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私の仕事は土木の技術者なのだが、今は若い衆主を使ってある地方の交差点の改良工事を行っているのだ。この交差点は地方にあってはけっこう交通量の多い交差点で、松山市にある警察の制御室で遠隔制御ができるという物なのだ。そのために光ファイバーを利用したカメラの供え付けられているといった代物だが、交差点を斜めに横断できるスクランブル交差点は、私は日本独自なものと思っていたのだが、最初に設置されたのは米国とカナダということで、なんと戦前の1940年だといわれているのだ。このスクランブル交差点がなんとイギリスに輸出されているそうで、ロンドンの繁華街の中心街において日本のスクランブル式が導入されたという記事が新聞の載っていた。 私も交通工学のことは専門家なのでけっこう詳しいのだが、交通システムというものは世界で共通の面もあるが、各国の文化に根ざしたルールで出来上がっているものも多いのが実情なのだ。車の通る方向にしても右や左のように、色々にあく荷でその国独自の交通ルールが決められていることが多いのだ。イギリスの交通ルールの代表は、信号によらない交差点システムである「ラウンドアバウト」や、「アイランド」と呼ばれる歩行者横断システムなどが有名なのだ。そのイギリスで日本式のスクランブル交差点が、輸出されるというニュースはうれしい話なのだが、イギリス人が採用するくらいだから、慎重に吟味して優れたシステムだと判断したということだろう。 このスクランブル交差点が日本最初に米国から入ってきたのは、熊本市の子飼交差点が初めてとされているそうで、路面電車の電停の終点が絡むという状況で、通学客と買い物客が信号待ちの間に、電停から溢れるという不便を解消する手段であり、十字型の交差路の歩行者の斜め移動の利便性よりも、むしろ大規模な歩車道分離を考えたの先駆けと言える施設だったのだ。私の場合は信号機で行動を制限されるのは、本当にツマラナイと思っているのだが、イギリス人はホントよく考えて交通システムを考えているなと感心することが多いのだ。このスクランブル交差点もイギリス人が採用するのだから、慎重に吟味して優れたシステムだと判断したということだろう。 実を言うと私も知らなかったのだが、スクランブル交差点の手法は、イギリス人が採用するのだから、慎重に吟味して優れたシステムだと判断したということだろう。スクランブル交差点は通常の交差点よりも交通容量が小さいため、よほどうまく計画しないと渋滞を招くことも多くなるのだが、地方都市では車社会の進展や都市の衰退による歩行者の減少と自動車の増加により、交通渋滞の原因とされ通常の信号機に戻すケースもしばしば見られるのだ。線道路を跨いだ交流を密にするためや交差点の交通事故防止のために設置が要望されているところもあるが、警察などの行政が渋滞を懸念してスクランブル化を拒むケースが多く、交通量の少ない交差点ばかりがスクランブル化され、交通量が多く真に必要な交差点のスクランブル化が進まないケースも見られるようなのだ。。
2009年11月30日
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私もそうなって来たのだが、居酒屋などに寄らず自宅で晩酌を楽しむ「家飲み派」が9割近くになっていることが、ビールの業界団体である「発泡酒の税制を考える会」の調査で分かったのだ。12月も近づいておりそろそろ忘年会のシーズンなのだが、今年の忘年会は今のところ事務所の分1件だけなのだ。(建設業は公共事業の減少で不況業種といわれているが、経費縮減といってもさすがに事務所の忘年会だけは、どうやら中止にならなかったみたいだ・・・) 家飲みの最大の目的は費用の節約なのだが、「リラックスできる」とか、「自分のペースで飲める」・「家族と一緒が楽しい」という声も多く、意外な効用があるとの調査結果も出ているそうだ。(私も昨晩も「家飲み」だったのだ・・・) 家飲みの効果が安く飲むことなので、それに合わせた酒のほうも業者は準備してくれているみたいで、日本酒蔵元や酒販店でつくる日本名門酒会は、実質500円ほど値下げになる1本1000円の「ウチ飲み純米酒」シリーズを5月に発売したそうだ。「第三のビール」はもちろん、ワインもボトル1本約500円の商品が出てきており、安酒商戦は激化しているそうだ。私の場合は家飲みの場合は安上がりなので、酒のほうはビールなら「モルツ・プレミアム」など少し高い酒を飲むこともあり、自分で買ってきた居酒屋では到底飲むことが出来ない地酒(値段的には少し高いのだが・・・)を飲むなどしているのだ。 酒造会社の方も「いきなり安酒に走る人ばかりではない」とみて、「大山」や「司牡丹」など人気銘柄5種を用意しており、安くて美味いもの(自分の好きなものを飲んで食べると言っていいのだが・・・)を楽しんだら良いと私は思っているのだ。都会の「家飲み派」の人たちでは、グラス・ぐい飲みなどの酒器にも注目が集まっているそうで、銀座のデパートではグラス類の売り上げが、前年より伸びているそうだ。香りが楽しみやすいチューリップ形のビールグラスや、デザインが凝っている和ガラスのビールグラス・ロックグラス・日本酒のお燗などに使う南部鉄器など、こだわりの品が人気だというのだ。 家飲みでは酒の肴のほうも自分流が楽しめるので、私も自分の好きなものを休日には自分で作って飲むのだが、昨日も冷蔵庫の中からあまりモノを探し出して、「カナッペ」を作って嫁さんと安いワインを飲んだのだ。「カナッペ」はワインにはもちろんビールにもぴったりなのが洋風のおつまみなのだが、洋風といっても料理の種類によっては日本酒や焼酎にも合うので、私の家では良く作るのだ。「カナッペ」は手軽に作れるだけではなく、おもてなし料理としても使える一品で、本当ならフランスパンを薄切りにし、軽くトーストした物を使うのだが、私の場合は簡単に作るのなら、市売のクラッカーを使用するのだ。それらの上にチーズやサラダ・生ハムなどを乗せるだけの簡単レシピなのだが、ワインに合うおつまみとしてバーのメニューなどにもある一品にもなるのだ。
2009年11月29日
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昨晩の「朝まで生テレビ」を見ていたのだが、鳩山内閣は首相自身の足元で起きた偽装献金問題や、米軍普天間飛行場の移設問題、そして、急激な円高やデフレへの対応という「三重苦」に直面し、困難な政権運営を強いられているみたいだ。 デフレや円高、株価の低迷で景気回復が腰折れする「二番底」への警戒感も強まっており、連合を有力な支持基盤とする民主党にとって、雇用政策は最重要課題なのだが、このままでは昨年以上に厳しい年末を迎えるとも言われているのだ。 私の所属している建設業界でも、そろそろ早期発注の仕事が完了し始めている業者が多くなってきており、年末に向けて工事量を確保する必要があり、前払金の関係からも仕事の確保が、地方の建設業では急務になってきているのだ。 政府は今年度の第2次補正予算案を編成して、雇用対策などにも力を入れる構えなのだが、その補正予算の規模を巡って与党内調整は、大判振る舞いを希望する亀井金融相もおり、政権は経済への明確な方針を示せないままだなのだ。 そのうえ、鳩山首相の政治資金に関する問題が起こっており、資金管理団体の偽装献金問題に加えて、資産家である実母らの多額の献金を、政治資金収支報告書に記載していなかった疑いが浮上して、大問題になる等の憶測もあるみたいだ。 在宅起訴が噂されている会計担当だった元公設第1秘書らの刑事処分は、年内にも決まると見られる一方で、鳩山首相は「私自身、大変驚いている」などと、呑気なことを言っており、我々にも十分な説明をしていないのも事実なのだ。 政府が公表した11月の月例経済報告では、3年3か月ぶりにデフレへの懸念を表明したのだが、菅経済財政相は記者会見で、日銀との連携を強化していく考えを強調したのだが、政府のデフレに対する対策案は明確には示されなかったのだ。 このままデフレが深刻化すれば、企業の売上高が伸びず、雇用・賃金などを圧迫するのだが、昔と違って我々生活のも余裕がなくなっており、景気が再び腰折れしれば「二番底」に陥る懸念が、本当に現実味を帯びることになるどろう。 我々建設業の関係者だって、無駄な工事に予算をつけろとは言わないが、いままで地域の経済を支えてきたのは、建設業であることは間違いがないのだ。地方都市の道路に街路樹を植えるくらい、新規に認めたらどうなのだろう。 例年なら今の時期は、年末の支払いを受けるために忙しいはずなのだが、今年は担当者だけで何とかなるくらいの仕事量しかないのだ。私のセクションは事務所の中でも優良部門なのだが、そこでも今はこのような暇な状態なのだ。 午後からはこの時期には珍しく、ボランティア活動に参加でもしてみようかと思っている今日この頃なのだ。(今月の私の残業時間は、いまだに0なのだ・・・) wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年11月28日
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私もそうなってきているのだが仕事帰りに居酒屋などに寄らず、自宅で晩酌を楽しむ「家飲み派」が86・2%に上ることが、ビールの業界団体「発泡酒の税制を考える会」の調査で分かったそうだ。今週の月曜日にTVに出ていた居酒屋チェーン「わたみ」の社長である渡辺久美氏も、「みんな不況とデフレで給料が上がらず節約に走っている。サラリーマンも節約のために居酒屋で飲まず家で飲むから、居酒屋は売上げが減って、従業員を減らすか従業員の給料を減らそうとしている。また、店舗拡大どころか廃業に追い込まれる店も出るだろうから、建設関係の仕事もなくなる。みんなが節約する結果、今までよりも安い第3のビールのような製品しか売れなくなる」と嘆いていた。 私をはじめ酒飲みというのは賎しい者で、不況でもやめたくないのが晩酌なのだが、飲み方が居酒屋などの「外飲み派」から、自宅で飲む「家飲み派」に転身しているという調査結果は正しいみたいで、節約しながら楽しもうと酒類や酒器・肴までこだわりをもっている「家飲み派」が増えているというのだ。もっとも居酒屋の方も商品の単価を下げて客を呼び込もうとしており、新しく出来た居酒屋などは「300円均一」を売りにしているのだ。都会ではなんと「一品270円均一」という居酒屋も出始めているというのだ。そのような安さを誇る店でも、外で飲むと安くても数千円はかかってすまうのだが、家だと焼酎とソーダ1缶ですぐに酔いが回って安上がりとなっているのだ。 私の場合は近くのデパートの地価の食品売り場で、閉店間際の半額奉仕品を買うことにしており、けっこうこった肴で晩酌を楽しんでいるのだ。私のように自分で好きなモノを買ったり作ったりして気楽に飲む方がよいという人間が増えたみたいで、ある新聞の記事によると「居酒屋を含む飲食店チェーンでは、家庭で食事をする『内食傾向』の広がりもあって、苦戦を強いられている」そうなのだ。居酒屋チェーンの調査によると、パブや居酒屋の全店売上高は、今年の9月まで9カ月連続で前年実績を割り込んでいるそうで、集客増を狙いに「居酒屋のデフレ化」が進むと予想しているのだ。 私の所属している建設業では、仕事上で何かあったり節目のときには、職人さんや作業員さんを集めて一杯やるのが恒例なのだが、飲酒運転の罰則が厳しくなったのと、給料カット等が影響して最近の外飲みパターンでは、一次会で帰る人や「短時間で帰る人が多くなっているのだ。つまり、「家のみ派」をはじめ、はしご酒はせず、外で飲む頻度を減らし、深酒を控えている傾向が強く出ているのだ。業界全体のイメージで安酒との付き合いが多いと思われている建設業でもこれだから、これから年末に向かっての忘年会シーズンでも、今年は寂しい年の瀬になりそうみたいだ。
2009年11月27日
