくなのだろう。ここは多くの人が言っているように一旦綺麗にしてしまって、これまでの赤字体質の責任を取って経営陣の大幅刷新をやるべきだし、複雑化した労働組合とか旧弊を一気に無くさないといけないと思うのだ。そうしないと債権放棄を伴う2500億円規模の金融支援のほか、公的資金を伴う3000億円規模の資本増強をしても、いつまでたってもダメな会社のままだと私は思ってしまうのだ。日本航空の再建に使われる巨額の公的資金には、財務省が慎重な姿勢を示しているそうだが、我々の税金を使用する立場から言ったら当然のことだろう。 実は私は親父の代から引き継いだ日本航空の株を少し持っているのだが、こちらの方は国土交通相直属のタスクフォースの要請を踏まえ、政府が経営再建に向けて公的資金を注入する検討に入ったことが好感されているみたいで、それほど酷い状態にはなっていないのだ。前原誠司国交相が「日本航空はつぶさない」といった言葉が裏打ちされ、投資家たちに安心感が広がっているみたいだ。私の場合は基本的にキャピタルゲインは考えていないので、どちらかというと株価の変動にはあまり関心がないのだ。(それでも自分の持っている株の値段は、低いより高い方がいいに決まっているのだが・・・)
2009年10月28日
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昨日所信表明演説を1時間近くした鳩山内閣だが、行政費用削減は待ったなしと言うところで、財務省によると来年からの費用削減案として、500円硬貨の偽造防止対策予算を、段階的に削減する方向で検討に入ったそうなのだ。これは7~8年前に偽造500円玉が、現金自動受払機や自販機の真偽判定装置を通過する事件が起こったときに、世界一の造幣技術を使って偽造防止を行ったのだが、現在では500円硬貨の偽造が大幅に減っているためで、年間の削減幅は最大で数億円程度になる可能性があるというのだ。新聞情報では来年度の予算の概算要求で財務省は、更新費を含めた硬貨の発行費157億円も計上しているが、国の財政状況の悪化を受けて、今後の査定作業で減額を検討しているそうだ。 そもそも500円玉の偽造と言うのは韓国のコインを元に造られていたはずで、その偽造500円玉はちょうど2万個の1千万円分は偽造だったといわれているのだ。500円硬貨の偽造硬貨は、ところがピーク時には約1万4000枚が見つかった以降は激減しており、昨年度の偽造500円玉の仕様は約500枚だったそうなのだ。このため、財務省は更新費を削減しても問題はないとの考えて、500円硬貨の偽造防止対策で連携している金融庁や警察庁の間で議論を進める考えなのだが、贋金対策に我々の税金が157億円も使われていたのには、正直ビックリしているのだ。 そもそも自販機のセンサーは電磁波をコインに当てて、その反射波形からコインの質量・形状・成分を読み取るシステムだそうだが、現在の偽造が難しい500円玉は、見る角度を変えると「500」の二つの「0」の中に「500円」の文字が浮かび上がるという、世界でも日本にしか出来ない技術を使用しているそうだ。ところが、表面が摩耗するなどして浮き上がる文字が見にくくなると、自販機のセンサーに偽造硬貨と誤解され、取引の現場などで混乱が生じかねないため、他の硬貨に比べ作り直す基準が厳しく更新費がかさんでいたというのだ。このようなことを一時中断するだけで、年間の贋金つくり対策費の削減幅は、最大で数億円程度になる可能性があるというのだ。 ところで贋金つくりのルーツは、貨幣が出来たときに始まったと言われるくらい歴史が古く、貨幣を造る側とのいたちごっこは終わることはないだろう。貨幣を作る専門家に言わすと、唯一の偽造硬貨対策というのは、コインそのものの素材価格をコインの額面に近づけることにより、贋金作成コストを高めてしまうこといがいないというのだ。紙幣の場合はどうやっても、贋金作成コストを高めることが難しいので、紙幣本来の紙質(すかしを入れたりするそうなのだが・・・)と磁気印刷等の印刷技術で勝負するしかないということだった。たしかに行政の諸費用の節約は必要だが、また、簡単に偽造できる500円玉にしてしまって、偽造貨幣が増えたら元の木阿弥だと危惧しているのだ。
2009年10月27日
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私はメザシが好物で特に今頃に市販されているものが一番うまいと思っているのだ。普通メザシなどは真いわしで作られるのだが、私の住んでいる松山市ではカタクチイワシのメザシが主流なのだ。このイワシという名の由来は、陸に揚げるとすぐに弱ってしまう魚であることから、「よわし」が「いわし」と変化したという説が有力で、漢字でも「いわし」は「鰯」と魚ヘンに弱と書くことから、この説しかないと思っていたのだが、日本語の読みの変化では「ヨ」が「イ」へと変わる転訛の例が、イワシの他にないことから、言語学者の間では否定的に見られているそうだ。 真イワシは小骨が多くで煮付けには不向きだと思っているのだが、それでもイワシは煮てもよし、焼いてもよし、フライやツミレで揚げてもよし、新鮮な奴はしょうが醤油で刺身もいけるのだ。特に今頃取れた秋のイワシは脂がのっていて美味く、刺身で一杯やるとたまらないのだ。(実は昨晩もホータレイワシの刺身で、久しぶりに熱燗を飲んだところなのだ・・・)そんなことから10月4日は「いわしの日」になっているそうで、これは104を「いわし」と読んだゴロ合わせからとっているのだが、それでも秋にイワシが旬を迎え、美味くなることも関係ないとは言えないのだろう。もっとも日本では3種るくらいしか食べられていないそうだが、イワシの種類は相当数あるそうなのだ。 このイワシという魚は日本人にはなじみが深く、昔の都から出土の木簡には「伊委之」・「伊和志」の文字が使われているそうで、名前の由来も身分の卑しい人々の食べ物であったことから、「いやし」から「いわし」に変化したのではないかという説もあるみたいなのだ。昔からよく獲れる魚であり、おいしいことから古くから食べられていたのだが、痛みやすいため高貴な人たちの口にはなかなか入らなかったようだ。それでも紫式部などはイワシの日干しを好んで食べていたそうなのだ。どうやらイワシは世界中で昔から食べられており、海に隣接する領域をもつほとんどの文化において、主要な蛋白源の一つであると言われているのだ。(欧米でもけっこう食されているのだ・・・) 今日も嫁さんが朝飯の準備をしているのだが、私が昨日買っておいたホータレイワシのメザシがどうやら焼けてみたいで、魚を焼いたよい香りがPCを浸かっている部屋まで匂ってくるのだ。日記を書くのもここまでにして、さっそくメザシに噛り付こうか。
2009年10月26日
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私は毎日通勤のために朝には自宅からJR松山駅まで25分くらいかけて歩いているし、職場のある駅から事務所までもやはり20分くらい歩いているのだ。医者からもお酒を飲むことを控えるのと、毎日定期的に運動することを進められると、毎朝40分以上歩いていることを言うのだが、医者の方が黙ってしまうくらいなのだ 。 当然事務所から自宅に帰るときにも同じくらい歩いており、雨の日でない限りは1日に1時間30分以上は歩いていることになるのだ。健康に留意するようになるまでは、駅まではバスや市内電車を利用していたのだが、今は天気の悪い日にしかバス等を利用しなくなったのだ。(定期券を購入しなくなってから、2年以上になってい るのだ...) そのうえ休日には松山市にあるウォーキンググループに参加しており、9月から6月までには月に2度くらい予定されているウォーキングに、最低での月1回くらいの割合で参加することにしているのだ。毎朝ウォーキングをしているが、イベントウォーキングで大勢で歩くのもまた気持ちのいいものだとおもっているのだ。 ウォーキングはたくさんの方々が朝夕していると思うのだが、朝6時くらいから仕事のため事務所に向かっていると、もうウォーキングをしている方が何人もいてビックリします。残業して家に帰る夜の時間帯にも、反射帯付きの「安全たすき」をかけたおばさん連中がよく歩いているのだ。(ウォーキングイベントにも多くの人 が参加してくれるのだ...) 私たちのウォーキンググループは、松山市が進めている「『坂の上の雲』を軸としたまちづくり」の中で、松山市全体を屋根のない博物館とする、フィールドミュージアム構想のお奨めコースとして、美しいみちを市民の皆さんに歩いてもらい、このフィールドミュージアム構想を広める活動を行なっているのだ。 松山市も毎年この時期に「お城下ウォーク」ということで、ウォーキングイベントを行っているのだが、10回目の開催となる今年は市制施行120周年を記念して、例年の1日1コースから2日間4コースに内容を拡大して、今日と来週土曜日に予定されているのだ。(しかも、今回は旧の中島町で行われることになっているのだ. ..) 私も毎年このウォーキングイベントに参加しているのだが、今年行われる2日間4コースとも完全参加が出来ないのだ。今日の旧中島町で行われる「しまウォーク」は、場所が松山市から30分くらいかかる離島で行われることと、事前募集だったので参加できなかったのだが、来週のウォーキングには部分的の参加をしてみようと 思っている。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年10月25日
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いろいろな事を言いたい放題言っている亀井郵政・金融担当相が、今回は少しまじめなことを言っているようで、公取委の幹部を金融庁に招き、大企業が下請け関係にある中小・零細企業企業に不当に低い価格で仕事を発注する「下請いじめ」への監視強化を要請したそうだ。私の勤めている事務所は大企業ではないし、建設業はそれでも下請けいじめは少ない業種でし、昔から「赤を打たすのは監督の恥」という土壌が残っている関係で、下請けを育てて共存共栄をしている業種だと思っているからだ。特に公共工事などを受注すると、官の下請け契約の監視など何重にも行われているのだ。(役所に提出する下請け関係書類の多さは、ビックリするくらいの量となっているのだ・・・) 下請けいじめの問題に関しては亀井郵政・金融担当相は、ぜんぜん関係のないはずの公正取引委員会の幹部に対して、「今話しているような借金の返済を先延ばししただけでは仕方がない。中小・零細企業が儲かる形で仕事が出るよう、対策をしたい。公正取引委員会の力を貸してもらいたい」と、協力を要請したそうだ。亀井大臣が所管している金融庁は、中小・零細企業の資金繰り対策として、金融機関に返済猶予など融資の条件変更に応じるよう促す「中小企業金融円滑化法案(仮称)」の臨時国会での成立に向け、取りまとめ作業を進めているが、今度は借金を返すには中小・零細企業の所得を増やす方法を発表したわけだ。(それほど下請けいじめがひどいということなのだ・・・) 今の除隊は製造業を中心に大企業(そればかりではないのだが・・・)が、下請けの中小企業に対して際限のないコストダウンを求めており、中小・零細企業をドンドン疲弊させ、中小企業に勤める従業員はワーキングプアになり、退職傾向が増加し社会が不安定化してしているのだ。その原因は、小泉・竹中政権が推進した構造改革路線の結果、大企業が米国化してしまい利益優先主義となり、かつてのように下請けを育てて共存共栄を目指さないことであることは間違いないだろう。我々建設業では下請企業をいじめるところは、やくざ関係の違法企業と相場が決まっているのだ。(もっともこれは公共事業のことで、民間工事における安価契約では、下請けいじめが行われているのだが・・・) それでも公共工事を施工する時には役所の監視が厳しいこともあって、あまりに低い金額で下請け業者に工事を契約すると、行政指導が行われているからなのだ。我々建設業の仕事は、公共工事が8割以上を占めているので、民間工事で少し安価契約しても十分下請け業者に、それなりの契約工事費を支払っているのだ。今回の亀井郵政・金融担当相の趣旨は、その大企業における下請けいじめの監視を、公正取引委員会に厳格にやらそうと思っているのだろう。公正取引委員会の竹島委員長は、亀井郵政・金融担当相との会談後に記者団に対し、下請いじめを含む不公正取引の監視は「取り組みを強化していくと話した」と話したそうなので、これからの成り行きを見て行こうと思っているのだ。
2009年10月24日
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今日私が購入している業界紙読んでいたら、環境のことで京都市長がその雑誌に投稿していたのだが、門川京都市長がドイツのメルケル首相に会ったときに、『DO YOU KYOTO?』ということを教わったそうだ。これは1997年の「京都議定書」が京都で採択されたことから、「環境にいいことしていますか?」という意味だということだった。 その投稿記事の中で京都市長は「京都という都市が、環境問題を世界で最初に示した『京都議定書』を誕生させただけでなく、欧米の人々は京都市に対して敬愛の念が込められている」ということを書いてあった。そのうえで「京都人として誇りに思ってよいと同時に、現実はどうだろうか」と振り返ったと反省を込めて語って いたのだ。 『DO YOU KYOTO?』というのは直訳すれば「京都してますか?」ってことなのだが、「環境によいことをしていますか」っていう意味になってしまっており、何気にディカプリオなんかも使ってたりしているそうなのだ。私も今日の雑誌で初めて知ったくらいで、世界共通語なんて言われてみても、まだまだ広まってはないということなのだ ろう。 そのようなこともあって京都市役所では、京都議定書発効の日にちなんで毎月16日を「DO YOU KYOTO?デー」としているそうで、夕方からの「ライトダウン」の参加者を呼びかけたり、公用車をはじめ「ノーマイカーデー」の促進など、市民ぐるみで地球にやさしいまちづくりキャンペーンを展開するそうだ。(市民の参加者はあまり多くないそうだが...) この『DO YOU KYOTO?』という英文は文法上はおかしいのだが、それが『Kyoto』 という固有名詞が、どうやら「環境にいいことをする」という動詞として使われているのだとかで、少しもおかしくないんだそうそうなのだ。そのことは嘘か本当かはドイツの人に聞かないと分からないが、ヨーロッパでは通用しているそうなのだ。 スポーツの世界でも京都市の「DO YOU KYOTO?」プロジェクトに参画しているそうで、サッカーはJリーグの京都サンガF.C.などは、今年の9月に京都市長より「DO YOU KYOTO?」大使の任命を受けたそうで、京都議定書採択の地のJリーグクラブとして、「DO YOU KYOTO?」の更なるPRに努めているというのだ。 このことは地域と一緒に行動するJリーグの理念に合致することなのでよい事なのだが、それとは別にに京都市ではエコの日を決めているというのだ。エコの日というのは京都議定書が発効した日にちなんで、毎月16日を環境によいことをする日ということで、「DO YOU KYOTO ?デー」と定めたことにより一般化したそうだ。 そのエコの日の活動の中で私が面白いと思ったのは、京都市立幼稚園PTAではエコの日に合わせて、「ノーテレビ・ノーゲームデー」を実施したそうで、活動を通じて「地球環境の保全」を考えるとともに、保護者自身が子どもとの時間のもち方や家族のコミュニケーションを考えるきっかけとすることが目的とされているそうだ 。 なんにしろ、環境問題を解決するためには、我々が少しの努力をしないわけにはいけないことなので、このような運動が活発になっていくことを願うばかりである。美しい地球環境を次の世代に残すため、「DO YOU KYOTO?」プロジェクトに少しは協力していこうと思っているのだ。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年10月23日
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現在セ.リーグのクライマックスシリーズがが行われているのだが、昨日と今日の試合を見た私が感じたのは、読売巨人軍の卑劣な作戦なのだ。その証拠に明日の試合では、私の応援する中日ドラゴンズの森野選手は、読売巨人軍の投手から死球を食らうであろう。(今日の試合の展開では、これからデッドボールもあるかもしれ ないが...) 昨日も3回に大きなホームランを打った中日ドラゴンズ巣の主砲のブランコ選手に対して、 読売巨人軍のマイケル中村投手が六回の中日ドラゴンズの攻撃で、頭部へのデッドボールよる危険球で退場処分を受けたのだ。ルール上の危険球による退場処分は、3年前に始まったクライマックスシリーズでは両リーグ通じて初めて のことなのだ。 読売巨人軍(特に悪辣な捕手の阿部が悪の元凶なのだが...)は牧野ヘッドコーチの時分から、相手チームの当たっている打者には、あまりコントロールのよくない投手を選んで厳しい内角攻めを指導していたのだ。(このことは亡くなった牧野コーチの自叙伝に記述されていることで、野球関係者では有名なことなのだ・・ ・) とくに大砲としてあたりを取り戻してきたブランコ選手への死球攻撃はものすごく、今日の試合でも初回にオビスポ投手からデッドボールを受けているのだ。昨日の試合ではヘルメット直撃の死球を受けて激怒したブランコ選手だったが、苫篠外野守備走塁コーチに止められて、やっとの思いで怒りを静めたとういのだ。 そもそもプロ野球の投手の投げる硬球は凶器といってよく、今まで何人ものプロ野球選手は選手生命を断たれたり、最悪の場合は死に至ったりしているのだ。そのようなわけで近年だはルール改正まで行って、頭部へのデッドボールは理由を問わず一発退場となっているのだ。(昨日の試合のように3球投げただけでも退場処分 なのだ...) 今日の試合でも読売巨人軍のデッドボール攻撃は収まらず、今日の試合に限っては中日ドラゴンズの守備の要となる選手を狙ってきており、荒木選手と谷繁選手が犠牲となっているのだ。特に2回の攻撃中に死球を受けた荒木選手は、デッドボールによる治療のために一時期ベンチに下がるほどの怪我を負わされているのだ。 卑しくのプロの投手といわれるほどの選手が、2試合で4個のデッドボールを相手選手に与えるのは、どう考えても故意としか私には思えないのだ。(その確率で行ったら年間約290個のデッドボールを与えることになるのだ...)あのデッドボールの多かった清原選手でも、これほどの確率でデッドボールを多分受けては いないだろう。 そこで中日ドラゴンズも報復攻撃して、今日登板しているパヤノ投手とネルソン投手(外人選手で比較的コントロールが悪いというイメージの投手が狙いところなのだが...)を使って、読売巨人軍の選手にデッドボール攻撃を谷繁捕手は考えるべきなのだ。(デッドボールの狙いは諸悪の根源である阿部捕手が一番なのだが ...) wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年10月22日
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鳩山内閣になってやっと郵政民営化についてやっと動きがあったのだが、小泉ポンクラ政権による郵政民営化路線で、国民生活の利便性が大きく低下したと総括して、衆院選のマニフェストや与党三党の選挙協力で決めていた郵政の抜本的見直しについて、昨日の閣議で郵政三事業の一体的利用などを決定したのだ。そのことで日本郵政株式会社の西川善文社長は辞任したが、これは当然のことだろう。この辞任について政府・与党関係者は「大転換した政府方針にそぐわない以上留任は困難」などと当然視している一方、郵政民営化を推進してきた自民・公明両党関係者は「民営化の方向に逆行する」と猛反発したそうだ。(竹中平蔵の屁理屈コメントが、私的には早く聞きたいのだが・・・) 日本郵政グループの経営を陣頭指揮してきた西川善文社長の今回の辞任は、平成13年の小泉元首相就任以来続いてきた郵政民営化からの大変換なのだが、後任の社長人事については、原口総務大臣や亀井担当大臣が「国民が培った財産を国民のために活用できる」人材が選任される見通しで、新政権の強力な後押しでスタートする「新生日本郵政」は、竹中・西川路線の郵政民営化によって、サービスメニューは増えたがそのサービスの質は追いつかなったため、利用者の利便性が低下した郵便局等の、サービスの品質向上という難問が待っているわけだが、これで米国某証券会社の走狗となっている社長がいなくなったわけだから、後は我々のための本当の郵政改革を行ってもらいたいものだ。 亀井静香郵政改革相は会見で「現在の郵政事業を、小泉・竹中路線が行った民営化する前の形に戻すつもりは全然ない」と強調しているが、西川社長の辞任を受けて40名以上もいる旧経営陣の刷新と、新経営体制づくりが本格的に動きだすのだが、高木祥吉副社長をはじめ、社外取締役など経営陣の多くが辞任の意向を固めているとみられている。これで国際金融資本による郵政資金の収奪計画が挫折し、我々の郵便貯金の原資は守られたといっていいのだが、竹中平蔵や西川善文らが心配しているのは、郵政改革の後退などではなく、ずばりこの二人が強く主張していた「四分社形態の見直し」と「株式の相互持ち合い復活」なのだ。(この件ではそれこそ亀井大臣、ガンバレなのだ・・・) この二つをやられたら、竹中平蔵が考えていた郵便預金収奪計画が挫折してしまうのだ。だからこそ竹中売国プロジェクトチームは、亀井担当大臣の四分社化見直しに強く反応しているのだ。特に竹中平蔵などはTVのインタビューで、「この西川社長を首にしたことで、近いうちに我々国民の負担が増大する」とまで言い切っているのだ。「利用者に評価をされるということは、利用者によくなったといわれることであり、そういう評価をされることが、企業価値を上げることが向上につながる」などと、いつものとおりむちゃくちゃな屁理屈をたれていたのだ。
2009年10月21日