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今来年度の予算編成を行っているところだが、国の来年度の税収では所得税の税収が想定を大幅に下回り、バブル経済崩壊後の最低水準となる13兆円程度に落ち込む見通しとなったそうだ。これは昨年来の世界同時不況を背景に、企業業績や雇用環境が急速に悪化したためで、政府の雇用対策も景気浮揚策も役に立たなかった結果だろう。我々建設業でも、仕事のある会社とない会社との二極化が進んでおり、仕事のある会社の従業員は職員の絶対数が減った関係で、低賃金上労働で働かされており、仕事のない会社の従業員は会社自体が倒産・廃業して失業するか、リストラされてハローワーク通いになるか、どちらかになるケースしかないのが実情なのだ。 世の中がこんな調子だから、企業からの法人税もほぼ半減しそうだし、そのうえ消費税も1割程度減るなど「基幹税」が軒並み見込みを下回るもようだそうだ。この結果、来年度全体の税収も想定した46.1兆円から大きく下振れし、37兆~38兆円程度にとどまる見通しになっているそうなのだ。しかも、政府税制調査会で主要議題の一つとなっていたたばこ増税に関連した「たばこ事業法」の見直しについて、「利害関係者が随分いる。この1~2週間で結論を出すのは困難を極める」と政府関係者が言っており、たばこ税のの増税を当面見送る方針を示したているようなのだ。(私はたばこを吸わないので、たばこが1箱千円になっても、少しもも困らないのだ・・・) しかも年度末にかけての景気対策は待ったなしの状態なので、政府は今年度の税収見通しをさらに精査したうえで、年明けの通常国会に提出する今年の第2次補正予算案に景気対策費を盛り込む予定になっているそうだ。その費用は税収の落ち込み分を国債増発で補う方針で、今年度の国債発行額は過去最大の50兆円超に膨らむ予定で、国債発行額が税収を上回るのは、終戦直後の昭和21年度以来の異例の事態なのだ。 これは小泉・竹中路線で金持ち優遇策を行った結果なのだから、共産党の言うとおりここ数年でよいから金持ちや儲けている企業から、ドンドン金を取り上げたらよいのだ。その方法だが仁徳天皇の故事に習って、天皇陛下ににお願いして1年くらい皇室費を返上してもらって、寄付金によって皇室運営をすると宣言してもらうのだ。こうすることによって儲けている企業は皇室に寄付をするだろうし、鳩山首相も「天皇陛下さえこのように世情の暮らしを心配なさっているのだから、余剰金名ある日本の企業はそれを世情にために放出して欲しい」といって、大手企業の内部保留金に高い税金をかけたらよいのだ。 それからもうひとつの案としては、脱税したものには修正報告を行わせて、その場合は所得額(脱税額ではなくて・・・)の半額を課徴金という形で徴収し、もし、それ以外の脱税を国等が見つけたら、全財産の何割かを強制的に徴収する法案を作ったらよいのだ。そしてもうひとつは、パチンコ等の遊戯をギャンブルと認め遊戯税ではなく、ギャンブル税として徴収すればよいのだ。これくらいすればここ数年は何とかなりそうなので、そのあいだに徹底的に政府の無駄を洗い出して、より良い予算を作ってもらいたいものだ。
2009年11月26日
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いよいよ年末も近づいてきたのだが、来年の1月に解体される社会保険庁に代わって発足する「日本年金機構」で、現在の社会保険庁からは約1万人の職員の移行が決まっているそうなのだが、これが政府の問題になっているそうなのだ。 今日のTVのニュースで言っていたのだが、今の社会保険庁には懲戒処分歴があることを理由に、新しく出来る「日本年金機構」の採用対象から、外されようとしている職員約300人の処遇を巡って、政府内が揺れているというのだ。 厚生労働省によると、社会保険庁の職員に家で分限免職の可能性がある約300人のうち、年金ののぞき見を理由にした処分者が約7割を占めるのだが、一方で、年金とは無関係の交通事故などを理由に処分された職員もいるのだ。 自公政権では懲戒処分歴のある職員は、「日本年金機構」に採用しないことを決定していたのだが、新しい長妻厚労相も踏襲する考えを表明していたのだ。ところが、このまま分限免職になれば、訴訟に発展する可能性もあるというのだ。 日本弁護士連合会が出した見解では、過去の懲戒処分歴を理由にして、一律に不採用・分限免職とするのは、「二重の不利益処分で、違法の疑いが濃厚」との意見を表明しており、憲法問題にも抵触する事項となるそうなのだ。 たしかに刑法などの裁判では、一度懲役などの処分を受けたことで、その人の犯した罪の償いは済んでいるのが常識であり、そのことをもって他の差別をすることは、許されないのは当然のことだろう。(一般的には差別されるのだろうが...) しかも、社会保険庁職員は身分は国家公務員だが、各都道府県知事の指揮下に入る「地方事務官」という身分になっているそうで、そのTVのニュースでは言及されていなかったのだが、実際には知事の指揮下に入りづらい面があるというのだ。 つまり、社会保険庁職員の労働団体に対応するのが、国なのか都道府県なのかわかりづらく、どちらでもないようにも見えるそうなのだ。この二重構造の解消には、日本年金機構のように全員を公務員から外すのが一番なのだろう。 ところが、社会保険庁の職員労働組合は、民主党の支持母体である「連合」の有力労組であるところから、組織改編時や勤務実績の不良などの際に適用される公務員の解雇の形態である「分限処分」を回避しようとしているというのだ。 実際には「日本年金機構」への採用は行わない代わりに、民間の解雇に当た「分限免職」の可能性がある社会保険庁の職員数百人の再就職先について、地方自治体に採用してもらうよう働き掛ける方針を固めたというのだ。 こうなると何のための社会保険庁の解体かわからなくなるので、ここのところは長妻大臣に頑張ってもらって、我々の納得のいく結論を出してもらいたいものだ。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年11月25日
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私も松山市でマンションションに住んでいるのだが、松山市でマンションといったら昔は「ライオンズマンション」だったのだが、このごろは「サーパス」か「サントノーレ」だったのだ。そのマンション分譲大手だった穴吹工務店が本社のある高松市内で記者会見し、東京地裁に会社更生法の適用を申請したと発表したというの だ。 その記者会見の中で発表された連結子会社2社を合わせた負債の総額は、初めは1400億円くらいだといわれていたのだが、実際には約1500億円以上ももあったそうで四国最大の倒産となったのだ。穴吹工務店は一時はマンション分譲の業界では、売り上げが日本一にもなったこともある会社だったのだ。 この四国最大といってよい建設業は明治38年1月創業の建設業者で、昭和53年に自社ブランドの分譲マンション「サーパス」シリーズを展開を始めて、「穴吹トータルディベロップメント」と呼ばれる用地取得からアフターサービスまで手掛ける数少ない製販一体型のマンションメーカーとして人気を博してきたのだ。 穴吹工務店の「サーパスマンション」は、主に地方都市でドンドン実績を重ね、平成18年3月期には過去最高となる売上を計上していたし、平成19年の1年間にはマンションを5千戸以上を供給し、初のマンション供給戸数全国1位を獲得していたのだ。 (たった1年で穴吹工務店が倒産するとは私も思わなかったのだが...) そのうえ今年5月には東証1部上場企業で、地元愛媛県の企業であった、ジョー・コーポレーションが破綻するなど、市況低迷で不動産業界では大型の破綻が相次いでいるのだ。私の事務所でも穴吹工務店もジョー.コンポレーションとも付き合ったことが会ったのだが、今もところは付き合いもなく問題はないみたいだ。 マンション業界は穴吹工務店を始め多くの業者が、従来から在庫過多による借入依存の高い資金繰りを余儀なくされていた事に加え、建築基準法改正の影響等もあり、業績は低迷するようになっていたのだ。分譲マンション事業への依存度が高いところは、材料費などの借入金が膨らんでいたには業界の常識だったのだ。 私の聞いたところによると、昨年のリーマンショック等世界的金融危機の影響を受けて、消費者の購買意欲減退や競合他社の相次ぐ破綻・撤退によるダンピング販売等で、マンション業界の環境は年々一段と悪化してきているそうで、大口の未収金が発生するなど資金繰りに余裕がなくなってしまっていたそうだ。 どちらの会社も一部仕入先や外注先に支払い延期要請を行って、取引銀行支援の下に事業規模の縮小や人員削減など再建に取り組んできたが、今はマンションを買う人など少なく受注落ち込みに歯止めがかからず、再建計画にも支障をきたしついに今回の措置となったというのが真相のようだ。 私も松山市のマンション事情には少し詳しいのだが、このところ松山市内でマンションを買う人種は、県庁職員など公務員が非常に多かったのだ。銀行も公務員ならローンの心配が少なので金を貸し付けてくれたのだ。愛媛県が公舎や官舎をドンドン潰したこともあって、20代から30年代に公務員がマンションを買ったのだ。 それがここのところの給料カットやボーナスカットで、県職員をはじめ公務員が住宅を買わなくなっているのだ。 いま住宅を取得しているのは公務員の中でも「親がかり」の人がほとんどで、それ以外はリフォームなどしているが新規の購入は減ってきているのだ。(これからもこの傾向がズッと続いていくだろう...) wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年11月24日
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私のよく読んでいる業界紙の最新号の特集は、なんと「土木技術者サバイバル」ということだったが、不況時には公共事業が増加することから、不況時にに強いといわれてきた建設業界も、ついに技術者をリストラする時代になってきたみたいだ。リーマンショックを契機とする不況に加え、今までと違って公共投資の縮小が加速するなか、公共事業で食ってきた土木技術者のうち、どのような技術者が生き残るのだろうか、今の自分の実力を知るうえで、興味のある内容となっていたので少し読んでみた。いったいどのような人物が動期に強い人材なのか、転職ということを主に特集しているのだ。 その雑誌によると、現在の建設業界は希望退職者の募集や、事業の再編などを考えている会社が非常に多いとのことで、現場に強い即戦力補強の引き抜き合いなど、土木技術者を取り巻く雇用状況は激動期を迎えているそうだ。今のような激動の時代を生き抜くことができるかどうかは、会社自体の組織の力もさることながら、技術者個々の力量が大きく問われることになるというのだ。私の事務所でもその傾向は強くなってきており、私がリーダーをしているセクションのような優秀なところと、そうでない所の差がダンダン大きくなっているのだ。(これも一種の格差社会といっていいのだろう・・・) だいたい土木工事を大別すると、道路・鉄道(橋梁・トンネルも含まれるのだが・・・)と河川・港湾(海岸工事やダムなども含んでもいいだろう・・・)が主流になるのだが、農地整備・森林整備や空港整備もおおきく言って含んでいいだろう。これらの建設業が行う工事において、さまざまな工事計画を作成し、現場での監督・指導を行い、円滑に作業が進むように管理する職業を土木技術者と呼ぶということになっている。一般的には土木や建築系の大学・専門学校で学んで、技術職として建設関連の会社に就職し、そこでさまざまな現場経験を積んだ後、国家資格を取得すると「技術者」と呼ばれるのだ。 現場の工事というのは私の事務所ではほとんどが公共工事となっているのだが、役所の決めた期間内に工事が終了するように全体の工程管理を行ったり、作業が効率よく行われているかを常に見て回るのが大切な仕事になっているのだ。また、決して安全ではない建設工事現場において、一人の負傷者も出さないように安全管理等も徹底しなければならないのだ。なお、国土交通省をはじめ官の発注工事などでは、有資格者の現場配置が義務付けられているのだ。その土木技術者の現在時点の就職状況を建設業界全体で見てみると、バブル後よりも採用は厳しいと言われているのだ。 私の事務所でもそうだがどうしても即戦力が必要であり、若い衆が技術の習得に当てる時間が非常になくなってきているのだ。私のように職人さんの技能から教え込んで行くやり方は、どうしても時間がかかるので若い衆にはあまり歓迎はされないみたいだ。それでもこのごろは岩の判定など質問してくる若い衆も出てきたので、少し今の状況でもやる気が出てきたといった状態になっているのだ。
2009年11月23日