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このところ血糖値が高かった事もあって、医師より経口血糖降下剤を服用するように指導されていたのだが、今日の朝は通勤列車の中で暑くて少し気持ちが悪くなった。朝いつものように歩いてJR松山駅に行き、列車の席に着くと生あくびが出はじめ、朝飯を食ってから1時間もたっていないのになぜか腹が減ってきたのだ。 糖尿病の薬を服用するときに低血糖のことは勉強したのだが、自分が初めて低血糖になってみて、医師の言ったことがよく判ったのだ。糖尿病で経口血糖降下剤投与を受けている人が、食事を抜いたり激しい運動をしたりすると、薬が効きすぎて血糖が下がり過ぎるのだが、これが低血糖になる一番の原因だそうだ。 血糖値が低下しすぎると強い空腹感や力の抜けた感じになったり、発汗・手足のふるえなどが起こったりするそうで、頭痛がしたりいつもと違った、異常な言動をとることもあるというのだ。これらの低血糖症状は人によって出方が違うのだが、各自によってその症状のパターンがだいたい決まっているので、自分のパターンを 覚えておくといいそうだ。 この低血糖の症状は通常空腹時におこり、食物を食べるとすぐよくなるのが特徴なのだが、低血糖になっていることを本人が気づかないこともあるので、その転移は注意が必要だと言われているのだ。今日の私の場合は少し早足で駅まで歩いたので、激しい運動をしたということで薬が効きすぎて血糖が下がり過ぎたのかもしれ ない。 それとも、ここのところ血糖値が糖尿病で普段高血糖状態にあったので、低血糖の症状がもっと高い血糖値でも現れてきたのかもしれない。それとも血糖値の下がるスピードが速い時も、比較的高い血糖値で症状が現れ始めることがありそうなので、薬によらなくても血糖値のコントロールが、少しはうまく行きだしたのかもし れないのだ。 医師に言われていたのだが低血糖になっても、軽いうちは糖質を取るとすぐ治るそうなので、袋入りの砂糖を持ち歩いた低血糖症状を感じたら、すぐ砂糖を舐めるかあるいは缶ジュースを飲むことを進められていたのだが、自分は低血糖になどなるわけがないと思って、そのような準備を少しもしていなかったのだ。(これは失敗 だったのだが...) もっとも糖尿病の気のない正常な人でも、通常示さないような低い血糖値を示すことがあるそうで、この場合はいらいら感が強いくらいの症状でおさまることが多いといわれているのだ。このように血糖値が正常域を外れて低くなっても、症状が出にくいこともあり、これは低血糖症を起こす血糖値を数字で表すことができない ことにも関連しているそうだ。 実際には医師の間でも、血糖値でいくつ以下から低血糖であるということは断言できないそうなので、身体的や気分的に不快な症状を感じると、どうやら低血糖になっているといっていいのだそうだ。もっとも空腹時にイライラしたり、怒りっぽくなることは、血液中の糖分が足りなくなり、アドレナリンがはたらきはじめた証 拠だそうだ。 なにはともあれ列車に乗っているときは気分が優れなかったが、駅で缶ジュースを買って飴玉を舐めながら事務所まで歩いたころには、すっかりよくなっていたので典型的な低血糖だろう。来月の定期診断に病院に行ったら、医師に低血糖を越したことを告げて、対応を考えてもらう必要があるだろう。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年10月20日
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新しい知識を得ることは面白いもので、昨日は松山市が主催する「地域文化講座」というものに参加してみた。そもそもこの講座に参加したのは、講座の内容が「牡丹灯篭の変遷」となっていると勝手に思い込んで、(パンフレットをよく見ると「牡丹灯篭」ではなく「牡丹灯記」で、完全なる私の思い違いだったのだが・・・)私の好きな落語の話が副題だと思っていたからなのだ。「牡丹灯籠」とは、幕末から明治前期に活躍し、落語中興の祖といわれる三遊亭円朝の人情噺の演題であり、「牡丹灯記」とは中国の明朝初年に成った怪異小説集「剪灯新話」中の一篇の題名なのだ。私は落語の内容やその歴史になどには興味があって、三遊亭円朝原作の「牡丹灯篭」という人情噺・怪談噺が、中国の怪談話を元に作られたことは知っていたのだが、その変遷は少しも知らなかったのだ。 昨日の講座では三遊亭円朝原作の「牡丹灯籠」の発端で、幽霊であるお露が恋人萩原新三郎のもとに夜な夜な通うという趣向が、「牡丹灯記」に由来するものであることは疑いを容れる余地がないということから始まったのだが、その長編の噺が「牡丹灯記」をそっくりなぞっただけのものでないこともまた確かであると講師の先生が言っていた。また、この「牡丹灯篭」という噺が、速記術で書き起こされた最初の噺でもあることにも講義の中で触れていた。その昨日の講義では、両者の間に横たわる文化的背景の違いを両者の精読を通して考えていく内容だったのだが、しかも明治時代にこの「牡丹灯記」を「世界怪談名作集」の1編として日本語に訳したのが、あの「銭形平次捕物控」の作者として有名な岡本綺堂であるということを、私は昨日の講座で初めて知ったのだ。 江戸時代からの幽霊の常識を覆し、カランコロンと駒下駄の音をさせてやってくる美しい幽霊・お露さんの物語である「牡丹燈籠」は元は中国の古典なのだが、それは明代の怪談を集めた「剪燈新話」の中の1編「牡丹燈記」であるのだが、この物語は16世紀初めに日本に伝来したそうで、それを読んだ近江六角氏の家臣・中村豊前守の子息が、その中から3編を選んで訳して「奇異雑談集」を作ったのがそもそもの始まりだったそうだ。これが日本でのこの物語の初出で、「女人死後男を棺の内へ引込み殺す事」という題名だったそうで、現在のものとは登場人物や設定も微妙に違っているのだが、この中国の怪談話を元にして、「御伽婢子」や「雨月物語」などにも似た物語が載っているそうだ。 江戸時代初期の浄土真宗のお坊さんであった浅井了意が「伽婢子」という本を書いたのだが、その中でこの物語を舞台を日本に移し、「牡丹燈籠」の名前で発表しているのだ。その本によると舞台は天文戊申年の日本ということになっており、妻に先き立たれ寂しく暮らしていた男の名前は萩原新之丞で、燈籠は原本の上元ではなく盆の精霊祭の燈籠にしているそうだ。そして、燈籠を女の童に持たせてくるのは二階堂の息女である浅茅となっているのだ。その他の構成やストーリーはほぼ同じだが、贈答の恋歌などを配した巧みな翻案になっており、けっこう面白き読み物になっているそうで、口語訳も付いているそうなので講師の先生からは読むことを進められたのだ。 このような経過をたどって三遊亭円朝の噺が出来上がってきたそうなのだが、三遊亭円朝がこの「牡丹灯籠」の発端噺を作ったころには、その部分自体は江戸や東京に住んでいたの庶民には、馴染みの物語だったそうなのだ。その世間に知れ渡っていた物語を発端にして、今でも高座にかかられている噺を作った三遊亭円朝は、やはり素晴らしい戯作者の一人といっていいのだろう。
2009年10月19日
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昨日は市街地のウォーキングに久しぶりに参加して、家に帰って風呂に浸かってビールを飲みながらプロ野球はセ・リーグのクライマックスシリーズを見ていたのだ。(残念なことに私の応援している中日ドラゴンズは、東京ヤクルトスワローズに逆転負けをしてしまったのだが・・・)仕方がないので自棄酒を飲みながらTVのニュースを見ていたら、長野県軽井沢町のホテルの客室で、音楽プロデューサーで「ザ・フォーク・クルセダーズ」メンバーだった加藤和彦さんが、首をつって死亡しているのが見つかったということをアナウンサーが言っていたのだ。自殺したのはどうやら昨晩だったらしく、発見されたのが今日に朝だということだった。(ホテルの人が警察に連絡したらしいのだ・・・) 加藤和彦さんが宿泊した客室には2通の遺書とみられる文書が残されており、数日前、知人女性との電話で「死にたい」という趣旨の話をしていたということから、長野県警軽井沢署では自殺と断定したとのことだった。加藤さんと連絡が取れなくなり心配になった女性が、加藤さんが訪れそうな場所を捜していたところ、ホテルに滞在していることがわかって電話をしたそうだが、どうやら間に合わなかったみたいだ。遺書とみられる文書はパソコンで紙に印刷され、加藤さんの関係者に宛てて書かれていたそうだが、内容については公表されていないのでよくわからないのだ。先日には「PPM」のマリーが亡くなった記事を見て日記を書いたのだが、今回は「フォークル」の加藤和彦が亡くなったことで、同じような日記を書くとは少しも思わなかったのだ。 私の年代ではフォークソングとは切っても切れない関係になっているのだが、日本フォークソングといったらやはり「フォーククルセダーズ」なのだ。我々が知っている60年代といったら、映画といったら東映仁侠映画だったし、雑誌といったら「ガロ」や「平凡パンチ」で、ファションは「VAN」といったところなのだ。そして今でもカラオケでは「ザ・フォーク・クルセダーズ」年代の歌を探して歌ったりしているのだ。ある雑誌に書いてあったのだが、新宿のあるバーでは、往時を思い出してそのころの歌手を招いては「60年代フォーク集会」を開くと、お客さんはもちろん路上を歩いている人までが懐かしがって、フォークソングの大合唱になってしまうそうだ。(それほど加藤和彦といったら偉大な歌手であり、作曲家であり、音楽プロデューサーだったのだ・・・) 昨年には36年ぶりに加藤和彦と北山修のコンビが新曲を作って、同じころに活躍した「トア・エ・モア」にプレゼントしたそうだが、これは「フォークル」と「トワ・エ・モア」は同じ60年代後半に東芝音楽工業からデビューしたこともあって交流があり、今回もメンバーの芥川澄夫氏が当時の名曲を選曲する中で「あこがれだったフォークルの2人に新曲を書いてもらおう」と、北山修氏に依頼して実現した作品だというのだ。(これも今回の加藤氏の自殺でプレミヤが付いて、高額で取引されることになるのだろうが・・・)今年の「つま恋コンサート」にも加藤氏は出演していたそうだが、まだ61歳ということでこれからもよい曲を作ってもらいたかったのだ。
2009年10月18日
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今日は半年ぶりに「歩こう会」が開催されたので参加したのだが、「歩きたくなる日本道500選」に選ばれた道すじも、登録から何年もたったのですっかり様変わりをしてしまったのだ。特に、「山彦峠」と呼ばれていた日本の原風景のようだった道筋は、市道の道路改良によって普通の山道になり、様子がすっかり変わってし まっていたのだ。 その市道のには歩道がついて「遍路道」となっていたが、こんなのが無駄な公共事業の最たるものだろう。終点側のテニスコート付近はまだ工事中で、舗装工事が今年いっぱいまでかかるそうだ。全線開通してもどらくらいの車が通行するかかしらにが、そこに道があることさえもわからないような道路になってしまうだろう。 しかも、山側の擁壁は緑化ブロックで施工されていたが、どんな樹木をそこに植えるのかは知れないが、誰がどのように管理していくのだろう。街路樹を管理する剪定という作業は、人と木または木と木が共生するための調整法であることを、知っている人間がどれくらい松山市の職員にいるのかはなはだ疑問なのだ。 話は変わるが今日久しぶりに秋の市街地を歩いてみて、金木犀の香りが非常によく匂おって気持ちがよいウォーキングになったのだ。今日は天気予報では午後から雨ということだったのだが、午前中から日差しが強くて歩いていると暑いくらいとなり空気も乾燥していたのだろう、金木犀の香りも本当に強く香り我々を楽しませ てくれたのだ。 本当なら松山市で金木犀の香りが楽しめるのはお祭り時分なのだが、今年は温度の加減か少し開花が遅くて、今の時期が一番の香りの時期になっているのだ。この金木犀は白い花を咲かせる銀木犀の亜種だそうで、江戸時代に中国から日本へ入ってきたそうだ。中国では正しくは「丹桂」だそうだが一般には「桂花」と呼ばれて いるそうだ。 匂いは亜種である金木犀の方が銀木犀より強いそうだが、主に庭木として観賞用に植えられているのだが、日本では雄株しか入っていないので結実しないそうだ。今日のように市街地を歩くといつまでも匂いが付いてくるように楽しめるのだ。もっともこの金木犀の香が大嫌いな人間もけっこう多くいるそうで、これは人好き好 きといったところだろう。 昔はトイレの近くにキンモクセイを植える家庭も多かったそうで、それが庭木として家に植えられた理由みたいだ。それは今の家と違って昔の住宅は汲取式のトイレがほとんどで、戸を開けたら倒れそうな悪臭を放つトイレというのも多く、そのニオイを消すためには、悪いニオイに負けない、より強い香りが必要だったそうだ 。 金木犀の香りの主成分は、ベータ・イオノンとかリナロールと呼ばれる化学物質ということだが、香りは甘めで強くしっかりとしているため、トイレ用の芳香剤として人気商品となっているそうだ。(私のそばには金木犀の香りを嫌う人はいないのだが、そのようなことから金木犀の匂いを、トイレの匂いと想像してしまって、 毛嫌いしている人も多いのだろう...) 私も知らなかったのだが、この金木犀の花は中国では食用にされているそうで、白ワインに漬けて「桂花陳酒」と呼ばれるお酒にしたり、花をお茶の葉に混ぜて「桂花茶」と呼ばれる花茶にしたりしているそうだ。また、花を蜜煮にして「桂花醤」と呼ばれる香味料に仕立てたりして、他の料理(ほとんど点心らしいが...) にも利用されるそうだ。 小さいオレンジ色の小さな花を無数に咲かせ芳香を放つ金木犀だが、今日のように少し風が強い日が続くとすぐに散ってしまい、本当にはかない感じのする花なのだ。(私は花も好きなのだが...) wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年10月17日
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プロ野球も大詰めを迎えてきたのだが、プロ野球パ・リーグのクライマックスシリーズ第1ステージが今日から、Kスタ宮城で開幕した。ホームの熱い声援を背に楽天が先発全員安打とソフトバンク投手陣を粉砕したわけだ。投げては先発した岩隈久志投手が4失点完投を果たし、日本ハムと対戦するCS第2ステージ進出に王手 をかけたのだ。 私の応援する中日ドラゴンズが出場するプロ野球セ・リーグのクライマックスシリーズ第1ステージは、明日からナゴヤドームで東京ヤクルトスワローズを相手に開催されるのだ。私はこのクライマックスシリーズの開催自体は賛成なのだが、運営方法は少し考えてなおしてもらいたいと思っているのだ。(このことは別の機会に 日記に書きいたいのだが...) 今回のプロ野球パ・リーグのクライマックスシリーズの第1ステージである、東北楽天イーグルスと福岡ソフトバンクホークスの一戦は、クライマックスシリーズの常連だが一度も勝ち上がったことのない福岡ソフトバンクホークスと、5年目にして始めてクライマックスシりーズに登場した東北楽天イーグルシの、なかなか面 白い対戦となっているのだ。 決戦前の全体ミーティングの訓示では「ここで心を一つにしなければ、もう一つにするチャンスはない」とも話した楽天の野村監督だが、自身の解任問題やリンデン選手の騒動で、ゴタゴタ続きでチームに必要だった一致団結は、決戦直前の進退問題等による思わぬ涙でもたらされたといっていいだろう。(ITの情報なのだが ...) 試合のほうは東北楽天イーグルスのほうが、先発全員安打と主軸をはじめ4本のホームランで、東北楽天イーグルスが大勝したのだが、現選手会長のエースが完投し、前選手会長の仕事人が打つ。楽天1年目からの“生え抜き”に、チームの牽引役は託されたみたいで、このままではそれこそ日本シリーズも夢ではなさそうだ。 短期決戦で監督がなすべき重要な仕事のひとつは「選手の選抜」だと野村監督は常々いっているのだが、対杉内投手のオーダーのどこに高須を置くかは重要だったそうだが、昨日の練習後のコーチ会議で、高須選手を1番に据えることが決まったというのだ。(「今日の試合では大活劇となったので、どうやら役立ったのだ.. .」という輩もいるのだ...) それとは別に今日の地方紙に、試合のイニング間に登場してははじけるような笑顔でダンスパフォーマンスを見せる「東北ゴールデンエンジェルス」のことが記事に載っていた。このチアリーダーグループは、球団のオフィシャル・チアリーダーとして楽天イーグルスの歴史とともに歩み、今年で5年目となっているのだ。 「東北ゴールデンエンジェルス」のメンバーは、毎年1回のオーディションで選ばれるそうなのだが、現在は21人となっているそうだ。学生がほとんどだが、なかには社会人や主婦もいるそうだ、5年前の初代メンバーには40代の主婦がいたことで話題を集めたそうだ。(さすがに40台のチアリーダーは、私はあまり見た くはないのだが...) 「大半がチアやダンスの初心者。練習はしんどいけど、みんなどんどんチャレンジしてほしい」と、アシスタントディレクターの荒井しおりさんはインタビューに答えていたのだ。 ファンと一緒に更に応援を盛り上げようと、この夏からは2回表が終わった後に応援コールを始めているそうなので、そちらの方もこれからは注 目してみようと思っているのだ。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年10月16日
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今日のITのニュースで見たのだが、人事院の勧告などは廃止して労使交渉を行って、給与などの勤務条件を決める仕組みを国家公務員にも導入すべきだと考える人が6割に上ることが、内閣府がまとめた国家公務員制度改革に関する世論調査の結果で分かったそうだ。(絶対的なる身分保証の廃止も検討するらしい...) このことで公務員の労働争議権も当然持てることから、「導入すべきでない」とする慎重派の16・0%を大きく上回ったそうだが、それとは別に国家公務員にモラルや責任感を求める回答は、不祥事が減らないことから約6割以上の人に達しており、依然として国家公務員に対しての不信感は根強い結果になっているそうだ。。 現在行われている政府の「労使関係制度検討委員会」によると、国家公務員に労働協約締結権等を与えるかどうか12月までにまとめる方針だそうだが、民主党は国家公務員を始め、公務員の労働基本権の回復をマニフェストに掲げていつことから、労働争議権などを付与する方向に弾みがつきそうな勢いなのだ。 地方公務員をしている同級生に聞いた話では、公務員と民間企業に勤める人との違いについては、法的な扱いにはなんら差はないそうだ。私もそうだったのだが、「労働組合」関連で制約があるような印象があるのだが、権利としてはなんら制約を受けていないそうだ。(公務員も労働組合に加入しているのは知っていたのだが ...) 産休・年休などの福利厚生についても「就業規則・就業細則」によって規定され遵守されていることで、一般企業とほとんど同じだというのだ。ところが、休暇の消化数やサービス残業の実態については、一般企業と比べると非常に有利になっているみたいだ。(一般をどこに置くかによって相当の差がでる思いのだが…) 「公務員には守秘義務があり」については、一般企業でも業種によって元々守秘義務が、公務員かどうか関係なく設定されているものもあるみたいだし、(私の業界でもそれはあるのだが...)企業の機密事項について外部に漏らすことは規則によって禁じられているはずなので、何も公務員が特別と言うわけではないだろう。 「公務員は、アルバイト禁止」についても、一般企業でも副業は禁止の方向で公務員と同様に決まっているはずだが、ある市であった元アルバイトが住民データを「販売」した事件では、公務員がやるのとアルバイトの民間人がやるのでは、秘密朗詠の犯罪としても処罰が違ってはきているみたいだ。(これも身分保障を考えた ら当然だろう・・・) やはり公務員と一般企業とで違うのは「天下り」のことだろう。公務員が役所の斡旋を受けて、独立行政法人の理事長など役員ポストに就く場合などは、例を挙げたらキリがないくらい行われているだろう。民主党は衆院選前に発表した政策集で天下りの根絶に向け、省庁によるあっせん禁止を明記しているのだから、絶対にこれ は守ってもらいたいのだ。 最初のアンケートに戻るのだが、国民が国家公務員に求めることでは、「国民に対する公平な対応」や「仕事に対する熱意・意欲」が約半数に達していたそうなので、公務員は「全体の奉仕者」という役割を負う観点から我々のために仕事をしてもらいたいものだ。(我々に決して「税金ドロボウ」などと言わせないほしいのだ ...) そうしてくれるのなら身分を保証を外す代替として、労働者に認められている団結権・団体交渉権・争議権を、公務員にも認めていいのではないかと私は思っているのだ。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年10月15日
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昨日私たちの恐れていたことがついに現実となったのだが、民主党政権になって前原誠司国土交通相が表明したのだが、国や水資源機構が実施している56のダム事業のうち48事業について、「今年度中には、用地買収や本体工事などの新たな段階に入らない」と表明したのだ。また、道府県が実施している87の補助ダム事業の今年度の進め方について、「基本的には道府県知事の意見は尊重する」としながらも、「補助を出すのはわれわれの判断。出すか出さないかは相談する場合がある」として、補助金を交付しない可能性に含みを持たせたというのだ。そのうえ前麻生自民党政権で決めていた補正予算についても、その4割近くを執行停止にするとも公表したのだ。(馬渕副大臣によると、契約済の工事については、基本的に執行停止の事業から除くということだったが・・・) このことは政権交代後もダム事業の必要性を訴えてきた愛媛県や、地元大洲市の推進派住民からは「地元の意見も聞かずに判断するのは政治ではない」などと落胆や憤りの声が上がる一方で、治水効果を疑問視する反対派住民らは「凍結は当然」と歓迎もされているのだ。民主党が政権公約に掲げてきたダム事業の見直しが、いよいよ具体的に動き始めたことで地元などに衝撃が走ったわけだが、山鳥坂ダム建設予定地の大洲市長は、ほんの1ヶ月前にダム推進派である元国交省の官僚になっているのだ。そのようなこともあってダム建設事業は、今のところ付け替え道路工事をドンドン施工しているのだが、その無理な工事のおかげで昨日工事中の事故が起こってしまったのだ。(この無理を承知のダム関連工事の発注では、いずれ工事中の事故が起こるのではないかと懸念されていたのだが・・・) その昨日起こった事故というのは県道の付け替え工事で、それほど実力や実績のあるとは思えない地元建設業者に、愛媛県が早期契約ということで無理な発注をしてしまい、それが事故の大きな原因となっていると私は思っているのだ。(事故の直接の原因は、その施工業者の法規を守らない施工方法なのだが・・・)しかも、県の担当事務所などは無理な発注をしたことなど一切言わず、「今回の事故が起こった道路工事は、山鳥坂ダムの関連工事ではなく、愛媛県単独で行っている道路工事だ」などと、マスコミに公表しているのだ。(何処の世界に交通量の少ない山の中の県道に、何億もかけて橋の付替工事などを財政の逼迫している愛媛県が単独で発注したと、信じている人間がいるというのだ・・・) これも貰った予算は無理にでも消化しようとするダム工事推進派の、国交省山鳥坂ダム工事事務所や愛媛県の担当土木事務所の無理な発注工事を、地元の建設業者ということだけで競争もほとんど無しに受注していることが、昨日のような人身事故の本当の原因なのだ。重機の下敷きになった意識不明の作業員は、ヘリコプターで事故現場から松山市の病院に搬送されたそうだが、事業の消化だけを考えた発注を官庁が行ったら、このような建設事故はドンドン増えていくだろう。