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昨日は3連休の初日ということで、事務所の連中とバスを借り切って、香川県の方面へ少旅行をしてみたのだが、昔の事務所の旅行の癖が抜けないのか私の場合は、バスに乗ったらすぐにビールを飲み始めたのだ。昔はあった事務所からの補助もなくなる、格安旅行を行うのため飲み物・食い物は自己負担という、本当にケチケチ旅行だったのだがそこはそれなりにバスの中では楽しむことが出来たのだ。このごろの貸切バスは設備がよくなっており、昨日利用したバスもトイレ付きのバスだったのだ。 昔の事務所の旅行では、バスの中では宴会が行われるのが当たり前で、家族連れで参加した人は後ろの方へ固まって座り、前の方の席はビールを取るために、酔っ払いが座るのが当たり前だったのだ。当然その時代の貸切りバスなどにはトイレなど付いていなくて、小便に行きたくなった時点がトイレ休憩となったのだ。今回の旅行は香川県でアートの島として有名な直島と、高松市内でうどん食べるツアーだったのだが、企画が面白そうだったので私も久しぶりに参加してみたのだ。(私は気ままな一人旅が好きなので、あまり団体旅行には参加していなかったのだが・・・) 今回の旅行先である直島は、昔「保元の乱」で敗れた崇徳上皇が島に流された際に、島民の素直で純真・素朴さを称賛して、「直島」と命名したという島の伝説から名付けられたそうだ。昨日聞いた島の人の話でも、今でも何か事業をするときにでもあまり反対をする人はいないとのことだった。ところが、お目当ての「地中美術館」では、時間どおりの行動を強制されてしまい、入場券の発券まで30分も待たされたのだ。フェリーの時間のこともあって、食事の予約をしていたにもかかわらず、客を30分も待たすのは接客商売ではないと、私は憤慨したのだが規則をたてに譲るきなどない態度だったのだ。 高松市内で夕食に連れて行かれたうどん屋も、私が「生醤油うどん」の大盛りを頼んだところ、店も込んでいた(ツアー客30名弱が予約していくのだから、それくらい店のほうで準備しておけよ・・・)こともあるのだろうが、2階のテーブル席に分散され座らされたうえ、何の説明もないまま30分くらい待たされたのだ。しかも支払いをする段になって「生醤油うどん」の大盛りが700円もするというのだ。店の「お品書き」を見ずに頼んだ私も悪かったのだが、少しうどんの単価とは違うのではないかと思った。以前に高松市内のビジネス街で行った製麺所では、1玉100円前後ではなかったかと記憶しているのだが、今回は1玉300円はしている計算になるのだ。
2009年11月22日
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今日のニュースを見ていると、8月30日の衆議員選挙は終わってすぐの9月1日に、政府が好きに使える内閣機密費の支出額が、なんと1日で2億5000万円になっている事がわかったらしい。このときは当然まだ自民党政権だったのだが、麻生政権末期の資金の動きの不自然さが際立っているのだ。この内閣機密費の正式名称は、内閣官房報償費で「権力行使の潤滑油」と呼ばれているそうなのだが、内閣官房長官の判断で機動的に使われることから、内閣官房長官の大きな権限の元になっているのだ。(1日に何回かマスコミの前でしゃべるだけが、その仕事ではないということだろう・・・) この官房機密費の使いみちについては、今までは一切明らかにされていないのだが、(国の予算の使いみちを厳しくチェックする機関であるはずの会計検査院の調査も、事実上フリーパスということで免除されているそうなのだ・・・)この官房機密費の異常支出のことは、現在行われている国会で共産党の塩川鉄也衆院議員が、衆院内閣委員会で追求したそうだ。これは共産党にしては間の抜けた質問だと私は思っているのだ。この時は自民党政権で官房長官は河村氏であったはずだから、今の鳩山政権の平野官房長官が、その支出の内訳を知っているはずがないではないか。(また、知っていても胡散臭い金なのだから、その使い道など言うはずがないではないか・・・) この官房機密費は、国政への寄与などを名目に、国会議員の海外視察に対する餞別)などのほか、与野党の国会対策にあてられているとの指摘もあるが、真偽のほどは定かでないというのが今までの常識で、予算額で言うと月に約1億円は使える費用となっているのだ。(だいたいが1年で14億円異常必要なのかがもよくわからないのだが・・・)この秘密のベールに包まれていた官房機密費だが、民主党政権になって公表されたのは、歴代長官が内閣府に機密費支出を請求した日付と支出額で、文書の保存期限とされる過去5年分というふうに、国に対する情報公開請求での開示内容と同様の範囲にとどまっているのだ。(無駄な出費を省くという約束が、少し違うのではないだろか・・・) 鳩山由紀夫首相は機密費の使途については、「いつまでも表に出さないでいいのか、考える必要はある。当然国益のこともあるが、世の中は透明性を求めている。平野長官が最終的な判断をすると期待している」と、首相官邸で記者団に公表の是非を検討する考えを示したそうなのだ。もっとも、平野博文官房長官は記者会見で、首相や官房長官の判断に基づき領収書なしで自由に使官房機密費について、「オープンにしていくことは考えていない」と使途や金額を公表しない方針を明らかにしているのだ。私はこのような事業こそ「事業仕分け」の対象として、その結果は無駄ということで排除するか、大幅な削減が出来る予算だと思っているのだ。
2009年11月21日
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私の11月の残業時間は今のところ0時間なのだが、これは工事の進捗対して、特に問題が起こっていない証拠なので、本来なら喜ばしいことなのだが、これから年末に向かっての私の懐具合を考えると、なかなかそうはいっていられないのだ。これは事務所の経費削減で出来る限り残業を減らす方針で、一人で出来る仕事は一人で行うことにしているのだ。工事の始まる前に行う地元住民や地権者への挨拶も、今までは上司である私と工事の担当者が一緒に行っていたのを、今は担当者一人で行くようにしており、問題のある場合のみ私たち責任者が出て行くシステムに変えたのだ。 今年は自民党政権下では2度の景気対策が行われたのだが、それが8月までに予算配当されてしまっており、工事の発注も9月までにほとんど終わってしまっているのだ。例年なら残った予算は9月以降も少しずつ工事発注に向かってくるのだが、民主党政権になって補正予算の未使用分を召し上げられた関係で、この時期にほとんど新しい工事発注がない状態なのだ。もっとも、今年は私のセクションでは年間予定量以上の工事を受注しており、現場代理人の手配や作業員の確保に頭を痛めているのが実情なのだ。(つまり現在は手一杯の状態で、新しい工事が出ても受注は難しいのだが・・・) 私の事務所でも人員整理を行っている関係で、定年退職等をした作業員の補充をしてこなかった関係で、技術職や作業員の絶対数が足りなくなっているのは、間違いのないとことなのだ。それでも昨年までは官側の計画的な発注と、我々サイドの受注調整で乗り切ってきたのだが、今年の官側の上半期発注は本当に異常だった。監督員らに聞くところによると、県庁に居て現場を知らない役人が(どうも、国から愛媛県に来ている官僚らしいのだが・・・)この異常な事態を起こしたようなのだ。少しも計画性がないから4月ころに工事を受注した小規模・零細業者は、年末のこの時期の仕事がなくなり始めており、入った工事費は銀行の借金返済に回ってしまい、今まで頑張ってくれた従業員のボーナスを払う金が不足しているのが実情なのだ。 本来なら今時分に出てくる工事の小さいものはそれらの業者が受注して、大物は我々は落として小規模・零細業者を下請けに使っていたのだ。我々も自分たち事務所の作業員を使うことを優先するので、新しい工事の受注がなければ彼らに工事をお願いすることにはならないのだ。地域を支えている建設業にとって、私の残業代がないのは小さな問題(私の家庭にとっては、年末を控えて大問題になりそうなのだが・・・)なのだが、地域の中小・零細建設業がこのままでは年末に、バタバタ廃業していくことだろう。民主党の管副総理が補正予算のことを言っていたが、早急な対策が待たれているのだ。
2009年11月20日
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今日のTVを見ていたら野菜等の直売所がブームになっているそうだが、私はこの野菜の直売者での買い物はインチキくさいと思っているのだ。TVでも言っていたが無農薬野菜のはずが、基準値の70倍以上の農薬が検出された直売所もあるというのだ。(江戸時代はお侍から「農民は誤魔化すのが商売だ」といわれていたくら いなのだ...) それでも直売所ブームは続いているようで、少し様子は違ってはいるが、水産物も直売所ブームだそうで、ここでは美味いが買い手がなくて海に捨てていた魚介類が売られているというのだ。私がITで読んでいる「日経オンライン」でそのことが昨日載っていたのだ。(松山でも月に2回だが漁協の直売所が開催されているの だ...) その記事によると「東京で魚と言って、すぐに頭に思い浮かぶのは、全国から魚介類が集まる築地の魚市場だが、今は生きのよい魚を仕入れようと思ったら、地域の直売所から生きのよい魚を集めるのに限るというのだ。しかも、東京の築地では見ることができないような魚を扱うこともあるらしいというそうだ。 本当に美味いが数がそろわなかったり、商品として有名でなかったりする魚介類を集めて、生きの良さだけをの勝負で東京の有名店に卸している業者いるそうなのだ。その卸し業者に言わすと「もしかして、お鮨屋さんの魚が一番新鮮なものだと思ってません?」 と笑って話すそうだ。(海に泳いでいる魚が一番新鮮な魚だということを忘れているのだ...) 私はどちらかというと疑り深い性格で、自分で見たものしか信用しないタチなのだ。いくら農家の直売所で売られている野菜がが新鮮だといっても、畑の土の中にあるものより新鮮だとは思わないし、漁港の直売所に並んだ魚よりも海で泳いでいる魚のほうが生きがよいと思っているのだ。(これは当たり前のことだろう...) ところがここが食物の難しいところで、生きがよいものが一番美味いとは限らないのだ。愛媛の直売所の草分けである内子町にある「からり」の観光カリスマが言うのは、「私らは農業のプロだけど、お店で売るのは素人。ましてや、作って食べさすのはまったくわからなかった」と、正直に言っているのだ。(これだから「か らり」に商品は売れるのだろうが...) 直売所に限らず農産物の販売で重要になってきたのは、消費者が「安全・安心」と思えることだと思うのだが、これは農家が消費者にメッセージをいかにうまく伝えられるかという面が大きいのだ。「からり」では商品のバーコードを機械に通せば、商品の生産者や電話番号などの情報を得られることから、野菜の安全性を売っ ているのだ。 もっとも私は今まで多くの仕事をしてきた関係で、「からり」をはじめ直売書で売られている野菜よりも新鮮な野菜を安く買えるルートを持っているし、海の仕事も長くしてきたので業業者にも顔見知りが多くおり、それこそ高級ではないが地元漁師仲間では本当に美味いといわれる魚を、ここぞというときに仕入れることも出 来るのだ。 もっとも、仕事仲間の多くは自分で野菜や果物を作っている者おり、趣味が魚釣りで月に10日近く釣りをして何かを持ってきてくれるものをいるので、それこそ生きのよい魚も新鮮な野菜も食べることが出来るのだ。私の実家でも柿を少し作っており(先週の日曜日は家族全員で柿取りに行ってきたのだ。(近所へお裾分けを しておいたが...) wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年11月19日