2009年10月14日
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昨日は久しぶりに家でゆっくりと出来たのだが、(ここのところ公私共に忙しく、休日の昼間にTVを見る時間が無かったのだ・・・)今年もいよいよ学生3大駅伝が開幕したのだ。昨日は午後からTVの前にビールを持ち出して、「出雲全日本大学選抜駅伝競走」を見ていたのだ。駅伝競走というのは日本発祥の長距離走なのだが、その中でもやはり駅伝という「長距離走のリレー競技」は、大学生のスポーツだと私は思っているのだ。年末に京都で行われる高校駅伝や、年明けに行われる年代別選手による各県代表の駅伝大会もそれなりに面白いのだが、やはり駅伝のイメージは大学生だと思っているのだ。 その大学生の駅伝といったら「学生3大駅伝」なのだが、10月の出雲全日本大学選抜駅伝競走・11月の全日本大学駅伝対校選手権・1月の東京箱根間往復大学駅伝競走と、3つの大学駅伝レース(男子レースでけになってしまうのだが・・・)を総称して、「学生3大駅伝」と呼ばれているのだ。昨日ははその中でもトップを切って「出雲全日本大学選抜駅伝競走」が行われたのだが、留学生選手を二人使った日大が、ダニエル選手の活躍もあって2年連続優勝したのだ。大学駅伝で私が応援するチームは、なぜか山梨学院大学なのだが、その山梨学院大学は昨日の「出雲全日本大学選抜駅伝競走」では、最終の6区で優勝した日大逆転を許し、惜しくも2位似終わったのだ。山梨学院大学の上田監督は試合後のインタビューで「選手たちは想定していた走りをしてくれた」と手応えをつかんだ様子だった。 今回の「出雲全日本大学選抜駅伝競走」は、6区間の計44.5キロで争われるショートレースということで、各大学の実力を測るには不確定な要素が多いのだが、専門家の言うとおり今年の学生長距離界の特徴を表すとすれば、「実力伯仲」という言葉が最も適切なのだろう。各大学のエースの実力が拮抗しており、それがそのまま大学間の力関係を表しているみたいだ。昨日の大会でも私が応援した山梨学院大学は、1区で10位と少し出遅れたが、地元の島根・出雲工高出身の大谷(康)選手が、5区で6人抜きを行い六つ順位を上げてトップに立つなど、昨年までエースだったモグス選手が抜けた穴を全員でカバーし、来年のシード権を獲得する2位に入賞したのだ。(優勝候補はスピードランナーをそろえた早稲田大学か、前年の箱根の覇者東洋大学のはずだったのだが・・・) さて、今年も楽しみなのは(本当は年が明けて1月に行われているので、来年の楽しみというべきかも知れないのだが・・・)「東京箱根間往復大学駅伝競走」なのだが、今年は日体大が一部部員による不祥事から「箱根駅伝シード権のはく奪」といった処分をうけており、そのうえ前回大会で強豪の駒澤大学が13位になってシード権を逃したことなどが影響し、予選会は例年とは異なる構図で展開されることが予想されるだろう。(これはこれが楽しみなのだが・・・)それというのも今年の予選会は、前回の箱根駅伝で関東学連選抜が10位以内に入ったほか、日体大のシード権はく奪もあって、今年の箱根予選会通過枠は11校になっているからだ。この予選会は20キロのレースを走って各大学上位10名の合計タイムで争われるのだ。(「BS日テレ」等で放送されるのが楽しみなのだ・・・)
2009年10月13日
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やっとプロ野球もペナントレースが終わって、いよいよ今週末からはクライマックスシリーズが始まるわけなのだが、私が応援している中日ドラゴンズも昨日最終戦を行って、最終戦の行われた東京から名古屋に帰ってCSの第一ステージに備えるわけだ。ペナントレースの順位もやっと決まって、いわば昨日の最終戦などは典型的な消化試合(個人タイトルを争っている人間には、大事な試合といってもいいのだが・・・)なのだが、中日ドラゴンズのほうは試合感を養っておくということか、レギュラークラスが先発したのだ。連戦である相手の東京ヤクルトスワローズは、怪我人が多いこともあって選手の休養にあてるのか、手の内を隠すのか知れないが、メンバーを大幅に落としてきたのだ。 試合のほうは中日ドラゴンズが先取点を挙げて3点リードしていたのだが、東京ヤクルトスワローズは6回裏に1点を返して、2点を追う7回裏に畠山選手の犠飛と、デントナ選手の2ランホームランで3点を奪って逆転に成功(このホームランの判定は疑問だったのだが・・・)したのだ。投げてはプロ初先発となった山本投手が、勝ち星こそつかなかったものの、6回3失点と来季の飛躍を期待させる投球を披露したようだ。私の応援する中日ドラゴンズは3番手の山井投手が誤算で、吉見投手の17勝目をふいにしてしまったのだ。(吉見投手の最多勝争いの単独トップがなくなってしまい、今日行われる最終戦の結果次第で、最多勝のタイトルが決定するのだ・・・) このセ・リーグのクライマックスシリーズなのだが、私の応援する中日ドラゴンズの相手は、昨日の最終戦の相手である東京ヤクルトスワローズなのだ。そんなこともあって中日ドラゴンズの落合監督が最終戦で退場になったのだが、CS第1ステージに遺恨を残す試合となったのだ。それというのも7回裏に東京ヤクルトスワローズのデントナ選手が左翼ポール際に、逆転となる2ランホームランを放ったのだが、落合監督がファウルと猛抗議をおこない、審判団と落合監督や森コーチらがもみ合いとなり、一時は中日の選手全員がベンチから出てくる事態となったそうだ。その後、守備についていた中日ドラゴンズの選手はベンチに引き返し、落合監督だけが抗議を続けたが判定は覆らず、試合は17分も中断してしまい、落合監督は長時間の抗議による遅延行為で退場となったというのだ。 落合監督は私がTVで試合を観戦していても、歯がゆいと思うくらい審判の判定に文句をつける監督ではないのだが、その落合監督が執拗な抗議を行ったということは、よほど酷い判定だったのだろう。残念ながら昨日の試合は消化試合ということで、どのBSやCSを探しても私の住んでいる愛媛県では放送されていなかったので、私自身そのシーンを直接見ていないのだが、これから行われるCS第一ステージの勝敗を左右する判定だと、落合監督が判断した結果なのだろう。それと言うのも落合監督は、レギュラーシーズンの主催試合の今季最終戦後の恒例のあいさつの中で、観衆に向かって「2009年度の野球はまだまだ続く。残されている日本シリーズのチャンピオンフラッグを勝ち取った上で、皆さまに最後のあいさつをしたい」と日本一への固い意欲を示しているのだ。
2009年10月12日
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昨日から松山市では、放浪の俳人種田山頭火が松山市に来てから、今年で70年という節目の年を迎えるに当たっていることもあって、山頭火の終縁の地である松山市において「第18回 全国山頭火フォーラムin松山2009」が開催されているのだ。しかもここで面白いことには「来松70年記念」と「70回忌」と両方の記述があることだ。ITの産経ニュースなどは「俳人、種田山頭火(明治15~昭和15年)の70回忌に当たる今秋、終えんの地となった松山市で「山頭火・一草庵祭」が開催されることになった」と書いてあるのだ。山頭火は松山市の「一草庵」に1年以上生活しており、当然今年が69回忌だと私は思っているのだ。(1年と10日あまりだったそうだが・・・) 私も昨日行ってきたのだが、今年改修完了によって土・日曜日・祝日などに公開されている終焉の場所である「一草庵」(残念ながら山頭火が住んでいた「一草庵」ではなく、復元されたものを補修した建物なのだが・・・)や、山頭火が好んだ「道後」(メイン会場は「子規記念博物館なのだが・・・)を中心として、市民や来訪者が楽しめるような様々な山頭火に関するイベントを、この3連休を中心に実施しているのだ。もっとも松山市のHPによると「山頭火終焉の地・松山を全国に発信します」となっているのだが、それほど力を入れる必要も無いと私などは思っているのだ。それでもイベントをすることを否定するわけでもないので、できる限り楽しくやってもらいたいものだ。 この「第18回 全国山頭火フォーラムin松山2009」のイベントは、今日の日曜日が一番メインになるようだが、ドナルド・キーン氏の基調講演を始め、映画祭など面白そうなイベントが用意されているみたいだ。メイン会場となる「子規記念博物館」では、この機会に「子規から山頭火へ」と題した特別展を企画しているみたいで、「子規記念博物館」が所蔵している山頭火の日記・遺墨・遺品類などの資料をはじめ、子規や川東碧梧桐・荻原井泉水・尾崎放哉ら山頭火に影響を与えた人々の資料を展示することにしているそうだ。展示品には山頭火が実際に使ったキセルや、托鉢に用いた鉄鉢の展示もあるというのだ。(普段展示されているのはレプリカで、本物は「子規記念博物館」にあることは知っていたのだが、私が実物を見るのはこれが初めてなのだ・・・) 種田山頭火という人は「温泉が好き、酒が好き、水が好きだった」といわれており、朝からでも酒を飲んでいたらしい。山頭火の酒豪ぶりは生まれが造り酒屋であったこともあって、ハンパじゃなかったそうで、山頭火本人曰く泥酔への過程は「まず、ほろほろ、それから、ふらふら、そして、ぐでぐで、ごろごろ、ぼろぼろ、どろどろ」といっているのだ。その最初の「ほろほろ」の時点で既に3合くらいは飲んでいたそうで、「どろどろ」となったらどれくらい飲んでいるか本人もわからなかったそうだ。酒と俳句については「肉体に酒、心に句、酒は肉体の句で、句は心の酒だ」とけっこうまともな事を語っているのだ。当然次の朝に「酔い越しの水」を楽しんでいたらしいのだが、山頭火の句で「へうへうとして、水を味ふ」というのがあるが、酒好きにはたまらない句だと私は思っているのだ。
2009年10月11日
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今日は「山頭火フォーラム」の初日ということで、種田山頭火ゆかりの一草庵に行っていたのだが、夕方からの句会を見て帰りにボランティアスタッフの仲間と「お疲れさん」ということで一杯やって帰ってみると、私が住んでいる松山市の松山空港滑走路に、茨城県つくば市の会社役員が操縦する2人乗り小型機が胴体着陸した というニュースをしていた。 いくら小型飛行機といっても「それは大事故だ」と思ったのだが、本格的にTVのニュースの話を聞くとそれほど大それたことではなくて、2人乗りの小型機が胴体着陸しただけだったそうだ。しかもけが人はなかったそうだが、そこは飛行機事故ということで滑走路が約3時間閉鎖され、日本航空と全日空の計22便が欠航し たそうだ。 松山空港事務所によると、胴体着陸した飛行機というのが米ハイパーエアクラフト社製の、「PAR28-201T」という4人乗りの小型飛行機だそうで、その会社役員の言うことでは「いったん車輪を出したが、空港まで距離があったので戻し、着陸時にその車輪を出すのを忘れてしまった」と話しているそうで、どうやら単純な操縦 ミスということらしい。 その飛行機は今日の午後2時半すぎ、和歌山県白浜町の南紀白浜空港を離陸して、観光目的で松山空港に向かったということだが、この胴体着陸という事故の影響で、松山空港は午後6時半まで滑走路を閉鎖したそうで、発着便のうち日本航空88便・全日空6便や日本エアコミューター5便が欠航となったということなのだ。 私の友人が昨日から松山に出張で来ており、今日の最終便で東京へ帰る予定になっていたのだ。今日の昼食はその友人と一緒の食べたのだが、(当然私の奢りで松山の旨い物を食べに行ったのだが...)どうやらこの友人の帰りの飛行機は大幅に遅れたのだろう。(けが人が一人も出なったのが不幸中の幸いだったのだろう.. .) 松山地方気象台の空港出張所によると、事故のあった午後3時ごろの空港周辺は、北西の風2メートルで天候は晴れていたそうで、視界は悪くなかったということです。胴体着陸した小型機は滑走路の上で停止してしまい、白い煙が出たそうで消防車が出動していたというのだ。空港事務所によりますと、燃料漏れも起きていない ということだ。 このところ自衛隊をはじめ大事故にはなっていないが、航空時の事故が多発しているみたいなのだが、国土交通省の運輸安全委員会は、今回の小型飛行機の操縦ミスによる事故を、航空事故として調査官2人を連休明けから現地に派遣するそうだが、原因が個人のミスなら再発防止を考えても仕方がないことだろう。 私が思うに今日の飛行機事故を起こすような操縦者に、飛行機の操縦免許を与えた国土交渉の役人の責任も追及して行かなくてはならないだろう。パイロットの男性の操縦歴は約20年というベテランで、総飛行時間は1800時間を十分超えており。小型機は04年に購入したものだという調べは付いていたそうだ。 もちろん、いくら総飛行時間が増えても個人のうまい手はあるもので、下手な操縦士に当たったものは、それこそ運がなかったというのとだろう。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年10月10日
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私も今年住宅ローンの繰り上げ返済と住宅ローンの借り換えを行ったのだが、「ボーナスのカットで住宅ローンを返せなくなった」とか、「ある地方銀行では、住宅ローンの延滞が増えていることが問題になっている」といった話がささやかれ、日本でも住宅ローンの返済が滞る事例が増えてきたといわれているのだ。 住宅金融公庫は「ゆとり返済」というサービスを15年くらい前から開始したのだが、これは、通常の段階金利とは別に、当初5年間の返済額を低くし、6年目から返済額を上げるものです。例えば、1~5年目は、月々10万円だった住宅ローンを6年目以降は月々15万円 といった具合なのだ。(私は10年間は金額据え 置きだったのだが...) これはバブル崩壊後に住宅取得を促進するために開始したものですが、当時はバブル崩壊後の不況がこんなに長引くと考えない人がほとんどで、「5年も経てば給料が金利分くらいは上がるから・・・」と軽い気持ちで「ゆとり返済」を利用したのだが、5年後に返済額が急増して、住宅ローン地獄に陥る現象が社会問題となった のだ。 マスコミも識者もこぞって、この「ゆとり返済」を叩きました。しかし、この「ゆとり返済」は6年目に返済額がいくら跳ね上がるのか確定していますし、住宅購入時には予め知らされているものなのだ。例えば道があって、出発点で「5Km先から坂道になっています」と説明され、その5Km先に「ここから坂道なります」と 看板が立っているようなものなのだ。 「5Km先の坂道など歩いていれば体力も付いてくるので、少しくらいの坂道など何とか頑張れば簡単じゃん」と軽い気持ちで突入した人が、実は小泉.竹中路線の悪政であまり収入増という体力がつかず、結果はもろに坂道の途中で立ち止まってしまったというのが現在の状況だろう。(それが自分たちが選挙で選んだ結果な のだ...) 本来住宅ローンの問題は、米国のサブプライムローン問題がリーマンショックになったように、個々の家計だけでなく金融システムや経済全体にも大きな影響を及ぼす可能性があるそうだ。ところが日本では、家計や生活への影響が深刻になる可能性は大きい一方で、金融システムや経済への影響については米国に比べ限定的だ と言われているのだ。 その理由というのは日本では、米国に比べて住宅ローンのリスクを担保を取ること等で、借り手が被るようになっているシステムになっているからだそうだ。こんなことからかどの程度住宅ローンの延滞が、金融機関で起こっているかがよくわからないそうで、それは住宅ローンの返済の滞りを表すデータが、金融機関のどこに も存在しないからだそうだ。 雇用・所得環境の悪化は現在進行形で進んでいるのは間違いなのだが、ボーナスのカットなどこのところの家計の収入の減少により、住宅ローンの返済が滞る世帯の増加が懸念されておりのだ。 そのうえ住宅ローンが返済不能になった場合のは、米国より日本のほうが家計・生活への影響が深刻になる可能性が大きいというのだ。 このことは米国の住宅ローンと日本の住宅ローンの仕組みの違いによるそうなのだが、米国のサブプライムローンはノンリコースローンの割合が高くなっているそうだが、ノンリコースローンの場合住宅が差し押さえられれば、持ち家は失っても住宅ローンの残額はゼロになるそうなのだ。(借り手のリスクがそれほど低いとい うことなのだ...) しかし、日本の住宅ローンは通常のリコースローンだそうで、住宅が差し押さえられてもその価格がローンの残額を下回る場合は、その差額は引き続き借金として残るしすてみだそうだ。日本では、住宅の価格は一度住むことによって大幅に下がるので、担保物権の持ち家を失っても、多額の借金を抱える可能性が高いそうだ。 住宅ローン地獄に陥らないために現在できることは、個々の住宅ローンのリスクを高めないことなのだが、つまり「借り手は無理のない範囲で借りること」、「貸し手は借り手に無理な返済プランを押し付けないということ」という、堅実な返済計画を立てることしかないということらしいのだ。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年10月09日
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竹中・小泉コンビがモーレツに行ってきていた企業や高所得者に対して、法人税や所得税を引き下げていた流れがどうやら止まりそうだ。この富める者が富めば、 貧しい者にも自然に富が浸透するという経済理論は、「トリクル・ダウン理論」と呼ばれており、ある大学の教授などは、過去最高の経済成長をしていたときに「飛行機の頭部が上がっているから、もう少し経てばお尻のほうも離陸して、経済的な恩恵が受けられる」などと、この「トリクル・ダウン理論」を使って我々にわれわれに嘘ばかり言っていたのだ。 、「トリクル・ダウン理論」によると、人間の欲望には限界があって、豊かな所有者がより豊かになれば、自分の使用人の報酬などを引き上げるだろうと、アダム・スミスなどの古典的な経済学者が言っているそうなのだ。ところがそれは間違いで正規雇用から非正規雇用へ置き換えるなど、企業がこれまで負担してきた厚生年金や健康保険の費用もずいぶん減らしてきているのだ。この非正規雇用への置き換えは、消費税のかからない人件費を減らし、課税仕入れである派遣会社などへの外注費へ置き換えることを意味しており、このことにより、企業が負担する消費税は抑えられるか、場合によっては還付を受けることになるというのだ。 ところが竹中・小泉コンビの悪政で、大企業や高所得者に対する大盤振る舞いが行われてきたのだが、「トリクル・ダウン」などはは起こらなかったのだ。そこで怒った国民はその政策を押し進めていた自民党に鉄槌を食らわせたのだ。今度の総選挙で民主党政権が目指しているのは、「トリクル・ダウン理論」から方向転換し、富める者には応分の負担を課し、生活者の暮らしを直接支えるところに、我々の税金の再分配しようということなのだ。つまり官の力を使って「強制トリクル・ダウン」を行おうとしているということなのだ。 慶応義塾大学の教授によると、「国のかたちは社会保障が決める」と言っているのだが、限られた税金の中からお金を調達し、どこにお金を流そうとしているかという視点で民主党の政策を眺めれば、民主党の目指す「国のかたち」が見えてきそうなのだ。この民主党の政策がうまくいったなら、貧困者の数も減少してくるだろう。
2009年10月08日
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私の住んでいる松山地方は秋祭りだというのに、予定どおり九州南部と四国の一部を暴風域に巻き込みながら、台風18号は四国の南の海上を北上しているのだ。大型で強い勢力の台風18号は、その勢力を保ったまま四国地方を暴風に巻き込んでさらに北東へと進んでおり、今夜には中国地方・近畿地方の一部が暴風域に入る見込み なのだ。TVの天気図などを見てみると強い風に注意する地域も、どんどん北へと上がってきているのだ。(外に出てみると事務所の周りも風が強くなってきているし・・・) 今日は事務所の当番に当たっており、今の予定では事務所に泊まる羽目になりそうなのだが、待機等は明日まで続きそうなのだ。(待機だけですめば万万歳なのだが・・・)今回の台風18号は明日の朝に紀伊半島に上陸しそうなのだが、上陸時の勢力は950hPa前後と予想され、10月に上陸した台風の上陸時点の気圧としては 、史上最強クラスでの襲来とも考えらているのだ。直撃が予想される紀伊半島周辺では、瞬間的に50メートルを超える猛烈な風が予想されるのだが、台風18号の速度が午後からやや上がったため、数時間上陸時間が早まっており明日の早朝になりそうなのだ。 だいたい台風は熱帯地方で生まれて温帯低気圧化を始めながらも、太平洋のエネルギーを吸収して勢力を維持しているそうだ。台風のエネルギー源になる熱帯の熱は、北上とともに減る一方なのだが温帯地方に近づいてくると、秋ならではのすぐ北にある冷たい空気を新たなエネルギー源にして、形を変えながら暴風を吹かせると いうのだ。そんなことから秋に襲来する台風は、大型で強い勢力の台風が多く、大きな被害を及ぼすことが多いそうなのだ。(私の記憶では10月に来襲する「台風19号」というのが、何度も大きな被害を与えて、我々に仕事をプレゼントしてくれたと記憶しているのだが・・・) 台風関連のITでの書き込みを見ていると、天気予報の解説より詳しいコメントが出ているのだが、それはそれないに面白いものだ。(これだから暇つぶしのITは止められないのだ・・・)それらの多くのコメントは気象庁が出している「台風第18号に関する情報 第48号 」などよりずっと面白いのだ。この気象庁の台風情報というのは、台風が発生した時や台風が日本に影響を及ぼすおそれがあったり、既に影響を及ぼしている時に発表しているのだが、最新情報では愛媛県には大きな被害は期待できない動きになっていいるみたいだ。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年10月07日