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韓国・釜山の室内実弾射撃場で日本人観光客を含む16人の死傷者が出た火災事故のニュースが一段落したと思ったとたんに、イエメンの首都サヌア北郊アルハブで、日本人の男性技師が誘拐されるという事件が起こったのだが、こういう事件や事故のニュースを見ていると、やはり外国は危険だと思ってしまう。私も昔建設業全体が景気の良かった時代には、事務所の慰安旅行で2年に1度くらいは、韓国や台湾などの近場の海外旅行によく行ったものだった。(私の場合はなぜか事務所全員が行く海外旅行のときには、連絡員として事務所に残るケースが多かったのだが・・・)もちろん、今回射撃場での事故があった韓国の釜山にも、2~3回は行っているはずなのだ。 小中学校の校舎を建設するためイエメンに滞在し誘拐された技師の方だが、国際協力機構の委託でアラブの国へ派遣されていたそうだ。私も若いときに3ヶ月ばかり応援としてサウジアラビアに仕事で行っていたことがあるのだが、そのときはインド人かバングラデッシュ人か忘れたが、彼らを連れて職業訓練的なことをしながら、空港建設現場ではたら入れもらったことがあるのだ。(その時は若かったこともあって、今のようにゆに危険だとは思わなかったのだが・・・)この技師の方は年齢が63歳と言うことから、どうやら熟年ボランティアとして、学校建設にイエメンに行っていたみたいだ。 このイエメン人の運転手とともに部族集団に誘拐された技師は、日本大使館に電話で連絡してきたそうだが、それによると技師を誘拐した部族集団は、政府に拘束されている仲間の釈放を求めており、イエメン政府は地元部族長を交え、解放に向けた交渉を続けていたそうで、今日のITのニュースによるとどうやら無事に開放されたみたいだ。 在イエメン日本大使館は「最終的に本人と会うまでは、はっきりしたことは言えない」としているそうだが、政府筋などによると誘拐された技師の健康状態は良好で、解放後、当局の先導する車両でサヌアに到着したとなっていた。(こちらの方は誘拐犯に身代金を払って釈放されたみたいなのだが、何はともあれ早期解決してよかったのだ・・・) 韓国・釜山の室内実弾射撃場での火災事故の件だが、現地の警察側は3度目となる鑑識活動をした上で、「簡易実験の結果、残留火薬に引火して爆発した可能性は低いとみられる」と語ったそうだ。そのITのニュースによると、火災事故があった「ガナダラ実弾射撃場」と似た状況を他の室内射撃場で再現したそうで、銃を発射した時に燃え残って床の上などに落ちる残留火薬に点火する実験などをしたところ、「火はついたが爆発にはいたらなかった」と、捜査関係者が語っているそうだ。こうなるといよいよ出火原因がわからなくなってくるのだが、私は放火されたのだと思っているのだ。 この韓国・釜山の室内実弾射撃場で、日本人観光客を含む16人の死傷者が出た火災事故が起こった日は、シンガポールで行われたアジア太平洋経済協力会議の首脳会議があった日で、中国・ロシア・アメリカ・日本・韓国の首脳が、シンガポールで一同に会していた日なのだ。 その席に呼ばれていない危険分子の国が、アジア太平洋経済協力会議の外でなにか注目されるニュースを創るために、テロ活動を韓国で行ったのではないかと思っているのだ。こうなると事件性は高くなるが、韓国の警察はその証拠を掴んでテロ国家との取引に使おうと思って、今回は原因不明としているのだろう。(本当にこうであったら、それこそ小説のネタになりそうなのだが・・・)
2009年11月18日
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私の好きなスポーツにアメリカンフットボールがあるのだが、どれくらい好きかというと12月に東京に行く用事があると、クリスマス周辺にしてアメリカンフットボールの高校選手権である「クリスマス.ボウル」を見たり、今はなくなってしまったがファンだった本場の「ヒューストン.オイラーズ」が、オープン戦で日本に 来たときはわざわざ見に行ったくらいなのだ。 そのときの試合相手がなんと「ダラス.カーボーイズ」で、トロイ.エイクマンとウォーレン・ムーンという当代一の名QBの競演を見ることが出来たのだ。(もっとも二人ともオープン戦ということで、第2クォーターまでしか出場しなかったが...)私はウォーレン.ムーンのファンだったので、試合前に買ったパンフレ ットに彼のサインをしてもらったのだ。 それくらい好きなアメリカンフットボールだが、12月になると楽しみなのが大学日本一を決める「甲子園ボウル」なのだ。しかも今年から甲子園ボウルが生まれかわったのだ。これまでの東西大学王座決定戦だったのだが、今年からは全日本大学選手権へなり、全国8地区連盟代表校(関東は2校だそうだが...)がトーナ メントを戦うように運営が変わったのだ。 そしてその決勝戦を「パナソニック電工杯毎日甲子園ボウル」と名づけて、これにより全国の大学アメフット部に聖地・甲子園への道が開かれることになったのだが、そのトーナメントに出場できる中国四国大学1部リーグの代表は、わが郷土の愛媛大学になっているのだ。(愛媛大学の登録選手はけっこう多く、70名くらい はいるみたいだが・・・) そのうえ、西日本地区1回戦が福岡・平和台陸上競技場で行われ、(アメリカの大学アメリカンフットボールのビッグゲームに付けられる「ボウル・ゲーム」とわれていることから、「平和台ボウル」と命名されたのだが...)中四国代表の愛媛大学が九州代表の九州大学に、敵地で7-5で逆転勝ちをして2回戦に進出した のだ。 残りの西日本トーナメントでは、北陸代表の金沢大学と東海代表の名城大学との試合では、名城大学が55-2の大差で勝って2回戦に駒を進めたのだ。名城大学は愛媛大学にとって強敵だし試合も三重・四日市ドームと、またもアウェーでの試合となるのだ。(この試合も愛媛大学の守備陣がどれくらいガンバレれるかがキーに なりそうなのだが...) この大学アメリカンフットボールの聖地である「甲子園ボウル」なのだが、野球場での開催を目指しており、最初は阪急電鉄に西宮球場での開催を申し込んだがそうだが、阪急サイドからは西宮球技場での開催を勧められたというのだ。そこで交渉を阪神電鉄にして会場を甲子園球場に絞った結果、「甲子園ボウル」が誕生した と言うのだ。 これもスタジアムの型へのこだわりによって生まれたのが、大学アメリカンフットボールの「甲子園ボウル」の始まりとなったそうなのだ。もっとも、そのころは甲子園球場のまわりにイチゴ畑が作られていたので、もうひとつの有名なネーミング手法であった産物を冠した、「ストロベリー・ボウル」というネーミング案もあ ったそうなのだ。 第1回大会は新聞社を中心に昭和20年から計画され始めていたそうで、対戦カードは関西からは前年リーグ戦優勝の同志社大学が選ばれ、関東からはやはり復活したばかりの昨秋のリーグ優勝校.慶応大学が選ばれたそうだ。この両校は戦前から定期戦を行っていたため、大学間の連絡もスムーズにいったそうなのだ。 試合のほうは慶応大学が日系二世選手らの活躍で快勝したそうだが、慶応大学はアメリカで1940年代から多く採用されていたTフォーメーションという、関西ではまだあまり紹介されていなかった攻撃隊形を使用したため、同志社大学はその対応が出来なかったため、試合は大差になったそうだ。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年11月17日
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私は日曜日の朝はTVの政治番組を見ることにしているのだが、昨日に放映されたテレビ朝日の番組に前日本郵政社長の西川善文氏が出演して、鳩山政権が進める郵政民営化見直しについて、「非常に非効率な組織体が生まれる」と懸念を表明したのだ。たしかに「民でできることは民で」という小泉改革の本丸とされた郵政改革だったわけで、西川元社長はその手腕を買われ三顧の礼をもって日本郵政のトップに迎えられたのだ。それまでの西川前日本郵政社長の経歴と言ったら旧住友銀行出身で、さくら銀行との合併で誕生した三井住友銀行初代頭取に就任し、全国銀行協会会長を2度務め「最後のバンカー」とまで称された大物銀行家だったのだ。 ところが「かんぽの宿」をオリックスの関連企業へ売却する問題で、不透明な選定方法が暴露されて窮地に追い込まれ、「国民の財産を二束三文で何事か」と集中砲火を浴び、時の総務省からは業務改善命令を受け、当時の鳩山邦夫総務大臣からはあからさまな辞任要求を突きつけられたのだ。ここでは西川前日本郵政社長はこれに粘り腰を見せて抵抗し、当時の鳩山邦夫総務相の更迭を経て西川氏の再任となったのだが、8月の総選挙で風向きはガラリと変わってしまったのだ。政権交代で郵政民営化の基本方針も大転換されてしまい、「閣議決定の基本方針は私がしてきたことと隔たりがある」と、社長を去るしかない状態にされてしまったのだ。(これを自業自得と言うのだ・・・) 日曜日のTVの番組のなかで西川前社長は、郵政民営化後の黒字経営を強調した上で「収益を上げ、コンプライアンスに徹した経営をするなら、上場して市場規律を利かせる必要がある」と指摘したのだ。そして「郵便・貯金・保険」の各事業を一体運営しようとする政府の方針について、竹中平蔵と同じく長で「親方日の丸の経営に戻る懸念がある」と批判したのだ。私も仕事でそれこそ田舎といっていい所に行くのだが、山間や海辺で郵便局の局舎を見つけるとホッとするのだ。長らくそんな存在だった郵便局が、JP(ジャパンポストというのだそうだが・・・)の略称を掲げたとたんに、地域に寄り添ってくれるはずが少しよそよそしくなってしまっていたのだ。 今回の西川全郵政会社社長の解任劇については、前社外取締役の丹羽宇一郎・伊藤忠商事会長も同じテレベ朝日の番組に出演して、取締役を選任する指名委員会を10月1日に開いて、西川氏の社長続投を確認していたことを明かしたのだ。それが西川前社長が亀井静香金融・郵政担当相らと面談した際に、「後任人事などを伝えられ辞任の意向を固めた」と発言したのだ。丹羽氏は一連の経緯について番組のなかで、「完全に株式会社組織のガバナンスを無視している」と厳しく批判したのだ。我々にとってはそのようなことはあまり関係がないわけで、ようは便利だった郵便局をそのまま継続してもらいたいだけなのだ。
2009年11月16日
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ブルーサークルのサインをご存知の人は少ない思うのだが、これが糖尿病のシンボルマークなのだ。この糖尿病のブルーサークルのシンボルマークは、国連と空を表すブルーと予防・治療に団結を示す「輪」だからだそうだ。昨日の11月14日は糖尿病の治療薬であるインスリンを発見したフレデリック・バンティングの誕生日 にあたるのだ。 世界の糖尿病の有病者数は2億3千万人以上で、有病率は成人の全人口の6%に相当するそうだ。国際糖尿病連合の発表によると、贅沢病と呼ばれる糖尿病であっても、世界のほとんどすべての国や地域でこの糖尿病は増加傾向にあり、今後20年間に3億5千万人にまで増えると予測されているそうだ。 この糖尿病は寿命を縮める要因であり、世界の糖尿病に関連した病気による死亡数は毎年3百万人以上で、10秒に1人が糖尿病で亡くなる計算になっているのだ。私も糖尿病予備軍であり、食事と運動には気を使っているのだ。(晩酌を止めるのが手っ取り早い方法なのだが、こればかりは止められそうにないのが、今の私の 現状なのだ...) 糖尿病は自覚症状がない病気だとうことで検査を行わない人も多く、検査すれば日本人の10%は可能性があるとの言われているのだ。幸いに私は、四週間に一度の割で血液検査してるのでその点は安心なのだが、糖尿病に患うとインスリン注射・腎臓病による腎臓透析や壊疽による足の切断等、治療もやっかいとなる場合が多 いのだ。 世界では糖尿病関係での死亡率は、AIDSに匹敵する死亡率となっているそうでとても恐ろしい病気なのだ。この世界糖尿病デーをきっかけに、糖尿病と糖尿病合併症の予防に向け、認知と適正な知識を広めることが全世界的に呼びかけられているのだが、日本でも、日本糖尿病学会・日本糖尿病協会が中心となり、世界糖尿 病デーが開催されたのだ。 今年から5年をかけての世界共通のテーマは「糖尿病教育と予防」で、今年のスローガンは「糖尿病を理解し、コントロールしよう」となっている。糖尿病という病気を完治する方法はなく、糖尿病の患者と家族は治療に一生向き合わなければならないのだが、この糖尿病の予防には歩くことが一番だとも言われており、私も1 日30分は歩くことにしているのだ。 11月14日の世界糖尿病デーには、糖尿病への注意喚起が世界中で呼びかけられるのだが、糖尿病は自己管理が大切な病気であり、医療スタッフから必要な情報を得ることがきわめて重要となる。また、2型糖尿病を発症する危険の高い予備群の数は世界で3億人以上に上り、その多くは適切な体重を維持し、習慣的に運動を することで予防できるそうだ。 国際糖尿病連合によると、世界各地で糖尿病の影響が深刻化しているのだそうで、糖尿病の認識を高める必要性も年を追うごとに大きくなっているそうで、糖尿病の爆発的広がりに対処するために、毎年開催される世界糖尿病デーによって、健康増進活動を世界中によびるというのだ。(これは良いことだと思っているのだが. ..) この糖尿病撲滅キャンペーンは、国際糖尿病連合に加盟する160ヵ国以上の200以上の糖尿病協会などによって執り行われるのだが、テレビやラジオ・新聞などでの報道を行い、スポーツイベントや糖尿病と糖尿病合併症の無料検査も行われるのだ。松山市でも商店街で啓発活動が行われていたのだ。(私の参加していたの だが...) 私もこの糖尿病撲滅キャンペーンに協賛している献血に参加したのだが、この献血時に行われる血液検査が糖尿予防に効果があると思っているのだ。私のような糖尿病予備軍の血液も使用することができるのだから、糖尿病予防のための血液検査を献血で行うこともあってはいいのではないだろうか。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年11月15日