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鳩山内閣が自民党が大判振る舞いしていた平成21年度補正予算約15兆円を見直し、一部事業の執行停止などで約2兆5千億円の財源を確保したと今日発表したそうだ。ただし、目標だった3兆円には届かなかったので、仙谷由人行政刷新担当相らを中心に、緊急性の低い予算を洗い出し来週中にも最終案をまとめるそうだ。 さてその予算の削減額を省庁別でいうと、執行停止や返納見込み額が最も多いのが国土交通省で、高速道路4車線化事業の凍結などで8875億円を捻出したそうだ。(我々建設業の仕事が、またまた削られたということだ...)前原誠司国交相は「箱物重視を変え、削れるものは徹底的に削った」と強調しているそうだ。 同じ事業省庁である農林水産省も、農地の貸し手を交付金で助成する農地集積加速化基金の全額返納などで約5千億円削減したのだが、これで減反政策を徹底させる立場の農協にも、保護農政に頼らずに生き残ろうとする動きが活発化するだろう。ほかにも厚生労働省が4千億円削減しているし、文部科学省が約3千億円などと続 いているのだ。 予算項目別では、基金事業がやはり多くて1兆円近くになっているし、公共事業関係費が約5千億円億円などとなっているそうだ。鳩山首相は首相官邸で記者団の質問に答え、「かなりの額になったと思っている」と述べたのだが、目標額の3兆円に届かない分は、「さらに調整していく」としており、削減内容をもっと強化し たいみたいだ。 私もこの方針には大賛成で公共事業などはまだまだ縮減が可能なのだ。今年の補正予算に計上された交付金や基金で自治体が事業に着手しているのだが、「執行停止方針に戸惑いが生じている」とか、「明るさが見え始めた経済が、たちまち失速する」など、不安を表明している自治体が相当多いと業界紙が書いてあった。 私の住んでいる四国などは全ての県で、民主党の補正予算の見直しに対して予算の執行停止に反対や、慎重な対応を求めた意見書を可決しているのだ。これは多くの県議会等の地方議会で第1党を占める自民系会派が、政策転換をけん制する狙いだけではないのだが、それでも無駄な公共事業は多いと業界内にいる私でも感じて いるのだ。 今日はそんな例なのだが、工事における建設発生土の発生量は、建設工事の計画や設計に大きく影響され、県などの公共機関が発注する建設工事では、建設発生土の発生量を抑制するため、発生する土砂の性質を勘案しつつ、可能な限り切土と盛土のバランスが図られるよう計画し、設計することを基本としているのだ。 それなのに私のセクションが受注している工事では、先月に残土の処理場がないということで工事の変更をしてもらったのだが、なんとその増加額が2千万円くらいになったのだ。(当然運搬費もそれくらいかかっているので、会社としての儲けもそれほどは増えなかったのだが...)ところが今日になって残土が欲しいとい ってきたのだ。 しかも、我々が工事で捨てた土が4千m3で、必要土量が3千m3というのだ。この建設残土をうまく県の担当者が流用していたら、工事費が相当額縮減されていたのだ。当然この金額は設計書の工事費としては妥当な額なのだが、税金の無駄遣いといっていい類のものなのだ。(こんなことがきっと全国で行われているのだろう ...) wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年10月06日
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北海道選出だった中川昭一元財務・金融担当相が東京都内の自宅で急逝した。イタリアの金融サミットでの国辱モノの酔っ払い記者会見で、政府の要職だった財務・金融担当相を辞任したし、その無様な映像の影響が尾を引き、8月の総選挙では農相などを務めた父一郎氏の初当選以来、半世紀近く守り続けてきた選挙区の議席を失ったのだ。自民党の実力者の中に中川姓の政治家が二人いることから、「酒好きの中川」と「女好きの中川」などと呼ばれていたのだが、8月の総選挙で民主党議員ぬ破れ比例での復活も出来なくて、落選してからは表舞台への復帰を目指し、ホームページでも「新たに決意を持って進んでいく」と誓っていたそうだが、最後まで酒好きが仇となったみたいだ。 政治家の急死と言うことで司法解剖をされたそうだが、警視庁世田谷署によると中川昭一元財務・金融担当相氏は最近家族に不眠を訴え、病院で睡眠薬を処方してもらっていたそうだ。弔問に訪れた同じ落選組みの元議員によると、これからの事を飯でも食いながら話し合うことにしていたそうだが、「地元の急用で出られなくなった」と電話連絡を受けたと言うのだ。その時の様子は普段と変わらず、元気そうだったという。その議員は「最近は一切酒を飲んでいなかったが、腰痛の薬は飲んでいたようだった」と弁明したそうだが、落選後は酒びたりだったとも言われているのだ。北海道帯広市の後援会会長によると、後援会の幹部会議に出席する予定だったが、風邪を理由に欠席の連絡があったそうだ。 中川昭一元財務・金融担当相は、自殺した父親である中川一郎氏の後を継いで初当選して以来、麻生政権のほか自民党の要職を歴任したが、飲酒が原因とみられる失態もたびたび演じていたのだ。その父親である中川一郎氏は、今から25年位前にやはり中川昭一元財務・金融担当相と同じ歳の57歳で、宿泊先だった札幌市のホテルの浴室で死んでいるのを夫人(今回急死した中川昭一元財務・金融担当相の母親になるわけだが・・・)に発見されたのだ。発見された当初の死因は「急性心筋梗塞」ということだったが、2日後になって死因は「首吊り自殺」であったことが発表されたのだ。(その時から中川一郎氏の首吊り自殺は不審な点が多く、いまでも「他殺か自殺」か論議が分かれているのだ・・・) 中川昭一元財務・金融担当相の急死は遺書などもないことから、自殺ではなく睡眠薬等の飲みすぎによる事故死ということになりそうなのだが、自殺した父親の中川一郎氏のときにも遺書らしいものは何も残していなかったのだ。このことは自殺する場合には通常では考えられないことであり、よって中川一郎氏の場合は他殺説が今でも根強く指摘されているのだ。父親の場合は自殺か他殺かが問題となっているのだが、今回は自殺か事故死かが問題になるようだ。(何かの陰謀である組織によって暗殺されたと言う説も少しはあるみたいだが・・・)私はあのローマでの「朦朧よっぱらい会見」で自民党を駄目にしたうえ、自分自身も選挙で落選し心労が重なっての自殺という線だと思っているのだ。アルコール依存体質になってしまうと、感情の起伏が激しくなるそうなので、そのせいによる衝動的な自殺ということなのだと思っているのだ。(酒もけっこう怖いものだとつくづく思い知らされたのだ・・・) PS:1日間違えて送信してしまいました
2009年10月05日
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北海道選出だった中川昭一元財務・金融担当相が東京都内の自宅で急逝した。イタリアの金融サミットでの国辱モノの酔っ払い記者会見で、政府の要職だった財務・金融担当相を辞任したし、その無様な映像の影響が尾を引き、8月の総選挙では農相などを務めた父一郎氏の初当選以来、半世紀近く守り続けてきた選挙区の議席を失ったのだ。自民党の実力者の中に中川姓の政治家が二人いることから、「酒好きの中川」と「女好きの中川」などと呼ばれていたのだが、8月の総選挙で民主党議員ぬ破れ比例での復活も出来なくて、落選してからは表舞台への復帰を目指し、ホームページでも「新たに決意を持って進んでいく」と誓っていたそうだが、最後まで酒好きが仇となったみたいだ。 政治家の急死と言うことで司法解剖をされたそうだが、警視庁世田谷署によると中川昭一元財務・金融担当相氏は最近家族に不眠を訴え、病院で睡眠薬を処方してもらっていたそうだ。弔問に訪れた同じ落選組みの元議員によると、これからの事を飯でも食いながら話し合うことにしていたそうだが、「地元の急用で出られなくなった」と電話連絡を受けたと言うのだ。その時の様子は普段と変わらず、元気そうだったという。その議員は「最近は一切酒を飲んでいなかったが、腰痛の薬は飲んでいたようだった」と弁明したそうだが、落選後は酒びたりだったとも言われているのだ。北海道帯広市の後援会会長によると、後援会の幹部会議に出席する予定だったが、風邪を理由に欠席の連絡があったそうだ。 中川昭一元財務・金融担当相は、自殺した父親である中川一郎氏の後を継いで初当選して以来、麻生政権のほか自民党の要職を歴任したが、飲酒が原因とみられる失態もたびたび演じていたのだ。その父親である中川一郎氏は、今から25年位前にやはり中川昭一元財務・金融担当相と同じ歳の57歳で、宿泊先だった札幌市のホテルの浴室で死んでいるのを夫人(今回急死した中川昭一元財務・金融担当相の母親になるわけだが・・・)に発見されたのだ。発見された当初の死因は「急性心筋梗塞」ということだったが、2日後になって死因は「首吊り自殺」であったことが発表されたのだ。(その時から中川一郎氏の首吊り自殺は不審な点が多く、いまでも「他殺か自殺」か論議が分かれているのだ・・・) 中川昭一元財務・金融担当相の急死は遺書などもないことから、自殺ではなく睡眠薬等の飲みすぎによる事故死ということになりそうなのだが、自殺した父親の中川一郎氏のときにも遺書らしいものは何も残していなかったのだ。このことは自殺する場合には通常では考えられないことであり、よって中川一郎氏の場合は他殺説が今でも根強く指摘されているのだ。父親の場合は自殺か他殺かが問題となっているのだが、今回は自殺か事故死かが問題になるようだ。(何かの陰謀である組織によって暗殺されたと言う説も少しはあるみたいだが・・・)私はあのローマでの「朦朧よっぱらい会見」で自民党を駄目にしたうえ、自分自身も選挙で落選し心労が重なっての自殺という線だと思っているのだ。アルコール依存体質になってしまうと、感情の起伏が激しくなるそうなので、そのせいによる衝動的な自殺ということなのだと思っているのだ。(酒もけっこう怖いものだとつくづく思い知らされたのだ・・・)
2009年10月04日
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昨日は地元大学のシンポジウムがあったのだが、普段は県都松山市で行われるのが今年はご当地と言うことで、猿飛佐助の発祥の地である今治市で行われたのだ。私も30年位前に今治市に住んでいたし、芸予諸島の大三島でダムを造っていたときには、今治市にはフェリー等でお世話になっていたのだ。 猿飛佐助と言う忍者のことは、司馬遼太郎の小説「風神の門」(この小説の主人公は、猿飛佐助のライバルにして、仲間である霧隠才蔵なのだが・・・)によれば、明治末期~大正年間に立川文庫の作者達がつくった説を紹介しており、猿飛佐助の命名は玉秀斎を中心とした作家グループ達がおこなったとの説を補筆しているの だ。 それを司馬は「なかば真実かもしれない」と理解を示した上で、「すでに江戸時代には大阪の庶民の間でかたりつがれていた」とする岡本良一氏の異説を紹介し、「淡海故録」および「茗渓事蹟」を出典に、三雲新左衛門賢持の子である三雲佐助賢春が猿飛佐助であると、実在説を支持しているのだ。(その話も昨日シンポジウ ムであったのだが...) 昨日のシンポジウムでは「江戸時代の猿飛佐助」ということで、大阪の大学の先生が話していたのだが、それによると「大阪夏の陣」において、大阪方の第一の防衛線である四天王寺周辺は真田の軍勢が布陣しており、その中に猿飛佐助の名前があるというのだ。(このことから猿飛佐助の誕生は、明治後半の生まれではないと 言うのだ...) これについては大阪夏の陣後に、徳川家康の命を受けたと思われる服部半蔵宗家が、本拠地の三重県柘植野を徹底的に殲滅・残党狩りをしており、大阪夏の陣で当時の忍術(現在では諜報活動と特殊部隊のテロ攻撃になるだろう・・・)を駆使して、徳川陣営に多大な被害を与えたことへの報復・恐怖の傍証とも取れると説明し ていたのだ。 江戸時代も終わりごろになって徳川幕府の崩壊前期になってくると、民衆は徳川幕府へのうっぷんを晴らそうとして、豊臣方の武将が活躍する小説がもてはやされてくるそうだ。もっとも江戸時代のヒーローは豊臣方の軍師である真田幸村が努めており、猿飛佐助等の「真田十勇士」はまだ脇役扱いだとなっていたそうだ。 この猿飛佐助が実在にしろ架空にしろ、明治時代には立川文庫最大のヒーローとして、庶民に親しまれて来た事には変わりなく、その存在が曖昧であるからこそ想像する楽しみがあるとし、「実在か架空かを断じる事こそが野暮である」とシンポジウムを締めくくっていたのだ。(私は江戸時代から少しは知られた人物だったと いうをはじめて知ったのだ...) ところで立川文庫のヒーローとして忍者ドラマを展開し、爆発的な人気を得た講談本「立川文庫」の原作者が今治市出身の山田阿鉄一族なのだが、猿飛佐助を主人公としたのは私が聞いたのでは次の話によるというのだ。それによると旧の面河村の山奥に「猿飛橋」というのがあって、そこから忍者小説の主人公を猿飛佐助にし たというのだ。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年10月04日
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今日の早朝の行われた2016年夏季五輪開催都市を決めるための投票が、デンマークの首都コペンハーゲンで開かれている国際オリンピック委員会総会でおこなわれたのだが、ブラジルの大都市であるリオデジャネイロに開催地が決定したそうだ。これは私の予想どおりだし南米での五輪開催は初めてということになったのだ。そもそも五輪運動を世界中に広げていくことは、国際オリンピック委員会の使命だといっていいだろう。だとすれば、五輪が開催されていない大陸を選ぶのは意義があるだし、日本人の猪谷千春国際オリンピック委員会副会長でさえ、「条件さえ整えば国際オリンピック委員会の委員は全員、心のどこかでリオデジャネイロに開催させてあげたいと思っているのではないか」と言っていたのだ。(私も同意見で初めての国で行うのが一番だと思っているのだ・・・) 今回の投票で番狂わせだったのは、1回目の投票で有力候補地の一つとみられていたシカゴが最下位となり落選したことだが、(私の予想では1回目の投票で落選するのは、東京かマドリードだと思っていたのだ・・・)東京は第2回目の投票で落選したそうだ。運良くか関係者の努力か知らないが、東京は2回目の投票に進んだものの、最下位に終わり落選が決定し、最終的な開催地は、リオデジャネイロとマドリードによる決戦投票となっていた。よく問題にされるのだが国際オリンピック委員会の選考方針というのが、技術的な開催能力は二の次で一定のレベルにあれば、往々にしてメッセージ性が優先されがちなのが五輪の開催地選考だ。「国際オリンピック委員会の委員は五輪開催が世界に変化を与えることを好む傾向がある」と指摘される理由だ。(大金が動くという噂が気に入らないのだが・・・) 「南米初開催」という大義名分を掲げ、五輪による都市の近代化と「南米中の子供たちに夢を与える」と訴えたリオデジャネイロはまさに、五輪運動の普及を是とするIOC委員好みだったのだろう。それでも今回の招致レースは、「本命なき混戦」といわれてきたのだが、私は東京に開催地が決まらなくて良かったと思っているのだ。これは開催地の慣例といわれる「大陸ローテーション」から言えば、昨年の北京はアジア地区だし、次の2012年のロンドンはヨーロッパ地区だし、それに続く2016年は米国等の北米となり、シカゴが優位だったのだ。ただ、シカゴには五輪スポンサー料やテレビ放映権の収入分配で、極端に優遇されている米国オリンピック委員会への反感がつきまとう上に、政府の財政保証が欠落していた。(そこをリオデジャネイロがうまくついたのだが・・・) 昨年6月に行われたの国際オリンピック委員会の1次選考では、リオデジャネイロは4都市中最下位の評価だった通り、昨年の殺人事件は5700件と桁はずれに多く、9月に公表された国際オリンピック委員会の評価報告書では、「意図的」と思えるほど開催計画は好意的に評価されたものの、やはり治安・広域開催となる会場配置や輸送面での懸念は捨てきれていないのだ。それでも、南米初の五輪開催決定という歴史的な瞬間には、ビーチの市民たちは大歓声を挙げたそうで、国旗を手に踊る人々が街中に溢れて、さながらカーニバルの様相だったそうだ。この喜びはブラジル全土に広がったそうで、サッカーとビーチバレーの国から始まる、スポーツの祭典の決定にこれから期待したいのだ。
2009年10月03日
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今日は午後から雨の中現場に出ていたのだが、水道等の工事の関係者や地元住民との話で2時間以上雨の中で話す羽目になってしまった。(きっと、この工事を担当している若い衆の日ごろの行いが悪いのだろう・・・) 事務所の帰って少し内業をしていると、南予北部に「大雨警報」が発令されたということで、待機残業になってしまったのだ。(今日は作業員たちは給料をもらってすぐの金曜日なので、ほとんど帰ってしまっていたのだ・・・) ITで天気情報を見てみると、低気圧が山陰沖にあり、前線の活動が活発になっており、九州地方の宇和海側では、どうやら大雨になっているみたいだ。太平洋側の地域も南から湿った空気が流れ込んでおり、雨雲が発達しているみたいだ。 昨年度は台風の上陸も1個もなく秋の天気はよかったのだが、今年は10月に入って早速「大雨警報」と来たものだ。今日は午後から雨も結構降っていたい、かさが刺しにくいほどの風も吹いていたのだ。(きっと台風余波だろう・・・) どうやら日本列島は雨雲のかかっている所がほとんどのようだが、そのうえ雨雲の発達している所も西日本を中心にたくさんあるみたいなのだ。そのせいか西日本各地では「大雨警報・洪水警報・土砂災害警戒情報」が、発表されているようだ。 この秋雨前線の雨は九州地方は今日の夕方から夜にかけて、四国地方は明日の未明にかけて雷を伴って激しく降る所があるそうだが、警報が発令されてから雨足は少なくなってきており、本当に大雨が降るのか疑問みたいだ。 TVのニュースでも土砂災害や河川の増水に警戒をするように言っているが、どうやらこの分ではたいした雨は降りそうにない雲行きなのだ。(またまた今回も「気象庁」の狼少年的天気予報に騙されたみたいだ・・・) 私の事務所のある南予地方もどうやら無事に雨の峠は越えたみたいで、明日の土曜日は低気圧は東に抜けるため、天気は回復するみたいなのだ。どちらかというと今度の雨はちょうどよいお湿り程度の意味合いのほうが強いみたいだ。 みかん農家に喜ばれる程度の雨で、「大雨警報」を発令する気象台では、きっと誰もこれからは警戒をするようなことは無くなるだろう。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年10月02日
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万葉集にも詠まれ朝鮮通信使が絶景と言った、瀬戸内海の景勝地「鞆の浦」の埋立事業で、反対派住民らが埋立免許差し止めを求めた訴訟の判決が広島地裁であったのだ。裁判は「鞆の浦の景観は住民だけでなく国民の財産というべき公益で、事業により重大な損害の恐れがある」として、原告側の請求を認め埋立免許差し止めを 命じたのだ。 歴史的景観が地元住民等にもたらす「景観利益」保護のために、大型公共事業を差し止める初の司法判断が広島地裁で出たわけだが、私も土木の技術屋で道路工事には理解があるほうだが、この瀬戸内海の景勝地「鞆の浦」にも何度も出かけており、ボランティアガイドの人と話したりしているのだが、広島県のの計画はどう考 えてもナンセンスなのだ。 しかも、住民側は常夜燈の残る港や古い町並みや瀬戸内海の島々を一体的にとらえ、個人が楽しむためために「良好な景観を享受する利益がある」と主張しているのに対して、事業主体の広島県側は道路改良の利便性向上を根拠に、事業の必要性を主張し、「景観利益は公共のもので、住民ら個々人は対象外」と、訳のわからな い反論をしていたのだ。 裁判では県が主張していた渋滞解消や下水道整備といった利便性向上について、「必要性、公共性の根拠について調査、検討が不十分。埋め立ては行政の裁量権の範囲を超えている」とし、差し止めが必要と結論付けたにだが、事業の推進派もいることから上告はされるだろう。(最高裁で同じような判決が出ることを期待して いるのだが...) 県と市が作った計画では、この歴史のある港の一部を埋立て、湾を横切る全長約180メートルの橋の建設するつもりでいるつもりで、昨年6月に埋立免許を国に認可申請したが、住民の反対にあって審査は中断しているのだ。今日の広島地裁の判決を受けていくら上告しても、今日の判決がある限り計画は中断されたままにな ってしまうのだ。 さてここからは行政的な話になるのだが、公有水面埋立法では、海等の公有水面の埋立工事の際には、所管の知事の免許が必要になるのだが、さらに今回の「鞆の浦」の場合などでは、知事は免許を出すにあたっては国土交通相の認可を得る必要があるのだ。(自然保護の観点から環境庁との協議も必要なのだ...) 今回の住民の起訴は「改正行政訴訟法」に基づき、景観保全を理由に着工前の工事の差し止めを初めて命じた画期的判決となったのだが、今後の開発行政に影響を与えるのは必至となりそうだ。無駄な公共事業見直しを掲げる民主党政権の対応にも、これからはこの広島地裁の判決が焦点となってくるだろう。 鞆の浦を巡る広島地裁訴訟は、行政訴訟法に基づく差し止め訴訟にあたるのだが、従来の行政訴訟は、施策と利害関係が直接ある人以外に訴える資格を認めないなど、要件が厳格で、入り口論で門前払いされるケースが多かったのだ。これからはこの差し止め訴訟が、行政の行為で重大な損害の恐れがある場合の救済策とされてい くことだろう。 この瀬戸内海の景勝地である「鞆の浦」のことは世界的のも話題となっており、世界遺産候補地を調査するユネスコの諮問機関である「国際記念物遺跡会議」も、今までに鞆の浦の埋立架橋事業については、総会で中止を求める決議を採択しているのだ。(そのことは広島県も福山市も知っているはずなのだが...) 今までは国立市のマンション訴訟をはじめ、景観を巡る行政訴訟でも行政等の裁量の範囲が幅広く認められ、原告敗訴が相次いでいたのだが、今回の判決は、大規模公共事業でも景観に配慮し、住民の意向を広く反映させなければならないということを、ようやく法的に明示したともいえるだろう。(本当に「やったー」だ・・ ・) wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年10月01日
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