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夏の暑い日に限らず仕事が終わった夜に、ゴクッとのどを鳴らして飲むビールの味は格別なのだが、昨晩のように11月にしては暖かい雨の日などは、一人静かにジョッキを傾けるのが私は好きなのだ。このごろは居酒屋などに寄らず自宅で晩酌を楽しむ「家飲み派」が増えているそうで、晩酌愛好家の私もその一人と言っていいだろう。(仲間と上司の悪口を言いながら居酒屋で飲むビールも、それはそれなりに美味いので、そのような会にも当然参加はするのだが・・・)そのうえビールには合わせる料理も「和洋中」何でもマッチしてしまうので、私も事務所からの帰りに近くのスーパーで、気の聞いた肴を見繕って買って帰るのだ。こんなことからビールは、酒飲みみんなから最も広く親しまれているお酒といえるだろう。その証拠に居酒屋では「とりあえずビール!」と瓶ビールをを頼んで、「シュパッ!」勢いよくビールの栓を開ける音を聞くのがたまらないのだ。 ビールのおいしさは、麦やホップなど原料のさまざまな味と香りの成分から作り出されているのだが、長い研究によってその成分はほとんど全てわかっているそうだ。今月のはじめには東京へ行ってきたのだが、恵比寿のビール博物館で飛行機の時間までの少し時間つぶしをしていたのだ。そこでは「ビールの王様」と「ビールの悪魔」が、美味いビールを造って「ビールの妖精」を競い合う展示物があったのだが、成分どおり造って美味いビールは出来ないそうだ。ビールの原料と言ったら麦芽は大麦を製麦したものを使用しているし、ホップは香りと苦味を出しながら過剰なタンパク質を沈殿・分離させ、ビールを澄んだものにして泡立ちをよくするそうなどだ。副原料の米やコーンスターチは、風味が適正になるように麦汁を調整し、醸造水は日本の淡色ビールには軟水が適しているそうで、このようなさまざまな成分がビールのおいしさをつくっているそうだ。 さて、家庭でおいしくビールを楽しむにはどのような点に気を付ければよいかというと、ビールは温度が高い環境に長時間置いておくと苦味ばかりが強調され、うま味がなくなっていくので、光を避けて涼しいところに置のがいいそうだ。ビールを揺らすと溶け込んでいる炭酸ガスが気化しやすくなるため、冷蔵庫のドアに置くと開閉の振動が伝わってしまい不味くなるというのだ。ビールの命であるおいしい泡は、キレイなグラスから生まれるそうだ、油汚れや口紅・指紋などは残らないようによく洗い、洗剤はキレイにすすぎ、さらにフキンでふかずに自然乾燥させるのが一番なのだ。ビールは冷やせば冷やすほどおいしいと思われがちですが、あまり冷やし過ぎると凍結し品質低下が早まるそうだ、飲みごろの温度は好みや季節によっても異なるが、夏は5~8度冬は10~12度が目安にすると美味いビールが飲めるそうだ。それから製造年月日が新しいほど鮮度がよく、シャープなキレ味が楽しめるそうなので、新しいビールを買うことが肝心になると言われているのだ。ビールの保存方法も改良されて製造後から約半年は風味が保たれますが、おいしいビールを飲みたいのなら3カ月をメドに飲みのがベストだそうなのだ。 我々のだし好きなビールが誕生したのは、人類が農業を始めたとされる約5千年前といわれており、世界四大文明の発祥地のひとつであるメソポタミア地方に住んでいたシュメール人が残した「モニュメントブルー」と呼ばれる陶板に、ビール造りの様子が描かれていたそうなのだ。そのようなことは知らなくても、美味いビールの飲み方を嫁さんに伝授して、今日も美味しいビールを飲もうとしようか。
2009年11月14日
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米国大統領のオバマ氏が初来日したのだが、当初の予定では昨日の12日に来日の予定だったそうだが、米国側はテキサス州のフォートフッド陸軍基地内で起きた、銃乱射事件の追悼式典にオバマ大統領が出席することを理由に日程調整を打診してきたので、日米が行為して来日延期になったそうなのだ。 米国はテキサス州のフォートフッド陸軍基地で起きた銃乱射事件は、オバマ大統領の重要な外交日程の変更を招く結果になったのだが、難航する政権運営に一層の打撃を与えたと言う報道がなされているのだ。イスラム教徒の米国兵の中には、イスラムの国と戦うことの意義を疑問に思っている兵が多いと新聞に書いてあった。 米国の大統領報道官は報道陣との会見で、乱射事件の追悼式典にどんな日程であれ、オバマ大統領は出席する意向であることを強調したそうだ。これは米国大統領は米軍の最高司令官であり、今回のイスラム教徒軍医の銃乱射事件の監督責任は、どうしても最高司令官であるオバマ大統領は免れきれないだろう。 もし、被害者の追悼式典に欠席すれば、大統領への批判が一気に拡大する恐れがあり、特に泥沼化するアフガニスタン戦争への米軍増派をめぐり、米軍とその家族へは最大限の配慮が不可欠となっているのだ。もっとも来日の日程を短縮したことのより、きっと「日本軽視」の憶測を謗られることになるだろう。 日本の鳩山首相とオバマ米大統領による日米首脳会談が、今日の夜から首相官邸で始まったのだが、その首脳会談では日米同盟の重要性を確認するほか、今年8月にオバマ大統領が演説した「核のない世界」の実現や、鳩山首相が力を入れて国連総会で演説した、地球温暖化防止に向けた連携などを協議するそうだ。 もうひとつの問題なのだが鳩山首相は、来年1月に撤収するインド洋での海上自衛隊の給油活動に代わる、アフガニスタン支援策として日本政府が、今年から5年間で総額50億ドル規模の民生支援を実施することを説明するそうだ。日米両首脳は来年に日米安全保障条約改定50年を迎えることを踏まえ、両国の関係強化へ向け 意見交換したそうだ。 両首脳は今回が2回目となる会談で、日米同盟関係を深化させる方針を確認してから、会談後の記者会見で「核なき世界」の実現や地球温暖化対策、エネルギー分野での協力をうたった共同文書を発表する予定だそうだ。会談では、懸案の米軍普天間飛行場移設問題については最小限のやりとりにとどめる見通しとなっている。 鳩山首相は新設を決めた閣僚級作業グループで協議を継続し、米軍普天間飛行場移設問題については早期解決を目指す考えをオバマ氏に伝そうだが、中国には2日間も滞在するくせに日本には1日しか滞在しないのは、新聞情報のとおり「中国重視・日本軽視」と言う意味に取られてしまいそうだと、私なりに危惧しているのだ。 今回の会談では沖縄の米海兵隊普天間飛行場の移設問題について、ジュゴンの生息など色々懸案事故もあることから米主要会談では、議題としない方向に向かって、政府と沖縄県が協議して決めたそうなのだ。何はともあれ外国の要人が来ることはそれほどオドロカナイのだから、買った電話で準備をしたらよいだろう。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年11月13日
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米国大統領のオバマ氏が初来日したのだが、当初の予定では昨日の12日に来日の予定だったそうだが、米国側はテキサス州のフォートフッド陸軍基地内で起きた、銃乱射事件の追悼式典にオバマ大統領が出席することを理由に日程調整を打診してきたので、日米が行為して来日延期になったそうなのだ。 米国はテキサス州のフォートフッド陸軍基地で起きた銃乱射事件は、オバマ大統領の重要な外交日程の変更を招く結果になったのだが、難航する政権運営に一層の打撃を与えたと言う報道がなされているのだ。イスラム教徒の米国兵の中には、イスラムの国と戦うことの意義を疑問に思っている兵が多いと新聞に書いてあった。 米国の大統領報道官は報道陣との会見で、乱射事件の追悼式典にどんな日程であれ、オバマ大統領は出席する意向であることを強調したそうだ。これは米国大統領は米軍の最高司令官であり、今回のイスラム教徒軍医の銃乱射事件の監督責任は、どうしても最高司令官であるオバマ大統領は免れきれないだろう。 もし、被害者の追悼式典に欠席すれば、大統領への批判が一気に拡大する恐れがあり、特に泥沼化するアフガニスタン戦争への米軍増派をめぐり、米軍とその家族へは最大限の配慮が不可欠となっているのだ。もっとも来日の日程を短縮したことのより、きっと「日本軽視」の憶測を謗られることになるだろう。 日本の鳩山首相とオバマ米大統領による日米首脳会談が、今日の夜から首相官邸で始まったのだが、その首脳会談では日米同盟の重要性を確認するほか、今年8月にオバマ大統領が演説した「核のない世界」の実現や、鳩山首相が力を入れて国連総会で演説した、地球温暖化防止に向けた連携などを協議するそうだ。 もうひとつの問題なのだが鳩山首相は、来年1月に撤収するインド洋での海上自衛隊の給油活動に代わる、アフガニスタン支援策として日本政府が、今年から5年間で総額50億ドル規模の民生支援を実施することを説明するそうだ。日米両首脳は来年に日米安全保障条約改定50年を迎えることを踏まえ、両国の関係強化へ向け 意見交換したそうだ。 両首脳は今回が2回目となる会談で、日米同盟関係を深化させる方針を確認してから、会談後の記者会見で「核なき世界」の実現や地球温暖化対策、エネルギー分野での協力をうたった共同文書を発表する予定だそうだ。会談では、懸案の米軍普天間飛行場移設問題については最小限のやりとりにとどめる見通しとなっている。 鳩山首相は新設を決めた閣僚級作業グループで協議を継続し、米軍普天間飛行場移設問題については早期解決を目指す考えをオバマ氏に伝そうだが、中国には2日間も滞在するくせに日本には1日しか滞在しないのは、新聞情報のとおり「中国重視・日本軽視」と言う意味に取られてしまいそうだと、私なりに危惧しているのだ。 今回の会談では沖縄の米海兵隊普天間飛行場の移設問題について、色々懸案事故もあることから今回の主要議題としない方向に向かって、政府と沖縄県が協議して決めたそうなのだ。何はともあれ外国の要人が松山に来ることはそれほどオドロカナイのだから、四国にも冷蔵庫などの準備をしたらよいだろう。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年11月13日
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来年度予算の概算要求から無駄を洗い出す政府の行政刷新会議の「事業仕分け」作業は、今日で二日目に入っているいるのだが、今日も東京の市ヶ谷にある国立印刷局職員用体育館で、一般に作業を公開して行われたそうのだが、色々意見はあるみたいだが一般的にはおおむね好評のようだ。 私の仕事に関係が深い国土交通省や農林水産省の予算に見直しでは、国土交通省所管の「まちづくり交付金」などを含む「まちづくり関連事業」が、自治体や民間の判断に委ねるべきだと判定されたそうだ。国土交通省の補正予算でもドンドン切られたのに、これでは全国の建設業はたまったものだはないだろう。 そのうえ、国土交通省は今日までに、建設中の直轄国道約550カ所のうち最大で約2割にあたる、100カ所程度を来年度には休止する方向で具体的な調整に入ったというニュースが飛び込んできたのだ。こうなってくると厳しい建設業界は、本当に立ち直れなくなってしまうだろう。(お先真っ暗と言ったところだ...) この建設中の直轄国道の来年度における休止については、すでに関係自治体への説明を開始しているそうなのだが、当然ながら関係する自治体側の反発は必至で、何処の事業を休止する家など調整が難航する可能性もあるそうだ。インフラ整備の遅れている自治体などは、それこそ死活問題になる案件といっていいだろう。 国土交通は来年年度予算の概算要求で、道路建設の要求額を今年度に比べて約2割削減すると明言しているし、さらに前原誠司国交相ら政務三役の話では、来年度は原則的に新規事業を行わない予定だそうで、完成が近い路線や事業年度が短い路線を優先することで、事業個所も2割程度減らす方針を示しているというのだ。 民主党のマニフェストでは国の事業では地方の負担をやめる方針で、このため、予算額の確保が難しいから建設中の直轄国道についても休止や予算削減が不可避とそうとのことだった。国土交通省は自治体に対する説明で、今後3年程度以内に完成しない路線は、休止・削減の候補とする方針を示しているそうなのだ。 こうなってくると我々の生活はどうしようもなくなるのが目に見えており、県や市町村等の地方の道路工事を今以上に発注できるようにしてもらわないと、前の総選挙で自民党が言っていたように地方の建設業者は、3割くらいしか生き残れなくなるだろう。(私の事務所は大丈夫だと言う自信は、今の職員の状態なら少しある のだが...) もちろん、今行われている「事業仕分け」作業はドンドンやってもらって、こども未来財団のような高額な財団の役員報酬などが問題視されところは、仕分け人の言う「典型的な天下り財団の例」だと指摘してもらって、基金の全額国庫返納を行ってその分を地方に回してもらいたいのだ。(その方がズット国民の役にたつと言 うものだ...) 農林水産省関係では、農道整備事業など9事業約500億円を廃止・見送りとされたほか、農業農村整備などが「縮減」と判定されており、さらに削減額が積み上げられる見通しなのだ。そのうえ今までは聖域であった下水道事業が「移管」とされてしまい、その費用は地方への財源移譲や法改正が検討されるというのだ。 私の本音を言うと国の無駄使いはドンドン切ってもらいたいが、自分の業界の関連する予算は出来るだけタップリと確保してもらって、使いやすいように法律などを改正してもらいたいのだ。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年11月12日
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今日のITのニュースを見ていたら、舞台「屋根の上のヴァイオリン弾き」の主演をはじめ、映画やテレビ・ラジオで幅広く活躍し、戦後芸能界の最前線に立ち続けた俳優の森繁久弥さんが、老衰のため東京都内の病院で死去したそうだ。けっこう高齢だとは思っていたがやはり96歳だったそうだ。私も松山で舞台「屋根の上のヴァイオリン弾き」が公演されたときには、その自分の給料から考えると高価だったチケットを買って、仕事を休んでまで見に行ったものだった。そのミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」のテビエ役は、原作者から世界一と称されたそうで、19年間に上演900回を重ねる代表作となっていたのだ。(その後上条恒彦氏にその役を譲ったのだが・・・) 私は落語が好きなので知っていたのだが、終戦前にNHKに入社してアナウンサーになり、満州慰問団の司会を引き受けて満州へ行っていたそうだ。その満州慰問団の落語担当がなんと、古今亭志ん生と三遊亭円生の両巨頭というのだから驚きなのだ。少し落語のことを知っている人なら、あの森繁節の絶妙な司会で古今亭志ん生と三遊亭円生の落語を聴いて見たいと思うはずだろう。(私もその一人なのだが・・・)戦後は大衆娯楽の主だった映画産業に入って、サラリーマン喜劇の映画「三等重役」シリーズが出世作となり、森の石松役の「次郎長三国志」や「駅前」・「社長」などの人気シリーズに出演して人気をはくし、ドタバタだけの喜劇俳優とは違う、渋さの中にユーモアをたたえた演技派俳優として評価が高まっていったのだ。(時代を見る目もあって、映画からTVへの進出も早かったそうだ・・・) 森重久弥のマルチタレントぶりはそればかりでなく、ラジオでも元アナウンサーだったことを生かして、再放送を含めて2千回以上続いたNHK「日曜名作座」に出演しており、間の取り方に工夫を凝らした朗読で新境地を開いていたのだ。 (私も何度かは聞いたことがあるのだが、なかなか味わい深い朗読だったと記憶している・・・)歌手としても有名で自分が作詞・作曲した「知床旅情」など、「森繁節」と呼ばれる節回しでファンを魅了していたのだ。映画の撮影で訪れた知床でのロケに協力した地域住民と仲が良くなり、撮影最終日に感謝の気持ちを込めて、たった一晩で仕上げたものが原曲になったそうだ。その後、加藤登紀子さんの歌で大ヒットし、知床ブームがわき起こったというのだ。森繁さんが知床旅情を作詞作曲してから来年で50周年を迎えるため、地元では祝賀イベントも予定されていたそうなのだ。 これほど長く活躍した森繁さんだけあって賞のほうも多く貰っており、その中でも最高なのは大衆演芸部門で、初めて文化功労者となったことだろう。なぜ私がこのように森繁久弥氏が亡くなったことを日記に書いたかというと、私は松山で行われたミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」の、舞台が撥ねた後の出演者との懇親会に参加しており、そのパンフレットに森繁氏をはじめ出演者のサインをしてもらい、なんと森繁氏からは舞台で使用したテビェのユダヤ人がかぶる帽子を頂いたのだ。そのようなこともあって今日に日記を書いたわけだが、大衆演劇界の「巨星堕つ」といったら、「そんな柄ではない」と謙遜するだろうと思って、今日のタイトルにしたのだ。
2009年11月11日
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民主党政権の柱である行政刷新会議が、首相官邸で2回目の会合を開いて、行政の無駄を洗い出す「事業仕分け」の対象として、当初言われた板210事業ではなく447事業や組織を選定し昨日公表したのだが、民主党が8月の衆院選で「徹底的に見直す」と宣言した独立行政法人や公益法人への支出に加え、診療報酬など医療関係費や在日米軍駐留経費負担(思いやり予算)の一部も含まれる内容になっているそうだ。私もなぜ米国の軍隊が日本に駐留する費用を、我々の税金で出すのか疑問に思っているので、このような無駄だと思われる費用は徹底的に削ってもらいたいものだ。 この仕分け作業は、447事業や組織を210~220の項目に分類し、今月いっぱいくらいに各事業を「廃止」・「民間委託」・「地方移管」などにより分けるようだ。この仕分けチームの発足では、最初から訳のわからない小沢幹事長の横槍が入ったものの、やっと動き出したみたいだ。仕分けチームは実際には明日から仕分けに着手し、概算要求で95兆円超と過去最大に膨らんだ来年度予算を、ドンドン削って3兆円以上圧縮することを目指しているようだ。仙谷由人行政刷新担当相は今回の仕分けをガイドラインにして、財務省の査定を本格化させ、類似性や共通性のある他の事業にも適用するみたいだ。 今回の駐留米軍への思いやり予算をカットするのは、仙谷由人行政刷新担当相の小沢幹事長へのあてつけだろうと私は思っているのだ。アメリカ軍の日本駐留経費を出してやる「思いやり予算」を考案したのは、小沢幹事長の師匠格にあたる金丸信なのだ。米国が対ソ連等の冷戦状態が解消しかけたころに、日本への軍隊駐留に金がかかって嫌だと思い始めたのだが、これは日本にとって絶好の機会であったといっていいだろう。馬鹿な金丸はその絶好の機会を、訳のわからない「思いやり予算」という国民の税金無駄使いのおまけつきでだいなしにしてしまったのだ。それがなかったら今の「普天間基地移設問題」などとっくの昔に解決していたかもしれないのだ。 この予算が設定された当時、「思いやりの精神で米軍駐留費の分担増に応じる」などと馬鹿な金丸信がいっていたのだが、米軍基地で働く従業員の労務費や施設建設費・光熱水料、訓練費を我々の税金で負担しているのが納得できないのだ。だいたいこの思いやり予算そのものが、余りにも放漫無責任極まる予算だと私には思えてならないのだ。今回の仕分けでも現状で廃止撤廃は無理でも、ムダを出来るだけ省き予算を縮小するのは当然だろう。我々の貴重な税金があまり役に立っているとは思えない分野に、使われていることに腹を立てているのだ。
2009年11月10日
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昨日の法事では日本酒をお燗して飲んだのだが、最近では辛口の酒が喜ばれているようで、昨日飲んだ酒も名称にも辛口の酒となっていたのだ。もっとも愛媛の酒は甘口の酒が多いそうで、昨日飲んだ酒も辛口とはなっていたが、それほどとは思わなかった。それよりも金曜日に酒の大家が、今年の「ひやおろし」の出来が一番いいと言っていた酒造の「純米・ひやおろし」を手に入れることが出来たので、家族と小宴会を行って1本全部飲んでしまったのだ。(事務所の帰りにわざわざデパ地下に寄って、美味い酒にあうアテを買い込んで準備万端で飲んだのだが・・・)その美味い酒を分けてもらった蔵元の話では、今年造る予定の酒は前期の仕込みは終えたそうで、昔ならこの秋の時期に今年収穫した新米で醸造して、造り上げた新酒の季節となるそうだ。 確かに新酒や新走り・今年酒・早稲酒などは秋の季語となっているそうだが、昨今は寒造りが盛んになった関係で、新酒が出回るのは2月頃で秋に造ることはなったそうだ。当然ながらこの時期に新酒は出回らないのだが、そのかわりといってはなんだが幻の酒と言われる「ひやおろし」が多くの蔵で造られるようになったのだ。その「日やおろし」と言う酒は、まず冬から新春にかけて蔵元にて搾られた生酒を、一度だけ加熱処理して酒蔵内にて貯蔵熟成させ、夏を越し秋風が吹きはじめめ外気温と貯蔵タンク内のお酒の温度が同じ位になった頃に、熟成して旨味たっぷりの味わいとなったお酒を、今度は加熱処理を行わずそのまま瓶詰めにしたものなのだ。 それだけ美味い酒なら製造数量を増やせばいいではないか、と考えられるかもしれないのだが実はそれが難しい理由があるのだ。一般的に日本酒は毎年10月~3月頃までの秋・冬から春先にかけてしか醸造するのだが、「ひやおろし」という商品の性格上、次の秋まで販売せずに貯蔵熟成させなければならないのだ。9月頃に販売を始めるのだがすぐに次の醸造が始まる訳だから、貯蔵スペースの関係でどの蔵元でも、あまり大量に置いておくことができないのだ。もっともこのところは美味い酒派と安い酒派に分かれるそうで、安い酒派は「合成酒」を飲むことから、この「合成酒」の需要も伸びているそうなのだ。(私の記憶では「合成酒」と言ったら「鬼ころし」でまずいイメージなのだが・・・) その「鬼ころし」と言う銘柄は全国に相当数あるそうなのだが、その商標登録はこれと言ってないと言うのだ。元々「鬼ころし」の語源はあの有名な御伽草紙の「酒呑童子」の話から生まれた言葉だそうで、その中では「神便鬼毒(じんべんきどくしゅ)」という名で登場するのだ。それでは難しい言葉ということなので、一般的には「鬼ころし」と命名されたそうなのだ。つまり「鬼が飲めば毒となり、人が飲めば力百倍になる」と言われる酒というのが名前の由来だそうだ。それが今では、すっかり辛口の代名詞として使われたり、低アルコール酒や合成酒の代名詞として使われたり、幅広く「鬼ころし」の名前のみ使われているそうだ。その「鬼ころし」の中にも相当美味い酒があるというので、今度はその美味い酒の「鬼ころし」を手に入れて飲んでみたいものなのだ。
2009年11月09日
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土曜日には嫁さんの親父の十三回忌があって私も参加したのだが、嫁さんの実家は東予の旧家とあって、私の親父の法要とは比べ物にならないくらいの参加者があったのだ。私の家は真言宗なのでお経は「般若心経」を唱えるのだが、嫁さんの実家は浄土宗なので「阿弥陀経」を坊さんが唱えるのだ。(お経の長さがずいぶん違う のだ...) 今回の十三回忌法要を営む施主なのだが、通常は故人の葬儀の時に喪主を務めた方が施主をしるようなので、葬儀のときも喪主を勤めた嫁さんの兄貴さんが今回も勤めたのだ。私のところに法要の案内がきたのは一月くらい前だったが、前回の七回忌には連絡不行き届きで、私の家族は法要に参加できなかったのだ。 十三回忌法要の会場としては自宅を会場にするのだが、自宅で十三回忌法要を営むには仏壇をきれいに掃除する必要があるので、私の嫁さんも前日からお手伝いに狩り出されていたのだ。(私の家族もお手伝いに行ったのだが、たしかに前日からの準備をしていたら、法要の日にちが間違うことなどはないはずだろう...) 何処の法要でもそうなのだろうが御仏壇の前に祭壇を設けるようで、祭壇の上段には遺影と位牌をかざり、下段には供え物と焼香台を用意していたのだ。私の親父も場合はお寺で法要をやってもらったので、位牌と遺影を持っていったらお寺さんの方で万事うまくやってくれたのだが、嫁の実家では全て自分たちで準備したのだ。 嫁さんに実家の十三回忌法要は当日に僧侶を自宅に招いて読経してもらい、僧侶の読経が終わった後にお墓にお参りに行くのだが、参加者が大勢なのでワゴン車4台に分乗してお墓の方へお参りに行ったのだ。(マイクロバスでも使えばよいのだがお墓への道が狭いこともあって、嫁の兄貴さんに言わすとワゴン車を利用したそ うだ...) 十三回忌法要が一通り終わるとそれこそ楽しみの会席の席となるわけなのだが、その会席は故人の思い出話などしながらこれまた自宅の広間で大勢で食事を楽しんだのだ。私の家ではお寺さんに食事料と言う名目でお布施を渡して終わりにしたのだが、嫁さんの実家では仕出屋から料理を取って、参加者全員に振舞ったのだ。 その食事の後で引き物を十三回忌法要に参加してくれた参列者の方に渡してくれたのだが、引き物は十三回忌法要の出席人数に合わせて、一家にひとつの引き物として渡してくらたのだ。一般的には引き物の品は洗剤などもらっても困らないものにするそうだが、今回の引き物は海苔とかつお節のセットになっていたのだ。 ところで今回の法要で少し勉強したのが、法要に招かれた場合の出席する時のマナーなのだが、それによると法要に出席する場合は法要の始まる10分前には法要会場に着席するようにしるみたいだ。そして、法要がすべて終わるまでは退席しないことがマナーになるそうだ。(嫁さんにも途中で退席してはいけないことを教え てやったのだ...) 十三回忌法要に招かれたときの服装のマナーとしては、三回忌の法要までは喪服が一般的だそうで、三回忌から回を重ねるごとに喪の表現は薄くしていくことがマナーといわれているのだ。男性の場合は十三回忌の法要の服装として派手な色の服装は避け、地味なダークグレーや濃紺などの背広で参列するとよいそうだ。 法要のあとの宴会ではあまりビールや酒を飲み人がいなかったのだが、嫁さんに実家では男性が酒に弱くて、嫁さん連中はが酒が強い傾向になっており、女性陣が宴たけなわになると相当盛り上がっていたのだ。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年11月08日
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今中国では「蟻族」という言葉が流行っていると広州日報が伝えているのでが、その定義は「知識はそこそこあるが、打たれ弱いうえに傷害に対処が出来ず、一人ではないも出来ず群れている人々」という意味で、1980年代に生まれた若者というから、現在の年恰好は30歳から20歳くらいまでを指す場合が多いそうだ。 彼らは学歴があるが収入が少ないのが特徴であるそうで、80年代生まれといえば働き盛りの年代であるが、キャリアアップと称した転職が繰り返されているらしく、この「蟻族」が転職を繰り返していることが、一つの業界での「プロ」といえる人材が育たない原因で、それに伴って収入の確保も難しくなっていると言うのだ。 この「蟻族」の連中は大学教育を受けたのだが、臨時的な仕事にしか就いていないか、失業あるいは半失業の状態にあるそうで、平均月収は2000元(日本円では約2万6000円くらいになるそうだ...)未満で、大中都市の都市部と農村部の結合部分にあるあまり便利でない地区に集まって暮らしているそうだ。 彼らは家賃が安くて居住面積が狭く、衛生条件が悪い賃貸住宅に群れを成して居住しているそうなのだが、 こんな輩は日本でも多く居そうなのだ。日本では「ワーキングプワ」と呼ばれる種族が問題となっているが、彼らは単独行動することが基本であり、「蟻族」など呼ばれて集団行動することなどは問題視はされてないみたいだ。 この「蟻族」と呼ばれる連中は、中国では「一人っ子政策」が始まった1980年代以降に生まれ、家庭では「小皇帝」と呼ばれて君臨した年代なのだが、両親が大事に育てようと望んで叶わぬことがないくらいに、本当にチヤホヤと甘やかされて育った年代だそうだ。(きっとひ弱な世代なのだろう...) 中国では「肉体労働者が足りないなら人材市場に行くといい。高学歴の新卒があふれかえっているぞ」と皮肉な意見もあるそうだが、それは日本の実情もあまり変わらないのだろうと私は思っているのだ。その証拠に介護関係の業種などは低賃金重労働がネックになって、この就職難の時代にいくら求人しても募集がないという のだ。 私の所属している建設業でも逆風が厳しい関係で、親卒の就職者は多いとは言えないのが実情なのだが、それでも何人かは建設業に入ろうと思って就職する人間がおり、企業の方も新卒の採用者を希望しているのだ。ところが、就職後の給料は安く仕事内容の差に悩んでしまい、数年後には転職を繰り返す傾向があるというのだ。 我々建設業の世界では、今の日本の技術も技能も世界のトップクラスであると自負しているのだが、それを受け継ぐ人材が決定的に不足しているのだ。日本の橋梁技術は文字通り世界一で、それを支える技能者の能力も当然ながら、世界一のレベルだといっていいのだ。(それが正当に評価されていないということは事実だが. ..) 私の知っている鋼橋のリベットを締める職人さんは、30代だったが日本一といってレベルの技能を持っていたのだ。鋼橋架設は日本が最先端の技術を持っているので、日本一ということは世界一といってもいいくらいなのだが、給料はそれほど恵まれたものではなかったのだ。(流しの技能者で食っていけるくらいは貰ってい たが...) キャリアアップのために転職を繰り返すのも悪いとはいわないが、一つの技術や技能をマスターすることは、大もうけは抱きないが地道な生活が出来るくらいの給料を稼ぎ出しことは無理ではないのだ。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年11月07日
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今日のITのニュースを見ていると、この冬の従業員5人以上の民間企業のボーナスが、2年ぶりに前年を下回り減少幅は、前年とくらべて13.8%減と予想されており、みずほ銀行が90年の調査開始以来、過去最大の減少幅になるとの見通しを発表したそうだ。1人あたりの平均支給額は36万6千円と予想されており、冬のボーナスとしては初の40万円割れになるそうだ。確か、去年の冬のボーナス前の経済見通しでは、この不況で今回の冬分は減らないけど、次の夏分からは減るからって言われて言われていたのを思い出した。(その経済評論家の言うとおり今年の夏のボーナスから、たっぷりボーナスの減額が始まっており、今年のの冬分も相当厳しそうなのだ・・・) 私も調べてみてビックリしたのだが、昨年の秋の金融危機に伴う業績低迷を受けたのに、多くの企業は人員削減などのリストラを加速したのに、正規雇用等の冬のボーナスは減額していないのだ。つまり人件費の抑制傾向を強めてはいたが、それは派遣止め等のリストラで行ったのだ。(それで「年越し派遣村」みたいな現象が起こったみたいだ・・・)そんなこともあって今年の冬のボーナスの支給対象者は5.5%減の3615万人となる見込みで、その総支給総額は昨年冬のボーナスから18.5%減の13兆2200億円となり、両データの推計を始めた96年以降では最低の見通しになるそうだ。私の事務所でも我々の努力で一応は頑張っているようだが、いくら稼いでいても世間のムードには到底勝てそうもなく、今年の冬のボーナスは昨年より少し減額と言うところで落ち着きそうだ。 もっとも、日本経団連が10月の末で従業員500人以上の大手253社を調べた結果、東証1部上場企業の冬のボーナス妥結結果によると、妥結した99社の組合員平均額は昨年冬に比べて15%減の74万7千円となっていたそうだ。大手企業は冬のボーナスが減るのは2年連続となったわけだが、それでも平均額の36万6千円と比べると、なんと30万円も多いということだ。それでも世界同時不況による急激な業績悪化を反映し、減少率は冬のボーナスとしては過去最大で、初の2ケタ減少率を記録しているとのことだった。大手企業は労働組合もしっかりしていることもあって、現段階で冬のモーナスを査定している企業の多くは、今春闘時点で夏冬同時に妥結済みのところが多くあるそうで、今回の冬のボーナス減少額も、従業員には織り込み済みだといわれているのだ。 それでも、みずほ証券では「ボーナスの大幅な減少に加え、今後景気対策による消費の下支え効果も薄れてくるとみられ、個人消費は年明け以降悪化していくだろう」と分析しているそうだ。私の所属苦している建設業界などでは、冬のボーナスについては今後交渉する労組も多いのが、みずほ銀行は「製造業の底打ちなど好材料もあるが、人件費圧縮圧力は高まっており、厳しい交渉が予想される」と予想しているそうで、やはり夏のボーナスくらいもらえたら御の字と言ったところだろう。仲間ともよく話すのだが「数字も頑張っており、一生懸命やっていて減額されるとやる気を無くす」と、仕事帰りの居酒屋でぼやいているしかないのが現状なのだ。(不況いつまで続くのだろう・・・)
2009年11月06日
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先週から今週は休みを使って4連休にし、それこそ久しぶりに東京に出かけていたのだが、羽田空港はロビーが第1ターミナルと第2ターミナルの2箇所になっていたり、大きく変わったところも多かったのだが、宿泊した両国界隈は10年くらいでは変わった様子は見つけられなかった。日比谷公園での労働運動の集会に参加したのでが、イイノビルがなくなっていたのには驚いた。昔はイイノビルにあった「ウィング新橋」でよく馬券を買ったりもしたのだが、それがビルごと無いなっていたのはそれこそ残念の極みだった。今の競馬は電話投票などが可能になっており、わざわざ馬券を会にだかける必要はないのだが、やはりあの雰囲気は私は好きなのだ。(本当は競馬場が一番なのだが・・・) 博打といえば東京都の石原知事が提唱して自民党内で法案化の議論が進みながらも、たなざらしが続いた「カジノ合法化法案」が再び動き出しているというのだ。(私はこの法案にはさまざまな問題はあるが賛成派で、石原知事の提案にしてはと思っているくらいなのだ・・・)ITの情報では民主党議員の集まりである「娯楽産業健全育成研究会」と、自民党による「国際観光産業としてのカジノを考える議員連盟」幹部が、10月になって非公式の会合を持ち、超党派での立法化準備に入ったそうなのだ。自民党の「国際観光産業としてのカジノを考える議員連盟」のボスが、「刑法がかかわるからというので門前払いをするのではなくて、取り込んで議論はすべき」と前向きな姿勢を示した鳩山元総務大臣だということもあって、ここは民主党と自民党がタッグを組みそうだと言うのだ。 もっとも、民主党のマニフェストにはカジノ合法化などは含まれておらず、政策としての優先順位は低いのだ。(このことは選挙公約になんかなるはずがなく、マニフェストに含まれないのは当たり前だろうが・・・)それでも「娯楽産業健全育成研究会」で事務局長を務める議員は、「地方自治体の要望を受け、地域雇用の促進のためにも前向きに議論を進めていく必要がある」と話ししており、これまでも「カジノ特区」の設立要望は、東京都や宮崎県・沖縄県などから15件の提案があったそうで、大阪府の橋下徹知事も「コンベンションで人を呼び込むには、ある程度遊べるものがなければいけない。大阪ベイエリアの再開発には、ぜひカジノを開設したい」と意気込みを示しているそうなのだ。(私は個人的には大阪にカジノを作るのは、博打場となりそうでイメージ的にに反対なのだが・・・) これまでもさまざまな形で日本版カジノ構想の議論がなされており、関係者の間では青写真ができているそうなのだ。その基本的な枠組みは今流行の「公設民営」で、国と地方自治体は監督や税徴収を行う役割に徹し、設備投資や運営などはすべて民間が行うというものだ。「海外資本がリスクを取って投資するため、国や自治体に財政上のリスクはない。雇用機会創出のほか、税収を社会福祉に充てることで大きなプラス効果を期待できる」との研究結果も出されているそうだ。これまでは頭の固いお役人集団である法務省が、「特定地域だけ賭博罪の適用を除外することは困難だ」としていずれも却下されてきたという経緯があるそうだが、政府の言っている観光立国のために、東京に「カジノ1号店」を造ってアジアの富裕層から、博打でテラ銭をまきあげてみたらどうだろうか。
2009年11月05日
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休暇を1日使って東京まで旅行して、集会とデモだけに参加してそのまま帰るのでは申し訳ないと、休日の間である月曜日に千葉市で行われた勉強会に、暇な連中全員で参加してみたのだ。勉強会の内容は「社会主義」という労働運動では基本的なことだったのだが、午前中は大学の教授が基調講演を行い、午後からは意見交換と質疑応答が行われると言う、この手の会議ではありふれたパターンだったのだ。そのなかで社会主義とは、資本主義下での労働者の悲惨な状態に対して「労働者が人らしく生きられるようにしよう」ということから始まったということだったのだが、現在では社会主義は「全ての人が人らしく生きられるようにしよう」とした方が正しいとの意見が、主流になってしまっているそうだ。この「全ての人が人らしく生きるように」を目標に、社会制度や企業をかえていくと言うのが、今日においても社会主義の核心ということなのだろう。 社会主義はこれを社会の制度やしくみを、運営方法をかえるで実現しようとしてしまう傾向が強く、まず個人の考えを変えてとかではなく、生きる条件・環境を良くすることに、その活動の重点をおいているというのだ。「人らしく」とは人にとっての最低限の条件と文化の進展によってかわるものがあるのだが、当然その「人らしく」の中には餓死や虐殺・遺棄などは、絶対に入れることは出来ないことは常識だろう。そこで労働者の団結や団体交渉などによって、力を資本家と近づけて生活を引き上げてきたのだ。また、社会保障を作らせ国民全体の生活を改善してきましたのだ。(この方法も一概には間違いだとは言えないそうなのだが・・・)北欧を中心に「社会民主主義」と言われる方法がこれだそうだ。 しかし、資本主義の原理は各人の所有と自由であり、その上での神の見えざる手による格差も均衡なのだそうで、競争による均衡の結果は、弱者である多くの人々の飢え死をさせることもありうると言われているそうだ。当然競争を行えば格差が出ることを否定できないだろう。すなわち、資本主義の原理からは「全ての人が人らしく生きられる」ことを導きだして保障することが不可能なのだ。その戦う労働組合が作ったパンフレットに、貧困問題を解決しようとしている団体の代表者が、政府の手先になったと批判していたが、初めから彼には特別な思想などあまり考えてなくて、貧困対策で何とか出来たらいいと言うのがお題目なのだろう。社会民主主義の思想・理論はマルクス主義に対する批判と訂正として、生まれ成長してきたそうなのだが、私はその思想内容は相当違うと思っているのだ。 社会民主主義の一番の根底は、「全ての人が人らしく」という目標で自由主義と別れます。自由主義の言う一部の人間が自由に資本を作り上げて、市場原理が作用した結果が「全てが人らしく」あることを保障できなにのは当たり前のことなのだ。そのようなことを朝から議論していたので、勉強会が終わってあたりが暗くなると、すっかり疲れてしまっていたのだが、何か自分の身についたことをあるだろうと思って、今日の飛行機で松山へ帰ってきたのだ。
2009年11月04日
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日曜日から2泊3日の予定で久しぶりに東京へ行ってきたのだが、そんなこともあって今日は2日分の日記を書かなくてはならないのだ。今度の東京への目的は労働運動への参加と言うことで、事務所がそんなことにお金を出してくれるわけがないので、半額は組合が補助して後は実費での参加なのだ。(このことは当たり前のこ となのだが...) しかも、私は都合で東京までは飛行機を利用したのだが、多くのメンバーは乗合わせと言うことで、自分たちのワゴンタイプの自家用車を利用して東京まで行ったのだ。出発は土曜日の夜だったそうで、運転を代わりながら飛ばしたそうで、日曜日の集合時間にやっと間に合ったと言うのだ。(本当にご苦労様としか言いようが ないのだが...) 私のほうは朝一番の飛行機で羽田に着くと、モノレールと地下鉄を使って宿泊予定の両国のホテルに、荷物を預けてから集合場所に行くという余裕もあったのだ。途中で日曜日と言ったら「秋の天皇賞」があったので、ウィングによって馬券を久ぶりに買ってみたりもしたのだ。(結果は、ウォッカを頭にして買ったので、当た らなったのだが...) デモ行進が終わって全員がチェックインを終え、多くの仲間と反省会というか交流会を行ったのだが、宿泊場所は両国のホテルということで、ちゃんこ料理屋が懇親会の会場となっていたのだ。それも私でも知っている有名な力士がやっているちゃんこ料理屋で、味の方もさすがに美味かったといっていい味だったのだ。 その「ちゃんこ」とは本来の意味は親と子と言うことらしく、このことから親方と弟子が一緒に食べる力士等の食事を指すそうで、鍋だけがちゃんこと思われがちだがそれは誤りであるそうだ。しかしながら、力士の食事は相撲を行うための体格を身につけるために、鍋料理を食べることが多く、それが広く知れ渡ったのが「ち ゃんこ鍋」ということらしいのだ。 そのちゃんこ料理屋の人に聞いたのだが、相撲部屋ではこの食事であるちゃんこ料理は、ちゃんこ番の力士が「ちゃんこ長」を務め、主に幕下以下の力士が自ら調理を行うそうで、長年ちゃんこ番をしている力士が「ちゃんこ長」を務めるという伝統から、「料理がうまい力士は出世しない」と言われるジンクスも教えてくれた のだ。 ところがよくしたもので、力士が廃業した後にはそこで身に着けた調理法を活かし、ちゃんこ料理屋を開業して主にちゃんこ鍋を提供することが多くいるそうなのだ。私たちが懇親会を行ったちゃんこ料理屋もその中の一つらしく、有名な元関取が名前を貸して営業しているおり、そこから店の名も広く一般的に知れ渡っている と言うわけだそうだ。 とくにちゃんこ番経験が豊かである力士にとっては自分自身で開業はしなくとも、力士引退後の再就職先となる事も珍しくないそうで、そんなことから私たちが宿舎に選んだ両国界隈および相撲開催のある土地が、ちゃんこ料理屋の中心地とも言える場所となっているそうだが、平成になってから広範囲にチェーン展開を行う企 業も見られているそうだ。 ちゃんこ鍋のベースとなる味付けは、昔は醤油と味噌味だけだったそうだが、最近では塩味やキムチ味もあり特定の味付けは存在しないそうなのだ。私たちが利用したちゃんこ料理屋でも、9名でコース料理を頼んでいたのだが、肝心のちゃんこ鍋は基本のしょうゆ味とキムチ味を5人前づつお願いしていたのだ。(私はキムチ 味がよかったのだが...) さすがに力士が食べる料理だけあって、けっこう満腹になってホテルに帰ってきたのだが、日曜日の夜はコンビニで買ったビールで朝まで盛り上がっていたのだ。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年11月03日
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日曜日からそれこそ10年ぶりくらいに東京に言っていたのだが、その東京では日比谷公園で集会を行い30年ぶりくらいのデモに参加してきたのだ。この日比谷公園というのが日本の労働運動におけるデモ行進の発祥の地であり、そのデモ行進が起こったのが、今から110年以上前の明治25年だと言うのだ。(陸軍の靴屋の デモらしいが...) この日本で最初のデモ行進は、帝国議会に約150人の靴工の集団が押し寄せ、衆議院議長との面会を要求して取り囲んだそうで、その理由と言うのが「現在、衆議院では国家予算を審議中だが、政府は、兵卒たちがみずから軍靴の造り方を学ぶための靴工場の建築費も支出金も予算に組み込んでいる。」と言うものだった。 そして靴屋の職工たちは「もしこの政府支出金が衆議院を通過すれば、幾千人の靴工たちが失業することが予測されている」とも言っているのだ。陸軍自体が予算をつけて自分たちで靴を作り始めたら、職を失う危機に瀕すると思った靴工たちの怒りは想像するに難くないのだが、その怒りが日本で最初のデモ行進となって現れ たのだ。 彼ら靴工たちの最初はおとなしく、デモ行進の数日前に主だった議員との面会を求めて、国会に請願書を提出していたそうなのだが、その請願書は議員らにより冷たくあしらわれたそうだ。そのことで靴工たちの絶望はつのり、ついに彼らは勇気を奮い立たせて、我が国では初の組織化されたデモとなる国会に向けての示威行為 におよんだというのだ。 議会内の職務で多忙だった衆議院議長は、議長代理を派遣しデモ隊との交渉に当たらせたそうだが、靴工たちによるデモ行進と言う示威行為の混乱を収拾するため、議長代理の役人は団体交渉を断固として拒否して、デモ隊が解散した後だったら数人の代表者と面会するという条件を出したそうだ。(ここで一応労働運動は成功 しているのだが...) その提案の賛否をめぐっていくらか騒ぎは続いたが、ついには役人の有無を言わせない態度が功を制し、靴工集団は徐々に散り散りになり、靴工のリーダーだった「岩瀬貞三郎」ら代表六名を残して解散したのだった。彼ら靴工の代表者六名は議会内に通され、交渉相手の書記官との面会を許されたそうなのだ。(ここから団交 が始まったのだ...) 靴工のリーダーたち6名は、陳情を持ちかけた議員たちの靴工兵制度への無関心を厳しく非難したそうだ。そのうえでこの陸軍自体が靴を作ると言う予算案が、生産的な結果をもたらさないということを固く信じていたそうで、政府の言い分にまっこうから反論できる理論武装をしていたと言うのだ。(これはすごいことだと言 っていいだろう...) 靴工代表者たちは自分たちの意見を、国会内の他の議員たちに熟知させてくれるよう衆議院議長に要請したそうで、彼ら靴工たちは国会内の会見場から退席する際には、多くの衆議院議員に配ってもらうために、ぎっしりと印刷された書類の詰まった大きな箱を置いて帰ったそうなのだ。(なんとビラの準備までしていたという のだ...) そのとき新聞記事はけっこう好意的で、「デモを行った靴工たちの名誉のためにも、彼らがいかなる暴力行為や違法行為も犯していなかったという事実を書いておかなくてはならない。彼らは質素ではあるがきちんとした服装を着ており、中には羽織袴を着ているものもいたくらいで、完璧に礼儀正しく振舞った」と賞賛されて いるそうだ。 今回の私が参加したデモ行進でもけっこう紳士的だったが、それでも聞くところによると2名の逮捕者を出したそうだ。 wrote: <楽天ブログの日記更新メールです>
2009年11月02日
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私も建設業職員が加盟している労働組合の役員をしているのだが、全国の労働組合の組織率が低迷を続けるなかでも、約3割くらいの組織率を誇っているのだ。もっとも、建設業界は不況で従業員のリストラがものすごく進んでおり、労働組内の組織率はそれほど落ちてはいないのだが、組合員数は減少し続けているのが実情なのだ。ところが首都圏では、逆に組織率が上昇に転じるなど組織化が進んでいるそうなのだ。その組合員数増加の中心になっているのは、パートや派遣労働者などの若者層だというらしいのだが、このところの労働条件の急激な悪化を背景に、労働現場で弱い立場に追い込まれた非正規雇用者の増加が、労働組合活動の活性化の一因になっているそうなのだ。 その中でも20~30代の看護師や介護職員が口を揃えて言うには、「この看護や介護の仕事をずっと続けたいから、労働条件がよくなるように組合運動をして頑張る」と、低賃金重労働で厳しい労働環境に置かれている医療・福祉分野で働く若手を中心に、労働組合員が増加しているそうだ。厚生労働省の統計によると、全国の労働組合員数は約1千万人で、全労働者5千6百万人に占める組合員の比率である推定組織率は、約18%となっており前年から横ばい状況となっているそうなのだ。看護師や介護職員が加盟できる医療業界唯一の産別労働組合である日本医療労働組合連合会では、今年4年ぶりに組合員数が大幅に増加しそうで、これから組合員数が増加知る傾向にあるというのだ。 もっとも労働組合員数全体の増加数のうち、非正規労働者の増加が多くを占め全組合員数に占める割合は約10%まで上昇していると言われているのだ。厚生労働省の役人によると「組合員の増加数と非正規労働者の増加数がほぼ一致しており、非正規労働者の加入増により組織率も上がったとみられる。連合系や全労連系が行っている非正規労働者の組織化も一因ではないか」とコメントしていた。我々が所属している建職労でも首都圏を中心に、非正規労働者の組合が組織されているとのことだった。我々建設業関係の労働条件は、昔から「タコ部屋」との呼び名があるように劣悪だったのだが、看護関係の労働条件をそれに劣らず劣悪だったそうで、看護師の女性には働きながらの結婚の自由も許されておらなかったそうだ。(男性の建設関係と女性の看護関係が、特に酷かったそうだ・・・) 我々の年代では労働運動をすることは、なにか特別な感じを持っている輩が多いのだが、今の若者は労働組合について、「私たちより上の世代は、組合に否定的なイメージを持っているようですが、私たちの世代はこれまでの労働運動の歴史を知らないので、逆に労働組合活動を新鮮に感じる」と話してうるそうなのだ。厚生労働省の労働組合基礎調査によると労働者の労働組合への参加率は、敗戦直後の昭和24年に6割近くまでに達して以降低下傾向が続き、団塊世代の大量退職期を迎えた平成17年から約18%と低迷しているそうだが、今の情勢が続くと「連合」が目標としている組織率2割も、夢ではない勢いだそうなので、私も少し期待が持ててきたところなのだ。
2009年11月01日
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